ミステリーな作品の多い西鶴モノの江戸の日本文学についての考察、意見などを色々語ろう。
2 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 22:20:28
ああ、西鶴研究会ね『西鶴が語る 江戸のミステリー(ぺりかん社)』読んだ人はどんだけいる?
3 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 01:44:32
うちの大学の文学考察の授業でも参考文献としてよく用いられるな。
4 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 01:20:04
狐が化けた女って作品には思わずハァハァしちまった・・・w
5 :
吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 08:52:43
6 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 10:22:18
僧侶みたいな生活をしている男にセクシーな女が誘いにくる話
7 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 17:29:52
それでいろんなもの吸い取られちゃうのなw
8 :
sage:2005/07/10(日) 19:44:04
なんだよ?いろんなものって?
9 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 19:48:35
『男色大鑑』が一番読んでいて面白し。
10 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 01:38:14
11 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 20:00:36
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
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N| "゚'` {"゚`lリ や ら な い か?
ト.i ,__''_ !
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12 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 20:21:31
いや、男色、衆道に関する史譚集だ。
13 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 05:42:27
>>12 興味深いな、詳しいあらすじを教えてもらえないだろうか?
14 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 05:53:17
西鶴半端ね
そうか?悪くは無いがな
16 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 02:17:00
17 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 03:10:27
あるしゅシェークスピアとかぶる。
18 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 05:42:51
『瓜二つの謀略』ってのも面白いぞ
19 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 00:50:57
20 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 23:25:03
安芸
男色大鑑キター
22 :
吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 04:20:31
男色大鑑のあらすじを教えてくれ
短編集みたいなもの。
24 :
吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 13:27:36
前半は熱い武士のオトコ達を中心に義理深い愛を、
後半は町の商売オトコ達の評判を書いた短編集らしい。
英訳もある。
冒頭に、
「本来セクースは男色が正統」
「女とセクースするのは美少年が居ないからしかたなくやるだけ」
「女とばかりセクースするのは、性の乱れ」
のような事が書いてある。
26 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 10:18:32
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27 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 06:49:55
ウホッ!いい男…
28 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 19:00:22
ウホッ!いい男…
29 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 00:35:27
西鶴半端ね
30 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 03:06:16
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■????? ? ?▲?◆? ┛ 馬鹿にはコピペできないカーネルおじさんです
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31 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 08:03:54
馬鹿めw
32 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 05:37:01
みんなホモネタが好きなんだなぁ
33 :
吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 21:08:16
西鶴こそ日本文学の最高峰。
漱石、鴎外、賢治、谷崎、芥川、川端、太宰、三島、
公房、大江、荷風、鏡花、花袋、一葉、藤村、独歩、
横光、福永、露伴、紅葉、八雲、四迷、井鱒、井上、
司馬、吉川、池波、藤沢、山本、乱歩、正史、清張、
春樹、吉本、中上、高村、宮尾、左京、筒井、鈴木、
全て西鶴文学の森厳さ、崇高さ、愛くるしさ、切なさ、美学性に及ばない。
何百年の風雪に耐えて今なお人の心を打つ西鶴文学こそ、日本人の魂。
34 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 15:41:44
織田作之助や開高健は西鶴の影響が強いって言われてるよね。
35 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 17:31:40
読みたくなってきた
36 :
吾輩は名無しである:2005/11/12(土) 16:35:21
37 :
吾輩は名無しである:2005/11/13(日) 23:16:18
ちゃんと語れ
38 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 13:13:33
近現代のリアリズム文じゃ表現できない俳諧の面白さ。
文章から文章へ、単語から単語へぽんぽん飛んでいくから
現代文に訳したものを読むと面白くないものも多い。
でも好色一代男は一読すべきかと。
かなりおもろい
39 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 14:43:18
古文が読めない場合はどうすればいいでしょうか。
習った覚えはありませんが?
40 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 14:45:21
41 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 15:03:32
習った記憶はとんとございませんが?
42 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 01:14:03
>>41 いやそれはないって。
マジレスすると古語辞書片手に頑張るか、
現代語訳付のを買うしかないのでは。
古文と言っても時代は江戸だし、辞書に載ってない俗語も多いし・・・
『好色一代男』ってどうですか??
習ってても覚えてない場合があるかもね。
でも根本は漢字と平仮名の組み合わせだから大体意味取れればいいんじゃ?
