インド文学スレ

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1吾輩は名無しである
語ろう
2吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 14:36:41
ごめん、難しくて語れそうにない。
でも2だけは頂戴。
3吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 15:01:36
松山英太郎だったっけか?
4吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 15:04:44
「清掃夫の息子」T.S.ピライだったか、ビライだったか。
5吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 15:29:34
6土曜日:2005/05/08(日) 15:32:38
おれ、Pankaj MishraのRomanticsを購入した。
NY review of booksで彼のアフガニスタンものを読んだ。
でも、アマゾンでは評判悪いね。ナイポールの二番煎じだとか。
インドや欧米ではどういう評価なのかしらと思う。
7吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 16:42:17
インド文学の最高峰の作品教えてくれ
純文学とエンターテイメント作品両方とも
8吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 17:22:55
Salman Rushdie (編集), Elizabeth West (編集)
The Vintage Book of Indian Writing

この本は、戦後インドの英語文学のアンソロジー集として便利だ。
9吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 21:42:33
できたら日本語訳で
10吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 15:47:35
10
11美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/05/09(月) 21:41:23
ヨンダことRのは「シャクンタラー姫」だけ。
なにがインドのシェイクスピアだと憤ったのも遠いむかし。
12吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 21:43:47
>>7 エンターテイメントなら映画。インド映画は、娯楽のために作って
あるから本当におもしろい。きれいだし。
13美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/05/09(月) 21:46:12
>>12
「DHOOM」見た? あの音楽、わたし大好き!
ストーリーも「キャッツアイ」(漫画)もどきで悪くなかった。
14吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 08:15:23
>>7
2年振りに続刊が出るちくま文庫の「マハーバーラタ」は凄いぞ。
本筋と関係のない挿話が全体のほとんどを占めていて、
しかも各エピソードが互いに矛盾してることも珍しくないという
アリストテレスもびっくりの大叙事詩だ。
西遊記を遥かに超えるスケールでエンタメしまくってるし、
純文学とはちょいと違うが何しろヒンズー教の聖典の一つだ。
奔放な想像力の神話も深遠なる宗教哲学も存分に含まれてる。
エンタメと純文なんて区別は全く意味をなさないであろう
まるで大インドそのものであるかの如き一大カオス。
それも当然、冒頭でいきなり「ここにないものは何もない」と宣言しちまってるくらいだ。
神話やインドに興味があるなら読んで損はなし。
15吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 01:06:39
>>14
興味深い本の情報ありがとうございます。
近ごろインドの哲学や宗教観に興味を覚えていたので、読んでみたいと想います。
16吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 01:07:48
タゴールしか知らね
17吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 11:49:37
訳者死んじゃったのに続刊できるのか?
1814:2005/05/12(木) 22:16:55
>>15 >>17
すみませぬ。
漏れも引継ぎの訳者が決まったのかと思ってぬか喜びしてしまった。
どうやら上村氏の訳した部分だけは全て刊行するということで8巻を出しただけらしい。
以前に神話板でちくまは訳者を代えて続刊する意向だという
情報を見たのだが、嘘だったのかそれとも代理の訳者が見つからないのか・・・
>>15
一応英訳からの重訳によるかなり端折った訳なら三一書房からも出ています。
既刊分を読み終えて先が気になるようでしたらそちらをどうぞ。
19吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 01:11:13
vikram sethのsuitable boy
amazonで注文したら、二ヶ月たっても来ず、挙句は調達できそうにありませんメールが来た。
品薄なのね。
20Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/14(土) 01:13:09
全集とかってないの?

http://green.ap.teacup.com/hase11/
21吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 06:45:26
>>11
サンスクリット原文で読まなきゃ意味がない類の作品なんじゃない?

