346 :
吾輩は名無しである:
荷風が石原慎太郎を語ればどういう風に日乗に語られるか? ↓
347 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 22:15:46
>>346 三島由紀夫も永井荷風も谷崎潤一郎も小林秀雄も・・・
こんな連中が今生きてたら珍太郎を糞味噌にけなすだろうw
三島なんかは案外ああいう世界に弱いかも...
あとの面々はともかく。
349 :
吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 12:14:21
陳太郎嫌いではないが、馬鹿息子の面倒をまだ見てやった件だけは、
おそ松さまだったな
まあこの辺で荷風の話に。
351 :
吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 21:18:51
>>348 いや、珍太郎は作家として三島にすごく劣等感を持っていた。
三島は本心では似非ウヨの珍太郎を軽蔑していた。
まあ三島も今で言ったらコンプレックスまるだしのコスプレウヨだがなw
篠沢秀夫に「三島は軍服フェチ」って言われてたね...
353 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 16:18:23
ほ〜、学習院の教授だから東大出身で大蔵省出身の三島にアホなこといえるんだよね
いや、当時は東大合格者数日本一の日比谷高校を卒業しながら、学習院大学に入学した篠沢などの
いうことに説得力はないよ。それに、三島よりも明らかに背が低いんじゃないかw
まあ篠沢の三島に対する批判は、複合した劣等感の現れだと言われても仕方ない。
(アクビ)
荷風に話を戻すと、『おかめ笹』みたいに何故か金の話が多いのは
同じく金儲け好きだったバルザックの影響か?
ちなみに谷崎は後期作品でも金の話がほとんど出てこない。
357 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 15:18:30
おかめ納豆はいかが?
358 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 12:44:54
さかもと未明と荷風、似てね〜か?
359 :
吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 00:26:00
少なくとも、さかもと未明は馬鹿右翼w
>>356 推測だが、金は充分持っていたが家族や秘書などはおらんので
自分できっちり財産管理する必要があったからじゃね?
上手な利殖法を知ると知らんとでは同じ財産でもえらく差が出るし
金のことが常に頭にあったと思われる。
荷風がもし現代に生きていたらネット取引きで株やって稼いだろうな…
谷崎は流行作家で金は潤沢に入ってきたし
むしろ金なんぞから遠ざかってひたすら美に耽溺したかったろ。
まあバルザックも今で言うベンチャー企業の社長みたいなことをして
しっかり会社を潰してるしな...
異様にリアルな部分と異様に詩的な部分のブレンド具合がこの人の魅力なのかも。
余談だが、ほぼ同世代のコレットにも全く同じことが言える。
商売女が主人公の小説も書いてるし(内容は普通の恋愛ものだが...)
男女の会話で「ガソリン代は自分が持つよ」なんて台詞が出てきたり、
主人公の奥さんが病院経営や株投資をしたり金の話も荷風同様頻出するし。
荷風の弟子の堀口大學はコレットを絶賛してたが、
ベルエポック期フランスに滞在した荷風も名前くらいは知ってたのかも。
ちなみに谷崎は風俗描写に関しては意外にもリアリスティックなところはない。
(細雪は「谷崎関西弁」というべき独自の話し言葉と頻出する固有名詞でなんとか「雰囲気」は出してるが...)
丸谷才一は「貞之助の職業に関する描写が殆どなくて、まるで作者本人としか思えない」と
批判してたがその通りだと思う。
364 :
363:2007/07/30(月) 10:08:15
「ない」が大げさなら「荷風に比べれば無いほう」か。
365 :
吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 10:11:54
戦中岡山で突っつきあった牛鍋の荷風と谷崎w
岡山ってことで百鬼園先生が加われば最強かも。
(現実には東京で相変わらずの借金生活だが)
くそぢぢい同士で大変なことになりそうだな...
367 :
吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 17:59:29
今夜は牛鍋食いたいなw
368 :
吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 00:21:41
370 :
吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 12:48:45
文学での諍いざんすかw
371 :
吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 22:18:13
372 :
362:2007/08/09(木) 10:54:19
断腸亭日乗(岩波のやつ)を読んでたらコレット・ウィリーのRetraite Sentimentaleが出てきた。
作品内容には言及して無いけど、「夕暮れになるまで」読んだとか。
荷風の基本的教養を侮ってはいけない
たいしたもん
教養というと語弊があるな
作家としての基盤
375 :
吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 15:29:56
だが帝大に落ちてしまって嘆いた両親w
そのせいか帝大出身の井上アアさんに傾倒してたよな。
376 :
吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 22:21:46
↑
帝大は受験すらしてない、或いは出来なかったw
落ちたのは一高だろ!
377 :
吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 12:11:30
そうだよ、帝大は旧制高校からしか原則受験できなかったかも
378 :
吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 15:43:57
陸軍大学卒でした、おいらのじいさまは・・・ か
379 :
吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 12:04:18
で、荷風って現代でいう最終学歴は一ツ橋大学中退?除籍?のどちら?
のちのち、慶応大学の講師になってるのは荷風の人脈の賜物だとおもうが?
380 :
吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 11:39:25
大学講師には、別に学歴なんて無くてもなれるよ。
中卒でも無問題。
ただ院卒のほうが楽になれるというだけの話。
まあ、最近はそうでもないけれどね。
381 :
吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 12:45:33
旧帝大じゃあ、教壇にたってアホ扱いされる間抜な講師もいるしw
382 :
吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 02:53:00
>>379 たしか、慶応の教授。
講師と教授じゃ雲泥の差だよ。
しかも、森鷗外の推薦だった筈。
383 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 13:33:22
>>382 たしかとかじゃなくて慶應文科刷新の目玉なんだよ
384 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 15:50:45
永井永光氏の本読んだが高かった
385 :
吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 11:45:54
荷風さん、相変わらず残暑ざんすね。 荷風さんの頃にはエアコンあったんでしょか?
断腸亭日乗、戦後ネタもう少し書いて欲しかったな...
まあ戦時中の軍部批判で燃え尽きたんだろうけど。
387 :
吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 14:49:17
というより偏奇館が焼けちゃったことの方が大きいな
388 :
吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 00:09:18
389 :
吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 16:05:05
焼けなければ精神的ダメージもなかったろうし
>>386が読みたかった「戦後ネタ」ももっと書けたはずだ
読む本もなく他人の家で精神の自由を奪われた状態では
それどころではなかったんだろう
って、まあ川本三郎の受け売りだけどね
390 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 21:56:30
↑
単なるボケで何も書けなくなったんだろ
391 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 11:38:00
半藤のほうが川本より上だろう。
半藤もそんなに面白くない。
393 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 12:45:09
そうか、そんなもんか。
394 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 14:40:54
やっぱ野口富士男でしょ
395 :
吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 10:16:12
究極すれば、春陽堂の秋庭で話はお終い・・・ちゃう?
