高橋源一郎と著作にまつわるいくつかのレス Part5
1 :
吾輩は名無しである:
乙
お疲れ様です。
慶応でも非常勤で教えていたし、明治学院大の教授になったとしても、変わらないはず。
それくらい、期待してもいいよね。
>1乙
教授が終着駅にならないよう、心より祈っておりまつ。
まあ、こりゃ終わったかなという場所から復活して今がある人だから
それほど悲観はしてないんだけど、
最近の対談や雑文で小説はぼちぼち次世代に譲りたいようなことを
ちらほら書いてたのが気になる。
正月に、島田と中沢と3人でそんな話をしたってことか…>譲る
おお、このスレタイで立てられましたか。1さん乙華麗。
それはそうと源一郎日記の17日を読むと『恋愛と性愛に
まつわるいくつかの物語』が発売三日目にして重版決定、
とのこと。
めでたいことですね。
>7
そういや初期の源ちゃんはサローヤン萌えだったっけ。
> 新刊「日本文学盛衰史」(講談社文庫)
トップページも忘れず庚申汁
新作への評価がありませんね。まだ出て間もないから無理ないのかな。
ということで、ちょっと前に出版されたムック本のことを話題にしたい。
別冊SIGHTから出ている「日本一怖い!ブック・オブ・ザ・イヤー2005」で
源一郎と斎藤美奈子が、昨年度刊行された話題本をネタにして、軽妙な対談で
それらを総括してて、これは読みやすいものですね(表紙絵にも笑えます)。
対談と言えば小説トリッパーWINTER号では加藤典洋と、ここ最近の新人作家
数名の作品傾向を論じているし、これは併せて読むといいと思う。
11 :
吾輩は名無しである:05/01/31 17:34:30
綿谷リサを変に褒めてたね。
金原はヤンキー姉ちゃんとも言ってたW
ゲンちゃん絶賛の「となりまち戦争」って文学板住人からみたらどうよ?
エンタメだったら勘弁
13 :
吾輩は名無しである:05/02/01 11:30:09
『さようなら、ギャングたち』が英訳されたって本当?
14 :
吾輩は名無しである:05/02/01 13:43:45
>>12 源ちゃん自体エンタメだし…。
というかお前は「お文学」なのが好きなの?
15 :
吾輩は名無しである:05/02/01 13:43:59
>>13 本当だよ(詳細は前スレ参照)。
わざわざアメリカ(の大学)まで行って
その朗読会までやってた模様がNHKの
「英語でしゃべらNIGHT」で取り上げられ
ていた。
だいぶん前の週刊アスキーの不定期エッセイ
でも、本人がそのことを書いていたと思う。
むこう読者がネット上に、ギャングの感想を
記したことなども紹介しながら。
夏にNYに行ったとき書店で探してきたよ。表紙に少し引いた覚えが…
>3
明治学院大といえば四方田犬彦がいるな。
今までふたりに接点は無かったと思うんだが
構内でばったり出会ったら、どんな会話を
交わすんだろ。
さあ。でもそのうち書評かエッセイのネタに出て来そうだな。
>>17 思いきって見てみたら・・・16さんのいう通り、
これでは購入者が引いてしまうような気が・・・(w
装幀は誰が担当したんでしょうかね。いや、むしろ
源一郎がこれにゴーサインを出したことがオドロキ。
とはいえ、そのヲタクポップ少女J文学の路線云々と
云う推測は、それを見ると何となく頷けるものがあります。
ただあれですよね、源一郎も坂川栄治という有能な装幀家と
度々組んでいるわけだから、アメリカ版ギャングも坂川氏に
依頼すべきじゃなかったのかなぁ・・・。
今は入手困難になっているけど、ブロンズ新社から出ていた時の
「文学王」と「平凡王」の単行本装幀なんて、あれはかなりの
ポップアート路線だから、アメリカ人好みだと思いますが。
しりあがり寿は日本人にしか受け入れられないかと思うけど(w
22 :
吾輩は名無しである:05/02/05 16:03:00
↑
あげ忘れてたorz
明治学院大学の国際学部生の降臨を期待。
23 :
吾輩は名無しである:05/02/05 16:33:04
源ちゃんが明学にくるなんて
来年度から早稲田へうつる加藤典洋のかわりかしら。
>18
芸科と国際は校舎違うから会う確立は低いだろうね。
しかし源ちゃんが教員送迎バスにのっている姿を想像するとちょっと笑える。
24 :
吾輩は名無しである:05/02/05 16:49:48
げんちゃんはやっぱりB型か。
B型の純文系作家は他に筒井康隆くらいしかいないから
貴重だな。
25 :
吾輩は名無しである:05/02/05 16:52:21
詩もろくに書けないくせに。
> 来年度から早稲田へうつる加藤典洋のかわりかしら。
なるほど。
教授就任が小説にプラスになるかマイナスになるか、
何年くらい見ればいいかな。3年くらい?
27 :
吾輩は名無しである:05/02/05 18:02:45
もう、小説にプラスになるかどうかなんてレベルの話じゃないと思うけどね
28 :
吾輩は名無しである:05/02/05 18:09:53
性交恋愛について語ろうぜ!
俺は新作読んで、吉田修一に嫉妬してるのって案外本気かも、と
思ってしまった。
頭に理屈詰め込みすぎて、もう小説書けないんじゃないか源ちゃんは。
プラスマイナスというなら、
競馬は小説にはプラスだったんだろうか、マイナスだったんだろうか。
相当なお時間を費されたはずだが。
30 :
吾輩は名無しである:05/02/06 00:35:09
>28
でもまあ日記の1月24、25日を読むと、まがりなりにも作家してるけどね。
雑誌「ブルータス」に「タバコ」に関する小説を載せる用意があるらしいし、
「すばる」での新連載(『ミヤザワケンジ全集』第二部)にも取りかかって
いるらしいし。
それが「小説」として成立しているか否かは勿論読んでみなくちゃ分からない。
「アサヒ芸能」いつのるのだろう?
源ちゃん、大学で女子生徒に手を出してまた離婚しそうだな・・・
↑笑えない所がツライな・・・
わたしは詩の学校で詩を教えている。
小説も教えるんですか?
36 :
吾輩は名無しである:05/02/08 13:04:46
只今発売中のアサヒ芸能(2月17日号)に新刊インタビュー掲載。
恋愛に北村透谷を引用したりして、結構、知的な答えをしています。
>36
サンクス!
早速買ってきます。
わたしは碁の学校で碁を教えている。
39 :
吾輩は名無しである:05/02/10 09:02:09
将棋も教えてらっしゃるのですか?
文学界3月号やっと入手記念パピコ
今月の連載は「文学の向う側」チックだね
末尾の(この項続く)がなんとも頼もしいですわい
41 :
吾輩は名無しである:05/02/11 00:54:24
なんか営業モードですな。
今月のは表紙が2パターンあるよな。
広告批評と言えば、源ちゃんと橋本治の対談とかって実現してたっけ。
80年代、少女マンガ、啓蒙的な驚いて見せる式世情解説等と、
共通項は少なからずあると思うんだけど。
『こんなにわかって』の頃とかにやってそうな。
小倉競馬終了、源さん仕事乙!
源さんはトントンだったようだが漏れは逝ってしまったorz
46 :
吾輩は名無しである:05/02/14 11:15:16
この人が好きって人は、ペンギン村をどう評価してるの?
ペンギン村とP-13は正直キツいっす。
リアルタイムで読んでたしとはみな「もうだめぽ」と思ったんじゃないかなあ
えっ俺ペンギン村好きだけど。
P-13はまあ普通。
49 :
吾輩は名無しである:05/02/14 16:47:36
僕もペンギン好き。
P-13はいまいちだと思った。先にレム読んでたからかな。
最近平野某がボルヘスの真似事したのも見事にコケてたな。
ああいうのは難しいよ。
51 :
吾輩は名無しである:05/02/14 17:00:29
俺はペンギン、とてもじゃないが読めたものじゃない。
始めの子供との会話の部分だけだな〜
52 :
吾輩は名無しである:05/02/14 17:06:49
新刊を読んだ奴は評してけれ
はずかしくてかえない
買わなきゃな〜
古本じゃ滅多に出ないしな〜
感想
面白かったけど、凹む。身につまされる。自虐的な気分。長編読みたい。
55は恋愛プロレタリアートに決定。
図書館に新作を借りに行ったら既に貸し出し中だった。
予約を入れようかと思ったけど、その題名を館員の
オネーチャンに告げるのは、めちゃ恥ずかしいー。
だからすごすごと帰ってしまった。。
新作をむやみに図書館に予約するのは
予算を無駄に使わせることになるので出来ればよしてほすい。
うーん。出来不出来はさておき、
今までの源ちゃんの本の中で一番暗いんじゃなかろうか。
三部作の頃の小説から希望を引き算したみたいだ。
週刊文春(2/24号)では戸梶圭太って
いう作家が新刊を批評(紹介)していますね。
大いに興奮しながら読んだとのこと。
このスレ住人とのズレが気になるー。
私も早く読まなくちゃ。
暇だから新刊販促運動を兼ねて
>>36の記事を書き写してみようか。
“Book Revieu 本バカにつける薬”(P124-125)
「恋愛という言葉ができたのは明治中期。北村透谷などがその概念を
作り上げたんですが、そこでは上半身と下半身を分けて考えた。
つまり恋愛にはプラトニックなイメージが与えられ、下半身=性の
問題は切り離された。現代の純愛ブームも、その二分法の枠の中に
収まっているんです」
「例えば現代の女性誌『JJ』を見ると、そこにはセックスの影も形もない。
恋愛や、男性にどう愛されるのかというノウハウは記事になっても、
セックスに関しては語られないのも、明治以降の考え方の上にあります」
「キムラサクヤもマツシマナナヨも、そのどちらにも当てはまらない。
恋愛のプロレタリアート。モテるということが、一種の生存競争だとすると、
彼らは敗者なんです。以前よりも、恋愛におけるその階級差も、はっきり
してきたのが最近の傾向なんじゃないかな」
「日本は恋愛至上主義なんです。政治家もスポーツ選手も偉いかもしれないが、
実はいちばん偉いのは、いい恋愛をしている人だとみんな思っている。
透谷は『恋愛は人生の秘薬』と書いているんだけど、その100年前の言葉は、
いまだに強力に生きているんですね」
以上。インタビュアー(片桐卓也)の文章は省略。
正直、新味はないなあ。
明治云々以前に、近代社会の成立と恋愛の誕生なんて文学史のクリシェじゃん。
シューベルトが曲まで付けてるよ。
まあ源ちゃんのことだから、恋愛うんぬんってのは例によって隠れ蓑だろう。
この本の陰にはゴーストやゴヂラがいるような気がしたyo
俺もそう思う。恋愛云々インタビューは
その雑誌のカラーに合わせて、いかにも、
な答えをしただけだろうし。
65 :
吾輩は名無しである:05/02/18 22:21:59
> なんとおまけに未発表の短編小説もついていて,お得。
なんて言うところを見るに、
マンガやゲームに関するコラムは初出じゃなくて
『文学が』とか『しまうま語』とかに入ってる既発のものの寄せ集めなのかな?
とりあえず本屋へ行ってみるか。
性交と恋愛…ってやっぱりトリッパーの時から変わってるのかな?
1話目掲載時だけ買って読んだけど良かった。
(前後の言い訳のようなところ以外)
幼女の描写が自分にも覚えがある感じで読むのが辛くなったけど
なんか腑に落ちて
これも癒しというのかなと思ったよ。
当人は
「これとあ・だ・る・ととで老女と幼女の両方ヤッたことになっていい感じ」
とか思ってそーだ。
それにしても源ちゃんって仕事しまくりだなー(日記見てると)。
養育費を稼ぐのも楽じゃないね。w
ていうか、それがあるから一生懸命になるのかも。
追いつめられると仕事に精を出すタイプなんだね。
たしか本人は寡作時代の最終作ゴーストバスターズがある意味で失敗したので
それからは意識的に多作してるはず
意図としては失敗を犯さない方法で書く以前と違って、犯しかねないところで勝負するという感じだったと思う
ただ多作になってからは盛衰記が唯一の出色であとは微妙な気がするのだが
で、新刊は寄せ集めだったの?
漏れは『官能小説家』も支持する。もしかしたら整水器より好き鴨。
俺も官能小説家のほうが好き。
連載中はどきどきして読んでた。
そのセンで言うなら、今回のはあだるとや官能小説家と比べると
それほどでもなかったな。肩透かし。
また佐藤亜紀あたりにチクリとやられそうだ。
「○○という概念は明治以降に出来たもの」という物言いにも
多少飽きてきた21世紀の冬。
まぁ、有効なものではあるんだろうけどね。
じゃあその明治以降に出来たものを一度外したらどうなるか、だけど
少なくともこの本では、あまり明るいことは予感させないね。
忘れていっても立ち読み報告マダー? (・∀・)っ/凵⌒☆ チソチソ
その立ち読み報告が来るまでに
>>7でも読んで暇つぶし。。(・∀・)ワクワク♪
80 :
吾輩は名無しである:05/02/19 17:30:47
「そんなことより、どうです、わたしの背中を見ませんか?
ちんこが生えてるんです」
バーテンはうしろ向きになると背中のジッパーをおろしはじめた。
「やめろ!そんなもの見たくないよ。あっちへ行ってくれ」
「そうですか。残念」
バーテンは三分の一ほどおろしたジッパーを上げはじめたがちんこに
ひっかかってうまく上がらなかった。
「すいません、手伝ってください」
結局わたしはバーテンの背中のジッパーを尻までおろしちんこを
そろえてから、あげてやらなければならなかった。
「おいちんこを動かすなよ」
「すいません、わたしのちんこは不随意運動するんです」
「くさいちんこだなあ、風呂に入ってるのかい?」
なぜに春樹?
目がまわる。
↑???
なぜ
>>81がこのスレに書き込んでいるのか気になるところではある
村上春樹短編集はどこにも売っていなかった。村上春樹という作家
なんか存在しないのだ。悲しみのあまり「
>>81」の頭がどうかなっ
てしまったのだ。
>>7の掲示板、なぜ源ちゃんのとこだけ(でもないが)レスがゼロなんだ?
わたしが村上春樹の代理をすればいいんだ。どうしてそんなに
簡単なことに気づかなかったんだ。どうかしているぞ。
別の本を持ってゆけばいい。それにカバーをして「買って来た
よ『
>>81』、村上春樹を買ってきた、ほら」と言うんだ。わたしは
本を開ける「さあ、どれから読もうか」。考えなくちゃならない、
その本の中にどんな作品を入れるのか。
春樹のことは春樹スレで語れ馬鹿。
さっぱりレスが付いてない。これが空気嫁の実践でしょうか?
それはそうと只今発売中の週刊ポスト(3月4日号)に
性交恋愛物語のインタビュー掲載。 P165-167の「著者に訊け!」にて。
今度はバルトを引用したりしています。結構面白いです。
それから、読むそばから・・・は、一部が過去の漫画エッセイの再録ありでした。
ちゃんと確認してないからあれですけど。でも初見のものの方が勿論多い。
尚これまで未収録だった短編小説は良い出来だと思いました。
とてもあの時代らしい作風で懐かしかった。これは必読です。
日本野球といえば、あれって単行本にする時に半分近くカットしてるんだっけ。
ノーカットのも見てみたいけど、本人にその意志がないようだから
本になるのは歿後かなあ。
高橋源一郎はそういうカットが常習化していますよね。
『ゴヂラ』なんかの場合でも「波」掲載時から、かなり
書き改められていたような記憶が・・・。
ミヤザワケンジも、単行本にする時はかなり思い切った斧鉞を入れる鴨
恋愛性交や読むそばはおつまみで、これが本命でしょ>>all
94 :
吾輩は名無しである:05/02/22 22:52:02
ミヤザワケンジグレーティストヒッツ 5月2日発売。
グレーテストヒッツと全集の関係ってどーなってるの。
文字通り、ここまでの総集編・ハイライト?それとも独立した小説?
そういう関係に探りを入れられる愉しみがあるのが
高橋小説のユニークなところですね。
読者を黙らせないという。。
『小説教室』まで「これは小説でもあるんだ」みたいなこと言うのは
ちょっと度が過ぎるかなという気もするけどね。
そんなこと言ってました?>97
出た前後のエッセーやなんやに複数回書いてたよ。
あの本の執筆を依頼されたのは10年以上も前で、何か月かかけてだいたい書
き上がったところで斎藤美奈子さんの『文章読本さん江』を読んだら、急に気
に入らなくなったんです。で、それをいったん破棄して、『さようなら、ギャ
ングたち』のときみたいなハイペースで、まったく別のものを書き上げました。
あれはハウ・トゥーのふりをした本で、実は小説でもあるんです。面白いのは
わかっているので、読んでもらえれば勝ちだと思っています(笑)。
ttp://book.asahi.com/authors/index.php?ppno=3&key=11
ご丁寧にありがとうございます。確認しました。>99
そうでしたか。まぁでもこれは(当たり前ですが)
比喩的に言ってるものだと解釈すべき話ですよね。
といいますか、小説への偏愛に満ちた源一郎ならでは
の発言といいますか。そういえば『文学王』でも、エッセイ
特有の軽い口調で、『資本論』をミステリとして読み解く
ようなことをしていましたが、それと同種のものだと思う。
それに異を唱えるのは簡単でしょうが、ただ批評や評論を
読んでいると、なんかこれって小説みたいだな、と思うような
体験をすることもあるといえばある。その明確な根拠は甚だ
曖昧ですが、例えば抽象的なことを当たり前の顔をして
書かれている場合にはそんなこと思わなくて、本当のような
話を確信をもって、書き手が客体に同化しているような感じを
受ける場合にそう思うことがあるような気がする。
フーコーの『幻想の図書館』とか『作者とは何か』というのには
そう思いました。(なんか馬鹿なこと口走ってしまいました(汗)
性交と恋愛が増刷。
ナベジュンの愛の流刑地が話題。
知名度ある作家はエロ小説を書けば売れるってこと?
102 :
吾輩は名無しである:05/02/23 19:28:43
>>101 渡辺淳一と源一郎を同じ土俵で語るのはどうだろう、
片方は新聞連載だし、源一郎って実際そんなに知名度ないでしょう。
渡辺淳一の読者層とは全くかぶらないと思うというか、
新作がエロ小説かどうかというのが一番の問題か。
103 :
吾輩は名無しである:05/02/23 23:05:02
>>102 そこで俺としてはひとつの疑問が生じる。
『官能小説家』は朝日の連載小説だったわけだが
あれは売れたのだろうか?新聞エロ小説は売れるのだろうか?
もうひとつ。中上の『軽蔑』も同じく朝日。これはどうだったんだろうか?
ま、作風やら内容とは無関係の話になっておるが。
104 :
吾輩は名無しである:05/02/24 08:56:38
>>103 言われてみれば源一郎も新聞連載はしていたのか。
発行部数についてよく分からない、連載当時は話題にはなったようだけれど、
新作と比べれば『官能小説家』はエロ小説だったといえるけれど、
しかし、あれは『日本文学盛衰史』の文脈にあるものだから。
結局新聞エロ小説が売れるというよりも、久々の源一郎の小説と、
渡辺淳一の愚直なまで(愚鈍か?)の即物的なエロ小説が、
売れたというだけなのかもしれない(源一郎のほうは世間的には話題になっていないし)。
中上については分かりません。
というか、分析できるほどの資料も知識もないので、浅薄な読みでお目汚しすみません。
全然久々じゃないと思うのは漏れが寡作時代の生き残りだからだろうか・・・
>>71 > 意図としては失敗を犯さない方法で書く以前と違って、
> 犯しかねないところで勝負するという感じだったと思う
ピッチを上げたのは、そうしないと書店の棚を確保しておけない
今の出版状況があるとも説明していたけど、
その狙いは当たっていると言えるんじゃないかな。
自作の解説・宣伝を過剰にするようになったのもこれと関係していると思う。
昔の源ちゃんなら、「小説にもなっている」だの「そも恋愛とは明治…」だのの
言わずもがなは氏んでも言わなかったもの。
言わないと消費者はわかってくれないと思うようになっちまったんだろうね。
小説もそれを意識した作りに変わった部分が小さくないし。
漏れは正直複雑だ。
源ちゃん、子供何人もいるしはっきり言って
生活楽じゃないと思う。
昔の作品も絶版が多いし。
前スレで収入の柱は競馬関係、年収は3000万というカキコがあったけど
どの程度本当なんだろうね。
半分ネタかなとも思うけど、ゴースト前後の全く小説を出していない時期にも
人並以上の生活はしていたんだから、100%ネタでもなかろう。
うー下世話だ
でもそんなに金を使うタイプじゃないことも事実。
「インターネットで半額」とわざわざ日記で言い訳しつつ
よくホテルに泊まってたみたいだけど。
>105
>言わないと消費者はわかってくれないと思うようになっちまったんだろうね。
>小説もそれを意識した作りに変わった部分が小さくないし。
それはあまり同意しないが、何となく何となく理解できる指摘だ。
ちなみにそこんとこをスッ飛ばしてアグレッシヴにやっているのは今となっては
田口賢司だけだと言えなくはないだろうか(『メロウ』を浅田彰が激賞したから
とか源が帯びの惹句を書いているからとかいうこととは全く関係なく)。
作家の新刊セールストークなんてのは、ちょっとした
余興として楽しめばいいだけなんだよ。
言葉の重みとか一作の重みとかは、確かになくなったなーと思う。
ギャングとか日本野球とか(P-13とか)のようには鼻声や恋性は読めない。
そのあたりは教授就任でまた変わるかもね。
どっちに転ぶかはワカラン蛾
偉大な鉄工所、か。
大学のことは何と小説に書くんだろ。
115 :
吾輩は名無しである:05/03/01 19:51:31
只今発売中の「BRUTUS」3/15号にエッセイ掲載。
その題名は、『小説の中で、多様な「徴」を示す煙草。』。
その中身は、賢治の『どんぐりと山猫』と
アイリッシュの『幻の女』を肴にして、
煙草の役割について軽いノリで書かれています。
116 :
吾輩は名無しである:05/03/01 23:42:26
エッセイならまだあるぞ。
今出てる「SPA!」3/8号の美女研究所 File145に
高橋源一郎ご指名でフランソワーズ広田のグラビアをネタに
着衣のエロティシズム論を展開。
色々言ってるけど、なんでも通販カタログの下着モデルが
エロチックだとか。
117 :
吾輩は名無しである:05/03/01 23:49:21
それから徳間書店から出てる『プロ論。』って
単行本に談話を寄せている。
その題名は「苦しいとき時期を乗り越えたいとき」。
ここでは大学1年のときに官僚か、証券or銀行員、
或いは学者をやりながら余暇に作家活動をしようか、
と悩んでいたそうな。
読者向けのメッセージとしては、それを要約すると、
スキゾキッズとしてやってけ、というもの。
(この談話は3年前の8月に出たB-ingの巻頭インタビュー
の再録もの)
働くおじさん♪
スキゾキッズ…何もかもが懐かしい…
栄光の80年代中頃。バブル前夜。
高橋が、島田が、浅田が、詠美が、康夫が、
皆が皆、光り輝いていた時代。
直子さん結婚したんだね、おめでと・・・
スキゾ、リゾーム、脱構築……
当時を席巻した学術理論達は今いずこ。
123 :
吾輩は名無しである:05/03/02 15:49:14
つくづく流行なんてものは浅薄なものでしかないんだね
124 :
吾輩は名無しである:05/03/02 15:57:25
流行にすらなってないでしょ。浅田なんて。高橋源一郎なんて。
125 :
吾輩は名無しである:05/03/02 17:11:42
>>120 一部の文学ヲタだけがそう思いこんでるだけだよ
たったの一行レスで否定的なことばっか
書き込む態度って印象悪いなあ。
言い捨てしてたら話にもならない。
127 :
吾輩は名無しである:05/03/02 18:12:46
何部売れたんだ?
浅田って。高橋源一郎って。
さようならギャングたちのどこに詩がつまってるって?
ジョンレノン対火星人のどこが、ラジカルだって?
文学じゃないものを目指したって?
完全に文学の影響下にあるじゃない。
売れたことないでしょ、高橋源一郎って。
最初と最後の行がなければ少しは釣果も期待できたのに.
最近図書館で『あかちゃんカラスはうたったよ』(講談社)を
読んだ。
公式日記には子供の話がよく出るけど、この本を読み聞かせする
ようなことはないのだろうか。
まさか。
ダンス・数学・早くちことばのレッスンだけで精一杯だよ。
そしてピアジェや斉藤喜博やクルプスカヤや松田道雄やR・D・レインやプルードンや萩尾望都をよんでるんだろう
葉書が来ないといいね
おわっ、いつの間に
しかしこのスレの住人は、三部作は隅々まで覚えてる人多そうだ
冬は寒いな
ペンギン村のハードカバー手に入れたんだけど
この頃は結構売れてたんだな、7刷だって。
陽は落ちて、一番売れたんじゃなかったっけ? 20万部という数字を見た気がする
その頃は「ポップ文学の旗手」なんつー恥ずい称号が冠されてて
そのセンで売れてたんだっけ。懐
ポップ文学云々ってのは吉本隆明が勝手に
名付けたんじゃなかったっけな。
マス・イメージ論で。
それが悪いとかいうことではないが。
この人を語ろうとする時(もしくはこれまで語られてきたなかで)
ポップってどういう意味で理解するべきなの?
popそのままなのかpopularなのか、そのどちらも含んでるとか
はたまたどちらも含んでない新しい意味を示唆しようとしてるのか
この人の小説好きだけども、この「ポップ」ってふれこみにつまずいた
人他にもいないかな。
ポップアートって意味じゃない?
