ジョルジュ・バタイユ

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1吾輩は名無しである
意外にもスレがないのでたててみました

関連スレ
◎◎◎ ジョルジュ・バタイユ ◎◎◎
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1082725020/
2吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 20:08:36
>>1
3吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 20:15:42
>>2
有難う
4吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 20:29:15
>>1


ブランショなんかもないな。

ブランショを理解する
http://mimizun.com:81/2chlog/book/book.2ch.net/test/read.cgi/book/1022362363/
5吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 20:32:03
ニューアカ時代にちょっと流行ってたけど、今でも読んでる椰子いるの?
6吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 20:33:10
ブランショスレはあるよ。

Maurice Blanchot,L'ecriture du desastre
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1039370945/
7吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 23:03:59
三島も晩年にバタイユからの影響を隠さずにいたし、酒鬼薔薇やタリウム少女の事件にもバタイユは生きているでしょう。異様な殺戮によって〈不可能な存在〉を狙うという発想はバタイユじゃないかな。価値形態からの逸脱を狙うという発想としてね。
8吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 23:09:04
〈不可能な存在〉を狙うバタイユ,存在忘却からの想起を狙うハイデガー,この人達の思想は異常な事件の中に今も息づいていると思える。その辺を脳裏に描きながら読むと物凄く面白い。
9吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 23:20:56
《しかし、これらの見たところ単に有害なもの、そして語り拒むものすべて(…技術の支配を指す)から、有の本質に対する全く別の観入が発源し、有それ自体が拒絶として自らを〔覆いを除いて〕露呈させるとすれば、あるいはともかく響きへもたらすとすれば、→
10吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 23:24:01
→どうであろうか。》これは『哲学への寄与』邦訳P.138-139にある一文である。《有それ自体が拒絶として自らを露呈させる》とは何を指しているのか。つまりは〈死〉他者の死,或は私の死ではないのか。
11吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 00:03:15
『呪われた部分』は良いね。
12吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 02:01:38
『眼球譚』(河出文庫)と『マダム・エドワルダ』(角川文庫)を一緒に買って(´・ω・`)
13吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 10:44:55
>>12
なぜ?
14吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 16:22:08
「眼球譚」はいいね。
ただホントに理解するとなるとめちゃくちゃ時間掛かりそうな気がする。
15吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 19:29:30
>>1
関連スレ追加

【思想家にして】ジョルジュ・バタイユ【ポルノ作家】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroacademy/1092802197/
16吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 19:33:44
ランスの大聖堂面白いですか?
呪われた部分しかよんでないです。
17吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 22:27:03
バタイユって無神学大全以降が面白いんじゃないの?
18吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 23:40:19
>>17
例えば?
19吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 23:48:14
バタイユはエロがわかってない。
20吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 00:30:30
>>13
『眼球譚』は『マダムエドワルダ』にも所収してあったの。河出版と訳も一緒。
21吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 16:47:23
「ニーチェについて」や「有罪者」は文庫にならないのかなあ。
22吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 16:57:41
バタイユじゃ勃たない
23吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 07:40:21
『エロティシズム』イイよ〜 (・∀・)イイ!!
24吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 07:42:58
おまえらにバタやんが理解出来るのか!?
25吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 09:00:10
バタやんマンセー!(^o^)丿
26sage:2005/12/14(水) 17:18:35
>>16
「ランスの大聖堂」は、
バタイユのモノグラフィ的研究をする時は
必須の文献だけど、
ふつうの人は読む必要なし。
27吾輩は名無しである:2005/12/17(土) 03:30:42
>>26
そう? 結構読みどころあるよ。まあ読みどころ以外の方が圧倒的だけど。
28吾輩は名無しである:2005/12/20(火) 11:02:49
ちくま文庫はそろそろバタイユ全集と文庫の表紙に銘打っていい頃だな。
29吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 12:11:11
非-知、読んでるので揚げ
30吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 00:09:26
太陽肛門てけっこう大事な作品だよ。
あと興味ぶかいのはトレヴィル版エロスの涙。
書簡の内容がね、割と
人間関係を知るのにいいかなあと思うんだけど。
31名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 17:58:02
あけ
32名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 19:33:35
「ランスの大聖堂」が
もうすこし発売日より
早く出ていたら
靖国神社と対比的にとらえる関連で
どこか雑誌に論考が載って
いたかも知れないね。
33名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 21:01:59
               ,.. -──- 、.
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    /ノ~    i  |      ::| i::      i    :|  ヽ  /
   (     i   |      :| iヽ:      '、     |   ヽ |
34名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 10:23:26
kimoi
35関場 ◆dhJAsyE57E :2006/01/05(木) 18:20:43
こんにちは
「日本文学の革命」という文学運動をやっている関場というものです
(「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば一発で出てきますので、見てください)


ジョルジュ・バタイユは岡本太郎のパリ時代の同志だったそうですね

いったいどういう思想を持っていたんでしょうか?

興味があるので、どうか教えてください
本読め。自力で調べる力も無いのか。
37関場 ◆dhJAsyE57E :2006/01/05(木) 18:31:47
教えてくれてもいいじゃないか
>>37
バタイユの『エロティシズム』でもよんでみれば?
39名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 19:04:41
読まないで欲しいなあ。
40名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 19:55:09
仮に入門書からはいって、
それから著作読んで
「ああわかった」
ってすぐになれる奴はそうそういないよ。
その発想自体はじつに単純だけども。
>>7
逸脱は規範を前提としているので、それ自体としては無価値。
殺戮はとどのつまり、ただの殺戮であって、一瞬価値を転倒できる
かも知れないが、すぐ「意味」に満ちたイマージュになってしまう。

