静かに★大江健三郎★動き出す

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41吾輩は名無しである
「北朝鮮の青年の未来と希望の純一さ」は、「南朝鮮」の青年達が疑い、嘲笑したように、今日の破局の中に失われて しまった。
大江氏がこれだけ思い入れをした「老いた美しい朝鮮の 婦人」や、「希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわっ た生きかたを始めようとしている青年」達は、
今や住む家も洪水に 流され、食べ物も自由も希望もなく、ただ餓死を待っているであろう。

そうした北朝鮮の惨状について、大江氏はどう考えているのだろ うか。
大江氏が昔の自分の文章を覚えているなら、自らの不明を恥 じて、読者にお詫びをするとともに、自分の見通しがなぜ間違った のか、思想的にきちんとした反省をしなければならない。
それをし ないこの人は言論人としての資格はない。将来も、また同じような
過ちを繰り返すのみである。

また上記の熱のこもった文章が、単なる共産主義かぶれの若気の 至りではなく、北朝鮮の人々への真実の思い入れだとしたら、
自ら 率先して、北朝鮮救援活動を始めるか、ノーベル賞の賞金を北朝鮮 救済の資金として提供する位の事はあっても良いのではないか。
大 江氏は、昨年は米国プリンストン大学で静かな研究生活を送ったよ うだが、現在は別の意味で「帰るべき朝鮮がない」のだろうか。要 はつねに人事なのだろうか。