1 :
吾輩は名無しである:
まだ宵のうち
2 :
吾輩は名無しである:04/11/14 20:14:51
3 :
吾輩は名無しである:04/11/14 20:15:16
4 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:00:22
早くまともな衰退論出てこないかな。
早くまともなコテ出てこないかな。
6 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:10:41
早くまともな名無し出てこないかな。
と、名無しを叩くことで自意識を満足させたくて堪らないC氏。
永遠回帰だな。
9 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:13:02
と、コテを叩くことで自意識を満足させたくて堪らない名無し。
相手するからいつまでも棲みついてるんだよ。
エサやるな。あぼーんしろ。
11 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:14:31
差異のないものが永遠回帰するかね。
確かに。
この流れからも、とてもCがレベルの高い奴とは思えん。
13 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:15:13
相手しなくても棲みつくよ。そこに幻がある限り。
14 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:16:55
さあレベルの高い名無しさん。差異のないものは回帰するかね。答えてごらん。
15 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:18:56
と、難しくなると逃げ口上を探す哀れな名無しなのであった。
完
早くまともな衰退論出てこないかな。
と、名無しを叩くことで自意識を満足させたくて堪らないC氏。
回帰したw
17 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:25:04
回帰も差異もわかってないんだな。まあいいけど。
と、名無しを叩くことで自意識を満足させたくて堪らないC氏。
自演やめろよ。
20 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:33:25
叩かれて満足してる名無しよりはましだと思うけど。
21 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/14 21:39:05
早くまともに論じることのできる奴、登場しないかな。
実売とは大分差があるかな。
全体としては、昔より相当伸びてるんだろうけど、
純文学は……。
全体に占める割合としては落ち込んでるんじゃないの?
知らんけど。
他のメディアは、大きく伸びてるんでしょ(テレビとか、映画とか)?
で、確か純文学雑誌の部数はピークの半分以下くらいに落ちてたような(不確かですけど)。
雑誌の種類は増えてるし、相対的な地位は下がってない?
やっぱり、純文学雑誌上において、純文学の首脳的な
議論っていうか、あってるんでしょ? 一応。
でも、データの詳細調べるのめんどくせー。
公称と実売、下手したら3倍くらい差、あるか、も。。
公称って、広告営業用にねつ造する数字だから。出版は水商売です
>>28 そだね。
ただ、純文学雑誌は、水増しが多いほうなのではないか。
少ないと、出版社の面子に関わる。ような。知らんけど。
全体的な感じを掴むものとして。
>>25 んなこたーない。
テレビの台頭と映画の斜陽→ネットの普及とテレビの斜陽。
CMが貸し金業だらけになってるのはそのせい。
活字メディアっての規模は、大きくなっていると思うよ。
ただ「文学」はどうか。
家にいても、ネットとか、DVDとか、ゲームとかしてないか。
「文学」を読むか。
余暇の時間って変わらないくらいなのだろうか。
パイが一定なら、テレビ、映画、ネット、と、
食い合う相手が増える分、相対的な地位は低下しないか。
読書の時間って言っても、漫画ではないのか。
漫画は相当増えてる。
本だって、ミステリとか、いろいろ、
文学を読むか。
34 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/15 06:59:01
相対的な地位って何ですか?何を基準に相対化するんですか。
今の子供って漫画も読まないしゲームもそんなしないらしいよ。
何してんだろ?
文学回帰しないかね? しないか。
今の子は携帯いじったりしてます。
電車男が売れる世の中なんだから、ここで論議してる衰退否定派の意見なんか
説得力も何もないだろ。
今、世間レベルは実際そんなもんなんだ。
まともに作家夢見てる某君には可哀想だがな。
38 :
吾輩は名無しである:04/11/15 13:09:40
>>37 livedoorのブログの規約問題についてどう思う?
著作人格権について考えさせられる
にしても最近の人気ブログサイトの共通点
・・・引用っていうかまるまる引用の多いこと多いこと…
2ちゃんねるのカキコとレスをただコピペして
これがワロタあれがワロタと神気分で勝手にコピペして
一方的に独断で感想書いてるだけ
ま、小説も究極的には似たようなもんなのなのかもしれないが…
衰退してるとか論じるのって馬鹿っぽいよね
媒体、形態が変化してるのに…
現代は、どんなものでも複製できる時代であって
クローン人間までいるんだから(倫理無視の某国ではとっくに第一号が
誕生済みだとか…)純粋な小説家じたいが存在するのが
難しくなってきていると思う。
流通をおさえることができてるうちは出版社が色々工作できるとしても
それが崩壊したらもうどうしようもなくなるだろうし
行き着く先は、「知」の共有、私が先に言いました。私が先に考えついたんですなんて
主張できなくなって、ネット上でポータル化してしまうんじゃないかと。
39 :
吾輩は名無しである:04/11/15 13:18:23
もうね、皆がいいました。
ここのサイトで発生した言葉です、考え方です
みたいな…
著作物に人格がなくなっていくような気がする。
盗作された小説家があまり盗作した人間を非難しないのも
自分にも心当たりがあるからで
音楽や言葉にかんしてはもう人間が考えつくような発想は
あらかた出尽くしてるわけで
今は、スタイルの時代、どれだけ自分の偏見を強固して
その自分独自の好き嫌いを文章として表現できるか否かであると思う。
ワタヤリサなんて太宰とバナナのスタイルを選び
あとはコピペって感じだし
自分のキャラとどのスタイルを選ぶかによって
新しく思わせることもできる。
40 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/15 13:36:16
>>37 それは文学と何の関係があるのかね。まったく。
文学を書いてる人間自体が元気がない。人数も減ってる。
文芸評論家の方が多くないか。
>>40 おい、そこの無学歴。俺が相手してやるから。
とりあえず自称:大学院生の俺に質問とかないか?
下手な文章の推敲もしてやってもいいぞ。
>>34 余暇全体の時間とか、娯楽消費財全体における、
純文学の占める割合ってことじゃないの?
でも、研究者でもなければ、わざわざ純文学を抽出した
データなんて作る奴はいない。
で、Cが吠える。アホみたいに吠える。データ出せと。
文芸誌全般が死にそうなのは事実だな。
廃刊多数。
あと、文学全集も売れなくなった。
ポイントは、「純文学」だと思う。
書籍とか、雑誌全体含めたら、そりゃあ売り上げも伸びとろう。
47 :
吾輩は名無しである:04/11/15 19:50:18
34 :C ◆7sqafLs07s :04/11/15 06:59:01
相対的な地位って何ですか?何を基準に相対化するんですか。
起きてすぐに2ch。
そしてキリッと一言(ワンパターンの煽り)。
レベルの高い人は違いますなあ。
>>44 衰退の根拠を数字で示せというCの主張は間違ってはいない。
>>45 「海燕」が休刊となり、「文藝」が季刊となったのは事実だが、
平凡パンチ、朝日ジャーナル、世界も廃刊となった。
(「噂の真相」もね)
文学の衰退と出版不況を同列に扱ってはいけない。
>>47 そんな大好物の餌をCに与えてはならない。
49 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:14:54
>>48 数字で示さなければ、衰退を語ってはいけないの?
50 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:16:29
っていうか、気になることが一つ。
Cの意見って、文学なんか、最初っから影響力はない、ってものなの?
51 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:17:31
>>22を見る限り、純文学の力なんて微々たるもんだろ。
52 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:21:08
>>48 あと、廃刊云々の話なら、
例えば似たような娯楽誌全体の売り上げを考えないと駄目だろうな。
ジャンプ+マガジン+サンデーとかの括りで。
じゃないと、同系統の他雑誌から食われたケースがあるから。
四大文芸誌で考えるのが妥当か。
>>49 数字は衰退を表すひとつの根拠にはなるでしょう。
あるいは数字に代わる根拠を示さなければ。
でないと、「衰退論は幻」というCの主張は覆せない。
力があるっていうのがそもそも「幻想」
55 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:22:34
56 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:24:22
ミリオンセラーも、大抵は娯楽誌。
龍、春樹、ばななくらいなものか。
九十年代以降、純文学は何を残したか。
57 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:26:22
近年の書籍売り上げを支えているのは、ハリーポッターなのだ。
58 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:26:46
結論
純文学=屑になった。
59 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:27:28
心理学とか脳科学の本のほうが売れているからでしょう
60 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:27:55
そんななかで文学ってのはうそくさく思えてしまうわけです
61 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:30:07
売れない純文学なんて、このまま滅びてしまえ。
>>55 その表を見ると、純文学最後のミリオン・セラーは井上靖の「孔子」ですね。
いや・・・、待てよ(ここで私は河出書房新社のホームページへ)。
おお、「蹴りたい背中」は127万部だそうだ。
結論:純文学→安泰 りさタソ、ハァハァ
63 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:32:58
アホCも来るな。
64 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:35:41
りさタン=純文学である限り、純文学は安泰かw
良かったな、純文学よw
65 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:37:56
で、牙城である四大文芸誌のシェアはガタガタ
>>64 もうちょっと詳しく言うと、あの年齢で億単位の金が稼げる、という事実が、
作家を志す人間の幅を広げる可能性があることは否定出来ない。
あの夏目漱石だって、高浜虚子に勧められて筆を執るまでは、
小説なんて発表していないんだから。
高がんばれw
漱石が金儲けだったという意味ではなく、
外部の要因で小説を書く可能性をいったまでです。
念のため。
69 :
吾輩は名無しである:04/11/15 20:49:50
ズンってかっこいいね。
ハゲだしな
Cを論破したら結婚するわ。
Cを論破もナンパもないんだけどね
>>67 誰だよ、ソレハ・・・。
>>69 この前、飲み屋のねーさんに「キタロウに似てる」と言われ、
「失礼だ!」と怒ったら、「出川やジミー大西よりいいでしょ!」と反論された。
>>70 自分でも気に入っている♪
>>71 論破じゃなくって、「質問があったら答えてやるよ」っていうスタンス。
>>72 ですよね。
たかちゃんがんがれヽ(^▽^@)ノ
もうひとつ、Cについて。
Cは無学歴だから他人の文章をまともに読んでないようだけど
(もしくはしらばっくれている)、
逆にCの言い分を故意に読み飛ばしている節が、
高学歴の我々にもないだろうか。
前スレの
>>969 >前から書いているじゃないか。衰退ということをある種の危機感のように抱いて
>文学に取り組むことは不毛じゃないし、そうするべきなのであって逆に
>衰退が実在するなんてことを本気で考え始めると不毛になりますよ、と。
不毛だ不毛だと嘆くばかりでなくて、何かあるでしょ? という問いかけ。
「衰退は幻」という彼の主張にばかり目を向けていると、
こうした裏筋での主張を読み取りにくくなる。
まあ、大した主張ではなく、読み飛ばしても大勢に影響がないのも事実だが。
>>74 オイラの大好物♪
・・・じゃなくて、誰だよ、そいつ?
>>77 違うよ。「たかちゃん」って誰なんだよ。
たかちゃんて、呼ぶなあ!
>>79 じゃあ、別にそれでもいいよ・・・。
はぁ、こんなんでCの罵倒レスを受け止めきれるんだろうか。
で、なぜ
>>75でわざわざCの書き込みを紹介したかというと、
前スレの
>>994なんだけれども、
>前々から誰かが言っていたように、衰退の言説がある。
>その衰退の言説の多くは、衰退ということをある種の危機感として考え、
>そうした危機感において文学に取り組むことを要求してるのに、
ここまでは先に挙げたCの主張と似たように見受けられるのに、
続く文章が、
>どうもCは低レベルの衰退論ばかりに照準を合わせているわけだね。
これだから、みんなもっと冷静にお互いの書き込みに目を通しませんか?
82 :
吾輩は名無しである:04/11/15 21:34:13
いやあズンはいい奴だなあ。
83 :
吾輩は名無しである:04/11/15 21:37:46
書き手側であるべき才能ある奴はみんな他の表現媒体に走る。
読み手側である人間たちも他の表現媒体に関心が移ってる。
>>82 へへ。
自演だと思われるじゃないかよぉ。
>>83 関係ない話かも知れないけど、その書き込みを読んで思い出したことがある。
ビートたけしが週刊現代か何かに連載を持っていて頃、
高橋治の「秘伝」をぼろくそにけなしたことがあるんですよね。
「あんな小説なら自分の方がまし!」といった感じで。
その頃、ビートたけしは小説も書いていたから。
直木賞ぐらいは狙っていたんじゃなかろうか。
だけど、その後、彼は映画に表現の場を移し、それは成功したように見える。
(一作も見てないので、世評で判断するしかありません)
ビートたけしは、あなたがいう「書き手であるべき才能ある奴」ではないかも知れません。
ただ、ちょっと思い出しただけです。
ちょっと上の文章なんてひどいなあ。
まあ、自分の文章の推敲はできなくても、
糞文書きのCの文章の推敲ぐらいは出来るけどね。
86 :
吾輩は名無しである:04/11/15 22:37:31
大分Cも余裕がなくなってるな。
ここは本当に文学板なのか?
っていう、幻100%の白昼夢的ワンパターン煽りが減った。
87 :
吾輩は名無しである:04/11/15 23:01:09
C ◆7sqafLs07sは蟻板で「今日は拉致監禁されるので来ません」と書いていた。
祭なら延期するべし。
ただ文学板の人達は真面目だからなのかもしれないけど
C ◆7sqafLs07sの遊びにつきあわされてる感じするよ、読んでて。
あいつは君たちが思っているよりずっとしたたかです。気をつけてね。
2ch全体で有名なコテも何人か、C ◆7sqafLs07sの前に敗北してますから。
なんでクソコテの相手をし続けるのか。
消えろとか言いながら実は楽しいんでしょ。
>>89 2ch全体で有名なコテって、ひろゆきと電車男しか知らん。
92 :
吾輩は名無しである:04/11/16 11:33:52
クソコテとかダメコテとか書いてるのってどうせ淳1bだろう?
前にCにぼろくそにやられていたの見たことあるし。
93 :
長井秀和:04/11/16 11:38:25
矢部、IXION、XYZ、ズンが文学板の四天王。
マ チ ガ イ ナ イ !
難波とか淳1bよりはCのほうが面白いのは事実。
いろんな意味で。
Cには氏んでほしい。ほんとうに。一刻も早く
淳1b乙
むしろ淳1bに消えてほしいな。やつが暗躍するからスレが荒れる。
>>93-97 なんのかんの言ってエサやってるし…。
ほんとは消えてほしくないんでしょ。
Cならちゃんと来てないか?
>>89 冗談はともかく、日本文芸家協会が平成7年に出した声明の一部。
現在年間四万八千点刊行されている書籍のうち、
約九千五百点が文芸書(親書、文庫を含む)である。
その平均発行部数は、約三千部ないし六千部とされている。
平均発行部数を仮に4000とすると、
9500 × 4000 = 38000000
とりあえず、文芸書だけでこんなに出版されているのだ。
この数字を前に果たして「文学の衰退」は主張できると思いますか?
100 :
吾輩は名無しである:04/11/16 20:03:46
年間九千五百点、全体の五分の一も「純文学書籍」が発行されているわけ無いだろ……。
Cじゃあないが、文芸書の定義が曖昧すぎないか?
102 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/17 01:34:40
>>42 もうそういう煽りには散々つきあわされて飽きてるからなあ。
>>44 そうそう。「おまえの母ちゃんデベソ」に対して「ふざけんな、何センチか計ってから言え」
とこれはギャグ以外の何物でもなく。
>>47 皆が皆君と同じように生活しているわけではないのだということを知るべきだな。
学生。
>>50 影響力ってどういう意味で使ってるの?影響はあると思うよ。力について定義されるベクトルによって変わる。
103 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/17 01:36:35
>>64 君は安易なメディア戦略や流行には騙されていないがその反動にあっさり騙されていると思う。
綿矢の小説は昔からよくあるタイプの純文学だよ。細部の印象で騙されているだけだと思う。
104 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/17 01:41:05
>>71 万が一本物だとして君の先輩だぞ、僕は。
籍消されているが早稲田はそういう奴も一応OBと考える伝統だったはずだ。
>>72 真面目に言うとよく逆ナンされるのは事実。
>>75 君はよくわかっているじゃないか。一級くらいは与えてあげよう。
>>84 僕はたけしも松本もこの時代の天才だと思っているがたけしも松本も
小説という表現に対して挑発的な姿勢を見せた時期がある。
それだけでも面目としての文学に力は残っているんだと思う。
もし本当に屑なら彼らは無視しただろうから。
105 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/17 01:43:04
>>89 遊びの邪魔ならしないように。
>>92 前々から気になっていたんだが、その淳1b?って人は誰なんだ?
前に1bという人は見かけたような気もするが淳1bって何?
そういう人もいるの?それとも1bの別ハンドル?
広末の先輩か。馬鹿なのは仕方がないな。
おい、このスレのヒマ人ども、もっと作家スレを盛り上げろよ。
55 :吾輩は名無しである :04/11/15 20:22:34
ttp://www2.mmc.atomi.ac.jp/~ohtsuka/data.html 所得が伸びてるし、書籍や雑誌が売れるのはよく分かる。
で、その中で純文学が、どういうシェアであるか、ってのが
問題ではないか。これだけ雑誌が伸びているのに、純文学雑誌は
その中にあって全体の部数を落としているんだ。
56 :吾輩は名無しである :04/11/15 20:24:22
ミリオンセラーも、大抵は娯楽誌。
龍、春樹、ばななくらいなものか。
九十年代以降、純文学は何を残したか。
57 :吾輩は名無しである :04/11/15 20:26:22
近年の書籍売り上げを支えているのは、ハリーポッターなのだ。
58 :吾輩は名無しである :04/11/15 20:26:46
結論
純文学=屑になった。
キター、満開激しくキボンヌ
てトリビアで高橋が言ってた。
文学界と新潮が1万2千部、群像とすばるが8千部らしいね。
111 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/18 14:16:32
水増しと言われていたが、そこそこ正確だったようだ。
日本雑誌協会発表では文学界1.3万、新潮2万、群像1万、すばる8千だった。
113 :
吾輩は名無しである:04/11/18 17:39:30
114 :
吾輩は名無しである:04/11/18 18:17:28
>>27 実売って、どの段階での実売を言うんだろか?
出版社の実売っていうと、普通は取次に送った部数を単純に実売と考えるんだが…。
だから、書店での実売と、出版社の公称実売に開きがあるのは当然なんだよな…。
ちなみに、出版社は、返品部数は考慮にいれない。
だから、赤字になる…。
115 :
吾輩は名無しである:04/11/18 18:20:04
>>1富が集中している国が、文学を奨励していないから。
馬鹿なことを言うな。国が奨励して成功した物があるか。
117 :
事情通 ◆.CzKQna1OU :04/11/18 19:32:06
>>110 それはあくまでも印刷部数で、実売部数とは大きく異なる。
そして実売部数の大半が公共図書館に配本されている。
海外でも図書館がかなり文学関連書籍を買い取ってるから別にいいんだけど、
やっぱり実際に文学に興味のある10代20代の若者ってどれくらいいるんだろうね。
俺ヤンキー高校卒からアホ大学卒、現DQN社員だからぜんぜんわかんないけど、
高偏差値高校、大学なら結構いるの?
買取は図書館ばっかでも、図書館で借りて読む人がたくさんいるんなら、
それはそれでいいんだけど。
「となりのカフカ」は「小説宝石」に連載されたものらしい。
ちょっと意外な取り合わせである。
各文芸誌でも安田美沙子とか、山田優の日記でも載せればいい。
111 :C ◆7sqafLs07s :04/11/18 14:16:32
>>106 嫉妬するな。
>>110 それだけ売れてれば十分だ。
どんどん発言が酷くなってるな。
何だその、「それだけ売れてれば十分だ」っていう感覚的な発言は。
図書館抜いたら、せいぜい3000くらいだろ?
そのうち500が東京、1500が他の政令市に回っている
としたら、一政令市にせいぜい100部。
121 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/19 15:26:37
「せいぜい」だの「としたら」だのを厳密なデータだと考えるような論理性の中で
「それだけ」もさほどおかしくないと思うがな。
読んでもらえる作家を文学怪の仲間に入れないからさ。
マスコミの気を引く方法では一時しのぎにしかならん。
>>121 121 :C ◆7sqafLs07s :04/11/19 15:26:37
「せいぜい」だの「としたら」だのを厳密なデータだと考えるような論理性の中で
「それだけ」もさほどおかしくないと思うがな。
煽りもテンション低くなってきたなw
データ出されたとたんにだんまりかよw
前スレのラストあたりからCを叩き続けてるけど、そろそろ完勝?
125 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 14:12:32
何処にデータが出てるんだ?それは衰退を支持してるのか?馬鹿っていいよな。楽そう。生きるのが。
>>125 馬鹿の人生を、想像だけで「楽」と決めつけるなんて呑気でいいよな。
128 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 17:43:33
>>126 新聞って何紙あるか知ってるのか?たまたま君のお父さんが契約している新聞だけが新聞じゃないんだぞ。
>>127 馬鹿の人生なんて想像だけで決められるさ。馬鹿じゃなければな。
世の中にたとえ何万紙あったとしても、それが社会記事を扱う新聞ならいつかは必ず扱う。
それを想像できない者を馬鹿と言わずして、誰を馬鹿と言うのだろうか?
>>128 事件が起こったあとに、「そうなると思ってたんだ」とか口走るタイプだね。
あるいは殺人事件などで、犯人の動機を紋切り型に語るコメンテーターみたいなものか。
お前の場合、おすぎだかピーコだかが一般人らを「馬鹿」と言ってるようなもんだ。
あんまり言葉に深みがないし、かえって自分を馬鹿に見せているだけ。
ちなみに俺の人生でも想像してみるか?
想像しきれなかったら、お前自身の論理でお前の方が馬鹿ってことになる。
131 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 18:54:09
132 :
吾輩は名無しである:04/11/21 18:59:16
確かに馬鹿は楽だよ♪
133 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 18:59:40
>>130 おいおいそんなに熱くなるなよ。早稲田に入れなかったからって。
134 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 19:06:42
衰退を支持しているデータが何処にも出ていないにもかかわらず
>>120 だの
>>123 だのを言う奴は馬鹿としか言いようがないだろう?
>>133 それが「俺の人生」を想像した結果か?
受けてないやつも「入れなかった」ってことになるの?
その程度なら世の99.9%以上がそれに該当するぞ。
その程度の想像力かよ。
「いずれ、お前はいつか死ぬよ」なら100%だったのに残念だな。
136 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 19:11:57
>>135 で、それが事実だってデータは何処にあるんだ?
おまえは「想像」ってものを本当に考えたことがあるか?
事実を確かめようがない世界に想像なんて存在しないんだよ。
だから「馬鹿は想像できる」ってことが言える次元は何処なのか考えてから熱くなってくれ。
137 :
吾輩は名無しである:04/11/21 19:16:23
すごいな。考えたこと無いよ。ごめん。ちょっと見てましたので書き込んじゃったよ。
99%以上に訂正するよ。
よかったな、俺が算数が苦手でよ。
たかが早稲田ぐらいで一生威張ってろ。
学歴板にでも失せろ!!!!!!!
140 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 19:24:03
もう少しまともな奴かと思っていたが失望だな。それとも演じているのか?
