澁澤龍彦(1928-1987) Part 2

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1吾輩は名無しである
期待が多かったので立てておきました。
テンプレ等よろしく。

前スレurl http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1070718784/
2吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 20:22:12
ついさっき私のプリニウス買ってきた俺が2ゲット
3吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 22:51:55
保守3ゲット!
4チョクセンのひとシブタツ:2006/03/14(火) 22:09:51
没後20年になろうとしているのか.....
それでも彼が文学史に残したものはなんだったんだろうね
オレは二十歳くらいのときに全集本を毎月購入しながら
読んでいったもんだが、彼の初期から中期にかけては
こけおどしの感が強いね 川村二郎も彼の死後すぐに
批判文を書いていたし それでも「愉しみのための文学」
だけを言いつづけ、書きつづけた功績は大きいね
また読み返そうっと
5吾輩は名無しである:2006/03/14(火) 23:36:12
奇とか異に惹かれるのは好奇心があるからだ
作家の閃きとか意匠が時にグロなのは本質に開いた傷のようなものだ
それが愛しくてしょうがないのだ
それを愉しみと言うならまさに文学の本流なのではないのかな?
6吾輩は名無しである:2006/03/16(木) 19:31:18
>>5
へーボンな意見 文学者風の言い回しを
したいのかも知れないが、文章に濁りがあるね
おまいも澁澤ファンならもっと解りやすく書けよ
7吾輩は名無しである:2006/03/16(木) 19:54:48
「私のプリニウス」は渋さんの中の、間違いなくワースト3にはいる愚作。
もう死を前にして気力も体力も使い果たして、やっつけ仕事で仕上げた最低作。
金返せ、と言いたくても本人はいないから、古本屋にうっぱらった。向こうも知ってて
100円にしかならんかったバイ。ファンでも詰まらんものは詰まらん、当人も今頃墓の中で
後悔してると思うっちょ。あ、気分害したら謝るとよ。そういうつもりはなかとですばい。
8吾輩は名無しである:2006/03/16(木) 21:22:47
澁澤ね。昔ハマってたな。
最高傑作は『思考の紋章学』と『うつろ舟』でFA?
目立たない所では『偏愛的作家論』『洞窟の偶像』『魔法のランプ』なんかが良かった。
9吾輩は名無しである:2006/03/16(木) 22:18:51
三島についても、この人は一番いいこと書いてたな、70年代後半までが最高だった。
そのうち偉くなってからは、どうもねえ。まあ、身体が悪かったみたいだし。
ただ、先生の美術関係のネタ元はアンドレ・ブルトンの「魔術的芸術」だって、割と最近知った。
晩年の美術系のエッセイも気の抜けたのが多くて、ちょっと気の毒になっちっゃた。
10吾輩は名無しである:2006/03/18(土) 05:33:05
どれか一冊といわれれば「思考の紋章学」だが、
「神聖受胎」も若き澁澤龍彦の内面が垣間見られて捨てがたい。
上記二冊を併読するのも面白いと思う。
11吾輩は名無しである:2006/03/18(土) 11:10:02
>>10
そういう意味では、「サド復活」も。
作者自身若書きと否定的なように、読んでて気恥ずかしい感じはあるけど。

関係ないが、結局澁澤が一番好きだった作家って、サド、コクトー、石川淳かな?
12吾輩は名無しである:2006/03/18(土) 12:26:57
三島さんも。マンディアルグも。
13吾輩は名無しである:2006/03/18(土) 13:27:45
>>12
三島には人間的には色々と魅かれていたかもしれないけど、
作品の方はそんなに評価してなかったんじゃないかな。
エッセーで取り上げて論じたことほとんどないでしょ?
14吾輩は名無しである:2006/03/18(土) 14:42:49
いや、「三島由紀夫おぼえがき」は一冊の本にもなってる。たしか中公文庫かな。
それに短編がすきであるともどこかで書いてます。対談かもしれない。
ものの形容の仕方が好きで、それだけでも価値があるような言い方をしてた。
さらに、「黒いメルヘン」のあとがきにもあるように、人工的なスタイルこそ自分にとって
一番興味のあるものだとも言ってる。当然ながら、その本の中には三島の作品が選ばれてます。
15吾輩は名無しである:2006/03/19(日) 16:15:10
>>13
知り合う前から三島の作品に惹かれてたから、わざわざ序文を貰いにいったんだよ。
16吾輩は名無しである:2006/03/22(水) 01:01:22
澁澤本の相場いくら位になるのかとググてみたが
妙に高価なのはぼったくりなのでしょうか?
17吾輩は名無しである:2006/03/22(水) 23:29:56
その値段がどれくらいか不明だけど、高いものは「こりゃ、駄目だ」と思うくらい
古本屋も強気です。以前ほどではなくなったとも聞きますが、下げないところは死んでも、
いや、死んだらさげるでしょうね。ただ、長い間、棚を自慢気に飾っていた本がなくなるのは、
必ずしも、客が買って行ったとは限らず、例えば、店の資金繰りに困って、やむなく業者の市
に出して捌いたとか・・と言うケースが圧倒的だそうです。実際、30年ほど前は桃源社の
「渋沢集成」などは高価な値段のまま、ぐるぐると古本屋の棚を廻り続けていただけという事実も、
知人の本屋から、よく耳にしたことがあります。
今は、文庫でも手軽に読めるし、全集も出ちゃいましたからねえ。
ただし、手帳シリーズなど古いものは装丁なども含めて、独特の雰囲気が間違いなく文庫に比べて
「シブザワ・ワールド」の雰囲気を伝えてきます。コレばっかりは、その当時のものでなくては味わえない
ものでしょう。「血と薔薇」がまったく同じ形で再刊されたのも、当然のことと思われます。
ただし、古本に関しては、ネットの価格は参考にはなりますが、地道に歩くと、遥かに安い値段にぶつかる
ことも、「脊どり隊」などが跋扈するこの21世紀になっても、まだありますが・・・
18吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 02:17:58
>>16
装丁がいい本は今でも高いね。でも、90年代初頭の澁澤ブームの頃と比べると安くなってきた。
あのころは単行本1冊8000円といった感じだったからね。
今でも高いのは初期の集成のセットや文庫化されていない単行本、福武文庫から出ていたが、
いまでは手に入らなくなった文庫本といったあたりかな。
あと、澁澤を特集した「太陽」も高い、というか「太陽」は他の号も結構高かったりするか。
19吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 02:33:19
>>16
ぼったくりという表現は違うと思うけど、確かに高いね
書名は忘れたが、初版本で一冊120000円也ってのもあったよ
澁澤は美本作りに執着していたのである程度は已む無しかな、と
個人的には高すぎる古本は買わないことにしている
店主に足元を見られる感じも癪に障るし、目的は読むことにあるので
文庫や図書館で十分かな、と それに復刻もありうるし
ま、コレクターならどうぞ、ってとこかな
20吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 09:29:57
コレは個人的な感想です。
「シブサワ」サンの本が文庫になったときは、手軽に読めるようになって
うれしかった反面、違和感と言うか、寂しさを感じたことも確かでした。
「異端の文学」の紹介に努め、自らも「異端」であり続けようとした以上、
最後まで、世の流れとは無縁の、超然とした存在であって欲しかった。
文庫で読んだ本でも、かつての装丁本の形で読み直したいと思う数少ない作家
の一人ですから、どこかが復刻してくれれば・・・ま、この時代、まず無理でしょうが。
21吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 11:18:26
>>20
全集で我慢しとけ
22吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 17:02:11
すでにほとんど、集成や単行本の形で持ってるから、いらないよ。
全集の装丁は今となっては、食指をそそられないしね。
それに晩年の作品は体調の悪化とともに、読むのが辛いものも多いし、
特に「プリニウス」はもう・・・・
23吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 21:18:06
さっきニュースに出てたよね?
http://kjm.kir.jp/pc/?p=20603.jpg
24吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 21:34:34
そっか、人間、周りからあんまり持ち上げられすぎると、逆に人相が
悪くなるみたいだね。特に、晩年には。
25吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 01:17:11
16です
親切なレスありがとうございます
26吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 01:25:10
バトルになる前でよかったよ。
27吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 09:57:28
澁澤って身長何センチぐらいだったんだろう

三島や中井と立ち話している写真を見ると澁澤が一番小さいね
28吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 10:01:28
162か3位?
実際に遭ったことある人いないかしらん。
29吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 10:04:33
三島の身長が163だからね

そこから推すと澁澤は160前後かな
30吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 11:58:14
三島さん、好きだけど、ひょっとしたら、凄い見栄ッパリだったから、
シークレット・ブーツを人より早く手に入れて履いてた可能性は否定
できないな。
31吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 13:15:15
昔「夢の宇宙誌」の初版持ってたが、もう澁澤は卒業しようと思って
人にあげちまった。
意外とチープな装幀だったけどな。
主要な著作はほとんど読んだと思うけど、「貝殻と頭蓋骨」だけは未読。
知ってる人いたら、内容教えて下さい。
32吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 14:20:43
>>31
貝柄と頭蓋骨について書いてるよ
33吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 15:48:39
「夢〜」はそう、装丁は大したことなかった。
でも、手帖シリーズはいいと思うけども。
34吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 18:43:09
かれこれ、20年前にもなりますが
『異端の肖像』『黄金時代』桃源社版を
古本屋で買った記憶がありますが、
お小遣いで買えるくらいの価格だったと思います、最近ネットで調べるといい値段がついてるので驚いてしまいました、これはボッタ、、もとい古書店の思い入れの入った値段設定ということなのですね、澁澤本は装丁も
凝っているのでそういうことで納得します。
あと、フローラ肖遥(字が違うかも知れん)
はきれいですよね。
35吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 19:03:14
確かに5000円を超えるものはちょっと、と思いますが、昭和40年代
から50年代前半とは、物価が違いますからねえ、
同じ装丁で今出すとなれば、黙ってても3000円から4000円はするのでは?
36吾輩は名無しである:2006/03/31(金) 23:00:23
自筆原稿40万円也

ttp://www.books-kelun.com/sibu.htm

でも本当に自筆かね? 清書は奥さんがやることが多かったはずだけど。
37吾輩は名無しである:2006/03/31(金) 23:27:30
>>36
署名の部分は本物っぽいね。「彦」の字とか。
38吾輩は名無しである:2006/03/32(土) 01:11:28
これは間違いなく自筆だけど、>>36とは「彦」の字の崩し方がちょっと違う

ttp://www.simon-yotsuya.net/peuple/pyg_3.htm
39吾輩は名無しである:2006/04/02(日) 01:56:14
全集にファミ通に連載していた「ゲーム脳」が載ってないのは諸般の事情ですかw
40吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 05:20:27
「ゲーム脳」についてなんか書いてたのか・・知らなかった
41吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 07:13:45
指・鍛練道場
 ゲームプレイヤー/ライター集団「ゲームフリーク」による攻略ページ。元々学生達によるビデオゲームの
サークルが前身であるゲームフリークらしく、ファミコンソフトよりもビデオゲームの攻略がメインになっている。
 ライターはタジリプロと澁澤龍彦(同名の文学者とはもちろん別人)、イラストレーターは杉森建。

http://bring.under.jp/famitu/entry/001865.html
42吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 16:40:23
ネタだったのか。
「ゲーム脳」という言葉こそ使っていなかったにせよ、
ファミ通も龍やん存命中からあったような気がしたから、
例のインチキ「ゲーム脳」理論と似たような話の軽いエッセーでも
書いたことがあったのかと思ったよ。
何にせよ、そいつは同名であっても「偽作」のようなものでもないし、
資料的にも全集に収める価値なんて全くないだろね。
43吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 22:54:05
>>41
それ知ってます、朝日新聞から取材電話が来て問題になったらしい。
44吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 15:49:32
ドラコニア綺譚集って文庫では復活しないのかな
45吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 15:55:58
河出文庫のは、ずっと品切れ(事実上の絶版)になってるの?
河出は思わぬときに増刷(ひっそりと復刊)するから
リスト作って定期的にチェックして待つようにしてる。
46吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 21:13:05
次の文庫化は「マルジナリア」かなあ。
47吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 21:48:27
もうあんまりおいしいとこ、残ってないな。
古本屋で何処行っても見かけるやん。
出しすぎ?それとも、もう買う人買っちゃって、あんまり売れないんじゃないの。
48吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 22:35:33
「マルジナリア」は福武文庫からもう随分前に出たじゃん。
割りかしお気に入り。
49吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 14:37:29
確かに河出文庫って予期せぬ時期に復刊するよね
美徳の不幸とか食人国旅行記もいつの間にか書店で見かけるようになったし
50吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 22:17:24
噂をすれば

>5月9日刊
>澁澤龍彦 『太陽王と月の王』
>夢の世界に生きた
>19世紀バヴァリアの狂王の生涯を紹介する表題作から、
>人形、昆虫、古本、機関車など、著者のイマジネーションは
>古今東西縦横無尽に展開していく。
>思考の源泉が垣間見えるエッセイ集。
>(河出文庫 予価767円)

>5月9日刊
>澁澤龍彦 『妖人奇人館』
>占星術師、錬金術師、魔術師、詐欺師、殺し屋……謎めいた仮面を被り、
>数々の奇行とスキャンダラスな行為で世の中を煙に巻いた
>歴史上の人物たちの驚くべき生涯。
>新装再刊。
>(河出文庫 予価630円)
51吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 23:33:24
新刊復刊情報乙。
『太陽王と月の王』は未読なので楽しみだな。

澁澤が編集に係わっていたかは忘れたけれど、
同じ河出書房新社から5月以降、
彼の愛したシュールレアリスムの美術家たちを紹介するシリーズ
「骰子の第七の面」(正確なタイトルは忘れた)が復刊されるらしい。
各4,000円弱だと思った。
個人的には、ゾンネンシュターンに胸を躍らせている。
52吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 11:41:48
ほほう。たまにはいい情報が得られるな。
53吾輩は名無しである:2006/04/16(日) 13:21:40
澁澤龍彦の解析結果
澁澤龍彦の65%は見栄で出来ています
澁澤龍彦の23%はカテキンで出来ています
澁澤龍彦の7%は気の迷いで出来ています
澁澤龍彦の5%はマイナスイオンで出来ています

・・・当たらずとも遠からず、のような気がしないこともない
54吾輩は名無しである:2006/04/16(日) 13:32:44
あたまわるー
55吾輩は名無しである:2006/04/16(日) 15:30:35
違うよ。>>53.
と言うより、ツマラナイぜ。
53の95パーセントは暇で出来ています。
53の5パーセントはセンスの悪さで出来てます。
56吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 22:50:26
(2006年5月31日刊行予定)

サラーヌ・アレクサンドリアン. 『ハンス・ベルメール: 骰子の7の目: シュルレアリスムと画家叢書』 澁澤龍彦(訳). 河出書房新社. 2006年.
- ISBN: 4309715621
- http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309715621/
57吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 12:57:46
>>56
本屋行って見てみる。こういうのって、どれくらい刷ってんだろう。
ま、今すぐ絶版にはならんだろけど。要チェックか。
58吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 07:20:14
澁澤を晩年、誤診した病院ってここじゃなかったっけ?

芋川耳鼻咽喉科クリニックでポリープと診断されて通院していたが、ちっとも良くならない。

そこで慈恵医大病院に行ったら悪性の喉頭癌と判明し、即日入院という流れだったと記憶する。

芋川クリニックは龍子さんたちに謝罪すべきだ。

ttp://www.imokawa.com/
59吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 14:48:28
てめえの喉の症状のやばさも調べられなかったのかよぉ

とんだ博覧強記だなw
60吾輩は名無しである:2006/05/20(土) 20:12:31
>>59 医者じゃないから分からなかったのだろう。喉の痛みは感じていた。
澁澤の父も60前に死んでいるから、家系的な要素もあるかもしれない。
テレビも見ずにフランス文学者をしていたので、膨大な仕事を短時間で残せたそうだ。
澁澤が死んでから20年近い時間が経っているのに、まだ文庫の新刊が出る。
パイプや葉巻の愛好家はガンになりやすい。
61吾輩は名無しである:2006/05/20(土) 23:10:05
>>60
パイプを吸っている人がなりやすいのは舌ガンじゃなかったかな。
シガレットの愛好者は肺ガンになりやすいのは有名だけど。
62吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 14:05:16
吸い方についてお聞きします。シガレットとは紙巻煙草。シガーは葉巻。
パイプは刻み煙草ですが、葉巻は肺には入れずに味わいますが、パイプは肺に入れますか?
63吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 22:44:33
たばこ板に逝けこの糞野郎
64吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 23:14:30
読んでて涙がでるね、ここ。
65吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 23:26:20
 程度が低くて申し訳ないね 情けないね
66吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 23:44:34
>>62
けだしパイプは肺に入らないと思うのだが、どうだろう。
67吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 00:11:24
68AmiLaLa ◆V0C09R5Pg. :2006/05/22(月) 02:53:07
これって、1994年にNHK教育『日曜美術館』で放映されたやつだよね。
うちの親が持ってて、観せてもらったことあるよ。
YouTubeにコメントつけてるひといるけど、やはりこの高い声は意想外だね。
69吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 03:57:54
妖人奇人館と太陽王と月の王は
表紙のデザインが統一されている

来月出る夢の宇宙誌も同じデザインだったら
これから澁澤シリーズが続くと考えていいのか?
70吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 11:20:26
河出書房新社は既に「夢の宇宙誌」も文庫で出していたのです。
カバーは全て菊池信義。福武文庫もそうでした。
澁澤龍彦生前のカバーは菊池信義。単行本は澁澤さん本人の場合もあった。
71吾輩は名無しである:2006/05/25(木) 19:20:10
最近のカバーは派手ですね。菊池信義氏だったとは知りませんでした。
全集のカバーも菊池さんです。全集は赤いクロスカバーで、翻訳全集は銀色のクロスです。
72吾輩は名無しである:2006/06/03(土) 11:35:50
>>36皆自筆です。澁澤さんは若い頃、岩波書店で校正の仕事をしていたから、
自ら校正したものであることは、画面を見る限り濃厚です。尚、龍彦の彦の字は、
独特なものであり、これは本人しか入れなかったものです。
73吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 20:34:57
皆さん。澁澤龍彦の存在をどこで知りましたか?私は「三島由紀夫おぼえがき」からです。
三島由紀夫を読んでいたら自然に行き着いたのですが。
74吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 21:14:59
>>73
自分も同じ。
三島経由で澁澤を知った、「三島由紀夫おぼえがき」から入ったのも一緒だ。
75吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 13:01:10
先輩の紹介で澁澤の本を知りました。
その人、他には稲垣足穂とか呉智英などが好きだったみたいです。
76吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 15:00:07
75
それは良い先輩をお持ちですね。
私はバタイユを読んでサドを知り、サドを読んで澁澤を知ったクチです。
ちなみに澁澤を読んで、三島を知った。
77吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 02:21:21
私は内藤景代さんというヨガ指導家の『瞑想』という本を読んでいたら、
そこの参照文献一覧に『夢の宇宙誌』の名前があったのがきっかけです。
読んでみようと思って本屋に注文したけど手に入らなくて、
勝手に内容を妄想してたら河出書房新社から文庫で出て、
それって勢い勇んで買って読んだら全然想像してたのと違った
78吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 07:57:44
武満徹と一緒の写真があったけど、なんかありましたっけ?
一度会っただけかな?

関係ないけど、三島や澁澤周辺はニーチェの影響がすごいわりに、
音楽に関することほとんど発言してないね。ニーチェのかなりの
部分が音楽なのに。
79吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 10:38:48
そうだね。楽器についてはときどき書いてるけど、音楽談義というほどじゃないし。
『記憶の遠近法』でアコーディオンを語るに際してさえ、お得意のコクトーを
引き合いに出すという始末。まあこういうところが、いかにも彼らしくて素敵だと
わたしは思うけどね。

松山俊太郎が彼の歌唱について書いていて、「分量にして七、八割を小学唱歌と軍歌が
占め」、それは「音楽に対する教養と嗜好の未発達と関連する」(「軍歌」)と
手厳しく診断を下している。
なるほど『マルジナリア』には、軍歌だとか国民歌謡だとかヒットラー・ユーゲント
歓迎の歌だとかの話が、彼の並外れた記憶力との関連で得意気に語られた一文もある。
音楽というものでさえ、彼にとっては観念上のものでしかなかったのかもね。

彼のニーチェは『曙光』や『ゲイ・サイエンス』の箴言からの引用が多くなかったか。
関連でいうと、ワーグナーについてはときどき書いてたよね。まあ音楽の話じゃ
なかったとは思うけれど。
80吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 10:43:44
三島の由紀夫ちゃんは音楽はまるでダメ。音楽と運動神経はどこかで共通する
ものがあると言われてるが、由紀夫ちゃんの運動音痴は谷崎級だった。
シブさんもか。
81吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 10:57:52
どこかで幼少時には「病気の問屋さん」と綽名されてたとか書いてたな。
『滞欧日記』でカゼひいてルル飲んでたのを思い出したよ。
まあ運動の得意不得意とは病気とは関係ないけれど、見るからに苦手そうじゃないか。
どう見ても運動音痴っぽいよ。
こう書くと彼に、それは「運動痴」だ、と正されそうだけどな。

スポーツについて触れたエッセーって、何かあったっけ。
82吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 14:27:06
>>81
相撲について書いたエッセーがあったよね。
「狐のだんぶくろ」だったかな。
83吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 16:34:52
私は乙一の小咄みたいなので知った。
84吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 16:41:09
乙一w
85吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 17:28:57
乙一なんかと一緒にされちゃあ龍も泣くよなぁ。
86吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 17:48:03
種村季弘スレも姉妹編として立てて〜
87吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 18:12:03
俺はどっちかっつーと、種村のほうが好きだな。
でもこの手の作家(?)の本はあまり購入はしないなぁ。
なんでだろ?
88吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 20:00:47
種村さんはドイツ語の先生を國學院大學でしていたんですね。教授でした。
難しい感じの、マイナーな作家としてとらえていましたが。
NHKの日曜美術館で特集されたことがあります。勿論、ビデオで録画しました。
澁澤さんと同様、博覧強記でしたね。
89吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 21:14:49
佐藤亜紀が幻想文学について、澁澤さんの初期作品集で言ってたけど?どう思う。あの作家の文章は嫌いだが。
90吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 23:15:49
>>86種村さんと両方のスレにすると良いよ。まだ、百にもなっていないんだから。
佐藤亜紀は読んだことが無い。澁澤さんの初期作品は完成度が高いですよ。
91吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 14:49:45
懐かしの血と薔薇の時代ですね…
92吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 14:53:02
なんか澁澤さんの本っていたるところでみかける。
東京だろうが地方だろうが、新刊書店だろうが古書店だろうが。
ほんといろんなとこに置いてあるなぁ。
そんなに人気あるの?
93吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 15:08:23
文学と絵画の共感覚にすぐれていた人で、それが澁澤の批評の面白いとこだった
と思う。なにかと視覚と文字表現のアナロジーが多かったし。
絵画チンプンカンプン、文字読むのもメンドクサイ音楽至上主義の俺は、彼が
音楽に造詣が深ければなお良かった。
94吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 20:26:47
>>93
そんな貴方には塚本邦雄ですよw
25年以上前に澁澤、種村、塚本の三人は読んでて当然みたいな怪奇幻想文学サークルに居ました。
95吾輩は名無しである:2006/06/11(日) 12:14:36
塚本の本も古本屋でよくみかけるな。
それも毛筆書名とか献呈書名ものとかがよく出回ってる。
96吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 12:53:23
サドの退屈な小説のなにが面白いか素人に簡単に教えてくれ。
97吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 14:38:57
美徳も悪徳も同じってことだ
98吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 15:28:19
96です。基地外的な性癖に生まれてきた自分自身を慰めるためのものといことか?
だけどそれが、なぜ芸術として評価されるのか教えてくれ??
99吾輩は名無しである:2006/06/19(月) 00:32:22
芸術とは何ぞや、つうのもあるが、本質を表わしたものとすれば
悪徳の限りをつくす行状を喜んで書き尽くす悪魔の如きサド、読む読者
美徳の踏みにじられる様を、なす術もなく見守る天使、それを舌なめずり
するように眺めるサド、読者
美徳が悪徳に勝っているのだ、神がいるとしたら悪徳の元だ。
このようなものを真理、本質と言うのではないのか?
100吾輩は名無しである:2006/06/19(月) 00:33:58
ちがうちがう、悪徳が美徳に勝っているのだな、すまん
101吾輩は名無しである:2006/06/19(月) 00:34:34
と、百を取る。
102吾輩は名無しである:2006/06/19(月) 09:37:05
つーか、澁澤との関連で語るのでないんだったなら、
サドスレに書いたほうがいいんでない?
103吾輩は名無しである:2006/06/19(月) 23:07:37
澁澤スレでサド自体を語れないってどういうこと
104吾輩は名無しである:2006/06/19(月) 23:30:31
サドを読んでないのだろう。
105吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 00:00:35
サドスレ逝けこの豚野郎
106吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 13:14:09
::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄`       \::::::::::::::::ヽ::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::', ヽ',
:::::::::::::::::::::::::::::::::|          ヽ;::::::::::::::::';:::ト;::::::::::::::::::::::::::::::::::l. リ
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::::::::::::::;::::::::::::::Yヽヽ ̄,.ニニミー''ノ  /j::::ノヘ_,ノ:::::} l://::::::/:::::/ i:|
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::::::::;::::::::::::;:::::::::::',彡 {ノ:::::::}  ,,,,,,,,,,,/',       /:; イ:::/ヽ
ヽ;:::::ゝ;:::::::::ヽ::::::::',"` ゞ‐'''"´;;;;;;;;''''''''' 丶     '"´ l;::':::::::::ヽ
  ';::{ トlヽ:::::::::ゝ、:::ヽ   '''''      ,;;;;|          l::::::::::::::;::',
.  ';ヾl::::::::::::::::ヽ`ヾヽ、     /⌒''ー―- 、_    l:::::::::::::::',ヾ;、
    ';:::::::::::::::::::::::\ ``   ,r''´  __    _,.- ヽ、 /::::::::::::;:::::l `ヽ、
    !:::::::::::::::::::::::::;';::、   /  ∠__,ニ''"´     ∨:::::::::::/ヽ::!
    l::::::::::::::::::::::::::ヽ`゙ヾr'  /    __,.    ヽ ヽ::::::::ヽ .リ
    }::::::::::::::::::::::::::::::iヽ _ヲ´  _,.-‐ニ ‐'′       ヽ;:::::::`ヽ、_
    /イ:::::::::::::::::、:::::::::',`(__,ィク'"´ __r'         ヽ::::ヾ"´ ̄    __,. -‐
    {::::::;イ;:::::::::ヽ:::::::', r‐''´_,.-<´-ァ'′          \::ゝ、_,. -‐''"´
.    ';::/ l::ト;::::::|`ヽ、ヽ ̄  _, -'´              ヾ´,-、ヽ
澁澤龍彦、そろそろ時代遅れになってきているわ・・・・・
107吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 20:27:39
悲しい事言うなよ
108吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 21:13:56
いま、澁澤や種村のような人っている?
荒俣とか言うのは禁止の方向で。
109吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 21:18:57
澁澤と種村はちがうよ、澁澤はやっぱり特別だ。
110吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 21:24:11
>>109
詳しく
111吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 23:38:59
日本代表と韓国代表みたいなもん
112吾輩は名無しである:2006/06/21(水) 10:59:27
>>88
> NHKの日曜美術館で特集されたことがあります。勿論、ビデオで録画しました。

