自然災害の被害を受けた地に住む人々が気の毒なのは変わりません。
白石氏の平静を失ってしまいかねない心境を想像することは、私には幾らか出来ます。
私は、私が白石氏に言ったことが誤りだとは思いません。
私は、あらゆる自然災害は人類に反省を促すべくprogramされたものだ、と考えています。
故に人類が取り得る唯一の態度は、人工的な事前策を限りなく敷き詰める永久の尽力ではないか。
それはたとえ肉親の全員が惨い犠牲に遭おうと、自身が生け贄になろうと、また
人類全体が全滅の悲劇に見舞われようと一向に変わらない原則ではないでしょうか。
私は悲劇の中心でこそ、平静心と微笑みが必要だ、と自身に言い聞かせる様にしています。
非常に難しい作業だが、やらないべきではないだろう。