396 :
吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 23:38:46
磯田光一
397 :
吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 10:42:53
紀田順一郎
堀口大學や谷崎にはずっと好意的なのに、
佐藤春夫のことは容赦してないのは何故?
399 :
吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 11:29:40
嗚呼、荷風散人は遠くになりにけり
400 :
吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 22:54:52
半藤は荷風と穴兄弟
401 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 10:52:03
マジかよw
相手は誰なんだよ
__,,,,、 .,、
/'゙´,_/'″ . `\
: ./ i./ ,,..、 ヽ
. / /. l, ,! `,
.| .,..‐.、│ .|
(´゛ ,/ llヽ |
ヽ -./ ., lliヽ .|
/'",i" ゙;、 l'ii,''く .ヽ
/ ...│ ゙l, l゙゙t, ''ii_ :.!
: /.._ / ヽ \\.`゙~''''''"./
.|-゙ノ/ : ゝ .、 ` .`''←┬゛
l゙ /.r ゛ .゙ヒ, .ヽ,  ゙̄|
. | ./ l ”'、 .゙ゝ........ん
l / ヽ .`' `、、 .,i゛
.l| ! ''''v, ゙''ー .l、
|l゙ .il、 .l .ヽ .¬---イ
.ll゙, ./ ! ,!
.!!...!! ,,゙''''ー .|
l.",! .リ |
l":| .〜''' ,. │
l; :! .|'" ...ノ,゙./ │
l: l「 ! . ゙゙̄ / !
.| .| ! ,i│ |
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:! .| :| . / .|
:! | ;! " .|
:! ! │ │
:!:| ,! i ,!
:! , .l, / .l゙ !
403 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 22:31:43
↑
通報しました
>>403 通報すんなヽ( ・∀・)ノ┌┛ガッΣ(ノ`Д´)ノ
『つゆのあとさき』読了。
面白いとは思うけど、清岡の親父さんや奥さんは
もう少し本筋に絡めて欲しかったかも(無理かな)...
406 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 11:10:26
つよのあとさき、とか、ネーミングがいいよな。荷風先生現代でも
通用するセンセのよさ。
質問があるんだけど、荷風散人、例のボストンバック車中で忘れて
木更津の米軍基地や、尋ねてきたおフランス人と普通に、英語やおフランス語が
操れたらしいが、ドレくらいホンマなのかい?
噂では都知事の石原君は右手で日本語の誌を書いて、左手でおフランス語の
なにやら文章が書けるという噂だが。
だとしたらサバン症候群の気もあるんちゃう?
>>406 荷風は、あれだけフランスで遊んだんだし、アメリカで銀行員もしてたから
当時の日本人にすれば最高クラスだったんじゃないの?
『ふらんす物語』で、日本人の元カレのことを話すパリジェンヌが
粋筋の姐さんになっていたのはかなり笑わされたが...
408 :
407:2007/10/02(火) 11:47:38
...あれ、意外に普通だな...
409 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 12:25:37
いわば荷風先生も帰国子女のひとりかw
「元祖」帰国子女と言うべきだな。
お父さんの世代はそんな優雅なもんじゃないだろうから。
お父さんの世代は「洋行帰り」か。
412 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 16:43:43
シェー、ミーはおフランス帰りざんすw
413 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 17:09:51
フランス帰りなのに何故英語の「ミー」なの?
414 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 11:52:30
イヤミに訊いてみないとわからんw
415 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:16:09
アメリカで銀行員って本気にしてんのか
これが「ゆとり」ってやつ?
勤め人だったのは事実だろ。
コネ入社でも会話くらい出来ないと。
417 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:37:17
東京銀行の前身だろうが?
418 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:42:50
銀行員だからフランス語や英語ができたんじゃなくて
原語で小説や詩が読みたかったから学習したんだよ
銀行員なんて洋行の口実・父への言い訳に過ぎない
でも実際勤務してたんだから...
まあもうどうでもよくなったけど。
てか、こんな「卵が先か鶏が先か」議論なんかやってられるか。
『つゆのあとさき』岩波文庫版解説で「コレットの影響を受けた」って
谷崎に打ち明けてたってあったけど、それほど似てるとはおもえないな。
421 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 16:35:58
ゾラを日本に紹介したのは荷風じゃん
422 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 12:07:13
>>420 荷風の場合文藝が先で銀行員は後
これは明白だからそのたとえははずれてるな
423 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 12:49:51
この、親不孝者の罰当たりがw
424 :
吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 22:36:42
花柳病の荷風
小島政二朗の小説・永井荷風をちらっ立ち読みしました
あれほど荷風を尊敬してたのに、荷風からは終始冷たい態度を取られてたらしく
気の毒でした
426 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 16:09:12
ふ〜ん!
427 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 22:30:58
荷風は偏屈を通り越した奇人変人だからなww
428 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 00:38:57
荷風は、古い時代に世界的な視野をもって…
孤独だったでしょう
429 :
武陽陰士 ◆ATDF4vFZys :2007/10/20(土) 10:34:38
>>433 高見順は荷風のいとこだけど、
やっぱりそんな感じ。
高見順のほうが、ずっと大人だしイイ奴だな。
430 :
吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 17:13:50
その高見恭子って、高見順の妾の子供なんだってね!?
431 :
吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 20:42:22
レスの流れぶった切るようで申し訳ないが、
荷風は「チン切り」の阿部サダの事件をどう思ったのか?また阿部サダに会ったことはあるのか?
433 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 11:08:15
昭和11年というのは
二二六
↓
阿部定
↓
荷風が玉ノ井を探索してシ墨東綺譚を書く
阿部定のことはたしか日乗に記載がある
434 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 11:39:22
昭和11年ってすごいね、改めて・・・
435 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 06:05:18
>>432 高見順自身が妾の子なんだよなwww
因果応報というのか何とも・・・
しかし恭子は親の七光りを200%活用したな。
近くで本人見ると見られた面じゃないもんな。。
436 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 09:39:14
妾というより「夜伽の相手」だよ
437 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 10:31:47
>>432 阿部サダが生きていたら102歳!
人間国宝にすべきだろう。
438 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 13:54:58
なんか殺人犯なのに、いい意味での伝説の人物みたいになっちゃってるねw
439 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 13:55:57
荷風と高見順の交流はあったのでしょうか?