うpお願い。
113吾輩は名無しである:2006/06/21(水) 21:09:40
>>112仕方が分からないから無理。youtubuも出てこなかった。
種村さんが生きていた頃の映像で、本人が東京をブラブラする番組でした。
114112:2006/06/23(金) 16:14:35
>>113
ありがと。そーかー、観たかったなー。
115吾輩は名無しである:2006/06/27(火) 10:52:36
「太陽王と月の王」の文庫を買ってみた記念age

ところで国書刊行会の

『澁澤龍彦 書物の宇宙誌』
澁澤龍彦が遺した全蔵書を徹底調査、ファン垂涎の驚愕の蔵書目録。
カラーを含めた図版も多数収録した書物のミクロコスモス。
ドラコニア王国の心臓部がここに。6月刊予定。予価9000円。

は、ちゃんと発売されそうですか?
116吾輩は名無しである:2006/06/27(火) 17:21:53
既に美術出版社が出した、「澁澤龍彦 夢の博物館」を持っているので期待しない。
ファン垂涎の驚愕の蔵書目録、という点に惹かれるんだろうが。
それよりも巌谷國士編集の確か澁澤龍彦美術全集だったかな、あれを見たい気がする。
十年以上昔の出版だったから無理だろうけれど。
117吾輩は名無しである:2006/06/28(水) 01:10:38
>>115
ヒント:「フリアとシナリオライター」
118吾輩は名無しである:2006/06/28(水) 09:39:59
>>117
刊行予定から15年ですか…
119吾輩は名無しである:2006/06/30(金) 22:02:23
国書刊行会じゃ生きているうちに出たら御の字
120吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 15:26:16
沖積舎の「解剖学者ドン・ベサリウス」、ブックオフで105円で発見記念カキコ
121吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 04:19:12
むかしブクオフで滞欧日記に100円だか200円だかの値札シールを勝手に貼り付けて
購入
122吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 07:25:29
>>121
まぁ万引きするよりはマシか...
123吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 15:11:37
>>122
ホントにそう思う?
店に損害を与えてる時点で万引きと変わらん。
「万引きよりマシ」という言い訳を用意して自分勝手に半分無罪扱い、最低野郎だと思うが。
124吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 17:18:10
>>122 は暗に万引きと同じだと言ってるんじゃないの?
125吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 18:07:29
澁澤は昔左翼学生が金せびりにきた時、
「他人にたかるくらいだったら泥棒してでも金を稼げ」とかいって
追い返したんじゃなかったっけ?
だからシブサワ的には万引きも有りじゃねーの?
126吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 02:16:09
どうでもいいじゃん
金玉潰しちゃおうぜ
127吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 15:15:38
夫はマグロ船に乗ってしまった。寂しい・・・
私のアワビ干上がっちゃうよ。
釣れた釣れたよ大漁だ。若い男を1本釣り。
漁師の義母はマグロじゃないよ!
128吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 16:16:59
>127
(´ρ`)カコイイお umai
129吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 23:13:12


 ゙lliii,,,,,,,,,,,,,      llliiiii,,     lllii,,,,、   lll,,
  .,,ill!!!!゙゙゙゙゙       .'lllll°  .lllii,, ゙!llll    'lllllii
  .”  : : :           lllll     ゙゙lllll      .,illl!
lii _,,iiilllll゙゙゙!!liii,,      !lll|   .'llii .     .,illll
lllllll!゙°  .'lllll      ゙llll,,,,,iiiiill!!!!!l      ,,ill!゙         :
..゙゙゜     .,lllll    ..,,,iiil!!!゙゙゙″       .,illllilllllllliii,,      ,,ill
       ,lllll゜  ,,iil!l゙°         ,,illll!゙° 'lllll     ,,ill!
      ,,illlll° .lll!°          ,illl!゙`   .llll|   .,,illll
    ..,,,iill!!°  .゙!lii,,_      _、  iilll!゙     .lllll,,,,,,,,iiill!!゙
 _,,,,iiil!!゙゙’      ゚゙゙!!!!!lllllllllll!!!!!!!!  '!!l°     .゙゙゙!!!!゙゙゙
130吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 23:28:43
どうでもいいじゃん
書店潰しちゃおうぜ
131吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 14:29:41
>>129うどん素晴らしい。時間はどのくらいかかりましたか?
132吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 20:48:55
スレッドの立て方はどうやるんですか?
133吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 09:23:12
官能の作家。澁澤龍彦。その生涯は謎に包まれている。死後、暴かれたが。
東大に二浪で入り、浪人中は作家吉行淳之介と雑誌の編集者として働く。
その後の膨大な著作は河出書房新社の全集にまとめられている。
134吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 15:54:37
?
135吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 16:34:14
??
136吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 19:40:01
???
137吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 19:48:03
138吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 20:58:29
139吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 21:27:03
澁澤初心者ですが、「唐草物語」「ドラコニア奇譚集」「裸婦の中の裸婦」などが面白かったです。
みなさんはどんなのが好きですか?
140吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 21:41:28
私は評論よりも小説の方が理解できます。「高丘親王航海記」は傑作だと思う。
「夢の宇宙誌」なんか読む気なくす。「胡桃の中の世界」は好きな評論です。
141吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 02:27:13
なんか最近このスレ言論統制が酷いな
142吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 11:01:56
命日。
作品は好きだけどコイツを持ち上げるヤツラは大嫌い、もうクセエクセエ。
143吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 22:56:29
あげとく
144吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 23:18:59
季刊幻想文学もバカの一つ覚えみたいにシブタツ特集やってて飽きられた
145吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 23:26:44
大学図書館の澁澤龍彦全集、何か俺しか借りてないorz
読みやすいと思うんだ文体が…内容はあれだが
146吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 00:01:21
澁澤読者は借りない派だからな

借りるくらいだったら盗
147吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 01:07:07
こいつカツラっぽくね?
148吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 04:09:12
澁澤がカツラだったのは有名な話ですよ
149吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 07:47:58
まじ!?
150吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 13:11:31
ズラ澤
151吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 13:17:02
doui.
著作内容に関しては何も書けない程度の低いヤシが一匹板に粘着している。
必死でスレに混ぜてもらおうと画策する時に
顔とかハゲとか体躯とか
くだらないミーハー糞レスを書き込む。どのスレでも同じ手口… w


152吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 13:17:46
「澁澤龍彦氏の『サド侯爵の生涯』を面白く読んで、私がもっとも作家的興味をそそられた
のは、サド公爵夫人があれほど貞節を貫き、獄中の良人に終始一貫尽くしていながら、
なぜサドが、老年に及んではじめて自由の身になると、とたんに別れてしまうのか、
という謎であった。この芝居はこの謎から出発し、その謎の論理的解明を試みた
ものである。
そこには人間性のもっとも不可解、かつ、もっとも真実なものが宿っている筈であり、
私はすべてをその視点に置いて、そこからサドを眺めてみたかった。」 三島由紀夫
153吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 13:21:09
三島の戯曲『サド侯爵夫人』が人口に膾炙して
あらためて
澁澤龍彦の仕事もユニークで凄かったんだなと気付かされる。
154吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 20:50:00
澁澤の「サド侯爵の生涯」って、ジルベール・レリーのやつをどれぐらいパクってるの?
まあ、邦訳出てるから自分で調べようと思えばできるけど。
155吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 21:04:52
身長160p以下でズラwww
美青年だったからそりゃ文学にはまるわなwww
156吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 21:19:34
テレビに出るような人はほとんどズラでしょ
157吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 21:32:48
439 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/03(金) 04:45:19
17歳の中原中也から奪った長谷川泰子とか格好付けすぎw
コバヤシヒデオって23歳で童貞喪失だべwww
158吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 21:33:47
たしかに
159吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 23:44:45
同じサド翻訳の植田祐次もいい歳こいて真っ黒けの頭だったな
160吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 00:01:40
こいつ弁護士の湯浅?
161吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 00:08:23
>>160
鋭いっす!
162吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 09:58:21
おぎやはぎでもある
163吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 10:04:56
>>116
惹かれる

>>152
さすがに三島。発想が…
164吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 10:11:45
ちなみにこの人も渋澤さんだ。

  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~ 
165吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 10:15:41
オイチャン、メガネ―●-●―忘れとるで〜
166吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 00:19:38
「高丘親王航海記」は絶対にお薦めです。
167吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 09:01:33
澁澤さんの書斎にいた四谷シモンの人形は、今どこにいる?
168吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 11:48:40
「高丘親王航海記」は面白かったんだけど、
ちょっと凝りすぎてるなという印象を受けた。
169吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 13:02:15
シブさんって呼んでた人いるんかなあ
170吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 16:23:59
>>167
新宿のアダルトビデオ屋でダッチワイフとして売られてるのを見ました……
171吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 17:53:36
オカルト本草学者
172吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 22:39:21
>>167
カイロでダービー弟のコレクションの中に納まっているのを見ました
173吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 12:05:05
>>172
わけわかんねーこと言ってんじゃねー
魂抜いてコインにするぞ!
174吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 19:35:08
俺、全集は翻訳全集も含めて持っているんだけど、あると読まないもんだよ。
でも、ときどき筆者していますね。名文だと思うから。読み易いしね。
175吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 21:54:38
俺も金と置き場所があれば全集買うんだけどなー
176吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 22:22:15
「国文学」持っている人どのくらいいるかな?澁澤さんの特集ですけど。
177吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 01:26:32
澁澤って血液型何型かな?
178吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 01:33:27
どーでもいいだろうが、血液型なんてよ。
それを知って文学者の何がわかるってんだ??
179吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 01:48:45
↑おまえはA型だろ
180吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 02:15:19
↑君はO型だろう
181吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 12:36:06
>>177
しょうがない、お教えしよう。O型。
巌谷國士のエッセイに血液型の話で盛り上がることがあったと書いてあったな。
ちょうど80年代の第2次血液型ブームのころだな。
ちなみに三島由紀夫もO型だった。
182吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 22:26:31
>>181
ありがと〜
三島ってA型じゃなかった?
183吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 22:27:38
澁澤龍彦澁澤龍彦澁澤龍彦澁澤龍彦澁澤龍彦澁澤龍彦澁澤龍彦澁澤龍彦渡澁澤龍彦瀬恒彦
184吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 18:35:09
おととい買ってきた『太陽王と月の王』だが、
「架空対談*サド」がたまらんかった。
澁澤のボヤキは小説でも間々垣間見られるけど、
このボヤキは「愛」なのかなと。
ネタになった本の登場人物や作者への
「愛」を感じるのですよ。
185吾輩は名無しである:2006/08/29(火) 20:29:53
飲めば酒量は無尽蔵だったらしいけどインポにならなかったのかな?
186吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 02:05:15
>>78
澁澤と武満がいっしょに写ってるのは中井英夫の家での薔薇パーティのときの写真。
吉行淳之介や出口裕弘、巌谷國士、建石修志なんかもいたらしい。豪華メンバーだ。
187吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 02:42:22
豪華メンバーという名のいつもの面子
188吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 06:38:59
タモさん・・・!
189吾輩は名無しである:2006/09/06(水) 20:01:29
インポにならなかった。その前に癌になったわけで。天才ゆえの悲劇性も孕んでいるわけですね。はい。
190吾輩は名無しである:2006/09/06(水) 21:20:33
澁澤さんは人柄が良かったから、個人全集も出たわけで、その上、三島由紀夫とも親しくて良かったね。
文章も軽妙洒脱だしね。これから先も読まれ続けて欲しい作家の一人です。
191吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 07:58:29
お早うございます。本日は雨天であります。ウッホン、澁澤さんの家を訪ねた人はいますか?
浄智寺だそうだけど。田舎なもんだから知らないし。行きたいなあ。合掌。
192吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 16:08:57
定期的に澁澤さん家訪問ネタが書き込まれる件について…

澁澤ファンに墓参り習性がある件について…
193吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 16:23:58
文学好き、作家好きな奴は、もれなく墓参りの習性があるだろ。
194吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 16:40:15
微塵もねえよんなもんw
195吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 16:43:28
>>194
厨房乙
196吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 16:57:21
墓参りってようは観光名所巡りだろw
197吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 19:40:57
そうなんだ。墓参り=死者との接触なんだよ。懐かしい人に会いに行く感じだよ。
澁澤さんが幽霊になって話相手になってくれないかな、ですよ。
198吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 21:17:45
ある作家のファンが命日にXX忌とかつけて、
旧宅に行ったり墓に行ったりするのは普通のことでしょ。
199吾輩は名無しである:2006/09/08(金) 06:10:26
そうだよ。澁澤さんのお墓参りには評論家の川本三郎さんも行っているし、他の友人たちも訪れている。
澁澤さんを追うように種村季弘さんも亡くなられた。時代はどんどん変わっているぞ。
第二の澁澤さんたちよ。良い本を書いてくれ。
200吾輩は名無しである:2006/09/08(金) 23:42:02
良い本を訳す第二の澁澤さんたちならもういくつかいますが
201吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 04:16:15
そうだね。沢山出て欲しいな。君もなってよ。
202吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 05:08:25
澁澤龍彦全集と翻訳全集は勿体無くて触れない。触るとパラフィン紙がカサコソとなるのが心地よい。
私にとって最も大切な全集です。図書館の同じ全集なんて線は引いてあるわ、ボロボロだし、
到底、私の全集には及びませんね。本を傷めずに読むのは苦労するよ。スペアが欲しいな。
高いから買えないけども。ちょっと残念だ。傷めて読むべきか、傷めず保存すべきか、それが問題だ。
203吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 05:32:29
・・・で あんたが死んだ後それはどーなんの?
204吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 06:59:49
だから読みたいんだよ。読んでボロボロになるまでね、読みたい。
何で読めないか、自己分析してみた。1.過去に文庫で読んでいること。2.値段が高かったこと。
3.傷めたくないこと。結果として、老後の楽しみに取っておこう、かね。
205吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 08:11:09
>>195
どっちがw
俺にだって多少はあるけど、フェチズムや偶像崇拝は滑稽だよ。
206吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 08:18:14
だからわざわざこのスレでこんな>>142こと云ってる訳。
敬愛するのと、それに淫するのは違うぞ。俺は馬鹿は好かん。
207吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 11:03:23
なんか変な奴がまぎれこんでるな。
208吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 12:53:43
どのスレであれマンセー野郎は叩くよ、キモイんで。
209吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 14:18:41
>>208
マンセー野郎を叩く…つまり、君が見つけた、君が活躍できる場所のことだね?
210吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 15:01:34
澁澤スレにふさわしい荒れようだねw
はっきり言って澁澤は90年代に入る前に死んでて幸福だった。
それ以降は時代の流れについていけてなかっただろうよ。
211吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 15:05:50
>>209
ウザい奴w 別に良いけどな、
俺は澁澤には何の思い入れも無いんで。
まあアレだ、批評精神の無い馬鹿は死ねよ(笑)
212吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 15:31:48
>>211
君は、2ちゃんねるで君を気持ちよくさせてくれるおもちゃを見つけたんだね?
批評精神と君が呼ぶ、そのおもちゃを…ひにくれた餓鬼というだけの視点を…

時代についてこれなかっただろうというのはどうかな。
書斎のダンディズム的な目利きによる翻訳と、自身の文学における、あの硬質な文体は、より彫琢されていったことであろうと思う。
213吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 02:07:09
今の時代に生きていて

ほぼ日刊シブサワ新聞とかやってパイプORバイブのネット通販してたらヤダ
214吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 02:23:10
澁澤は機械オンチを自称していたからパソコンに手を出さないんじゃないか?
でも90年代中期のアダルトサイト群(日本のサイトでもモザイクなしのところがあった)を
見て、どう思ったかはちょっと知りたい。
サド裁判の被告として、エロティシズム研究家書斎派として、ちょっと探せば
簡単に女性器が見られた点についてどう思ったのか。
まあ、積極的に評価はしなかっただろうと思うが。
エロティシズムのカタログ雑誌化などと言ったかもしれないと想像してみるが、どうだろう。
215吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 03:41:02
女性器とは時代的に古いね。生殖器と呼んで欲しいね。見飽きたぜ。本物は見たこと無いが。
まあ、結婚すれば毎日、見ることになりそうだが。童貞としてはアダルトサイトで飽きる程見ているわけで、
澁澤さんは女の姉妹に囲まれて育ったから、そういうモノとしての性器には拒否反応を起こさなかった。
だから、快楽の権化のようなサドに惹かれていった訳で、その前はコクトーでしょ。
性そのものを肯定していた訳だよね。後の思考はパスするよ。じゃあ。
216吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 04:34:18
80年代の少女ヌードブームに対するコメントはあったりするの?
217吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 04:56:16
ロリコンには関心の無かった人ですよ。だから少女というよりも女性全般に関心があったんでしょう。
セックスなどにも寛容だったし、エロティシズムに関する評論まで書いているし、
友人たちの評価は明るくて朗らかで、博覧強記だったし、そういうのは私が言うのも、
おこがましいけれども、澁澤さんの愛読者としては少女ヌードブームは知らなかったでしょう。
TVのつけ方も知らなかったくらいですよ。自分の関心のある分野以外には口を出さなかった人です。
だからこそ膨大な作品群が残されたというのが近い関係のあった人たちの発言や著作に多いですよ。
218吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 08:01:31
澁澤は時代の変化と共に自分のイメージを変化させていった人だよ。
セルフプロデュースによってキャラを作った人だ。
テレビのつけ方も知らないなどというのもそうで、実際はそんなことないんだが
さりげなくエッセイの中でそんなことを言ってみせて、書斎派の印象を強化させる。
それが80年代の澁澤の戦略だったわけだが、90年代以降も存命だったらどう変化したか、
見たかった気もする。
あからさまな女体の氾濫や性器の露出する現代では身体に対するエロティシズムを感得
するのも苦行に近い状況になってしまったな。
219吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 10:02:50
単なるヌード写真と澁澤的エロティシズムは、棲み分け可能だろ。
つか、多分「普通の」ヌード写真が氾濫すればするほど、渋沢龍彦による意味付けが大きな意味を持ってくると思うな。
そして、行き着く果てには芸術の冠を被せられてしまうかもしれないけどね。

どちらにせよ、普通の性・女とエロティシズムを当時から切り離していたんだから、
「普通の性」の氾濫は、大して影響ないと思うがな。
220吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 15:16:22
YOUTUBEで、初めて澁澤さんの声を聞いた。
221吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 18:10:51
国書刊行会チラシから

澁澤龍彦の書物の宇宙誌

没後二十年、不世出の文学者澁澤龍彦がミクロコスモスとして遺した
蔵書一万五千冊の全データと、多数の書斎写真が織りなす驚異の蔵書目録。
ドラコニア創造の秘密が、ここにある!

目次
・巻頭カラー図版
・蔵書目録 *一階書斎 *二階書庫 *一階書庫 *一階納戸 *二階寝室
・創作ノート影印
・特別対談 松山俊太郎×巖谷國士「澁澤龍彦と書物」
・特別インタビュー 澁澤龍子「澁澤龍彦の本」
・著者別索引

B5版・上製函入・約500頁 予価10,000円 
222吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 07:22:34
勿体無いよ。高過ぎる。
1988年に出版された、没後すぐの本を持っている。
「澁澤龍彦 夢の博物館」だ。値段は4200円だ。帯には、
季刊美術雑誌「みづゑ」`87年冬号特集「追悼 澁澤龍彦」を完全収録
新たに単行本未収録の最新美術評論「イマジナリア+世紀末画廊」54ページを収録
澁澤龍彦邸の時間と空間 撮影 篠山紀信
澁澤龍彦「滞欧日記」より
オマージュ澁澤龍彦・種村季弘 巌谷国士 出口裕弘 等
美術出版社というのがあります。古本で出ていないかな。探してみたら?
オールカラーで良い写真集だし、今では手に入らないかもね。私は雑誌の「国文学」
から集めだしたから、亡くなられた日も知っていたし、「高丘親王航海記」も書店に並んでいるのを
見ているからさ。何でも聞いてみてよ。
223吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 07:37:22
>>222
検索してみたけど、楽勝で手に入りそうです^^
良い情報ありがとう!
224吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 07:51:58
「夢の博物館」には確かに蔵書の写真はあるけど、蔵書目録としては使えないと思う。
澁澤が書いた本ではなく、澁澤が読んだ本に興味があるんだったら、国書の新刊は買いでしょう。
ただ、いつ出るかわからないのがアレだけど。
225吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 20:00:03
国書は何でも高いよ。良い出版者はより良い値段で出版するはず。
蔵書目録なんて何の必要があるのさ。澁澤さんの書いた本が大事で蔵書目録が、
欲しいなら、龍子夫人と接触を取って必要なことを教えてもらうとかすれば。
研究が必要なら教えてくれる可能性が高いよ。あなたが必要なら是非コンタクトを、
取る必要があるのでは?暇つぶしなら>>222の本を見るだけで十分だと思う。
226吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 20:09:19
少女コレクション序説
227吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 23:48:46
何故 図書館からパクルとかいう選択肢が出てこない!?
228吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 23:59:18
>>225
アカポスコンプレックス酷杉w
229吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 06:11:46
アカボスって何さ。分かんないよ。国書の本は一冊も持っていないけど。間に合っていますよ。
変なこと書かないで下さい。
230吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 09:40:37
蔵書目録も欲しい人は欲しいと思うだろうね。
おれでもちょっと見てみたいって思うからな。買わないけどな。
んで、金持ちはそんな気持ちに10,000円払えばいいんじゃね。
中には、澁澤夫人に直接連絡するような世間知らずもいるようだけど、
俺は恥ずかしくて出来んがね。

金も肩書きも無い俺は↓の写真で満足だけどなw
http://www.jimboucho.com/study/00000001/index.htm
231吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 20:17:40
そうだね。前にも見たことがあったけども。膨大な本の数ですね。圧倒されました。
私の想像を絶する本の山、山、山ですね。作家というのは生半可な愛書家ではない、
と思いました。凄いですね。
232吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 00:49:39
量のもんだいじゃないだろ
愛書家的にはフツーな量だし

つか柴犬カワユス蔵書齧ってたらギガワロスw
233吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 05:10:38
うちはされなかったけど、ペットでヤバいのは猫の小便
234吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 04:10:40
澁澤作品の中で最も好きな作品は何ですか?私は「玩物草紙」ですが。
「狐のだんぶくろ」も面白かったし。長編ではサドの「残酷物語」が中々良い。
最も易しい作品は澁澤さん自ら装丁した「ねむり姫」かな。
235吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 04:34:31
易しい?
236吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 07:22:51
うん。読むのが易しい。つまり簡単に読めるということです。
237吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 16:05:58
澁澤の著作で最もやさしい、というかクオリティ低いのは「快楽主義の哲学」だな
澁澤自身も無かった事にしたかったくらいだしw
238吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 22:06:05
>>237
読み易いのとクォリティーが低いのは全然話が別だろ。
239吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 23:51:23
浅田彰が澁澤のことボロクソに言ってた。
240吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 08:24:55
浅田彰=NASAに捕獲された宇宙人
241吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 21:31:48
狐のだんぶくろが一番好き。
これの文字を目でなぞりながら、ベッドでうつらうつらしてると、至福を感じる。
242吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 21:43:12
>>239

浅田彰を反対から読むとダサくなるよ!
らきあださぁ

浅田豹だったらいかったのに。字にてるし。
243吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 21:52:17
浅田は馬鹿だよね
三島と違って澁澤はブームになってないみたいな事言っちゃって
何周忌とかでブームが来るのは、予想できるだろうに
244ヽ(゜Q。)ノ ◆bx6hWDVQmQ :2006/09/20(水) 22:15:15
>>243
>澁澤はブーム

