トーマス・ベルンハルト(Thomas Bernhard)
『ふちなし帽』の良さがわからないんだが、
これがよくてベルンハルト読み始める人もけっこういるんだよな。
444 :
ザ・スミス:2010/01/18(月) 22:50:09
ブローティガン、バーセルミ、ベケット、フラン・オブライエン、
このあたりが好きなやつはベルンハルトにはまるんじゃないかな
445 :
ザ・スミス:2010/01/24(日) 12:57:26
『ふちなし帽』も読んでみるよ
446 :
吾輩は名無しである:2010/01/25(月) 11:32:07
蓮實重彦→中原昌也→柳下毅一郎→オレ
447 :
ペイブメント:2010/01/25(月) 11:39:16
ベルンハルトって徹頭徹尾ふざけてると思うのだが、そんなラディカルな笑いを追求している作家がほかにいたら教えてくれ。
ソローキンと暴力温泉以外で。
448 :
ザ・スミス:2010/01/25(月) 22:27:43
「石灰工場」良かったなあ。これを絶版にしたままなのは犯罪的だ。
早川書房は是が非でもepi文庫に入れるべきだ、と河本は三沢にいったという。
去年読んだフラン・オブライエン「第三の警官」といい勝負かもしれない。
449 :
吾輩は名無しである:2010/01/26(火) 15:25:27
『石灰工場』、図書館で借りてきた
楽しみだぜ
アムラス読みたい
451 :
ザ・スミス:2010/01/28(木) 22:37:06
この人けっこういっぱい書いてて未邦訳も多いんだね。
すべての作品が邦訳されたら、たぶん全部買うと思うけど
それはそれで総額いくらになるか、財布の心配が出てくるなあ。
まさか一気にまとめて出やしないだろw
453 :
吾輩は名無しである:2010/01/30(土) 18:39:56
全集が出るようなことにはならないだろうなあ
みすずが逃げたようだしね
ファック
456 :
ザ・スミス:2010/02/24(水) 20:32:54
>>455 買ったけどそっちはまだ。先に『ヴィトゲンシュタインの甥』を読んだ。
『石灰工場』には及ばないけど、醸し出される雰囲気はよく似てて、
これがベルンハルト的磁場なんだと思ったよ。
最後の数ページはリリシズムさえ感じた。
いまは『破滅者』を読み始めたとこ。
457 :
吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 13:18:03
『ふちなし帽』絶版…
458 :
ザ・スミス:2010/02/27(土) 22:13:39
『ふちなし帽』、1週間前には普通にネットで買えたよ。やばかったな〜
459 :
ザ・スミス:2010/03/03(水) 22:10:35
『ヴィトゲンシュタインの甥』と『破滅者』はよく似ているなー。
続けて読んだら2作品のプロットが混じり合っちゃう。
息抜きに阿部の『ミステリアスセッティング』を読もう。
ゼーバルト経由でベルンハルトに来て
興味を持ったから読んでいるんだけどこれは無理だ。
主人公の思考に興味が全く湧かない…
とりあえず最後まで読もうと思うけど
楽しめないのがなんだか悲しい。
461 :
ザ・スミス:2010/03/07(日) 21:18:54
>>460 好き嫌いというか、合う合わないはあると思う。
実は同じような気持ちをこっちはゼーバルトで感じたよ。
友人は圧倒的にゼーバルトが好きだと言ってた。
お前に友達なんているワケない
嘘確定
ベルンハルト好きには煽りにもなってないなw
「ほんとは友だち欲しいんだろ(ニヤニヤ)」のほうがこたえるだろうな。
ということで
>>462へ
おまえ友だちがいる人間が羨ましいんだろw
464 :
ザ・スミス(今春卒業):2010/03/27(土) 22:13:17
友達の一人や二人ぐらいは誰でもいるだろ(笑
ベルンハルトだって友達いたんだから。
グールドとかパウル・ヴィトゲンシュタインとか。
「座長ブルスコン」読み始めた。
465 :
スミス・ザ・キッド:2010/03/28(日) 21:52:21
「座長ブルスコン」読み終わった。
これもベルンハルト節炸裂作品だった。
最後の〆も決まってる。
日本でもどこかで上演やらないのかな?
スピノザとショーペンハウアーが好きなのは本当っぽいな。
466 :
吾輩は名無しである:2010/03/30(火) 02:50:30
>>465 スピノザ好きってどこに書いてありました?
確認してみたいので、教えていただけるとありがたいです。
467 :
スミス・ザ・キッド:2010/04/06(火) 00:39:31
スピノザとショーペンハウアーの名前は
「座長ブルスコン」に出てきてたよ。
哲学者はこの二人だけだったと思う。
「ヘルデンプラッツ」にもスピノザが出てきた。
この劇作品2つは〆が決まってるなあ。
468 :
スミソニアン博物館:2010/04/11(日) 21:48:00
「ふちなし帽」を読み始めたぜ!
469 :
スミソニアン博物館:2010/04/22(木) 00:11:45
「ふちなし帽」は玉石混交だなあ。
3篇だけ気に入った。
何がよかった?
471 :
スミソニアン博物館:2010/05/08(土) 21:42:50
ヤウレク、クルテラーあたりは良かったな
あと一つ。
474 :
吾輩は名無しである:2010/05/13(木) 13:52:26
ふちなし帽amazonで26万2000円もするけど高くない?
>>474 高すぎ。
この前いった古本屋で800円で売ってた。
476 :
スミソニアン博物館:2010/05/25(火) 22:52:27
ふちなし帽、今見たら9,980円だった。それだけの値打ちはないな。
んな金あったらジーベンケース買うな。
ジャン・パウルもここでいいの?w
佐藤亜紀のスレで知ったんだが論創社から刊行予定らしいね
>>480 おお!
>古典絵画の巨匠たち トーマス・ベルンハルト(著)
『消去』の一つ前の作品ですか。論創社のウェブ頁にはまだこれだけで
訳者も刊行予定日も記載されてませんね。いずれにしても楽しみ。
482 :
吾輩は名無しである:2010/07/07(水) 09:58:00
消去のコピーにカフカやらムージルやら並べてあった中で、
ベケットの名前があったと思うんだけど、実際ベルンハルト作品に近いと思うベケット作品があれば教えていただきたいです。
ここで訊くべきかベケットスレで訊くべきかわからなかったもので。
483 :
吾輩は名無しである:2010/07/08(木) 17:45:32
484 :
スミソニアン博物館:2010/07/08(木) 21:03:08
ベケットだと「ワット」あたりが比較的近い雰囲気があるんじゃね
486 :
吾輩は名無しである:2010/07/13(火) 07:31:30
487 :
吾輩は名無しである:2010/08/01(日) 00:30:30
まだか
『消去』は辛辣だけど、あまり呪詛的なイメージは感じなかった
「カトリック的国民社会主義的〜」の連呼とか「ライツ・バインダー文学」とかって笑うところだよね
490 :
吾輩は名無しである:2010/08/13(金) 00:36:19
「古典絵画の巨匠たち」出たの?Amazon在庫切れかなんかだけど・・・
出てたら土曜日三省堂いくのに。論創社のHPも特に更新とかないし不安になるじゃないか!!
今日買った。
「古典絵画の巨匠たち」が美術書の棚に陳列されていた。