1 :
吾輩は名無しである:
荷風が愛を語ったら、お笑いだねw
2 :
吾輩は名無しである:2006/02/21(火) 22:48:25
「私は活動写真と云ふものを観に行つた事がない」
荷風
3 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/27(月) 01:42:29
4 :
吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 18:53:17
「つゆのあとさき」
良いタイトルだねえー
スレタイに釣られて、クリックしてしまった┐(´-`)┌
6 :
吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 18:59:04
6
7 :
吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 20:16:04
春は愛を語らう季節である・・・
荷風
8 :
吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 20:22:04
こんなスレタイじゃ検索にかかりにくい。立て直せ。
9 :
吾輩は名無しである:2006/03/04(土) 21:35:33
桃の季節に荷風を肴に一献。
10 :
吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 19:37:05
永井 荷風(1879年12月3日 - 1959年4月30日)
耽美的な作風で明治から昭和にかけて活躍した。
本名は永井壮吉。断腸亭主人、金阜山人などとも号した。
11 :
吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 19:37:42
主要作品
『地獄の花』1902年刊
『あめりか物語』1908年刊
『ふらんす物語』1909年(発売禁止)
『冷笑』1910年刊
『すみた川』1911年刊
『珊瑚集』(訳詩集)1913年刊
『日和下駄』(随筆)1915年刊
『腕くらべ』1918年刊
『おかめ笹』1920年刊
『つゆのあとさき』1931年刊
『?東綺譚』1937年刊
『断腸亭日乗』(一部は1947年刊『荷風日歴』)
12 :
吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 17:40:02
『断腸亭日乗』の原本が売りに出たら幾らくらいになるかな?
13 :
l:2006/03/13(月) 17:41:20
本は値段じゃないです笑
珊瑚集いいね。愛詠しているのいくつかある。
14 :
吾輩は名無しである:2006/03/15(水) 20:33:38
珊瑚集
ボードレールやヴェルレーヌなどフランス近代の詩人の作品から,
荷風が自らの琴線に触れた詩を選んで流麗な日本語に移した訳詩集。
甘美な恋愛をうたう一方で悪や死に牽かれてゆく冷酷な心理,
また享楽主義といった荷風文学の諸要素が早くも表れている。
15 :
吾輩は名無しである:2006/03/15(水) 21:31:18
初期から中期の作風は嫌いだ。
後期の作品はなんども読み返してる。
まるで違う。
16 :
吾輩は名無しである:2006/03/15(水) 21:48:37
荷風は物として扱える人間しか愛?せなかった人−三島由紀夫
曰く娼婦曰くストリッパー
相手が人間として立ち現れると漏れは帝大出だぞ
この低学歴が、と悪態ついて精神のバランスとったそうだ
ダモクレスの剣ですな。
Bだのチョンだの言いたがるオマエラも心理構造だけは
荷風並だなや
17 :
吾輩は名無しである:2006/03/15(水) 21:57:09
>物として扱える人間
この時点でそれは人間ではない。荷風は人間全般を愛せなかった、あるいは
愛さなかった。人間よりもテクストを愛した。
○人間よりもお金を愛した
『つゆのあとさき』を読んでカッフェーに行きたくなった。
あの時代の雰囲気が楽しめるところが銀座にあればなあと思った。
荷風にとって金はなにものにもおもねることなく自らの芸術だけを
純粋に追求する日々を送るための命綱だった。
>>16 荷風は帝国大学出てないんじゃ。
文学版にいる限り「Bだのチョンだの言いたがる」奴はそんなにいないと思う。
過敏になる理由でもあるの?
22 :
吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 18:38:10
↑
洋行帰り、即慶応の教授就任は当時としては(今でもか)大インテリだろw
23 :
吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 20:26:03
>>16 >相手が人間として立ち現れると漏れは帝大出だぞ
>この低学歴が、と悪態ついて精神のバランスとったそうだ
はじめて聞いたんだが・・・ソースとかある?
25 :
吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 20:28:39
26 :
吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 19:31:39
山谷堀から吉原までの散歩に良い季節になた。
27 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 15:01:16
荷風の散歩、荷風の日記、荷風のお女郎遊び、そして、荷風の独りの旅立ち、
彼の作品より、そっちに興味があるって〜のが、荷風の愛すべき存在ですね。
もうすぐ、荷風を愛する人たちが浄閑寺に集まりますね〜♪
28 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 16:29:18
>>16 おまえな〜、三島と荷風は縁戚関係、おまえがどんな人物かどんな
バックグラウンドを持った人間かは知らんが
三島なら荷風をああ、言えるが。おまえが言ってもな〜もならんし、
おまえが言える立場じゃないだろう。
29 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 21:39:02
30 :
吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 22:10:29
荷風ゆかりの店って、高いばっかで激マズですなw
池波推奨の店と同じだ・・・
作家でグルメは谷崎ぐらいだな。
31 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 16:52:51
確かに高い!
32 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 22:47:07
↑
まあ、荷風が味音痴だったことの証明にはなるなw
店が味を守り通していればね。
34 :
吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 15:32:21
うん
35 :
吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 16:59:00
てか、銀座タイガーにしろ、きゅうぺるにしろ、当時は最高級の店だったんだろうな
いまは、もっと食文化が広がっただけじゃないのかね?
36 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 06:24:33
荷風の頃のようには、良質な素材が安価では入手できなくなっているだろうし。
味を守ろうとすれば価格に跳ねかえりるだろうし、
銀座じゃこのご時世でも地代家賃は高いっしょ。
現代の一般人は、化学調味料で舌が麻痺していて、
濃い味付けじゃないと美味しいと感じにくいらしい。
37 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 12:37:36
そろそろ、荷風を語るにいい季節になりましたね
30日浄閑寺に参りますか?
それとも、お気に入りの子を連れて玉の井、荒川土手をお散歩ですか?
38 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 13:04:05
荷風は帝大なんて出てないじゃん。
外国の大学には行ったけど。
39 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 15:20:17
荷風に帝大の話はご法度です
40 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 15:52:20
帰国して慶応でフランス語おしえてても
出席は三人くらいだった。
やっぱ私立は新設のころはクソなんだなあとしみじみ思った。
いまのFランクが向上するのは二百年くらいかかるね。
41 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 15:58:14
大学存続危機は当面続くわけだし、200年後には
いまのFランクはとっくに存在していないだろう。
むしろ現在の慶應――いや慶應に限らないが――のレヴェル低下を
どう食い止めるかじゃない?
42 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 16:02:05
このスレタイ面白いw
43 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 17:28:54
>>40 ほ〜、そりゃ初耳だ、荷風のお教えでもね〜?
44 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 19:28:03
うん。
サバト館からでてる「山崎俊夫作品集」みてごらん。
作者本人も教え子だった人だよ。
欠席が多くて、荷風が「来週もお休みにしましょうか」
と皮肉った描写がある。ま、その当時の大学進学なんて
ほんのわずかだったから。
45 :
吾輩は名無しである:2006/04/05(水) 11:00:14
で、襖の下張り四畳半の作者って、マジ荷風さんなのかい?
46 :
吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 08:24:53
四畳半襖の下張り・伝永井荷風でねえのか?
浄閑寺から、荷風先生のお知らせの葉書が来ました。30日は今年は
日曜日、参ってみるべ〜
47 :
吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 21:02:54
↑
俺も行く♪
一見さんはお断りなんだよね、やっぱり。
内容は法要以外に、何かあるんでしょか。
49 :
吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 10:06:14
>>47 よしよし、木村佳乃♪
>>48 なわけない
抱擁以外に公園もある毎年やってるぞ! 興味あるならきたら!
一時からだから
>>49 そうなんだ。ありがとっ。
ここんとこ作品世界にハマッってしまってるので、
ちょっくら荷風の魂に抱擁されに行ってみよっかな。
51 :
吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 12:18:08
三年位前に川本三郎氏の公演はよかったらしいな
ただ、リーマンのオレには逝けなかったが
52 :
吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 13:51:02
荷風散人の命日は葉桜がきれいじゃのう
53 :
吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 21:38:58
54 :
吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 11:46:31
>53
荷風ファン同士で喧嘩すんじゃないいって
55 :
吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 20:25:26
55は48に怨みでもあるのか?w
57 :
吾輩は名無しである:2006/04/14(金) 11:02:48
さあ!?
58 :
吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 21:30:52
>>48 がアホなごたくを並べたので怒ってるんじゃないの
59 :
吾輩は名無しである:2006/04/16(日) 00:18:15
アホなごたくを並べてる? どういう感覚してるんだ?w
48はフツーに質問してるだけだろ
60 :
吾輩は名無しである:2006/04/16(日) 19:57:17
>>48=
>>59 『一見さんはお断りなんだよね、やっぱり。』
↑
こいつのフツーの感覚が恐ろしい!
61 :
吾輩は名無しである:2006/04/16(日) 22:11:14
「死ねば済む話」という発想のほうがよほど変。
おまいらつまらん事にムキになって喧嘩するのね。
荷風散人もそういうとこあったけどw
60はただの春厨。相手にするな。
『濡れずろ草子』を読みたいのだが、
何に収録されてるのかを知ってる人はいる?
少なくとも岩波の全集には無かったと思いますよ。
66 :
吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 13:49:01
荷風の文学で入試や教科書に載ったのをみたことある奴いますか?
日本女子大かどこかの教授に聞いたことあるが「狐」を教科書に
載せようとしたが、難解さと、いかように取れる荷風の作品の
性格上却下されたと聞いたが・・・
68 :
吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 15:03:51
そうですか、それは知らなかった
なんせ、私も荷風は文学好きの母親に散歩好きのおじいさん程度の
知識しかなく、社会に出てな〜にか面白いことは・・・
で、荷風散人を知りました
私の場合は、谷崎との関係が荷風散人を知るきっかけでした。
学校(中学)の先生は、それを知っていい顔しませんでしたね。
「谷崎や荷風はあまり薦められない。漱石やなんかにしなさい」と。
つまらん教師だ。
でも、中島敦が荷風を読んでいて叱られたと書いていたなあ。
鴎外を読みなさい、というのが当時の良識ある意見だったらしい。
71 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 09:29:01
それだけ、ツマラン教育をしている馬鹿教師が多いってことか。
荷風=花柳界
谷崎=マゾヒズム・脚フェチ
三島=右翼・切腹
乱歩=猟奇
漫画=馬鹿になる
等々
っていう発想なんじゃない?
こうしたものは教育上よろしくないと。実際にいるよ。そういう人。
73 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 11:25:15
じゃあ、未来永劫、夏目や森鴎外みたいなのを読んでオレとかですか・・・?
74 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 11:34:02
漱石と鴎外だけで人生終わるのが普通だよ。
75 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 12:03:10
つまらん
76 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 12:11:42
それにしても荷風のマゾヒズムはけしからんな。
あれは日本を弱体化させる要因になったのだろうな。
日本女性は千数百年間受身だったからな。今頃、
男子が受身になると海外の海兵隊のいいカモだろうな。
「荷風のマゾヒズム」って?
78 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 13:14:55
ヘルスでまな板の鯉になることですよ
79 :
吾輩は名無しである:2006/04/19(水) 21:21:23
>>79 は、「どくとるマンボウ」スレなど、他スレにも粘着してる煽り荒し。
このスレに粘着するだろうが、今後も一切無視すること。
81 :
吾輩は名無しである:2006/04/20(木) 14:30:23
嗚呼、荷風先生
82 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 21:28:22
>>80 おまいは何が楽しくて監視してるんだ?
どう考えても基地外キモオタとしか思えんぞw
83 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 21:39:20
ブラジル代表
マルクス・カフー
84 :
吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 12:31:44
今度の日曜日は浄閑寺だ!
85 :
吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 12:44:59
命日は4月30日だが、
家風の墓は浄閑寺には無い。
86 :
後発重複不正スレ終了:2006/04/25(火) 13:00:16
81才で没した荷風永井壮吉の墓は
東京豊島区雑司ヶ谷霊園の永井家の墓所にある。
父親と永井家代々の墓に囲まれて
墓碑銘は「永井荷風墓」
87 :
後発重複不正スレ終了:2006/04/25(火) 13:02:34
わかったかw
>>46>>64 三ノ輪浄閑寺にあるのは詩碑と筆塚。
「余死するの時、後人もし余が墓など建てむと思わば、
この浄閑寺の塋域娼妓の墓乱れ倒れたる間を選びて一片の石を建てよ。
石の高さ五尺を超ゆべからず、名は荷風散人墓の五字を以て足れりとすべし」
と書いた荷風の遺志に従って
毎年の「荷風忌」は浄閑寺で行われる。4月30日暇のある者は行くといい。
89 :
吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 13:18:10
さらに時間にゆとりがあれば
雑司ヶ谷霊園の墓にも参ってやれ。age
90 :
吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 13:55:07
そんなことも知らんとオレが書き込んだと思ってるのか、悲しいね
>>88 は、エライ
91 :
吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 18:05:01
>>89 も、えらいな〜
荷風ファンに馬鹿はいなさそうですね
4月30日は出席とるから、スレ住人は必ず当日に因んだレスをつけること。
代返可。単位に関係あり。
荷風ファン=宮本ファンだろ?