ボ、ボ、ボボ、僕も文庫本で何冊か持ってるけど
一冊も読んだことないんだナ。


245吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 04:41:00
浅田彰の本は難解で有名です。私はリアルタイムで浅田彰の本と接触しましたが、
理解できず買わなかった。今は京大の教授ですかね。実家が産婦人科なんですよね。
クラッシックに詳しくて、漫画も読むし、多趣味なんだよね。何が気に食わないのか
知らないが、浅田彰の文章は名文ですよ。博識だし。私は好きですが。
この間、シノーポリが演奏中に倒れてそのまま死んだ時の追悼の言葉なんて
感動しましたけどね。一体、何でこんなにタタカレなくてはならないんだろう。
理解できない。同時代を生きてきた者として。何でよ。
246吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 06:29:13
>>245
たぶん批判する対象者を扱うその手つきが、対象者のファンたちから嫌悪されるんでしょう。
浅田彰は批判しておかなければならない人物を鼻で笑うような書き方や発言で貶めるでしょう?
少なくともそう思われても仕方ない扱いをするから、ファンからしてみれば嫌な気持ちになる。
他者を批判するにしても言葉づかいひとつで批判者の印象も変わるのにね。
その辺は澁澤の影響も少なからずあるのかなとも思うんだけどw
かつての澁澤と印象が重なるのもまた偶然ではないという気がします。
これは同じくリアルタイムで晩年の澁澤、そして浅田の著作と付き合った者としての意見です。
247吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 08:24:26
そうだよ。二見書房刊「エロティシズム」澁澤龍彦訳。の帯の推薦文。以下。
 バタイユ著作集 浅田彰氏推薦
バタイユは燃え上がる。この彗星は、今夜も
また、ヘーゲルとニーチェの傍をよぎって異
様な輝きを放つ。二人の巨人の間で微妙な振
動をくりかえすその軌跡をたどることから、
現代思想のすべてが始まるだろう。
と、書いてある。こんなビシッと決まった文章は、浅田彰にしか書けません。!!じゃ。
248吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 12:11:56
うん、かっこよく決まってる惹句ですよね。
こんな文章を書けるのは今じゃ浅田彰くらいかもしれない。
浅田彰は頭が滅法切れるうえに知識と教養を十二分に備えた才人ですね。
それらに裏打ちされた言葉は人を惹きつける。
言葉にかけても達者な人で、それは本当にそう思う。
249吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 16:59:16
浅田信者キモス(´,_ゝ`)プッ
250吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 19:03:11
>>249信者じゃないんだよ。文章にキレがあって名文なんだ。君のように全部否定していると
最高の人生を送れないばかりか、いつか不幸な目に遭うよ。気をつけな。
自分の価値観が全てではなく、相対的な価値観が必要なんだよ。
若い内は理解できないだろうが、そのうち分かるよ。浅田彰の名文が。
実は僕は一冊も浅田彰の本を読んではいないのさ。でも、時々新聞や雑誌で読むよ。
社会的に認知されているんだろうがね。澁澤さんだって、文庫のブームがあったからこそ、
現在でも読まれているし、固定した読者がいるんだよ。昔は異端としてしか評価されなかったし。
251吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 19:09:14
>いつか不幸な目に遭うよ。気をつけな

脅迫ワロス。まるで創価学会の折伏のようだ、やっぱり信者だな(´,_ゝ`)プッ
252吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 19:53:47
>>251もうお前さんとはやらないよ。分からない人間に何を言っても無駄だからね。
躁か学会なんて知らないさ。信者?笑わせるな。馬鹿!!!!!!
253吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 19:54:59
論理的に発言できずヒステリックになるのも狂信者の特徴(´,_ゝ`)プッ
254吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 22:06:11
>252
ごめん、浅田をバカって言ったのは私だ
某対談本の発言に対しての、怒り95、愛情5くらいの割合なんだ
255吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 22:07:53
佐藤亜紀スレもそうだが休日とそれに近くなると荒れる・・・
256吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 22:14:32
休みが近くなると客層変わって面白いよね、年配の方も増えるし。
(俺を含め)いかにものちゃねらばかりじゃ、自家中毒だ。
257吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 22:30:48
逝ってよし!
258吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 08:29:40
「お父さんも言ったわ、( ´,_ゝ`)プッ は、やめたがいいなって・・・」
259吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:49:40

( ´,_ゝ`)プッ 藪医者の誤診で死亡w
260吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 01:56:08
父親は警官の誤処置が原因で死亡
261吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 11:59:44
>>259
そのやぶ医者が、いまだに大病院として存続しているのはとてもむかつく
262吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 13:41:43
松山俊太郎か養老孟司のお母さんに診てもらえばよかったのに
263吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 02:33:38
澁澤って文学的にはどうなのか教えてください!

新潮日本文学アルバムとかに入るレベルなんですか?
264吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 02:34:47
釣られないぞw
265吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 04:17:56
文学としてはアレだけど、教養レベルはすごいな。
趣味が合う人はかなりはまるのが澁澤ワールド
266吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 04:26:58
>>263
永遠の傍流かな。
時折ブームが起きるけど一部の暗い目をした少年少女たちが中心なので
大ブームにはならない。
文庫で新刊が出てもたいした部数ではない。
けれどもいつの時代にも澁澤が好きな人たちは必ず一定数いるから、
さらにその次の世代へと引き継がれていく異端文学界の太宰治、それが澁澤。
ある意味では幸せな作家といえるだろう。
267吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 13:20:37
文学としてはアレですか。
小説以外は、エッセイであって評論家ではないですよね?
そして、読者は少年少女となると、
軽く異端的なものに触れる程度の人たちにはいいってことでしょうか?
268吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 15:10:34
ぶっちゃけ仏文学者としては仏語力が著しく劣る
269吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 20:53:46
うわさには多少聞いていましたが・・・。

翻訳はダメと。
270吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 20:57:49
>>263既に新潮社文学アルバムの中に入っています。
271吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 23:01:51
>>268
仏語が出来る上で批判してるんだろうな?
272吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 23:58:23
仏仏辞典持ってなかったらしいからな
誤訳も結構あるらしい
273吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 00:04:42
>>250
横レスだけど、こんな恥ずかしい文章書けるのは確かに
浅田だけかもしれないな。適当かつ無責任。
まさに書き「逃げ」。
274吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 01:11:07
>>270
入っているけど、入れるレベルなのかってことだろ。
275吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 03:50:47
今の澁澤批判は何もならない。論語読みの論語知らず、というか子供何だんな、としか言えない。
初期の澁澤作品を自分の手で書き写すと、その語彙の豊富さ、言い回しの巧みさなどが良く分かる。
ただ、読む→批判というのは誰にでも出来ることです。先ずは自分の手で書き写して見て、
その上で澁澤さんの巧みな言い回しとかが理解できます。そうでなければ、
全集まで集めませんでしたよ。
276吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 04:30:25
写本したり墓参りいったりホント暇な奴らだなw
277吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 05:01:57
>>276そうだね。暇なんだ。暇があるからこそ出来るんだ。
全集は勿論、単行本も唐草物語から集めているし、何より頭の良い人だから、
ひそかに私淑しているというか、澁澤さんの謦咳に接するというか、何だろうね。
読んでいると、気持ちが落ち着くんだな。
278吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 10:44:09
澁澤教信者乙
279吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 11:15:19
ぼくが<澁澤龍彦>の名を知ったのは、1955年(昭和30年)に河出文庫特装版で出たサドの
「恋の駆引」の訳者としてである。

ごく一部で高い評価を得たこの65円の文庫本(今でも持っている)の巻末には「マルキ・ド・サド
について」というすぐれた紹介文がついているが、文体のものものしさがなじめなかった。
たとえば、

<訳者が東大の卒論の題目にサドを選んで諸先生ならびに諸僚友を苦笑せしめたのは、
左様いまから3年ばかり前のことになるが…>

の<左様>という構え方は、なんだか「酢豆腐」の通人のようである。最後に、<1955年薫風の候>
とあるのもキザに思われた。(小林信彦「<超>読書法」所収「同時代史の興味深さ」)
280吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 11:50:36
その小林信彦ってのは何する人か知らないけど、
澁澤龍彦より高い評価を受けている人なの?
281吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 13:27:42
澁澤の小説でまともなの高丘親王航海記以外に文学上評価できるのって何?
初期の作品て何?

文章が巧み、語彙が多い。気持ちが落ち着く。

それだけじゃあ、文学史に残るような人と、どう同じくらいなのかわからないよ。
澁澤ファンは澁澤だけ読んでるわけじゃないでしょ。
282吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 13:51:46
>>279
小林信彦って人をけなす時によく「酢豆腐」を例えに出すね。
>>281
短編「マドンナの真珠」は抜けるよ。
283吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 20:32:35
エロトピア澁澤
ヌいてみたい。
284吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 02:01:11
澁澤の著作からエロいシーン、抜けるシーンを集めたアンソロジーつくったら
面白いかもしれない。
「抜けるドラコニア:自涜の桃源郷」
(1)「高丘親王航海記」の薬子
(2)「高丘親王航海記」のパタリアパタタ姫
(3)「犬狼都市」でダイアモンドの中でレイプされるシーン
(4)「マドンナの真珠」>>281
285吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 03:24:45
「抜けるドラコニア:自涜の桃源郷」
秀ー逸!

ウッス!今から抜いてみますわ!

抜けるドラコニア!
286吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 03:42:56
CC団って何ですか?
287吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 04:05:04
河出の「禁断叢書」とか言ったっけ、著名作家による官能小説シリーズに澁澤も参加する話が進んでいたよね。

癌でそれどころじゃなくなったので実現しなかったが。
288吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 04:17:07
「マドンナの真珠」読んだ。

 抜けないようorz
 
面白かったむしろウケる。

ドン・ジュアンの方が抜ける。
289吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 15:47:14
抜けないヤツはAVの見過ぎで、妄想力が退化しているから。
290吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 00:41:35
じゃ 漏れ多分抜けないわ
291吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 02:26:40
「犬狼都市」でダイアモンドの中でレイプされるシーン

今日はコレで抜いてみますわ!
292吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 03:02:42
抜けない!もっと抜けないよう。orz

そして面白さが全くわからなかった。
この短篇は何がいいんだ?
293吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 13:22:31
見てわからん物は聞いてもわからん。
294吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 13:49:57
たしかに、その通り!

でもこれつまんねー。
295吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 15:21:46
俺は「撲滅の賦」のヒロインをメガネっ子の不思議ちゃんに設定して
抜いたことがあります。
296吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 16:06:29
僕は若い頃のスコッペさんの写真で(ry
297吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 06:48:49
小林信彦はユーモア作家です。最近、「東京少年」を出したばかり。
筒井康隆と仲がよろしいおます。
298吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 08:07:07
ユーモア作家というと語弊がある。「冬の神話」「袋小路の休日」などは純文学だし
「怪物がめざめる夜」「ドリーム・ハウス」などは恐怖小説だし。

また愛煙家の筒井は、嫌煙家の小林とは
喫煙をめぐる見解の相違から最早つきあいがない様子だ。
299吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 07:37:10
>>298「ちはやふる奥の細道」「ぼくたちの好きな戦争」なんかはパロディーだと思うが。
300吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 10:54:24
筒井康隆が解説書いてた「唐獅子株式会社」も
301吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 03:27:24
最も澁澤龍彦に詳しい巌谷國士氏は巌谷小波の孫で、巌谷大四の息子なんだろうか?
詳しい人いますか?
302吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 03:47:56
303吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 06:01:44
>>302凄い家系なんだね。口がポカ〜ン。それじゃ、澁澤龍彦と友人な訳だ。
304吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 17:24:13
うちの家澁澤さんちのそばなんですけど。。。
305吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 17:52:08
>>304
龍子夫人とご近所付きあいでもしてるなら近況でも書いてよ
306吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 02:24:33
307吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 08:55:19
今日の朝日の新刊案内に出ましたね。国書刊行会。一万円近いけど。対談なんて
全集で持っているから必要ないし、目録に何の意味があるのさ。
308吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 16:22:35
持ってた本の目録なんだが…
309吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 08:58:55
「何の意味があるのさ」と思う人にとっては意味がない本だから
君は買わないほうがいいと思う
310吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 10:14:38
きのう新宿ルミネのブック1stに、シュリンクから出したサンプルが
あったので、思いッきり立ち読みしてきたが
311吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 08:56:47
人それぞれだとは思うけど、
買う買わないは別として、澁澤の蔵書に興味の無い人間が澁澤龍彦読むって、なんだか変な感じ。

澁澤龍彦の小説も翻訳(その先駆的意義は別にして)も随筆も、特別高い評価ってわけじゃないよな。
ただ、その文章のうちに澁澤的な匂い(ある種のいかがわしさ)が感じられるから面白いんだと思ってたけど。
文章を透して澁澤龍彦が演じる劇を見るというか・・・。

その劇に興味のある人間ならば彼の蔵書に対しても必然的に興味が沸くと思うんだが、実際べらぼうな価格の本が出来たんだし。

ま、俺は買わないけどねw 高すぎ。
312吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 12:51:31
文庫で澁澤に馴染んだ世代にとっては高すぎるだろうな

もともと俗人や貧乏人に手の届かぬ存在だった澁澤が一時期やたらに文庫化されて俗化していたが
今回の蔵書目録刊行でやっと本来の姿に戻ったという感じだ
313吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 16:43:58
澁澤の面白いところは割りと批評眼があったのと
絵画を見る目がそこそこあった。そして、その博識
といろいろな視覚的なイメージをアナロジカルに
話してたということ。「文章が視覚的」だった。今、
読んでないからもう忘れたがw
オシャレなオタク、ディレッタントということかなあ。
その守備範囲から音楽がすっぽり抜けてるのが
不満だったが。
314吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 17:36:12
澁澤の蔵書に興味が無いだけで、澁澤龍彦には興味はある。
本当は作品に興味がなくっちゃいけない訳なんだ。読者として。
澁澤の小説や翻訳は嫌嫌やっていない所なんだ。そこが素晴らしい。
315吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 18:52:57
澁澤のことを小説家とカテゴライズする事に
ちょっと待った!と言いたくなるのは僕だけでしょうか。
評論家と言ったほうがしっくり来る様な気がするんですけど…
316吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 19:01:14
今日、鎌倉、小町の東勝寺橋に行ってきた。
澁澤の初期の文章はこの空気の中書かれたのだと思うと
非常に感慨深かった。
小町通はカップルで一杯ですた…。
澁澤の文章の空気観がお好きな方は是非一度鎌倉へ!
東京から一時間くらいで着きますよ。
317吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 09:43:14
>>314
澁澤の小説や評論はほとんどが他人の著書の換骨奪胎だから
澁澤の蔵書の内訳を知ることは作品への興味と大いに関係がある

318吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 05:46:53
>>316
次に行く機会があったら北鎌倉から浄智寺もぜひ。
319吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 15:42:43
まだ遺骨残ってんのか?
320吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 16:09:33
>11月下旬刊
>『澁澤龍彦の古寺巡礼』 澁澤龍彦/澁澤龍子
>法華寺十一面観音、東大寺お水取り、浦嶋神社の玉手箱、若冲や宗達の絵、
>吉野の桜、信長の安土城や佐々木道誉の墓……澁澤好みの京都、奈良、琵琶湖周辺、若狭の70カ寺を紹介。
>内藤憲吾編。
>(平凡社コロナ・ブックス 予1680円)

・・・微妙だw
321吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 16:30:47
オレにとって澁澤龍彦の本といえば、河出文庫の装丁のイメージと切り離せない。
文庫で全部そろえている。

三島が新潮文庫のオレンジ色のイメージと切り離せないのと似ている。
ちなみに三島も文庫で全部そろえている。
322吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 22:37:18
といったそばから新しい文庫出てた。『幸福は永遠に女性だけのもの』
323吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 23:32:26
>>322
「ホモ・エロティクス」の改題らしいけど、自己啓発エッセイと間違えて買う人を
狙っているのかと勘ぐってしまった。
324吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 17:53:23
>12月上旬刊
>澁澤龍彦 『快楽図書館』
>鬼才が透視した書物のユートピア。
>連載書評から、推薦文・作家論まで、「本」 をめぐる断章を集成。
>全篇単行本未収録。全集未収録テクストを発掘掲載。
>ミステリ時評 「推理小説月旦」 も。
>(学習研究社 予価2520円)

まだ未収録あったのか。
まあ、あまり期待せずに楽しみにしとくか。
それにしても色んな出版社から出るな>澁澤本
325吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 18:39:31
うちにあった学研の百科事典のサドの項目は澁澤が書いている
326吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 20:22:52
>>324平凡社の百科事典も澁澤だよ。三島も澁澤の翻訳を利用してる。
327吾輩は名無しである:2006/11/10(金) 00:10:29
>>320とか>>324のような文章も、1993年に河出書房新社から出た
全集には全部入っているのですか?
教えて下さ〜い!
328吾輩は名無しである:2006/11/10(金) 01:05:39
少なくとも>>324の『快楽図書館』には
>全集未収録テクストを発掘掲載
って書いてあるじゃーん

平凡社コロナ・ブックスは、まー雑誌の特集の延長みたいなやつだろね
329327:2006/11/10(金) 21:49:12
>>328
ご回答ありがとうございます。
全集、やっぱ、買おうかな。
昔、途中まで定期購読して、金が続かなくて断念して、
途中までを近所の古本屋に売ってしまいました。
社会人になった今なら、買えるぞ!!
330吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 02:02:35
少女コレクション序説w
331吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 11:20:09
>>329全集も翻訳全集も持っているけれども、持っているだけで安心するよ。
殆ど読まないけれども。
332吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 07:45:14
河出文庫で須賀敦子全集が出始めたから
澁澤龍彦の文庫版全集もそのうち出るよ
333吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 09:02:54
河出ならやるだろうね
334吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 17:10:18
ドゥルーズ/ガタリを文庫化しかも新訳で出す河出ならやりかねない。
だが気になるのは全集と翻訳全集の在庫がまだたくさんあること。
335吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 20:28:24
全集や翻訳全集を文庫化するのは不可能です。全集の一巻の平均ページ数が560ページとして、
文庫にする際には二巻とするならば、全四十巻以上になるであろうし、そんなに大部な全集は
書店に抱えきれるものであろうか?いいや、出来ない。
336吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 00:59:38
全集と翻訳全集で一番面白かったのは月報の対談だった
337吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 01:28:35
>>336
澁澤のお母さんへの対談がよかった。
338吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 04:02:23
>>335
560頁の文庫って普通にあるだろ
339吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 05:54:25
>>334
何で在庫を知ってるの?
中の人?
340吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 11:09:43
>>339
中の人じゃないけど、文学全集も揃えているくらいの大規模書店に行くと
澁澤全集と翻訳全集が全巻並んでるんだよ。
341吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 17:34:53
>>340
それが最後の在庫かもしれないじゃないか!
342吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 05:58:42
この間まで大学生協で国書刊行会のセールをしていた。国書刊行会
のマニアックな本たちが並ぶ、一番目立つとこに書物の宇宙誌が置いてあった。
20パーセント引きだったが金がなくて買えなかった。
343吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 14:03:08
【書評】『澁澤龍彦の古寺巡礼』澁澤龍彦、澁澤龍子著

http://www.sankei.co.jp/news/061126/boo009.htm
344吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 08:34:17
矢野建彦って澁澤龍彦の甥?

逗子の海で水死した男の子の兄弟か。
345吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 10:13:06
グラフィック版世界の文学別巻1 『世界幻想名作集』澁澤龍彦編 世界文化社
近頃、河出文庫から出された奴の大判、箱入りの元版が
BOOKOFF高田馬場北店に1000円でおいてたよ。
12/5、昨日見た。

持ってなけりゃ俺が買っても良かったんだけどね。
ちなみに、俺はBOOKOFFの他店で105円也で買った。
346吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 22:55:47
俺は図書館で零円也で(ry
347345:2006/12/13(水) 09:55:43
昨日BOOKOFF高田馬場北店にいったら、件の本売れてたぞ。
買った人、正直に手をあげなさいww
348吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 14:57:33
最近澁澤に興味持ち始めたんだけど、澁澤初心者にオススメする澁澤本あったら教えてくれ
349吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 18:02:22
「玩物草紙」が易しくて読みやすい。「夢の宇宙誌」は傑作。小説なら「高丘親王航海記」。
350吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 19:33:21
>349
どうも。買って読んでみる。
351吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 06:12:04
少女コレクション叙説
352吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 06:48:43
幻想の画廊から
353吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 09:42:22
筒井康隆の息子は澁澤龍彦と森茉莉のファン
354吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 22:02:50
このスレって乱交好きとか丸いものに異常に興奮する人がいるのかと思ったら違うのね。
355吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 10:32:54
>>354
とりあえずパイプ煙草は好き。
356吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 15:03:06
好きなマンガは黒田硫黄って人
357吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 21:09:22
質問させてください。

口の利けるある動物が言った、人間性とは、少なくともわれわれ動物が
陥っていないひとつの先入見である と。  ニーチェ 曙光

と渋沢龍彦氏が引用していますが、(神聖受胎、文庫版 156P)
どの断章なのか番号を知っていらっしゃる方、教えてください。
358吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 17:01:31
曙太郎
359吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 09:38:04
>>357
333

"Menschlichkeit". ? Wir halten die Tiere nicht fur moralische Wesen.
Aber meint ihr denn, dass die Tiere uns fur moralische Wesen halten? ?
Ein Tier, welches reden konnte, sagte: "Menschlichkeit ist ein Vorurteil,
an dem wenigstens wir Tiere nicht leiden".
360吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 16:00:16
ニーチェって過去1000〜2000年の人類とこれから
1000年〜ぐらいの人類の灯台のようなものだな。
あまりにも巨匠すぎる。
361357:2006/12/22(金) 23:12:57
>>359

ありがとうございました。それではよいクリスマスを。
362吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 03:46:25
きのう澁澤龍彦Wiki作ったんで、どなたか協力して下さい!
http://www23.atwiki.jp/sibutatsu/
363吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 17:55:26
>>362
既にあるのに。
364吾輩は名無しである:2007/01/06(土) 17:49:26
三島は渋沢をそんなに好きではなかったらしいな。
365吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 00:43:40
>>364
kwsk
366吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 01:02:22
反対なら聞いたことあるよ。
澁澤は三島の人柄は好きだったが、彼の文学は認めてなかったとか。
367吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 02:09:28
>>364
今西の件か

>>366
少なくとも三島のイデオロギーは毛頭認めていなかっただろうな
368吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 02:13:27
「三島由紀夫おぼえがき」読めよ
369吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 02:17:39
三島全集の書簡篇を読むと今西モデル問題で澁澤がかなり傷ついたらしい様子が伝わってきて面白い
370吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 11:37:46
>364
『憂国』をプロデュースした三島の愛人の堂本正樹が
「三島さんは個人的には澁澤をそんなにすきではなかったふしもある」
といっている。
371吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 12:39:09
澁澤は三島が滑稽視していた「頭でっかちで肉体が貧弱な知識人」そのものだし
372吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 14:59:17
でも三島は「澁澤さんがいなかったらこの世はおもしろくなかった」
みたいなこと言ってなかった?
373吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 15:10:11
澁澤は三島のリップサービスで純粋に喜んでるように見える。
374吾輩は名無しである:2007/01/08(月) 00:47:54
そうだったのか…
三島によく言及していたから、
それなりにウマが合っていたのかと思っていた
375吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 16:13:47
森茉莉に悪口を書かれた澁澤
376吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 18:02:56
女みたいな人だ
377吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 20:02:04
体格は女の子でした
378吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 20:59:13
三島の『サド侯爵夫人』は澁澤の著作の影響を受けて
書き上げられたものではなかったのか?
379吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 22:07:40
三島は種村氏と話したとき、澁澤のことを、エロティックじゃない、と評していたとか。
三島は澁澤をあんまり評価してなかったんじゃないか?という堂本氏の説はこれと関係があるのかもしれない。
堂本・三島両氏はエロエロな人だからね。
380吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 22:11:21
矢川澄子が澁澤と離婚した時、三島は「彼女にしてヒューマニズムと無縁ではいられなかったか」と慨嘆したそうだが
これってどういう意味だろうね。矢川さんも意味がよくわからなかったそうだが。
381吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 22:39:20
たんに澁澤は三島の好みではなかっただけだと思う。
当時の超有名人の三島にしてみれば、単なるアングラなフランス文学者程度
にしか思っていなかったのではないか。
382吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 23:06:29
>>378
澁澤のサド伝を資料に書いた。
383吾輩は名無しである:2007/01/10(水) 00:29:19
自分と同じマッチョドラゴンしか認めない人だったんだよ>三島
384吾輩は名無しである:2007/01/10(水) 00:44:15
三島、澁澤双方ともナルシストの臭いがぷんぷんする。
ナルシストは自分以外なんて認めていないだろう。
385吾輩は名無しである:2007/01/10(水) 09:27:52
>>370
>「三島さんは個人的には澁澤をそんなすきではなかったふしもある」

これはなんというか微妙な言い回しだな。
三島は嫌いな人物にははっきりした態度をとったし、
もし澁澤を嫌っていたのならきっぱり付き合わなかったろうと思う。
三島が晩年になっても正月に澁澤宅を訪れていたり、澁澤の初海外渡航では
空港でこと細かく外国旅行についてのアドバイスを与えるなど有り得ないと思う。
いっぽう澁澤の三島に対する並々ならぬ想いは>>368もあげている
「三島由紀夫おぼえがき」を読めば顕かだし、行間からもひしひしと伝わってくる。

