1 :
吾輩は名無しである :
2005/04/17(日) 22:21:50 最近何かと話題の国の最大の作家です。 読んだことねぇけど(´・ω・`)
>>1 おっ、すげぇタイミング。初めて2chで金庸スレを探してたとこ。
とりあえず射周鳥英雄伝を読んでみたらすぐはまった。
こんなに読書に夢中になるのは10年ぶり。
彼の本の内容は簡単に言えば水滸伝に近いかな。大勢の登場人物が
義兄弟になったり仇敵になったり恋人同士になったりと展開はワンパターンではあるけれど
大部分がフィクションゆえに時代考証とか政治背景とかかったるい部分は極力省いてて
体の動き(格闘)と心の動き(倫理観とか友情とか恋愛とか)が絶えず繋がってて
読んでて息つく暇がない気分になる。
起承転結のうち日本の文学なら起承ばかりが大部分を占めたりして退屈しがちだけど
彼のは転が大部分を占めてるのにキャラが立ってるので安っぽく感じない。
彼が小説書いてたのは40年前だけど、その後の香港の格闘映画にけっこう影響与えてるのかも知れない。
>>2 武侠小説もいいよね
巷に溢れてる純愛、イノセント志向の話に食傷してる人にお勧めしますよ
(σ・∀・)σ
5 :
吾輩は名無しである :2005/04/18(月) 01:22:24
エンタメでしょ? 風太郎みたいなもん?
6 :
吾輩は名無しである :2005/04/18(月) 01:25:42
コンドルヒーローは李莫愁の絵がちょっと許せないなあw あの人には結構思い入れあるから。 でもアニメ向きの素材だね。ゲームにもなっている。 とにかくエンターテイメントとしての魅力に満ちている。 時には難しいテーマを投げかけていながら、長さを感じさせずに楽しく読めてしまうところが凄い。 後、金庸作品では、やたら元気な年寄りと男装の美少女がほぼお約束になっている。
8 :
吾輩は名無しである :2005/04/18(月) 01:35:55
うちにケーブルテレビを入れたところ、父親が射G英雄伝のドラマにはまりまくって、困ってるところです。 再放送も全部見ようとするの。 で、子供として、原作っておもしろいんだろうか、って思い始めたところ。
最初に読むなら、碧血剣もしくは射G英雄伝がいいと思う。 碧血剣は比較的短い(それでも三冊)し、文庫化している。 射G英雄伝も比較的入りやすいと思う。 この人の処女作は書剣恩仇録だけど、後味が悪いので少し後にした方がいいと思う。 気をつける点としては、射G英雄伝・神G侠侶(神G剣侠)・倚天屠龍記で三部作になっている。 天龍八部は少し難しめの内容なので、他の作品で武侠慣れしてから読んだ方がいいと思う。 最後に書かれた鹿鼎記は、他のいろんな作品が少し絡むので、最後に読むべき。 今のところ、書剣恩仇録、碧血剣、侠客行の三作品が文庫化している。 後、本屋では置いてない場合も多いから、図書館で探した方が見つけやすいかもしれない。
↑歴史小説なんか読む方なら、碧血剣の前に司馬遼太郎の韃靼疾風録読んでおけば、歴史背景が分かっていいと思う。 後、書剣恩仇録は最初はよくないけど、雪山飛狐と飛狐外伝の前には読んでおいた方がいい。 まあ、ごちゃごちゃ書いたけど、あまり気にせず、どんな作品でもいいから、一度読んでみて。
小説版 真三国無双みたいなもんか
まあ、そう言えなくもないけど、闘い以外の要素も相当奥深い。 解説書の言葉を借りれば、武侠小説とは、武術家や剣士たちの活躍を描いた冒険活劇であるが、 闘いの他に、恋愛、歴史、サスペンス、ハードボイルド、伝奇、コメディ等、 様々な要素が一つの作品に盛り込まれている。 金庸の場合、時には歴史を動かし、時には世紀のロマンスを奏でる等、 ジャンルを越えた壮大な物語が繰り広げられる。 まあ、独特の用語なんかも出てくるし、好きになるか嫌いになれるかは、人それぞれ。 日本の歴史小説なんかと比べるととにかくスケールが大きい。 ちょっと少年少女向けという要素が強い。 後、物理的に不可能な技を使ったりして、ファンタジー色が強い。 ジャイアンの歌みたいな技にも、金剛獅子吼なんて名前がついている。 ヒーロー、ラバーズ、グリーンデスティニーなんて映画もあったけど、 この人の作品を読めば、なぜ人が空を飛ぶのか分かる。 まあ、一度読んでみることだね。長いけど。
補足すると、金庸って共産党に批判的なことで有名だから、 今の中国の政権が嫌いな人でも、同じ国のだからって毛嫌いする必要はないと思う。 作中人物を毛沢東と重ね合わせて皮肉っているとは、よく言われること。 香港在住だけど、文化大革命の時に本土にいたら、多分真っ先に殺されていただろうなあ。
重複はしているけど、あちらは金庸上級者向けというか、 ほとんどの人が全作品読んでいるので、初心者にはちょっと入り込みにくい雰囲気があるかもしれない。 ちょっとネタバレの危険が大きいね。
じゃあ、こっちは初心者向けのスレにするの?