微妙だから計算してんだよ。
142 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 19:39:56
たかが早稲田と俺も思うからこそ自分から籍消されてるんだぞ、おまえの話は前提から違うんだよ。
>>133と矛盾してんな。
都合良くコロコロ態度変えるな。
さらに言えば、「俺の早稲田の名を都合のいい時にだけ口にするな!」
おめーらおもしれーなw
そうだよな。
早稲田の学生なんて同世代の約1%はいるもんな。
大したことないよ、実際。
146 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 19:44:29
>>145 早稲田に入れなかった自分を正当化するなよ。
>その程度なら世の99.9%以上がそれに該当するぞ。
分母を日本の人口じゃなくて、世界の人口にしました。
いや、最初から実はそのつもりでした。
まいったか、C!
俺は家政科に行きたかったので、早稲田なんぞ最初から眼中にないよ。
149 :
吾輩は名無しである:04/11/21 19:53:22
相変わらずCは矛盾してるな。
何だよ、その馬鹿っていう感覚的な発言はw
151 :
吾輩は名無しである:04/11/21 19:55:19
だから、売り上げってのは、君が大好きなデータなんだろう?
雑誌全体が4倍くらいに伸びてるのに、その中で純文学雑誌は減ってるの。
理解できる?
152 :
吾輩は名無しである:04/11/21 19:57:58
まず衰退の定義から出発しる
153 :
吾輩は名無しである:04/11/21 19:58:47
>たかが早稲田と俺も思うからこそ自分から籍消されてるんだぞ、
うわー。
それって一般の早稲田の学生よりも、よっぽど「早稲田」にこだわってる。
やっぱり自意識過剰w
154 :
吾輩は名無しである:04/11/21 19:59:32
155 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:00:24
「レベル」の高いCサンは、やることが違いますね!
156 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:03:09
>自分から籍消されてるんだぞ、
名文〜。
2004年文学板糞コテランキング
1.C ◆7sqafLs07s ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2.」 ◆m0yPyqc5MQ ☆☆☆☆☆☆☆☆
3.高山 ☆
中退ってことは高卒か。
Cは高卒カギと同じ(w
159 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:06:38
55 :吾輩は名無しである :04/11/15 20:22:34
ttp://www2.mmc.atomi.ac.jp/~ohtsuka/data.html 所得が伸びてるし、書籍や雑誌が売れるのはよく分かる。
で、その中で純文学が、どういうシェアであるか、ってのが
問題ではないか。これだけ雑誌が伸びているのに、純文学雑誌は
その中にあって全体の部数を落としているんだ。
56 :吾輩は名無しである :04/11/15 20:24:22
ミリオンセラーも、大抵は娯楽誌。
龍、春樹、ばななくらいなものか。
九十年代以降、純文学は何を残したか。
57 :吾輩は名無しである :04/11/15 20:26:22
近年の書籍売り上げを支えているのは、ハリーポッターなのだ。
>>152 その前提として「全盛期はいつ?」という話にとっかかった時に、
Cが現れてぐちゃぐちゃになってしまったんだよ。
>>157 3.はコテじゃなくて本名。
> その前提として「全盛期はいつ?」という話にとっかかった時に、
> Cが現れてぐちゃぐちゃになってしまったんだよ。
やはり高卒はやることが違う!
162 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:09:15
多分、Cサンって天才だから、カンブリア紀とかから
分析しないと許してくれないんじゃないの?
ふむ、口承文芸からはじめなきゃいかん。
だがそれを「文学」と定義するかは議論が必要だな(w
Cとカギが同時に消えたね
165 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:12:50
166 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:13:35
まさかCサマがおかしいだなんて……!!
そんなはずはありませんものね!
167 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:14:37
何だよ、俺が出てくるとCのレスが減るな。
つまらん。
文学板の高卒アイドルC様を讃えるスレ
立てていい?
169 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 20:14:53
>>151 それがどうして文学衰退のデータになるんだ?売り上げだけじゃなく
人口とか経済規模の推移とか他にも考えることがあるだろう?
それとの関係でようやく有効なデータになるんだぞ。わかってるか?
C様キター!!!!!!!!!
171 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 20:18:16
そうそう。俺は君達の次元でもものが言える珍しいコテだぞ。重宝したまえ。
レスが減っているときは他の板に書いている。
172 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:19:22
あんた前スレでは中途半端な売上データ出して威張ってたよねw
で、売り上げは一つの論拠だ、って言ったよねw
もう忘れたの?
C様お仕事なにしてるの?
174 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:20:15
>俺は君達の次元でもものが言える珍しいコテだぞ
感覚幻満載発言キター!!!
175 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:21:26
>>169 しかも、人口とか経済規模って売り上げにはプラス要因じゃんw
176 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 20:22:26
>>172 威張ってたって(笑)
俺はこう書いてるんだぜ。「文学の衰退なんて幻だ」
君たちはこう書きたいのだろう?
「文学は衰退している」
よく考えてご覧。
177 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:24:40
うわー!
自分の発言も覚えてないの?
しかも論点ずらしてるー!
972 名前:C ◆7sqafLs07s [] 投稿日:04/11/14 19:14:36
>>968 それは君の思い込みだと思う。たとえば売り上げなら売り上げで議論をすればいい。
それを幻想だとは言わないよ。むしろ「今のほうが売れている」と書いてきたしな。
これのことか?
「今のほうが売れてる」というデータを出してもらえば済む話だな。
179 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:29:34
面白くなってまいりました!
180 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:39:38
Cよ、煽りの無益さが少しでも分かったら、
つまらん自意識のために下らん書き込みを繰り返すのは止めるんだな。
181 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:51:31
>>178 今のほうが売れている、っていうデータなら出せるんじゃないの?
何とか。
だって、可処分所得が全然違うんだから。
前レスの趣旨はあくまで構成比なんだろ? 文学の。
がんがれ
>>181 実際に出さずに「出せるんじゃないの?」でいいのか。
だからCに「幻想」と突っ込まれるんだよ。
俺や名無しが問題にしてるのは、
前スレで売り上げのことを衰退に結びつけて語ったのに、
このスレでは一転Cが立場を変えている、という点。
書く前にもうちょっと読んで欲しい。
友軍に背後から撃たれた感じだよ。
184 :
吾輩は名無しである:04/11/21 20:59:16
>>183 まあまあ。
確かに、Cは何か卑怯だな。
Cは論理的じゃないんだよな
そういうとこもカギに似てる
186 :
吾輩は名無しである:04/11/21 21:04:44
結局否定しかできないC。
187 :
吾輩は名無しである:04/11/21 21:05:35
それも明らかに自意識のために。
厳密な論理構成を目指すためでは、決して無い。
(過去レスを見れば一目瞭然)
188 :
吾輩は名無しである:04/11/21 21:05:47
>俺はこう書いてるんだぜ。「文学の衰退なんて幻だ」
そう、個人の心の中で幻だと思えば、本人にとって衰退は無い。
そう言う事によって、煽られ、ますます文学は発展する。
くだらない物を作るのをよしとしないか。
むしろ、くだらない物を作らないと追い詰めた結果、
その人間の心の中で「文学」は衰退していく。
189 :
吾輩は名無しである:04/11/21 21:08:33
>>188 あいつは単に、煽って楽しんでるだけだからな。
全然、文学のためじゃない。
「衰退している」と危機感を共有して頑張ろうとするほうが、
よっぽどましじゃあないか。
>>189 >「衰退している」と危機感を共有して頑張ろうとするほうが、
>よっぽどましじゃあないか。
それは言い方こそ違うけど、Cの主張と重なるよ。
俺みたいにCから「一級」とか認定されたら、恥ずかしいぞ。
191 :
吾輩は名無しである:04/11/21 21:28:50
>危機感を共有して頑張ろうとするほうが、
でもそれだと皆が皆「危機感」ばっかりで、
かえって衰退すると言う事は無いんですかね?
毎回名作なんてそうそうないですし、
まあ、それで、緊張感が無くなっても駄目でしょうけど。
むしろ対立があった方が発展すると思いますけど。
奥行きも目に見えて分かりますし。
負担は大きいでしょうけど。
本当に自分にとって痛いと思っている所を、
いかに工夫するか。そこに纏わりつく否応なしの知識。
そこの謎に文学の面白味はあると思いますけど。
192 :
吾輩は名無しである:04/11/21 21:37:50
>それは言い方こそ違うけど、Cの主張と重なるよ。
うーん。
Cの主張っていうか、Cの目的は「煽って楽しむこと」だからなあ。
193 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:28:06
>>180 煽りが無益だなんて思ってないんだけどなあ。前から書いているじゃないか。
そういうレベルに付き合うことにだって意味はあると。
>>183 俺は衰退に結びつけたのか?衰退なんて幻だ、には結びつけたけどなあ。
で、衰退は実在すると書きたいのだろう人たちが幻レベルのデータを使うのは
俺にとって都合がいいだけなんだよ。
>>193 上の方で挙げられている文芸誌の売り上げに関しては、
幻でも何でもないんだが、お前は問題にしてないわけで、
だったら議論にならない。
195 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:34:35
>>191 凄くいい意見ですね。そうそう。僕も本当に重要なのは対立だと思うのですよ。
僕が凄く気になるのは王城みたいな小説を評価する人たちがすぐに使う
「アニメ的なものが気になる人はそもそも王城の小説を読んでも無駄だから」
とかそういう排除する姿勢なんですよね。
対立をあらかじめ避けてしまうこの閉鎖的な空間。
これが「知的冒険」を云々したがる人には圧倒的に多く見られる。
このスレでもよくありますね、対立自体を茶化して余裕ぶる姿勢。まあ2ちゃん全般によくある姿勢ですが。
ただ僕が緊張感としての衰退説のみを支持するのは
対立すら存在しない状況ではまず何らかの危機感が必要じゃないかと考えるからです。
そこで安易すぎる衰退論の人たちはむしろ無意味に感じられるんですね。
それは文学を愛し信じるが故の危機感ではなく、自分を高見に置くための方便のようだから。
196 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:36:22
>>194 だから、議論の構造を理解してくれよ。それが出来ていないから友軍を誤爆するんだぞ。
俺はそのデータそのものを幻だと言っているんじゃないんだ。それを衰退と結びつけるのは幻だと書いている。
197 :
吾輩は名無しである:04/11/21 22:36:43
っていうか文学なんて今の世の中に大して全然影響与えてないよね。
破壊力ゼロ。
文学は死語。もしくは古語。
それでも文学が好きなら文学を頭のすみに留めながら新しいことをやらなければならない。
紙に字を書いて、出版する。
もうそれではなにかすごいことを起こすこのは不可能な時代。
それは昔の文学のまねしてるだけ。なにも新しくない。
おまえらの好きな文学を頭の隅に置いてなにか新しいことをやれ。
もしくはできるだけ文学のことなんて考えるな。
もう時代が違う。
昔の文豪が今生きてたらただ紙にしこしこ書いてるだけだと思うか?
そんな感性の鋭いやつらがこの時代そんなことばっかやってるとは思えん。
>>196 じゃあ普通に「データを出せ」と散々言っていたのは?
あと、ついでに、「今のほうが売れてる」というデータを友軍に示してくれ。
199 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:43:08
>>198 なんでそうなるんだ?衰退って概念を考えてくれよ。
衰退っていうのは栄えていたものが駄目になる、もしくは通常の状態から落ちることだろう?
俺の考えは「文学は(性質上常に)変化しているのであって衰退など幻だ」なんだぞ。
今が栄えていることや今が通常であることを説明すること自体が俺の議論から外れる。
栄えたり衰えたりするのではなく通常があるのでもなく文学は常に変化していると考えているのだから。
逆にある時期が栄えていたと言いたい奴や通常はこうなのだと示したい奴にはデータが必要だし、
それが存在しないなら幻だろう。
>>199 そのレスのどこに、、「今のほうが売れてる」というデータがある?
俺の人生を想像で記述出来なかったこと以上に不誠実な態度なんだが。
201 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:46:40
>>200 だからそんなもの必要ないと書いているんだが?学歴低いと文章も理解できないのか?
示せないんだろ?
嘘つきは馬鹿よりひどい。
204 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:49:46
大丈夫か、おまえ。
205 :
吾輩は名無しである:04/11/21 22:50:49
つまりCは幻だ。
972 名前:C ◆7sqafLs07s [] 投稿日:04/11/14 19:14:36
>>968 それは君の思い込みだと思う。たとえば売り上げなら売り上げで議論をすればいい。
それを幻想だとは言わないよ。むしろ「今のほうが売れている」と書いてきたしな。
「今のほうが売れている」
「今のほうが売れている」
「今のほうが売れている」
「今のほうが売れている」
データ見せて。
207 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:52:33
「今のほうが売れてる」ってこの書き方自体がひどく非論理的だってわからないか?
「今のほう」のこの「ほう」ってのは何と比較するんだ?
つまりおまえの中にある幻とだろ?
文学の最盛期、とか下手すると「文学とはこうあるべきだ」なんて思い込みと比較して欲しいんだろう?
だから幻なんだよ、衰退論の9割はな。
208 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:54:39
>>206 その繰り返しコピペするのもそんなに異化効果ないぞ、最早。しかも問題ないしな、やっぱり。
なんつうかおまえらって議論が階層化するとついてゆけないんだな。逐語反論しかできないんだ。
209 :
197:04/11/21 22:55:46
俺にもなんか言ってくれや!
「今のほうが売れている」という発言の前提には、
当然、いつが全盛期だったか語る必要もあるし、
実際のデータを示す必要もある。
それから逃げるために、読み手の俺になんだかんだ押しつけるな。
データを見せなさい。
211 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:02:05
整理するぞ。
俺は変化しか信じない。衰退も隆盛も信じてない。そんなものは幻で実在しないと思っている。
その実在しないものを危機感として扱うなら意義もあるが、実在するなどと思い始めると変化すら停止しかねないと思う。
だが、俺にはわからないだけで実在するのかもしれん。
だから実在すると言いたい人はデータを示せと書いているんだ。
逆に俺がデータを示す必要に迫られるのは相手の論理空間に立ち入ってその空間を壊そうとするときだけだ。
相手の論理構造の中にいるときの俺が書いたことをそれとは無関係な俺固有の論理展開にぶつけて矛盾だと騒がれても
「おまえ馬鹿だなあ」としか思わないんだ。
212 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:04:01
おいおいw
自分で「今のほう」って書いてるんだろ?
それなのに逃げてばかり。
ズンの勝ちだろ。
213 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:05:14
>相手の論理構造の中にいるときの俺が書いたことをそれとは無関係な俺固有の
中にいるのに無関係、って勝手に決めるなよ。
それって幻だからw
214 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:07:23
972 名前:C ◆7sqafLs07s [] 投稿日:04/11/14 19:14:36
>>968 それは君の思い込みだと思う。たとえば売り上げなら売り上げで議論をすればいい。
それを幻想だとは言わないよ。むしろ「今のほうが売れている」と書いてきたしな。
196 :C ◆7sqafLs07s :04/11/21 22:36:22
>>194 俺はそのデータそのものを幻だと言っているんじゃないんだ。それを衰退と結びつけるのは幻だと書いている。
これってもう、自分で言ってることの意味分かってないんじゃないの?
215 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:10:05
多分、天才Cサマは、「衰退」ってのをデジタルなデータかなんかしらんがそういうもので
表記した上で、回帰分析をして、有意かどうかを判定しないと認めてくれないんだね!
216 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:11:07
じゃあCの場合スレタイを
「文学はなぜ変化するのか本気で考えて見れ」
に変えて議論に参加すればいいだけの話さ。
217 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:12:18
じゃあ、下方に変化している、とか書けってことだったのかw
218 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:13:01
>>197 寺山修司の後継者と言われる奴がイベントをやったとき宮台が出したコメントにそっくりだな。
今もし寺山が生きていたら昔の寺山がやったことを否定したに違いない、
昔の寺山がやったことをただ模倣する彼は
もっとも寺山から遠い人間であって云々。
しかしそれもまた表象しか見ていない発言だと俺は思う。
むしろ形がどうこうではなくその意味を考えるべきなんだ。
宮台は寺山が好きだからこそこういう発言になるのだろう。恐らく君は文学が好きなんだろうな。
だけど文学の価値は形かね。どう書くか、とか何に書くか、が重要だと思うか?
文学は変化している。そして今も影響し続けている。
たとえばポップスターの歌詞を精読してみればいい、
ラップの中に不意に現れる意外な小説の一節。
宮崎アニメの原作はイギリスの児童文学だ。
そのように、そこかしこに「文学」は生き続けている。
そして溜息ばかり吐いている人間だけが自分の息の白さに目をやられ
その息の臭さに震えてただこう言うのだ。
「嗚呼文学は衰退してしまった。」
219 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:16:11
>>210 当然、のあとが全くもって非論理的だな。
なんで「今のほうが売れている」という時に全盛期が必要なんだ?
売れているのは「今のほう」なんだぞ。
データは反証としてなら出す。相手のデータが出ていない段階で出す必要はないんだ。
少なくとも「実在していそうだ」と示せないうちは衰退など幻なんだからな。
220 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:16:57
>>218 ねえー、Cサマー
文藝別冊の引用なんてサムイよー!!
それより、バルトが現代文学に見た贖罪について教えてよー!
それより、バルトの
221 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:18:46
222 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:18:58
どこと比べて今のほうなのー?
で、何でその時点と比べちゃったのー?
223 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:19:41
あ、
また逃げたー。
はずかシー。
224 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:20:38
ごめんね、入力ミスってごめんね!
だってCサマの相手だからあんまり見てなくってごめんね!
225 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:21:29
風呂入ってくるから、ちゃんと教えてね!!
226 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:22:15
議論が俺優勢で決定的になってくると馬鹿が群れ出すんだよなあ。ここっていつも。
227 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:23:29
>>222 それは君にとっての最盛期が何時なのかによる。俺の論理構造じゃないからな。大丈夫か?ついてゆけるか?
>>219 >なんで「今のほうが売れている」という時に全盛期が必要なんだ?
>売れているのは「今のほう」なんだぞ。
お前は「今のほうが売れている」という言い方に対して、
その比較対象の時期を挙げてみよ、というつもりだった。
つまり、「今のほう」が売れてないと考える私は、ついその比較対象を
「全盛期」と表現してしまったわけだ。確かに矛盾した表現だ。
「今のほう」が売れているなら、売れていない時期のデータを出せ、
と書き直すしかあるまい。
ちなみに上に出ている「文学界」1.2万部が、
こちらが提示する「今のほう」の数字である。
230 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:35:34
むしろ「今のほうが売れている」と書いてきたしな。
何で他人の論理構造なのに、今のほうが売れている、って断言できちゃったの?
もしかして幻見ちゃったの?
見ちゃったんだー!
231 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:36:22
226 :C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:22:15
議論が俺優勢で決定的になってくると馬鹿が群れ出すんだよなあ。ここっていつも。
あ、幻見まくっちゃってる(爆笑)
232 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:36:38
>>228 一言で言えばそんなことは不可能なんだよ。
俺は「売れていた」とも「売れていなかった」とも思っていないから。
そのどちらも幻だと考えているのだから。
ただ誰かが「今のほうが売れていないぞ、ほらデータはこれだ」と出してきたとき
そのデータの読み方を正して「むしろ」今のほうが売れている、と反論することはできる。
君は多分誤解しているんだ。
俺は常に変化だけを支持している。結論として「今の文学のほうが隆盛している」と言うつもりは全くないんだ。
だからこそ王城だとかラノベだとか安易な「新しさ信仰」のようなものをあちこちで批判しているし
そこで論理展開能力の薄い馬鹿どもは「矛盾している」と喚き出すんだ。
いいものも悪いものも常にあるんだよ。そして表象のみがもっとも大きく取りざたされるのは
常に一緒だ。文学者の異常な死はその異常な作品よりも話題になったんだよ、どんな時代にだって。
233 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:37:50
ちなみにバルトの贖罪云々って、僕の勝手なオートマティスムでした!
焦ったー? 幻見れたー? ちょっとソシュールっぽくない? そういう在り方って!
234 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:38:07
王城じゃねえや舞城だな。モブをノブって書かなくなったら舞城が王城になった……
>>232 >そのデータの読み方を正して「むしろ」今のほうが売れている、と反論することはできる。
ここがロードス島だ!
「文学界」は1.2万部、と書いたのが読めなかったのか。
236 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:43:37
>そのように、そこかしこに「文学」は生き続けている。
幻見まくり中のCサマ
でも、ボクだって賛成だよ!
皆、そう言ってるもんねー。
何か、そう感じるんもんねー!
237 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:43:57
>>235 だからね、それが文学衰退を示しているように見えないのですよ。そろそろわかって欲しいんだけど。
データって数値のことじゃないでしょ、有効なのはその読み方を示したときだ。
238 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:46:14
239 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:47:21
Cサマって面白いねー!
ボク楽しいよー!
>>237 >「薔薇族」は1971年創刊。当初は隔月発行だったが、その後月刊に。
>最盛期には約3万部にまで発行部数を伸ばしたが、ここ数年は約3000部と低迷していたという。
つまり、「薔薇族」の発刊停止はホモの衰退を意味していないと?
241 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:49:42
>>238 つまり数値じゃないよな。判断の根拠になる数値、つまり読み方を示したとき初めてデータになるんだろ?
そのキャラそんなに面白くないし、おまえが思ってるほど余裕にも見えない。
むしろ書き違えたりしたときには余計に必死に見えるぞ。
気をつけたほうがいいよ。
242 :
197:04/11/21 23:49:43
>>218 あ、なんだ。いろんなとこに同意。
そういう俺も文学界からすごいやつ出てきてくれって相変わらず願ってるんだけどね。
そう言いたいときに「文学は衰退してる」っていうはじめに言ってしまいたくなる気持ちはわかる。
でもミュージシャンとか芸術家に文学は好かれてても、一般ピーポーにとっては文学なんて興味なしなのは事実。
それって昔からなの?
俺の友達は宮崎アニメ好きでも文学なんて「ハァ?」って感じ。
243 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:50:34
ズンさん鋭い(マジですよ)!
そうですねえ。
でも薔薇族ってコミュニケーションツールで、そういう公園とかって
ネットで出回ってますからねえ。
244 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:52:24
>そのキャラそんなに面白くないし、おまえが思ってるほど余裕にも見えない。
別にあなたの論理空間の中で面白いと思ってもらわなくてもw
ボクが十分楽しいからw
>むしろ書き違えたりしたときには余計に必死に見えるぞ。
うわ、ネットの向こうの僕の姿が見えるくらいまで
幻見まくっちゃってますか!! さすがCサマー!
245 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:54:47
>>241 文學界は1.2万部
【読み方】
文學界という雑誌の公称発行部数が、1.2万部/月である。
やったー!
ちゃんとしたデータになったよー!
246 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:55:53
>>240 そんなものを何処から引っ張ってきたのか知らんが(笑)
そこには幻だらけじゃないか、君の好きな「最盛期」もあるし、「ここ数年」なんて曖昧さもある。
更に言えば隔月発行から月刊化への影響はなかったのかとか、
読もうと思えばどんな風にでも読める。
雑誌の記事なんかだと意図が先にあって選ぶ数値だから逆に基準が緩くてすぐに反論できたりする。
多分本当に手ごわいデータは中立の立場にいる人が持ち出してくるものだと思う。
247 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:56:26
ちなみに、ボクはCサマが嫌いで煽ってるだけだからね!
