神よ 願わくば私に変える事のできない物事を受け入れる落ち着きと、
変える事のできる物事を変える勇気と、
その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ。
私は宗教やらないけど、これは凄く良いと思った。
宗教関係あんのか。
444 :
吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 23:41:43
>>441 それはラインホルト・ニーバーの誓いと言って、
アル中患者が必ず暗唱させられるやつ。ヴォネガットのオリジナルではない
ヴォネガット、しきりにアル中協会みたいなのをほめたたえてるが
そんなにいいものなのか?
もしそうなら俺も入りたいものだ(アル中じゃないけど)
アルコホーリック・アノニマスは日本にもちゃんと支部がありますよ。アルコール中毒者の会。
精神病院に行くと、ポスターがはってあります。アル中じゃない人には関係ないです。
ニーバーの祈りって吾妻ひでおのなんとか日記にも出てきたよね
あと
アルコホリックなんて碌なもんじゃない、好奇心だけなら止めとけ
みなさんこんにちは。にわかファンです。
ちょっと訊きたいんですけど、ヴォネガットらしい感じの作品ってどれですか?
だからさ。カート・ヴォネガットと言ったら「スローターハウス5」が穏当です。
誰もが一度は読む価値があるからさ。踏み絵みたいなもんよ。
これがつまらないなら読む必要は無いのさ。
読んだ事のない作家でどれを読むか迷う時、
私はとりあえずAmazonで「売れている順番」を見る。
で、タイタンの妖女から入って見事にハマッてしまった。
「これぞヴォネガット!」って感じのやつ?やっぱタイタンかな?
タイタンから入って猫のゆりかご読んで非常に面白かった。
スローターハウス5はドレスデン空爆遭遇の半自伝なので
入門書としてはいささか難があるかも。
踏み絵というか地雷というか木靴というか。
ヴォネガットはどれも一緒だよ。
プレイヤーピアノ以外。
作品によって軸がぶれたりはしない作家だからな。
饒舌さでは中期が最も充実してるとは思うが。
プレイヤーピアノは傑作ですよ。ヴォネガットの若い頃の新聞社体験のいかされている名作ですよ。
是非、読んでください。私も最初は難しそうだなと思っていましたが、読み始めたら、あっと言う間に読んだよ。
良い作品ですから、仲間外れにしないでね。半ば頃から急に面白くなるからさ。
読んでみてよ。絶対に面白いからさ。損はしないよ。
本当にプレイヤーピアノは好みが正反対に分かれるなw
とりあえず「絶対に」を使うと説得力薄れるから止めた方がいいんじゃない?
プレイヤーピアノは、
SFとして読めば秀作だが
ヴォネガット作品として読むと物足りない
って感じか
言うほどSFしてないと思う
今、半導体関係の会社に勤めてるんだけど
ちょうどプレイヤーピアノ読んでて、
会社で製品の販売状況をグラフにする仕事をしてた時に
上司がアナログアナログ言ってるからつい「真空管とか?」と言ったら
ぶはッと吹き出されて、「いや…真空管はもう、やってないからwwww」
とめちゃくちゃウケてしまった。時代は変わったもんだw
笑いどころをバカの俺でもわかるように
詳しく説明してくれマンコ黒い人!!
461 :
吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 21:39:46
マンコ黒いだなんて失礼ですね!
それが人に聞く態度か!
(・∀・)
ピンク色でチャーミングなおぱんぽんの持ち主が解説
↓
それ以前に女がいるのかこのスレに
ピンク色でチャーミングなちんこの俺ならいますよ
顔はインディアン戦士に似てますがよろしいですか?
この流れにクソワロタ
このスレで初めて「おぱんぽん」という女性器呼称を知った。
勉強になるなぁ。
新潟弁では「まんじょ」。
中学生時代、「まんこっこ」という呼称を広めようとするも女子からは白眼視
京都では饅頭の事を「おまん」と言います。
ぼ、ぼぼぼかぁ、こういうながれは、よよよくないと、おもいまっす!
飛び上がって、空のお月さんとファック!
476 :
315:2006/09/17(日) 13:04:47
日本の裏側は、ほぼブラジル
シンデレラストーリーと現実の人生を黒板に折れ線グラフにして書いて話していたのには笑った。
やわな日本人作家にはヒンシュクだったろうなあ。
この講演、田中未知太郎も面白かったとどこかで書いてたような…
スラップスティック絶版なの?
ボロボロだから買い直したいんだけど
あホントだ、しかも結構良い値段ついてるね。
俺も昔に図書館で借りたきりだよ。
にしても蒸し返す訳じゃないが、
誰も九州に突っ込んでくれなくて寂しい…。
僕は晶文社の作品以外は文庫と単行本で持っているけど。一度、読むと読まないよ。
中でも「スローターハウス5」と「ジェイルバード」、一番読み返したのが
「デッドアイ・ディック」だった。暗記するほど読んだよ。「青ひげ」も面白い。
>>481 >一度、読むと読まないよ。
>一番読み返した
色々と矛盾のある人ですね
>シンデレラストーリーと現実の人生を黒板に折れ線グラフにして書いて話していたのには笑った。
カフカの物語ので爆笑したなあ
僕は晶文社の作品以外は文庫と単行本で持っているけど。一度、読むと読まないよ。
(そんな)中でも「スローターハウス5」と「ジェイルバード」(は読み返してる。)
一番読み返したのが 「デッドアイ・ディック」だった。暗記するほど読んだよ。
「青ひげ」も面白い。
という意味かと思ったが、4冊も読み返してたら、
総論として、一度読むと読まない、とは言えないな。
文章直してくれて有難う。「チャンピオンたちの朝食」も名作ですね。
今は「タイムクエイク」を読もうとしているのですが、単行本と文庫を二冊持っているのだけれど、
浅倉久志さんのあとがきでは、大分変えてあるそうですね。読むのが楽しみなんだけど。
みんな、どうでした?
変えてあんの?
……ハードカバーしか持ってないんだが、今から入手できるもんかな。
新参のヴォネガットファンは手に入れるのさえ一苦労という事実……
文庫版全巻復刊しろ、バカハヤカワ!
490 :
吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 02:46:18
全部絶版で入手困難になったら少し嬉しいかも・・・
爆笑問題の太田にもっと宣伝してもらったら復刊するかもな。
俺は全部持ってるからどうでもいいけどね。
長いことかけてやっと「プレイヤー・ピアノ」を読み終えた。
確かに他のヴォネガット作品とは異質だね。
はい。それでね。早川書房が「タイタンの妖女」増刷したよ。今日、本屋で沢山並んでた。
このスレ、結構読んでいるんだな、と思った一日でした。金木犀の香る秋分の日でした。
読んでるならタイムクエイク刷ってくれ!!!!
>このスレ、結構読んでいるんだな、と思った
違うと思うぞ
スラップスティック刷ってくれ!
その前にジェイルバードを!
パームサンデー早く復刊しろ
ハッハッハッハ。私は全部持っている。欲しいだろ?でも売らないよ。
いいよ図書館で読むから。
実家の倉庫に97年以前に出版されたものは全部ある(はず)
しかし親と絶縁してもう10年近くにもなるので取りにいけないw
>>501 いやいや、とうに月二回の廃品回収に出されてトイレットペーパーにでも…
>>290 中二病の春樹オタが春樹経由でここにくるからだと思うよ。
「ヴォネガット全作品が村上春樹先生の新訳にて登場!」
・・・という悪夢のような場面を想像してしまったorz
ひとしきり笑ったあとで、その意味をしばし考え込んだww
>>507を読んで早川が翻訳権独占しててよかったと初めて思った
なんで母なる夜はハヤカワじゃないとこから出てるんだろうなぁ
惜しいよまったく。
SF人気ないんだな
本屋や古本屋に行ったけど、なかった
この際翻訳に頼らず原文で読もうぜ。
ハイホー
読みたいという意欲があれば英語が読めるようになりますか?
