448 :
吾輩は名無しである:2008/11/01(土) 15:10:28
歓喜に至れか
実に安っぺえな
酔興もいいとこだな
449 :
445:2008/11/02(日) 03:31:41
積み重ねた努力は驚異的かも知らんし、音楽史の分野では注目に値する人物だが、
ベートーベンは"真の天才"ではないでしょうね
最晩年に至るまで"崇高さと愉しさ"を表現し得るという境地に達しておらず、
「第九」にしても神に対する憤りが作品に滲んでいる人間的な大したことのない作品
それに比するにモーツァルトは、天上の音楽にまで到達した稀有の存在にして真の大天才。
ロランはモーツァルトは"子供であるし"と『ジャン・クリストフ』に書いているが、
ロランの洞察力は底浅く、批評の才などは然程に優れていないと云えよう
ロマン凝乱ジャーン!クリトリス。
451 :
吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 04:29:34
天才でなく努力の人だからこそ共感できるのじゃないか。
文学の世界ではいろいろな見方があるかもしれないが
自分も悩んだりくすぶったりしてる時の座右の書としては
そこらにあふれてる自己啓発本よりもずっと助けになる。
座右の書か
自己啓発か
安価ですな
453 :
吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 01:35:09
>>446 「ベートーヴェンの生涯」最高ですよね。
俺も大好きです。
まだ読んでないけど、読んでみよ。
456 :
吾輩は名無しである:2008/12/15(月) 20:35:06
いま4巻読んでいる。ああ、日本もまもなく赤旗が舞い、
投石と警官隊の大衝突が繰り返される日が来る!
ロマン・ロランも群集に巻き込まれ我を忘れた体験を
したらしいな。これから日本でいくつも暴動がおこる
だろうが、自分もそこに冷やかし半分で参加すれば
そうなるんだろう。
保守
がんばって六巻までつきあって読んだけどつまんなすぎてもう読む気しない
何故これがノーベル?
まあコネだろうな
ノーベル平和賞ならまだわかるけど文学賞はない
>>459 世の中には、いろんな見方があるな。
自分は、一行一句が刻み込まれるような
感じがしたな。
462 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 18:36:04
アントワネットの章、これだけでも1冊の本になるくらい充実していますよね。
これほど美しくて哀しい姉と弟の物語が他にあるでしょうか?
天使のようなアントワネット・・・この章は読むたびに涙で目が曇ります。
463 :
吾輩は名無しである:2009/04/28(火) 23:22:40
ロラン全集の中の「日本人への手紙」がすごく面白かった。
ロランと文通していた日本人への手紙が現存されており、ロランの人柄がすごくよくわかる。
464 :
吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 03:11:25
英語圏のマスメディア主催の古今東西ベスト小説100選をあまた見てきたが、
ジャン・クリストフの名前をついぞリストに見かけたことがない。
本当にそんなに面白いのか?
(フランス語作品ではモンテ・クリスト伯が断トツ人気。)
465 :
吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 23:07:43
そういえばジャンクリって映画化されてないよね?
クリストフは何でブラームスを嫌うのかな?
クリストフの生没年ってブラームス(1833−1897)と同じくらいと思っていいのかな?
光文社文庫の新訳で出ないかね〜。
468 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 09:52:46
最近は読まれてるんですかね、この人の作品?
469 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 09:39:01
この人こそ短編のほうが優れているようにも思える。
「コラブリニョン」「機械の反乱」などなど
470 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 22:11:47
アンネットがでてくるのって「魅せられたる魂」じゃなかったっけ?
といいながらまだ「ジャン・クリストフ」はまだ読んでいない自分。
この人の長編って、トルストイの「戦争と平和」並に長いから、どうしても敬遠
してしまう。
この人の戯曲のほうが面白いかも。フランス革命を扱ったり、サボナローラにも
手をかけている。こっちのほうが面白いな。
新潮版ジャン・クリストフ買った!
