魯迅

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1名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
「狂人日記」とかいいよね
2増健:2006/02/02(木) 11:57:26
る・しゅん
20世紀の小説家で、アジアから選ばれるとすれば、魯迅。
なんつーことを大江は言ってたな。
4名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 12:23:04
「阿Q正伝」って面白いの?
つまらない。
6名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 16:27:36
評論のほうがおもしろいかった
藤野先生
>>4
「阿Q正伝」はよかったです。
一見すると魯迅の物語は重苦しい雰囲気を感じるのですが、
案外、アッケラカンとしていて読みやすいです。
たぶん。
評論も、当時の中国言論界のコンテクストがわからないと、面白くない。
>>8
「阿Q正伝」は一種の歴史的資料として読むには興味深いけれど
読み物としては面白くないと思いますね。
劇中の他の登場人物のみならず
作者からも明らかに否定されている主人公の話を読まされても
読者としては共感も持てないし
読んでいる間も読後も不愉快な感触が続くだけ。

「孔乙己」や祥林嫂が出てくる「祝福」の方が
分量は短いけれどその分内容が凝縮されているし
作者の人物に対する同情の目が感じられる分
読者としても嫌な気持ちが残りません。
11名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 18:31:25
あきゅー
軽く探したけど鯨出てきません。文庫本嫌いです(最近老眼も…)

安部も褒めてたね。(中国は)魯迅を生んだだけでも大したものだ、
なんて風に。無茶苦茶言うよなw
>>10
なるほど。
でも、そうかなー。
個人的な読後感想ですが、
たぶん魯迅は阿Qに同情しているんでしょう。
しかし、執筆の時は阿Qに変な情をかけずに
淡々と書いてるところが格好いいんです。
情をかけたらウソっぽいというか迫力なしの小説になると思うんですが。
>>13
魯迅が実際には阿Qというか、
阿Q的な境遇に置かれた人々に深い同情と危機感を持っていて
それ故に無知蒙昧さが徹底して強調された造型になったのでしょうが
自分としてはその描写に迫力よりも嘘っぽさの方を強く感じたのです。

当時ああした人々が多かったのは事実でしょうが
それを戯画化、強調して描く作者に傲慢さを感じました。
15名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 20:45:54
ネタ無いけど上げ。即死防止です。

手持ちの阿Qは、角川文庫版で昭和52年4月20日 45版
無論俺が新刊で買ったものじゃないw
16瀬戸内”ランペイジ”ジャクソン:2006/02/07(火) 23:10:32
以外にも岩波の訳が一番良かったのでゲットしましたのよ。
講談社文芸文庫の訳は高価な割りにはイマイチでしたわ。
角川はわるくないけど岩波が個人的にはベストでしたわ。ウフフ。
良スレ支援。
ロシアの盲詩人エロシェンコ君があのギタアを持って北京へきてから
しばらくしてのことであるが、私に不平を訴えていった、
「寂しいよ、寂しいよ、砂漠にいるように寂しいよ!」 
                          増田 渉訳 家鴨の喜劇
19五木元太郎:2006/02/08(水) 07:20:03
羽澄不一の「詩人と麺麭」に野口米次郎が魯迅と会って、
「中国は日本の植民地になったらどうだ?」と聞いて、
魯迅の不興を買った逸話が載ってるよ。
>>19
魯迅じゃなくても不興を買うと思うが…。
なぜわざわざそんな挑発するような発言をしたのだろう。
同意なれどそこからそっち行くのはスレ的に無し。
1950年代に描かれた中国作家協会の漫画には
実在の作家たちに混ざって
魯迅が造型した中国人の典型である
阿Q、孔乙己、祥林嫂の三人の姿も描かれている。

「旧社会での犠牲者も共産党政府下では救われる」という暗喩であろうか。
祥林嫂のモデルには朱安夫人も入っているのかな。
日本で言えば漱石あたりになるの?
短編でキュッと締めるやり方は好き。
だらだら長編書いてる時間も無かった人だけど。
25吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 05:05:31
age
26吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 05:12:12
「故郷」っていうの、中学で習ったYO!!
27吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 19:55:58
>>26
俺も習った
28吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 21:24:00
おらも「故郷」習った!!
そこで気になったんだけど、
『チャー』の正体って一体何なんですか?
29吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 21:29:08
ギター少年の憧れ的存在
30吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 22:48:05
>>28
穴熊に似た動物(?)らしい。
田畑を荒らす害獣、小動物と解釈すればいいんでは?
31吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 00:33:08
「野草」購入記念age
32吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 07:14:05
眉間尺はいまし方、彼の母親とともに寝たところだが、
鼠が出てきて鍋の蓋を齧り、その音がうるさくてたまらない。
彼は低い声で何度もシーッシーッと叱った。
                          増田 渉訳 眉間尺
33カフカース ◆RhyhO8SlPs :2006/02/18(土) 07:30:30
「阿Q正伝」読んでいると中国にもこんな西洋風の作風を持った作家がいたと
あらためて痛感した。
34吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 13:42:01
今年大学卒業ですがルントウになりそうです
35吾輩は名無しである:2006/03/01(水) 23:08:15
age
36吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 01:12:35
国策文学ってことで評判悪いけど、太宰の『惜別』って俺好きなんだよなー。
魯迅の人柄ってたぶんあんなのじゃないだろうけどさ。
単純に小説として見て、傑作じゃね?
37吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 10:31:16
『惜別』が傑作かどうか知らんが(太宰なら他にもっと面白い小説あると思うし)
『藤野先生』の方が好き。
38吾輩は名無しである:2006/03/20(月) 17:29:09
age
39横浜村のヘボン先生:2006/03/27(月) 06:13:04
『シャンハイ・ムーン』
40吾輩は名無しである:2006/04/14(金) 23:11:20
>>33
というか、それまでの中国文学をぶち壊すために
文学始めたのが魯迅だから・・・。
41吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 01:01:05
今読んでも全く古くない。
むしろ外国人が読むと本質を読めるような気がする。
中国人が読むとディティールがわかるだけに
こまかいところに(時代の雰囲気とか言葉づかいとか)
引っかかってしまうかもしれん。

