401 :
吾輩は名無しである:
清水の舞台から飛び降りた
歌舞伎座のチケットゲット
後日、報告します
402 :
吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 23:21:17
>401
うらやましい。漏れの希望日はすでに完売だった・・・。
>395
興味はないけど、お役所の試験って溺レースなんじゃないの?
403 :
吾輩は名無しである:2006/06/28(水) 22:10:33
404 :
吾輩は名無しである:2006/06/28(水) 23:19:14
>403
受かるといいね。
ね、
そうだね
407 :
吾輩は名無しである:2006/07/05(水) 23:07:17
401ではないけれど、
夜の部観てきた
山吹 セットがシンプル過ぎ、せっかく単眼鏡持って行ったのにw
殆ど八重桜と山吹(黄)だけだった。
あとはね、馬士の演技が想像を越えてて吃驚したよw、
天守物語もだけど台詞間違えてた、でも笑三郎さん凄く良かった、本当に、
で、天守物語、三階中壇の場面が省略されていて残念だったなあ。
ああそうそう、舌長姥の舌が巻笛でねw酷かったw
最後は何故かカーテンコール、、
初めての歌舞伎座
>>25 高野聖の映像化作品は、小学生のとき
夏休み、昼間の再放送で見た、良く出来てた。
エロもあり。
歌舞伎、昼の部みてきた。
夜叉ヶ池は何度観ても感動する。
足りないものもなく多すぎるものもなく、
脚本として完璧だと思う。
素晴らしい作品だよ。
>>410 昼の部観たいなあ、うらやましい
歌舞伎座遠いし、金がねえから、夜の部だけで
夜叉ヶ池かあ、山吹もね素晴らしかったよ、
幾日か経ってからかなあ何故だか縫子(笑三郎さん)を思い出して涙が、、
悲しいのは、山吹を、泉鏡花を知らない誰かは
性的倒錯、R指定、SM、エログロナンセンス、こればかり、
天守物語には玉三郎さん海老蔵さんが美しい、それだけ、つまらなかったと、
原作が貶されたようで胸が痛かった、歌舞伎じゃねえ
まあ歌舞伎というより一般的な演劇ではありましたね
謡も踊りもないし。
夜の部に備えて山吹再読しておこう。
鏡花って、でもエロさは感じないなあ。
ギリシャ神話とかもやったやられたな話が多いけどエロくないみたいに
神話っぽい感じがする。
そうだね、そう思っていた
414 :
吾輩は名無しである:2006/07/21(金) 13:45:23
そうか?
「海神別荘」とか「海城発電」なんてめちゃくちゃエロいと思うけど。
まあ、猟奇系のエロだが。
それがね、麻痺してるのか、
エロとは違う、何かこう切ないような、母を恋慕うような、、そんな感覚。
読み返す度に、、あ、、、馬鹿だからもう説明できないぽ
感想文チャレンジした人いる?
そうね。胸を突かれるような、切ない、切羽詰ったような感じ。
原始的なものへの思慕っていうか、うまく言えないけど。根源的なものを感じるよ。
そういうのにエロさを感じる人もいるんだろうなあ。
>悲しいのは、山吹を、泉鏡花を知らない誰かは
>性的倒錯、R指定、SM、エログロナンセンス、こればかり、
家を飛び出した有閑夫人がみすぼらしい人形遣いに懇願されて
無抵抗の彼を傘で叩きのめし、自らの居場所を見出すという物語は、
やはりエロティックであると思う。そのエロティシズムの果てに
新たな自我の芽生えがあり、生まれ変わりがあるのだとしても、
その過程はエロティックなものだし、そこを描かなければ意味がない。
>>418さん
縫は「こんな姿になるだけは、堅く止める。」
この一言によって生を、
死んだ鯉の醜い死骸、これは自身で、
人形使が拾ったのはその命ね。
二人
あの、途中だけど、すまん、、、寝る
ああ、間違えた
拾ったのは肉
眠いお
睡眠障害かなあw
続きじやねえけど、