248 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:57:49
正直、文学大好きだから(笑)
でもCサマは嫌い!
自意識のために人を食い物にしてるCサマなんて見たくない!
249 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/21 23:59:22
>>242 俺達が凄いと思っている過去の作家がその生きていた時代に今より評価が低かった事もざらにあるわけで
俺らが知らず知らず通過してしまう「すごいやつ」だっているかもしれないとは思う。
文学って文化状況の前面に出るべきものかな。俺はあんまりそう思っていないんだよ。
ニュアンスとかエッセンスとして普遍的に存在しつつわかる奴にだけ支持されていればいいと思う。
むしろ多様性を発揮して底辺を拡大するべきなんじゃないかな。
250 :
吾輩は名無しである:04/11/21 23:59:32
ここでCサマのポイント【基本編】
○ 彼がこのスレに常駐しているのは、他人を煽って自意識を満足させるためである。
○ 基本的に、幻想論を使って否定することしかしない。
○ 自分が見まくっている幻については、ほとんど言及しない。
251 :
吾輩は名無しである:04/11/22 00:01:25
まとめると、怒ってばかりいるくせに突然紳士面する、嫌なオヤジw
分かる奴に支持されている、
そのような「分かる奴」というのが単体で存在できなくて困ってるんだと思うが。
今の衰退がある意味かつてと同様に乗り越えられるべき課題としてありうる、
それはいい。
が、乗り越えた結果、出来るものはかつて文学とされていたものを確実に失ってしまう面がある。
その失われる面に「文学」を見い出していた人にとっては、衰退は乗り越えられるなどという問題ではない。
ことに文学を求める当の本人が文学の行く末に気づいてしまうなら。
253 :
吾輩は名無しである:04/11/22 00:10:16
>だからこそ王城だとかラノベだとか安易な「新しさ信仰」のようなものをあちこちで批判しているし
みんなの迷惑になることは止めてね!
254 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 00:15:50
>>252 その困っている状況はマイナスではないと思うな。俺は。プラスだ!と断言もできないが。
その状況が危機感になるのだったら、という条件つきでプラスじゃないか?
かつて文学とされていたもの、って何だろう。たとえば昭和50年代のそれは
大正時代のそれとイコールだろうか?
俺はそれらも含めて変化だとしか思わないな。今のこの時代にも芥川の小説を読む奴はいる。
鴎外だって川端だって太宰だって三島だって志賀だって読まれてる。
それは表象とは別の部分をちゃんと見分ける人間が常にいるからだし、
文学というものに関係した「存在」の仕方というのは作品を通して繋がるものじゃないか?
その作品が置かれている一般的な状況など実は些少なものだと思う。
255 :
吾輩は名無しである:04/11/22 00:18:08
>>254 うんうん、いいよいいよ。
せめてそうやって紳士っぽい話をしていてね!
人を煽ってばかりだと、とってもとっても見苦しいから。
じゃあオヤスミ! Cサマ!
256 :
吾輩は名無しである:04/11/22 00:20:20
「ここは本当に文学板なのかよ」(失笑)
とか、本当に本当に見苦しいからね。
学習したねw
じゃあ、本当にオヤスミ!
257 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 00:22:17
良かった。レベルの低い馬鹿が消えて(笑)
258 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 00:23:07
俺は相手に応じて合わせてしまうのが好かれるポイントなんだろう。
そのようにレベルの低い馬鹿に好かれてしまうのだ(失笑)
259 :
吾輩は名無しである:04/11/22 00:24:16
もう〜。
学習してないなー。
>レベルの低い馬鹿が
この一言に、
○ 彼がこのスレに常駐しているのは、他人を煽って自意識を満足させるためである。
○ 基本的に、幻想論を使って否定することしかしない。
○ 自分が見まくっている幻については、ほとんど言及しない。
かなり現れちゃってますよ!
気をつけないとー。
ってビックリした?
もう寝るよ! こんどこそ!
260 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 00:26:57
寝るよ寝るよと書きながらいつまでも見ている馬鹿っているよな(笑)
書いてるだろ、合わせてるんだって。
俺にあるレベルのことを書かせないようにしたかったらまず自分がやめればいいんだよ。
通じるか知らないがね。
かつて文学は極私的文芸によって、社会に奉仕するという面が確実にあった。
それは有効であった。
が、もはや社会を切取り、病巣をえぐり出す、そんな小説は不可能になった。
ある小説に無理矢理思想を読み、思想を無理矢理小説にすることがいかに胡散臭いか。
勿論社会に訴える事を放棄した小説、不可能と知って尚訴え続ける小説。
それらを僕は文学という曖昧なくくりで語る事に敢えて異議はない。
だからといってかつて小説に思想を読み、書いてきた人が文学から離れるのを止める事はできない。
262 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 00:33:54
>>261 つまりね、そういうことは僕は問題にしていないのですよ。
大正時代の人が昭和初期の人に恐らく全く同じことを思っていただろうと思うのでね。
漠とした不安に代表されるように。
思想なら今だってあるのです。小説の中にもね。でもそれを思想だと思わなかったり
思えなかったり感じなかったり感じられなかったりする人がいるのは事実です。
そこから100年残る文化が30年くらい前の人には理解不能になってしまうことも
ビートルズを拒否した人やモーツァルトを拒否した人たちと同じように
よくあることです。
離れればいいんです。もうついてゆけない人たちは。そうやって変化してゆくのだから。
その変化こそが文学なのだから。
で、これがただの変化だろうか。
かつてと変わらない変化と片付ける、別にそれに文句はない。
が、僕が思う現代文学はケルテースイムレでありクッツェーだ。
彼ら程、この両義性に苦闘し、高い達成度を示す作家はいない。
もはや社会に訴える事、その不可能性への絶望に這いつくばりながら尚書いている。
今尚かつての近代小説が延々と書かれるとして、やはり「文学」にはある程度知性と先端性を求めたい、
しかし暗黙の重い抑圧に気付かず、無関係に「文学」名乗る小説はぽんぽん出続ける。
文学と評するものも。
264 :
吾輩は名無しである:04/11/22 00:48:11
わかる人にわかればいいってのは結果論じゃない?
作家ははじめっからそんなこと考えて書いてるわけじゃないだろうし。
全人類に訴えかけるつもりで書いてるだろうし。
世界にぶっ刺せなきゃ意味ないし。
そりゃ俺らがそれを見逃してしまうってことはありえるだろうけど。
けど後々に評価されようと思って書いてる作家もいないだろうし。
言いたいこと忘れた。
まあオタク文化になっちまうぜ、仲間内の文化になっちまうぜってこと。寝る。
>>261 早い話し、僕も貴方の意見はどうでもいい。
この危機を無視して文学楽しみたければ好きにすればいい。
僕はこの危機に対峙して書かれた小説を楽しむ。
問題はそのような小説が確実に面白く、しかし産まれるのが途方もなく難しいってこと。
>>264 今なお、全人類に訴えかける小説は不可能だと思うがね。
ある意味に於いて、小説は技術になる。それを見限る、無視する人は否応なく出る。
266 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 00:58:33
>>263 社会に訴えることが不可能だ、とは僕は思っていないんです。
社会に訴えるなんて思想の枠組み自体がある時期に造られた幻想、
しかも社会主義的な幻想であって、
少なくとも僕らは社会を作ってゆくべきなのです。
変えてゆけばいいのです。
文学を広義に捉えれば演劇も入ってくると思いますが、
演劇を好きなものとして小説の遅さには常に嘆息しています。
小説で先端だと言われているものの多くはその作家のいる国において
芝居が先にやっているケースばかりです。
日本で言えば軽い時代を先取りした野田秀樹という劇作家がいますが
彼は政治性や社会性というものを完全に無視して人気を得ました。
しかしその彼は今、むしろ政治的なテーマに取り組んでいます。
だから僕は小説も人々もそのようになっていくだろうと思っています。
小説がやるべき社会的貢献とは先鋭ではなく、出てきた働きかけに対する支持表明や
異議申し立て、もしくはそれらの議論や認識の基盤を底上げすることなのではないでしょうか。
そして知性などという便利な言葉に踊らされずしっかり地面を踏みしめることでしょう。
印象的な言葉で内実のないものをごまかしているから、見えなくなってくるのです。
267 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 01:03:32
>>264 芥川が書いた『LOS CAPRICHOS』の中の「幽霊」の部分を読んでみて欲しい。
この中に出てくる幽霊達の会話は戯画化されてはいるけど、多くの表現者の真情を上手に表現していると思う。
芥川が後の作家達に対する「漠とした不安」にやられたのではないこともこれを読むとよくわかる。
268 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 01:05:06
>>265 全人類に訴える小説なんて何時だって無理ですよ。自分の言葉に酔っているだけじゃないか。
社会に訴える、どころか個人に訴える事、
それすらも可能か?という問題を生きている訳なんだがね。
小説が読者に影響を及ぼす、それはある。ではいかに可能になっているのか?
考えてねぇ作家はどうでもいい。
因みに文学が演劇より遅いとは思わない。むしろ演劇と小説を共にやっている作家が出てきている。
イェリネクもガオシンジェンも。
文学が分かる人だけ分かればいいっていっても今までは文学やって何か得るという幻想があった。
それが無くなると、分かっても楽しいだけ。インセンティブは下がるだろうな。
270 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 01:15:48
>>269 個人に訴えることができないなんて嘘でしょう。そもそも現代の文学って現代の人間だけのものではないし、
たとえば「現代文学としてのドストエフスキー」という読み方が可能ではないのなら
あなたがドストエフスキーを理解することは不可能なんですよ。国も違うし。
そして貴方には通じないということをイコール(すべての)個人にも通じないと考えてしまっているようだ。
演劇と小説を両方やっている人は日本にも多いですけど、何処の国でも主に先端ではない人たちですね。
そういう部分ではないところに価値がある人たちだな。
インセンティブなんて下がればいいんですよ。幻なんて無いほうがいいし、逆に言えばなくなつわけがないんだから。
じゃあなんで金原ひとみが小説書くんですか?説明できます?
いや、結果として無理であっても、どこかそういうのってあると思うよ。
文学じゃないが、セザンヌは「芸術は民衆を必要としている。来るべき民衆を」(うろ覚え)
みたいなことを言ってる。
理解を求めるとか、迎合するとかじゃなくて、「世界にぶっ刺す」という姿勢はアリだと思う。
272 :
吾輩は名無しである:04/11/22 01:22:02
貴方のレスに興味なかったんで読んでなかったんですが清々しいまでにすれ違ってますね。
素敵です。ま、どーでもいーや。
274 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 01:25:36
>>271 姿勢はいいけど、実像として求めているように見えたからね。「確実に」とかさ。
あ、俺、今はじめて書き込んだものです。
ろくに過去ログも読んでいないんで(w
276 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 01:28:50
どうでもいいことばかり見ているから文学がわからなくなるのです。
277 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/22 01:34:09
見当違い上等です。
だって
>>264より前は読んでないし(w
読まずにレスって、あんがいC対策としてはいいかもw
ほーっ。
Cってヒトは何か「対策」しなきゃいけないヒトなんですね。
(と言いつつ、あくまで過去ログは見ない。メンド臭いので)
281 :
吾輩は名無しである:04/11/22 02:13:28
相手も読んでないから大丈夫。
282 :
吾輩は名無しである:04/11/22 12:50:42
Cの「幻」を「定説」に置き換えて読むと面白い。そんだけ。
>>279 対策ってなんだ。Cと語らうためのスレじゃないよここは。
そうなっちゃってるけど
284 :
吾輩は名無しである:04/11/22 18:00:39
小説という分野はもう終わったと思う。
普遍を書こうとすると寒がられる。
そんな世の中だから。
>>普遍を書こうとすると寒がられる。
どうして?「アンナ・カレーニナ」の有名な冒頭の文章など
普遍性を持った文章は力強いと思うけどね
286 :
吾輩は名無しである:04/11/22 18:19:36
現代作家がそれやったら寒いだけ
A:なんかCは美香と似たようなタイプのコテだね。
B:ズンはファルスマンと似たようなタイプだな。
A:アイアイ。どちらも雑談コテとして笑わせてくれるキャラね。
B:おまえこんなんで笑えんのかよ。
A:アイアイ。だってぼくたちで笑ってくれる人もいるんだから。
ジャンカジャンカジャンカジャンカ、ジャンカジャンカジャンカジャジャ〜ン♪
普遍を書こうとする、のではない。
細部を凝視し
ディテールを徹底して描写し切ることができれば、
それが結果として普遍を表現するんだ。
文学とは、そういうもの。
本質は、あらゆる細部にその表面を露出している。それを見抜ける眼と感性を
持たない人間は、
何をどう書こうとライトノベル=遊び、でしかない。
290 :
吾輩は名無しである:04/11/22 20:01:56
ライブドア、文学雑誌を買収へ。「今が底だから買い」(ホリエモン)
291 :
学園祭が終わったぜ!:04/11/22 20:09:42
やっぱり現代人の歪んだ精神を描かないと、今の時代にはフィットしない。
野田秀樹? おちゃらけ坊主だよ。
寺山修司? ハッタリの田舎もん。
唐十郎? ただのB級ライター。
トルストイ? NHK向きだな。
ドストエフスキー? 病気のひねくれ爺さんだろ。
ところで、古い作家の名前しか出てこないのはどうしてだ?
このスレにいるのはオッサンばっかかよ(笑
やっぱ、阿部とか舞城とかモブとか田口なんかの時代だよ、今は。
>やっぱ、阿部とか舞城とかモブとか田口なんかの時代だよ、今は。
ようするに、あんたは、その人たちのスレに粘着してる訳ね。アンチとしてw
293 :
吾輩は名無しである:04/11/22 22:48:43
文学にしろなんにしろムーブメント起こせなきゃ。
外国の話になるけど音楽だと最近でいえばニルバーナ。
あれ以降アメリカのロックはガラリと変わった。
あれこそ世界にぶっ刺した音楽・芸術。
まあ文学よりもはるかにハデな世界の話だけど、文学界でそんなことできる奴なんて・・・
世界をぶっ刺せなくても日本をぶっ刺せばいいんだけど。
なんしか文学は負けている。
がっくし…orz
295 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/23 00:37:26
>>291 だからそれがすっかり騙されている人の典型例なんだよ。君は演じているのだろう。しかしその演技ももう限界だ。
君が上げている人たち、じゃあ何処が新しいんだ?何処が今の時代を映しているんだ?
296 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/23 00:38:47
>>293 文学板だからと思って書いてるのかもしれないけど、ニルヴァーナは凄かったさ、確かに。
でもそれを今持ち出すのはちょっと遅すぎるだろう。
それにカートが常にジョンのことを思っていたのは事実なんだぜ。
未来の作家、「ズン」ですが、何か?
未来への幻想、それは「夢」と呼ばれるのだが、
Cは馬鹿の夢までは否定しないのであろうか?
馬鹿の人生なんて容易に想像出来るはずなのに。嗚呼。
299 :
吾輩は名無しである:04/11/23 01:39:21
>>296 だってグランジムーブメント以降大した出来事は起こっていないし。
いい音楽はいっぱい出たけど。
ジョンてジョンレノン?それがなんか関係あるの?
まあ現代ではミュージシャンのほうが有効ってことだな。
まず音楽やってみてだめだった奴らが文学やるんだろ?
それじゃ負けるよ。
才能あるやつらはみんな音楽界にもってかれる。
昔って文学以外有効な表現方法がなかったんだろ?
時代は、変わった・・・・
300 :
学園祭が終わったぜ!ヤホーイ♪:04/11/23 03:12:36
>>292 妄想爆発できみの脳内は大丈夫なのか? ヘヘ
>>293 ニルバーナなんてこりゃまた古いね〜 ホホ
>>295 保守主義者のオッサンの見本みたいな意見だな(笑 ハハ
>>296 ジョン・レノン? 英国博物館の剥製だな。 ヒヒ
>>297 なにを書いてるんだ? フフ
>>298 馬鹿の夢を想像できる人間は馬鹿じゃないのさ。 アッハ
>>299 まさか中原とか辻なんて言うんじゃないだろうな。 ホッホッホ
301 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/23 04:15:32
>>298 あまりさ、こだわるなよ。馬鹿だのアホだのはその場のいい加減なフィーリングでやってるだけなんだから。
>>299 >いい音楽はいっぱい出たけど。
これで充分だと思うんだけどなあ。
ロックに限定すりゃそりゃイベント的なことは起ってないぜ。でかい部分では。確かに。
まあオルタナをどう評価するかと、ネオパンクやミクスチャーをどう位置づけるかくらいだけど、
ロック離れればブラックミュージックとかテクノとか進化しているものはあるし、
それらを吸収するのがまたロックなわけで。
コバーンはさ、新しさと古さの合間にいたから苦悩したわけじゃん。
レノンがずっと生きているような世の中だったら彼も死ななかったかもしれないってことだよ。
で、文学の話。
>昔って文学以外有効な表現方法がなかったんだろ?
そんなことはないよ。どう考えたって歌や踊りや壁画のほうが文字表現より先だよ。
文学が凄かった、みたいに思い込んでいる人は単純に自分の若い頃を称揚したいだけなんだよ。
もしくは今文学に触れている自分を孤高の存在にでもしたいんだろう。
そんな溜息に惑わされてはいけません。
302 :
吾輩は名無しである:04/11/23 04:22:35
ああ、ミュージック(いかなる意味でも)と文学や小説に
連続面もたせないほうがいいと思うよ。
浅田なんかそういうことして時間稼いでいたけれど。
それとも中欧作家のマネで、「芸術」の範疇に小説や文学も入る
だろう、とでも? 入れるのは勝手だが、詩や音楽が終わった
ところから散文が始まる。
ほんとうは小説が終わったところで批評が始まるのだろうけどね。
ま、いい加減ぽくてフリーっぽくていいよね。音楽語って時間
稼ぐの。むろん、音楽にもアカデミズムの権威はあるが、どうせ、
それ論じても2ちゃんだと坂本とかでしょ?
ところで
牛の目玉は食わんほうがいいって。
最近のミュージシャンは、菜食ですってよ。
菜食だからいい小説書けます、だって、パンはキリストの肉
であり、ぶどう酒はイエスの血ですもの、とか言ってても
いい小説書けるわけじゃないって。パンクしてりゃ、実存とかも
ないし、辻、町田が格好の失敗例。あ、もひとりいたか。
音楽業界とTV業界はやめたほうがいいな
303 :
吾輩は名無しである:04/11/23 10:59:50
俳句って終わっているだろ
冬が来て北風寒空年賀状
305 :
吾輩は名無しである:04/11/24 16:13:50
プロレタリア文学こそ文学の王。
プロレタリア文学以外の出版・研究を禁止すべき。
自己中心的なレスを見てると、どうでもよくなってきた。
文学界の衰退した原因に似ているようだ。
1 名前:関場 04/11/14 18:17:54
「日本文学の革命」とは、衰退状態にある現在の文学状況を打破し、
日本文学を復活して、 新たに前へと前進させてゆくことを目指す文学運動です
日本文学には、いまだ未開発の大きな可能性が眠っています
これを発掘して実現することができたら、文化や文学はもちろん、
日本社会にも多大の利益をもたらすことができるような可能性です
しかしこのままではこの未開発の可能性を実現できないまま
日本文学は衰亡しかねないのです
それを防ごうと日本文学の復活のために立ち上ったのが
この「日本文学の革命」運動なのです
具体的な文学活動は下記のホームページで行なっていますので
どうかご覧になってください
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~rjltof/
関場(゚听)イラネ
309 :
吾輩は名無しである:04/11/25 22:50:28
本気で考えても詮無いことと知るべし。
310 :
吾輩は名無しである:04/11/25 22:59:45
文学みたいな時代遅れなものにいつまでかかわってんだ、お前ら?
特定の自治体(鳥取県とか)に限り、
芥川賞の受賞者を当てるトトカルチョを認める。
312 :
吾輩は名無しである:04/11/25 23:25:26
ズンはおもろいなあ
313 :
吾輩は名無しである:04/11/25 23:26:08
314 :
日本文学革命党参謀:04/11/25 23:28:23
現在の文学界には、自ら変革を起こす力がありません
無気力・退嬰・硬直状態のまま、ずるずると衰退してゆくだけです
315 :
吾輩は名無しである:04/11/26 02:25:48
現在の○○には、自ら変革を起こす力がありません
無気力・退嬰・硬直状態のまま、ずるずると衰退してゆくだけです
○○に当てはまる言葉を入れよ
何でもOKというのは駄目
316 :
吾輩は名無しである:04/11/26 03:00:48
○○主義からのアプローチで文学を読み解くっていう解説本がよくあるけど
そういうのって面白さを他者に客観的に説明するための公式みたいなものだと思うんですよ
で、文学って結局は楽しんだもの勝ちだからまずそういう学者連中主導の文学論ありきで
本を読む(特に昔の文豪が書いたモノ)ってのはどうかとおもうんですが
もっと文学ってのが理論体系から解放されて気楽に自由に読める空気になればいいんじゃないかなーと
最近悶々と考えている
317 :
吾輩は名無しである:04/11/26 18:01:36
変革って例えばどんなの?
ある一人の作家が起こせるものなの?
新しい形の小説とかそういう話ではない?
318 :
吾輩は名無しである:04/11/26 22:13:42
ぁぃぁぃ ぇ
319 :
吾輩は名無しである:04/11/27 16:43:15
文学じゃ食えねえ。ピリオド。
320 :
吾輩は名無しである:04/11/27 23:24:14
現在のニートには、自ら変革を起こす力がありません
無気力・退嬰・硬直状態のまま、ずるずると衰退してゆくだけです
321 :
吾輩は名無しである:04/11/28 02:23:59
>>307 <ふふふふふ>
『石のファンタジー』を読ませてもらいました。太宰治の感性をしのぐのではないかとの思いをいだきました。すばらしいですね。
「日本文学の革命」の現状把握はまだ観念的なことばだけが先行しているようでしたが同じような意見を持っています。
322 :
吾輩は名無しである:04/11/28 19:25:32
多分、映像時代になったからだろうと思う。
人間にとって自然なメディアは文字ではなく視覚情報なんじゃないかと思う。
その点漫画はこれからも有望なメディアでありつずけると思う。
文章って読むの面倒臭いところがある。
エンタメ小説って衰退してるの?
よく知らんのだが。
ジャンルにもよるんだろうけど。
324 :
吾輩は名無しである:04/11/28 21:15:23
衰退してるようには見えんね
325 :
吾輩は名無しである:04/11/29 00:02:18
>>322 総合メディアのせいでお前のようにイメージする力が萎えたんだよ
326 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/29 00:24:25
っていうか
>>322みたいな人の欠点は少し上にある書き込みも読まずに
自分の斬新なアイディアだと思って
何百万回目かのありふれた書き込みをしてしまうことだな。
衰退論派にありがちなんだけど。
327 :
吾輩は名無しである:04/11/29 01:23:17
視覚情報が一番自然なメディアであるというのは理解できる
328 :
吾輩は名無しである:04/11/29 05:33:57
需要がないから
329 :
吾輩は名無しである:04/11/29 07:48:30
はじめまして。です。
文学自体がある意味、幻ですよね。
無くてもいいんです。あるにこした事は無い、程度です。
衰退も反映も関係ないでしょう。そういう感覚で見るものじゃないですよ。
映画と比較するのも可笑しいでしょ。
オースティンパワーズは映画と言い、
ハリポタは文学と言わない。
文学は能動的なものでしょ?