「逸脱することで不可能性を『狙う』」ということはできない。
バタやんが自分の思想を体系化できなかったのは、
彼が伝えたいのは分節化され、自然から不連続なものとして
切り離された個としての存在者が、
分節を突き破り言語以前の連続性に融けていく「体験」であって、
「体験」を体系化することは即ち、言語によって体験を分節すること
だから。あくまで「体験への手引き」しか書けない。
(これは西洋哲学よりも東西の様々な宗教思想に近い)
それで哲学者が神懸かりになったようなあの訳わからん書物になる。
42関場 ◆dhJAsyE57E :2006/01/06(金) 04:10:16
ジョルジュ・バタイユは岡本太郎に対して

「われわれは癌のように痛みを与えずに社会に侵入して、社会をひっくり返す
 無痛の革命だ」

と述べていますが

その辺のことはどうです?
46名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 21:40:33
読書猿がウゼーーーーーーー
読書猿がどうかしたのか?
48名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/16(月) 21:09:23
岡本太郎は、バタイユの結社「アセファル」に入っていた。太郎とバタイユ
ならそのあたりから読んでいくといい。
49弧高の鬼才:2006/01/22(日) 02:42:46
保守
50名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 11:59:39
『眼球潭』初めて読んだのが夕暮れのDenneys.そこでアレを読んだ私は冒頭から激しく勃起した。ひどく小市民的なファミレス空間で背徳的な欲情に駆られていたあの時間が妙に残っているのである。
51名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 12:15:12
ちなみに私が最もお気に入りの場面は、主人公とシモーヌが叢で汚らわしい行為に没頭してる中、可憐でウブなマルセルに見つかり、同時にマルセルに襲い掛かり、脱がせ、マルセルもまた背徳の仲間にしてしまうシーンである。シモーヌもマルセルも“一本の竿を奪い合う”。
52名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 12:21:23
もう一つのお気に入りは、主人公達が家で乱交に及んだ所へやはり“可憐でウブな”マルセルがやってきて、乱交を目撃したマルセルが洋服ダンスに潜り込み、大声あげてオナニーに耽りだし、最後イク瞬間、長々と小便を漏らし、タンスの中から小便が流れだすシーンである。
おおらかでいいね!
54名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 00:48:48
霊的交通説についてどう思う?
眼球譚しか読んだ事ないんだけど
この人の作品はだいたいこんな感じにエロいの?
56名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 01:00:08
マダム・エドワルダなんてもう・・・
57名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 01:13:26
さうだなう
読んでも昂奮を覚えないけどね。
59名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 06:31:39
マダム・エドワルダのテーマって何?
涜神、かな。つまらんけど。
61名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 08:45:31
神に当たるのはなんですか???
マダムじゃなくて、キリスト教における「神」ですか?
62名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 13:36:03
63名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 14:15:45
とくしんだけでテーマになるか?
テーマの意味を分かってないようだ
いわゆる
>>63 テーマ=主題
ゴッド
67名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 00:39:59
キリスト教に影響を受けながらも
「無神学大全」ではその題名どおり徹底的に
無神論的な立場でものを書いています。しかし
そうでありながらどこか神秘性に向かうような。
68名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 08:04:29
マダムエドワルダのオチは何ですか?
69名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 10:05:14
なんかつぶやいておわるんだっけ?
よくわからないけど、結局最後にどういう真理に行き当たったの???????
70名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 11:36:48
何だかんだ言った挙句
「俺はまだふるえている。」で終わりだったと思う
71名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 01:54:23
まあ作品の出来としては、
『空の青み』>『眼球潭』>『マダム・エドワルダ』
かな。
72名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 08:25:41
空の青みのあらすじ教えろや
73名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 09:46:06
74名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/11(土) 18:00:11
挙げ
75吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 00:07:51
C神父はどうなん?
76吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 00:17:55
バタイユ。
名前だけ聞くと高カロリーで血糖値が高そう。
77吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 01:39:59
おい先生
いつまで俺の女房と乳繰り合ってんだ
78吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 03:52:44
てバルトに言ったとか言わないとか。
79吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 08:41:06
デリダじゃなかった?
80吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 09:04:35
デリダは活動年代がバタイユより後だね。バタイユは1962年に他界してる。“デリダの出発点”と浅田彰が呼ぶ『幾何学の起源』の序文附き翻訳がその1962年。あと、調べたところ、元バタイユ夫人と結婚したのはバルトじゃなくジャック・ラカンだな。
81吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 12:23:30
そうとうエロい人だったんだろうな多分
82吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 13:26:45
難解すぎてさっぱりですね
83吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 22:28:23
ある瞬間に一気にわかる
84吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 00:22:01
元バタイユ夫人とラカンの関係を
クロソフスキーが描いたとか描かなかったとか
85吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 01:01:03
「ラカンのところで過ごした夏」
86吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 23:12:24
バタイユとラカンは女房を贈与するほど仲がよかったからな。ラカンもそうとう
バタイユ思想にはインスパイヤされている。アンリ・ヴァロンから鏡像段階も
インスパイヤされるし、なかなかの才人だったようだ。
87吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 23:46:34
哲学板のヘンな盛り上がり方なんだアリャ
バタイユに触れてまだ年数浅いと見た
俺もかつてはあんな感じだったからわかるけれども
88吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 23:56:24
たぶんあれ、
俺がH大でバタイユ熱に先鞭つけてから読み始めたやつらだと思う。
ヘーゲルやヒュームのが断然格上だね。
バタイユは哲学者じゃないし
書いたものはいつも誰かを批判しているようで批判になっていないという。
あと、みんな気付いてないけどバタイユはヘーゲルなんて読んでないよ(笑)マジで(笑)
89吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 00:08:30
別に難解でもない
90吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 07:14:05
うん
91吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 19:21:45
ヘーゲルなんざ読む意味無し!
92吾輩は名無しである:2006/02/27(月) 23:23:26
バタイユはドイツ語は読めたとハンス・マイヤーが証言している。
ル・ブレールのバタイユが借りた図書目録によれば、ヘーゲルも読んだ形跡
はあるんだけどな。コジェーヴのヘーゲルがメインであったことは事実。
コジェーヴのヘーゲル像の問題については、『コジェーヴからヘーゲルへ』
に詳しい。
93吾輩は名無しである:2006/02/27(月) 23:44:08
バタイユとあわせて岡本太郎もどうぞ
94ばたい湯:2006/03/03(金) 23:02:04
はびばのんの
95吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 23:01:50
248 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2006/03/07(火) 18:15:38
4月新刊
「古事記注釈」(7) 西郷信綱
「益田勝実の仕事」(4) 益田勝実
「トクヴィル―民主主義の三つの学校」 小山 勉
「ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む」 野矢茂樹
「聖なる陰謀―アセファル資料集」 ジョルジュ・バタイユ吉田 裕
「πの歴史」 ペートル・ベックマン 田尾陽一ほか
96吾輩は名無しである:2006/03/09(木) 09:02:45
>94
目が点
97吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 00:10:17
バタイユスレっていろんな板に散らばってねぇ?


