1 :
吾輩は名無しである:
読もうと思います。
どこから出てる誰の訳が素晴らしいか教えて下さい。
あれだけフランス語の独学書が溢れているんだから、
勉強してから原文で読めや。
3 :
吾輩は名無しである:05/02/26 21:04:18
>1
今すぐ日本語で読みたい。
齋藤孝の『理想の国語教科書』には片山敏彦訳,岩波文庫のものが載っているらしいが。
ジャン・クリストフでは無かった。
6 :
吾輩は名無しである:05/02/27 22:12:04
読むと当分理想主義的になるよ。読み終えたあと今の日本の時代状況とのギャップにどこかで
折り合いをつけなていかなくてはならなくなるし、うまいこと理想主義を現実主義に
着地させないとね。ジャン・クリストフ読んでドンキホーテみたいになってしまった
人物を知ってるよ。そうならないように、注意してね。
7 :
吾輩は名無しである:05/03/06 00:32:42
学生に戻った気持ちで、また読み返してみたいと思っています。
>ジャン・クリストフ読んでドンキホーテみたいになってしまった人物
ワロタ
9 :
吾輩は名無しである:05/03/06 02:07:50
いいんじゃないの?
世の中自体が狂っているんだから、
少なくとも自分の理想だけでも大切にすべきだ。少なくても後悔はしないだろ。
こんな腐った世の中で、小利口に立ち回ったってタカが知れてる。
肥溜めの中をはいあがるウジみたいなもんだ。
めげるな、クリストフ!
と煽ってみる。
10 :
吾輩は名無しである:05/03/10 23:29:02
この小説。俺にとっては人生の一冊だ。
だからドン・キホーテみたいな生き方してる(W
俺は新潮文庫で読んだんだが、いまや絶版寸前なんだよな。
11 :
吾輩は名無しである:05/03/10 23:50:18
ジャン・クリトリス
St.Christpherはこうつうのかみさまですよ
ひだりかたにキリストをかついでかわをわたります
13 :
マリー ◆CUMVZgKm7w :05/03/11 00:11:56
さすが5さいは何でもよく知っていること。
わたし、St.Christpher(クリストフ)のネックレスを持ってますよ。
なつかしいなあ。久しぶりに読もうかなあ。
>わたし、St.Christpher(クリストフ)のネックレスを持ってますよ。
それはあたかもおまもりのようですね
さちあらんことを
ベートーヴェンがナポレオンにしつぼうしたように
わたしはライブドアのしゃちょうにしつぼうするでしょう
なぜなら
かれはきぞんのけんりょくにとってかわりたいだけだから
それとも
ものがちがうといいましょうか
はっきりと
俺は遠い昔の学生時代に読んだよ。
魅せられたる魂も。
こういう長い作品を読める時間的余裕のある奴も「贅沢」の一部だ。
俺は到底できん。
仮に時間があっても仕事上のイライラとかで無理。集中できん。
学生など、ある部分羨ましいな。読める内に読んどけってこと。
18 :
吾輩は名無しである:05/03/13 05:59:12
ということで、新潮社さん。
「ジャン・クリストフ」、大型活字で再版おねがいします!!!
仕事してるとなかなか読めないよね。
あと戦争と平和とか。カラマーゾフの兄弟とか。
そのくらいの量になるとさ。
20 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 04:40:37
AGE
21 :
吾輩は名無しである:2005/03/25(金) 19:48:36
そんなに理想的なアツイ小説なのか
俺みたいなもてない、不細工で、本が友達の人間が読んだら現実のみじめさに
自殺してしまうかもしれんな
22 :
吾輩は名無しである:2005/03/28(月) 13:55:29
本で自殺することはないよ
そうでもありませんおっ
ウェルテルがはじめて
にっぽんで ほんやくされて よまれたとき
どれほどおおくの せいねんが じさつしたことか
ゲーテは じさつじょうじょざいでR
「ジャン・クリストフ」は よめば ふつふつと
せい(いきること)へのゆうきが たちのぼる とおもう
「じさつじょうじょざい」は
「じさつほうじょざい」のまちがいです
おわびして ていせいします
25 :
吾輩は名無しである:2005/03/31(木) 10:00:40
AGE
26 :
吾輩は名無しである:2005/03/31(木) 21:35:03
5歳実は500歳なんだろ5歳
そんなもんじゃきかんw
28 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 16:17:57
あげ
29 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 01:59:38
この名作はもっと読まれるべきだ。
30 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 10:08:46
このスレを見て、こないだ箱を買ったぜ☆
31 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 15:31:10
漏れは新潮文庫で読んだ。
綿やなんとかとかいう田舎の町娘の落書きがもてはやされるようじゃ、
「ジャン・・・」のような内容・分量的に重厚なもんは忌避されるんだろうな。
おフランス様、マンセー! ってヤツですね。
33 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 21:51:44
ジャン・クリストフを読んだら、今の日本の作家の書くものなんて鼻糞にしか思えないようになるだろうな。
34 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 01:51:05
ジャン・クリストフは鼓舞させ高揚させるような小説だよね。
35 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 01:54:50
そうしてそのような小説は今の日本文学の主流からは遠く隔たってしまってる。
36 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 02:08:10
ロランがゴーリキーと一緒の写真見たことあるよ。
37 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 06:12:29
当時戦火の勃発する中で、ロランはヨーロッパの良識と言われた。
今の日本文学は商業主義の単なる垂れ流しでそんな良識などかけらもない。
蹴りたい何とかいうのがその典型だろう。
39 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 09:02:14
立花隆が言っています。
「ジャン・クリストフを読む時間があったら、他の書籍を行く幾冊も読む方が有意義である」と。
もうこの小説は、数世代前の教養主義という風潮によってもてはやさてた代物。
蹴りたいウンコ
41 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 12:31:51
ジャンクリストフを読まなくていいなら
世の大概の小説はそれ以下だろう
かくいう俺は現在新潮文庫の2巻めに入ったところだが
42 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 15:43:29
皇太子殿下もこの作品を大層お気に入りらしい。
43 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 18:01:38
がんばれ>41
44 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 21:15:40
>39
確かに、立花隆氏が「読書のすすめ」の中で述べていますね。
ロラン「ジャン・クリストフ」は長い。百年前の「現代小説」であって、何を今さら、と。これに取り付かれて何日も過ごすより、同じ時間を
費やすなら、今はもっと現代にふさわしいものに取り組むべくだ、と。ゲーテ、ヘッセなども取り上げています。
このような本に取り付かれる人は世間評に振り回される個性のない人。
私も同感で、中学や高校のときなら読んで感銘を受けるのはしかりですが、社会人になって
読むのは、あまりにも遅すぎると思います(そもそも気づくのが遅い)。
45 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 22:08:23
そもそも、立花隆氏は文学畑から遠いところにいる方ではないでしょう
か。それに立花隆氏の個人的なメンタリティの問題もあると思う。
つまり「ジャン・クリストフ」を読みこなすには、精神が老け込みすぎ
ているとはいいすぎですけど。老成な人ですよね。どちらかというと
分析なことを得意とする方で。情熱に燃えるタイプではないですね。
一歩引いて客観的に世の中を俯瞰しようとするタイプには、行動をもっ
て活動する情熱家が、馬鹿に見えるかもしれませんね。でもその情熱家
の視点を彼は持ち合わせていない。
46 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 22:12:19
というわけで、諦念や落胆の経験が覆いかぶさる社会人生活と
この「ジャン・クリストフ」という小説には心情的な開きすぎ
ている。
そういうわけで、みなさんも若い時に読んでおかれた方がいいですね
47 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 22:55:22
ちなみに、立花隆氏は当然ながら、子供時分にこの小説は読んでおられます。
といいますか、幼少時からすさまじい読書量!ハンパじゃないようです。
もちろん、ご自分の経験を通して述べておられるようです。
社会人になって「ジャン・クリストフ」を読む時間があれば、もっともっと重要な
書籍(文学を含め)を読破する方が大切な気がします。
48 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 23:08:58
49 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 00:59:26
>46
「諦念や落胆の・・・社会人生活?」
私の場合、社会人になる前は、そういったことも覚悟しましたが、
今では社会人生活がとても楽しく感じられます!仕事も楽しいです!!
たった一度の人生。あまり悟りを開かずに、楽しければOK!の気分でいかなくいちゃ。
といいつつ、自然と楽しいことが前に現れます。
51 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 04:31:49
「ジャン・クリストフ」を読む時間や気力があるのであれば、
デュマ「モンテクリスト伯」を読むほうがはるかに面白いし、
これでもか!思うくらいの色んな出来事が起こり、一度読み出すと
やめられないと皆は言っています。
52 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 04:34:59
このすれも
成長いいなぁ
53 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 10:26:36
文テクリストは読んだけどこれはまだなんだよな
54 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 12:17:49
文テクリストって何ですか?
55 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 12:42:45
私も「ジャン・クリストフ」を読むのは時間がもったいないと思う。
戦前の「流行小説」。今となっては、だからどうしたの?ってかんじ。
だらだらと心理描写が続くし。読み終えても、「もっとたくさん色んな
本を読めたのになあ」って必ず思うはず。
「モンテ」は中学生の時、岩波版を読みました。絶対はまる。
56 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 21:25:56
オレはモンクリよりジャンクリの方が好きだよ。
57 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 21:54:05
でもなんクリがいちばん好きです
58 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 21:55:54
おいらも、クリちゃん大好き。
59 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 00:00:40
kurikurikuri
60 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 01:19:45
岩波の「読書のすすめ」の中で、立花隆氏以外の人の文章でも、
「ジャン・クリストフ」のことを、若い頃読んだが今となっては再読したいとは
思わない本だ、といったことを述べています。
やはり「ジャン・クリストフ」はただ<長い>小説。戦前の時代背景があったらこそ
の小説だったのだと思います。今読むとなると、時間のある中学・高校生以外は
時間がもったいないのでは。得られるものも少なそう・・・。心理描写を誇張して
長々と書いているだけでは?
