大西巨人 第四楽章

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934吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 17:50:01
いつも思うんだけど作品と作者にどれほどの関係があるのだろう
作者の生活保護や障害や偽善は、その作者の作品には全く関係ないと思うんだけど?
作者を批判してその作者の作品も貶める人達は、自分の好きな作品(やモノ)の作者の事どれだけ知ってるの?
大抵の人間は人に言えないような事したり考えたりしてると思うんだけど
935吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 20:17:12
というか、税金を払ってなければ体制批判をするな
道路も歩くなというのと同レベルの批判だ
>>895はレベルが低すぎる
体制=世間ではないから批判は当然アリだし
大西巨人や大西赤人は作中で優性遺伝学を標榜している訳でもないから
子供を作ったり医療サービスを受けても何ら矛盾はない
936吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 21:32:20
>>934
作品が作者から離れて在すると云うのは理想論です。
937吾輩は名無しである:2009/12/10(木) 03:51:00
俺はそもそも大西巨人が人間的に問題があるとは思わないが、
作品への批判はともかく作家本人の生活事情なんて口出しすることではなかろう
それこそ太宰の川端にたいする「大悪人だとおもった。刺す。そうもおもった」ではないが、余計なお世話だ
938吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 02:09:04
>>935
>税金を払ってなければ体制批判をするな
>道路も歩くなというのと同レベルの批判

体制を批判しながら、体制の敷いた制度を「当然の顔をして」活用する事への
「違和感」の表面でしょ?
939吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 02:10:02
表明でした。
940吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 17:56:44
>>938
「体制」という言葉の使い方が雑駁過ぎやしないか。
「体制の敷いた制度」にも良し悪しがあるんだろうし。
大西巨人はなにも種々の社会制度を含んだ現体制を全否定した文章なんて発表してないでしょう。
天皇制は否定しているけれど。
941吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 20:25:25
>>938
そんなこと言ったら社会批評や言論は成立しませんが?
話にならんな
942吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 12:10:12
895や938にとって「違和感」のないあり方・考え方というのは
・少しでも制度を活用するなら(=その国に生まれたなら)現体制の一切を批判してはならない
・少しでも体制を批判するなら、あらゆる制度の埒外にいなければならない
ということなんだろう
どこの国から書き込んでるんだ
943吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 21:14:02
まあ、彼の私生活(収入源)の実態(詳細)については、
縁起でもないことを言うようだが、彼が死んでからの
カルスタ的な研究によってしか明らかにならないだろうな。

「生前」にカルスタ的な詮索をするのは、この国の「慣例」(笑)には
ないからな。

ただ、もし私が大西○人なら、正々堂々と一家(自分の家族)の
現金出納帳を、公開すると思う。それこそが、大西○人的態度だと思うから。

それを公開しないのであれば、彼が今まで書いてきたこととの
論理的整合性がとれないのではないか、と思う読者が多数いるのは
間違いないように思われる。そうした認識は間違っているのかもしれないが。

死後彼は、生前に家計簿を公開しなかったことを、
糾弾されるのではないだろうか?
944吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 00:16:13
>>943
> それを公開しないのであれば、彼が今まで書いてきたこととの
> 論理的整合性がとれないのではないか、と思う読者が多数いるのは
> 間違いないように思われる。

そんな読者お前ひとりだよ阿呆
945吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 06:13:57
>>944
>>943は確かに「阿呆」かもしれないが、
仮にそうだとしても、そのように公然と罵倒することには賛成しかねるし、
「そんな読者」も皆無ではない(「お前ひとり」ではない)かもしれない。
だが、いずれにしろ、>>943が極めて珍しい、珍奇な考え方の持ち主であるということには「激しく同意」する。
946吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 09:34:37
>>944

私の書き方が拙かったようだ。

私は、あたが引用した

> それを公開しないのであれば、彼が今まで書いてきたこととの
> 論理的整合性がとれないのではないか、と思う読者が多数いるのは
> 間違いないように思われる。

のあとに、「そうした認識は間違っているのかもしれないが。」と続けている。

つまり、私は、私の考えが間違っているのかもしれない、ということをちゃんと認識
しているのだ。そうであれば、あなたは、私に対する「阿呆」という評価を変更せざるを
得ないのではないか?

>>945

>>944は私のことを「阿呆」と言っているだけで、
「極めて珍しい、珍奇な考え方の持ち主である」などとは言っていない。
あなたは誰に「激しく同意」しているのだ?

自分の考えたことを他人が書いたかのように装う責任転嫁は、
もっとも反大西的行為と言えないかね?
947吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 13:28:50
読解力のない人だということがわかったので、スルーでお願いします。
948吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 19:55:06
>>946の人ははそんなにおかしくないだろ?
ただ大西巨人が全ての心内を一貫して晒してきたわけじゃないから
金銭事情についても公表するべきかは良く判らない。
ただ生活保護についてははっきりと恥じるべき事では無いといってた。
949吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 20:04:19
その話題はもう終わりました
950吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 20:19:45
カルスタではなく思想家や文学者の研究では普通にそこまで求められる
マキャベッリなんて奥さんに書いたラブレターまでが議論の対象だもんな(笑
ただ、生前にそういったプライバシーに関する事項の公開を求めたり、
それをしなければ糾弾されるだろう、と暗に脅しをかけるのは如何なものか?
何よりも小説家は私人であり、であるがゆえに小説は小説(私説)足りえるのだが?
そうでなければ、我々が新聞の投書欄や掲示板で私説を述べる際にも
家計簿や日記帳を付記しなければならなくなるのだが、
私はもちろん>>943氏が自らの家計簿を公開する必要があるのだろうか?
951吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 20:37:58
>>950
誰もあんたの見たくないよ。
他の小説家も正直興味ない。
ただ大西さんの小説の性質が情報開示者を呼び寄せるものだ。
952吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 21:35:58
大西巨人の小説の性質が情報開示者を呼び寄せるからといって、彼本人の情報を開示しなければならない理由はなかろう