『ランスの大聖堂』は地味に面白かった
98吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 21:26:36
PINKな学問板にも、バタイユスレあるよ
99吾輩は名無しである:2006/03/11(土) 22:34:12
ちくま学芸文庫出しすぎじゃね?
100吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 01:29:34
「聖なる陰謀―アセファル資料集」で何冊目の文庫?
101吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 11:42:09
また出んのかよ!!
バタイユ文庫化されまくりだな
102吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 15:40:30
編集者にバタイユヲタがいるんだろうな
103吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 15:46:27
バタイユ的なものが現代で求められてる証
104吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 16:11:48
エロスの涙が出た時も驚いた
105吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 17:11:06
哲学村ではバタイユってホットな思想家なの?
106吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 17:17:33
哲学村でも文学村でも宗教村でも扱うに手に余る
107吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 17:33:35
エロス村でもちょっと扱いに困るな
108吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 17:36:39
美術村でも手に余る
109吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 21:29:15
『ランスの大聖堂』の「半睡状態(まどろみ)について」にあるように
作品より存在の(険しい道の)方へ向かって行った人だからね
しかも決してサルトル的実存的意味ではなく
110吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 21:34:41
ロザリンド・クラウスやディディ=ユベルマンによって再評価されてるね。
111吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 21:44:40
どう再評価されてるのか詳しく
てかその人らの名、初めて聞いた
112吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 23:44:00
ディディ=ユベルマンはこれから日本でもブレイクしそうな批評家だね。
113吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 00:18:49
>>111
二人とも美術批評家・研究者だよ。クラウスはアメリカ人。オクトーバー派の総帥。
ユベルマンはフランス人。

どう評価されてるかまではおれの手に余るなあw
クラウスは「アンフォルム」という概念に注目してる。いずれ『アンフォルム』という本が翻訳されるはず。

>>112
そうだね。面白いよね。
でも最近翻訳された新著は高すぎだ。ヴァールブルク論。
114吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 10:48:26
1万円くらいだっけな。高いよなあ
115吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 00:19:10
ユベルマンはとっくにブレイクしてるだろ。翻訳が少ないからアレだが。
本国ではオタク的なところが傍流あつかいだが、リスペクトされている
学者の一人であることは間違いない。
116吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 00:21:08
日本での話だろ、ユベルマンは。
日本ではまだブレイクしてないよ。
117吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 16:16:29
>>115
そのぐらい言われなくたって知ってるよ。いちいち知ったかぶりするな。
118吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 17:11:03
>>107
エートル叢書の「無頭人(アセファル) 」は『アセファル』第1ー4号の全訳だけど、
ちくま学芸は新訳あるんだろうか。
119吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 18:23:40
なぜ>>107なのか
無為の共同体がなせる業なのだろうか?
120吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 19:28:45
そういえばナンシーがもうすぐ来日するらしいね。
121吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 22:43:26
死んだだろ。消しゴムの人。
122吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 22:44:49
探偵物語のか?
123吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 22:54:58
どうもここはサッパリでんな。
バタイユは大好きな作家だが、語ることは難しい作家なのかな。
124吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 00:01:58
>>121
つまんね
125吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 03:11:45
http://wwwsoc.nii.ac.jp/sjllf/links/ken-bataille06p.html
こんなのあるんだねえ
行ってみたいが高卒としてはどうも気が引ける
バタイユ読者にあるまじき弱腰ぶりだが
126吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 10:47:37
>>124
長点一つもない能無しは文句しか言わないな。ここもそうか。
127吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 12:12:26
でも>>121は本当につまんないな
128吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 12:28:51
あんなもんだろう?普通。いちいち、指摘することか?
129吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 12:41:49
つまんない書き込みして突っ込まれて逆ギレか・・・
カッコワリ~
130吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 13:06:22
は?
誰のこと?128は121ではないよ。それとも、126のことか?
ま、どうでもいい話だが。
131吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 13:11:01
全然どうでもよさそうにはry
132吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 16:00:33
つまんねと言われて逆切れしてる奴が一番恥ずかしいなw
133吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 16:07:36
で、バタイユ先生と、何か関係あんのか?
134吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 00:41:31
>>125
バタイユ読者にあるまじき… ホントだよ(ry
面白そうじゃん時間あるのならいけば。
そしてここで報告とかしてくれれば嬉しい。マジ
135吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 08:17:17
age
136吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 00:33:41
学歴でびびってたら、バタイユに笑われるぞ。非知の笑い。
137吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 11:33:31
レヴェル高すぎだよ、このスレ
138吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 11:50:39
マダム・エドワルダでオナヌーしました。
みんなするよね?
139吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 11:54:07
確かにレベルたかいなあ。>>138とか
140吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 12:24:05
文学的だね
141吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 12:50:09
バター湯
142吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 12:55:40
レベルの高い書き込みが続くね。さすが!
143吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 16:00:33
バター犬
144吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 15:27:15
昔の翻訳だと「バターユ」と表記されてたりするね
145吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 16:03:12
当然ですが人名ですので最初の「バ」にアクセントがつきます
146吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 16:33:17
他にどこにアクセントがつくというんですか?
147吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 20:35:07
ジョルジョ
148吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 20:56:14
タイ
149吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 21:02:18
オナニーするなら『眼球譚』じゃないかねえ。ウブなマルセルが草原で貪り合う二人を見付け、呆然としてるとこへ襲い掛かり、全裸にし絡み合う。マルセルの穴をシモーヌがほじくる、マルセルは「私」の棹をシモーヌと奪い合う、てとこ。数回は抜けたね。
150吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 22:42:40
わざわざオナニーするより
集中して読むだけのほうが脳内麻薬ドピュドピュ出ると思うんだが
151吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 23:39:36
まだ16歳、そういう時期もあんじゃないの?
152吾輩は名無しである:2006/04/14(金) 06:59:37
1616あるさ
153吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 11:58:12
age
154吾輩は名無しである:2006/05/31(水) 02:27:02
高校生のときならバタイユの小説でオナニーしますた。
155吾輩は名無しである:2006/06/23(金) 00:25:50
ヲナぬーなら男性はサドのほうがいいんじゃないの?
バタイユでヲナぬーってんなあほな
156吾輩は名無しである:2006/06/23(金) 00:45:51
このスレ圧倒的に男性が多いんでしょうけど、歳とってからバタイユ読むの辛くないですか?
なんかこう、精神的に辛いかな。
157吾輩は名無しである:2006/06/24(土) 22:55:53
『聖なる陰謀―アセファル資料集』どうでした?
509ページもあるらしいけど現代思潮社のとどう違うんでしょう?
158吾輩は名無しである:2006/06/27(火) 04:12:55
バタイユとかサドとか読むの女が多い件
159吾輩は名無しである:2006/06/27(火) 07:05:29
それは腐女子
ヴィレッジ・ヴァンガードで三島由紀夫や夢野久作を立ち読みしてる
160吾輩は名無しである:2006/07/05(水) 21:33:17
バタイユ原作の映画「ママン」見た人いる?
http://www.at-e.co.jp/maman/
161吾輩は名無しである:2006/07/06(木) 02:32:36
それ映画板の黒沢清スレで知ったよ
バタイユ作品を映像化する野心は買いたいけど
はたして映像化する意味があるかどうかと言えば疑問
いや見てはいないんだけどね
162吾輩は名無しである:2006/07/06(木) 03:26:06
キネマ旬報で、レビューの対象になってたな
163吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 10:55:56
age
164吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 13:40:31
>>159
腐ってないってorz
Sっ気があるだけだよー
165吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 13:27:41
>>160