山吹を読めば何となくね、解ると思うんだ、
「畜生、畜生、畜生。ああ切ない、苦しい。苦しい、切ない。」
ここで縫が打ちのめしているのは、人形使ではないと、
そして独鈷(煩悩を打ち砕く仏の智慧を象徴する法具)、
人形使が度々口に出すその意味が、
南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛、おやすみなさい、
弘法様も月もだがよ。銭もあまねく金剛を照すだね。
南無大師遍照金剛、
それにしても、いったい人形使の爺さんの「大い罪障」とは、
当時いかようになされたものであったのかと、しみじみと思う。
「はい、ものに譬へやうもござりませぬ。欄間にござる天女を、蛇が捲いたやうな、
いや、奧庭の池の鯉を、蠑螈が食ひ破りましたさうな儀で。……生命も血も吸ひました。
――一旦夢がさめますると、その罪の可恐さ。身の置所もござりませぬで。」(『山吹』)
いずれにせよ、その結果として彼女は命を落してしまっているのだから、現世の心の苦しみが
堪えられないのも道理で、なるほど彼は磔柱の罪人にはちがいないだろう。
けれども何というか、中世ヨーロッパの我と我が身を打擲する鞭打ち苦行者のごとき
誇示はないにせよ、真言を唱えつづける爺さんは、餌食となった天女の魂を想うよりも、
罪障消滅のヴェールを被った煩悩に甘んじて生きているようにも感ぜられるのだけれど。
夢であるから、誰も裁いてはくれない、
人形使の強迫行為、、
>>AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. さん
今ね、そう思った、、山吹って凄いね
ああ違う、鏡花って凄いねw
なんかでもなあ、なんで山吹やったんだろう
一緒に観にいった人(鏡花未読)は「わけわからん」と言ってた。
読む分には深くて面白いんだが、演目としてはと地味だし一人のセリフが長いし
乞食爺を打つとか腐った鯉を食べるシーンでちょっとひいちゃうのもわかるし。
歌舞伎座でやるなら日本橋のほうが向いてたんじゃないだろうか?
まあ日本橋は人がたくさんいるしセットも金かかりそうだしな。うーん。
自分が観にいったときは最後の「いや、仕事がある」で笑いが起きていました。
笑うとこなのだろうか…ある種のおかしみはあると思うが…
笑いかあ、あったねえwあれは発見だった
山吹はセットが、ねえ、、、良くない、音も。
俺は笑三郎さんが台詞に心を籠めてるの感じて、それが嬉しかったよ、
歌六さんは暗中模索、自分なりの人形使を表現しようとしてた。
だからこの山吹好き。玉三郎さん、ありがとう。
歌舞伎チャンネル楽しみだね。夜叉ヶ池、視たい、海神別荘
428 :
吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 22:19:13
笑い。。。
観ていて辛かった。
山吹も天守も海神別荘も、観客が喜劇にしてしまっていたね。
鏡花の美しい台詞も、現代人には通じないのだろうか?
天守物語、海神別荘は完成された域にあったね。
427には申し訳ないが、山吹は?
「涼しい」という言葉が印象に残った4作でした。
山吹は??、、は、ははwww気にしてないからねww
天守物語 玉三郎さんの台詞回し、所作、心まで富姫だったかそう見えた。
>>428は笑い辛かったかあ、玉三郎さんもかな。可哀想に、
確かに原作とは違う印象で、どうしてくれようと思ったけど
ゲラゲラってほどではないが
クスリと笑ってしまう台詞はふつうにあるように思う
432のような台詞ならいいけど、
自分が行ったときには「今度来ると帰しません。」で笑いが起きたよ。
あと「こんな男が欲いねぇ。」に客の一部が笑う笑う。
女形だとこういうこともあんのね。
あとだれか見た方、
富姫と亀姫ってあんな女子校みたいに仲いいの?