一国のトップも過去の自分の発言を自分に向けたら辞任しなきゃおかしいが、今現に彼は全く辞任する気配を発してないしwww
953吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 21:45:20
>>951
ほう、兎は狩られることを好むがゆえに狩られるとでも?
>>951は愉快な人だな
954吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 21:48:31
>>952
当然義務は無いでしょう。しかし必要があるかというと私は判らない。
私には必要では無いけれど他の誰かが必要と感じても不思議ではない。
そもそも大西氏が情報の開示を忌避するとは思えないし
怪しい出納が有るとも思わない。
955吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 23:11:51
>>953
どういたしまして
956吾輩は名無しである:2009/12/18(金) 11:46:04
話しを小説に戻して。

神聖喜劇の次にオススメの中長編はどれでしょうか?時間が取れそうなので
久しぶりに読んでみたいです。
957吾輩は名無しである:2009/12/18(金) 13:54:15
長編『三位一体の神話』や短編集『五里霧』あたりでどうか
どっちも文庫で入手しやすい
958吾輩は名無しである:2009/12/18(金) 15:46:13
>>957
大きな図書館が近くに有りますのでほとんど読むことは出来ます。
三位一体も候補に入ってたんで読んでみます。
有難うございます。
959吾輩は名無しである:2009/12/25(金) 16:44:23
大西さんの他に徹底した視線をお持ちの小説家っているんですか?
是非読んでみたいのですが。
960吾輩は名無しである:2009/12/25(金) 20:17:10
「徹底した視線」って…
961吾輩は名無しである:2009/12/25(金) 20:32:55
>>960
判りにくかったですね。
鎌田氏やスガ氏がついもらしてしまうような感嘆を齎す、
大西氏の戦後の執拗な自省と一貫した俗情への批判等、
正しい在り方の希求の徹底した視線です。
962吾輩は名無しである:2009/12/25(金) 21:49:14
左翼的な意味合いでの思索の徹底性という事かな?
共産党内部の党派性批判なら中野重治や平野謙がいるだろうし、
それとやや外れた戦後社会批判なら
杉浦明平や夏堀正元がいるのかな?
このあたりならスガや鎌田も一定の評価を与えていると思うし、
書き手(=自意識)の分裂ということを主題に思索を徹底化した人なら
藤枝静男や後藤明生がいるな。
でもまあ、巨人は別格だな。
963吾輩は名無しである:2009/12/26(土) 08:10:39
スガはそれほど認めていないし、鎌田の大西評価は俗情に発したもの。

論理の勝ちすぎる文章だから格が違うと錯覚してしまうだけで、
それほど大きな存在ではないよ。

神聖喜劇が傑作なのは認める。
9640963:2009/12/26(土) 12:41:26
誤 神聖喜劇が傑作なのは認める。
正 神聖喜劇が傑作なのは認めてやってもいい。
965吾輩は名無しである:2009/12/26(土) 20:43:14
>>964
大作はあっても
論理や構成がしっかりした作家は他にいないでしょう?
それがいいかどうかは別としてさ、
そんな作家は日本では巨人だけなんだよね。
だから、>>962で別格としたんだよ。
966吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 00:16:57
>>962
左翼という枠を取り払ってです。
藤枝さんも後藤さんも大好きだけどなんか違います。
967吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 00:20:33
日常に倦んで挫けそうになったとき遥か前方に微かに見える大西さんの背中に勇気づけられる。
そんな現役小説家は他に知らないんで。
968吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 00:28:02
>>966
外国で似ている作家というと、ムージルやブロッホなのかな?
高橋源一郎はJ・ヘラーが巨人に似ていると言っていたが、
これは違うと思う。
969吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 09:08:04
>>968
度々すいませんがムージルもブロッホも違うんですよね。
ヘラーは読んだことないんで読んでみます。
特性の無い男は似ているように感じますけど決定的な所で違うように感じます。
どう違うのかは言葉にすると随分胡乱になるんでもうちょっと自分で考えてみます。
970吾輩は名無しである:2009/12/28(月) 09:27:36
>>969
なんか判るな。
小説家では珍しいよね。思想家や活動家にはいるかもしれないけどね。
971吾輩は名無しである:2009/12/28(月) 09:29:01
>>964
ではどのような小説が文句なしの傑作だと思いますか?
972吾輩は名無しである:2009/12/29(火) 23:41:36
規制阻止
973吾輩は名無しである:2009/12/30(水) 15:03:54
まだ規制?
974吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 15:56:45
今年もお世話になりました。
975吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 19:24:31
明けましておめでとう
976吾輩は名無しである:2010/01/02(土) 23:30:41

977吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 17:32:38
978吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 22:07:54
新作まだかな?
979吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 19:22:20
?
980吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 02:08:33
!
981吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 09:03:08
oooooooo
982吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 10:31:17
巨人さんは学歴なんて人間の能力と無関係、みたいな事を発言されていますが、
熱心な読者の皆さんは学歴に関してどう考えていますか?
自分は無名私大卒なのですが、就職先の社員に、なぜか高学歴(国立、有名私大出身)が
多く、かなり肩身が狭い思いをしています(というよりは負い目に近い感情です)。
今までは高卒者や、自分より偏差値の低い学校卒の人間に対して優越感など抱いた事なんて
ない思っていたのですが、今私が感じている「負い目」は、自分が知らず知らず
低学歴者を差別(ないし侮蔑、とまで言わぬまでも・・・)していたという事なのでしょうか。
983吾輩は名無しである
関係ある場合もあるし、無い場合もある