自分は村上春樹の文体についていけないんだけど
外国では大人気、とかね。そういうのに似ているかも。
42神速:2006/04/15(土) 02:34:21
漁夫の利
43吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 00:57:15
あげ(゚д゚)
44吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 00:34:45
45吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 01:19:55
『祝福』すばらしい。
46吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 19:04:31
ハンサムよねえ
47吾輩は名無しである:2006/05/18(木) 11:50:32
魯迅は身長があまり高くなかったのかな?
167cmくらい?
48AmiLaLa ◆V0C09R5Pg. :2006/05/18(木) 12:48:39
退屈な作品ばかりだねぇ。『狂人日記』以外は。
49吾輩は名無しである:2006/05/20(土) 19:19:16
【台中】魯迅の曾孫に当たる美人、中国ネット界で話題に[05/20]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1148118672/
50吾輩は名無しである:2006/05/20(土) 19:26:40
51吾輩は名無しである:2006/05/25(木) 23:43:25
竹内好訳の魯迅文集1を手に入れた
吶喊の自序に啓蒙するなら文学で、それで医者を止めたとあるが
明治維新の何割かは西洋医学の功績だとの記述、それに
漢方医学は騙りだとの記述、面白い。
52吾輩は名無しである:2006/05/26(金) 23:27:21
孔乙巳、いざりになって消えて行くのだが
長衣が働かない者の着る物だとは、成る程、長い着物で肉体労働は無理だ
つまり、知性、やさしさの敗北なのか? つらい国だなぁ…
53吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 03:00:34
>>51
魯迅の漢方医学への不信は、竹内訳文集なら2に収める
『朝花夕拾』の「父の病気」を読んでもよくわかるね。
54吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 19:43:35
祝福だが、人に魂はあるのか、訊かれてしどろもどろになる主人公
魯迅に宗教はないようだ、けれども稼ぎの全てを弔いにつかうのを
非難する筆致でもないようだ、同時に、のたれ死にも非難してない。
こんな女を誰も救えないぞ、神様でも無理だろう。
55吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 23:24:32
さて阿Qだが、このローマ字はどうだ、しかもQだ、そして正伝ときた。
尼さんの頬っぺたを触り性に目覚め女を襲い腹を空かせて上半身裸で過し
やってもいない窃盗で銃殺だ。これが正伝だ。
日本に留学中に観たニュース映画で処刑される中国人なんだろう、これは。
辮髪を掴み合っての喧嘩だ。
56吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 23:00:13
孤独者、強烈だ。
葬式にはじまって葬式に終る。
切手を買う金もないほどに貧乏しても生きたい時と
湯水の如く金を浪費しても満たされない生活
孤独とは死んでも泣いてくれる者がいないことではない
57吾輩は名無しである:2006/06/11(日) 07:43:37
片平キャンパス近くにある、魯迅の下宿跡を見てきました。
58吾輩は名無しである:2006/06/13(火) 00:41:27
「地上にはもともと道はない」という魯迅の言葉が好きだ。
「僕の前に道はない 僕のあとに道はできる」(高村光太郎)よりも。
59吾輩は名無しである:2006/06/14(水) 21:19:59
読んだ感想を言えば、あの厳しい環境のなかで志も潰えて
挫けて厭世的になるのが普通だとおもうが、違うようだ
だから「地上にはもともと道はない」つう言葉も
光太郎の意味とは真逆の意味じゃないの?
60吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 16:29:48
age
61吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 16:37:44
>>59
そうでつな。魯迅のが哲学的文学的言辞なら
光太郎のは詩的言語、とも言える
62吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 08:11:29
63吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 03:05:27
>>30
ありがとうございます!
教科書に「正体は明らかになっていない」的な事が書かれていたので気になってました。
64吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 00:21:41
age
65吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 16:15:11
age
66吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 16:23:50
66ゲットだぜ!
67吾輩は名無しである:2006/10/10(火) 19:58:43
中国文学総合スレもほしいぽこ
68吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 15:02:06
仙台にいたころの魯人は、笹かまぼこ、カキやホヤが好きだったのかな?
69吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 06:51:32
魯迅
70るんとぅ:2006/10/29(日) 20:26:12
ルントウたん萌え萌えだお(^ω^)
71吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 20:36:47
『歴史とはなにか』岡田英弘

日本留学帰りの魯迅が『狂人日記』という、中国文明の古い伝統である人肉食を
テーマにした小説を書いた。この小説が、中国現代文学の第一作で、その文体が
「白話文」(口語文)と呼ばれた。この文体を開発する際、魯迅は、日本語で考えた
原案を、一語一語、漢字に置きかえる、という作業をした。こうして魯迅は、現代中
国文の開祖になった。
現代中国文は、このようにして開発されたものなので、日本語にそのまま直訳が
できる。もともと、日本語の文体をそのままなぞったものだからだ。
72吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 23:58:14
朝花夕拾←これ何て読むの?
73吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 16:50:28
ちょうかせきしゅう
74吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 23:08:19
なんで魯迅なのにシュンちゃんって呼ばれてたの??
75吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 23:49:13
>>74
魯迅は中国語読みだと「ルー・シュン」だから。

もっとも魯迅はペンネームで
本名は周樹人(チョウ・シューレン)なんだけどね。

ちなみに弟も作家だが
周作人(チョウ・ツォーレン)という。
76吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 23:52:43
与作みたいだなぁ…
77吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 00:08:58
知ってる人も多いかもしれないが
周作人の妻は日本人。
作家ではない魯迅の末弟(名前失念)の妻も日本人。
妻同士も姉妹だったりする。
78吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 21:16:08
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1165232238/
かわいそうだからたすけてあげて
79ルントウ閏土:2006/12/09(土) 17:04:18
歩く人が多くなれば それが道になるのだ
80吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 02:08:03
『東北大学藤野先生記念奨励賞授与式』が開催されました
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/topics/newtopics.html#20061220n2
81吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 05:58:51
ろじんはいいよなぁ
82吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 00:53:41
83吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 01:39:07
84ゆみ:2007/02/02(金) 14:41:53
魯迅はなぜ儒教を非難したのですか?
また、閏土や、楊おばさんの生活は
どういったものだったのですか?
85吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 19:24:05
>>48
なにをどう読んだらそういう意見が出てくるのか
86吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 00:59:25
魯迅、ドストエフスキー、ゲーテ、夏目漱石が四聖。
87吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 15:34:19
魯迅の本は全て泣ける
物凄く不幸な現実の延長線上にそれでも理想が存在している
永遠に輝く、時代と共に
88吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 01:28:53
魯迅
ドストエフスキー
ゲーテ
夏目漱石
シェイクスピア
チェーホフが六聖。
89吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 00:43:41
ドストとゲーテとシェークスピアだけだな
90吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 20:50:40
【証拠有り】人を喰うのは中国人じゃなくて日本人
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/china/1138577604/l50
91魯迅さんに見せたい:2007/04/27(金) 11:47:55

支那人の前衛的アート
ttp://x51.org/x/05/08/1010.php
92吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 13:14:14
中山先生

中山きんにくんじゃない
93吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 20:14:20
さて、ここに神を持たない民族がある。
彼らは人間の平等に関する何の根拠も持たない。人間の内部に尊重されるべき何かがあるとも考えない。