近松門左衛門みたいなもんなんだと思う。
近松の作品は現代語訳読んでも退屈するだけだが、
原文の美しさは否定しようがない。

カーリダーサもあくまで文章で高い評価を受けたのであって、
他は約束事通りで、戯曲の構成や
人物造型に創意を発揮したわけじゃないんだと思う。

漏れもサンスクリットなんて出来ないからただの想像なんだけどね。
22美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/05/18(水) 21:56:09
>>21
レスが、レスが、レスが……。
ありがとう。
うん、サンスクリット語だ問題は!
インドに三ヶ月いたくせにヒンドゥー語はまったくのわたしだけれども。
23吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 02:34:01
「マハーバーラタ」読んでるけど、昔の英雄物語には
ありがちだが一体誰が悪人なのかよく分からんね(w
ドゥルヨーダナなんぞよりクリシュナこそ本物の悪党っぽい。
24吾輩は名無しである:2005/08/09(火) 12:57:36
age
25吾輩は名無しである:2005/08/09(火) 14:53:07
インド系ならジュンパ・ラヒリがブッカー賞2度受賞で話題なのかな?
新潮から出てる文庫買ったけどなんか寂しい気持ちになって言葉にできない味。
あとリアリズムに徹底してるところが個人的にもの足りなかった。
26吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 23:52:26
現代のインド人作家って、英語で書いているの?
27吾輩は名無しである:2005/08/13(土) 21:06:30
>>25
釣りかも知らんけど、ジュンパ・ラヒリが受賞したのはピューリッツァー賞とヘミングウェイ賞だ。
アメリカ人はコモンウェルスの住人じゃないからブッカー賞の対象外。しかもブッカー賞を
2回受賞したのは今のところJMクッツェーだけで、そのクッツェーは2003年のノーベル賞受賞者。
>>26
最近いい記事があったので読んでみ
http://books.guardian.co.uk/review/story/0,12084,1547816,00.html
2825:2005/08/14(日) 22:53:58
釣りじゃねー
お恥ずかしい限りです

クッツェーとごっちゃになってた
29吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 04:07:08
ナラヤンの書いたマハーバーラタってどうなんでしょう?
読んだ奴いる?
30吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 15:48:34
マハーバーラタもそうだがラーマーヤナの全訳がない
ってのはおかしいよなぁ・・・。「自分がやろう」とは
気軽にいえない量だし。
31吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 16:47:47
やっぱカレーがテーマなの?
32吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 17:28:25
>>30
ラーマヤナ→訳者途中で死亡
マハーバーラタの訳者はそれを見て、大役だし寿命を縮めるのかもなと言っていて
  本当に途中で死亡