俺の中ではポップ文学=源ちゃん風小説ってなってる。
> ポップアート
ますます痛げにw
>>137とか書き込んどいて言うのもなんだが最近の流れを見て思う。
18のおれはスレ最年少なんでつか?
へえ、最近のクローズアップ現代ってブンガクも扱うんだ。
まあ広告批評のあれを一般大衆向けにさらに薄めたようなものを喋るんだろうから
目新しいことはあまり期待出来ないけど。
(最近源ちゃんは「〜を薄めたもの」が多くてちょっとナンでつな)
>144
情報ありがとうございます。
気になって
>>7を見てみたら、そこでもご本人が話題にされていますね。
内容的には
>>10での加藤典洋との対談の補遺のようなものなのかな?
まあ見てみないとわからないですが、でもこれはテレビだから
余り期待するのも何ですよね。ともあれ楽しみ。
野ブタがクローズアップされていた件について orz
さておき先生はこんなこと喋っておられました
見ておられなかった方、よろしければどぞー
・(ネットの普及)メール、掲示板、blogの普及で若者は「書く」という
行為の現場に常に立っている
・漫画表現と文学表現の連関
・目に見える壁から目に見えない壁へ
この先生きのこることができるか?
しかしまあ高橋源一郎も限られた時間内に
きっちり喋ることができて大したものだったw
現場としては、何を言うかよりも遥かに大切なことらしいね。
淘汰の厳しいアナウンサーの世界で最後に生き残るのは一番時間配分の巧い人間だそうな。
まぁ、前もって台本作ってあったんじゃないの?
それに授業とかも一応してるし。
台本までは流石にないだろう。
何を喋るか、程度のメモはあったかもしれんが。
しかし最近の源ちゃんはNHKづいてるな。
去年は英語でしゃべらナイトで、今年の始めは真剣10代 しゃべり場だったろ。
これを羨まし〜い、と思ってる同業者は絶対いるだろうな。w
うるぐす時代から生放送には慣れてるからね。
まあ正直、読者としては源ちゃん on TVはどーでもいい。
台本は必ずありますよ インタビューでも
昨晩のクローズアップ現代は、面白かったね。
源一郎の発言で印象に残ったのを要約すると、我々の
世代には目標とすべき作家、越えるべき作家がいたのに、
最近の若手はそういうのがいなくて、一から誰かのものを
習うよりも身の回りのゲームや漫画などに触発されて書く
行為を選択したとか言ってた点。
そしてそれは一人称や口語を多用することに繋がってる、と。
またネットやパソが、言葉や思考を疎外するものではなく、
逆にこれからは、かつて以上にそれらが重要になる、とか
言ってたところかな。
うまい具合にまとめるね。解説者の役割を十分に果たしていた。
源ちゃん、初めて喋ってるの見た。
157 :
吾輩は名無しである:05/03/09 19:09:50
群像4月号掲載
座談会「顰蹙文学の力」高橋源一郎+山田詠美+島田雅彦
18ページもの分量を読んでも飽きさせない御三人の話芸はスゴイ。
>>155 書き言葉世代から完全なIT世代へ…
この過渡期に中継点めく不思議なスタンスに立っちゃった源ちゃん、
自分でもおろろいているはず。
言語解体を虚しげに体感した身からは、ワクワクするほど面白い現象かも
しれない。自身がついていけるかどうかは別にして。
いまのところ、役割を担った風情が、泣かせる。
おろろきもろろきさんしょのき
160 :
吾輩は名無しである:05/03/10 02:00:27
「SIGHT」vol.23で、村上知彦と70年代マンガをテーマに対談している。
高橋の偏愛するそれらは、『男一匹ガキ大将』『すすめ!!パイレーツ』
『ダメおやじ』『東大一直線』『まことちゃん』『デロリンマン』
『カリフォルニア物語』『少年の町ZF』『高校生無頼控』だそうな。
司会は渋谷陽一
すばる4月号で巽孝之が性交恋愛物語を批評。
それをブラックユーモアとして評価している。
>>157 群像1月号に山田詠美x高橋源一郎の対談で
「『顰蹙』こそ文学」ってのがあったけど、
これは不定期連載されるってことなのかな。
>>130 ちょっと調べてみたんだが、絵本の翻訳物ってその他にも
いろいろあったんでビックリした(しかも何故か全て講談社刊)。
「まっくろスマッジ」ジョン・ロウ
「アルマジロがアルマジロになったわけ」ラドヤード・キプリング
「ピートとうさんとティムぼうや」マーカス・フィスター
「こっちをむいてよ、ピート!」マーカス・フィスター
翻訳といえばジェイ・マキナニーとかリチャード・ブローディガンの
ものぐらいしか知らなかったので、これは図書館に行って借りてみるか。
群像読んだ。これは笑える。
NHKもこういうの企画して放送しろ。
165 :
吾輩は名無しである:05/03/11 22:38:01
ゲンちゃん、初期三部作で才能を使い切った気がする・・・
処女作に全てが集約されているのはどの作家も同じだよ。
最近の源ちゃんを読んでいると、三部作の長い長い変奏曲を
聴き続けているような気分になることは確かにあるけどね。
と、釣られてみるテスコ
福田和也の作家の値打ちに、かつてはあれほど素晴らしい作品を書いていたのに、今は見るも無残な作品しか書けなくなってしまった、みたいなことが書いてあったね。
たしかギャングは文句のつけようのない傑作と絶賛していたのに、ゴーストバスターは恥知らずの一言って書いてあったw
へへっ、盛衰記の前の悪口なんて効かないよーだ
今NHKで去年やってた詩のボクシング第四回目が再放送されてる。
リング下の高橋源一郎の解説も、すっかり定番になってるなあ。
それにしても源ちゃんは、オンナの趣味が悪い。
なんだあの別れた女房とかいうあほは?
ゲッ、こんなんとケコーンしてたのか、一時的にしろ・・と心底呆れた。
これからは気をつけるように! 残された時間は長くないんだからして。
171 :
吾輩は名無しである:05/03/12 23:03:00
掲示板、誰か突撃汁
ねーねー、今さらだけど2/22の「あること」ってなーにー?
>>160 因みに新刊の読むそば〜では、そうした年代に
拘らず、「ぼくが遺したい名作マンガ三本」と題して
「日出処の天子」山岸凉子
「ポーの一族」 萩尾望都
「綿の国星」 大島弓子
を挙げていました(勿論その理由も書いてあります)。
なんか、橋本治そのまんまやな
176 :
吾輩は名無しである:05/03/15 17:47:51
週刊朝日3/25増大号p120
『中学生のための社会科』(市井文学)吉本隆明 著を書評しています。
その出だしは、こんな感じ。
もちろん、ぼくは小説を読むことも書くことも大好きだから、小説家を
職業として選んだのだ。けれども、小説以外で何を書きたいかというと、
なにより、教科書を書きたいと思う。(後略)
源ちゃん、教科書というかマニュアル好きだよね。
『さようなら、ギャングたち』のマニュアル(註釈書)を誰か書かないだろうか。
元ネタをみっちり調べだすと物凄い情報量になると思うんだが。是非読んでみたい。
卒論・修論でやる人とか、チャレンジしてみない?
ゴーストバスターズがまた絶版になってしまったわけだが
本人が失敗を公言しとるからのお
産経新聞の今日の夕刊11面目で、すが秀実が『車谷氏の私小説作家廃業宣言』と
題し、六段組からなる長編エッセイを載せているのだが、その文中に高橋源一郎に
ついて少々触れられている箇所があるので、そこんところを抜粋してみよう。
「ところで、今なお、古典的な意味での文壇に依拠しようとしている(かに見える)
作家に、高橋源一郎と車谷長吉がいることは、ほぼ衆目の一致するところだろう。
高橋氏については、ここでは置くが、両氏が「ポスト文壇」の時代において文壇的に
振舞うことが巧みな存在であることには定評がある。それは、高橋氏が八〇年代以降
の消費社会を泳ぎきってきた存在であり、車谷氏が広告代理店勤務の経歴を持つこと
とも関係しているはずである。」
と、まあこんな具合だ。すがは高橋について、いつぞやの批評空間webでの件の論争
で、こっぴどく罵っていたからこういうふうに高橋の名を引き合いに出すとは思って
もみなかったのでちょっと驚いた。
しかしこのやり方にはちょっと疑問も感じる。まあ本人が「高橋氏については、
ここでは置くが」と言ってる以上、そこから連なるすがの高橋への心象は軽い気持ち
で書いたものだと判断してもいいかもしれないが、高橋源一郎は文壇的な振舞いが
巧みというところが今いち意味不明。第一その「関係」とやらの推測にしても高橋と
同時期にデビューした作家は皆、同じ時代を通過した存在であったわけだしさ。
あるいはひょっとして、新人賞の選考委を高橋は複数受け持っているという実態が
そう思わせてしまうのだろうか。
ともあれこのエッセイの、そこの部分は乱暴な文章であることだけは間違いない。
泳ぎは巧いのかもしれないが、本質的にこの人は
書いたものの面白さで読者と勝負するタイプの作家だからなあ。
ポップと呼ばれるのはそういうことでもあるだろ。
読者は文壇的な位置を見て源ちゃんを読むわけではない。
さて、糸圭さんの方はどうだい?
長いな。
「サイゾー」4月号には笑った。まるで今は亡き「噂の眞相」みたいな
作家ネタを4ページにも渡って載せてんだから。しかしこの雰囲気は懐かしい。
その文壇ゴシップの中には桐野岩井阿部綿矢林に続いて堂々トリを取るのが
TGなのだが、しかしその内容はハッキリ言ってこのスレでのネタのほうが
充実しているのが尚更可笑しい。
文壇勢力図なる一覧表もあるのだが、そこでは古井大江丸谷筒井池澤石原に
並んでTGが“文豪グループ(あがりポスト)”にランクされているのが又笑える。
こういう馬鹿みたいに下らなくて苦笑できる企画はどんどんやって欲しいな。
おお、源ちゃんあがったか(笑)
186 :
吾輩は名無しである:05/03/19 22:19:56
187 :
吾輩は名無しである:05/03/19 23:52:45
措くが、じゃねえの?
>186
>4月から(正確には3月末から)NHKのBS(ハイビジョンと2で)はじまる
>「名作 平積みプロジェクト」に出演者兼アドヴァイザーとしてお付き合いして
>いる。試験的に、一回だけ作った番組が、大好評(?)につき、とうとう
>レギュラー番組になってしまったのである。内容は、「タイトルぐらいは知って
>いるけど、実際には読んだことのない名作 (もちろん、文学の)を、どれほど
>面白いか、現場に来ている50人の普通の読者にプレゼ ンテーションし、その結果を
>もとにして、本物の本屋さんにジャッジしてもらい、オーケイが出れば、その店に
>『平積み』してもらえる」というものだ。
「名作平積み大作戦 LET'S LEAD BOOKS!」
ハイビジョン放送 火曜日 22:00〜22:44
BS−2 土曜日 23:00〜23:44
NHKワールド・プレミアム 土曜日 14:10〜14:54
地上波でもやってくれ〜〜!!
いずれ地上波で再放送されるよ
なんか順風満帆な活動ぶりだな。
新刊にテレビに教職に。
連載もいろいろ掛け持ちしてるし忙しいのは何よりなこった。
ミーハーじゃないんで、世俗的な活躍はどうでもいいっす。
薄いの5個より濃いの1個の方がずっと嬉しい。
同意。初期作品を除いて代表作を残さないまま無駄に権力が肥大していってる気がする
まあ明大の講義はもぐりたいので歓迎だが
そうかねえ。濃いの一本を期待するのは今となっては丸山健二ぐらいしか
当てにできないと思うが、そういう作風も賛否両論だと思うけどなあ。
それから代表作云々についていえば、それはマスコミでの評価、批評家からの
論じられ方、作品の売上高に左右されるだけのもので、文学板にカキコする
ような、すれっからしの読者にはあんまり関係のないことだと思うがなあ。
だから俺は今の源一郎の態度は、結構好きなんだ。
というのも、どんな作家でも晩年になるにつれて書かなくなるような時期が
くることはあるわけで、だから今の内に旺盛な創作活動を見せて欲しいと
思うわけ。
代表作云々は漏れも関知しないけど、でもさ、
一冊の重みがやっぱり寡作時代とは全然違うじゃん。
失敗作のP-13やゴーストにしても、失敗作ではあっても駄作ではないつうか、
源ちゃんの作品群の中では決して軽くは扱えないよね?
それが今の源ちゃんだと、ほんのおつまみ程度と流せてしまう小説が数多くある。
(『恋愛性交』なんか典型例じゃね?)
ゴーストで完全に行き詰まって多作に切り替えて
一定の成果を収めたのはわかるけどさ、
もうそろそろいいんじゃないかって思うんだ。
教授にもなって身分も安定したし、
ぼちぼちもう一度寡作モードになってほしいなあというのが正直な気持ち。
源ちゃんの新作が出る!と聞いてドキドキするような、ね。
文学的とかそういう高尚な理由よりも、借金や慰謝料の支払いで多作にならざるをえないという理由が大きいと思うよ。
げんちゃんにふんだんに金をあげたら、多分書かなくなるだろうし・・・
初期みたいに書かざるをない、と言うよりも言葉が体からあふれて仕方が無い、と言う状況になる可能性は低いかと。
そしてげんちゃんは、今の多作なスタイルを以外と自分に合っている創作スタイルじゃん、と思っている気がする・・・
余談だけど、げんちゃんって2ちゃんねらーぽいよね。もしかしたらこのスレを見ているかもw
本人は見てなくても、編集や営業は絶対に見てるからな。
2ちゃんでの評価が遠回りにでも耳に入らない作家はまずいないと思われ。
まあそれを抜きにしても、普通に考えて、
源ちゃんがこのスレの存在を認知していないとは考えにくい罠。
読んでるかまではわからんが。
198 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 18:58:08
> 2ちゃんでの評価が遠回りにでも耳に入らない作家はまずいないと思われ。
ええ、そうなの?
それじゃ島田大先生のここでの評判はすこぶるよくて
先生上機嫌ってとこなのかなw
2ちゃんのことは口にしてたよ
(2002年の春、某所某講義の初回にて)
生徒にいちばんはじめに尋ねた質問が
インターネットや2ちゃんのことだったあたり、
「少なくとも当時は」そっち方面に興味あったんだろうね
島やんのスレは営業っぽいの本当にいないよな
201 :
吾輩は名無しである:2005/03/25(金) 03:24:29
明治大と勘違いしてた
うちの学校から電車で四五駅くらいだから講義もぐる気満々だったのに
明治学院大学かorz
<新番組>
名作平積み大作戦
後10・00〜10・45
4月2日(土)BS2・後11・00〜11・45
題名や作者は知っているけれど、読んだことのない名作文学の数々。
書店では、棚の片隅にひっそりと追いやられている。そこで、
古今東西の不朽の名作にあえて光を当て、いまどきの視点で
新たな息吹を吹き込み、街の書店に《平積み》をお願いする
という何とも『おせっかいな』新番組。
毎回、古今東西の文学が2作品登場。読書好きの著名な文化
人やタレントがプレゼンターとして名作にまつわるエピソード
や独自の読み解きで本の魅力を披露し合う。分厚い本を3分間
でわかるあらすじにまとめるVTRは、多彩な演出で見どころ。
スタジオに陣取る50人のオーディエンスは、プレゼンを受け、
読みたくなったか度をボタン投票。最後に街の書店員が、実際
に自分の店で平積みするかを判定。ゲーム感覚あふれる異色の
名作普及番組。活字離れの今、書評とは一味違うアプローチで
名作を味わっていただく。
電車男を応援した人にオススメの名作 「友情」 武者小路実篤
× 「赤と黒」 スタンダール
プレゼンター 高橋源一郎 (作家)
プレゼンター 松尾貴史 (タレント)
[ゲスト] 乾貴美子 (タレント) ほか
ttp://www.nhk.or.jp/hirazumi/
当然源ちゃんは友情だなw
>>174 参考資料補足。
柄谷行人の場合!
「僕はギャグ漫画しか読まない。(笑)」
・・・「群像」92年6月号臨時増刊号より。
金井美恵子の場合!
好きな漫画家は、杉浦茂、つげ義春、滝田ゆう、林静一、楳図かずお、
赤塚不二夫、永井豪、高橋純司、ジョージ秋山
・・・「夜になっても遊びつづけろ」より。
浅田彰の場合!
「よしながふみの漫画を高く評価している」
・・・「i-critique」01-07-31より。
阿部和重の場合!
影響を受けた漫画家は、くらもちふさこ、あだち充、の二人
・・・「SWITCH」98年5月号より。
定期的に購入している漫画誌は、少年ジャンプ、 ヤングマガジン、
スピリッツ、モーニング、ヤングアニマル、コーラス、 YOUNG YOU
・・・「週刊新潮」05年2/3号より。
阿部はドラゴンボールとタッチが好きだと何かのインタヴューで答えてました。
205の柄谷引用元を訂正。それは5月の臨時増刊号でのことでした。
この号に柄谷は「漱石論」を、源ちゃんは「ゴーストバスターズ─冒険小説」を
載せていましたね。冒頭には二人の対談があったりして。
それはそうと「月刊ランティエ」4月号に源ちゃん出ていましたね。
自身の恋愛観を金子光晴に重ね合わせて語って、鎌倉?の海岸に佇む写真
付きで、まあ渋いお姿でした。
作家の目/みんなの「軍隊」改造案募集中! 高橋源一郎/防衛大学校、自衛隊 週刊ポスト(4/8)
立ち読みしてきた
もう政治ネタ止めた方がいいよ 爺さん耄碌世間にばれちゃう
>>208 せっかく情報提供してくれたんだから釣られてやろうか。
で?どこが耄碌してんのか、もうちょっと具体的に書いてくれや。
おまえだけが分かっていても仕方ないだろ。その思いを開陳してくれ。
>>210 何それ。ちゃんと会話するよう努力しろや。w
212 :
208:2005/03/30(水) 22:02:30
>>211 朝日⇔珊瑚でピンと来るぐらいの人たちが「文学」を訪ねに来てると思ってたんだけどね我ながら甘いわね
>>209 ふっかけてくるなら高橋翁の文章の要旨ぐらい書きなよ 話が進まん(211と同じ人なんだろうが
では以下が全文(段落の分け方は元の文通り)
320円もかかったが「国分佐智子『奇跡の透明美乳』衝撃公開」有ったんでまぁいいかw
213 :
208:2005/03/30(水) 22:03:10
作家の眼 第4回 高橋源一郎
みんなの「軍隊」改造案募集中!
「防衛大学校」の卒業式の後には、
観閲式という行事がセットで
ついてくる。
いよいよ晴れて入隊する卒業生のお祝
いに、剣付きの銃を担い、堂々と行進す
る後輩たち。使命感に溢れた、凛々しい
表情……といいたいところだが、なんと
なく、憂鬱そうにも、恥ずかしげにも見
えるのは、気のせいだろうか。
どの国でも「軍隊」と呼ぶことになっ
ているその集団を、我が日本では「自衛
隊」と呼んでいる。「軍隊」と「自衛隊」
はどう違うのか。はたまた、同じなのか。
何十年も議論は続いている。
214 :
208:2005/03/30(水) 22:03:34
>>213 憲法という、この国でいちばん重要な
決まりの中には、「陸海空軍その他の戦力
は、これを保持しない」と、はっきり書
いてある。「戦力」すなわち「軍隊」だ。
そして、「自衛隊」は、実質的に「軍隊」
そのものなのだ。間違いない!
だとするなら「自衛隊」は存在しては
ならないことになる。だが、憲法違反は
許されない。だから「自衛隊」は「軍隊」
ではないのだ。それも、間違いない!
絶対に再立し得ないふたつの事柄が、
どちらも間違いない、となるのなら、ど
うすりゃいい? 笑う? 泣く? いや
いや、あの観閲式に出席した青年たちの
ような複雑な表情をする?
215 :
208:2005/03/30(水) 22:04:02
>>214 その矛盾から脱出するいちばん簡単な
やり方は、憲法を変えて、「軍隊を保持
する」と銘記することだ。しかし、「他の国
なみ」に「軍隊」を持つことが、そんな
に素晴らしいことだろうか。
そこで一つ提案がある。いまの
「憲法」を変えずに、しかも「自
衛隊」を「軍隊」と正しい名
称に変更して存続させた上で、さらに、
空前絶後の平和貢献部隊に変身させる妙
案である。
「自衛隊」を、5兆円の防衛費ともども、
まるごと、国連にプレゼントしちゃうの
である。日本国の軍隊ではなく、駐日本
国連軍だ。だから、この国は「戦力」を
「保持しない」ことになる。ただし、国連
軍だから、国連が決めた地域に派遣され
る。巨額の金と膨大な戦闘員を供出する
のだから、駐日本国連軍の行動に閑して
拒否権は持たしてもらおう。
216 :
208:2005/03/30(水) 22:04:37
>>215 あとは、東
に紛争があれば「行って『止めろ』とい
い」、西にテロが発生すれば「気持ちはわ
かるが、そんな手段じゃなにも解決しな
い」といいつつ、最後の手段として戦闘
も辞さない集団となるのだ。任務の大半
が紛争阻止のための海外派遣という、史
上もっとも平和の役に立つ軍隊を目指す
のである。「日本軍」じゃないのだから、
当然、旗や記章には日の丸も菊もなし。
「UN」をあしらったポップなロゴを村上
隆にでも考えてもらおう。そして、すべ
ての「国軍」に向かって、こう宣言して
もらおうではないか。「国旗を棄て、国連
旗の下に結集せよ」。うまくいけば、アメ
リカ以外全部国連軍の誕生かも。
「自衛隊」は(いや「軍隊」は)、我々の
税金で養われている集団なのだ。だから、
我々は断固としてアイデアを提出すべき
なのである。そうじゃありませんか?
217 :
208:2005/03/30(水) 22:13:04
以上
たしかにこの案なら日本の国境周辺で「紛争」は無くなるわ「紛争」したくとも日本国の「主体」では出来ないんだものw
結果チベットのエスニッククレンジングは進み新疆ウイグルの角廃棄物のゴミ溜め化は固定され台湾は侵略
統一朝鮮は傅き跪き東アジア冊封体制の完成
でも翁はそんなこと考えてもいないんでしょうな(戦略的ならまだ救いがある)
国連崇拝・日本国憲法不磨の大典・拝金主義etc.日本は放置プレイでいいのよまんま戦後民主主義
過激なオレどーよった感じの書きっぷりが痛さ倍増
戦後未曾有の1995年からのこの10年間
日本にとっても世界にとっても激変のドックイヤーが続いていたのに翁の時間は止まっていたらしい
それを耄碌以外になんて言うの?
>>208 よく分からないので質問なのですが、「自衛隊」が国連軍になると、中国が台湾に侵略するのですか?
どうしてそういう帰結になるのか、理解できないのですが。
あと、「自衛隊」が「軍隊」として正式に憲法に明記されると、チベットでのエスニッククレジングを止められるのですか?
日本が軍事大国になると、中国の人権抑圧がなくなるのですか?
どうしてそういう帰結になるのか、理解できないのですが。
現行の憲法を守ったり、自衛隊を国連軍化した結果、
朝鮮半島が中国の支配下になるという帰結も理解できません。
それとも、アメリカが朝鮮半島を中国に譲り渡すはずもないし、台湾侵略を許すはずもない、
でも日本がアメリカとの同盟を破棄して自衛隊を国連軍化するという案は現実的ではない、
という主張でしょうか?
むろいが3000万ぐらい貢いだって、TVで文句言ってたぞw
俺は室井嫌いだけどな!
