芥川龍之介って結構ストーリーテラーですよね。
藪の中って作品があるんですけど、
あれなんか読んでるとあれ、どっちが言い分正しいんだ。
なんかあれ、みんな合ってるような気がするし、
なんか体裁ばっかり考えて人のこと考えてないよね。ね、そうだよね。
見たいな感じで、きっと当時では斬新で評判もさぞかし高かったことでしょうね。
この作品は今昔物語を元にしてるんですよね。
ただ、ちょっと原文とは違ってる点があって。
それは殺人事件にしたてあげてるってことですか。
探偵小説の前身みたいな感じがしますよね。
うん、芥川って文学っていうより、大衆小説って感じがする。
文章の構成がね、なんか文学って感じじゃないの。
叙情的ではないし、どっちかっていうと人間の深層心理に迫るところが
結構ツボですしね。
真相は藪の中。。。。
ほんとのことなんて、当の本人達にだってわからない。
だんだん自分が見えなくなってくる。
自分の体裁しか考えていないから。。。。
でも、第三者は事実を知りたがる。
知ってどうするって思うんですけどね、当事者からしてみれば。
余計なお世話ですってね。
だからこそ思う。
他人の事情に口を挟むような人間になりたくないなって。
関わって欲しくないラインがあるならそれを踏まないように注意しようって。
本人が言ってるならそれが事実なんですもの。
そう、真相はいつだって藪の中。誰も知らない。
「藪」より
藪から棒→前置きもなく突然の意「藪から棒を突き出す」の略。
薮蛇→「藪をつついて蛇を出す」余計なことをして災いを受けること。
ちなみに藪医者って治療の下手な医者のこと。
そのくせ治療が難しそうな患者は治療しないことも意味する。
とりあえずここでストップしときましょ。
またネタ仕入れたらこよ♪
今日もいい天気ですね。
桜並木の桜がいつ咲くのか楽しみです。
きれいだろうなぁ。
毎年通勤するときの楽しみのひとつなんですよね。
夜見る桜も素敵ですよね。
綺麗なものは昼間でも夜でも綺麗なんだな。
やっぱり春って好きだな。
今昔物語集で終わったので
今回は今昔物語集でいきますか。
これは作者未詳なんですね。
平安中期に編纂されたもので、
仏法話篇・・・ま、釈迦とか天竺にまつわる話とか
そんな感じにまとめられてるものと
民衆の生活篇・・・・藪の中にもあるとおり、
山賊に襲われた夫婦の話とか。
身近に感じる逸話集って感じにまとまってますよね。
まんが昔話も一部この中から抜粋されてたりします。
平安時代ってどんな感じなのかしら。
桜を愛でる習慣はこの頃からあったのだから、
今と違ってもっと風流があったのでしょうね。
今は桜の木の根元でも平気で
シート広げて宴会やってたりしますもんね。
人間のエゴやわーって感じます。
もっと大人しく桜愛でなさいよって。
桜だって人間に宴会して欲しくて咲いてるわけじゃないんだから。
ま、桜の美しさが人の心を狂わせてしまうんでしょうけどね。
桜の木の下には何があるってね。
今昔物語の釈迦にまつわる話は
中国の唐の影響が大きいんでしょうね。
平安仏教とか広まったのも桓武天皇の命令ですし。
って、なんか日本史みたいになってる。
日曜から、日曜の昼間なのに、なんかおべんきょしてる。
決算で頭痛いんだから勘弁して。。。。
って、私が書いてるんだな、これは。
このネタやめやめ。あかん、これ以上無駄に頭使いとうない。
話変わりますけど、
「水」とか「桜」に准えて人の心を表すのって
日本人特有の文化じゃないでしょうかね。
人の心とは常ではなく、変わりやすく、脆いものだと。
移ろい、変わりやすいものだからこそ、
そのときそのときを大事にしようって、なおさら
強く思うのでしょうね、きっと。
桜花とく散りぬとも思ほへず人のこころぞ風も吹きあへぬ
桜が散るのが早いなんて誰がいったことなんですかね、
人の心の方が風が吹く間もなく散ってしまうのに。
今も昔も人の心の移ろいやすいものには変わりないということですね。
そう、移ろいやすいもの。。。
ならば何故、あなたへの想いは消えないのだろう。。。
たとえ桜が散っても、この心はなかなか風が吹いてくれない。
今夜は冷えますね。
雨の休日ってちょっと残念ですよね。
ま、お墓参りは無事に済んだからよしとしましょ。
今日は文学の話パスってことで。
こんばんわ。。。
今夜は冷えますね。
桜も散ってしまうんでしょうか。。。
えっと、昨日は確かにメール送りました。
2回ほど。
空メールで失礼でしたね。
でも、まだはっきりあなただと断定できたわけじゃ
なかったから。。。
送信しようかどうか迷ってとまっていたものを
うっかり休憩時間に携帯いじってたら送っちゃったのが本当です。
それでどうしようと思っていたら返事がこなかったので
あなたではないな、と確信になりつつあったのですが。。。。
なんか。。。とかいうスレをみていたら
あなたらしき書き込みがあり、
へ???と思って
スレの進行をみつつ、もう一度送ってみたわけです。
でも、本当にあなたなのか、私でよかったのか
正直よくわかりません。
トマトとか、からすとか全然意味わかんないですし。
別の例のスレでは
あなたがなんか怒ってるっぽかったし。。。
って、いいわけばかりしてる自分かっこ悪いですよね。
どうしたいのか、自分でもよくわかりません。
それはあなたも一緒ではありませんか?