○ 7/15〜8/11 銀座テアトルシネマ レイトショー
R18指定
21時20分〜23時15分
終電ぎりぎり・・・帰ったら翌日
なんでこんなに開始時間が遅いのかな、、、?
166吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 13:34:46
保守
167吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 23:01:33
死守
168吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 13:27:50
こんど新訳で眼球譚が「目玉の話」ってんで出たじゃん。
かなり読みやすくなったって話だよ。
169吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 13:33:55
読みやすさをやたらと売りにするだけの改訳本にはうんざりだ。
170吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 14:46:29
読みにくさをやたらに売りにする旧訳本にはうんざりだ。
特にリラダン
171吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 14:49:10
>>170
>読みにくさをやたらに売りにする

読みにくさは売りにはならないだろ
172吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 17:04:45
で、あなたは読んだの?
173吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 02:43:20
よんだけど、正直よくわからんかった、
目玉の話もエドワルダも。
どう解釈するのが一般的なの?
174吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 00:18:28
神への冒涜がエロスを掻き立てる。
175吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 15:53:44
エロスの涙は、とてもいい!
176吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 16:24:42
馬体湯の秘密結社ってなんだったけな
あれはに笑ったよ
177吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 19:20:09
>>176
アセファル(無頭人)でしょ。
バタイユのほかにクロソウスキー兄弟とかも参加してた。
この三人だけでもすげえ結社だと思うけどな。
それにアセファルなくしてニーチェの復権もなかったんじゃないかなぁ。
いずれにしろ、現代思想にかなりの影響をあたえてるはず。

しかしまあ、あのカバラっぽいノリは、
いまとなってはたしかに恥ずかしいかもね。
178ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/26(木) 03:41:38
読んだけどつまらんかった
蹴りたいピアスのコはこんなもんに感激したのか
高校生の頃に読んだってんならわかる気もするが
それにしても過激なだけで文学作品としては論外
179吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 04:14:30
>>30
『エロスの涙』で注目すべきは、書簡よりも図版と写真だろう。
中でも、三島由紀夫が死ぬ一週間前の古林尚との対談でもなお
深い関心を寄せて語ったことで有名な数葉の写真…
あれらは圧巻。