61 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 02:49:40
で47と60は、読んだの?
62 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 02:52:05
ちなみに、社会人になってから読むとはこのトピックの話にはでてきてないのに。
こだわってるよね。
63 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 07:17:43
60は間違いなく読んでないな。
ジャン・クリストフは社会派的な要素もふんだんに盛り込まれている。
64 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 09:26:24
じゃあ、このスレッドでは中高生の時に読んだもののみが書き込む資格を有する、
ということでよろしいでしょうか? 見苦しい社会人のレスは見たくないので…。
65 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 09:44:16
「ざんね〜ん!」。高校のときに読んでおりますよ〜。
確かにその時は十分理解したとはいえませんが。
読んだから言えるのですよ。
お年を召された人文系の先生方に聞いてみるといいですよ。
ほとんどの人が若かりし頃読んでいると思う。でも今となるとどうでしょうか。
66 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 12:06:21
豚に真珠とも言いますからな。
いくら読んでも分からん人には分からんでしょう。
67 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 12:10:49
私も少し聞きました。
周りに音楽家(西洋音楽)の人たちがいるのですが、けっこう
読んだことのない人が多い。
読んだことがあっても覚えていないということでした。
68 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 14:12:54
大変失礼でした。
私の社会人のイメージは、MBAなど各種資格、学会への出席、自分の専門領域に関する論文の読み込み、
企画や営業のプレゼンなどで、文学にじっくり取り掛かっている時間などない。
事実、私の周りも海外を含め全国を飛び回っているので。
「ジャンクリ」にかかるよりも、自分の専門の勉強に時間を費やす方がいいのでは、ということ。
読んではだめと入ってませんよ。ミル「自由論」でも読んでね。
69 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 15:57:35
立花隆は学生時代に世界の名作文学を片っ端から読破して、
文学というものを肯定的に捉えている人でしょう。
ジャン・クリストフに関しても、
「この作品を貫いている自由と愛の精神に深い感動を受けた」
とコメントしてますよ。
70 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 17:28:48
「嘘を嘘と見抜けない人には、掲示板の利用は難しい」
(2ちゃんねる管理人ひろゆきの言葉)
掲示板に限らず、ネットの利用には、嘘を見抜く能力が必要だろう。
今の小学校のインターネット教育だと、「インターネットには誤った情報が
ある」ということを、児童に教えているようだ。これは正しい。
しかし、「本には誤った情報がある」とは教えない。
少なくとも私は教えられてない。「本を読みましょう」「本を読むと心が
豊かになります」「本と友達になろう」と言われたことは多いが、
「本を疑え」とは、一度も言われたことはない。
実際には、間違いだらけの本や、確信犯でいい加減なことを書いている
本もある。通俗心理学・育児書など、内容は間違っているけど
読み手にとって心地良い本が、本屋には並んでいる。
そして、そういう本が、売れている。
「嘘を嘘と見抜けない人には、本の利用は難しい」のだが、
それを意識する人は、あまりいない。
活字は、全体としてみれば質は低下している。
しかし、「本を読むことは良いことだ」「読書は素晴らしいこと」
「本に書いてあることは正しい」と思っている人は、少なくない。
まだ活字には権威が残っている。
その権威が低下していることを、教養人は嘆いているのだろう。
71 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 17:29:14
整理すると、今は、「質が低下しているのに、活字の価値や権威を否定せず、
むしろ活字への回帰を訴えている」という状態である。
こんな状態で、仮に活字への回帰が起こってしまったら、恐ろしいことになる。
大衆は、自分たちにとって聞こえの良い本ばかり読んで、それを批判せずに
信じてしまう。
ネットならば、「嘘を嘘と見抜く」こともあるかもしれない。
ネタとして処理することもあるし、議論が起こって、真偽が判断されることもある。
でも、本の嘘を見抜ける人は、あまりいない。
正確に言うと、嘘を見抜こうとしない。
嘘が書いてある可能性すら考えない。
単純に「活字離れ」を批判しているだけではいけない。
その批判は、逆に、「活字さえ読んでいれば大丈夫。
活字には正しいことが書いてある」という間違った考えを、
世間に広めてしまう可能性がある。
だから、「活字離れは国をダメにする」という批判こそが、
国をダメにするかもしれないのだ。
必要なのは、「書を捨てる」ことでもなく、「本と友達になる」ことでもない。
本と一歩距離をおいて、本と付き合うことだ。その方法を教えるのは
親や教師なのだが、残念ながら、それを教えるだけの能力はないだろう。
嘘を嘘と見抜ける人じゃないと、ネットの利用は難しい。
活字だってもう同じレベルだ。
72 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 18:25:07
ごりっぱなことで。>68
73 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 20:21:13
ごちょごちょうるせーんだよ
いっとくけどおれ彼女いるぜ
74 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 23:34:09
あほは、このスレにこないでほしい。>73
75 :
吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 01:01:35
読む読まないは個人の勝手
76 :
吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 12:24:04
まあ、口論はやめて、とりあえずこの小説のあらすじを
教えてくれませんか?
77 :
吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 17:35:21
アマゾンの岩波版のレビューに、あらすじを書いてる人がいるので読んでみたら?
78 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 03:55:38
今、東京大学出版会「教養のためのガイドブック」を読んでます。
もちろん文学も紹介されているのですが、誰一人として「ジャンクリ」を挙げていませんし、
紹介されていないようです・・・。やはり今の時代、「ジャンクリ」を読むのは時間の無駄というか、
幻想なのかなあ。特に大学生・社会人にとって。
79 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 10:27:26
セカチューとかブタとかディープラブとか読むよりは、
ジャンクリを読んだ方がマシなのでは?
権威主義者め〜〜
81 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 18:14:52
82 :
吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 02:45:52
萩原朔太郎は、「何度も読み返すべき本だ」といっているし、
村上春樹は、若い頃に三回読んでいる。
大学生までは長い休みもあるころだし、十分、読める本だと思う。
自分の心の琴線に引っかからなかったからって、他人が読むのを
否定してはいけない。このしつこい人は無視して、読める人は読
んどいたほうがいいと思うよ。1巻の出だしから、とりあえず、
読んでみて気が進めばそのまま読み続ければいいし、響くものが
なければよまなければいい。小説なんだから読んでみないことには
わかりようもないしね。
83 :
吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 02:53:17
「戦争と平和」「カラマーゾフの兄弟」「ジャン・クリストフ」
これらの長編小説を過去の遺物にすぎないといいきれるますか?
長編には長編でしか描けない世界がありますよ。
84 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 01:22:05
戦争と平和も読んで感動したが、個人的には
ジャン・クリストフの方が性に合ったし良かったな。
クマった。
ブクオフの\105コーナーで新潮版1巻を衝動買いして読了したのは
いいが、もうずっと2巻以降が見つかんない。
2巻から岩波版に乗り換えるしかないんかな。
86 :
吾輩は名無しである:2005/04/30(土) 22:12:23
図書館で借りれば?
三館くらい回ったのだが岩波しかなかった。。。
88 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 01:23:17
AMAZONで買えば、いいよ。あったと思うよ。
89 :
吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 01:14:22
ロマン・ロマンのジャンクリ買って来たよ。読んでみます。
90 :
Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/04(水) 12:26:24
91 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 02:59:54
AGE
92 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 03:49:17
先日ブクオフで新潮の世界文学全集のジャンクリストフ1.2.3を100円で購入しました。今日は別の店舗で、世界文学セレクション36が(一冊だけ抜けてる)を、各100円で売ってました。もちろん全部購入。
私の地元は文学に興味がある人少ないのか、そういう本は誰も買って行かないようで、ほとんどすべて独り占め状態です。幸せ。
93 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 13:31:20
文学に興味のある人間なんて、幻ですよ。
94 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 22:49:44
それじゃ、なんで君は文学板にいるんだ?矛盾だろ。ちゃちゃいれる
のが好きなのか。嫌な性格だね。>93
95 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 23:20:33
感想求む
96 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 23:23:54
中野雅行(真核微生物研究センター)
好きな言葉に、"理解は誤解である" または "理解は誤解から始まる" というのがある。
ロマンローランが伝えようとしたこととは異なっているかもしれないが、
ジャン・クリストフを読むと元気づけられる。現状に不満を感じたときなど
特にそうである。主人公のクリストフは音楽の才能に恵まれているのである
が、その時代の保守的体制によってその能力の発揮が抑制され鬱々とし、
時代に流され波乱万丈の人生を送るのであるが、凡人でも長く生きていると
様々な出来事に合い喜んだり悲しんだりする。自分が何の為に生きているのか
疑問に思ったりすることがあると思う。そういう時、生きる元気を与えてくれ
る本である。
人生は死と復活の繰り返しである。この物語は音楽の才能に恵まれたクリス
トフの幼少時代から青壮期までの波乱の半生である。クリストフの中心にあっ
たのは音楽である。ヨーロッパの革命を経て社会や家庭の保守的体制からの
自由を得るが、期待した人生は開かれず前と同じ苦悩、逆境に圧迫されるが、
人間として、芸術家として不屈の気魄を持って真実を追求し、自分の目指すも
のを精神的明澄に置き本当の自由を得て新しく生きてゆく。この小説の一貫し
た課題はヒュウマニズムであり、いかに人間性が大事であるかをクリストフの
人生をとおしてうったえている。
もう一つ重要と感じたのは、クリストフの真実を追求する不屈の精神がいか
にしてできたかである。クリストフが幼少の頃、家族親戚から疎んじられた
行商の叔父がおり、ときどき行商の途中家に寄った。叔父は広い視野の考えを
持ちクリストフに自然の偉大さを考え感じさせた。クリストフはその叔父に
畏敬の念を持って接した。クリストフの精神的基盤はこの頃芽生え体験を通し
て育ったと感ずる。幼児時代の体験が人間形成に重要であることも現している
。
何時読んでも、何度読んでも人々に勇気と指針を与えてくれる小説であるが、
若い諸君にぜひ学生時代の一読を勧める。
97 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 04:20:19
でもジャン・クリストフのなかで、ワーグナーがOKでブラームスがNGなのは
どうしてなんだろう?誰か音楽的に説明できる人いない?