研究者じゃないならね。
いや、当時の人にしかわからない時事ネタも盛り込んであるからこそ
現代語訳がないとわからないところがある。
そっか。
まぁ教養程度にしか読んでない読者の意見だから
あんまり気にしないでおくれ。軽薄な発言でごめんよ。
47 :
吾輩は名無しである:2005/11/30(水) 19:48:24
さらに「源氏」のほのめかしもあるからな。
48 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 00:26:08
すませ、一代男か二代男でこんな話記憶してる方いますか?
ある禿(だった気がす)の姉はよだか(か何か。とにかく下級遊女)
で辛いだろうから助けてやってほしいと禿は太夫に言った。
太夫がその姉を尋ねると、姉は自分の勤に誇り(?)を持ってて、
逆に太夫より自信満々で太夫ポカーン(゚д゚)
みたいな感じだったと思うんですが。ご存知の方いたら情報ください
49 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 02:48:59
男色大鏡
50 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:56:07
51 :
48:2005/12/07(水) 00:02:06
>49
男色大鏡でしたか、ありがとございます
52 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 01:03:27
谷脇先生に聞いてみ
53 :
平下流:2005/12/07(水) 01:38:55
ところで、本当に西鶴が書いたのは「一代男」だけという説がありますが、学校ではどう教えているのでしょうか?
54 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 08:17:10
>>53 せめてソースを明示して、「あんたの見解」もちゃんと言ってくれ。
また叩かれるぞ。
55 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 11:57:10
森じゅうぞう?だっけ?
一代男唯一論はちょっとヤリスギと言うか。
最近の論文で「五人女はいつから西鶴作になったのか」ってのがあるから、呼んでみると面白いよ
56 :
平下流:2005/12/07(水) 22:08:34
>>55 森銑三(せんぞう)です。
「五人女はいつから西鶴作になったのか」の出典を教えて下さい。
57 :
吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 09:27:52
>>56 国立国会図書館のHPで調べてチョ。どこの雑誌だったか忘れてしまった。
漏りさんは感情的な論考が多かったけど、
この論文はかなり冷静に書いてて面白い。
58 :
平下流:2005/12/09(金) 01:20:25
>>54 ご親切にありがとう。まずはソースから。
ソースといっても特に珍しい本ではありませんが、蔵書の範囲で。
@『西鶴と西鶴本』(元々社 昭和30年)
同書は『森銑三著作集 第十巻』(中央公論社 昭和四十六年)に収録されてはいるが、文は改まっている。
同書の「結語」から。
「なほ西鶴に関心を持った過去の先輩諸氏の内、幸田露伴、饗庭篁村の二翁に就いても一言すべきものを感ずる。
露伴翁は『本朝櫻陰比事 』の西鶴の作にあらざることをいはれて居り、篁村翁は篁村翁として、西鶴の浮世草子にいたく見劣りのする章のあるのは、他作が混じてゐるのであらうといふことを述べてゐられる。二翁の説の雑誌に現れたのは明治三十年代のことだったのに、
それらは西鶴研究家の注意するところとならずして今日に到ってゐる。私の西鶴研究は二翁の見方をどこまでも推進めて行った形となった。」
この「西鶴本」という言い方は西鶴作と言われている多くの著作に疑義を持った水谷不倒の命名とのこと。
ソース。『完本 紙つぶて』「西鶴は浮世草子の編集者」
「署名もないのに西鶴の著書だと軽信されている夥しい浮世草子が、すべて西鶴の著書ではないらしいことに気づいた水谷不倒は”西鶴本”という微妙な呼び名を用いた。」
参考
http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/MORIS/IharaSaikaku.html 森銑三の『井原西鶴』
59 :
平下流:2005/12/11(日) 09:22:28
A『井原西鶴』森銑三(吉川弘文館 歴史叢書11 昭和33年)
附録から
「・・・西鶴の作品をまず自らの眼で丹念に味読された処から初められ、西鶴の語彙・語法を調査し、其の詩味をさぐるという手段を以って論考が進められ、・・・」
丸山季夫(静嘉堂文庫司書)
後記(参考文献)から
「見るのに困難な西鶴本の原本を一々実際に調査して、『西鶴本』の一書を著されたのは水谷不倒翁だった。・・・西鶴の自筆の版下と自筆の挿絵とに着眼して、その方面より西鶴研究に新生面を開かれただけでも、翁の功績は大きい。・・・」