映画は受動的なものでしょ?
近いうちに、与えられる感動より、
自ら想像して感動するということが見直されますよ。
330 :
吾輩は名無しである:04/11/29 07:57:03
なぜ?衰退するのか?
答えは明白。悪質チョンが芸能界を仕切り 軽薄でくだらないのを優先して
採用しているからだよ。
331 :
吾輩は名無しである:04/11/29 08:55:54
この前も糞のようなチョンの喜び組が小説家としてテレビに出ていたが
ああいうのが工作員の力でのさばるので
日本の文学界は素人以下になる。
テレビに出てる作家はへぼくない。
もっと上手な人は何故テレビに出ない。
おっ。まだこのスレあったんだ!懐かしいなぁ。
もうみんな漏れのことなんて誰も覚えちゃいないんだろうなw
しかし、この衰退スレとかを見ていて思うのは
「2ちゃんねるも文学なんじゃないか」ってこと。
いくらAAを作ったり、画像や動画をうpしたところで
基本は文章を駆使して議論する場でしょ。
コピペにしたって相当なスキルがいると思うよ。
吉野家コピペ・・・宇宙ヤバイ・・・煮解賭・・・etc
エロと小五で悟りなんてのも作家の発想だよ。
2ちゃん用語も日本語でどこまで遊べるかっていう国語の範疇。
文学誌なんかが衰退して、漫画ばっかり売れていく一方で
2ちゃんねるという代替物が活字の世界を救うのかもな。
334 :
飛び入り:04/12/01 22:47:28
よっ、パピヨンちゃん、待ってたぜ。
いつかは噛み付いたりしてごめんな。
おいらは粘着とか生ぬるいのとかきらいなんだよ。
ドライでクールで、そしてエキサイティングじゃなきゃさ。
文学というものもそうあってほしいね。
文学が衰退すると感じる要因を挙げてみる。
1)読み手である本人の成長
新しく発表される小説がつまらなく感じるのは、読み手が成長している証拠かも知れない。
2)小説における表現の多様性
歌舞伎なんぞは男が女役をやっているし、TVドラマでは主人公の成長により俳優が変わる。
受け手はこれを容認しているわけだが、小説においては前提とされる様式が存在しないため、
つい創作世界に入り込むまえに難癖をつけてしまいがち。
336 :
吾輩は名無しである:04/12/02 07:56:34
衰退するのは、字のフォントが汚いからだよ
三島由紀夫賞?を取っただかいう「阿修羅ガール」読んだ。
舞城の。
感想だが、とても耐えられなかった。速読して1時間くらいで全部読める内容だしな。
文体が全然「文学」してない。今の若い女性の語り風になってる。
無駄が多い。芸術とは程遠い。誰でも書けると思わせる文章と内容。
大槻ケンヂの小説とさほど変わりはない。
これでいいのだろうか?
これが新しい「文学」なのか?
現代社会では、もう軽くて読みやすい文体しか相手にされない、というか売れない
わけだろう? だから皆、軽くするんだよ。村上春樹の出現から既にそうだった。
阿修羅ガール、これは文学じゃないな。
素人のエッセイの域だよ。
こんなのが文学賞とかいってるようでは文学は本当に終わりだ。
338 :
吾輩は名無しである:04/12/02 10:38:21
文学が敷居高いからだよ。
リナックスと同じだ。
339 :
吾輩は名無しである:04/12/02 15:20:09
>>337 読んでいて頭を使うような小説がいいってことだろ?
でもさー、三島由紀夫だって別に小説に哲学的な内容は含んでなかったと思うぞ。
(三島は文章ってゆーか日本語が難しいけど)
内容の高度さ、難しさで言えばどう考えても聖書がイチバンでしょ。
それに次いでドストエフスキーが〜みたいな話になる。
ただ、そこまで堅くなくて、いわゆる村上春樹的な身近な小説でも
読者に頭を使わせるような題材はいくらでもあると思うんだよな。
例えば、自分はなぜか子供を作る気がしないない・・・とか
会社に行くのに女性専用車両が・・・・なんでこんなのがあるんだ、とかさ。
現代社会でも哲学的な問題なんて身近にいくらでもあるのにね。
341 :
吾輩は名無しである:04/12/03 00:01:07
>>337 ちょっと待て、大槻ケンヂを馬鹿にする奴は許さん。
「新興宗教オモイデ教」を読んだ上での雑言か。
糞スレあげ♪
343 :
吾輩は名無しである:04/12/03 00:14:56
軽くて面白い小説を馬鹿にする奴は、一生象牙の塔でオナニーしてろ。
344 :
セラヴィ ◆g4YspOJar6 :04/12/03 00:15:30
「阿修羅ガール」最後まで読めたのならすごいよ。
当方は途中で東京都推奨の半透明ゴミ袋に入れちまったよ。
2ちゃんねるみたいな掲示板の話も出てくるが、なんじゃこりゃってなもんで。
といって聖書やドストがいいってわけじゃない。
舞城や中原みたいなノリは源一郎あたりから派生したんじゃないかと思うが、
どうも彼らには何かガ足りないんだよ。
その「何か」っていうのは、まあ、あれだ、ほら、なんだっけ、まあいいか、
いや、よくはないか、その、つまりは、大江にはあるものなんだよな。
身近な題材を描いた作家ならば
村上春樹よりは川上弘美のほうが深い、そう感じるんだがね。
意見や趣向は人それぞれなんだから、舞城や大槻を評価する者がいて全然いい。
別に偏見はない。ただなー、そういうのが売れちゃう土壌が今あるからなー。
だから嘆かわしい。
ま、つまりそれが現代人の最大公約数での好みなんだろう。
>>340の女性専用車両が・・などの現代の問題を題材にするのは面白そうだ。
でも、書くにしても「優秀だ」という作と「いまいちだな」という作に別れる。
以前の、秀才の文士が沢山いた時代は、「う〜ん」とうなる作品を読めたもんだ。
ただ、別にそれが難しい文体である必要は確かにない。吉行淳之介なんか、シンプル
な文体だった。しかし、シンプルな中に「濃密な内容と分析と味わい」があったんだよ。
おいしいコーヒーを飲むようなな。
悪いけど、今の舞城とかモブとか、活躍中の作家には微塵も感じられないんだよな。
常々言ってるが、作家たるものは「素人との差異化」が明白にないとダメなんだ。
ま、阿修羅ガールには手厳しいコメントがついたが、そういう事だよ。
意見は人それぞれだから反対意見があっても全くその通りなんだが。
346 :
吾輩は名無しである:04/12/03 13:42:48
文学を壊すような奴が出てこなくては困る。なぜなら、そういう輩が精進しないと
対抗意識も生まれない。いつまでたってもおんなじような陳腐な小説を製造していくだけだ。
中原もモブもけっこー保守的な文学らしい文学だろ。
源一郎も。特に後ろ二者は。
舞城は違うけど。
舞城は日本のHIPHOPで言えばLBみたいなもんで
バカバカしさがウリなアンチで出てきたのに、いつのまにかメインになっちゃった
みたいな。それは舞城にとっては悲劇だと思うな。戦略も空回りしちゃうし。
ちなみに舞城は個人的にはかなり嫌いだが。どこがいいのかサッパリわからん。
348 :
吾輩は名無しである:04/12/03 16:46:20
>>345 あなたの書き込みからは懐古趣味以外の何も感じない
以前の文学と昨今の文学の違いを、もっと論理的に書いてくれないか
以前の世界では当たり前であったろう古めかしい文体を支持しているだけでないのならだが
味わいがあった味わいがない程度の書き込みでは
俺のような低能には理解が難しい
349 :
吾輩は名無しである:04/12/03 18:17:12
でも舞城は糞だよ
ファウストに帰ってほしい
350 :
吾輩は名無しである:04/12/03 18:26:21
だから、今は壊しようにも壊しがいがないんじゃないの?
保守陣営=純文学派に力がないわけだし、
風穴をあけようとしても穴だらけなんだから、異端になれない。
問題は「壊し方」なんじゃないのかな?
351 :
吾輩は名無しである:04/12/03 18:28:14
ここって文学板の雑談スレ?
352 :
C ◆7sqafLs07s :04/12/03 18:31:31
舞城はどんどん微妙になって消えていくだけなんじゃないかな。
芥川賞候補になったとき自ら辞退してたら面白かったのに。
353 :
吾輩は名無しである:04/12/03 18:51:39
>>344で名前が挙がってた大江なんかは、
正統派でありながら文学を壊しながらつくってる感じがする。
なんだかんだいっても大江の取り組み方がすごいよ。
>>345 >>346 >>347 あたりはどう考えてる?
>>353 大江の登場はリアルタイムで知らんから何とも云えんが。文学を壊したとかな。
壊したのは「太陽の季節」の方がでかいんじゃないのか?
極個人的な「大江健三郎」意見だが、彼はつまり早熟の作家であって、初期の
作品などはとにかく、「大江の脳内の空想の力」と「独特な文才」に頼るところ
が大きかった、というか全てだと思う。ネットのエロサイトの素人の投稿で、勢い
でバンバン凄いの書く奴とかいるらしが、ソレの類だと俺は見てる。
そんな感じで、大江自身も怖い者知らずの勢いで書いただけじゃないのかと。
デビューして突っ走った。でもそれは、ミュージシャンが勢いで単発ヒット
連発して消えてくアレの類だと俺は見てる。
大江も、若い才能の「勢い」が全てだった作家だと思うぞ。反論が来そうだが。
そしてつまり、早熟の才をそのまま発揮し続けて、途中で果てた作家だ。
万延元年で終わった。その後は、色々な社会経験を積めば、もっと濃い作品も書け
たと思うが、本人は「家」という殻に閉じこもってしまって、そこで成長=作家生命
は終わってしまった、と俺は思ってる。長男との共生のこともあるしな。
で
>>353の問いの戻るが、俺自身はむしろ、大江は「既成文学をぶっ壊す」なんて
ことは考えたんだろうか?とそもそも疑問に思う。考えてなかったんじゃなかろうか。
勢いに任せただけだと俺は思ってるが。
舞城に関して云えば、大江の才能の10分の1も無い。そう書かざるを得ない。
大江はどう考えても後期の方が圧倒的にスゴイ。
あれだけ良い意味でスカスカに巨大になっていくのはスゴイ。
初期のドロドロが突き抜けちゃった感じ。
356 :
セラヴィ ◆g4YspOJar6 :04/12/05 00:02:29
大江は純文学の遺産が壊れていく時代の流れの中で、
その遺産を受け継ぐ形で新しい文学を築こうとした。
その、なんだ、つまりは「正統派」ではあるんだが、
それが正統に見えない畸形性を帯びてしまうところに
難関に挑もうとする大江の取り組み方があるわけで、
それは単なる「勢い」でも「早熟の才」でもなく、
既存の文学を壊そうとする試みとも無縁の壊れ方。
だから、その「壊れ方」というのは上記の試みとは別の次元、
というか、要するに、なんだっけ、まあ、あれだよ、
思考や表現における悪戦苦闘から必然的に現れたものということ。
俺は大江の後期のも読んでいるが、どうも凄いとは思えないんだよな。
音楽を例に出すと怒る奴がいるが、ポールマッカートニーの最近のを褒めてる
のと同じ意見のようにどうも思えてならない。ポールが注目されるのはビートルズ
時代の栄光があるからなわけで、それを全く差し引けば、最近のアルバムは
別に世に残る傑作ではなかろう。
大江の後期を評価してる人達には、なにかそれに近いものを感じてしまうんだが、
どうだろうか。まあ大江の話は別に深入りしなくてもいいが。
>>356 「壊れ物としての人間」ってあったな。でも、初期に立派にやった奴が、後期になって
模索というか藻掻いてる姿って、どこか物悲しくないかい?俺はどうもそういう風に見
ちゃうんだよな。
358 :
吾輩は名無しである:04/12/05 21:25:37
大江の初期が立派で後期がその栄光に後押しされてるって視点はまったくないな。
大江作品は玉石混交で、初期であれ後期であれ傑作も失敗作もある。
大江をどう評価するか、というところが、
日本文学の今とこれからをとらえるうえで分岐点になるんじゃないかな
無理。
ポッピーじゃないから。
暗い、重い、静かで、理屈っぽいから。
363 :
吾輩は名無しである:04/12/07 01:32:08
それは違うと思うな
たとえばラーメンはポップじゃないけど人気がある
ラーメン職人やラーメンフリークには、暗い、重い、静かで、理屈っぽい奴も多い
でもそれがラーメン道の魅力になっている
文学は中途半端にポップ化したから、存在意義がわからなくなったのだ
364 :
吾輩は名無しである:04/12/07 04:28:37
文学ってポップ化した事あるの?
あるかもしれないしないかもしれない
366 :
吾輩は名無しである:04/12/07 11:17:08
ある場合にはないこともあるといえなくもないが
またある場合にはあるかもしれないときもある。
367 :
吾輩は名無しである:04/12/07 12:47:03
あまりにも仕事上での考えが遅れているから。
堕落するスピードは他の所以上なのに。
368 :
吾輩は名無しである:04/12/07 19:07:41
ポップ化?
高橋源一郎が登場したときには、
吉本なんかから「POP文学の旗手」と形容されてたんじゃないの?
そのあと、90年代にはJ−POPにならってJ文学なんてのもあった。
エンタメ、ライトノヴェルをPOP化とはいわないだろうしね。
現代日本文学で
やっぱ大江と大西と古井が圧倒的にズバ抜けてるけど
年齢的にも10年後には全員逝っちゃってる可能性もあるし、
そうなるとなんか日本文学全体が軽くなってしまう感じがあるね。
小島信夫とか金井美恵子なんかはなんつーかちょっと落ちるし、つーとファンには悪いが。
370 :
吾輩は名無しである:04/12/07 20:11:33
古井はなにかすごいの?
371 :
本当の事を言おうか ◆CLx35Sklj2 :04/12/07 23:18:52
ポップなら音楽でいい。ジャンクならフードでいい。
文学には、ポップやジャンクという形容よりももっとスゴイものを求めたいね。
出るかな? この日本から。
372 :
吾輩は名無しである:04/12/07 23:28:30
古井はなにがすごいの?
古井は、とんかつ定食の添え物の、浅漬けみたいなんじゃないの?
374 :
吾輩は名無しである:04/12/08 08:18:59
今の文壇では宮本輝と柳美里、辻仁成が圧倒的にズバ抜けている
でも彼らのほかにいったい誰がいるか、誰もいない
素晴らしい文学をせおうのがこの3人だけだという現状、かなりやばい
375 :
吾輩は名無しである:04/12/08 08:28:33
宮本はなにかすごいの?
創価お抱えの大衆小説作家
377 :
吾輩は名無しである:04/12/08 09:06:41
大衆小説なら大衆小説界で勝負すべきだな
だが大衆小説のトップクラスとくらべれば宮本は見劣りする
だから純文の顔をしてるってとこが卑怯
378 :
吾輩は名無しである:04/12/08 10:26:46
層化チョンが態度でかすぎるから 下品な雑誌が巷を席巻する。
> 376
辻仁成上げてる段階でセンスを疑う
380 :
吾輩は名無しである:04/12/08 11:38:14
374はDQNの完全な釣りだな
381 :
吾輩は名無しである:04/12/08 12:14:09
層化チョンが態度でかすぎるから 下品な雑誌が巷を席巻する。
382 :
吾輩は名無しである:04/12/08 12:26:15
層化チョンが悪すぎ。おまけにやる事は組織がかっている。
宗教マネーを元にやりたい放題。
まともな小説家あ世に出ない理由は之が原因と言われている。
>>372 古井の作品を、ひとつでも読んだことある?
シマダが大きい朝鮮顔を大きくして文壇にのさばっているのがなんとも
分断するならまだしもねw
385 :
吾輩は名無しである:04/12/08 19:15:35
アナーキーは現代文学において可能なのか?
386 :
吾輩は名無しである:04/12/08 19:39:42
>385
既にチョンアナ-キー状態でないの?
現代文学というより商売文学。
商業用として芸能人の本が優先される今 文学と言うのは
衰退しているのではないのかな?
387 :
C ◆7sqafLs07s :04/12/08 20:07:07
内容を評価するのではなく「芸能人の本だから駄目」みたいな思考停止こそ衰退だと思う。
388 :
吾輩は名無しである:04/12/08 20:24:34
>387
全体的に見ての感想。あまりにも氾濫しすぎている。
いわゆる商業本の氾濫。
但し 芸能人でもまじめに書けばある程度は評価の対象になるだろうよ。
389 :
吾輩は名無しである:04/12/08 23:35:15
売れないから。難解だから。リリシズムがないから。選考委員が老人だから。
持ち込み不可だから。
390 :
吾輩は名無しである:04/12/08 23:58:22
真にアナーキーな作家って今いないんだよな。
391 :
吾輩は名無しである:04/12/09 04:43:35
392 :
吾輩は名無しである:04/12/09 06:58:28
これはもう新人賞の審査員の責任です。
芥川賞があれですからねぇ。
さらに写真や映像や携帯など、分かりやすい表現が溢れてますからね
文学のような想像力をかき立てられる分野では、現代人は零落してしまうのです
393 :
吾輩は名無しである:04/12/09 07:26:26
>これはもう新人賞の審査員の責任です。
賛成。
第三者の立場から言わせて貰うとこれほど面白い物が出てこない背景には
何かあるし 実際問題ありすぎ。
だから そこに責任が行くしかない。
正直言わせてもらうと審査は素人以下。
○○新人賞とか言うのには普通の人は応募しようと思わない。
もう如何にも腐っているような気がする。
商業本でもかなり腐っているのが多いような気がする。
つうか審査のシステム自体が小学生並であると思う。
碌な作家的才能が無いのを棚に上げて、審査員の所為にする傲慢。
受賞作を見て、ゴミ箱に捨てたくなった人がいるんだろう。
396 :
392:04/12/10 06:50:57
審査員も悪いが、
よくよく考えてみると読者のレベル低下に原因があるのかもしれない。
読者の読みやすい作品を審査員が選んでいるとも言えなくない。
397 :
吾輩は名無しである:04/12/10 06:58:43
相対的に、わかいやつの読解力は10年位前から、おちまくり。
読めなきゃかけないだろうに。
大手文芸誌の新人賞とかはさ、まあメジャーでしょ。
なんかこう、アンダーグラウンド文学みたいな感じで
地方やマイナーなところから掬い上げる、そういうの無理かな?
メジャー批判しつつ<実際はこっちの方がスゲーぜ! 通好みぜカコイイぜ!>
的な包装して。それが偽りでもいいし。ヌーヴォー・ロマンとかもある意味そうだったと思うし。
早稲文新人賞なんかははっきりと「普通の新人賞では一次選考で落とされるような作品を選ぶ」
とか言ってるし。
いま音楽なんかはわりと売れても、東京やメジャー批判しつつ地元でやってる人もいるし。
HIPHOPとかそういう色強いしね。
でも、文学は読むの時間と労力がかかって面倒臭いしなあ。
いちいち細かいのまでチェック効かんし難しいのかね。
俺も常々云ってる事であって、それがデーターという形式で証明されたわけだが。
日本人の読解力が大きく後退したな。
6位から13位に落ちた。
若者が本を読まない。それはゲームのせいだよな。ゲームに余暇の時間を使う。
そして、BOOKSに親しむのは漫画と雑誌。
そのせいで、日本語自体の能力も落ち、今や外国人留学生の方が「日本語」を
知ってるとか。
ここの板にいる奴の事ではない。一般の多数の若者の事を云ってる。
話は、以前ふれた舞城などの作品に戻るが、正しい日本語が「小説」の中で使われ
なくなって、俺はそれはどうしても変だと思うのだ。
「〜とか」は並列で使うルールがある。「マジ〜」とか「超〜」とか俗語の乱発もきつい。
あとは「ら抜き言葉」というのがある。これを小説中で使ってはダメじゃないのか?
もう話にならんレベルに来てる。
大江の悪文についてがだ、「俺は○○が△△で、・・・俺はそう思う」などとある。
これは完全な悪文。俺はを2度繰り返してる。あとは、前にも書いたが「〜してい、〜」
という初期に頻繁に出てくる部分。これは変だ。中上健次も若い頃大江にかぶれて
マネして使ったが、馬鹿な奴だ。
別に悪文のあら探しをしてるわけではないが、日本語を乱してきたらお終いだ、とは
芥川龍之介も座談会の席上で云った言葉だ。
400 :
吾輩は名無しである:04/12/10 11:08:27
時代によって日本語が変化するのは当然だが、
本来美しいはずの日本語が通俗的なものへと変化するのは
見ていて心がいたい。
欧米諸国の煽りかもしれないが、和の美意識は受け継ぎたいね
審査員とか読者とか、他人の所為にしてんなよ。
作家(志望)どもが低能で、作品が低調だからだよ。それだけ。
402 :
吾輩は名無しである:04/12/10 15:12:15
いわゆる「文学」カテゴリーには入らないのだろうけど、ちょっと思ったこと。
選考委員ほぼ全員の「腹を抱えて爆笑した」との直木賞選評に惹かれて、
奥田某なる作家の「ユーモア連作」を読んでみた。
ところがこれが、まったく面白くない。ただの一ヶ所も笑える部分などないんだ。
2ちゃんの書き込みの方が(もちろん玉石混交だが)よほど秀逸で上質な笑いにあふれてると思った。
小説、そして小説家の感覚(直木賞選考委員含む)が現実と大きく乖離しはじめてないかな?
セカ中に直木賞を与えない段階で、ガセだと思うよな。
404 :
吾輩は名無しである:04/12/10 23:00:51
時代によって日本語が変化するのは当然だが、
本来美しいはずの日本語が通俗的なものへと変化するのは
見ていて心がいたい。
欧米諸国の煽りかもしれないが、和の美意識は受け継ぎたいね
↑↑
なに美意識って。んなもんいらねーーーよ。
405 :
吾輩は名無しである:04/12/10 23:53:50
>>402 あれは笑いってより国語教科書むきの道徳小説だから。
かんべむさしみたいな。
406 :
405:04/12/10 23:59:07
豊崎も奥田のこと笑いっぱなしとか絶賛してたけど
あれで笑えたとしたら豊崎もばあさんだな
ただ道徳小説としては身につまされていい作品だ
407 :
405:04/12/11 00:03:04
道徳小説というか、「寓話」という言い方があったな
408 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :04/12/11 00:32:03
ふわあー(あくび)。
はーい、みなさん、いいですかぁ?
明日から一切の新作文学を出版できなくなりました。
困るひといますか? もちろん作家以外ですよ。
いたら挙手してくださーい。
あれ? 声、聞こえてますか? 困るひと、いたら手を挙げてくださいな。
409 :
吾輩は名無しである:04/12/11 00:32:54
だから困らないって。
はーい
こまりますー
同時代のさっかもほすーでーす
俺の本が出なかったら、未来の読者が困るよ。
>>408 おまえこそ、レベルの高い新作文学が次々と出たら
何か困ることでもあるのか?
