文豪に売国奴が多いのはなぜ

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1吾輩は名無しである
不思議なことだ、いつの時代においても悪人は自分の下劣な行為に、
>宗教や道徳や愛国心のために奉仕したのだという仮面を着せようとつとめている。
byハイネ

>愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな!
byジミ・ヘンドリックス(“伝説”のギタリスト)

>愛国心とは喜んで人を殺し、つまらぬことのために死ぬことだ。
byバートランド・ラッセル(哲学者、ノーベル賞受賞)

>恐怖心や愛国心によって人を殺すのは、
>怒りや貪欲によって人を殺すのとまったく同じく悪い。
byヘンリー・ミラー

>愛国心と言う卵から、戦争が孵化する。
byモーパッサン

>愛国心とは、ならず者達の最後の避難所である。
byサミュエル・ジョンソン(イギリスの文豪)
国民感覚とはかけ離れてると思うんだが
2吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 14:04:27
誇りと実利は、相反するからだよ。

愛国とか偽善となえて、利益を追求しない団体は衰退するんだよ。
結局、欲に素直になる人間のほうが、自然なんだよ。
嘘を基準に人生を立て始めた人間は、周りを不幸にするんだよね。
これ歴史の必然。
3吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 14:16:09
 人倫に対する意識が近代付近において下人と上人では少々違うからだ、と僕は思いますね。

「社会内道徳意識(人倫)」というのは、少なくとも現代迄においては、
人間個人において進歩に随分差がありますよ。
 たとえばブッダさんやイエス・キリストさんは、
当時の一般的levelからはかけ離れた人格者でしたね。


 世界市民の段階では国家は単なる家族制度に過ぎないのでしょうけど、
国賊の段階では、国家というのは最後の進歩の頂点に見えるんじゃないでしょうか。
 だから犯罪を神的なもの=偶像に託することで、
合理化(自己正当化)するという最終的な防衛規制に出るんじゃないかな。
4吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 14:37:23
>>2
 あなたの欲望主義みたいなのは理解できなくもないのですが、
僕は誇りとか善行とかも利益の一種だと思いますけどね。


『歴史は自由を目指す』
と云ったのは有名なヘーゲルさんですが、
『満足した豚であるよりは不満足なソクラテスのほうがよい』
と云ったのはこれまた有名なミルさんです。

 僕は「肉欲中庸と精神欲極端」が主義なんで、ある意味ではあなたと似ているかも知れません。
人間らしい欲望に忠実であることは人生で最高の価値ある行為なのだ、と考えるから。
5吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 14:38:52
金がたっぷり入ってきて特にやることがなくなった
自分のことを超絶天才だと信じ込んでいる

だから人にもっともらしい理想論の一つでも打ちたくなっただけだ
6吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 14:47:10
PATRIOTISM [愛国心]
n. 自分の名声を輝かせようとする野心家なら誰でもたいまつを近づけると火がつくがらくた。
ジョンソン博士の著名な辞書によると、愛国心は悪漢の最後の拠り所と定義されている。
教養深い、しかしながら二流どころのこの辞書編纂者に対して、まことにはばかりながら、
小生はそれを最初の拠り所と愚考することを許されたい。

A.ビアス
7吾輩は名無しである
 資本主義経済が地球規模の国際競争で今日の国家会計を担う格好のシステムになっているのは、結局
今日の産業体制が利潤を目的にしないと成り立たないくらい貧弱だからだと思うんですね。

 共産主義という一時人類の目の前に開かれたユートピアの原型は
その人間社会における産業技術の事実的進歩とのあまりの矛盾の故に、
20世紀における経済発展の牽引役とはついに成らず仕舞いだったのではないでしょうか。
 マルクス思想の本質──つまり資本主義の孕む非人間性の批判および唯物史観──に、
所謂「マルクス主義」とは別観点から注目するとき我々にとっては、
形而上学的法治制を超えた未来における実証主義的産業制社会を理想するのはさほど
困難なことではありませんね。
 それは単に、端的にmain部分をchoiceすれば、応用科学技術の発展実用化に依存する命題だ、
というだけです。諸ある革命の根本原因としての。