【不幸のレス】
このレスを見た人間は十三日以内に死にます。
※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(゜)_,: _(゜)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
99 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 10:05:35
age
100をト書きさんへ♪
101 :
吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 02:16:59
みんな、現代の日本人作家を読む前に、ジャン・クリストフを読み始めよう。
102 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 23:56:31
本屋ではめっきり見かけなくなったけど、amazonで買ってでも読む価値あるよ。
age
104 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 11:01:22
読んだのが大分以前のことなんでブラームスがNGだったかどうかはもう忘れたけど、もしそうだったなら、ロマン主義(特にシューマン)の系譜に連なるからか?ブラームスは新古典主義として位置づけられているが、ベートーヴェンの亜流と言えなくもない。
105 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 15:02:47
光や風景の描写が、神話のように、目が眩むばかりに美しかった
ジャン・クリストフ
106 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 23:33:45
僕は、ブラームスの音楽に諦めのノスタルジーのようなものが、感じられるからとも
思ってしまうんだよね。「ブラームスは女にはわからない」って巷に言われる
点もそこにあるのでは??
107 :
吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 15:49:32
確かに『諦め』と言うのは、ジャン・クリストフの思想に反しますね。
108 :
吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 21:24:54
ザビーネの章の詩的な雰囲気がいいなあ。
109 :
吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 18:29:25
今月中旬に、ロラン著の「トルストイの生涯」が岩波文庫から出ますね。重版だそうで。
【ロマン・ロラン】
エコール・ノルマル・スーペリユールを出た超エリート知識人。
いい家の坊っちゃんで、音楽と現実社会を混同し、
自分は生きているだけで世の中のためになっていると思い込んでいる。
当然ながら、面白いところがまったくないのが特徴。
111 :
吾輩は名無しである:2005/06/12(日) 20:01:29
パリの芸術界事情のくだりが恐ろしく退屈
113 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 14:17:19
0
114 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 02:27:46
>78
権威主義者め〜、とどっかの馬鹿にいわれてましたが、気にしないでいきましょう。
あの本にも書いてた野崎歓が彼の新著『赤ちゃん教育』(雀のさえずり)の中で『ジャン・クリストフ』に触れています。
それによると、
「わが小学生時代の啓示と称したいほどの感銘を与えてくれた雄編」ということだそうです。
リライト版で読んだのです。
泣きわめく赤ん坊はどうやって泣きやんだかを確かめるべく、かれは、恐る恐る岩波文庫第一巻(豊島与志雄訳)を開き驚いた。
「いまだに版を重ねている!」
115 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 14:54:05
ロマンロラン先生は痩せこけすぎ
116 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 03:54:02
カラマーゾフはおもろい、あんなに大衆小説的だとは思わんかった
しかし、ジャンクリストフはきつい面白みにかける(つーかユーモアね)
117 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 10:35:38
>>68 確かに商工人は、金持ちに憧れているので日銭を稼ぐのに忙しいですよね。
118 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 15:23:58
ロマンロランはスタリン時代のソ連を見学に行って、アンドレジイドが
あそこには自由が全く無い恐怖の世界だと書いたのに対し、ロランは
理想的なすばらしい世界と賞賛した。
つまり、彼の平和主義というものは、社民党的世界だということ。
だから現在では世界から見放されて、岩波でひっそりと生き残っている。
119 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 16:08:08
もう価値はないでしょうか?
120 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 01:12:45
読む価値あると思うよ
時の試練に耐えた、れっきとしたマスターピース
俺は15年前に買った新潮文庫の全四巻未だに本棚にあるぞ
ジャンクリいいよねー。
特に映画化された『クリムゾンリバー』が最高!!
122 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 12:56:20
道徳、宗教の要素が濃厚だから、
やっぱり今の人には受け入れがたいと思います。
123 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:50:24
まあ最初の方で何も感じないような人は読むのやめたらいいよ。
時間の無駄だし。俺はいつの間にか読了してしまったけど。
もう一度読み返したら新たな発見があるかもしれないな。
私は、最初3年ほど前に読んで、数日前にまた読み返しましたが、相変わらず最高に面白いと感じました。今22歳です。
作者の道徳観、宗教観が合わない人はダメかも知れませんね。
あとクラシック音楽に興味が無い人にもお薦めできません。
私も立花氏と同様、小説を読むのは基本的に時間がもったいないと思う人間ですが、
こういう古典文学を読むのは、昔の人や外国の人の価値観に触れることができて、
けっこう有意義だと思いますよ。
125 :
124:2005/07/23(土) 21:19:37
そういえば、この小説って風の谷のナウシカ(漫画版)に似てる気がするんですが、
そう思った人いませんか?
作者の考え方が似てるんですかね。
126 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 09:11:04
なんとなく、クリストフ
127 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 17:34:44
芥川龍之介は、後輩に「最初の方は飛ばして読め。ゴットフリートという
伯父さんが出てきた頃から俄然面白くなるから。」とアドバイスしたそうな。
芥川も一高時代に夢中になって読んだそうで、同人誌の友人の一人はロラン
にファンレターまで出して返事ももらったとか。
ロランは大作家のトルストイに手紙出して返事もらったから、自分も返事出すように心がけてたのかな。
129 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 18:02:30
ロランから返事をもらった日本人は何人かいるみたい。
まつたくの未知である日本人からの手紙に、ロランは感動して
文通してたらしいよ。
ロランは倉田百三の「出家とその弟子」を英訳で読んで絶賛
していたとか。
130 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 13:47:31
十代のころに読みました。
成長し、時を経るごとに、文学の嗜好も激しく変わり、長く忘れている
歳月もありましたが、やっぱり私にとっては、バイブル的なものです。
こうした作品や思想が、また求められるような時代が遠からずやってくる気もします。
「約束の土地」とは、何を意味しているのでしょうか?
132 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/05(月) 23:38:28
9
133 :
吾輩は名無しである:2005/09/09(金) 22:37:55
「魅せられてる魂」はどうなの?
これもおもしろいのかな?
134 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 22:18:00
クリストフから眼をそらして生きる人間など、だめ!
135 :
吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 14:19:32
読んだ こりゃーすごいな
>>135 あまりに壮大で重厚で、最終巻を閉じた後はしばらく
放心してしまうよな。
つい先週読み終えたんだが不満が一つ。
主人公の年齢がわからん!
「16歳で家督を相続した」の後、一切年齢に関する記述が無い!!
??
俺の読み落としか?
ジャン・クリストフがパリに行ったのは何歳なんだ?
ジャン・クリストフが死んだのは何歳なんだ?
たぶん混乱するのでぼかしてるんじゃないかな
パリ暴動から逃げた後に10年くらいたってるみたいだけど
マリアに欲情したのは俺だけですか?
新潮文庫の方で読んだけど、新庄義章の訳のお陰で楽しく読めたよ。
141 :
吾輩は名無しである:2005/09/26(月) 14:53:39
こいつって結局ホモだったの?
142 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 04:54:02
パリに行ったのが、24か5ぐらい、
有名になったのが、30代前半、
失踪、隠遁がその後、10年、
死んだのは、50代半ばから後半といった感じでしょうか
143 :
無名草子さん:2005/10/21(金) 13:06:57
何も怖くない
144 :
吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 13:52:18
旅回りのフランス人の女優がジャンを誘惑する場面は結構きわどかった。
それに無反応(てか気づいてない)なジャンもすごい奴だが。
145 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 17:35:37
壮大すぎてどこを語ればいいか躊躇してしまう悲しさよ・・・。
描写が徹底しすぎていて疑問の生じる箇所の少ない寂しい完璧さよ・・・。
ジャンクリ最高☆ ><b
146 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 20:07:33
ジャンクリとか言われると…
魅魂最高、よりはマシだろ
148 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 08:26:44
>>144 オレは新庄訳で読んだので、あの場面には悩殺されそうになった。
氏は艶かしい場面になると筆が乗るのだろうか?
(ミュッセの『二人の愛人』とか)
149 :
148:2005/11/23(水) 08:27:29
変な日本語だな。
「あの場面でのフランス人の女優には悩殺されそうになった」か。
そこまで言わなくても分かるよ。
151 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 17:26:16
いやまあ、文学板だからつい...
152 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 21:03:51
新潮復刊してくれないかなぁ。
153 :
吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 00:52:31
>>121 >ジャンクリいいよねー。
>特に映画化された『クリムゾンリバー』が最高!!
どういうこと?
ジャン=クリストフ・グランジェ
クリムゾン・リバーの原作を書いた人
155 :
153:2005/11/28(月) 00:16:45
156 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 22:13:15
うーむ。
この消滅寸前の小説に155レスもつくとは!!
てことで新潮文庫さん、大判活字再版お願いします。
ジャンクリストフが消滅する?
ありえない!!
158 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 12:36:31
誰かさw
登場人物が一覧で載ってるサイトとか知らなwい?
読むのはいいんやけどこれはうざいよw
159 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 12:50:37
全体ではかなりいるけど、一篇一篇の登場人物数は普通だと思う。
ジャンの成長と状況変化をきちんと把握すればすむこと。
160 :
吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 14:15:07
いや、消滅どころか、
これこそ忘れてはならない小説だ
161 :
吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 18:58:10
名作ですね。グラチアのような素敵な女性と友達になってみたいと思いました。
あと一巻の、ジャン・ミシェル老の臨終の際の台詞が印象的でした。
ロランは、トルストイに影響を受けていたというのは有名な話だが、
ヴィクトル・ユゴーからはあんまり影響を受けてないのかな?作品の中に名前がチラッと出てきたのは覚えてるけど。
>>118
時代が変われば、解釈も変わる。
ロランが支持していたのは共産主義の当初の純粋な理念であり、「とっとこハム太郎」のイメージをソ連に抱いていたのだろう。
誰もそれは責められまい。
162 :
吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 13:04:01
祖父が持ってたふるーい「ジャン・クリストフ」貰ったんだけど、旧仮名使いで
読みにくいです(泣)。でも遺品だ、頑張って読みます。
163 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 15:40:09
ロランは世界最高の文学者だ。「コラブルニョン」新潮でも岩波でも出してくれないかなー。
お願いだから新潮の文庫、復刊してくれーーーーー!!!!