515 :
513:2006/09/25(月) 19:46:02
マジレスありがとう。
じつはMicrosoft Bookshelf Basic 2.0をもってるので
発音も自由自在に聴けちゃったりする。
ぼちぼちやってみるかな。
ふふふ、英次郎は単語数130万以上です
なんの、俺の頭の中にはエロ画像が200万オーバーですよ
私の脳内にはグロ画像が一千枚ほど
502-504
>>501ですが、さらにとんでもないことに俺は一人っ子です。
孫が生まれたことも知らせてません。
あははは
>289
おっとワリィワリィ、あははは
あっはっはっは
わっはっはっはっ♪
ハイホ−!
笑いが止まらない。アッハッハッハ。
何だかヴォネガットの笑いには、ペシミズムがありますね。
お父さんとの関係を書いた「ジェイルバード」の冒頭とかさ。
ノコギリの刃を壊した話だとか。
確かにヴォネガットとかアーヴィングはナンセンスで笑える作品なのに、
絶望的なのは何でだろうとというか不思議に思ってた。
ヴォネガット家には精神疾患の患者が少ないと「パームサンデー」には書いてあるが、
そうではないようだ。ヴォネガット家には躁鬱病圏の人間が数多くみられるし、
お母さんだって自殺していて、大分、不幸な家族関係があるのだが。
あと、ジョン・アービングと村上春樹の関係は村上春樹の先入観が良すぎて、
実際にあって、同じようにランニングしながら話していたらシットとか、
春樹さんは暴言を吐かれて傷ついているのだが、さりげなく批判しているんだよね。
アービングの無神経さを。結局、春樹さんは嫌だ嫌だって書いているのが、
ちょっと不思議。あれだけ人の悪口を書かないと、宣言していたのにね。
ヴォネガット関係ないな。
また春樹ファンか
あんなホモっぽい顔の東洋人がランニング中に話しかけてきたらシットとも言いたくなるだろう
春樹ヲタきもちわるい
なんでヴォネガットスレで春樹の話なんか延々してるの?
出てって。
532 :
315:2006/10/07(土) 14:32:19
>>527 息子が精神疾患患ったけど寛解して医者になったみたいな話なかったっけ
コテハン記憶になってた
カッコ悪いな
違いますよ。マーク・ヴォネガット著「エデン特急」です。先日、古本屋で買いました。
みすず書房刊。
その話題が出たのはヴォネガットの著書の中でなんでしたっけって話だろ
「エデン特急 ヒッピーと狂気の記録」マーク・ヴォネガット著 衣更着 信・
笠原 嘉 訳。みすず書房刊。カバー裏の解説を引用すると。
本書は小説というべきか、記録というべきか、著者は著名な社会諷刺作家
カート・ヴォネガット・ジュニアを父として生れ、スワスモア大学に進み宗教学
を専攻。1969年、23歳で卒業。良心的反戦主義者として登録。既成社会への
参入をこばむ数人の若者とともに、カナダのブリティッシュ・コロンビアへ
ヒッピー集落をつくるべく出発。そして成功。これがエデンの園である。しかし、
そこで狂気を体験する。分裂病。二度の入院がつづく……。
本書は二つの主題をもつ。一つは狂気についての回想部分。急性精神病の
混乱の世界をえがいてたくみである。今一つは狂気に先立つヒッピー生活に
ついての回想部分。1970年前後のアメリカの学生層のヒッピー志向について、
これほど詳しくかつ見事に描写された文章はあまりない。ヒッピー的心情と
狂気とがあざなえる縄のごとくにからまって、狂気と正気との境目は頻繁に
判然とせぬ仕方で、あちらからこちらへ、また逆方向へと簡単に乗りこえ
られる。しかしどこまでがクスリのせいか、どこからが真の狂気か、それを
問うことすら不可能なほどからまっている。まさに1970年代の狂気の記録
ともいうべきであろう。
540 :
吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 02:05:45
爆笑おおたもアーヴィングと会って印象違ったと言ってたな
太田がどうかは知らないが、君にとっては判断の指標なんだろうが、自分の
物差しは必要なんだ。太田はあくまでお笑いだ。若い人には判断の基準というのが
往々にして必要なんだろうが、私は色々な人の発言を吟味してから、自分の頭で
判断していった。アービングがどうであろうと構わないんだ。作家は人格を問われる
ことよりも、作品で評価される必要がある。
コピペ?
自分の物差しも何も、実際会えないだろ。
>>542意味不明。
>コピペ?
>実際会えない?
何を言いたいのか考えてからだぜ。
酔っぱらいじみた千鳥足の論理展開とオヤジ臭い毒にも薬にもならん一般論、「お笑い」に対する職業差別
>>543 実際に会った印象についての話なんだから、
会ったことのない人間にとっては「自分の物差し」なんて持ちようがないってことだろ。
そして、「コピペ?」ってのは、
>>543が、何かモデルがあるような薄っぺらくて、ちょっと外したレスだって皮肉じゃない?
太田の発言だけを基準にして作品を評価してるなんて、
>>541だけの妄想で、だれも書いちゃいないんだが・・・
どうでも良いけども、カート・ヴォネガットの翻訳をした浅倉久志は僕の親なんだ。
ああ、神よ。罪深き子羊たちの発言を許したまえ。アーメン。ソーメン。
>547
本当?
本当だったら「どうでも良」くなんかないのだがw
浅倉氏の翻訳は
言葉のこなれ具合が素晴らしい……
550 :
540:2006/10/12(木) 18:39:46
爆笑太田がヴォネガットをほめたらアーヴィングも「ヴォネガットはいい」と上機嫌。ヴォネガットのサインだったかを見せてきて自慢
サリンジャーに似てると言ったら、「あいつと一緒にするな。あいつなんてただのひきこもり。この前ライ麦畑読んだけど、やっぱりよくない」と怒って
浴衣とか日本のおみやげで機嫌を取り直したり大変だったみたい
英語がわからないのに俺の作品のよさがわかるのか、って思われてるんじゃないかなと言ってた
印象についてはともかく、事実関係がいい加減過ぎ
文庫版「爆笑問題のウルトラ7」にアーヴィングとのインタビュー収録されてるから読み返せ
タイムクエイク、単行本ならわりと安くAmazonで出てるね。
一冊買っちゃった。
553 :
吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 00:14:27
>>551 読み返せって一回も読んだことないけど
ラジオを聴いたまま書いた
>>547 その話が本当なら、君のおとーさんにひとこと「ありがとう」と
伝えておいてください。
555 :
吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 04:48:21
墓前でね
556 :
吾輩は名無しである:2006/10/14(土) 15:54:09
タイタン読んだんだけどこれってどうしようもないくらい何もかもがむなしい
って感じを伝えたいの?
貴方が感じた通りに読めばいいんですよ。
父がこのスレを読んでいて詰まらないから、是非、見ておくようにと申しております。
どういう風に読めばこんなに愚かなスレッドが成立するのか、大学院で英文学を
学んでいる私に言っていました。最近のスレにはコクとキレが必要だからだそうです。
>>558 「暗いと不平をもらすより、進んで灯りをつけましょう」
とお父さんにお伝えください。
もう孤独じゃない、とお父上にお伝えください。
>>556 地球人類は宇宙人に操られているということを伝えたかったのです(断言!
雪降ってるのに窓開けて寝るな!ってことを伝えたかったんだと思います!