いままで亀が富に張り合ってるのかと思ってたよ。
434 :
吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 21:14:44
純粋に姉妹のような仲の良さ
で良いような気がするな。
今回の舞台では433のいうように女子高風になってたね。
少し違和感を感じたな。
俺も、違和感を、
一緒だね、、
原作で覚えた、姉妹ごっこのような、しかしながら愛のある
どうして舞台のそれは、あからさまに同性愛で
些と嫌悪
あれえ、
訂正 一緒だね→一緒なんだね
437 :
「薬草取」再演します:2006/08/11(金) 23:27:39
公演案内させていただきます。
しみん劇「薬草取」
平成18年度文化庁芸術拠点形成事業
知立市文化会館 パティオ池鯉鮒 花しょうぶホール
9月9日(土)開演18時30分
9月10日(日)開演14時
原作/泉 鏡花 上演台本・演出/木村 繁
出演/ シアターカレッジ演劇 鈴木春江(劇団希求)加藤万里子(劇団希求)
ゲスト/ 松浦正幸 北村千谷 野々村明子ダンススペースジムナジウム
美術/水谷雄司 照明/坂下孝則 音響/ノノヤママナコ 衣装/木場絵理香
振付け/野々山明子 舞台監督/近藤朋文 映像/石川登美ニ
【特別料金】全自由席パティオしーと会員・一般ともに1,500円
【後援】愛知県教育委員会
問い合わせ
知立市文化会館
〒472-0026 愛知県知立市上重原町間瀬口116番地
TEL:0566(83)8100 FAX:0566(83)8110
http://www.katch.ne.jp/~patio/jigyo/060910.htm
438 :
吾輩は名無しである:2006/08/22(火) 22:17:57
旧板で
>三島由紀夫の短編「翼」で
>「お祖母様はちょうど午寝からお目覚めになった。
>枕許には初版本の鏡花の小説が伏せてある。
>木版の芙蓉の大輪の美しい装幀である。」
>とあるが、この初版本は何んでしょうか
との質問に
私は「續風流線」では と書き込んだのですが
「鏡花本・装丁美の世界」企画展・図録(泉鏡花記念館刊)を
見ていて
>木版の芙蓉の大輪の美しい装幀
これにぴったりなのは「愛火」の方だと気がついた。
今更ですが、訂正しておきます。
この10月にちくま文庫から刊行予定の東雅夫編『文豪怪談傑作選 4――泉鏡花集 黒壁』は、
『尼ヶ紅』なんかがリストに入っていて、なかなか興味深いアンソロジーになりそうだね。
ほかにも『K壁』『高棧敷』『紫障子』『霰ふる』『甲乙』『幻往來』『淺茅生』
などが収録されるらしい。
標題にもなっている『K壁』。わたしはこれ未読なんだけれど、おもしろいのかな。
440 :
吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 22:48:19
黒壁は明治二十七年(1894)に雑誌・詞海に発表されたものですが
未完でもあり、鏡花生存中に編集された春陽堂版に収録されていません。
その為、岩波版にも作者の心を推し量り、再録されていません。
別巻の参考篇に収録されていますが、六ページの小品です。
441 :
吾輩は名無しである:2006/09/04(月) 17:29:50
全集、どこかで手に入らないかなあ。
もう手遅れなのだろうか。
平野っていいよなぁ
443 :
吾輩は名無しである:2006/09/04(月) 23:31:00
403
学芸員の試験落ちた・・・・・
>>441 全集(もちろん古本ですが)ならネットでも手に入りますよ。
とくに岩波版は結構多く売られています。
445 :
吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 23:30:47
お、まだ手に入るのか。
ここのをきくと、春陽堂のがいいみたいだね。
447 :
吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 21:27:00
普通には岩波の方が無難だけど、
春陽堂版(復刻を含)に興味がって、どちらを先に
と言えば春陽堂を先に買ったらという話。
本文は春陽堂の方が良いけど、岩波版でしか読めない作品もあるからね。
448 :
吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 22:18:38
岩波版も初版、2版、3版とあるよ
449 :
吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 23:25:52
月報がすべてそろっているかどうかで、金額が上下するよ
特に初版の月報は貴重だね
450 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 16:26:24
海異記を読んだんだけど・・・よくわからなかったっす。
読解力のない私に下記の質問について教えてください。
以下ネタばれ予備軍注意
最後に赤子は死んでしまったの?
死んだのは強く抱いていたから? それとも入道に・・・?
おーい
声に出して読むと鏡花がわかるとか言ってるひとぉー
春陽堂版全集の方が本文が良いとか言ってるひとぉー
>>450氏みたいな質問にこそ答えてあげましょー www
私も聞きたい所いっぱいあるから、こういうの
答えてくれる人がいると嬉しい。
ちなみに海異記は、赤ちゃんは死んじゃって、
原因がどっちなのかは、あえて曖昧に書いてあるんだと思う。
453 :
450:2006/09/21(木) 23:16:39
>>451-452 ありがとうございました。
最後の最後に異様な盛り上がりというか薄気味の悪さを感じさせられた話でした。
入道が自分の口を指して「子を・・・」ていうとことか、かなり嫌です。
でも食われたのかと思うとそうじゃなさそうだし・・・
意識を失ってからナニがあったか想像すると、なにやらおぞましいものが
浮かんできそうです。
>>450 今更だけど、私はこんな解釈してましたよってことで。
赤ちゃんは死んでしまったと思います。
読み終わってまず思ったのが「入道に魂を食われた!?」
女房が恐れていたように、海から恐ろしいものがやってきて赤ちゃんを(魂だけ)連れ去ってしまったんだなあ……と。
しかし、この女房さん、いささか気がめいっているようで。
この状態なら赤ちゃんを強く抱きすぎてしまうかもしれませんね。
それから僧が本当に海の神なのか、それとも乞食坊主なのか。ひょっとして女房の妄想?