だから彼らにとって、豚や鳥と人間の間に何の哲学的差異もない。
食べてうまければ食う。暇つぶしに痛めつけても何の良心の呵責もない。
たまに暴れてきたらなだめてやり過ごし、巣に宝物を溜め込んでいたら喜んで奪い取る。
我々が豚や鳥との約束を交わさないのと同じ意味で、中国人は人間との約束を守るつもりはない。

もし、君らの家の軒下にミツバチが飛んできて蜜を貯めたら、君らはけむりで燻してミツバチを追い払い、蜜を収穫することができる。
支那人なら躊躇わずそうするし、相手が蜂ではなく日本人であっても、行動は同じだ。

道を作り整地して特区を作り、日本人が飛んできて大きい巣を作る。
そうしたら煙で燻して日本人を追い払い、蜜を手に入れる。

別に日本人を蔑視しているわけではなく、中国人の感覚というのは万事その程度なのである。
悪意があってやってるわけではない。

漁師は悪意があって魚を穫るわけではない。
養蜂業者はむしろ愛情まで蜂に抱いているが、蜜は回収する。
94吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 01:01:26
そんな中国を啓蒙するために魯迅は作家になったのだが
少しは啓蒙できたのだろうか?
95吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 01:46:38

支那人を啓蒙しようとする事は、自然の摂理に反している。
96吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 09:26:22
子供の時読んで、また大人になってから読み返すべきだな、魯迅
97吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 13:55:44
>>87
支那の場合、理想は無限遠の未来に位置している。

理想って言っても日本や欧米が実現した普通の文明社会のことなんだけどね。
98吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 08:24:41
>>96
小中の先生方は子供たちに魯迅の著作を誤読させようと必死だからね。
99吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 18:11:00
弟カワイソー
100吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 14:00:19
岩波と角川どっちで読んだ方が良いかな?
岩波の方が収録してる作品が多いようだが
101吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 18:48:16
支那の暴虐を胡塗する行為が見苦しいので、岩波は真っ先に敬遠してきた。
角川版しか読んでないなぁ。答えられなくてスマソ。

ただ、参考になるテキストがある。メモリーカードから引っ張ってくるから待ってて。
バイアスがかかった出版社がどんなものかを判断する材料になるだろう。
102エセ左翼の検閲行為:2007/05/03(木) 18:50:34
以前、週刊新潮が「朝日新聞社版『中国の地の底で』(ピューリッツァ賞授賞)から削除された中国文革・地獄の人食い」という記事を書いていた。

同書は、文革を生き延びた中国人の証言を基に、その実態が中国人同士の凄惨な共食いであった事実を暴露した画期的な図書。
ところが、
日本での独占出版権を得た親中国の朝日新聞社は、同書の最も重要な部分であるカニバリズム・シーンを削除した。
著者にも読者にも無断である。

この恥ずべき行為を週刊新潮が告発。
そして、削除されてしまった〈ある都市で起きた生々しいシーン〉を掲載していた。
103エセ左翼の検閲行為A:2007/05/03(木) 18:53:38
同誌の問い合わせに対して訳者で中国史専門の東大教授藤井省三は、
「中国には古代からカニバリズムの風習があったんです。中国では一般庶民も豚肉や鶏肉を食べるような感覚で人肉を食べていたんです。
そのような風習は、中国が清朝末から中国革命を経て近代化していく過程でいったんは消滅したはずだったんです。
ところが文化大革命という異常なムードの中で一気に復活してしまったんです。このようなカニバリズムは、○○市だけでなく、文革当時、いたるところで行われていたんです。
ところが、『中国の地の底で』に書かれたカニバリズム・シーンは、あまりに恐ろしすぎて、その内容に確信が持てなかったんです。だから削除したんです。」と
言い訳にもならぬ言い訳を語っていた。
(「正確な翻訳をしたあと、訳者あとがきで補完しよう」とする発想は無かったらしい。東大教授の癖に)

そして、同誌は、「2千万人が殺されたと言われる中国プロレタリア文化大革命。その実態は中国人同士による凄惨な共食いだったのである」と結論付けた。
104エセ左翼の検閲行為B:2007/05/03(木) 18:59:27
岩波書店も、
ジョンストンの『紫禁城の黄昏』の翻訳出版時に、日本の行為を正確に記録した部分(一章〜十章)を独断で削除している。
(一章〜十章を収録した完全版のキャッチコピーは《「東京裁判」と「岩波文庫」が封殺した歴史の真実!》だった)

ここまで幼稚な検閲行為を平気でする。しかも、異なる出版社が判を押したように同じパターン。

「臭いものには蓋」という行為は左翼が一番憎む行為ではなかったのか?!
なぜお前らがそれをする?!

などと言うのもバカらしい。なぜなら、彼らは自分の悪行に対し恐ろしく鈍感だからだ。
「百や千の言葉で罵倒しても、こちらの怒りは彼らの心には届かないのではないか」という気分になる。

彼らのこういうところは本当に支那人朝鮮人にそっくりで、「なるほど支那シンパは支那人に似るのか」と、妙に感心してしまう。

まこと日本の自称左翼メディアどもは、ろくでもない奴らばかりだ。
(おしまい)

魯迅さんの努力もバカサヨクにかかれば水の泡。
105独占翻訳者による検閲事件@:2007/05/03(木) 19:05:17
「特集 朝日新聞社版では削除された中国文化大革命の地獄の人喰い」
『週刊新潮』第38巻第39号、140-144頁 1993年10月14日
ttp://www10.ocn.ne.jp/~okamiya/hohatuge.html

(前略)もう一つの主題は食人事件である。
映画「古井戸」で農村の水争いをテーマに、現代中国のしたたかな古さを描いた作家鄭義は、天安門事件後、地下に潜行した。
中国各地で三年間逃亡生活を送ったのち、九二年三月妻北明とともに九三年一月アメリカに亡命した。
亡命後に出版した二冊は中国社会主義の無残を描ききって余すところがない。

一冊は『歴史の一部分:永遠に投函できない一一通の手紙』(台北、万象図書股有限公司、一九九三年三月)、もう一冊は『紅色紀年碑』(台北、華視文化公司、一九九三年七月)である。

前者は逃亡者たる著者が身代わりとして囚われた妻に宛てる形で書いた一一通の書簡体風エッセイ集である。
藤井省三監訳『中国の地の底で』(朝日新聞社、一九九三年一〇月)は、原書の約六割を訳出したもの。
106独占翻訳者による検閲事件A:2007/05/03(木) 19:08:04
鄭義は文化大革命を「支配者の文革」と「民衆の文革」に分ける。
毛沢東が権力闘争の為に人民を利用したことが前者であるが、このとき人民もまた毛沢東の権威を利用して、それぞれの造反を行った。

