38 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 23:40:29
電波兵器技術養成所って面白いな
39 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 23:53:03
井上氏のお薦め作品というと、何でしょうか?
おすすめは
『地の群れ』
新品でたまに見かけるのは
『眼の皮膚 遊園地にて』
差別、都市、家族とか。
フォークナーの影響が指摘されてて
崎戸炭鉱が舞台の作品と、都市の家族を描いた作品がよい。
なにげに技巧派。
スレタイ見ると傾向臭いけど、講談社文芸の読んでみ。
41 :
吾輩は名無しである:2005/08/08(月) 20:50:12
あげ
42 :
日雇いくん ◆HIyaTOiQcI :2005/08/08(月) 21:53:11
新潮現代文学の中に入ってる作品を半分くらい読んだ事あったっけかなあ。
妙に面白かったような気がする。なんだっけ、当時の左翼青年の描写とかそういうの。
アツイ時代だったんだなあっていうのは感じたんで(要するに時代性)、それはいいと思う。
43 :
吾輩は名無しである:2005/08/11(木) 17:50:03
妊婦たちの明日ってすごくない?
安部公房みたい
保守
45 :
吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 11:17:45
保守age
46 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/09/05(月) 23:54:31
紫苑さーん♪
0
保守
保守
50 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 23:59:38
いよっ、全身小説家♪
51 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 02:46:21
映画『全身小説家』見ると瀬戸内寂聴が井上光晴に惚れていた事が解るってのは本当ですか?
52 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 16:19:14
全身小説家は、
大西巨人の三位一体の神話と併読すると乙かと。
保守
54 :
吾輩は名無しである:2005/11/13(日) 14:27:12
age
56 :
吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 06:27:28
age
hosyu
みっちゃん♪
保守
保守
61 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 20:09:58
このスレの伸び具合が正に、現代の井上光晴の位置なんだろうな。
本屋行っても置いてないもん、腹立つ。
偶に取り上げられるとしたら映画「全身小説家」の話題が多いのも、
「それしかないんかい・・・」
と、仕方がないのかと諦めるやら、虚しいやら。
(もちろん「全身小説家」の評価の内容とは関係なく)
この人が今取り上げられたり、復刻されないのは、
"左翼作家"というイメージが、=過去の遺物と捉われているからだろう。
もし、そうであるなら、こんなにもったいないことはない。
左翼作家であったのは事実だが、そういう思想を突き抜けた
唯一無二の怪物的表現力を、今こそ再評価すべきだと思うのだ。
現代だからこそ、社会的な意味を離れ、純粋に作家:井上光晴を
捉えられるのではないだろうか。
それは、映画で喩えるなら、「神々の深き欲望」(今村昌平監督)を、
民俗学的レヴェルで捉えるのではなく、極彩色パノラマとして
捉えるべきだということと似ている。
俺はこの人の書く、会話のシーンが特に好きで、あの
台詞回しのリアル感とシュール感のバランスがたまらん。
全然関係ない会話がノイズとして入ってきたりして、
最初に読んだ時(「紙崎道夫少年の記録」)、
「うわっ、ゴダールか、これ!」
等と映画方面からの形容しか思いつかなかったのだった。
あと、登場人物のネーミングセンス最高です。
「ゲットーマシン」とか「新宿・アナーキー」とか
短編集を文庫で復刻してほしい。
とにかく、一番リスペクトする作家です。
62 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 20:24:25
>>61 古本屋でも価値はついていませんしね。
ファンならかえってこういうほうがいいのでは。
きみの熱い思い入れには火傷しそうになった。
64 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 23:16:38
俺も文芸文庫から出てる奴で好きになった。
別に左翼的じゃないしディティールで読ませる地力もあるよね。
想像力なら同じフォークナー同門の大江中上とタメを張ると思うよ。
hosyu
hosyu
保守
68 :
吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 00:22:07
井上さんの本、全部持ってるよ。
全部で何冊ぐらいになるの?