440 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 14:55:48
ありません
441 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 17:52:34
荷風散人
442 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 21:31:30
昭和34年まで生きてたから
生荷風を知ってる人もまだまだ多く健在だろうね
ずっと年下でも啄木やら芥川を知ってる人はもういないだろうけど
443 :
吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 11:24:53
養子もご存命だし、玉の井辺りにいってみな爺さん婆さんで話
してくれる人いるよ。
オイラは百花園で売店のおばあさんからちょいと、目撃談を聞いたことがある。
444 :
吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 11:42:27
神田の古本屋で断腸亭・・を購入しようと思いますが、当時これって
遂行したり、伏字をしたりして何種類かあるってモノの本には
書いてあるんですが、どこの出版社がいいですか?
また、どこのが手に入りやすいですかね?
教えてチョンマゲ!
445 :
吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 16:37:24
岩波全集
新 高いかも・端本は多分あまりない
旧 安い・端本もある・しかし揃えるのは時間がかかる
岩波日乗
揃いは見つけやすいかも
岩波文庫
摘録なので醍醐味は薄れる
中公版全集
生前出版
削除部分あり
そもそもあまり見かけない
446 :
吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 09:45:46
ありがとうございます。
岩波の旧のがなんだか”ありがたく”思えますねw
永井荷風は穏やかで心地いい作品が多いから好き
『すみだ川』読了。
安易な伝記批評で申し訳ないが、一高はわざと落ちたんじゃないかと思ってしまう。
実際、あの主人公は荷風とかなりキャラがかぶってるのかも。
449 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 12:42:25
>一高はわざと落ちたんじゃないかと
おいらもそう思うな・・・というより、一高に入れる能力はあったが
わざと受験のための勉強はしなかった。
後日の荷風の英語力、おフランス語力からして。
やっぱり?
あんな知的な人だしな...
451 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 14:10:10
今の大学受験と同じだと思ってんだろうなこいつらは
452 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 14:35:47
『荷風!』って雑誌、どうなのよ?
453 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 14:44:49
ぜんぜん荷風じゃないなあれは
よくあるゆるい東京散歩案内だ
そうなのか。
新聞で宣伝だけ見て、何これ?って思ってたんだけど。
しかし、下手な荷風本はどうしても東京散歩本になってしまうな...
456 :
吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 11:46:20
荷風散人、今日この頃はさぞや市兵衛町のお屋敷の落ち葉の焚き火で〜
なんか、竹箒で落ち葉を掃いている写真を見たような希ガスw
てすt
458 :
吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 21:42:14
本屋に荷風本は結構あるのに、荷風の作品は滅多にお目にかからない。
ウン万円かけて全集買わないとだめかな?
岩波の文庫でいくつか持っているから被るのが嫌なんだけど。
2005年に再演された「葛飾情話」観た方います?
460 :
吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 20:10:26
>>458 旧岩波全集を端本で集めるのも楽しいぞ
100でもけっこうあったりするから
461 :
吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 10:27:16
日に日に寒くなる日々、こんな日の荷風散人なら、ドテラに手あぶり火鉢かな?w
戦後の荷風さん。
旧岩波全集なら一万ぐらいで買えるでしょ。
荷風ってつまんないよ。わざわざ全集買うほどのやつじゃない。
464 :
吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 12:17:55
う〜ん、ほとんどが絶版になった石川達三よりは遥かに賑わいのある
作家の一人だとおもうが?
悪いがそれは相手が間違ってるよ...
466 :
吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 12:08:55
荷風って文化勲章を貰ったのは知ってるが、文学の新人賞とか
文学賞とか何もらったの?
467 :
吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 19:32:29
菊地寛とこの賞なんて塩撒かれそう。
文化勲章は賞金?年金?が多かったからもらったんだよね。
468 :
吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 11:07:54
文学の新人賞ときたか!
469 :
吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 11:08:36
さらに菊池寛とこの章ときたもんだ!!
470 :
吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 12:36:13
>文化勲章
燕尾服は借り物らしいね
471 :
吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 19:15:55
永井荷風のおかげで風俗好きという己の業が肯定できる。
今日はセクキャバ一人旅とすっか。
それが成人男性においてはごく当たり前の事であった時代に、
自分も郭通いなぞをしてみたかったなんて書いてたね、山口瞳。
で、遊郭通いが出来なかった戦中派世代のお陰で「銀座のホステス」という特殊な人種が生まれた...
実際「洋風酒場」にああいうのが存在するのは日本(と韓国や台湾みたいな旧日本植民地)だけみたいだし。
韓国で料亭に妓生がいるのも日本の芸者文化の影響か。
(李朝時代にはそういう習慣は存在しなかったとか)
475 :
吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 19:31:13
「戦中派」は赤線青線いってるはずだが(人によっては戦前の遊郭や私娼窟も)…
476 :
吾が輩は名無しである:2007/11/24(土) 13:25:23
荷風の好色ぶりは作品に生きてんの?オレ読んだことないからわからないんだが。
477 :
吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 15:11:17
読んでみろとしかいいようがない
478 :
吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 10:57:46
いい家柄と、金があって、私娼窟が大好き、散歩が大好き・・・
もう、人生、男としても言うことないだろう。
さて、荷風目指して、ジャンボでも買いにゆくかw
荷風のエロは暴力的な支配体系からの逃避が前提な気がする。
480 :
吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 20:15:19
出来の悪い院生みたいなこといわれちゃかないませんぜ
>>480スマソ
「浅草交響曲」「左手の曲」の脚本が出来ていればなあ・・・と不粋におもう今日このごろ。
482 :
吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 11:34:43
まあ、荷風的生活を目指すならとり合えず億以上の金がないとネ!
483 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 23:16:29
↑
中味が伴わないのに表面だけなぞってもな・・・
484 :
吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 00:01:20
漢詩を白文で読めるほどの教養がね...
486 :
吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 16:07:06
オレって鬱→セックス依存症ってパターン。
よって有り金全部風俗に使っている。
一応サラ金には手を出していない。
これって荷風的生活なのかな?
487 :
吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 19:31:33
そこに知性はあるのかい?
488 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 08:28:57
>>487 知性はないけど、これがフーテンなんだなって感じてます。
堕落ですね。
風俗へ行っているときだけ生きていると実感しています。
489 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 11:57:25
なんだか、太宰のスレみたくなりますたねw
490 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 15:56:20
太宰って風俗好きだったのか?
491 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 17:24:46
それ言うと、女郎屋に行くほど女に困っているか、
女に困っていなくとも女郎屋が大好きかってのと
同じこと?