浅倉久志です。数日おきにこのスレッドを拝見しております。息子がこのスレッド
を教えてくれたので読んでみた。カート・ヴォネガットと会うと何時もにこやかで元気
なんです。最近、日本にもペルメルがあるんだってね、と言いながらポール・モールを
吸っているんです。私は、煙草を吸わないから分からないのですけれど、読者の皆さん
断筆したカート・ヴォネガットの作品は何を読んでも楽しいものです。特にこれ、
という作品は無いのですが、全部読んでください。
本当に本人だと証明したいなら
トリップつけてそれを自分のサイトで発表しなきゃ。
まぁ釣りなんだろうけど。
信じる心は力さー
チリンガ・リーン!
チリンガ・リーン!
浅倉です。まあ、深いことは言いませんが、Welcome to Kurt Vonnrgut world.
僕が翻訳した作品の感想を送ってくれ給え。場所はここで宜しい。批判には
批判で対応する処置を考えているので、その辺のことは承知してくれ給え。
では、次の方どうぞ。是非、感動するようなレスを頼むよ。最近の事情には
暗いので、息子とも交代するかもしんない。
>>569 しつこい上に芸がない。
実在の人物を騙ってるだけのコスプレ野郎。
お前はただの嘘つき。
そうですか?そんなに嫌だったのか。じゃあ、君以外の人たちの感想はどうかな?
Get lost!
訳者に対する侮辱。
何を言う。私が私の批判をしてどうなると言うのだ。馬鹿なことを言わないように、ね。
あなたに敬意を表したいのでぜひハンドルネームをつけてください
はい、付けましたが、如何でしょうか?これで、良いかな。
これでこころおきなくあぼんできるな
ハンドルネームだけじゃなくてトリップ付けてほしいな。
トリップとは何だね。教えてくれ給え。検索してみたが専門用語を知らない私に
何を要求するのかね。問題は私の識別だろう。それなら、作品をじっくり読んで
欲しいものだ。今時の青年たちは言葉遊びばかりだな。きちんと、全作品を読んで
くれ給え。それから、じっくり相手になろうじゃないか。それで良いだろう?
トリップとは名前の後ろに#○○○(○○○は何でもOK)とつけることで
本人にしかわからない暗号を設定できるシステム
私の名前蘭には「#test」と打ちましたがこのように全く関係のない文字列として掲示板に反映されます
これによって悪意ある誰かに名前を騙られても本人かどうか判別できるようになります
ハンドルネームをつける場合にはぜひとも設定すべき項目です
有難う。トリップの仕方が分かった。けど、私の文章なんて詰まらないでしょう。
わりーね。わりーね。わりーね。
カート・ヴォネガットの文庫が実に少ない。一時は全部、翻訳されていて売ってもいた。
私の略歴を書いておこう。昭和5年生、昭和25年大阪外国語大学卒、一応肩書きは
英米文学翻訳家であり、主訳書は「宇宙零年」「時の凱歌」ブリッシュ 「スラン」ヴォクト
などなどである。私が翻訳で生活できたのは良い本に出会えたこととしか言えませんね。
それにしても、早川書房はどうなっておるのかね。ちゃんと訳した本は全部、出版して欲しい。
こういうことは、直接、早川に言わねばならないのだが。まあ、いいわい。
584 :
吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 09:22:21
585 :
吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 09:36:08
これはどうも真に本人????
もしご本人だったら…。
浅倉先生、お世話になりました。浅倉先生と伊藤典夫先生の翻訳のおかげで
よい本にたくさん出会えました。
小学生のときに読んだ『アンドロメダ病原体』、中学ではディックの『アンドロイド
は電気羊の夢を見るか?』 、高校に入ってからはヴォネガット。
心から感謝いたしております。
これからもご活躍ください。
敬具
自演乙
587 :
吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 10:06:57
588 :
吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 17:18:36
敬具って先に拝啓って書かないと使えないんじゃなかったけ?
それ以前に手紙でもないのに敬具って入れること自体まともじゃない。
所詮は2ちゃんに不慣れな初心者の自演ですから
>1-591に、愛のお恵みを!
私の翻訳した小説の中で大阪弁が出ている箇所が多いのは「プレイヤー・ピアノ」
なんですが、お気づきになりました?
トリップは同じものを使わないと意味がありませんよ
595 :
吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 21:23:53
デッドアイディック80Pまで読んだが、これから面白くなるのか??
面白いかどうかは貴方が決めることですよ。
80Pも読んだらもう面白いだろ。
無論、既に面白いところです。これから、と言うのは既に良いところは始まっており、
面白くなければ、多分、ずっと面白くないですよ。この作品は私が最も好きな作品です。
タイムクエイクが単行本で安かったから買った。
面白かったよ。
「あなたはひどい病気だったがもうすっかり良くなって、これからやる仕事がある!」
は名言だな。
600 :
吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 16:56:22
保守。
601 :
吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 20:23:36
デッドアイディック200p越えたが、いいね。
フェリックスとジュヌヴィーヴの戯曲仕立てのあたりから無茶苦茶おもしろくなってきた
ホーカスポーカスも借りてきたんで、こっちも楽しみだよ
602 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 21:32:45
タイムクエイクで、ヴォネガットは
「スティーブン・キングは万年筆で紙に小説を書いているが、
私はタイプライターだからそれより進んでる」
みたいな事書いてたけど、
キングがとっくにMac PowerBookで書いてる事を知らなかったのかな。
それとも知ってて皮肉ってるんだろうか?
つかキングパソコン使ってんのかよ
なんかガッカリなんだが
604 :
吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 05:09:01
なんでガッカリするのかまじでわかんねw
パソコンですがね。谷川俊太郎は使ってますよ。
ここでは禁句の村上某も使っていますし。まあ、大半は使ってますよ。
606 :
吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 19:59:52
禁句って言いながらわざわざ言う人って感じ悪い。
そういう人って嫌い。
ウザッ
村上ヲタの粘着っぷりは救いようがないですね
609 :
吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 00:31:34
スタンドバイミーのラストシーンで
リチャード奴隷ファスがパソコンに向かってたし >キング
春樹オタがきもいから春樹読んだことないな
春樹なんか読む必要ないよ。
ヴォネガット好きには無用の作家。
読んどけば春樹の悪口も堂々と言えるぞw
これも勉強、と思って無理して読んだがキモくて吐いた>春樹
>>615 いやノルウェイの森
つーかいいかげん糞春樹の話はやめようぜ。
俺の好きなヴォネガット作品順
1 ローズウォーターさん
2 タイタンの妖女
3 母なる夜
1 デッドアイディック
2 青ひげ
3 タイムクエイク
たぶん異端。
1 タイタンの妖女
2 猫のゆりかご
3 スローターハウス5
たぶんもっとも平凡。
1タイムクエイク
2青ひげ
3チャンピオンたちの朝食
つか、正直順位には無理があるかな。
気分次第では全然違う順位になりそうだ。
620 :
吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 00:29:51
1タイタンの幼女
2プレイヤーピアノ
3バーンハウス効果に関する報告書(モンキーハウス収録)
4猫のゆりかご
5ガラパゴスの箱船
たくさんあるな
621 :
吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 00:43:27
1 母なる夜
2 スローターハウス5
3 青ひげ
4 ぬこのゆりかご
5 チャンピオンたちの朝食
1パームサンデー
2宇宙の三日間通行券
3孤児
623 :
吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 03:16:56
>>622 ひねくれ者って書こうと持ったら
もうすでに名前に書いてあるわw
「宇宙の三日間通行券」はある意味
「銀河ヒッチハイクガイド」を10年先取りしてる
625 :
吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 22:08:12
「バーンハウス」は岩波のアメリカ短編傑作選にも入っていたよ。
一編だけ、かなり際立ってたけど。ヴォネガット最高。
1 スローターハウス5
2 猫のゆりかご
3 デッドアイディック
タイタンの幼女、スローターハウス5、母なる夜、プレイヤーピアノと読んできたけど
猫のゆりかごはまだ読んでない。おすすめかな?