どーせw
宮本って誰ですか?
95 :
吾輩は名無しである:2006/04/26(水) 13:12:03
>>92 なんの単位だよ。浄閑寺でやってたら怒られるぞ
>>94 エレファントカシマシのボーカルのことだよ
部屋に荷風の写真飾って拝んでるってさ
97 :
吾輩は名無しである:2006/04/26(水) 21:12:15
エレファントカシマシって何ですか?
>>93 自分の趣味が、万人の趣味だと思うなw
そんな所から荷風に入るのはおまいだけだw
99 :
吾輩は名無しである:2006/04/28(金) 08:54:06
100 :
吾輩は名無しである:2006/04/28(金) 09:24:38
ロックと荷風って思いがけないけど・・・
今度エレファント聴いてみます。
101 :
吾輩は名無しである:2006/04/28(金) 17:36:30
>>98 まあ、喧嘩腰ざんす? 荷風になにか怨みでも?
別に荷風嫌いではないんじゃないの>98氏
単に荷風ファン=宮本ファンという意見に抗弁してるだけでは。
自分もエレファントカシマシのボーカルの人は知りません。
荷風ファンって年輩の方が多いんですか?
103 :
吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 00:05:39
↑
自レスの弁解してるよw
>>98 どうして行間開けるの?
エレファントカシマシ最新盤いいよ
年輩ってあーた、、、
105 :
吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 19:10:48
エレファントカシマシって何ですか?
106 :
吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 19:26:08
浄閑寺に行ったかたどうでした?
よいお天気でしたね。
荷風といえば置き屋で何もせず、ただ抱かれている逸話があった気がするが最近なんかわかる俺がいる・・・
>>107 なんか…ふと…同情してしまう俺もいる…
置き屋はまあ所属事務所みたいなもんだから、そこでは何もしないんじゃないか?
110 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 13:41:28
川本三郎氏が来ていたな
111 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 22:55:10
↑
食い扶持の墓参りは欠かせないなw
112 :
吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 03:54:34
ふむ
113 :
吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 08:43:33
>>111 てか、そんなに売れてるのかよ?
パンピー・リーマンの方がいい年収とちゃう?
どうみても、貧乏臭い
114 :
吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 22:31:02
↑
なおさら貴重な食い扶持と思われ・・・
115 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 18:06:24
パンピー・リーマンって何ですか?
新中産奴隷階級だろ
118 :
吾輩は名無しである:2006/05/08(月) 09:15:47
一般ピープルサラリーマンのことじゃない?
パンピーは芸能界用語、リーマンは2ch用語かな?
119 :
吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 18:15:41
ブヒ
120 :
吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 21:23:24
何故荷風は歯無しだったのか・・・w
どうせ歯科性の花柳病だろう?
122 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 08:17:32
衛生博物館って、浅草にあったよな
123 :
吾輩は名無しである:2006/05/25(木) 17:23:21
ほい
124 :
吾輩は名無しである:2006/05/27(土) 20:15:45
衛生博物館って、何ですか?
125 :
吾輩は名無しである:2006/05/27(土) 20:46:04
初めて先日婦人科検診に行きました。
クリトリスや膣口を念入りに消毒され、先生が指を入れてグニュグニュしてきました。
診察なので別にその時は変な感じはなかったのですが
少し時間が長いかなぁと思っていると、先生の指が微妙にゆっくりと
ピストン運動をしていたのです。
私は恥ずかしいのと気持ちいいのと腹立たしいのとが一緒になり
頭が混乱し、固定されていた足をバタバタ動かしました。
すると先生はすぐに指を抜き「ごめんねぇ、もう少しがまんしてねぇ」
と言いながら、ゼリーのようなものをクリトリスに塗り始めました。
もうその時点で膣口付近は濡れてベトベトだったと思います。
下半身がしびれてしまい、すぐにオナニーをしたいような状況でした。
先生は「ここ痒いでしょ、少しかぶれてるみたいだから薬塗っときますね。」
と言いクリトリスを念入りに指で摘みながら揉んできました。
たしかに最近クリが痒かったので納得したのですが
長くなりそうなんで続きはこっちで↓
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/point/1146442166/
126 :
吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 16:59:34
>>124 梅毒で鼻のもげた写真や、そんなんが・・・
「新橋夜話」、「深川の唄」が好きだね。
荷風の随筆にも、味のあるものが多いと思う。
128 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 21:47:13
味のあるもの、って何ですか?
129 :
吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 12:37:41
江戸情緒?
130 :
吾輩は名無しである:2006/06/06(火) 17:11:15
ぬれずろ草紙
131 :
吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 12:26:31
荷風は愛は語らないが、江戸風味は大いに語れる作家のひとりかな
132 :
吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 19:53:00
娼婦との愛・・・・・・・
133 :
吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 12:44:26
>>132 一概に外れとはいわんが、まだまだ家風散人への造詣は浅いな
134 :
吾輩は名無しである:2006/06/21(水) 21:59:35
↑
誤字に気づかず(馬鹿丸出しで)威張るとはさすがだなwww
135 :
吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 08:25:04
誤字、当て字は明治時代の文学から幾らでも見られるが
そんなに戦後の漢字教育に粘着ですか?
136 :
吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 11:03:18
な〜る〜ヘソ
このスレには荷風を愛するものばかりでなく嫌悪している方も
おいでだということがよ〜くわかりますね。
ま、自由主義の国ですからw
137 :
吾輩は名無しである:2006/06/25(日) 23:36:56
>>135 馬鹿を指摘されたら、教育問題にすりかえる馬鹿ww
138 :
吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 08:25:21
こうやって、あっちこっちパトロールご苦労さん
139 :
吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 09:22:51
荷風って類ペルゴが好きだったんだろ?
140 :
吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 12:01:45
新潮社の永井荷風のとんぼの本を買ってしまった
141 :
吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 04:03:28
>>140 俺も昨日立ち読みした。
鴎外と露伴に心酔してたんだね。
荷風で、恋する男女を見て心が洗われる、みたいな話ありますか?
タイトルが知りたいんですが…
143 :
吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 20:48:18
あげます
自分のこと身長が高くて日本人離れしているとか書いているけど、
何センチあったの?
145 :
吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 13:07:07
146 :
吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 13:09:34
今の世のわかき人々
われにな問ひそ今の世と
また来る時代の芸術を。
われは明治の児ならずや。
その文化歴史となりて葬られし時
わが青春の夢もまた消えにけり。
團菊はしをれて楼痴は散りにき。
一葉は落ちて紅葉は枯れ
緑雨の声も亦絶えたりき。
圓朝も去れり紫蝶も去れり。
わが感激の泉とくに枯れたり。
われは明治の児なりけり。
或年大地俄にゆらめき
火は都を焼きぬ。
柳村先生既になく
鴎外漁史も亦姿をかくしぬ。
江戸文化の名残煙となりぬ。
明治の文化また灰となりぬ。
今の世のわかき人々
我にな語りそ今の世と
また来む時代の芸術を。
くもりし眼鏡をふくとても
われ今何をか見得べき。
われは明治の児ならずや。
去りし明治の世の児ならずや。
147 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 01:16:07
>>145 でっけえw
おぼっちゃんは栄養がいいなあ。
148 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 07:53:59
>>147 今なら178センチはそれほど大きくはないだろうけど、荷風の世代で
身長が178センチというのは大男だったね。
149 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 07:58:29
今の私たちの感覚なら
2メートルはある巨人だっただろうね
150 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 18:28:44
178センチなら、アメリカにいた時も身長コンプレックスに苛まれる
ことはなかったんだろうな。
151 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 19:00:04
荷風は、せいぜいがお坊ちゃんの遊び人であって、性愛の探求者ではないね。
断腸亭日乗を読むと、それがはっきりとわかる箇所がある。
152 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 19:25:28
153 :
↑:2006/08/15(火) 19:45:14
自分で読んでから、「ここかな?」というのを言ってみろ。
なんだ、答えられないのか
それならそれでいいよ
155 :
↑:2006/08/15(火) 19:56:02
うむ、それほど親切ではないよ、お乞食君wwwwwwwwwwwwwww
156 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 20:01:08
まあまあ、みなさんマターリしましょうよ(´∀`)
過疎スレで、こんなレスばっかだと残念だよ。
>>156はなんかえらいよ。
>>156のスレを見てるとなんか心が和んでくるなぁ(^∀^)ノ
で、持田叙子の荷風論は結局どうなの?
158 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 20:34:47
159 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 20:42:31
それほど親切ではないよ、お乞食君。
161 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 22:49:33
知性の欠片も感じられないね↓
151 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 2006/08/15(火) 19:00:04
荷風は、せいぜいがお坊ちゃんの遊び人であって、性愛の探求者ではないね。
断腸亭日乗を読むと、それがはっきりとわかる箇所がある。
153 名前: ↑ 投稿日: 2006/08/15(火) 19:45:14
自分で読んでから、「ここかな?」というのを言ってみろ。
155 名前: ↑ 投稿日: 2006/08/15(火) 19:56:02
うむ、それほど親切ではないよ、お乞食君wwwwwwwwwwwwwww
160 名前: 吾輩は名無しである [sage] 投稿日: 2006/08/15(火) 20:47:48
それほど親切ではないよ、お乞食君。
必死で逃げ回っているけど、答えられるなら答えてみればいいのに。
162 :
吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 23:12:40
↑
馬鹿は無視するに限るぞ!
粘着すると、結果同類とみなされる。
163 :
吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 19:26:39
つうか、
>>160は別人じゃねえの。メール欄sageになってるぜ。
165 :
吾輩は名無しである:2006/08/25(金) 18:45:32
166 :
164:2006/08/25(金) 20:50:44
167 :
吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 04:31:55
↑
痴性の欠片が感じられるねw
168 :
吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 04:35:30
「つゆのあとさき」とか「ひかげの花」のようなクールでドライなタッチの作品を
もっと読んでみたいのですが、あの手でお薦めありませんかね?
木刀は読みました。
戦争に関して綴った文は秀逸の一言。
今日、墨東綺譚よんだ
171 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 21:29:47
172 :
吾輩は名無しである:2006/09/30(土) 14:23:08
>>168 浮沈、腕くらべはお読みになりましたか?
173 :
吾輩は名無しである:2006/10/06(金) 19:55:23
われは明治の児ならずや。
174 :
吾輩は名無しである:2006/10/06(金) 21:19:47
墨東奇譚の主人公がお雪と出会った日に、御祝儀を付ける話までの間の描写は、
なんともいえない微妙な雰囲気が醸し出ていて、流石は文豪荷風といったところだね。
175 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 21:23:31
落語「隅田川」で触れられていたことで興味を持ち、「すみだ川」を読んだんだが、
ラゲツが「自分は長吉の味方をせねば」と決意したあの場面で終わりなのか?続きは無いの?
随分中途半端な幕切れに感じるんだが。
176 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 23:16:03
大体において結末があっさりしてるよね。
大円団てないよね。
腕くらべにしても適当に帳尻あわせた感じだし。
いきなり手紙で終わってるのもあるし。
墨東の終わりもあいまいだし。
好きなところがたくさんあるから好きなんだけど。
177 :
吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 22:12:47
↑
大団円ww
178 :
吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 20:16:09
持田叙子は独身なのか??
179 :
吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 20:21:46
「墨東奇譚」お雪のその後を勝手に妄想すると、どうなる?・・
180 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 21:02:49
俺は今、MICELLE B.に夢中です!
181 :
吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 10:37:41
>>178 あれは読むに堪えなかった
途中で投げ出した
荷風もきっと居留守を使うだろう
182 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 22:25:09
荷風は初詣をしたのかな???