>>213-216 全文引用ご苦労。
>>217 高橋の何の実効性も持たない自衛隊論に過敏に拒絶反応するということは、おまえは
おまえなりに自衛隊についての見解をもっているものだと判断する。そしてまずそれ
を明らかにしてくれなきゃ、おまえの非難
>>217は生きてこない(これ重要)。
そんなこったから、
>>218が指摘するようなことを俺も思った。要するに、おまえの
文章は高橋のそれに比べると甚だ非論理的で分かりにくい。
210で唐突に「中国」という単語を出すこともそうだが、217だけではこれも「ピンと
来る」はずがない。
では高橋の文章について俺が理解したことを書いてみよう。
まず高橋はこれを“言葉の問題”として捉えている点に着目したい。
その“言葉”とは何か。無論、憲法のことである。近代国家がある意味憲法に
よって成立している以上、それに違反することは国家を蔑ろにすることでもある。
そしてその違反度が最も高いのが自衛隊の存在であることは、その第九条を読めば
明白である。しかしながら自衛権とやらは国家にはある。とまれ第九条において規定
されたそれは自衛隊の存在(あの規模と予算額ね)と真っ向から矛盾するものだ。
だから高橋は国家に属する国民として“言葉”に忠実であるために考える、
そして提案する。それが自衛隊を国連へプレゼンスするという回答で示したのは、
極めて論理的なことであると思う。
ひとつ忘れちゃいけないことは、高橋は護憲論の立場からこの発言をしていることだ。
そこを否定すると、その真意は永遠に理解できず、反撥するだけに終始してしまうのだ。
俺自身は高橋の提案は非常にユニークでいいなと思う。尤も、それを実現可能なアイ
ディアであるとは思っていないが、それでもこれは発言することに意味があろう。
何故なら憲法の拡大解釈が公然と罷り通るこの国においては、国民もそれなりの“言葉”
の解釈で抵抗するしかないからだ。
…えっと、ちょっといいか
初めて読んだけどこの自衛隊云々、ちょっと前に流行ったジパングでやってたような
源ちゃんマンガ好きだから知らないとは思えないがどうだろ
>>223 かわぐちかいじの?「ジパング」ってタイムスリップものでしょ?
「沈黙の艦隊」もそれとは違うような気が・・・。
俺がそれ読んで思ったことは「AERA 臨時増刊」(8/5号)において
“自衛隊どうするどうなる”という特集が組まれたことがあって、
その中で「私の自衛隊論」と題されたインタビューがあった。
その時、源一郎が答えていたのと
>>213-216は、ほぼ一緒の内容だな
ということぐらいかな。
225 :
208:皇紀2665/04/01(金) 00:10:19
>>218 最初の質問ですがこれは言葉が足りませんでした
日本が自らの
>「自衛隊」は(いや「軍隊」は)
をなくすという高橋理論wは特定外国の「軍隊」の日本常駐もなくすって事とセットじゃないと首尾一貫しないでしょ?違います?
つまり日米安保(軍事)条約は破棄とは言わないまでも米国に極東亜細亜から大幅に手を引いてもらい
代わりにこの地帯は国連が安全保障を担保するという事が高橋理論の前提にならなきゃヘンなわけです
ところがご存じの様に5カ国の拒否権ってのが有るわけです
日中の国境紛争や資源闘争におめおめと国連軍を介入させるなどという事を(最終的解決は別として)中華人民共和国が許したりしませんよ
何故ならば彼の国は立派な「近代主権国家」だからです
「主権」に関わる事を他国に介在させないこれが「近代主権国家」間違いない!(スミマセン二度と使いません)
米国も国連軍も介入出来ない(し難い)昔も今も権力の空白地帯は誰かが必ず埋めます
結果どうなりますかねぇ……
確かに「…台湾は侵略 …」云々は少々煽ってます
しかし実際の状況としても米国があまりに世界中に伸びすぎた守備範囲を縮める兆候が出ています(韓国発の米国ニュースは注目です)
厭戦気分の米国内から「亜細亜の事は亜細亜に任せろ」って強い声が出てこないと誰が言えます?(実際80年代にそうなりかけた)
日本は将来米国からシフトし冊封体制の懐に飛び込むと言った戦略の上での軍事放棄・縮小は「有り」です(最悪の選択だとは思いますが)
ただ「母の教えたましい歌」だけで無自覚に反戦(本人としてはアタマに「過激な」が付くモノだと思っているみたいだけど)
唱えるのはまだ乳離れ出来ないのかよってことなんですよ(ありゃ老人が赤ちゃんになっちゃったw)
3行目以下は最初の質問に答えた事によって自ずと繋がってくると思います
226 :
208:皇紀2665/04/01(金) 02:43:19
>>222 相変わらず偉そうですなぁ209=211さん事大主義ってやつですか
高橋氏が惚けているかどうかとこちらの自衛隊観表明とは関係ない事だと思うけどまぁいいか
前半のあなたの質問については225に
付け加えれば近代国家の独立目標で「自主」独立以外になんか別のモノがあるなら教えて頂きたい
>高橋は護憲論の立場からこの発言をしていることだ。
そうでしょうね
>何故なら憲法の拡大解釈が公然と罷り通るこの国において
これについては同感だ 恣意的な憲法の拡大解釈は止めるに超した事はない
では国連(軍)に人的・金銭的に軍事的供与をしてもかまわないって日本国憲法のどこに書いてある?
何条何項ですか前文ですか
(ちなみに「プレゼンス」じゃないよ高橋氏は
>「自衛隊」を、5兆円の防衛費ともども、まるごと、国連にプレゼントしちゃうのである。)
拡大解釈の最たるモノ「自衛隊」なら「始末」を付ける為に再度の拡大解釈もかまわないんですか?
「護憲論の立場から」ならかまわないんですか?
そして相も変わらず戦後占領体制崇拝(護符に日本国憲法)ですか?
世界一の戦力=米軍に担保して貰いながら
227 :
208:皇紀2665/04/01(金) 02:52:38
あと話しは変わりますが
皇紀2665/04/01(金) 02:43:19
には笑ってしまった
エイプリルフール企画なんでしょうけど本気で怒る人もいるだろうなw
わたしゃどんな作家でも実世界的な「思想」は割引いてから読むから
著者が陰で持ってる思想なんてほとんど関心が持てない
(から、思想を引いたら何も残らない作品・作家はゴミだとも思う)んだが、
↑は単に自分の思想と「作家の思想」が違うからその作家がアルツだと言ってるようで
ちょっと知的に問題があるんじゃないかなあ、とは感じますた。
水差して悪い
>>223は指摘どうり沈黙の艦隊ですorz
本日4/2、BS2でPM11:00から“平積み”
BS入らないのでスルー。無念ナリ。
三島の家計簿みたいな日記が発見されたとか。
記事を読んでて、盛衰記の啄木のことを思い出したよ。
源ちゃんも公式サイトとは別に、三島みたいな
私家日記みたいなのを書いてたら面白いだろうな。
こづかい帳→日記(はつこいの人との出会い話とか)へ変容していったみたいですね。
日記といえば高橋の『追憶の一九八九年』は思い返すと感慨深いものが
あるよな。Nとの鴛鴦夫婦ぶりには微笑ましいものがあったから。
それから幾星霜。
室井との日々を通過した現在の高橋の公式日記には、息子に関する
記述はたくさんあっても、妻に関しては(意図的に?)殆ど語っていない。
人はこのようにして枯淡の域に達していくのであろうか・・・。
それからどうもその、喉に小骨が刺さったような違和感を覚えるので
これはやっぱ208にちゃんと返レスしたほうがいいのかな。でも泥沼になるか?
(
>>226、しかし偉そうに見えた?それなら失敬。でも手間が掛かったであろう
丁寧な全文引用には感謝しているよ。後から見る人にとっては親切なことだし。)
政治問題はできれば政治を扱う板でやってほすいな。
もしかして平積み大作戦、誰も見てない?(w
マトリクス見てからch変えたら結果発表ですたorz
源ちゃん製作のポップだけは拝見したが…次回以降に期待だな
しかし放送回数分だけ源ちゃん達のポップが書店に並ぶのかね
その意味じゃ東京の書店はやっぱ強いよなぁ
本業の小説の質の低下が問題だよ。
60年代3部作以降全然ダメじゃん。「ペンギン村」とか「ゴジラ」とか「君が代」とか金返して欲しいよ。
↑つーかさ、古本屋で買えよ。今の源の作品は新刊で買う価値ほとんどない。
そうですね・・・お気楽エッセーと女と借金にまみれて、初期の輝きを失ってしまったんでしょうか?
「何度も何度も名前をかえているうちに、わたしたちはだんだん慎重になってゆく。」
ギャングの中で一番好きなシーンでした。さようなら、源一郎。
また盛衰記はスルー?
時々↑みたいなこと書きに来る人って、絶対に盛衰記には触れないよね。
>>242 盛衰記も読みましたが、あんまりピンときませんでした。
昔の作家にあまり興味がないせいかもしれませんが。
もう一度読んでみます。
初期作品わけわかんね
あれら初期作品はわけかんねとかわかるとかいう二分法で語るようなものではあるまい。
スッキリ分かるというヤシがいたら嫌だな。
そういえば、某小説から遠くお離れになった方が
『日本野球』の意味を一言でまとめておられて、やっぱり頭はいいけど
何か大事な部分を理解してない人なんだなあと思ったのを覚えている。
そういえば虹の彼方には挫折したな。
後の二つは感動したのに。
虹の彼方に、俺も途中で投げた、他二つに感動も同様
んでもしまうま語を読んでから、少なくとも当時の高橋が
考えていたこととか小説舞台でやろうとしていたことに思いを馳せる
ことができるようになれたかな、と思う
つまんねーエッセイも多いけどな、しまうま語
しまうま語は、一冊の本として読まれることを前提にして作ってない
唯一の本なんじゃないかな?(ああ、あと平凡王もその気味があるか)
後の方になってくると、良くも悪しくも
何か一冊で意味を持たせようという意図が見え隠れするようになる。
>何か一冊で意味を持たせよう
そりゃまあ編集者の意向が働いとるのだな。
因みにしまうまの頃はまだ新人の時代だったし
平凡王はブロンズ新社とかいう無名に近い
出版社のために寄せ集めのエッセイを
かき集めて作ったような雰囲気が濃厚だった。
251 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 21:35:37
週刊アスキー 4/19号に、源ちゃんの不定期エッセイが
ようやく掲載(これから暫く続きますね)。
内容は、このスレ初め頃に話題に出てた教職の話です。
「わたしのように、大学を卒業してないどころか、
在学中に授業に通った時間を全部合わせても十数時間に
満たない不良学生が教授になってしまうのだから。」
という一節には笑ってしまった。
十畳程度の、まだ空っぽの研究室に神妙な面もちで
PCを搬入する源ちゃんの写真も、何となく可笑しい。
しまうま語、小学生の時に買ってしまった。
タイトルと表紙の絵からして子供向けの本だと思ったんだよなー。
読んでみてびっくりだよ。ぜんぜん意味わかんなかった。
源ちゃんの書くものは軽重を問わずどれも、
ポップさの陰で実はかなり毒が強いんじゃないかと思う。
お子さまには本当に向かない、かも。
でも最近教育者モードらすいから、
そのうち子供を狙ったものも書いてくるような気もする。
>>7なノリで。
エッセイについていえば「ジェイムス・ジョイスを読んだ猫」
ってのが好きだった。あれは雑多な魅力に溢れていたな。
誰も触れてないけどは
>>161ってどう?
その評価は納得できる?
寝る前にアニメ文庫の風の谷のナウシカを読んで少し泣いた
>>255 ひょっとして今作自体まだ未読な方が多いんでなかろうか?
かくいう自分自身も未読なので申し訳ない
本屋行きゃ売ってる、って気軽さがないのが一番つらいよ
作家の本が本屋にないとはどうゆうことかと小一時間(ry
すばるの方を見てないんで何ともいえんが、要はそのしとも
この本は額面通りには受け取れないなと考えたってことなのかな。
巽孝之はだいたいにおいてポイントを外している。
気がする。
ちょっといいですか。
「性交と恋愛にまつわるいくつかの物語」って
隠れた人気でもあるんでしょうか?
うちの近所の県立図書館で借りようと思ってみても
3週間待ちですよ。マジで。
それとも新刊ってのは大抵こんなものなんでしょうか。
わけわかりません。
源の新刊って、今どれくらいでるんだろ?
一万部ぐらい??
263 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 13:58:00
ジョン・レノン対火星人を読んでみたよ。
出てくる言葉・言葉がかなりツボにはまった(突発性小林秀雄地獄など)けど、何か時間の無駄だったような気がする。
あんた方が話を聞いた、という意味があったのですじゃよ。
僕達の青春はいったいどこへ行ってしまったんだろうってジョンレノン?
源はなんであんなに結婚するんだ?枯れた容姿をしているし、そんなに女好きには見えないが・・・
>>251 公式サイト日記の3月17日付けに
その顛末が載ってるね。
タカハシさんが朝日の書評子ってのは超周知。
だいたい何冊も本出してるじゃんか。
それにしても作家でありながら
これだけ書評の仕事が多いのは珍しいよな。
島田雅彦とか山田詠美とか同時代に
デビューした他の作家たちと比べると、
より一層はっきりする。
でもこの前の対談で朝日は途中降板させられたといってたな
272 :
特高官僚町村金五(田中内閣自治相、信孝現外相の父):2005/04/08(金) 19:49:56
273 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 21:08:22
巽孝之はだいたいにおいて外しているに同意
>274
こんなレスもありました。
47 :名無しさん@恐縮です :2005/04/09(土) 03:35:37 ID:kAxhAJlN
小説家や批評家にも 岡田史子が好きな人が結構いる。
高橋源一郎、四方田犬彦、伊藤比呂美など。
リアルタイムで 岡田史子に出会った人は、影響を受けているのではないだろうか。
276 :
274:2005/04/10(日) 02:49:29
…なんとお答えしたらよいのやら
平積みって毎週源ちゃんがでてくるわけでは無いのですね。
まあ考えたら普通そうか。
そんな暇ないよね。
>277
でもいずれまた平積みに源ちゃんが出ているのを
見られたら、その時はレポお願いします。
なにしろBSはすぐに地上波で再放送やって
くれないからなあ。。
随分前にもBSで斉藤由貴をモデルに樋口一葉の
朗読を源ちゃんがやってたと思いますが、
あの番組もまだ再放送してないですね。
ぼちぼち、高橋教授の授業レポも出て来ないかな〜
でも四方田スレを見てもその授業レポは皆無だから、
ひょっとして文学板に明治学院の学生は一人として
いないような悪寒。W
ちなみに源ちゃんが早稲田でやった授業の模様は
過去スレにあったことを覚えているけど。
学生さんから見れば、ただそこにいる教授だろうからね。
特に前からファンだったとかでなければ、
わざわざ2ちゃんでスレを捜してまで報告するという
発想すら浮かばずとも不思議ではない。
(てか、もしかして読者の高齢化進んでる?)
・電車男のヒロイン名がブランド名らしくて、NHK的に出せません。
・どっちも純愛小説。
・エンクミと山本梓は2ちゃん用語やAAがよくわからんそうです。
・源「友情が書かれたのは大正8年(1919年)」…ここで笑い。古すぎ?
・えーと、電車男と友情の共通点…
・恋愛経験ゼロ
・相手への妄想
・仲間からのアドバイス
ここで司会の女子アナ「そーゆー小説イッパイあるじゃん」
源「そうゆうと思ってました。ここまでのプレゼンは、みな忘れてよ」
で、スタジオ笑いにつつまれる。
じつは『友情』には秘密があるんです。
その秘密によって『友情』と『電車男』は瓜二つの作品に読めるのデス。
秘密とは、『友情』の主人公が実は野島でも大宮でもなく杉子でとゆうこと。
なぜなら、全身全霊の告白をする者こそが恋愛小説の主人公であるから。
野島のヘタレ告白は告白のうちに入りません。
では2作品の告白シーンを検証してみましょう…
(『電車男』告白シーン紹介)
キターーーーーーー!とゆうプラカードを持った源ちゃん「キターーーーーーー!」と叫ぶも、痛々しい…。
(『友情』告白シーン紹介)
同人誌とゆうのは、仲間たちで作ってマワす雑誌…それってインターネットの掲示板みたいじゃない?
以降、掲示板形式で大宮と杉子のやりとりを紹介。
要所要所で源「キターーーーーーーーーーーー!」(つらい、みちゃいられん)
どーよ、両作品似とろうが?
とゆう内容でしたよ平積み。
↑読み返すと何が書いてあるか分からんね。
すいません。
>>285 いや、ありがとうです。お陰様で番組の大体の雰囲気は掴めました。
痛々しい(w 姿があっても冷静にレポされるのは歓迎。
それに源ちゃんのスタイルを清濁合わせて書き込むことは面白いからね。
レポ乙
> キターーーーーーー!とゆうプラカードを持った源ちゃん「キターーーーーーー!」と叫ぶも、痛々しい…。
このあたりに、いろんな意味で80年代を感じてしまうなw
週刊アスキー4/26号発売中。
源ちゃんは親指シフトキーボートしか使えない。
また3年半ぶりに携帯交換。機種はF880iESで、
それを使って初めて携帯メールを送ったそうな。
ゲンはもう作家っていうより芸能人だな。
このスレだけを見てたらそう思われるのも無理ねーかw
まーでも露出が増えたのと
小説が心もち薄くなってるのは確かではある。
つか三島由紀夫以後、作家はカメラの前では道化師を
演じることを宿命づけられている!
源ちゃんはそれを忠実に守っていると解釈すべきだー。
う〜ん、やっぱ小説家は小説で勝負してもらいたいなあ。余技でエッセイやタレント業?をやるのもいいけど、最近どっちが本業なんだかわからなくなってる・・・
ゲンイチロー・オブ・ジョイ・トイ……。
295 :
吾輩は名無しである:2005/04/13(水) 13:18:50
赤と黒を知らん女子大生に驚いたとか書いてたけど
その認識に驚いたよ。
>293
でもね、よくよく考えてくださいよ。
ちょっと前には性交恋愛物語を刊行してるし、
来月の2日には集英社から『ミヤザワケンジ・
グレーテストヒッツ』も出る予定。
尚かつ小説の連載を複数持っているわけで。
つまりテレビでの姿は、虚像なんですよ。
100年経ったらあんまテレビがどうとか関係ないよ。
過去の文豪もくだらん仕事いっぱいしてるし。
100年後にはギャングしか残ってないだろうけど。
一つ残れば立派なもんだ。漏れたちなんか死後数年で跡形もあるまい。
でもギリギリまで「もう一つ」出ないかは待つよん、がんがれ>>源
>>295 驚いて「みせる」、ということをしているんでしょ。
蓮實重彦が新潮5月号での浅田彰との対談で、
「官能小説家」を「ルーブル美術館への訪問」と
比較していたのには笑った。
しかし源一郎のメタフィクション性が、
ストローブ=ユイレのそれと同列に語られるとは
誰も思ってもみなかったであろう。これは愉快だ。
>296
むしろ逆で、小説を書くペースはもう少し遅くした方がいい気がしてる。
書かない時期ってのも必要なんじゃないかな。
たくさん書いて、他の活動もどんどんして、で
結果として小説の質に微妙に疑問符が付くのが今の源ちゃんなのではないかと。
たくさん書いてるから小説家として良くやっているという結論にはできないと思う。
駄作乱発よりも、傑作一発の方が良いと思う。
どれ、新潮買ってくっか…。
>300
いや、そういう意味じゃなくて、293さんは本業は何が
なんだかわからなくなってる・・・と嫌味を言ってるから
私(296)は、源ちゃんは小説家としての活動はちゃんと
こなしていますよ、というレスをしただけ。
それで、あなたのおっしゃる現在の多作化が、その質に影響を
及ぼしているのではないかという懸念は、あくまでもあなたの
主観に基づいた意見だから、それに関しては私は何とも言えません。
ただ今が仮に寡作モードだったら、またそれはそれで何故もっと
執筆量を増やさないのかという嫌味を誰かしらが言い出すことは容易に
想像できますけどね。
それにしても、あなたも301さんも、「疑問符」だの「駄作」だのと、
その作品の具体例も挙げずにボンヤリしたことを問うているのかが
不思議です。
初期(ゴースト以前)よりも後期(ゴースト後)を評価している人はいないのか?
具体名もなにも↑の通りだろう。
はっきり言って、官能小説家を最後に
後は出涸らしとしか呼びようがない。
作品の濃度の違いを感じ取れないとしたら異常だよ。
寡作になった時の文句なんて本質的に新作マーダー?(・∇・ )っ/凵⌒☆ チソチソ
なんだから嫌味のうちにはいらんよ。
だが、今みたいな小説ばかり書いてたら古いファンは離れる。
アンチのほとんどいないこのスレだが、
同じ思いのヤシは多いんじゃないか?
「ゴーストバスターズ」は今いち乗れなかったけど
「日本文学盛衰史」と「官能小説家」には素直に感動した。
今みたいに色々書いてりゃ、いつかまた傑作をものにするだろう。
ま、だから近作の評価だけで切り捨てたくはないね。絶対に。
>>303 源ちゃんが昔に比べて小説以外の活動に力を入れ始めているのは事実。講演・競馬予想・よろず評論・エッセーは以前からやってたけど、
最近はそれに詩人・テレビのコメンテーター・タレント業・大学教授etc・・・
だから何が本業かわからないって言うのは単に事実の表明。小説はたくさん書いているけどあきらかに「量>>質」だと思う。「質>>量」に戻って欲しい人もいると思うよ。
まあ質と量が両立しているのが理想なんだけど、源ちゃんには無理っぽい。
>>305 同意です。
>>306 同じ思いです。
>>307 いつか「さようなら、ギャングたち」や「ジョンレノン対火星人」を越える傑作を書いてくれる日がやって来るのを待ちましょう。
310 :
吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 13:29:40
わしは思うけど、30歳頃からの勢いで走れるのは、20年だよ。
若いころのストックを熟させて書けるのは、それが限界。
そこから10年近くは、老境文学への過渡期なんでは。
そこを越えないで死んだ作家が多いんだよ。漱石、鴎外、竜之介・・・。
源一郎が越えようとしてるのは、ポップな老境文学への坂だと思う。
金子光晴のことを言い出しているのは、さもありなん。
『大人にはわからない日本文学史』マダー?
312 :
吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 02:11:50
この人、古典作品にはけっこう厳しい目で見るくせに
現代文学にはやけに甘い目で見るよね。
なんでだろ。
>>312 媚びてんだよ
こいつほどの文壇政治家もおらんわな
行間嫁
>>312 >>313 ある何事かについて、それを厳しい目で見ることと甘い目で見ること、
それぞれが持つ意味を現実的に再確認してみてはいかがでしょうか
そんで、授業受けにいった人います?
今週くらいまではガイダンスや履修申請なんかが関の山じゃなかろうか
>>312 「正直いって、おもしろくないもの、ひどいものもある、というか、
大体九割五分ぐらいはそうだから。」(by源ちゃん)
>>312 ていうか源ちゃんの文芸批評のスタンスは群像4月号に掲載された
座談会「顰蹙文学の力」で確認することができるよ。読んだらいい。
ようやく、『恋愛と性交〜』を読みました。
恋愛と性交をする物語ではなく、恋愛と性交についてグダグダするお話だったとは。
帯に書いてあることと本の内容、全然マッチしてないよ。
それはともかく、あまりいい評判を聞いてなかったんで、思ったより楽しめた。
あと、アメリカの短編小説が好きなんだろうなぁ、という感じ。
セックスに対するある種のポーズがちょっと鼻についたが、悪くなかった。
うん、決して悪い作品ではない。
でもファンは源ちゃんにはもっと上を求めてしまうんだな。
どのページを開いても何かが聞こえてくるようで、
手の届くところに置かないと落ち着かなくなっちまうような一冊をね。
一回読んだら終わりじゃなくてさ。
> 恋愛と性交をする物語ではなく、恋愛と性交についてグダグダするお話だったとは。
あ、そうそう、題名の「にまつわる」は伊達じゃないよ(笑)
>>310 >そこを越えないで死んだ作家が多いんだよ。
>老境文学への過渡期
ふむふむ。
それと似たようなことを新潮五月号蓮實浅田対談で目にしたよ。
川端にしても谷崎にしても早死にしたとか何とか言ってたな。
老境文学とやらについては、大江は後期の仕事を書き始めているし
古井は老いの妄念を延々と書き続けいるとか云々。
ともあれ源一郎のポップな老境文学への坂はこれからだ。
しかし若い嫁さんを貰った人が、そういうのをどう書くのであろうか。
因みに筒井康隆は、年相応に老境作品を発表しているね。
作家の加齢に伴って、作品に垣間見える老境への言及は興味深い。
正直、老境文学なんか読みたくはないなー。
老いるのは国だけでいいよ。
筒井康隆が話題に上ったところで俺は安倍公房を推しておきたい
最晩年はともかく、加齢と無縁の文筆活動に勤しんでいた
先人を省みるにつけ、単純に加齢が文章を規定するとは思えないんだよね
老境文学、の素朴なレッテル張りだけは避けたいな
(このスレじゃ野暮な発言ですが)
えー、まーつまり、これからの源一郎の活動を支持するものであります。。
週刊アスキー5/3号発売中。
大学研究室からの原稿をメール送信することが叶わずに、
結局それをプリントアウトしてファクスする源ちゃんであった。
週刊朝日4/29号発売中。
吾妻ひでおの『失踪日記』を書評。
作者の失踪と、自身の肉体労働を重ね合わせる源ちゃんであった。
ちなみに、と続けるが、他の小説家の大学教授兼任は
こんなもんかな。まだ他にもいるかもしれないが。
司修、島田雅彦・・・・・・法政大
伊井直行・・・・・・東海大
佐藤洋二郎・・・・・・日大芸術学部
小林恭二・・・・・・専修大
眉村卓・・・・・・大阪芸大
東大の松浦寿輝なんてのは教授が作家になった例外だな。
ご多分に漏れず、研究はしない、授業するだけの先生になるのかな?