166 :
吾輩は名無しである:2005/12/13(火) 14:17:15
岩波だと、小さい本屋じゃなかなか売ってないんだよね。俺はいちいち取り寄せるのもどうかと思い、東京の八重洲ブックセンターまで行って「ジャン・クリストフ」買ったし。
ちなみに新庄訳と豊島訳とどっちが良いのでしょうかね。
読者にとってはオプションが残されている方がいい。
168 :
吾輩は名無しである:2005/12/13(火) 15:31:02
豊島さんは、確かヴィクトルユゴーの「レ・ミゼラブル」も訳してますよね。
豊島訳しかもってないので、新庄訳も読んでみたい。
169 :
CREA:2005/12/13(火) 15:38:48
新庄訳は誤訳が多いとききます
170 :
吾輩は名無しである:2005/12/13(火) 17:41:43
誰か両方読んだ人いる?いたら感想プリーズ!
>>168 ちなみに「レ・ミゼラブル」については、岩波の豊島訳よりも
新潮の佐藤朔訳の方が評判いいみたいだね。
>>170 とりあえず新庄訳を入手して読み始めた。
岩波の豊島訳の冒頭部分を立ち読みした感じでは、新庄訳の方が読みやすそうだ。
会話文などが、頭にスッと入ってくる感じ。
疲れるな、これ。
頑張ってはいるのに・・・
片山敏彦訳のジャンクリストフが読みたいんだけど
探しても豊島訳のしかない・・・どこに売ってるんだろう
age
自分は大学生でまあ時間があるんだけど、もう冒頭の部分から痺れました。
まあ、現実世界の思想とはカケ離れてる気もしなくないけど。
描写が上手いですね。
178 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 16:58:26
最高だよね、この小説。
グラチアに萌え。
親友に、主人公と自分がそっくりだから読んでみて、と言われて読んだ。
クリストフの、実社会ではうざったがられるほどの熱さに、
我の姿を投影し少々恥ずかしく思ったり。
でも今はこれでいいのだと、胸を張って生きている。
180 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 15:43:16
僕もこの本には深い感銘を受けました。若いときに読むべき本ですね。
(ネタバレ注意)
クリストフに関わった登場人物たちは、それぞれに幸せになる(ようにみえる)のですが、
クリストフ自身はどうだったのだろう・・・といつも考えさせられます。
僕は、クリストフの理想に対する熱情よりも、孤独を引き受ける生き方に感動しました。
181 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 17:58:37
世の中には才能のないクリストフがたくさんいそうだな
あれくらいのエネルギーはそれだけでも一種の才能だと思う。
183 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/01(日) 01:04:59
┏━━━ / |━━━━━┓
┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛
┃┃ / ヽ ┃┃
┏┻┻ |======| ━━┻┻┓
┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛
┃┃ (/) ┃┃
┃┃ (/) ┃┃
凸┃┃ (/) ┃┃凸
Ш┃┃ (/) ┃┃Ш
.|| ┃┃ (/) ┃┃.||
∧_∧ (/) ∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (/)(´∀` ) (゚Д゚ ) 新潮文庫版大型活字再版祈願!
(つ つミ (/)(⊃⊂ ) ⊂ ⊃
|_|_|_I(/)_|_|_|__| |
/////ノ,,,,,,ヽ ////|| |〜
//////////// |∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 奉 納 |
184 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 15:54:08
コラブルニョンも新潮で出して欲しい!
185 :
吾輩は名無しである:2006/01/02(月) 20:05:24
ジャン・クリストフ、意外にファンが多いんだね。
186 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 17:13:33
俺は、ジャンクリストフが文学の理想形だと思ってる。
187 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 18:54:34
今、『戦争と平和』を、第4巻の半分まで読んだところです。
読み終えたら、次は『ジャン・クリストフ』を読もうと思っています。
現在、岩波文庫版を所有しているのですが、
新潮文庫版とどちらが良いでしょうか?
字の大きさは別に問わないので、翻訳の良いほうを教えて下さい。
188 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 19:10:19
俺は岩波しか読んだことない。岩波の豊島訳の方がいいって聞いたけど。
>>187 訳文について言うと新潮の方が断然いいと思うが、残念ながら新潮文庫は絶版。
新潮文庫以外でも新潮社の文学全集などで手に入る。
190 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 19:43:09
新潮文庫版、ホントに事実上絶版のようだね。
若かりし頃読んで、人生の書と思ってきた本が
無くなるのは、なんとも寂しい。
『ジャン・クリストフ』読み始め記念カキコ
192 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 01:24:16
しっかり読め。
音楽が近道なら文学は遠回りだ。
勿論、どちらも捨てがたい。
すみません。スレ違いであれば勘弁願います。
1922(大正10)年、菊池寛が里見弓享と論争した時の文章(「文芸作品の内容
的価値」)に、「ロマン・ローランの小説の中にある、一つの挿話、『仏蘭西
の兵士が戦線で、独逸の若い、十六七の兵士を刺し殺さうとすると、その少年
が手を差し上げて母(ムツテル)! 母(ムツテル)! と叫んだ』と云ふ話、
かうした話は、小説にかゝれるとかゝれないとに拘はらず、人を動かす力を持
つてゐる」と書いています。
外国文学に疎いもので、ここにいう「挿話」が、ロマン・ロランのどの小説を
指すのかが分かりません。
ご存じの方、お教えいただけると幸いですm(_._)m
>>194 『魅せられたる魂』は1922年〜33年だから、違うでしょ。
同じ新思潮派の豐島與志雄が全訳を出してるから、
『ジャン・クリストフ』だと思うよ。
レスが付かないということは、
ここのスレは「これから読む」人たちの集まりなんでしょ。
ジャン・クリストフにそんな描写ありましたっけ?
ジャン・クリストフにそんな描写ありませんでしたっけ?
俺も記憶がない。
もっとも長い小説だから忘れてしまった可能性はあるだろう。
>>195 >>197よ、どのあたりか教えてくれ。
そもそも
>>193の質問は「挿話」であって「描写」ではない。
第7巻「家の中」で、クリストフとオリヴィエがドイツとフランスについて
話す場面があるでしょ? そこに出て来ないかと思って読み返してみたんだけど、
菊池寛の書いてるような「挿話」は出て来なかった(--;?)
やっぱ、別の小説かな?
他の小説にもあたってみよう。
許すまじ、権威主義者。
とにかく、みすずの『ロマン・ロラン全集』で1920年頃までの「小説」に
あたってみるしか無いな。
菊池寛の「小説」というのもどこまで正確かわからないので、
論文集だけど『戦いを超えて』(1914)も確認すべきだな。
206 :
吾輩は名無しである:2006/02/28(火) 22:47:05
あげあげ
207 :
吾輩は名無しである:2006/03/05(日) 00:40:24
若いひとが読む本だ
208 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 02:21:44
クリストフって自分が若いころは芸術志向の音楽以外
ぜったい認めようとしなかったくせに、ちょっとじじいに
なってからは、職人たちが酒場で陽気に歌うことにも、
恋人どうしが音楽を通して愛を語らうことにも、なんの
節操もなくおもねるようになるんだよね。この変節ぶり
が嫌い。ちょー自己中でまじでむかつく。
クリストフには、いまわのきわまで、どいつもこいつも
おめでてーなとか、毒を吐き散らしてほしかった。
春休み読んだ感想あげ。
この小説も華麗なベルエポック期あってのものだったんだろうな...
210 :
6:2006/03/29(水) 03:09:59
まだ続いていたのか。みんな読んでね。
>>208 その内容であんな大長編を書いたら恐ろしいことになる。
212 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 18:46:12
復活!!
213 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 18:52:57
/|
|/__
ヽ| l l│<ハーイ
┷┷┷
214 :
吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 18:27:52
ゴットフリート伯父がいい味だしてるよね
215 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 22:09:09
AGE
216 :
吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 03:40:05
age
217 :
吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 17:04:42
少女の頃読んで感動したはずなのに、今では内容はすっかり忘れている。
218 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 17:09:58
ロマン・ロラン先生も女を買ったのだろうか
219 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 22:18:48
144
こんにちわ
220 :
吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 01:05:01
先日、「ジャン・クリストフ」読み終えました!
とはいえ、お恥ずかしいのですが、旺文社文庫版です・・・。
一番感動した場面は、もちろんエンディングもそうですが、第9章の神と語らうところです。
苦悩から歓喜へ!今度は根気を入れて片山敏彦先生訳を読みたいと考えています。
みすず書房から片山先生の随筆が復刊されましたね!やはり文章がみずみずしく流れていました。
221 :
age:2006/06/10(土) 01:45:21
age
222 :
age:2006/06/11(日) 01:59:41
だからage
223 :
吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 18:28:05
今日から『ジャン・クリストフ』(岩波文庫)を、
1日50ページのペースで読んでいくことに決めました。
みんな、応援してくれ!
ちなみに俺は、『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』
『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』は読了済みね。
『神曲』『ファウスト』『白鯨』『デイヴィッド・コパフィールド』『魔の山』
は、まだ読んでない。
224 :
吾輩は名無しである:2006/06/21(水) 15:40:44
俺もドストの白痴を片づけたら是非読みたいね。なんか評判良いし。
>>224 なんだかイヤミな書き方だな。いかにも文学青年って感じ。
>>225 何でそんな風に取るんだよw
いちいち白痴なんて出したのがいけなかったのかなあ。純粋に読みたいだけだよ。
>>226 きっと機嫌が悪かっただけだろう。気にするな。
>>227 ほい。で、さっそくブックオフでジャンクリストフ全3巻買ってまいりました。
229 :
吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 10:21:27
ミンナはツンデレ!