183 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 23:15:39
>>176 それが「風流」だからです。
西洋的な自由を愛する精神に、日本的な情緒が加わってはもはや誰も止められない。
185 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 20:43:51
↑
読んだお前が答えてみろよw
186 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 20:58:47
ヤダネ
187 :
吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 00:27:04
>>69>>70 荷風や谷崎は鴎外や漱石へのいわばアンチテーゼだったわけだ。
漱石が「則天去私」と書いた頃には、耽美派はいわば絶頂期。
188 :
吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 20:27:55
既出かも知らんが、いちおう書き込んどく。
ほとんど映画板への書き込み(俺の)コピペだよ。
「妻よ薔薇のやうに」の歌人?である母親役(丸山定夫の妻役)の
伊藤智子は、別名白銀銀子、また田村百合子、本名田村智子で、
文芸のほうでは、永井荷風の数多の愛人のなかでも、芸者や娼婦でなかった
唯一の女性として有名てか「一部で有名な」人らしい。
いくつか文献があるらしいが、
手近なところで「断腸亭の経済学」吉野俊彦著から、
(断腸亭日乗は荷風の膨大な日記で、こちらは超有名。吉野はこれも有名なエコノミスト)
)
・・・ なお荷風と別れてから舞台美術家の伊藤熹朔と結婚したが、数年で離婚、
昭和十年にはPCL女優として成瀬巳喜男監督の下で製作された
「妻よ薔薇のやうに」の主演女優として活躍、戦後の昭和四十九年睡眠薬自殺。
文字通り数奇な一生であった。(引用終わり)
まあ、「主演女優」は後に成瀬と結婚した千葉早智子だろうけど。
で、俺はたまたまBSの成瀬巳喜男特集で録画してなんどか見ていた。
画質とメイクのせいもあるから、断定はできないが、
スクリーンでの彼女の印象は、なんか陰気でよくない。
もちろん、実際の彼女はまた違ったんだろう。好きずきだし。
189 :
吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 20:40:35
↑
何が言いたいんだ この馬鹿
190 :
吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 23:56:29
荷風って58歳(丁度今でいう団塊の世代)で書いた『墨東綺譚』を最後に、主要な作品を残してないんだね。
後は、遺作となった『断腸亭日乗』だけ。
まさに断腸の日々を乗りきったんだね。
荷風が沈黙を始める時期は、夢野久作が『ドグラ・マグラ』なんか出す頃だね。
191 :
吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 23:59:53
>>146とか、あくまでも耽美なのが凄い。
この人の美に対する執着は常人にははかり知れない。
192 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 17:50:00
193 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 18:29:29
荷風に肖りage
194 :
吾輩は名無しである:2007/01/04(木) 23:10:42
>>190 団塊の世代 はごみくずw
量が半端じゃなく多いので、おまい共々ガス室送りで殺戮したいよ!
荷風の全集が買いたいんだが、九十二年版の岩波全集は新かな新字になってしまった?
196 :
吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 00:51:31
古本屋で前の全集買ったほうがいいんじゃない?
こういう奴は、無意識的に自分の将来を予言しているのだろうなwwwwwww
↓
194 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2007/01/04(木) 23:10:42
>>190 団塊の世代 はごみくずw
量が半端じゃなく多いので、おまい共々ガス室送りで殺戮したいよ
団塊よりも学力は低い世代が偉そうになあ。
199 :
吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 19:05:25
中三ですが、「ぼく東奇譚」って面白いですか?
谷崎が影響受けたとか、太宰の女生徒で語られてるとか、三島と血が繋がってるとかで興味があります。
ちなみに川端も好きです。
200 :
吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 20:50:38
中3にはどうかな〜
三島じゃなくて高見順じゃないのかな〜
それとも三島もそうなの?
201 :
吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 20:52:30
中3だったら狐なんかどうかな
202 :
吾輩は名無しである:2007/02/12(月) 23:37:49
三島に関してはウィキペディアでは遠い遠戚ということでした。
「ぼく東奇譚」は買ってみたので、今読んでる谷崎の「刺青」の短編を全部読んでから読んでみます。
中3で永井荷風を読んでるの?
すごいね。
せめて二十歳まで待てよ、荷風は・・・
205 :
吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 10:30:48
ちょっと教えてください。
1992年頃に岩波から出た全集は新版全30巻で、
1971年頃に岩波から出た全集は旧版全29巻ということでよろしいですか?
で、ネットでいろいろ調べていたら、全28巻というのもヒットしたんですが、
これはなんでしょうか?
全集を買う以上は全部揃ってるやつを買いたいんで、詳しい方
教えてください。
206 :
吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 20:02:12
旧版なら29の方を買えばいいだろう
確か完結後に出たものをまとめて計29になったとかじゃなかったかな
それくらい調べろ
207 :
吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 22:53:45
↑
子供に対して偉そうな口きくな!
くず馬鹿がw
208 :
吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 13:20:07
僕は谷崎が好きなので荷風も読めると思いますが、違いますか?
そら読めるだろうが・・・
210 :
吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 22:06:12
関根歌だけは荷風にとって唯一の女だったろ。
関根歌は荷風に「この女こそ我ために死水を取ってくれる」とまで
思わせた人だし。歌に愛を感じていたと思う。
荷風の浮気も原因で歌は精神的に病んで結局二人は別れたけど、
歌の去ったある夜に切々と歌への愛情の言葉を残したりしてる。
その後戦前何度か歌は荷風を訪ねてきた。
そして戦後、荷風が死ぬ数年前にも訪ねてきた。
荷風にとっても歌にとってもお互いが特別な存在だったと思うよ。
211 :
吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 22:50:31
新橋夜話の風邪ごこちが好きだな〜。
結核の年増芸者と家も職も捨てたエリート男の恋物語。
先には悲劇的な運命しか待っていないけど、
今の瞬間の幸せを噛み締める二人。
短編だけど名作だよ。
212 :
吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 00:29:47
中公日本の文学の解説で大岡がおかめ笹に辛い点をつけていた
それで長いこと読まなかった
損した
213 :
吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 17:18:58
>>208 加藤周一という知識人が「永井荷風の『ふらんす物語』は好きで、よく読み返す」って言ってたよ。
214 :
吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 20:02:58
荷風の作品を読むと当時の人が羨ましくなる。
戦前までは僅かながらだけど、江戸の匂いを感じ取れたんだろうな。
215 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 09:45:03
敗戦と占領が破壊したものは大きかった。
216 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 14:06:16
いや震災でしょう
217 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 14:07:09
とはいえ荷風はけっこうモダン東京を満喫してんだけどな
その光の部分も闇の部分も
218 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 18:41:46
「ぼく東奇譚」読了いたしました。
東京に行ったことが無いので雰囲気がよく分かりませんでした。僕はむしろ当時の花柳界に興味を持ちました。
219 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 19:51:37
そうそうあの辺の地理がわかるとおもしろさが違うんだよ
それからああいうのは「花柳界」とはいわないんじゃないか
220 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 20:16:13
地理ということなら『日和下駄』なんかいいんじゃないか。
221 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 23:31:03
「自分の足で歩いていると」という意味ね
日和下駄だってそうだよ
荷風と東京は切っても切り離せないからね
222 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 23:35:25
そういう意味では松本哉の本は自分で歩いてるし図も楽しくていいと思うよ
『腕くらべ』今読んでるけど、究極の雅俗混交文だな。
これに比べれば紅葉の『多情多恨』でも理屈っぽいと言うか...
224 :
223:2007/03/01(木) 13:42:13
>究極の雅俗混交文
まあ、口語体でこういう言い方が許されるかどうかはわからないが..
225 :
吾輩は名無しである:2007/03/03(土) 18:10:02
中2の時に「墨東綺譚」読んだとき
何て儚く美しい小説だろうと思った。
当然、読書感想文の宿題もこれにした。
226 :
吾輩は名無しである:2007/03/03(土) 20:57:38
古式ゆかしい華やかな三業(芸妓置屋・待合・料亭)も銀座のカフェーも
玉の井みたいな私娼窟も荷風だからこそ生き生きと表現できるんだろうな。
荷風を読む時は「断腸亭日乗」「毎日新聞社/昭和史」「柏書房/写真集・幻景の東京」
や江戸・東京の古地図なんか見ながら読んでるよ。
一度でいいからあの時代に荷風の散歩のお供をしてみたかったw
227 :
吾輩は名無しである:2007/03/03(土) 23:36:55
↑
偏屈なドケチじいさんと一緒で、なにが楽しいんだ?www
まあ、平山三郎氏並みに出来た人じゃないとだめだろうな。
荷風も百闢ッ様「クソジジイ」だろうし。
229 :
吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 19:23:20
リアルでつきあうのは勘弁という人が書くものが凄くよい
これこそ文藝というものだね
230 :
吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 21:08:39
リアルに変人ぶりを見てみたい気はする
生百閧烽「いかもな
慶応大学教授時代の荷風の講義を聴いてみたい気がする
荷風は、「空気を読ませる」タイプの作家だと思う。
『腕くらべ』でも、題材が題材だからやり方によってはストーリーがかなり複雑化しただろうに
荷風は人間関係とかそういうのをかなりあっさり描写して、それよりはむしろ
新橋花柳界の「空気」を味あわせることを主眼においてる感じ。
これが谷崎なら『卍』なみにドロドログチャグチャした人間関係を描いただろうし
(そのかわり新橋の「空気」は荷風に比べて希薄になるだろうね)
荷風と谷崎は小説家として対極的存在ではないかと思う。
233 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 18:52:59
↑
底の浅い考察
234 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 19:55:00
谷崎も『細雪』みたいなの書いてるけどね。
ただ、荷風がオシャレさんだというのは正しい。
235 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 22:06:03
また持田か…
>>234 細雪はストーリーを読ませる面がかなりあるけど、
(雪子の婿探し&妙子の不行状etc.)
荷風の場合はストーリーそのものが展開するというよりは
「空気」「余韻」だけで先に進めようとしてる面がかなりあると思う。
谷崎の論理的な文体と荷風の雅俗混交的な文体の差と言うべきか。
どっちにしても荷風はストーリーを上手く語れるタイプの小説家じゃないよ。
(『腕くらべ』も、「ストレートに語ればかなりややこしくなるから
あえて空気と雰囲気だけで進めた」って面はあると思う)
荷風に限らず「空気」「雰囲気」を描ける小説家はたいていそうだと思うけど。
238 :
吾輩は名無しである:2007/03/08(木) 11:22:21
あのねえ荷風は東京と女(素人は除く)
これだけなの!
239 :
吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 01:31:22
>>238 株で資産運用インカムゲインの生活をしてたよ。
なんか株で儲けて銀座のクラブで豪遊してる人も
荷風も、時代が違うだけで同じ様なもんだね。
つゆのあとさき読むと今も昔も同じだったんだと感じる。
金と時間があれば女に向かうのね。
ただ荷風はそれを芸術に昇華させる才能があったって事。
240 :
吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 01:46:36
荷風といえば雨の情景かな
んでエロィ ほのめかし系のエロ
確か発禁本も
241 :
吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 10:29:46
>>239 そういうやつらは荷風に日乗でこき下ろされる方だろう
242 :
吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 10:33:25
>>240 さても女、早く埓を明けさせんと急りて腰をつかふ事激しければ、おのづとその身も幾分
か気ざゝぬわけには行かぬものなるを、此方は時分を計り、何もかも夢中の体に見せかけ、
片手に夜具刎のけるは、後に至つて相手をはだかになし、抜挿見ながら娯しまんとの用意
なり。このところ暫くして、女もし此儘に大腰つかひ続けなば、いよいよほんとに気ざし
出すと気付きてやゝ少し調子をゆるめにかゝるを窺ひ、此方は又もや二三度夢中の体にて
深く入るれば、女はこの度こそはと再び早合点してもとの如く大腰になるを、三四回の抜
挿に調子を合せし後ぐツと一突深く入れて高く抜くはづみに、わざとはづして見せれば驚
いて女は男の一物指先にて入れさせる…
243 :
吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 10:36:59
にしやままきこにあいたいけこんしたい
244 :
吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 15:13:36
ウホッ
245 :
吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 22:43:14
>>237 「空気を読ませる」の作家だってよwww
ワロタw
馬鹿丸出しだな!
246 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 16:49:38
つゆのあとさき
247 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 17:26:19
半藤一利みたく、普通にそば食ってたら、踊り子連れてチャラチャラした
荷風と会ってみたいな〜
「爺さん、若いこ連れて御盛んですね〜」
と挨拶したいw
248 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 19:10:18
荷風は悪くない
249 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 23:34:07
荷風ほど自由奔放に生きた人も珍しいね。
興味深いのは弟貞二郎が牧師である事。
一方が享楽的人生で一方は禁欲的人生。
対極的で面白いw
250 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 23:38:50
菊池寛一派と距離を置いていたのは評価できる
251 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 23:43:03
252 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 23:46:36
>>250 二人とも銀座のカフェータイガーの常連だったね
253 :
吾輩は名無しである:2007/03/15(木) 00:40:46
荷風とは寂しい雨ふりで・・・
254 :
吾輩は名無しである:2007/03/15(木) 00:46:52
荷風とは寂しい雨ふりのことよ
255 :
吾輩は名無しである:2007/03/15(木) 11:48:03
小泉今日子の優しい雨にダブらせて断腸亭日常を読んでますがな
石川淳が激賞してるんだけど、『妾宅』って傑作?
257 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 10:22:56
荷風は高く評価したいが、今の時代では断腸亭日常が残る傑作じゃないの?
あと、荷風の生き様、死に様・・・
荷風ファンのオレにとっては太宰の死に様、まったくツマランw
最近、狐を読んだが、スピリチュアルにドキッとしたな。
258 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 16:13:46
荷風は当時の風俗そのものだ
259 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 16:39:13
おれは、破格に逸脱した人物だと思うが
この人が居なかったら日本の村社会的文壇の中で
黙殺されたであろう作家・作品は数え切れません
或る意味オカマ眼鏡より日本文学に貢献してる
オカマ眼鏡って誰?
262 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 22:49:25
教科じゃない?