>>379
澁澤がエロティックな人でないという三島の指摘はその通りだと思う。
澁澤自身それは自覚していただろうし、しいて言えば健康的なエロスの人だったと思う。
ただ澁澤は三島との出会いや当時の熱気あるアンダーグラウンドなカルチャーの中で
セルフプロデュースとしてエロティックの人「澁澤龍彦」を演出していたんでしょう。
386吾輩は名無しである:2007/01/10(水) 10:26:24
澁澤の片思いだな。
三島は澁澤の性がノーマルだったことにがっかりしたんだと思う。
澁澤が実践的な性倒錯者あるいは男色家ならもっと違った関係性になったと思う。
もっとも三島の好みはマッチョな体育会系の男だが(森田のような)
387吾輩は名無しである:2007/01/10(水) 18:12:38
別に澁澤は三島と性的な関係になろうとは思ってないと思うけど。
388吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 04:46:03
澁澤の後継者の巌谷氏はどう思っているのでしょう?巌谷先生の意見が一番確かですからね。
389吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 12:54:52
>>388
澁澤について書いたエッセイを読んだ限りでは、巌谷自身は三島を好きではないらしいことがわかる。
なんでも子供の頃、誰だかの葬式で真っ白な制服姿の三島を見て変な人だと思ったらしい。
それに澁澤があまりにも三島に傾倒していたことをちょっと嘆くようなことが書いてあったと記憶する。

しかし高山宏が澁澤の後継者というのなら分かる気もするが、巌谷は違うんじゃないかなあ。
390吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 15:00:12
三島は自分勝手に、公にもスキャンダルや目立ちたがり
発言で毒を撒き散らし、文学でもまた毒を撒き散らした。
それでいて、文豪といえるほどの名作の詩も散文もろくに
書かなかった問題児ぐらいにしか思えん。
美文は尊敬できるが、それ以上の芸術家は日本にごろごろ
いるし。
391吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 15:20:53
具体的に誰だよ?
ゴロゴロだからたくさん名前あげられるよな?
392吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 15:58:09
また10年くらいしたら、澁澤ブームが来そうだな

10年ちょっと前、不思議ちゃんがやたら澁澤澁澤言ってたけど
その子供達が中学〜高校に入るくらいになったらまた。
393吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 22:08:35
リアルまたは精神的な田舎者は10年たっても いなくなんね〜さ
394吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 22:54:17
普通に澁澤好きな人も不思議ちゃんを見る目で見られたらたまらんなw
395吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 01:35:38
澁澤の身長が何センチだったのか知りたい
396吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 21:38:54
澁澤の肉棒が何センチだったのか知りたい
397吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 23:42:59
>>396
仮性包茎だったことは自分でエッセイのネタにしていた。
398吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 23:56:12
>>397
それは違う。
包茎とはどういうものかを女に教えただけ。
「スルスルっと元の状態に戻った・・・」とかなんとか。
399吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 00:57:11
>>395
身長57メートル
400吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 03:24:07
実はさらに巨大化することができて最大で157メートルになれる。
401吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 04:15:47
156cm
402吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 01:00:38
ハイド乙

ところで前半と後半で文体が違うとかっていうけど、どこらあたりからかねぇ?
403吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 04:16:44
>>402
1970年以前と以降。
作品で言うば「思考の紋章学」にあつめられた文章からだと思う。
404吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 02:18:18
そう言う細かな分析を読むとさすが巌谷先生って感じ。書物の宇宙誌の対談も面白かった。「僕の残りの生涯を澁澤に捧げる」と言っただけの事はあるね。実際、翻訳者として、仏文学者としては巌谷先生の方が遥かに優秀だし。
405吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 02:25:12
巌谷先生が指摘しているように、澁澤はいい意味で剽窃が上手かったんだよね。無から優を生み出す才能は無かったけど、時代感覚はあったと言う事かな。誤訳が多過ぎると授業中に言ってらしたしね。
406吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 02:32:35
実際、ゼミで澁澤の誤訳を探るというものがあったけど、意外に酷かった。澁澤さんだけしか許されない誤訳だそうだ。そろそろ巌谷先生に本気を出して欲しい。澁澤に遠慮せずに。生活のために仕方なく我慢して授業するのではなく、執筆に専念して欲しい。
407吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 04:27:44
巌谷國士の指摘をまつまでもなく70年代以降の文章は、明らかに文体も文字の開き方も変化してる。
それを巌谷は進化といい、生きていればまだまだ変貌し続けたはずだと言っていたと思うけど。
澁澤の翻訳に誤訳が多いというのは既に周知のことだけど、澁澤にかかれば日中の古典だろうが
小説の翻訳だろうがすべて自分の作品のための種になっちゃう、そういう作家だから。
澁澤だから許されたかどうか分からないが、時代がそれを許していたのかなとは思う。
408吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 07:20:49
誤訳というより、自分の文章にしてしまった気も
正直、篠沢訳を読んだ時のギャップは凄かった



いや、あれはあれで教授のおおらかさか
409吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 15:57:47
http://homepage3.nifty.com/den4231/photo/060805_yuasa.jpg
最近テレビでよく見るけど、渋澤さんの血縁者でしょうか?(とても似てる)
410吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 22:13:27
たぶん違うと思うけど

「オレって澁澤クリソツでマジカッケー!」と思ってても許す
411吾輩は名無しである:2007/01/29(月) 00:58:32
そういわれると確かに似てるな・・・。
もう俺の俺の頭の中のシブサワは、パイプくわえたりしつつも頭を激しく振ってる・・・。
どうしてくれんだよ・・・。
412吾輩は名無しである:2007/01/29(月) 10:19:57
>>409
国際弁護士の湯浅氏でしょう?
目や口元、前歯の感じがそっくりだし親戚筋かもしれないね、東大出身だし。
でも数年前の写真見ると顔がふっくらしていて、髪型も眼鏡も全然違うんだよ。
413吾輩は名無しである:2007/02/12(月) 04:29:11
巌谷は澁澤の犠牲者かもしれないな。
414吾輩は名無しである :2007/02/16(金) 01:51:47
1983年横浜浮浪者襲撃殺人事件
「おまえらのせいで横浜が汚くなるんだ」と叫びながら浮浪者に暴行を加えていたことや、警察の取調べに対しても
「横浜を綺麗にするためゴミ掃除しただけ」と自供、対立グループとの喧嘩の練習のため、また「浮浪者が逃げ惑う姿が面白かった」、
「退屈しのぎに浮浪者狩りを始めた」とも自供している。
しかし、毎日のように浮浪者の被害を受けている近隣住民の多くは、彼らの行動について非常に肯定的だった。
なお作家澁澤龍彦は時事問題について日頃ほとんど発言しない姿勢で知られていたが、
この事件については加害者に対する激しい怒りのコメントを発表した。

どんなコメントを残したのか記録に残ってる?



415吾輩は名無しである:2007/02/16(金) 04:46:37
>>414
確か読んだ記憶あるな。
作品だと「玩物草子」に入ってた気がする。違ってたらスマン。
416吾輩は名無しである :2007/02/16(金) 11:56:35
>>415
どうも、調べてみます
417吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 03:25:04
文庫版「黒魔術の手帖」
解説が嶽本野ばらなのに吹いた
418吾輩は名無しである:2007/02/20(火) 03:16:09
ttp://019.gamushara.net/bbs/tv/html/tinpo_2.html
ひょっとしたら昔の相撲って面白いもんだったのか?
419吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 04:48:50
オカルトや異端ぶってるが、多分にリアリストっぽいな。
生きた時代がガチガチの伝統的な性・風紀の厳しい時代
だった反動というのもサド研究と無関係じゃないだろうな。
90年代ぐらいに生まれてたらまた別のもの研究してた
ような気がする。
420吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 06:31:59
シブサワがいなかったら どいつがサドをコロンブスってたかなら気になる
421吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 12:16:16
>>414
その事件について、何度か触れてましたね。
422吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 13:34:12
裸婦の中の裸婦 4月に河出文庫化
423高山宏:2007/03/06(火) 10:16:52
種村季弘の全集はいつでるのだ。河出書房しっかりせいや。
424吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 11:54:30
嶽本野ばらは澁澤の犠牲者かもしれないな.
425吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 13:28:51
今文庫本で、高丘親王航海記を再読しているんですけど、
学生時代に読んだ、ハードカバーには扉内側に、
高丘親王の航海MAPが載っていたと記憶しています。

MAPを見ながら、読みたいので、
どなたかスキャンしてアップしていただけないでしょうか。
426吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 13:31:02
断わる!
427吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 14:03:38
>>425
図書館にないのかい?
428吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 15:07:28
【トミーズ雅の信じられない言動】
・娘が小さい頃、一緒に風呂に入り娘のデリケートな部分に
 男性器を入れて将来の彼氏に対抗した発言後「先っちょですよ軽くですよ」と弁明
・ごきげんようでお風呂で娘がマイク代わりに男性器を握って歌った
 という話がその年の大賞に選ばれた事件
・娘と風呂入った時、娘の乳首を吸ってる所を奥さんに見つかり、
 「イチバンのり〜」と言った事件
・将来知らん男に乳吸われる前に風呂場で自分が先に吸った事件
・関西ローカル(たかじんのバー?)でのまだ赤ちゃんだった娘の性器に
 割れ目に沿ってなでたりマドラー挿入発言
 (そのとき受けを狙ってマドラー舐めるようなそぶりをする)
・関西ローカル(たかじんのバー?)で娘の性器に指をいれたといったら梅宮パパに怒られた事件
・関西ローカルで娘の性器をひろげてよく観察すると小さいのに大人の女性器と同じで感心した発言
・関西ローカルの親子クイズ大会で娘と舞台に出て紹介されるなり
 サービスといって、娘の衣装の胸の所を下げて乳首を見せた事件
 (娘は苦笑いというか微妙に嫌そうな顔をしていました。笑ってはなかった)
・松田龍平を泊めた際、娘を龍平の布団に入れ「犯してもらえ」発言
・10年くらい前に大阪のラジオで
 「こどもは女の子がいいな。だっていたづらできるでしょ。」発言
429吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 16:35:07
430山本リンダ:2007/03/06(火) 18:09:44
中沢新一のひとりぐらい死んでも一向に差し支えないから、
澁澤に蘇ってほしい。
431山本リンダ:2007/03/06(火) 18:42:12
>>425
>MAPを見ながら、読みたいので、

もしかしてこれか?
偶然持ってた。
御礼に、オマンコがたくさん拝めるサイトを紹介しろ。

http://homepage2.nifty.com/blacksilk/gallery/gallery2.html
432吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 21:55:09
>>424
なんで?
433吾輩は名無しである:2007/03/08(木) 13:11:59
>>431

ありがとうございます!

知ってるかもしれませんけど、ここ面白いですよ。
http://gamushara.net/
434吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 22:10:48
4月から埼玉県立近代美術館で澁澤展がありますね。
435吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 02:35:40
発売中の「東京人」に注目!巌谷先生が書いています。
436吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 21:38:26
>>425
そんなものがあるとはついぞ知りませんでした
俺も>431のマップを見ながら再読してみよう
437吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 22:48:03
>>431
ありがとう!
ハードカバーに地図が付いていたのですね、今更ながら気づきました。
438イモ太郎:2007/03/21(水) 22:48:25
>>433
>知ってるかもしれませんけど、ここ面白いですよ。

もう、掻き過ぎてチンポ痛いゼ
439吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 12:43:34
4月4日刊
澁澤龍彦 『裸婦の中の裸婦』
対話形式で古今東西の裸婦をテーマにした美術作品を紹介した論考集。
バルテュス、ベラスケス、ニュートン、百武兼行、
ブロンツィーノ、ヴァロットンなどが、軽快な語り口で生き生きと語られる。
(河出文庫 予価819円)

4月10日刊
『澁澤龍彦 幻想美術館』 巌谷國士監修
ベルメール、スワンベルク、カトリーヌ・ドヌーヴ (マン・レイ撮影)、加納光於、四谷シモン、暗黒舞踏、「血と薔薇」 など、
偏愛する西欧と日本の美術300点を、生涯にわたる作家活動とともに紹介。
(平凡社 予価2700円)
440イモ太郎:2007/03/26(月) 15:43:27
>>439
>澁澤龍彦 『裸婦の中の裸婦』〜
>〜(河出文庫 予価819円)

こういう本を出すためにもコーマン文学賞が必要なのか。
あれで餓鬼から小遣い巻き上げて良書を出版する資金を作らんとな。
解らんでもない。
441吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 00:26:37
お前らは綿矢りさ様のおかげで澁澤龍彦in河出文庫が読めるんだよ
毎日りさ様に感謝を捧げなさい
442吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 22:27:44
各地である美術展、文学展の詳細ってわかりませんか?
鎌倉、埼玉、札幌、名古屋、仙台、横須賀であるらしいのですが。

埼玉、札幌、横須賀はわかりましたが、他のところが分かりません。

催事一覧みたいなまとめってないのかな…。
443吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 05:23:04
もう埼玉の澁澤企画展やってるんだな。忘れてた。
5月20日までに行かなくては!
444吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 13:42:42
>>443
今日、竜子さんと巌谷さんの対談やってるんだっけ?
行くの忘れちゃったよ・・・。
445吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 19:04:12
>>395
澁澤龍彦展で巌谷龍子対談で162センチって言ってました
446吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 19:07:55
>>443
美術館のある北浦和公園が澁澤が通っていたかつての浦高跡地です
建物の左手に浦高の碑や正門跡がありますよ
澁澤が暮らしていた武原寮は左手奥の小学校の辺りです
447吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 19:24:34
>>442
澁澤龍彦幻想美術館展 埼玉県立近代美術館4月7日〜5月20日
           札幌芸術の森美術館8月11日〜9月30日(無休)
           横須賀美術館10月6日〜11月11日
澁澤龍彦驚異の部屋展 ギャラリーTOM(渋谷区松涛)4月7日〜5月20日
澁澤龍彦・堀内誠一旅の仲間展C・スクエア(名古屋)6月25日〜7月28日
澁澤龍彦幻想文学館展 仙台文学館9月15日〜11月25日(日祝休)
澁澤龍彦 カマクラノヒビ 鎌倉文学館4月28日〜7月8日 

場所休館日などは検索してください
448吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 19:39:34
「澁澤龍彦 完全年表読本」巌谷國士・編 河出書房新社 07年4月刊
 ↑
コレ検索しても出てこないなあ
「澁澤龍彦幻想美術館」(美術展のカタログ)に書いてあったのだが
 
449吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 10:57:48
対談にて。
澁澤と龍子さんが結婚する馴れ初めを聞きだす
巖谷さんがまるでみのもんたみたいだったな。
450吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 00:44:49
うはっ!すげーつまらなさそー
451吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 05:18:34
07年4月8日 澁澤龍彦幻想美術館展 巌谷國士、澁澤龍子対談 簡単なメモなんでご寛容を

澁澤の古くならない文章。新しい読み方。澁澤はまだ生きていると思っている。
展覧会企画に携わった人が全員澁澤読者。最後の部屋のシモンの天使が船の穂先みたい。
龍子さんとの出会い。『芸術新潮』編集部に所属していた龍子。鎌倉在住だったので鎌倉の執筆者担当に。
澁澤はサドというイメージだったし、読者ではなかった。
69年『芸術新潮』に「魔的なものの復活」特集のため5月に澁澤家を訪問。
11月に結婚。京都に行こうといわれる。タルホ宅訪問。
自分はネアカだといって怒る。自分は竹を割ったような性格なんだ。龍子さんは実は裕次郎が好き。
「まあまあ澁澤」とタルホはやさしかった。オタクの元祖といわれる時もあるが実は正反対。
ヨーロッパ旅行行きたいと会社に言ったらやめてから行け、といわれる。じゃあ僕がつれていってあげる。
アムステルダムからヨーロッパにはいる。バロックにうんざり。ルードウィッヒの城、グロッタにがっかり。
南欧が好きになり、スペイン、アルハンブラで立ち尽くす。木の物が好きになる。
目的地から目的地までタクシーで移動、方向音痴、スーツで行く旅行。
グラナダでホテルがとれず、50キロ離れたランハロン?という温泉地へ。真っ暗の山の中。タクシーで震えていた澁澤。
「よくおまえは平気だな?」逸脱から予定外の発見をするようになる。
龍子さんの影響で旅好きに。旅をするように本を読み始めた。
452吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 05:24:02
三島の死は種村さんに電話で知らされる。澁澤は寝ていた。
「あぁ、やっぱり」「僕は死なないからね」
三島死後、「三島向きの澁澤」を演じる演技を止めた…。25年、影を見たことない。
意志が強い。情念におぼれたことがない。客観視、分析しつつ見る。
そんな文章を読むうちに読者も澁澤と同じと思えるようになる。
博物誌、プリニウスは大旅行家。
日本の旅。石峰寺の若冲、発見。昔は鬱蒼とした場所に五百羅漢。
ビュッフェスタイルがダメ。パンにバターすら…?インスタントラーメンは作れた。
サッポロラーメンとメモにある。家庭内で自立しろ。自分で銀杏を炒めるまでになる。
旅の途中で「ココどこ?」夫婦で1対1万の知識の差。しかし実務的なダイヤやスケジュールを組むことがダメ。
方向音痴でホームを反対に歩く。
巌谷「カーペットを替えましたね?」澁澤「え〜どうしてそんなことがわかる?」と驚かれる。
「グリーンのシャツを着てましたね?」「え〜?」
龍子は『フローラ逍遥』が一番好き。透明感のある蒸留水のような文章。
オカルトブームの時は執筆を断る。
酒井抱一で感動が思わず出ちゃった。
スワンベリ、マルティーニが好きだが、そこまで無防備に感動は出なかった。
スランプがない、常に読者がいる、いい編集者にであった。2週間面会謝絶で小説を書く。
40巻の全集でも沢山書いてないという。沢山書くというイメージは筆が荒れているというから嫌う。
テクノロジーを否定する、反時代。孤独、密室、反万博。建築家が好きでない。
澁澤が書くとそれでいいんだと芸術家に自信を与える力がある。青木画廊、シモン、金子。
453吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 05:26:39
種村はPCを使う。
『唐草物語』以降、頭痛。会津旅行で声がかすれる。珍しく土方巽の葬儀委員長を引き受ける。
『玉虫物語』アナクロニズム。喉の真珠。ドン・ジュアン。幼少の頃のカフスボタンを呑む体験。
筆談で「あと2年だそうだ」鏡湖に顔が映らないと1年以内に死ぬ。
『高丘親王』完結を夫婦で抱き合って喜ぶ。虎に食べられるシーンを書かないのが澁澤。
モダンな親王にふさわしくプラスチックのような薄い骨。自然物と芸術品を同列に扱う。
玉虫をビンに入れる。澁澤十三回忌に偶然玉虫が2匹玄関に。
小宇宙と大宇宙の照応、…1年に満たない短い旅だった。
龍子が全部清書をした。バタイユの800枚も。
彼が好きなものは彼に似ている。オシャレとバサラ、明恵上人、
個人の好みから出発して好みというジャンルを作った。分析していくうちに現代人の好みすべてに到達してしまう。
卒論『サドの現代性』現代でものを見る視点。それも少し先の現代。
人は70年代に60年代の澁澤と読み、80年代に70年代の澁澤を読んだ。
質疑応答:『暁の寺』今西モデル問題。三島は否定するが。身長162センチ。
454吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 07:58:35
乙カレイヤー
455吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 12:29:23
>『高丘親王』完結を夫婦で抱き合って喜ぶ
これはちょっと意外だった
456吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 03:30:54
このスレ読んだおかげで初めて澁澤龍彦の肉声を聞いた。
>youtube…

…テクノロジーの進歩〜、凄い。

駄菓子屋のお祖父ちゃんみたいな声だなぁ。

動く姿、不思議すぎる…ウォール街に居たら確かに妖精と見紛う。。。
457吾輩は名無しである:2007/04/18(水) 20:13:09
今日埼玉県立美術館行ってきたよ
平日昼間は人が少なくてゆったりと見れて幸せだったよ
458吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 02:20:13
澁澤龍彦幻想美術館ってどうですか?
459吾輩は名無しである:2007/04/23(月) 01:57:17
Wikipedia(ウィキペディア)というネット上の百科事典で
「幻想文学」という項目があるのですが、「幻想文学」の定義を少しでも説明できる方が
いましたら、ウィキペディアの「幻想文学」の項目を加筆、訂正していただきたいのです。
現在のままだと、定義が曖昧で「ファンタジー小説」の項目との明確な区別がでてきおらず、
「ファンタジー」の項目に統合することになってしまいます。
どうしても山尾悠子、澁澤龍彦、夢野久作、ミルチャ・エリアーデ、ガルシア・マルケス、
イタロ・カルヴィーノなどが魔法やモンスターが登場する「ハリー・ポッター」「指輪物語」
などのようなファンタジーノベルと同じだと解釈するのは
おかしいと思うのです。
どうか宜しくお願いします。
ウィキペディア「幻想文学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BB%E6%83%B3%E6%96%87%E5%AD%A6
ウィキペディア「ファンタジー」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BC
460吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 06:39:11
既出じゃないよね?
鎌倉文学館で土曜から澁澤龍彦展。7月頭までやっているので、気の向いた時にでもどうぞ。
http://www.kamakurabungaku.com/exhibition/index.html

埼玉に昨日行ってきたけど、美術関係の感性が全くないせいか、展示の半分くらいは「へぇー」な感じでした。
四谷シモンの天使像と、澁澤愛用のパイプは興味深かったです。
461吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 09:32:10
>>460
情報ありがとう。
GWや中休みは混みそうだから、来週火曜日以降に行ってみます。
462吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 13:15:26
>>460

>>447で既出だが

> 澁澤龍彦 カマクラノヒビ 鎌倉文学館4月28日〜7月8日

たかだか13コ前の過去レスすら読んでないってことか
463460:2007/04/30(月) 21:08:26
>>462
失礼、なぜか見落としてました。
20日ほど前の書き込みだから、読んだ時の記憶はないのはともかく、専ブラでも見える範囲なのに・・・

>>461
明日と明後日があまり天気がよくなさそうなのが残念ですね。文学館だけなら雨模様でも悪くないかもしれないけど。
464吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 01:26:24
新しい印刷物の匂いw

俺、いま買ったばかりのノートPCで参加しているけど、
新品のいい香りがするよ^^
465吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 01:27:14
すみません、誤爆しました
466吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 01:33:07
ねむねむ
467吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 20:52:16
鎌倉文学館行ってきた。
ミノルタCLEを使ってたとは知らなかった。(愛用のカメラとして展示されていた)
もっともこのカメラ、81年頭の発売だから、それ以前は自分では写真を撮ることがなかったのか、他のカメラを使っていたのか・・・
468吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 23:39:16
自殺サイト殺人・前上博さんもミノだっけ
469吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 01:40:32
子どものころ、鎌倉に住んでいる伯父がライカをもっていた。昭和十年代のはなしである。
私の父も人並みにカメラをいじくっていたが、なかでも私の記憶に鮮明に焼きついているのは、
おもちゃみたいに簡単な構造にもかかわらず、比較的よく写るので好んで使っていた
パーレットというやつである。昭和初年、小西六から出た蛇腹型のカメラだ。
私が自分で撮った最初のカメラは、たぶん、このパーレットだったのではないかと思う。
それから五十年、私も御多分にもれず、ずいぶんいろいろな種類のカメラをとっかえ
ひっかえ使ってきた。生来メカニズムに弱く、めんどうな操作にはとても堪えられないから、
せいぜい旅行の記念撮影ぐらいにしか利用する余地はないが、いま使っているのは
ハンディなミノルタCLEというやつである。写真家の桑原甲子雄さんが小粋な手つきで
使っているのを見て、つい自分もほしくなって、ふらふらと買ってしまったやつである。
このカメラは現在製造を中止しているから、やがて骨董的価値が出るだろうという、
これは同じく写真家の渡辺兼人さんの意見だ。

(「百五十年の歴史をたどる――『写真の見方』を読んで」初出1986年、『都会ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト』所収、立風書房、1990年)
470吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 01:44:29
訂正
×『都会ノ――』
○『都心ノ――』
471吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 19:14:49
埼玉近代美術館行きました
かなりのボリュームで圧巻でした
四谷シモンの天使像が素晴らしかった
472吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 19:06:30
473吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 21:49:13
人形の写真集ですよね?
474吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 07:04:35
見た、つーか買った。人形の写真集。
よく出来てて感動する。
475吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 23:12:48
夢の博物館が近所のブクオフに2000円で。
煙草代しか持っていってなかったからスルーしたけど買いだよな?
476吾輩は名無しである:2007/05/07(月) 10:10:24
河出文庫で主要な著作は揃うようになったなあ
477吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 06:49:14
トーキングヘッズ叢書No30禁断のフランスエロスあちこち問合せてやっと手に入れた。@札幌
478吾輩は名無しである:2007/05/15(火) 02:40:07
あそー
479吾輩は名無しである:2007/05/26(土) 02:29:19
「カマクラノヒビ展」行ってきた。自筆原稿が多い
鎌倉文学館の庭の薔薇も満開で
小町の「ひろみ」で天ぷら食べた。衣も味噌汁も黒かった
480吾輩は名無しである:2007/05/26(土) 02:34:18
そんなことはチラシの裏にでも書いてろ
481吾輩は名無しである:2007/05/26(土) 03:09:32
まさにココがチラシの裏じゃないかw
482吾輩は名無しである:2007/06/10(日) 00:24:44
澁澤の小説ってどうよ?
俺は、高丘親王航海記はそんなにいい作品だと思わない。
遺作ということで付加価値がついてるのかも知れないが。
犬狼都市や撲滅の賦は文学青年の習作レベルでどうこう評価する対象じゃないから、
最高傑作というのなら、うつろ船かな。
ただ、やっぱり趣味の延長で、基本的には小説家ではないと思う。
そういう意味では、花田清輝に似てる。
483吾輩は名無しである:2007/06/10(日) 01:04:03
>>482
エッセイかと思ったらフィクションの世界に入って行く「ドラコニア奇譚集」が面白かった。
「高丘親王」はよくできた小説だと個人的には思うけど。
澁澤周辺の人物やファンが澁澤個人の境遇と重ね合わせて読むことを強調していたのには
辟易したけど、日本人の書いたファンタジーとしては即物的で乾いた感じが澁澤らしいなと
思った。
とはいえ初期の「エピクロスの肋骨」「マドンナの真珠」もキャラが生き生きしていて好きだ。

「犬狼都市」「撲滅の賦」については同意する。元ネタに忠実過ぎてパクリだ云々と指摘する気に
なれないくらいパクっているのが有る意味すごい。
484吾輩は名無しである:2007/06/10(日) 19:56:33
撲滅の賦って元ネタ何?
犬狼都市はマンディアルグだってわかるけど。
485吾輩は名無しである :2007/06/10(日) 20:03:53
藤田宜永さんのサングラス姿(新潮文庫の表紙より)は
澁澤龍彦の影響?
澁澤龍彦のグラサン姿ほどシブいものは無い

486吾輩は名無しである:2007/06/10(日) 20:49:49
>>484
埴谷雄高
487吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 08:16:12
>>482
小説もいいけど、批評の方が面白いよね。
「偏愛的作家論」とか何度も読んでるけど、毎回ため息が出るほど巧い。
488吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 09:35:04
>>487
「偏愛的作家論」いいね。
俺的には、乱歩、虫太郎、安西冬衛あたりが好きだ。
489吾輩は名無しである:2007/06/25(月) 12:37:22
楽天スーパーエージェントに「澁澤 龍彦」というキーワードを登録して
あるんだけど、今日変なものが送られてきた。

■商品名:インディペンデントレーベル ジョンとポール/高丘親王航海記
ショップ名:ムラウチDVD
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490吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 16:32:22
491吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 11:24:30
>>490
「品切れ中」か。もしかして売れてる?
…いや、プレス数が少ないだけだろうな、たぶん。
492吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 19:53:35

澁澤龍彦って名前がもう、ね・・・

名前と見た目と作品のイメージで相乗効果が1000倍ぐらい

493吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 21:44:54
「たつお」じゃこうはいかない
494吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 00:28:24
ユリイカの特集出たね。
495吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 07:22:38
496吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 10:22:57
西洋かぶれ?

497吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 04:07:13
今日は澁澤の命日
498吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 15:18:10
あげ
499吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 16:57:58
札幌芸術の森美術館行ってきたぉ。
500吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 16:47:08
澁澤さんの書斎は思いっきり趣味に走っていたという話があるが=ちょっと恐い洋物の人形がおいてあったらしい
501吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 17:34:08
四谷シモンが作った少女の関節人形が置いてあるんじゃなかったかな。
裸で靴下と靴だけ履いているという。
他にもベルメール風の下半身が二つくっついた人形も持っていたような気がする。
502吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 19:58:43
「快楽主義の哲学」は相当評判悪いが読み返したら結構面白かった。
文庫の解説で浅羽通明が、文庫化の時点でセックスの解放などの内容が今ではもう古いと書いてるんだけど、
現時点で読み返してみると、むしろ浅羽氏の解説(今では皆が個性を堂々と主張している)の方が古くなってると感じられる。

503吾輩は名無しである:2007/09/08(土) 13:22:48
小町の家を訪ねたら「黒江修」という表札がかかっていた。

澁澤さんが住んでいた時期とほとんど変わっていないみたい。
504吾輩は名無しである:2007/09/08(土) 17:58:59
>>499
どうだった?
505吾輩は名無しである:2007/09/11(火) 14:13:15
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506吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 02:10:04
仙台にある仙台文学館で「澁澤龍彦 幻想文学館」展がはじまったね!
2か月間くらいやるみたい。行ってみたい!
507吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 02:13:36
仙台にある仙台文学館で「澁澤龍彦 幻想文学館」展がはじまったね!
2か月間くらいやるみたい。行ってみたい!
508吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 09:07:29
澁澤の文体はうんこの臭い
509吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 19:58:19
508 = ヒッシケイ アセダラダラ アブラデブ ウンコクサイ
510吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 04:08:28
>>504
とにかくマナーが悪かった
DQN婆の集団にDQN男が吠えてた 館内で
館員は見て見ぬ振り
主観だが、静かに見れるなら内容はそこそこ充実している
聴覚は完全OFFでどうぞ
511吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 09:35:45
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512吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 14:53:36
澁澤の簡潔な文体はうんこの匂い
513吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 01:16:14
>> 512
痔持ちだっただけに?
514吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 03:43:13
札幌の澁澤展がもうじき終わって、横須賀美術館に巡回するそうだ。新しい美術館だから、遠足気分でいいかも!文学展もあるのか、知らんかったぞ。
515吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 04:06:43
札幌の澁澤展がもうじき終わって、横須賀美術館に巡回するそうだ。新しい美術館だから、遠足気分でいいかも!文学展もあるのか、知らんかったぞ。
516吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 06:41:37
澁澤がもっと身長が高くて関西に産まれていたら・・・京本政樹になっていたと思う
517吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 00:12:14
「澁澤龍彦のイタリア紀行」読んだけど、蚕豆は莢ごとゆでるほうがいい。
出してからゆでるのは反対だ。
518吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 01:26:06
蚕豆ゆでるの反対
莢ごとグリルで焼くのが一番美味い
519吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 03:06:40
NHK知るを楽しむ
11月は澁澤龍彦だそうだね

本放送/火曜10:25-10:50 再放送/翌週火曜05:00-05:30
第一回 四谷シモン
第二回 金子國義
第三回 細江英公
第四回 巖谷國士
520吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 22:34:27
珠を飲んだ男
521吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 14:30:38
>>513
もしかしてほもだったん?
522吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 04:50:43
ラディゲもコクトーもほも
523吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 07:12:37
>>521
ちゃんと奥さんいるよ。子どもはいないけど。
524吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 07:50:26
ほもじゃないお
倒錯世界を語っても倒錯実践の側には行かない人。

(んでもって本人は倒錯なんて言葉は使わない。
なぜなら、倒錯の定義なんていい加減だから。)

つまり、本人は極めて踏み外したことない人なんだけど、
(澁澤栄一血縁長男灯台卒文学者結婚2回)
取り上げる題材が当初は過激に見られたんで
異端扱いだったんじゃね?
そいから「澁澤読んでる自分異端でカッコヨス」みたいな儲が増えて
じぶんでポーズとってた。

サド裁判なんて、今となってはほんっとくだらん。
525524:2007/11/03(土) 07:54:44
でも、澁澤本人は嫌だったろうけど
飯のタネになってたのであれば
訴えた奴、許すW
526吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 18:11:24
>>524
サド裁判以降世間から“異端者”として注目を集めるようになってから
自分でもそう演じているようなところがあったよね。
小さい頃のエピソードは死後妹さんがバラしてたけど(苦笑)
夏休みにどこそこへ海水浴へ行って地元の少年たちと遊んで云々と
書いてあるけど、内気なお兄ちゃんはそんなことはできないで
いつもと同じで妹たちと遊んでいたとか。
母親に溺愛されていて、出来立てのお弁当を昼ごろ学校に届けに来てくれた
のには参ったと書いていたけど、あの時代の山の手の家ではみんなやっていた、とか。
でも、まっとうな男子、澁澤ってイメージも好きだな。
龍子さんもエッセイで生真面目な昭和の男って書いてたね。
527吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 18:54:13
大学教授でないフランス文学者。
この人の他にいる?
528吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 19:33:01
>526
>でも、まっとうな男子、澁澤ってイメージも好きだな。

でも、それって結局自己中な感じもするんだよ。
一人目の奥さんが何かの雑誌に書いてた(10年前ぐらい?)
(ごめんソース忘れた)走破したエピには正直引いたです。

あと翻訳も共著と言っていいくらいの仕事を一人目の奥さんが
していたらしいし。

そのころの真っ当な男は、多大な内助の功を必要とするんだよね。
そのくせ人の揚げた天麩羅食べきっちゃうみたいな。

でも、少年のころ女中さんに手を引かれて家の周りをぐるぐる回る
(運動不足解消W)エピソードは好きだ。




529吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 13:51:59
>>502
あれって殆ど編集者の作品だろ
530吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 01:40:00
>>529
編集者って言うか、澁澤がしゃべったものを録音したテープを
原稿に起こして、それを澁澤が受け取ってテープ起こしした人が間違えた個所などを
訂正して、次回はまた編集さんがやってきて口述して、といった感じで
短期間で作ったほんじゃないかな。
全集の解題では澁澤が書いたものだという説明がされているが、文体が不自然だし
澁澤も割り切ってたんじゃないかしら。
531吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 21:32:23
>>519
今日はNHK知るを楽しむ
532吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 21:38:53
番組ch(教育)
http://live23.2ch.net/liveetv/

実況あげ
533吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 23:52:58
見逃した('A`)('A`)('A`)('A`)
534吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 05:41:57
忘れてた。
13日の朝に再放送があるみたいなので、なんとかフォローできるのかな。
535吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 12:32:55
ちゃんと録画したぜ、俺は。
俺って、イケてるだろ?
536吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 14:57:15
期間限定でうpして差し上げれば?
537吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 15:06:14
四谷シモンの話は、何言ってるのかさっぱり分からなかった。
造形の人で、言葉の人じゃないんだな。
538吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 17:09:45
確か番組でははしょられてたような気がするけど
「人形は人形なんだ」というところ。
人形の本来のかたちは呪物的な、玩具的なものだとする話。
間接人形は一定のポーズのがない、動かすためのもの
そこに人間の似姿を見た、ということだそうだ。


ともあれ、役者の四谷シモンはセクシーでしたね。
未来と過去のイヴは四谷シモンの舞台での自分の姿と聞いて納得。
539536:2007/11/07(水) 19:17:45
>>536
なんかさ、携帯電話のワンセグで録画したんだけど、
いろいろと規制がかかっているみたいなのよ。。
それに所詮はワンセグなんでPCの画面でみるとちゃちだよ。

ま、本放送見逃しても、再放送があることだしさ。
540535:2007/11/07(水) 19:31:30
間違えた、俺は535ね^^;
なんとかすればうpできそうな気もしないではないが、
あんまりそこんとこには詳しくないので・・・
541吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 22:27:18
去年の今頃 中沢新一のを録画しわすれて
寒い早朝起きて再放送 録画したなw

542吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 00:28:37
再放送助かった\(^o^)/
543吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 07:12:36
>>526
巖谷國士は「澁澤さんは変わったふりをしているだけで実は至ってまともな人だった」という説。
一方、出口裕弘は「表現者ならぬ生身の澁澤の嗜好に『外道』を感じて、ひやりとした」と言っている。

妹を階段から蹴落とした件や澄子さんへの3P強要の件、離婚後にツーショット写真を真っ二つに切断して送りつけた件、
龍子さんの鼻に火のついた煙草を押しつけた件などからすると男尊女卑の傾向が強かったのは事実のようだが
昭和一桁生まれの日本人男性としては異常というほどでもなかったのかもしれない。


544吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 07:37:27
>>543
 いや、充分異常かと。ただ、この手のオトコの異常行動に
対して恐ろしく寛容な時代を生きていた事は確か。今だと、とてもとても‥
545吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 13:14:30
>>544
異常というほどでもないだろ。
「幅」の範囲内。現在でも大して変わってない。

女を殴る蹴るする男は今でもごろごろいる。
それに3Pなんか、現実に嫁とするかどうか置いといて、
願望としては「普通」だし、金があれば風俗で実際やる奴は多い。
546吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 15:37:47
サド体験したかっただけなんじゃない?
名門のお坊ちゃまの癖にそういう方面に地味だよね。
547吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 15:59:17
サド体験したいなら男色も避けて通れない
548吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 17:55:44
異常行動と言えば(許せないのはわかるが)、
掃除機の音にキレてコードを鋏で切っちゃった件。
549吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 19:28:04
谷崎潤一郎には敵わないよな
550吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 20:56:01
>>548
掃除機の音を極端に嫌がるのはアスペルガー障害の特徴らしい。

澁澤は「これ以上は誰も振らないというぐらい」大きく手を振って歩く癖があったらしいが、
こういう身振りの異常さもアスペルガーの特徴の一つ。さらに「テレビのスイッチの入れ方がわからなかった」
と伝えられていることなどと考え合わせると、澁澤は何らかの自閉症スペクトラムに属していた可能性が高い。
551吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 22:26:13
漏れは信者じゃないから信じるぜ
552吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 00:26:25
>>543
澄子さんは澁澤が泥酔して眠っている横で加藤郁乎とやってた(と澁澤の死後加藤郁乎が
書いていた)くらいだからどっちもどっちと言えるが…。
生前は変人ぶりを強調(澁澤本人も)、
死後は普通の人を強調する(家族や友人)といったように
澁澤の死を境に人物像の評価が逆転する傾向がみられるように思えるのだが、どうだろう。
553吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 01:44:29
やっぱり巌谷先生。HPの写真も澁澤っぽい。
死ぬ直前に澁澤にあとを頼むといわれた真の後継者。
他の人間の語る澁澤像はいまいち信用できない。
554吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 08:31:22
澁澤との交際期間は巖谷國士が25年間、出口裕弘は40年間以上。

澁澤自身が隠したかった厭な部分までひっくるめて知っているのは、多分出口さんだ。
555吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 00:44:51
でも出口さんの各澁澤龍彦ってなんか好きじゃない!
巖谷さんの語る澁澤さんってすごく気持ちのいい人!だから断然巖谷さんの語る澁澤を支持します!私は。
556吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 01:22:30
うん、出口裕弘は明らかに澁澤さんに嫉妬して語ってるよな。
557吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 02:29:58
澁澤と出口の関係は「三島由紀夫覚え書き」に収録されてる対談などを読むと微妙なニュアンスが見て取れて面白いよ。
558吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 12:00:36
>>555-556
嫉妬して語っているというか、巖谷國士は澁澤が生来のルサンチマンを克服して「いい人」になった後で
知り合った人。一方、出口裕弘は澁澤がまだ「いい人」になりきれない苦しい時期からよく知っている人。という違いだろう。

出口裕弘は『澁澤龍彦の手紙』の第二章で「わたしはむしろ東京都破壊プランに、積極的に破壊したい」
「わたしのように、住むべき自分の家さえもっていない人間は、この破壊プランによって脅かされるものが何ひとつない
からである」「壊滅の灰よ、われらの頭上に降ってこい!」という昭和38年の澁澤のエッセイ「東京感傷生活」を引きつつ、
「澁澤はよく己れを知っていた文学者だが、誰にだって見たくない自分というものはある。彼はルサンチマンを、生まれつき
欠いていたのではなく、強靭な意志で克服したのにすぎないと、私は見ている」と評している。妥当な発言というべきだ。
559吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 16:04:48
「知るを楽しむ」の人選、アーチストが多すぎ。今年の展覧会との関係でかな。
文学者として、巌谷さんは当然として、種村さん亡き今、出口さんに出てほしかった。
浦和高校・東大からの友人なんだし。パリ滞在中もお世話になってるよね。
マンセーだけじゃなく辛口のコメントも聞いてみたい。
上の書き込み読むとなおさらそう思う。
560吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 16:18:33
>>559
NHKとしては辛口コメントを期待していないと思われ
561吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 17:00:39
しぶさわはとってもいいひとですた。NHK。
562吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 23:10:29
NHKは「素人」にでも分かりやすい番組作りに囚われていますから、
やっかいなことやマニアックなことは無視がデフォです。
563吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 00:59:26
澁澤が子供の頃からの相撲ファンということもスルーされるでしょう。
564吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 03:35:21
澁澤の甥って逗子の海で水死してるんだね
565吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 20:59:18
>>552
まじっすか・・・
加藤郁乎、息子にタツオって名前つけてなかっったですか〜。
ああ、歩く銀杏銀の夜・・・。
566吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 00:33:06
>>565
「後方見聞録」文庫判にこのエピソードが載ってます。冬の波止場に来て返す。
567吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 05:37:49
本放送は見逃したけど、第一回再放送録画完了。
起き損ねて最後のほうちょっとだけしか見られなかったので、後でゆっくり見ます。
568吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 21:45:01
視点・論点「変わった人」
もついでに見たい。
569吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 11:22:41
金子さんの回、録画失敗したorz
つーか、ちゃんとしたテレビで録画すりゃいいんだろうけど、
家では俺にはその権限がないからなあ。。
ワンセグだと映像が乱れることがあるんだな('A`)
570吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 12:00:54
毒がない番組だから拍子抜けしたけどな、俺は。
571吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 16:07:38
話変わるけど、澁澤がひどいギックリ腰になった話、本人書いてたっけ?
「古寺巡礼」に夫人談でそう書かれてて思い出した次第。
どっかで読んだ気がするんだけど、図書館行って全集ひっくり返してみても
見つけられなかった。
572吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 18:53:34
澁澤はええかっこっしいだからそんなこと自分で書くわけがない
573吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 22:15:30
そーゆーウロ覚え系で探して確認できることは少ない

できたとしてもぜんぜん別人の話だったりして記憶力低下にヘコム
574吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 02:52:45
鼻の横にでかいホクロがあるんやね
サングラスで隠れてるから知らなかった
575吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 04:53:29
金子ってモデル使って絵を描いていたんだ…

なんか、「凄い澁澤が認めた俺凄い」って感じで、しかも同じことを何回もしゃべってて第一回より退屈でした。
576吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 00:06:59
人形作家としての四谷シモンはともかく、金子國義は画家としての評価はどうなんだろう?
金子本人は面白いけど、作品はそれほどでもない気がするんだが。
577吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 08:46:41
一時期表紙のためだけにロマン文庫にプレミアがついたぐらいだから
熱狂的なファンは結構いるんだろうな>金子
578吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 21:23:10
>>572
ぎっくり腰はNGで痔はOKなのか…
579吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 23:40:59
>>578
痔のことは自分では書いてないでしょ。
出口や巌谷といった仲間も隠している(?)し。
周囲で知っている人の公然の秘密ってとこかね。
慈恵医大でも痔のことは看護婦に隠してたらしいね。
580吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 00:48:49
痔の話題書いている作家(=小説家)は結構いる(いた)気がするけど、
澁澤はそんなに自意識過剰だったのか
581吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 01:48:13
吉行淳之介は「結核や喘息などいろいろな病気をやっているが、
痔のようなヒンの悪い病気は一度もなかったのが救い」と書いてるね
582吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 01:54:49
じいしきかじょう。…てあかん、やめとこw
583吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 01:55:31
痔意識過剰
584吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 01:56:23
いやん
585吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 01:56:37
>>581
某作家がエッセイでモデルもやっている二枚目の同業者が
痔をやっていたと書いていたが、吉行ではなかったのか?
てっきり吉行だと思っていたw
586吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 01:57:54
吉行はモデルはやってなかっただろうw
587吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 02:00:36
そうか。じゃあ、誰だったんだろうなあ・・・
ってスレ違いなんでやめとく
588吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 00:55:47
サルダナバルスの死
って写真は今見るとどうなんだろう
589吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 14:04:20
>>588
あの写真はあんましクールじゃねと思うな。
590吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 16:05:42
日活ロマンポルノでやればウケた気がする。
591吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 18:14:35
蒼白く貧弱な裸体に自己嫌悪を感じてボディビルに励んだ三島は
澁澤の肉体のことを「けっ」と思っていたことだろう

592吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 22:59:10
渋澤栄一の一族だと聞いていたので、ずっと信じてきたんだが
そんな話出ないね・・・ガセだったのかな・・
593吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 23:34:14
594吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 23:44:42
>>593
なるほど。栄一さんのほうが龍彦さんの一族なんだな。
情報サンクス。以前建築関係の本で読んだんだよ。なんで建築かというと
話が長くなるので止めとく。w
595吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 03:59:55
>>591
三島なんて男はどうしようもない奴だよ。
ボディビルなんて嘘だぜ。あんな筋肉。
596吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 15:32:17
確かに三島はどうしようもない奴だがボディビルは嘘じゃねえよw
597吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 15:49:11
偽物の筋肉です
ホルモン剤使いまくってますた
598吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 16:11:23
薬のせいで切腹したのか?
三島って坂本龍一みたいだったらもっともっと綺麗な最後が決まったのにな
599吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 16:49:30
澁澤氏ってちょっとヘイポーに似てる
後、このAV男優さんにも
ttp://blog72.fc2.com/m/mdcdone/file/2159t.jpg

それと澁澤って奥さんが妊娠するたびに中絶させてたって本当なの?
600吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 16:49:46
坂本龍一(笑)
601吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 16:54:30
>>597
ホルモン剤を使っていたという情報の出典は? 

ジョン・ネイスンの伝記にも安藤武の伝記にもそんな話は出てなかったよ。
602吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 17:01:58
>>599
矢川さんが中絶の話は書いてたね。『おにいちゃん』って本だったと思う。
603吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 17:16:07
アナルに中出しされまくってたのは本当だけど。
604吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 07:42:35
>>592
>>524ガイシュツだす。
澁澤を文学に疎いオッサン(ジーさん?)とかに説明するには、
「澁澤栄一の親戚なんですよ」とか言う。
相手はわかった気になってくれる。ウケも良い。
605吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 09:32:49
澁澤一族は指揮者とか民俗学者とか競馬評論家とか面白い人が多いね
606吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 13:35:10
要するに金持ちの道楽ね、とビンボーなオレは僻んでみる。
607吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 15:46:21
酒池肉林&殺人も実践できない金持ちなんて…
608吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 21:02:03
>>607
つ中絶と言う名の殺人
つ当時の日本人にとって海外旅行は金持ちの証
609吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 11:52:02
…どうして男には水子がつかんのだろうw
610吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 19:59:23
水子は1970年以降に坊主が金儲けのためにでっち上げた風習です。
611吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 22:18:33
NHKの番組、うpできる人いませんか?
612吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 23:16:24
さっき特集やってたね

613吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 04:38:50
>>611
今週の取り逃がしただけなら、来週の火曜朝に再放送するはず。
614吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 09:27:37
番組見たけど、なんだかな。
BGMが非常にダサくてうるさくて勘弁してほしかったな。
615吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 17:28:35
最終回だけ神だったかな。ほかのはイラネ。
616吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 18:28:09
シモン回だけのまちがいだろ
617吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 22:57:49
天使の人形ほしいかな
618吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 14:01:46
シモンの「天使になった澁澤さんへ・・・」というエッセイ読んだけど、
泣けるねぇ。すごくいいよ。
619吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 14:53:22
スレあるんだ
河出文庫で5〜6冊持っていたな
「思考の紋章学」が面白かったような記憶がある
オドラデクに関する考察とか
620吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 18:57:23
あの辺りの博物学的な著作が代表作なのかな。
漏れ的には、もう少し自分が出ている、狐のだんぶくろとか、三島ものとか、
初期の頃のもの(黄金時代とか)が好きだなあ。
621吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 19:22:23
>>620
同意。自分を出すようになってからのも面白いね。
622吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 12:24:54
生前の文藝年鑑の著作家一覧では『思考の紋章学』を自分の代表作として登録してたね。

あれは自分で登録することになっているはずだが。
623吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 13:26:32
(´・∀・`)ヘー
624吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 02:57:43
NHKで初めて知ったんだけど、そのとき出てきた悪魔っぽい絵なども澁澤が書いてんですか?
絵だけを集めた本などはありまっか?
625吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 23:08:03
>>624
そのNHKの番組を見損なったからはっきりした事は言えないけど、澁澤さん自身による絵というのは聞いた事ないな
『高丘親王〜』の参考用に描いた地図なら見た事あるが
626吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 11:06:56
今朝、NHKの番組再放送したよ。
今回が第一回目、月曜もあるはず。
627吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 12:59:28
>>626
dクス さすが国営。再放送してんのか!
628吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 17:07:06
NHKは公共放送であり国営放送ではない
629吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 13:25:33
左利きらしいね
630吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 23:19:03
パチンコ大手の
マルハン、ガイア、エスパスに依頼されたネット工作会社によると思われる荒らしが
あっちこっちのマルハン、ガイア、エスパス スレで行われている。
2007/11/12(月)には

ガイア正社員友の会http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188211786/77-119
ガイア(笑)http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1178977365/469-483
【犯罪は】ガイア関内店遠隔発覚【終わらない】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1128501322/477-487

で同時刻に工作員があおり役と荒らし役に分かれて複数のIDを使い同内容の荒らしをした。
荒らし役のID:Kh/qfPKH0は変わらない。あおり役はレスが変わるとIDも変わる。
荒らしをする工作員はコピペ馬鹿と呼ばれている。

妄想性人格障害〜・・・同じレス
【山崎】MPT渋谷パート9【シャネル】
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1197771701/9
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合スレ【18発目】
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188885488/461

■■■■マルハン総合スレッド 9■■■■
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/801-90
★徳島の本当のパチンコ情報★
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1199537357/301-400
【ルパンおっさん】マルハン難波店【エヴァゴリラ】
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1146755003/401-500

パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。

【電通ソニー】ピットクルー株式会社【プロ工作員】
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/sony/1189061627/
631吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 09:26:53
見つけたぞ>>571のギックリ腰の話。
全集16巻ビブリオテカX「あとがき」に書いてあった。
寝起きの体操でヨガの真似してやっちまったらしい。
632吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 02:17:02
>>631
>>571じゃないけど乙でしたー。
633吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 09:20:59
>>631
571でございます。
サンクス!これでスッキリしました。読んでみます。
634吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 13:44:28
血と薔薇の河出文庫版って、やっぱり内容はかなり削られてるんですかね?
635吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 23:35:34
>>634
全部比較したわけではないけど削られてはいないみたいです。
でも写真が小さいしのが気になるかな?
何年か前に出た復刻3巻セットは、その当時(生まれたないけど)を
色々と感じさせるものがあります。
古本屋街を巡れば見つけえられるかと思いますので、
澁澤ファンとしては何とかしてでも手にしてみたいですね。
636吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 02:07:08
血と薔薇って4号までなのに
河出文庫の方も3巻しか出てないんだよね。なんでだろ。

今、手元に三巻しかないから完全に比較できないけど
たぶん連載ものはどの巻かにまとめられてるみたい。
とりあえず三巻オリジナルの目次にあるはずの

愛の神秘思想 南原實
斜めになった狭い道を歩いていくと 植草甚一
絵本 變身 フランコ・ジェンティリーニ

は文庫版三巻には収録されてない。
以前の巻にあるのかもしれないけど。
あと今確認できないけど
篠山紀信が撮った三島由紀夫の写真
「聖セバスチャンの殉教/溺死」が抜けてたような気がする
637吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 09:23:23
>>635>>636
なるほど……ありがとうございました。文庫版買ってみたいと思います。
いつかオリジナルもほしいなぁ。
638吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 13:50:28
高校入学のお祝いに買ってもらったなぁ、血と薔薇。
三冊で二万七千くらいだったような…。

結局去年は美術展行けずじまい。
今年こそ…!
639吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 20:43:01
>>636
>血と薔薇って4号までなのに
>河出文庫の方も3巻しか出てないんだよね。なんでだろ。

4号は平岡正明の編集で、澁澤は関知してない。
澁澤一党は3号でいっせいに手を引いたのさ。
640吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 23:50:15
>>639
そうなんだ
家畜人ヤプーが載ってるから読みたかったんだけどな
641635:2008/02/01(金) 00:07:34
>>637
間違いを載せてスミマセン・・・
>>636
丁寧なフォローありがとうです
642吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 20:50:26
今年は生誕80年か・・・
イベントやるらしいし、是非とも行ってみたい。
643吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 00:53:46
澁澤龍彦の作品の中で入門編的な作品をいくつか教えていただけませんか?
644吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 06:09:16
東西不思議物語かのぉ…
645吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 08:10:34
最良のエッセイから入る方がいいと思う。
というわけで「思考の紋章学」
646吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 18:40:30
「狐のだんぶくろ」
647吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 18:46:21
『偏愛的作家論』なんか良いんじゃない?
一つ一つが割と短いし、有名どころかついかにも澁澤
と云った感じのを多く論じている。
648吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 20:46:16
何から読んでもいいだろ。
途中から読んでもいい。
649吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 21:47:16
若い頃のから読むとすれば、『神聖受胎』かなあ…
650吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 23:04:22
皆様親切なレスありがとう御座います。

早速ですが
東西不思議物語
偏愛的作家論
思考の紋章学
狐のだんぶくろ
神聖受胎

この5タイトルは買って読んで見ます。カワデから出ている澁澤ムックを読んだ限りでは
快楽主義の哲学やねむり姫なんかも面白そうでしたが、どうでしょうか?
それとやはり澁澤先生の事が好きな皆様は幻想文学もお好きなのでしょうか?
長くなってしまって申し訳御座いません
651吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 23:45:22
快楽主義の哲学はごみ
眠り姫は佳作
〜〜の手帖も入門に向いてると思う
652吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 01:54:26
俺は『高岡親王航海記』から入った。
その後一通り読んだけど、澁澤はエッセイより小説のが面白いと思った。
エッセイの楽しさなら種村のほうが上かな。
653吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 15:52:45
皆さん意外とエロティシズム関係と幻想美術関係を挙げないんだな。
でもまあ、上に挙がっているのも確かに良いし、結局何から読んでもいい
ということか。番外編として、サドの翻訳をどうぞ。
654吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 22:31:04
サドの翻訳はいいね。
翻訳家から出発しただけあって、いわゆる翻訳臭さが抑えられ、
日本語への置き換えが絶妙な味を出してる。
ただし「サド復活」は初めての人にはお勧めしない(尤も翻訳じゃないけどね)
655Follow Me/伊藤君子:2008/02/24(日) 23:46:53
656吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 11:21:13
>>653
上レスで「思考の紋章学」を薦めはしましたが、エロティシズム関係や美術関係の著作もいいですね。
かくいう自分も「少女コレクション序説」「エロティシズム」から入ったくちでした。
657吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 11:12:35
どう考えても私にとって不思議で仕方がなく、理解を絶するとしかいいようがないことは、
戦後25年の平和体制が、たとえばロマンティシズムといったような文芸上の観念にまで、有無をいわさず貶下的な内容を付加してしまうような雰囲気をつくりあげているということだろう。

澁澤龍彦
658吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 11:13:05
これは、経済的繁栄のみを目途としてきた支配体制のつくり出すムードに、文学者までもが巻きこまれているのか、それとも、その支配体制と表裏一体の関係にある共産党のふりまいた、人工甘味料入りの神話の賜物か。
「いつわりの人間主義をたつきの糧とし、偽善の団欒は世をおおい…」と作品中で歌った三島氏の声が、まさに呪いの言葉のように響いてくるのは、かかる時であろう。

澁澤龍彦
659吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 11:15:00
要するに、事柄はきわめて明瞭なのだ。
すなわち、三島由紀夫氏は一個の過激派だったということだ。
右とか左とか限定なしの、絶対追求者としての過激派である。

澁澤龍彦
660吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 16:54:22
他所のスレまで出張るのはやめてくれないか?
いくらなんでもそれは、本当に迷惑。
661吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 17:45:07
>>660
堅いこといわなくても・・・
662吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 18:14:00
これは田久保や武田、太宰スレでも同じ事なのだが、
たとえコピペ、他人の文章ではあれ、人の、その行動には、色がある。
三島礼賛、特に思想・政治的な側面を含めてのそれに、違和感なり
不快感を持たない者にとってはなんて事ないのかもしれないが、俺は駄目。
ましてやそれが三島以外のスレまでとあっては、ただの荒らし行為としか、
俺には思えないな。

もっともそういった、文章なりなんなりの、裏にあるものをまでは読めない
人間にとってどうなのかまでは、俺には判らないが。
663吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 18:39:53
云うまい、云うまいと思って今までずっと我慢していたが(だから、
三島スレで文句を云っている人間と自分とは別人。あちらでは暫定的にだが、
俺はもうなるたけ黙っていようと考えているので)、始めてしまった以上
スレ違いスマソでここで続けさせてもらう。

その目的が、あくまでスレタイにある作家について「それを貼った人間自身も
含めて」、ひとと共に語りあうための話題の提起、すなわち「ネタフリ」である
のなら俺も、ここまでは腹を立てない。でもそれは、違うから。

閉じているのはいけない。
それだったら、わざわざ他人の居るところでやる必要はない。俺はそう思う。
664吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 19:12:29
>>662-663
君のがスレちがいで迷惑。
665吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 10:49:36
>>660>>662>>663
◆k2XT3HjFWwさん
あまり私にいじわるして、いじめないで下さい
三島スレで私に変な濡れ衣きせようとしたのは、あなたですか?
疲れてきます
666吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 22:34:31
いじわる◆k2XT3HjFWwさん
返事みましたよ

間違えてごめんね
おやすみなさい
667吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 07:31:35
スワンベルクの画集ってどこかの出版社から出てるんですか?出てたら欲しいな。
668吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 08:20:13
おれはゾンネンシュターンの画集が欲しい
669吾輩は名無しである:2008/03/11(火) 08:06:04
おれは澁澤が書いた高丘親王航海記の地図が欲しい。
ポスター化されないのかな?
670吾輩は名無しである:2008/03/11(火) 10:26:15
悪徳の栄えを読んでみたい。
671吾輩は名無しである:2008/03/11(火) 10:28:34
>>670
澁澤のは抄訳で、別のところから完訳が出てるけど、澁澤訳以外では読む気がしないな
672吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 20:04:26
>>668
ゾンネンシュターンの画集は復刻版が出てるよ。
種村先生の解説が付いてるやつね。
数年前に出て、まだ絶版になってないと思うから見つかるはず。
>>671
僕もそう思う。
あの擬古典的な文体は澁澤の真髄。
でも、あれは抄訳というよりは例のサド裁判で負けて
所謂「問題」となった箇所を省いたもの。
最高裁判決まで出たからか知らないけど、
このご時世になっても、未だに訂正されていないのは残念だと思うよ。
673吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 20:20:51
チャタレイは息子が補完したんだよな
674吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 20:51:27
流れをぶったぎってスイマセン

自分は澁澤初心者なんですが先日、澁澤さんのねむり姫をたまたま買い
読んでみたら収録されている「夢ちがえ」という話にすごく惹かれたのですが
澁澤さんの他の作品もこういった感じなのでしょうか?
出来たらこんな自分にオススメを教えていただけませんか?

675吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 01:46:07
とりあえず澁澤入門書だったら「幻想の肖像」「幻想の彼方へ」がお勧め。
676吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 03:26:45
>>674
「夢違え」が気に入ったということでエッセイよりも物語的小説に興味があるのなら
まず「唐草物語」「うつろ舟」をお薦めする。
677吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 08:20:21
>>675
>>676

御親切にどうもありがとうございます
小説の方が好きというか、まだ小説しか読んで無いので何とも言えませんが
オススメして頂いたものは絶対買います

本当にありがとうございます
678吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 08:23:48
むかしNHKの「日曜美術館」で澁澤龍彦幻想の宇宙ってのをやってて録画してあるのを
久しぶりに見たけど、鎌倉の澁澤邸の書斎ってすげーな。俺もあんな書斎にあこがれたよ。
679吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 09:39:30
>>677
「幻想の肖像」「幻想の彼方へ」は河出文庫から出てます。
680吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 21:45:48
>>678
あれはすごい。
澁澤の頭の中を形にしたような魅惑的な書斎だもんね。
あと龍子さんや、今は亡き池田万寿夫が出てたのも嬉しかった。
シモンも先日のNHKの時と比べるとかなり若いし、かっこ良かったなぁ。
681吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 22:20:54
>>674
小説は若い頃にも書いてるけど晩年の作が多いな
と言っても本格的に小説に本腰に据えようとした矢先に亡くなってるので
あまり数は無いからあっという間に全部読めると思う
それでももっと澁澤の小説を読みたいと感じたら
翻訳物をお勧めする
澁澤の翻訳はただの言語の置き換えではなく
完全に澁澤の文体となっているのが魅力的
特にサドやコクトーを読む事は
そのまま澁澤を読むことにも繋がっていると思う
貴方は若い人のような気がするけど
新しいファンが増えるのは喜ばしいですね
まったりとドラコニアの世界を楽しんで下さい
682吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 08:16:52
>>680
あの放送の中で澁澤龍彦自身が喋ってる貴重な映像が出てるんだよね。意外と高い声で。
683吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 10:04:48
>>682
土方巽の葬儀のときのあいさつかな?
あの映像にはちらっと吉岡実も出てたね。
684吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 02:47:24
>>679
度々、御親切にありがとうございます。
以前にこちらでオススメして頂いたものは河出文庫で全て揃っていたので
本日買ってきましたよ
本当にありがとうございました

>>681
おっしゃる通りです
自分はまだ20代前半ですが澁澤ファンは年齢層高めなのですか?
残念ながら自分の周りには澁澤の事を知ってる人が
一人もいません
ジャンコクトー、マルキドサドは絶対に読もうと思います。
御親切にどうもありがとうございます
685吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 08:04:08
>>680
シモンさんも老けたね。
日曜美術館の頃は若々しかったけど、イノセンスのメイキングか何かを見たとき凄くおじいさんになってて
びっくりした。
686吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 09:42:59
>>684
文学史に載るような巨匠ならいざ知らず
そうではない大多数の物故作家にはなかなかファンは付かないもの。
それでも全集が出たときには、いろんなメディアにも取り上げられたし
展覧会も開かれて賑わっていた。
去年も大々的な巡回展覧会があったしね。
一個人の作家でここまで展覧会をするのは非常に珍しい事じゃないかな?
その度に新しいファンも付くし、見直されたりしてると思う。
澁澤龍彦の文章は、内容も文体も古さを感じさせないから
半世紀前に書かれたものでも、すんなりと入り込む事が出来る。
ファンはそれこそ60年安保の頃からのお年寄りから
高校生(中学生もいるかな?)まで幅広くいると思いますよ。
687吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 10:55:30
>>682
右手をポケットに突っ込んだまま、左手でしきりに髪の毛をいじりながらね。
不思議な江戸っ子口調と彼のクールなルックスのギャップが面白かった。
688吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 11:02:21
俺、ピエロ・ディコシモとかシモーネ・マルティーニとか澁澤さんに教わった美術も多いよ。
689吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 11:11:50
澁澤さんって59歳で亡くなったんだね。
人生は夢、神様は虫という言葉が耳に残ります。
690吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 11:55:46
>>684
私は10代後半ですが、周りで知っている友人は1人だけです。その人は嶽本野ばらのエッセイで知ったらしい。
あと私の母も知ってました。
ちなみに、私は中2のときに、タカノ綾っていう画家が描いた「高岡親王航海記」の絵で知って、読み始めました。
最近は、現代美術家(山口晃とか)が挿絵を描いた澁澤さんの本が出たりしているし、ゴスロリ系の雑誌で紹介されることもあるらしいので
若い人でも知ってる人は多いんじゃないでしょか。
691吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 07:56:38
>>689
四谷シモン「澁澤さん、神様ってなんでしょうね?」
澁澤龍彦「虫みたいなもんじゃないかな」
という問答ですね。
シモンがしみじみと語っていたのを観た事があります。
もう没後20年経って、シモンは澁澤の享年を超えたけど、
今でも澁澤を兄貴分として慕っているのが感じられました。
692吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 08:42:16
咽頭癌→気管切開、頚動脈瘤破裂、だそうだから、そうとう肝臓悪かったんだろう。
大酒家だったのかな。
693吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 11:55:45
スモーカー&酒飲み
でも肝臓悪かったのは立原正秋でしょ?
694吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 12:29:40
>>692
咽頭ガンは酒より煙草。一般に飲酒は、非常識な量でない限り
身体に悪さはしない。
むろん肝臓に負担がかかるほど大量に長年飲み続ければ酒で死ねる。
695吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 01:29:53
>>694
酒は咽頭癌のリスクファクターになるよ。
喫煙がリスクなのはむしろ喉頭癌。
696吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 22:44:53
でもさ、本人は1年も前から自覚症状も出ていて病院に行ってるわけよ。
医者どもは何をやっとんねん!と言いたいね。
本当に残念だ・・・。
697吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 23:17:47
セカンドオピニオンの考えがなかったのは間抜け
698吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 00:06:59
最初に診てもらった医者が、とんでもない藪だったという…
699吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 00:44:20
澁澤家のコネクションは所詮その程度か
700吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 07:48:29
>>699
お前はコネで病院にいくのか?
何を偉そうに優越ぶってるのか分からんが、馬鹿も休み休みに言え
701吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 08:02:36
澁澤さんも59歳で亡くなったけど、人生に悔いは無かったんだと思う。
晩年にはヨーロッパ旅行にも行ったみたいだし。
702吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 10:01:34
大酒飲み→肝硬変→静脈瘤形成→胃酸刺激→静脈瘤破裂
703吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 10:49:40
まあ、終わったこと言ってもしょうがないけど、大きな損失だな。
704吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 20:17:35
最初に診てやった医師グッジョブ!
705吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 22:04:58
看護婦のミスか何かで薬のミスがなかった?
706吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 22:12:04
>>705
「都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト」
だっけ
707吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 22:38:49
>>706
そう。

いまだに澁澤さんを知ってる人に会わない。
かろうじて知ってるのが同級生の母親でしかも「サド裁判の人」だった。
おかげでなんであんなちょっと普通じゃない人が好きなの?
みたいに言われてしまった。

まぁいいけどさー。
708吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 22:56:48
まあ、確かにサドの下劣さは嫌いだけど、澁澤は好きって人もいるかもしれんね
709吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 00:16:49
愛すべき小人物だな。うむ。
710吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 05:44:32
まあ、一番有名になったのがサド裁判だから…
711吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 08:56:22
>>710
パイプ片手に関係者を引き連れて、颯爽と出廷する澁澤被告の映像を見た。
かっこ良すぎるよ・・・・・・

712吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 06:51:41
三島由紀夫もそうだけど澁澤龍彦もヌード写真残してるよね。
713吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 11:32:42

「澁澤龍彦―ユートピアふたたび KAWADE夢ムック」
714吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 07:13:58
>>700
宮内庁病院なんてまさにコネそのものだろう
715吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 00:19:13
秋篠宮シスタスのマンマンを触診したい!
716吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 01:12:21
うるせーな。キモいんだよ。
717吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 21:04:24
北鎌の家はペンキを塗りなおしてるね
川沿いの桜が綺麗だった
この桜を澁澤さんも見てたんだなぁと思ったら
泣けてきた
小町の家は壊れそうなんで、保存しておいて欲しいな
当時も借家だったらしいけど
今も誰かに貸してるみたいだね
718吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 22:59:41
うるせーな。キモいんだよ。
719吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 12:48:06
>>717
小町の家は前を通りかかったことがある。
「都内ノ病院ニテ」の中の「東勝寺橋」を読んでから行ったので、感慨ひとしおだった。
720吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 06:09:37
>>717
黒江修さんという人が住んでいる
721719:2008/04/03(木) 13:24:00
「都心ノ」の間違い
722吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 20:34:19
>>721
一字でずいぶん印象が違うねw
723吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 18:49:50
15年位前かな?池袋でやった澁澤さんに関するセミナー出た人いる?
自分は三日とも出たんだけど、種村先生達のお話を生で聴けて本当に良かった。
本になってるけど、質疑応答部分に自分の発言が載っている(笑)。

会場にはシモンさんも来てた。
俳優の佐野史郎氏も来てたらしい。
724吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 21:10:36
あー 行ったよ つまんなかったけどなw
725吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 21:27:05
オレは第三者だが、話の腰を折るなよ。
せっかく貴重な体験談を、お互いに披露しあったらどうなんだ?
掲示板とは、コミュニケーションの場だろうが。
726吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 21:58:38
神奈川近代文学館である回顧展、どういう日程で行こう…。
今月二十七日の講演外したくないんだよなぁ。

九州から神奈川は遠いや…。
727吾輩は名無しである:2008/04/08(火) 12:21:37
>>726
なぬ?そんなんあるんか!?
728吾輩は名無しである:2008/04/08(火) 18:50:25
>>723
それは池袋西武でやった澁澤龍彦展かな?
確かに講演もあったと思ったけど、何分名古屋からなので日程を
合わせるのが難しくてセミナーは行ってないな〜。
全集が完結した頃だと思ったけど、初めての展覧会で
机やシモンの少女人形、絵画などが展示されていて
澁澤ファン冥利に尽きる思いをしたよ。

佐野史郎ってどこかのテレビ番組で澁澤特集やったときに
ナレーションしてたような気が・・・記憶違いかも?
729吾輩は名無しである:2008/04/08(火) 19:04:32
ぼくにいまあるのは、選ばれた者たちへの嫉妬だけだ。
もうとうに青春も過ぎてしまった。
澁澤も種村もみんな選ばれた者――
同じ赤子として生を受け、この差はいったいなんなんだ。
羨みと寂しさと憎しみと情けなさと、みんな一緒くたに我にあり。
ああ、澁澤龍彦、なんてかっこいいんだろう。
730吾輩は名無しである:2008/04/08(火) 20:03:08
>>729
まあ、そうめげずにこれを読んでみれ。
>>558
澁澤はルサンチマンを、生まれつき 欠いていたのではなく、
強靭な意志で克服したのにすぎない

ってあるよね。
確かに頭も良くて東大入ってるけど、あの時代に2浪してるし、
卒業後は就職もしてない。おまけに病弱で身長も低く華奢な身体をしている。
でもその状況の中でも、変えられるものは不屈の努力で克服し、
変えられないものは、ありのままを受け入れて乗り越えたんだ。

青春は過ぎ去ってしまったかもしれないが(僕もだが)、人生を回顧する年齢でもないだろう。
<澁澤龍彦>にはなれないけど、今以上に自分を高めることは出来るはず。
精神的に向上心のない者は馬鹿だ
、なんてことにならないように生きて行きたいものですね。
731吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 10:37:17
作家の夏目漱石は鼻毛を抜くのが好きだった。
私も鼻毛を抜くのが好きだ。
黒々とした弾力性のある質感、あのぷよぷよした毛根、
あれが私の鼻の中で作られているというだけで、神秘であり、脅威である。
732吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 22:18:24
>>730
729だが、ありがとう。

貴殿のことば、

「でもその状況の中でも、変えられるものは不屈の努力で克服し、
変えられないものは、ありのままを受け入れて乗り越えたんだ。」

思わぬところで、なにか大切なものに出会いました。
ありがとう。
永く胸底に留めておきたいです。
733吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 22:27:43
澁澤の甥を抱いたが、綺麗な身体でかわいかったよ。
734吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 23:13:18
いちいちうるせーんだよ
735吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 23:43:44
最近はじめてΖガンダム見て思ったんだけどさ。
クワトロ大尉って澁澤っぽくね?
もしかしてクワトロ大尉の正体って澁澤龍彦じゃね?
・赤いのが好き
・グラサンをかけている
・成り上がりの血族
・死に方が間抜け

こんだけ証拠あげればおまいらもそう思うだろ?
736吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 23:52:02
あと、ロリコンなところも。
たしか、矢川さんに「おにいちゃん」って呼ばせてたんだっけ?
737吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 00:14:20
>>734
知るまいw
738吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 00:39:49
澁澤の実の妹が書いたマナー本見たことある。
…さすがにお嬢様だよねw
739吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 00:50:03
スマソ、ただの自己啓発本だった。タイトルは
「なにかを始めたいあなたへ―とにかくチャレンジしてみる本」
740吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 02:22:13
そお?実際最高の抱き心地だったよ、あんあんいって
741吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 10:27:55
お嬢様じゃなくてただの銀行員の娘
742吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 18:08:36
トルコの研究者で本も出してるし、やっぱそれなりにハイソというか教養がある。妹。
743吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 20:03:44
妹たちは東大仏文と津田塾と東京外語大だからかなりの高学歴姉妹であるのは事実。
だが家計は苦しかったはずだ。
744吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 09:03:43
俺なんか東海大学だよOTZ でも澁澤は好き。
745吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 09:59:36
強いて言うなら、頭のよろしい家系だった、ということか。
746吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 10:03:19
※学歴は親の収入に比例します
747吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 12:36:10
>>745
父親は東大法学部、母親は聖心、母方の祖父は慶應だね。

父親の兄弟は一高中退後明大卒と早稲田だったと思う。
748吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 17:01:07
澁澤龍彦

東京市芝区車町(現・東京都港区高輪)に澁澤武 節子の子として生まれ、
埼玉の川越、東京市滝野川区中里(現在の東京都北区中里)に育つ。
父の武は銀行員。母の節子は実業家で政治家の磯部保次長女。
渋沢栄一やその孫の渋沢敬三と遠戚にあたるが、龍彦の家が澁澤家の本流(東の家)で、
栄一や敬三の家は支流(中の家)である。
なお澁澤家は、指揮者尾高尚忠や競馬評論家大川慶次郎とも親類に当たる。
龍彦の幼少時、渋沢栄一はまだ存命で同じ滝野川に住んでいた。
龍彦は、赤子のとき栄一翁に抱かれて小便を洩らしたことがあると伝えられている。

父・澁澤武(銀行員)

妻・矢川澄子(故人)(詩人)(教育学者矢川徳光の娘)仏画家矢野眞は義弟。
妻・澁澤龍子
妹・澁澤幸子(作家)