おすすめしたい。
君もボコノン教に入信するのだ〜m9(・∀・)
630 :
吾輩は名無しである:2006/11/10(金) 06:59:28
631 :
吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 00:49:22
>>625 岩波とヴォネガット・・・なんか違和感あるな。
キルゴアトラウトみたいな作家ってなんか現実にいそうだよね。
ノーベル医学賞を受賞するSF作家とか?
お誕生日おめでとうございます。84歳?
爺さん、新作はまだか?
636 :
吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 22:40:27
タイムスリップで打ち止め
637 :
吾輩は名無しである:2006/11/13(月) 05:24:24
タイムクエイクでは?
___
/ \
| ^ ^ |
.| .>ノ(、_, )ヽ、.|
! ! -=ニ=- ノ! <けんかはやめようよ
\`ニニ´/
_c―、_ __,l l、__ _,r―っ_
三 ー )  ̄` ̄´⌒´ヽー ヽ / -ー^ヽ⌒ヽ´ ̄`´ ̄ ( ヽー 三
 ̄  ̄`――、__ ヽ , ヽ ,/__,r---― ' ̄ ̄ ̄
`i^ ー '` ーイ
ト-= ニ ニ -|
ト- = ⌒ -| バッ
それ、シベリウスじゃねーか。
640 :
我輩は名無しである:2006/11/14(火) 11:26:36
カート・ヴォネガットをはじめて読む人は
何を読んだらいいでしょうか?
641 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 11:49:08
642 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 19:14:57
なんとなく「銀河の壺直し」を思い出しちゃったよ。
プーティーウィッ?ってなに?
コガネ・アメリカムシクイのさえずり、だったかな。
>>646 気になって探していたら、「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」
279ページに登場する小鳥が鳴いてました。「プーティーウィーッ?」。
651 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 00:35:23
猫のゆりかごを強力にプッシュ。章立てがすんごい細かいので飽きにくいし、読みやすい。
スローターハウスやタイタンの養女は、ある種の人には地雷だと思う。初心者にはお奨めできない
>>651 確かにスローターハウス5やタイタンの妖女は時間/空間が飛びまくりだから、
SFに慣れていないとつらいかも。
個人的には、猫のゆりかごはカリプソがきつかったけど・・・
>>649 「ローズウォーター〜」にもあったかもしれないけど、
有名なのは「スローターハウス5」のラストでは?
映画の『今、会いに行きます』を見ていたら、
主人公が『タイタンの妖女』を読んでいたよ!
しょーじき、映画はあんまり面白くないんだけど、
タイタンの妖女を見つけた瞬間から、急に楽しくなった。
>>652 確かに「スローターハウス5」にも出ているね。
友人にガラパゴス貸したら、
いつ物語が始まるんだ?と読んでるうちに終わっちゃったよ、と言っていた。
その後チャンピオンたちの朝食貸したらえらい気に入ったみたいだけど。
656 :
吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 01:07:57
保守しときます。
タイタンの妖女って、例えるならFFのワールドマップみたいな小説でいまいちだった。
FFのワールドマップというものがどういうものかは分かりませんが、
どうやら貴方にはヴォネガットが合わなかったようで、とても残念なことです。
スカスカって事。
>>659 いくらヴォネガットが合わないからって、
>>657の頭がスカスカなんて、ちょっと言いすぎでは?
そーだそーだ
「ガラパゴスの箱舟」読んだだろ?
>>657の人は
体内に脳髄の占める体積を縮減することで、新しい進化の方向を自ら示しているんだよ
猫のゆりかご読んだ。
途中まではだるかったけど、後半からどんどんひきこまれた。
アイスナインほしいな。
>>657 FFの方がマップ移動をなくした点で小説的なんだがな・・・
アイスナインなんて実はただの氷
666 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 02:32:02
そういえば、リクルートって映画にアイスナイン出てきてたよ。
>>665 猫のゆりかご読めば当たり前に分かる事をなんでわざわざ?
「ただの」かどうかはビミョーなところだが。
新潮社の雑誌「yom yom」創刊号、「キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを」
掲載。読みましたか? 18ページ。
最新号目次ってとこ見てくれ。
>>670 SF板で見て昨日買ってきた読んだとこ。
久しぶりに日本語で新作が読めたのは素直にうれしかったけど、
内容が内容だけに雑ぱくな感じは否めない。
それに、単行本にはならなさそうなボリュームなので、
抄訳じゃなくて全訳にして欲しかった。
yom yom 読んだ。確かに短かったな。
太田のヴォネガット礼賛はやっぱりうっとおしい。
ヴォネガットを出汁にして、自分のナルシズムを主張したいだけに見えるから。
途端に静まり返った所を見ると
太田が潜伏しているのかもしれない
このスレの90%は太田でできています
677 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 03:32:40
でも何となく太田の言いたいことも分かるんだよな。
オチも付いていたし、あのエッセイはあれで良かったような。
というか、あの雑誌、ヴォネガットの部分以外つまらんです。特に冒頭。
>>677 俺も太田のエッセイはかなりよかったと思う。
ただ、ヴォネガットのマネをした部分は文才の差がはっきり出てるけどね。
特にラストのオチ・・・
冒頭のは資生堂の販促文章だから。
太田さん見てるなら
絶版になったヴォネガット作品をプッシュしまくってください。
再版されるまで。
681 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 21:29:29
短編読みたいなあ。
>>681 フィリップ・ホセ・ファーマーみたいに、自分で書いてしまってはどうか
太田はレムとかは読まないんだろうか
知るか。
687 :
吾輩は名無しである:2007/01/31(水) 12:44:43
保守
688 :
吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 00:47:44
学校の図書館に「吾が魂のイロニー」があったんで読んでみた。
挿絵とか人選とか、何というか、非常に時代を感じる編集だね。
これじゃ廃刊になって当然か。研究読本と銘打ってる割には内容薄いし。
誰もいないのか?
ハイホー!
SF板の方が若干賑わってる
タイムクエイクで書いてたように
末娘が20になるまで(だっけ?)は元気でいてほしい
できればもっとずっと
God grant me the serenity to accept the things I cannot change,
courage to change the things I can,
and wisdom always to tell the difference.
これをネイティブの英語で聞けたらいいのにな。
693 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 13:03:14
逝去。享年84歳、11日夜マンハッタンで
ご冥福を 楽しませてもらったよ
朝日には「ボネガット氏逝去」って書いてあって誰のことかと思ったよ
ある意味で一番影響を受けた小説家でした。
御冥福をお祈りします。
ご冥福をお祈りいたします
たくさんのすばらしい作品をありがとう
697 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 15:18:25
これで大手をふるって、春樹が訳すな
698 :
ハニロウ赤羽 ◆T61/rdmlFM :2007/04/12(木) 15:59:14
もう新作が出ないなんて……とても偉大な作家。
本当に凄い。
キルゴア・トラウトも涙涙。
699 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 16:05:25
遺産整理したらなんかでるだろ
700 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 16:07:30
またひとり偉大な作家を失った・・・
(´-人-`) …ボコノンボコノン
702 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 16:32:00
「単時間的な意味でさようなら」
703 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 17:09:07
今日のgoogleはガガーリンの宇宙飛行記念日らしいですが
ヴォネガット先生がトラルファマドール星に行ってしまったことを
暗示しているかのような…
704 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 17:13:39
バースは健在?
今知った。ざんねんだあ。
706 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 18:31:21
As It Goes
707 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 18:37:10
ちょうど昨日、それまで唯一読み逃してた長編「母なる夜」を読み終わった所だった。
変な偶然。
708 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 18:46:48
>数週間前に倒れ、頭部を負傷していた。
ちょっと怪しくない?ブッシュ批判してたんでしょ?