70 :
吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 22:28:38
日本の純文作家ベスト10に入る出版量だそうな。
ちょい書き過ぎでテーマ的にもカブってるのがかなりあるが
粗製濫造ではないね。
72 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 15:48:50
中野重治のほうがいい
hosyu
74 :
吾輩は名無しである:2006/06/25(日) 15:52:24
「全身小説家」で井上光晴がストリップまがいのことをするのは、
「津軽海峡冬景色」だよ。
「戦友」(ここは御国の何百里♪)は、「文学伝習所」の弟子と
阿蘇山に登った時の変え歌だよ。
75 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 16:38:03
hosyu
76 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 16:40:32
hosyu
77 :
吾輩は名無しである:2006/06/30(金) 16:07:09
hosyu
78 :
だいすけ ◆m0yPyqc5MQ :2006/06/30(金) 16:28:44
補習
79 :
吾輩は名無しである:2006/07/01(土) 00:53:30
「ガダルカナル戦詩集」と「死者の時」を読む。
内容忘れたが、感動した記憶がある。
「地の群れ」は原爆を思想化したと本人が大言壮語したが、
“無思想”の「黒い雨」の方が遥かに上だと思う。
あと、やたらと凄む。
?
81 :
吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 10:03:34
しかし黒い雨は盗作らしいじゃん
講談社文芸あたりで復刊しないかな〜?
地の群れ、虚構のクレーン
82 :
吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 10:20:38
まあ経歴詐称ぐらい、
政治家じゃないんだから。
83 :
差別されてるのは日本人:2006/08/27(日) 17:43:20
障害者年金→8万
生活保護 →12万
在日の保護→17万
日本人は餓死して
↓
衰弱知りながら給水停止・保護申請却下 障害者が孤独死
http://www.asahi.com/national/update/0716/SEB200607160041.html 朝鮮人はこれ
↓
155 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:52:01 ID:9TPF4QZP0
在日朝鮮人が毎月17万円の生活保護が少ないと悩む
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1133663345/ 161 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:53:31 ID:Q8usJ8ya0
朝鮮人や部落民ややくざは、審査なしで生活保護受けれるのに、
日本人の障害者は、死にかけてる状態で生活保護を申請しても
相談段階で蹴られるのかw
179 名前:名無しさん@6周年[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07:56:55 ID:nP/VKXdL0
死ぬのはいつも日本人。在日は日本人の血税使ってぬくぬくと暮らしている。
187 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:58:55 ID:UCYFP+I90
何の不便もない在日に支給して国民を飢えさせるとはまったく戦後の売国政策の賜物だな
さっさと強制送還して日本国民に回せ
190 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:59:35 ID:3uHtcajm0
いたいけな障害者の生活保護をかすめ取ってベンツ乗り回している在日って
悪魔の民族ですか?
84 :
吾輩は名無しである:2006/08/29(火) 08:37:51
age
85 :
吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 01:57:26
井上光晴は、ナショナリズムをめぐる戦中の言説に注目した点で、他の左翼作家と一線を画している。
偽装転向、一視同仁的な天皇制理想主義、徴兵忌避、男色、といった戦時下ナショナリズムの雰囲気が、
生々しく読める作品は、あまりお目にかからない。
彼の仕事は、左翼全般というより、三島由紀夫や橋川文三の仕事に大いに影響を与えた。
意表を突かれた表現としては、「ガダルカナル戦詩集」の出だしの文章で、
戦中の戦争小説(サブカルチャー)のクライマックスから始まって、地の会話に移行する。
戦争体験の普遍化への実験の一環だったわけだが、
こういった遠近感を狂わせるような手法は、ある種の分かりにくさとして受け止められたが、
「戦時中にタイム・スリップ」という、ほとんど想像力を必要としない最近の書き手
(特にかわぐちかいじはひどい)と比べると、むしろはるかに「現代的」であるような気がする。
「超越者としての15年戦争」という問題意識を、根こそぎ無かったことにしようとする動きが、
野放図に横行している現在、井上光晴ら「狭義の戦中派」の放つ言葉は重く響く。
86 :
吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 00:49:22
いま『象を撃つ』を読んでるが、かなりおもしろいな。
もっともっと評価されていい作家だと思う。
87 :
吾輩は名無しである:
高校の国語便覧にも名前しかなかったぞ!
埴谷、高橋、梅崎、椎名すらちょい解説が載ってたのに。