それになんか半年くらいここでやりとりしてましたよね、
でも途中実はブランクがあったのですが、
あなたは気づいていらっしゃらないんですね。
あなたに手紙が届いてから、その後なかなかメールが
こなくて、またあのスレに戻ってみたら。。。
そこでナンチッテって書いて、それが最後の書き込みでした。
メールがいつか来ると信じて。。。
しばらく2も見ませんでしたが、
あなたが気になっていたのでロム専門にしてました。
あなたがあのトリオツさんなのか、
今でも正直迷っています。
そもそも、何、からすって?
トマトって何?
ま、私もあなたの書き込みが100%わかるわけでは
ありませんが、私があんな変な書き込みするとでも??
なんか。。。スレでは33みたいなことかいてくるし。。。
って、違ってたりして。。。
しかもなんか女性がマジレスしてるし。
(実は=あなたかなって思って相手してましたが。)
内容は本当に思っていることですよ。
たとえどんな姿だろうと逢いたいって。。。。
ってゆーか、こっちじゃなくって尾崎の方があなただったんですかね。
いや、あえて突っ込まなかったんですが。。。
あのさ、ここ見てないだろうけど、
答え間違ってたら返信しないんでしょ!!
ってゆーか答え知らないし、分からないし。
まだ起きてるんですね。
あー、末期だ。
こんなとこで独り言。
トマトにあてた答え考えなあかんってこっちゃろ???
えー???
誰やねん、余計なトマトとやらコメントしおったんは??
いや、でも独り言ついでにいわせてもらえば
うち、関係あらへんよな???
トマトって。絶対あれ、うちちゃうで。
やっぱり人違いやったんかな。。。。
これはこれでやばいで。。。
うち、半年以上もまったく関係あらへん人と
レスしとったことになる。。。
えー、それもやだなあー。。。
でも、癪に障るわ。あんなくだらないこと考えなあかんの???
で、どっちみち外れてたら返信くれへんのやろ??
ずるいわ、そんなん。
なに、夜中にこんな悩まなあかんの??ってか
関西弁打ちにくいわwww
勝手に変な漢字変換しんといて。
えーと。
からすはKA〜やから、@は川かいな。(kawa)なんてな。
えー、なんか違うような。。。
カラスは色が黒いからブラックでAのコーヒーかいな。
コーヒー飲むからすなんていてるぅ??
からすは泣いたとあるから。。。@〜B全部不正解。
鳴くやもんな、正しくは。
なんてわけあるかい!!!