492 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 00:37:25
>>488 なんつうか、荷風の娼婦に対する情味は、俗に言う「月下の酒場に媚を売る女性にもまた、睡蓮のごとき純情あり」と、
そういう気分だったんじゃないかね。
まあ、それを女郎に感じていたのだろう。
いずれにしても、親から受け継いだ財産に加えて、自らの筆でも稼ぐことができた資産家の荷風でないとできない人生遊興だな。
493 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 08:45:07
>酒場に媚を売る女性にもまた、睡蓮のごとき純情あり
わかるなぁ。この感覚。体を張って生計を立てる女性のけなげさ。
ラウンジやキャバクラのホステスには全く感じることの無い純なハートを感じる。
オレにとって風俗嬢は天使そのもの。心の看護婦といっていい。
風俗嬢がいなくなったら自殺者年間5万人を超えることだろう。
494 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 12:49:31
だから、要は金ありきから荷風は始まっている
だって、ホリエモンも言ってただろう、金があるのも人生の勝者の
一つ・・・だったかな?
ま、金がないと荷風的生活も、いくら漢文やおフランス語、英語に通じてても
出来ないもど〜ぜんだなw
495 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 14:56:16
来る日も来る日もカツ丼食べて遊郭で女郎遊びにふけり、風呂入って
日記書いて寝る生活。
大邸宅や高級外車など無粋なモノには一切金使わない。
粋な漢の鑑だな。
変奇館なんてのを造ってるから無粋な時代もあったんだろうさ
本当はロマンチストじゃなかったのかな?
でも荷風のお眼鏡にかなう女なんて存在しないんだよ
あたりまえだけどな
497 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 16:15:55
今どき、ストリップ劇場やソープランドに顔パスで自由に出入りできる
作家なんているのかよ?w
498 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 17:02:01
>>496 確かに。特定の彼女だけを愛し続けるってのはロマンがないよね。
当たり前の日常の範疇に収まってしまう。
つきつ離れつの微妙な距離感を保ちながら遊女と共に時と肉体を共有する。
これこそ男のロマンティズム。
てか、単なるエロジジーと粋人の違いってなんだろね。
九鬼周造の世界になってしまうが。
499 :
吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 09:35:27
>>495 カツ丼は死ぬ数週間前だけでそのときは女郎遊びどころじゃなかったんだよ
いつから風俗通い人生を語るスレになってるんだ。
501 :
吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 12:39:58
荷風を論ずるに当たって、風俗を排除するわけにはいかんだろうw
502 :
吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 14:32:45
そりゃ風俗のあり方が遊郭文化を継承してるのも事実だろうけど、
荷風を語るにはあまりにも一面的に過ぎるというか...
503 :
吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 14:51:22
荷風散人をどうとるかによるだろう。
そこまで、荷風を学問的に論じてもね・・・
荷風って作家を自分の人生に照らし合わせて楽しめれば
いんじゃね〜の?
さて、にんじん御飯でも炊くかw
白髪が増えたからって虐めるな!
506 :
吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 21:21:42
花柳通いしていた荷風は今だったら鶯谷あたりのホテトル通いかな?
夏の夕暮れ時、ラブホ街を彷徨っていると突然激しい夕立に降られ、たまたま仕事を終えてラブホから出てきた嬢がいて、
傘をさしていた荷風の後ろから「ねえねえ、ちょっといれてってよ」
・・って感じかな?
>>506 うーむ、いい光景だな。
ところで、荷風作の『四畳半襖の下張り』の表紙絵に描かれている襖に貼られた都々逸の一つに、
かなと漢字の表記は正確ではないが、「傘の骨ほど数ある中で、開いてさすのはお前だけ」
というのがあったが、これを踏まえて書いたのなら、オマイのカキコはすこぶる感動的である。
508 :
吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 12:15:58
わたしは洋服だから濡れても構わん・・・てね
509 :
吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 20:35:27
いや、違うだろう。
「傘の骨ほど…」というのは、「女はその辺りに傘の骨ほど大勢いるけど、マンコを開いて挿すのは
お前だけだよ」と、こういう意味だからね。
510 :
吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 16:37:20
おまいら、新年を荷風散人みたく迎えてるか?
>>503 まあ漱石、鴎外はもちろんのこと、後輩谷崎や芥川に比べても
「学問的な」価値は下がるんだろうな...
「小説も面白いが本人はもっと面白い」作家だし。
東京という都市の引用としての文学について調べたいんですが
何読めばいいですか?
詳しくないのでおしえてください。
お願いします。
513 :
吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 16:24:20
前田愛のことですか?
514 :
吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 19:56:53
東京の東側、山の手までだよね。
唐突だけど松本清張は武蔵野が多いね。
515 :
吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 14:28:35
西の間違いかな?
516 :
吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 12:47:28
やっと、書き込み規制が解除されたよ・・・荷風さんw
517 :
吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 11:46:31
神様、仏様、荷風様・・・なんていったら、さぞ迷惑がるだろうなw
518 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 02:13:20
何を荷風散人に祈るの?
女に不自由しないこと?
それとも文才かな。
519 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 02:15:04
三ノ輪のお寺、行ったら暗くなるね。
>>459 2005年に舞台上演したやつ観たよ。最初は「これで終わり!?」と物足りない印象だったけど
今考えてみるとあれだけの内容をよく40分の中にまとめたよなって感じ。
音楽もステロタイプなオペラを予想して行くと肩透かしをくうかもしれんがマターリとした近代フランスと日本歌謡の融合がユニーク。
521 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 11:41:00
>女に不自由しないこと?
それに金だよね。
>>520 昔抜粋版のSPをCD化しやつがあったよ。
523 :
吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 12:26:32
渡り鳥いつかえる、って演歌の女が歌っているらしいが
荷風となんかあんのかね?
染めるルージュも誰故に
街の酒場をわたり鳥
こんな女になりながら。チョイト
なんであなたと逢えませう。
許してね許して。
あなた浮世だわ。
525 :
吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 10:38:58
今年はあれだよな、4月30日は浄閑寺にいけんわい。Holidayじゃ
ねえし。
オノ・ナツメって人の描く漫画は荷風散人と似た所がある・・・様な気がする。
「渡り鳥いつかへる」は映画化されてたんだ。観た人イルー?
豊田四郎の「濮東綺譚」観た。設定から変更されてるというので避けていたのだがこれはれでいい。
荷風の描かなかったもう一つの面(お雪の悲惨な最期とか;)として考えなが観てた。
個人的にはお雪より映画設定の主人公の奥様の情念にムラムラw
529 :
吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 09:00:05
たしか、お雪さん、結核かなんかでサナトリウムに入れられて
しまうんだよね
>>529 いや、豊田版は原作にもある歯痛が伏線になってる。あの手、というより当時の健康観念が・・いやびんぼがいかんのや。
豊田版映画では行き違いというか叔父の出来心が元で親戚からお雪が罵倒される場面が辛すぎる。
あのお雪と親戚の関係は葛飾情話のお梅と高木某といったものを連想させる。
続いて新藤版も観た。
何この脂ぎったエロ散人?w
こちらのお雪は逞しく生きておりますw
532 :
吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 08:27:57
墨田なんとかっていう女優がお雪のぶんだよね
街娼がふと孝心を起こして親のお墓を…
って短編なんだっけ。ちょっといい話の。
家にあるはずなんだけど見つけられない。
自己解決しました。「吾妻橋」でした。
今の吾妻橋には街娼なんていないよね。
535 :
吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 12:12:39
援助交際の女子子高生ならどこにでもおるぞw
536 :
吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 14:07:26
木曜日のニッポン放送朝の番組で”永井荷風という生き方”とかいう
テーマでなにやらやったそうだが?