5/2発売 『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』 \2940
ちゃんと出るのかね。
すばるに書評を書いたとか装幀が出来たとかヒットするからきっと出るでしょ。
しかし高いなー。5〜600ページはありそうなお値段だ。
『読む蕎麦』は完全に御布施だったからなあ。源ちゃん、今度は頼むよ!
今、書店に出てる(しりあがり寿が表紙の)「文藝」夏号から連載が始まった
豊崎由美の、『見上げてみれば――若い読者のための本の星座早見盤』っていう
ブックガイドのコーナーで、「読解の方面から新しい視点を提供してくれるのが、
高橋源一郎だ。数ある著作の中で、とりわけその魅力に溢れているのが
『文学なんかこわくない』」であると、その紹介を1ページに渡ってしているぞい。
しかしそう、若い読者のためにも本を出すことが必要なのだ。
だから源ちゃんはテレビに教授に、若く新しい読者の獲得に努めているのだーー!!
ぶらじま太郎の小説と源ちゃんの小説の違いがよくわからん。
わたしはほんまにあほだな。
>>332 批評ものを一冊挙げるなら『こんなにわかって』だろ!
と思ったが、売ってないもんな。
源ちゃんは全集が出るところまで逝けるかな?
>>334 今の執筆ペースをあと10年維持すれば、逝った後でも必ず全集出ると思う。
その際の編集委員は・・・佐藤友哉、中原昌也、平野啓一郎、星野智幸、吉田修一
の5人の作家( by「広告批評」2004年8月号)それと阿部和重だな(w
尚、全集月報には元夫人たちの暴露話が載る予定です(ww
そして娘の麻里ちゃんは作家デビュー。最初の仕事は中上娘と対談の予定(www
なーんか、全集ってピンと来ないよな。ペンギン村だぜ?
俺はペンギン村は好きだな。
あの牧歌的な作品は、文学における“物語”の意味を
再考させてくれると思う。
あいやいや、しかつめらしい装幀の全集に
『ペンギン村に陽は落ちて』とか『ジョン・レノン対火星人』とか
並んでるのを想像すると何だかおかしくて。
全集より文庫が似合うタイプかな。
なるほど。
確かに昨今は文庫による全集も(坂口安吾とか岡本かの子とか)も
あったからそれもいいかもしれないなあ。
変わったところで、ノベルス形式の全集はどうだろ?
講談社ノベルス『高橋源一郎全集』全10巻(別冊1巻)
出版物の電子化は業界の思惑絡みで30年は遅れている(21世紀にもなって
紙の本を読んでいるとは夢にも思わなかったよドラえもん!)けど、
源ちゃんの全集が出る頃にはさすがにそういうのは
電子メディアで出る時代になってるんじゃないかなあ。
今週の
>>7に大学授業の一端が・・・・・・。
>先日、授業の時、今年大学に入った一年生に、
>「ふだん読んでいる雑誌」について訊ねてみた。
こういうこと訊く先生って何かほのぼのしてて
いいよなあ。w
しかし学生は誰もここを見ていないらすいのはちと淋しいのお。
(ROMしてるんかもしれんが)
とりあえず今後に期待しましょうか。
週刊アスキー5/10.17号発売中。
本文ではFMV-830MG/Sの秀逸さをアピールしつつも
写真はそれをそっちのけで三人の女子大生を前に
何やら別のことをお話しているご様子です。
新歓コンパの打ち合わせでもしているんでしょうか。
BRIO 6月号
『古道具 中野商店』を上梓した川上弘美と、おでん屋で対談。
一言書評あり。且つ、相変わらず面白いよね、と褒める。
その作中人物の中では中野さんの愛人のサキ子さんがいいなあと好みを
顕わにしつつ、中年エロトークに花が咲く。
川上は男の子の部屋でフランス書院文庫をむさぼり読んだ経験があったとか。
高橋は過去3年間のフランス書院文庫は全部読んでいるとか、童貞作家は
エロいのを書く才能あるが、でも実体験をすると急激につまらなくなるとか何とか。
他にはこんな感じ↓のトーク。
高橋
「でも、ある時期乱れたくなるんだよね。僕の場合は40半ばかな。
男として焦る時期だったのかもしれない。」
川上
「男性の厄年、42歳って、いろいろあるみたいですね、みんな。」
等々。
347 :
吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 02:02:49
PLAY BOY 6月号
「最近、「オフィスもの」官能小説が増えているような気がする。」ということで
白銀純の『美人課長・恵理香 社内調教の罠』(マドンナ社)を書評。
その中で高橋氏の感じ入った本文の一部分。↓その52頁。
「おおぉ・・・・・・、たまらんなあ。オマ×コの奥まで丸見えだ。
さっきまで、あんなに颯爽としていたやり手のキャリアウーマンが、
恥ずかしい肉の穴の奥まで晒しているんだから、こりゃあたまらんわい」
ところでフランス書院文庫の、このタイプの最近の傑作としては、星野聖の
『人妻派遣社員』と、倉田稼頭鬼の『若妻新入社員 恥辱の痴姦オフィス』を
推薦しておられる。
てなわけで勃起age
高橋源一郎は54歳か。
まだ大丈夫
ハーレクインこそ究極の純文学であるとか言ってたのの
ハーレクインをフランス書院に置き換えただけなんじゃないのと
疑いの目を向けてみるテスト
何だそのフランス書院的ポルノも大いに結構だが、
一度、性愛抜きのラブストーリーでも書いてくれんかな。
性愛ものは、あだるとと官能小説家(これは凄い)で
やれることはほぼやり尽くした感があるからね。
それ以上は蛇足になっちまう恐れが。
(恋愛と性交がここで意外と不評なのは皆薄々そう思ってたからじゃない?)
源ちゃんの萌え燃え文学を読んでみたい。
アタマいいから「萌え」って理解していると思うんだけど…。
もうすぐ出るミヤザワケンジ・グレーテストヒッツって長編なのですか?
このスレ、立てられてから3ヶ月経ったのか。
早いものだな。
552頁だそうな。1頁5.33円と大変お値打ち(?)
しかし5/2に出回りそうな気配はないな。。。
ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ平積みされてたなー
売る気のある装丁だった
そりゃ、誰が見てもここ数年最大の勝負パンツだからな
買った。モノスゴ装丁。函入りてやつ。しばらく眺めてみたりりして。
amazonにやっと載ったと思いきや、予約受付もなしにいきなり品切れだな。
どういう流通?
たまには
>>7でも読んでみる。
今週はミクシィがテーマです。
もちろん、たまにはって毎週欠かさず宣伝してんじゃんなどという
無粋な突っ込みはいたしませぬ。
2ちゃんはネガティヴになるっていうけど、
ここなんかは文学板でもかなり穏やかな部類だね。
mixiはやってないんだが、源ちゃんのコミュニティは流れてるのかな。
川上の方の人はもう新作を入手できているようだが
綿串はまだなので、入手して読了するまでここ覗くのはやめよっと。
本命だし、先入観なしで読みたいからね。
源ちゃんとか言うやつすげーキモイ。
↑やーい、今言った今言った
一時期自分でインテリ源ちゃんとか言ってたのは
さすがに若禿の至りというやつか
んじゃタカハシさんで行っとくか
最近はどこで活動してるのか知らんが
(ひょっとして引退して久しいの?)
>>365 それ自称だったんだ…
俺も自称ってはじめて知ったな
そういや渡辺直己が講義でゲンチャンと一瞬言ってたな
368 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 00:20:09
自分で言い出したわけじゃなかったと思う
369 :
Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/02(月) 00:31:27
>365
インテリ源ちゃんっていう呼称は自称じゃないだろ。
それはデビュー当時に雑誌等で誰かに言われたり書かれてたりしてたことだよ。
それを源一郎は自虐的ギャグで、自分で使ってたこともあっただけ。
ちなみに当時の表記は“インテリゲンチャン”だったんだけどな。
自称とは書いてない。自分で言っていたと書いてある。
そこんとこ注意、注意〜
372 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 01:50:22
予定が遅れるのは慣れっこだが、早産もそれはそれで困ったもんだな。
尼損とか、初動遅れるっしょ。
> <新刊>
>・集英社『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』(5/2発売ですが
>店舗によっては店頭に並んでいることもあるようです)
公式に↑こんなこと書かれていたぞ。
だから359は早々と買えたのか。
GWに間に合わせようとがんがりすぎたんかな
377 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 05:25:33
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』、読了しますた!
徹夜して最後までいっき読みしてしまいました。。
『日本文学盛衰史』以来かも、げんちゃんの作品をこんなにいっき読みするのは。
内容的には、うーんたしかにグレーテストヒッツ?って感じでした。
まあ、普通に面白いですよ。げんちゃんファンなら一読の価値あり!
祖父江さんの装丁も(・∀・)カコイイ!!
てゆうか、突然『ゴーストバスターズ』を何年かぶりに読みたくて探してるのですが、
どこにしまってあるかぜんぜんわかりません。。
通販組なので落手は休み明けかな orz
公式HPのトップページ、更新できずいつまでも盛衰史のままにしとくぐらいなら
いっそ何も書かず「近況」にリンクだけとかにした方がいいっすよ >>中の人
379 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 21:00:11
「ミヤザワケンジ、、、」を買ってきて、2話まで読んだ。テーマはますます切実になっている。切迫していると言ってもいい。
>>378 ホントどういう仕事なんでしょうね、、まったくもう
古い話ですが『小説教室』で宮沢賢治に言及してましたよね
マネしてもマネだとすぐわかる、しかもスケールが小さくなってしまう云々
それを踏まえての今作なんだろうか、それとも…?
381 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 22:32:22
>>380 自分が書いたことを多少でも意識しない作家がどこにあるかね。
名前は出さんが、人様の作品を否定する時に持ち出す批判が
そのまま全部自作に当て嵌まってしまう痛々しい作家ならよくいるな。
文体は真似してないだろ
大学が休みなんで本とレポもって旅行いってくる
気分が向いたらグレイテストヒットも読み終わる
385 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 05:31:46
>>365 インテリげんちゃん→新潮文庫の100冊のコピー(85年・糸井重里)
『インテリげんちゃんの夏休み』
387 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 11:33:43
>>385 とてもわかりやすい自作解説だったけど、現代詩の言葉という意味では、やはり「ギャング、、、」が一番で、ということはいまだに最高傑作があれだということも理解させた。
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』買っちゃった。
まだ読んでないけど、これ立派な装丁だなあ・・・・・・。
わたくし、宮沢賢治を読んだ事が無いのですが、
ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツに手を出す
資格があるのでしょうか…?
青盤、赤盤からビートルズに入る人もいるから無問題
391 :
吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 10:05:51
>>390 それって「ウクレレビートルズ」からビートルズに入る人というたとえのほうがいいかも。
392 :
吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 13:54:45
青空文庫に漱石最後の「それから」がアップされたので、そちらを読んでしまい、「ミヤザワケンジ、、、」のほうは「永訣の朝」から先進まない。
好きなのから読んでけばいいんじゃないすか
ところで。
公式の日記を読むと、やっぱ教授らしく4月8日から
授業の話が続いているね。
12日の現代文学論で中原昌也の短編ふたつ読んで、
15日は柳美里の「8月の果て」で、基礎演習では
「JJ」5月号を読解して・・・・・・等々。
う〜ん、これは楽しそうな授業だなあ。
俺だったら授業でまわされるまえにすでに読んでるものばかりだから
先生俺を馬鹿にすんな!と怒れる。
教えるのはテキストでなく読み方でしょ
>>386 「インテリげんちゃん」っていう表現は戦前からあったと思うけど
399 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 22:54:24
ファンを自認するものだが、AVや風俗ネタはもういいんじゃないか。
「ミヤザワケンジ、、」も1,2話までまさにケンジとおなじく切実な味を持ったファンタジーだと乗ってきたのだが、3,4話で少々冷めた。
偏見かな。皆さんはどう?
400 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 22:54:48
ファンを自認するものだが、AVや風俗ネタはもういいんじゃないか。
「ミヤザワケンジ、、」も1,2話までまさにケンジとおなじく切実な味を持ったファンタジーだと乗ってきたのだが、3,4話で少々冷めた。
偏見かな。皆さんはどう?
401 :
399,400:2005/05/05(木) 22:59:02
ダブりごめん。ノートPCのパッドに慣れないもので。
402 :
399,400:2005/05/05(木) 23:02:22
ダブり、ごめん。
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』は価格が高いのが難点だよな。
学生さんは手が出ないのではなかろうか。
漏れが最初に買ったギャングたちは人に貸したまま行方不明だが、
今どきの学生は小説の回し読みなんてしないだろうなあ。
最近じゃマンガの回し読みすらしてなさそうな希ガスる。
ここは今時の若者じゃない人の割合が高いですね
そして源ちゃんの教え子が今時の若者なんですね
マンガの回し読みはあるよ
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』の書評を読んでみたい。
識者はどんな評価をするのだろう。。
どうせ無視
今月下旬ぐらいから各週刊誌等に
載り始めるかもな
文芸誌は来月だろう
すばるに載る書評は発売前に既に書き終えられていたようだから
次号に確実に載るでしょ。
もともとすばるの連載だから客観性はないだろうけど。
文芸誌に載る新刊本の評価なんて、どれもこれも客観性なんてないよ
(かつて週刊朝日で「虫」氏がやっていた匿名批評も今は無いし)。
とにかく狭い業界なんだから、一人でも購買者を増やして業界の底上げを
図ろうとする相互扶助の精神でやってるだけでしょ。
評者も大人だからそこんとこは織り込み済みで、誉める言葉に終始する。
だから読者としては、その評者がどの部分に着目してどういう誉め方をして
いるのか、その目の付け所と頭の程度(読解力)を読む面白味があるんだよね
(例えばそれは
>>161に対する
>>259の真っ当な感想に表れているということw)。
413 :
吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 08:40:40
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』タイトルだけで爆笑した。期待できそう。
「ダ・ヴィンチ」6月号
豊崎由美×岡野宏文の、「それなりに輝け!塵芥川賞」が今回で終了とのこと。
そしてそのトリを飾る“塵芥川賞受賞作”が発表されました。その結果は・・・?
『さようなら、ギャングたち』 高橋源一郎
『優しいサヨクのための嬉遊曲』 島田雅彦
以上の、ダブル受賞と相成りました!源ちゃん、まーくん、おめでとう!!
・・・しかしこれって、ふざけた名前の賞ではあるけど、豊崎×岡野の対談は
それなりに読み応えあり。
競馬漂流記がブクオフで100円で売っていたので
買ってみたが、これおもろいやんけ!
初期〜中期の感じただよう文体で
同じ出版社からでてる他の源ちゃん競馬本も欲しくなった
が、なかなか見かけない。。。
>>415 俺は競馬やらないから競馬本は全部スルーしてきたけど、
初期にけっこう出してたよね。
そういや、あんだけ競馬に肩入れしているのに
小説にはほとんど競馬は出て来ないよな。野球は出て来んのに。
なんか理由あんのかな。
「すばる」6月号
越川芳明が『都会のゲリラ』と題して『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』の
書評をP388−389に渡って載せている。
まず越川は、この小説全体を「競争原理にもとづく資本主義社会の周縁に
追いやられた「他者」の物語が多い」と位置づける。
その上で、「女子高生の生態を扱った「なめとこ山の熊」や「ポラーノの広場」の
女子高生ことばに、老人のボケを扱った「ビヂテリアン大祭」や「祭りの晩」や
「春の修羅」などに、作者の「フィールドワーカー」としての本領がいかんなく発揮
されている。軽いノリで読みやすい。やっぱりミヤザワケンジというより、タカハシ
ゲンイチロウだ。でも、バットテースト仕立てでブラックユーモアをきかせた連作集
であり、」云々と結論づける。
2ページを使っての新刊書評だから要約はこんなところで。
「Invitation」6月号
永江郎が『宮沢賢治とは関係のないミヤザワケンジ的本なのだ』と題して
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』を狭い紙幅で短い書評を載せている。
中でも批評的なところを抜き出すと、「高橋による『日本文学盛衰史』や『官能
小説家』には、近代日本語文学のリサイクルという側面があった。さらに次へと
歩みを進めたのを感じる。なにしろ本歌に関係あるのはタイトルと登場人物の名前
だけだ。」とある。
永江朗って人は、中身のない文章を書くには凄い才能を持ってますね。
仰る通り。その全文を読んだら、もっとぶったまげますよ。
何せ冒頭からこの本を、声に出して読みたい宮沢賢治みたいな
ものだと思っていたら間違いだぞとか間抜けな挑発をするし、
真面目な図書館司書がこの本を入荷したらどーたらこーたらとか
詰まらない小咄をいきなりするし、あらすじでわかる何とかとかとは
違うんだぞとかアホみたいなことも言ってるし、書き出すとキリがない。
いや、もうぶったまげました。
真面目な図書司書が購入したら、ってそこまでお前に心配される筋合いねーよ。
宮沢賢治、って題名でしか判断してないのお前だろーよ。
教えてくれてありがとうございました。
『ミヤザワ…』って『ペンギン村…』に似ているような。
ちょっとやり方が退行しちゃいませんか。
ペンギン村は冒頭がクライマックスというか、全体を救っているからなぁ
今作、そういうところが無いぶん俺には似てるとは言えない
盛り上がってきた話を躊躇なく投げっぱなすところが一番宮沢っぽかった、と思った
もうちょっと読んでいたいなと思える話の時はしょんぼりしたけど…
『ミヤザワケンジ…』読了。
高橋源一郎のリリカルな面が良く出た小説だと思った。
こういうリリカルな所が、強みだと思うんだよなぁ。
救いがないような感じの話が多いんだけど、ただ暗くて欝になるんじゃなくて、
ブラックユーモアを感じさせながら、悪ふざけの一歩手前でリリカルにまとめるというか。
上手く言えんが……
ここ最近では一番面白かったかな。
ところで、皆さんはどの話が一番気に入った?
横レスすまんが、
性交恋愛物語を巽孝之はブラックユーモアだと言い、
またミヤザワケンジを越川芳明はブラックユーモアと指摘して、
・・・これってどうなの?
(まあ、おれ自身、後者はまだ未読だから、でかい口叩けないけど)
尤も源ちゃんの作品にはユーモラスな語り口が重要な位置を占めている
とは思うけど、でもそれをブラックユーモアとまで限定することには、
おれ自身は齟齬感があるんだよなあ。
あえていうなら、それはグロテスク・リアリズムと称すべきもの
なんじゃないだろうか。
性交恋愛について言えば、登場人物は奇妙ながらも確信的に己の
目的を果たすため、ひたすらリアルに徹して邁進する行動をとるだけ
なんだし。
しかしとりあえずミヤザワケンジを読まなくちゃ話にならねえか・・・。
浅田彰にミヤザワケンジを批評して欲しいな。
『日本文学盛衰史』のそれは当を得たものだったし。
公式の日記に、またNHK・BSの平積みに
出ると書いてある。
>太宰治の『女生徒』をやることになりました。
>太宰の天才的「口真似」のことを話す予定。
太宰好きは相変わらずか。好きになったら
とことん付き合うのだな。
@@@@@@@@@@
テスコ
>>428 今の時期なら宮沢賢治をやるべきだよね(w
文学界連載「ニッポンの小説」6月号分
猫田道子(メイン)、太宰治、武者小路実篤のおなじみコンボ
何度も見かけるネタだけど、やっぱり面白いです
お尋ねしますが、こういう連載って、あとで必ず製本してもらえるものなのですか?
連載開始から購読しているのですが、金銭的にも収納的にも面倒なことになっており、
購読は考えなおそうかと思っています。買った分だけはしばらくとっておくつもりですが…
大概は連載を始める時に単行本化の約束もしておくみたいだよ。
作家も生活かかってっからね。
あと、メジャーな文芸誌のバックナンバーは
自分で保存しとかずともいくらでも見る方法はあるわけで。
>>433 432です、ありがとうございます。
そうですよね、たとえいつかあとになってもその気になれば探し出せるだろうとは思うのですが、
やはり手近なところに置いておきたいという気持ちも捨てがたかったので。
単行本化などは出版社と公式の情報を確認しながら気長に待ちます。
でもやっぱり、形になることが必ずしも約束されてない(約束されててもそれが見えにくい)のは、
それを待つ身としては切ないなと、時々思います。
改めて、どうもありがとうございました。
435 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 21:05:07
官能小説家、文庫の解説を詠美が書いてた
うまいね、詠美は。文章もうまいが、ちゃかりオレ語りに持っていく技は名人芸。
私も文学史に名を残しても良い、と思うようになったらしい。凄いよ姐さん。
436 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 23:59:16
今週の
>>7(#34 入 学 し て 一 ヵ 月)は面白い。
その内、教授のタカハシ先生が作中人物となるような作品が執筆されるかも・・・?
437 :
吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 01:12:37
つまらん。
この人。
糞過ぎ。
最高。
この人。
面白すぎ。
>>435 >山田詠美の『風味絶佳』を読む。やっぱり、うまいなあ。
>..2005年4月25日(Mon)
公式日記に、こういう前振りがあった!
>>436 講義をまとめた文学論を刊行して欲しいな。
440 :
吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 01:46:54
良い子。
悪い子。
普通の子。
源ちゃん、本当にそれでいいと思ってるのかしらん。
> この世には、楽しいことがたくさんある。授業なんか聞いてる暇はない。
こっちがホンネなのではなかろうか。
なんつーか、島田やエイミとの馴れ合いがむかつく。
おやおや。
作家は同業者と仲が良いのは駄目です教の信者が
こんなところにもいるのか…。
誰と仲が良かろうが悪かろうが、どんな副業をしてようがしてまいが、
作家は書いた小説によって評価されます。
このことは、442の言う3人についてもはっきりしてるんじゃないかな。
残酷なくらい。
445 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 22:26:29
ミヤザワケンジ、本屋で立ち読み(で申し訳ないが、たいがい
それでさらっと好き嫌いはつかめるんで)したが、なんだか
”せつなさ”に演出過剰感があって、鼻白んだ。
期待してたんだが・・・・もちっとシリアスになってほしい
気がした。あんまり文壇的マーケティングしないでさ。
すばるで連載してる『銀河鉄道の彼方に』ってSFなの?
今回のは第四回だけど、ちらっと読んで興味をそそられた。
ジャンルは何かと問われれば小説ですと答えるしかない、
源ちゃんの書くものはそういうのが多いと思う。
そうですか。どうも。とりあえず図書館でバックナンバー取り寄せて
全部読んでみよっかな。
449 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 22:29:02
昔、ジョン・レノン対火星人を読んだ時、あまりの下らなさにすぐ友人にあげてしまったが、
何故かずっと心に残ってる。
下らないんだけど、スゲェ面白かった気さえ今はする。
初期の作品は最初読んでもわけわかんないんだけど
後でじわじわ効いてくる。突然部分的にわかったりもする。
いつまでたってもわからない部分はわからない。そんな感じ。
(最近のは...)
ミヤザワケンジ高すぎ。文庫化するんだろうか
近所の本屋は置いてなかったな
置いてあっても買わないんでアレですけど
立ち読みしたかった…
453 :
吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 00:09:13
なんでミヤザワって箱入り?
>451-452
図書館に入るのを待ちましょう。
ミヤザワケンジってアニメ化すると案外いいかもしれないような気がする
まだ全編読んでないけど
アニメ化はどう考えても無いだろう。
でも昔は『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』
なんていう源ちゃん原作脚本の怪作も
あったほどだから何とも言えんが。
「週刊読書人」5/27号1面目
源ちゃんと同い歳の詩人、野村喜和夫が『化学変化した宮沢賢治』
と題して『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』を書評。
まず野村は賢治作品を「つまり詩である。詩という聖性である」
という観点から本作を、「その高みから賢治作品を地上にひきずり
おろし、人間のウヨウヨいる、人と人との関係性で出来ている世界と
いうものの実質のなかに放り込んでやること。そこで起こる化学変化
の結果が、すなわち『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』なのだ」と
位置づけする。ではその変化がどのような結果を生むのかといえば、
「詩の聖性からひきずりおろした物語を別種の名づけ得ぬ詩の場へと
送り返す」(書評副題)と評価して、卑俗なるものこそ聖性だという逆説
(中上的な別種?)を言わんばかりに、本作に新たな価値を見出す。
続けて野村は「そしてその高橋ブンガクによる賢治宇宙の聖性剥奪が
実に徹底していて一種すがすがしいのであり、書き換えという純粋な
悪意(それはしばしば生半可な愛よりも対象に対して真摯である)以外
の他意というものをそこにを見出せないのである」と言うのだが、無論
そこには例外のものもあると評者は指摘していて、それは書評本文を
読んで確認してくれ。ともあれこの書評は、僭越ながら良いものだと感じ
入った。それが源ちゃんの人徳に因るものなのか、とてもいい長文の批評。
458 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 12:32:26
今週の
>>7 #35 フ レ ッ シ ャ ー ズ ・キ ャ ン プ
しかし、源ちゃんとか呼んでる奴らキモイな・・・。
アイドルをクンづけしてるようなもんだぞ。
些末なことに拘泥するな。
源ちゃんでもオッケー。
あのいけ好かないヒゲのおやじがハスミンだもんな。
源ちゃんぐらいでたじろいでちゃしゃーないべ。
ハスミン言う奴こそまじでキモイ。
カラヤンはまだマシ。
しかしヨモタンってのはピッタリ。
島田雅彦のことを、まーくんと呼ぶのは微笑ましい。
つか笑える。
■05月26日(木) - 午後 00:15 〜 午後 01:30 - BS-hi
アートエンターテインメント 迷宮美術館
▽名作“叫び”ムンクが絵に施した秘密の技法とは?