230 :
吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 13:24:17
age
hο∫hμ..._〆(゚▽゚*)
232 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 03:57:42
新潮のやつ読みだしたけど
いいねこれ
火曜日までに絶対よむよ
233 :
吾輩は名無しである:2006/10/10(火) 23:57:57
ロマン・ロラン(フランス)1866-1944
「彼の文学作品が持つ崇高なる理想主義と様々な人間像を描く際に示した
真実への共感と愛により。」-1915年ノーベル文学賞
>>232 新庄嘉章の文章だけでも読む価値がある。
仏文畑の翻訳者では最高峰だろうな。
180度方向が違うが、同翻訳者の新潮文庫版ミュッセ『二人の愛人』もお勧め。
たぶん絶版だろうが...
235 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 01:03:04
新潮文庫版が絶版とは。
古臭い岩波版だけじゃますます読者が減るぜ。
ジャンクリストフ程度の本など原語で読めよ。
動詞の活用表だけ丸暗記したら読み始めるんだ。
読み終わるころにはフランス語解るようになってるはず(ウソ)。
237 :
吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 23:29:08
岩波文庫の訳は古すぎるんだよ
せめて戦後の物にしてくれないと文語体で話すクリストフとかありえない
2人の老人を訪問するエピソードが好き
岩波版やっと最後の巻まできた。素晴らしい。
誰かクリストフが褒めてる作曲家とけなしてるそれをまとめてください。
240 :
吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 22:09:41
age
誰か、新しめで若い作家さん訳してくれ
描写一つ読むだけでくたびれる
242 :
吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 01:51:41
age
243 :
吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 23:24:35
フランス語で小説200冊読破目指して、読書始めたけど
罪と罰とジャンクリ二冊ですでにいっぱいいっぱいwww
PDFをPSPに入れまくりだけど、もうすでに500冊近く集めたから
全部読む前にくたばってしまいそうwww
244 :
吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 02:37:40
岩波の前書きがプロ市民全開で嗤える
245 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 10:21:17
ジャンクリストフ、復活期待あげ
俺、米国在住なんだけどこっちでもジャンクリほとんど読まれてない。しばらく
絶版だったみたいだけどAmazonによると二ヶ月ぐらい前にまた数年振りに復活したみたい。
いつ読めるか分からないけどまた絶版になる前にと思って注文しちゃったよ。
彼女の(あるいは自分の)クリトリスには、当然「ジャン」という名前をつけてますよね、皆さん。
248 :
吾輩は名無しである:2007/05/16(水) 21:40:42
↑さむい
>>264 ふーん。この小説は典型的ビルディングスロマンだから、
アメリカ人にはウケるのか、とも思ってたけど。
ただ、アメリカ文学には意外にビルディングスロマンが
無いね。「キャッチャー・イン・ザ・ライ」みたいな
アンチ・ビルディングスロマンが、むしろ支持されてたり
するんだね。
249 :
吾輩は名無しである:2007/06/04(月) 14:12:34
何となくage
253 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 19:43:17
大学時代に岩波文庫ジャン・クリに挑戦したが2巻の途中で挫折。
片山敏彦訳で近々再挑戦しようと思っている。
254 :
吾輩は名無しである:2007/09/10(月) 00:55:12
age
生はいくつもの死といくつもの復活の連続である、
という一節があるのはジャン・クリストフのどのあたりでしょうか?
256 :
吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 03:40:07
ほ
257 :
吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 02:29:20
ジャン・クリストフでは、ピアノを弾く時の描写はこってますか?
それとも、ピアノを弾くときの外見などの動き、弾いている本人の心理、
作曲している時の描写などは、こっているのでしょうか?
258 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 19:48:14
257に答えてください。
みんな読んでいないのでしょうか?
>>253 大学時代に兎も角も通読した。登場人物を消す
テンポが速過ぎた記憶がある。
>>257 そういう描写には気付かなかったな。
字下げはしているのですか?
答えてください
261 :
257:2007/11/07(水) 21:25:56
>>259 では、ピアノを弾く動作や演奏中の感覚的な描写は無かった、
と言っても良いのですか?
262 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 23:36:57
263 :
吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 18:12:20
こいつのレベルでもノーベル賞って取れるんだね。
264 :
吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 11:51:26
岩波では第4巻が品切れ中・・・
265 :
吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 22:57:15
スターリン主義者だな
266 :
吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 15:02:04
魅せられたる魂の文庫本を新品で手にいれる方法は無いですか?
岩波はしなぎれだし・・・
267 :
吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 15:35:00
たる の る は必要なかった・・・
268 :
吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 22:23:48
立花隆が今時「ジャン・クリ」読むなんて、時間の無駄。
他に読むべき本が沢山あるはず・・・
なんて言っていたな。
269 :
吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 02:10:01
270 :
268:2008/01/02(水) 10:52:00
>>269 立花は、小説とか文学そのものが時代の要請を担えなくなってしまったと
主張している。
19世紀や20世紀初等では、小説は上流家庭の風俗や最先端の流行を、
一般大衆に知らせる役目を果たしていた。
だが、現代では他のありとあらゆる情報誌がその役割を担っている。
要するに、小説の効用の出発点は、その文学としての価値にあるのでなくて
庶民の窺い知ることのできない階級・階層の生活を、ほんの少しでも
覗かせてあげることにあったと言っている。
言及している「ジャン・クリ」とは、個別にその作品そのものを指しているのでなく
「ジャン・クリ」に代表されるようなやたらと長い一連の文学作品群という意味。
だから「ジャン・クリ」のかわりに「レ・ミゼラブル」や「モンテ・クリスト伯」と置き換えても
一向に差し支えない。
271 :
吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 12:07:01
でも立花は、268だと本は読むべきだって言ってるとも取れるよね?
その場合は、自己啓発本を指すって事かな?
現代的な意味を持つ自己啓発本。
元々の立花隆の文章自体が、一杯引っ掛けてほろ酔い気分で書きなぐったような文章だから
(その分、本音が出ているのかもしれないけれど)
273 :
268:2008/01/02(水) 15:10:25
>>271 そう、おっしゃる通り。
彼自身は、自他ともに認める本の虫であり活字中毒。
ただ、文学はその使命を終えたという認識なんだよね。
ここのところ、俺の考えではないから反論勘弁ね。
彼の読書範囲は、政治の表裏、歴史モノ、宇宙、バイオをはじめとする
サイエンスモノ、共産主義関係・・・etc
イコール自己啓発本とは限らないけど、興味がある本を片端っから読んでいって
結果それが有益だった尚のことよし。そんな感じじゃない?
ためにする読書。少なくともその対象が文学作品である場合、冒涜だ。
275 :
吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 19:43:15
いわゆる文学作品は、すべからくためにする読書だろうが?
純粋に楽しむ為の読書は、文学とか文芸とかいわれないだろ?
なこたーない。こっちの側の、響く部位が違うだけ。
277 :
吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 20:02:50
ボコノンとガンジャと誰だっけサハラ
278 :
吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 20:04:18
響く部位が違うだけ。
そういう言い方をされれば、全部がそう言われてしまう。
こういった件で俺がよく思い出すのはねぇ、スケバン刑事。
悪役の娘で、やっぱり自身も悪役な画家志望の娘が(たしか)母親に問われて
こう答えるんだ、「絵描きの才能が欲しいんじゃない、自分は才能のある
画家として認められたいんだ!」って。…んで続きは、才能のある少女を
死に追いやって、その作品を盗むって話だったと思うんだけど。
どうしたってさ、厭なもんがまとわりつくんだ、文学ってのは。
だからこれは俺なりの戒めというか、夷斎風に云うなら衛生術、
あくまで自分は、書物が与えてくれる悦びに対して忠実でありたいとする。
新潮文庫の「ジャン・クリストフ」はよく古本屋で見かけるんだけど、「魅せられたる魂」は見たことがない。
岩波の「魅」は持っているんだが、新潮文庫で「魅ってありましたか?
282 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 11:45:17
立花はなぜ「ジャン・クリストフ」を挙げたんだろ?
他の作品ではなく、なぜ・・・
>>270 100年前のヨーロッパ人の生活なんて現代人が知るわけないw
まあ宮崎駿のアニメ見て喜んでるジジイに文学なんか理解できんわな
284 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 22:19:02
マジレス? それとも シャレ?
285 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 22:26:17
立花は良識のある人だよね」
286 :
吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 10:53:07
文学は時代遅れ
立花さんが言うなら間違いない
287 :
吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 13:05:22
立花は時代遅れ
文学さんが言うなら間違いない
288 :
吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 01:57:39
ジャン・クリストフの背景は、何年代くらいかわかりますか?
289 :
吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 01:08:00
288に答えてください
みんな、わかっているよね
291 :
吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 12:59:19
>>290 釣りじゃないです。
いつの年代かで、読むか読まないかを決めるつもりだから訊いてます。
上のほうにある立花隆の文章は、「非<読書のすすめ>」という題で、
岩波文庫の『特別版 読書のすすめ』(2003年8月)に収められている。
読者アンケート「読者が選んだ<私の好きな岩波文庫 100>」の結果を受けて、
10人のエッセーが収録されている。(執筆者は他に、香山リカ、姜尚中等々)
立花がリストにある本でいちゃもんをつけている本は以下の通り。
・「若きウェルテルの悩み」(古典でこれからも読まれるだろうけどオレが勧めるとは限らない)
・「ロミオとジューリエット」(同)
・「ジャン・クリストフ」(100年前の現代小説だ)
・「車輪の下」(同)
・「ドン・キホーテ」(お前ら、要約で読んだだけだろ)
・「寺田寅彦随筆集(全5冊)」(お前ら、5冊全部読んでないだろ)
・「論語」(お前ら、岩波文庫では読んでないだろ)
・「ソクラテスの弁明・クリトン」(プラトンを読んだつもりになりたいなら「国家」だ)
・「善の研究」(お前ら、本当に最後まで読んだか?)