もうそろそろお迎えかなあと思ってたらやっぱり。
スローターハウス5、ジョージ・ロイ・ヒルの映画も含めて最高だった。
ぬこもタイタンもローズウォーターも・・・
ご冥福をお祈りします。
ひと は いつか しぬ
みなさん、彼はいま天国におります。
マジか。読みます。
狼にもスレたってるな。
ハイホー!
715 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 21:38:30
ハイホー!!
716 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 21:38:53
まあ長生きだから、大往生ですかな。
グールドかけて、最後は拍手で終わろう。
「単時間的な意味でさようなら」(。・ω・ノノ゙☆゚・:*。
718 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 22:03:36
そういうものだ。
719 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 22:05:28
テント借りちゃった
好きだった作家が亡くなるのは二十歳の自分には初めての経験。結局、小説家として
カムバックすることはなかったなあ。勝手にマイナーな人だと思ってたけれど、
2chには好きだった人がけっこういたんだね。タイタンの妖女からまた読み返してみようかな。
721 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵:2007/04/12(木) 22:29:17
>>720 >二十歳の自分には
また始まったか、テメェは、コラ!
今日、警官を振り切ったぜ。
アイツら、大きな声を出すと「客商売」に変身するのサ。
非常に残念です。
724 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 00:18:39
725 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 00:26:10
今日くらいは追悼日にして読み返すかな。
726 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 00:33:41
87 名前:吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 00:30:48
ヴォネガット亡くなったんですね。合掌・・・
お風呂場で転んじゃったのかな
身内では不幸な亡くなり方が多かったらしいから
まだ、ローレル&ハーディ好きの彼らしいと言うか…
また、読ませてもらいます
神様、ヴォネガットさんを返してください。
この世界はまだ彼を必要としています。
代わりに、もりしうわなにを(ry
730 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 03:28:30
タイタソの幼女
(*´Д`)ハァハァ…
731 :
月光:2007/04/13(金) 05:11:51
ヴォネガット氏が死んだとのこと。
もう十分生きたと思うが、やはり残念です。
私見では一番の傑作は『猫のゆりかご』ですが、『スローターハウス5』や
『母なる夜』も良かった。
村上春樹の『風の唄を聴け』は、全体の構成が『スローターハウス5』の
パロディみたいになっているんだが、当時の批評家や純文学作家の多くは
そのことに気づきませんでした。あの柄谷行人でさえ、『風の唄を聴け』
に出てくるデレク・ハートフィールドという架空の作家が、実在するかの
ような時評を書いています。春樹さんに、騙されたんですね。デレク・ハー
トフィールドは、ヴォネガットの主要登場人物の一人であるキルゴア・ト
ラウトを元に創り出された人物と思われます。
日本の文芸業界では、SFは見下されているし、ヴォネガットはSF作家
の一人とみなされていました。きっと、彼の作品を読んだことがない人ば
かりだったのでしょう。
ヴォネガットは、ユニークな文体を持った作家でした。彼の思想も、文体に
劣らずユニークでした。その思想を一言でいえば「愛は負けるが親切は勝つ」
というものです。もっとも、そのことに本人は思い至らず、あるときどこか
の高校生に指摘されて、そうだったのかと納得したと、ヴォネガット自身が
書いています。
並みの作家は山ほどいるけれど、ヴォネガットのような作家はめったに出ま
せんね。20世紀後半を代表する作家の一人だったと思います。
ご冥福を祈ります。
732 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 07:31:26
>>732 さっきまではグッバイブルーマンデーの絵だったが、ついに鳥篭から自由になったんだな
字が小さすぎて、小生には読めません。
736 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 12:21:22
>>731 >あの柄谷行人でさえ、『風の唄を聴け』
>に出てくるデレク・ハートフィールドという架空の作家が、実在するかの
>ような時評を書いています。
ソースは?
ご冥福をお祈り致します。
浅倉久志
カート・ヴォネガットさん、あなたに神のお恵みを
739 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 14:37:31
そういうものだ。
740 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 16:32:31
カート・ヴォネガットさん、あなたに神のお恵みを
ホピ関係のサイトから伝って来た・・・。
743 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 22:59:13
「愛は敗れても、親切は勝つ」
「ちょっぴり愛を少な目に
ありふれた親切をちょっぴり多目に」だったかな。
745 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 23:32:02
チリンガリーン!
746 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 00:18:59
天国はつまんない所らしいから、きっとすぐに飽きて戻ってくるよ。
バッハのチェンバロ協奏曲第五番へ単調が聴きたくなるな。
748 :
月光:2007/04/14(土) 01:11:13
736の質問への答え。時評ではなく評論集に入っていました。『終焉をめぐって』
文庫版、P.105を読むと分かります。
ただ、誤解のないように付け加えておきますが、だから柄谷はダメだと言ってい
るのではありません。
>>720-721 ワロタ
>>731 とても良い追悼文でつ。日本にも熱心な読者はいますよね。
>その思想を一言でいえば「愛は負けるが親切は勝つ」 というものです。
>もっとも、そのことに本人は思い至らず、あるときどこか の高校生に指摘されて、
>そうだったのかと納得したと、ヴォネガット自身が書いています。
考えさせるフレーズ…
750 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 02:03:02
>>749 その言葉は
ヴォネガット作『ジェイルバード』(浅倉久志訳)の冒頭にある言葉です。
751 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 02:53:47
死んじまっちゃあな。。
9条は改憲してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。
Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
なぜなら、日本には9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
つまり日本に戦争を仕掛けても、命令をだした幹部の命や本国の資産は9条により絶対に安全なのです。
にも関わらず、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。
Q.日米安保も絶対ではないのでは?
A.いえ、絶対です。
知り合いの韓国人の評論家もそう言っていますし、私も同じ考えです。
そして日米安保が絶対なら、日本を攻める国はなく、改憲の必要はありません。
しかも9条があれば、米国を守る為に戦う必要がなく、一方的に守ってもらえるのです。
Q.9条が本当に平和憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか
A.これは、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
「敵国に攻撃が届く国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
(もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
さらに日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の信頼できる国ばかりです。
【憲法改正】野党反発「暴走内閣、暴走国会」
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176415787/l50 【改憲】国会は慎重審議をと、明大や龍谷大の法学者ら111人が要請…赤旗
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176384333/l50
753 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 02:57:59
『『吾が魂のイロニー
−−カート・ヴォネガット・ジュニアの研究読本ー』北宋社 1984年
もし持っている人がいたら下記寄稿文をUPしてくれたら神!
「もうぼくはヴォネガットを読まない。」 高橋源一郎
「ヴォネガットについて何か書くことのつらさについて」 村上春樹
754 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 03:03:21
>>731 ちゃんと気付いていた作家もいた。
大江健三郎は村上春樹のデビュー時から
「海外作品をよく読んで勉強している」と評価し、
ヴォネガットの名も挙げていた。
755 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 03:06:12
>>731 風の歌は聴けは群像新人賞の選評で、
ヴォネガットの模倣の域を出ていないって感じに
大江健三郎に看破されてしまってるんだが?
何か?
756 :
755:2007/04/14(土) 03:07:03
すごい時間にカブッタwwwwwwww
757 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 03:08:41
>>753 ユリイカあたりでたぶん特集するだろうから、
村上春樹にまた何か書いて欲しい。
あのエセーは結構好きだった。
それにしても「そういうものだ」というかなんというか・・・
>>749 それ、単なる知的敗退だとしか思えないけどな、ひとに考えることを促し
また強いるものから、フッと、目を逸らしただけにしか。
俺自身は格別他人のそういった、思想的怠惰が絶対に許せないタチなんだが。
そこから逃げるということは俺にとっては直ちに、今この瞬間にも不当な
目に遭っている数知れぬ者たちとのこころの繋がりを、一方的に切断する
行為だとしか思えないんだ、あの耐え切れなかった、薔薇水のワイフの様に。
誠実でありたいのなら、狂え!