ここでは圧倒的に岩波より人気だから、読んでみなゃなと思って。
魅せられたる魂未読なおれがアントワネットはジャンクリストフに出てくるといってみたりする
473 :
吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 16:07:40
岩波で読んだけど面白かったわ。10日もかかっちまった。
1巻は普通だったけど2巻目から面白かった
474 :
吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 21:29:05
ジャンクリ10日で読了ってどれだけ暇人なんだ。
他にすることないの。少しは利他的なことも考え、行動しろよ。
475 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 00:53:54
ガーディアン紙の組んだ「読まずに死んではならない1000冊の小説」からすら洩れるような
立派な過去の遺物なわけだが・・
476 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 20:01:47
立派な「過去」の遺物・・・・・
なーるほど
ジャンクリをそういうのに選ぶとかっこ悪いって空気があると思う。
逆に百年の孤独選んどけば間違いないみたいな。
最近の高校生で読んでるやついるのかこれ?
479 :
吾輩は名無しである:2010/02/12(金) 21:36:01
480 :
吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 02:11:53
岩波のジャン・クリストフを読んでますが
一冊目は面白かったのに2冊目に入ると退屈になってしまいました
473さんとは逆ですね
普通は2冊目からが面白くなってくるのですか?
>>481 変わってる小説という意味で楽しめたな
しかしこんな作品を現代で書く意味がわからない
読んだのかよwww
俺も481を読んでみた
482同様、よりによってなぜ今こんな小説を書いたのか不明
面白いといえば面白いかな
志賀直哉が新庄訳の「ジャン・クリストフ」読んで、作品翻訳ともに誉めてたような気がする。
今読んでいる。新潮文庫版。一日10ページくらいのペース。
半年かけて読破する計画。
3カ月かけて約半分読み終えた。今日から文庫の3巻。
パリに来てからの、当世パリ芸術事情と、
それに群がる俗物どもの解説が長くてしんどかった。
このあたりは批評であって小説じゃないと思った。
487 :
吾輩は名無しである:2010/06/21(月) 02:24:29
あげ
488 :
吾輩は名無しである:2010/06/21(月) 02:46:48
心理描写に感じ入ることが多い。
俗物として批判されている人物と自分が似ていることに気付いて、何度も愕然とした。
基本的にクリストフに肩入れしているので、彼を弄んだ人たちに腹が立って仕方がなかった。
クリストフの弟とデキている女とが、グルになってクリストフを弄んだところでは、
怒りのあまり身震いが起こった。怒りの叫びをあげて、本を壁に叩きつけるところだった。
私はクールと評されることが多いのだが、この小説は、心の底で眠っている激情を掘り起こす。
489 :
吾輩は名無しである:2010/06/28(月) 20:30:19
豊島訳が古い古い言われてるけど、そんなに気になるほどか?
490 :
吾輩は名無しである:2010/06/29(火) 05:08:35
高校の時、出だしの「吾人」で辞書を引く羽目になったよw
491 :
吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 20:37:44
中学のころ読んでアントワネットは俺の嫁…になると思ったのに
なぜか豚が寝息をたてている!
492 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 00:26:12
ああ、そういうことか。養豚場で寝起きしているのかと思った。
アントワネットは素晴らしい姉かもしれないが
あれだけ尽くされると、逆に苦しいだろう。
多少は利己的でいてくれた方が、尽くされる側も楽だ。
493 :
吾輩は名無しである:2010/08/28(土) 22:33:29
ピエ ールとリュースを読んだのですが
どうして主人公達はここにいれば死ぬ事を知っておきながら、国外逃亡をしなかったのですか?
他の人にしても、なぜ国内にとどまっていたのでしょうか?
494 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 15:47:57
それだとおもしろくないからロマンロランがわざとそういう事にしたんじゃないか?
495 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 16:07:21
>>488 >怒りの叫びをあげて、本を壁に叩きつけるところだった。
>私はクールと評されることが多いのだが、
周囲のだれも、この人がクールとは思ってないに5000万ワロタ。
496 :
吾輩は名無しである:2010/09/03(金) 18:26:04
493に答えられる人はいないのか
497 :
吾輩は名無しである:
>>496 ロマン・ロランはストーリー作るのは下手だからな
無理のある展開もあるだろう