……と色々考えてしまいました。
455 :
吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 20:33:01
渚の砂は、崩しても、積る、くぼめば、たまる、音もせぬ。ただ美しい骨が出る。
貝の色は、日の紅、渚の雪、浪の緑。
11月の歌舞伎チャンネルで「山吹」(H18.7・歌舞伎座)
457 :
吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 22:16:18
458 :
吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 13:08:33
美の壺「本の装丁」NHK教育
2006年10月27日(金)午後10:00〜午後10:25(25分)
一応
459 :
吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 15:32:34
△
○
□
460 :
吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 22:11:37
深いね
461 :
吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 23:09:07
泉鏡花記念館 展示の感じが変わったね。
学芸員の人、変わったのかな?
462 :
吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 23:22:52
そーいえば、学芸員募集してたから
そーかもよ
大昔のカキコにレスが…
>>457 現在書店においてある岩波の作品は私のような理系脳の人間が時代背景等を
知らなくても読める作品が多いように思いました
読んでる途中で挫折した典型的な例が「歌行燈」です
大学の一般教養の講義に潜ってようやく読破できました
すみません、質問です。
岩波書店の鏡花全集なんですが、これって全30巻なんですか?
ネットで調べたら、何故か全29巻のものと全30巻のものと両方
出てきてしまい、戸惑っています。
30巻目の本の内容が分からないので、どなたか簡単で良いので
教えていただけませんか?
あと、この全集は昔の漢字や仮名を使ってあるんでしょうか。
文庫でしか読んだことがないので、そうなら嬉しいんですが。
版によって巻数が違う。
三十巻揃いのが新しくて、月報が一つの巻としてまとめられてる。
勿論旧字旧かな。
教えて下さって有難うございます!
内容的にはまったく同じなんですね。
それなら値段の安い旧版のほうを買おうと思います。
他には、新版と旧版で何か違いってありますか?
春陽堂のをみつけたんだが、これって文字はどのくらいの大きさなんだろ。
468 :
吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 04:21:21
岩波版と春陽堂版の活字の字体は異なるが、大きさはほぼ同じ。
岩波版は一ベージに15行で1行は44文字
春陽堂版は少し大版なので、一ページ19行で1行は54文字。
読み易さは岩波版の方が上でしょうが、春陽堂版は天金の綺麗な本です。
丁寧にありがとう。
う〜ん、岩波の方がいいのかなあ。
文字は読みやすいに越した事はないし。
春陽堂のって、岩波文庫よりは大きいのですかね。
たまに書店で見かける、岩波の『鏡花戯曲選集』という本ぐらいの
文字であれば十分良いのですが。
471 :
吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 13:19:38
本としての出来は
春陽堂の方がはるかに上。
472 :
吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 13:38:34
お金があるなら
断然春陽堂の全集がお勧め。
復刻版だけど非常に素晴らしい全集です。
オリジナルで状態の良いものは入手困難。
(尚オリジナルには、3方金鏡花署名入りの超豪華限定版も少数作られた。)
やはり、春陽堂のは装丁が素晴しく美々しいのでしょうね。
ただ文字だけが気になるのです。
どなたかお持ちになられている方、厚かましいとは思うのですが、
一頁の写真を挙げてもらえないでしょうか。
>>473 岩波版ならあげられるんですけど、春陽堂の全集は持ってないんですよね・・・
春陽堂の活字は私も見たいですねー
ああ、そうですか。
しかし、この春陽堂だけでなく岩波版も買って見たいと考えていたので、
もし宜しければ岩波版の方を挙げて頂けませんか。
おお、ありがとうございます。
まだ505が出るので、見られては居ませんが、少し経ったら快復するでしょうから、
その時分、拝見しようと思います。
ありゃほんとだ
どうもあちらのサーバーが込み合ってるみたいですね…
明日までは残ってると思いますので
503でしたw
あ、見られましたよ。
いや、いいですね。このぐらいの大きさなら十分に読めます。
春陽堂のはどのくらいなのかは分かりませんが、岩波のは買ってもよさそうです。
ところで、関係のない話なので相手にして頂かなくとも構わないのですが、
その年代の岩波全集、例えば、
鴎外だったり漱石の紙面は上のようなものなんでしょうか。
>>476 すみません、後一つ、質問して宜しいでしょうか。
あなた様がお持ちの岩波全集は全三十巻本のやつですか?