759 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 03:46:47
>>754 その頃は日本では未だポピュラーでなかったKurt Vonnegut
大江氏は「クルト・ヴォネグット」と表記していたな。
761 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 04:06:31
「ギョエテとは、おれのことかとゲーテ言い」みたいなもんだな
762 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 11:01:56
亡くなったんですね…
レイボ・キャラベキアンとは、おれのことかとカラベキアン言い
>>754>>755 大江と丸谷才一を勘違いしてると思う。
群像新人賞でヴォネガットとかのアメリカの現代小説を
よく勉強していると選評したのは、丸谷才一だよ。
で、大江は「ピンボール」を芥川賞の選評で
模倣にすぎないって指摘してたはず
765 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 12:44:49
アイスナインって、私のことかしらとアナイス・ニン言い。言うわけないか
今回の訃報を読むまで、ヴォガネットと思い込んでた。
今回の訃報を読むまで、ジャパネットと思い込んでた。
太田光がまたなんか書くぞ
大江の息子の光が作曲、太田が作詞で、ピカピカコンビで追悼ソングとか
やればいいのに
>>770 ヴォネガットさんの声を初めて聴いたよ。
生きて動いてる彼も初めて見た。もう死んでるのにね。
ウプしてくれて本当にありがとう。
eiganimo
映画にも本人役でカメオ出演してるはず
「バックトゥザスクール」だっけな
毎日ネットで訃報を見る習慣がついたのは
いつの頃だったかなあ。
もう、見る必要がなくなっちゃったよ。
さようなら、ヴォネガットさん。ハイホー。
774 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 22:18:13
>>770 UPトンクス, 猫のゆりかご
声も表情も親しみのある人だったんだね。
もう死んじゃったなんて・・・
775 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 22:29:15
YOUTUBEにも追悼みたいなやつあがってるんだな。
田中美知太郎の東京ペン大会を見てのエッセイで、
笑いながらイギリス作家の講演を見たとあるんだが、
アメリカ作家の間違いで、ヴォネガットの事じゃないの?
と、以前から気になっている。
この人は、文体だよねえ、マロニエの根より曲がりくねってるけど。
777 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 00:40:31
>>776 そのエッセイの執筆時期による。
東京で国際ペン大会が開かれたのは
1回目は1957年9月川端康成会長の時で(田中美知太郎55歳)
Jスタインベック(米)スチーブン・スペンダー(英)
Aモラヴィア(伊)などが参加。
2回目は1984年3月井上靖会長の時で(田中美知太郎82歳翌年逝去)
A.ロブ=グリエ(仏)フランシス。キング(英)
ヴォネガット(米国) 巴金(中国)などが講演。
>>777 1984または、85年執筆だから、やっぱりヴォネガットみたい。
坑内のカナリヤについての文章も他にあるし。
編集者は何をしてたんだろう。
ありがとう。
779 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 07:14:47
>>770 ものすごく優しい表情をするんだね。
今更ながら、なんだか悲しくなってきた。
ご冥福をお祈りします
780 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 07:48:00
「プレイヤー・ピアノ」の頭の「野の百合はいかにして…(聖書からの抜粋)」を読むと、どうしても「デナムの歯磨き」と続けたくなるのは俺だけ?
781 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 09:12:48
愛は負けるが親切は勝つ
782 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 14:23:02
↑これ、英語の原文ではどう言ってるのかな。誰か英語版持ってる人、教えて
ください
783 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 15:13:01
Love may fail but courtesy will prevail.
真ん中にカンマがあったかも。
遅ればせながら、さっき亡くなった事を知ったよ。
寂しいけれど、良い作品をどうもありがとう。
この人は、顔と作品が、なんとなく一致する。
786 :
おふざけ屋:2007/04/15(日) 20:23:23
「彼はいま天国におります」
これでいいんだよね?
787 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 23:55:27
今ごろ天国にある門の落書きでも眺めているのだろうか。
788 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 00:12:16
「スローターハウス5」をビデオで観て感動。
その後本も読んだ。それくらいしか知らなかったけど
この人の存在は強烈に焼きついている。
スローターハウス〜テレビでやったときの
ビリー・ピルグリムの吹替えって森本レオだよな
社会の空気がどんどん淀んでいるから、それで目を回してぶっ倒れて
頭打って亡くなってしまったのかな?
御冥福をお祈りします。
792 :
吾輩は名無しである :2007/04/16(月) 21:03:55
A Man Without a Country
邦訳版まだー(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
794 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 00:26:54
795 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 03:00:03
so it goes
追悼の意を込めつつガラパゴス買ってきたが、まだ私が生きていた頃は〜とか書いてあって感慨深い。
797 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 21:56:04
>796
そんな一節があるとは。読んでみたくなる…
798 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 22:21:59
ご冥福をお祈りいたします。
799 :
吾輩は名無しである:2007/04/18(水) 04:28:48
長崎市長伊藤一長氏 死去。(午前2痔28分)
ささいな恨みを持つアウトローを探して金で繰る…同じ闇のやり方。
・政治資金疑惑を追っていた野党議員を射殺。
・加藤紘一宅を放火
・長崎平和市長を射殺…
背後にうごめく闇に言論界はどう対処するのか…
文学は 無力か?
800 :
吾輩は名無しである:2007/04/18(水) 08:49:26
>799
スレ違い。 だけど嫌な事件だな
市長選続行で22日投票だろ? 村上龍が出れば圧勝だろうな
市長じゃ出ないよな知事じゃないもん
でも長崎市長だから世界的意味があるんだけどな
801 :
吾輩は名無しである:2007/04/19(木) 07:16:01
>>764 その大江は『同時代ゲーム』がガルシア=マルケスの模倣じゃないかと批判されたことがあるらしい。
802 :
吾輩は名無しである:2007/04/19(木) 12:22:37
その昔、ペンクラブ大会の講演を聞きに行き、
大柄でとても頑健そうな人という印象を受けた。
愛煙家だった割には長命かもしれないけど、やはり残念だ。
804 :
吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 10:43:56
>>770 UP感謝。
当分は
喪に服する期間であろうな
いまや既成事実となってしまった民族浄化という病気に対して、善良な人びとにできることは、
生存者たちを助けることしかない。それとキリスト教徒を見張ることだ!
カート・ヴォネガットでした。放送を終わります。
タイムクエイクが最後の本と言われてたけど
長編を執筆してた噂があったんだね。非常に残念。
タイムクエイクの重版予定はないのかに?
それよりタイムクエイク1の邦訳と出版をだな
追悼特集が組まれそうな雑誌はどれよ?
SFマガジンとか?
読んだ事ないけど
ユリイカとか
YomYomも太田光のエッセイ載せたり小特集ぐらいやるかな
812 :
吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 21:51:05
平沢進から追悼コメントがほしい
813 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 00:05:58
お亡くなりになったんですね…。
ご冥福をお祈りします。
814 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 11:14:07
プレイヤーピアノ読んだよ。
ラストがしょぼいが傑作だね。
815 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 16:04:48
復刊してよう。
多くの文庫が廃刊状態でっせ。
816 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 18:28:18
モンキーハウス2復刊きぼん
三省堂本店で小規模な追悼フェアやってた
「バゴンボ」なんかもあったよ
で、「ローズウォーターさん」に市川拓司絶賛の帯が付いてたw
ヴォネガットのスレ発見!大昔、卒論のテーマに選んだ。
追悼カキコ。
村上春樹はなぜか昔から嫌いだったけど、へー…。
とりあえず今まで発売したことがある文庫は全部再刊してほしい。
なんだかんだで、結構半分ぐらいは絶版状態よ。
821 :
吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 23:42:09
猫のゆりかごの映画化ってどうなったの?