三島由紀夫が
自死へのスプリング・ボードとなる唯識論に深く傾倒した背後には
バタイユ経由で接したあの写真の存在が大きく作用したとみる。

ーー人間の「死」とはそも何であるのか?ーー存在の究極では
エロスとタナトスが甘美な結合の内に昇華するのか?−−
まがまがしく進行する公開処刑の「死の表情」を細部まで撮した写真は、
見る者(=まだ生きている人間)に吐き気をもよおさせると同時に
眼を逸らすことを許さない不思議な蠱惑にみちている。
180吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 04:15:59
>>1-10
いま眼についた。遅まきながら、良いスレだな。
181吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 08:42:55
サドとかクロソウスキーなんかただの変態でしょ?
文学的文脈で彼らの仕事が評価されるのがなぜ
なのか、理解するのは時間がかかるし難しいよ。
182吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 15:57:41
>ただの変態
変態にただも糞もあるか。
それだけで値打ちがあるんだよ。
183吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 18:12:06
気持ち悪かった
人におすすめできない
読む必要もないと思う
184吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 21:17:11
あーぁ、言っちゃった。
185吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 05:46:26
ベリーズ工房を聴きながらバタイユを読む俺が来ましたよ
186吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 16:11:34
>>185
おお同志!
みやびの乳首には驚いたな
187名無し募集中。。。:2006/11/12(日) 17:02:12
>>185-186
僕はれいなヲタです
よろしく
188吾輩は名無しである:2006/12/05(火) 22:05:45
バタイユ読んでた風俗嬢は元気にしてるかな……と、ふと思った。
189吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 01:37:25
バタイユ好きの風俗嬢・・・・だとなんか楽しい気分になれるけど
バタイユ好きの医者、とかナースだと不安になるのはなぜだろう
((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
190吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 22:41:42
ここってこんなレベルか。
191吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 22:46:08
お嬢ちゃん、お坊ちゃんがバタイユを語る時代になったのか。
アホくさい。
192吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 22:57:11
うれしくなっちゃうなー
193吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 16:48:24
バタイユに洗脳されて女の体にしか興味がなくなった
194吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 07:15:06
>>193
やばいね
195吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 04:03:09
>>193はバタイユに洗脳されてるというよりは、
バタイユを誤読している可能性の方が高い
と思う
196吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 05:45:20
安川奈緒
197吾輩は名無しである :2007/01/27(土) 21:58:40
「眼球譚」こと「目玉の話」
キモ杉
198吾輩は名無しである:2007/01/31(水) 19:27:52
age
199吾輩は名無しである:2007/02/01(木) 10:13:55
>>195は押し付けがましくてうざがられるタイプの可能性が高い
と思う
200吾輩は名無しである:2007/02/01(木) 14:18:12
エロ
201吾輩は名無しである:2007/02/02(金) 07:18:51
確かに眼球譚はエロかった。
読みながら我慢しきれずオナった高2の夏・・・
202吾輩は名無しである:2007/02/02(金) 11:34:33
チョルチュマタイユ
203:「KEMANAI」@タコシェ:2007/03/16(金) 01:01:04
雨も振ってないのに雨傘を開いて哄笑したっていう描写はどの作品だっけ?
204吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 15:11:21
マダム・エドワルダでしょ
205吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 21:27:08
雨降ってて哄笑するのは「雨に唄えば」
206吾輩は名無しである:2007/05/10(木) 17:52:37
ぼろぎれ、って表現が好いよね。
207吾輩は名無しである:2007/05/16(水) 23:59:40
あたしのぼろぞうきんを見てというおまんこの表現は的確なのか?
ぼろ雑巾というのはひどすぎるし俺は見たくもないのだが、
ぼろ雑巾という比喩になにか意味があるのでしょうか?
教えてほしい。
208吾輩は名無しである:2007/05/17(木) 13:08:04
>>207
写実的な表現として考えても「ぼろ雑巾」って、意外とあってるんじゃね?
209吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 07:58:04
あげ
210吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 19:14:04
211吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 05:36:06
>>207
シフォンじゃないのか?
212吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 20:45:54
   ___l___   /、`二//-‐''"´::l|::l       l! ';!u ';/:::l ', ';::::::l ';:::::i:::::
   ノ l Jヽ   レ/::/ /:イ:\/l:l l::l   u   !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l:::::
    ノヌ     レ  /:l l:::::lヽ|l l:l し      !/  ';:l,、-‐、::::l ';::::l::::
    / ヽ、_      /::l l:::::l  l\l      ヽ-'  / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::
   ム ヒ       /::::l/l::::lニ‐-、``        / /;;;;;;;;;;;;;ヽ!   i::::l:::
   月 ヒ      /i::/  l::l;;;;;ヽ \             i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l   l::l:::
   ノ l ヽヽノ    /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;',               ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    l:l::
      ̄ ̄    /::::;ィ::l. l;;;;!;;;;;;;;;;;l            `‐--‐'´.....:::::::::!l
   __|_ ヽヽ   /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ....      し   :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l
    | ー      /::::l';!::::::::::::::::::::  u               ', i ノ l
    | ヽー     /イ';::l          ’         し u.  i l  l
     |       /';:';:!,.イ   し    入               l l U
     |      /,、-'´/ し      /  ヽ、   u    し ,' ,'  l
     |        /l し     _,.ノ     `フ"       ,' ,'  ,ィ::/:
     |       /::::::ヽ       ヽ    /     し ,' ,' / l::
     |      /::::::::::::`‐、 し      ',  /    u   ,、-'´  l,、-
     |      ``‐-、._::::::::::` ‐ 、     ',/       , -'´`'´ ,-'´
     |      _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´  u /
   | | | |    \ l::/ l::::::/リ ';:::::lリ:::::l';:::l l:l:::::l\  u /
   | | | |

213吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 00:40:21
近々バタイユを初めて読もうと思っています。
バタイユのお勧めの小説を3つ教えてください。
参考にしたいです。
214吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 13:04:49
「眼球譚」「マダム・エドワルダ」はきまりだろ?
あとひとつ何よ?
↓↓↓
215吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 14:56:23
C神父
216吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 15:45:07
俺は小説でなく『内的体験』から入った
その前に夜想のシュルレアリスム特集の「シュルレアリスム、その日その日」でバタイユの存在を知ったが
217吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 23:58:15
空の青さ、だっけ? あれは眼球 マダムの次じゃない?
218吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 12:03:18
とりあえずはさ、眼球譚とマダム・エドワルダを呼んでいれば良いよ。
219吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 14:42:12
大昔、少年アシベというマンガでバタイユを知った私が通りますよw
220吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 16:44:27
ミシェル・バタイユっていなかったか?
221吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 17:22:27
クリストフ・バタイユなら聞いたことあるが
222吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 18:25:08
>>219
ナカーマ!テラナツカシス(・ω・)