537 :
吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 17:07:21
昨日、世田谷文学館にいってきたよ。
半藤がいたww風貌が荷風に似てなくも無いww
538 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 11:07:45
三島由紀夫と荷風って遠縁らしいよな
頭のいい、金のある人間ってやっぱ繋がっているのが多いよね。
三島は何かのエッセイで荷風のこと、いじわるじいさんて言ってた気がす。
養子の方もやんわりと散人の偏屈ぶりについて書いてたしね・・・。
ある程度許容量がないとつきあい辛い人なのかも>>散人 orz
541 :
吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 09:55:47
いや〜なやつの作るものがいいというのが文藝というものでしょう
人格が良くても悪くても、物の見方がやっぱり常人とは多少異なるわけだしね...
543 :
吾輩は名無しである:2008/03/25(火) 12:37:00
今世田谷文学館に行くと荷風が三味に対抗して叩いた火鉢が見られるよ
544 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 14:44:17
荷風のすごいところは、作家の中に心酔者が多かったことじゃないかな?
545 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 10:27:49
まあ、あれで人生面白くなかったわけないよね
546 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 16:39:23
この4月30日に浄閑寺に行く方一言 ↓
547 :
吾輩は名無しである:2008/04/08(火) 20:06:56
そういえば「荷風の永代橋」を書いた草森紳一さんが亡くなったな。
心不全だったっけ。ご愁傷様でした。
548 :
吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 08:11:48
川本三郎の『荷風と東京』と同じかそれ以上くらいに分厚いよな
549 :
吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 16:20:31
[荷風の永代橋]今週買います
550 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 22:41:12
「日和下駄」面白かったが、基本的に愚痴だよなこれ。
この随筆に限らず、ボクトウ綺譚なんかもそうだけど。
昔の東京は素晴らしかったけど今はクソだな!っていう。
大正の時点で「昔の東京は良かった」とか書かれてしまうと
現代の東京人はどうしていいのやら…w
小林信彦とかもそうだけど、年取るとどうしても「昔の街はよかった〜」式の
愚痴になっちまうのかな〜。
551 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 22:42:36
小林信彦といえば、
「東京が破壊されるときには必ず荷風が読まれる」とか言ってたな。
東京オリンピックの頃に全集が出て、バブルの再開発の時にも荷風ブーム
があったそうだ。
552 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 00:38:00
くそ〜〜、仕事で4月30日に浄閑寺に行けなかった。
誰か行った人いる?
553 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 17:24:37
荷風忌は行ったことないけど桜桃忌には行ったことがある
きもかったよ
555 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 20:04:36
みなさん、宅間イズムという思想をご存知ですか?
宅間イズムとは、人間イコール罪なる存在と位置付け、小学生
殺害から世界を救おうという思想です。
日々、苦しむ人たちは大勢います。それは、人間が存在するせいです。
人間が存在すると、一定数苦しむ人は必ず出てきます。それはしょうがないことです。
しかし、本当にしょうがないで、苦しむ人たちを出していいのでしょうか?
自分の生活の為に人を殺すのと同じではないでしょうか?
だから、人間は罪なる存在なのです。
宅間イズムは正義の鉄槌。宅間イズムで世界を救う戦士は、2ちゃんねる検索で「宅間」と検索
してください。宅間イズムのスレがたくさん出てきます。
不幸な人がいない世界を目指して、皆さんも宅間イズムを信じて戦いませんか?
あなたの包丁が世界を救います
556 :
吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 09:58:21
>くそ〜〜、仕事で4月30日に浄閑寺に行けなかった
4月30日が休みの年にかいけないけど、毎年浄閑寺から案内状が
くるよね
557 :
吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 13:38:03
浄閑寺の下つながりの墓知ってる?
558 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 11:31:20
>下つながりの墓
ちょっと、意味がわからんが
559 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 14:08:34
エロスとタナトスだよ
560 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 11:03:00
高見恭子とか、三島とかみんな血が繋がってりるんだってな。
561 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 12:10:53
りるのかい?
562 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 16:33:14
>高見恭子
大叔父が荷風の親父さんぢゃないのかい?
563 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 16:37:12
荷風→父→弟→子=高見順→子=高見恭子
564 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 09:24:41
荷風と永代橋を読んで、荷風の父が明治4年にアメリカ留学の際に
森有礼なんぞの繋がりが生き生きとよ〜わかった。
教科書の中の人物も・・・なるほどねって。
しかし、荷風ってもの凄くハイクラスな階層の人物なんだね。改めて。
その荷風が玉の井を訪れ、関係を持つこと自体が荷風をよく知っている
人々には驚きの連続だったんだね。
565 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 11:30:11
荷風愛という名の女流作家についてのスレかと思った
566 :
吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 18:16:09
>>564 ハイクラスの男が売笑窟の巷を彷徨い最底辺のオンナを買う・・ってか?
それって東電OL事件の逆バージョンだなw
567 :
吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 21:28:30
女が荷風好きってのは胡散臭い!
あら、荷風の書く女は魅力的で読んでて楽しいですことよ。
569 :
吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 22:15:44
作家とは、かのように生きるべきだね。 三島由紀夫
ババア、どこにでも出てくる。
571 :
吾輩は名無しである:2008/06/25(水) 11:07:05
こないだ、太宰の命日供養が行われたのをニュースでみたが、
荷風先生はなかなか4月30日には載らない・・・って
キー局で扱ったことあるのかね? NHKじゃ観たことないがw
民放なら人物なんとかで、とりあげられるけどね。
「異郷の恋」って今上演したらウケルかな?
573 :
吾輩は名無しである:2008/06/28(土) 22:44:02
真正包茎だた荷風w
574 :
吾輩は名無しである:2008/07/02(水) 15:09:24
こないだ、産経新聞に荷風のすみだ川がでていますたのう
575 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 09:24:26
夏の休みに浄閑寺にある荷風さんの筆塚にでも参ろうか
576 :
吾輩は名無しである:2008/08/12(火) 01:49:25
こないだ大久保〜新大久保間を歩いたけど
あそこに荷風さんの実家があったなんて信じられない。
しかし華風新聞と言うフリーペーパーがあったよ。
577 :
吾輩は名無しである:2008/08/12(火) 16:07:55
都バスのおりくちのポケットにゃ、”荷風”ってやっぱ、フリーペパーがあるよ。
てか、今夜、半藤先生の荷風の番組があるんだよねw
578 :
吾輩は名無しである:2008/08/12(火) 20:41:51
>>576 >大久保〜新大久保間
ラブホ街?