▽天才ダリの仰天講演
岡田 眞澄
吉本多香美
林家こぶ平
高橋源一郎
中村 有志
【司会】 段田 安則
住吉 美紀
http://www.tnc.co.jp/keiba/ ■TNCドリーム競馬SP ザ・日本ダービー 観覧者募集
今年もTNCパヴェリア(福岡市早良区百道浜)に競馬ファン500名様を招待して、
豪華ゲストと競馬専門紙トラックマンが第72回日本ダービーを徹底的に分析します。
<中略>
ゲスト(予定) : 高橋源一郎
<後略>
近いから行ってみたいんだけど、競馬を全く分からないんだよなぁ…
こういうイベント行ったことある人いたら感想聞かせてくれぃ。
PLAYBOY 7月号P111
「当然のことだが、SM雑誌の官能小説は、そのエロ度が高い。」と題して
創刊当時、しばらくの間、愛読者だったという『SMスナイパー 5月号』を総評。
時代が変わってもSM雑誌は断固として(内容が)変わらないらしい。そしてその
連載小説の由紀かほる『女潜入捜査官 Lady Dog』の、9300字も延々と続く官能
描写に感嘆。そして巽飛呂彦の『昭和女侠客伝 お京無残』を、正当な官能小説
だと好評価。
(後者において)“高橋氏が感じ入った本文の一部分”
「へっへへ。お京姐さんもお嬢ちゃんも、股の間の割れ目を見せちゃって、
お京姐さん、ほら、股の間から、なんだか蛤の舌みたいな物がこぼれちまって
ますぜ!」山岸の言うとおり、丸見えになった京華の肉裂は、肉唇のわずかな
よじれやはみ出してまでも余すところなく露わにしてしまっているのだ(P201)
BRIO 7月号P211
連載の「ほろ酔いかげんでページを開けば」で、
谷川俊太郎の新刊『シャガールと木の葉』(集英社)についてインタビュー。
これが酒飲みながらするというだけあって、ざっくばらんな話に終始する。
曰く、離婚回数は谷川三回、源ちゃん五回とか、また源ちゃんは24歳から
慰謝料を払い続けていて、それが完納するのは70歳だとか、或いはまた
谷川が源ちゃんに、慰謝料をまた借金してもいいよと申し出たりとか何とか。
(勿論、詩についての真面目な話もしてはいるけど。)
“高橋源一郎一言書評”から抜粋。
「嬉しいのは、どの詩も「わかる」ことだ。詩が分かるんですよ!すごくない
ですか?」とある。
SPA!5/31号『これでいいのだ!文壇アウトローズの世相放談 /
坪内祐三&福田和也(構成・石丸元章)』vol.143のP135にて(18歳少女を
約三か月間監禁して逮捕された小林泰剛が、ハーレムを作りたかったと供述して
いることを、マスコミがハーレム云々とそのまま称して報道していることについて)、
坪内が「(前略)やっぱり、島田雅彦先生とかさ、高橋源一郎先生とかさ、文学者
だったら、ピッタリくるフレーズを考えてほしいと思うんだよ。オレたちは批評家
だから論理的には解読するけど、独創的なフレーズを作るのは作家のほうが得意
だからさ。事件を読み取って、ピタッとしたネーミングを作らないと(後略)」
と放言。
そうやってわたしたちは名前をつけるようになった。
>>465 スマソ、誰も行ったことないようだ。つか競馬ワガンネ
是非行って感想聞かせてくれぃ。
465です、結局行きませんでした、すいません
>>470 というのも、よく確認したら当イベント、講演ではなくフジ系ローカルの公開番組収録だったんです。
先程放送されていたのですが…見るかぎりでは行かなくてよかったかな、と。
断トツ強い馬がいるということと、氏が元気であらせられることだけはわかりました。
相変わらずの飄々とした物腰を元気と呼べるかは疑問ですが、まぁ相変わらずということですから。
ちなみに氏の先着予想は5・14・15だそうです。
興味のあるかたはどうぞw
このスレに朝日新聞購読者はいないのか?
先々々週の8日、読書欄で源ちゃんが島尾敏雄の『死の棘日記』を書評していたぞ。
その題名は「ここに記されたような行いをぼくは愛と呼ぶ」。
まあ色々述べているんだけどさ、これを選んで身につまされなかったの?w、と思わず
突っ込みを入れずにはいられない。とはいえ、この作品を埴谷の『死霊』、大西の
『神聖喜劇』、武田の『富士』を差し置いても第一位に選ぶだろうと言ってるから、
純粋に文学作品としてこれを読んだんだろうな。うーむ、読者のプロだ。
このスレに読売新聞購読者はいないのか?
先週の22日、読書欄で川村次郎が『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』の
書評をしていたぞ。その題名は「詩人の世界を“変奏”」。
「パロディーとも呼べないこれらの奔放な物語からは、しかし、堆積された
湿ったゴミからじくじくとしみ出すような、押しつぶされた人間のせっぱつまった
悲しみが滴って来る。」
「東北の寒村をあえてメルヘンの場に変容させたかつての詩人の世界を、陰画の形で
反映しているかとも思われる。」
てなことを述べていたぞ。
上のレスの評者の名前、川村二郎、に訂正・・・。
475 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 17:09:44
川村二郎も意外と源一郎に付き合いつづけてるな。
群像新人文学賞の選考に「さようなら、ギャングたち」の創作合評と、
最初期から批評しているね。
476 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 19:54:39
俺、高校生-男子-(キモヲ)なんですけど、
源一郎さんの本が大好きなんですけど、
買うときレジに持っていくのに勇気がいります。
家に置いとくのにも勇気がいります。
どうすればいいでしょうか?
へんな題名でないのは平気なんですが・・・・・・。
今でもその本は買ってません。
この小説から入るといい、といった小説を教えてもらえませんか?
やっぱり処女作ですかね。
愛と幻想のなんたらとかいうのがお勧め
>475
へー。それは知らなかった。
他はどんなメンツで合評してたんでしょうか。
その評価とかも、よろしければ教えてください。
>477
そうですね、まあ何から読まれてもいいとは思いますが、
とりあえず初期三部作から入るのは無難かもしれませんね。
『さよなら、ギャングたち』
『虹の彼方に オーヴァー・ザ・レインボウ』
『ジョン・レノン対火星人』
でも最近のものから読みたいと思われるのでしたら、
『官能小説家』
『日本文学盛衰史』
という二作品から始められてもいいかもしれません。
漏れ的お勧めコース
ギャング→日本野球→盛衰史(→こんなにわかって)
482 :
吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 11:14:19
近くの古本屋に
新潮文庫の『ジョンレノン〜』があったから買ったんだけど
さっぱり意味が分からないです
どうやって読むんですか?
うしろから読むんだよ。
484 :
吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 12:06:57
ブクオフに置いてある理由を考えろ
好きだけどなあジョン・レノン対火星人。
何度も読み返して本がぼろぼろになってしまった。
477ですが、ありがとうございます。初期の方から入ってみます。
>>482 >>449-450みたいのが典型的な読み方のようだ。
受け付けないなら無理に読み通す必要はない。
もし482に適性があれば、後でもう一度続きを読んでみたくなるだろう。
初期から入る場合の唯一の心配点は、80年代的な固有名詞が
今となっては障碍になってしまうかもしれないことかな。
男の隠れ家 7月号
崔洋一の書斎紹介のページで、その本棚の中に
『文学がこんなにわかっていいかしら』単行本の
背表紙がチラッと写っているぞ。
週刊ポスト 6/10号
話題の新刊はこれだ!のページに
「名作群に“毒”を盛り込めば」という題で、
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』の短評あり。
数編の軽い粗筋紹介の後に、
「新たな寓意と最先端の刺激に充ちた物語!」
と締め括っている。
評者は(伴)という匿名の人。
491 :
吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 20:02:11
やっぱ本は手元に置いておくべきだな。
ジョンレノン対火星人、読みたくてしょうがない。
492 :
ゆずぽん:2005/05/31(火) 20:12:26
『ジョン・レノン対火星人』
BOOK OFF で百円。
「古本」で検索すれば
必ず売ってる。
今日の読売新聞
?
週刊プレイボーイ 6/14号のP65に1ページ丸ごとカラー広告が
掲載されているのにはビックリした。集英社すげーよ。
あしたね、世界が終わるの―――。 (その下に本書写真)
現実と非現実が交差する、終末観漂う24編!
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』 最新刊好評発売中
高橋源一郎 (下に中野義樹撮影、笑顔の著者の白黒写真)
もうひとつの「風の又三郎」はどんなお話?
「注文の多い料理店」「どんぐりと山猫」「セ
ロひきのゴーシュ」など、賢治作品を舞台に、
現代の登場人物たちによって、それぞれに
繰り広げられる、世界の終わりの風景・・・。
現代の“ミヤザワケンジ”が描く待望の物語。
*てな具合だった。ちなみにその裏ページには、浅田次郎の
「天切り松 闇がたり 第四巻 昭和侠客伝」のカラー広告が。
集英社は週プレ読者に、この二作品を読んで欲しいと目論んで
いるのか。
あだるとや官能小説家は大いに?週プレ読者にアッピールしたろうし
AVやフランス書院のレビューもしてたし
そこらへんのつながりじゃないの。
さあ、どうだろう。
ただ集英社も本気で売りたかったら女性誌に広告を
打つべきだと思う。
あだるとや性交恋愛はそれで版を重ねたんだろうし。
中原昌也の新刊で対談しているそうだが・・・・・・。
狙いといえば、箱入りで豪華と思いきや装幀や紙質ははっきり言ってボロいのよな。
何を狙ったのかよくわからん。
張子の虎かい。
アンチというのは何がなんでも屁理屈つけて否定する
という良い見本ですね。
?
「ミヤザワケンジ〜」読みました。
「虔十公園林」。アニメや漫画みたいなオタク文化をサブカルチャーとか何とか言って取り扱う作家は多いけど(この人もそうだけど)、エロゲームを扱った作家は、単に自分が知らないだけかもしれないけど、いないと思う。
読了おめ
「傲慢な言い方をすれば、わたしはいま、どうして他の作家たちが
自分の作品が「遅れている」と感じないのか、わからないのです。
感じていて、だがそれをいっては拙いのでいわないのか。あるいは、
本当に感じていないのか、それもわからないのです」
源一郎は、文学は常にすでに遅れているがゆえに権威を持つ、とか、
社会的な現象や価値観から離れるからこそ意義がある、って考え方
じゃなくて、遅れているものは更新やアップデートをしてみなきゃ
いけないんじゃないのか、って考えてるみたいだね。
現在の〈消費の強度〉と、その裏返しとしての〈意識の耐え難いひ弱さ〉
に近いものに、文学は――遠ざかるのではなく――近づいていけない
のか、って。
その耐え難さというものに耐え切れず、何かしらわかりやすいものに縋
り付いて短絡的な解決を計ってしまう作家や大衆というのも確かに存在し
ていて、それがまた世相を昏く殆いものにしているという部分もあるよう
ですね。
源ちゃんの道には正気を保ったまま狂おうとするような困難さが伴うで
しょうが、がんがってほすいところでつ。
岩波のやつと、ちくまプリマ〜新書のやつマダー
げんちゃんって何でもてるの?
選り好みしない、もしくは基準が人とはずれているから。
キュートだからだよ
>>499 デザインもいいし、読みやすい造本だけど
表紙がペラだから一度読むとぺろんと反ってしまうね。
箱なしで本棚に収めたら間違いなく傷んでしまいそうだし。
ページ数・部数・価格のバランスを取るぎりぎりの選択だったんだろうけど、
久々に再読に堪えそうな、読み返したくなる出来の小説だっただけにちょっと残念。
>>498 これだな。
『続・エーガ界に捧ぐ』(扶桑社)
帯文は浅田彰で単行本語り下ろし対談は他にリリー・フランキー、高橋洋、青山真治。
源ちゃんとの対談(2月18日に行われた)の題名は、
「映画の話を少し。そして小説家・中原昌也はいつ本気になるのか?」
それらしいところを少々抜粋すると・・・・・・、
高橋「(前略)大江さんにしても古井さんにしても、イーストウッドでもゴダールでも、
あの人たちの何が凄いのかっていえば、やっぱり本気なんだよね。
本気になれって言われても、なかなかなれないよね。」
中原「何をもって本気かってことですよね。高橋さん本気になってますか?
本気になって、本気なものができたっていう手応えがありますか?」
高橋「本気に・・・・・・なろうとは思っている(笑)。本気になってるときもあるよ。
でもさ、あの人たちって年中本気じゃない。極端なことを言うとね。」
中原「僕だって本気になりたいですよ、四六時中ね!」
高橋「じゃあ、本気になろうよ(笑)。」
それから阿部和重のことを両人が持ち上げていたな。
中原「彼こそほんとに全身小説家ですよ!」
高橋「中上健次以来のね。」
中原「そうそう。そういうのは彼に任せましたよ。彼は小説を書くべくして生まれてきて
ますよ。資格をもってますよ。」
高橋「やる気あるしね。」
中原「ガッツあるしね。」
・・・てな具合。何か笑える。
なんか既視感が。広告批評の対談もほとんど同内容じゃなかったか?
6月11日BS-2平積み観るの忘れた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
源『女生徒』 vs オーケン『ハックルベリ・フィンの冒険』
すげぇくやしい!再放送キボンヌ
あれ、今度の新刊はかなりのものだと思ったのにあんま話題になってないね。
まだ感想・ネタバレ禁止期間中?
だって、いつものやっつけ仕事だし・・。別に語る事はないよな・・・。
517 :
吾輩は名無しである:2005/06/16(木) 23:00:58
なんつかー、もう競馬評論家一本でいって欲しい。
これ以上、文壇に寄生する姿は見たくないよ。大好きな作家だったからこそね。
週刊朝日 6/24号で『心理』を書評。
以下、その冒頭から。
荒川洋治さんの新しい詩集が出た。
いつものようにゆっくり読んだ。
楽しい、でもちょっと難しい(順不同、つまり
「ちょっと難しい、でも楽しい」でもよろしい)。
そうだ。まず、そこのところから考えたい。
荒川さんが書いているのは「現代詩」だ。間違いない。
そして、「現代詩」を、人々は読まなくなったはずた。
それも、間違いない。
では、「人々が読まなくなった」「現代詩」と、
荒川さんが書いている「現代詩」は違うのだろうか。
この続きは本文で…。
521 :
吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 19:35:35
>>518 くだらんあげあし取りするなよ・・・みっともない。君は高橋の最近(21世紀に入ってから)の小説を読んでる?
それで「なんて素晴らしいんだ!!」って本気で思う?
なんか源一郎本人が来てそう
最近の小説ってそんなにひどいのか?
ジョンレノンとギャング達しか読んだことないんだが。
7月発売 集英社文庫 谷川俊太郎詩選集2で解説。
盛衰史は結構良かったと思うが。
つうか源ちゃんの場合、「すばらしい小説」を書いたらそれはそれで嘘くさい、という困難な立場に自分を追い込んでる気がする。
勝ったら負けだ、みたいな。
長篇じゃなくて毎回読み切りの連載短篇なので、
ケンジのページ数見て盛衰史みたいのを期待すると確かに肩透し喰うかも。
でもこちらにはこちらの良さはあったと思うぞ。悪さもあったけど。
ミヤザワケンジがどうのというより、源ちゃんのテーマ系の
ダイジェスト・総集編・greatest hitsという感じだね。
一部の批評家のように、賢治への言及に過敏になる意味はないと思う。
525じゃ足りないの?
君が代や性交のような・・・もあるのは事実だが
あだると、盛衰史、官能小説家あたりは初期では出来なかった達成だと思うよ。
>>528 そうですか。ありがとう、なんかエロそうですね。
あそうそう、ケンジは源ちゃんのテーマ系の総集編と言ったけど、
一部のテーマにはギャングの頃にはありえなかった和音、
もしくは不協和音が確かに伴っているようだ。
緑のリボンが風に吹かれてリュートの弦を擦ったような。
そこに源ちゃんの書き続けることの意味もある、と書いたら言い杉だろうか。
日本文学盛衰史は名作と言ってもいいんじゃないかと思う…
どんなに駄作を書いても、お前らみたいにフォローしてくれる奴らがいるから
生き延びられるんだろうね。
文学板だし、駄作と思うなら具体的に論じてごらんなさいな。
お相手しますよん。
534 :
吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 00:42:36
恋愛性交今さら読んだ。がっかりした。
「小説トリッパー SUMMER2005」号で、
「この十年、作家と仕事 1995→2005」
っていう特集が組まれていて、そこで江國香織恩田睦
河合隼雄桐野夏生久世光彦車谷長吉椎名誠田口ランディ山本一力
という面々の中に源ちゃんも加わって、エッセイを寄せているね。
「この十年、あの十年、これからの十年」という題名で。
しかしこれ読むと、作家としての自己批判の部分があったりして
興味深い。でもまあ読者はそれに追従しなくてもいいと思いますが。
ところで同書に載ってる第16回朝日新人文学賞の源ちゃんの選評は、
今回の受賞者に自信をつけさせる言葉に満ちていると思う。優しく誉めている。
昨日の夕刊に載ってたけど「すばる」前編集長の片柳治氏が
16日に食道癌で55歳にしてお亡くなりになられたそうで・・・。
この方は『官能小説家』に出ていたカタヤナギというその人です。
合掌。
源ちゃん、源ちゃん、うぜーよ。ちゃんづけで呼んでいいのは、タラちゃんだけ!!
源ちゃん♥
これで如何でしょうか?
表記の仕方をちょっと工夫してみました。
GENちゃん
はどうかな?かっこよくない?
はだしの源一郎
はどう?
三原さんと呼んでみるテスト
>>512 その対談で二人とも事前にシノプシスを書かずに
小説を執筆していることを自嘲気味に話していたけど
それって純文系の作家にはありがちのことなんじゃない
のかな。
そういうの用意して書き始めるのは最近では平野啓一郎
ぐらいだと思う。>『葬送』
葬送ってそんなにいいのか?発売してすぐに買ったのにずっと積んだままだ…
読んで判断したまえ
日経新聞の毎週日曜日の読書欄には、ちょっと前に刊行された本を取り上げて語る
「半歩遅れの読書術」という常設コーナーがあって、そこの先月一杯を源ちゃんが
担当していた(余り長くない文学エッセイという体裁である)。以下要約しておこう。
5月1日の題名は、「女子高生の言葉 時代の先端、作家が注目」
大学のテキストとして舞城の『阿修羅ガール』を使った際、その言葉づかいが学生ら
にとって違和感があったことを前振りに、明治二十年代の「言文一致体」から太宰の
『女生徒』、橋本の『桃尻娘』を経た言葉づかいの変遷を考える。
「当然のことだが、話し言葉は変化し続ける。となれば、優れた作家ほど、その変化
する言葉の先端に注意を払うものではないだろうか」とある。
8日は、「最高の文学論 「歩く思考」ゴダールは語る」
ゴダールの講話を採録した『ゴダール/映画史』について、「あえて一言でいうと、
ぼくはこの本を、最高の文学論として読んだ。そして、いままでにこれ以上の文学論
を読んだことがない」と絶賛する。その理由をこれが「語り下ろしからくる思考の逡巡、
その歩みこそ文学が求めてやまないものだ」とする。そして『ゴダール全評論・全発
言』のV巻は机の上にいつも置かれていて、執筆の際にはその「頁を開くだけで、
なにかいい解決策が思い浮かぶような気がするのである」と告白している。
15日は、「SF作家 鈴木いづみ 70年代に現代先取り」
鈴木の『セカンド・コレクション』について、「ただ「七〇年代を体現したのではなく、
「SF作家として七〇年代を体現」した作家なのだった。いや「早すぎたSF作家」とか
「全身SF作家」と呼ばれる存在であることに、遅ればせながら気づいたのである」と
述べている。
22日は、「片岡義男の衝撃 日本と日本語 考え抜く」
片岡が従来の作品の傾向から大きく転換したのが『日本語の外へ』だったと指摘する。
以降、『音楽を聴く』『日本語で生きるとは』『影の外に出る』『自分と自分以外』
『吉永小百合の映画』の全てについて、「片岡義男のように徹底した思考を貫ける
人間を得たことを、ぼくたちは感謝しなければならない」。そして『七月の水玉』に
ついては「ここで使われている日本語のなんという美しさ、正確さ、明晰さ!」と
批評する。
29日は、「荒川洋治の詩 頭の中に火をつける」
『空中の茱萸』について「いまでも、ぼくは手の届くところに置いて、しょっちゅう
読んでいる」とその愛読ぶりを語る。そして荒川の詩を読むということは、「なにかを
考える。そのなにかが大切なのだ。というか、なにかを考えさせてくれる、ということ
が。」と、読み手の思考を促す格好のものとして捉えている。
>>545>>546 超乙!
『阿修羅ガール』はなんとなくだがその観点で読んでいたので>言文一致体
はからずも見地が重なっていてなんだかとてもうれしい!
…んだけど、そもそも源ちゃんのおかげってだけなんだろうねorz
実際タカハシさんシリーズ読まなきゃそんな観点思いつきもしなかったろうし
最近既視感を覚えることが多いなあ。
漏れもトシかなあ。。。
正直19歳の俺でもこの記事は既読感が
新聞って「場所」での勝負だったからジャマイカ?
汝らよく聞け、2005年07月10日放送のBS2『週間ブックレビュー』は、
“高橋源一郎「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」を語る”ですよ!
録画の準備はできましたか?
わたしのビデオは既に予約済みですよ!
あとは、二次元ドリームマガジン片手に一週間待つだけですよ!
今日の朝日新聞で山田詠美の『風味絶佳』を書評してるよ。
「秘蔵レシピで味わう極上の日本語料理」という題名で…、
現代最高の(言葉の)シェフが、秘蔵のレシピで
作り上げた、六篇の小皿料理だ。
もったいなくて、一度で読めない(食べられない)。
だから、ぼくは、毎日、一篇ずつ読んだ(食べた)。
…と書き始めている。
神西清や三島由紀夫や吉田健一らの口を借りてユニークに評してる。
>>551 スレ違いで申し訳ないが、二次元ドリームマガジン読んでる同志がこんなところにいるとは…ただでさえ読者数少ない雑誌だろうにすごい偶然だ。
自分は羽沢向一が一番好きだな。「サンダークラップス」は名作
なんか内輪であそこまで持ち上げるもんなんだね。
ちょっと気持ち悪かった。 >>朝日書評
>>551 情報さんくす。
そういや昨日の毎日新聞読書欄では
島森路子がミヤザワケンジを書評してたな。
「生きる意味見失った現代を自在に」って題で。
平成日本のどこか腐臭を漂わせるような現代風俗
模様である、と各篇を総評しながらも、『グスコー
ブドリの伝記』だけは、賢治の世界とまっすぐに向かい
合っている。もしかしたら、ここに作家の本心が潜んでいるのか。
てなこと書いてたな。
>>552 今週の
>>7(この連載は高校生向けなんだな)では
『ぼくは勉強ができない』について色々と書いてるぞ。
このスレでは肝心の源一郎作の小説がほとんど語られてない・・・
語るほどの小説を発表してないからだろ
恥を捨てて言うと、こういう象徴みたいな小説は語るのが難しい。
源ちゃんほどの才能ある小説家なら、いつかきっと凄い小説を書いてくれるんだろうから気長に待ちましょう。
前に少しだけ語ってみたけどあんまり乗ってきてもらえないようだ。
このスレに限らず、文学板にあってさえ
小説よりウェブやテレビ雑誌の露出ネタの方が反応が良いのは
やはり小説の読まれない時代なんだなあと思ってしまう。
源ちゃんの小説に繰り返し出て来る「終わってゆく感じ」には
こういう慨嘆もまた混じっているような気がするよ。
人生(の何割か)を捧げた小説自体がゆっくりと終わってゆく感じ。
「PLAYBOY」8月号
連載の官能小説書評。今回は「現代人よりすごいですから、江戸の人たちって」
という題で、渡辺信一郎の『江戸の閨房術』(新潮選書)を書評。
そして本書での“高橋氏が感じ入った本文の一部分”。
「問に曰く、世俗、交接の時、睾丸(きんたま)の触るを悦ぶといふは誠なりや。
答て曰く、諺(ひ)に小茎の千接(せんこすり)より大睾丸の一(ひ)と打(うち)と
いふは、妙論なり。」(106頁)
以上の現代語訳は源ちゃん自身が本文でやっておるでござる。
「BRIO」8月号
連載の「ほろ酔いかげんでページを開けば」
今回は歌人、穂村弘の新刊『本当はちがうんだ日記』(集英社)について。
それは抱腹絶倒の本だそうで、著者については「文語短歌」の一方に位置する
「口語短歌」の旗頭だと高く評価している。
そんでもって二人の対談のさわりをピックアップすると・・・
穂村「でも高橋さん、たとえば死ぬのはこわくないですか。」
高橋「あんまりこわくなくなりました。
いちばんこわかったのは、小説でデビューする直前。
僕は20歳から約10年間、結婚して子供もいるけど社会的引きこもりだった。
大学もやめて仕事場と家との往復だけで、誰とも付き合っていなくて。
言ってみれば方向性を失っていたんだね。世界を変えるような批評を書こうと
してたけど、20歳そこそこじゃまだ書けなくて、時が来るのを待っていたら、
30歳が目前。今死んだらゼロだ、そう思ったときはこわかった。」
穂村「書く実績が積まれたことで、恐怖がなくなった?」
高橋「基本的にはそうだと思います。」
他に両者は、もと天文部だったとか。
そらそうと源ちゃんは鎌倉の、あの旧宅から引越しするそうで。なんでも引越し前後の
一週間前に、ぎっくり腰、急性歯槽膿漏、風邪の3連発をやらかしたとのこと(w
>>560 小説や文学をどう語ればいいのか分からなくなってしまう、と公言する人についてだからね。
そういった高橋の思念思惑は、スレ住人にも多少乗りうつっているんじゃないかな。
で、まぁ結果として露出ネタが目立つのでは。俺にとっては有益な情報なのでいつも有難く拝見してる。
文学板全体の低調は、まぁ別かもしれないけれども。
高橋はどこに引っ越すんだろうね?鎌倉かな逗子かな?