「バタイユってけっこうエッチじゃん。ほかにこういうのないの?」
「サドのソドムの120日なんかどう?」

みたいな流れでしたよねw てかカンジくんがフランス語できるのに吹いたw
223吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 00:32:10
>>220
ある。
昔の角川文庫からも、『クリスマス・ツリー』という本が出てたっつうか
俺持ってる、まだ読んじゃいないが、なんでも、バケーション先のコルシカ島
上空で突如として核を積んだ飛行機が爆発し、けっか父とその十歳になる息子
パスカルは被爆してしまい、そして…、といった感じの話らしい。
224吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 08:42:31
>>222
白鳥さんみたいなOLってのは絶滅危惧種なんだろうね。

>>223
それだけ聞くと微妙にあてこすりとして成立していそうな
あらすじだ…、って過去のベストセラーで映画化済みか。
チェックしてみよう。
225吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 02:31:15
角川のバタイユ集が一番だね。
まだむ がんきゅう ししゃ が入ってるやつ。
226吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 19:33:43
225の文庫は天井がギザギザですか?
227吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 15:06:05
死者 ってバーセルミみたいな、フラグメンタルなやつだよな。あれは大傑作だ。だれか短編映画化してくれないだろうか。
228吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 03:46:00
バタイユの「死神」はすばらしくシステマティックな作品。最近のゆとり世代は、ああいう断章形式の小説の緻密な概念連続たとしてのエクリチュールを感覚で楽しむ能力はないと思われる。
ミステリが売れる国だからな。つまり左脳型論理主義の読者の多い日本はまじで、知性も感性も低い。
229吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 03:46:40
間違えた 死者 だ。
230吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 19:47:36
これはひどいw
231吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 20:59:45
吹いたwwwwwwwwww
232お腹いっぱい:2007/10/30(火) 21:05:15
ミステリ=知性も感性も低い。その紋切り型の感性に乾杯!
233吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 03:07:07
マダム・エドワルダの完全版って出ないんですかね?文庫本で。
234吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 15:38:14
>>233
「聖なる神」のこと言ってるの?
235吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 22:28:58
中条省平さんと野崎歓さんが古典新訳について語り合うんだね。
毎日ホールで12月1日(土)。
無料だって。
東京や東京近辺の人が羨ましいよ。
236吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 19:45:12
237吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 18:29:55
興味があるんだが、何から読み始めたほうがいいかね。
オススメ教えてくれ
238吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 11:44:03
眼球譚
239吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 16:05:33
こいつの小説、萌える純文学とかいう本に載ってた。
240吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 14:43:30
最近買ったよ
エロティシズム
翻訳が最悪
241吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 23:24:21
242吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 20:17:34
À
243吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 23:53:30
エロスの涙はどういう内容ですか?
244吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 23:43:40
エロティシズム
原文がないし
この野郎
245吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 00:29:25
翻訳が最悪だと思われる「エロティシズム」は
渋沢訳(二見書房)か、別の訳(ちくま学芸文庫)か、
どちらでしょう?
246吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 23:45:54
>>245
ちくま
247吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 12:47:32
澁澤訳の方が話にならないのですが
248吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 12:53:13
>>246はバカなんでしょ
249吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 05:49:13
>>100-108
(´_ゝ`)
250吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 01:24:35
呪われた部分が欲しい。バタイユはほとんど借り物で一読しただけだから再読できないんです。
でも1冊1冊が1500円とかじゃないですか?他にも欲しい本あるし、欲しいのは本だけじゃないし、
貧乏な私にはいっぱいいっぱい。1冊500円、ワンコインにして欲しい。
251吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 00:37:13
著作集高くて呪われた部分しか買ってない
他にも読みたいけどね俺も
252吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 12:00:44
253吾輩は名無しである:2008/06/18(水) 12:01:54
『小説とは何か』のなかで三島由紀夫は、バタイユの「マダム・エドワルダ」について述べながら、神=母の愛の残酷さ等を語っていますが、そこに三島自身の哲学を重ねています。

「人間の神の拒否、神の否定の必死の叫びが、実は〈本心からではない〉ことをバタイユは冷酷に指摘する。
その〈本心〉こそ、バタイユの〈エロティシズム〉の核心であり、ウィーンの俗悪な精神分析学者などの遠く及ばぬエロティシズムの深淵を、われわれに切り拓いてみせてくれた人こそバタイユであった。」
254吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 17:36:27
>>253
つまり欲しい愛を得られなくてスネて、それでもなお渇望するところからエロティシズムは生まれる、と。
255エロは世界を救う:2008/06/26(木) 00:18:53
今日初めて読んだよ。新宿の喫茶店で勃起しながら。
隣に座ってきた女性がすごく素敵で彼女をイメージしながら熟読した。
途中我慢しきれず駅のトイレでしごいた。
256吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 16:03:46
>>255
wwwwwwwwwwwww
257吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 18:01:04
最近の日本人の蕩尽ぶりは至高性が足りない
258吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 18:50:49
蕩尽?
蕩尽とはほど遠い消費でしかないだろ?
259吾輩は名無しである:2008/07/18(金) 14:40:45
蕩尽理論
260吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 20:47:32
バタイユっていったら、経済学とか政治学とかもっと多面からアプローチできるのに、
ここはエロばかりで残念無念。
261吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 20:57:42
文学板だからじゃね?
262吾輩は名無しである:2008/08/16(土) 02:10:21
>>250
英訳だとネットで公開してたりするけどね。著作権大丈夫なのだろうか。
バタイユにもそんなサイトあったよ。
263吾輩は名無しである:2008/09/21(日) 09:02:25
>>106-108
……。
264吾輩は名無しである:2008/09/21(日) 10:46:13
小説は面白いけど、文芸批評家としてはどうなん?
265吾輩は名無しである:2008/09/21(日) 12:47:45
「文学と悪」とか、割と面白いじゃないですか
266吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 17:04:51
>>207
今更なので読んでいないかもしれないが、そのぼろきれって言うのはサルトル
が解釈してるね。
バタイユの思想には、ただ現実世界にテーゼとアンチテーゼとの悲劇的葛藤を
見る。人間とは絶えず諸力の葛藤の場として自らを作り出していく、その葛藤
を抱える人間のうちに暗黒の夜に向かってその傷口を開く裂け目が生じる、こ
れがバタイユが、「ぼろぎれ」という表現でもって示そうとしているものなの
だそうだ。
267吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 22:31:37
単にビラビラがジュルジュルなだけなんだろ。
>>207は童貞じゃね?
268吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 05:07:36
眼球譚の感想を誰か述べてみてくれないか
269吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 11:56:40
『死者』のほうがおもしろい。以上。
270吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 23:36:23
>>268
小五のころ感想文で書いたよ。「母さんが、シモーヌは『インラン女』だとおっしゃっていたけど
ぼくはそうは思いません。むしろどんな女の子よりも純潔だと思います。ぼくもその純潔にあやかりたいものです」
271吾輩は名無しである:2009/03/09(月) 22:01:06
神のまなざしから生涯逃れられなかったのですね
272吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 17:05:45
イケメンでよかった。
もしもブサメンだったら、これほど評価されなかったかも。
273吾輩は名無しである:2009/05/22(金) 18:27:44
スタンダール、『あるブサメンの生涯』
274吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 09:54:20
275吾輩は名無しである:2009/08/24(月) 01:57:26
バタイユ特集してるよ。
http://www.suiseisha.net/blog/
276吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 17:36:51
純然たる幸福
ジョルジュ・バタイユ 著 酒井 健 編訳
ちくま学芸文庫 文庫判 512頁 刊行 10/07 ISBN 9784480092489 JANコード 9784480092489
定価1,575 円(税込)
277吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 21:37:54
バタイユはなぜこんなに文庫化が進むのか?
二見の版権の取り方がゆるかったのか?
278吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 21:29:59
売れるからだろう。
279吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 06:01:15
そう、売れるからだ。