263 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 22:50:18
あわかったO江だ
264 :
吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 01:18:22
>>254 荷風ファンは作品っていうより荷風自体に興味ある人が多いんじゃない?
俺は断腸亭日常が一番好きだw
265 :
吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 01:20:19
266 :
吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 22:24:30
>>264 どう好きなのかちょっとは語れや!
低脳ww
267 :
吾輩は名無しである:2007/03/19(月) 10:32:06
>>260 その割りに、受験にはまったく採用されんなあw
268 :
吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 20:57:25
あげ
269 :
吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 22:38:46
d
270 :
吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 01:17:48
271 :
吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 01:19:07
272 :
吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 02:15:52
どう見てもこっちの方が古いのですが・・。
>>271 菊池寛より日本文学に貢献してるのは言うまでも無いだろう
274 :
吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 09:45:03
人間としての味は荷風のほうが遥かに上。ま、それも、荷風に残した
莫大な遺産と、彼の才能が調和をなしえた傑作人物だと、命日を近くに
思いにふける今日この頃ですがw
275 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 03:46:47
菊池寛ってオカマだったの?
276 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 04:06:34
菊池寛ウホッ系だよ
277 :
吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 12:11:54
4月30日、荷風命日には浄閑寺にアラーキーが講演するぞ
278 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 03:13:02
このジジイは谷崎を逸早く絶賛した事によって
己の先見の明を世間に知らしめた事にもなったが、同時に自分の首を絞める事にもなってない?
だって明らかに畑が被ってるじゃん
近所の同業者褒めるようなもんだろ
みみっちい考えかただねえww
280 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 13:00:39
久保田万太郎はいかに?
281 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 13:07:47
谷崎みたいな異端児を絶賛出切る所が、荷風の希有な存在たる所以
むしろ荷風は文壇に於ける数少ない同志みたいな気持ちで見ていたんじゃないかな
少なくとも
>>278のような打算的考えはあまり無かったと思うぞ
それに荷風はその時分には文壇で確固たる地位を築いてるし
谷崎が脅威になる事はないだろ
それに黙殺されたとしても谷崎はやっぱり大家に成りえたと思うよ
荷風は谷崎とまた違った系統の作品も書けるしな。
日和下駄とか葛飾土産とか。
284 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 09:21:43
しかし、仲はよかった。よかった、よかった!
285 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 13:13:20
愛を語るにはあまりにもチンポ癖の悪いおじいちゃんw
286 :
はるか高み:2007/04/11(水) 15:14:46
>>146 >一葉は落ちて
と、樋口一葉の行方を語る永井荷風。
この人、川端康成の行方も語っているんだよ。
>>256 永井荷風の名を踏まえ観れば、
妾宅の題名に於いて傑作だよ、面白いの意に於いて。
永井荷風は世阿弥の転生なんだよ。
ついでに沿えれば荷風の風は、風姿花伝の風なんだよ。
永井荷風は
287 :
はるか高み:2007/04/11(水) 15:25:33
永井荷風も転生を続けていてね、
今もこの日本で、永井荷風の名で生を得ている。
ただし、永井荷風の日本語読みの名でねw。
もちろん、僕はその全てをよーく知っている。
288 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 15:36:51
そう!?
289 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 15:55:19
し
290 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 16:22:23
荷風ほどコアなファンがついてるのいないよな。
だって、鴎外や一葉は知ってても荷風、知らん人結構多いw
ポジション的には露伴と似たような感じ
偉大な作家だけど、一般層は知らない人がいるし、読書家にも敬遠されてる所がある。
両者とも古典と漢文を拠り所にしているし。
292 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 10:42:28
しかし、露伴には直系の子孫がテレビに出ちょうるから、荷風ほどではないだろう
293 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 23:12:49
294 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/04/15(日) 23:47:29
荷風は露伴より鴎外よりだよ。
だけど
実は
荷風は、硯友社系作家。
つまり、
明治文豪の雄と言われた紅葉同人の弟子にあたるんだよ。
295 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/04/16(月) 00:01:14
荷風は鴎外から教師の職をあっせんしてもらったりしている。
荷風は鴎外をとても尊敬していた。
鴎外死後、遺族から一人者の荷風に同居を願われたが
荷風は断ったらしい。
一人住まいに拘ったんだろう。
谷崎が文壇に出れたのは荷風のおかげ。
谷崎は荷風を生涯尊敬していて、荷風のところによく訪問しているし、
震災後の荷風の安否を心配し、荷風を訪問もしている。
296 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/04/16(月) 00:08:36
荷風は兄の紹介で妻を娶ったが離婚後、芸者と一緒になった。
が、逃げられた。
これがトラウマになったのだろう。
荷風は独身を徹した。
人間不信、厭世なところ、近寄りがたい感はあるね。
荷風スレで悪いが、佐藤春夫の小説智恵子抄を読んで文章が全く古臭くないのに驚いた。
これに比べたら谷崎は「大正モダニズム」だし、堀口大學の散文は逆に「新しすぎる」というか...
298 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 10:52:27
>>296 荷風にトラウマねえ〜
似合わないよな
て、そうでもないか?w
299 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/04/16(月) 21:21:18
ぼく荷風研究第一人者だからねw
あんまり言うと、ぼくが国文科専攻なのバレるから
言わないけどw
荷風は風俗嬢の飾り気のなさに愛おしさを感じたんだろね。
実際
一緒に写ってる写真の風俗嬢っておっぱい丸出しであっけらかんとしてるもんw
300 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 22:41:30
↑
馬鹿出現!w
>>290 荷風の眼差しはいつも温かかった。
自分の墓さえ、かわいそうな遊女たちが無縁仏として眠る寺に造ってほしいと願った。
荷風の家は名家だったから
その願望は許されず、先祖代々の墓のある寺に葬られたが
303 :
吾輩は名無しである:2007/04/19(木) 11:02:24
>荷風の眼差しはいつも温かかった
って、断腸亭日常でも、タバコの火を貸したタチンボに100円札を
マッチ箱に隠してマッチを渡したってあるよな・・・
反面、踊り子達と連れ立って食事に行くときに、気に入った子ジャない子や、男が付いて
来ると、君の文は自分で払ってねとハッキリ言う。
イイ爺さんだw
304 :
吾輩は名無しである:2007/04/19(木) 17:29:39
みやぎけん陸運しきょくのゆーざーしゃけんのかっぱじじいしね
305 :
吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 01:37:27
マジな質問なんだけど、評論家って大勢いるよね。
こいつらの言うことって、信じていいのか?
あるいは、どこまで信じていいんだろう?
306 :
吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 10:06:14
>>305 最近のだと、川本三郎と半藤利一じゃあ、荷風の見方違うね
半藤氏は荷風の周りでまだ健在な方からのインタビュー?もあるし人間的には
より荷風に近い・・・と思う
川本氏のは、荷風と近代東京の陋巷との邂逅かな?
307 :
吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 02:12:39
↑
何言ってんだか?? 馬鹿じゃねえのwww
人の見方は十人十色。
荷風ぐらい膨大な作品を残した人物の見方が違うのは当たり前だ。
308 :
吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 02:20:27
馬鹿にするものが一番馬鹿なり
309 :
吾輩は名無しである:2007/04/23(月) 12:08:01
>何言ってんだか?? 馬鹿じゃねえのwww
アホか、最近のものに限って書き込んだんじゃねーのか?
春陽堂の荷風伝からでも語れとでもゆ〜のか? 絶版も多いのにwww
310 :
吾輩は名無しである:2007/04/23(月) 13:14:51
文学版って、ほんま、アホ、馬鹿、オナニーのオンパレードだなw
て、そこが2ちゃんねるか?
版かぁ・・・
最近は「ばん」でもいいんだっけ?
312 :
吾輩は名無しである:2007/04/23(月) 17:51:58
知らん・・・荷風散人のお話をどうぞ
313 :
吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 12:29:51
荷風は野坂や不二夫みたく、意識なく生きてる状態なくして、吐血死去
している。
これって、すごいね。 普通なら病院でウンコ、ションベン垂らしながらでも
生きさせるこの御時世。家族なくして、金ならある男の死にかあ〜
314 :
吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 10:25:21
嗚呼、生きては地獄、死しては浄閑寺
315 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 02:42:00
荷風が書いた(と言われている)官能小説?の題名がわかる方、教えてください。
316 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 08:15:47
↓ググレば一発で分かるんだけど教えたる
四畳半襖の下張
ありがとうございます。
そのままだったんですね…
失礼しました。
318 :
吾輩は名無しである:2007/05/10(木) 16:02:03
そうだよ
319 :
吾輩は名無しである:2007/05/16(水) 09:56:58
あげときます
320 :
吾輩は名無しである:2007/05/16(水) 13:13:24
来年は五十回忌だとか
321 :
吾輩は名無しである:2007/05/16(水) 21:37:51
荷風の末期の食事は、カツ丼だったらしいぞ。
322 :
吾輩は名無しである:2007/05/17(木) 09:39:53
残した金は手元に当時の金で手元に約30万、貯金には約3000万だって。
今の金にしたら幾らくらいざんしょ?
323 :
吾輩は名無しである:2007/05/22(火) 09:27:26
なんか、荷風由来の東京や千葉なんぞの各地で、荷風と〜なんて、こと
やってるな。先日も墨田区の緑図書館で玉ノ井や鳩の街の住人たちが
コソコソやっていたw
324 :
吾輩は名無しである:2007/06/27(水) 12:37:52
あげ
325 :
吾輩は名無しである:2007/06/30(土) 21:12:10
『日和下駄』が一番。
326 :
吾輩は名無しである:2007/07/02(月) 11:40:48
荷風は大好きだが、日和下駄以外、まともに呼んだのは断腸亭日常と
狐くらいw
ほかはほとんど、荷風を評した本のみ。残念なのか、これでいいのか迷って
おりますw
ストーリーではなく「空気」を描いた小説を楽しめるかどうかでしょうね。
328 :
吾輩は名無しである:2007/07/03(火) 11:13:12
>「空気」を描いた小説を楽しめるかどうかでしょうね
KwsK!
329 :
吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 11:40:35
嗚呼、荷風さん!
330 :
吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 17:32:02
愛は語るに乙w
331 :
吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 23:15:46
333 :
吾輩は名無しである:2007/07/08(日) 09:53:28
>>326 墨東綺譚読んでないの?
もったいない・・・
途中で漢詩を織り交ぜて心情描写したり
冒頭「私は活動写真を見たことがない」
なんてとんでもない文章ではじめて読者に
意外性を与えたり・・・
とにかく凝った小説なんだが、読んでないのか・・・
334 :
吾輩は名無しである:2007/07/09(月) 09:01:14
>荷風と谷崎は小説家として対極的存在ではないかと思う
じゃが、終戦時、高価なすき焼き鍋を岡山でつっつきあった仲
まあ人間関係と作風は別物だから...
336 :
吾輩は名無しである:2007/07/09(月) 09:43:39
で、さああ、菊池寛と荷風ってどんなことで、あんなに仲悪くなったの?
338 :
吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 08:47:13
荷風の日記にも菊池寛から年賀状が来ても着信拒否と朱書きで記載しでそのまま
ポストに投函とか・・・
339 :
吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 21:56:59
まあ、菊池寛の尻のアナも小さいといえば小さいから、争いは荷風の勝ちかな。
谷崎は、「刺青」を荷風にほめられて文壇デビューしたわけだから、感謝すること多大だったのだろう。
おかめ笹、岩波文庫古本で購入した。
荷風が百鬼園先生にも劣らないくそぢぢいなのがよくわかった。
冒頭から飛ばしまくってるし...
341 :
吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 17:43:37
>百鬼園先生
誰だよ?
まんま、内田百閧カゃないの?
343 :
吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 22:45:59
344 :
吾輩は名無しである:2007/07/13(金) 08:27:57
聴くは一時の恥、聞かぬは生涯の恥
345 :
吾輩は名無しである:2007/07/13(金) 17:24:13
荷風さん、愛を語れば乙w
346 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 12:45:13
荷風が石原慎太郎を語ればどういう風に日乗に語られるか? ↓
347 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 22:15:46
>>346 三島由紀夫も永井荷風も谷崎潤一郎も小林秀雄も・・・
こんな連中が今生きてたら珍太郎を糞味噌にけなすだろうw
三島なんかは案外ああいう世界に弱いかも...
あとの面々はともかく。
349 :
吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 12:14:21
陳太郎嫌いではないが、馬鹿息子の面倒をまだ見てやった件だけは、
おそ松さまだったな
まあこの辺で荷風の話に。
351 :
吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 21:18:51
>>348 いや、珍太郎は作家として三島にすごく劣等感を持っていた。
三島は本心では似非ウヨの珍太郎を軽蔑していた。
まあ三島も今で言ったらコンプレックスまるだしのコスプレウヨだがなw
篠沢秀夫に「三島は軍服フェチ」って言われてたね...
