岩崎が植物園を訳してくれたらいいのにな
246 :
吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 01:04:25
アカシア今日1000円で入手
読み始めたけど、読みやすいし面白いね。以外だった。
もっと苦行に近い読書になると思ったので
247 :
吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 01:06:00
断章形式だしね。読みやすさでは1,2を争う作品だね。
248 :
吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 08:40:31
1冊ぐらい文庫になってくれー
249 :
吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 23:17:56
貧乳腰パン葉子詐欺食い逃げ偽善者ダーウィン
250 :
吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 11:58:15
路面電車で始めてシモンを読んで、アカシアを何度も読みかえしたんだけど、
そしたら他の作品の訳がそっけなく感じられて読めなくなっちまってた
フランドル、歴史、ファルサロス、ルパラス、トリプティック
と本は揃えたが読む時間と体力と根気に自信がなくなった
みんなはどうっすか?
251 :
吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 14:06:31
基本的に平岡訳作品は読みやすい。
「アカシア」って好きな人が多いみたいだけど、
俺にはいまいち良さがわからない。
「歴史」には参った。でも一番好きなのもこれ。
252 :
吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 15:25:10
>>251 歴史はいいですか?
エピグラフのドゥイノ悲歌と解説がかっこよかったのは読んで覚えてる
本文はパラパラとめくって、いつか読むぞと決意したきりだ。
やっぱ情景を丹念に想像しながら、ゆっくりと読み進めるしかないっすね
年に一冊は読みたい作家なんだけどね、おじさん体力と集中力がね
ところで平岡訳はかなり艶っぽく訳しているの?
例えばアカシアと比べたら、歴史は用いられてる語彙がかなりそっけなく感じるけど、
上にある通り、原文に忠実と言うことですかね?
つまり、原著ではそこまで絢爛な文体ではないと
もちろん小説によるのかも知れませんが
253 :
吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 17:40:36
「歴史」はむしろ絢爛じゃね?
平岡さんの訳は平明だし明晰さを感じる反面、やや色気に欠ける気がする。
でも、それは原作の性質の問題なのかも。
俺は仏語できないから、ここからは推測だけど、平岡さんは自分の文体に合った
作品をチョイスして訳していたんじゃなかろうか?
シモンのなかでも比較的、読みやすい作品を手がけていたような気がする。
254 :
吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 03:25:47
>>253 正解。
平岡氏は、なによりもまずシモンをこの国に広めることに心を砕いていた。
255 :
吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 19:37:19
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ゝ ';.:.:.:', l / `ー―――‐‐―ァ
ノ, --‐二:.:.:__ヽ l / /
256 :
吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 12:04:58
なるほど・・・
となると最初は平岡訳から入ったほうがいいのかな。
フランドル読んで面白かったから、次いで歴史にトライしたが
いきなり訳分かんなくなった。
歴史は後回しにして、アカシアに行ってみるべきか。
257 :
吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 03:20:12
hoshu
258 :
吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 19:27:31
259 :
吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 15:31:38
『農耕詩』の翻訳もいいけどシモンの最高傑作の『植物園』を誰か訳してくれ
蓮實に訳してもらいましょう
早稲田文学、シモンの小説たった6ページかよ
これなら豊崎光一の『他者と(しての)忘却』の引用の方がいいだろ
262 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 05:55:31
松尾国彦って人のシモンについての論文が
以前、どこかに張られてたけど、読んだひといる?
現在、着払いで、無料で送ってくれるってあったんだが・・・
263 :
吾輩は名無しである:2008/09/21(日) 08:53:57
フランス語ができるんなら読めば?
>>262 つ
ttp://kmatsuo.seesaa.net/ 「…その一作一作の特質を的確に捉え、
論考の表題にそれを闡明し、
その所以を精緻に粘り強く解き明かしつづけたこの労作は、
日本ではもちろん、おそらく世界でも唯一の、
内容の濃密なクロード・シモン論になっている。」
ー東京外国語大学名誉教授 岩崎力−
265 :
吾輩は名無しである:2008/09/30(火) 16:55:43
266 :
吾輩は名無しである:2008/11/18(火) 04:37:49
雑誌現代詩手帖1970年6月号講演「小説・知覚・認識」弓削三男訳
雑誌文芸1970年6月号講演「小説とエクリチュール」蓮實重彦訳
雑誌海1970年7月号インタヴュー「ニューヨークでの衝撃」清水徹
雑誌海1972年2月号インタヴュー「現代フランス作家への問い」岩崎力
「作家の仕事場」晶文社シャプサル編インタヴュー朝比奈誼訳
雑誌早稲田文学2002年7月号インタヴュー「誇張法がフローベールの文体にあまりにも疵を付けている」佐藤正樹訳
単行本訳ではないシモン邦訳かな。ほとんど手に入らないものなのが泣ける。
他にもあったら適宜教えてください
269 :
267:2008/11/19(水) 13:54:41
俺も同感だけど、これ以上ないんじゃないかという暗鬱たる気分が・・
と思ったらCiNiiで調べたらいくつかあった
平岡篤頼・芳川泰久訳「一語ごとの虚構」、『早稲田文学』1977.11 特集ヌーヴォー・ロマンその後
平岡篤頼・芳川泰久訳「一語ごとの虚構 承前」、『早稲田文学』1977.12
邦語の雑誌・論文誌所収のシモン論はここである程度わかるよ
CiNiiはたしか仏文研究誌のいくつかをフォローしてなかったかもしれないけど。
ttp://ci.nii.ac.jp/
270 :
吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 00:02:24
良スレ保守。
271 :
吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 10:41:20
ビュトール、ロブ=グリエが河出文庫に入った。
となると次はいよいよ…
一年半後だな・・
と、期待させておいてなぜかサロートが。
274 :
267:2009/04/10(金) 10:03:31
いやいや、ビュートルの訳のなかったものがくるかもよ、と期待
レペルトワールとか
275 :
吾輩は名無しである:2009/08/30(日) 21:16:03
植物園だけ訳してくれたらそれでいい
276 :
ザ・スミス:2009/08/30(日) 22:58:48
草とかペテン師とか文庫化されればいいのにね!
いろいろ参考になる
ガルシア=マルケスよりずっと上
天才
279 :
吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 11:21:18
あげ。
280 :
吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 15:11:03
>>220安いのゲットできそうだから楽しみにしてるよ
281 :
ザ・スミス:2009/12/17(木) 03:25:32
植物園と農耕詩は誰か訳してんの?
282 :
吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 12:58:27
白水社次第だろうね
283 :
吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 23:07:10
オリオンの図はマインドマップだなぁ
284 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 00:33:03
それにしても無茶苦茶だよなオリオン
わからんでもないが読むに堪えないね
285 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 00:34:53
解説で持ってる感じだなこの本は
286 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 06:54:38
というか解説でも触れてないけど
明らかにシュルレアリズムの
絵画的技法をそっくり
という感じだよオリオンはね
大好きな作家。
今勉強しているフランス語がある程度ものになって
それに、お金が貯まったら、お墓参りに行きたい。
288 :
吾輩は名無しである:2010/04/02(金) 00:03:11
買ってないけど
ワセブンで芳川さん訳で農耕詞が掲載されはじめたようだね
『アカシア』復刊してください。。。
白水社様、アカシアと路面電車を復刊して下さい
復刊って、絶版本に対して言うもんじゃないのか?
>>291 路面電車はまだ普通に買えたんですね
さっそく購入します
フォークナーの『村』を範にとったシモンの小説は何でしょうか?
294 :
吾輩は名無しである: