トーマス・ベルンハルト(Thomas Bernhard)
1 :
吾輩は名無しである:
トーマス・ベルンハルト(Thomas Bernhard)
1931年2月オランダのマーストリヒト近傍に生まれる。
その特異とも言える氏育ちと作品との関係については、
本書の「訳者後書」に詳しい。1957年に詩集『地上にて地獄にて』
でデビュー、その後小説『霜』(1963)『石灰工場』(1970、邦訳あり)、
自伝的作品5冊『理由』(1975)『地下室』(1976)『呼吸』(1978)
『寒さ』(1981)『子供』(1982)などを発表し、独特の作風を確立する。
劇作家としても『しばい屋』(1985)『リッター、デーネ、フォス』(1986)
『ヘルデンプラッツ』(1988)など多数の作品がある。他に邦訳が
ある小説は『ヴィトゲンシュタインの甥』(1982)『滅びゆく者』(1983)。
1970年にビューヒナー賞を受賞。20世紀のオーストリア文学のみならず
世界文学を代表する作家・劇作家である。1989年没。
ttp://www.msz.co.jp/titles/04000_05999/ISBN4-622-04870-1.htmlより
2 :
吾輩は名無しである:05/02/01 17:38:19
消去読みたいけど高い
>>2 そだね。
『消去』上下巻、3500円でみつけたけど、
まだ迷ってるよ。
来週あたり買おうと思ってるけど。
>>1 スレたて乙。ベルンハルトのスレとはいいねえ。
ところで、「本書」というのは、どの本のこと?
おっと失礼。
リンク先の本(消去)が「本書」というわけね
高いから躊躇していたのだけど
このスレのせいで、bk1で注文しちまった……。
まぁ、最近ハズレの本ばかり読んでいたから、ちょうどいいか。
なんにしても、スレ立て乙。
>>5 新刊でかうと合わせて6千円くらいになっちゃうから
ちょっと高いよね。
でも、内容は折り紙つきらしいから、読みたいよね。
7 :
吾輩は名無しである:05/02/02 14:21:03
徐々に下がってるな、このスレ。
やはり、いままでに書き込んだ人間が誰一人として
『消去』を読んでいないというのがいけないんだろうか。
どうかオレが読み終えるまでこのスレが存続していますよーに。
8 :
吾輩は名無しである:05/02/02 17:12:57
>>5
ハズレ本って何?
9 :
吾輩は名無しである:05/02/02 20:37:45
高二の文学オタですが
消去ってようするに文明批判でしょ? 家族との違和を通して
文明を批判するっていうか。それだったらカミュのほうがおもしろいし
的確だと思う。漏れはブランショ、ジャべスを読んでないのでまだなんともいえないが・・・・・・
10 :
吾輩は名無しである:05/02/02 21:43:10
文明批判? どういう読解力だ?
カミュがどうしたって? わけわからん。
「ようするに」を求めて読むのは時間の無駄だから
文学からは離れるべきじゃないかな。
ベルンハルトのすごいところは、あの、自己矛盾にのたうち回りながら
延々と続く独白のうねりなんだが。
そういうのが面白いと思わないなら、遅かれはかやればかばかしいと思うようになるから
文学はやめた方がいいと思う。
スレ建て乙。
この板には必要だと思う。
クッツェスレの様になりませんように・・・
>>9 そのくらいの年齢の頃は、背伸びしたくなるもんだよね.。
まあ、とりあえず、カミュとかブランショとか読んでれば?
>>9 このレスで一番の突っ込みどころは
「高二の文学オタですが」という
情けないお断りだ。
その次が「ようするに」という「ともかく」などと同じ、
まとめに入ろう、整理しようというこっぱずかしい表現だ。
上記について考えて、もう一度意見を述べなさい。
やっぱ紹介されてる数が少ないからなぁ…^^;
みなさん、DeLi買いました?「雨合羽」は良いですよ、
ベルンハルト入門編って感じだし、完成度も高い。
うむ、どうやらこのスレは存続しそう。
>>8 エンベディング水源反復ダヴィンチコード
反復に関してはハズレというわけではないけど
どうやら私はヌーヴォーロマンとは相性がよくないようだ。
>>9 まぁまぁ、みなさん。落ち着きなすって。
むしろ高校生が『消去』を読んで文学板に書き込んだ、という喜ばしい事実を素直に受け止めましょうよ。
「漏れ」なんか使っちゃって、かわいらしいじゃないの。
>>15 入門編ってどういう意味だ?
買おうと思ったけど
何であんな高いんだ?
18 :
吾輩は名無しである:05/02/03 03:19:37
売れないから
売れないからか
そりゃそうか
有難う
>>20 しっ!
ブランショとジャベスを読んでいるところだよ
22 :
吾輩は名無しである:05/02/04 10:38:26
消去より、ウィトゲンシュタインの甥のほうがおもしろかった。
ほかに翻訳はないのかな? オーストリアでは嫌われてるみたいだけど
23 :
吾輩は名無しである:05/02/04 10:44:07
あとは『破滅者』
面白い
24 :
吾輩は名無しである:05/02/05 19:06:08
>>ixion
あなたが、ベルンハルトを敬愛しているとかいていたので
最近、読もうと思ってるよ。
>>ALL
入門書としてはどの作品がいいかな?
やはり『消去』だろうか。
それから、海外での評価ってどうなの? 『消去』の解説を立ち読みしたら
カフカとかムージルとかの名前が出ていたように思うのだが、
そのくらいのすごさを持ち合わせた作家なのだろうか?
もしそうなら、実力に比して知名度がまったく伴っていないことになるよね、
日本では。
大蟻食の亭主がホムペに感想上げてる。
あらすじを丁寧に追っている。
ベルンハルトの文体を真似したような文章たが、どうにも歯切れが悪い。
自分は文学的に読んでいないというポーズもいまいちかな。
亭主殿はいつもあんな感じの文章を書くよ。
石灰工場をもってるのはおいらだけかな。ヘヘ。
>>24 >カフカとかムージルとか
それは言いすぎだと思う。キャッチフレーズとして言ってるだけでしょ。
29 :
吾輩は名無しである:05/02/06 01:11:00
消去の英訳はThe Loser?
>>29 消去の英訳はExtinctionですよ
Loserは破滅者
31 :
吾輩は名無しである:05/02/06 09:12:47
「消去」はゼーバルト「アウステルリッツ」と比較されたりするけど
原作は何年? 出版はどっちが先なんでしょうか?
33 :
吾輩は名無しである:05/02/06 20:43:59
消去の原作は1956年じゃなかったっけ。本が手元にないんで曖昧だけど。
去年オランダとかベルギー行って、
アムステルダム中央駅とかブリュッセルの最高裁判所とか見てきた。
アウステルリッツの写真の場所だ・・・
と思って少し感慨に耽った。
消去は1986年。
手元の本を見て確認しました。
そこ、嘘ついちゃダメ。
アウルテルリッツが2001年。
こちらも手元の本を見て確認。
37 :
吾輩は名無しである:05/02/11 01:51:21
上巻読了age
さあこれから下巻だ。
明日は大学サボっちゃえ。
38 :
吾輩は名無しである:05/02/11 21:50:26
>37
上巻読了どうよ?
39 :
吾輩は名無しである:05/02/21 01:45:43
まだ下巻の半分にも行ってないけどage
どうしてこんなに下がっちゃうの?
>>38 文章を読んでるだけでゾクゾクしちゃう。
写真を並べ替えて見ているだけなのにね。
蒸し返すようで悪いが「ようするに」で括れるような作品ではないよ。
40 :
吾輩は名無しである:05/02/21 10:46:38
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
>>39 初心者な質問申し訳ないが、「消去」も「アウステルリッツ」みたいな
写真が出てくるのでしょうか?
アウステルリッツすげぇ好きなんだけど・・・
『アウステルリッツ』は読んでないんだ。スマン。
『消去』読み終わったら次は『アウステルリッツ』を読んでみるか。
『消去』はとにかく文章文章文章。
改行なしでとにかく呪詛が塗りこめられている。
ビュヒナー賞記念講演集より。
「わたしたちが無能であるがゆえに狂っていて、また
狂っているがゆえに絶望しているためにしがみつく言葉。」
「大事なことは常に、何事にも決して方が付かないと考えながら、
仕事に方を付けることです……
それが問題なのです。先へと、仮借なきまでに先へと続けるか、
あるいは止めて終わりにするか……
それは疑問の、不信の、焦燥の問題です。」
ちょっと心惹かれたので。
44 :
吾輩は名無しである:05/03/07 13:20:36
ひでえなあw
消去 上
■この本を買った人はこんな本も買っています
魔法使いハウルと火の悪魔 (ハウルの動く城 1)
東京タワー
収(しま)ったり、出したり
45 :
吾輩は名無しである:05/03/12 05:44:50
ばるんはると(←なぜか変換できない)は
2ちゃん住民にあまり読まれてないのかな?
46 :
吾輩は名無しである:05/03/12 09:40:19
「消去」買おうかと思ったけど
44を見て少し萎えた。。。
47 :
吾輩は名無しである:05/03/12 11:51:06
あやまれ!
44は46にあやまれ!
48 :
吾輩は名無しである:05/03/12 12:05:54
むしろハウルと東京タワーと消去、一緒に買ったやつ出てこい
奥さんに東京タワー、娘にハウルを買ってあげた文学中年かもしれませぬ
>>44 消去(下)は買わないのが通なんだな・・・
51 :
吾輩は名無しである:05/03/14 10:54:30
ベルンハルトの世界は、ひとたび入り込むと抜けられなくなりますね。
52 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 06:19:57
同意。
日本の作家でいうと後藤明生か。
53 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 09:42:17
>>52 あ、そうなんだ
おれ、ベルンハルト読もうか迷ってるんだけど
後藤好きに合うのなら読んでみるよ
54 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 02:18:16
大学の図書館で『消去』上下巻を借りてきた。
読むぞー!
今月号の新潮で蓮実重彦がベルンハルトを非常に高く評価してますね
>>55 浅田が「ノーベル文学賞授賞式すっぽかしたイェリネク
も相当だが、ベルンハルトは徹底している」っつーことを
言っているけど、イェリネクが言葉を上滑りに使っている
ようなところでも、ベルンハルトは徹底してこだわる。
イェリネクとは全く別格の作家だと思うけどね。
はやく"ja"とかも訳してほしいなぁ。
57 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 09:03:52
イェリネクはすっぽかしたわけでなく、元々授賞式のたぐいも含めて
人前に出ないと言っていたはず。精神的トラブルのため。
59 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 10:32:41
60 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 10:35:49
ごめんねー。図書館検索結果の貼り付けがうまくいかなかったよ。
http://metro.tokyo.opac.jp/ で『石灰工場』で探してくれ。
あとIXIONさんが言っていたけど、DeLiとても面白いよ。
『雨合羽』はもとより、『リッター、デーネ、フォス』も『クリスティーネ・ラヴァントの13の詩篇』も素晴らしすぎる。
61 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 10:47:35
62 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 10:54:14
DeLiか?
池袋 ジュンク、リブロ
新宿 紀伊国屋
神保町 東京堂
みたいな大書店のドイツ文学コーナーにある。
ネット書店にはあまりないっぽい。たまには自分の足で本を探しに行け。
63 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 10:55:44
誰か白水Uブックスのドイツ幻想小説選だかなんだかに入ってるベルンハルト短編読んだ人はいないの?
64 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 11:03:48
65 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 11:12:30
66 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 11:13:57
>>64 デリのホームページに行け。出来れば定期購読してやってくれ。
潰れかねんぞ?ノブオは自分がドイツ語教わってた時は
マゾッホの訳者としか知らなかったのが悔やまれる。
68 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 11:35:16
69 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 15:17:09
70 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 23:18:42
『消去』上巻「電報」読了。
凄すぎる。自意識の牢獄で延々と唱え続けられる呪詛呪詛呪詛。
次は下巻「遺書」だ。いよいよ「私」ことムーラウがヴォルフスエックへ向かいます。
71 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 01:41:54
いってらっしゃい
72 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 01:19:26
下巻大変なことになってるなw
73 :
吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 18:29:02
『ヴィトゲンシュタインの甥』は最高だったな〜。
『消去』は買っただけでまだ読んでない。
74 :
吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 21:14:31
読め。
75 :
吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 23:30:19
破滅者も、よかったなぁ〜〜〜。
『消去』買ってない人は、早く買いましょう!!
いまからでも遅くは無い。
ついでにDeliも。
書店員からのおねがい。
76 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 04:46:37
こないだベルンハルトと屋台で焼き鳥食ってきた
77 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 17:00:41
もう死んでまっせ
じゃあ俺が一緒に焼き鳥を食ったベルンハルトはどこのベルンハルトなんだ?
79 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 04:48:53
それはベルンハルト・シュリンクさんです
ベルンハルト・ウィルヘルムかもな。
81 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 07:27:11
82 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 07:42:30
おーい、山田くーん。81の座布団持ってっちゃって〜
83 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 17:04:17
しばらく迷ってたんだけど、
今日、ようやく『消去』かったよ。
上下で3500円。
これから読むぞい。
84 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 08:19:26
俺はちゃんと新品を買ったよ
85 :
吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 23:10:59
マイク・ベルナルドと間違われてK−1のオファーがきたらしいね
86 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 00:10:27
おーい山田君、85に牛乳をこぼしたまま放置した座布団1枚あげて〜
87 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 21:26:04
機関車でしょ?
88 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 23:42:19
発明王です
89 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 00:02:51
ところで『雨合羽』っていつ頃書かれた小説?
90 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 20:11:04
おいおい、「消去」はどう読めばいいんだ?
というより、どこで中断すればいいんだ?
91 :
吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 04:12:59
俺は日本のベルンハルトを目指す!
93 :
吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 12:08:37
棟方志功かも。
94 :
吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 22:33:00
ただの厭世家だろこんな作家
95 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 00:22:56
作品と作者を混同しちゃいけない。厨房ばればれ。
96 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 00:26:34
作品と作者を分離しちゃいけない。消防まるみえ。
97 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 03:17:22
火事はどこだ?!
98 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 18:46:33
『消去』はどこがいいのか誰か教えろ!
いや、教えてもらいたい。
頼むから教えて。
ねえ、教えてちょーだーい、お・ね・が・い♪
読んでみたいと言ってだいぶつが、結局よんでない。
グレン・グールドの演奏はここのところかなり聴いてる。
50分強の時間、僕は別の世界へ飛んでいく。
そこは感動にあふれ、幸せがあり、恍惚がある。今の僕にとって大切な時間だ。
現実なんか、蹴飛ばして夢の世界へ旅立つんだ。かなりヤバイ状態にいるのは自覚できてもやめられないさ。
やめたくたいんだ。胸が一杯になるこの気持ちからはなれたくない。
音楽理論なんか知らないし、楽器もできないけど、グールドの演奏が最高なのは知ってる。
夢の中で死ぬことができれば最高だ。究極の快楽だろう。僕はそれが欲しい。夢を見ながらいなくなるんだ、この世界から。
なんてすばらしい世界だろう。はやくそこへたどりつけますように。
101 :
吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 02:58:35
「雨合羽」を読んだんだが、結構いいね。これは大したもんだな。
奮発して『消去』を買って読んでみようかな。
それにしてもDeliも結構高いな。値段見ないで買ってレジでちょっと驚いた。
102 :
吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 13:49:55
「消去」買いましたage
意外と小さいのね
103 :
吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 13:55:14
>>99 「音楽理論なんか知らないし、楽器もできないけど」
グールドを(過剰に)賞賛するのってこんな奴ばかりだ。
趣味の問題だから咎めることもできないけどさ、フジコヘミング絶賛するのと
似たようなもんだぞ?
さすがにフジコと一緒にしたら失礼だ
106 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 16:40:21
「ヴィトゲンシュタインの甥」「破滅者」「消去」をもう一回りした。
完全に中毒状態。頼む、もっと訳を出してくれ。
戯曲集はどうした。
107 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 23:32:56
グールドのバッハ演奏はすごいぞ!!
こんな解釈でバッハを弾くなんて。
うまいへたぢゃなくて、スゴイ。
なんでこのすごさがわかんないかなぁ。。。
ちゃんと聞いてみろよ。
108 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 03:17:21
グールドでしかバッハを聴いたことがない
だから何が革命だったのかわからん
109 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 08:08:36
『ヴィトゲンシュタインの甥』を重版してください
欲しいです
「消去」、買う気満々で本や行ったんだが、立ち読みしてたらこの作者モテナイんだろうな。と冷めて、そのまま帰ってきた。
読んだ人、買うべき?
111 :
吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 05:45:15
>>111 えーまじで。
作家ってイケメン多いしね。
家に帰って顔確認したけど、間違えてペーター・ハントケみてた。
osz
113 :
吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 08:08:21
114 :
112:2005/05/27(金) 09:07:32
>>113 ひたいを地面につけて、深く土下座してみました。
115 :
orz初使用:2005/05/27(金) 10:15:35
orz が絵文字だってことが今はじめてわかった。
実はずっと疑問だったよ。一体何の略記号なのかと。...orz
ありがとう!>112、113
116 :
112:2005/05/27(金) 10:22:03
117 :
吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 11:47:20
118 :
吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 19:12:19
ベルンハルトに詳しい人、"watten"ってどういう意味?
辞書にも載ってない・・・
119 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 04:43:17
120 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 04:50:43
いらね。熟れてないし。
破滅者って絶版?
125 :
吾輩は名無しである:2005/06/03(金) 14:23:06
破滅者は結構ふつうに大きな本屋では見るよ。
ただしドイツ文学の棚じゃなくて、
まずクラシック音楽本の棚を探すのをオススメ。
126 :
吾輩は名無しである:2005/06/03(金) 14:27:53
柏書房なんて聞いたことない。
127 :
吾輩は名無しである:2005/06/03(金) 14:37:01
ヴィトゲンシュタイの甥を重版させる運動を起こそう
129 :
吾輩は名無しである:2005/06/04(土) 11:50:25
>>127 ヴィトゲンシュタインの甥なら欲しいが
ヴィトゲンシュタイの甥は欲しくない
>>101 どこの書店で購入した?
ジュンクドウではおいてなかったよ
131 :
吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 16:23:20
グレングールドの伝記でこの人の名前知ったけど
参考文献のページで伝記作家が「破滅者」を
「これを紹介すべきかどうか…」って電波本扱いしてたぞ
グレングールドってピアニストが主人公だけど
実在のグールドとはなんの関係もないらしいじゃん
で伝記作家がこのベンハルトに「なんでこんな小説かいたのか」
って手紙出したけど返事はなかったそうな
おめーらこんなトンデモ小説書いてるような作家の本なんか
真面目に語ってバカジャネーノ?
132 :
吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 16:39:43
>>131 誰も「破滅者」をグールドの伝記として読んではいないのだが…
133 :
89:2005/06/06(月) 17:06:38
>>131 まさかあなた、「リッター、デーネ、フォス」を
ヴィトゲンシュタインの伝記だと思い込んではいないだろうね。
>>131 むしろその伝記作家のほうが電波に思えてきた。
小説ってフィクションじゃないのか?
と、釣られてみた
釣られない釣られない^^;
>>131 そーいや、ベルンハルトもハントケもイェリネクも、
実在の人物をずらして呪詛を並べる作家だなぁ。
お国柄としての極端な保守性の反動かしらん。
>>131の論に従うならバンヴィルは飛鳥昭雄だな。
>>135 なんでもかんでも保守反動のせいにするのはイクナイ!
やっぱイクナイか、反省。
確かに、イェリネクの場合には多分に「戦略的」だと
思うんだが(だから俺はこの作家を好きになれない)、
ベルンハルトは存在に根ざした呪詛て感じがする
んだよね。語りの脅迫を受けて、それに毒づいている
というか…。
同じく「語りの脅迫」を受けてる感じがするのが、
ケルテース・イムレかな。『…カディッシュ』は、
呪詛ではないものの、読んでいてベルンハルト
を思い出した。
138 :
吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 05:30:24
え?グレン・グールドってホロヴィッツの弟子だったんでしょ?
え?グレン・グールドってホロヴィッツの弟子だったんでしょ?
139 :
吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 06:27:56
柴田元幸がベルンハルトを
村上春樹訳の「キャッチャー」と比較してたけど
野崎訳の「ライ麦」と比較したらあかんの?
村上訳である必然性ってあるの?
おれは「ライ麦」(もしくは「キャッチャー」)大嫌いなんだけど、だとすると
ベルンハルトは読まないほうがいいのかな? 「ライ麦」と似ているんでしょうか?
>>140 にてないよ。
むしろ、『キャッチャー』好きなやつは
ベルンハルト読まないだろうね。
142 :
吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 15:36:32
>>140 柴田センセはベルンハルト相手に随分苦戦した模様。
deliの感想文を読むと、途中で投げた気配さえある。
でなければ「キャッチャー」なんか出してこないだろ。
無理矢理自分の土俵に引きずり込むための苦労は泣かせるが、
わからないならわからないと言えばいい。
>>141>>142 レスどうも。そうなんだ、よかった。『消去』はさすがに高いから失敗したくなかったんで。
でも、なぜ柴田氏に書評頼んだんだろうね?
145 :
吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 12:44:59
柏のサイト観てみたが、7月刊行予定にもないな。
147 :
吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 18:56:47
『石灰工場』読んだ人って何人いるんだ?
148 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 12:21:33
かなり面白いよ、『石灰工場』。
分量もあるしサイコ・スリラー風で、邦訳されている作品群とはまた違った趣がある。
150 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 16:15:37
ベルンハルト好きのお勧め作家は?
呪詛でいえばセリーヌ、
長ったらしい文でいえばゼーバルト。
>>148 『石灰工場』も邦訳されてるのだが。
>150
ixionのブログもなかなかいい線行っていたんだけどね
153 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 23:22:32
ixion死んじゃったの?
154 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 23:28:56
>>153 ixionは生きてるけど
職を変えて以来、元気がない。
おそらく、馬車馬のように働いているんだろう。
やつのレスみただけで
元気のない様子がわかる。
ゼーバルトいいっすね。アウステルリッツ。
>>150 やっぱりヌーヴォー・ロマン+セリーヌ=ベルンハルト
になるのかなあ…
157 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 15:19:43
ショーペンハウアーは?
158 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 18:28:31
エミール・シオラン
159 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:35:41
笙野頼子
...とか言ったら大顰蹙?
160 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:42:03
>>159 というか普通
イクシオンなんかベルンハルトだけじゃなく笙野頼子も好きだし
161 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:42:25
訂正↑イクシオンなんかも
激しくスレ違いだけど
『キンピラ』(←なぜか変換できない)、どうだった?
163 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 23:19:01
短篇集はまだか
人を勝手に死体とか馬車馬にしないように。まだ人間です。
やっとベルンハルトも訳書が出揃ってくるねー。つーか日本は
こんだけ翻訳書があるくせに、大きな前衛純文学を見逃し
まくっているのが悔しい。ベルンハルトだって、俺は英訳でしか
読んでないが、『肯定』とか『山上にて』とか『声の模倣者』とか、
もー素晴らしい作品ぞろいなのだ。
ドイツ現代戯曲選、ファスビンダーも訳されるんじゃん!
あとは最後の怪物、アルノー・シュミットだな。あれを訳す気合の
入った奴はいないものか。英訳じゃなくて、日本語で読んでみたい。
167 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 22:27:32
>ベルンハルトだって、俺は英訳でしか読んでないが
ここ自慢
みんな感心してあげて
>>167 イクシは自己顕示欲の強いやつだよ。
こいつはそのうち小説書くよ。
いや、もう書いてるんじゃないかな。
169 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 22:39:55
ふちなし帽は25日に発売!
170 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 22:44:55
文学板だから、英訳で読むとか別に普通だと思うが
過剰反応しすぎ
>>170 無論、普通のことだが、
それを鼻にかけるのはくだらない。
くだらないのならスルーすればいいだけ。
>>172 いや、それは僕にとってどこかずれた話だ。
167や168は他の人だが、
それは措くとしても、あることが「くだらない」としても、
その「くだらない」ことを指摘することまでが
「くだらない」とは思わない。
167や168の人がどうおもっってレスしたかは分からないけど、
ixionにそう指摘するのなら意味もあるんじゃないかな?
ixionの場合、166のときのような、
子供らしいレスは珍しいからね。
どうして、このときだけ、こんな感じに書いたのかな、って思うよ。
そんなもん雑談スレでやってこい。ガキかよ
>>174 きみの方が雑談だろ?
餓鬼はそっちでしょ?
直情的なんだよね、脳みそが。
↑
パソコンに張り付いてないで本読みなよ。
「英訳で読んだ」と言ったくらいでどうしてそんなに過剰反応するんだ?
いまどきそんなの普通だろ。よっぽど英語にコンプレックスがあるんだろうな。
ドイツ語の原書で読んだわけじゃないよってくらいの意味だろ。
なんで「鼻にかけてる」とか思うかね。
おいおい、おまいらやめろ、どっちもくだらん
『消去』の話でもしよう
消去(しようが)ないやつらだな。あははは…。
とりあえず岩波でもちくまでも新潮でもいいから早く文庫にしてほしい。
なんだかなー。やめようよくだらない^^;
英訳「でしか」って書いたのは、俺はベルンハルトのドイツ語
読めるほどドイツ語できないし、海外文学の英訳ってのは
誤訳や悪訳が非常に多いのだ(ボルヘスの最初に出た
英訳なんて、かなりひどいものだった)。
だから結局、英訳で読んでもベルンハルトの文章を正確に
なぞっているのかどうか不安なのだ。もちろんそれは邦訳でも
同じことかもしれないが、少なくとも英訳よりは信頼できる
だろうし、日本語に新しい表現を付け加えることになる。
だから「英訳じゃなくて、日本語で読んでみたい」って書いてる
わけだ。どこが自慢なのか全く分からん…。
>>177 「英訳という当然のことに過剰反応するな」と、スレでしつこく粘着する
一見ixionを擁護するつもりで自分の優越感を充たしたいだけ、そういうことにむしろ注目したいね。
君のようなことを言えば、君は「英訳など読めて当然」と間接的に
自慢していることになるからねえ。感じ悪い書き込みでスレッドを潰す前に、
よく考えてみたほうがいいよ。
みすずの本が、他社の文庫になるのはほとんどなくね?
残念ながらさ・・・
いまのやつ買うしかないべ
>>180 それで、ixion様、ベルンハルトの英訳ですが、
ベルンハルト感は出てますでしょうか。
仏訳は全然駄目でした。
184 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 17:01:35
今度はフランス語自慢か
おめでてーな
185 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 21:30:15
↑
おまえ、
>>170だろ?
文章からすぐわかるよ。 「自分の敵は、こんなにバカなんですよ、荒らしなんですよ」
ってことにしたいんでしょ。可愛そうな奴だねえ
普通に違うけど。
>>174が俺の最後の書き込み。
187 :
吾輩は名無しである:2005/07/26(火) 07:47:15
呪詛や罵りはベルンハルトの本質
188 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 00:06:38
『ふちなし帽』の訳が酷すぎ
189 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 00:58:12
190 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 11:59:33
「ふちなし帽」の訳文、どこが酷いのかわからん。
句読点と文章のリズムの問題ではないかと…。
でも、正直トーマス・ベルンハルトやイムレ・ケルテース、
アルノー・シュミットなんかの翻訳は頭痛いだろうなあ。
192 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 14:04:41
『ふちなし帽』を読んだんだけど、いまいちピンと来なかったんだが。
193 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 20:14:54
アルノー・シュミットって誰?
友達のWienerinがベルンハルト一番好きな作家らしいんだけど、
翻訳は無理だと思うって言ってた。
194 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 21:31:59
アルノー・シュミットって翻訳あるの?
それはそうとベルンハルトの短篇は『雨合羽』のようなものだと思ってたから
今度の本を見て読む前に期待してたのとは少し違うなと思った
原文が読めないから分からないけどちょっと訳に緊張感が足りないのだろうか?
196 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 23:40:02
短編集のなかでは表題作の「ふちなし帽」が一番良かったかな、個人的には。
でも「雨合羽」のほうがずっといいな。
197 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 23:41:33
あと、秋ぐらいにゼーバルト選集が出るようなので楽しみ。
その頃になったらゼーバルトスレでも立てようかな。
>>195 一応あります、ほんの少しだけど。
(『酷薄な伴侶との対話 日記と現代作家』)
が、超絶的な文体なので翻訳は辛い。
しかも日本語にするのはきつ過ぎる。ベルンハルトも同じだろう。
ゼーバルトはまだ読みやすいけど…。
つーか『石灰工場』復刊しろよ、とりあえず。
ゼーバルトは「移民たち」より土星なんとかの方が読みたいな、タイトルの雰囲気的に。なんていうタイトルだっけ?そんなんないかも……
200 :
吾輩は名無しである:2005/08/24(水) 20:13:41
ふちなし。
訳文に締まりがない。
201 :
吾輩は名無しである:2005/08/25(木) 04:34:23
ゼーバルトってどうなの?
劣化版ベルンハルトって感じ?
202 :
吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 19:11:00
シュミットはいいね。
203 :
吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 12:56:28
『リヒター・グールド・ベルンハルト』ってどうなの?
205 :
吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 16:28:46
ていうかアウステルリッツってもう改訳するのか。なんか気に入らないところがあったのかな?
『移民たち』は今月下旬に出る予定みたいだね。楽しみだな。こういうのって遅れる場合が多いから
ちゃっと予定通り出版されるか分からないが。
>>204 サンクス。
「移民たち」の解説は堀江敏幸なのか、これもまた楽しみ楽しみ。
207 :
吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 10:23:35
頭痛。ほぼ終日、横たわって過ごす。横たわった状態で痛みの合間に
トーマス・ベルンハルト『ふちなし帽』(西川賢一訳、柏書房)を読み
終える。短編集である。語り口は例によってきわめて特徴的だが、
残念なことに訳があまりよろしくない。統一性のない文体、ことさらな
口語体の採用、助詞の省略、と全体に安定感を排除するような傾向が
あり、訳文から得る印象はしばしば暴力的で、ある種の悪凝りのように
感じられた。そもそも読みやすい作品ではないはずなので、それを
また読みづらくする意図がよくわからない。池田信雄訳の踏襲では
なぜいけないのか、とわたしは思うのである。翻訳者自身の文章は
どちらかと言えば淡々としていて平易なので、なおさらである。
佐藤哲也の日記より
208 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 19:26:19
散々言われてることだが、ふちなし帽の訳が酷すぎる。
>>206 解説と称して、文学関係の有名どころに書いてもらうというのは
どうもね。
池内紀や多和田葉子はいいけど、どうして英文学者や仏文学者?
ドイツ関係の歴史学者とか美術評論家とかいるでしょうに。
>>209 堀江敏幸は「熊の敷石」という作品でユダヤ人が受けた迫害について書いているからじゃないかな?
211 :
209:2005/09/26(月) 20:09:13
>>210 ふんふん、なるほど、そういうわけか。
ありがとね!
でもユダヤ人について書いてる奴はいくらでもいるしな。
アウステルリッツで絶賛の書評を書いた連中から引き抜いているんでは?
じゃあ山形浩生も呼んでやりゃあいいのにね。
誰が解説書いたっていいでしょーに。ドイツ文学者だから書いてもいいなら、他の文学者が繋がりだけでしゃしゃり出るのと同じくらい短絡的ですよ。
イヤン
218 :
吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 21:06:23
都内某ブックオフにベルンハルト本まとまってあったよ。
220 :
吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 21:34:55
ところで、ゼーバルトコレクションってもう出てる?
今日本屋に行ったら見当たらなかったんだが。
222 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 01:19:39
>>219 山手線にある〇〇駅のブックオフだよ。
ほかにもあまりお目にかかれない海外文学がすっごく充実してた。
店員に聞いたところ、2日前ぐらいに大量に売った人がいた模様。
『ふちなし帽』もあった。かなりいい趣味の人が売った感じだったなあ。
223 :
吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 14:05:18
消去 たけーよ
224 :
吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 14:41:30
うるせえ黙って買え。
人間革命買うよりはいいだろ。
225 :
吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 14:47:35
人間革命を何冊も買わなきゃいけないから金がないんじゃないか!
226 :
吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 14:56:35
そうか、すまなかった。
227 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 23:20:12
消去,高田馬場のブクオフにあるべ。
228 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 23:32:13
でかい方のブクオフ?
>>227 そういうことは俺だけにそっと言ってくれ。
230 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 02:32:47
で、その『しょうきょ』を買っちまった奴は申告してくれ。
まだあるなら、俺が行く。
231 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 08:21:37
おれが午後行くから、みんなはかわりに『朗読者』でもドカ買いしててくれ
232 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 16:02:23
ラジャー!
おれ行ったけどなかったぞ。
234 :
吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 00:41:10
戸山口のほうだべさ。上のほうの棚。
でももう売れちまったかな?
戸山口も行ったけど見つからなかったなあ。売れたのか、見逃したのか。
あった?
ヴィトゲンシュタインの甥が見つからん
ていうか「ヴィトゲンシュタインの〜」ってタイトルの本が多くて
そのたびにビクッとなる
俺漏れも。
『〜工場』とか『石灰〜』をみると以下同
239 :
吾輩は名無しである:2005/10/31(月) 10:53:23
「ふちなし帽」の訳者ってマルセル ライヒ=ラニツキの自伝も訳してるんだな。
てっきり無名の新人翻訳者かと思っていた。
240 :
無名草子:2005/11/01(火) 06:50:39
保守
241 :
吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 16:22:46
ベルンハルト好きはジョージ・スタイナーをどう思う?
242 :
吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 23:42:22
亡命ユダヤ人のくせにゲッベルスの小説を傑作と言って余裕かます奴。
>>227>>235>>236 近所なんで今日行ったらあったぞ。
上下3650円くらい。薔薇の名前の隣にあった。
おれはこのスレのせいで持ってるけど。
245 :
244:2005/11/04(金) 15:41:14
>>243 おかげさまでようやく消去を手に入れることができました。
前回行った時にはやはり見逃していたようです。
やっぱり戸山口のほうにありましたね。これでやっと消去を読める!
246 :
244:2005/11/04(金) 15:46:51
あと、ついでにメルヴィルの『ピエール』もゲットできました!
>>244 243です。
お役に立ててうれしいです。
早稲田古書街含めなんか情報見つけたら書き込んでくださいな。
248 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 11:53:07
アゲルヨ
249 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 04:12:22
もう朗読者にはうんざりだ。
『石灰工場』をようやく入手。高かった。。。
そういうのに限って再刊されたりするんだよね
>>250 戦う操縦士? やあ、お元気ですか、ひさしぶりにレスを目にできて嬉しいです。
上の方で御紹介くださったおかげで‘デリ’入手できました。
どうもありがとう。
石灰工場は探せど見つからず、やむなく図書館でコpixxxしてしまいました。
やっぱり、たまらないね、この人の油絵の具厚塗りな感じは。
ゲルハルト・リヒター(ご承知のように独の画家です)との共通性の言及に、
ベルンハルト本人が非常に興味を持った、との談話が興味深いです。
方法が似ている。
話は変わるけれど、あなたには、もっと顔を(声を?)出して欲しいな。
あなたの貴重な見識と振る舞いは、この板の多くの人に待ち望まれているよ。
もちろん、私を含めてね。
長くなって申し訳ない、それじゃぁ。
254 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 19:30:03
『ふちなし帽』、本日ブクオフでゲット。
950円。ずいぶん安く買えてうれしいな。
あんまり面白くないけどね
256 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 11:24:36
自分の子供のために本を残しておきたいという願望がある
大きなお世話かな?
257 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 12:35:39
12/4(日)
トーマス・ベルンハルト『ふちなし帽』(柏 書房)を買う。
馬鹿馬鹿しいほど面白い。まあ一言で言ってしまえば
狂人の戯言なんだけど、これ、中原昌也と会ったときに
「面白いですよ」と勧められたんで 読んでみたら本当に面白かった。
ほとんど中原昌也の小説を思わせるようなところさえある。
んで中原に聞いてみたら、中原は蓮實重彦から
勧められたんだそう な(笑)。さすが見てるなあ、あの爺さん。
ttp://www.ltokyo.com/yanasita/diary/05121.html
>>256 まあ子供次第だな。「大きなお世話」と思われる可能性もあるけど。
でも嫌なら読まなきゃいいだけだし。でも、周りに本がいっぱいあるなかで育つのは悪くないだろう。
とマジレス。
259 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 18:48:10
「ふちなし帽」が邦訳ベルンハルトの最高傑作でないのは確実だよな。
260 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 19:05:53
蓮実‐中原の会話があることは面白いしふちなし帽は中原的だと思うけど
読むんなら破滅者や消去や雨合羽も読んでくれなきゃ
消去や雨合羽のほうが数段面白いよな。
そういえば蓮実は消去を絶賛してたな。
子供にベルンハルトを読ませたら
やたらと家族や故郷を非難する子になりそうだな
そうだね、ガンベッティくん
265 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 20:47:14
と私は言った。
なんか最近売れてるみたいだねぇ
267 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 03:10:34
オモロイからな。
おお、売れてるんならそれは良いことだね。
269 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 18:31:00
『ふちなし帽』に続いて
『破滅者』も、本日ブックオフにてゲット。950円。
まさかブクオフで手に入るとは思わなかった。
音楽之友社のサイトで見ると在庫が1になっている。
『破滅者』も絶版が近いのだろうか?
現在の価格は2900円台みたいだが
自分の買ったものは定価2000円とかいてあった。
270 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/11(土) 15:29:37
と私は思った。
『ふちなし帽』、本日ブクオフでゲット。 950円。ずいぶん安く買えてうれしいな。
あんまり面白くないけどね 自分の子供のために本を残しておきたいという願望が
ある 大きなお世話かな? まあ子供次第だな。「大きなお世話」と思われる可能性
もあるけど。 でも嫌なら読まなきゃいいだけだし。でも、周りに本がいっぱいあるな
かで育つのは悪くないだろう。 トーマス・ベルンハルト『ふちなし帽』(柏 書房)を買う。
馬鹿馬鹿しいほど面白い。まあ一言で言ってしまえば 狂人の戯言なんだけど、こ
れ、中原昌也と会ったときに 「面白いですよ」と勧められたんで 読んでみたら本当
に面白かった。 ほとんど中原昌也の小説を思わせるようなところさえある。 んで中
原に聞いてみたら、中原は蓮實重彦から 勧められたんだそう な(笑)。さすが見て
るなあ、あの爺さん。
ttp://www.ltokyo.com/yanasita/diary/05121.html とマジレス。
「ふちなし帽」が邦訳ベルンハルトの最高傑作でないのは確実だよな。 蓮実‐中原
の会話があることは面白いしふちなし帽は中原的だと思うけど 読むんなら破滅者や
消去や雨合羽も読んでくれなきゃ 消去や雨合羽のほうが数段面白いよな。 そういえ
ば蓮実は消去を絶賛してたな。 子供にベルンハルトを読ませたら やたらと家族や故
郷を非難する子になりそうだな そうだね、ガンベッティくん と私は言った。なんか最近
売れてるみたいだねぇ オモロイからな。おお、売れてるんならそれは良いことだね。『ふ
ちなし帽』に続いて 『破滅者』も、本日ブックオフにてゲット。950円。 まさかブクオフ
で手に入るとは思わなかった。 音楽之友社のサイトで見ると在庫が1になっている。
『破滅者』も絶版が近いのだろうか? 現在の価格は2900円台みたいだが 自分の
買ったものは定価2000円とかいてあった。と私は思った。私はそのような会話が昨年末
からガンベッティを相手にゆるりと交わされていたことを今日、久しぶりにこのスレをの
ぞいて、思い出したのだった。
272 :
吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 10:48:42
ナルホド ナルホド
273 :
269:2006/03/06(月) 06:59:07
おいらの書き散らしが再利用されてるがな。
これがブリコラージュってやつですか?
274 :
吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 11:23:14
戯曲はまーだーかー
池田さんはベルンハルト専門の訳者になってくれないもんか
275 :
吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 12:41:19
『消去』読了。
呪詛の言葉が増殖を続けながら、過去を消去しようとする逆説的な試みに
ひたすら圧倒されますた。
痕跡としてのこる言葉の累積をものともしない姿勢、しびれる。カッコイイ。
全然方向性は違うのに、何となくベケットに通じるものを感じますた。
つーか、ベルンハルトってホント、人類大ッ嫌いだね(藁
一緒にコーヒーでも飲みながら、愚痴を聞きたかった。
そう思わないかね、ガンベッティ君。
276 :
ガンベッティ:2006/04/06(木) 10:43:37
そうですね、先生。
277 :
吾輩は名無しである:2006/04/06(木) 14:30:27
ガンベッティ「ムーラウ先生の話は長いし愚痴ばっかりだしでうんざり」
278 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 10:59:28
保守
「消去」にでてきたジャン・パウルの「ジーベンケース」図書館で借りてきた。
定価9,400円もするんだね。
280 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 15:39:35
>>279 ジャン・パウルの「ジーベンケース」って本当にあったのか
私はてっきりからかわれてるんだと思ってたよ
281 :
吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 02:55:19
ジーベンケースが古本屋で3000円くらいで売ってたから買ったけど
まだ読んでない
あとインゲボルク・バッハマンの本も
282 :
吾輩は名無しである:2006/05/08(月) 16:09:48
ベルンハルト原作の舞台観たいなぁ…
283 :
吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 01:21:30
なんでヴィトゲンシュタインなの?どういう関係?
ヴィトの甥のパウル・ヴィトゲンシュタインは
ベルンハルトの親友だった。
285 :
279:2006/05/20(土) 11:34:00
ムーラウに読むようにいわれていた「ジーベンケース」やっと読了しました。
作者が脱線ばかりするので本当に読みにくかったです。
面白さ半分と退屈さ半分というのが正直な感想です。
少し休憩してブロッホの「エッシュもしくは無政府主義」(夢遊の人々)も読んでみたいと思います。
286 :
吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 03:47:20
Deliを買おう買おうと思いつつも
近場の書店で売っていなかったので
通販で頼もうと思う。
bk1で扱ってたよね?
287 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 23:01:32
age
288 :
吾輩は名無しである:2006/05/23(火) 05:02:29
「ふちなし帽」読んだ。これは笑ってしまう。
こんなタイプの小説読んだことなかったからめちゃめちゃ新鮮。
イイ!
290 :
吾輩は名無しである:2006/06/17(土) 01:38:48
もともとは『雨合羽』と『シティルフスのミッドランド』とあと一作の短篇で
一冊の単行本らしいが
あと一作を読んでみたいから誰か訳してくれ
291 :
吾輩は名無しである:2006/06/17(土) 03:40:50
ベルちゃんは池田さんに訳して欲しい
292 :
吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 09:45:29
ixionが自殺したのを今日しった
ご冥福をお祈りします
293 :
吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 09:52:37
それ本当なの?追悼サイト作る?
実は生きてたら完全ないじめ「お葬式ごっこ」だが。
294 :
吾輩は名無しである:2006/07/06(木) 17:30:17
295 :
吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 11:19:23
,
296 :
吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 05:59:21
保守
297 :
吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 14:39:02
age
ベルンハルトスレあったのか…。
すげえ落ち込んでいるときに、友達からもらった「消去」上巻の迫力が忘れられなかったなあ。
下巻は?
落ち込んでる時に消去か。遠回しにしねって言ってるんじゃないの、そいつ。
301 :
吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 09:46:07
佐藤哲也が石灰工場の簡易感想を書いています
まだDeli買ってないんだよね
303 :
吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 22:13:31
シオランと何らかの関係はないのでしょうか
シオランごとき相手じゃないよ
305 :
吾輩は名無しである:2006/09/21(木) 00:38:51
しおらんなんてしらん
306 :
天皇:2006/09/21(木) 23:59:51
セリーヌとベケットの子供って感じか?
307 :
吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 18:07:58
今日、新宿にウィーン美術アカデミー名品店をみにいったのだけど
かえりに紀伊国屋で、ついに『Deli』かいました。あげ。
こんなんでもなきゃ、新宿行かないわ、俺。
308 :
吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 00:58:05
新宿あたりにいかないとないんですね。
ネット古書店で買った。
310 :
吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 08:22:31
天皇いいこと言うなあ
深沢スレの食い残し
312 :
吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 13:54:56
英雄広場の翻訳まだ?
もっと読みたい。
314 :
吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 07:43:12
自演飽きた?
315 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 01:21:58
1989年没ってことはベケットと同じ?
316 :
吾輩は名無しである:2007/01/15(月) 19:10:43
『消去』上下揃いを4000円で発見したんだが、貧乏学生だもんで金がない。
頼むから月末に給料が入るまで売れないでほしい…
317 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 16:42:11
ずっと放置していた『消去』読み始めた。
面白いね。
おれもずっと放置してあるんだが、もうそろそろ読まないとなあ。
319 :
吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 01:07:02
石灰工場100円で買った
消去した
@@
322 :
317:2007/01/26(金) 19:52:54
本日、『消去』上巻読了。
非常に面白い。
呪詛を延々垂れつつも暗くならず
200ページ書ききっているのがスゴス。
よくみんな呪詛って言うけど、呪詛なのかなあ。
恨みっぽい感情はないよね。対象を見下してる感じはあるけど。
淡々としてるよね
セリーヌの呪咀とは違う乾いた感じ
まあ読者側の反映だな
地味に2周年突破
ホシュ
英雄広場はまだ出てないのね。
本日、数週間放置していた『消去』下巻を
ようやく読了した。
読み応えあったわ。
小説も早く訳してくれよ
できれば初見基さん希望
新刊出ませんねえ。
331 :
吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 22:18:29
アムラス読みたい
333 :
吾輩は名無しである:2007/06/23(土) 00:48:13
戯曲まだ?
334 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 04:40:40
マジカルアイ
335 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 10:55:56
戯曲かまーん!
336 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 12:37:18
現代思潮社のエートル叢書で
ベルンハルトの翻訳をやるという話を聞いたことがあったが、
流れたみたいだな。
論創社のドイツ現代戯曲選、
30冊のうち27冊までえらく順調(毎月2〜3冊ずつ)に、
28冊目のイェリネクも6月に刊行されたのに、
ベルンハルトの2冊だけ未刊なのな。
なんか遅れてる理由はあるんだろか。
ただ難しいだけか?
消去の上を読み終わったけどかなりハマった
今年一番
339 :
吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 17:32:05
翻訳期待
340 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 00:59:40
“Frost”をちびちびと読み始めた。
年末までには読み終えるぞー
12年前のハイナー・ミュラー特集号に載ってた谷川道子の発言で、
ベルンハルトの戯曲「英雄広場(ヘルデンプラッツ)」が触れられていたんだけど、
これって訳されてないのかな。というか、ベルンハルトの戯曲ってあまり訳されてないのかな。
ミュラーと対比されてベルンハルトが割と言及されているようで、若干驚いた。(作品は対極的という意味合いでだったが)
342 :
341:2008/01/25(金) 21:27:55
すまんかった。
>>337をはじめとする論創社のそのシリーズリストを未確認だった。
シリーズの30巻目に英雄広場、座長ブルスゴンの二作邦訳が予定中のままみたいだね。
ミュラーの『指令』やファスビンダー、ハントケの戯曲作なんかもあって
割と横目で注目してたけど、思ってたより面白そうなラインナップ揃えてるな。
東ドイツ状況としては興味深いトーマス・ブラッシュやポール・シュトラウスまで置いてある。
今度から少しずつ読んでみよう。
343 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 04:25:48
危ない。落ちるところだったので保守。
『木を苅る』翻訳でないかな〜
344 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 10:17:32
345 :
吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 19:56:15
『破滅者』読み始めた。
まだ50ページほどだが、面白いですね。
346 :
吾輩は名無しである:2008/03/26(水) 18:14:48
『破滅者』読了。面白かった。
『消去』、短編集、『破滅者』と購入し、読んできて、
あとはDeliが残るのみ。
もっと邦訳して欲しいものだ。
『朗読者』読んだけどとても良かったよ!
348 :
吾輩は名無しである:2008/03/26(水) 21:20:00
こら
349 :
吾輩は名無しである:2008/04/21(月) 23:24:02
と、ムーラウはガンベッティを叱責した、
350 :
吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 09:38:44
351 :
吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 13:43:48
おおついに出るか
だいぶ待ったよ
>>350 おお、素晴らしい。だが2冊もいっぺんに出されると困るなあ。
353 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/14(水) 14:43:44
目出度いですねぇ(笑)
朗読者じゃなくて消去でさえ積読のままなのに
早く読まないと
355 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/14(水) 14:59:40
>>352 二冊と云っても、薄いページの本であると推測いたしますけれどもねぇ(笑)
356 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 13:11:05
>>350 ヘルデンプラッツの方に書影が追加されてる
なかなかいい感じじゃないか?
357 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/22(木) 13:28:33
この叢書にしてはページ数が多いですねぇ(笑)
座長ブルスコンの書影も追加
同じデザイン
タイトルが座長ブルースコンから座長ブルスコンになってる
あのシリーズは基本的に同じデザインというか、
色つき半透明のカバーがかかってて、
それをめくると写真や絵がのってるんだよ。
BK1の書影じゃあカバーの下がどういうデザインになってるか判別できないけど、
二作とも同じってことはないと思う
bk1で24時間以内に出荷になりました!
amazonでは予約可になってます。たぶんもうじき在庫有りになるでしょう
361 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 06:39:40
362 :
吾輩は名無しである:2008/05/29(木) 19:30:36
座長おもすれー^^
俺はまだ読んでないんだからネタバレすんなよ!絶対にするなよ!
ネタバレされたらつまらなくなるような代物ではない気がする。
365 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 23:07:02
『ヘルデンプラッツ』読み終えた。舞台で観たいなぁ、これ。
死の前年にこんな作品を遺すなんてやはり並の作家ではない。
《ひっきりなし、ひっきりなしだ、ツィッテルさん
頭がおかしくなる、おかしくなるんだよ頭がツィッテルさん
わたしまで頭がおかしくなる、わたしまでおかしくなるんだ》
読むともっと読みたくなる。中毒みたいな作家だな。
やっと2作翻訳が追加されたところだっつーに、もっと訳してくんないかなーとか思う。
だいたいが多作な人なんだよね。
367 :
吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 10:13:59
両方とも3時間程度で読み終えた
戯曲とはいっても小説と同じ感覚で読むことができるね
基本モノローグだから
それにしても面白すぎる
池田さんもっと訳して!
折角刊行されましたというのに、肝心のixionさんがもはや居ない、と言うのは運命の皮肉でしょうねぇ(笑)
ここはイェリネクやミュラーのスレも兼ねていると見ていいのかな。
面白いよねこいつら。
ベルンハルト以外のドイツ現代戯曲選でおすすめある?
現代ドイツ戯曲に関する何か論集とか、著作とか無いのかなあ。
ベルンハルトとイェリネクとかだけがポツポツと読まれている印象がある。
このスレで判断しちゃだめかもしれないけど。
東西ドイツと戯曲、ハイナー・ミュラーの影響力とその反発、
ブレヒト以後…、いろんな論点がありそうだけど、まだそうした研究書は日本語で出てないのかな?
出版情報(ドイツ演劇プロジェクト)に載ってる
http://homepage2.nifty.com/famshibata/verlag.html#kater 堤広志編『現代ドイツのパフォーミングアーツ
舞台芸術のキーパースン20人の証言』(三元社、2006)とか、
谷川道子『ドイツ現代演劇の構図』(論創社、2005)とか、
読んでみると面白いのかなあ。
>>370 リヒター、ブラッシュ、ミュラー、シンメルプフェニヒあたりがおすすめ
あとファスビンダーな
ブルスコン読んでる。面白いな。プロットの展開はあまりないけど。
傍若無人なだけに見えるブルスコン と 愚鈍な子供たち
に一見して見えるけど、これは演出次第では、
子供たちや妻から見放されて冷笑され、それに気づいていない孤独な老父
というふうにも見せれるね。
上演されたのを見てみたいなあ。
戯曲を舞台にするときって、かなり大幅な加工や改釈をするようだし。
そういやアゴタ・クリストフもベルンハルト好きなんだよね。
「諾」、読みたいなあ。
375 :
吾輩は名無しである:2008/08/21(木) 02:47:19
びっくりさせるな。
新約が出たと思ったじゃないか。
jaだっけ。どこか出してくれないかな。
戯曲じゃなくて小説が読みたいんだけどなあ。
おれも小説読みたい
379 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 18:38:44
池田信雄さん超がんばれ
380 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 12:35:46
座長ブルスゴン読み返してみた。また、引き込まれちった。
次、訳して欲しいな。
381 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 14:37:44
『消去』みたいな小説がもしほかにあるならそれも。
ブルスコンでミネラルウォーターが出てきたのに驚いた
日本でミネラルが一般的になったのは90年代以降じゃないか?
383 :
吾輩は名無しである:2008/11/26(水) 23:28:22
俺はヨーロッパをよく知らないが、中央・西ヨーロッパの水質って決してよくはないわけで、
もともとミネラルウォーターってヨーロッパならではの商品という感じはする。
あけおめ
386 :
吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 00:11:20
ベルンハルトの作品に国民社会主義って出てくるけど
国家社会主義じゃないのか?
>>386 >ナチス Nazis
>ドイツの政党。正称は国民社会主義ドイツ労働者党
> Nationalsozialistische DeutscheArbeiterpartei(NSDAP)。
>国家社会主義ドイツ労働者党とも訳す。
>ナチスという呼称は,国民社会主義者 Nationalsozialist の
>略称ナチ Nazi の複数形である。
(『世界大百科事典』平凡社)
俺が読んだ歴史関係の本ではことごとく国家社会主義だったから
そっちが正しいと思ってたよ
さんくす
確かに普通は国家‥なんだよね。
て、ベルンハルトの新訳まだあ〜?
390 :
吾輩は名無しである:2009/01/18(日) 21:43:34
ベルンハルトの文庫ってでていないのか
是非一読してみたいのだが
新書のアンソロジーなら一編入ってるな。
出し惜しみしないで教えてやりなよ。
『ドイツ幻想小説傑作集』白水Uブックス
ね。
>>390
新書の題を思い出せなかったんだよ、すまんねw
ベルンハルト特集のデリに載ってたザフェル・シェノジャックが面白い
395 :
吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 17:45:20
ヤフオクで「消去」が2990円で出品されてるよ。
ベルンハルト好きとしてはセリーヌとかどう思う?
呪詛系として。
ベルンハルトと比べればセリーヌの呪詛など子供の口げんか
全集出ないかなあ。一冊6000円までなら買うぜ。
400 :
吾輩は名無しである:2009/04/29(水) 02:46:03
翻訳が出ないことだし、影響を受けたショーペンハウアーを読もうと思うんだが、
ベルンハルト好きならこれは押さえとけって著作ある?
401 :
真間一:2009/04/29(水) 03:23:11
>>400 『パレルガ・ウント・パラリーポメナ』、『意思と表象としての世界』とか…
ってそういう趣旨の問いではないのかな…
402 :
真間一:2009/04/29(水) 03:25:07
訂正:"意思"→"意志"ね
>>401 ありがとうございます。やはりそのあたりですか。読んでみます。
404 :
ぜっとんT世:2009/05/16(土) 22:43:37
ショーペンハウアー好きは変な奴が多いな
ニーチェといいベルンハルトといい
ニーチェはツンデレだしな
「シ、ショーペンハウアーなんか大嫌いなんだからねっ!」
406 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 03:31:54
トーマス・マンもショーさん好きだよね。
407 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 02:16:16
よく知らないんだけど、シオランはまた違うの?
408 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 23:43:29
那須きのこ 1973年生まれ
武内崇 1973年生まれ
平野耕太 1973年生まれ
竜騎士07 1973年生まれ
荒川弘 1973年生まれ
佐藤 秀峰 1973年生まれ
志村 貴子 1973年生まれ
玉置勉強 1973年生まれ
舞城王太郎 岡田利規 森健 柴田友香
410 :
吾輩は名無しである:2009/08/12(水) 08:33:07
ベルンハルトってアンチ・ロマンに入るの?
いや。
普通の一人称体だし、ストーリーは確保されてる。
語るということに対する意識の強さは似てるかもね
ベルンハルトに倣って俺も自分の部屋を思考の牢獄と呼ぶことにした
414 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 20:32:38
『消去』読んでたらしきりにカトリックを批判してるけど
このあたりの事情を知るに最適な資料ってありますか?
そもそもベルンハルトの資料が日本にほとんどないだろw
ドイツ語ができるならあるのかもしれないけれど
『消去』の訳者後書きが日本では最適な資料じゃないか
いや、どうもそれが、ベルンハルト以前のオーストリア文学にもいくつかカトリック批判が出てくるらしいんですよね。
何かそういう歴史的な背景があるのかなあと。
オーストリア史となるとハプスブルク家ばっかだし。
地道に漁るしかないか。
オーストリア
ハプスブルク
カトリック
ベルンハルト
これらすべてに詳しい作家が一人いる
佐藤亜紀だ
メールして訊いてミロ
>>417 な、なるほど…
教えていただいてありがとうございます。
そうしてみます。
なんだかいまから緊張するなあ。
たしかmixiもやっておられましたよね。
ずいぶん昔にアカウントを目にした記憶が…。
419 :
吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 19:38:25
佐藤にベルンハルトが読めるはずがない
まじ狂ってる…ユダヤが人工地震を起こすぞzzz
【緊急情報カクサンよろしく】
ついに来ました。
大きい動きです。250nT超えてきました。ほぼ間違いありません。もう一度言います。
友人、知人、親類縁者、あらゆるつながりを駆使して巨大地震がくることを教えて下さい。
四川地震より大きいのが来る可能性があります。
http://g★olde★ntam★atama.b★lo★g84.fc2.c★om/
★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★危険度MAX★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★千葉、静岡、東京、関東で大地震が起きる可能性が非常に高くなっています★★★
★★★千葉、静岡、東京、関東で大地震が起きる可能性が非常に高くなっています★★★
★★★千葉、静岡、東京、関東で大地震が起きる可能性が非常に高くなっています★★★
★★★千葉、静岡、東京、関東で大地震が起きる可能性が非常に高くなっています★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★危険度MAX★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★
警告!連休中の21、22、23日が危ない!かも2
http://live24.2ch.net/test/read.cgi/eq/1253494015/ 【大気イオン】e-PISCO Part11【また延長】
http://live24.2ch.net/test/read.cgi/eq/1252991726/
>>419 返信なしです。
まあ、忙しいでしょうし。
石灰工場、再版してくれないかのう
425 :
吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 14:50:50
ベルンハルトについて書かれた評論とかってありますか?
ラニツキの自伝でベルンハルトに触れてるっぽいな
第四部 1958-73年
ドイツ人と認められ
「グルッペ47」とそのファーストレディ
ヴァルター・イエンスあるいは友情論
生き甲斐としての文学
カネッティ、アドルノ、ベルンハルトほか
火薬工場と計算機
ベルちゃんの自伝五部作を翻訳して欲しい
池田さん頑張って!
428 :
吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 13:06:04
ベルンハルトって友達いなさそうだけど
そんなこともないのかな
佐藤亜紀でさえ一応友達いるみたいだから
ベルンハルトにだって友達いるさ
バッハマンとかは?