ちなみに「読者が選んだ〜100」のリストには「カラマーゾフの兄弟」や「西遊記」や「デイヴィッド・コパフィールド」もある。
293 :
ジャンクリ復活祈願:2008/01/07(月) 19:06:10
>>281 新潮に「魅せられたる魂」はない。
新潮はたしか「ジャン・クリストフ」だけだったと思う。ロランは。
「ベートーベン」とかも俺は岩波で読んだ覚えがある。
294 :
吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 20:31:22
291に答えてください。
295 :
吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 20:32:53
訂正
ジャン・クリストフの背景は、何年代くらいかわかりますか?
年代によって読むかどうかを決めるので教えてください。
>>281 オレも調べてみた。
>>293の言うとおり新潮文庫に「魅」はない。
「魅」はみすずの全集のほか、新潮社、中央公論社、
河出書房の文学全集におさめられているけれど
いずれも岩波文庫と同じ宮本正清訳
297 :
281:2008/01/07(月) 21:24:58
>>293 >>296 ありがとうございます。
違う訳で読んでみたいと思ったのですが、
ちょっと無理そうですね。
298 :
吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 01:24:16
295に答えてください。
注文できずに困ってます。
299 :
吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 03:34:20
カバーはツルツルですか?
300 :
298:2008/01/12(土) 11:47:37
299みたいな質問とは違うんですけどね・・・
検索しても引っかからないので。
301 :
吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 11:11:04
>>296 新潮の世界文学全集には入ってたよ、宮本正清訳
昔は文庫にもなってたんじゃないかな
302 :
吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 06:45:22
303 :
吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 20:33:38
295に真剣に答えてください。
ロランのファンってそんなことも教えてくれない人ばかりですか?
. ∧_∧
===,=(´・ω・`)
||___|_゚し-J゚||_
∧_∧/ //.___|^∧_∧
(´・ω・`) /|| |口|(´・ω・`)
./(^(^//|| || |口|⊂ _)
∧_∧ /./ || || |口| || ∧_∧
∧_∧ (´・ω・`)/ ...|| || |口| || (´・ω・`)
(´・ω・`) /(^(^/ / .|| || |口| || ゚し-J゚
"" ゚し-J゚:::'' |/ |/ '' " :: ":::::⌒ :: ⌒⌒⌒ :: "" `
:: ,, ::::: ,, " ̄ ̄ "、 :::: " ,, , ::: " :: " ::::
ぼくたちは、なかよくつかってるよ
305 :
吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 22:31:59
:丶::::| ||:::::::|:::::::::||:::|:::::::
:::ゝ:| ||::::::|::::::::::||::::::|::
:::::::::::| ||::::::|:::::::::|ヾ::::::::
::::::::| <●'ヽ /||::::::|::::::::||::::::::::
ヾ::::| `'´ | ||、:::|::::::::||::::::::::
Y-| / ヽ ヾヾヾ\\|:::::::
/ハ / \ ``フ''''''iill
/ ヽ ,( ,-、,-、)、 /::::::::ヽ
、 ヽ / \ ./::|llllllllll|
\ 〉、 _,,..._ _,,..,,__ 丿 |lllllllll|
ヽ lllll\ヽニ―‐ t' / 〉,,ll、l
ヽ |lllll`、`―'|´|/丶.,_//ヘヘ
ヽ \ |lllll/`ー‐|| ヽ/\
/ | | r レ-'´´
_,.-'´/ / / | | / ノ |
( / / / / U/ /\ |
306 :
吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 01:18:39
ドロドロです
307 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 15:31:11
308 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 20:51:06
>>307 それくらいではロランは何も思わないだろ
309 :
吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 23:39:28
307わろうたw
310 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 21:13:49
ジャン・クリストフって神視点?
よくわからない。
311 :
吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 00:13:47
ほしゅ
312 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 16:58:15
魅せられたる魂の文庫が新品で変えないのは痛い
313 :
吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 12:41:40
314 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 22:04:16
315 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 17:17:00
もともとロマンロランが母のために書いた小説で、
登場人物のアントワネットのモデルになったと言われてる。
アントワネットは資産家の娘でしたが、倒産、両親も死に
弟のオリビエのために身を粉にして働くうち結核で死んでしまいます。
そのオリビエがロマンロラン自身の姿。
ベートーベンのような主人公よりもその周辺群の人たちに私は惹かれたなー。
316 :
吾輩は名無しである:2008/06/15(日) 04:08:34
新潮1から4まで置いてあったよ
あえて岩波1から4まで買ってきた
317 :
吾輩は名無しである:2008/06/18(水) 01:31:34
福田首相が中高生のころだかに感激した本が「ジャン・クリストフ」であり
「次郎物語」だったそうな
教養主義的な読書の名残りというか、世代を感じます
318 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 21:35:32
次郎物語が好き
ジャン・クリストフが好き
おかしくないか?
似てるのか?
319 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 21:40:23
マジか
おれの中で支持率があがった
320 :
吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 22:45:10
↑アホ。
ジャン・クリストフは大衆に受け入れられた作品。
321 :
吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 22:55:31
なんでもいいんだけど寅さんてゴットフリートをモデルにしてるっぽいね
ジャン・クリストフが好きな割には泣き言が多いな
323 :
吾輩は名無しである:2008/06/26(木) 00:28:47
ジャンクリストフ読み始めました
324 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 12:35:31
ヘンリー・ジェイムズと比べるとロマン・ロランは簡単だよね。
読み応えが無かった。
いちいちそういう頭の悪そうなレスポンスしなくていいよ
326 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 19:09:10
さすがにヘンリーと比べられるとロランの負け。
327 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 20:44:21
今岩波で読んでて新潮の1から4まで古本屋に見つけたんだが買っといた方がいいかな
328 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 22:56:48
お前が決めろ
329 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 23:26:00
またまたそんな
いやホントそう思うよ。
ここで聞いてどうするのかと。
331 :
吾輩は名無しである:2008/06/28(土) 11:51:26
自分が欲しいかどうかの問題だよな
332 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 04:38:03
岩波の1冊目を読み終えた
ちょうどジャンは俺と同い年くらいだろうか
ジャンと比べて俺は何と凡庸な時を過ごしてきただろうか、あぁ
333 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 13:03:45
334 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 15:33:19
335 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 18:52:59
岩波のは古過ぎて駄目
セリフとかが古臭くて雰囲気が出ない
336 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 19:49:52
じゃあどうしよう
1冊目読んだ今からでも新潮に乗り換えようか
337 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 20:07:10
買ってきちゃおう
読みづらく遅々として進まないし、このスレでも新潮の方が褒められてて、岩波の読みながらも新潮で読んだらもうちょっとスピードアップできるのかなぁとうろうろしてるし
>>336 読み比べると分かると思うけど、オレも新潮に1票だな。
岩波の豊島訳はどうも・・・。
レ・ミゼラブルも新潮の方がいいしね。
339 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 22:42:11
よーし新潮買い揃えてきた
ちょっとぼろいけど
340 :
吾輩は名無しである:2008/06/30(月) 01:48:01
大河小説って言葉ってロランの発明なんだな
パンクを聞きながらジャン・クリストフを読むのはいいです
341 :
吾輩は名無しである:2008/07/02(水) 08:22:08
5巻終了
5巻の1は苦痛だった
342 :
吾輩は名無しである:2008/07/02(水) 23:53:01
6巻読了
6巻はよかった、本当に
343 :
吾輩は名無しである:2008/07/03(木) 00:26:51
344 :
吾輩は名無しである:2008/07/04(金) 01:05:59
342
読むの速いw
345 :
吾輩は名無しである:2008/07/04(金) 01:35:54
346 :
吾輩は名無しである:2008/07/04(金) 01:46:01
7巻終わり
347 :
吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 01:11:23
感想は?
348 :
吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 04:40:53
8巻終了
グラチナとセシルって誰だよ
覚えてない
349 :
吾輩は名無しである:2008/07/07(月) 03:41:50
今頃ロマン・ロランを読む人間が居るとは、ジャン・クリストフはセザール・フランクをモデルにしてしてるらしいけど、どちらも時代から取り残されてると思つてた
350 :
吾輩は名無しである:2008/07/07(月) 12:56:59
ベートベンじゃなくて?
家にある「ジャン・クリストフ」は父のもので昭和28年刊行、ってなっている。
新潮世界文学全集とか書いてあって3冊セット。
どうやら親父が18歳の時に買ったらしい…でも旧仮名使い、旧漢字だらけでとても読めない(;_;)
352 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 22:37:05
クリストフが死にそう
水に入って、ハイさようなら〜
354 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 23:03:48
死んだ
355 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 23:21:00
13日かけて読了
父親に無理やりにピアノのお稽古をさせられるジャンが懐かしい
また数年したら読み直そうか
苦しまなければならないお前は行ってから苦しめ。
死なねばならないお前は行ってから死ね。
人間は幸福になるために生まれてくるのではない。
生とは幾つもの死と幾つもの復活の連続である。
さあ、クリストフよ。死のうではないか。
復活のために。
この2つの言葉は誰の翻訳本に載っているのでしょうか?
357 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 23:09:45
誰の翻訳本にも載ってるだろう
Allez mourir, vous qui devez mourir !
Allez souffrir, vous qui devez souffrir !
On ne vit pas pour être heureux.
On vit pour accomplir ma Loi.
死ななければならぬお前は死ぬがよい!
苦しまなければならぬお前は苦しむがよい!
人は幸福になるために生きるのではない。
私のおきてを実行するために生きるのだ。
(こういう場合、Allez (行け)は無理に訳さない方が良いのでは)
359 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 02:56:39
これってやっぱりクラシック音楽を多少でも齧った方が楽しく読めるんかいな
和音の奏法?だかそんなんが出てきたけどさっぱりさっぱり
360 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 03:59:28
とりあえずBGMは第9で
九番なら第三楽章でないといささかきついな
本読みながらだと
第四楽章なんか絶対むりぽ
362 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 10:22:27
何年か前に読んだけど、21世紀には
生き残れない名作、という印象だった。
すばらしいとは思うんだけどね…
フランス本国でイマイチ評価が低いのにも納得。
なんでジャンなの
ジァンじゃないの
どこからャが出てくんの
やきにくのたれみたいでなんか嫌
364 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 09:26:18
ヨハンじゃないの
365 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 17:30:41
>>362 なぜ評価が低いんだ?