483 :
吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 05:05:38
春陽堂の全集は不完全でなかったかな。
岩波書店のほうが前作品収録されていると思った。
485 :
476:2006/11/29(水) 19:14:19
>>482 私の岩波全集は全30巻のものです。
月報が別冊としてついているやつですね。
>>483 おお、どうもどうも。
これを拝見すると、春陽堂の方が寧ろ字が読みやすく見えますね。
いったいどういうことだろう。
ともかく、これで春陽堂のも目に無理は掛からないと言うことが分かったので、
先にこっちを買う事にします。
>>485 返す返すありがとうございます。
春陽堂版の後、購入してみようと思います。
名前をつけて画像を保存にしてから、みてみると、やはり岩波の方が大きかったですな。
春陽堂のは鏡花が存命中に出た全集で
大正までの作品しか収録されていないと思ったが違うのですか。
489 :
吾輩は名無しである:2007/01/04(木) 15:22:51
二月に歌舞伎チャンネルで、
「夜叉ヶ池」(H18.7 歌舞伎座)
日本映画専門チャンネルで、
外科室 ニュープリント・デジタルリマスター版
監督 坂東玉三郎
490 :
吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 23:40:39
今月のダ・ヴィンチの爆笑問題のコラムで鏡花がとりあげられていました。
内容はちょっと微妙かもですが(´・ω・`)
ダヴィンチ読んでみました。
……鏡花についての簡単な紹介だけ、ですね。こりゃ。
ウサミミ生やしたような鏡花にはちょっと笑いましたけど。
だいぶ前に「幽」で泉鏡花特集がありましたけど、そっちはどんな感じだったのでしょうか。
>>284を見るとかなり盛りだくさんなように感じましたが。
日曜日に、読売新聞でほんの僅か、取り上げられていました。
微妙すら通り越す、ほんの僅かに。
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 22:33:48
494 :
吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 13:44:20
石川淳のスレで誤爆してしまった。両方見てる人、ごめんよ。
ちくま文庫の集成3で「誓之巻」というのを読んだんだけど、
恥ずかしながらよく分からなかったので質問。
「秀」って誰?
これが分からないので上杉とミリヤアドの「誓い」の内容も
分からない。そもそもミリヤアドがどんな人なのかも。
どなたか教えてください。
>>494 誓之巻は鏡花の自伝的連作小説の一部です。
一之巻〜六之巻と続き、最後が誓之巻となります。
ミリヤアドは鏡花が通った北陸英和学校の英語教師
ミス・ポートルがモデルになっています。本編では
新次が通っていた学校で教師をしていましたが、
とある事件で学校を辞めて東京に行く事になり
新次にも上京を勧めますが喀血に倒れます。
秀は時計屋の娘で新を可愛がってくれましたがやがて
良家へ嫁ぐことになります。富の市は彼女に懸想していた
不気味な盲人です。『黒猫』にも同名の盲人が登場します。
新次はミリヤアド同様秀にも亡母の面影を見ている節がある
のでその辺が誓いの内容と関係あるのではないかと思います。
岩波の鏡花全集第二巻に一之巻〜誓之巻まで収録されている
のでご参照の程を。というか自分も集成で誓之巻だけ読んで
さっぱり理解出来ず、全集で漸く呑み込めたという経緯を
辿ったので共感を覚えてつい長々と書いてしまった。
間違いとかあったらすみません。
496 :
494:2007/02/04(日) 19:23:03
>>495 うわー、詳しい説明感謝です!
そうか、連作モノだったんですね。「之巻」ってあるからそんな気は
してたんだけど…。文章の美しさだけですごく胸に迫るものがあって、
それだけに意味が分からず悔しい思いをしてました。
まだ集成を読み始めたばかりなので全集にl手を出すまでには
しばらくかかりそうですが、先の楽しみとしてとっておきます。
ありがとうございました。
497 :
吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 10:56:22
>>496 ネットで捜してみれば。
少し読み辛い毛と、全文が読めます。
昔、金沢の鏡花記念館行った。
街には鏡花にまつわるものがあったな
やっぱり荒野聖はエロイよね
そうそう議決供血のオブジェが川沿いにあったね。センサーに反応して水芸するのが
面白かった
500 :
496:2007/02/07(水) 12:45:27
>>497 おっと、レス貰ってるのに気づかなかった。失礼。
青空文庫か?と思ったけどまだ作業中でしたね。
後でじっくり探して見ます。
どうもありがとう。