立てるのなら一般書籍板じゃないの? なんだか板違いな気がする
別に板違いではないと思う。 金庸作品は確かに娯楽色の強い大衆向け作品だけど、 民族問題なんかを絡めた作品が多くて、かなり奥深い。 文学としても高い評価を受けていて、知識人の間にも熱狂的なファンが多いことで有名。 紅楼夢の研究を紅学と称するのに倣い、金庸作品を研究する金学なんてものもある。 現代中国の代表的な作家を選んだ「二十世紀中国文学大師文庫」なるもので、 魯迅、沈従文、巴金に続いて第四位に置かれているし。 何年か前にはノーベル文学賞候補にとの話も出たらしい。これは半分冗談だろうけど。 とにかく、中華圏でこの人の作品は異常なほど人気がある。 まあ、あまり難しいこと考えずに読んだらいいと思うけど。
今日は水曜ヽ(゜▽、゜)ノ
今日は金庸日。 金庸の凄さは中国の検索サイトでくぐれば分かる。 中国、香港、台湾の別に関係なく、凄まじい数の熱狂的なファンが存在する。
21 :
吾輩は名無しである :2005/04/23(土) 16:32:57
書店の隅の方に何冊か置いてあつたけど売れた気配はないね 日本で人気イマイチなのはどういうことなんだろうね
最初に処女作の書剣恩仇録を出したのが決定的にまずかったと思う。 最初に書いた作品だから、こなれてないと言うか、 魅力では金庸作品の中でも最底辺。 おまけに読後の後味も極めて悪い。内容についてはネタバレになるので言わないが。 金庸の作品て、こんなものかと思った人が多いと思う。 碧血剣か射G英雄伝を最初に出せば、かなり違ったと思う。 ちなみに射G英雄伝は、ドラマ人気のおかげで、 夏に文庫化するらしい。
最初に買う本(読む本が)書剣とは限らないので 最初に出したのが書剣でも射Gでも状況は変わらないんじゃないか。 射雕ドラマ放送中に射Gを出すのが最初なら話は変わりそうだが。
最初が射G英雄伝なら売れたと断言はできないけど、 書剣恩仇録が最初に金庸作品として一般に広く紹介されたのは確か。 古本屋に出回っているのは書剣恩仇録が圧倒的に多い。
25 :
吾輩は名無しである :2005/04/26(火) 10:53:42
漢字が読めんw
金庸作品読んで初めて知った漢字は多い。
ところでこの作家の作品は漢字文化圏以外でも出版されてるのかね? そうだとしたら、ちと読んでみたい。 読みづらそ〜(^o^;)
欧米では早くから英語やフランス語に翻訳され、 漢字圏以外にも韓国、インドネシア、タイなんかでは日本より前に出版されたと聞いた。 おおむねアジアでは好評らしい。詳しいことは知らないけどね。 この作家を日本に紹介した人に言わせれば、 最近まで日本で翻訳が出なかったのが不思議で仕方がないのだそう。 作品は正直、主人公がなかなか出てこない作品が多いので、最初がとっつきにくい。 中盤からぐいぐい引き込まれる作品が多いので、最初をどう乗り切るかだね。 それに、日本語翻訳でも漢字は相当多いので、苦手な人には辛いかもしれない。 案外、ドラマを見てから読んだ方がいいかもしれないね。
29 :
test ◆bBm/UfuWG2 :2005/04/27(水) 15:18:47
test
そういや こないだスカパー!で金庸原作の ドラマがやってたなあ 予算が少なかったのか安っぽい作りだった。 まあ嫌いではないが(^_^;) でもハリウッド映画並みに巨額資本を投下して この作者の小説を映像化すれば結構すごいモノができるのではないか なんてふと思った。
映画の場合、劇場公開で興行収入が見込めるから多くの予算を投じることができるけど、 ドラマの場合、放送してしまうから、見込まれる宣伝効果を元にスポンサーを募るしかない。 その上、ドラマは長いから、時間当たりにかけられた金額では、映画より圧倒的に劣る。 だから映像面ではどうしてもドラマは映画に劣ってしまう。 金庸作品は基本的に長編中心、時間をかけてじっくりと描き出してこそ作品のよさがでるのだから、 どうしてもドラマ向き。 映画にすると時間の都合上、作品の一部を抜き出したものか、外伝的なものにならざるを得ない。 実際、映画化作品はどれも不評。
>>14 の過去スレにはきっと書いてあると思うけど
4年前にBSフジで神G剣侠のアニメやってたんだな。
雑誌でちらっと見たけどいかにもお子様向けの絵だった。
確かその頃はジャンプの封神演技が人気あった頃だったから
神Gもその影響でアニメ放送に繋がったのかも。
ジャンプ連載が封神じゃなく金庸のどれかだったら金庸の他の作品ももっと有名になったと思うけど
只でさえ安っぽくなる畏れが大いにある内容を安易に売り物にされるのを見るのもファンとしては悲しい。
ガンダムの作者が、ストーリーを訴えたかったのに
絵のカッコ良さだけ先走ったのを悲しんだのと似た状態になりそう。
>>31 同意。金庸作は主人公の心境が多くの出会いに寄って少しずつ変わって行くとこがミソだと思う
短編にしたらそこは表現しきれないし映画は特にチャンイーモウが格闘ものを連発した後だから
今から似た映画作っても飽きられるだけな気がする
34 :
吾輩は名無しである :2005/05/13(金) 23:35:02
射G英雄伝をBSで知ってレンタルで全部見た。この五日間で神Gも読破した。 あー月末の試験勉強しないとマズいのにぃぃ。倚天屠龍記は来月まで我慢だな。 なんて面白いんだ!!
35 :
吾輩は名無しである :2005/05/14(土) 01:35:43
>>34 武侠の世界へようこそ。
まだ未読作品があるとは、羨ましい限りです。
日本では金庸以外に古龍の作品もいくつか翻訳されています。
金庸とは全く作風が違うので、一度読まれてはと思います。
但、絶版なので入手が難しいかもしれません。
36 :
吾輩は名無しである :2005/05/14(土) 10:11:53
>>35
37 :
吾輩は名無しである :2005/05/14(土) 14:05:06
俺なんか未読だらけだぜ イエイ
金庸読む前に、中国の歴史勉強しておくと、 何割増しか楽しめると言うか、歴史背景が分かって理解しやすいと思う。 陳舜臣の中国の歴史と小説十八史略なんか結構読みやすい。 碧血剣の前には、司馬遼太郎の韃靼疾風録だね。
つか、サパーリ頭に入らなかった支那の歴史が、読むと少し理解できるようになる。
40 :
吾輩は名無しである :2005/05/17(火) 17:48:45
言われてみれば、そうだな。 金庸の小説読んで、中国の歴史勉強する方がいいかも。 でも、金庸の場合、 物語の面白さを優先するために、 あえて史実を曲げたりしているところもあるので、 注意。
>>40 危険すぎるんじゃねーか?
なんか、真田十勇士とかで、戦国時代学んでるみたいだぞ。
42 :
吾輩は名無しである :2005/05/18(水) 07:40:21
小説ではあんなに義侠心云々してるのに、今の中国人にその気配が かんじられない・・・共産党支配は別として。 (中国で工場管理してる友人などの話を聞くと、漢族の民族性に首を捻る。) あーでも復讐につぐ復讐ってのが本筋か。。。なるほど?!
43 :
吾輩は名無しである :2005/05/18(水) 15:38:33
中国人というものを理解するのに、金庸小説はいいかもね。
うん、反日デモのニュース見ていて、江湖の先輩方未だ健在っておもった。
45 :
吾輩は名無しである :2005/05/18(水) 18:37:00
吉川英治三国志が好きなら金庸作品も 楽しく読めるでしょうか?
死語に発表される(と妄想してる)新作が楽しみです
47 :
吾輩は名無しである :2005/05/18(水) 20:33:53
>>45 金庸作品は、吉川英治に山田風太郎を加味したような感じだと思う。
神州天馬侠に近いかな。
48 :
吾輩は名無しである :2005/05/20(金) 21:37:13
なんかいまやたらと金庸原作の映像作品の広告を目にするな
49 :
吾輩は名無しである :2005/05/20(金) 23:56:14
BSで初めて知った。そして原作も読み始めた。 シャチョーのメンバーそのままで三部作ドラマ化して欲しい。
>>42 いつまでも昔のままだと思うなよ。
ていうか、金庸先生ってかなり昔気質な人だと思う。
>>45 吉川水滸伝好きなら金庸作品も楽しんで読める。
金庸センセ、短編小説でも結構いい味出してるよね。 『雪山飛狐』はちょっとアレだけど(笑)、『越女剣』の3作品とかは スケール的に映画化アレンジしても面白いと思うのだが。
>>49 メンバーは一部変わって神チョウ侠侶はドラマ化された。
>>52 雪山飛狐は勝手に続き考えて、自分なりに納得。
>>47 アクションのアイデアと史実とフィクションの組み合わせ方とかは山田風太郎っぽいと
思った。そこに吉川英治のような骨の太いドラマを導入ってとこですか・・・
>>55 山田風太郎からエロを取り除いたって感じかな。
その辺りに関しては、金庸先生の筆は、寸止めのようでw
>>56 そうそう。
「色魔!」とか罵られながら、実は「童貞」だったりするキャラもいるしね(藁
日本の作家って器用と言うか、金庸みたいなストーリー展開を、古龍みたいな語り口で書ける人って多いから 最初は金庸を読んでも(下手くそやな〜)と思ってた。最初の数ページまでは。
>>56 金庸作品は彼が社主の新聞に連載されたらしいからさすがにエロ描写は
できなかったんでしょうね、「鹿鼎記」の主人公は8人の妻を持つけど
子供作った描写はぼかしてたし・・・
つかエロ小説でもなければ、『鹿鼎記』くらいの表現が一般的じゃないかな。 子供が7pするのが一般的かどうかは置いておくとして。 ちなみにどの中国人に聞いても、一番好きなのは『鹿鼎記』だと云うね。
山田風太郎の小説は小学生の時に図書館で見つけて読んだが、 当時の自分にはすこぶる刺激的な内容だった。
>>60 鹿鼎記一番すきっす。
主人公、一向に強くならないし、いいかげんのちゃらんぽらん。
そのくせ妙に男気があって、運と勘と度胸のみで乗り切る。
魅力的な主人公だとおもう。
でもあれって、もはや武侠小説とは言い難い気がする。
正直、鹿鼎記はあまり好きになれなかったな。 どちらかと言うと、天龍八部みたいに悲劇的要素があった方が好きだ。 段正淳に関してはあれだけど。
>65 そんなとこですねえ。 絶筆としては、なかなかアレですな。画期的ですな。
リーマンのおっちゃんたちは鹿鼎が一番面白いって言うよ。
リーマンって、礼の買収の?
>>63 確かに武侠小説じゃ無いよな。
登場人物が、他人の言う事ちゃんと聞いてるし。
>>69 登場人物が、他人の言う事ちゃんと聞いてる
え〜そんなの金庸キャラじゃな〜い(藁
まぁ、その辺はしょうがないよな。 何しろ主人公は舌先三寸口八丁のみで、江湖と宮廷両方の世渡りしてるから、 他の登場人物が話し聞いてくれなければ、命三日と持たないし。
ちなみに途中で出てくるずる賢い小役人は、金庸先生の祖先? 名字が同じだけど。
>>63 金庸の作品においては主人公の武術の腕の向上が話の軸になる場合が多いけど
「鹿鼎記」では主人公は殆ど強くならないしね、武侠小説の要素を持った
歴史小説という方がピッタリかと。
>>66 最後の作品だし武侠小説のパターンを崩そうと思って書いたのかな?
>>73 歴史小説ねぇー。
作者の後書で確かにそれっぽい事言ってるけど、微妙だな。
実在の人物確かに山ほど出てくるけど、みんな名前が同じってだけで、
ありゃアカの他人でしょ。
イベントだって、確かに一致しているけど、内容的にはメチャクチャだし、
ただ、実在の人物や歴史上のイベントを使って遊んでる感じが楽しい小説だよね。
主人公強くはならないけど。逃げ足に関しては天下無敵。
魚釣島も出るしねw
76 :
吾輩は名無しである :2005/06/03(金) 21:58:36
天龍八部の最後にでてくる少林寺の老僧って誰でしたっけ? たしか違うシリーズにもでていた気がするんだけど、思い出せない。
あの坊さんは、他の金庸作品には出ていないと思うけど。 時代違うし。
79 :
吾輩は名無しである :2005/06/04(土) 16:44:03
>>77 他のシリーズには出てないですよ。そして正体は一切説明されてません。
何者だったんだろう・・・
東方不敗と並ぶ金庸世界最強の使い手じゃないだろうか。
つ独弧求敗
天龍八部は分量増やして、全体的にもうちょっと丁寧に書いて欲しかったな。
話そのものは一番好きだし。
>>79 玄慈は別なんじゃない? 少林寺の方丈。
ドラマに出てくる老坊主、みんなガタイ良すぎw てかマッチョというよりムチムチ気味・・・・。
85 :
吾輩は名無しである :2005/06/15(水) 23:06:58
金庸作品を一通り読むと中国史を無性に勉強したくなる
中国史初心者の場合、 陳舜臣の小説十八史略と中国の歴史読めば、分かりやすく書かれているから、 基本的な流れが分かっていいと思う。 金庸作品の場合、あっ、この人も実在の人物なんだ、 というのが結構あるし。
87 :
吾輩は名無しである :2005/06/16(木) 11:02:24
NECOの放送は見ていないので、図書館で借りてきた著書の 裏表紙写真で岡崎由美女史の顔とプロフがわかった。 結構なおばあちゃんを想像していたのにまだ40代のセンセだったのね ごめんなさい。
リズム感があって、読みやすいし、ワクワクする文体だよね。
リズム感ありすぎ。 首根っこ掴まれて、中国中を引きずり回される感覚。 ちょっと日本の作家には無い作風だな。
善人、良い女ほど早くしぬ。 悪女、曲者ほど活躍する。 それが日本の作品にはない、面白味。
>>90 飛狐外伝のあの娘なんか読んでる途中で死ぬんだろうな
と思ったがまさにその通りの展開だったので悲しかった。
天龍八部の7、8を未読だが、今まで読んだ中では一番悲しい死だった
7月には射鳥の文庫本が出るって話だが、その後神鳥なんか出す予定は無いのかな。 その前に天龍か。
今天龍を文庫で出したら爆発的(あくまで徳間レベルでだが)に売れると思うのにね。 この半月、図書館の陳列棚いつのぞいてもガラガラだす。
ヤフオクも高値だね〜 しかし、古本を定価以上で買う奴の気がしれん。
>>94 加えて、あの開始値段で売りに出す奴のショウネが怖いヨ
あれじゃ買っても心から「ありがとうございました〜」という気にはなれまい
ブックオフだと、大体半額だな。 さすがに105円のはなかなか見かけない。
友達から引越祝いで、笑傲江湖全巻プレゼントされた。 うれしー!
>>94 図書館で借りるって発想が無い人が多いのでは?
申し込めば自分の所に無くても他所の市の図書館とかから借り出してくれるもんだが・・・
>>96 「書剣恩仇録」「碧血剣」「侠客行」の文庫は割とブクオフの100円コーナーでも
見かけますがハードカバーの方はまず無いですね。
はぁ?だいたい買うよりまず図書館で探す奴のほうが 多いと思うぞ。ハードカバーのみの全8巻なんだしw たぶんどこも貸し出し中予約待ちで、しょうがないから オクとかに手を出すんじゃないか? 今はそういう状況だと思うぞ。 定価新本以上の額での古本ゲッツについてはようわからんがw
静かだから呟かせて。 某スレにいる、にくしつおにくきんにく煽り野郎視ね。
101 :
吾輩は名無しである :2005/06/28(火) 05:11:11
武侠に筋肉は不要。
と何度言っても耳を貸さないし(わざとでしょ)、好みの 問題は理解するが、俳優叩きとメーカー叩きと併せ技で ずっと住み着いて粘着しそうだな。ご愁傷様。 文庫本文庫本文庫本キボンヌ。
103 :
吾輩は名無しである :2005/06/29(水) 10:07:30
このセンセって、香港紙「明報」の創始者なんだってね。
凄い人だよね。 ちなみに香港返還時の返還委員会にも選ばれていた。途中で降板したけど。
105 :
吾輩は名無しである :2005/06/29(水) 16:07:56
天安門事件に抗議して辞表叩きつけたらしい。
インドネシア地震で、孫が洪水に流されかけたらしい
>>103 途中で小説書かなくなったのは事業の方に力入れるためだったのでしょうか?
「あらかた書き尽くしちゃった」 と本人は仰ってた。
対談
>>107 本当に才能のある人だから、逆に自分の作品のパターンみたいなのが
できちゃったのを自覚してたんだと思う。
財もあるし、小説家としての地位にしがみついてる理由もなし。
天才は「引き際が肝心」ということをちゃんと心得てるね。
その割に最近自作をがしがし改変してファンを嘆かせてるわけだが。
そろそろあぼんが近いとあせっていたりして
94 名前:奥さまは名無しさん[abcdefg] 投稿日:2005/04/18(月) 22:20:38 ID:???
116 :
吾輩は名無しである :2005/07/03(日) 23:25:52
鹿鼎記書いた時には、もうこれ以上新しい作品は書かないと決めてた感じだな。
武侠小説は好きだけれど、この版にスレがあるとは思わなんだw
118 :
117 :2005/07/04(月) 22:47:36
版× → 板
誰か射鳥の文庫本買った?
ゲットした。 店頭に並んでないから、発売日間違えたかと思った。 1ページほど読んでみたけど、ハードカバーと変わりなし(当たり前)。
121 :
吾輩は名無しである :2005/07/13(水) 14:49:22
射G英雄伝の文庫本、棚の一番上の隅にあった。 目立たない上に、背の低い人は届かないな。 挿絵とかある分、やっぱりハードカバーの方がいいかな。
射G文庫版の1巻を読んだが、「勘違いで戦闘」が多いような気がした。
123 :
吾輩は名無しである :2005/07/13(水) 21:08:51
「勘違いで戦闘」は武侠の基本w
っていうか金庸の基本。 ちょっと落ちついて人の話を聞けば、避けられる切り合いが本当に多い。 古龍はそんなことないんだけどね。
勘違いが原因で恋人を手にかけてしまった喬峰とか。
金庸を初めて読んだとき、中国の人って みんな、人の話を聞かないのかと思ってしまったよ
ある意味聞かないけどね
>126 同じくw 戦闘がはじまる前に真相をひとこと叫んじゃえば避けられるのでは? と思うのが金庸のパターンかと。
人の話を聞いてしまったら 戦闘シーンが、だいぶ減ったりして。
つーかスタンド使い並に遭遇しあうな
131 :
吾輩は名無しである :2005/07/16(土) 16:34:01
黄蓉のツンデレさが好き
132 :
吾輩は名無しである :2005/07/17(日) 20:39:15
悪逆非道な行為が一杯出てくるのだが、まだやってないのはと考えると、 近親相姦の外思いつかないのだが、跡何か有りましたか。
なんだよ、射鳥の文庫本、乞食党のままかよ。 ついでに直しておけばいいのに。 徳間はホントに、やる気無いなー
間違いじゃないけど丐幇だよねえ。 射鳥が出たときは仕方ないにせよ、新たに出すんなら直して欲しかったす。
丐幇のままでいいのにね。 無理して訳さないでほしい。
138 :
吾輩は名無しである :2005/07/23(土) 23:07:52
梁羽生作品も訳して欲しいなあ。 原文読むのしんどい。
黄身が思いのまま訳すんだ。
某スレでネタバレ煽りをやっている奴は、どうやら原作を最後まで読んでいるようだ。 武侠小説愛読者としては悲しいことだねえ。 ついでに漏れのよく見る武侠サイトの住人や管理人だったらもっと悲しい。そうで ないことを祈る。
『鹿鼎記』にカメオ出演する過去作の人達って、『碧血剣』の阿九、可鉄手、帰辛樹夫婦と 『書剣恩仇録』のご一行だけだっけ?
ヲタクがヲタクに問う、って感じw
>141 あれ、『書剣恩仇録』ご一行のカメオ出演は『飛狐外伝』じゃなかった? 『鹿鼎記』にも出てたっけ。いま本が手元になくて・・・
145 :
吾輩は名無しである :2005/07/26(火) 08:56:46
書剣恩仇録ご一行は18世紀の人、出てたのは飛狐外伝の方。 鹿鼎記は17世紀が舞台だから、書剣恩仇録の人は出てないな。 碧血剣の人が少し出てくる。 それと、名前だけだと、過去の人として、 宋代の怪傑欧陽峰とか、前王朝の剣客令狐冲が出てくる。
すいません。記憶が混乱してたようです。 碧血剣→鹿鼎紀の流れなんですね。 ありがとうございます。
147 :
吾輩は名無しである :2005/07/31(日) 22:34:37
面白いけどもうちょっとDB的にやってほしい気もする。 はなから強かったりするし やられて再戦で勝利とかないし
148 :
夢姑 :2005/08/06(土) 18:58:35
ドラマ天龍八部のドウボ役の女の子の情報知ってる方いませんか!?
150 :
吾輩は名無しである :2005/08/13(土) 13:43:20
来月には七剣下天山の映画も日本公開されるらしいから、 この勢いで梁羽生の作品も翻訳して欲しい。
あちこちでご苦労さん。
欲しい欲しい言ってる間に自分で翻訳しろって感じw
むしろチャイ語習って原書嫁って感じw
154 :
吾輩は名無しである :2005/08/15(月) 14:59:42
七剣下天山は続きものだから、 白髪魔女傳と塞外奇侠傳を先に何とかしないと。 七剣下天山の冒頭、 もろに塞外奇侠傳の続きになっているし。 シリーズものは出版社も手を出しにくいだろうな。
だから自分でなんとかすれば。
156 :
吾輩は名無しである :2005/08/15(月) 16:20:55
李秋水って西夏の皇太妃ということになっているけど、どういう身分なんだろう? 妃ということは、西夏の皇族に嫁いだ人になるかなと思うんだけど、 李姓は西夏の国姓だし、よく分からない。
つー事は、映像に文句があれば、自分で撮影しろって事か。 厳しい江湖だな。小学校みたいだな。
158 :
吾輩は名無しである :2005/08/16(火) 11:27:23
「坊や、江湖は生き馬の目を抜くところよ。くれぐれも気をつけて」 by陶紅英
生き馬の目を抜いたことのある人の数 →
ここで言うぞ。 ネタバレ野郎氏ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
161 :
吾輩は名無しである :2005/08/18(木) 12:36:42
ここでいわんでもw
ネタバレ嵐よりきらいほうや理系のワケワカンナーイ書き込みのほうがマシw
映画板の常駐スレが散々ネタバレ厨に荒らされてたんだが、 反応することによって知らない人にそれがネタバレだと解ってしまう。 だから本スレはもちろん関連スレも一切スルースルーで流してた。 NG指定もできないからかなーり忍耐力が要ったけどなw
自演で反応してるみたいだしなドラマスレ、もうやれやれだよw 削除依頼も出してあるみたいだけど、対応遅いね。 削除だけじゃなくアク禁にして欲しい。 近くの図書館の金庸コーナー、読み尽くした(っていうほど種類がなかったorz)。 ネットで原書にでも挑戦するべきかw 1章読むのに1月かかりそ・・・・・。
原書だと結構印象変わるね。一部しか読んだこと無いけど。 文体が戯曲調つーのかな。支那文学の特徴らしいけど。
166 :
吾輩は名無しである :2005/08/19(金) 22:49:15
翻訳版はところどころ省略しているし、 一部原文に挑戦してみるのもいいかも。
167 :
吾輩は名無しである :2005/08/21(日) 12:06:46
書剣恩仇録の紅花会って、現代にあれば法輪功だよな。
まさしくそうやね。 だから弾圧される。
169 :
吾輩は名無しである :2005/08/22(月) 11:30:08
金庸作品を読むと、日本人の書いた三国志が いかに日本人向けに改変されてるかがわかるね。 外見は中国人でも中身は日本人になっちゃてる。 金庸キャラに感じるような違和感まったくないもんなー。
>>169 日本人の書いた三国志ってのは、あくまでも演義(まれに正史)をベースにした二次作品だから。
>>167 今の中国には青ハンとかはもう存在しないのですか?
今日も言うぞ。 某スレの思わせぶりな○○○○野郎を六脈神剣でヌッコロシタイ!!
173 :
吾輩は名無しである :2005/08/23(火) 09:10:03
金庸って面白い?
174 :
スレ主 :2005/08/23(火) 10:11:43
>173 面白さは人それぞれなので一概に云えませんけど、ちょっと日本にはいないタイプの作風ですね。 翻訳者が上手いってのもあるかも。
175 :
吾輩は名無しである :2005/08/23(火) 22:52:24
へぇ。。なんかスレを読んでたら興味が出てきた。 よかったら出版社や訳者の名前等教えていただけませんでしょうか?
176 :
吾輩は名無しである :2005/08/24(水) 01:49:14
岡崎由美っていう人が監修していて、 作品によって訳者は違うみたい。 徳間書店から出ている。 最初に読むなら、射G英雄伝か、碧血剣がいいと思う。 武侠小説に最初に触れるのに適当な作品だと思うし、 文庫化もしているから、比較的入手しやすいと思う。
>>173 山田風太郎と吉川英治が好きな人には多分面白いんじゃないかと。
最近は中国で製作された金庸作品のドラマのDVDとかレンタル店に置いてるから
それ見てみるのも良いのでは?
179 :
吾輩は名無しである :2005/09/06(火) 14:05:08
射鳥4巻売ってねー!! 渋谷全滅。
180 :
吾輩は名無しである :2005/09/07(水) 20:36:11
やっと買えた。 って、オレしかいない予感!
>>181 持ってねーす。
図書館から借りました。
>>182 「読んだことあるけど所持もしておきたい」てことだね
安い文庫本のほうで
184 :
吾輩は名無しである :2005/09/10(土) 14:08:04
>文庫 徳間のホームページで買えるんじゃない?未確認だけど。
4巻出たんで読んだ。 相変わらず、お前ら人の話をちゃんと聞けよ とw
>>185 人の話を聞いたら、金庸作品ではなくなってしまいます。
ドラマ板はあれだな ネタバレ → そのとおり → ネタバレやめろ(とさらに強調) の自演ループだな。
あれ自演なのかw
本屋で碧血剣注文したら、今日になって「二巻が全国どこの書店にも在庫ございません」 と言われた 古龍は絶版だとか言うし…゙(´д`)゙ゞ
190 :
吾輩は名無しである :2005/09/27(火) 16:36:23
>>189 文庫でよけりゃ、
西日本で最大人口を持つ都市の、
最大の繁華街の、某私鉄駅の真下にある、
有名書店本店の、
徳間文庫の棚に、
昨日の時点で、
射G英雄伝と一緒に三巻とも並んでいた希ガス。
大型書店を何軒か回れば見つかるかも知れんし、
ブックオフも何軒も回っていれば、
欲しい本が結構揃う。
あとヤフオクにもしょっちゅう出てる。 ハードカバーが多いけど。
地道に足で探してみます西日本は無理だけど… (ネ販禁止されてるもんで)
携帯からかPCからかが識別できる。 いくつかの板ではゆうべ一時的に表示されたみたい。
196 :
192 :2005/09/28(水) 21:10:12
へぇー …むーゃ
碧血剣って文庫は在庫ありそうだけどなー。
本屋ってなんで注文に冷淡なんだろ 全然本気で探してくれない… 「二ヶ月かかりますよ」とか…オマエの店は飛脚使ってんのかぁ!ごるぁ!! って切れちゃった
199 :
吾輩は名無しである :2005/09/30(金) 17:24:58
店頭に並んでいる分で済ましてしまいたいんだろうね。 聞いた話では、店によってずいぶんと対応が違うらしいけど。 ブックオフはたしかインターネットで古本を探して、注文できる、 システムがあった希ガス。
ふーん、サンクス ブックオフに行ってみます
射G五巻読んだ。 楊康と欧陽鋒の扱いが(ノд`)
続編神G侠侶の欧陽峰いい。
神G侠侶の文庫化はいつだろうね。 当分先かな。
今度こそドラマ放送に合わせてくるでしょう。 七剣もばっちり公開に合わせてきたし。 そろそろ徳間も金脈に気付いてきた頃だとキボン。
金脈ってほどのことはないとw
じゃあ煙草銭稼ぎ
七剣下天山読み終わったが、う〜んなんか微妙だった 金庸作品は読み始めたら途中でやめられない中毒性があるが 七剣は早く先を読みたいという気分になれなかった 作中でキャラがかぶりまくってるからだろうか それとも人が死に過ぎだからか 白髪魔女を読んでたらまた違った感想になるのだろうか?
オレは古龍よりは気に入った。 ぜひ白髪魔女伝も読みたいね。
210 :
吾輩は名無しである :2005/10/21(金) 18:47:00
こういう歴史を絡ませたのは結構好き。 今のところ評価。 白髪魔女傳 8.0点 萍踪侠影録 7.5点 七剣下天山 7.0点 塞外奇侠傳 5.5点 散花女侠 5.5点
↑それは、皆日本語訳 出てるのですか ? 徳間?
またここで言っちゃっていい? 今日ドラマスレで大暴れの某君、2chの板管理をしている人から 特定されてると本当に思い込んでるんかな。 だとしたらカワイソスw ID出なくても特定できるぐらい書き込みに特長があるのに・・・。
>>213 あー、あれってそういう意味だったんだ、ありがとう。
国語力のない俺にはさっぱり分らんかった。
しかし電波の考えることはワケワカンネw
漏れが管理人だったらとっくの昔にアク禁にしてるよ(w 金庸の小説でも読んで落ち着け、と言おうとしたが、武侠小説に 鎮静効果はなかったな(w
板ごとにシスオペwみたいなのがいると思い込んでるみたいだね。 てことはパソ通世代か。。。けっこう年いってる?実生活では不遇なんだろうな。 暴れるほど本人のコンプレックスが丸見えになってちょっと気の毒。 武侠も本心から好きというより、自己確認のツールって感じだね。 マイナーそうな世界だから自分が優位に立てると思ったのに当てが外れて、 意地になってスレにしがみついていると見た。
今日「菅直人がなんちゃら」って書いているヤシ?だんだんわかってきたw 碧血剣を借りてきた。天龍八部の次にこれ、って物足りなくなりそうな気もするが とりあえず図書館にある武侠もの全部にトライしてみるつもり。
碧血剣、ドラマがクランクインだからかな、図書館で予約が必要な状況になってきた。
カラオケで華山論剣というのが在ったので リクエストしてみた 何故かデュエット(男女) 中国語の意味解らんので一番でやめたが どうでもいいか
それたぶん80年代の香港版 現地では懐メロらしいよ
オレが笛吹童子を歌うようなもんか。
倚天屠龍記の5巻が欲しいのにどこも品切れ 射G3部作の最後の作品が読めないのは生き地獄
ネットで自動翻訳を通して読むべしw
ネタバレ好きに頼めば、喜んで教えてくれるよ。
おとといぐらいから理○がいちゃもんつけに回っているヨカン。なんとなく。 とつぶやくだけではなんなので、 「天龍八部文庫化マダー」
その前に「笑傲江湖」と「神鳥教侶」だな。 とにかくなんでもいいから毎月コンスタンスに文庫化しろい。
文庫化の漏れ的需要 長編>人気度>>近日ドラマ化。
230 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 16:08:41
受験あんのに金庸の本ばっか読んでて 偏差値あがんね
231 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 19:53:18
徳間書店はあんま余裕ないらしい
しかも金庸作品って、日本だとあんまり売れないからな。 文庫化する優先順位も低いのかも試練
徳間はジブリと金庸にだけ集中してりゃいいんだよ。
こういう作品はもっと気軽に読めるようにすべきなんだよな。 ぶっちゃけ、100円ショップの文ry
>>234 あそこのミステリ物やロマンス物と同列に扱われそうで嫌だ…
しょせんパルプフィクション。
冬休みに入ったのか某君がまた元気になってきた… 年始に帰国した時には各スレが焦土と化している悪寒 どうか皆さん、嵐に耐えてよいお年を…
238 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/29(木) 22:15:32
ま、復興に尽力しとくわ 年明けにいろいろネタが出てきそうだし
今天龍スレでジエン中っぽいw
あれだけ分かりやすいのも珍しい。 住人が華麗に凌波微歩してるのがまた何とも。
代名詞に使われてしまった陳孤雁が可哀相w バレバレ自演は釣りだと思っていたのだが(ジエン乙、とか言わせる為の) 今日の長文見るとマジで逝っちゃってそうw ここを避難所&ヲチスレにしちゃってスマソ。
しばらく前は板管理人?を仮想敵にしてたよね。今度は陳長老か。 ネットで暴れる奴って大抵「オマエガナー」な発言かますもんだけど、 陳長老宛てwの一連のレスは正にそれ。 他人のレスが全部自分への攻撃に見えちゃってるんだろうな。
○系、今日さっそく来てる(w
自分が気に入らないとボロクソだな。 今度のターゲットは水滸伝かよ。 住人がスルーしにくいネタを投下したなw
下手に弁護すると「コニービデオの中のひとおつ!」とか言われそう。 天龍の時がそうだった。
246 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/15(日) 03:42:48
age
247 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/30(月) 12:28:43
age
250 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/02(木) 09:01:38
>>249 そこに限らず、読めるところはたくさんあるよ
251 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/02(木) 21:52:08
全部中国語じゃあ・・・・読めない(T-T)
252 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/06(月) 22:09:56
でもすごいよな、よく全部掲載できたもんだ。 日本でこんなの掲載したらタイーホされちゃうよ。
中国作家だけやってる分には構わないけど・・・たぶん村上龍や吉本ばなななんかもうpされてると思う。
254 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/07(火) 15:31:04
同じところの外国文学のところには、 司馬遼太郎とか、村上春樹とか、いろいろ翻訳されて掲載されているよ
漏れの見た某香港映画の原作が載っているその手のサイト、有名エンタメサイトのその映画特設ページに ばっちりリンクされていてびっくりした。発行されてまだ10年も経っていない小説なんだよw
257 :
吾輩は名無しである :2006/02/14(火) 15:55:30
258 :
吾輩は名無しである :2006/03/03(金) 18:50:46
梁羽生の広陵劍 ヒロインの名前は、雲瑚?
ラノベ板に何か湧いてるw 論旨の斜め上っぷりとか根拠もなく見下げた口調が 某○系の人臭いんだが・・・ ただ今のところは日本語が特に破綻してないからどうかな
漫画サロンに変なスレ立ててた自演君じゃあるまいか
261 :
吾輩は名無しである :2006/03/17(金) 07:20:48
ただ、金庸の小説は文学じゃないと思うんだよな。 文芸ということならまだわかるけど。 日本で金庸に一番近いテイストって何かといえば、ドラゴンボールでしょ。
山田風太郎とか。 ちょっと違うけど。
山田風太郎 − エロ = 金庸
隆慶一郎はどうかな?影武者徳川家康とか。
265 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 18:17:35
あげ
>259 アレ君、とうとう尻尾出したね。 ドラマ板用語まで使って真性のアフォだな。
>>259 今頃なんだが、○系の人は武侠小説を一切読んでいないと思われるw
今度はO女史を仮想敵にロクオンしたようだ。 かの人の脳内では、女史は草加で2chに書き込んでいるらしいw いとあはれ也。
269 :
吾輩は名無しである :2006/04/12(水) 11:08:21
翻訳されていない武侠小説読んでる人いる?
270 :
吾輩は名無しである :2006/04/29(土) 09:05:36
>269 読んでるよ。 最近は鳳歌の《崑崙》を読んだ。 全6巻、今年1月に最終巻が出版された。 金庸ばりの構想力と内容で、けっこう面白かった。 あとは、香蝶の《煙波江南》。 今年の2月の出版で、全2巻+外伝。 金庸ほど重くないが、古龍ほどテンポが早くもない。 倭寇が出てくる。 両方とも書名をググルと結構当たるから、大陸では人気なのかもしれない。
鳳歌の《崑崙》は2chの武侠スレを検索しても結構当たるw
272 :
吾輩は名無しである :2006/04/30(日) 16:00:31
七剣下天山の続きの江湖三女侠ちょっと読んだけど、 皇子時代の雍正帝が少林寺で修行って、 何かの映画で見たような設定だった。 それと易蘭珠がばばあになって出てきた。
273 :
吾輩は名無しである :2006/05/14(日) 00:07:10
廣陵劍読み終わった。 結末が…(TT)
梁羽生の小説も読みたい。 誰か翻訳してくれ!
甘えんなヴォケカス
これはネガチヴさんが正しい
277 :
吾輩は名無しである :2006/05/14(日) 23:06:20
278 :
吾輩は名無しである :2006/05/15(月) 06:44:41
>274 こないだ《武林天驕》を読んだが、日本語訳はあるのかな?
279 :
吾輩は名無しである :2006/05/15(月) 07:33:50
>>278 梁羽生の日本語訳は七剣下天山だけだと思う
280 :
278 :2006/05/15(月) 20:58:48
↑ ありがとう。やはり身の丈に合った理解で我慢するしかないか。
281 :
吾輩は名無しである :2006/05/16(火) 20:19:37
>>278 武林天驕の続編の小説、めっちゃ長そうだね。
第120回まであるし。
282 :
吾輩は名無しである :2006/05/16(火) 21:18:09
《狂侠天驕魔女》かい。 梁羽生の作品はたくさんあるので、なかなか読み切れない。 こないだ出た金庸の《笑傲江湖》の新版だって, まだ第1冊しか読み終わっていない。
283 :
吾輩は名無しである :2006/05/17(水) 22:10:42
神雕の文庫化が決定したよ。 徳間から6月9日に第一巻が発売される。
284 :
吾輩は名無しである :2006/05/17(水) 23:52:57
狂侠天驕魔女の120回は恐ろしい… 48回の廣陵劍でも読むのにあれだけ時間かかったのに…
285 :
吾輩は名無しである :2006/05/18(木) 21:50:41
>>278 さっき武林天驕を7回まで読んだ。
8回目から本格的に物語が始まるみたいだな。
てか、塞外奇侠伝みたく中途半端なところで終わって、
狂侠天驕魔女に続くのかな?
286 :
吾輩は名無しである :2006/05/19(金) 09:27:55
そんなことはないよ。 でも「紅顔薄命」、鐘霊秀は宋金国境の山に葬られ、壇羽沖はそこで 中秋の月を見る・・・。
287 :
吾輩は名無しである :2006/05/19(金) 21:46:53
ありがとう。
288 :
吾輩は名無しである :2006/05/26(金) 12:23:58
金庸スレで申し訳ないんだけど 古龍の陸小鳳伝奇?って面白い? なんか最近出たみたいで買おうか迷ってるんだが…
291 :
吾輩は名無しである :2006/06/12(月) 12:52:36
292 :
吾輩は名無しである :2006/06/24(土) 13:42:25
武林天驕ってネットで読んでみたけど、 部分的に欠けているのか、話が飛んでいた気がする
293 :
吾輩は名無しである :2006/06/25(日) 22:42:11
>292 偉いね、上下2冊分もあるのでパソコンで見ていると疲れる。
294 :
吾輩は名無しである :2006/07/14(金) 06:24:39
笑傲江湖の最新改訂版(繁体字)が七月に出るって話だったけど、まだかな。 だれか知ってる?
296 :
吾輩は名無しである :2006/08/01(火) 20:58:18
>295 ありがとう。さっそく注文しなくちゃ。
297 :
296 :2006/08/10(木) 06:10:43
《笑傲江湖》の改訂版が台湾の遠流から届いた。本代と送料がほとんど同じだけ かかったが,4冊で1万円かからなかった。 内容は、金庸が自分でも言っているように、あまり変っていないようだ。 これからじっくり読んで見る。
298 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 02:35:07
私の先輩というか大先輩が岡崎由実先生と大学時代、同じサークルで同学年 だったらし。軽音楽サークルでフルートを吹いていたそうだが、中国文学に 専念したいと言うことで、三年生の時に辞めたらしい。とにかく楽しい人で 酒豪だったそうだ。
299 :
そうか〜がっか〜い :2006/08/12(土) 12:50:43
金庸氏
(以下、氏)
かつて日本は「大東亜共栄圏」ということを言いました。
当然、その日本の利己的な目的を受け入れることはできません。
しかし、この言葉そのものが悪いのではなく、アジア各国は平等な地位で共に協力し、発展していくべきです。
アジアもヨーロッパに続き、各国が平等な立場で「共栄」していくべきです。
池田大作
SGI会長
(以下、会長)
そういう地域的なまとまりの延長上に、平和な「ひとつの世界」もあると思います。
http://www.sokagakkai.or.jp/voice/voice07b.html
↑荒らしは来るな
ドラマ板じゃないけど一応。 最新版「神雕侠侶」ドラマ、明日(9/1)レンタル開始っす。
ドラマ板じゃないけど一応。 最新版「神雕侠侶」ドラマ、明日(9/1)レンタル開始っす。
ドラマ板じゃないけど一応。 最新版「神雕侠侶」ドラマ、明日(9/1)レンタル開始っす。
梁羽生、作品多いなあ 全作品制覇は今年中は無理だな
一応、金庸作品を全て読破した やっぱ笑傲江湖がベスト 権力得た瞬間に人格豹変する人とか 力を得るため善人の仮面かなぐり捨てて、化け物に成り果てる人とか こういうのを描かせると金庸は最高に上手い 逆に恋愛を描くのは金庸先生は下手だと思った 基本的に相思相愛でくっついてナンボ(ハーレム状態の鹿鼎記除く) のラブコメマインドだし、ヒロインもツンデレだらけで書き分けができてないしね その点は古龍のほうがずっと上かな 古龍の「多情剣客無情剣」なんか金庸には無い深みがある
306 :
296 :2006/09/05(火) 10:40:19
>305 頑張ったな。恭喜! オレは最新の第3版を台湾遠流版でこないだ読み終わった。 《天龍八部》は結末がかなり変っていたが,《笑傲江湖》は前の版と内容は ほとんど変っていなかった。
307 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 21:33:54
俺はまだ全作の半分程しか読んでないや。
全作読破への道はまだまだ長い……
>>305 金庸=紅楼夢 古龍=金瓶梅 てな感じかな。
でも紅楼夢自体ラブコメの元祖みたいなもの。
308 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 14:01:12
ほす
309 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 03:17:02
じゃあ歓楽英雄なんかは異色なのか
310 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 18:13:21
>309 《鹿鼎記》も最新版でほとんど内容は変っていない。
あえて各作品のテーマを位置づけてみる 書剣恩仇録→読書人の苦悩 射G英雄伝→英雄とは 神雕侠侶→愛、成長 笑傲江湖→俗世からの自由 天龍八部→民族対立、因果、愛憎
312 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 08:31:54
>311 鹿鼎記→単なるエロ小説
313 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 14:51:29
たまたま検索したら 金庸スレがあったのでお邪魔しますm(__)m。神雕侠侶は ハードカバー版を読んで DVDを見てますが だいぶ削られてますね。本屋で 射雕5冊 神雕5冊 計10冊のハードカバー版は かなり重かった記憶が・・・
314 :
吾輩は名無しである :2006/10/16(月) 14:19:12
>313 DVDは仕方がないでしょうが,日本語訳自体がかなり削られているようです。 中国語版で各4冊の射雕三部作がなぜ厚さも変わらない日本語5冊に納まるのか 不思議でしたが、比べて見てよくわかりました。 特に黄蓉が郭靖に泳ぎを教える場面が大幅にカットされていて、訳文では時間 関係が怪しくなっています。
笑傲江湖は文庫化の予定あるのかなー?