眠くなったからもう寝よ。
おはようございます。
今朝は少し肌寒いですね。
桜の花びらがベランダに舞ってきました。
ちょっとうれしい。
でも、雨降りそうだから洗濯物が外に干せない。
ちょっとかなしい。
日曜日の朝ってなんか街全体が静かでいいですね。
空気も澄んでる感じがする。
ちょっと今日は曇り空。
でも、今日の曇り空は嫌いな空じゃない。
空は一日一日様子が変わる。
いつも一緒じゃない。
人生も同じ。
同じ一日なんてありえない。
同じように感じてるけど日常は日々動いている。
毎日同じことの繰り返し。
っていうけど、ほんとはちょっとづつ変化してる。
その変化に気づくか、気づかないだけで
日々の過ごし方が変わってくる。
最近、ここにくることが多くなったおかげで、
本屋さんに立ち寄ることが多くなりました。
本屋さんって、独特の匂いがあって好き。
図書室とかとはまた違う。
いろんな本が混ざってる。
本も一期一会。
どの本を選んで買うかは自分次第。
そこから得るものを取捨選択している。
当然、いい本もあれば、その場でブックオ○行きの本もある。
ちなみにブック○○では嫌韓流って本を買い取りしてくれないらしい。
なんでかは、ま、一応不明ってことで。
本ってネットでも買えるけど、
本屋にわざわざ立ち寄るところが趣があると思う。
CDとかDVDとか余計なものが無い本屋さんなら尚いい。
でも、立ち読みしづらいような本屋さんは勘弁。
あ、でも、すわり読みってどうなんでしょ。
ちょっと行儀が悪いな。
あと、これみよがしにハタキ持ってる店主もやだ。
本を選ぶのに時間がかかるのは人それぞれ。
インスピレーションで決める人もいれば
じっくり考えて、翌日買う人だっている。
どっちが正しいかなんて、一概に言えない。
だから、本屋さんなら時間を忘れる本屋さんがいい。
曇り。。。太陽を雲が覆うように隠すから曇り。
文字の形成にも意味がある。
意味のない言葉なんてないんだよね。
存在するからには意味がある。
人も同じ。
みんな意味がある。
出会いにも絶対意味がある。
そこで何を想い、どう行動するのか。
決めるのは自分自身。
運命は全て取捨選択の塊のようなもの。
以前、テーマにした今昔物語集で
面白い逸話がある。
息子が嫁を置いて京都に反物を売りに行くお話。
嫁と母親は息子が無事に帰ってくることを来る日も来る日も
願っていたが、村が戦に巻き込まれてしまう。
その知らせを京都で聞いた息子は
自堕落な生活をしていて、遊女まで囲っていた。
年月もたったことだし、母親が心配だったので、
遊女を連れ立って故郷に帰ることにした。
村に帰ってみると凄惨な戦の跡がみてとれた。
家になんとかたどり着くと、家はなんとか残形をとどめていた。
どうやら、人も住んでいるようだ。
白髪頭でしらみまみれの母親が家の奥から顔を出す。
息子を見ると満面の笑みで息子を出迎えてくれた。
しかし、後に従えていた遊女を見るやいなや、彼女の顔はゆがんだ。
息子がいなくなってから村に起きたこと、
そして、一日千秋の思いで息子が無事に帰ってくることを願っていたこと。
そして、母親だと思っているようだが、実は嫁であるということ。
彼女は全て話した上で、息子の無事を喜び消えた。
必死で彼が帰ってくることを死しても尚、魂が待ちわびていたのだろう。
しかし、息子が心配したのは嫁ではなく、姑の方だった。
だから彼女の姿も醜い老婆に映ったのだろう。
これだけの想いを抱いていても、
男の人って、今も昔も新しい女の方が好きなんですかね(笑)
それでもいいやって思えるヒトでありたい。
好きな人が一日無事で幸せに過ごしているなら
それでいいやって。そう、思えるヒトでありたい。
覚悟を決めました。
今メール送りました。
もし、出来るなら答えが合ってても、間違ってても、
返信はここではなくて、直にメールがいいんですけどね。
でも、ま、全てはあなたの手中ですからね。
あなたが決めてください。
あなたの本気とかそんなの、他人の私がわかるわけないし。
このままでいいと思うならそれでもいいと思います。
別に迷惑とそういんじゃないんです。
自分の保身ではなく、あなたがそう決めたならそれでいいと。
いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
源氏物語桐壺の更衣の章です。
桐壺の更衣は光の君、光源氏の母親です。
ま、そうですね、たいした身分でもない娘がなんと天皇に
愛されるなんてありえない設定とでもいいましょうか。
見目麗しい姫であることには違いないんですがね。
ちょっと殿方に恩恵を受けると女の嫉妬は怖いですね。
その桐壺の更衣を一番目の敵にしていたのが弘徽殿女御ですね。
この御子三つになりたまふ年、御袴着のこと一の宮のたてまつりしに劣らず
「かかる人も世に出でおはするものなりけり」と、あさましきまで目をおどろかしたまふ。
光源氏の見目麗しさは母親譲りなのでしょうか。
それにしても正室のお腹で生まれてこなかったこと、
とても身分の低い方がお母様であられること以外は
なにも非の打ち所が無いのにね。
実に惜しい方だ。もったいないもったいない。
人は見た目が9割 という本があるけれど、
平安時代も今と変わらず、見た目が大事ってことかしら。
そして、光源氏の御袴着の儀を最後に
彼の母親、桐壺の更衣は亡くなってしまいます。
それにはたいそう、天皇もお嘆きになられたそうですよ。
それゆえ、若君(光源氏)には愛情を一宮以上にかけて
しまわれたそうで。
弘徽殿女御の嫉妬は若宮にまで及んだそうですよ。
せっかく、一宮に気を使って、質素な儀式にしたのにね。
そう、結構気を遣ってる。
昔は身分にうるさいから、
その上、身分が低い源氏の方が世間に
人気があるものだから。
とっとと、葵上とやらと結婚させらてしまう。
胸の中には藤壺の女御がいるのに。
ま、叶わぬ片思いに人は弱いもの。
美しい思い出と悲しい現実は比較にならない。
当然、夫婦生活も冷めたもので。
源氏が違和感を抱きつつも、葵上を気遣い、
なんとか修復しようとしていた。
人生再生のとき。
ま、今日がrestartってかんじで
いきますか。
ま、こういうことです。
結果オーライ。
全てを私は受け止めます。
光源氏ってなかなか思い通りに人生進まない人ですよね。
よく、女性を翻弄させるひとの代名詞に使われてますが、
どっちかっていうと、
運命とか女性に翻弄されていたのは
光源氏の方だと思う。
心の中ではずっと片思いしていた藤壺の女御がいて。
でも、ずっとその思いは実ることなく、
そのまま彼はいろいろな女性と出会い、
そのときそのときの恋愛を一期一会といわんばかりに
謳歌する。それが彼の生きてきた証であるかのように。
ともすれば、彼などいないといわんばかりに
はかなきことのように彼を表現することもできる。
実際、小説と現実の違いなんてあるようでないようなもの。
源氏物語って奥が深い。
今と変わらない男女のもつ喪失感と違和感。
なんか深くて暗い溝。
とおり越えなきゃいけないのだけれど、
なかなか通り越せない溝。
光の君はずっと胸の中で永遠の君。。
藤壺の女御を抱いて。
紫の上はそんな源氏を愛した。
小さい頃から理想の女性であるようにと
源氏がそのように仕向けてきたことも
全て受け止めて。これが彼女の源氏への愛の証。
この物語って最後は浮橋って章があるんですが、
正直いうと、紫の上が死んでしまったところから
もう、物語は終わってるような気がする。
紫の上が全てを語っている。
子供は生めなかったけど、源氏に唯一無償の愛をくれた人。
想い人さんこんばんわ。。。。
かつてはこんなやりとりを
ここでしてましたよね。
あれはあなたではなかったのでしょうか。
今となってはどうでもいいんですけどね。
手紙。。。無駄だったですね。
迷惑かけちゃいましたね。
ごめんなさい。変な手紙でしたでしょうに。
ま、ここも見てないでしょうけどね。
ちょっとした懺悔室ですね。
でも、あなたといた空間はとても楽しかったですよ。
あの頃が一番自分の人生で楽しかったかも♪
でも、別に付き合いたいとか思ってませんでしたよ。
いや、これは本当。だって、ちょっと図々しいですもの。
自分で言うのもなんですが、おばさん相手ですもの。
ありえない。自分が逆の立場だったらありえない。
でも、あそこの書き込みをみて
正直目を疑ってしまった。
あなたが・・・なのかい!!