353 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 16:18:23
ほ〜、学習院の教授だから東大出身で大蔵省出身の三島にアホなこといえるんだよね
いや、当時は東大合格者数日本一の日比谷高校を卒業しながら、学習院大学に入学した篠沢などの
いうことに説得力はないよ。それに、三島よりも明らかに背が低いんじゃないかw
まあ篠沢の三島に対する批判は、複合した劣等感の現れだと言われても仕方ない。
(アクビ)
荷風に話を戻すと、『おかめ笹』みたいに何故か金の話が多いのは
同じく金儲け好きだったバルザックの影響か?
ちなみに谷崎は後期作品でも金の話がほとんど出てこない。
357 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 15:18:30
おかめ納豆はいかが?
358 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 12:44:54
さかもと未明と荷風、似てね〜か?
359 :
吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 00:26:00
少なくとも、さかもと未明は馬鹿右翼w
>>356 推測だが、金は充分持っていたが家族や秘書などはおらんので
自分できっちり財産管理する必要があったからじゃね?
上手な利殖法を知ると知らんとでは同じ財産でもえらく差が出るし
金のことが常に頭にあったと思われる。
荷風がもし現代に生きていたらネット取引きで株やって稼いだろうな…
谷崎は流行作家で金は潤沢に入ってきたし
むしろ金なんぞから遠ざかってひたすら美に耽溺したかったろ。
まあバルザックも今で言うベンチャー企業の社長みたいなことをして
しっかり会社を潰してるしな...
異様にリアルな部分と異様に詩的な部分のブレンド具合がこの人の魅力なのかも。
余談だが、ほぼ同世代のコレットにも全く同じことが言える。
商売女が主人公の小説も書いてるし(内容は普通の恋愛ものだが...)
男女の会話で「ガソリン代は自分が持つよ」なんて台詞が出てきたり、
主人公の奥さんが病院経営や株投資をしたり金の話も荷風同様頻出するし。
荷風の弟子の堀口大學はコレットを絶賛してたが、
ベルエポック期フランスに滞在した荷風も名前くらいは知ってたのかも。
ちなみに谷崎は風俗描写に関しては意外にもリアリスティックなところはない。
(細雪は「谷崎関西弁」というべき独自の話し言葉と頻出する固有名詞でなんとか「雰囲気」は出してるが...)
丸谷才一は「貞之助の職業に関する描写が殆どなくて、まるで作者本人としか思えない」と
批判してたがその通りだと思う。
364 :
363:2007/07/30(月) 10:08:15
「ない」が大げさなら「荷風に比べれば無いほう」か。
365 :
吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 10:11:54
戦中岡山で突っつきあった牛鍋の荷風と谷崎w
岡山ってことで百鬼園先生が加われば最強かも。
(現実には東京で相変わらずの借金生活だが)
くそぢぢい同士で大変なことになりそうだな...
367 :
吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 17:59:29
今夜は牛鍋食いたいなw
368 :
吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 00:21:41
370 :
吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 12:48:45
文学での諍いざんすかw
371 :
吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 22:18:13
372 :
362:2007/08/09(木) 10:54:19
断腸亭日乗(岩波のやつ)を読んでたらコレット・ウィリーのRetraite Sentimentaleが出てきた。
作品内容には言及して無いけど、「夕暮れになるまで」読んだとか。
荷風の基本的教養を侮ってはいけない
たいしたもん
教養というと語弊があるな
作家としての基盤
375 :
吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 15:29:56
だが帝大に落ちてしまって嘆いた両親w
そのせいか帝大出身の井上アアさんに傾倒してたよな。
376 :
吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 22:21:46
↑
帝大は受験すらしてない、或いは出来なかったw
落ちたのは一高だろ!
377 :
吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 12:11:30
そうだよ、帝大は旧制高校からしか原則受験できなかったかも
378 :
吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 15:43:57
陸軍大学卒でした、おいらのじいさまは・・・ か
379 :
吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 12:04:18
で、荷風って現代でいう最終学歴は一ツ橋大学中退?除籍?のどちら?
のちのち、慶応大学の講師になってるのは荷風の人脈の賜物だとおもうが?
380 :
吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 11:39:25
大学講師には、別に学歴なんて無くてもなれるよ。
中卒でも無問題。
ただ院卒のほうが楽になれるというだけの話。
まあ、最近はそうでもないけれどね。
381 :
吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 12:45:33
旧帝大じゃあ、教壇にたってアホ扱いされる間抜な講師もいるしw
382 :
吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 02:53:00
>>379 たしか、慶応の教授。
講師と教授じゃ雲泥の差だよ。
しかも、森鷗外の推薦だった筈。
383 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 13:33:22
>>382 たしかとかじゃなくて慶應文科刷新の目玉なんだよ
384 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 15:50:45
永井永光氏の本読んだが高かった
385 :
吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 11:45:54
荷風さん、相変わらず残暑ざんすね。 荷風さんの頃にはエアコンあったんでしょか?
断腸亭日乗、戦後ネタもう少し書いて欲しかったな...
まあ戦時中の軍部批判で燃え尽きたんだろうけど。
387 :
吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 14:49:17
というより偏奇館が焼けちゃったことの方が大きいな
388 :
吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 00:09:18
389 :
吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 16:05:05
焼けなければ精神的ダメージもなかったろうし
>>386が読みたかった「戦後ネタ」ももっと書けたはずだ
読む本もなく他人の家で精神の自由を奪われた状態では
それどころではなかったんだろう
って、まあ川本三郎の受け売りだけどね
390 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 21:56:30
↑
単なるボケで何も書けなくなったんだろ
391 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 11:38:00
半藤のほうが川本より上だろう。
半藤もそんなに面白くない。
393 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 12:45:09
そうか、そんなもんか。
394 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 14:40:54
やっぱ野口富士男でしょ
395 :
吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 10:16:12
究極すれば、春陽堂の秋庭で話はお終い・・・ちゃう?
396 :
吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 23:38:46
磯田光一
397 :
吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 10:42:53
紀田順一郎
堀口大學や谷崎にはずっと好意的なのに、
佐藤春夫のことは容赦してないのは何故?
399 :
吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 11:29:40
嗚呼、荷風散人は遠くになりにけり
400 :
吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 22:54:52
半藤は荷風と穴兄弟
401 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 10:52:03
マジかよw
相手は誰なんだよ
__,,,,、 .,、
/'゙´,_/'″ . `\
: ./ i./ ,,..、 ヽ
. / /. l, ,! `,
.| .,..‐.、│ .|
(´゛ ,/ llヽ |
ヽ -./ ., lliヽ .|
/'",i" ゙;、 l'ii,''く .ヽ
/ ...│ ゙l, l゙゙t, ''ii_ :.!
: /.._ / ヽ \\.`゙~''''''"./
.|-゙ノ/ : ゝ .、 ` .`''←┬゛
l゙ /.r ゛ .゙ヒ, .ヽ,  ゙̄|
. | ./ l ”'、 .゙ゝ........ん
l / ヽ .`' `、、 .,i゛
.l| ! ''''v, ゙''ー .l、
|l゙ .il、 .l .ヽ .¬---イ
.ll゙, ./ ! ,!
.!!...!! ,,゙''''ー .|
l.",! .リ |
l":| .〜''' ,. │
l; :! .|'" ...ノ,゙./ │
l: l「 ! . ゙゙̄ / !
.| .| ! ,i│ |
:! .l. } ,i'./ |
:! .| :| . / .|
:! | ;! " .|
:! ! │ │
:!:| ,! i ,!
:! , .l, / .l゙ !
403 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 22:31:43
↑
通報しました
>>403 通報すんなヽ( ・∀・)ノ┌┛ガッΣ(ノ`Д´)ノ
『つゆのあとさき』読了。
面白いとは思うけど、清岡の親父さんや奥さんは
もう少し本筋に絡めて欲しかったかも(無理かな)...
406 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 11:10:26
つよのあとさき、とか、ネーミングがいいよな。荷風先生現代でも
通用するセンセのよさ。
質問があるんだけど、荷風散人、例のボストンバック車中で忘れて
木更津の米軍基地や、尋ねてきたおフランス人と普通に、英語やおフランス語が
操れたらしいが、ドレくらいホンマなのかい?
噂では都知事の石原君は右手で日本語の誌を書いて、左手でおフランス語の
なにやら文章が書けるという噂だが。
だとしたらサバン症候群の気もあるんちゃう?
>>406 荷風は、あれだけフランスで遊んだんだし、アメリカで銀行員もしてたから
当時の日本人にすれば最高クラスだったんじゃないの?
『ふらんす物語』で、日本人の元カレのことを話すパリジェンヌが
粋筋の姐さんになっていたのはかなり笑わされたが...
408 :
407:2007/10/02(火) 11:47:38
...あれ、意外に普通だな...
409 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 12:25:37
いわば荷風先生も帰国子女のひとりかw
「元祖」帰国子女と言うべきだな。
お父さんの世代はそんな優雅なもんじゃないだろうから。
お父さんの世代は「洋行帰り」か。
412 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 16:43:43
シェー、ミーはおフランス帰りざんすw
413 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 17:09:51
フランス帰りなのに何故英語の「ミー」なの?
414 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 11:52:30
イヤミに訊いてみないとわからんw
415 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:16:09
アメリカで銀行員って本気にしてんのか
これが「ゆとり」ってやつ?
勤め人だったのは事実だろ。
コネ入社でも会話くらい出来ないと。
417 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:37:17
東京銀行の前身だろうが?
418 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:42:50
銀行員だからフランス語や英語ができたんじゃなくて
原語で小説や詩が読みたかったから学習したんだよ
銀行員なんて洋行の口実・父への言い訳に過ぎない
でも実際勤務してたんだから...
まあもうどうでもよくなったけど。
てか、こんな「卵が先か鶏が先か」議論なんかやってられるか。
『つゆのあとさき』岩波文庫版解説で「コレットの影響を受けた」って
谷崎に打ち明けてたってあったけど、それほど似てるとはおもえないな。
421 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 16:35:58
ゾラを日本に紹介したのは荷風じゃん
422 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 12:07:13
>>420 荷風の場合文藝が先で銀行員は後
これは明白だからそのたとえははずれてるな
423 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 12:49:51
この、親不孝者の罰当たりがw
424 :
吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 22:36:42
花柳病の荷風
小島政二朗の小説・永井荷風をちらっ立ち読みしました
あれほど荷風を尊敬してたのに、荷風からは終始冷たい態度を取られてたらしく
気の毒でした
426 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 16:09:12
ふ〜ん!
427 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 22:30:58
荷風は偏屈を通り越した奇人変人だからなww
428 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 00:38:57
荷風は、古い時代に世界的な視野をもって…
孤独だったでしょう
429 :
武陽陰士 ◆ATDF4vFZys :2007/10/20(土) 10:34:38
>>433 高見順は荷風のいとこだけど、
やっぱりそんな感じ。
高見順のほうが、ずっと大人だしイイ奴だな。
430 :
吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 17:13:50
その高見恭子って、高見順の妾の子供なんだってね!?
431 :
吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 20:42:22
レスの流れぶった切るようで申し訳ないが、
荷風は「チン切り」の阿部サダの事件をどう思ったのか?また阿部サダに会ったことはあるのか?
433 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 11:08:15
昭和11年というのは
二二六
↓
阿部定
↓
荷風が玉ノ井を探索してシ墨東綺譚を書く
阿部定のことはたしか日乗に記載がある
434 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 11:39:22
昭和11年ってすごいね、改めて・・・
435 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 06:05:18
>>432 高見順自身が妾の子なんだよなwww
因果応報というのか何とも・・・
しかし恭子は親の七光りを200%活用したな。
近くで本人見ると見られた面じゃないもんな。。
436 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 09:39:14
妾というより「夜伽の相手」だよ
437 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 10:31:47
>>432 阿部サダが生きていたら102歳!
人間国宝にすべきだろう。
438 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 13:54:58
なんか殺人犯なのに、いい意味での伝説の人物みたいになっちゃってるねw
439 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 13:55:57
荷風と高見順の交流はあったのでしょうか?
440 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 14:55:48
ありません
441 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 17:52:34
荷風散人
442 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 21:31:30
昭和34年まで生きてたから
生荷風を知ってる人もまだまだ多く健在だろうね
ずっと年下でも啄木やら芥川を知ってる人はもういないだろうけど
443 :
吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 11:24:53
養子もご存命だし、玉の井辺りにいってみな爺さん婆さんで話
してくれる人いるよ。
オイラは百花園で売店のおばあさんからちょいと、目撃談を聞いたことがある。
444 :
吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 11:42:27
神田の古本屋で断腸亭・・を購入しようと思いますが、当時これって
遂行したり、伏字をしたりして何種類かあるってモノの本には
書いてあるんですが、どこの出版社がいいですか?
また、どこのが手に入りやすいですかね?
教えてチョンマゲ!