あのへんって今は完全なコリアンタウンになってしまっただろ?
579 :
吾輩は名無しである:2008/08/16(土) 03:30:47
公務員である親の財産で放蕩した単なる遊び人だな。我が儘な子供がそのまま
大人になっただけ。奔放というのとも自由人というのも違う。
愛人の歯を全部抜かせて性の奴隷(おもちゃ)にしておきながら飽きたら捨ててしまう。
そんな人間に尊敬すべき点など微塵もないが。
でも作品はいいのよねえ。
581 :
576:2008/08/16(土) 08:56:29
大久保に置いてある華風新聞は中華系のフリーペーパーでしたよ。
あそこに新たに住みついた人たちは荷風なんて知らないでしょう。
鼻に付く。
583 :
吾輩は名無しである:2008/08/21(木) 13:13:35
先週の3chの荷風の番組での荒川に佇む半藤のシルエット、荷風かと思ったよ
584 :
吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 12:34:04
ドナルド・キーン氏も荷風と知り合ったことを
生涯最高の喜びとしてるね。
585 :
吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 12:42:15
586 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 11:27:41
愛人ってだれだよ・・・荷風、愛人だらけw
587 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 18:51:51
そう言えば「荷風歓楽」とかいう戦前の花街・売笑窟が舞台の男女交合白黒写真が満載の
昔の風俗業を紹介した本があったな。
588 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 11:24:51
>「荷風歓楽」
国会図書館なら閲覧できるかな?
589 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 12:36:24
おかめ笹を読み返しているけど、
女が出てくるとまず外見の欠点を述べる。最後に渋々ちょっとほめる。
さすがだわ。
なんかおかしい。あ、ファニーの方ね。
591 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/09(火) 23:03:19
突然だけど、過日、世田谷文学館で荷風の特別展があったけど、
荷風の性癖(エッチなのね)のことはまったくと言っていいほど
触れられていなかった。
あの監修者は例の教育放送の荷風番組にも関わってたけど
まったく商売がうまいや。
荷風にハマる奴が増えてきやがれば
それを商売にする奴も出てくるわけだ。
ま、荷風の生き方に感情移入するのが楽しいと
思えるヒマ人とかお気楽なメンタリティの奴らが増えたんだろうな。
日本も豊かになったんだな。
肥満が増えたのと同じかな。
592 :
私はあなたと違うんです:2008/09/11(木) 10:39:33
たしかに、玉ノ井通いや、戦後下駄履きに買い物籠下げて銀座に
現れた・・・あたりから荷風に興味を持ち出したおいらにとっちゃ
なんかな〜って漢字ですな。
593 :
吾輩は名無しである:2008/09/11(木) 12:44:49
あのおばはんの本は途中で投げた
>>588 古本屋に出回ってるよ
1000円くらいから
>>1 なぜ、そこまで人のことを悪く酷く言えるのか?
言ってて自分が嫌にならないのかなあ?
それとも常日頃そんなことばっかやってるから
その異常さにも気がつかない?
荷風先生は総じて作品のレベルは高いよ。
じゃなきゃ、ヒット飛ばせないし。
確実に荷風先生レベルの小説も書けないであろう人間が
そこまで人のことボロクソに言ってるのはみっともないよ。
祖父の鷲津毅堂先生に負けぬくらい立派な漢学者でもあるこの人に、
しゃらくさい「愛」など語ってもらう必要はない。
しかし、カツ丼とおしんこと、熱燗一本というのはいいねえ。
597 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 01:46:14
いやじいさんほどの漢学の知識は到底ないんだと思うよ
おやじにくらべてもその点は劣るんじゃないの
>>595 なんか平成のブンガク業界レベルで考えてない?
598 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 11:34:16
荷風にとって女は「肉便器」
ただそれだけw
599 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 18:53:02
墨東綺談ひとつ読んでも
そんな風には思わないな。
好きになった女を崇め奉ったりはしないけど感謝はしていると思う。
600 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/20(土) 00:34:46
>>599 まあそうだけど対等な人間とは認めてない。つまり柄谷行人流の他者ではない。
ただ女性へのスタンスが荷風みたいな文学者なんてウジャウジャいるからそんなに貶せない。
ちなみに私は荷風の文章は好きだ。随筆・日記なんかが大好き。
ボクトウキタンは、男女のことを実地にはなにも経験していなかった子供の頃読んだが
どこかで主人公の安全地帯に身を置くやり方に反発を覚えた記憶がある。
ヒロインの哀歓のほうが身につまされた(気)がしたものだ。
601 :
吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 09:52:37
荷風、日記と、彼を論じた本はは面白いが、小説はなんか読めない。
荷風が数年間アメリカーフランスに暮らして、帰国したのが
ちょうどいまから100年前だ。
お父さんもアメリカ行ったんだよね。
金持ちと言うか開けていたと言うか。
604 :
吾輩は名無しである:2008/09/24(水) 09:26:27
血縁者に高見恭子や三島由紀夫とかとか、まああ、わしらのような
雑種とはえらい違いじゃ
605 :
吾輩は名無しである:2008/09/24(水) 13:29:13
血縁者に三島由紀夫はいないし 高見恭子は愛人との間にできた娘ですから
606 :
吾輩は名無しである:2008/09/24(水) 16:02:06
ちなみに永井家は旧士族で名門の家柄です
ここもババアに汚染されつつあるようだなwwwwwwwww
609 :
吾輩は名無しである:2008/09/28(日) 16:05:29
昭和四年四月初五。
昨夜酒館太牙にて聞きたる事をここに追記す。酒館の女給仕人美人投票の催ありて
両三日前投票〆切となれり。投票は麦酒一壜を以て一票となしたれば、一票を投ず
るに金六拾銭を要するなり。菊池寛某女のために百五拾票を投ぜし故麦酒百五拾壜
を購い、投票〆切の翌日これを自動車に積みその家に持ち帰りしという。これにて
田舎者の本性を露したり。
菊池寛セコスwwwwwwwwwwww
611 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 12:43:57
たださ、荷風さんに飽きたらどの売文屋さんを好きになるんだろう・・・
自分が怖いw
>>609は田舎者の本性と云うよりも荷風は菊池寛の金持ちを妬んで皮肉っているのですねぇ〜(笑)
訳
昭和四年四月初五。
昨夜、飲み屋太牙にて聞いた事をここに追記する。飲み屋のホステスで誰が美人か
との投票の催しがあって両三日前にその投票が〆切となった。投票券はビール一壜
で一票とし、その一票を投票するのにビール一壜代金600円が必要になる。菊池寛は
お気に入りの某ホステス女のために150票を投じたらしく、故にビール150壜90000万
円を購入し、投票の〆切の翌日にこれを自動車に積みその家に持ち帰ったという。
これにより田舎者の本性を露した。
結果、これにより菊池寛のお気に入りの某ホステス女が美人投票一位になったので生姜、
高がホステス美人投票でビール150壜90000万円を購入するとはさすが菊池寛は金持ち、すご杉増すよお〜(笑)
阿呆か、オマエは
荷風はケチで有名でしてねぇ、菊池寛とホステスの取り合いをして負けた怨恨があったので性根〜(笑) 妻に逃げられたのもそのケチさ故の孤独死でして、藁貸し増すねぇ〜(笑)
615 :
吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 15:48:44
ケチだから独りで逝ける
でもお金はたくさん持ってたんだろうからもうちょっといい暮らしをしてもと思う。
戦後の話ね。
本人は侘び住まいで問題なかったんだと思うけど。
617 :
吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 03:07:17
NHKで晩年の荷風の動く&しゃべる映像見たことある
618 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/25(土) 10:45:09
>>616 死んだときの貯金ていくらだったかな?