藤井は鄭義の「二つの文革」論に依拠して、

ベストセラー『ワイルド・スワン』(張戎の自伝・講談社)は毛沢東による人民の利用のみを強調した通俗文革論だ。
張承志による回想『紅衛兵の時代』(岩波新書)は高級幹部子弟(すなわち「老紅衛兵」)であった著者が「平民の紅衛兵」(造反派)が掲げた民主的要素を借りて自己正当化を図ったものだ、

と巧みに位置づけている。
107独占翻訳者による検閲事件B:2007/05/03(木) 19:12:15
鄭義の一一通の手紙の圧巻は第八信・第九信で、
そこには文革期に広西チワン族自治区で発生した大規模な食人事件(カニバリズム)が描かれている。

文革期の食人事件は、
こっそりとおそるおそる食べだした開始期、鳴りもの入りで行われた高潮期、そして、食人が大衆運動化した終末期、
の三段階に分けられるが、
このおぞましい事件は共産党の「反人類的暴行の行き着く果て」であったと鄭義は結論する。

藤井訳で食人事件が削除されているのは、画竜点睛を欠くもので、はなはだ遺憾である。
(後略)

ttp://www25.big.or.jp/~yabuki/doc5/sa94xy.htm
108去年も似たような事件が:2007/05/03(木) 19:34:07
市立図書館で焚書事件があった船橋市の職員が指示「産経新聞のコラムを利用者に見せるな」

平成13年に市立図書館の司書が「新しい歴史教科書をつくる会」メンバーの著作などを焼却する焚書事件があった千葉県船橋市で
今年7月下旬、男女共同参画課職員が、同課管轄の市女性センター職員に産経新聞のコラム記事を利用者に見せないよう指示していたことが8日、分かった。
市側は同日の市議会で「職員の思慮不足だった。結果として思想検閲となり申し訳ない」と全面的に非を認め、謝罪した。
 コラムは林道義・元東京女子大教授が執筆した「高校教科書は変わったか 家庭科 家族否定思想が浸透」と題した記事で、産経新聞7月21日付2面に掲載。
男女の自然な区別とそれに沿った分業を否定したりする家庭科教科書の問題点を指摘した内容となっていた。
 センターは男女共同参画に関する記事のコピーを施設内で掲示しているが、切り抜いたコラムをセンターに届ける際、
同課の50代の女性課長補佐が「一部の方に受け入れられない内容がある。掲示せず、参考資料として扱ってほしい」と電話で指示し、センター側は掲示しなかったという。

ttp://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/061209/wdi061209000.htm
109吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 20:07:58

もう、辞書片手に原著を読むしかないのか。
支那の言葉は分からんよ………orz
110吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 22:29:16
原文のテキストファイルのがあるなら翻訳エンジンで和訳できるかも。
魯迅は日本の文学に触れて口語体の作品を書いた筈だから翻訳エンジンで訳せるかもしれない。
111100:2007/05/04(金) 08:58:44
まさかこんな流れになろうとはねw
収録作品や訳文のの優劣の単純な感想を聞きたかったんだが
高橋和巳は「阿Qはツマラン」って言ってたらしいね
112吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 11:00:30
俺、竹内訳「孤独者」の
「僕は今度こそ本当に失敗した、そして勝利したのだ。」ってフレーズが好き。
こういう、ちょっと壊れた日本語はグッとくるんだよね。
113吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 17:13:35
日本だと荷風のちょい下ぐらいの世代
114吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 21:11:11
>>111
角川も岩波も大して高くないでしょ。しかも魯迅は短編揃いで読み較べが楽だ。

むしろ、貴方が読み較べてその楽しさを皆に分け与えて欲しい。
115こんなん拾った:2007/05/04(金) 21:15:44
116吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 02:20:25
眼が疲れるから青空では滅多に読まないな
117吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 13:50:05
テキストをコピペして印刷し持ち歩くという選択肢もあるのだが。
118吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 14:54:57
それもまた面倒くさい
119吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 07:34:40
ここ文学板だよな?
120吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 04:19:58
藤野先生読みました
人と人との出会いと別れ
しんみり
121吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 13:40:57
age
122吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 13:42:51
123吾輩は名無しである:2007/08/25(土) 21:37:31
age
124吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 21:28:04
中国の国語(語文)教科書にも「藤野先生」は必ずといっていいほど
よく学ばれる文章だし、魯迅は毛沢東や周恩来ら歴代の革命指導者も
ずっと高く評価してきた作家だ。

しかしその中国でも反日のための「魯迅批判」を唱える学者が十年ほど前から
活躍し始め、その論調もだいぶ定着してきている。弟の周作人も親日派として
以前から低い評価を受けているが、魯迅のどこを誤読すれば親日に読めるのか。
もはや知日家だというだけで漢奸扱い。

上海の魯迅公園の記念館は日本のODAで建てられた立派なものだ。
展示を見ていたら日本のどこかの大学の短期留学のツアーが入ってきた。
若い通訳がつまらなそうに通り一遍の説明をするが、めんどくさいらしく
途中から何も喋らずみんなを連れて行くだけ。急成長する国に生まれ
プライドばかり教え込まれた江沢民世代の彼には、中国の後進性を指摘し
警告し続けた知識人など鬱陶しいだけなのだろう。

日本の学生たちも誰も予習なんかしてないし魯迅の名も知らない者ばかり。
「なんか偉い人なんだね」「日本とけっこう関係あったみたいだね」
「日本ってなんかすごかったのかな」ああもう聞いてらんない。
女子学生が何気なく通り過ぎる許広平と魯迅の写真のパネルの前で
二人の馴れ初めや結ばれるまでのいきさつなど話してやったら受けるかなあ
などと想像したが、ここで話しかけたら俺はただの「怪しい奴」だ。
訳もわからず「引く」だけだったろうな。
125吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 23:02:55
そういえば昨日TKU(テレビくまもと)であったなんでも鑑定団の再放送を見てたんだが
魯迅が親交の合った寺の住職に書いた漢詩の書が紹介されていた(鑑定額700万円)
126吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 02:11:08
中国人に「魯迅って人気ないんですか」と聞いたら、
「難解でよくわからない。一部の愛好家だけが研究している」
という答えでした。
確かに日本の近代化はあまり手本にならないかも。
社会体制が清朝であれ人民共和国であれ、
中国人が中国人であるかぎり、
中国は変わらないと思います。
127吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 12:36:59
台湾在住の柏楊が『醜い中国人』を書いて中国でもベストセラーとなり、
中国に招かれて講演した時、魯迅と柏楊を比較した論文の類を何度か
見かけて「魯迅が大陸で特別な存在であることを知った」と言っている。
時まさに6・4天安門事件直前。