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
どう見ても、いいとこの坊ちゃん・嬢ちゃんなわけだがw

749吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 23:42:19
家柄がいいのと資産があるのはまた別の話
750吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 09:03:25
矢川澄子の「お嬢さん」加減にはちょっと閉口するけど。
751吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 10:46:37
米とぐのに洗剤いれるとか?
752吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 12:19:18
加護亜依かよw
753吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 13:42:31
>>751
ナイス!
754吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 16:21:27
>>733
80年前に生まれた人物の甥ということは50歳ぐらいか。
50歳で可愛いもへったくれもなかろう。
755吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 21:11:26
とりあえず美少女だったら禁断の愛で近親相姦くらいしてくれないと…妹。
カリギュラみたくねw
756吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 18:49:13
妹と近親相姦していたのは武林無想庵
757吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 21:03:41
おお、このスレで無想庵の名前を目にするとは
まさしくCocuの嘆きだな
758吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 21:46:36
澁澤訳のソドムって完訳版は無いんでしょうか?
佐藤春夫版だけですか?
759吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 22:41:36
>>458
澁澤訳完訳は無い。
『悪徳の栄え』も澁澤訳完訳は無い。
760吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 07:51:50
一応、貼っておくわ
ttp://www.kanabun.or.jp/0b00.html
761吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 12:40:05
>>759
どうもですー
762吾輩は名無しである:2008/05/06(火) 15:13:45
出口裕弘の講演なくなっちゃったか…残念
763吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 08:40:20
>>762
まぁ年が年だし、しょうがない気もするけど、せっかくなら聞きたかった・・・
代わりの平出隆はデパートとスーパーの違いの話するの禁止な。
764吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 10:36:58
澁澤夫妻が盛大にケンカを始めちゃうからなw
765吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 13:47:11
平出隆は出口さんの教え子だから、出口さんから直に代役の依頼が行ったのかも知れんな。
766吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 21:51:45
完訳版って今後も永久に出版されないの?
出版禁止期限とか設けられてないの?
767吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 00:13:36
>>766
出版禁止がどうのの話じゃなくって、訳稿自体が存在しないんでしょ?
『ソドム』は序章しか訳してないし、『悪徳の栄え』だって全体の三分の一程度の分量の抜粋訳だし。
誰かが補訳するんなら話は別だろうけど、それじゃ意味ないよね。
768吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 01:31:13
>5月予定
>『旅の仲間 澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡』
>澁澤龍彦と、初期 「アンアン」 「ポパイ」 のアートディレクションを手がけたデザイナー堀内誠一。
>これまであまり知られていなかった両者の交友をパリ・鎌倉間の往復書簡から明らかにする。
>2007年、中京大学で開催された 「旅の仲間 澁澤龍彦と堀内誠一」 展の書籍化。
>編者・巖谷國士による詳細な注を付したビジュアル・ブック。B5判
>晶文社 予価4725円
769吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 05:38:01
晶文社かよ
770吾輩は名無しである:2008/05/10(土) 14:14:41
晶文社には頑張ってもらいたい、色々と。
771吾輩は名無しである:2008/05/10(土) 14:18:48
文庫化とか
772吾輩は名無しである:2008/05/10(土) 22:06:19
今日の平出は緊張していたのか結構gdgdだったなぁ・・・
まあでも「君子は豹変する」っていう澁澤の発言とか面白かったし、
日記を持ってきて亡くなった日の前後を説明してくれたり、手紙を
持ってきてくれたりしてかなりサービスしてくれたのでよしとしよう。
(全体としては平出のエッセーとかインタビューとか追悼文そのまま
の内容が多かった。)
しかし、講演後に龍子に群がって名刺配りしてた出版関係者うぜーぞw

でも一人で来ていた若い子ってなんか微妙にイケてなかったような気が
したのは気のせい??いや、おれもおっさんだから人のこと言えないが。

773吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 18:47:05
>>763
>>764
デパートとスーパーの違いで何かエピソードがあるの?
774吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 19:52:34
>>773
そんなことも知らんのか。
平出隆が書いてたり、インタビューで答えてたけど、飲みながら
澁澤がスーパーとデパートはそんなに違わない、って言ったら
龍子にそんなことはない、って反論されて二人で延々口げんかを
しだした、って話のことだよ。
775吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 22:13:25
先日「新ジュスティーヌ」を読みました。
しかし、少々疑問な点があります。
「新趣向の遊蕩のこと」の章で
ヴェルヌイユの息子ヴィクトルが妹のセシルを残酷な淫蕩の果てに殺害してしまうのですが
その後の「悪人たちの解散のこと」の章で
セシルは生きていることになっていて、父にデステルヴァルとの結婚を約束させられます。

あとがきによれば、これも>767の言うような部分的な翻訳で
全体4巻21章のうち、3巻13章から4巻18章までの抄訳で実に1/4弱というごく一部にすぎない、とあり
章の順番については言及されていなかったので順番が入れ替わっているわけではないようです。

これは一体どうしたことなのでしょうか?
776吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 08:32:35
むかしNHK日曜美術館で「澁澤龍彦の宇宙(だったか?)」の放映時、
スワンベルクの絵とシモーネマルティーニの絵を紹介してるときのBGMが凄く気に入ってるのですが、
知ってる方いますか?
777吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 13:00:32
ずいぶん昔のことなので、その絵の場面かどうかは分からないが、
ショパンの夜想曲の1番が何度も流れていたのは覚えている。
778吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 19:20:00
ショパンの夜想曲1番変ロ短調はシモンさんが
自作の詩を朗読した時にかかっていたね。
スワンベルクは「グンニ、我が心の庭にただひとりいる人」
シモーネ・マルティーニは「グイドリッチオ将軍騎馬像」だったのは記憶にあるけど
その場面でも流れていたかは思い出せないよ。
779吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 04:17:19
レスありがとう。

いや、番組は録画してDVDに焼いて持っているのですよ。
ショパンの夜想曲がメインテーマだったのですが、
スワンベルクのシーンはなにか前衛芸術の音楽みたいのだったし、
マルティーニのシーンは、なにかグレゴリオ聖歌(?)みたいな曲でした。

いずれにしても、どうもありがとうございました。
780吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:18:49
デパートとスーパーはぜんぜん違うよね。
781吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 10:39:08
デカルトとスピノザぐらいに違う
782吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 09:54:50
>>779
それ見てないんだけど、ついこの前やった「知るを楽しむ;澁澤篇」のBGM
に比べて何と高貴なことよ!
グレゴリオ聖歌だったらまあ、何聴いても同じような曲、と言ったらクラヲタに
怒られるだろうか・・・。
783吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 21:57:38
神奈川近代文学館の企画展行ってきました
お約束のシモンの人形と金子の絵から始まって
膨大な量の書簡や生原稿の展示には圧倒されました
10年以上前の展示会も行ったけど
今回は年のせいか、こみ上げてくるものが・・・
地方在住だから新幹線使ってまで行ったけど、やっぱ行って良かった!
ファン冥利に尽きると言うものです
784吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 22:04:52
ちっちゃい子がヌードの絵を見て「この人パンツはいてない!」「あ、この人もだ!」って騒いでるのが面白かった。
それにしても、児ポ法がそのまま通ったら、やばくなりそうな絵や写真満載でしたね・・・
785吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 06:53:12
80年代、横浜の山下公園でホームレスが襲撃された事件に関して、
「普段、時事問題を余り語らない」澁澤が怒りのコメントを発表したという記事を読みましたが、
具体的にはどんなコメントだったのでしょうか?
媒体等、詳細をご存知の方、ご教授下さい。
786吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 01:56:17
河出の澁澤コレクション、増刷したねー。
品切れだったのも買えるように。
787吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 02:51:09
ほんと?
狐のだんぶくろは?
788吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 08:45:18
>785
どっかで読んだ気もするんだけど・・・。
789吾輩は名無しである:2008/06/04(水) 08:54:05
>>785
たしかエッセー集の「マルジナリア」で読んだ気がするけど、うろ覚えですまん。
事件が82〜83年初頭に起きたからそれ以降に上梓されたエッセーなのは確か。
790吾輩は名無しである:2008/06/04(水) 17:33:10
マルジナリアにはそんな文章ないよ
791吾輩は名無しである:2008/06/04(水) 21:40:24
全集ひっくり返す気力はありません
792785:2008/06/05(木) 23:27:56
皆さん有り難うございました。
当たりを付けて、全集をあたってみます。
793吾輩は名無しである:2008/06/06(金) 11:47:05
>>785
見つかったら教えてください。
794吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 18:05:57
>785
787の人と同じく「狐のだんぶくろ」でみかけたことがありますよ。
795吾輩は名無しである:2008/06/15(日) 23:27:00
>>785 >>794
『狐のだんぶくろ』文庫版の190ページにある一節のことでしょうか。

「私がこう書いてからほんの一ヶ月ばかりのうちに、浮浪者は『酒くさくて
汚いから退治しよう』といって、弱い老人を集団で殴ったり蹴ったりした
中学生のグループがあらわれたのである。私の危惧はぴたり的中したようで、
なんだか寝ざめがわるいような、へんな気分である。」
796吾輩は名無しである:2008/06/15(日) 23:40:33
だが もし漏れの乗り合わせた
電車内に浮浪者がいたら『チーズくさくて 汚いから退治しよう』
といって、弱い老人だろうが集団で殴ったり蹴ったりする
中学生のグループがあらわれないかキボンする。
797武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/16(月) 01:16:50
>>796
最低の野郎だなおまえ
澁澤と比べたらおまえの品性は桁違いに低い。
人間性が低い奴はイヤだねぇ
しっしっ
798吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 07:35:51
渋沢が紹介するチェーザレ・ボルジアは凄みを帯びている。
ルネサンスと中世の闇と光が交差するような人物に萌える。
塩野さんのは一種のイケメンへの「おっかけ」に近いものがある。
男性視点と女性視点の違いかな。
799吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 09:54:37
>>794、795
785じゃないけど、ありがとう!
800吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 13:27:34
>>797
これ言っちゃっていいのかな?
澁澤が電車の中で、脚の捻じ曲がった赤ん坊を見かけて、
それが可笑しくて連れと顔を見合わせてクスクス笑ってた、という話。
土方巽(たぶん)が、
「澁澤の明朗な精神」をあらわすエピソードとして好意的に書いていた。
801吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 13:38:22
それだけじゃなんとも言えん……
802吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 13:41:30
明朗な精神w
803吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 01:05:10
>>800
何の本に書いてあったんですか?
804785:2008/06/30(月) 19:26:24
>>794
>>795
どうも有り難うございました。
暫くスレッドを見ておらず、お礼が遅れて申し訳ありません。
805吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 15:03:14
この人が万博を嫌う理由はなんでしょう?
806吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 15:36:09
現在から直線的に未来が繋がっているという楽天的な幻想に
支えられているのが万博のコンセプトだから、嫌っている。
807吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 16:19:36
大阪万博のコンセプトは知識人には軒並み評判が悪かったみたいだよ
808吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 18:55:48
話が変わるけど、澁澤ってウチャについて自ら何か言及してましたっけ?

家の出入りしてたノラ猫にも「ニャン助」と名前つけてかわいがってたみたいだし。
実際の澁澤はただの平凡な家庭人だったことに、逆に奥深さを感じてしまうんだけど。
809吾輩は名無しである:2008/07/19(土) 00:46:54
「鳥と少女」美しすぎ!
810吾輩は名無しである:2008/07/19(土) 03:19:01
ウッチェロの話だっけ? やべ、ゆで卵のエピソードしか記憶に残ってないや
811吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 19:31:38
【ALI PROJECT】宝野アリカの歌詞盗作【アリプロ】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asong/1216552412/

月蝕グランギニョル
http://jp.youtube.com/watch?v=8OGhXTBWG3Y
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1431342
未來のイヴ
http://jp.youtube.com/watch?v=Ry93IFdvBUg
http://www.nicovideo.jp/watch/sm459478
わが臈たし悪の華
http://jp.youtube.com/watch?v=777H4B4dj3Y
http://www.nicovideo.jp/watch/nm3877595

盗作は犯罪です。皆さんの力で盗作を無くしましょう。
812吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 11:44:17
俺は奥さんがガムかなんかの包み紙で鶴折ったのしか覚えてない。
813吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 16:50:53
その小さい折鶴を見て、イタリア人の子供が「ウッチェロ!」と声を上げる。
この最後のエピソード好きだな。
澁澤も感動したと書いてるけど。
814吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 17:17:44
唐草はどれもいいんだけど
金色堂異聞は普段地の文で書いてる知識を
登場人物に言わせてるから読んでて陳腐に感じた
815吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 17:53:23
813>>
 自分もその場面大好きだが、こないだ神奈川県立近代文学館の展示に行って、実際は澁澤自身の体験じゃないことが分かって、してやられた、と思ったよ。そういうところも含めて澁澤らしくて、自分は好きだが。
816815:2008/07/27(日) 17:55:22
813>>
アンカー失敗しました、失礼しました.。
817815:2008/07/27(日) 17:57:37
>>813
たびたびすみません。
818吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 21:19:28
>>808
平凡な家庭人が女房に娼婦との3Pを要求したり
女房の鼻に火のついたタバコを押し付けたりするのかね
819吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 21:32:41
…うちの父はそういう感じが無きにしも非ずですw
820813:2008/07/30(水) 17:59:37
>>815-817
欧州旅行の時の澁澤自身の体験じゃなかったのかw
そういうところ、あまりにも澁澤的だな。
それでも紙で折った鶴もまたウッチェロに違いないんだよね。
821吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 09:29:07
>>818
上の行は前の奥さんのときでしょ?あの夫婦は平凡じゃねえよな。
下は2度目のね。本人、多少大げさに書いているのかも知れないけど、
泥酔の気があったことは事実らしいね。
私は逆に泥酔して夜中に玄関前で騒いでカミさんにドロップキックされたが。
822吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 13:19:41
>>821
ソレハカッコワルイゾ(w
823吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 15:58:18
龍子さんにお会いした時、つい鼻をまじまじと見てしまった。
火傷の痕が残っているんじゃないかと思って。残ってなかったけどね。
824吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 17:59:31
>>823
グッジョブ!オレも確認したかったんだよ!
825吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 05:26:48
今日は平日だからさすがに鎌倉までいけないなぁ。
去年は会社サボって行ったような記憶もあるけど。
826吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 21:01:23
一昨日は命日だったんだよな
以前、一人でお墓参りした時、この墓石の下に澁澤さんの遺骨が眠ってるんだ
と思うと二人きりで会ってる気がして緊張したし、嬉しくもあった
827吾輩は名無しである:2008/08/08(金) 20:32:57
ヴォルテールもルソーももう遺骨は ないんだっけ
828吾輩は名無しである:2008/08/10(日) 01:12:38
とりあえず・・・全員集合せよ

ttp://bbs49.meiwasuisan.com/bbs/bin/read/soudan/1218266456/l50
829吾輩は名無しである:2008/08/14(木) 21:01:40
テスト
澁澤龍彥
彥は&#x5f65;と入力。
830吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 18:54:49
澁澤龍彥
831吾輩は名無しである:2008/08/16(土) 07:47:08
蓮實重彥
832吾輩は名無しである:2008/09/17(水) 21:26:16
何で子供作んなかったのかな。
そりゃエッセイに記述はあるけど、あれが本音とは思えない。
833吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 12:23:46
理性を獲得した人類が子供を作る理由をよくよく考えるとエゴだけがのこるからじゃない?
そういう人類全体のエゴに対するささやかな抵抗だったのかも。
834吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 21:53:32
>>833
そんな理由は全然澁澤らしくない

>>832
少なくとも当人はあれが「偽らざる信仰告白」だと言っているから一読者としては額面通りに受け取るしかない
835吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 23:00:59
澁澤もデカルト・コンプレックス(父親の立場を拒否しながら架空の父親を擬する)の一例だったのだろうか
836吾輩は名無しである:2008/09/28(日) 10:42:26
矢川澄子はお嬢さん育ちで澁澤と一度もけんかしなかったんだね
龍子さんは派手にけんかしたらしいけど普通の家に生まれた人なの?
837吾輩は名無しである:2008/10/01(水) 18:43:39
>>836
鎌倉育ちで昭和30年代に大学で自動車部にいたということはそれなりに裕福な家庭の出じゃないかね
838836:2008/10/01(水) 21:35:24
>>137
レスありがとうです
澁澤はやはりお嬢さまがお好きなようですね
芸術って経済が豊かでないと栄えない…?
839836:2008/10/01(水) 21:37:37
すみません
レスアンカー間違えました
上のレスは>>837さんにです
840吾輩は名無しである:2008/10/01(水) 21:38:56
金が欲しくなきゃカッパブックスにあんな本書かないだろう
841吾輩は名無しである:2008/10/02(木) 00:03:35
>>840
出口さんあたりの口利きでどこかの大学の専任教員になれていればああいう本は書く必要がなかっただろうね
842吾輩は名無しである:2008/10/02(木) 00:51:43
サドの翻訳は相当売れたらしいよ。
843吾輩は名無しである:2008/10/02(木) 01:52:48
さぁどうですかね。
844吾輩は名無しである:2008/10/02(木) 07:06:57
サド裁判の被告になったせいで、教職には就けなくなった、
という話を読んだことがある。
845吾輩は名無しである:2008/10/02(木) 10:34:03
>>844
それはウソ。伊藤整はチャタレイ裁判で有罪になった後で東工大の教授に就任している。
846吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 23:10:21
>>841
教師にだけはなるまいと硬く心に誓ってたのよ。
847吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 11:53:53
>>846
澁澤は昭和34年2月3日付の出口裕弘宛書簡の末尾に「とにかく来ちまえよ。何だったら、カマクラに部屋でも借りて、
親子三人、愛の巣をイトナメよ。もし君が東洋大学を振るなら、僕に行かせてくれよ」と書いている。出口はそれを受けて
「澁澤にも教師になる気が大いにあったわけである」と書いている(『澁澤龍彦の手紙』p.101)。
848吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 14:54:03
>>846
だから、>>841にあるように、出口に斡旋頼んでいたんだよ
849吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 08:55:35
大学時代に教職免許を取ろうとした痕跡があるって、確か全集別巻の年譜にも
書いてあったから、教職を全く否定していたわけでもないかも知れないね。
しかし、話が少し変わるけど、澁澤と出口の関係って微妙にギクシャクしてるところがあるよね。
滞欧日記にも出口氏への批判めいた言及があるし。
850吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 12:00:25
東大仏文に出口が現役で受かった時、同じ年と翌年に東大仏文を受けて落ちた澁澤は
「あいつが受かるなんて、東大の権威を疑うよ」と言って歩いていたらしい。
851吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 14:02:48
>>850
結構陰湿だな、おい。
出口は出口で澁澤の翻訳を誤訳だと吹聴してたそうだね。
852吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 14:26:25
>澁澤の翻訳を誤訳

でも否定できないよなw
大変魅力のある誤訳だけれども
853吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 16:07:11
澁澤の誤訳については松山俊太郎が検証しているね。創造的誤訳などという次元ではない語学的な誤りが結構あるw
854吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 22:43:29
松山俊太郎って『黒死館殺人事件』の間違いを検証したり、そんなことばかりしてるのか
855澁澤初心者:2008/10/06(月) 23:45:58
あれっ?
ここに来ていきなり書き込みが…
皆さんはどのようなきっかけで澁澤に魅了されたのですか?
856吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 14:50:23
なんとなく手に取った黒魔術の手帳からはじまったような…この人の文庫本の群れは本屋の一角で異様に目立ってたと思う。
857吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 16:31:19
文庫本(笑)
858吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 17:25:48
【澁澤龍彦黒歴史】
・暗記自慢のモヤシっ子で、小学生の頃はいじめられていた。外でいじめられると、家に帰ってきてから妹たちに八つ当たりして鬱憤を晴らしていた。
・鎌倉の小町に住んでいた頃、新年の祝いをしようと二階の澁澤を呼びに来た妹に癇癪を起こし、何の落ち度もない妹を階段から蹴落とした。
・それでいて面倒な用事は妹に押しつけ、三島由紀夫に初めて推薦文を依頼した時も三島と対等に話をする度胸がなく、妹に電話をかけさせた。
・東大入試に二度失敗。現役で受かった出口裕弘に嫉妬し、「あいつが受かるなんて、東大の権威を疑うよ」と言って歩いていた。
・出口よりも早くフランス語を始めていたが、やがてフランス語の力で出口に追い越され、後輩の松山俊太郎からも誤訳を指摘された。
・最初の妻の矢川澄子さんからはドイツ語文献の読解を助けてもらったにもかかわらず、澄子さんを虐待し、売春婦を交えての3Pを要求。
そのため、澄子さんに加藤郁乎と浮気されて離婚に至った。
・離婚後、澄子さんとのツーショット写真をあてつけがましく鋏で真っ二つに切断し、澄子さんのところに送りつけた。
・二度目の妻の龍子さんをも虐待。酒に酔った挙句、火のついた煙草を鼻に押しつけて火傷をさせた。
・尊敬していた三島から勝手に『暁の寺』の今西のモデルにされ、揶揄された。
・自分の著書の書評をたびたび出口に書かせておきながら、自分では出口の著書にほとんど言及しなかった。出口の『越境者の祭り』を
有名誌が取り上げて記事にしようとした時、原稿執筆を依頼されたがニベもなく断った。
・『サド侯爵の生涯』ではレリーの研究書から大々的に剽窃し、レリーの研究成果を自身の業績のように偽って発表した。
859吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 17:43:46
>>858
質問です。あなたは誰のシンパですか?
860吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 17:50:43
>>859
澁澤が好きでいろいろ読んできたが、知識が増えるといい面だけではなく嫌な面も見えてくる。
澁澤の礼賛者は今では大勢いるので美点については他の人に任せるとして、敢えて嫌な面だけを抽出してみたらどうかと思って書き出してみた。
他意はない。
861吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 19:37:46
文庫で買ったらおかしいのか、他の本からパクって羅列してるような知識のひけらかしのくせにw
862吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 20:45:54
オレは基本的に文庫ばっかだよ。
でも、ブックオフで100円で買ったケースつき「マルジナリア」、
奥付見たら初版でちょっと徳した気分になったこともある。
863吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 20:53:22
初めて買って何気におもしろくおもったジル・ド・レエのエッセイがまんま彼方の受け売りでがっかりだった。
素人でもちょっと調べればすぐわかるような書き方すんなとおもったぞ。
864吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 22:38:29
>>858
可愛いな
865吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 23:42:22
最近文庫カバーだけが新しくなってるのを店頭で見かけるけど
本体に対して若干でかく作られてて見た目がとっても悪い
866吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 22:26:50
東大の理系学部を諦めたのと、
肺結核が見つかったのが同時だったんだっけ?
867吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 23:40:34
理系学部を諦めたんじゃなくて、戦時中は理系の学生に徴兵猶予があったから「航空技術方面に進むため」と称して旧制高校の理科に籍を置いていたのが
敗戦で徴兵猶予を狙う必要がなくなったので文科に移籍した(1946年4月)というのが正しい。
それに結核が見つかったのは1953年で東大を卒業した年のことだからそれよりずっと後のことだ。
868吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 00:11:36
>>867
そうなのか。d。
澁澤は家柄が良かったから、兵役を免れるためにいろんな手が使えたと、
妄想を言ってる人がいたもんで。
869吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 00:37:15
870吾輩は名無しである:2008/10/21(火) 08:03:16
>>869
河出ってほんと高けえよな。
871吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 00:36:13
>>869
八割方は文庫未収録の文章だと思うよ。他とはちょっと違う、澁澤のなまの
声が感じられるような気がする。例えばアレクサンドリア四重奏にこれほど感心
しているのは、多分書評の中だけではないかな。
872吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 06:47:25
河出文庫、ちくま文庫あたりは確かに高いけど、よそでは出ないようなものを
出してくれるからな。ありがたいよ。毎度お世話になっております。
873吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 08:01:12
俺の中では澁澤龍彦=河出文庫
874吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 09:53:04
文庫の装丁がすごく上手かったとおもう。あの装丁だったから売れたというか、澁澤よりも職人GJ。
875吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 20:25:19
>>869
これって、全集未収録物は入っているの?
876( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/11/04(火) 23:58:33
どもどもですねぇ(笑)おやはや(笑)快楽主義の文庫解説が酷い物ですねぇ(笑)古いという意見が出ておりますがそう思いますよ(笑)
877( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/11/05(水) 00:03:46
因みに個人的に好きな作品は「髪切り」でしょうねぇ(笑)小説としてはどうかは分かりませんが、偏った愛を感じますねぇ(笑)おやはや(笑)
878吾輩は名無しである:2008/11/05(水) 03:26:00
快楽図書館のために買うかな
879吾輩は名無しである:2008/11/12(水) 11:24:37
>>876
澁澤と比べたら誰でもかすんじまうよw
880吾輩は名無しである:2008/11/18(火) 02:17:35
少女コレクション序説の 「匂いのアラベスク」 という章で

《処女王といわれたエリザベス女王は、大変な薬学マニアで、
自分でフラスコやランビキの底をのぞきこんでは薬物を調合して楽しむ趣味があった。
(中略)
女王が発明した香水は、「ハンガリー・ウォーター」という名前で知られているが、これは最初のアルコール香水だという。》

という部分があるんだけど、
これはイギリス女王じゃなくてハンガリー王妃のエリザベート(エルジュビェタ)だよね。
イギリスなのにハンガリーと名が付くのが疑問で調べてみたんだけど、2世紀も時代が違うじゃないか。
881( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/11/19(水) 18:36:57
正式な知識を求めるのであれば最近の本を読まれた方が宜しいかと(笑)おやはや(笑)
例えばクルト・ヴォネグト「巨人のサイレン」という書物が登場しますが何のことかはお分かりでしょう(笑)おやはや(笑)
882( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/11/25(火) 14:37:02
さて、事実かどうかはわかりませんが某次官殺人事件の動機とやら、澁澤の書いた虎やETについての文章を念頭に置いたのは私だけで消化ねぇ(笑)
虎に可哀想と涙を流す心と、犬の復讐のために殺人を犯す心の、どこが違うというので消化(笑)おやはや(笑)
澁澤が生存していれば如何いう意見を言ったのか気になりますが、彼の発言は現在でも有効なのでしょうねぇ(笑)おやはや(笑)
883(o`.´o)materialist:2008/11/25(火) 16:13:33
徳川犬将軍が犬を虐めたら打ち首にした漢字で消化ねぇ〜(笑) つまり人の命なぞは獣以下でしてねぇ〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
884吾輩は名無しである:2008/11/27(木) 23:34:54
>>881
洋の東西を問わず曰くある女性の挿話を蒐集した澁澤龍彦らしからぬ
誤りだったので、何か記憶違いでもしていたのかなと思いまして。

>クルト・ヴォネグト「巨人のサイレン」
残念ながら私にはどの作品に登場したのか、
何を指したものなのかさえわかりませんでした。
何の書物なのでしょうか?
885吾輩は名無しである:2008/11/28(金) 03:47:24
886吾輩は名無しである:2008/11/30(日) 03:38:55
現在、「犬狼都市」に収録の3篇で卒業論文を書いているのですが、
すっかり行き詰ってしまいました。
ちょっとしたことでも結構ですので、皆様の感想やお考えを
お聞かせ願えませんか…?
宜しくお願い致します。
887吾輩は名無しである:2008/12/04(木) 10:48:09
>>886

少女が・・・。
犬に・・・。
ハァハァ・・・。
888吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 21:18:52
興味あるんですが
どのあたりが傑作ですか?
酒井 潔 悪魔学大全 の解説書いてたので知りました。
889吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 22:32:34
>>888
とりあえず代表作とされているのは
「夢の宇宙誌」
「胡桃の中の世界」
「思考の紋章学」かな?
このあたりは澁澤のエッセンスが凝縮された傑作だよ。

あと悪魔を扱った作品はきりがないので、
↓のタイトルでピンと来たものを読んでみては。
http://www.kawade.co.jp/bunko25/shibusawa.html
890吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 22:34:25
この人の作品のタイトルって、ほとんど全部に「の」が入ってるね
891吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 23:28:20
魔女の宅急便
892吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 00:07:13
神聖受胎、黄金時代、マルジナリア、城、唐草物語、フローラ逍遥、
ドラコニア奇譚集、幻想博物誌、偏愛的作家論、ねむり姫、うつろ船、
玩物草子、東西不思議物語、世界悪女物語、妖人奇人館、犬狼都市、
三島由紀夫おぼえがき、高丘親王航海記…
  失礼いたしました。(まだあるでしょうね。)しかし多作家だなあ…
893吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 19:02:15
紅の豚
894吾輩は名無しである:2008/12/13(土) 22:00:55
"の"は後に続く言葉を形容する助詞か。

紅と豚
紅や豚
紅に豚
895吾輩は名無しである:2008/12/15(月) 02:30:25
>>892にはひとつも「の」が入ってないじゃんw
896吾輩は名無しである:2008/12/16(火) 18:16:07
ズラってマジ?
897吾輩は名無しである:2008/12/19(金) 05:46:17
澁澤龍彦訳『ブレストの乱暴者』を今読んでいます。
898吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 14:25:01
澁澤のエッセイの中で三島が
「霊魂が体から一ミリも出ない間は表現が変わることはない」
とかそういう感じのこと言ったのを引いてるのがあったと思うんだけど、だれか覚えてない?
探してるが見つからない・・・
899吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 21:27:26
まだまだ探す気ですか
それよりぼくと踊りませんか
900吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 21:34:58
901吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 10:53:58
↑名曲ですね
902吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 11:09:01
うん。
親の運転するカーステレオでさんざ聴かされたうちの一曲っす。
ほか、岩崎宏美とか。
903吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 18:36:29
少し質問をさせてください。
「上人さまに教えてもらった」といって動物(たしか鳥か?)が光明真言を
ひらがなでしゃべるという場面がある作品があったと思います。
高岳親王航海記だと思って本屋で立ち読みしてみましたが、その場面見つかりませんでした。
ご存知の方いらっしゃいますか。
904:2008/12/21(日) 19:26:05
>>903
『うつろ舟』所収の「ダイダロス」でしょう。
905吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 21:13:04
『うつろ船』でしたか!どうもありがとうございます!
906吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 16:03:37
>>898
「三島由紀夫おぼえがき」に収録の「三島由紀夫覚書」
の中に、こんな記述があるよ。それかな?

