三島由紀夫Part10

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928吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 01:39:25
>>926
次に読むのは、「命売ります」しかない!!
929吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 15:13:15
霜いくたび
おけど かれざる 松が枝の
ときわの 色の うつくしきかな

神社のおみくじについてた和歌
あまりの三島臭にびびった。

話豚切ってスマソ
930吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 15:32:23
>921
『不道徳教育講座』既読ならスマソ
931吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 21:31:33
三島は谷崎には純粋に尊敬の念を表立って表明していたんだけど
太宰に関しては素直になれなかったんだろう。三島が少年時代に
最も影響を受けた作家はラディゲと谷崎なんだけど、子供時代の
憧れってそう簡単に払拭出来ないよな。対して太宰は三島が青年
時代に流行作家になった存在であり批判的な視点も身につけていた
三島にとっては唾棄すべき存在と映ったのだろう。
しかも太宰は田舎者という点で都会っ子であった三島にとっては
軽侮すべき存在であったに違いない。谷崎は生粋の江戸っ子だしね。
932吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 22:40:06
第一私はこの人の顔が嫌いだ。 
第二にこの人の田舎者のハイカラ趣味が嫌いだ。 
第三にこの人が、自分に適しない役を演じたのが嫌いだ。
933926:2005/05/23(月) 22:54:07
サド公爵夫人に命売ります、ね。教えてくれてありがとう。
早速本屋を覗いてみます。読むのがたのしみ。
ありがとう。
934吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 22:55:36
福岡で修行僧が寺に放火した事件で「金閣寺」連想したの俺だけ?
935吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 23:38:06
>>934
オレもちょっと「金閣寺」が頭をよぎった。
936吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 00:31:43
>>932
第三が気になる
937吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 05:17:02
女と心中するような作家はもっと深刻な顔をしてなけりゃいけないとか
言ったんだよね。まあそういう三島も『侍』という最も不適合と思われる
役柄を演じて割腹したんだけどね。太宰も三島も己を知らなかったって
事に悲劇がありそうだなw
938吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 18:57:54
三島の周囲で太宰を評価してた人ってキーンと奥野ぐらいか?
939吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 20:34:29
君だけの公威
940吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 20:57:40
>>939
。゚(*゚´∀`゚)゚。ブワッハッハッハッ八ッ八ッノヽッノヽッノヽッノ \ ッ/ \
941吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 21:07:46
 三島は自決すべきではなかった
 それは、まちがいない

942吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 21:10:08
やり過ぎた。
943吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 01:32:31
>三島の周囲で太宰を評価してた人ってキーンと奥野ぐらいか?

周囲って言うか一度も実際には会ったことはないはずだけど
橋川文三はどう?

三島、太宰を同じ日本浪曼派の相の下に見ることが出来た
少数者の一人だと思うよ

孤立無援だった鏡子の家に行き届いた理解を示し
ある時期もっとも三島から信頼された批評家が橋川サン

文化防衛論をめぐる晩年の激烈な論争も
一度は肝胆相照らした仲だからこそ成立したんじゃないかしら
944吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 02:00:27
三島由紀夫賞受賞作「君だけの公威」清水文雄
945吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 10:45:03
>>934
わしも「リアル金閣寺じゃないか!」と思った
946吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 12:42:18
日刊スポーツによると、春の雪劇場用ポスターが初披露されたみたい。
また撮影は5月末でおわるらしい。だからもうほとんど撮り終えた模様。
947吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 17:35:38
948吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 18:04:00
http://www.foxjapan.com/titanic/images/splash_key.jpg
 ↑
で、こっちがタイタニックのポスター。 似てないw ?
949吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 01:06:12
ユッコ・・・
950吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 01:39:15
みんな今週のアエラ読んでないのか?
三島の葉隠に影響を受けたというイギリス人が表紙の。
951吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 01:49:54
葉隠ぐらい三島抜きで読めよガイジン