>>563 このスレでは肝心の源一郎作の小説がほとんど語られてない・・・
みたいな意見もあるけど、でも新作について語ってるレスは所々にあるけどね。
尤もそれが継続しないのは、文学板住人の絶対数の少なさに起因すると同時に、
それが『半島を出よ』みたいなベストセラーでは無いからだと思う。
うちの近所の図書館にミヤザワケンジが入ったけど、
誰かが既に借りていた。目ざとい奴がいるものだ。ったく!
> それが『半島を出よ』みたいなベストセラーでは無いからだと思う。
スレ覗いて来たが、悲惨の一言だったyp
半島を出よもひどいけど、ミヤザワも負けず劣らずヒドイと思うぞ。
おまえらマンセー連中は認めたくないだろうが。
だからお相手しますってば、欠点を論じてみそ
何故議論をするんだ?
知らない
だからお相手しますってば、欠点を論じてみそ
“ミヤザワ”って“火星人”と同じくらいポルノ形式に書かれた(書こうと目指した?)気がします。
クライマックスだけがダラーっとつながって行く感じが…。
あの…、ち、違いますか?
あいすみません。
ゲドマガ読みすぎで脳が腐っているみたいで、脳が腐る音が聞こえてきて、ああ脳が腐っていることだなあ茶でも飲むか。
元が毎回読み切りの連作短篇だからね。
源ちゃんも絶賛した『由美香』の林由美香が死んだね。
だからお相手しますってば、欠点を論じてみそ
クライマックスというか、何かすごく大きなものがありますよと
暗示して終わる終わり方が多過ぎるのは確かだな。
これは源ちゃんの悪い書き癖で、一歩間違えばP-13になってしまう。
一歩間違わずに済んでいるのは、賢治という枠のおかげもあるか。
源ちゃんのもう一つの悪い癖は
「これ全体が一つの小説でもあるんですよ症候群」だが、
これに陥ってしまうか、誘惑を断ち切って静かに個々の物語を紡いで逝けるかで
この連作の運命は決まると思う。
どちらに転ぶにしても、ミヤザワケンジの評価が定まるのは
もう少し先のことになるだろう。
あふれ出す言葉達との幸福な格闘→隠れてしまった言葉達を無理矢理引っ張り出しページに収める、これが初期三部作とそれ以降の小説の違いだと思う。
おれは高橋は初期三部作で終わったと思う。野球も官能も日本文学も感心しなかった(ミヤザワケンジはまだ読んでない、すまん)。
だからお相手しますってば、欠点をもっと論じてみそ
バージンブレークは一回だ・け。
大人の女を愛せる男になりなさい。
高橋大先生に文句を付けるな!
だからお相手しますってば、欠点を論じてみそ
文学板だし、駄作と思うなら具体的に論じてごらんなさいな。
お相手しますよん。
だからお相手しますってば、欠点を論じてみそ
高橋が取り上げてた、「クレヤボヤンス マイミクシィ」が猛烈に読みたい。
587 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 21:36:50
『コカイン・ナイト』の解説を書いてるね
『コカイン・ナイト』 J・G・バラード (新潮文庫) \900
みんなで買おう。そして読め。
それから、
7/3(日) PM11:00〜翌AM00:00
BS2 迷宮美術館「描き直し展覧会」
に出演しますぜ、元こぶ平が。
あと、源の字が。
週間ブックレビューは7/3無いんですね。
ほんで7/10と。
なんか2週連続出演ですな。
いつ書いてんだ?
うちテレビないんで見たしとは何か書いてねおながいします
みんなで買おう。そして読め。
なんでそんなにえらそうなの?
麻薬扱ったらゲンちゃんから誉められるの?
森とか石丸とか龍とかさ。
よーしオレも麻薬ネタにしていっちょ書こうっと
森じゃなくて森巣だった
594 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 11:37:49
源ちゃんの作品には誰も興味無さそうだがちょっと訊きたい。
性交と恋愛の、キムラとナナヨのはなし。
最後のAV場面で、いつもは男4人女3人で撮っていたのに、その日は3人ずつだった。
女優が1人休んだからだ。そのためキムラにも出番が。
っておかしくない?
休んだのは男優じゃないと辻褄が合わないと思うのだ。
作者も編集も、もうそんなことどうでもいいのだろうか。
>>594 男優が女優の役したんじゃねぇの?
それか、算数できないか、だな。
それはいいけどさ、作品に興味とかいうならもう少し実のある話しろよ
relax 101号のP119で代官山の本屋UTRECHT代表の江口宏志って人が
『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』を短文で紹介している。
曰く「賢治作品のサンプリングまたはリミックスとも言い難い」、
「終末の先を軽やかに生きる若者たちが、おかしくも愛おしい」等々。
今週の
>>7 #41 ぼ く が や っ た ア ル バ イ ト
作家以前の源ちゃんは肉体労働ばかりに従事してたんだな・・・。
これならエリック・ホッファーに親近感を感じてしまうのも
無理はない。>『タカハシさんの生活と意見』
いつまでその話してんだ自分の過去の物語化はみっともないぞとかそれはいいけどさ、
いいかげん誰か自演でもいいから掲示板にカキコしてやれよ
掲示板にカキコしてやれよって何のこと?どこの掲示板?
>>577 それは単なる茶々ではなくて、非常にまともな意見だね。
おれは源ちゃんのファンだけど、あなたが仰ることは何となく頷けるもの
がある。
ともあれミヤザワケンジってのは、今「すばる」で連載中の『銀河鉄道の
彼方に』と一対にして評価されるべきものかもしれません。
>>578 うーむ、そっか。でもそういう類のご指摘は、デビューして20年以上の
キャリアを持つ作家に対しては、誰にでも当てはまりそうな物言いだと
思ったりもするのですが・・・。
例えば春樹にしても龍にしても、初期作品は良かったと言って済ませる
ように、ある種のお約束のようなもので。
600ですが、自己解決した。
掲示板というのはMTVコラムの専用掲示板のことだったのか。
高橋源一郎ベストは何だと思う?
おれは「さようなら、ギャングたち」だと思うんだけど・・・みなさんの意見を聞かせてください。
一冊と言われればギャングを挙げるほかあるまい。無人島の一冊クラスだ。
ただし、小説の文章としてのこれまで最遠の到達点は
『官能小説家』での鴎外と一葉のラブシーンだと思う。
これがあるから、漏れは
「タカハシさんは三部作で終わった」という香具師を基本的に信用しない。
>>603 ジョンレノン。確かにギャングも捨てがたいが、ジョンレノンのほうが激しい初期衝動?みたいなのを感じる。
ギャングたちには全てがあるけど、
全てがあるからそれしかいらないというのは短絡思考だぃね
だからお相手しますってば、欠点をもっと論じてみそ
608 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 21:50:24
その時分には新聞というものをとっていた。そして毎日の夕刊に、横に細長く真ん中に愛らしい挿絵、その両側に毎日ほんの少しずつの文章、なかには官能シーンのように珠玉の文章をゆっくり味わえる。という意味で「官能小説家」はひときわ印象深い。
挿画はしりあがり寿だったんだっけ?
単行本でしか読んでないからそこらへんわからんのよ。
いつか挿絵入りの豪華本は・・・出ないだろうなあ。
610 :
567:2005/07/02(土) 23:04:06
>>568 スレが悲惨と言っただけで、別に本が悲惨とは言ってないyp
つか読んでまへんすまんのー。
568氏は両方読んだの?すごーい。
ミヤザワケンジはどのあたりが気に入らんかった?
ミスターT、T・G、ビッグT、高橋さん、高橋☆源一郎、高橋$源一郎、GENちゃん、源ちゃん?、サイボーグ00源、高橋マエストロ源一郎・・・
やっぱり源ちゃんが一番しっくり来るかな?
源ちゃん?、すまん文字化け・・・
613 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 07:53:13
>>609 >いつか挿絵入りの豪華本は・・・
当時そう思ったことがある。
>出ないだろうなあ
当時そう思った。
614 :
608:2005/07/03(日) 07:56:43
↑ 608
「パパゲーノ」がぶりぶりのショタっ子であったなら、『ジョン・レノン対火星人』が最高傑作だったのに…。
616 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 08:39:16
>>598 いっつも思うのが、経歴とかによると
大体20代の10年弱くらいはそんなかんじだったのに
いつ読書や勉強してたのかと。
多少は美化してるんだろうけど。
であと、知的なところと同時に、労働の面ももっと前面にだしてほしいと個人的には思うんだけど。
中上や龍が昔源一郎に対して言葉遊びだとか、机上の頭でっかちだ的な批判してたけど
肉体労働とかを全面に出してる中上とかの方がボンボンで働いてなかったわけだし。
つーのはちょっと思う。
617 :
608:2005/07/03(日) 09:25:23
ちなみに挿絵前半は松本小雪。
労働は今でも出し杉だろ。20年も前なんだから安直な言及は
年寄の繰り言めいてきたのでいーかげんやめていただきたい。
(本人も自分の肉体労働体験が本格的・根源的なものでなかったことは
対談などで認めている)
ただし、源には単純労働者の生活と思考の「どうにもならなさ」が
馬鹿馬鹿しいようでありながら実に見事に書けてる小説があるだろ?
あれは肉体労働時代があってこそのものだ。
そういう形で見えないように生かすのが小説家というものだろう。
しつも〜ん。
そもそもどうしてモテモテでヤリチンの源一郎先生が、童貞王賢治を借りてこなければならなかったんでしょうか。
『ミヤザワ〜』を読んでも、そこのところがさっぱりわかりません。
セックス原理主義の観点で小説を読むというのは斬新な手法だなーおまえてんさいだよ
だからお相手しますってば、欠点をもっと論じてみそ
> 中上や龍が昔源一郎に対して言葉遊びだとか、机上の頭でっかちだ的な批判してたけど
源ちゃんにはこの件だの例の「内輪の言葉」だので散々非難された苦い記憶があるからな。
近年は逆に余計なことまでべらべら喋るようになっちまったのも
この反省が根底にあるのではないかという気がする。
黙っててもわかる香具師にはわかるが、わからない香具師にはわからない、
なら黙ってても損するだけだと。
中上や龍や高岡の古さ・見る目のなさと言ってしまえばそれだけの話だが、
これは源ちゃんの評価が固まった今だから言えることかもしれない。
漏れも含め、後からなら何とでも言えるからな。
しかし、その中上の全集に源ちゃんが解説を書いているのだから妙なものだ・・・
624 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 00:14:29
595で十分だろ
是非はともかく細かく物語内容について論じるのはなんか抵抗があるのかも名
論じるもへったくれも、「そうだね、おかしいね」で終わりなんだもん。
だからお相手しますってば、欠点をもっと論じてみそ
629 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 17:21:00
作品内に明らかに瑕疵(それも算数ミス)があるのに
そんなことはどうでもいいの?
それではもう小説としても小説の読み方としても終わってると思うよ。
何も始ってはいない
どうでもよくないと思うんなら、
その不整合がどのように作品の理解や内容に問題を引き起こすのか
人にわかるように書いてごらんよ。
誰かの読み方を終わってるって言いなすのは、
そもそも読書という行為に対する不理解もはなはだしいのでは?
ある誰かと「全く」おなじように作品を読める人なんていないだろう。
だからお相手しますってば、欠点をもっと論じてみそ
探偵小説だとそうゆう瑕疵は大問題なのかもしれませんが、この場合語り手が神視点でもないし、その語り手の勘違いって言い逃れとか出来そう。
あんまそうゆうのどうかと思うけど。
まあまあ。594は小説に凡ミスを見つけてものすごく嬉しかったんだろうから
その気持ちは汲んであげなきゃ。さあさみんなで声を合わせて。
のやや源やや
ど││ち││
ちいいゃいい
ん ん
こ マ
!! ヌ
ケ
!!
日記更新して欲しいなあ
迷宮美術館は特に申し上げるべき事がありません。
正蔵のネームプレートががこぶ平になってたので、ちょっと前の番組なんですね。
再放送かな?
源タンは正解率ダントツでありました。
さすがだな。
週刊アスキー 7/19号に源ちゃんの不定期連載が久しぶりに載っている。
今回で37回目。結構続くもんだなあ。
「ホームページの日記が更新されていないのは、いきなり大学生活に
突入し忙しさが半端じゃないから」だそうで、「明治学院大学に奉職
してから、もうすぐ3ヵ月」「現在、ぼくが開講しているのは、火曜の
4限・5限に“現代文学論”、木曜2限に“演習3”(実質的にはなし)、
その日の4限に“言語表現法”、金曜3限に“基礎文献”(1年生向け)、
4限に“演習2”(ゼミ)となる」そうだが、これが準備、講義、宿題の
添削、準備、講義・・・・・・の繰り返しだと。おかげで「手を入れて返却
しなければならない単行本用のゲラが2つもある」らしいが、これって
『メイキング・オブ・同時多発エロ 第一部』と『殿様』のことだろうか?
>638
そーゆーのは信者っぽいからやめよーぜ。
> 特に申し上げるべき事がありません。
メディア露出に関しては、それが一番正直な報告のような気がする。
小説書かなきゃただの人。
641 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 22:14:15
源ちゃんはミクシやんないのかなー
小説家が金になる雑誌や営業になるウェブでなく
閉鎖的なSNSに日記を置く意味や動機はあんまりないんじゃないかという飢餓酢
(書くものがフィクションかノンフィクションかその中間の何かというのは別として)
結局のところ小説家は「曝け出す」仕事だからね。
定期的に源ちゃんの情報を教えてくれる人って本当に源ちゃんを愛してるんだな、と思う。
まあ普通に考えて業界の人でしょう。
別にいけないというわけではありません。むしろ多謝です。
ところで、みなたんの感想はどちらに近いでつか?
(1) ふえー、そんなに忙しいんか大変やなあ
(2) 週2回2時間の勤務で忙しさが半端じゃないだと (゚Д゚)ハァ? ざけんな
645 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 22:46:00
準備があんだよ準備がアフオかお前は
どちらに近いかと問うただけで、自分がどちらかとは言っていませんよ。
647 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 22:59:22
2の発想そのものが勘違いだろアフオ
でもまあ、前の方で労働が何たらというレスがあったけど、
実際には労働どころか一般人から見て感覚がかなり乖離・麻痺してしまっている
部分があるのを指摘しておきたい誘惑に駆られたのは事実っす。
その上で、(1)と見るか(2)と見るかはそれぞれの問題でしょう。
そうそう。肉体労働時代を記号化するな、というのはそういうことね。
熱心に擁護してくれる人もいるみたいだけど、
読者全てがそこまでお人良しってわけではないっす。
650 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 02:05:45
肉体労働時代に家からの仕送りを受けていたのかどうか、
それですべてが決まる
なんとなく受けてそうな気がしないでもない
一応西武の契約社員やってた阿部和重でさえ仕送り組みだからな。
詳しく調べると、ほとんど金持ちだよ純分作家は。
隠れボンボンや隠れお嬢様多い。
ただ仕送りうけてたら肉体労働はしないと思う。
個人的には、俺もマジで切羽詰った時にしか、肉体労働はしなかったな。
肉体的にクタクタになると、ぜんぜん読書できないんだよ。
当時のことを疑ってみても仕方がない。100%全部ウソってことはないだろう。
全部本当ということもないけどね。
(明らかにわざとに、毎回少しずつ矛盾するように書いてるもん!)
いずれにせよ、今の源ちゃんはそこから遠い遠い地点にいるってこと。
「20代なんてなかったぜ」と書く30代の源ちゃんは格好良かったけど、もう50代だぜ?
偉大な鐵工所やポリバケツと一緒に捨てられた女の子を書いて
心に届く言葉に出来たのは「あの頃」だったから。今書いても嘘になる。
肉体労働時代があったにせよ、現在は全く違う現実を生きていて
仮構とはいえ、その現実に立脚して書くことしかできないのだということ。
639を見て、はからずもそう痛感しますた。(639氏いつもありがとね)
というのを
>>616へのレスにしよう、かな
肉体労働者はあんまり読書をない。
それってすごく健全な事だとおもいます。
小説を読まざるをえない境遇にある人は、やっぱりどこかおかしいんじゃないでしょうか。
ましてや、小説を書かざるをえ(略)
655 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 08:48:21
健全かなあ?
なんか発展途上国の人は鬱になんかなりません的な胡散臭さを感じる。
肉体労働やってる人は別の意味で病んでるけどな。
3日寝ないで肉体労働とかね。
やった分だけ金はたまるから。でベンツ買ったり。いい車で惹かれる女を釣る感じ。
車と女が多いな。時間食うからパチンコとかはしない人が多い。
それと、たまにインテリ崩れに出会うよ。
刺青入ってても就けるしな、結構有名な会社でも。その代わりオッサンになったらボロボロ。
ホッファーさんは、いろんな意味でおかしな人だったね。
源ちゃんはホッファーさんに親近感を覚えながらも
自分とは違う種類の人だとちゃんと認識していたようだ。
658 :
時間はない書くことだけに専念しろ、源太。:2005/07/12(火) 21:29:06
どうにでもなる20代を肉体労働で過ごし、どうにもならなくなる前に作家にワープ、
なんてある意味(今の時代的に?)理想的なコースだよな。
松浦寿輝のようなコースはちっとも羨ましくないが、
源ちゃんのコースはちょっぴり羨ましいぞ。
ご本人は「バッキャロー、んな甘いもんじゃないやい」と怒りそうだが。
ちなみにホッファーさんは60過ぎても沖仲士。
松浦は小説ぜんぜん好きじゃないけど実際すごい人だとは思う
松浦はすごいよ。
蓮實のエピゴーネン的な以外の部分、特に蓮實にない現代詩の部分では
稲川以降は松浦と守中と松本くらいしかいないし。
蓮實エピとしても超すごいけど、さらに、それ以外の要素があるのが良いと思う。
そういや源一郎もほとんど60年代後半以降の現代詩について語らんな。
どうなってるんだ。古いのばっか。ラノベ小説家持ち上げてる暇があったら
現代の現代詩について書いてほしいな。
結局何が凄いのかは全くわからないこの書き込みもかなり凄いな
俊ちゃんを別にすると、源ちゃんのお気に入りは松浦さんや藤井貞和さんで
頻繁に言及してるけど、きっと二人とも60年代以前の詩人なのでしょう。
現代詩が守中と松本くらいしかいないって、
某スレで約一名だけが連呼して物笑いになってるよ
群像8月号読んだ?
源vs詠美vs暴力温泉芸者
中原を詠美がイジってばっかで、源ちゃんあんま発言なかったね
中原とは何度となく対談してるから特にやることがなかったんでないの。
源vs原でやったら「また既視感が」ってなりかねないからね。
昨夜の「サタうま!」に源ちゃんがゲスト出演していた。
「ぼくは競馬歴32年ですから」とか「好きな馬はトウショウボーイです」とか
まともなことを喋る一方、番組アシスタントの六車奈々ちゃんに、「いや〜
あなた可愛い人ですねぇ〜」と軟派なこともしっかり言ってたのには苦笑しました。
てなわけで本日の北九州記念GVの予想。
4−1−3
4−1−12
以上の二点買いだそうです(各一万円)。
そんでもって3時からの「ドリーム競馬」にもゲスト出演するんだって。
そういや、源ちゃんの顔もどことなく馬に似ているな
源ちゃん小倉で負けました(笑
結果は1−12−5でした。
一着は武豊のメイショウカイドウ。
源ちゃん一押しのヴィータローザは5着。
「やっぱり武豊騎手だったのか・・・」と
ぽつりと呟いていたのが印象的でした(笑
ところでドリーム競馬では他の出演者から
「源さん」と呼ばれているんだね(笑
673 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 01:09:12
少し上で中上健二のことがでてたけど、
ビートたけしが、中上健二と同じところでバイトしたときのことを
述回したとき、中上は仕事しないで本ばっか読んでたって言ってたような気がする。
うろ覚えですまん。
文学としては、体験がライトモチーフとして結実したかだけが問題なわけだから
それは本質的にはどうでもよいことだろうなとは思う
675 :
吾輩は名無しである:2005/07/28(木) 01:37:54
「そうでがすよ」って日本語は正しいのでしょうか?
また存在するのならどこの方言なんでしょうか?
教えて、エロイ人!
金持ってる人の競輪・競馬好きはどうも胡乱だ。
バカラやオイチョカブみたいな瞬間的な賭博が好きな作家と
競馬や麻雀のような緩慢な賭け事が好きな作家にはっきり分かれるような気がする。
ヨミウリウイクリーに載ってたぞ
ほす
本の雑誌、9月号に新元良一と対談してるね。
題して「異種交配小説よ、もっと出てこい!」
その内容は翻訳を巡る話し。
例えば『ブライト・ライツ・ビッグ・シティ』を
翻訳した時の裏話や、日本文学における翻訳の
位置づけ等々。結構、マジに語っていて読み応えある。
681 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 17:59:13
656 ここでの肉体労働ってどんなのを指すんですか?
682 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 18:57:05
人大杉でよめないから「ここ」がわかんないけど
普通はドカタとか引越しとかかな。
引越しはやってたけど、あれもシンドイね。体育会系ヤンキーみたいな人ばっかだし。
初めの頃はマジで先輩に殺されるかと思ったよ。
関西だからか。
中上は物凄いボンボンで労働もあんましてないのは作品に関係ないんだけど
ただ、生前にそこを誰か対談とかで攻めたら面白かったのにとは思うね。
一番気にしてたのは本人だと思うし。
源ちゃんは吉本隆明との対談で20代の7年間、読書も執筆もしてなかったと言ってるが
7年間読書してなかったというのは本当かなあ。デビュー時点であの知識量ってそんなもんかな
683 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 20:10:27
山田詠美「風味絶佳」を絶賛していることで完全に見切りをつけた
684 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 20:36:31
肉体労働ってお金もーかるのか・・ 大変そうだけど男らしくてちょっと格好良いなあ そんなことしてた作家は少なそうだけど 他にいますか?
逆に若手にはゴマンといそうだな
686 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 20:42:35
>>683 >山田詠美「風味絶佳」を絶賛
それは社交辞令も入っているのでは?
それより、人類はいつまで恋愛小説を書き続けるんだろう。
よく飽きないもんだと思うけど。
吉田修一とか
高度化した資本主義社会に組み込まれてしまった一般人に可能な
唯一・最後の冒険が恋愛だからね。
とどこかで源ちゃんが書いていたかな。
なるほど。
691 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 21:44:18
女子だけど恋愛小説で感動したことないな・・・
692 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 21:48:38
最近の日本小説では
693 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 21:51:20
>>689 それって小谷野キモデブ敦が言ってたんでは?
つか、近代文学の常識なんで誰でも知ってる
>>689 もしいまだに本気で言ってるとしたら、ちょっと考えざるを得ないな>源一郎
697 :
吾輩は名無しである:2005/08/16(火) 18:22:49
恋愛って冒険??