ノーベル賞作家だぞ
366 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 18:15:38
フランスをけちょんけちょんいのしてるからじゃない?
367 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 18:16:18
ケチョンケチョンに伸してる
368 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 23:51:50
ロランはフランスが嫌いか。
ジャン・クリストフはフランスを貶した作品ってことかな?
369 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 23:56:35
違う違う
フランスの欠点も指摘してるし、ドイツの欠点も指摘してるけれども
愛があるゆえに
370 :
吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 01:40:40
フランス国民はアホってことだな。
ロランは聖人
371 :
吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 17:16:28
ジャン・クリストフと魅せられたる魂だと、
ジャンの方がはるかに優れてるの?
372 :
吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 19:05:35
しーらない
373 :
吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 22:37:00
ロランのファンって372みたいに子供が多いな。
ジャン・クリストフも子供向けだし
最近はロマン・ロランをバカにするのが流行ってるの?
くだらんわ
375 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 20:44:40
バカにされるような価値しかない
立花隆もジャンは必要ないと言ってるんだし
くそつまんねえ釣りはよそでやろうな
邪魔だからさ
377 :
吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 00:56:30
釣りも何も、事実だろw
378 :
吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 02:02:05
俺は好きだよ
10年ぐらいしたら又読もうか
379 :
吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 21:48:23
195 :吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 20:21:09
どうせなら岩波以外の文庫では読めないやつを中心にしろよ。
あと今の人間が読んで意味あるやつな。
『ジャン・クリストフ』なんて読んでも仕方ないだろ。
こんなレスあったけど、どうしてジャンは今読んでも仕方がないの?
良い作品だと思うけど
380 :
吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 23:02:43
読みたいなら読むのがいい
人生60年も70年もあるんだからさ
読了後読まなきゃよかったって本があるものよしよし
それよりも何年も何年もこれ読みたいなと思いながら手を出さないでいるのは精神衛生上よろしくない
俺はジャンクリストフを読んで読まなきゃよかったなんて思わなかったけどな
理由すら書かないで批判だけするちょっとアレな人は読んでないか読めなかった人だからスルーでok
382 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 00:21:32
ジャン・クリストフは若者向けの本でしょ。
読めないって・・・どれだけ過大評価だ・・・
383 :
↑大馬鹿:2008/07/24(木) 00:43:12
やれやれだな。
しかし、リリュリやコラ・ブルニョンどころか、魅せられたる魂や
伝記シリーズの話もないな
やっぱりロマン・ロランって読まれてないんだな
385 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 11:47:51
>>383 若者向けの本だよ、
悔しいからって、低レベルの文句はやめようね。
自分の幼稚を宣伝してるのかい?
ジャン・クリストフは確かに若者向けかも
でも若い頃に返った気持ちになって読めば、得るものは多いはず
ロランもこの小説の欠点に気付いてはいたけど、結局手直しはほとんどしなかったし
387 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 12:06:58
んぢゃ大人向けの本紹介してくださいよ〜せんぱぁい☆
388 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 15:39:50
389 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 15:40:32
>>388 ジャン・クリストフの欠点を踏まえて、リリュリやコラ・ブルニョン
とかの戯曲を書いたみたいよ
そしてその経験を通して、また散文の魅せられたる魂を書いたと
具体的な欠点は、うーん、想像しかできないけど、反省が少なくて
勢いだけの部分があるって所じゃないかな
音楽には立ち止まる瞬間はないけど、その感覚で小説を書いたって感じ?
若い人向けっていう人はこういった所が熱すぎるように感じるのかも
391 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 18:55:22
ジャン・クリストフは哲学的にもレベルが高そう。
欠点も利点になってるね。
392 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 21:48:37
明暗のどういった所が大人向けなの?
中学生くらいでも普通に読めますよねあんなの
393 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 22:28:30
>>392 ドストエフスキーのファンが
ドストは若い間でも読めるが、
漱石は年配で無ければ良さが理解できないだろう、と言ってるわけだがw
大人向けの本なんかないよ
対象を絞っている本なんか読む価値ないし
読み手が、大人や子どもや若者の感覚で読むだけだ
>>375 ネットで便利だねえ
ロランの価値どころか立花隆がどういう人間かも知らない最底辺の馬鹿ですら発言できるんだから
396 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 23:48:21
>>395 お前よりも頭のいい立花が言ってるってことはわかってるだろうなw
397 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 00:35:17
先端は基地外の巣窟
立花は単なる一読者
ロマン・ロランは世界的な作家
ジャン・クリストフは世界的な名作
立花の業績を一つあげると何かな?極東自国の総理のあら捜し?
立脚点がぜ〜んぜん違うんだから、立花の論評なんて問題にもならないね。
最近の灯台の凋落はこいつらのせい。
学問や文化に金儲け巻き込んであたりまえだと思っているから、どうしようもないクズ。
399 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 21:21:45
世界的に、ジャン・クリストフは時代遅れと言われてるわけだが。
21世紀には残らない作品、だと昔から言われてたし
一部のファンが認めたくないだけでしょ
もともとは時代と共に忘れ去られる通俗小説だったが、
ノーベル賞受賞から、
一部の人間が勝手に文学であると主張しだした。
現在は国際的にも時代遅れの作品と認識されている
わざわざそんなこと言いにきたの?ごくろうさんですな
けど時代遅れとかいう発想がすでに時代遅れだぞ
恥ずかしい人だな
402 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 22:21:43
時代遅れっていつの作品だと思ってるんだよ
誰に言われなくとも数字が読めれば誰にだって時代遅れなのは分かるだろ
ゴットフリートとの散歩の場面やシュルツへの訪問の場面とか、
決して時代遅れになるなんてことのない美しい瞬間が、この作品
にはあると思うけど
没後60年くらいか
あと100年くらいでどっちが正しいか決まるでしょ
まあ俺はロラン好きだから、どっちでもいいけど
404 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 22:57:23
みせられたる魂読んだんだろうね
確かに先端は時代の最先端なんだけど(笑
灯台はローマクラブのヒントを生かすことはできなかった、刹那主義のクズの集まり。
406 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 13:08:34
>>402 アホか?
ドストエフスキーは今もなお時代遅れではない。
ロランのファンはアホだね。
時代遅れ=現代に必要がない作品
まさか、発表年代の問題だとでも?w
痛いw
407 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 13:09:44
>>401 必死なお前は現代人だなw
余裕がないw
見苦しい
409 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 13:24:52
傍らくるし
立花はまだ読んで批判してるだけマシ
読んでもいない、読む能力も無い猿が立花の尻馬に乗って批判してるのは見苦しい
412 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 17:19:07
読んでる人間が批判してるんですよw
ロランファンの言い訳の見苦しさw
413 :
吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 12:26:02
子供向けの本を必死に読んでるのがロランファンw
しつこいエテ猿だな・・・
つ バナナ
ほらもう向こう行けシッシッ
417 :
吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 16:10:54
414がロランファンのレベルw
418 :
吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 16:06:00
ロマンロラン
子供向けw
一見すると子ども向けに見えるキプリングも
ノーベル賞取ってるな
『餌を与えないで下さい』
421 :
吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 21:52:46
ニルスの作者も取ってる
子供向けでも良い作品なら受賞できるみたい
ロランは子供向けというか、若者向けだね。
大人になって読むものでもなさそう
大人は成長した子どもである、ってルソーは言ってたな、確か
大人は過去に若者であったし、子どもでもあったな
ある日突然大人になるとしたら、それは人間ではないな
423 :
吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 23:28:11
↑幼稚な言い訳
424 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 01:48:28
ダメだ・・・もう我慢の限界・・・なにこの糞スレ・・・・
もうね、金融工学を学んでる自分からすると馬鹿馬鹿しくて観てられないのね・・・
高卒とか文系の人は楽しめるかも知れないけど、自分は無理っすわ・・・
っつーことで落ちるわw あとは高卒&文系の諸君で楽しんでくれやノシ
425 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 11:45:09
424は最近増えてる鬱時代の被害者だね。
毎日苦しそう。
楽しい事無いんだね。可哀相に
426 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 20:24:25
424は中学生
夏休みだからな
427 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 20:58:53
428 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 23:50:56
ジャン・クリストフの豊島訳は、
新と旧があるようですが、
それぞれいつごろの訳かわかりますか?
今出てる岩波文庫のは新訳らしいですが。
表紙がツルツルの方ですか?
430 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 10:53:46
ロラン批判してる人はどの作家が好きなの?
興味半分で聞くけど
好きなものが分かれば、お互い分かりあえるもんだ
>>403 読んで批判してる、って人はこの場面も古いっていうのかな?
どうせ読んでないだろうから知らないだろけど
432 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 12:51:46
428には答えず、
アンチには必死に対応するのがロランファン
若いなw
434 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 19:55:52
客観的な状況で言うと、
唯一今の世にかろうじて名の残っている作品であるジャン・クリですら、
実際問題としてここまで厳しい評価もあるということ自体、
この作家と作品の将来を物語っていると思う。
今時の高校生が中年のおやじ・おばはんになっている30年後を
想像してごらんよ。ロランの名前も作品も消えて無くなっているって。
俺は21で1回しか読んでないけど
死ぬまでに後2回は読みたいな
436 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 20:39:02
この人って、ロマン・ロランの小説に出てきそうな人だな。
現代にもこんな人がいたなんて。 hmvの紹介記事。
↓
"もっとも悲劇的な、苦渋に満ちた交響曲を書いた人は誰か?