「『一代男』その他の解釈方面においては、三田村鳶魚翁を中心とする輪講が、今日から見てかつ画期的な仕事だったといってよいであろう。難解を極める『一代男』はその輪講に依って始めて鑑賞し得られるものとなった。・・・
後の研究者達がそれらの輪講を利用しながら、そのことを明記しようともしないのは学者の態度としてどうかと思われる。」
「輪講には参加しなかった真山青果氏の西鶴語彙の研究も、また基礎的なまじめな仕事であった・・・」
上記の輪講には森銑三も参加をしています。柴田宵曲が確か書記を務めていてと記憶しています。
60 :
吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 10:05:19
西鶴なんて古いよ。
61 :
平下流:2005/12/11(日) 22:49:30
B『西鶴一家言』森銑三(河出書房新社 昭和50年)
「いつ誰がいひ出したとも知れぬ根拠のない説も、世の拡まって、年月を経るにつれて、通説として扱われるやうになり、いつの間にかその通説が、権威あるものであるかのやうに誤認せられて、学会にも深く根を下ろしてしまふ。
たまたま何人かが、その説に根拠のないことを指摘して、今一度通説発生以前の状態に還って、新しく対象物を見直すべきだと力説しても、一般は勿論のこと、専門家を以って任ずる人々も、さやうな声には耳を貸さうともしない。
通説で固められてゐる頭の中の攪乱せられることを恐れているからである。専門家といっても学校に奉職してゐる人が多いのであるから、われわれはさやうな新説を問題にしなくとも、旧説を受売りしてゐれば、それで日は過ごされるといふのかも知れないが、
さうして学界が無風状態に置かれ、すべての学者が事なかれ主義者ばかりになってしまふのは、賀すべき現象であらうか、いかがであらうか。
62 :
平下流:2005/12/12(月) 22:34:28
C『一代男新考』森銑三(冨山房 昭和53年)
「序説」より
「・・・しかし、これまでの研究家といつても、それらの人々は、何れも活字本にたよって、その研究をしてゐた人達ばかりで、自由にいはゆる西鶴作品の原本のすべてを手にする機会には恵まれなかつた。
その原本を見れば、一代女も、五人女も、永代蔵も、その何れもが無署名本で、どこにも西鶴の名などでてゐないのであるから、私などはそれらの原本よりして疑問を発したのであるが、原本をろくろく見もせずに、活字本で研究をしてゐる人には、それらのことは気が附かない。」
「西鶴研究に志す人に」より。
「第一にに申したいのは、研究家となる前に、よい鑑賞家となっていただきたいといふことです。鑑賞を除却した研究といふものの価値を、私は認めたくありません。
・・・よし一代男が取りつきにくい作品にもせよ、最初からこれにかかって、反復精読して下さい。
・・・なほも精読を重ねることに依って、言葉に書き尽くされてゐないものをも味わひ、一代男のいかに含蓄に富んだ作品であるかを知ることに努めて下さい。
・・・口語訳したものまでを参考に見ることなどは、なさらないやうに願ひませう。一代男の文章は、詩的散文ともいふべきもので、ただの散文ではありません。」
63 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 00:34:17
男色を読んでみたいのですが、安価で読みやすい版はどれですか?
研究じゃなくて趣味目的です。
64 :
関場 ◆QxLnvZpeMM :2005/12/14(水) 00:40:00
そんなもの自分でお探しになったらいいじゃないですか。
趣味目的で文学を利用してはいけない。きちんとした男色なら
フランス書院で十分でしょう。
65 :
関場 ◆0RzxlQTRkE :2005/12/14(水) 00:48:39
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66 :
平下流:2005/12/14(水) 01:24:19
>>49 >>51 『男色大鏡』ではなくて、『男色大鑑』です。
単なる変換の間違いでしょうが、『男色 大鏡』にはおもわず笑ってしまいました。
67 :
美香 ◆aeGWk9mBsY :2005/12/14(水) 01:25:14
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68 :
鼎 ◆mJkgpL4e5Y :2005/12/14(水) 01:25:58
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69 :
美香 ◆MpILAamTVQ :2005/12/14(水) 01:26:49
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70 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 16:11:26
↑
何のために?