413 :
吾輩は名無しである:04/12/11 00:49:08
さあ、こっから美香がらみで一気に1000まで伸ばすよ
もっとやってくれ、美香!
もう美香は飽きたよ。ワンパターンなんだよ。
美香はもっと本読め、読まずに語るな、そんだけ。
美香は何も読んでないくせに上からもの言うなよな。
417 :
吾輩は名無しである:04/12/11 01:04:13
よまずに語るのが、美香のいいところ。
もっと爆走してくれ!
てかちゃんと日本語の文章書けるようになってから書き込め。
419 :
吾輩は名無しである:04/12/11 01:16:22
不自由な日本語だからこそ味がある!
さあ、美香様!カモーンカモーンカモーン!
>>399-400 読解力テストって国ごとに言葉がちがうんでしょ?
なのにどうやって順位なんかつけられるの?
日本語の読解力が落ちて、英語の会話力はあがってるのかな?
どうせなら日本の中でも「英語地域」を設けて、例えば東京にかぎって
英語のみ使用、日本語使ったら罰金、てことにしたらどう?
これからは英語でしょ?
>>420 国語の試験にある文章題のようなものではなくて、
俺がNHKのニュースで見たのは、グラフとその解説文を読んでの感想を述べる問題だった。
前年度と今年度の交通事故死傷者のグラフが出ていて、
「前の年に比べて死傷者の数は膨大に増えた」という文が添えられてある。
しかし、グラフは一部が拡大されていて、850人ぐらいいた死傷者の数は、
実際には「5人増えただけ」というからくりがある。
グラフを0から始まるものに写し直すと、何も「膨大」とまでは言えないとのこと。
女のアナウンサーがしたり顔で説明していた。
これって国民性も現れるのではないかと思っている。
少なくともNHKが「昨年の交通事故の死傷者は前年度に比べ5人増えただけでした」
などという報道をするとは思えないしさ。
422 :
C ◆7sqafLs07s :04/12/11 23:41:46
ゆとり教育が始まった頃は
過剰な詰め込み教育から子供達を解放するための画期的な取り組みなんて煽って
でそれが瓦解すると
学力低下の著しい昨今またこんなことがありましたみたいな
そんなじゃん、いつも日本の報道なんて。
戦争になれば皇国万歳になるんだろ、また。
体育会系の性犯罪だって過去の立件済みのやつまで浚ってニュースにしてるしさ。
そんなエンタメ情報に踊らされてるような人たちはやっぱまずいよ。
判断能力がないんだもの。
423 :
吾輩は名無しである:04/12/12 00:11:27
10年前と今とじゃあ偏差値の数値は同じでも、別の位相の出来事なんだよなあ。
今の10代、20代って低能じゃない。古井だとか、大江程度でも難解って感じるんじゃないかな?
泉鏡花、樋口一葉レベルともなればさっぱり読解できなさそう。
まあ、あれだ。藤枝とか大西とか、阿倍とかそのへんで満足してるようなやつらが多いんだから。
これからは、もっともっと低能にあわせたものを提供していくほうが文学のためだよ。
売れたほうがいいよ。
言語処理能力は落ちてるが、映像処理能力は上がってる気がする。
425 :
吾輩は名無しである:04/12/12 21:13:01
マンガおもしろい。マンガ最高。
明治の文豪の孫がマンガの解説を仕事に
してる時代だよ。世界から注目され
愛されるジャパニーズマンガ。もっとマンガを読もう。
428 :
吾輩は名無しである:04/12/24 18:11:18
でもおまえらアレだろ?
文学が衰退してマイナーな方がいいだろ?
おれは文学が流行り出してテレビで文豪の特集とか組まれ出したら、止めるよ。
429 :
吾輩は名無しである:04/12/24 18:22:38
>>428 そんなことないよー。ポピュラーになって音楽やスポーツと同じように
トルストイや漱石の話が出来る相手が欲しいよー
430 :
吾輩は名無しである:04/12/24 18:24:33
せか中を文学と考えれば、今は文学最盛期じゃん。
431 :
吾輩は名無しである:04/12/24 22:19:09
美しい日本語って何?
具体的に説明してくれる?
印象だけなの?
432 :
吾輩は名無しである:05/01/10 12:43:01
過去の文豪の文章=C言語
ラノベ=XML
現代の一般的な小説=HTML
ギャル語=マシン語
433 :
吾輩は名無しである:05/01/10 13:17:44
文学の世界って、めんどうなんだよ。
作品がめんどうなんではなく、文学を有り難がる人たちがめんどう。
何せ気難しいから。
第二世代以降に移って来ると、
文学を有り難がるめんどうな人たちが作品を書くから作品までだんだんめんどうになってきた。
漱石や鴎外は面白いが、太宰になると早やめんどうだ。
好事家に特化したコミュニティにしてしまったことが衰退の原因だろうね。
もっとも、科学と法学こそ大事で文学は余事、
という明治の歪んだ社会風潮が文学志向者をねじけさせた一面は否定しがたいが。
434 :
吾輩は名無しである:05/01/12 11:17:32
科学と法学が大事で文学は余事という考え方は、歪んだものじゃないだろw
435 :
吾輩は名無しである:05/01/12 11:38:38
客層がじじいとキモオタだけになったから
>>433 めんどうは昔から。
第二世代ってのも独りよがり。
漱石と鴎外はすべて読んでいないのがわかる。
哲学的な思索もよみとれない。
高校生レベルの意見。
>哲学的な思索
笑った
自分のホームページに
読んだ本の感想文かいてるやつがけっこう多いが
どれこもこれもバカの勘違いを書きなぐったものばかり
おまえら死ねよと言いたい
440 :
吾輩は名無しである:05/01/12 17:19:01
>>439 馬鹿の勘違いを誘発するのが小説の役割のひとつだろ。
441 :
吾輩は名無しである:05/01/12 17:25:02
439はそんなページばかり見ている。他にやることがない。
443 :
吾輩は名無しである:05/01/12 17:58:52
柿なんとかって、驚くほど読めてないよな。どの作品も。
野ブタが文学臭のしない、爽やかなギャグ小説だからいいっておい。
そう見せかけといて、実は、あれほど近年めずらしい、重い暗い超純文学もないんだが。
ぜんぜん読めてないじゃん。
その程度の読解で偉そうに点数とかつけてんじゃねえよといいたい。
444 :
吾輩は名無しである:05/01/12 17:59:49
重い暗い超純文学
>439
おまえも自分で感想書けば、もっと酷いのしか書けないって。
それに気付いてない糞バカ野郎だな、おまえ。氏ね。
446 :
吾輩は名無しである:05/01/12 18:08:05
のぶた なんか よんでるじてんで えてこう さる
447 :
吾輩は名無しである:05/01/12 18:09:21
のぶた なんか よんでるじてんで えてこう さる
のぶた なんか よんでるじてんで えてこう さる
のぶた なんか よんでるじてんで えてこう さる
のぶた なんか よんでるじてんで えてこう さる
のぶた なんか よんでるじてんで えてこう さる
のぶた なんか よんでるじてんで えてこう さる
のぶた なんか よんでるじてんで えてこう さる
448 :
吾輩は名無しである:05/01/12 18:11:48
重い暗い超純文学重い暗い超純文学重い暗い超純文学重い暗い超純文学重い暗い超純文学
あらゆる読解は勘違いなんだがな。
作者じしんのも含めて。
450 :
吾輩は名無しである:05/01/12 18:22:46
読んでないのになんで「なんか」だってわかるんだよヴぉけ
451 :
吾輩は名無しである:05/01/12 18:32:16
452 :
吾輩は名無しである:05/01/12 18:42:00
ホムペでバカな感想書いてる連中がいっせいに反発してるな
おまえら、やっぱり死ね
453 :
439:05/01/12 18:44:55
実は俺も書いてるんだけどね。
454 :
439:05/01/12 18:49:35
野ブタなんか読まねえよ。
舞城とか平野みたいなもっと高尚なものを読めよな。
455 :
吾輩は名無しである:05/01/12 19:06:45
ところで、最近矢部ちゃん見ないな。
456 :
吾輩は名無しである:05/01/12 19:09:13
457 :
439:05/01/12 19:12:25
舞城とか平野みたいなもっと高尚なもの
舞城とか平野みたいなもっと高尚なもの
舞城とか平野みたいなもっと高尚なもの
舞城とか平野みたいなもっと高尚なもの
ってやらないのか?ホムペ厨君。
せっかくボケってやったのに。
お前、隣も荒らしてるだろ?
大森、豊崎って、あいかわらず読めてねえな、作品が
分かりやすいことが必ずしもよいとは思わない、
というのはハリウッドの衰退をみて育った世代だからね80年代産は。
しかしまあ「正しい読み方」的な言い回しは感心しないな。
何故って、じゃあ作家諸君は読者全員に共通する、
電気でいえば読者こぞって導体となりうるような問題を取り扱っているのか?と。
これは小説というものの成り立ちからいってありえない。
小説は個別具体的な事柄を扱う媒体であって、
一般論を述べるためのフォーマットではないからだ。
ただし、ドストエフスキーは例外にして別格。
461 :
吾輩は名無しである:05/01/12 21:16:17
つまり、文学の衰退とはある意味一般人の嗜好が細分化することで
すべてを満足させるテ−マが見つかりにくくなっている、ということかもね。
文学はかなり個人的な世界を描くので、
ある人にとって良くても別の人にとってはクソだったりする。
文学の衰退とは豊かさの代償かもしれないね。
ただ軽めの純文学やラノベは盛り上がってると思う。
462 :
吾輩は名無しである:05/01/12 21:51:13
>>461 そして個人的な世界にしか文学的感性を見出せない香具師が
文壇とスレを席巻していくわけだ。
そら衰退するわ、文学。
>461
盛り上がる小説というのは結局、おとぎ話にならざるを得ないわけよ。
政治学では「現代の社会構成員の多様化」ってフレーズがうんざりするほど出てくるわけだけど、
実際どれほど多様化してるのかの詮索は置くにしても、
多様化すれば目先の考え方が甚だしく異なるのは必然でしょう。
だから、架空の、現実には考えにくいシチュエーションでしか最大公約数は成立しないのです。
何の話しているか分かります…よね?
そう、「世界の中心で〜」が僕の頭の中にあります。
ブタ男を面白半分でディレクトしたり、
40前のおばさんが若者と恋愛したり、
高校生がパソコンで風俗ごっこしたり…
これは確かに「現代のカタチ」の一部ではあるかも知れないけど、
少なくともその全部ではない。
おとぎ話を避けた結果、ますます読者から遠ざかるジレンマがしばしば文学界には見受けられる。
おとぎ話って、そもそもピロトークって意味なんだよね。
現代にはぴったりな文学かも知れないけども。
464 :
吾輩は名無しである:05/01/12 23:32:00
純文学から、ポルノ小説作家に転換した人はいますか?
芥川賞を受賞した宇野鴻一郎。
芥川賞全集の後ろにある経歴には泣ける。
466 :
吾輩は名無しである:05/01/13 11:19:37
文学青年は「一般人は俺たちについてこれない」と思っている。
一般人は「文学青年にはついてけない」と思っている。
>>466 そういう逆説的なアフォリズムは何に対しても当てはまるんじゃないか?
468 :
吾輩は名無しである:05/01/13 13:08:53
>>467 たしかに。
山田悠介ファンは「一般人は俺たちにはついてこれない」と思っているが、
一般人は「山田悠介にはついていけない」と思っている。
>467-468
文学板にふさわしいレトリックで書いたつもりなんだがね
470 :
吾輩は名無しである:05/01/27 19:52:07
悪いけど俺はサブカルまんせーだね。
西洋的美意識と東洋的美意識が混合して、日本ヘレニズムの地平を切り開いたと思う。
庶民の需要に答える文化にこそ価値がある。
471 :
吾輩は名無しである:05/01/28 00:42:05
うーんていうかさ、本て指示記号じゃない?コレ!!っていう作者の提示を
表しているわけでさ、それを受けた読者が「これ何?」「だからどうした?」
という素朴な疑問を抱くのは当然だと思うんですね。で、以前であれば、そういった
問いを限界まで引きずり込んで、本を読むという体験とかその間に流れる時間の厚みみたいな
身体感覚に落とし込んでその問いに答えられる時代だったと思うんです。つまり「だからどうした?」という問いそのものが読むことによって
破壊されるというか。いまはそこまで付き合ってくれる読者は希でしょう。
阿部和重みたいに自分で壊している人もいるし、保坂さんみたいに身体感覚もろ出しでいく人もいるけど
いわゆる純文学的なのはもう無理だと思う。ていうかごめん自分でもわけわからん。文学自体よく知らないw
472 :
吾輩は名無しである:05/01/28 22:24:04
>>460 ドストエフスキーだけを「例外にして別格」扱い?
ちょっと脳が硬化してないか?
小説はたしかに「個別具体的な事柄を扱う媒体」だろうけど
その具体性から普遍性が滲まないような小説が弱いのも事実。
具体性と普遍性は相反するものじゃない。
>>470 >庶民の需要に答える文化にこそ価値がある。
そう価値がある。庶民にとってはね。
>>471 小説が指示記号ってのは、シニフィアンで、
読者が「だからどうした?」 という問いで求めるのがシニフィエということかな。
「これ何?」「だからどうした?」 という問いもそうかもしれないが
優れた小説ってのは、「おお、こういうものが読みたかったんだよ!」という
その作品が現れるまでは誰も思いつかなかったことをやってしまって、
多くの人の口から「こんなのを待ってた!」という言葉を漏らさせるのではと。
473 :
吾輩は名無しである:05/01/28 23:35:42
これまでは日本の文学ももうおしまいだと思っていた。
しかし今度の芥川賞で希望が見えたよ。
474 :
吾輩は名無しである:05/01/29 00:05:36
私は何をすべきか弁えております、ええ雇い主様
だから私を目の敵にするのは止めてくださいませ
妻と子供二人、病に臥している母親のすべての生活が
私の双肩にかかっているのです
私は何をすべきか弁えております、ええ上司さま
だから御用とあらば何なりと申し付けてくださいませ
買い物、お茶汲み、盗聴からデモ隊のプラカード立てまで
私に与えられた役割をまっとういたします
475 :
吾輩は名無しである:05/01/29 00:20:14
私は何をすべきか弁えております、ええ皆々様
だから利のある話を私の耳に届けてくださいませ
先行きの不透明な時代、利にならぬ泥舟に乗ることの愚を
私は予見し回避したいのです
476 :
吾輩は名無しである:05/01/29 00:20:52
>474
じゃあ買い物を頼むよ。コンビニまでひとっ走りしてくれ。
コンドームとタバコと缶コーヒーね。
それから群像と新潮もついでに。
え? 何? 文芸誌はコンビニにない?
そ、そ、そんなバカな。
見てる側がロッキンオンを読んでるようなやつの音楽の聴き方で
小説を読んでるようなやつらしかいないから
読んでる自分ってかっこいい
478 :
吾輩は名無しである:05/01/29 13:26:01
文学が衰退するのは、文学っぽい本がおもしろくないから。夏目にしろ芥川にしろ、アノ時代だからありがたがられただけ。今となっては退屈でつまらない内容。だから教科書に載る。
古典に縛られすぎ時代からひきこもってるから衰退する。
479 :
吾輩は名無しである:05/01/29 15:47:59
テレビもゲームもアニメもなかった時代だから、ありがたがられた。
終了。
もちろんネットもなかった。
さようなら。感謝しています。
481 :
吾輩は名無しである:05/01/29 16:10:23
阿部ちゃんとかはさ作家として書き出す前にバブル景気のおかげで
湯水のように贅沢な時間の無駄遣いをしてこれたわけで、それが今の
作家性に繋がっているんだと思う。つまり余裕があったんだろうなと。
いまそんな余裕もって書いたり読んだりできる若い奴ってほんとに少ないと
思うし。
482 :
吾輩は名無しである:05/01/29 18:03:24
太宰が巧いことを言っています。
”死ぬ気でものを書きとばしている男。それは、いまこの時代に、
もっともたくさんあって当然のように私には感ぜられるのだが、
しかし、案外、見当たらない。いよいよ、くだらない世の中である。”
昔は、文学が今のテレビやインターネットに代わる娯楽だったと、
私も思います。そうしてまた、上に引用した通り、現代の人々の、「余裕」が、
一層、文学を遠ざけている原因になっているのでは無いかと思います。
483 :
吾輩は名無しである:05/01/29 18:22:45
いや、それは余裕じゃないよ。時間を無駄遣いする余裕がないからネットとか哲学みたいに
効率の良い表現の需要が勝ってるんだよ。
484 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/29 19:02:55
>>483 いま哲学が流行っているというのは初耳。
485 :
吾輩は名無しである:05/01/29 19:11:48
でも、また文芸書が売れ始めてるような気がする。
芥川賞候補作になった例の3作はよく売れてるし、
直木賞とったのはベストセラー路線に乗ったし、
芥川賞受賞作もまだ発売前だが予約が増えている。
昨年の芥川賞小娘2人やセカチュー、いまあいの純愛ブームやら
YOSHIやらで人々が読む楽しさを認識し直したのではないかな。
486 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/29 19:23:16
>>485 うん、今日の「王様のブランチ」でも出版界は盛り返したといっていました。
美香さんと同意見だなんて・・・うれしい!
素直にそう思います。
488 :
吾輩は名無しである:05/01/29 19:56:24
既出かもしれんが、
三島由紀夫が川端康成との対談で、
「私は、日本の文学は川端先生で終わると思っています。」
というようなことを言っていた。
三島の言葉を鵜呑みにするのもどうかと思うが、
その言葉を信じると、衰退ではなく既に終わってるのではないだろうか?
489 :
吾輩は名無しである:05/01/29 19:59:26
そんなこと考えたって仕方ないでっしょーん
490 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:06:11
ミカってもう少しまともだと思ってたよw
491 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/29 20:36:27
>>490 >うん、今日の「王様のブランチ」でも出版界は盛り返したといっていました。
=客観的事実(TV報道)の報告。
>美香さんと同意見だなんて・・・うれしい! 素直にそう思います。
=客観を主観(意見)と思ってしまうが、わたしの書き方が悪かった。
文学が衰退しているか?
知らない。
出版業界は金銭的な意味で復興が始まったらしいが、文学がどうだかは知らない。
理由は、別に文学が衰退していたとしてもどうでもいいから。
492 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/29 20:40:40
ありもしない危機感を煽るという知識商売人の安易なやり方をそろそろ嘲笑(無視)しませんか?
493 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:42:12
文学という形式がどうでもいいならコテハンで常駐するべきではないね。
どうでもいいというならば、どうでもいいと言えるだけのものを書いているのかな?
にちゃんねらーにそこまで求めるのは酷か。
494 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:42:24
消滅でも後退でもない新しいエンディング
495 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:42:30
そうですね(操作概念)。
496 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:45:15
自演乙
497 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/29 20:48:47
>>493 なんとかが危機だ、とか訴えることで食べている文筆業者多すぎやしませんか?
この「なんとか」にはなんでも当てはまる。
日本でも教育でも食べ物でも女子高生でもドラッグでも政治でも。
そういう自称識者の口車に乗せられて、こういうスレで議論する愚を493さんはどう思われますか。
あっちはお金が入るけど、こちらとしては時間の無駄というほかありません。
498 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:50:42
そーだよね!
ミカさん
499 :
493:05/01/29 20:50:50
あなたの言っていることはたぶんぼくも理解できるのだけど、
例えば誰?その分泌業者ってのは。
500 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:51:40
日本では文筆業者の数は多く、その数が増え続けないと衰退ということか。
ヨーロッパの小国では専業作家など数えるほどしかいない。
501 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/29 20:52:16
いま文学が危機だ!
文学ファンよたちあがれ!
なんてね、なによ文学って。
きみの思う「文学」と、
わたしの思う「文学」は別。
ひとくくりにされてもねえ。
ユア文学が衰退してるだけじゃないんですか?
502 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:54:30
美香の方が正論
503 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/29 20:56:46
>>499 宮台先生なんてその代表でしょ。
あ、かれは文学を100%無視しているか。
もう終わったと。
えーと、よくいるじゃん。
中上で文学が終わったとか吹いているバカが。
フルネーム思い出せないな。
あの「必読書150」を書いたやつら周辺とか。
あと辻成生も、僕が日本文学をよみがえらせるとか発言しなかった。
阿部ちゃんも似たような危機感で小説を書いているのでは(苦笑
504 :
吾輩は名無しである:05/01/29 20:57:11
たぶん文学とは川端であり、三島のような作家のことをいうのだろう。
川端は巨大な遺産を相続し、自費で雑誌を発行した。
三島は裕福な家庭に生まれ、そのコネで文壇へ。
つまり、今のように特権階級にいなくても本を出す者が増えたことをもって
文学の衰退というのならその通りだと答えるしかない。
しかし、ここ十年続いた出版不況(特に文芸書の不振)からは
立ち直りつつあるのは事実だな。
505 :
493:05/01/29 20:59:55
なるほど。ぼくは保坂さんの小説は非常に好きだけど、美香さんは?
保坂さんとかは柄谷とか浅田とかあの悪しき系譜とは関係切ってると
思うけど。
506 :
493:05/01/29 21:01:22
宮台なんてそれこそ無視して嘲笑してれば良い対象なんじゃないかな。
507 :
493:05/01/29 21:05:12
でも中上で文学が終わったという言説にも一理あるのは否定できないでしょう。
508 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/01/29 21:07:41
>>505 >保坂さん
三省堂神保町本店文庫コーナーでいぜん特集されていて、
店員さん手作りのポップ(広告)で一度手にとって10ページ読んでみて、
と書いてあったから言われたとおりにしてみた。命令されるのは嫌いだけど。
けっきょくその日は本を買わないで書店を出た。
>>506 好きなんだけど宮台さん(w
どんどん若者を自殺に追い込むあの論説は、
現代文学者wよりよほど文学的だと感心しているくらい。
509 :
吾輩は名無しである:05/01/29 21:11:56
阿部ちゃんにそんな見せかけの危機意識があるとは思えないけれど。
あるとすればほんの少しかもしれないが、本気でしょう、
510 :
吾輩は名無しである:05/01/29 21:13:57
自分が書きたいのに書けない鬱憤をこんなところで晴らさない方がいいと思うけど。
「衰退してない」「危機感もってもしょうがない」
「そういう言説の評論家が気に食わない」
まあ、こんなのは個人的主観に基づく「ユア文学」でしかない。
なのに、その反対意見を「ユア文学」と呼んでも何も言ったことにならんね。
512 :
吾輩は名無しである:05/01/29 21:30:23
自分の書くモノが「文学」でなくたって全然構わないよ、って言えるのは
そういうもの書いてからだからねw
まあ、みなさん。がんばってぼくみたいなすれっからしの読者の財布のひもを
ゆるめてくださいw
513 :
吾輩は名無しである:05/01/29 21:32:24
QQQQって奴バカ丸出しだな
美香様の爪の垢でも煎じて飲みやがれ 負け犬が
宮台とか保坂なんかの名前が出てくるところがいかにもって流れで、
なんだかほほえましいですねえ。
515 :
吾輩は名無しである:05/01/29 21:38:49
QQQQは誰が好きなんだい?誰か居るだろ?