「中国特殊論」は80年代の「日本特殊論」と同様に、ナショナリズムの裏返し。
魯迅は柏楊と同じく中国人に自己反省・自己改造を促す作家。
中国が変わらない以上その警告は有効なのだが、経済が昇り調子だ
(というプロパガンダが隅々まで広まっている)現在、軽視されるのも
やむないことかもしれない。

現在でも中国の歴史教育では乞食や餓死や土匪や身売りや賄賂の横行といった
清末から民国にかけての否定的な側面を教えない傾向があり、ただ日本の侵略ばかりが
強調されるようになっている。これでは魯迅はますます理解不能なものになっていくだろう。
128吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 12:07:32
魯迅が親日かどうかはともかく
あの国の知識人がみんな魯迅みたいだったらいいなあ、
と思う日本人は多い。
129東アジアニュース速報+:2007/09/25(火) 18:12:10
東アジアニュース速報+ 板
ttp://news21.2ch.net/news4plus/

【日中】魯迅博物館に「藤野先生」像=師弟愛しのび除幕式-北京
ttp://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1190708267/
130吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 23:09:14
先週、中国のとある大学に逝ってきた。魯迅についての話を聞いたけど、
魯迅は中国では尊敬されてるけど、著作物に関しては殆どの中国人が読みたがらない
みたいだね。やっぱり、当時の中国の後進性に対する批判が多いから、読んでて
面白くないのかな?
131吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 01:33:41
ふと疑問に思ったんですが、「祝福」で祥林嫂が主人公に「人間が死んだ後で魂はあるのか」と質問した時、みなさんだったらどのように答えますか?
132吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 06:16:58
ニッポンにも「かのやうに」に美学はあるな
133吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 10:21:43
こどもを
134吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 07:37:05
救え
135吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 07:52:46
好きです、魯迅。
136吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 23:03:52
魯迅スレあったんだ。
ところで人肉食ったことある人いる?
137吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 10:56:08
末期の発言は全部偽作でしたね。
138吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 15:10:00
ttp://hk.geocities.com/ennet369/
グロ注意

子供を救え
139吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 15:13:33

狂人日記をリアルに理解したいなら見るべし
140吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 20:46:08
支那共産匪体制は、「嘘アル。やらせアル」「反体制犯罪者が作ったコラージュに過ぎないアル」
って言ってんだよな、この写真群。

段ボール肉まんの時も同じ事言ってたよな。
141吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 01:52:54
ネットゲームの自キャラ名を考えていたところ、ふと「閏土」の名前を思い出して
検索したら流れ着きましたこんばんは。場違いでごめんなさい。

中国の人肉食の風習って、三国志では劉備が食べてるし
大学受験のとき勉強した漢文の問題としても複数回見かけたよ。
別に政治的に隠しているわけではないと思う。

当然だけど、ヒトは日常食でなく特別な料理だったらしい。
飢饉が多かっただろうから、感覚がマヒして風習化してしまったのでないかな。
日本だって飢饉が起これば、江戸期でも知らない人の肉だったら食べてたとされてる。
僕らにもその祖先の血が流れているはずだよ。

「地上にはもともと道はない」(>>58)のだから、
舗装道路から離れていることを理由に攻撃するのは控えてほしい。
魯迅の思想は世論誘導っぽいけど、平和的でどこか悠然としてる。
「多くの人が歩けばそれが道になるのだ」(うろ覚え)。

最後にオタクとして一言。
魯迅といえば 「魯神フッド」 だよね?
142吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 11:35:23
日支事変の際にも、行軍から脱落した兵隊が支那人に食われたそうだよ。
軍閥に狩られたんじゃなく、地元の農民に食われたんだ。

日本人の肉は支那人より旨いという流言があったのが理由だそうだ。
143吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 22:46:03
人食いを直接書かずに人食い風土を悲しく苦しく表現した魯迅は天才。

狂人日記という標題が皮肉だ。
自分を疑う習慣を持たぬ悲しい支那人たちの世界では、どちら側が狂しているのか分からなくなる。
そんな錯覚、精神的バランス失調を味わえる作品だ。
もちろん、人食い支那人の社会では狂って見える方が正気なのだ。

読んでいて悲しくなるが、これも文学的な感動なのだろう。
144吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 11:56:25
ありゃこのつんぼ耳が聞こえているじゃない(−_−)(^_^;)(>_<)
145吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 07:33:19
魯迅が評価されたのはシナの特殊性じゃなくて人間の業の深さを描いたからだよ。
シナへの偏見を広める為ではない。
そんな普遍性の無い文学ならとっくに忘れられている。
146吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 07:44:46
ぐもっふもっ(T_T)ぶら〜ん(T_T)ぶらーん(−_−)(^_^;)
147吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 07:46:01
ありゃこのグーグル耳が聞こえているじゃない(−_−)(^_^;)(>_<)
148一刀両断:2007/12/30(日) 09:19:44
149オートクレール:2007/12/30(日) 09:21:32
150吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 09:22:09
151吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 07:24:54
中国では小学生、中学生、高校生の読むべき本が決められていて
日本の文庫本よりもっと安く手に入れられる。
その中に魯迅はなーい。
本屋にもあまり置いてない。
置いてあるのは、村上春樹、渡辺淳一。
152吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 21:50:03
中国を憂い、中国の真実を血が出る思いで書き綴った。
けどその思いは中国人には届かないんだね…

せつない

子供を救え…るのか
153吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 20:54:31
中華思想の病理、徳と礼儀の文化はどこへ行ったか、反文明的な流氓(リウマン)文化、
文化砂漠、サービス精神の欠如、人身売買、恐怖政治、焚書坑儒と文化大革命の類似性など
様々な内容。非常に広い時間単位でモノを見ているのがいい。中国は伝統的に反文化的という印象を受ける。
面の皮が厚く、腹黒くならなければ成功しないという「厚黒学」がベストセラーになる現実や、
面子の重視、極端な利己主義も印象的。国民病診断として欺瞞病、泥棒病、
大同病、奴隷根性病、変革忌避病、実利病をあげている。
154吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 04:27:50
括るやつは、括られる。
その程度のオマエだってこった。
155 ◆k2XT3HjFWw :2008/02/14(木) 04:34:42
ああいけない、俺は煽るときにはトリ付けることにしているんだった(苦笑

