●●●芥川賞候補予想→受賞作予想13●●●

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769山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」102枚 ◆T61/rdmlFM
磯貝は美術の専門学校で油絵を勉強している男の子。
ユリ先生は39歳だが、幼い感じがする人気講師だ。
磯貝などの生徒達がユリ先生を誘って渋谷で飲み会をやった。
帰り道でユリは磯貝の後をつけ、好きだと告白する。
ユリは磯貝にモデルになってくれと頼み、二子玉川のアトリエに連れ込む。
磯貝はヌードモデルをやらされて、そのあとユリとセックスした。
20歳の年齢差がある恋愛が始まった。ユリは年の割りに何もできず、磯貝が料理を作ってあげたりする。
磯貝はユリの不器用さに怒りを感じたり、いとしく思ったり、愛した。
たまプラーザにあるユリの自宅へ、磯貝は画集を見に行く。ついつい寝てしまって起きると、ユリの旦那が帰っていた。
磯貝は慌てるが、旦那は一緒に夕飯を食べていけと勧める。
磯貝が登校すると、ユリが講師を退職したことを知りショックを受ける。
ユリは旦那と二人でミャンマーに旅行に行ってしまった。
そして帰国してからも一度も磯貝に会ってくれなかった。
磯貝は振られたショックを噛み締めて、友達に支えられ、就職活動に入った。
神様がもし人間達がセックスしてるとこを見ても、本人達は必死なのだから笑わないでほしい。(了)