431 :
ザ・スミス:2010/01/05(火) 21:39:57
『石灰工場』手に入れた!
『そう かんけいないね』
『殺してでも うばいとる』
『ゆずってくれ たのむ!!』
433 :
ザ・スミス:2010/01/08(金) 18:06:54
ベルンハルト好きになりそうだぜ!
434 :
吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 16:58:20
『石灰工場』いくらだった?
クロポトキンと青い花とハフナー交響曲も準備しないと
436 :
ザ・スミス:2010/01/09(土) 19:49:08
>>432 2番目ぉそろしぃ(ブルブル
>>434 先輩から引越の手伝いの謝礼で譲り受けたよ〜
(でも本の段ボール箱の山ですっげー重かった)
これ久々に面白い小説だなあ。
ゼーバルト派じゃなくベルンハルト派だったんだな、おれは。
437 :
吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 20:20:15
『消去』は読んだの?
438 :
ザ・スミス:2010/01/10(日) 15:54:47
『消去』は年内に読む予定。
グレン・グールドとヴィトゲンシュタインも読みたいな。
439 :
ザ・スミス:2010/01/16(土) 01:06:06
『石灰工場』に出てきた「ウルバンチッチュ法」をぐぐっても何もひっかかりやしないな
禁法だからな。
ベルンハルトたんとチュッチュしたいお!
442 :
ザ・スミス:2010/01/16(土) 11:28:15
『ふちなし帽』の良さがわからないんだが、
これがよくてベルンハルト読み始める人もけっこういるんだよな。
444 :
ザ・スミス:2010/01/18(月) 22:50:09
ブローティガン、バーセルミ、ベケット、フラン・オブライエン、
このあたりが好きなやつはベルンハルトにはまるんじゃないかな
445 :
ザ・スミス:2010/01/24(日) 12:57:26
『ふちなし帽』も読んでみるよ
446 :
吾輩は名無しである:2010/01/25(月) 11:32:07
蓮實重彦→中原昌也→柳下毅一郎→オレ
447 :
ペイブメント:2010/01/25(月) 11:39:16
ベルンハルトって徹頭徹尾ふざけてると思うのだが、そんなラディカルな笑いを追求している作家がほかにいたら教えてくれ。
ソローキンと暴力温泉以外で。
448 :
ザ・スミス:2010/01/25(月) 22:27:43
「石灰工場」良かったなあ。これを絶版にしたままなのは犯罪的だ。
早川書房は是が非でもepi文庫に入れるべきだ、と河本は三沢にいったという。
去年読んだフラン・オブライエン「第三の警官」といい勝負かもしれない。
449 :
吾輩は名無しである:2010/01/26(火) 15:25:27
『石灰工場』、図書館で借りてきた
楽しみだぜ
アムラス読みたい
451 :
ザ・スミス:2010/01/28(木) 22:37:06
この人けっこういっぱい書いてて未邦訳も多いんだね。
すべての作品が邦訳されたら、たぶん全部買うと思うけど
それはそれで総額いくらになるか、財布の心配が出てくるなあ。
まさか一気にまとめて出やしないだろw
453 :
吾輩は名無しである:2010/01/30(土) 18:39:56
全集が出るようなことにはならないだろうなあ
みすずが逃げたようだしね
ファック
456 :
ザ・スミス:2010/02/24(水) 20:32:54
>>455 買ったけどそっちはまだ。先に『ヴィトゲンシュタインの甥』を読んだ。
『石灰工場』には及ばないけど、醸し出される雰囲気はよく似てて、
これがベルンハルト的磁場なんだと思ったよ。
最後の数ページはリリシズムさえ感じた。
いまは『破滅者』を読み始めたとこ。
457 :
吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 13:18:03
『ふちなし帽』絶版…
458 :
ザ・スミス:2010/02/27(土) 22:13:39
『ふちなし帽』、1週間前には普通にネットで買えたよ。やばかったな〜
459 :
ザ・スミス:2010/03/03(水) 22:10:35
『ヴィトゲンシュタインの甥』と『破滅者』はよく似ているなー。
続けて読んだら2作品のプロットが混じり合っちゃう。
息抜きに阿部の『ミステリアスセッティング』を読もう。
ゼーバルト経由でベルンハルトに来て
興味を持ったから読んでいるんだけどこれは無理だ。
主人公の思考に興味が全く湧かない…
とりあえず最後まで読もうと思うけど
楽しめないのがなんだか悲しい。
461 :
ザ・スミス:2010/03/07(日) 21:18:54
>>460 好き嫌いというか、合う合わないはあると思う。
実は同じような気持ちをこっちはゼーバルトで感じたよ。
友人は圧倒的にゼーバルトが好きだと言ってた。
お前に友達なんているワケない
嘘確定
ベルンハルト好きには煽りにもなってないなw
「ほんとは友だち欲しいんだろ(ニヤニヤ)」のほうがこたえるだろうな。
ということで
>>462へ
おまえ友だちがいる人間が羨ましいんだろw
464 :
ザ・スミス(今春卒業):2010/03/27(土) 22:13:17
友達の一人や二人ぐらいは誰でもいるだろ(笑
ベルンハルトだって友達いたんだから。
グールドとかパウル・ヴィトゲンシュタインとか。
「座長ブルスコン」読み始めた。
465 :
スミス・ザ・キッド:2010/03/28(日) 21:52:21
「座長ブルスコン」読み終わった。
これもベルンハルト節炸裂作品だった。
最後の〆も決まってる。
日本でもどこかで上演やらないのかな?
スピノザとショーペンハウアーが好きなのは本当っぽいな。
466 :
吾輩は名無しである:2010/03/30(火) 02:50:30
>>465 スピノザ好きってどこに書いてありました?
確認してみたいので、教えていただけるとありがたいです。
467 :
スミス・ザ・キッド:2010/04/06(火) 00:39:31
スピノザとショーペンハウアーの名前は
「座長ブルスコン」に出てきてたよ。
哲学者はこの二人だけだったと思う。
「ヘルデンプラッツ」にもスピノザが出てきた。
この劇作品2つは〆が決まってるなあ。
468 :
スミソニアン博物館:2010/04/11(日) 21:48:00
「ふちなし帽」を読み始めたぜ!
469 :
スミソニアン博物館:2010/04/22(木) 00:11:45
「ふちなし帽」は玉石混交だなあ。
3篇だけ気に入った。
何がよかった?
471 :
スミソニアン博物館:2010/05/08(土) 21:42:50
ヤウレク、クルテラーあたりは良かったな
あと一つ。
474 :
吾輩は名無しである:2010/05/13(木) 13:52:26
ふちなし帽amazonで26万2000円もするけど高くない?
>>474 高すぎ。
この前いった古本屋で800円で売ってた。
476 :
スミソニアン博物館:2010/05/25(火) 22:52:27
ふちなし帽、今見たら9,980円だった。それだけの値打ちはないな。
んな金あったらジーベンケース買うな。
ジャン・パウルもここでいいの?w
佐藤亜紀のスレで知ったんだが論創社から刊行予定らしいね
>>480 おお!
>古典絵画の巨匠たち トーマス・ベルンハルト(著)
『消去』の一つ前の作品ですか。論創社のウェブ頁にはまだこれだけで
訳者も刊行予定日も記載されてませんね。いずれにしても楽しみ。
482 :
吾輩は名無しである:2010/07/07(水) 09:58:00
消去のコピーにカフカやらムージルやら並べてあった中で、
ベケットの名前があったと思うんだけど、実際ベルンハルト作品に近いと思うベケット作品があれば教えていただきたいです。
ここで訊くべきかベケットスレで訊くべきかわからなかったもので。
483 :
吾輩は名無しである:2010/07/08(木) 17:45:32
484 :
スミソニアン博物館:2010/07/08(木) 21:03:08
ベケットだと「ワット」あたりが比較的近い雰囲気があるんじゃね
486 :
吾輩は名無しである:2010/07/13(火) 07:31:30
487 :
吾輩は名無しである:2010/08/01(日) 00:30:30
まだか
『消去』は辛辣だけど、あまり呪詛的なイメージは感じなかった
「カトリック的国民社会主義的〜」の連呼とか「ライツ・バインダー文学」とかって笑うところだよね
490 :
吾輩は名無しである:2010/08/13(金) 00:36:19
「古典絵画の巨匠たち」出たの?Amazon在庫切れかなんかだけど・・・
出てたら土曜日三省堂いくのに。論創社のHPも特に更新とかないし不安になるじゃないか!!
今日買った。
「古典絵画の巨匠たち」が美術書の棚に陳列されていた。