恋愛もまた消費社会に組み込まれていくというわけ。ちゃんちゃん
699 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 13:19:06
作家って饒舌な人が多いんですかね? 人みしりな作家とか、いますか?
お笑い芸人は日常生活では驚くほど寡黙であることが多いそうだ
701 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 17:07:53
ふーん
人見知りな作家こそが本当の作家。
作品作りにエネルギーを使ったら、喋る気力も無いさ。
でたぞ「本当」w
高橋の小説では、男女(または男男)が出会っても恋愛は始まらず
いきなり同棲してピロートークになってしまうのが常だったのには
何か意味がありそうだ。
恋愛を恋愛として書くようになったのはいわゆる平成の復活後で
かなり意識的に(無理して?)やっている。
705 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 14:11:06
恋愛の、始まるとこは面白い うだうだは、冒険というよりも地獄
706 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 14:12:11
本当の作家・・ そんなんで決めてい〜の?
707 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 14:14:39
本当の ってたまに違和感あるときもあると思うんだけど なんでだろ 使う人多い?
恋愛は日常への回収装置がセットになった冒険なんだな
実はどんな冒険もそうなのだが
「恋愛」するなら最後は「心中」しなけりゃウソだと思う。
アメリカ映画がキスシーンで終わるハッピーエンドばかりであるのはなぜか
考えてみるのも面白いかな。
智恵子抄から美しい魂まで、回収がいやなら失敗させるしかない。
江戸っ子もそれは知っていた!?
711 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 22:50:40
心中なんて、逃げだよ 逃げ
逃走と逸脱の話をしてるのに逃げとか言われてもナア(笑)
2ちゃんはかなり典型的な保守的メディアだが、
そこでアメリカ映画的ハッピーエンドの『電車男』みたいな話が受けて
2ちゃんの外でもベストセラーになるという現象は面白い。
源ちゃんも色々コメントしていたが、
考えさせられるところがあったんじゃないかな。
このあいだ本屋で立ち読みした文芸誌で島本りおとキラーズみたいな
ヤング達のスタバでくっちゃべっているような鼎談が載っていたんだけど、
ちっとも面白くなかった。最近の作家には味が無い。そこに座っている
だけでフツーじゃないような、なんというか異物感というか、そうした
ものを感じさせるのは若手のうちで中原昌也くらいでないか?
中原の対談いくつか読んだけど、それこそ退屈だったよ。
無理して喋んなくてもいいじゃんって感じ。
何で源一郎たちはこんなの持ち上げてんだろ?
源ちゃん、内心では
新しさを持った「新」人が出て来ない状況をかなり嘆いているようだ。
表面上は褒めるんだけど、あとでこっそり
最近の新人はコンビニでレジ打ってそうなのばかり、って。
>>715 それは“タマ”が彼しかいないからじゃないか?
もう少し味付けの異なった「ナカハラ」が二三人いてもいいような気がする。
中原が疲弊(そんな感じがしている)していくのは彼一人に負荷がかかって
いるからだと思われないこともない。
最近は「お湯で割ったらアメリカン」というか、「ミルク割りだよカウボーイ」って
のもあったけど、とにかく薄味な作家が多い!
作家が需要を産み出すのではなく、需要が作家を呼んでいるだけって
感じがする。もっとも、雑誌が売れりゃ何だっていーんだろうけど。
タマがなければないでいいじゃないかと思うが、
これも産業である以上はそうもいかんのだろうな。
恋愛を極めるとカニバリズムになる。
ギャングたちはネオクラシックになれる本なのに
文庫があんなに高いのはかえってマイナスじゃないのかなあ。
721 :
吾輩は名無しである:2005/08/25(木) 02:12:54
社交辞令とか、まじうざいんでやめてほしい
mixiの高橋源一郎コミュで舞城王太郎や佐藤友哉に触発されたって
書き込みがあったんだけどどっかで彼らに触れてた?
知らんけど、だいぶ前の話じゃないの。何度か持ち上げてるよ。
広告批評で対談してたじゃん
>佐藤
アリガト
舞城は好きそうだなあと思ったけど佐藤はマジか?って思ったので
対談探してみるネ
舞城クンは完全に波に乗り損ねたというかその後何書いても同じというかで
以前持ち上げてた人々も最近あまり触れなくなってしまったね。
筒井康隆なら「加瀬ネタ」とでも書きそうだ(苦笑)
マイジョウはどんな人が持ち上げてたの?
確か彼は海外に移住したんだよね、、、?
いつもニコニコ淀川長治方式もいいけど、たまにはまた
『こわくない』の時みたいな辛辣な批評も見せてほしいなあ。
なんで作家が批評やるとすぐに角が取れてしまうんだろ。つまんないの。
源一郎日記から内田樹のブログに飛んで「勝つ人間は勝ち続け、
負ける人間は負け続ける」という言葉に突き当たった。
小説なんか書いてるより銃を持った方が早いんじゃないかと思うこの頃。
ニッポニア・ニッポンでも撃ちますか?
内田樹は講談社文芸のあとがきがかなりうざかった
>>730 奥崎謙三?
ヤるんならゴジラ遣って千代田区に進撃したいね。
733 :
吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 19:37:04
よし、これからは西村京太郎方式でゴジラが出てくるヤツだ。
よし、これからは西村京太郎方式でゴジラが出てくるヤツだと再確認。
ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいゴヂラ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ゴヂラ出るっ、ゴヂラ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ゴッ、ゴヂッ、ゴヂラァァァッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ゴヂラッ!!ゴッ、ゴヂッ、ゴヂラァァァッッ!!ゴヂラ見てぇっ!!!
その作品のタイトルが知りたい。
98年に出た『チャーリーパーカーの伝説』というジャズの訳書を読んでいたら、
この訳文がなかなかこなれた現代的な日本語になっていて感心。
で、改めて訳者を確かめたらこれが片岡義男で、
しかも実は新刊ではなく1972年の訳書の新装版とわかり驚いた。
今ならともかく、30年以上も前にこの文体で書いていたのなら
そりゃ高橋源一郎があれだけ口を酸っぱくして賞めるのも当たり前だと再認識。
それに、改めて見ると確かに句読法・かなの使い方・息づかいなど
初期の高橋の文体に共通するものがかなりある。
おそらく高橋はデビュー前から、
日本語更新の先覚者として片岡を意識していたのだろうなあ。
片岡義男
いいねぇ。
チャーリー・パーカー
いいねぇ。うんうん。
君が代っておもしろいんですか?
このスレ的にはなかったことにされつつ
小説家としてはちょっと低迷してる
741です。レスありがとう。日本文壇と官能小説家を読んでがっかりしてしまって・・・
やっぱ初期の作品に高橋先生の魅力がつまっているんですかね?
一般的にはそう言われてるけど
盛衰史、原宿の大患のくだりはなんか西原理恵子のノリだなーと思った。
747 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:14:13
誰か源ちゃんの明治学院大の授業にもぐってレポってよ〜。
国際学部って横浜? 白金なら近いから行くけど、横浜まで逝く気しない。
748 :
吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 12:12:36
>>739 そーいや、片岡義男あんま見なくなったな。
20年ぐらい前は本屋の文庫本コーナーにあの「赤い背表紙」の角川文庫が
ところ狭しと並んでたのにな。表紙にはきまっておしゃれな写真が使われて
いて、当時は際立って都会的な雰囲気を醸し出してたね。村上春樹を思いき
り臭くした感じかな。『スローなブギにしてくれ』は映画化もされたり、主
題歌がヒットしたり…今は片岡義男は新作を発表しているかな?なんか急に
読みたくなってきた。
749 :
吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 12:14:42
>>747 横浜駅なら東京からそんなに遠くないけど、
明治学院は確か同じ横浜でも戸塚の方だろ?
しかも駅からバス。遠いな。
>>747 ヘー、げんちゃん明治学院で何やってん?
752 :
吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 14:39:13
20年前頃に突如雪崩的に発生した大学の郊外キャンパス設立ブームのときの一例だよね。
戸塚の明治学院を筆頭に、青山学院が厚木、中央大学が八王子、ほかにも忘れたけどいっぱいあったよな。
753 :
吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 14:41:06
早稲田が所沢キャンパスを作ったのもこの頃だよ。
754 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 01:45:04
そーだったんか・・・。
で、なにげにこのスレタイいいね、誉めとく。
四方田とつるんだりすんのかな?
よりによってなぜ 四方田?
しかし小説以外のことばかり話題になる人だな
仕方ないよ
小説以外のことなら読まなくてもレスをつけられるからね。
源ちゃんは文壇芸者として余生を生き延びるだけだね。
ここにも文壇ファンがいるのか(笑)
小説家は小説で勝負する、という考え方はもう古いのかもしれないね・・・
総合エンターティナーみたいな方が受けるのかな?源ちゃん、もし見てるんなら、才能あるんだからもう一発凄い奴を頼みます。
そうだね、源ちゃんがんばれ!
すべては源ちゃんの小説への愛から来てるわけですよ。
ギャングみたいなガツンってやつを若いやつが書いてくれるのを
期待してるんじゃないかな。
別に源ちゃんがそうだっていうわけじゃないけど、
この前後の世代の作家は、なんだか年を取っても「大家化」しないね。
ただ古くなる。
そういう時代なのかなあ。
俺、ギャングより失敗作(らしい)ゴーストバスターズの方が好きなんだよね・・・
失敗作ってのは愛されやすいものさ。
あの頃の源ちゃんは、「大いなる空振り」のことを良く書いていたっけ。
「大いなる空振り」かあ。愛だねえ。だから源ちゃん好き。
いぢわるな言い方をするなら,最近の源ちゃんはめっきりスイングが
小さくなってしまったような気もする。
メタファーってのも案外残酷なものだ。
771 :
野獣:2005/10/13(木) 22:11:12
グルルルルルゥ グルルルルルゥ
>>766 主に若年層を対象としてきた作家が世間とのズレを感じ始めたとき
文学賞で武装することでプチッと「大家化」を果すんじゃないの?
山田詠美みたいに。
それはとっても見苦しい事なんだけれども、何せ一般社会に於いては
芥川賞・直木賞以外にナンの意味もないのだから。
ナンダカンダいって村上龍がいちばんエライ。
グルルルルルゥ……。
そういう意味じゃないよ、大家化。作品が円熟しないってこと。
かわりに、漫画家みたいに盛りが過ぎて消えて行くばかり。
あるいはその村上某のように裸の王様化するか。
「作品の円熟」
源一郎スレでそうした寂聴な意見に出くわすのは意外だが、山田等の作品が
「円熟しない」のは円熟しそうにない作家だから読者の支持を得られたと
考える方が自然だグルルルルルゥ。
鉛筆一本で誰でも即日開業できるのが小説家であり、その有り様は
>>772が
いみじくも言い得た「裸の王様」そのものだ。グルゥ。
「生」「死」「愛」すべてが冗談として執り行われる時代の戸口で「円熟」を
極められるテーマを見つけ出すのは困難であり、村上龍が「狩猟者」の嗅覚で
探ったのが「経済」だったのでしょうグルルゥ。あんまり興味ないけど。
「吉本ばななの英訳が売れるのは作品に日本語であることの必然性がないからだ」
いつだったか龍がコメントしていたが、基本的に文学や映画作品、おそらくRock
でさえもが国境を越えることはなく、訳者の主観を交えた作品に触れた読者は
その脳内でもうひとりの作者を誕生させるのだろう。もっともRockの場合はシンガーが
「ナニを唄っているのか解らない」、つまり楽器の一部としてバックの演奏に溶け込んで
いるのがプラスに作用していると思われる節もあるが。
そのことに対し多分に自覚的な作家が村上龍なのだ(言わずもがなの春樹はともかく)。きっと。
グル?(翻訳:ちがう?)
だとすると、ある状況に於ける「作家の円熟」とは読者に委ねられていることになる。
グルルルルルゥ……。(訳:う〜〜む……。)
円熟に限らずすべての解釈は最終的には受け手のものじゃないかと
ドラゴンの話がしたいならほかでやれ
ドラゴン? 龍か。
「狩猟者」といっても実際の村上龍が狩猟者である必要はない。
村上龍の話ではなく、「パーソナリティ」の話だ。
全然関係のない作家のスレでとんちんかんなレスしてる暇があるなら、
当人のスレ逝ってボコボコにやられてる龍を少しは助けてやれよ(笑)
ヽ(゜Q。)ノ?
そーか、「ドラゴン」はオマエ等の方言か。
ところで776と高橋源一郎の「関係」ってなんだよ。
>>7なんか眺めて思ったんだけど、
この人って根底に悲観や絶望を持っているからこそ
全てに対して肯定的に振舞おうとしているところがあるよね。
滅び行く世界を愛するというのはギャング以来の一貫したテーマだし。
思われてる以上に実篤の影響も大きいのかもしれない。
>根底に悲観や絶望を持っているからこそ全てに対して肯定的に振舞おうと
しているところがあるよね。
そんなんじゃ嗤えないぞ。
文筆活動が軌道に乗り当面、喰う心配がないから他者に対して
寛容になれるのだろう。
自分だけ仕合せってのがポイントで、この状態で他人に「博愛」を
説くことほど傍から見てバカっぽい行為はない。
一言でいえば惚けてしまったのだ。
満腹のトラは狩りをしないっていうからな。
ギャングの頃からって書いてるだろ。無理して書き込まなくていいよ。
781 :
吾輩は名無しである:2005/10/15(土) 21:43:23
高橋源一郎っていう人、野ブタ。も誉めてるんだね。
どういう作品書いてる人なの?
メディアにたまに出てくるけど。
>>780 誰が無理してんだ、コノ野郎。
オマエも少しは俺に「肯定的」になれって、バカが。
>>781 小説より競馬にチカラが入ってるオヤジだよ。
『野ブタ。』は読んでないので人のことは言えんが、
どういう作品を書いてる人か知りたければ、一冊買って来て読んでみたまえ。
ちなみに評論を何冊か読むと、この人はありとあらゆる本を褒めるが
内心ではそれらのほとんどがゴミだと思っているのが透けて見えてくる。
淀川長治方式というやつだ。
>>783 >内心ではそれらのほとんどがゴミだと思っているのが透けて見えてくる。
淀川長治方式というやつだ。
俺もそう思う。
君は=778か……最初からそう書いてくれればケンカにならないのだ。
タイカカになれるぞ。
と書くと人をバカにした人物のように思われるかもしれないが、
底意地が悪いというのとは少し種類が違う。
そうであるしかないのなら、それを肯定してそこから何かが生まれるのを
待ってみようというのが氏のやり方だ。
猫がジョイスを読んでしまうことの意味とは、つまりそこにある。
源ちゃんが本気で怒ったのは「国文学」で中上健次にからかわれながら
作品を(小説に対する姿勢を)貶されたときだけ、だと思う。あの対談
もう一度読みたいな。俺は中上健次はよく分からないけど、それだけ
源ちゃんにとっても大きい存在だったのかなあ。
源ちゃんの批評のすごいところは褒めながらその作品の致命的欠陥を
なにげに晒してるところだと思う。
>>785 >そうであるしかないのなら、それを肯定してそこから何かが生まれるのを
待ってみようというのが氏のやり方
本当にそこからナニか生まれるのか?
文藝賞のメスガキを仕立て上げた当の本人だからな。
アレは遊んでるのか?
朝日の時評は淀川方式でほめごろして、さいごにこき下ろすつもりだったらしい
で、その前に打ち切られたんだといってたきがする
あとさっきからスレタイ読めないコテは空気を読んでほしい
空気?
空気ってなんだよ?
そんなもん読めるか、バカ
じゃあスレタイを読んでね
……面白くねぇーな。
オマエは絡み甲斐のないヤツだ。
どうして文学板には読んでもいない作家のスレに書き込みたがる輩が
跡を絶たないのかは永遠の謎ではある。
読んでる人間から見れば一目でわかるのに。
読んでる人間でオマエ程度だろ。
タカハシさんの新人への態度は、ほとんど当たらないとわかっていても
つい馬券を買ってしまう人のそれに近いものがあるような気がする。
それが競馬が好きということなんだろう。
実際、競馬の話をしているように見えても
実は文学を語っていたりすることも多いようだ。万馬券。ブリード。
職業病というやつなのかな。
正直、その馬券の話は最近自分がこのひとの本を買うときに感じるものでもある
それはタカハシさん本人も感じているはずだよ。
だからなおさら絶望がほの見える。
そうそう。馬券を買う人は、当たり外れに関係なく
買うこと自体によって競馬の存在を肯定し、支えているんだよね。
>>794 >実際、競馬の話をしているように見えても実は文学を語っていたりすることも多いようだ。万馬券。
そんなオマエは、俺がRockの話をしているように見せかけて実は文学をコイてることにどうして気付かないのだ。
オマエはハズレ馬券の様だ。
>>796 だから遊んでるんだろって(
>>787)。
フンとに時間ばかりかかって分からんヤツだ。
さらに言えば
>>796。
オマエ、貧乏したことないだろ?
だから軽薄なんだよ。
言ってる事が下らないんだよ、オマエは。
ナニが「絶望」だ、バカが。
安っぽいヤツめ。
>>786 今にして思えば、唯一の文学的なるものの存在が仮定されていて
それを巡って言い争いもあるという最後の時代だったね。
今はもう論争自体が成立しないというか、土俵がないというか、
相手もいないというか。滅びてゆく感じというやつかなあ。
最近の小説はどうなの?初期を越えた小説はある?誰か教えてください
ホークスが逆王手か。
今日はコユウザも座布団十枚たまったし。
ああ、俺はテレビっ子なんだな。
>>800 「誰か」つったって、このスレには俺と799の二人しかいないよ。
わかったか799め。
わかる人にはわかる
高橋源一郎のスレはここにあったのか…
ざっと読んだけど「ペンギン村」「P-13」の評価低いなあ…
両方とも好きなのに
「ギャングたち」はよかったけど(特に前半)
「虹の彼方に」「火星人対ジョンレノン」は正直失敗作だろと思ってる
ただ偉大さを目指した失敗作だろうとは思うが…
あんまり読み返す気にならないんだよな
愛せないというか
「ゴーストバスターズ」は未だに意図が良く分からない
「ミヤザワ」良かった
虹は偉大さというより狙いすぎたんじゃないかな? 暗喩をわかりやすく使いすぎてないか
確かに後期の過小評価と初期の過大評価が目立つ作家だとはおもう
>>801 昨日の会話は改行癖で四人いたとおもう。自分も含めて
この人ほどやさしい言葉でややこしい小説書く人もいないからね。
後期(て、今は後期なのか?まだ中期くらいだと思うんだが)というか
平成の復活後の源ちゃんは、最も気持ちよく読める文章の書き手の一人だと思う。
文学的な狙いの評価については、もう少し経ってみないとわからないけど。
「文藝十五歳」
高橋の妄動を呼んだのは「799」が仕様もないことをいつまでもグチグチやってるからだ。
(新党)日本のヤッシーはともかく……、あの腰に手を当て、もう一方の手を高々と掲げつつ
党名を叫ぶ間抜けなポーズは小説家より漫画家に栄養を与えているんだろ?
とにかく、「799」が溜息ばかりついているから源一郎が愚挙にでるのだ。
その十五歳は昨夜、爆笑問題と阿川弘之の年取った娘が進行する新番組で取り上げられたようだが、
朝早い俺は見なかった。サーヤに似ていたような……萌え顔ってヤツ?
オヤジ二人。
しょーがねぇーなぁどうも、、、
よくわからんが、15歳受賞への僻みがこんなところにまで出て来るというのは
なかなか可愛らしくてよろしい。
俺の「799」は大文字として読め。
どうせ皆名無しなんだから。
アンタも早起きか、それともこれから寝るのか?
何でも誉める人なんだね。朝日の文庫立ち読みしてきたら
小谷野と大塚の本誉めてて、ひいた。
けなすと波風立つから・・・
さすがに失楽園(淳ちゃんのほう)はケナしてたじゃん
初期は全否定を前面に出してたんだよ。
最近は全否定の陰画のようにして全肯定をやってる。
だから昔からの読者は間違っても額面通りには受け取らない。
で結局最近の小説はどうなの?さりげなくスルーされてるんですが
スルーするような内容なんだろ
と、例によって読んでない人間特有のレスを平気で並べる方々。
なんか最近の高橋の小説はつまらないって言うとムキになって反論する人がいるなあ。
俺読んでるけどはっきり言ってつまらないと思うよ。こう書くとまたどこがつまらない?とか反論されそうだけど、おれは高橋はもう小説家としてはダメだと思う。
ミヤザワケンジもはぁ?だったし。いっそ教授に専念したらどうだい。タカハシさん?
>>816 815だが、それならこのスレでは最近の小説なんてほとんど話題にならないじゃん、なんで?小説の話題はほとんど俺が振ったんだぜ。面白いなら一人くらい高橋の新作はスゲーとか書いてもおかしくないだろ?
>>817 禿同。
817のロジックにすらなってない悲惨な文章に禿同できるという時点で
感動ものだな。
> 小説の話題はほとんど俺が振ったんだぜ。
これなんかもお笑いだな。
ケンジについては出たあとに数回漏れが話題を振ったが、
その時にはロクにレスしないで、後になって
>>814-みたいなことを言い出す。
この板はそんなやつらばっかりだ。
とはいえ、雑談するフリしながら、読んでないとわからないサインを
こっそり交換しているレスもあるから
まだこのスレは捨てたもんじゃない部分もあるけどね。
823 :
814:2005/10/20(木) 21:04:33
>>816 君は読んでるならどう面白か教えてくれ、教えたくなければ別に良いよ。
>>821 その時このスレにいなかったんだよw「いた」という前提で話てるならかなり問題だぞ。
それからお前ら「話のための話」が多すぎ、読んでないなら読んでないでいいけど何故読まないの?読んでるなら面白いの?
>>817 どこの作家スレにも必ず一人はいる。
多分オバサンだよ。
自分から書くようなことはあらかたもう書いてしまってるから、
何か近著の内容に触れるカキコがあればそれにレスするよ。
君達には無理だろうけど。
ご本人降臨
あれ、なんでばれちゃったんだろ^^;
え?本当に高橋さんなの!?
高橋先生って2ちゃん見てんの?エロサイトは見てそうだが
活字中毒ぽいのでエロサイトはむしろないと思う
なんで高橋さんがエロサイト見るんだかわからん
婦人公論に離婚した後室井さんが手記を載せていたらしいんだけど、読んだ人いますか?もし良ければ内容を教えてください。
手切れ金の振込口座だったような……。
>>832要約すると
・高橋は金遣いが荒く、借金しまくり
・高橋は女癖が悪く、浮気しまくり
・高橋は人でなしで息子が死にそうな時も無視
・高橋は嘘つきで不誠実
・高橋は口が悪く酷いことを平気で言う
まあこんな感じかな……でもどこまで本当かわからない。
↑これは子供以外はアエラにのった室井の前の直子さんが言っていた奴じゃないか??
そうじゃない、確か婦人公論に載ったやつだよ
>>834 すげーウソっぽい。
源ちゃんがこんな人のはずがない。
>>837 作家なんて人でなしでいいんだよ。っていうか、源ちゃんがいい人みたい
に考える人ってテレビでニコニコをそのまんまイメージしてる想像力貧困
な人じゃないですか? 少なくとも源ちゃんの作品を読んでいれば、どれ
だけ一般常識やモラルを嫌悪してるか分かると思うんだけどな。
どうなんだろう?
僕は本人じゃないですよ(笑)
4回結婚したんだっけ?この人、凄いな
5回だと聞いたが違ったらすまん
「ヘーゲルの大論理学」が長い間わたしについて誤った先入観を抱
いていたことをわたしは初めて知った。
わたしは次に掲げる(1)から(8)までの人物が不幸にも全部異った
人間であることをていねいに説明した。
(1) わたしが最初に性交した女性
(2) わたしが逮捕される前日に性交した女性
(3) わたしが実刑判決を受ける前日に性交した女性
(4) わたしが釈放されてから最初に性交した女性
(5) わたしの最初の妻
(6) わたしが最初の妻と別れる原因となった女性
(7) わたしの二番目の妻
(1) わたしが最後に性交した女性
これはだいたい本当のことらしいと松澤正博が書いていたような。
まあ、真偽はさておきこの手の伝説は得になっても損にはならんわな。
高橋さんの小説ってよくわからない。頭が良い人にしかわからない小説だと思う。
843 :
817:2005/10/21(金) 22:56:41
>>819 俺は評論家じゃないし、小説をよんで内容を腑分けするようなことはしないよ。おもしろいか、まあまあか、つまらないか、それくらいだ。そもそも小説の好き嫌いなんかほとんど主観じゃないか?