822 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 23:11:28
モンキー2も貝殻の上もとにかく邦訳全部持ってる 只再読はしてない 楽しみが無くなる
「貝殻の上のヴィーナス」はファーマー作じゃなかったっけ
824 :
吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 00:36:03
まで っってカキコ モンキー2の宇宙飛行士の親同士の往復書簡の話 一度読んだだけなのに何度も思い出す
825 :
吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 00:52:23
>>821 現況。
★ Movie Adaptation <Cat's Cradle
The book was adapted into script form by Richard Kelly,
the writer and director of Donnie Darko. A film adaptation of
Cat's Cradle was expected to be made in 2007 but now
it appears unlikely to be produced.
The book has been picked up by Leonardo DiCaprio's production
company, Appian Way. Father and son team James and Jake Hart
have been linked to the developing script.
There is no word yet if DiCaprio will star in the film or not.
826 :
吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 22:28:17
827 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 19:47:40
モンキーとモンキー2ぐらい、さっさと再刊しろっての。
828 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 22:13:33
なんか妙に鯖が重いんだが
もしやヴォネガットさんの霊が憑りついて・・・
私である。ぼくである。
>>796である。
語り手はヴォネガット自身ではなかった。念のため。
ヴォネガットは20世紀後半のアメリカ作家としては最も多く載った人物だそうですが、
彼の作品が教育現場でどのように使われていたのかが詳しくわかるサイトってありますか?
文献とか学生、教授の感想とかでもいいので、もし何か資料的なものを知ってたら教えてください。
卒論にヴォネガットは頼れる教授がいなくて大変です・・・。
831 :
吾輩は名無しである:2007/05/11(金) 23:26:30
現地アメリカに行って調べろ
墓参りもついでにして
>>830 アメリカのWebにあたれ
卒論、1999年には「カート・ヴォネガットと村上春樹」で
2000年には「カート・ヴォネガットについて」で卒業した学生がいた。早稲田一文
、
>830
いや、あの、何に最も多く載ったんですか?
834 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 02:16:48
察するにたぶん教科書だろう
835 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 11:13:46
だいぶ遅いが
仲間内で今夜追悼の酒を呑むんだ
もう1ヶ月経ったか
837 :
吾輩は名無しである:2007/05/15(火) 00:09:53
文庫版で今重版未定のやつだしてほしいなあ。
追悼祭りで出してくれればいいのにハヤカワさん。
猫のゆりかご読みましたが、
ボコノン教っていうのは無宗教のことをあえて名をつけてくくったものと
考るものでしょうか。
既存の宗教へのアンチテーゼではあるけどむしろ宗教というものの持つ
現実への有用な要素だけ抽出して創ってみた宗教なんじゃないかな?
無宗教は人々を救えないからね
よし。
最後の「グッドラック」に泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。
>>841 お 褒 め の 言 葉 を あ り が と う ご ざ い ま す 。
844 :
吾輩は名無しである:2007/05/24(木) 23:44:57
恐らく既出ではあるだろうけど一応…
ウェアリーを看取ったのがダービーとラザーロの二人共で、
ダービーはその事を忘れていた。という事だと仮定しても…
やっぱりP169のあの会話は不自然ですよね?
ぶっちゃけ筋立てミスですよね?
そうだね。
しいて解釈すれば、
ウェアリーとラザーロはたまたま同じ貨車に乗り合わせただけで友達でも何でもなかった。
ラザーロは勝手にウェアリーを友達だと思いこみ、復讐を誓った(が、周りには分からない)。
ウェアリーもダービーもラザーロもお互いの名前を知らない。
ウェアリーとダービーはお互いの顔を覚えていない。
実際にはダービーがウェアリーの頭を抱え、死を看取ったのに
ラザーロはウェアリーが自分の腕の中で死んだという妄想を作り出した。
847 :
吾輩は名無しである:2007/06/16(土) 15:57:53
wikipediaの無意味な爆笑太田の記述がおもしろかった。唐突にあるから。
おおおおおおおおおお
まだこの人の本どれも読んだことないんだけど
最初に読むなら何が良いかな?
スムーズに入りやすいのは「猫のゆりかご」かな?
853 :
吾輩は名無しである:2007/07/02(月) 18:20:54
文庫を一斉復刊させよ
なぜタイムクエイクがないんじゃ!!
855 :
吾輩は名無しである:2007/07/07(土) 13:51:19
>>851 ローズウォータさん、あなたに神のお恵みを
スローターハウス5
この二冊は絶対読んだほうがいい
856 :
吾輩は名無しである:2007/07/07(土) 13:53:57
あと母なる夜だね
あと猫のゆりかごね
あとタイタイの妖女も読まないとな
自分で書いておいてタイタイワロタ
猫のゆりかごとタイタンとプレイヤーピアノ読んで、
次にどれを読むか迷ってます。
上記三作の中では、ゆりかごが一番好きなんだけど、
テイストが一番近い作品はどれですか?
そういうあなたは、チャンピオンたちの朝食に挑戦。
うそ。ジェイルバードかスラップスティックあたりかな。
いやチャンピオンもいいんだけどね。
三つとも版元品切で書店には出てないんじゃないか?
図書館で良いじゃん。
白水Uブックスのスラップスティックこの間ジュンク堂で見かけて買おうと思ったんだけど
手持ちがなかったから後でいいやと思ってたらなくなってた・・・・
So,it goes.
>>860 スローターハウスとローズウィーターさんに一票。
>>861さんはちょっとマニア向けな気が。もちろんすべて読むべき作品だけどw
猫のゆりかご好きならタイムクエイクなんてどうだろう
絶版だがな!
ローズウォーターさん今日読了したんだけど最後はどういう意味だったの?
意味の把握しづらいものも、自分なりにあれこれ考えたり想像したりする方が
面白いと思うんだけど。
おおおおお!26日は
>>848だし
今月末はすごいぞおお!
楽しみだ
今日猫のゆりかごと母なる夜買ってきました。初ヴォネガット楽しみ♪
決してひとりでは読まないで下さい。
875 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 02:21:40
今日、あるオペラ歌手のHPを読んでいたんだけど
『魔笛』のタミーノ役を得意としてたその歌手はドレスデン出身。
ヴォネガットが参加していたドレスデン爆撃の時、
未来の大歌手はわずか10歳で、防空壕の中で震えていた。
『魔笛』を愛していたヴォネガットは、後年そのことを知っていたのかな。
考えるとなんだか切ない。
あ、下げ忘れた。ごめんよ=。
>ヴォネガットが参加していたドレスデン爆撃
参加なのか。
ヴォネガットのスレ一個なくなったような…
気のせい?
>>878 こことSF板以外にもヴォネガットスレあったの?
>>880 勘違いしたみたい
>>879 「参加」だとドレスデンを一緒に攻撃した―に聞こえる。
味方に攻撃されたのと大違いだ。
「ナイス・ナイス・ヴェリーナイス」が「いいねいいね」になってるのに笑った
Busy, busy, busyを「目がまわる、目がまわる、目がまわる」と訳したのは名訳だな。
英語のペーパーバックを読んで、原文があまりにもあっさりしてるんで、
ちょっとがっかりしたくらいだ。
884 :
875:2007/07/31(火) 22:49:04
>>879>>881 ごめん、私の間違いだ。
ヴォネガットも防空壕の中で震えていた。味方に攻撃されて。
ただ、ドレスデン市民にしたら、爆弾を落としたのがアメリカ軍でもイギリス軍でも
たいした変わりはなかっただろうけど。
タイタンのょぅι゛ょしか読んでないのにこの人の死が惜しくてたまらない。
ただいまホーカスポーカス読み中。
886 :
吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 17:29:38
逝去のニュースを今知りました。
死んでから新刊が出るなんてひどいよ。
887 :
吾輩は名無しである:2007/08/23(木) 21:47:22
未来の世代に一言
―どうか我々の謝罪を受け入れて欲しい。
―K.V
888 :
吾輩は名無しである:2007/08/23(木) 23:35:06
俺が一回オナニーをするごとに何億匹もの精子たちが死んでいく。
そういうものだ。
889 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 01:29:16
そういうものだ。
890 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 01:47:51
「そういうものだ」って原文だとどうなってるの?