71 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 16:18:16
そりゃあなた、、、、
自爆するためでしょ、、、、
72 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 20:51:34
73 :
関根麻紀奈 ◆y5EuKWKnR. :2006/01/04(水) 20:55:28
コンドームなんて糞。
生でいかせて
西鶴先生はモー・パッサンより偉いって太宰が言ってたな。
75 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 23:52:18
77 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 09:04:32
78 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/11(水) 23:48:05
軽い質問スレから参りました。
流れを切ってしまいすみませんが、質問させて下さい。
『好色一代男』について
@なぜ『好色一代男』が浮世草子の始まりとなり得たか
A当時の出版事情(商業ではなかったところなど)
Bパロディ方法(『仁勢物語』との違い)
どなたかご存じでしたら教えて下さいませんか?
どうかよろしくお願い致します。
79 :
平下流:2006/01/13(金) 03:06:03
>>58 >>59 >>61 >>62 の続き。
D-1『書き下ろし 書物耽溺』谷沢永一(講談社 平成14年)
「西鶴は作家であり編集者であり企画者であった=森銑三『西鶴と西鶴本』」
「安永天明期に西鶴復興の動向があり、それからまた忘れられて、明治の初期、淡島寒月(『梵雲庵雑話』昭和8年、のち岩波文庫)が掘りおこして紅葉と露伴に教えた。」
「当然のこと淡島寒月を囲んで西鶴研究が始まり、三田村鳶魚主宰の輪講で『好色一代男』・・・などが行われた。」
80 :
平下流:2006/01/13(金) 03:09:18
D-2
「昭和三十年、森銑三が『西鶴と西鶴本』を刊行し、西鶴が自分で書いたのは『好色一代男』一作のみと主張した。学界に大波瀾が起こって当たり前である。
・・・しかし近代文学の世界では完全な沈黙に入り、森銑三は決定的に黙殺された。
『西鶴年譜考証』(昭和27年)で威張っている京都大学の野間光辰と、『西鶴 評論と研究』(昭和23年)で虚名を得ている早稲田大学の暉峻康隆とが、
万一森説が受け入れられたら、自分たちのギョーセキが泡のように消えるのを恐れ、近世文学界に戒厳令を発し、裏切者が出ないように眼を光らせた。
そして時は来た。昭和五十年九月三十日、野間光辰の寿を祝う献呈論文集『西鶴論叢』の巻頭論文に、中村幸彦が「編輯者西鶴」を書き、真っ向から野間の態度の宜しからざるをたしなめ、研究の正当な行き方を全国に響くよう指示したのであった。」
81 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/13(金) 22:47:59
今はどうなの?
森銑三、野間光辰、暉峻康隆、中村幸彦の西鶴についての評価は。
82 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 01:48:26
世間胸算用について質問
大晦日を無事乗り切ったとしても、
年明けに掛乞いが再来するだけでは?
大晦日さえやり過ごせば、次の節季まで
もう来ないってこともないだろう?
83 :
吾輩は名無しである:2006/03/01(水) 02:52:01
84 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 03:02:21
.
85 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 05:05:51
age
86 :
吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 19:08:10
81 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/13(金) 22:47:59
今はどうなの?
森銑三、野間光辰、暉峻康隆、中村幸彦の西鶴についての評価は。
西鶴は好色ものもいいけれど、『本朝二十不孝』(1686年)がお気に入りさ。
これを読むと、わたしの親不孝もまだまだ修行が足りないと痛感させられるよ。
「不孝をしたい時分に親はなし」っていうじゃないか。
わたしたちは常日頃から親どもの短命を祈り、博打にのめり込み、大泥棒をはたらき、
将来結婚した暁には離婚を繰り返すよう、心掛けるべきでしょうね。
>>87 >>53以下を読んで、AmiLaLa さんの意見をきかせて。
89 :
:2006/05/24(水) 22:03:35
90 :
LILI:2006/06/08(木) 22:52:02
日本永代蔵の一の二について大学で演習する事になったんですけれど、
先人がまだ唱えてないような切り口、経済、心理、社会などどの学問領域から
でも構わないんで、探しているんです。なんか良い案ないですかねぇ
91 :
吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 03:31:43
>>90 ありますよ。
日本永代蔵は本当に西鶴の作品なのか。
>>91 それ、ほとんど森銑三先生のやり方のパクりじゃ……。
永代蔵は読んだ事無いからなんとも。
俺は武家義理物語とか武道伝来記だった。
93 :
吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 17:09:49
笑笑
94 :
吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 03:10:07
>>86 テルオカさんの「研究と評論」は読み物としてとても面白くて、好きだったのだけど