こころから、他人がどうあれ自分は常に、「この」自分なのだとの信念あらば、
やれ国家だ民族だなどと大雑把な括りで、かくも複雑かつ多種多様である、
人間なるものを理解したつもりになんか、なれやしないと俺は思うがね。
156 ◆k2XT3HjFWw :2008/02/14(木) 04:47:27
…というか、全体、この場合で云えば世の大半の日本人、日本国民と
その性質や本性は、何ひとつ変わるところのない「わたくし」なる意識が、
自覚の有無を問わず、おまえさんの中にはあるからなんだろうが。

いつも俺思うんだ、なぜ、唯一自分以外の誰のものでもない「このわたくし」
を持たない手合いが、なぜ、いっぱしの人間づらをして、ものを語るのかと。
157吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 12:46:12
煽られて興奮してんのはお前だろう?
158156:2008/03/15(土) 12:51:51
馬鹿は俺にレスするな。めんどい。
159吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 12:42:54
今月の「ダ・ビンチ」に「故郷」がとりあげられていたけど、
誤読がひどすぎるんじゃないかと思った。
作者の来歴や、「故郷」以外の作品を考慮しないで、
批評しても的外れだろ。
160吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 14:28:29
http://www.archives.tohoku.ac.jp/
3/18〜28 「留学生魯迅のヒゲ」―仙台留学時代の記念写真を公開します―(史料館)

 去る2月、仙台留学中の魯迅が下宿していた宮川家のご遺族から一枚の記念写真が史料館に寄贈されました。
そこには、魯迅が仙台を去った7年後に宮川家のご主人が、かっての下宿生たちのその後の姿を想像して書き込んだ「ヒゲ」が加えられています。
 仙台時代の魯迅と同級生や市民の交友の記録であるこの貴重な記念写真の原本を期間限定で展示公開します。
ぜひこの機会にご一見を!

開催日: 平成20年3月18日(火)〜28日(金)
10:00〜15:00 
※土、・日曜および祝日は休館日です
会場: 史料館 2 階展示室
入場料: 無料
東北大学史料館
問合せ先: 東北大学史料館
161吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 21:52:48

>魯迅の『狂人日記』の中で、「4千年間 人を食ってきた」という一節があるが、何か文学的な比喩で書いているのではなく、ただ事実を述べているに過ぎないのだ
>魯迅がこの『狂人日記』を書いた動機は、彼が日本に留学していたときの二人の留学仲間(うち1人は女性である)が“食われた”ことに対する怒りだったという
>この二人は中国に戻って革命運動に身を投じ、ある高官の暗殺を企てたが、失敗して捕らえられた
>男の方は処刑されたあと肝臓を食われ(滋養強壮に効くそうだ)、女の方は人肉饅頭にされて、市場で販売されて、これも食われてしまった
>それに対する怒りから、この中国の「食人文化」を告発するために書いたのが『狂人日記』なのだ

http://blog.goo.ne.jp/msekiba/e/9d5bf38428061c9bd737fe350d0456a2
162吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 10:48:21
全魯迅キャラ入場!!

『孤独者』は生きていた!! 更なる失敗を重ね人間凶器が裏がえった!!!
軍人!! 魏連殳だァ――――!!!

潜水艦はすでに我々が完成している!!
「古よりこれあり」だァ――――!!!

弁髪をつかみしだいこづきまくってやる!!
毛虫野郎 ハゲの王だァッ!!!

西瓜の攻防なら我々のすばしこさがものを言う!!
海辺のアナグマ 小動物 チャー!!!

真の勝利を知らしめたい!! 倅にやられた「精神的勝利法」だァ!!!

医学は中途退学だが文学なら全階級オレのものだ!!
文壇の老将 周樹人だ!!!

試験対策は完璧だ!!『白光』陳士成!!!!

全魯迅キャラのベスト・誠実さは私の中にある!!
北京の神様が来たッ『小さな出来事』 車夫!!!

阿Qには絶対に敗けん!!
貧農のケンカ見せたる 日雇い農民 小Dだ!!!

軍閥政治(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
北京のピュア・デモンストレーション 3・18事件だ!!!

二千里のはてからわびしい村に上陸だ!! 寂寥感 「故郷」!!!
163吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 10:48:44
ルールの無い革命がしたいから革命党(テロリスト)になったのだ!!
プロの謀反を見せてやる!!「白兜に白鎧」!!!

めい土の土産に紙銭とはよく言ったもの!!
寡婦の全財産が今 葬式でバクハツする!! 『明日』単四サオツだ―――!!!

寡婦こそが地上最不幸の代名詞だ!!
まさかこの女がきてくれるとはッッ『祝福』祥林サオ!!!

復讐したいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!
中国のマジック(手品)ファイター 『鋳剣』黒い男だ!!!

オレはセクハラ最強ではない義侠心で最強なのだ!!
御存知 青面『明日』阿五!!!

中国の未来は今や子供にある!! 子供を救う奴はいないのか!!
「希望」だ!!!

デカァァァァァいッ説明不要!! 四、五十畝!!! 高級官僚を輩出!!!
紹興の旧家・周一族だ!!!

謀反人は薬に使えてナンボのモン!!! 超実戦漢方薬!!
本家中国から人血饅頭の登場だ!!!

害馬はオレのもの 邪魔する師匠は思いきり殴り思いきり利用するだけ!!
狂ヒョウ社統一王者 高長虹

息子を救いに処刑場へきたッ!!
当たり屋 全作中人物チャンプ『薬』老栓!!!

酒屋のツケに更なる清算をかさね"窃書"孔乙己が帰ってきたァ!!!
164吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 10:49:07
今の自分に弁髪はないッッ!! 魯鎮の船頭 七斤!!!

中国四千年の歴史が今ベールを脱ぐ!! 字と字の間から「食人」の2字だ!!!

思い出の中でならオレはいつでも全盛期だ!!
月下の小英雄 閏土 三十年ぶりの再会だ!!!

医者の仕事はどーしたッ 父親の病 未だ癒えずッ!!
騙るもぼったくるも思いのまま!! 漢方医だ!!!

特に理由はないッ 北京に残るのは当たりまえ!!
左連にはないしょだ!!! 対日協力!
周作人がきてくれた―――!!!

日本で磨いた革命思想!!
銭家のデンジャラス・ステッキ にせ毛唐だ!!!

革命だったらこの人は見過ごせない!! 超A級満州政府 『阿Q正伝』尼さんだ!!!

超一流地主の超一流の処世術だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
未荘の鋼鉄人!! 趙旦那!!!

趙家の権勢はこの男が完成させた!!
趙家の切り札!! 秀才旦那だ!!!

若き王者が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ 勝利者ッッ
俺達は君を待っていたッッッ阿Qの登場だ――――――――ッ
165吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 10:49:36
加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました!
豆腐屋小町 楊おばさん!!
恩師 藤野先生!!
東洋の強国!日本!

……ッッ  どーやらもう一名は到着が遅れている様ですが、医学校の講義の空き時間に
皆様にご紹介致しますッッ
166 ◆bwNqSymwHQ :2008/05/03(土) 14:31:39
ちんぽ
167吾輩は名無しである:2008/05/04(日) 03:49:34
魯迅の文学には人間としての温かみが感じられる。
それ以外にも自分の体験を文章として具現化してみたり、阿Q正伝のように時代の
不条理によって損な役回りを演じた人間を描いたりと、実に人間そのものを忠実
に描写しているようにも思える。
168大江健三郎がフェミ擁護の論陣を組み工作(2ch)をしている。:2008/05/04(日) 03:59:55
>>167
あれ、阿Q正伝、全く意味がわからなかったのですが
そんな役回りをしたというのは、アクイですか?それとも、革命派とよばれるひとたちに
物をとられるのじゃないかとびびってた人たちですか。

また、辛亥革命の失敗を描いたということらしいのだけれど
単純にアクイがその象徴としていいのですか?
つまり、その場その場でしか考えなかった象徴だとして。

だけれども、アクイの生活からすれば、その場その場でしか考えられないような
気もするけど。
169吾輩は名無しである:2008/05/04(日) 20:00:32
>>168
167だけども阿Q自体も損な役回りともいえるよね。最後には処刑されて
しまって、清朝末期の混乱の中で苦悩するピエロのような感じじゃない
かな。
確かに彼は、その場その場で精一杯生き抜いてきたが、結局は惨めな
最後を遂げてしまう。激動期の犠牲者として、やはり不条理な存在では
なかったんではないかな。
170大江健三郎がフェミ擁護の論陣を組み工作(2ch)をしている。:2008/05/05(月) 00:16:16
>>169
あの阿Q正伝は、革命派というものに物をとられるのじゃないかと
旧家のような人々が右往左往しているのを
軸に見るのが正しい見方なのですかね?

辛亥革命というのは、アクイのような人間がやらかした
お遊び的な革命だったと。

それだと、革命の聖人と言われてる魯迅は、革命というものを
否定してたということなのでしょうか?

または、アクイのような人間を巻き込んだだけの革命だったと。
それならばわかるけれど

解説をみても、いまいちなにが言いたいのかわかりませんでした。
>>170 追記
>>169
または、アクイ的精神を巻き込んだことにすぎなかったということでしょうか。
そもそも、辛亥革命というのがどういうのか知らないのだけれど
最後の、アクイが処刑されるのに集まる群集を含めて。
172吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 23:02:13
革命の否定かどうかは読み取ることはできませんでしたけども、いずれにしても
動乱期の人々には常に犠牲が伴うということが感じられますね。
魯迅に限らず、ディケンズの「二都物語」やアナトール・フランスの「神々は
渇く」にしても、革命期の犠牲者を扱った作品はいくつか見られますね。
その価値判断はくだすには難しいので回答は差し控えますが、動乱期をどう捉える
かは、後世の読者各人で考えるものではないでしょうか。
173吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 17:46:17
魯迅の「人が人を食う」というのは人肉を食べることとは意味が違う。
174吾輩は名無しである:2008/05/11(日) 22:42:55
GWに古本屋で全集13巻を入手しました。
175吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 16:27:35
魯迅の小説には血の滴る人肉饅頭が出てくる話がある。
176吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 19:07:02
肺病の薬なんだよね
177吾輩は名無しである:2008/07/20(日) 14:53:52
「狂人日記」、11歳で読んだ
何のことかわからず、解説読んで「食人文化」のことだと知った
178吾輩は名無しである:2008/07/20(日) 15:05:51
狂人日記=河童(芥川)=ゴーゴリ? でいいのかな。

今みたら、ゴーゴリというひと、「鼻」という作品も
書いている。

wikiでみたら
芥川の「芋粥」というのは、冒頭部分がゴーゴリというひとの「外套」というものに
似ているらしい。
179吾輩は名無しである:2008/07/20(日) 15:05:56
大江健三郎がフェミ擁護の論陣を組み工作(2ch)をしている

が無視されててワロタ
180吾輩は名無しである:2008/07/20(日) 15:26:06
でも、魯迅って、書かれた時代についての教養がないと読めないところも多いよね。
181吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 19:52:01
魯迅の短編って面白いね
182吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 22:19:54
「薬」の映画を見たけど、よかった。小説に忠実だったし、悲惨で泣いた
当分、饅頭はいいや
183吾輩は名無しである:2008/08/21(木) 03:34:36
>>180ついこの前まではそんな感じで魯迅はつまらない読み物だったんだけど、
ここ五年ほど、中国人の精神の醜悪さが曝露されて来て、急に魯迅が
読まれる可能性が出て来たと思う。アマゾンの阿Q正伝の評に
「反日デモに参加している人たちの顔がTVに映るたび、昔読んだ『阿Q正伝』
を思い出す。あの薄笑い。時代も風俗も変わったのに、魯迅があれほど嘆いた
人のあり方は変わっていない。それを確認するためだけにでも、もう一度この
小説を読み返すべきだろう。読んだことがない人はぜひ手にとってみてほしい。
デモに対する印象が、かなり変わってくるはずだ。」 これ至言です。
中国人があまりにも腐った人々なもので、中国批判という分野が中国人の間でも
巨大な市場を持ってるのです。批判者として有名になった人がたくさんいます。
魯迅はそういう批判屋の親玉。だから中国の醜悪に関心なければ魯迅も無意味。
184吾輩は名無しである:2008/08/21(木) 03:53:09
>>167>>169
あなたは先に「魯迅は素晴らしい」という前提を設けて読んでますね。
大江さん本人ですか?
185吾輩は名無しである:2008/08/22(金) 12:46:48
>だから中国の醜悪に関心なければ魯迅も無意味。
それはないだろ。阿Q正伝とか読んでて自省心を感じることないの?
186吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 22:24:02
魯迅の作品で、