確か一千万だったか…記憶がふたしかだ。
いずれにしてもお金なんて贅沢してたらすぐ消えちゃう。いざというときの備えにもなるし。
荷風は血のつながった直系家族がいない独り者としては賢明だったよ
敗荷落日嫁。
620 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/25(土) 14:05:05
>>619 マジで読んでるよあれ。
シブタツが文学者が文学者を批判する良き例として挙げてたな
どうでもいいけど文学より生活の心配するほうが上だなとわたしは思う
621 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 13:00:03
>確か一千万だったか
預貯金で3000万以上だったよね。 現在に換算すると3億くらいとか
”荷風の東京”って本には書いてあったような・・・!?
622 :
吾輩は名無しである:2008/11/13(木) 20:30:24
荷風って一般ピープルが持つ様なコンプレックスって無いよね。
金はある、家柄もいい、都会育ち、背も高い、外国生活も平気、女にもそこそこモテる。
顔はまあ変だけど。
そんな中で作品を書くモチベーション保つの大変だと思う。
623 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 10:10:24
まあ、アレでしょう。フランス語の原書も英語の原書も、支那語も
読めた人なんだから、やっぱ金があるだけじゃ判断できないとこも
あるんじゃない? 一般ピープルにはw
>>622 近代日本文明への反発が原動力だったんでしょう。
625 :
吾輩は名無しである:2008/12/05(金) 10:05:35
荷風の永代橋、読了。
荷風の漢文の能力などよく分かるが、ただ荷風的生き方をするには
金があるだけではダメだとよく分かるw
626 :
吾輩は名無しである:2008/12/08(月) 12:47:29
金は必要条件ってことか
627 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/08(月) 14:43:31
永井荷風なんて、私はエロじゃない、なんて言いながら、エロな野郎だと思うな。あいつは。
628 :
吾輩は名無しである:2008/12/17(水) 12:12:06
荷風散人も戦時期や不況期を乗り越えたわけだけど、やっぱ、
自己資金のある人はそんなのどこ吹く風・・・おいらたち
とは違う次元のひとかあ
629 :
吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 14:00:00
630 :
吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 08:36:37
偏奇館は水洗便所だったのかな? と、気になる?
汲み取りを回収にこない地域が云々の話があったな
632 :
吾輩は名無しである:2008/12/25(木) 10:51:04
いくら、ALL WAYS 3丁目の夕陽が懐かしくても
ポットン便所だけはごめんだw
633 :
吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 12:48:15
荷風は戦後便利だからってインスタントコーヒー飲んでた。
634 :
吾輩は名無しである:2009/01/06(火) 09:59:45
戦前のクロワッサンってどんなんだろうね?
きっと今の○スコとか○マザキより美味い。
荷風先生は銀座辺りで買うのだろうし。
戦後は甘食たべてなかったっけ?
金額とかレベルとかよりとにかく自分のお気に入りをマイペースで食べてたんだろなとおもう。
637 :
吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 15:13:06
七輪でお粥?を作る写真はいいよなw
1990年代「葛飾情話」のピアノ楽譜が出て来て1999年、2005年の上演がされているのだけれども
台本は保管されてるとして菅原明朗氏のスコアはその後どなたが管理してるのだろう?
640 :
吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 21:15:00
谷崎日記の偏奇館訪問の記述が面白い
村上龍→吉行淳之介ときて次に読む作家がこの人になりそうです。
642 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 12:53:53
↑ 荷風の作品は日記からはいるのがいいよん・・・
一生、とりこになってしまう。 チミが男ならw
一度も東京に住んだことない人は荷風を読んでもあんまり
面白くないのではなかろうか。
「日和下駄」とか地方の人、ましてや外国人が読んでも意味わからんだろうな。
644 :
吾輩は名無しである:2009/02/13(金) 15:52:14
そりゃね〜だろう、比べるのは酷だが、村上春樹も源氏物語も
ロシアのニッポン文学ファンには普通に、ロシア語訳の本が
本屋で売られているが・・・
645 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 03:08:09
>>643 大丈夫!
荷風を読もうとした時点で、お前みたいな
うすのろの馬鹿じゃないからなwww
646 :
吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 12:57:08
つまり、人生に間抜けな椰子は荷風は読まないっすかw
647 :
吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 11:35:08
>>643 少なくとも、おまいより意味わかるんじゃねえの(笑)
648 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 10:49:51
荷風動画youtubeにないね。残念。
>648
画像ならともかく動画があったら恐いなwじやなくて凄いな。
ほら、荷風自身は撮られるの好きじゃなかったから(特に戦後)大抵の写真は隠し撮りだったと聞くし。
650 :
吾輩は名無しである:2009/02/28(土) 23:20:41
文化勲章の時のインタビュー映像あるよ。
意外と腰低い感じでね。誰かyoutubeにupしてくんないかなあ。
651 :
吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 12:41:57
荷風の永代橋、以来荷風の評伝本は読んでいないが、なにか最近出ていませんか?
653 :
吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 11:16:53
預金が現在では3億近くあるのに、畳の上の七輪で煮物をする
荷風先生・・・お見事。
男なら誰でも真似てみたいが、荷風散人ほどの学がないからアホに
みえるよね〜♪
まだ持ってない岩波文庫を200円でゲット!