やっぱ古いからね…何の作品か忘れたけど、「今はこんな読み方をしてる研究者はいない」
と教授が言ってたことがあり、印象に残ってる。
ちなみにその人は野間さんの研究はすごく評価されてました。
95 :
吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 22:44:31
>>90 やってる人間いるかどうかしらんけど、英国のデフォーなんかと比較してみたら
デフォーも商人扱っていろいろ書いてるし
97 :
吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 01:18:44
西鶴なんて有り難がって読むようなものではない
98 :
吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 21:10:16
それはそれで賛同しかねる。
>>94 テルオカさんは評価する人としない人の差が激しいのかな……。
俺の方は森さんを押してた。
>>96 問題は、比較して何がわかるのか、何か意味があるのかというところにあると思われ。
似た節とかじゃなくて、文体が似通ってるとか、表現方法をとっているとか。
100 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 01:51:31
>>99 日本の商売人の「心得」とキリスト教の徳目からスタートしたイギリスの「労働徳目」との共通性・非共通性
の比較は充分にできるはず
デフォーなら抄訳しかないけど「ロビンソン・クルーソー」第三部、翻訳ないけどThe Complete English
Tradesmanあたりが比較にはいいかも
101 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 06:26:32
すみません、質問です。
「本朝二十不孝」の「今の都も世は借物」の「死一倍」なのですが。
「死一倍」でお金を借りた息子のほうが親より早く死んだ内容です。
この話のような場合、貸したお金の返済はどうなるのでしょうか。
借りた息子が死んだ時点で「死一倍」の契約は消滅してしまうのか(貸した側の丸損)、その息子の被相続人が債務を相続するのか。
どなたかわかる方、お教えください。
102 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 06:34:27
103 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 07:26:04
>>100 まあ、文学の括りって訳じゃないなら、それでも可かなあ……。
もう、教授に文学の括りで縛られて研究してるから、頭硬くなってるかも、俺。
105 :
吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 04:16:06
あげときま
ff
107 :
吾輩は名無しである:2007/01/31(水) 04:00:32
\
108 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 18:20:29
ほほう
111 :
吾輩は名無しである:2007/09/12(水) 18:01:15
諸国話とか面白いねぇ
国文こそが命や〜
西鶴読むと自分の浪費っぷりに欝・・・
卒論書ききれますように。
115 :
吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 12:08:10
貧乳腰パン葉子食い逃げ詐欺偽善者
119 :
吾輩は名無しである:2008/04/21(月) 17:59:10
どちらか教えてください。
西鶴の作品は初めてで、『西鶴が語る江戸のミステリー』を読んだんですが、
ひとつひとつのお話が短く簡潔すぎて、なんだか物足りないような気がするのですが、
この本以外におすすめの本はございますか?
121 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 22:30:58
122 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 18:00:42
123 :
吾輩は名無しである:2008/04/29(火) 05:31:38
「男色大鑑」が西鶴の最大傑作なんだゼッ!!!
皆の者、わかったナッ!!!!!
127 :
吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 00:41:15
あげ
無頼派の作家って大抵西鶴好きだね
130 :
吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 18:30:51
暉峻康隆に反論をする方はどのような意見をお持ちなのでしょうか?
書かれてることにのまれてしまって、疑うことができません。
さて、武陽さん如何ですか森銑三は(笑)
132 :
吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 19:00:25
題材は大衆文学っぽいのに、文章がやたら難しくないか?
江戸の大衆はあんな省略だらけのを普通に読めたのか?
133 :
吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 19:30:07
諸国ばなしの一つ一つの話の舞台になってる土地って、なんか関連性あるの?
134 :
吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 08:19:51
>>132同感。たとえば、雨月、平家、太平、宇治拾遺、などもっと
楽によめるぞ。近松だって。
135 :
吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 19:38:01
西鶴の俳句どう?