特に高橋の小説は、理論よりも感性に訴える部分が多い小説だと思う。君が最近の高橋の小説を初期の「さようなら、ギャングたち」や「ジョンレノン対火星人」よりも優れてる、大好きだ、と思うのなら否定しないよ。
あくまで俺は最近の高橋の小説が嫌いなだけだ。
844 :
817:2005/10/21(金) 22:59:27
>>842 頭の良し悪しよりも自分に合うか合わないか、が大きいと思う。高橋の小説(特に初期)は抽象画を見ているような気分にさせられる。
理解しようとするんじゃなくて感じようとしたほうが良いと思うよ。連投すまん。
ロジックがないのなら、そりゃ「はいそうですか」としか答えようがないわな。
初期より後期を評価する人はいないのか?
どっちというより、一つの連続性を見て読んでるな俺は。
最近の作品を読んではじめてわかるようになった
三部作の側面も少なからずあるし。
源ちゃんの授業って面白そうだね
>>847 いても少ないだろうね。そういや福田和也が高橋の低迷を嘆いていたな
福田の言うことが正しいかどうかは意見の分かれるところだけろうけどね
851 :
吾輩は名無しである:2005/10/24(月) 03:21:29
才能の枯渇は本人も自覚してるよ
852 :
才能の枯渇ではない=教授就任<849:2005/10/24(月) 18:08:27
853 :
吾輩は名無しである:2005/10/24(月) 19:15:30
>>819 俺は評論家じゃないし、小説をよんで内容を腑分けするようなことはしないよ。おもしろいか、まあまあか、つまらないか、それくらいだ。そもそも小説の好き嫌いなんかほとんど主観じゃないか?
特に高橋の小説は、理論よりも感性に訴える部分が多い小説だと思う。君が最近の高橋の小説を初期の「さようなら、ギャングたち」や「ジョンレノン対火星人」よりも優れてる、大好きだ、と思うのなら否定しないよ。
あくまで俺は最近の高橋の小説が嫌いなだけだ。
はいそうですか
教授に推薦されるくらいだから人格も備わってるんじゃないかな?上のほうの手記?は才能のない室井の嫉妬のような気がする。
一度本人を見たことがあるけど気さくな人だったよ
大学教授=人格者ではないと思うが
でもまあ室井ってアホ発言多いし性格あんま良くなさそうだよね
でも研究職でない民間人を教員に迎える時はかなりしっかり
教育者としての適性を見るようだよ。非常勤ってやつで。
だからか、こうして外部から迎えられた、パンダとか呼ばれがちな教授の方が
教え手としてはずっと質が高い場合が多いようだ。
非常勤に呼ばれたのに、その後なんの音沙汰もない人は
早い話が「ダメだった」ということらしいw
才能の枯渇は本人も自覚してるよ
高橋自身も才能の枯渇を自覚してるのか、そうか・・・
862 :
吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 22:17:15
ホームページにあいかわらず子煩悩ぶりを書いているね。これが「高橋は人でなしで息子が死にそうな時も無視」と書いた佑月へのあてつけだとしたら、いじましい。
佑月、おやすみ
チュ!
864 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 02:33:24
age
佑月みたいな超DQNと早めに離婚したのは大正解。
あんな馬鹿と一緒にいたら、高源まで馬鹿に見られる。
子供は「全部で」何人いるんだろうか。
どの子供にも良い父であったのだろうか。んなわけないな。
現在の奥さんは何をしていた人なんですか?小説家ではないと思うけど、あんまり表に出ないよね。
今の配偶者については、著名人ではないのなら、そっとしておこう。
> 一度本人を見たことがあるけど気さくな人だったよ
一二度見ての人当たりと、ずっと一緒に暮らしての人格は自ら違うものだろう。
ま、作家の人間性なんざどーでもいいか。雌鶏の価値は卵で決まる。
>>865 佑月てIQものすげえ低そう・・。
ガキなんかトンでもねー馬鹿そうだorz
女の趣味が悪いのは衆目の一致するところのようだ
872 :
吾輩は名無しである:2005/10/31(月) 21:28:45
>>870 うーん、半分は源一郎のDNAなんだが。
873 :
吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 04:37:57
>872
どうだか〜? 証明できる?
うーん、くだらん。
875 :
文学王:2005/11/01(火) 17:49:25
源ちゃんとは、顔見知りなんだけど、その場に合わせてペルソナの使い分け
が完璧な人、って印象だね。
ときには、「あっ、そー」と言って、突き放すけど、困っていたら、相談に
のってくれる。
まあ、教師としては、いい教師なんじゃないの?
【2CH心理学講座】
現実生活で何のステータスも持たず根深いコンプレックスを抱えて
いればいるほど、自己膨張願望が無意識に作用し
結果、誇大妄想ハンドルネームを付けてしまう。
877 :
平凡王:2005/11/01(火) 21:54:48
↑源ちゃん読んでもないのに書き込まなくてもいいですよ。
まあまったりいこう
879 :
我輩は名無しである:2005/11/02(水) 18:05:53
おれ、今暇だから、源ちゃんの講演会のときにメモしたなかから、抜粋して
ちょつとカキカキしとくよ。
源ちゃんの発言
戦争が起きても、現在はコミュニケーションが不在である。
誠実というのは、ソクラテス的な意味でモノを考えることである。
人間は同じ論理を一万回繰り返している。
ぼくは、理論を絶えず壊している。
反戦主義者のせいで、戦争は起こった。
エロスとはナルシシズムのことである。
現代の作家には、もう少し日本文学の伝統を考えてほしい。
ぼくの作品を読んでくれている読者にも、戦争について黙っていてもらいた
くない。
ま、長くなると削除されるから、今回はこれぐらいで…
三並夏の銃口は高橋のような文壇に巣くう寄生虫に
向けられることのない鈍らマシンガンだ。
高橋は若くて穴があいてりゃナンだっていいのだろう。
もっとも「機関銃」といえば薬師丸ひろ子に決まっているが。
881 :
吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 19:25:49
この人の褒める本読んで面白かったことないんですけど
源ちゃんのエロって計算されたエロだったんだ・・・純粋に女好きだと思ったよ、源ちゃんごめん
女好きではないということにはならないけどね〜
馬券はハズれてばかりだけどな
氏は今でもまだ『うわさのベーコン』を大傑作だと思っているのだろうか
読むそばから忘れていっているものと思われ
室井は馬鹿かもしれないが卑しくないような気がする、スレ違いだが
小説家だよね?この人
889 :
吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 20:07:40
いえ、ギャンブラーです。
えっ、汁男優じゃなかったの!?
残念ながら
もう汁はあまり出ま
せん。
892 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 20:51:12
朝日の朝刊に高橋さんが書いてた。
大江の新作について。
あれって、肯定的評価だよね??
ってか、高橋さんってそもそも大江に対してどーなの?
893 :
鼎:2005/11/06(日) 21:10:29
隙をみてたまに誉めるってかんじかなあ、例えば、文学は暗くても仕方ないけど元気のでるものであってほしい、と言った後に、所謂元気のでる作品として大江の名を挙げていたり。
そろそろ大江の新作真っ向から否定するやつ出てこないかね。
候補:保坂、柄谷、福田和也辺り。
895 :
鼎:2005/11/06(日) 21:29:38
作風も経歴もかなり違うけれど、ただ、右翼を批判して、戦後民主主義に価値を見ている点では同じだからね
高橋さんは小説家が本業だよ、批評家・随筆家etcはあくまで副業だと思うよ。小説を評価しようよ。
897 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 21:36:54
高橋さんって小説かくの?
日本文学を背負って立つ高橋大先生ですよ!
>>895 そういうのは文学としての価値そのものには関係がないんじゃないかな。
もし関係があるようなら、それはその著者は小説家になりきれていないということだ。
902 :
鼎:2005/11/07(月) 03:57:24
そりゃそうでしょうね。君の言っていること(の一行目)は正論だと思いますよ。(二行目についてはぼくにはよくわからないので成否は判断しかねますけど)
903 :
鼎:2005/11/07(月) 04:04:58
ただ、一つ抗弁しておきます。895は高橋の創作作品について述べたつもりはないです。高橋が(その創作活動とは別のフィールドである)評論活動において、なぜある作家に好意的なのか、という文脈で発言したものです。
904 :
鼎:2005/11/07(月) 04:10:12
だから僕は、高橋がサヨクだから彼の作品は良いとか悪いとか価値判断してはいないです。少なくとも、しているつもりはないです。
905 :
鼎:2005/11/07(月) 04:16:11
連続投稿になってしまい申し訳ない。あとひとつだけ。上にある成否という字は、正しくは成否じゃなくって正否です。
>>893 >文学は暗くても仕方ないけど元気のでるものであってほしい
その言葉には共感を覚える。
こいつの教育者のふり、優しいふりにはあきあきだな
前者は当然逃げの一形態、後者は今でも時々ぼろをだす。
老いるのが怖いとか言ってるみたいなのでそろそろ野獣化するのか
このまま好々爺ぶって死ぬのか見ものだな。
あとこいつは間違いなく薬やっとるね
大学教授がバッドトリップ体験記書いていいのかと
若いもんのネタをとるな
>>786 あの源一郎を怒らすなんて
どんなことを言ったんだ?
気になる
910 :
吾輩は名無しである:2005/11/07(月) 12:47:19
892の大江評価を訪ねた者です。
大江は政治的になに言われても痛くも痒くもないと思うんですが、
文学者としての大江(の作品)を批判してる人いますか?
みんな大江を文学者としては認めざるを得ないんでしょうか?
そのあたりは大江さんのスレでやった方がいいんじゃないかな。
源ちゃんは昔は「そういう難しいことは大江さんに聞いてください」なんて
韜晦していたもんだけど、
>>879とか見るにつけても変わったねえ。
小説がよければいいよ
913 :
吾輩は名無しである:2005/11/07(月) 17:46:56
教授が終着駅にならないよう、心より祈っておりまつ
914 :
鼎:2005/11/07(月) 17:50:29
911 昔はインタビューや対談のときに、小説家は本当のことは言わないもの、なんて断ってから答えたりしていたよね。その頃に比べりゃかなり直球になったかも。ま、今の時代、言葉をはぐらかせていちゃ誰にも届かないって思ってるのかなあ。
915 :
吾輩は名無しである:2005/11/07(月) 17:51:52
まあ、こりゃ終わったかなという場所から復活して今がある人だからそれほど悲観はしてないんだけど、
最近の対談や雑文で小説はぼちぼち次世代に譲りたいようなことをちらほら書いてたのが気になる
>>914 小説そのものはインタビューやエッセイでの発言だけでは
割り切れないようにちゃんと書かれているから、
そういう意味では問題ないとは思う。
ただ、文学全般の話として、
小説そのものの仕掛けよりも小説以外での発言で
より多く語られてしまうのが今の時代だというのも確かだね。
寂しい話ではある。
917 :
鼎:2005/11/08(火) 16:48:22
915 TGそんなこと言ってたんですか。でも次世代に譲りたいつっても、たしかに年々新人は出てきているけど、高橋が(創作と評論の両輪で)引き受けてきた役割を担えるような人はまだ出てきていないと思う。頑張ってほしいものです。
4のコピペだから相手しないの。
自分の言葉で語ることすらできない人ばっかで嫌になるよ。
ちなみに4=916ね。
920 :
鼎:2005/11/08(火) 17:00:30
陳腐な例ですけど、誰かを愛することと、口先だけで愛してる、と言うことは違いますからね。偉大な小説はひとり作者のみならず、読者の悩みをも拾い上げるものであってほしいけど、それとて作者が苦しい顔をしているだけでは効果はないと思う。
921 :
鼎:2005/11/08(火) 17:05:08
赤面もののミスでした。ちなみに920は916さん宛てのレスです、この続きも書くつもりだったんですが、ミスったあとなのでやめときます。
922 :
鼎:2005/11/08(火) 17:11:41
しかもSAGE忘れ・・・これじゃ軽いスレ荒らしじゃないですか。ほんとに申し訳ない
源ちゃんの小説の話をしよう!小説家なんだから
教授が本職ぽくないか?
高橋氏が小説を書く他に何をしていようと、我々と高橋氏とのかかわりは
本質においては小説においてでしかありえないのではないかな。
カフカの本職は何だったかと問われれば「パートタイムの公務員」と答える他ないが、
そんなことは我々にはどうだっていいことだろう。
我々に興味があるのは彼の書いて残したもの。
まあ、知っていれば作品の理解を二、三の意味で
助けてくれるかもしれないけれどね。それだけのこと。
926 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 00:40:29
高源は保湿的に小説家ではないもん。
いまのようなアバウトさが身上で、
無論教育者ではありえないが、メシの種としての教授職は何よりありがたいはず。
それを大事に守りながら、
やっちらほっちら文壇のスポークスマン顔でTVっ子路線とかやってくんじゃね?
書くモノには期待できない。
だから、そんなことはどうでもいいっていってるの。
書かれたものがどうかって話なら乗れるけど、
それ以外で何をやってようが知ったこっちゃない。
たぶん、926さんは保湿的に小説の読者ではないんだと思う。
928 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 16:44:30
お互いどうでもイイと言い合っていれば良いのレス
保湿機が一番保湿的
授業のおすそわけに与りたい人は、文學界の連載で
授業中継みたいなことやってるから立ち読みするといいよ。
テキストは競馬仲間の保坂の近著(いい本だ)。
保阪も高橋も、小説の才能のない人が一生懸命理論を構築してるようにしか思えない。
絵の才能のない人が理論で武装してかろうじて画家にとどまっているような印象。
932 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 19:39:18
保坂って悪徳リフォーム業者みたいだよね。
まあスレ違いだが、保坂は理論を構築しないようにしないように
書いていると思えるんだけど。どういう読み方をしたの。
934 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 20:21:05
お互いどうでもイイと言い合っていれば良いのレス
>>933 書きあぐねている人のための小説入門が保阪の理論そのものだよ。
936 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 20:34:17
売れあぐねている保坂って悪徳リフォーム業者みたいだよね。
保坂は一貫して方法の作家ではあるよね。方法を意識せずには読めない。
とは言っても理論の作家というのとは違うと思う。理論じゃなくて、方法。
逆に高橋はインテリ源ちゃんとか言ってるわりに
書くとなるとかなり筆に委せてしまうような部分がある。
この二人が作家として似ているとは、ちょっと思えないな。
938 :
吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 01:29:31
高橋源ってB型なんだね。A型作家に憧れてるけどうまくいかないB型作家なんだなあ
Rh-こそ文学
保坂はただのクサイハゲの無職(49)だろ
941 :
鼎:2005/11/10(木) 17:46:36
937 理論というのはつまり因果法則ですよね。ある原因があればこういう結果が得られる、という見通しを与えるのが因果法則だと思う。それは数学の公式の如く明示的なものから、(人がそれと気づかぬ程)緩やかなものまでピンキリあって。
942 :
鼎:2005/11/10(木) 17:53:51
それが人に自分の未来を決める際の判断材料にもなれば、人の可能性を束縛してしまうきらいもあるかと思う。完全に正しい因果律などありえない。だからそれの強制力を破ろうとすることは必要なはずで。文学の意義の一つはそこにあると思う。
それは論理。
944 :
鼎:2005/11/10(木) 18:02:31
だとすれば文学理論ないし作法に則って書くというのは文学の持つ(であろう)武器の放棄とも言える。でもそういう既存の理論、作法に頼らぬ作者も少数だがいるにはいる。937さんがTG、保坂を評価する理由はそこにあるのでしょうか?
945 :
鼎:2005/11/10(木) 18:13:56
長文の割に内容空疎で申し訳ない。937さんのレスが刺激的だったので長くなりました。943さんの指摘は僕が何と論理をはき違えているのか書かれていないので返答できません。
> 理論というのはつまり因果法則ですよね。
> それは論理。
947 :
鼎:2005/11/10(木) 18:46:17
じゃ941をこう改めます。人はある現象に対し、なぜそうなるのか、あるいはそれが何をひきおこすのか知ろうとするし、その営みの産物として(科学的とはいえなくとも)ある因果律を見いだし、それが洗練されると理論として普及する。
948 :
吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 20:42:14
アンタにぴったりなのは細木数子スレだ。
949 :
吾輩は名無しである:2005/11/12(土) 21:41:02
_, ,_
(@A@)
ノヽノヽ =3 元ギャング
くく
950 :
吾輩は名無しである:2005/11/13(日) 14:52:53
ジョン・ライドン対土星人
>>937 >>944 両方見てちょっと保坂の文章思い出した。スレ違いだが
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ハイデガーの背理法について、閉じられた論証だ・・・云々のあと)
このため あと百年か二百年して科学によって知の基盤が本当に一変することが
あるとしたら、ハイデガーの「哲学」も神学の系譜で語られるしかないのではないかと
思うのだが、それはともかくとして、こういう構造をもっているハイデガーを
普通の意味で「読む」ことができるといえるのだろうか。こういう思考方法の持っている
伝達可能性の限界を打破する必要から、ハイデガー自身、ギリシャ神殿や
ゴッホの農夫の靴の絵やヘルダーリンの詩を語るようになったのではないのだろうか。
芸術は背理法を使わずに提示=肯定することができるからだ。
<存在>というのは、ハイデガーの言葉だ。ある人は<精神>と言い、ある人は<世界>と
言うかもしれない。存在が立ち上がる瞬間を、<音楽>と感じる人もいるかもしれない。
ハイデガーの「教え」に忠実であるためには、ハイデガーをハイデガーの用語で
いつまでも逐語的に読むのではなくて、この世界が存在することの驚きを実感させて
くれる、自分にとってのギリシャ神殿やゴッホやヘルダーリンを見つけ出すべき
なのではないか。
というか、読むこちらの側に「世界を感じたことがある」という手応えがないかぎり、
ハイデガーは何も語りかけないのではないか。神学の書物も、論証の形だけをみたら
閉じられているけれど、彼らは存在=世界=精神(=神)という、論証の外部に対する
絶対の実感だけはあったのではないか、と思うのだ。
ーー−保坂和志『<存在>雑感』ー「ハイデガー」所収
952 :
吾輩は名無しである:2005/11/13(日) 18:53:15
だからどうした
>>937 >保坂は一貫して方法の作家ではあるよね。方法を意識せずには読めない。
>とは言っても理論の作家というのとは違うと思う。理論じゃなくて、方法。
何を言ってるんだw
保阪の場合、理論も方法も同じことなんだよ。違うと言いたいのなら違いを示せ。
馬鹿だな。
そんな方法じゃ釣れませんよ。
955 :
鼎:2005/11/14(月) 01:53:03
951 難しいけど面白い文章ですね。紹介どうもです。ソウセキを思い出した。ロンドンの町を歩いたある画家が、しきりに町の色について話すのを聞き、ソウセキは感心したとか。なぜなら画家ではない彼はそんなこと気に留めていなかったから。(続きます)
956 :
鼎:2005/11/14(月) 02:03:23
僕たちは自分の外に世界があると信じているけれど、その世界とは、自分の感性や指向によって無意識的に取捨選択された、世界の似姿にすぎない。その選別作業を越えてもの自体を経験することは誰にも出来ない。
957 :
鼎:2005/11/14(月) 02:11:14
でも、人間の感性の限界にも色々なレベルがあるのでしょう。自分の意志ではどうにもできない先験的なものから、ソウセキの例のごとく後天的に形成されるものまで。そして後者は何らかの契機があれば変わり得る。
958 :
鼎:2005/11/14(月) 02:22:07
僕は、保坂の小説を読むといつも自由ということを思う。自由といっても、ドラッグやったり社会的ルールを破ることで得る自由(の錯覚)ではない。保坂は慣習的に形成された、僕らの世界の受け取り方を破ろうとしていると思う。
959 :
鼎:2005/11/14(月) 02:35:02
保坂のいわゆる方法はそこにあると思う。残響とか明け方の猫なんかは、特にそういう方法意識が顕著。彼が理論を持ってるか否かはわからないけど、日本作家の中では珍しく方法意識が強いということは言えると思う。
>>955-959 >>951の文章は、
「存在が立ち上がる瞬間を」実感(体感)しようとする強い志向と、
それこそ自分が「もの自体=外」と関わりうる唯一の方法だと見定めた
確信のようなものが窺え、短文ながら印象に残っていたもの。
小説作品を読んでみたい気になった。
お話はわかりますたので、そろそろ羊に戻るか引き取りをきぼんぬ
>>961 ハァ〜? 誰に何を言いたいわけ? アンカーつけてキッチリ喋らな
わけわかめやん。きもいがな
963 :
吾輩は名無しである:2005/11/14(月) 19:35:33
エルトン・ジョン対フレディ・マーキュリー
誰かエイズで死ぬの?
では羊=高橋に戻ろう。(パトラン先生だよね)
保坂の場合は文章そのものは媒体としか見ていないふしがあるんだけど(だから「方法」)、
高橋の場合は、小説家は文章のあり方自体でしか本当に何かを表現することは
できないという考えが根底にあるようだ。
たまごっちやBBSや原宿の大患ばかりが一般人の目を引いてしまう盛衰史だが、
あれは文学=文体=社会関与=人生でありえた時代とその終わりを
明確な問題意識と共に描き出した小説だったね。
だからこそ、そこに「現代」を、少々壊れた形で重ね合わせることにも
アクチュアルな意味があった。むろん、重ね合わせられているのは風俗だけではない。
ドストエフスキーを読んでいても浮雲のようにしか書けなかった明治の文人たちと
窮極において同じ問題を生きようとしている。
暴言を吐くなら、あれが書かれた後に、まだギャング以外の高橋は認めないとか
言っている人はもはや高橋読者とは言えないのではないかと思う。
966 :
鼎:2005/11/15(火) 04:04:23
960 確信のようなものを感じたとのことですが、そのとおりで、自分の経験を作品化しようとか自己実現のために小説を書こうとする人も多い中、そうではない保坂は貴重な存在だと思います。
967 :
鼎:2005/11/15(火) 04:24:32
965 なるほど。僕は盛衰史の、明治の文人が現代に登場する点がピンと来なかったけど、あなたの言うとおり明治=言語(ラカン風に言えば象徴界)が機能していた時代、現代=それが機能不全に陥った時代、という見方を導入すれば解釈の助けになりますね。
968 :
鼎:2005/11/15(火) 04:33:08
つまり、現代の人間にとっては、言葉が世界への通路にならないことは当たり前ですけど、現代に明治の人間を召喚すると、その当たり前のことが当たり前ではなくなる。そういう効果があるかもしれない。連続投稿失敬。
969 :
吾輩は名無しである:2005/11/15(火) 21:20:15
オマエは相変わらずマイペースだな。
970 :
吾輩は名無しである:2005/11/15(火) 21:34:51
>>955-959 >>951の文章は、
「存在が立ち上がる瞬間を」実感(体感)しようとする強い志向と、
それこそ自分が「もの自体=外」と関わりうる唯一の方法だと見定めた
確信のようなものが窺え、短文ながら印象に残っていたもの。
小説作品を読んでみたい気になった。
971 :
吾輩は名無しである:2005/11/15(火) 21:37:35
なんだ、全部オマエじゃねーかよ。
972 :
吾輩は名無しである:2005/11/15(火) 22:34:21
シド・ウ゛ィシャス対高橋源一郎…
973 :
吾輩は名無しである:2005/11/15(火) 22:59:47
>シド・ウ゛ィシャス対高橋源一郎
(そのココロは?)
宮崎勤対マイケル・ジャクソン
最近、椎名林檎がスキだ。
とりあえず980まで埋めて野辺に送ろうか
>>7 > だが、「ブログ」は、本来、「自分のため」だった日記を、
> 「他人に読んでもらう」ものに変えてしまったのかもしれない。
おいおい何年前の言説だよ源ちゃん!
976
977 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 20:32:24
高橋のバカ日記は北朝鮮の工作員クセェな。
978 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 20:47:05
虹の彼方に〜何があるのかし〜ら〜
高橋は今も鎌倉在住なのかな?
980 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 21:21:21
東京拘置所にいたら大変だ
981 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 21:41:08
何故高橋は傑作をかけなくなったんだ
982 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 21:45:10
才能が枯渇したからだろ
983 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 21:49:32
それを言ってしまえばお終いだ
984 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 21:56:40
高橋は、評論ではスノッブでペダンチックなことを云っていて、
ちょっとだけ褒めてやるけど、文学賞で選ぶ作品はどうして
クソばかりなの? 言ってるコトとやってるコトが全然ちがうじゃん。
だからダメなんだ、アレは。
この人、子供に嫌われたら死んじゃうんじゃないの?
まあ、令息が反抗期をむかえて金属バットを振り回すようになるまでだな。
987 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 22:02:16
子供を可愛がってるのはポーズだと思う。高橋の娘も「父は人を本気で好きになったり幸せに出来ない人」って言ってたし。
高橋源一郎の代表作ってなに?
>>987 本当は、躾けと称して毎晩たたいてるんじゃないの?
子供かわいそう、、
990 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 22:04:40
室井との子供の養育費とか払ってなさそう
馬の養育費は毎月欠かさず払ってるw
992 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 22:08:01
高橋の価値観は
自分>文学・競馬・女(の体)>家族、なんだろうな
前に写真週刊誌で、なんかの記者会見で膝の上に裸のAV女優
のせて調子に乗った写真記事があったんだけど、噂の真相だったかで
叩かれてたよ。「センセイご乱心」とかって。