無い。
( ´・ω・`)
319 :
吾輩は名無しである :2006/11/06(月) 03:11:48
ふかさわ
>>314 翻訳者が完訳できないから一部はカットするみたいな話を聞いたような。
金庸先生にも了承を得てるんでしょ?
321 :
吾輩は名無しである :2006/12/02(土) 19:33:21
私はまだ天龍八部と碧血剣を読んだだけ。 まだ読んでいない長編が10もある! きっと私がうらやましいじゃろう! でも、こんな小説ははじめて読んだ。 なんでもかんでもコテコテのてんこもり。 悲劇で喜劇、青春小説のようで歴史小説のようで、 伝奇小説でもあるし、道徳小説かもしれず、恋愛小説でもある。 おそるべし、中国のインテリの底力。 灰色の共産党文化に抗する気持ちで、 このような極彩色の世界を描いたのだろうか? そして、漢字表現の奥深いこと奥深いこと。 文体も山田風太郎を思わせる。
322 :
吾輩は名無しである :2006/12/31(日) 23:41:07
>321 《笑傲江湖》を是非読みなさい。
上げ
325 :
吾輩は名無しである :2007/01/24(水) 22:15:41
327 :
吾輩は名無しである :2007/02/07(水) 23:36:18
いっぺん原語で読んでみたいんだけど 台詞とかは日本の時代小説みたいな古い言い回しになってんのかね? そうなると難しいな
金庸はさほど難しくないよ、筋が面白いし楽に読める まあ、中国語の辞書はひくことになると思うけどね。 紅樓夢あたりになるとさすがに古さからくる読みにくさがあるね。
329 :
吾輩は名無しである :2007/02/14(水) 11:48:33
武侠小説の場合は、歴史の知識なんかがあると、 固有名詞が出てきた時なんか、それで時代背景の推測ができて、 理解しやすくなることが多いよ。
330 :
吾輩は名無しである :2007/04/04(水) 10:43:26
天地都在我心中〜♪
331 :
吾輩は名無しである :2007/05/06(日) 10:27:22
武林天驕の続編の小説、めっちゃつまらん
332 :
吾輩は名無しである :2007/05/09(水) 21:59:05
>331 そうか、ありがとう。《武林天驕》が意外と面白かったので, 今度台湾へ行ったとき続きを買って読もうと思っていたけど, 本屋で立ち読みするだけで誤魔化そう。 最近は寡作な作家「香蝶」の作品が大陸では熱いそうだ。 こないだ,大陸へ行ったとき最新作の《無名》を買って読んだが, 前作の《煙波江南》に比べると筋が分かりにくく,詰まらなかった。 やはり,>331がいう通り,だんだんと詰まらなくなるのかな?
ほしゅ。
334 :
& ◆zgLVC6DqX. :2007/07/19(木) 03:26:41
貌似有白眉鹰王..青翼蝠王..金毛狮王..紫杉龙王..こんな言い方とても カッコイイじゃいないの??なぜだれも話せない??
335 :
吾輩は名無しである :2007/07/22(日) 02:19:15
大家好!中国出身者です 皆さんにトリビア1つ差し上げます 金庸作品の頭文字を繋いで 「飛雪連天射白鹿 fei xue lian tian she bai lu フェシェリェンティェンソェバイルー 笑書神侠綺碧鴛」xiao shu shen xia yi bi yuan シャォシゥスェンシャイービユェン という対聯ができます(越女剣を除いて),中国の金庸ファンがほとんど知っていますよ ではまた 再見
336 :
吾輩は名無しである :2007/07/26(木) 23:25:33
>>335 ついでにその意味も教えてくれ
連天を毎日と解釈していいのかどうか気になる
337 :
吾輩は名無しである :2007/07/27(金) 19:52:24
OK ! 飛雪ーー雪が飛ぶ 連天ーー天まで繋がる 射白鹿ーーそのまんまの意味白い鹿を射る 凄まじい雪が降り注ぐ中白い鹿を射る(映画のワンシーンみたい頭の中情景が浮かんで来るでしょう?) さて 次 笑書ーー笑って書く 神侠ーー金庸ファンなら説明が不要でしょう 綺碧鴛ーーまず,綺の字がちょっと違います いとへんではなく,にんべんなんてす 変換がうまくできなくてごめん 緑色の鴛鴦(おしどり)をバックに笑いながら神侠の二文字を書く (多分恋人と一緒にいて,格好いい事をして見せたでしょう) 以上 対聯の意味でした,侠客の風流を描いた一句です では また 再見
338 :
336 :2007/07/27(金) 20:29:12
>>337 なるほど、目からウロコでした
実にわかりやすかった、ありがとう
339 :
吾輩は名無しである :2007/07/27(金) 22:21:04
>>338 どういたしまして.聞きたい事あったら遠慮なく聞いてください!できる限りお答えします.
ちなみに中国では毎日のことを毎天と言います,まぁ毎日でも通用するけど
どちらかいうと毎日は日常会話より文章のほうで使うと思います,毎天は両方ともよく使います.
ではまた 再見
340 :
吾輩は名無しである :2007/07/27(金) 22:30:41
>>338 どういたしまして.聞きたい事あったら遠慮なく聞いてください!できる限りお答えします.
ちなみに中国では毎日のことを毎天と言います,まぁ毎日でも通用するけど
どちらかいうと毎日は日常会話より文章のほうで使うと思います,毎天は両方ともよく使います.
ではまた 再見
このスレの一行たりとも理解出来ないが 知識人ってやっぱかっこええ。。。
>飛雪連天射白鹿 >笑書神侠綺碧鴛 ネイティブの書き込みって何でいつもこれを持ってきて 「知ってますか?」て言うんだろうな。 叩いてるわけじゃなくて単純に不思議なんだが。
343 :
吾輩は名無しである :
2007/09/27(木) 12:37:07 金庸は改訂版書いているけど、 梁羽生も自分の作品をもっと整理してくれないかな。 作品内の時間の流れとか、シリーズものの、作品間の矛盾とか、 いい加減な部分が多すぎ。