言いたくなければ言わなくてもイイけどね。
まあ身分不相応に文学の危機感を煽ってる低脳批評家がいることは確かだが
まともな読者なら、そんなものは最初から無視してるわけでね。
そういうノイズを取っ払ったところで、文学の危機を考えないとしょうがないね。
文学を知りもせずに擁護してる人は自分で気付くべきだ。
わたしはネクロフィリア(死体愛好家)だとね。
517 :
吾輩は名無しである:05/01/29 21:46:22
.....
518 :
吾輩は名無しである:05/01/29 23:05:32
保坂はゴミ作家
519 :
吾輩は名無しである:05/01/30 00:39:28
保坂はゴミ作家
作家や読者や批評家には自虐性を持つ人間もいる。
自分が愛してるものをなぶりたいという偏向。
521 :
吾輩は名無しである:05/01/30 17:33:03
そもそも「文学」にそう厳密さがあるとも思えないがな。
ユア文学って何。
522 :
吾輩は名無しである:05/01/30 21:39:35
安心しろ。天才は彗星の如く現れる。
523 :
吾輩は名無しである:05/01/30 22:21:20
ユア文学なんてことを言い出したら
議論が出来なくなるよ。
ある程度の共通認識のあるものでないと。
違う言語で話すのと同じ。
>>522 その言葉を信じたいね。いい意味で。
衰退しきった臨界点までいくと、
過去の或いは現在の文学とは違ったものが
出てくるかもしれない。
楽観的な観測だけどね。
524 :
吾輩は名無しである:05/01/30 23:38:34
これからはポエムの時代だよ!
525 :
吾輩は名無しである:05/01/31 00:00:23
ポエムなら文学を壊すのに適役だ。銀色夏生より強力な奴が現れれば、世間は騙される。
526 :
吾輩は名無しである:05/01/31 00:06:21
ゆとり教育による頭の低年齢化と
豊かになりすぎた日本で
ふぬけたやつらのお花畑物語が量産される中で
ストイックな文学世界は成り立つはずがない
527 :
吾輩は名無しである:05/01/31 00:26:57
これから先も読解力は落ちていきますよ、それが進化というものです。
ですから、今までどおりの文学ではだめ。難解だったり、ごちゃごちゃしたストーリーモノは
だめ!!
528 :
吾輩は名無しである:05/01/31 00:32:44
文学はストイックだなんて誰が決めたの。
規律好きのドイツ人?
バカじゃないんですか。
昭和歌謡のように皆が同じ歌聞いて
同じことを感じる時代はとっくの昔に過ぎた。
そういう時代の、ラノベと文学の違いって何。
サブカルと、そうじゃない文化の分かれ目って何。
529 :
吾輩は名無しである:05/01/31 00:35:05
おまけ。
セカチュー、あるいは今会いが文学ではない理由、
又は文学である理由をきちんと説明せよ。
寝る。明日仕事だから。
530 :
吾輩は名無しである:05/01/31 00:36:05
ぼーだーれすだよ
のーぽーだー
531 :
吾輩は名無しである:05/01/31 00:37:01
532 :
吾輩は名無しである:05/01/31 06:43:22
文学=字が多い、頭よさそう、オサレ、パッと見内容がわからんから買いづらい、作家シラネetc
漫画、映画=作家知らなくても別にいい、パッと見内容がすぐわかる、気楽娯楽、息抜きetc
533 :
吾輩は名無しである:05/01/31 21:20:16
パワーダウンしてるのはストイックな文学だけじゃなくエンタメ系も。
534 :
吾輩は名無しである:05/01/31 21:52:08
まあ、文字が多いのは×だよ
構造改革w
536 :
吾輩は名無しである:05/02/01 12:02:56
>>523 >ある程度の共通認識のあるものでないと。
その共通認識が細分化しつつあること、それこそがある種の人たちにとって
「文学は衰退した」と考えさせる原因であって、その認識の枠組みを変えない限り、
「新しい文学」を発見することはできないだろうね。
ていうか現実には「文学的価値」なるものは半ば古典化する形でその上澄みの
イメージだけが「教養」だとか「学問」だとかと親和性を持ちつつ漠然と流布し
続けているわけで、「教養」や「学問」を含めて明治以降の近代文学全て総括して
精算した上で改めて「教養とは何か」「学問とは何か」というところから始めないと無理かと。
特に、日本の土壌において西洋輸入文化である近代学問をどう取り扱うか、
このことを今こそ問い直さないと、日本の緩い地盤じゃ文学はすぐ滅びるね。
何しろイギリスですら文学の価値に疑問符が付けられているわけだから。
537 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/02/01 12:18:22
>>536 ちょっときみきみ、そこのきみ、いいかな。
文学は遊びですよ。
538 :
536:05/02/01 12:37:28
>>537 いや、美香の理屈はよく分かってるし、別にいいんだけど、
それに対する有効な反論が見たいんだ、俺は。
俺自身の立ち位置を正直に明らかにしておくと、単なる「文学と俗に称される
小説作品がそこそこに好きなだけ」の一般人、アカデミズムから見たら
外部の人間であって、文学なんて娯楽として商業流通できるだけの価値が
あればそれでかまわない立場。既存のもので一生読むには困らないだろうし。
けど、アカデミズムの内部の人からはどーなのよ?ってのが知りたい。
ここにだって院生を始めとしてそういう人いるんだろうし。だから書いた。
俺の書いてることが見当外れかもしれないけれど、それならそれで
どう見当外れかも専門的に学んでいる人の知識と知見でもって説明して
欲しいし。そんなところです。
>>537 そうだね。でも遊びを真面目にやってもいいんだよ。
面白ければ。
>>536 イギリスでの文学不要論はいつごろから出たんだ?
加藤周一曰く、現代では彫刻と言えば東南アジアの仮面から
ミケランジェロまで知ることができる。
すると、かつては自分たちの「彫刻」だけでよかったのが、
ほかの「彫刻」も包含する観念が必要になってくる。
その観念は個人が全てのサンプルに接し得ない以上統一されえない。
かつては(幻想としてであれ)、彫刻の観念が信じられた。
それが破綻したのは量的差異であり、実は質的差異によるものではない。
>>536 つまり、俺が言いたいのは文化の流入による拡散は本質ではなく、
元々隠蔽されていた文学の不可能性が暴かれたことにすぎないんじゃないかということ。
そもそもが不可能であった文学が何故延命しえたか。
或いは基準亡きところに文学は成立するのか。
541 :
吾輩は名無しである:05/02/01 15:35:35
その「論点」すら一般人からはよく見えない。
架空の政治記事読んでるみたいに退屈。
行くとこまで行ってしまった観がある。
行くとこまで行ってしまった観がある。
架空の政治記事で何か困るの?
全然昔と変わってないよ。
昔は分からないけど分からなくてよかった。
今は分かりたがるけど分からない。
544 :
吾輩は名無しである:05/02/02 00:21:41
うんこもりもり
:美香 ◆FE5qBZxQnw =島田雅彦
>>536 ちょっときみきみ、そこのきみ、いいかな。
文学は遊びですよ
ん、だれそれ
島田雅彦、大人気。
548 :
吾輩は名無しである:05/02/02 16:26:23
誰?島田雅彦って?乞食?
小説がもっとこう、読みやすいもんだったらなーって思うよ。
音楽や映画ヤ美術みたく、インディーズやアンダーグラウンドで人気、みたいのは
なかなか難しい。
受け手である読者にも時間と労力を強いるし、翻訳もしにくい。
ほとんどメジャーしか存在しない。
もっと極端なマイナー至上主義、ローカルカコイイみたいのが出てきても良いと思う。
質も大事だけど。
550 :
吾輩は名無しである:05/02/24 21:04:02
ほとんどの作家からリアルなものを感じないんだよな。
社会や世間を知らない人間が知ったかで世界観を語ってもねえ。
>>550 simadanokotodesune!!!
552 :
吾輩は名無しである:05/02/24 21:32:34
>>550 人間関係に疎い作家が増えてきたということかな。
でも、それはそれで時代を反映していると言えなくもない気がする。
553 :
吾輩は名無しである:05/02/24 21:38:46
なんか中途半端なんだよなあ。今の作家って。
>>552の意見は例えば阿部や笙野あたりに当てはまるのかな。
社会や世間から外れてもズカッと突いてくれればそれはそれでいいんだけど。
妄想なら妄想をつきつめてくれればね。
554 :
吾輩は名無しである:05/02/24 23:54:21
まあ、作家はよくもわるくもアウトサイダーが多いからね。
555 :
吾輩は名無しである:05/03/09 00:20:33
作家も変質してるのかもしれないが
読者っていうのもきっと昔とは違う性質になってるかもね。
書き手も読み手もそれぞれの時代の制約=エピステーメの中にあるわけだから。
ゲームが「文学」になったから。
557 :
吾輩は名無しである:05/03/09 12:21:05
確かにロールプレイングゲームには物語=文学性はあるわなっ。
最近のゲームには、選択肢によって結末が変わったりする物まである。
↓
一方的な結末を強いられる文学よりは、こっちの「文学」の方が面白い。
↓
本(゚听)イラネ。
ゲームに物語があるように、文学にもゲーム性があるんじゃねーのかい?
まあたとえば、ルイス・キャロルの文学なんてゲーム文学と呼んでもいいわけで。
20代だけど目が悪くなると思って、子供の頃からゲームやったことないんだよな。
おそらくゲームにも名作と糞と凡作があるのだろうが、自分にはその区別がつかない。
小説読まない人もそんな感じかな。
小説というだけで読まないヒトいるもんね
アニメというだけで敬遠するヒト(俺)みたいに
563 :
吾輩は名無しである:05/03/09 17:59:59
アニメといっても宮崎映画はスゴイと思う。
世界に誇れる映像芸術だし、文学性もある。
「ハウル」はイマイチという評判だけど。
感傷癖を文学性と取り違えてる奴が多いから。
こういう奴らには何を言っても無駄だから。
565 :
吾輩は名無しである:05/03/09 18:10:08
流れが本離れ叩きになりそうね
宮崎アニメを阿部和重が超えられるかどうかといえば疑問だな。
567 :
吾輩は名無しである:05/03/09 22:55:04
本離れの傾向はあるとしても
それが文学離れといえるかどうかだな。
もともと文学にくっついてる層は厚くはないわけだし。
568 :
吾輩は名無しである:05/03/10 02:22:25
一般ウケが悪いから。
569 :
吾輩は名無しである:05/03/10 02:24:33
んなこたーない。
570 :
吾輩は名無しである :05/03/10 02:35:45
ストレス社会
>>563 ハウルはイマイチだねー。宮崎アニメ随一のかっこいい美男子だけど。
572 :
吾輩は名無しである:05/03/10 22:20:17
ハウルをみに映画館へ行くか、単行本を買うか、それが問題だ。
573 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :05/03/10 22:24:38
古事記から語る?(日本)
それともホメロスから?(世界)
いや、ここは宇宙的レベルで語ろうじゃないですか。
574 :
吾輩は名無しである:05/03/10 23:26:55
ハウルの動く城じゃちょっとパワー不足だが、
となりのトトロは文学の力じゃ超えられまい。
宮崎アニメにはやっぱパワーがあるな。
パワーだよパワー。それがなけりゃ死ぬしかない。
イマジネーションの欠乏した奴がアニメなんかを観たがるのさ。
つまり直接視覚に訴えるものじゃなければ観る事が出来ないってのは
それだけ脳が寂しく出来てるのさ。小説は読者のイマジネーションに
ある程度委ねられるから面白い。最近のはつまんないのが多いけどね。
それでもアニメを観るよりかはマシってもんだな。
・不況続きで実用書が人気
・読む時間が無い
・他メディアの台等
・読解力の低下
通勤時間や帰宅の際の電車の中でも読めるぜ。少なくても
漫画雑誌を読んでいるよりかはマシってもんだろう。
578 :
吾輩は名無しである:05/03/11 16:14:27
本の左上に題名が書かれてると、隣に座ってる奴に見られてそうでいやじゃない?
579 :
吾輩は名無しである:05/03/11 18:14:52
580 :
C ◆7sqafLs07s :05/03/12 22:08:04
文学板ってやっぱこんなもんかね。
581 :
吾輩は名無しである:05/03/12 22:41:45
>580
お前がいうなよ
嘘つき野郎が
582 :
C ◆7sqafLs07s :05/03/12 22:53:55
やっぱこんなもんなのか。わかりやすいサンプルありがとう。
583 :
吾輩は名無しである:05/03/13 20:22:31
>>550 それ言える。安吾や中上のような作家はでないものか。
584 :
吾輩は名無しである:05/03/13 21:03:25
>>575 それ俺が中学のときライトノベル見て思ってたよ
文章だからうえって思ってるのかね
585 :
吾輩は名無しである:05/03/13 21:04:29
586 :
吾輩は名無しである:05/03/14 00:46:24
評論家のおもちゃになったからでしょ。
おもしろい・つまんないでいいんだよ。アニメや漫画がそう受け取られる様にね
それがウンチクばっかりいいたがり、なんか高貴なものミタイナ感じが衰退の原因
587 :
吾輩は名無しである:05/03/14 00:57:25
>586
あほだな。
日本近代文学以降に限れば批評と実作は二人三脚。
坪内ショウヨウの評論に影響された二葉亭シメイの小説によって
現在にまで至る口語文体による文学が決定付けられたんじゃないか。
それともなにかい?
君はそれ以前の江戸時代の戯作や中世の古典のみしか認めないのか。
588 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 18:56:49
うん
娯楽の多様化と、想像力を必要とする小説よりも見るだけで
楽しめるアニメ、テレビのほうが手軽で楽しめる(場合が多い)から。
単純に今の子供は本をあまり読まないよな。結局時代だよ。
590 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 20:09:41
古典は江戸時代で終わり、
文学は昭和で終わったと思う。
現代は現代のスタイルが有るんじゃないかと思う。
「文学」って名前じゃなく別の名前をつけるべきでは?
591 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 20:27:28
「衰退」の意味がわからん。
衰退してるのか?してるとしたら、どういう意味で?
商業的な衰退ということなら、それは仕方がないことだろうし
それがこの芸術の本質的な意味での衰退とは思えない。
社会に対しての影響というような意味でも、それは同じ。
いくつもスレが続いているようだが、この「衰退」という言葉には
ピンとこない。
592 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 22:50:47
「シャワートイレ板」というのが独立した板としてあるが・・・
「文学」は、「シャワートイレ」と同等かよ・・・
その通りかもしれないな。
文学は便意を持った人間を救えるかというとそうじゃないもんな
ウンコを我慢した経験のある人間を、その意識で結びあう機能が文学にある。
>>595 TVのほうがより直接的に結びあえるんじゃないの
>>596 TVでウンコの話をすると、抗議の電話で大変なんだ。
598 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 12:10:13
t
599 :
山猫:2005/05/02(月) 20:25:29
すぐに絶版になるから、だよな。
600 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 20:27:51
うん。
601 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 05:35:01
古井由吉、大西巨人はすんげえけどもはや影響力はない。
高橋源一郎はすでにやる気がない。
ここ二十年の日本を――ポピュラリティに対して――支えてきた
W村上も正直迷走している印象をぬぐえない(半島はおもろかったけど)
川上弘美も安っぽい恋愛ものしか書かなくなった、山田のおばちゃんも
結局セクースしてばっか。まともに『文学』を志向しているのは町田康くらいでしょうか
阿部ちゃんも頑張ってるけど『シンセミア』以外はやっぱなあ……
新人だと、青木ジュンゴなんかは面白いし、糸糸山もそれなりにいいもの
書いてると思うんだけど、やっぱカリスマってほどにはなれないかなと。
幻想のない時代――我々は何を求めていくのか――
電車男が50万部うれて、それに動揺していた文学者(笑。
ついでに感動して泣いた女文学者もいたな。
普段はでかい態度で権威をふりまいているが…
おまえらも含めて、この板のやつらは全部馬鹿。
馬鹿本よんで、一生愚痴ってろ!
603 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 08:40:35
あーい。わかりまんもす。
中原昌也くらしか読めない。
あとはだるいw
まあ、社会に相応しい芸術しか現れないんだろうな。
作家のタレント化
本屋の搾取
軟弱な教育体制
自己実現手段の多様性
こう考えてみると、根の深いのは教育だな。
日教組は無論だが、大学の文学部のていたらくは目を覆いたくなる。
地道な基礎研究消滅
独自の理論構築は絶無
やっぱ国の政策=資金縮小か。センコも公務員でリーマンだし、たなぼたじゃ
競争原理も導入できないし...
お先まっくら。
606 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 23:58:34
>>605 本当にいい流れなら
タレント化→文学の裾野が広がるだと思うがね
読むのに時間がかかるわりに2時間ドラマや映画にできるような話なんだよ
教育とかいうより面白文学がないのが問題
608 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 07:35:04
609 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 08:06:54
言葉が固いから
610 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :2005/05/15(日) 16:11:49
>>591 「未だ生を知らず、況や?」という感じか。
メメントモリってやつだと考えるとどうだろう?
611 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :2005/05/15(日) 16:35:08
ところで、2chって著作権とかどうなってんのかね?
文芸誌は作家の追悼特集なんかやるよりは、
このスレ全部まとめたほうが面白いし、楽だと思うが……。
おー、1b久しぶりじゃん。お元気?
613 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :2005/05/15(日) 16:48:23
メルシ。時下ますますセイショウノダンヌ。
最近どうなってんの?
>>1から読んだけどよくわからん。
著作権は運営側でしょ?当然。
文学板のスレで書籍化されるに価するスレは一つもございません。
他板にはございます。そろそろニヒリズムの問題について解明して
いきたい気分だ。この板に、人間の名に価する者が何人いると思う?
a 1人 b4、5人 c 零 e 機械 f 火星人
>>613 いや、いいスレないよ。
強いてあげるとすれば、
グルの運営?してるデカルトスレ
プロパーが少しいそうなデリダスレ
イクシオンが書いてるブランショスレ。
これぐらいかなぁ?あとは知らない。殆ど観てないんで。
616 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :2005/05/15(日) 17:50:32
>>614 『電車男』の印税は運営に回ったのか……。書籍にはならんと思うが、12まで続いてるし
「文芸誌とネットが時間軸を超えたシナジー効果」なんて書いとけば分量的に雑誌の特集くらいにはできそうだと思ったんだけど。
>そろそろニヒリズムの問題について解明していきたい気分だ。この板に、人間の名に価する者が何人いると思う?
NullPo:「人間」は解決されないか、型ではありません。
>>文藝誌
や ら な い か ?
>>615 最近『方法序説』を久しぶりに読んだので。デカルトへ、メルシ。
617 :
吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 18:18:00
>1
答え:進歩しないから。
>>615 グルは決定的な質問を投げかけられて以来、出てこなくなっちゃったw
いや、おなかいっぱい。
>>616 そうではなくてね、文板の住民は感覚が一世代以上、ベタに遅れている人が多い。
そういう企画が面白そうだ!と思えるのが、まず可笑しい。
文芸誌なんか、別にいらないでしょ。1bは爽やかなキャラなので
大目に見ているんだけどw。
コテハンで恣意的に、遅れてない人をあげてみると
しろうと。おさむ。ヴィンテージっぽく、お洒落だという意味でイクシオン。
あと、おまけで文学王、ローマ字表記との二重コテ使っている人。敬称略。
しろうと氏は、哲コテだけど非常に有能です。
620 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :2005/05/15(日) 19:57:07
>>615 デカルトって哲学板のやつ? 文学板に無かった。
>>619 三世代くらい遅れてる人間が言うのもなんだけれどね。
それをいっちゃおしまい。同じく「死を想って」みるならば
聞いたことも無い御用文芸誌作家の追悼企画とこのスレ、どっちがいいかって話。
>>620 デカルトスレあげときましたよ。
特別VIP待遇ですよw
安岡章太郎
小島信夫
庄野潤三
大江健三郎
北杜夫
三浦哲郎
古井由吉
この作家達が全員死んだ時、日本近代文学は死をむかえる。
623 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 00:57:33
戦後の日本近代文学の主な潮流
三島由紀夫(本格的なデビューは『仮面の告白』以降だが、戦時中から既に作品を発表していた)
↓
第一次戦後派(野間宏、椎名麟三、梅崎春生、武田泰淳、など)
↓
第二次戦後派(大岡昇平、安部公房、島尾敏雄、堀田善衛、など)
↓
第三の新人(安岡章太郎、吉行淳之介、庄野潤三、小島信夫、遠藤周作、阿川弘之、など)
↓
大江健三郎
↓
内向の世代(古井由吉、など)
↓
中上健次
↓
あぼーん
624 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 12:14:42
世の中が利益追求型になって久しい
会社では社畜を通り越して社内ファシズム状態
過労と快楽の両側に引き裂かれた現代人は
もはや真理探究に身を置くだけの、心のキャパシティは持っていません
ゆえに、文学は衰退していきます
読み手も、書き手も減耗していくばかりなのですから
625 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 12:37:53
>>623 おまえは近代も現代も区別ができないのか・・・・・・・・・・語るな!
626 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 12:42:12
そもそも「戦後の近代文学」?
よくわからん
むしろわかれというほうがむりでR
中上以降アボーンなのは同意
ていうかデフォルト化しつつある
628 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 12:49:33
三島由紀夫からはじまるところが(ry&orz
平野みたいなペダント野郎集めて
戦後三巨頭(オーケン、アベ、ミシマ)平成版作っちゃえよ
630 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :2005/05/29(日) 14:55:33
>>629 絵画史のような文字通り目に見える変遷と対比するより、
ヘーゲルによれば、世界史はナポレオンで終わったらしいが、
そういうものとして文学史をみるのも面白いか……、中上で文学史が
終わったという点では一致を見ているようであるし、……。
つまり、文学が「民主化」されちゃったわけだ。
どうも十九世紀後半の衒学の臭いがするけれど。
我々はマルクス同様、二度目の喜劇を目撃するわけだ。
631 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 22:34:13
日本文学が私小説主体だからじゃないか。
暗い
頭でっかち
オナニー
と三拍子そろったものなんて大衆から避けられて当然。
632 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 23:25:09
>>629 平野じゃ無理。
阿部、中原、舞城じゃ三巨匠とはいえないしな。
世界に通用する作家って80年代以降どうなんだ?
大岡や武田は世界に通用したし、
三島はエキゾ趣味から世界に注目された。
安部の幻想性には普遍性があったし、
大江はノーベル賞というラベルを外しても
世界的=地球的視野という面で評価されてる。
中上もガルシア=マルケスらと同じ面で語られもする。
春樹は文学性よりも現代日本社会の解読グリッドとして読まれ・・・
という感じなんだが。
634 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 23:44:44
古井は日本語が共通語になれば世界に通用するという感じなんだが。
635 :
吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 21:46:56
印税が安すぎるからな
量産しなければ食っていけねーだよ
昔の人は恵まれとっただよ
今の時代、文学は暇と金がないと出来ないよ
636 :
吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 22:06:53
日本語が共通語になったら、って?
たいていの日本の作家は通用するじゃん!