何故かあなたが真っ先に浮んだ。
だって、あんなど田舎でこんなところ、
書き込んだりする人そんなにいるわけないですし。
ちょっと油断しちゃいましたね。
想い人さん♪田舎をなめるなよ。って軽くアド。
でも、今がんばってらっしゃるんですよね。
未練がましくひきづっていたのは私の方でしたね。
フォルダどころか、デリートしてください。
今日で目が覚めました。
やっと、現実が分かりました。
ここって面白いところですね。
でも、私はこのスレ埋めたらやめときます。
私には向いていないみたい。
正直いうと、まだ好きです。
そう、ここまでひどいことされても
何故かまだ好き。
どうしてでしょうね。
きっと違う形で会ってればまた違っていたかもですね。
ここまで人を好きになれたのは私の生涯では
本当にあなただけです。
そして、心から好きになってしまったのも。
でも、それではね、きっと何も生まれない。
あなたにはあなたの人生がある。
ここであなたとやりとりが出来たってだけでも
いい思い出です♪
そうそう、ないですものね、こんな経験。
あなたを好きになって本当によかった。
源氏物語っていろんな人が訳とかしてますよね。
誰のが忠実なのかとか、
いろいろ論議されてたりしますが。
ま、別にどのように解釈しようが自由では?
というのが、私個人の意見です。
だって、感性はひとそれぞれ。
みんな一緒じゃない。
なんとなく似てるから相通じるものを感じるわけで
そこでなんとなく親近感とか沸いちゃうんでしょうね。
でも、意見が違うってことも違った見方をすれば
そういう観点もあるんだという、ひとつの発見に
つながりますよね。
だから一概にこれが正解っていえないとおもう。
それが文学の深みというか、人生の深み(照)
源氏物語訳っていえば瀬戸内寂聴とか有名ですね。
原作を読んだりするだけでも、うんざりですけどね。
昔の人ってそういうところもすごいね。
文字しかない書物を淡々と読み、さらにそれを書写するなんて。
気合としか言いようが無い世界ですね。
平安時代は貴族社会。私たちのような一般庶民なんて
誰も見向きもしない時代。
貧富の差なんて今と比べ物にならないくらい。
よく、狐狗狸さんなんて遊びしませんでした?
あの10円硬貨を使ってなんか霊に質問していくやつです。
そう、こっくりさんって、正確には狐狗狸さんって書くんですよ。
これって、狐と天狗と狸ですよね。
下等級の霊といわれてますが。
実はこれって平安時代では私たち庶民をさしていたらしいですよ。
そう、平安初期はまだ下水道とか完備されてなかったから、
都の周りは不衛生極まりなかった。
宮廷の中にいる人優先の世界だったので
まわりにいる下々のものには見向きもされない。
みんな飢饉に見舞われて不衛生な環境の下、
無事に生き残れるものも少なかった。
しかし、これでは年貢を納めるものがいないということで。
こうした狐狗狸(庶民)と会話できるものが必要だった。
それが陰陽師です。
かの有名な陰陽師も狐狗狸と人間の間に生まれたハーフ?って
ことになっているでしょう?
当時は身分違いの恋なんて
ご法度だったということですね。
桐壺の更衣のことでもそう。
でも、光の君も明石の君との間に
子を授かってしまう。
その子供を紫の上に育てさせた。
実の母から子を奪い、そして
一度も愛する人の子供を生めないまま、
生涯を終えた女に愛人との間に生まれた子供を
育てさせる。
なんというエゴでしょうと、
時代背景とか考えないと単純に思ってしまいますね。
そう、全てはこの身分制度が起こした悲劇なんですね。
男女の恋愛うんぬんよりも、この身分制度が全てにおいてネックとなってる。
外を見れば何万人と人が倒れているというのに、宮廷内では
何も存ぜぬ顔をして平安貴族達が舞を楽しんでいる。
なんて不公平な世の中なんだ。
世の無常観とかは兼好法師の徒然草でも
語られていますよね。
平安貴族が滅んでいったのはやはり必然といえば
必然だったのでしょう。
荘園制度で民から税金を奪うだけ奪い、
何もしてくれないとなれば反乱が起きても仕方の無いこと。
そこで台頭してきた武士達に時代をのっとられていくわけですね。
平安文化の象徴である源氏物語に源という字があてがわれているのは
何か皮肉めいたものを感じてしまうのは私だけでしょうか?
トマトって私のことだったんですね。
今、自分のメアドみて初めて気付きました。
鈍くてごめんなさい。
桜が綺麗に咲いていたので撮ってみました。
普段は写メなんてしないんですけど。
ではおやすみなさい。