http://hp.kutikomi.net/mayonaka/
280吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 18:46:12

な〜に、このサイト? 踏んで大丈夫なの?
281吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 19:57:15
「真夜中ゆき」って人のサイトらしいよ。
282吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 05:59:06
2ちゃんのレスでどんなものが一番腹が立つかって何がしたいのか本気で分からない不思議なことを書き込む奴ね
>>279
そのレスは何?その全く関係ないリンクは何?何がしたいの?
283吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 08:11:44
バタイユはわからん、いちおう文庫になっているものは読んだが、どうしてもわからん、
おまえらほんとうにわかってるのか?
284吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 08:26:09
正直言って、ジョルジュ・バタイユって2流の文学者だよなw
285吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 08:40:23
生田耕作に興味があったのがきっかけで読んでみたが、眼球譚だけは普通に楽しめた
そのあとに二見書房の聖なる神を読んでみたが、こっちは話の中にバタイユ哲学が盛り込まれすぎてて途中から本気で理解不能になった。
低脳といわれようと、マダム・エドワルダの序章の時点で、何を言っているのかをどうにかを読み取るだけでも相当苦労した。
他の作品がどんなものかは分からんが、俺はこの本の途中でいったん諦めた。
処女作の眼球譚で分かりやすい文章で釣って、じわじわと読者を洗脳してやろうという作戦なのかと思ったほどだ。眼球譚から一体つぎ何を読むのが良いかむしろ教えて欲しい
286吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 09:00:16
バタイユって、正直哲学者としても微妙っていうか、
はっきり言うと2流なんだよなぁw

別に理解する内容なんてないよ。書いてある通り。
ヘーゲルとか多少、バタイユが読んだであろう、
先行する哲学の系譜は知っていたほうがいいけど
バタイユ自身の思想は2流だよ。全編、これミスティフィケーション。
アイデアがちょっと変わってるね、っていう程度。
こんなもので、「哲学」とか言われたら本当の哲学者の人が可哀相だよ

思想に対して初心者の人がはまりやすいね
287吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 11:56:41

286さんの考える1流の思想でお勧めのものを教えて
願えませんか?
288286:2009/09/25(金) 12:37:45
たぶん、ブランショは1流。同時代のベケットも戯曲家として超1流。
バタイユだけやや落ちる。
他にも1流の思想家はいくらでもいる
289吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 21:14:23
>>285
青空マジおすすめ
290吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 16:58:06
>>286
ブランショのいい作品は何(スレチスマソ)
291吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 00:30:24
バタイユを読んで勃起するなという方が
無理な注文だ。豊かな肉体の褐色の女と
やりたいものだ。
292吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 00:22:45
>>285
文学的価値云々とは別次元で言うけど、バタイユは文章を書くのが下手だと思う
解りにくく書かれたものが解りにくいのは当然だから低脳とか関係ない
むしろバタイユがすらすら解るなんてのは自分好みの解釈で悦に入ってる人だよ
293吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 19:21:18
いや
エロティシズムを読んで彼の哲学をある程度認識してからじゃないと
バタイユの文学は理解できるはずも無いんだよ
294吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 21:38:58
バタイユの哲学上の主著って何だろ?
『無神学大全』?
295吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 08:08:13
20そこそこの時に書いた、ランスの大聖堂という小編は名文だ。
296吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 18:51:58
ところで全然知らなかったんだが、眼球譚はいつのまにやら目玉の話とかいう書名になっていたんだな
なんかカッコわりーぞ。あんまり読みたいという気になれないタイトルだな
297吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 20:56:53
既訳と差別化したかったんじゃ?
光文社の新訳だし。
298吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 22:52:13
殺人衝動と性欲処理って似ているね。
女を犯す夢を見ることで激情を抑制できるからね。
女を支配する。
実際、女がイク時ってのはほんとうに逝ってるんだそうだ。
オーガズムの際、女の腹がヘコヘコ動いてる時は仮死状態にあるんだそうだ。
だから「イクー」なときは一時的に危ない状態で、あの瞬間、女は彼岸と此岸を目まぐるしく行き来しているという。
だからセックスと文学は結びつきやすいのだろう。
299吾輩は名無しである:2009/10/27(火) 00:51:38
そう、だからヒッチコックはラブシーンは殺害シーンのように、殺害は性交
のように撮った。
300守中高明:2009/10/27(火) 01:07:49
「裏窓」とか?
301吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 16:30:13
「プラトー(高原・台地)」とは、「イク」寸前の極限状態の持続である。
302吾輩は名無しである:2010/02/13(土) 13:21:46
エロを通っていない自分がエロを知りたいがために、
なんとなくエロティシズムをパラパラ見たら、今は読みたくなさそうだったんで、やめて。
このスレで見かけた眼球譚を購入、こっちは、パラパラ見たらなんとなく読めそうだなと・・・
小説自体は普段読まないんだが、あまりに内容が読んだことない感じだったんで。