445 :
吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 16:37:24
岩波全集
新 高いかも・端本は多分あまりない
旧 安い・端本もある・しかし揃えるのは時間がかかる
岩波日乗
揃いは見つけやすいかも
岩波文庫
摘録なので醍醐味は薄れる
中公版全集
生前出版
削除部分あり
そもそもあまり見かけない
446 :
吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 09:45:46
ありがとうございます。
岩波の旧のがなんだか”ありがたく”思えますねw
永井荷風は穏やかで心地いい作品が多いから好き
『すみだ川』読了。
安易な伝記批評で申し訳ないが、一高はわざと落ちたんじゃないかと思ってしまう。
実際、あの主人公は荷風とかなりキャラがかぶってるのかも。
449 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 12:42:25
>一高はわざと落ちたんじゃないかと
おいらもそう思うな・・・というより、一高に入れる能力はあったが
わざと受験のための勉強はしなかった。
後日の荷風の英語力、おフランス語力からして。
やっぱり?
あんな知的な人だしな...
451 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 14:10:10
今の大学受験と同じだと思ってんだろうなこいつらは
452 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 14:35:47
『荷風!』って雑誌、どうなのよ?
453 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 14:44:49
ぜんぜん荷風じゃないなあれは
よくあるゆるい東京散歩案内だ
そうなのか。
新聞で宣伝だけ見て、何これ?って思ってたんだけど。
しかし、下手な荷風本はどうしても東京散歩本になってしまうな...
456 :
吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 11:46:20
荷風散人、今日この頃はさぞや市兵衛町のお屋敷の落ち葉の焚き火で〜
なんか、竹箒で落ち葉を掃いている写真を見たような希ガスw
てすt
458 :
吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 21:42:14
本屋に荷風本は結構あるのに、荷風の作品は滅多にお目にかからない。
ウン万円かけて全集買わないとだめかな?
岩波の文庫でいくつか持っているから被るのが嫌なんだけど。
2005年に再演された「葛飾情話」観た方います?
460 :
吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 20:10:26
>>458 旧岩波全集を端本で集めるのも楽しいぞ
100でもけっこうあったりするから
461 :
吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 10:27:16
日に日に寒くなる日々、こんな日の荷風散人なら、ドテラに手あぶり火鉢かな?w
戦後の荷風さん。
旧岩波全集なら一万ぐらいで買えるでしょ。
荷風ってつまんないよ。わざわざ全集買うほどのやつじゃない。
464 :
吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 12:17:55
う〜ん、ほとんどが絶版になった石川達三よりは遥かに賑わいのある
作家の一人だとおもうが?
悪いがそれは相手が間違ってるよ...
466 :
吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 12:08:55
荷風って文化勲章を貰ったのは知ってるが、文学の新人賞とか
文学賞とか何もらったの?
467 :
吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 19:32:29
菊地寛とこの賞なんて塩撒かれそう。
文化勲章は賞金?年金?が多かったからもらったんだよね。
468 :
吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 11:07:54
文学の新人賞ときたか!
469 :
吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 11:08:36
さらに菊池寛とこの章ときたもんだ!!
470 :
吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 12:36:13
>文化勲章
燕尾服は借り物らしいね
471 :
吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 19:15:55
永井荷風のおかげで風俗好きという己の業が肯定できる。
今日はセクキャバ一人旅とすっか。
それが成人男性においてはごく当たり前の事であった時代に、
自分も郭通いなぞをしてみたかったなんて書いてたね、山口瞳。
で、遊郭通いが出来なかった戦中派世代のお陰で「銀座のホステス」という特殊な人種が生まれた...
実際「洋風酒場」にああいうのが存在するのは日本(と韓国や台湾みたいな旧日本植民地)だけみたいだし。
韓国で料亭に妓生がいるのも日本の芸者文化の影響か。
(李朝時代にはそういう習慣は存在しなかったとか)
475 :
吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 19:31:13
「戦中派」は赤線青線いってるはずだが(人によっては戦前の遊郭や私娼窟も)…
476 :
吾が輩は名無しである:2007/11/24(土) 13:25:23
荷風の好色ぶりは作品に生きてんの?オレ読んだことないからわからないんだが。
477 :
吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 15:11:17
読んでみろとしかいいようがない
478 :
吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 10:57:46
いい家柄と、金があって、私娼窟が大好き、散歩が大好き・・・
もう、人生、男としても言うことないだろう。
さて、荷風目指して、ジャンボでも買いにゆくかw
荷風のエロは暴力的な支配体系からの逃避が前提な気がする。
480 :
吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 20:15:19
出来の悪い院生みたいなこといわれちゃかないませんぜ
>>480スマソ
「浅草交響曲」「左手の曲」の脚本が出来ていればなあ・・・と不粋におもう今日このごろ。
482 :
吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 11:34:43
まあ、荷風的生活を目指すならとり合えず億以上の金がないとネ!
483 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 23:16:29
↑
中味が伴わないのに表面だけなぞってもな・・・
484 :
吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 00:01:20
漢詩を白文で読めるほどの教養がね...
486 :
吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 16:07:06
オレって鬱→セックス依存症ってパターン。
よって有り金全部風俗に使っている。
一応サラ金には手を出していない。
これって荷風的生活なのかな?
487 :
吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 19:31:33
そこに知性はあるのかい?
488 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 08:28:57
>>487 知性はないけど、これがフーテンなんだなって感じてます。
堕落ですね。
風俗へ行っているときだけ生きていると実感しています。
489 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 11:57:25
なんだか、太宰のスレみたくなりますたねw
490 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 15:56:20
太宰って風俗好きだったのか?
491 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 17:24:46
それ言うと、女郎屋に行くほど女に困っているか、
女に困っていなくとも女郎屋が大好きかってのと
同じこと?
492 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 00:37:25
>>488 なんつうか、荷風の娼婦に対する情味は、俗に言う「月下の酒場に媚を売る女性にもまた、睡蓮のごとき純情あり」と、
そういう気分だったんじゃないかね。
まあ、それを女郎に感じていたのだろう。
いずれにしても、親から受け継いだ財産に加えて、自らの筆でも稼ぐことができた資産家の荷風でないとできない人生遊興だな。
493 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 08:45:07
>酒場に媚を売る女性にもまた、睡蓮のごとき純情あり
わかるなぁ。この感覚。体を張って生計を立てる女性のけなげさ。
ラウンジやキャバクラのホステスには全く感じることの無い純なハートを感じる。
オレにとって風俗嬢は天使そのもの。心の看護婦といっていい。
風俗嬢がいなくなったら自殺者年間5万人を超えることだろう。
494 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 12:49:31
だから、要は金ありきから荷風は始まっている
だって、ホリエモンも言ってただろう、金があるのも人生の勝者の
一つ・・・だったかな?
ま、金がないと荷風的生活も、いくら漢文やおフランス語、英語に通じてても
出来ないもど〜ぜんだなw
495 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 14:56:16
来る日も来る日もカツ丼食べて遊郭で女郎遊びにふけり、風呂入って
日記書いて寝る生活。
大邸宅や高級外車など無粋なモノには一切金使わない。
粋な漢の鑑だな。
変奇館なんてのを造ってるから無粋な時代もあったんだろうさ
本当はロマンチストじゃなかったのかな?
でも荷風のお眼鏡にかなう女なんて存在しないんだよ
あたりまえだけどな
497 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 16:15:55
今どき、ストリップ劇場やソープランドに顔パスで自由に出入りできる
作家なんているのかよ?w
498 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 17:02:01
>>496 確かに。特定の彼女だけを愛し続けるってのはロマンがないよね。
当たり前の日常の範疇に収まってしまう。
つきつ離れつの微妙な距離感を保ちながら遊女と共に時と肉体を共有する。
これこそ男のロマンティズム。
てか、単なるエロジジーと粋人の違いってなんだろね。
九鬼周造の世界になってしまうが。
499 :
吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 09:35:27
>>495 カツ丼は死ぬ数週間前だけでそのときは女郎遊びどころじゃなかったんだよ
いつから風俗通い人生を語るスレになってるんだ。
501 :
吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 12:39:58
荷風を論ずるに当たって、風俗を排除するわけにはいかんだろうw
502 :
吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 14:32:45
そりゃ風俗のあり方が遊郭文化を継承してるのも事実だろうけど、
荷風を語るにはあまりにも一面的に過ぎるというか...
503 :
吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 14:51:22
荷風散人をどうとるかによるだろう。
そこまで、荷風を学問的に論じてもね・・・
荷風って作家を自分の人生に照らし合わせて楽しめれば
いんじゃね〜の?
さて、にんじん御飯でも炊くかw
白髪が増えたからって虐めるな!
506 :
吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 21:21:42
花柳通いしていた荷風は今だったら鶯谷あたりのホテトル通いかな?
夏の夕暮れ時、ラブホ街を彷徨っていると突然激しい夕立に降られ、たまたま仕事を終えてラブホから出てきた嬢がいて、
傘をさしていた荷風の後ろから「ねえねえ、ちょっといれてってよ」
・・って感じかな?
>>506 うーむ、いい光景だな。
ところで、荷風作の『四畳半襖の下張り』の表紙絵に描かれている襖に貼られた都々逸の一つに、
かなと漢字の表記は正確ではないが、「傘の骨ほど数ある中で、開いてさすのはお前だけ」
というのがあったが、これを踏まえて書いたのなら、オマイのカキコはすこぶる感動的である。
508 :
吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 12:15:58
わたしは洋服だから濡れても構わん・・・てね
509 :
吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 20:35:27
いや、違うだろう。
「傘の骨ほど…」というのは、「女はその辺りに傘の骨ほど大勢いるけど、マンコを開いて挿すのは
お前だけだよ」と、こういう意味だからね。
510 :
吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 16:37:20
おまいら、新年を荷風散人みたく迎えてるか?
>>503 まあ漱石、鴎外はもちろんのこと、後輩谷崎や芥川に比べても
「学問的な」価値は下がるんだろうな...
「小説も面白いが本人はもっと面白い」作家だし。
東京という都市の引用としての文学について調べたいんですが
何読めばいいですか?
詳しくないのでおしえてください。
お願いします。
513 :
吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 16:24:20
前田愛のことですか?
514 :
吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 19:56:53
東京の東側、山の手までだよね。
唐突だけど松本清張は武蔵野が多いね。
515 :
吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 14:28:35
西の間違いかな?
516 :
吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 12:47:28
やっと、書き込み規制が解除されたよ・・・荷風さんw
517 :
吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 11:46:31
神様、仏様、荷風様・・・なんていったら、さぞ迷惑がるだろうなw
518 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 02:13:20
何を荷風散人に祈るの?
女に不自由しないこと?
それとも文才かな。
519 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 02:15:04
三ノ輪のお寺、行ったら暗くなるね。
>>459 2005年に舞台上演したやつ観たよ。最初は「これで終わり!?」と物足りない印象だったけど
今考えてみるとあれだけの内容をよく40分の中にまとめたよなって感じ。
音楽もステロタイプなオペラを予想して行くと肩透かしをくうかもしれんがマターリとした近代フランスと日本歌謡の融合がユニーク。
521 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 11:41:00
>女に不自由しないこと?
それに金だよね。
>>520 昔抜粋版のSPをCD化しやつがあったよ。
523 :
吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 12:26:32
渡り鳥いつかえる、って演歌の女が歌っているらしいが
荷風となんかあんのかね?
染めるルージュも誰故に
街の酒場をわたり鳥
こんな女になりながら。チョイト
なんであなたと逢えませう。
許してね許して。
あなた浮世だわ。
525 :
吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 10:38:58
今年はあれだよな、4月30日は浄閑寺にいけんわい。Holidayじゃ
ねえし。
オノ・ナツメって人の描く漫画は荷風散人と似た所がある・・・様な気がする。
「渡り鳥いつかへる」は映画化されてたんだ。観た人イルー?
豊田四郎の「濮東綺譚」観た。設定から変更されてるというので避けていたのだがこれはれでいい。
荷風の描かなかったもう一つの面(お雪の悲惨な最期とか;)として考えなが観てた。
個人的にはお雪より映画設定の主人公の奥様の情念にムラムラw
529 :
吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 09:00:05
たしか、お雪さん、結核かなんかでサナトリウムに入れられて
しまうんだよね
>>529 いや、豊田版は原作にもある歯痛が伏線になってる。あの手、というより当時の健康観念が・・いやびんぼがいかんのや。
豊田版映画では行き違いというか叔父の出来心が元で親戚からお雪が罵倒される場面が辛すぎる。
あのお雪と親戚の関係は葛飾情話のお梅と高木某といったものを連想させる。
続いて新藤版も観た。
何この脂ぎったエロ散人?w
こちらのお雪は逞しく生きておりますw
532 :
吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 08:27:57
墨田なんとかっていう女優がお雪のぶんだよね
街娼がふと孝心を起こして親のお墓を…
って短編なんだっけ。ちょっといい話の。
家にあるはずなんだけど見つけられない。
自己解決しました。「吾妻橋」でした。
今の吾妻橋には街娼なんていないよね。
535 :
吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 12:12:39
援助交際の女子子高生ならどこにでもおるぞw
536 :
吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 14:07:26
木曜日のニッポン放送朝の番組で”永井荷風という生き方”とかいう
テーマでなにやらやったそうだが?