花火、雨瀟々、二人妻、夜の車
雨瀟々以外は未読なので楽しみ。
655 :
吾輩は名無しである:2009/03/24(火) 21:57:07
「雨瀟々」はいい!
短いけど、荷風の傑作。
旧かなで読めば、なお良し。
>>654 私は荷風で読んだことのあるものはそれだけですが、五感をくすぐるのが上手いと思いました。
形から来るものとして、雨瀟瀟は特に音が好きです。それと文自体が至極読み易かったことを覚えています。
…書き忘れですが、そういう訳で何かオススメをお願いいたします。
出来れば初期作品と後の耽美的なもの、二つを抜粋していただけると嬉しいです。
658 :
吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 08:16:18
浄閑寺で教えてもらった”狐”はけっこうドキドキしたな
雨瀟々って読みやすいかな。
初期は腕くらべ。
後期は木刀気団でしょ。
戦前
狐もいいよね。
戦前->戦前だけど
>>658-659 ありがとうございます。今度探してみます。
そうですね、初めて読んだものが「花火」でして、荷風が読みやすいというイメージが強いのだと思います。それとその岩波文庫を読む前にベルクソンを読んでいたのも影響があるかもしれません。
雨瀟瀟は確かに読みやすいとは言えませんね。
ただ短いぶん物理的には楽であることと、旧字体にやっと慣れたかというころに読んだので漢和辞典を引き引き読んでいた私にとって、相対的に読みやすいかったのかもしれません。
絶対視出来るほど旧字体の文章は読んでませんし。(笑)
662 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 12:58:17
荷風の心の師匠、成島柳北で旧字体を読み下したら、荷風も読みやすい
と思うが・・・・?
663 :
吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 10:28:13
昨日、浄閑寺から4月30日のお便り着・・・でもお仕事がw
今年は仕事休みなので行ってみたいな浄閑寺
665 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 11:59:01
不景気などどこ吹く風・・・荷風さん。
文豪・永井荷風の没後50年記念の展示会が東京・神田の東京古書会館で開かれている。愛好家らが実行委員会を作り、初版本や発禁本、写真、肉筆原稿など約120点が並んだ。
耽美(たんび)的な作風で知られ、05年には荷風の「女性らしさ」に着目した「朝寝の荷風」という本も出版されたことから、最近は若い女性にもファンが広がり、会場には北海道から駆けつけた女性もいた。
「朝寝」の著者で、18日の鼎談(ていだん)に参加する国学院大講師、持田叙子(のぶこ)さん(50)は「当時からガーデニングを楽しんでいた」とその先見性を説く。さすがの荷風も、お墓の下で顔を赤くしている?【臺宏士】
毎日新聞 2009年4月16日 21時22分
30日に浄閑寺行ってきた。
初めて行ったんだけど結構盛会なんだね。
668 :
吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 10:50:07
昼の11時ごろの文化放送、東京歴史探訪で今週は荷風を
扱っているな・・・荷風フリークにはいまいちだが
669 :
吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 13:23:48
荷風全集全三十巻発刊w
これでまた全集の値段が下がるのかな
うあマジで買っちゃおうかな。
でも置く場所がない
672 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 11:41:42
太宰の作品読んで、窪塚洋介はゲラゲラ笑ったとか言っているらしいが、
荷風を読ませたらどんな反応が出てくるんだろう?
673 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 17:57:02
あいつは何読んでも笑うと思うけど
「葛飾情話」の上演版(オケorピアノ)どこに上演許可とったらいい?
というか楽譜は何処に???
675 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 11:55:06
偏奇館にはエアコン、水洗トイレは・・・あるわけないだろうな・・
戦前に冷房があったのは、おいらが調べた限り、戦艦大和、武蔵、
アメリカ大使館、三井物産本社らしいが
676 :
吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 17:02:12
なんか、書き込めよ
677 :
吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 17:17:49
なんか
678 :
吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 20:55:49
>>1 荷風 猥を語る
スレタイは、この方がよかったのに、センスのない奴だとつくづく思った。
679 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/07/22(水) 21:03:05
>>678 まさしく。
荷風に愛なんてありゃあしないからね。
こいつ自己完結してるもん。
680 :
吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 07:51:17
アメリカ物語やフランス物語を読めば、荷風が愛を語っても違和感ない気がする。
日本の娼婦を見る時は、自分が白人の貴族になったつもりで見下していたのかもw
681 :
吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 10:04:51
おまいらも男だろう・・・愛と性愛くらい使い分けてるんじゃね〜のかw
682 :
吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 13:05:04
つまり、女は金で買えるってことっすか。 荷風さん
683 :
吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 08:34:58
晩夏ですな、荷風散人
国立劇場に行った時に荷風の名前が付いたイベントのチラシが置いてあったんだけど、
内容は荷風先生とは関係なさそうに見えた。何だったんだろ?
686 :
吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 17:20:15
まあ散歩好きの荷風さんのことですから・・・
それと荷風は蓮かなんかの別称だからじゃねえの?
688 :
吾輩は名無しである:2010/03/22(月) 04:45:22
>>678 猥を語る、じゃ万人の荷風観から半歩も出てねえじゃんww
おまいがノーセンス。。
689 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2010/03/22(月) 04:58:02
>>688 万人の荷風観でいいんだよ。
実際そうだしさ。よく読むこったバーカ
690 :
吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 08:00:24
↑
ノータリンのバーカ
691 :
吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 08:46:14
荷風は愛を語れないほどに男としてのプライドが傷付いていたんだな。
692 :
吾輩は名無しである:2010/04/25(日) 09:57:14
西遊日誌抄
693 :
吾輩は名無しである:2010/04/26(月) 20:39:26
荷風が今生きていたら鶯谷あたりのホテトルの常連だったろうな
荷風はただ風俗を残したかっただけなんだね
芸者やカフェーや浅草ストリップの風俗を残したかったんだね
西鶴と近松を例にして自分は西鶴だと評している
696 :
↑:2010/04/26(月) 21:49:45
アホかwwww
自分が快適ならそれが最高、というのが荷風なんだよ。
自分の始末は自分でつけるんだから、自分が快適なら、ってこともないだろうよ。
アホはスルーでよろ
699 :
吾輩は名無しである:2010/04/26(月) 22:40:55
甘いというかアホだな。
荷風がどれだけ我がまま勝手に生きていたか、知らないカスwwwww
それはまた、都合のいいとり方で。バカバカしい。
我儘勝手かw、どこ視点で物言ってんの?それともアホ?
まあ、親譲りの金を好き勝手に使ったのは確かだな。
そのくせ自分が稼いだ金は、しっかり溜め込んでいたようだ。
703 :
吾輩は名無しである:
荷風ならギャル文化や援交に興味津々だっただろう。