ってこともないか。
637 :
吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 22:19:05
大学の文学部の学生見てれば
リアルに実感できるでしょ。
こいつら金と名誉しか欲してない。
政治工作員養成所みたいになってるし…
638 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/20(月) 22:22:06
>>638 日垣隆の「売文生活」によると、原稿料は物価に比べて低く抑えられているとのことです。
640 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/20(月) 22:27:39
>>639 >「売文生活」
ダンカズオがサラリーマンの何十倍もの月給をとっていたらしいね。
ふしぎでしょうがない。
「火宅の人」を読む限りゴミ作家としか思えないから。
知ってて質問するあなたが恐い。
壇一雄なんか生涯、文芸バブルの恩恵を受けたという感じかと。
その反動をいまのズンやわたしが……。
カモン、再び文学ブームよ♪
>>641 「ダ・ヴィンチ」の書評が目にとまっただけでR
文学なんて地味なものの時代は終わった
というより芸術自体が終わった
これからはスポーツ・エンターテイメントの時代だぜ!
文学は終わったらしいですね。
646 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 00:54:29
「おらは死んじまっただー♪」(by文学)
いつの時代も才能のある奴のパイは一定であり
この時代は他の分野に取られてのこりカスしかいない&入ってこない
ってことか?
648 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 02:03:58
文学は確実に衰退の一途をたどっている(断言
649 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 18:12:09
逆にこういう質問もできる象。
なぜ文学はまだ生きながらえているのか?
650 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/21(火) 20:01:59
わたしいま、たったいま、すごいことに気がついてしまった。
ジャンル盛衰の法則。
たとえば文学。近代文学が起こったころ。言文一致体とか。
あのころは文学というジャンルがあまり知られていなかった。
それに読もうと思ってもストックがあまりなかった。
それが終戦、戦後派、第三の新人。
ここらである程度、メニューが出揃ったと。
だから空前の文学ブームが来る。
日本文学全集、世界文学全集が売れに売れた時期。
昭和30年代後半から昭和40年代にかけて。
全集がだせるだけのストックが飽和したと。
さて、村上龍がなんにもないひとでも小説を書いて有名になれることを証明した。
W村上の時代(w 文学の大衆化。
それでさえもう遠い昔。わたしが生まれたころなんだから。
で、現代。ストック過剰。インフレ状態。
一通り文学というものを読もうと思っただけで何十年もかかるくらいの在庫量があるわけ。
それにひとりの読者が生涯で真にほれる作家なんて2、3人でしょ。
これだけ選択肢がRのだから、わざわざ新しい作家を読まなくてもすぐオキニが見つかると。
以上が文学におけるジャンル盛衰の法則でR
漫画もそうじゃない? 手塚治虫がでて、ブーム、衰退。
テレビゲームはわたし詳しくないから。
いまはネット(プログ)では? もうプログの大ブームが来てるの?(鬼嫁日記)
インターネット2ちゃんねるは確実にいまが最盛期。電車男!
651 :
そこもで:2005/06/21(火) 20:05:01
なんかようかきてみたけんど。
652 :
そこもで:2005/06/21(火) 20:09:06
文学の在庫量のことはいいけどよ
賞味期限ってもんもあるんじゃねえかい。
不良在庫ってけっこうあるんと思うんけど。
653 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/21(火) 20:10:12
654 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 20:15:15
ここのかとうか♪
思います。
655 :
そこもで:2005/06/21(火) 20:16:04
俺、本は四冊でいいや。
656 :
そこもで:2005/06/21(火) 20:18:14
名作は名作として価値はなくなんねえと思うけどな
こっとうひんみてえな価値になってくんじゃねえの。
ケータイとかも出てこねえで
「公爵夫人が午後5時に馬車にのって舞踏会に出かけた」
みたいなもんだとよ。
657 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 20:35:06
658 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 22:07:43
まあ「電車男」も本になったりして2ちゃんが今文学の中心かもしれん
そのうち美香 ◆FE5qBZxQnwやC ◆7sqafLs07sの語録が本になるかも
いやマジで
>>655 その四冊ってなに?おせーて、そこもで!
聖書、レ・ミゼラブル、カラマーゾフの兄弟、変身
ボヴァリー夫人、失われた時を求めて、ユリシーズ、嫉妬
哲学の思想も出尽くしちゃったしな…。もうやることがエロしかない。これからエロがやってくる。
663 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 22:32:28
ズンはカラマーゾフの兄弟と変身を選んだか。
664 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 22:32:48
665 :
そこもで:2005/06/21(火) 22:36:47
666 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/21(火) 22:40:13
>>660 「氷点」「飢餓海峡」「しろばんば」「つぐみ」
667 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/21(火) 22:42:24
>>660 「ギリシア悲劇」「シェイクスピア」「ドストエフスキー」「チェーホフ」
668 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/21(火) 22:45:23
>>660 「水辺のゆりかご」「青が散る」「錦繍」「優駿」
なんで? 俺へのレスですか。
670 :
そこもで:2005/06/21(火) 23:22:17
4冊しかいらねえっていうくらいなら
1冊もいらねえっていったほうがかっこええよ。
671 :
そこもで:2005/06/21(火) 23:25:19
そこもで様にいわせっとよう。
この板の人たちは言葉にしがみつきすぎてんじゃねえのか。
672 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 23:31:52
だから文学は2ちゃんねるにその場を奪われたんだってばさー!(断言
673 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 23:32:34
そんなあほな。
674 :
@:2005/06/22(水) 00:03:22
文学という株式会社の株価は下落してるね。
昔の商品ストックで何とか食いつないでいる状態だが
新しい商品開発ができないでいるため
損益分岐点をもはや維持できなくなってる。
675 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/22(水) 19:13:53
先日、丹羽文雄を読み込んだ。
著作は大方絶版。
だけど、過去の文学全集ブームのおかげで安く迅速に作品を入手できた。
古本屋ワゴンの常連だもんね各社の文学全集(w
で、読んだわけだけど、読みにくいのなんのって。
活字が二段組だから。小さい字がぎっしり。
短編小説はなんとか読めても目の負担を考えると長編は……。
そこで考えたこと。
昨晩のレスをあっさりひるがえす。文学ブームなんかなかったんじゃないか。
いや、はい、文学全集ブームはあった。
各社競って文学全集をだして、どれもけっこう売れたという。
けれども、はたしてそれらは読まれたのか。
ありがたい文学とやらを書斎に飾る目的でみんな買ったのではないか。
いまのわたしに読みにくいものが40年前のひとには読みやすかったという理由はない。
あれは文学ブームではなかった。
事実はインテリアとしての文学全集ブームであった。
しかしW村上後、もはや文学はありがたいものではなくなった。
意味がわからないけどありがたいお経のようなものだと思っていた文学は、
実のところその辺にいるお兄ちゃんお姉ちゃんの「だべり」に過ぎないと気がついてしまった。
その結果が今現在ではないのでしょうか。
付記。文芸誌なんていまどき購読しているひとはいますか。
あれも活字二段組で読みにくいったらありゃしない。
少数の購買者も実際はあまり読んでいないのでは? そんな気がしてならない。
インテリアとしては、各社世界(日本)の歴史シリーズとかでも良いワケだから、
文学を選ぶのにはそれなりの理由があったんだろうさ。
日本の一般住宅の書棚は、(世界・日本)の(文学・歴史)全てを集められる程の
余裕はないだろうから。
677 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/22(水) 19:58:58
>文学を選ぶのにはそれなりの理由があったんだろうさ
だから、当時、文学はありがたいものだと思われていたのかと。
これからはスポーツと芸術の融合だ!そんな時代が来る!もうすぐそこまで来ている!
679 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/22(水) 20:21:18
680 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 21:06:25
まあ、文学ブームはあったろうね
インドア派学生の多くがきそって本を買って読書してた時代が。
良質な(コレクションに値する)ソフトが本(活字)だけだった時代…
ここ20年位は、CD、DVD、HDDなどによって、音楽や映像も手軽に収集
できるようになったので本を集める学生が減ったんだろね。
でもインドア派青年の比率は変わってないと思う
上記のように趣味が分散しただけ、と、おもってる。
>>679 全然違います。そんなの知りません
いまさら文学やる奴ははっきり言って馬鹿だな
感覚が大幅にずれてる馬鹿としか思えない
今読むんだったら、世界的名作と、ノーベル賞受賞作と、国内的名作で十分だろう
682 :
そこもで:2005/06/22(水) 22:29:58
からたにの近代文学終焉説は
あんごの堕落論を意識してんじゃねえの。
馬鹿ですいませんね。
?
685 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 23:18:12
そこもでは鋭いな
柄谷は安吾好き
686 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 00:02:15
あんごおおおお
687 :
そこもで:2005/06/23(木) 00:13:29
>>670 好きな本がすでに三冊くらいあんだよ。
あと一つは、とりあえずマージンとっとくんだよ。ばーか。
688 :
そこもで:2005/06/23(木) 00:14:47
>>671 っつーより、辺に誰々が言ってた何々論みてーなんにとらわれて、
思考停止におちいってんじやねーかって懸念はあんよ。
689 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 00:53:59
そこもで様はどんな本が好みなんだい?
690 :
C ◆7sqafLs07s :2005/06/23(木) 02:00:26
誰々が言ってた何々論に囚われないようにしようとするあまり
思考停止してる人もいるみたいだね(笑)
691 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 03:53:37
一般論としてだが、便利な言葉はあまり使わんほうがいいのではないかな。
例えば、「思考停止」とかね。
これって平たく言うと「どーして俺のいうことに賛成しないんだ。馬鹿か?」
というのを四文字言葉で言い換えただけだろう?
692 :
そこもで:2005/06/23(木) 05:45:54
>>691 場合によってはそうだな、
けど少なくとも俺は「賛成すべき俺の言うこと」とかはいってねーし
反論として用いてるんでもねえから。
あくまでも、ケースごとに判断すんこったろ。
一律に決め付けられるもんでもねえ。
とはいえ、確かにそういう使い方してる奴もいんな。
とりあえず思考停止と言い返しておこうみてーな。
バーカって品がないですね。
694 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 18:16:14
そこもで様は返しに品があらあな。
そこもで様大人気
村上春樹が売れた時点で文学は終わっています。
697 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 20:43:14
696はするどいな
698 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 20:58:06
>>696 春樹はオチの書けない作家であるが、作品の雰囲気は非常に良く、
読んでいて心地が良いので、売れるのは当然だと思う。
問題は、実力のある純文学作家が出てこないこと。
そこもで様はこの問題についてどう思いますか。
Cさんは答えなくていいです。
実力のある純文学作家を要請するような社会というのは俺は嫌だ。
701 :
そこもで:2005/06/23(木) 21:08:42
春樹っつーのは昔でいう大衆文学みてーなもんじゃねえの。
たいして読んだことねえけんど。
福田和也は春樹を絶賛してるけど
703 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 21:15:17
大衆批評家
704 :
そこもで:2005/06/23(木) 21:17:32
>>699 村上春樹とか読んでねえし。
けどアレだろ。おめーらがいう文学の範囲が固定しなきゃ
なんともいえねーだろーが。
まー本屋で売れなきゃ出版できねーんだし。
出版自体は多様になったぶん、わざわざ売れねえもん出す必要ねえわけだし。
だいたい、単行本買うならDVD買えるし。
文庫なんか利幅ねえから、よっぽど大衆ねらいだし。
他のもんがあるぶん、
文学ってのがジャンルなら、資産の積み重ねがある分、
いまさら文化人ぶった感じの奴しか、んなもんいらねえんじゃねーの。
村上春樹は登場人物の心情にそくした風景描写が絶妙だと思う。
706 :
そこもで:2005/06/23(木) 21:21:12
どの点で「絶賛」するかが問題じゃねえの。
「時代の雰囲気を見事に反映した」点とか、
「純文学の反措定として読者層を広げた」点とか、
「作者視点の私小説から読者視点の私小説へと転換した」点とか
よく知らねえけど。
そこもで様はなんというか・・・まともな人だ。
作家で稼げる奴って羨ましいなぁ
井伏鱒二の取材に応じた人が、広島のTVでのインタビューで、
「自分が書こうとして書けなかったことを書いてくれた」
と言っていたことが印象に残っている。
リアリズムの手法で書く人間にとって最高の讃辞だと思った。
710 :
そこもで:2005/06/23(木) 21:38:36
だって、文学とかって、昭和の中盤までのイメージだ、なんか。
そーゆーのって、学生だろ支えてたのは。
映画館いくか、友達と喫茶店や居酒屋でくっちゃべるか、本読むか。
なんつー、わりと選択肢ねえなかで。
いまDVDもあんしゲームもあんし、特に金持ちじゃなくても車買えるし。
パソコンあるし、ネットあるし、女子高生のスカート短いし、トイレいきてえし。
暇潰しが増えた。
>>709 井伏は「リアリズムの手法で書」いているんですか?
そもそもあなたのいう「リアリズムの手法」ってなんですか?
>>712 リアリズムとは、「さもありそうなことを、普通のことばで書く」ってことさ。
◆◆◆◆ あなたも取り締まりの対象です ◆◆◆◆
お願い力を貸して。・゚・(ノД`)・゚・。「人権擁護法」はネット弾圧の表現規制法
|
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J 人権
/V\
/◎;;;,;,,,,ヽ
_ ム:::(;゜Д゜):| ドキドキ
ヽツ.(ノ:::::::::.:::::::.:..|)
ヾソ::::::::::.:::::::ノ
` ー U'"U'
個人のサイトや表現を規制し、特定団体の利益を優遇する悪法が成立しそうです。
あなたが反対してくれるのなら、このコピペを他のスレに貼って危機を広めて下さい。
ネット規制ではニュー速VIPが潰されてしまいました。
人権擁護法が通ったら「2ch閉鎖」も・・・
なんだ、それだけか。
馬鹿だっていわれてるんでしょ
鈍い人ね
そうかも知れないね。
馬鹿に馬鹿と言われたかないよって答えようよw
高山和彦は馬鹿
競馬にはまってる43才無職
毎日2ちゃんねる
721 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 00:43:32
印税だけでは喰って生けないのよねん。
初版8000部、1500円の単行本出しても印税は、120万円。
毎月出版する勢いで書かないと、餓死しますよ。
いい作家が生まれる環境、いい作家に育てる環境が無いのよ。
リアリズム・・・
723 :
そこもで:2005/06/24(金) 01:03:07
「さもありそうなことを、普通のことばで書く」ってか。
ズンのいうリアリズムってーのはちと違うんでねえの。
普通に感じられるはずのものが、普通に感じられていねえから
それに気づくためにリアリズム芸術があるっつーか。
>>721 っつーことはセカチューの印税は4億5000万かー
725 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 01:40:31
双方向性の欠如が原因だな。テレビも文学もネットには勝てない。
>>720 「43歳無職」は間違いだ!
そこだけ訂正してくれ。
727 :
そこもで:2005/06/24(金) 19:25:25
「テレビも文学もネットには勝てない」ってか
ここに書き込んでる人らは
小説読むよりも2ちゃんねる掲示板のほうが
おもれーっつーことか。
728 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 19:27:19
726
訂正するけどじゃあ何歳?仕事はなに?
729 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 19:31:37
ズンはその昔イケメンだったらしいぞ。
才能ある奴が今の文学なんて糞みてえな物をやろうと思うはずがねえ
文学なんざ完全に時代遅れ
そんなことにも気づかない馬鹿で才能の無い奴がやるだけ
ちゃんちゃらおかしいわ
文学でいくら綺麗な情景描写をしようとも映画の方が全然綺麗
文学は完全に過去のもの
映画と文学を比べる自体ちゃんちゃらおかしい。
733 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 21:37:28
そうかズンってこういうヴィジュアルだったのか
まあ、頑張って名作書いてくれ
734 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 21:37:46
ズンはイケメンだな。
昔のイケメンは文学をやってたらしいぞ。
イケメン=イケナイメン
736 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 22:18:22
ズンは出版社から注目されてるらしい。
>>731 情景描写の比較なんかほんの一例なんだよ。文学はとっくの昔に終わってんだよ
738 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 22:24:15
739 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 22:25:50
文学がまだ生き長らえているのが不思議だ。
まあ、映像で思考することはできないから映画に小説が駆逐されることはないだろ
ところで
>>730は当然映画をとってるわけですね
741 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 22:29:29
742 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 22:47:18
電車男が最高の文学!
>>738 だから映画との問題だけじゃないんだよ。文学はあらゆる分野より劣ってるんだよ。要するにダサイんだよ。
文学でまだ力があるのは思想の部分だけだな。いやそれも弱いな。
>>740 映像で思想を表現することも出来るが?
撮ってないよ?ただ文学より映画の方が優れていると思う。
もはやビジュアルの時代だ。文学はとうの昔に終わった
744 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 23:19:48
>>743 映像って描写はしてないんだな、単に映ってるだけだって
文学の描写と全然違う
>>743 いや、そうでなくてこういうコミュニュケーションも全部言語だろ
あとラジオとTVがでてきても新聞消えなかったじゃん
メディアとして唯一のものでなくなっただけで全否定はどうかと
目の見えん人もおるからね。
747 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 23:46:08
で、目が見えない人は字も読めないんだが。
>>744 文学のどんな優れた風景表現でも、映像の優れた風景表現にはかなわない。と俺は悟った。スケールが違いすぎる。
映像の情報量の多さにはかなわない。文学は完全に映像に負けた。
>>745 コミュニケーションは文学じゃない。芸術としての文学は完全に終わった。
新聞はテレビより多くのニュースを載せられるからでしょう。
社説を載せたり。言葉はもはや思想しか優位性が無い。
新聞は文学ではなくただの情報源。情報量もテレビには遠く及ばない。
戦争の現地の映像が見られるのだから。
もはや
テレビ>>>>>>>>>>>>>>>文学
になってしまった。文学は完全に廃れた
>>748 あんまり映画には詳しくないんだけど、お前が映画しか見ないのは判った
それでも、あんまり変わんないと思うよ。芸術、つまり書き物の中で文学の占める位置とおなじように
映画の中でそういう芸術を志向する作品は、やっぱりさびしいんじゃないの?
ゴダールとかあんなに有名なのに売れているイメージないし
750 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 00:35:57
頭の中で、言葉から受け取ったものを描画が出来ていないだけ。
752 :
無にゃ:2005/06/25(土) 01:13:02
芸術は媒体を選ばない。概念が美しいじゃん。
正直自分は映像で感動したことないし、映画に芸術を求めてない。
これから先出会うかもだけど。
光の無い映像とか、音の無い音楽とか。モネ、ドビュッシーとか。
ボードレールとか。そういうのに魅かれる。俺は。
なもんで総合芸術的なモノにあんまり興味ない。
もし俺が感動する映画があるとしたら、音楽か、文学、絵のどれかに感動するんだろう
どうでもいいけど
753 :
そこもで:2005/06/25(土) 01:17:54
そんじゃあー本質的なしつもんだけどな、
一体おめーらが文学ってもんに求めてんのは
一体何なんだっつーことからいわねえとな。
ひまつぶし、娯楽、感動、快楽、感情移入か?
754 :
無にゃ:2005/06/25(土) 01:29:03
どーでもいーだろー・・・・
755 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 01:30:54
権威とか金かけて工作したイメージとかだけで
中身の伴わない作品で
金儲けして
もうその限界が来てるってだけだろ
これからは嘘がつけん時代やで
全部丸見えだ 本当のキレ者は表舞台には出ない
>本当のキレ者は表舞台には出ない
嗚呼、こんな風につぶやいて自分を慰めている
ヒッキーを想像するとかわいそうで涙が出るね。
>本当のキレ者は表舞台には出ない
本物は表舞台に出ると思う
758 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 09:38:53
でもさ、作家志望の香具師にとっちゃ
文学は衰退してもらっちゃこまるよな
759 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 11:37:29
セカチューが売れたのは運が良かったんだろ?それとも宣伝が成功したのかな。
質が高かったわけじゃないはずだ
760 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 12:43:00
ベストセラーは他メディアとのリンクによってしかうまれない
761 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 14:04:48
もはや日本文学は書くことが恋愛しかなくなった。日本文学は終わった
762 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 14:20:39
死ぬか、恋愛しかないなんてねえ・・。
登場人物が死んで感動させられるのは嫌だ。
763 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 14:29:32
日本文学は一度滅んだ後、戯作精神に回帰して蘇る。
764 :
そこもで:2005/06/25(土) 14:35:41
登場人物を死なせるストーリーか。
そんじゃあ俺なら「文学」を主人公にした小説でも書いてみっか。
765 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 16:41:14
文学がなくなることなんてないって
はやることはないかもしれないけど
766 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 17:25:13
日本の小説は滅びるかもな
767 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 17:56:10
もう滅びてるよ。
村上春樹を積極的に嫌悪するヒトの典型ってスレにキチガイ粘着が湧いてる。
誰か答えてやりなよ。
馬鹿がうつりそうで答える気ない。
768 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/25(土) 18:12:42
盛り上がったのはわたしのおかげ?
わたしわたしわたし♪
先日、文芸春秋、村上龍芥川芥川賞受賞号を立ち読みした。
つまり選評を。安岡以外みんなほめてるのには驚いた。
宮本輝なんてとても受賞者への選評とは思えないように悪罵されているのに(w
769 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/25(土) 18:23:44
芥川賞直木賞の選評だけ第一回から現在のまで出版してくれませんかね。
作家(選考委員)の才能とは別の「眼力」がわかるかもしれません。
今までにも山ほど不運なひとがいたのでしょうね。
あそこで芥川賞をもらえなかったから筆を折った、みたいな。
でもそれがかえって当人には「幸福」の布石になったのかもしれないのだからわからないものです。
人生も、文学も。
770 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/25(土) 18:28:19
>>768 訂正)→このスレが盛り上がったのはわたしのおかげ?
>>769 その名もずばり「芥川賞全集」というのが出ています。
受賞者が増えるたびに順次公刊されていますが、
数作品が一冊にまとまって出るので最新作がいつ読めるのかは不定。
私としては大江健三郎が開高健に敗れた回と、
見事リベンジを果たした次の回あたりの選評が面白かったです。
ごめんなさい「選評だけ」の本を望んでいたのですね。
773 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/25(土) 18:50:04
>>772 うん、ズンちゃんたら……。
「芥川賞全集」くらいは知っています。
いくらわたしだって。
むかしの選評を見るのは「文学」(そんな学問がRとすれば)の勉強になる!
いかに文学なるものがあやういものかと寒気すら……。
宮本輝と一緒に芥川賞を受賞したかれ(かんのじょ?)はいまどこに?
774 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/25(土) 18:56:22
>私としては大江健三郎が開高健に敗れた回と、
>見事リベンジを果たした次の回あたりの選評が面白かったです。
文学オタクってキモ……キモくない! 最高でR
わたしは文学部教授よりズンに師事したいくらいです。
くらい、です。くらい、ですから。程度の問題ですよいいですか?
775 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 18:56:45
権威ごっこ プゲラ 死ぬまでヤッテロ
もうテレビの情報の権威が陥落したのに
まだ執着してる馬鹿はタイタニックだな
776 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 19:11:40
レイプ大学早稲田+筑紫売国哲也
芥川賞+菊池寛在日朝鮮人秘書+創価学会
777 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 19:41:50
おめーらまだ時代遅れの文学なんかやってんのかよ。呆れて物も言えんわ
778 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 20:21:51
ズンはその昔もてたんだって?