それにしても「ひどい」な、、、というのがはじめに思った感想。
ま、芸術的に自分にないことを開けっぴろげに書いてるからであって悪い意味じゃないけど、驚いた。
「ひどい」は、ちょっとした自分の抵抗感を正当化したのであって、実はバタイユのほうが普通なだけかもな。
逆に言えば、自分の好きなことをこれだけ書けるってのいうのが理想かもな。
バタイユの目には美しく見える世界なのだな、いいなー俺なんて異性に抵抗感ありありの小さい世界に生きてるな。

自分はエロっていうと罪悪感で見て見ぬふりしてたけど、眼球譚を読んだら
こういうのもありなんだ、と思わせられ、小説の力って面白いなーと思ったよ。

エロティシズムは自分でエロを考えてから読みたいなと思ったんで、あとあとで読む。

までも、俺は人間の価値観ってことで一呼吸入れて読んでるけど、
分別のつかない人間がこういう系統の内容の物語を読んだら、真に受けて犯罪をしてしまうんじゃないだろうかとか思ったよ。
「この人は、バカなこと書いてる」くらいに笑って読んでます。
303吾輩は名無しである:2010/02/14(日) 04:02:26
304吾輩は名無しである:2010/03/18(木) 14:59:15
強引におまんこをほじくりながら
305吾輩は名無しである:2010/05/04(火) 18:39:54
あまりにも表現が過激だから、匿名で出版してたんだよね>小説
『不可能なもの』読んだけれど、そんな過激って感じはしなかったが。
306吾輩は名無しである:2010/05/06(木) 14:23:57
強引におまんこをほじくりながら
307吾輩は名無しである:2010/05/09(日) 02:17:40
しばしば笑いなんかで表現されてる「力」なんやけど
出産の時なんかに感じるらしい責任感からくるノイローゼの時に
子供の顔見て素直に笑う。って風に解釈したら
なぜかバタイユなのに彼の小説ばりに泣き要素を感じたw

ん〜。文体滅茶苦茶w酩酊中乙
しかもセンチメンタリズムはいってハズい
308吾輩は名無しである:2010/05/09(日) 23:53:52
強引におまんこをほじくりながら
309吾輩は名無しである:2010/05/26(水) 03:25:03
エロティシズム面白かった
直観を何とか言葉で表現しようと悪戦苦闘してるみたいで、論理性は薄かったけど
310吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 18:05:15
『ラスコーの壁画』を借りた。
311吾輩は名無しである:2010/06/25(金) 19:53:47
おまんこ大好き男
312佃煮マニア:2010/06/28(月) 15:28:53
ここ、誰かいるでしょうか?
313吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 11:43:27
ごめ
オナヌーに勤しんでた
これからは日3におさえるよ
314吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 00:41:33
バタイユ好きな人はヴェイユは読むのかな?
315佃煮マニア:2010/07/17(土) 18:27:12
読みませんねえ。ベケットとかボルヘスは読んだけど。
不幸の美学ですか?
316吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 19:15:21
>>315
激情的で、宗教的な至高性を求めるという意味ではある種の共通点が有ると思ったので。
ちなみにバタイユはヴェイユと親交が有ったらしいですよ
http://ameblo.jp/yuunagi2005/entry-10446348309.html
個人的に重力と恩寵は詩的で素晴らしいと思いました。
317吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 01:14:55
『カラマーゾフの兄弟』の中のイワンの議論。

「この壮大な塔の構築によって今まで見なかったようなどんなにすばらしい光景
があらわれるとしても、それがただひとりの子どもにただ一滴の涙を流させず
にはあがなえぬものなら、ぼくはおことわりするね。」(第5編第4の末部)

わたしは、この意見にはまったく固執する。ひとりの子どもの一滴の涙をつぐなう
にたるものとして、たとえ人がどんな理由をもち出してくるとしても、わたしはこの
涙を容認することはできない。知性によって考えつくことのできるかぎりのどんな
理由があろうと、絶対に。ただひとつの理由だけを除いて。ただし、それは超自然
的な愛によってのみ理解できるものである。すなわち、神のみこころであったとい
うことである。そして、この理由のためならば、わたしは、子どもの涙はおろか、悪
にすぎないような世界をも受け入れるだろう。
                       
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』(一章「悪」より)
318佃煮マニア:2010/07/19(月) 15:15:39
>>316
工場日記が個人的には気になりますがやっぱり代表作重力と恩寵を読んだ方がいいのかな。
美と不幸こそが真理に至るという話をしているのはどの本ですか?
319吾輩は名無しである:2010/07/19(月) 20:26:29
>>318
自分もそんなに読んだわけではないのですが
「神を待ちのぞむ」には結構そのことについて述べられていた気がします
「重力と恩寵」でも美についてかなりの考察が述べられていますが。
320吾輩は名無しである
日本語の翻訳が悪いよね。
三島由紀夫が最も親近感がある作家と言い、岡本太郎と親交が深かったと後に知り興味が沸いた。

バタイユと出会ったのは新宿の古本一だったな。空想を頭一杯に放浪してた頃、マダムエドワルダを手に取り、その序章も見て戦慄した。