用事でもないのに呼ばれてもないトコロにノコノコ逝くな
葉隠のイロハも分かってないじゃん
952吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 02:40:06
自殺というけれど、あの程度の切腹だけでは死ねないからね。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ としない限り。
あのとき介錯してなければ生きてただろうに。
953吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 02:56:35
アエラ読んだよ。
ミシマの近代能楽集とかサド侯爵夫人とか演出したみたいね。
トニー賞とってるからキワモノじゃないね。
954吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 03:02:22
佐渡はベルイマンも演出した
955吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 03:04:12
やっぱり春の雪は和製タイタニックになると思うな・・・
956吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 20:53:14
神奈川の三島展に行こうと思っているのですが
特にこれは見ておいたほうが良いという、お薦めありますか?
957吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 21:42:09
>>956
やはり生原稿ではないかな。
「天人五衰」の最後の原稿とか。ぜんぜん書き直しがない原稿なんだ。
一方「奔馬」の最後なんかは、推敲のあとがあってさ。
あと、ドナルドキーン宛の最後の手紙。会計日記の太宰の文字。など
958吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 22:46:49
近代文学館の講演を聞いた人、いらっしゃいますか?
内容を簡単に教えていただけませんか?
959吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 23:16:24
>958
http://www1.odn.ne.jp/~cbb75250/mishima.html
  ↑
島田雅彦「多面体・三島由紀夫」は、こんな感じだったみたい。
960吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 23:25:53
>>957
親切にありがとう。
重点的に見てきます。行くのが楽しみです。
961吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 23:58:19
>945
マスコミがさ、好きそうな切り口だと思うんだが。
ほんと文学離れなんだと実感。
962吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 00:05:04
963吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 11:06:43
シガニーウィーバーが撮ると言ってた
黒蜥蜴の映画はどうなったのだ
964吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 19:33:29
三島由紀夫の文学展示会(ドラマティックヒストリー)行ってきました。
山中湖より展示品が多く、三島を堪能できました。
満足です。
近くのインターナショナルスクールの学生がわんさか来て、
少しうるさかったけど、横浜ならではの出来事なのかなと我慢しました。

展示会の出口にアンケートがあり、この展示会をどこで知りましたか、
という質問に、
2ちゃんねるの文学版の三島由紀夫のスレッド、と記載しました。
965吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 21:17:55
ぼくも山中湖と神奈川両方行ったけど、断然神奈川の三島展のほうが
充実した展示内容だよね。山中湖はけっこう狭いんだよ。w
この三島展は絶対おすすめだね。
966吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 21:28:19
http://mytown.asahi.com/nara/news02.asp?kiji=4111
やはり円照寺ロケあったみたいです。
967吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 15:08:35
円照寺の参道が映像でみられるのはうれしいな。
すくなくとも映像だけはうつくしい映画になりそうだ。
968吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 15:19:30
『決定版三島由紀夫全集』(新潮社)が新字体を採用したのは気に入らん。
旧全集は生前の三島の主張を尊重し、正字・歴史的仮名づかいを採っている。活字も美麗な精興社明朝であった。
969吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 17:54:40
いまどき二回も全集がでるなんてすごいぞ。
江藤淳とか石原慎太郎なんて全集でないもんな。
やはり需要(=人気)があるからでるんだろうな。
970吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 14:38:06
神奈川の三島展行ってきた。
天人五衰の原稿、綺麗だった〜。出口で引き返してまた見た。
程よく混んでいて楽しめました。行ってよかった。
971吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 20:26:25
天人五衰の原稿はたしかにすばらしいです。
写真でみたことあったけど、生だと迫力がちがいます。
972吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 23:52:42
誰か三島展の高橋睦郎の講演を聴いた人いない?
確かこの人、三島の「寝友」だったと公言していた人じゃなかった?
973吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 03:40:36
三島展のプログラムはよくできてるので書店でも販売してほしいね。
きっと売れるとおもうよ。
三島展がおわったら販売終了ではもったいない。
974吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 05:42:51
三島は何かと伝説上の人物になったからな。だから全集が何度も
刊行されても不思議じゃないんだよね。
まあ三島本人が自らの才能の枯渇を意識していて文学上破綻して
きている事を認識して割腹に及んだとするならば彼の計算通りの
結果が死後訪れたと思い、草葉の陰で微笑をもらしているんじゃ
ないかな。
975吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 06:29:57
三島の凄さを感じた瞬間。

   三島全集第12巻 「複雑な彼」「命売ります」

こんな駄本が堂々と全集に載るのだからやはり三島はただ者ではない。w
976吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 22:57:37
「全集」だからな。全部とはいかないまでも数集めないと。
977吾輩は名無しである
生前著名だった作家たちもなくなるとぞくぞく絶版になるなかで、
「複雑な彼」「命売ります」が簡単に手に入る三島は凄すぎる・・・。