縁起が悪すぎる。
33吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 04:22:32
「マハーバーラタ」の英訳に挑んだイギリス人も
志半ばにして世を去ったそうだ。
バーラタはともかく「ラーマーヤナ」なら
三国志や水滸伝の翻訳くらいの分量で済みそうだけどなぁ。
34吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 07:52:30
岩波から出てる「シャクンタラー姫」読んだけど
習慣や風俗が分かりづらいし理解できてもさっぱり面白いと思えなかった。
35吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 08:49:06
カーリダーサの戯曲は岩波で出てる二冊共読んだ。
俺も面白さが分からなかったな。
水戸黄門みたいに異人には分からぬお約束を楽しむお話っぽい。
文章の美しさなんて言われても翻訳じゃ分からんしね。
36吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 20:17:19
ジュンパ・ラヒリって、あの写真どおりの人なの?
ってか、一枚しか写真見たことないけど、他の角度から見てあんなに美しい
のかね?
37吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 23:28:24
>>36
実際のイメージに近い写真は
ttp://kiku.livedoor.biz/3451569e.jpg
だろうけど、
まあ、美人といっていいんじゃない?
38吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 16:03:09
情報サンクスです。>>37
なんだ、ずいぶん違うじゃない。不美人ではないけど。
「停電の夜に」の著者近影は、「作家にしては」という枕詞抜きに
絶世の美女だと思ったけどorz
39ミーラー・バーイー:2005/09/11(日) 20:17:46
中世インドの女性詩人、ミーラー・バーイーの詩集が出たらしい。
本の題名は「ミラバイ訳詩集」。ジュンク堂に売っていた。
訳者は、美莉亜とかいう人らしいが、今は、
プラーナの最高峰、「バーガヴァタ・プラーナ」を翻訳しているらしい。
40吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 02:53:02
>>39
また死ぬんじゃねえの?
41吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:51:27
しまた。インド文字スレと読んでしまった。(か、書けない)
42吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 11:21:44
>>29
おお〜っ!!おぬしはナラヤンを知ってるんか!?
R.Kのだよな?マルグディ(架空のインドの村)の短編は面白い。でも英語力が伴わんのでなかなか読み進まん……。
邦訳作品はすべて読んだが、訳者が「暇なし」なようなので新作はなかなか発表されず。
43吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 07:27:23
R.Kナラヤンは、ちょっと前お亡くなりになりました。
90過ぎていたので老衰です。合掌。
彼の作品はペンギンクラッシックから出ています。
44吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 10:22:25
>>39
うお、楽しみだぁ。
「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」は訳者代えて続きやってくれないだろうか?
中国物ならそういうことも多いのに。
岩波の水滸伝や旧西遊記は途中から訳者代わったし。
45吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 18:09:57
ナイポールたんは?
46吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 08:21:46
age
47吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 11:35:38
奈良やん?
48名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/30(金) 03:04:22
aaghe
49名無し物書き@推敲中?:2006/01/09(月) 13:21:36
そうだったんです
50名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 11:42:56
インストール
51名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/08(水) 12:29:07
ナラ王物語好き
ヒト−パデーシャ面白い
>>44
バカでねーの? 『バーガヴァタ・プラーナ』ネットで読めるじゃんw
残り2巻は立ち読みで
http://www.k4.dion.ne.jp/~bhagavat/
53吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 15:28:10
土の小車あげ
54吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 13:40:00
>>52
これ各巻の抜粋じゃん。
買わなきゃ全部は読めないだろ。
55吾輩は名無しである:2006/03/16(木) 12:41:46
ミラバイ訳詩集買った。
安いから驚いた。
56五木元太郎:2006/03/17(金) 08:51:21
ラビンドラナード・タゴールは?
バングラデシュのノズズル・イスラムもいいよ。
57吾輩は名無しである:2006/03/19(日) 21:19:31
ミラバイの詩は、綺麗だね。私も買いました。
58吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 00:02:29
昔、カナダでお世話になった方が、インド文学の先生でした。

今どこにいらっしゃいますか?ここを覗いていませんか?
59吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 03:11:41
ラジニーシ和尚の話は少し面白かったよ
60吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 22:59:28
これでインディア 印度文学館
ttp://www.koredeindia.com/bungakukan.htm
‖目次‖
■Devdas 2002年最大の話題作「Devdas」原作の日本語訳。全16章の長編小説。約220kb。
■Pinjar 2003年公開の「Pinjar」原作の日本語訳。全16章の長編小説。187kb。
■帰宅 ウシャー・プリヤンヴァダーの短編小説「Waapsi」を日本語訳。25kb。
■ビンダー マハーデーヴィー・ヴァルマーの短編小説「レーカーチットル」から「ビンダー」を日本語訳。15kb。
■赤い湖 ジャイネーンドラ・クマールの短編小説「Lal Sarovar」の日本語訳。45kb。
■第三の誓い パニーシュワルナート・レーヌの短編小説「Teesri Kasam」の日本語訳。71kb。
■ラームのシャクティ・プージャー
スーリヤカーント・トリパーティー・ニラーラーの長文詩「Ram ki Shakti Pooja」の詩全文と日本語訳。68kb。ヒンディー語はユニコードで表示。新しいウィンドウが開く。
■Parineeta シャラトチャンドラ・チャットーパディヤーイの長編小説。2005年に映画化された。
■ラーキーの誉れ ハリクリシュナ・プレーミーの戯曲。ラクシャー・バンダンを機に翻訳。
61吾輩は名無しである
>>56
岡倉天心特集でやってたな<タゴール

天心の死後来日し岡倉の五浦の六角堂も訪ねたらしい。
いい顔をしている。詩は無論すばらしい。