891 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 07:52:34
So it goes.
892 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 21:28:05
世間は狭い!
893 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 21:44:37
ぶらー、ぶらー、ぶらー。
894 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 23:36:15
プーティーウィッ?なんて鳴く鳥はいません
その他いろいろ。
鬱病になったら集中力・記憶力低下でまるで読めなくなった。
だから短い章立ての本を読もうと思って
カートヴォネガットのスローターハウス5読んでたら、
コレはまさに俺のことだなと思った
_、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) ナイス自分語り!
フ /ヽ ヽ_//
その心理状態を活かして小説を書くんだ
スローターハウスの分裂的な時制は、
病的な人間の記憶のフラッシュバックそのもの。
ただ、小説にまとめるのは簡単ではないな
マイケル・ムーアの「SiCKO」のエンドロールに
「カート・ヴォネガットさん ありがとう!」
と出てきてちょっとびっくりした。
901 :
吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 22:28:26
私もヴォネガットさんにありがとうと言いたい気持ちで一杯です。
902 :
吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 19:24:01
カート・ヴォネガットさん ありがとう!
本日、某新聞の書評欄で「国のない男」が紹介されておりました
「カート・ヴォネガットさん、ありがとう。あなたに神のお恵みを!」
という結び文。評者このスレ覗いてんじゃないだろうかと思った
そんなんヴォネガット好きなら誰でも
思いつくフレーズだろう。
なんでもかんでも2ちゃんと結びつけるな、ヴォケ。
>>903 某新聞って、朝日新聞だろ。
とても書評とは呼べない客観性のないファン丸出しの文章に思いっきり引いた。
洗濯機を開けると4分の1になったデッドアイディックがー!
ヴォネガットまみれの洗濯物を干すとき、なんだかせつない気持ちになりました。
なんだかヴォネガットらしくて。
907 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 09:42:23
萩原しね
>>906 その光景は、ヴォネガットというより
ブローティガンっぽい
カートはいま天国にいるお
未映子タンもヴォネガット好き
911 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 03:13:39
ヴォネガットが「小説より良い」と誉めていたロイヒルの映画「スローターハウス5」見た。
バレリー・ペリンとシャロン・ガンズがグッとくるね。泣ける
映画は観たこと無いな
新しい文庫が出てるね
>>911 911というところが偶然か?
小説より映画のほうがいいと俺は思うね。
916 :
吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 23:27:41
>>915 何十軒回ってもホーカスポーカス、タイムクエイク、青ひげ、ガラパゴス、スラップスティック、チャンピオン、ジェイルバード
が置いてない。読みたい。
ホーカスポーカスは少し前まで見かけたけど、
他はもう一年以上前から見てないよ
俺も再販してほしい
絶版なんだから何百軒回ってもあるわけないわな。
大人しく図書館行けばいいのに。そこに書いてある奴全部-スラップスティック
あったよ。
920 :
吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 23:27:04
スラップスティックは1ヶ月くらいまえにジュンク堂で見たんだよ。でもそのときは金がなくて
あとで買おうって思ってたらなくなってた。同じ白水uブックスの母なる夜は在庫補充してるのに。
古本屋でガラパゴスこーてきた。ピアノも
ヴォネガットを品切れにするなんて、
早川書房はけしからん。
爆笑問題のラジオにハガキ送って帯書くならついでに全部再版させてくんろって
お願いしてみようかな。
関係ないとこに迷惑かけるなw
よくヴォネガットの話するんだよ。亡くなった時も話してたしね。
爆笑問題は出版社じゃねーぞ
出したところで番組スタッフに捨てられて終わりだろうけどな
半分スレ違いだが、太田光の所属事務所のタイタンは
タイタンの妖女から拝借した名前で
事務所の社長は太田光代という奥さん。爆笑問題の太田の会社も同然だ。
930 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 21:55:56
何で『国のない男』はいきなりNHK出版なん?
早川が版権取らなかったから
翻訳権を死蔵するくらいなら、他の出版社に売ってあげれ。
933 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 20:30:51
あとサンリオ文庫の『ヴォネガット、大いに語る』もどっかで復刊して欲しい。
934 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 02:22:25
白水Uブックスのスラップスティックの新品ゲットおおおおおおお!!
宝物にします
白水Uブックスのスラップスティックなんてあるんだ。母なる夜じゃなくて。
『ヴォネガット、大いに語る』はハヤカワ文庫でも出てるから他の同様早川に頼むしかないよ。
936 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 19:41:17
SF板のスレで面白い話しとるな
知らんかった
あっちのスレ長持ちだな。
キルゴアトラウトとシオドアスタージョンってどの辺が似てるんだろう
名前
短編の名手
ナイス自分語り
で、ぐぐったらここが最初に出てきたageない
短編集より長編の方がいい
ひょっとしてスローターハウス絶版になった?
昨日、スローターハウス、文庫ででているのをみかけましたよ。
どこの出版社だっけ。
945 :
吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 13:30:27
アマゾンで検索したら、早川でかなり品切れになってるが、絶版になったの?
中古が異様に高いのあるし
バゴンボの帯にも載ってたし、たぶん単なる品切れだろうね。
948 :
吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 22:18:29
そうか
dd
949 :
吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 00:12:39
国のない男って文庫化される可能性あるかな?
学生には1800円は高い。
図書館でかりなよ。
文庫化はされたとしても3年先だしそのころには単行本の古本も出回るだろう。
>>949 過去の例ではエッセイ集は単行本だけで消えていくから文庫化の可能性は低いと思う
952 :
吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 01:15:09
>>950 立ち読みで一応読了はしたんだけど手元に残しておきたくて・・・。
>>951 そうか。じゃあ絶版になる前に確保しておくかな。
953 :
吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 02:10:55
ティムオブライエンって春樹訳読んで文体がヴォネガットに似てると思ったんだけど、
これは単に春樹がヴォネガットっぽくしてるだけ?
立ち読みで読みきるってすげえな
短い本じゃん
まあ春樹の初期はヴォネガットの絶対的な影響下にあったらしいんで
幼稚園児が理解できるように難しい事柄を説明できないやつは山師だ
みたいなことが書いているのって、何て小説だっけ?
958 :
吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 00:03:15
ありがと
猫のゆりかごだな。15章の最後付近。
「ハニカーがよく言ってたことだがね、
自分の仕事を八つの子供にわかるように説明できない科学者は山師だとさ」
Love may fail, but courtesy will prevail.
なのに、なぜ「たった十四字の電文」なんだろうか。
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| | J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
一応マジレスしておくが、日本語訳の「アイハマケテモシンセツハカツ」で14文字
原文は A seven-word telegram
じぇいるばーど
>>964 なーるほど。
自分が馬鹿なだけでした。ありがとう。
猫のゆりかごでクロズビーが命を救われたという
スルファチアゾールとは、いったい何の治療薬なんでしょうか?
知らないもんで(おそらく)笑う場面も笑えません。
性病か、重篤な副作用の残る薬なんかな〜と思って検索してみたのですが
農薬と動物治療用の抗菌剤のページばかり出て来てしまいます。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示下さい。
淋病の治療薬じゃなかったっけ
969 :
967:2007/12/05(水) 00:52:52
>>968 なるほど!
ようやくあの部分のシャレがわかりました、
どうもありがとうございました。
亀レス
933>
ハヤカワ文庫NFから復刊したのだが、ずーっと品切れになってる。
また太田か
974 :
吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 22:25:55
すげえ私怨www
h
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t
p