537 :
吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 17:07:21
昨日、世田谷文学館にいってきたよ。
半藤がいたww風貌が荷風に似てなくも無いww
538 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 11:07:45
三島由紀夫と荷風って遠縁らしいよな
頭のいい、金のある人間ってやっぱ繋がっているのが多いよね。
三島は何かのエッセイで荷風のこと、いじわるじいさんて言ってた気がす。
養子の方もやんわりと散人の偏屈ぶりについて書いてたしね・・・。
ある程度許容量がないとつきあい辛い人なのかも>>散人 orz
541 :
吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 09:55:47
いや〜なやつの作るものがいいというのが文藝というものでしょう
人格が良くても悪くても、物の見方がやっぱり常人とは多少異なるわけだしね...
543 :
吾輩は名無しである:2008/03/25(火) 12:37:00
今世田谷文学館に行くと荷風が三味に対抗して叩いた火鉢が見られるよ
544 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 14:44:17
荷風のすごいところは、作家の中に心酔者が多かったことじゃないかな?
545 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 10:27:49
まあ、あれで人生面白くなかったわけないよね
546 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 16:39:23
この4月30日に浄閑寺に行く方一言 ↓
547 :
吾輩は名無しである:2008/04/08(火) 20:06:56
そういえば「荷風の永代橋」を書いた草森紳一さんが亡くなったな。
心不全だったっけ。ご愁傷様でした。
548 :
吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 08:11:48
川本三郎の『荷風と東京』と同じかそれ以上くらいに分厚いよな
549 :
吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 16:20:31
[荷風の永代橋]今週買います
550 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 22:41:12
「日和下駄」面白かったが、基本的に愚痴だよなこれ。
この随筆に限らず、ボクトウ綺譚なんかもそうだけど。
昔の東京は素晴らしかったけど今はクソだな!っていう。
大正の時点で「昔の東京は良かった」とか書かれてしまうと
現代の東京人はどうしていいのやら…w
小林信彦とかもそうだけど、年取るとどうしても「昔の街はよかった〜」式の
愚痴になっちまうのかな〜。
551 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 22:42:36
小林信彦といえば、
「東京が破壊されるときには必ず荷風が読まれる」とか言ってたな。
東京オリンピックの頃に全集が出て、バブルの再開発の時にも荷風ブーム
があったそうだ。
552 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 00:38:00
くそ〜〜、仕事で4月30日に浄閑寺に行けなかった。
誰か行った人いる?
553 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 17:24:37
荷風忌は行ったことないけど桜桃忌には行ったことがある
きもかったよ
555 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 20:04:36
みなさん、宅間イズムという思想をご存知ですか?
宅間イズムとは、人間イコール罪なる存在と位置付け、小学生
殺害から世界を救おうという思想です。
日々、苦しむ人たちは大勢います。それは、人間が存在するせいです。
人間が存在すると、一定数苦しむ人は必ず出てきます。それはしょうがないことです。
しかし、本当にしょうがないで、苦しむ人たちを出していいのでしょうか?
自分の生活の為に人を殺すのと同じではないでしょうか?
だから、人間は罪なる存在なのです。
宅間イズムは正義の鉄槌。宅間イズムで世界を救う戦士は、2ちゃんねる検索で「宅間」と検索
してください。宅間イズムのスレがたくさん出てきます。
不幸な人がいない世界を目指して、皆さんも宅間イズムを信じて戦いませんか?
あなたの包丁が世界を救います
556 :
吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 09:58:21
>くそ〜〜、仕事で4月30日に浄閑寺に行けなかった
4月30日が休みの年にかいけないけど、毎年浄閑寺から案内状が
くるよね
557 :
吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 13:38:03
浄閑寺の下つながりの墓知ってる?
558 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 11:31:20
>下つながりの墓
ちょっと、意味がわからんが
559 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 14:08:34
エロスとタナトスだよ
560 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 11:03:00
高見恭子とか、三島とかみんな血が繋がってりるんだってな。
561 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 12:10:53
りるのかい?
562 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 16:33:14
>高見恭子
大叔父が荷風の親父さんぢゃないのかい?
563 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 16:37:12
荷風→父→弟→子=高見順→子=高見恭子
564 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 09:24:41
荷風と永代橋を読んで、荷風の父が明治4年にアメリカ留学の際に
森有礼なんぞの繋がりが生き生きとよ〜わかった。
教科書の中の人物も・・・なるほどねって。
しかし、荷風ってもの凄くハイクラスな階層の人物なんだね。改めて。
その荷風が玉の井を訪れ、関係を持つこと自体が荷風をよく知っている
人々には驚きの連続だったんだね。
565 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 11:30:11
荷風愛という名の女流作家についてのスレかと思った
566 :
吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 18:16:09
>>564 ハイクラスの男が売笑窟の巷を彷徨い最底辺のオンナを買う・・ってか?
それって東電OL事件の逆バージョンだなw
567 :
吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 21:28:30
女が荷風好きってのは胡散臭い!
あら、荷風の書く女は魅力的で読んでて楽しいですことよ。
569 :
吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 22:15:44
作家とは、かのように生きるべきだね。 三島由紀夫
ババア、どこにでも出てくる。
571 :
吾輩は名無しである:2008/06/25(水) 11:07:05
こないだ、太宰の命日供養が行われたのをニュースでみたが、
荷風先生はなかなか4月30日には載らない・・・って
キー局で扱ったことあるのかね? NHKじゃ観たことないがw
民放なら人物なんとかで、とりあげられるけどね。
「異郷の恋」って今上演したらウケルかな?
573 :
吾輩は名無しである:2008/06/28(土) 22:44:02
真正包茎だた荷風w
574 :
吾輩は名無しである:2008/07/02(水) 15:09:24
こないだ、産経新聞に荷風のすみだ川がでていますたのう
575 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 09:24:26
夏の休みに浄閑寺にある荷風さんの筆塚にでも参ろうか
576 :
吾輩は名無しである:2008/08/12(火) 01:49:25
こないだ大久保〜新大久保間を歩いたけど
あそこに荷風さんの実家があったなんて信じられない。
しかし華風新聞と言うフリーペーパーがあったよ。
577 :
吾輩は名無しである:2008/08/12(火) 16:07:55
都バスのおりくちのポケットにゃ、”荷風”ってやっぱ、フリーペパーがあるよ。
てか、今夜、半藤先生の荷風の番組があるんだよねw
578 :
吾輩は名無しである:2008/08/12(火) 20:41:51
>>576 >大久保〜新大久保間
ラブホ街?
あのへんって今は完全なコリアンタウンになってしまっただろ?
579 :
吾輩は名無しである:2008/08/16(土) 03:30:47
公務員である親の財産で放蕩した単なる遊び人だな。我が儘な子供がそのまま
大人になっただけ。奔放というのとも自由人というのも違う。
愛人の歯を全部抜かせて性の奴隷(おもちゃ)にしておきながら飽きたら捨ててしまう。
そんな人間に尊敬すべき点など微塵もないが。
でも作品はいいのよねえ。
581 :
576:2008/08/16(土) 08:56:29
大久保に置いてある華風新聞は中華系のフリーペーパーでしたよ。
あそこに新たに住みついた人たちは荷風なんて知らないでしょう。
鼻に付く。
583 :
吾輩は名無しである:2008/08/21(木) 13:13:35
先週の3chの荷風の番組での荒川に佇む半藤のシルエット、荷風かと思ったよ
584 :
吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 12:34:04
ドナルド・キーン氏も荷風と知り合ったことを
生涯最高の喜びとしてるね。
585 :
吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 12:42:15
586 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 11:27:41
愛人ってだれだよ・・・荷風、愛人だらけw
587 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 18:51:51
そう言えば「荷風歓楽」とかいう戦前の花街・売笑窟が舞台の男女交合白黒写真が満載の
昔の風俗業を紹介した本があったな。
588 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 11:24:51
>「荷風歓楽」
国会図書館なら閲覧できるかな?
589 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 12:36:24
おかめ笹を読み返しているけど、
女が出てくるとまず外見の欠点を述べる。最後に渋々ちょっとほめる。
さすがだわ。
なんかおかしい。あ、ファニーの方ね。
591 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/09(火) 23:03:19
突然だけど、過日、世田谷文学館で荷風の特別展があったけど、
荷風の性癖(エッチなのね)のことはまったくと言っていいほど
触れられていなかった。
あの監修者は例の教育放送の荷風番組にも関わってたけど
まったく商売がうまいや。
荷風にハマる奴が増えてきやがれば
それを商売にする奴も出てくるわけだ。
ま、荷風の生き方に感情移入するのが楽しいと
思えるヒマ人とかお気楽なメンタリティの奴らが増えたんだろうな。
日本も豊かになったんだな。
肥満が増えたのと同じかな。
592 :
私はあなたと違うんです:2008/09/11(木) 10:39:33
たしかに、玉ノ井通いや、戦後下駄履きに買い物籠下げて銀座に
現れた・・・あたりから荷風に興味を持ち出したおいらにとっちゃ
なんかな〜って漢字ですな。
593 :
吾輩は名無しである:2008/09/11(木) 12:44:49
あのおばはんの本は途中で投げた
>>588 古本屋に出回ってるよ
1000円くらいから
>>1 なぜ、そこまで人のことを悪く酷く言えるのか?
言ってて自分が嫌にならないのかなあ?
それとも常日頃そんなことばっかやってるから
その異常さにも気がつかない?
荷風先生は総じて作品のレベルは高いよ。
じゃなきゃ、ヒット飛ばせないし。
確実に荷風先生レベルの小説も書けないであろう人間が
そこまで人のことボロクソに言ってるのはみっともないよ。
祖父の鷲津毅堂先生に負けぬくらい立派な漢学者でもあるこの人に、
しゃらくさい「愛」など語ってもらう必要はない。
しかし、カツ丼とおしんこと、熱燗一本というのはいいねえ。
597 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 01:46:14
いやじいさんほどの漢学の知識は到底ないんだと思うよ
おやじにくらべてもその点は劣るんじゃないの
>>595 なんか平成のブンガク業界レベルで考えてない?
598 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 11:34:16
荷風にとって女は「肉便器」
ただそれだけw
599 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 18:53:02
墨東綺談ひとつ読んでも
そんな風には思わないな。
好きになった女を崇め奉ったりはしないけど感謝はしていると思う。
600 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/20(土) 00:34:46
>>599 まあそうだけど対等な人間とは認めてない。つまり柄谷行人流の他者ではない。
ただ女性へのスタンスが荷風みたいな文学者なんてウジャウジャいるからそんなに貶せない。
ちなみに私は荷風の文章は好きだ。随筆・日記なんかが大好き。
ボクトウキタンは、男女のことを実地にはなにも経験していなかった子供の頃読んだが
どこかで主人公の安全地帯に身を置くやり方に反発を覚えた記憶がある。
ヒロインの哀歓のほうが身につまされた(気)がしたものだ。
601 :
吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 09:52:37
荷風、日記と、彼を論じた本はは面白いが、小説はなんか読めない。
荷風が数年間アメリカーフランスに暮らして、帰国したのが
ちょうどいまから100年前だ。
お父さんもアメリカ行ったんだよね。
金持ちと言うか開けていたと言うか。
604 :
吾輩は名無しである:2008/09/24(水) 09:26:27
血縁者に高見恭子や三島由紀夫とかとか、まああ、わしらのような
雑種とはえらい違いじゃ
605 :
吾輩は名無しである:2008/09/24(水) 13:29:13
血縁者に三島由紀夫はいないし 高見恭子は愛人との間にできた娘ですから
606 :
吾輩は名無しである:2008/09/24(水) 16:02:06
ちなみに永井家は旧士族で名門の家柄です
ここもババアに汚染されつつあるようだなwwwwwwwww
609 :
吾輩は名無しである:2008/09/28(日) 16:05:29
昭和四年四月初五。
昨夜酒館太牙にて聞きたる事をここに追記す。酒館の女給仕人美人投票の催ありて
両三日前投票〆切となれり。投票は麦酒一壜を以て一票となしたれば、一票を投ず
るに金六拾銭を要するなり。菊池寛某女のために百五拾票を投ぜし故麦酒百五拾壜
を購い、投票〆切の翌日これを自動車に積みその家に持ち帰りしという。これにて
田舎者の本性を露したり。
菊池寛セコスwwwwwwwwwwww
611 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 12:43:57
たださ、荷風さんに飽きたらどの売文屋さんを好きになるんだろう・・・
自分が怖いw
>>609は田舎者の本性と云うよりも荷風は菊池寛の金持ちを妬んで皮肉っているのですねぇ〜(笑)
訳
昭和四年四月初五。
昨夜、飲み屋太牙にて聞いた事をここに追記する。飲み屋のホステスで誰が美人か
との投票の催しがあって両三日前にその投票が〆切となった。投票券はビール一壜
で一票とし、その一票を投票するのにビール一壜代金600円が必要になる。菊池寛は
お気に入りの某ホステス女のために150票を投じたらしく、故にビール150壜90000万
円を購入し、投票の〆切の翌日にこれを自動車に積みその家に持ち帰ったという。
これにより田舎者の本性を露した。
結果、これにより菊池寛のお気に入りの某ホステス女が美人投票一位になったので生姜、
高がホステス美人投票でビール150壜90000万円を購入するとはさすが菊池寛は金持ち、すご杉増すよお〜(笑)
阿呆か、オマエは
荷風はケチで有名でしてねぇ、菊池寛とホステスの取り合いをして負けた怨恨があったので性根〜(笑) 妻に逃げられたのもそのケチさ故の孤独死でして、藁貸し増すねぇ〜(笑)
615 :
吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 15:48:44
ケチだから独りで逝ける
でもお金はたくさん持ってたんだろうからもうちょっといい暮らしをしてもと思う。
戦後の話ね。
本人は侘び住まいで問題なかったんだと思うけど。
617 :
吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 03:07:17
NHKで晩年の荷風の動く&しゃべる映像見たことある
618 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/25(土) 10:45:09
>>616 死んだときの貯金ていくらだったかな?