「『技術の進歩が人間概念を変えることがあり得ると思いますか。』
 と私がきくと、三島氏は言下に答えた。
 『そんなことは絶対ないですよ。少なくとも人間が肉体の外へ一ミリでも出られない限り、
 心霊学のエクトプラズマみたいに内部から外部へ発出し得ない限り、人間概念は百万年後も今もおんなじだよ。』」
907吾輩は名無しである:2008/12/25(木) 11:26:50
>>906
ありがとう!
まさにそれです。胸のつかえが取れました。
908吾輩は名無しである:2008/12/25(木) 11:33:36
このスレの住人はレベル高杉w
909吾輩は名無しである:2008/12/25(木) 12:10:46
「女のなかで僕が愛するのはまず美しさであり、人類のなかでは、絨毯や、
スプリングつきの馬車や、思考の鋭さなどにあらわれるところの文化です」

「――少年時代から、僕は進歩を信じて来た。信じないではいられなかった。
なぜかと言うと、僕が鞭打たれた時代と、鞭打たれなくなった時代との相違が、
あんまり大きかったからだ。 ―中略― 慎重さと正義が僕に向かって、
純潔や肉の節制におけるよりも、電気や蒸気のなかにこそより多くの人間への
愛があると語っている」


共にチェーホフ。文学全集端本の解説文より孫引き。
――ま少々、恣意的にではあるがw
910吾輩は名無しである:2008/12/26(金) 01:58:15
晩年に突然「書店でサイン会」をしたんだよね。まさかあのシブサワさんが!
と皆が驚いたけど本人は「若い女の子がいっぱいきてよかった。」と
まんざらでもない表情だったとか。笑いながらサインしてる写真もみた。
何かの雑誌で読んだんだよ、なんだろう?
911吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 03:27:51
澁澤は自分のナニを自分でくわえることができたらしいな。笑った。
912吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 08:18:28
虎眼流の使い手だったのか……
913吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 01:48:31
】【元次官殺傷事件】男は誰に雇われたのか?
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1227410047/
【清和会がまた人殺し?】沈黙している政治家を探せ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1227948864/
小泉の連続テロ事件は、証人喚問妨害が目的だろ!
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1228105862/
【W小泉】殺害元厚生次官 長妻が喚問予定だった。
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1228563679/
元部下の死に祝杯を上げる小泉純一郎がいるらしい
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumu/1228309446/
914吾輩は名無しである:2009/01/07(水) 17:14:08
澁澤ってマイルスデイビス以外どんな音楽が好きだったのかな?
915吾輩は名無しである:2009/01/07(水) 20:21:14
矢代秋雄の前でフランクのバイオリン・ソナタを
音程ばっちりで口ずさんだって、この人のエピソードだっけ?
916吾輩は名無しである:2009/01/07(水) 23:04:39
なんでも諳んじて歌えたと三島が書いてるね
917吾輩は名無しである:2009/01/07(水) 23:34:29
軍歌でしょ
918吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 01:01:22
お座敷小唄
919吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 17:54:35
>>914
本人音楽には疎いというポーズで通したけど、クラシック方面はかなり詳しいよ。
全集の何巻だったか忘れたけど、「みゅうじっくたいむ」ってエッセーが
あって、それ読むと915氏のエピソードも書いてあった記憶があるけど。
920( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/10(土) 03:02:48
妹さんも言っておられましたけれど、「努力」の人でしょう(笑)おやはや(笑)
921吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 08:39:26
まぁ
922吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 20:37:11
努力の人はそうかもしれないけど、記憶力と、あと精神のバランスのよさ
みたいなものは天性だよね。幾何学の精神と繊細の精神の双方をそなえて
いたし、古典主義もバロックも兼備していた。
923吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 01:45:48
>>922
「幾何学の精神」って意味分かって使ってる?
924吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 02:10:56
>>923
パスカルでしょ? わかっていると思うけど。
ちなみに澁澤は「幾何学の精神」という語を結構使っているよ。例えば、
たしか幻想文学の賞かなにかの選考委員として、「もっと幾何学の精神を」
というような文章があったと思う。そういう意味でこちらも使いました。
925吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 02:28:19
>>924
幾何学的精神ってのは、デカルトのような合理的で論証的な理性を指す言葉だよ。
つまり、反合理主義者の澁澤とは相容れない言葉だ。
澁澤自身がこの言葉を意図的に誤用してるようだから、仕方ないっちゃ仕方ないけど
926吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 02:44:56
>>925
もうちょっと広い意味で使ってもいいんじゃない? 構造の明確性と
イメージの明晰、みたいな。サドなんかの明晰なフランス語を思い
浮かべて言っているんだけど。それから、澁澤が「反合理主義者」だという
のは、イデオロギー的にはまあそう言えるかも知れないが、彼の論理の
展開は、まったく「合理的」な論法でなされていると思うのだが。それは、
彼のエロティシズム関係の文章を読めばすぐわかることと思う。
927吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 02:52:42
>>926
少なくとも、パスカルの言う「幾何学」ってのは「イメージの明晰」とかとは関係ないよ。
むしろ、ユークリッドの『幾何学原論』のような、公理と公準と定理と証明からなる厳密な体系という意味。
スピノザの『幾何学的秩序によって論証されたエチカ』を思い浮かべてもらってもいい。

澁澤の論法が合理的であるというのは、確かにその通りなんだろうけど、
それでもやはり、体系的な思惟とは無縁な人だったと思う。
928吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 10:11:34
>>927
>少なくとも、パスカルの言う「幾何学」ってのは「イメージの明晰」とかとは関係ないよ。
むしろ、ユークリッドの『幾何学原論』のような、公理と公準と定理と証明からなる厳密な体系という意味。
スピノザの『幾何学的秩序によって論証されたエチカ』を思い浮かべてもらってもいい。

それはその通りなので、別に文句をつけるつもりはないけれど、『パンセ』
のなかでも明確な定義はなかったんじゃないかな。「繊細の精神」というのが
かなり広い意味をもっているのは明らかだから、まあ拡大解釈もできるのかな、
というくらいのつもり。実際、厳密な体系をもって書かれた書物なんていうのは
少ないから、そうすると「幾何学の精神」という語はほとんど使えなくなって
しまう。だから、パスカルも割と広い意味で用いたのではないかな。「体系的な
思惟」というのも、人間は矛盾の束であり、厳しく採ったら、そんな人はまず
いなくなってしまうよね。まあそんなところです。粘着失礼。
929( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/14(水) 00:53:37
私見によりますればエロティシズム関連の文章は殆ど他からの引用で成り立っておる気がいたしますけれどもねぇ(笑)これは本人が明記しておりますから確実ではないでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
930吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 02:02:55
何はともあれ児童ポルノ規制法案で規制されますな。「少女コレクション序説」とかもあるし四谷シモンの人形もいかがわしいし。

残念でした(笑)
931吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 13:19:46
引用のない文章なんてつまんねーぜ
932吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 00:07:37
>>929
それって、ほとんど褒め言葉のように聞こえる。博覧でも強記でもないから、
そういう文章が書けない。随筆の骨法は、弘く書を読んでその抄をつくる
ことにある、とか言っていた人がいたよね。
933吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 11:55:43
> 随筆の骨法は、弘く書を読んでその抄をつくる 
> ことにある、とか言っていた
石川淳だよ。この言葉を澁澤も模範としてたでしょ。
934吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 17:33:40
それって小説の人、詩の人、文芸批評の人とか文学にかかわる人みんなに言える当たり前のことじゃないの?
935武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/17(土) 01:16:33
>>933>>934
古今の書物の中から何の偏見もなく自ら良書を撰び、
そしてそれを味あうことが出来ると言うことは、何という幸せであろう。
そしてそれらの糧がよく作品の横糸となって、
より高く、より豊饒な意味に充ちた一篇の作品を織り出すことが出来るならば、
人生は恐らく愛すべきであろう。

北園克衛『ハイブラウの噴水』より
936吾輩は名無しである:2009/01/17(土) 02:07:18
937吾輩は名無しである:2009/01/22(木) 03:02:20
「幾何学的精神」の履き違え
澁澤も草葉の陰でわらってる
938吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 00:11:25
まあ、元々才能があった人間でないのは確かだ。
美的センスも低俗というか、天性のものではないね。
939吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 00:13:27
940( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/26(月) 00:27:10
確かに今から見れば随分と怪しい知識を開陳しているところはあるでしょうけれども、分かりやすい文章というものは誰でも書けるものではありませんし、何しろ小説でああいうものを書ける人間は少ないのではないでしょうかねぇ(笑)
たとえ剽窃であった、としてもです(笑)おやはや(笑)
941( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/26(月) 00:32:26
しかしいまだに澁澤、でとどまっているのはいかがなものかと思われますけれどもねぇ(笑)
澁澤の文業を引き継がなければならないと種村は書いておりましたけれども、その種村も亡くなって、誰も文業を引き継ぐものいない気がいたすのですけれどもねぇ(笑)
勿論、文業の引継ぎ、というのは文業の批判なくしては成り立たないものであり、それが出来なければ引き継ぐことは出来ない、と考えておるのですが、いかがでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)」
942吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 03:28:45
今や田舎臭い文化主義の遺物としか思えない。
真面目に読むのも馬鹿らしく感じる。
943吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 00:41:53
天才だろ
944吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 03:50:14
いや努力の人だろ
945吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 08:12:19
努力した天才でいいだろ
946吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 11:43:57
それでおーけー
947吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 13:55:40
>>941
高山宏がいるじゃん。
問題は誰が高山宏を引き継ぐのか。
948( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/27(火) 14:19:22
高山は駄目でしょう(笑)おやはや(笑)
949吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 15:42:29
十分だよw
950吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 22:11:04
今は澁澤みたいな人材は文学にいかないで漫画とかアニメ
とかにいってる気がする。
951( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/05(木) 00:03:38
そうでしょうかねぇ(笑)それは文学板でよく目にする紋切り型の決まり文句なのでは(笑)
漫画やアニメと一口に言いましても色々ありますし、最近は両者とも低迷気味との噂もありますけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
根っからの「リヴレスク」を自称する澁澤ですから、当然文学ではないでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
恐らく現在に生きていても、漫画やアニメには殆ど興味が無かったと思われますねぇ(笑)つげ義春を評価していたようですが、当時の知識人はつげは結構評価されておったようですからねぇ(笑)おやはや(笑)
952吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 01:11:06
高山という人知らなかったけど
画像検索したら澁澤モドキのカッコしてんだな
一生かけてある人のコピーする人生ってどうなんだろな
953吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 07:01:41
翻訳者としては白鯨とピエールの坂下昇のほうが上だと思う。
なんでこんな名訳が絶版でartyな澁澤がもてはやされるんだ!
954吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 07:23:20
翻訳者としては澁澤は色物扱いだと思うけど?
955( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/05(木) 14:01:20
>>952
高山がある対談で「プリンスタカオカ」は「典型的なオリエンタリズムの図式」等という言葉を使っているのには笑わせてもらいましたよ(笑)
日本から見てオリエントはアメリカでしょう(笑)おやはや(笑)
956吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 14:17:06
>>955
オリエンタリズムは東方趣味とも訳されるけど
方角の問題じゃないよ一応w
オクシデンタリズムあるいはエスノセントリズムの対概念
と捉えるのがサイード以降の一般的用法だよ
高山という人はそういう意味で使ったんじゃないかな
まあそれを抜きにしても、高山の批判は当たらないと思うけどね
オリエンタリズムの何が悪いと言われたら御仕舞いだわ
957吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 16:43:44
格好良い人ではある
文学者の中ではトップクラスの格好良さ
958( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/05(木) 17:22:03
>>956
澁澤はオクシデンタリズムの人だと思うのですけれどもねぇ(笑)東洋を舞台にしているからといって騙されてはいけない気がいたしますねぇ(笑)おやはや(笑)

晩年のノスタルジーを喚起させるエッセイ群は確かに出来がよろしいですけれども、またいささかという感じがしてしまうのですけれどもねぇ(笑)
澁澤本人としては宜しいですけれども、あれが昭和ノスタルジーの材料に使われるのはいささか閉口してしまいますねぇ(笑)おやはや(笑)
959吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 17:27:43
じゃあ、「典型的なオリエンタリズムの図式」で合ってるじゃん。
960959:2009/02/05(木) 17:33:06
日本人にとって日本はオリエントじゃないから、と補足しておきます。
961( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/05(木) 18:29:02
絶えず西へ、ということですよ(笑)おやはや(笑)
962( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/05(木) 18:42:26
日本はオリエントではない、というところには文句をつけたいところですがねぇ(笑)おやはや(笑)
オリエントであると言うことを意図的に忘れようとしてきた国、それが日本なのですよ(笑)絶えず西に進む、されど己の出発したところはどこなのでしょう(笑)かといって私は国粋主義者になる気は全くありませんが(笑)おやはや(笑)

澁澤および数人が出した偏愛というスタイルですが、近年とみに堕落の一途をたどっているのはご存知ですか(笑)
好きな本を好きなように読めばいい、という姿勢は確かに一見まともには見えますけれども、不真面目な姿勢ではありますねぇ(笑)
それでよいのか、と批判する必要性もあるのでは(笑)おやはや(笑)
963吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 19:44:24
オリエントはまあ西欧人の地理的概念で、地中海東端一帯から東進拡大したもの。
絶えず東へ、だね。
文化的、文明的に長い間西欧に優越していたわけだし、図式としては間違ってないのでは?
964956:2009/02/05(木) 19:51:36
>>962
ほぼ同意なんだけど
澁澤はオクシデンタリズムというか、面倒な概念なんで、
簡単に言えば、東洋人からみた理念的西欧というフィルターを
通してアジアを見ていたということでいいのかな?

西欧かぶれであることに自覚的でありつつ、
日本的あるはアジア的なるモノにも執着を示したというか
無媒介にオリエンタリズムを振りかざしていた訳ではなさそう
鬼の首を獲ったかのごとくに「オリエンタリズムだー」って言っても
しょうがないよね

965吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 09:33:02
西洋かぶれなのに聖書をほとんどスルーするところも
かっこいいよな!
966武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/06(金) 22:44:41
>>965
そうかな?
(後年、シブタツ自身も忸怩たる思いがあったらしいが)若い頃はバタイユ(翻訳や関連するエッセイ)とか黒魔術がどうとか
キリスト教土壌に対するアンチテーゼ的言説のたまってたじゃない?
ありゃ書く奴も読む奴も恥ずかしいよ。
まあシブタツは骨董ひねくりまわしす爺みたな手つきで、そういうの扱ってたんだろうけど。
この人が受けてるのは分かるな。私は嫌いじゃないが退屈だ(でも十代の頃かなり読んだw)
967吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 02:07:02
澁澤の文章上のスタイルについては誰も言わないな。澁澤はまずスタイリスト
だと思うのだが。なんとなくヨーロッパの中世を思い出す。
968吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 02:15:40
どのへんが中世?
969( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/07(土) 02:16:58
>>964
そういうことでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
西洋的な概念を真剣に理解しようとする気はあまりなかったように思われますよ(笑)おやはや(笑)
>>967
スタイルですか(笑)何事も文章は分かりやすく、読みやすく、明快に、という事でしょうかねぇ(笑)
分かり易くし過ぎるところが批判されてもおりますが(笑)おやはや(笑)おかしな文章を見つけたこともたまにはありますけれどねぇ(笑)おやはや(笑)
970吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 14:07:57
狸さんって結構澁澤読んでるんですね。
また狸さんの文章が読みたい……
971吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 18:34:50
重めのエッセイストというイメージしかない。
972吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 23:29:27
澁澤の代表作で、これぞというものはどれなんですか?
973吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 23:32:58
狸って……
まるで
974武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/09(月) 00:02:21
>>972
『思考の紋章学』
975( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/09(月) 00:20:23
あれは確かに完成度が高いですねぇ(笑)かねがね指摘されておりますとおり、東洋と西洋を確信した上で同一線上に並べてしまったという点から見ますと事実の正確さは妖しいものがありますが、エッセイとしては文句のつけようがありませんからねぇ(笑)おやはや(笑)
結局あれを超えれたのか、というといかがでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
976吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 01:27:18
へーそうなのか。ちゃんとよんだことないや。
狐のだんぶくろとか玩物草子だっけ、あそこらへんのが
読みやすくていいなあ。
977972:2009/02/09(月) 22:24:18
>>974

それはエッセーなのですね。小説ではどれが面白いのでしょうか。
978吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 22:25:07
高丘親王航海記
979吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 11:15:28
ドラコニア奇譚集は小説っぽいエッセー(または逆?)で個人的には好きだな。
980吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 14:10:48
若い頃澁澤を愛読したけど、年月がたってその熱がさめてみれば、
澁澤は二流の物書きだなという印象が強くなった。
泉鏡花、南方熊楠、稲垣足穂、花田清輝、埴谷雄高、
こういう人たちが本物の作家、著作家なんであって、澁澤は
彼らの上澄みをうまくすくってコンパクトに紹介する才能や
センスはあると思うけど、それ以上の、抜き差しならないなにか、
突き抜けた凄みのようなものを表現することはできなかった。
異論はあるだろうけど、今の俺の率直な感想。
981( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/16(月) 14:42:45
まぁ現在はその二流にもなれない三流以下が跋扈しておる時代なのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
982吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 19:03:54
>>980
個人的には澁澤のエッセイには文芸があると思いますよ。
種村季弘なんかと較べると特にそう感じます。
そもそも「論」としてはっきりした構造があるわけでもなく、
読者をある一つの結論へ導こうという明確な意思があるとも思えない、
殆ど無目的に書き流したような文章がこんなにも面白く最後まで読めてしまうことに
驚愕すら覚えます。
偏りを自覚する理系脳の私には憧憬すべき能力です。
文章を書くなら、こんな文章を書きたいものです。
983吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 19:24:39
内容を得るよりも、文体を愉しむ本なのではないかしら
984吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 21:38:05
コクトーの「軽さのエレガンス」というのがモットーだったのだろう?
いいと思うけどねえ。
985吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 22:07:01
軽いといえば、女性誌連載だった「女のエピソード」はかなり軽いね。
ちゃんと媒体にあわせて書いてたんだなあ。
986( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/16(月) 22:24:22
本というのは何冊読むか、よりどう咀嚼するか、なのですよ(笑)おやはや(笑)
単に読書家というのなら、色々とお見かけいたしましたけれども、吸収できているか、というのは全くの別物ですからねぇ(笑)
残念ながらそれには生まれ持っての才能もありまして、ないものは徹底的にない、というようなものなのですよ(笑)
単に多読家は鯨飲馬食をしているだけでは(笑)おやはや(笑)
987( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/16(月) 22:25:03

おやはや(笑)間違えましたねぇ(笑)まぁこのスレッドにも通じることでsが(笑)おやはや(笑)
988吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 23:07:48
>単に多読家は鯨飲馬食をしているだけでは(笑)

澁澤さんのことですか?
お里が知れますね。
彼の母校には、多読、かつ一読で凡人の精読では及びもつかない
ほどの吸収力を見せる化け物がゴロゴロいますよ。
989武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/16(月) 23:46:19
>>982
“理系脳”ってのが意味不明だけど、
要は君が国語の偏差値が低かったってことを婉曲に表現したということだよね?
そんなら澁龍が読める(読み易い)のは当たり前だよ。
澁龍は「義務教育を受けただけの人とか中学生くらいの人にも読める文章で書いてる」
と本人自身語ってるんだから。
六十年安保の頃に書かれた『サド復活』とか『処女ナントカ』(題名失念。収録されたエッセイにスターリン言語学を評価してたのがあったが、あれはイイ。
私もスターリンのあれは図書館で読んで感心した。)
なんかは理系脳の君には読みにくいと思うよ、きっとw
その頃の澁龍の文章って、中学生レベルに気は遣って書いてなかったからねw
990( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/17(火) 00:01:54
>>988
おやはや(笑)あの大学は魔学ですからねぇ(笑)当然では(笑)おやはや(笑)
>>989
「神聖受胎」の「国語改革者はエセ進歩主義者である」でしょう(笑)中原弓彦の要請で「エラリークリーンミステリマガジン」に書いたものだったかと(笑)ちなみに同じ特集は山方正夫と稲葉由紀(明雄)も寄稿しておるようですよ(笑)おやはや(笑)
その後の澁澤からは思いもつかない文章、でしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
991( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/17(火) 00:03:22
↑エラリーではなくヒッチコックマガジンでしたか(笑)おやはや(笑)ちなみに上記は本で読んだ情報とインターネット上の情報を組み合わせたものですが(笑)おやはや(笑)
992吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 00:06:59
>>989
読める読めないの話はしていません。
彼のような文章が書けるようになりたいものだと言っただけです。
国語の成績はお陰様でずっと最良評価でした。
993武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/17(火) 00:24:36
>>992
理系脳てのが変な日本語でさ。
国語の偏差値が低そうじゃんwまあ偏差値てのは相対的だからそんな感じで良かったのかな?
ていうかしょーもない本屋に山積みになった自己啓発本みたいな言葉だよね。それがなんともいえず笑えたんで皮肉書いたまでです
994吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 00:46:01
本当にコテハンというのはスレの害虫だな
995武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/17(火) 00:51:46
>>994
「理系脳」なんて冗談ならともかく
まともな日本語の美意識なら言わないって。私の皮肉もわかんないねかなー
澁澤ならわかると思うよw…かな?
996吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 01:03:03
>>993
まあ、学校の国語は読んだことが理解できれば点数取れますからね。
書く方の偏差値はご推察通り低いでしょう。
そんなものが定量化できたら、ですけど。
997吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 01:11:44
月の光に邪魔されてあの子のかけらが見つからない
998吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 01:12:37
>>995
元より冗談ですよ。というか諧謔含みです。
自分の文章能力を卑下してるわけですから。
そこの読みだけはまったく正しいです。
999吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 01:16:52
日本人としての美意識があれば>>995みたいな文章は絶対に書かない。
1000吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 01:19:04
>>995
支離滅裂。
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。