耳が聞こえず孤独に悩んだベートーヴェンだろうか。
ペシミストだったチャイコフスキーか。それとも、妻のことで
悩んだマーラーか。死の不安に怯えていたショスタコーヴィチか。
あるいは・・・。
もちろん世界中に存在するすべての交響曲を聴いたわけではないが、
知っている範囲でよいというなら、私の答は決まっている。
佐村河内守(さむらごうち まもる)の交響曲第1番である。"
http://www.hmv.co.jp/news/article/711060001
438 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 00:17:40
あげ
439 :
吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 12:25:35
>>315 そうだったんだ・・・
アントアネットとオリビエのお話は、何年たっても忘れられない
ほど印象に残っている。
『ジャン・クリストフ』は、自分の人生を重ねてしまうほど
すき。だけどオリビエがジャン・クリストフに結婚するよって
報告したところで、中断してる・・・
>>437 遅レスだが、すごいねこの人。
聴いてみたいゾっ!!
442 :
439:2008/10/30(木) 23:04:34
アントアネットの死が悲しすぎて、どうしてもそれ以上
読み進められない。もう、10年も読んでない。
なんかこれ以上、人生に何が意味があるんだという
気分のままだ。
443 :
吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 08:53:16
魅せられたる魂が読みたい
新訳でね
444 :
吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 12:31:01
それよりジャンクリ新潮復刊してくれ
いやらしいです
萌える茨、最高!!
446 :
吾輩は名無しである:2008/11/01(土) 03:45:12
ベートーベン、ミケランジェロの生涯なんかの話があまり出てないけど
これらも素晴らしいよ。
「人生というものは、苦悩の中においてこそ
最も偉大で実り多くかつまた最も幸福である」
このベートーベンの生涯の序文の一文だけで
悩んでてつらい気持ちの時勇気づけられる。
悩みを突き抜けて歓喜にいたれ! -ベートーベン-
447 :
吾輩は名無しである:2008/11/01(土) 13:10:53
岩波文庫は全巻買えば箱つきだよね
巻数が多い文庫はみな箱をつけてほしい
448 :
吾輩は名無しである:2008/11/01(土) 15:10:28
歓喜に至れか
実に安っぺえな
酔興もいいとこだな
449 :
445:2008/11/02(日) 03:31:41
積み重ねた努力は驚異的かも知らんし、音楽史の分野では注目に値する人物だが、
ベートーベンは"真の天才"ではないでしょうね
最晩年に至るまで"崇高さと愉しさ"を表現し得るという境地に達しておらず、
「第九」にしても神に対する憤りが作品に滲んでいる人間的な大したことのない作品
それに比するにモーツァルトは、天上の音楽にまで到達した稀有の存在にして真の大天才。
ロランはモーツァルトは"子供であるし"と『ジャン・クリストフ』に書いているが、
ロランの洞察力は底浅く、批評の才などは然程に優れていないと云えよう
ロマン凝乱ジャーン!クリトリス。
451 :
吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 04:29:34
天才でなく努力の人だからこそ共感できるのじゃないか。
文学の世界ではいろいろな見方があるかもしれないが
自分も悩んだりくすぶったりしてる時の座右の書としては
そこらにあふれてる自己啓発本よりもずっと助けになる。
座右の書か
自己啓発か
安価ですな
453 :
吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 01:35:09
>>446 「ベートーヴェンの生涯」最高ですよね。
俺も大好きです。
まだ読んでないけど、読んでみよ。
456 :
吾輩は名無しである:2008/12/15(月) 20:35:06
いま4巻読んでいる。ああ、日本もまもなく赤旗が舞い、
投石と警官隊の大衝突が繰り返される日が来る!
ロマン・ロランも群集に巻き込まれ我を忘れた体験を
したらしいな。これから日本でいくつも暴動がおこる
だろうが、自分もそこに冷やかし半分で参加すれば
そうなるんだろう。
保守
がんばって六巻までつきあって読んだけどつまんなすぎてもう読む気しない
何故これがノーベル?
まあコネだろうな
ノーベル平和賞ならまだわかるけど文学賞はない
>>459 世の中には、いろんな見方があるな。
自分は、一行一句が刻み込まれるような
感じがしたな。
462 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 18:36:04
アントワネットの章、これだけでも1冊の本になるくらい充実していますよね。
これほど美しくて哀しい姉と弟の物語が他にあるでしょうか?
天使のようなアントワネット・・・この章は読むたびに涙で目が曇ります。
463 :
吾輩は名無しである:2009/04/28(火) 23:22:40
ロラン全集の中の「日本人への手紙」がすごく面白かった。
ロランと文通していた日本人への手紙が現存されており、ロランの人柄がすごくよくわかる。
464 :
吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 03:11:25
英語圏のマスメディア主催の古今東西ベスト小説100選をあまた見てきたが、
ジャン・クリストフの名前をついぞリストに見かけたことがない。
本当にそんなに面白いのか?
(フランス語作品ではモンテ・クリスト伯が断トツ人気。)
465 :
吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 23:07:43
そういえばジャンクリって映画化されてないよね?
クリストフは何でブラームスを嫌うのかな?
クリストフの生没年ってブラームス(1833−1897)と同じくらいと思っていいのかな?
光文社文庫の新訳で出ないかね〜。
468 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 09:52:46
最近は読まれてるんですかね、この人の作品?
469 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 09:39:01
この人こそ短編のほうが優れているようにも思える。
「コラブリニョン」「機械の反乱」などなど
470 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 22:11:47
アンネットがでてくるのって「魅せられたる魂」じゃなかったっけ?
といいながらまだ「ジャン・クリストフ」はまだ読んでいない自分。
この人の長編って、トルストイの「戦争と平和」並に長いから、どうしても敬遠
してしまう。
この人の戯曲のほうが面白いかも。フランス革命を扱ったり、サボナローラにも
手をかけている。こっちのほうが面白いな。
新潮版ジャン・クリストフ買った!
ここでは圧倒的に岩波より人気だから、読んでみなゃなと思って。
魅せられたる魂未読なおれがアントワネットはジャンクリストフに出てくるといってみたりする
473 :
吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 16:07:40
岩波で読んだけど面白かったわ。10日もかかっちまった。
1巻は普通だったけど2巻目から面白かった
474 :
吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 21:29:05
ジャンクリ10日で読了ってどれだけ暇人なんだ。
他にすることないの。少しは利他的なことも考え、行動しろよ。
475 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 00:53:54
ガーディアン紙の組んだ「読まずに死んではならない1000冊の小説」からすら洩れるような
立派な過去の遺物なわけだが・・
476 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 20:01:47
立派な「過去」の遺物・・・・・
なーるほど
ジャンクリをそういうのに選ぶとかっこ悪いって空気があると思う。
逆に百年の孤独選んどけば間違いないみたいな。
最近の高校生で読んでるやついるのかこれ?
479 :
吾輩は名無しである:2010/02/12(金) 21:36:01
480 :
吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 02:11:53
岩波のジャン・クリストフを読んでますが
一冊目は面白かったのに2冊目に入ると退屈になってしまいました
473さんとは逆ですね
普通は2冊目からが面白くなってくるのですか?
>>481 変わってる小説という意味で楽しめたな
しかしこんな作品を現代で書く意味がわからない
読んだのかよwww
俺も481を読んでみた
482同様、よりによってなぜ今こんな小説を書いたのか不明
面白いといえば面白いかな
志賀直哉が新庄訳の「ジャン・クリストフ」読んで、作品翻訳ともに誉めてたような気がする。
今読んでいる。新潮文庫版。一日10ページくらいのペース。
半年かけて読破する計画。
3カ月かけて約半分読み終えた。今日から文庫の3巻。
パリに来てからの、当世パリ芸術事情と、
それに群がる俗物どもの解説が長くてしんどかった。
このあたりは批評であって小説じゃないと思った。
487 :
吾輩は名無しである:2010/06/21(月) 02:24:29
あげ
488 :
吾輩は名無しである:2010/06/21(月) 02:46:48
心理描写に感じ入ることが多い。
俗物として批判されている人物と自分が似ていることに気付いて、何度も愕然とした。
基本的にクリストフに肩入れしているので、彼を弄んだ人たちに腹が立って仕方がなかった。
クリストフの弟とデキている女とが、グルになってクリストフを弄んだところでは、
怒りのあまり身震いが起こった。怒りの叫びをあげて、本を壁に叩きつけるところだった。
私はクールと評されることが多いのだが、この小説は、心の底で眠っている激情を掘り起こす。
489 :
吾輩は名無しである:2010/06/28(月) 20:30:19
豊島訳が古い古い言われてるけど、そんなに気になるほどか?
490 :
吾輩は名無しである:2010/06/29(火) 05:08:35
高校の時、出だしの「吾人」で辞書を引く羽目になったよw
491 :
吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 20:37:44
中学のころ読んでアントワネットは俺の嫁…になると思ったのに
なぜか豚が寝息をたてている!
492 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 00:26:12
ああ、そういうことか。養豚場で寝起きしているのかと思った。
アントワネットは素晴らしい姉かもしれないが
あれだけ尽くされると、逆に苦しいだろう。
多少は利己的でいてくれた方が、尽くされる側も楽だ。
493 :
吾輩は名無しである:2010/08/28(土) 22:33:29
ピエ ールとリュースを読んだのですが
どうして主人公達はここにいれば死ぬ事を知っておきながら、国外逃亡をしなかったのですか?
他の人にしても、なぜ国内にとどまっていたのでしょうか?
494 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 15:47:57
それだとおもしろくないからロマンロランがわざとそういう事にしたんじゃないか?
495 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 16:07:21
>>488 >怒りの叫びをあげて、本を壁に叩きつけるところだった。
>私はクールと評されることが多いのだが、
周囲のだれも、この人がクールとは思ってないに5000万ワロタ。
496 :
吾輩は名無しである:2010/09/03(金) 18:26:04
493に答えられる人はいないのか
497 :
吾輩は名無しである:
>>496 ロマン・ロランはストーリー作るのは下手だからな
無理のある展開もあるだろう