確か一千万だったか…記憶がふたしかだ。
いずれにしてもお金なんて贅沢してたらすぐ消えちゃう。いざというときの備えにもなるし。
荷風は血のつながった直系家族がいない独り者としては賢明だったよ
敗荷落日嫁。
620 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/25(土) 14:05:05
>>619 マジで読んでるよあれ。
シブタツが文学者が文学者を批判する良き例として挙げてたな
どうでもいいけど文学より生活の心配するほうが上だなとわたしは思う
621 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 13:00:03
>確か一千万だったか
預貯金で3000万以上だったよね。 現在に換算すると3億くらいとか
”荷風の東京”って本には書いてあったような・・・!?
622 :
吾輩は名無しである:2008/11/13(木) 20:30:24
荷風って一般ピープルが持つ様なコンプレックスって無いよね。
金はある、家柄もいい、都会育ち、背も高い、外国生活も平気、女にもそこそこモテる。
顔はまあ変だけど。
そんな中で作品を書くモチベーション保つの大変だと思う。
623 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 10:10:24
まあ、アレでしょう。フランス語の原書も英語の原書も、支那語も
読めた人なんだから、やっぱ金があるだけじゃ判断できないとこも
あるんじゃない? 一般ピープルにはw
>>622 近代日本文明への反発が原動力だったんでしょう。
625 :
吾輩は名無しである:2008/12/05(金) 10:05:35
荷風の永代橋、読了。
荷風の漢文の能力などよく分かるが、ただ荷風的生き方をするには
金があるだけではダメだとよく分かるw
626 :
吾輩は名無しである:2008/12/08(月) 12:47:29
金は必要条件ってことか
627 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/08(月) 14:43:31
永井荷風なんて、私はエロじゃない、なんて言いながら、エロな野郎だと思うな。あいつは。
628 :
吾輩は名無しである:2008/12/17(水) 12:12:06
荷風散人も戦時期や不況期を乗り越えたわけだけど、やっぱ、
自己資金のある人はそんなのどこ吹く風・・・おいらたち
とは違う次元のひとかあ
629 :
吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 14:00:00
630 :
吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 08:36:37
偏奇館は水洗便所だったのかな? と、気になる?
汲み取りを回収にこない地域が云々の話があったな
632 :
吾輩は名無しである:2008/12/25(木) 10:51:04
いくら、ALL WAYS 3丁目の夕陽が懐かしくても
ポットン便所だけはごめんだw
633 :
吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 12:48:15
荷風は戦後便利だからってインスタントコーヒー飲んでた。
634 :
吾輩は名無しである:2009/01/06(火) 09:59:45
戦前のクロワッサンってどんなんだろうね?
きっと今の○スコとか○マザキより美味い。
荷風先生は銀座辺りで買うのだろうし。
戦後は甘食たべてなかったっけ?
金額とかレベルとかよりとにかく自分のお気に入りをマイペースで食べてたんだろなとおもう。
637 :
吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 15:13:06
七輪でお粥?を作る写真はいいよなw
1990年代「葛飾情話」のピアノ楽譜が出て来て1999年、2005年の上演がされているのだけれども
台本は保管されてるとして菅原明朗氏のスコアはその後どなたが管理してるのだろう?
640 :
吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 21:15:00
谷崎日記の偏奇館訪問の記述が面白い
村上龍→吉行淳之介ときて次に読む作家がこの人になりそうです。
642 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 12:53:53
↑ 荷風の作品は日記からはいるのがいいよん・・・
一生、とりこになってしまう。 チミが男ならw
一度も東京に住んだことない人は荷風を読んでもあんまり
面白くないのではなかろうか。
「日和下駄」とか地方の人、ましてや外国人が読んでも意味わからんだろうな。
644 :
吾輩は名無しである:2009/02/13(金) 15:52:14
そりゃね〜だろう、比べるのは酷だが、村上春樹も源氏物語も
ロシアのニッポン文学ファンには普通に、ロシア語訳の本が
本屋で売られているが・・・
645 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 03:08:09
>>643 大丈夫!
荷風を読もうとした時点で、お前みたいな
うすのろの馬鹿じゃないからなwww
646 :
吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 12:57:08
つまり、人生に間抜けな椰子は荷風は読まないっすかw
647 :
吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 11:35:08
>>643 少なくとも、おまいより意味わかるんじゃねえの(笑)
648 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 10:49:51
荷風動画youtubeにないね。残念。
>648
画像ならともかく動画があったら恐いなwじやなくて凄いな。
ほら、荷風自身は撮られるの好きじゃなかったから(特に戦後)大抵の写真は隠し撮りだったと聞くし。
650 :
吾輩は名無しである:2009/02/28(土) 23:20:41
文化勲章の時のインタビュー映像あるよ。
意外と腰低い感じでね。誰かyoutubeにupしてくんないかなあ。
651 :
吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 12:41:57
荷風の永代橋、以来荷風の評伝本は読んでいないが、なにか最近出ていませんか?
653 :
吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 11:16:53
預金が現在では3億近くあるのに、畳の上の七輪で煮物をする
荷風先生・・・お見事。
男なら誰でも真似てみたいが、荷風散人ほどの学がないからアホに
みえるよね〜♪
まだ持ってない岩波文庫を200円でゲット!
花火、雨瀟々、二人妻、夜の車
雨瀟々以外は未読なので楽しみ。
655 :
吾輩は名無しである:2009/03/24(火) 21:57:07
「雨瀟々」はいい!
短いけど、荷風の傑作。
旧かなで読めば、なお良し。
>>654 私は荷風で読んだことのあるものはそれだけですが、五感をくすぐるのが上手いと思いました。
形から来るものとして、雨瀟瀟は特に音が好きです。それと文自体が至極読み易かったことを覚えています。
…書き忘れですが、そういう訳で何かオススメをお願いいたします。
出来れば初期作品と後の耽美的なもの、二つを抜粋していただけると嬉しいです。
658 :
吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 08:16:18
浄閑寺で教えてもらった”狐”はけっこうドキドキしたな
雨瀟々って読みやすいかな。
初期は腕くらべ。
後期は木刀気団でしょ。
戦前
狐もいいよね。
戦前->戦前だけど
>>658-659 ありがとうございます。今度探してみます。
そうですね、初めて読んだものが「花火」でして、荷風が読みやすいというイメージが強いのだと思います。それとその岩波文庫を読む前にベルクソンを読んでいたのも影響があるかもしれません。
雨瀟瀟は確かに読みやすいとは言えませんね。
ただ短いぶん物理的には楽であることと、旧字体にやっと慣れたかというころに読んだので漢和辞典を引き引き読んでいた私にとって、相対的に読みやすいかったのかもしれません。
絶対視出来るほど旧字体の文章は読んでませんし。(笑)
662 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 12:58:17
荷風の心の師匠、成島柳北で旧字体を読み下したら、荷風も読みやすい
と思うが・・・・?
663 :
吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 10:28:13
昨日、浄閑寺から4月30日のお便り着・・・でもお仕事がw
今年は仕事休みなので行ってみたいな浄閑寺
665 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 11:59:01
不景気などどこ吹く風・・・荷風さん。
文豪・永井荷風の没後50年記念の展示会が東京・神田の東京古書会館で開かれている。愛好家らが実行委員会を作り、初版本や発禁本、写真、肉筆原稿など約120点が並んだ。
耽美(たんび)的な作風で知られ、05年には荷風の「女性らしさ」に着目した「朝寝の荷風」という本も出版されたことから、最近は若い女性にもファンが広がり、会場には北海道から駆けつけた女性もいた。
「朝寝」の著者で、18日の鼎談(ていだん)に参加する国学院大講師、持田叙子(のぶこ)さん(50)は「当時からガーデニングを楽しんでいた」とその先見性を説く。さすがの荷風も、お墓の下で顔を赤くしている?【臺宏士】
毎日新聞 2009年4月16日 21時22分
30日に浄閑寺行ってきた。
初めて行ったんだけど結構盛会なんだね。
668 :
吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 10:50:07
昼の11時ごろの文化放送、東京歴史探訪で今週は荷風を
扱っているな・・・荷風フリークにはいまいちだが
669 :
吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 13:23:48
荷風全集全三十巻発刊w
これでまた全集の値段が下がるのかな
うあマジで買っちゃおうかな。
でも置く場所がない
672 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 11:41:42
太宰の作品読んで、窪塚洋介はゲラゲラ笑ったとか言っているらしいが、
荷風を読ませたらどんな反応が出てくるんだろう?
673 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 17:57:02
あいつは何読んでも笑うと思うけど
「葛飾情話」の上演版(オケorピアノ)どこに上演許可とったらいい?
というか楽譜は何処に???
675 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 11:55:06
偏奇館にはエアコン、水洗トイレは・・・あるわけないだろうな・・
戦前に冷房があったのは、おいらが調べた限り、戦艦大和、武蔵、
アメリカ大使館、三井物産本社らしいが
676 :
吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 17:02:12
なんか、書き込めよ
677 :
吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 17:17:49
なんか
678 :
吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 20:55:49
>>1 荷風 猥を語る
スレタイは、この方がよかったのに、センスのない奴だとつくづく思った。
679 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/07/22(水) 21:03:05
>>678 まさしく。
荷風に愛なんてありゃあしないからね。
こいつ自己完結してるもん。
680 :
吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 07:51:17
アメリカ物語やフランス物語を読めば、荷風が愛を語っても違和感ない気がする。
日本の娼婦を見る時は、自分が白人の貴族になったつもりで見下していたのかもw
681 :
吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 10:04:51
おまいらも男だろう・・・愛と性愛くらい使い分けてるんじゃね〜のかw
682 :
吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 13:05:04
つまり、女は金で買えるってことっすか。 荷風さん
683 :
吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 08:34:58
晩夏ですな、荷風散人
国立劇場に行った時に荷風の名前が付いたイベントのチラシが置いてあったんだけど、
内容は荷風先生とは関係なさそうに見えた。何だったんだろ?
686 :
吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 17:20:15
まあ散歩好きの荷風さんのことですから・・・
それと荷風は蓮かなんかの別称だからじゃねえの?
688 :
吾輩は名無しである:2010/03/22(月) 04:45:22
>>678 猥を語る、じゃ万人の荷風観から半歩も出てねえじゃんww
おまいがノーセンス。。
689 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2010/03/22(月) 04:58:02
>>688 万人の荷風観でいいんだよ。
実際そうだしさ。よく読むこったバーカ
690 :
吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 08:00:24
↑
ノータリンのバーカ
691 :
吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 08:46:14
荷風は愛を語れないほどに男としてのプライドが傷付いていたんだな。
692 :
吾輩は名無しである:2010/04/25(日) 09:57:14
西遊日誌抄
693 :
吾輩は名無しである:2010/04/26(月) 20:39:26
荷風が今生きていたら鶯谷あたりのホテトルの常連だったろうな
荷風はただ風俗を残したかっただけなんだね
芸者やカフェーや浅草ストリップの風俗を残したかったんだね
西鶴と近松を例にして自分は西鶴だと評している
696 :
↑:2010/04/26(月) 21:49:45
アホかwwww
自分が快適ならそれが最高、というのが荷風なんだよ。
自分の始末は自分でつけるんだから、自分が快適なら、ってこともないだろうよ。
アホはスルーでよろ
699 :
吾輩は名無しである:2010/04/26(月) 22:40:55
甘いというかアホだな。
荷風がどれだけ我がまま勝手に生きていたか、知らないカスwwwww
それはまた、都合のいいとり方で。バカバカしい。
我儘勝手かw、どこ視点で物言ってんの?それともアホ?
まあ、親譲りの金を好き勝手に使ったのは確かだな。
そのくせ自分が稼いだ金は、しっかり溜め込んでいたようだ。
703 :
吾輩は名無しである:
荷風ならギャル文化や援交に興味津々だっただろう。