妻帯している主人公が、偉くなっていくにつれて妻をぞんざいに扱うようになるが
結局、最後には主人公が没落して献身的な妻だけがそばに残った

みたいな話ってありますか?
187吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 22:14:06
魯迅って支那人を自称してたらしいね
188吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 16:03:55
この人、オレの大学の先輩なんだよね。
最近知った。
189吾輩は名無しである:2008/11/21(金) 00:37:52
岩波文庫版に藤野先生って入ってる?
講談社文芸文庫は高くて…
190吾輩は名無しである:2008/11/21(金) 01:15:20
>>188
東北大の医学部だっけ?
191吾輩は名無しである:2008/11/23(日) 15:29:18
>>189
角川文庫なら入ってたはず。岩波は覚えてない。
192吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 18:47:08
中国・韓国嫌いのユーザーの多い2ちゃんねるだからこそ注目されて欲しい作家ですね。
193吾輩は名無しである:2009/02/26(木) 15:28:27
実際日本人にも十分当てはまるよ 亜球正殿は
194吾輩は名無しである:2009/03/05(木) 09:41:54
「大人孔乙已」って日本語にするとどんな意味なの?
195吾輩は名無しである:2009/03/09(月) 21:52:50
帰郷がよかった
196吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 16:03:41
4月に光文社古典新訳文庫から「故郷/阿Q正伝」 魯迅 藤井省三訳が刊行
197吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 17:03:42
倭人乙
198吾輩は名無しである:2009/03/26(木) 12:50:04
魯迅といったら竹内好のイメージなんだけど
新訳文庫のってどんなかんじなんだろ。
199吾輩は名無しである:2009/03/29(日) 10:48:20
オバカのQ太郎
200吾輩は名無しである:2009/04/01(水) 05:38:24
阿Qにしろ孔乙己にしろ愛されているなと私は思う。
彼等の小さなプライド、勝利、敗北すべてが愛しく思える。
(魯迅が書いた阿Qと、ツルゲーネフのバザーロフ君は似てやしないか?)
私は作家の良心が込められている作品には何時もそう感じる。

『作者からも明らかに否定されている主人公の話』などと言う人がいて驚いてしまった。
随分と前のレスに対してで申し訳ないし、どう解釈しようと人様の自由なのだが、
どう読んでそう思い至ったのかにとても興味が沸いた。
(気になったもので注意して読み返してみたのだが、変わらず阿Qは愛されていたと感じた)
201吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 18:19:09
>>198
訳者が藤井省三だから、ある程度の質は保証されてんじゃねえのか?
202吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 01:59:46
「賢人と馬鹿と奴隷」が入ってる文庫本はありますか?
203吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 19:18:54
大学で藤井先生の講義を受けているのですが、藤井先生が阿Qの新訳を宣伝していたので気になっています。
三年ほど前に一度別の訳で読んだことがあるのですが、もう一度藤井訳で読む価値はありますか?
204吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 20:42:53
>>203
藤井の講義受けてるお前なら判断できるだろw
205吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 14:33:05
>>204
いえ,まだ1度しか講義は受けていないので,どんな先生かは詳しく分からないんです.
ただ,初回の講義はまあまあ面白い話をなさっていたので,気になったというところです.
藤井訳を読んだ方の感想をお聞きしたいです.
206吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 10:09:15
書店で立ち読みして自分の所有してる角川文庫と比較してみたけど、全体的に軽くて読みやすい、という印象だったな。
収録作品は魯迅の文庫にしては多いし、所収元も書いてるのは好感が持てた。
だけど、個人的な好みの領域になるかもしれないけれど、『藤野先生』とかで一人称が「僕」(これは他の訳でもあるかもしれないが)だったり、
東北大学の学生時代を振り返ってる後年の魯迅が軽い言葉を使ってるのは違和感がした。

というか、魯迅は一編一編が短いんだから、『孔乙己』とか立ち読みしてみては?
あと、面白い講義受けてる先生のだったら買ってやりなよ…。
207吾輩は名無しである:2009/04/21(火) 22:26:03
>>206
軽くて読みやすいねえ…。新訳というとそういう感想しかもてんのか。
むしろ読みにくくなってた気がするけどな。
解説読んだら、旧訳→漢文ぽくサッパリしすぎ、今回→原文らしさを尊重し迷路のように
みたいな話だったしな。
208瀬戸内’ランペイジ’ジャクソン:2009/06/13(土) 00:20:35
>>201
その人
春樹の1Q84のQは阿Qのことだと逝ってらしたみたいですけど
ほんとかしら?ギャグで逝ってるのかしら?
209吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 00:02:28
魯迅は阿Qを抱きしめてるとさえ思う俺は阿Qか?
210吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 23:37:31
狂人日記の食人は、本当に妄想なんだろうか?
「本人はもうスッカリ全快して官吏候補となり某地へ赴任した」
ってのは兄が語ったことで本当かどうか分からない。
食われちゃったんじゃないのか?
211吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 12:34:41
それは、一つの読み方であると思うけど、
当時、軍閥政府の官僚をやっていた魯迅自身が自嘲的な表現としてそう書いたんじゃないの。
212吾輩は名無しである:2009/10/22(木) 22:41:43
ちくま文庫 魯迅文集全六冊 復刊
 
ttp://www.chikumashobo.co.jp/special/fukkan/
213吾輩は名無しである:2009/10/22(木) 23:56:35
魯迅の楽しみ方がわかんない
214( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/10/23(金) 18:10:27
丘沢さんも藤井さんも言葉は変えておられますが同じ事を言っておられる(笑)日本化させてしまった翻訳と、そうでは無い翻訳、と言うのがあるという話ですけれどもねぇ(笑)
しかし日本語に移すということそれ自体が十分に日本化では(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
215吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 20:08:30
age
216吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 15:47:33
中国文学といえば魯迅しか読まれてないのが今の日本の現状
いい加減ほかの作家も読めよ
莫言や鄭義のマジックリアリズムなんかかなりすごいぞ
ガルシアマルケス越えてると言っても過言ではない
217吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 19:09:54
鄭義の「食人宴席」の凄さと言ったらもう…
218吾輩は名無しである:2010/02/22(月) 17:27:23
鄭義は神樹のほうが凄いよ あれはやばい
219吾輩は名無しである:2010/02/22(月) 21:40:30
俺は「古井戸」と「食人宴席」でうんざりしたよ。
他に中国文学でスケールの大きい作家といったら莫言もいるが、
古老格としては巴金がいるな。
激流三部曲の「家」「春」「秋」読みたいんだよねぇ。
220吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 16:27:51
魯は母方の姓なんだってな。山岡士郎と一緒だ。

周作人「お兄さん、実家に帰って家の窮状を救ってください!お父さんを許してあげて!」
魯迅「いや、俺はあの男がどうしても許せないんだ」

っていう情景が一瞬浮かんだけどそんな史実はなかったぜ。お父さんとっくに死んでたろうし。
221吾輩は名無しである:2010/05/02(日) 21:42:45
魯迅の父親ってありえんくらい不幸な人生送ってるよな。

                  おれは今、「科挙」をほんのちょっぴりだが体験した
                   い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|   あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|    『おれは立身出世の階段を登っていたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ     思ったらいつのまにか重病を患い一族も没落していた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人      な… 何を言っているのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ     おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ     頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    不正受験だとか買収だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ   そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ     もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
222吾輩は名無しである
wikipediaの魯迅の記事ひどすぎ
どうしてこうなった