136 :
吾輩は名無しである:2009/01/19(月) 15:12:13
「なんと亭主変わった恋は御ざらぬか」
「親子の中へあしをさしこみ」
「きのふもたわけが死んだと申す」
「こちらは十面そちらは鼻声」
芭蕉と同年代だけど全然、違う。顔は六代目松鶴みたいだしw
137 :
吾輩は名無しである:2009/01/19(月) 18:59:29
ありがとう。桃白い。もうちょっと挙げてみてくれ。
138 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 19:50:19
「なんと亭主変わった才覚御ざらぬか」
「親子の中へ金をさしこみ」
「きのふも野良猫が死んだと申す」
「こちらは工面そちらは鼻声」
139 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/11(水) 23:33:05
>>132>>134 江戸時代の大衆は現代の大衆とイコールではない。現代の類推は止めて欲しい。
だいたい上層庶民と中下層庶民の知識レベルはそれぞれかなりの差がある。
そもそもかなりの数の文盲がいるのが江戸時代だ(後期末期になると識字率はあがるが、それでも文盲はかなりいる。)。
まあこう断言してもいいだろう、江戸時代に「大衆」なんかいない、と。
そういいきりたいくらいだよ、あんまり現代的な大衆像を浮かべる脳天気ぶりにはさw
143 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 00:12:06
(笑)
144 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 07:38:53
西鶴の代表傑作は何と言っても『男色大鑑』だよナッ!!!!
145 :
吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 07:56:53
『本朝若風俗』もいいぞゑ。
146 :
吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 00:20:07
西鶴なんか文学じゃないよ。
息子が大きくなれば全学連にならぬかとおそれをののき、娘が大きくなれば悪い虫が
つきはせぬかとひやひやする、親の心配苦労をよそに、息子ども娘ども、
「お前の高校は処女が一割だつていふぜ」
「アラ、わりかしいい線行つてるわね」
などとほざき、オートバイのマフラーをはづして、市民の眠りをおどろかし、雨の日には転倒して
頭の鉢を割り、あわてた親が四輪車を買つてやれば、たちまち岸壁から海へどんぶり。
山へ出かけては凍え死に、スキーへ出かけては足を折る。身体髪膚、父母からもらつたものは
一つもないかの如くである。
三島由紀夫「贋作東京二十不孝――井原西鶴」より
蔭では親のことを「あいつ」と呼び、働きのない親は出てゆけがしに扱はれ、働きのある親とは
金だけのつながり。いつも親に土産を買つてかへる今どきめづらしい孝行者と思へば、
万引きの常習犯で、親が警察へ呼び出されて、はじめてそれと知つてびつくり。
これなどは罪の軽い方で、いつ息子に殺されるかと、枕を高くして寝られない親もあり、
こどもの持つてゐる凶器は、鉛筆削りのナイフといへども、こつそり刃引きをして
おいたはうが無難である。
三島由紀夫「贋作東京二十不孝――井原西鶴」より
日曜日も本に読みふける子は、あつといふ間にノイローゼになり、本を読まぬ子はテレビめくら。
親父の代には不良は不良でも、硬派の不良となると世間も認めたが、今は硬軟とりまぜの時代で、
親の目には一向見当もつかず、軟派とおもへばデモ隊で声を嗄らし、硬派とおもへば
いつのまにやらプレイボーイとかになり下がり、娘が「オレ」と言ひ、息子は
「あのう……ぼく」と言ふ世の中。
三島由紀夫「贋作東京二十不孝――井原西鶴」より
150 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 11:16:59
谷崎さんにしても川端さんにしても素晴らしい芸術家だけれども、男というものは一人も
出てこないでしょう。元禄時代、元禄時代というけれども、西鶴はちゃんと書いていますよ。
男の世界を書いている。人間がデリケートな感情から発して、激しい行動に一直線に
つながるところを書いてますね。
三島由紀夫
秋山駿との対談「私の文学を語る」より
151 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 14:21:13
「男色大鏡」を誉めるんなら、「雨月物語」の「菊花の約」の方が
はるかにデリケートだし、雄渾で文章も「切れっ切れっ」でしょうw
ざっと言って、西鶴にはデリケートな感情も表現も無いはずw
西鶴は好きだが。
秋山駿の前では好き放題を並べたくなる気持ちも分かるが、
三島ともあろう者が、こう無防備になられてもw
>>151 デリケートな感情がないと言い切るのは、おまえにデリケートさが欠けてるからだよ。
153 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 14:36:55
>>152 あのね、大まかに見ていかないとデカイことは思い付かないし、
できませんよw
154 :
吾輩は名無しである:2010/06/27(日) 20:22:28
西鶴を論ぜれる者今の世のそも幾許ぞや。
155 :
吾輩は名無しである:
>>132>>134 つか、出版事情踏まえてなくないかww
そもそも元禄時代の出版物って1000も刷ってないんだぞ。
知識人が読んでいたものだと考えれば、古典並みの省略も納得出来るだろ