去年和歌山県新宮市で開かれた熊野大学に行ったんだが、
中上健次の13回忌の節目ということもあって参加者も多かった。
シンポジウムのテーマは、「中上健次と近代文学の終り」だったよ。
もちろん柄谷行人の発案なんだが、そこで柄谷が言ってたのは、
中上が生きていたらおそらく文学はもうやめてただろうということだ。
ラインハルト・バウムガルト(Reinhard Baungart)ってのが
『文学との離別』というのを書いているんだが
おそらくこの板で読んだことがあるのはおいらだけしかいないだろう。
アドルノ、カフカ、ゲーテ、ブレヒト、マンらが取り上げられてるが
この板の住人はアドルノも読んだことはないだろうからな。
782 :
そこもで:2005/06/25(土) 20:43:15
783 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 21:17:28
そこもではアドルノも読んでいるのか!?
784 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 21:34:35
>>757 俺は音楽畑の人間なのだが、
アーチストたちが作詞作曲を自分でやってると思ったら大間違いやし
ましてやプロデューサーなるものたちでさえない。
つんく?秋元康?小室哲哉?
みーんな名義貸し商売みたいなもんですよ。
私は、モー娘。のラブマシーンをつくった人を知っているが
あーいうブームの仕掛人みたいな人は、表にはゼッタイ出てこない。
本物の悪人は、名前と顔は、絶対に売らない。
785 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/25(土) 22:12:02
ヨンダくん?
786 :
そこもで:2005/06/25(土) 22:58:39
787 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 22:59:39
111 :名無し物書き@推敲中?:04/11/11 11:11:12
11月11日11時11分11秒に111をゲットすれば
俺様はスティーヴン・キングを越える!
112 :名無し物書き@推敲中?:04/11/11 12:07:26
(プ
113 :名無し物書き@推敲中?:04/11/11 12:42:09
惜しかったね……
788 :
そこもで:2005/06/26(日) 00:02:24
アドルノは知らねえがアドルフは知ってらあな。
789 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 00:31:46
大江や中上よりも春樹の読者が多いのは仕方ないが
島田や高橋なんかをのさばらせてるのが情けないな。
790 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 01:38:35
791 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 01:58:02
スガや福田がのさばってるほうが情けない。
792 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/06/26(日) 05:03:34
793 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 18:23:42
大江読んでる人みかけたら
かなり警戒する
自分の知り合いがそいつと接触しないように気を配る
ここにも大江コンプレックスの2ちゃんねらー出没か。
795 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 20:50:05
>>784 つんくは怪しいが、小室は自分で作ってるんじゃないの?
あんなダサイ曲小室しか作れんような気がする
796 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 22:00:29
秋元康の作詞がほとんど別人の作詞家が手分けしてやってたの聞いて
ちょっとショックだった記憶が…
プロデューサーまでゴーストだとは思わなかったから。
電通って悪魔的だ。
797 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 22:04:36
文壇が歪んできたのも、広告代理店との結びつきが
強まってから。中身よりも宣伝やデザインで
売り上げが左右できるようになってから
歪んでいった。書く方だってそりゃばからしくなるでしょ。
芥川賞って冠だけで売れたり、怪しい評論家が現れて
明らかにつまんない作品を傑作だ!とか言ったり
何も信用できなくなるよな。
腰を据えていいもんを書くぞ!なんて思えるような
環境がないってだけだ。
人間の知の質なんてどの時代も大差ないはず。
>>797 >中身よりも宣伝やデザインで売り上げが左右できる
>怪しい評論家が現れて明らかにつまんない作品を傑作だ!とか言った
そんなこと、古今東西、あらゆる時代通じて当てはまっちゃうよ
ただし、古典としていつまでも古びない生命力を保つ作品はごく僅か。
創作物も生命体と一緒で、短命か、長生きするかの差は大きいと思う
そして当然のことながら、必ずしも長生き尊からず、短命卑しからずっ。
てことで、
>腰を据えていいもんを書くぞ!なんて思えるような環境がないって
とか嘆かずに、ぱっと咲いてさっと散るのもよしとしてがんばれよ。
799 :
吾輩は名無しである:2005/06/27(月) 04:42:55
>>798 は、マスメディア論をもっと勉強するべし
800 :
吾輩は名無しである:2005/06/27(月) 13:15:55
日本の文学は終わってるが、海外の文学は終わってないの?
801 :
吾輩は名無しである:2005/06/27(月) 13:23:48
802 :
吾輩は名無しである:2005/06/27(月) 18:26:43
そういえば、電通文学にまみれて、って本があったな。
803 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 00:56:27
804 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 15:01:44
りさの作品をちょっと目を通してみたけど、
あれは文学とは言えないと思った。
偏差値が上の高校生ならその気になれば誰にでも書けそうな文章だ。
ただ、安易な表現しか使ってないから、一般の中・高生には受ける内容なのは確かだろう。
だけど、芥川賞ってもっと大人向けで真剣に世の中を論じる作品に与えられる賞だと思ってたのに、
こんなおこちゃま向けの作品に与えられるなんて驚きを通り越して怒りすら感じる。
国語の教師がいうには、小説得意な人は国語が苦手なんだそうです
二年のセンター試験で良い点とるには、小説は捨てろとおっしゃっていました
ガッ
807 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 17:48:51
808 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 07:40:21
文学ではなく小説が衰頽して居るだけだ。
小説は衰退しとらん。
文学趣味が衰退しとるんだ。
810 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 12:44:28
パピヨンはどこいったー?
811 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 19:55:59
ていうか読者が腐ってるから
生活のためにツマラナイ本をマンセーして
買ったり、自分のブログで宣伝して小銭稼ごうとしたり
もうめちゃくちゃじゃん…
評論家も俗っけの強い風見鶏ばかり…
どうやったらこんな環境でマトモな作家が出版社をマスメディアを通じて
育つの?
本当の文学を本気で目指してるなら、媒体を考えるべきだね。
今は、自分自身でそういう場所も開拓していく時代なんじゃないのかな?
産みの苦しみの時代なんだと思う。
新しい型のオピニオンリーダー、文学のステージは別にある。
ここではない。
小説なんか読んでると馬鹿になるよな
君はだいぶ読んだんだな
814 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:06:49
川端がノーベル賞を某変人の代わりに受賞したころから衰退してる。
フランスの変態が受賞拒否さえしてなかったらまだ分からなかった。
815 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:48:08
だいたい文学って権威と逆行するものでしょ
矛盾しまくってる
816 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:51:13
≪「事実」はたしかに、作家にとって゛取り扱い注意゛の危険物である。だが、
「現実感」を付与するだけでなく、読者の社会的な関心を挑発して活力を与え
る源泉でもある。小説は「路上を持ち歩く鏡」だ、というよく知られた定義が誰
の言葉か私は知らない。しかしそれは、小説というジャンルがもともと,市民社
会のスキャンダルを映し出す機能を持っていたことをしめしている。スキャンダ
ルへの「のぞき趣味」を喚起するからこそ、小説という新参者は、,近代市民社
会の中心的な文学ジャンルとして成り上がったのである。小説は、詩や演劇
や物語といった由緒来歴の正しいジャンルに対して、もともとうさんくさくてい
かがわしい成り上がりものなのだ。≫
井口時男『八十年代以後―大江健三郎と中上健次』(「新潮」3月号)
817 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:51:21
自分の言葉に権威を持たせないと
誰も自分の言ってることを聞いてもらえない
だから嫌だけど、賞とかとるために俗才も身につけて…
って感じで結局、ミイラトリがミイラになってんたんだよね…
貧乏人とか功名心の異様に強いやつは大抵、とりこまれちゃう。
金と権力に抗えず、迎合。
本は読めればそれでいいんじゃないかな?
819 :
そこもで:2005/06/30(木) 22:52:27
「のぞき趣味」をもっと喚起しなきゃあかんっつーこったな。
820 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:55:42
「のぞき趣味」のニーズはテレビやネットに奪われたってこったな。
821 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:55:51
そして二律背反みたいなスタンスがまるで
大人であるかのように評論家を使って洗脳してきたわけだ。
そもそも文学なんてものは、青臭くなきゃ価値がないはずのものだ。
ガキだとか、基地外とか、ハシカとか評されてる文学の中に
本物がある。
狂った世の中における基地外扱いは、気が確かって証拠だからね。
822 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 23:00:35
衰退してるんじゃなくて、飽和状態にあるんだよ。
もう充分、出し尽くしたんだよ。
これからの時代は、贅肉をそぎおとしていく時代。
余剰を削ぐ、本物を見極める目を持ち、
似非文学を糾弾、排除していく時代。
もうニッチビジネスみたいなくだらん小説なんて書くなよ。
ゴミが増えるだけ。それよりも、これからは分別の時代だから
ゴミを減らすことだけを考えましょう。
大切なものが見つかる筈。
823 :
そこもで:2005/06/30(木) 23:09:46
大衆はゴミが好きなんだっつーこった。
燃えるゴミだろうと燃えないゴミだろうとな。
824 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 23:26:17
>もう充分、出し尽くしたんだよ。
なんかちょっとわかるキガス・・・
825 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 23:27:46
もう出がらしってことかい。
!!!! この前、旦那とのセックスの後で
”おまえってもう出がらしだな”ってボソッと言われたの…マジデ
ショックだった。彼は冗談半分で言ったみたいなんだけどキズツイタヨ・・・
だってブッチャケ彼とのセックスに秋田んだもん・・・
アエギ声とかリアクションが味気ないからって・・・デガラシなんて酷い・・・
スレ違いだわね、スマソ
827 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 23:41:03
茶漉しに残る出涸らし・・。
828 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 18:00:56
でがらしもんじろう
本にID制導入されて、ネットショップのシステムが進化して
本屋は、ショールームとか受け取りカウンターみたいになっていくと予想。
本好きの中心的な人達は、広告とか書評とか見なくなってる。
皆、実際に呼んだ人間のレビューを当てにしてセレクトしてる。
本に属するものを不用なものは続々と淘汰されていく予感。
これからは増やすことで儲けるのではなくて
減らすことで儲ける時代。モノが多すぎて悲鳴をあげてる。
思考停止してる。デスクトップがごちゃごちゃ、メモリ増設限界。
夢の島状態。
今時ヒットしてる本なんてどこか昔の名作のリメイクだし
そんなもの読むなら、その名作を読んで、劣化コピーなんて
捨てた方が世のため人の為文学のためなんだけどね
830 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 19:44:53
古典だけ読む隠居生活ってか。
831 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 01:08:01
俺は文学は好きになれそうにないから教養の為に読む。これ最強
かつて山本夏彦がこう言っていた
健康な人は本を読まない…
833 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 01:51:08
現代文学の動向を知るにはどうすればいいんだろう。
この前先輩に「マグレブとクレオールが今すごく大事だおー」
って言われて、こやつはそうした情報をどこから入手してるんだろうとおもた。
つーことで、今この瞬間の文学の動きを知るための方法を教えて。
どうもこの国にいると世界の動きから取り残されていく気がする。
おすすめの雑誌とかあったら知りたいな、できれば日本語で。
834 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 02:04:11
タビンチ嫁
836 :
833:2005/07/02(土) 02:18:23
>>835 そんなことやってたらセカチューかローレライを読まなきゃいけないじゃないかっ!!
837 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 14:36:27
>現代文学の動向
やっぱ「海」とかかな。
スレタイがら抜き表現な件
840 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 18:27:54
マグレブとクレオールが云々されてんのはフランス文学だけじゃね?
841 :
833:2005/07/02(土) 22:59:29
>>837 海って廃刊じゃなかった?
今ぐぐっても出てこないし
>>840 どうなんだろう。
でもポスコロは世界的な動向になってるわけだし、
マグレブとかもそこにカテゴライズされるから無視できない希ガス
842 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 23:22:53
833はどんな雑誌読んでんの?
843 :
833:2005/07/02(土) 23:25:03
でらべっぴんです
844 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 23:51:06
おいおい、おれといっしょじゃねえか。
ビデオボーイ、ベストビデオ、Linux World
846 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 23:59:39
作家のレベルが下がる→その作家が選考委員になる→
さらにレベルの下がった新人が出てくる→その
作家が選考委員になる→以下同じ。
三島が死んで残念なのは、段違いに優れた批評家が
いなくなってしまったことだ。
847 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 00:08:47
848 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 00:27:50
>846
最後の2行意味不明だな
849 :
833:2005/07/03(日) 02:43:38
>>842 文学界、群像、ユリイカ、(まれに)現代批評、ジャンプ、マガジン、
メンズノンノ、近代麻雀、(たまに)ニューズウィーク
くらいかなあ。群像は飛ばすこともある
『アメリカの夜』が掲載されてた時はあほくさ、って思って買いませんでした
850 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 09:03:39
>>849 『アメリカの夜』をわからないんじゃ文学センスないぜ。
851 :
833:2005/07/03(日) 11:38:17
あ、あれ面白かったの?
5ページくらい読んで「箱男やん」って思ってやめちゃった
852 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/07/03(日) 11:43:56
文学衰退を論じる前に出版不況をなんとかすべきなのではないでしょうか?
853 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 13:41:33
2chやめて、本読めよ。
854 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 16:59:00
851詳しく
855 :
N:2005/07/03(日) 22:35:16
しばらく見てなかったが、part12は進みが遅いんだなア。
三島由紀夫の評論に「小説とは何か?」という力作(晩年に書いた)があるんだ
けど、それによると、テレビの出現でダメになった、と書かれてあるぞ。思いっ
きり要約して述べるとだけどな。
1.テレビやゲームなどの娯楽の普及によって「小説」は読まれなくなった。
(読む側の衰退)
2.作家の質が落ちた(以前は東大当たり前の時代)。&書くネタが出尽くした。
(書く側の衰退)
と、これで、まア「文学の衰退」は決定的なもんだな。
吉田修一、島本りお、綿矢りさ、平野に舞城に・・・、こんな人達の書く作品に、
あなた方、千幾らも出して本買えますか? 買えないだろ。
ちょっと以前だったら、吉行淳之介なんて大物も残っていたのに。まあ、ギリギリ
大目に見て、「平成」になってから「日本文学」は完全に終わったと思ってる。
理由は、上記に書いた事の他に、「先輩作家から徐々に受け継がれていった流れ」が
平成で完全にブッチ切れたからだ。
856 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 22:45:23
難波ちゃん久しぶりじゃん。
857 :
N:2005/07/04(月) 00:23:03
>>856 ガハハ。 バレバレってやつか。 おぬし、このスレに長くいるなア(微苦笑)。
ついでに書くと、
>>852の意見じゃないが、今、ホントに文学雑誌の採算が全然
取れんからなア。「新潮」に「群像」に「文芸春秋」に。赤字なんだけど、意地で
続けてるだけなんだから。出版社のお荷物状態だろー。
文庫本だって売れないから、新潮社なんか、どんどん絶版にする。
今、小島信夫の文庫本探してみー。講談社文芸文庫でかろうじて有るくらいだろ。
それも「抱擁家族」くらいだよ。ヤバイゼ。
吉行淳之介だって開高健だって、死んだとたんに本が全く消えちまった。
村上春樹だって、死ねば作品はたちまち絶版になるだろうしな。
つまりは、もう「時代を超えて残る作家がいなくなった」ってこと。
死んでも残る=文豪。
やっぱ三島までなんだよな。そういう意味で最後の作家は。
島田なんとかの新しい本の宣伝に「文豪が・・・」なんて付いてるけど、やめて
くれよ、「文豪」の定義が間違ってるって。
誰か、本物の実力持った超大型新人でも出てくれよ!
そしたら、少しは文学の世界も面白くなるんだがなア。
(平○啓○○みたいに、作られた”偽の”大型新人は勘弁してほしいがな)
>つまりは、もう「時代を超えて残る作家がいなくなった」ってこと。
山田風太郎は?
まずは青空文庫を流行らせよう
860 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 18:15:24
青空文庫がこれ以上流行ったら
ますます出版社は赤字。
861 :
吾輩は名無しである :2005/07/04(月) 18:34:22
青空文庫なんて誰も見てないだろう。
それより現役作家の力の無さが目立つ。
時代小説なんか、司馬遼太郎や池波正太郎が亡くなった後は
それに代わる作家がいない。それで無惨な物。
862 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 18:38:28
文豪も文壇ももはや死語だしなあ。
文壇って言葉この板以外じゃ目にしたことない。
863 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 18:41:31
ビジネスとして書いてる香具師が大杉なんだよ、ボケが
映画もそう。
そりゃ金儲けは否定しないが、プライオリティに
金優先しすぎ。
865 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 18:56:18
>>863 だな。ビジネス指向だと妥協妥協で奥歯にものが挟まったような
文章しか書けなくなる。ネット馴れした世代には嘘っぽい印象に
感じられる
866 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 18:29:53
ビジネスの土台にならない本が多すぎるんだよ。
金儲けしようとしても、残骸みたいな本なら売れもしない。
時代小説が司馬遼太郎や池波正太郎以降ふるわなくなったように、
文学も夏目漱石以降は衰退している。
世代交代がうまくいってるのはミステリーだけ。
867 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 19:17:39
>>866 ミステリって、そんなに上手く行っているのかい?
出版社が言うには、「ミステリはもう売れない」らしいが。
868 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 23:19:39
文学も終わったが出版界も終わってる。
和田秀樹や斎藤孝みたいな奴が銭稼ぐためにセコイ本量産するだけ。
出版社もどんどん書かせている
869 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 23:32:20
そんじゃあ、
文学が隆盛している状態ってのを
誰か想像力を駆使して描いてみてくれ。
870 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 23:40:11
>文学が隆盛している状態
満員電車の中で大学生もサラリーマンはこぞって文芸誌を読みふける。
もちろんジャンプなどのマンガ週刊誌は赤字。
女子高生のほとんどは阿部和重のオッカケ。
OLが結婚したい人の職業トップは医者でも弁護士でもなく小説家。
小学生の将来の夢も野球選手やサッカー選手を抜いて作家が一位に!
871 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 23:40:33
>>869 ドスト、プルースト、ジョイス、カフカ、トルストイ、バルザック級の作家ゴロゴロ
そいつらが酒場に集い、吉行ばりに女遊び。
872 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 10:54:10
「やれやれ」と首をふった。
873 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 15:09:09
マジレスすればネタ切れに尽きる
874 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 15:17:06
でもさ、気のせいか、最近読書してる若い奴増えてないか???
電車の中で本読んでる奴って一時期より明らかに増えてるぞ…
俺もそうだけど、ここ最近になって読書に目覚めた。が本屋では本は買わない。
ネットで良さげなのをamazonレビューみたりして選別してから
古本屋で捜すか、オークションで安く買う。そして良さげなのは大抵
昔のやつが多い。
875 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 15:31:14
本読んでると書きたくなってくるけど、
最近は、ブログとかあるから、そういう衝動が簡単に
吐き出せてしまい、小説家になる!!みたいなところまで
モチベーションを高める人はいないのかも…
純粋に何かを書きたいと思ってる人は、ブログとかホムペの方で
匿名で吐き出して、それ以上は望まない。
今時小説家になりたいって人の場合、
俗っけのある、功名心とか虚栄心が強い人、
権威が欲しい、権力が欲しい、目立ちたいとか
そういう欲が強い人ばかりがなりたがってるような気がする。
だから、タレントみたいな目立ちたがりな人とか、
変態とかアブノーマルやマイノリティであることをウリにした
人がばかりが中身のない過激なだけの作品を書いてる。
衰退したんじゃなくて、ディープなネタ抱えてる文才のある若者が
出版社を介さずに自分を表現する場所を見つけてしまっただけかと。
近頃、有名作家がブログはじめたけど、あれは自ら自分のブランドを
落すような行為だね。たいしたことないことがバレちゃいますよ。
印字で装幀があって本になって様になる。
例えば、村上春樹の文章の一部を他板のなにがしのスレッドに
引用伏せて、コピペしてみればわかる。
キモイとかレスかえってくるからね。
>>874 Webで活字媒体の面白さに目覚め始めたのかも?
活字が以前より身近になっているのかも知れない
それに今は書店にいかないでも通販サイトで手軽に検索&購入できるしね
参考になるレビューもネット上に溢れていて目移りしてしまう程だ
877 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 18:04:48
小説なんて全く興味なかった俺の友人はエロゲをきっかけに読書に目覚め、今じゃ手持ちの小説は100冊を突破。
まだまだ増えそうだ。
友人の話だよ、友人の。
878 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 18:34:09
>>875 くろうとしろうとの差がなくなったってことかいな。
879 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 18:36:45
うちも数百冊オーダーで本が積んである。
読むのは面白そうな物だけ。後は投げてある。
本を読んで思うのは面白い本と面白くない本がある。
うっかり面白くないのに当たると腹が立って、次を読むのが嫌になる。
だから面白いのを増やせば自然にファンが増えると思う。
880 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 18:56:52
文学部の院を受けたいのですが、おすすめの用語集ってありますか?
脱構築とかオリエンタリズムとか載ってるもの。
知ってたら教えてください。
881 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 20:13:27
882 :
N:2005/07/06(水) 23:44:46
>>878,875
そこ。そこの問題よ!
玄人、素人のボーダーラインが無くなったって事だろ。
じゃ、試しに大江の初期の頃のとか、三島の文章なんかを「貼り付け」してみ。
やっぱり際だってるから。
>>875氏は、「村上春樹のを貼り付けてみれば?・・・そしたらキモイなんて言わ
れるよ」との意見。それは春樹だからだよ。
俺は常々、だから、「春樹の出現以来、日本の純文学作家は、文章が軽くなって、
素人との”差”が無くなった。と問題定義してるんだよ・・。
(純)文学衰退の理由の一つは、文章の軽量化。
素人に書けるような文章になっちゃダメなんだよ。
春樹が売れちゃったばかりに、罪作りな路線も同時に作ってしまったんだよ。
883 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 23:48:22
といっても重いのが流行らない時代だしなあ。
884 :
N:2005/07/07(木) 01:03:50
>>883 確かに。読みづらくしちゃうと、今は読者は敬遠する。
あと、用語は簡単でも、カチッとした文章にしてしまうとダメだろうな。
要するに、昔ながらの作家の書く文章が受け入れられなくなった時代。
金原ひとみが何か新しいの出したみたいだけど。
ああいうのは「風俗小説」だろ。村上龍もよくやる手だし。
「ルームシェアして・・」とか、そういうののルポみたいになってる感じ。
純文学の名を借りてさ。
あー、もうそういうの要らんよ。カフカとかドストとかバルザックとか・・、
そういうのが居た時代を挙げてた人が前の方にいたが、うーん、そういうの
いいね。ノスタルジックだけどよ。
馬鹿はもういいよ
886 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 21:59:56
文学書が売れなくなっても日本経済・日本社会にとっては困らないだろうな。
887 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/07/07(木) 22:16:02
わたしのこと呼んだNくん?
888 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 22:17:34
ちゃんとルビふれよ。
出版社のどあほ。死ね。
889 :
N:2005/07/08(金) 23:32:41
>美香氏
別に貴女の事は呼んでいないゾ。 貴女の
>>852に触れて、少し書いておるが。
ちょっと前までは「芥川賞取ると家が建つ」などと言われていたが、今はどう
なんだ? モブノリオなんて、家が建つ前に消えちまいそうだもんな。
評論家がいて、文学に対する「ああだこうだ」の意見があって、なんか難しい
定義だとかが一杯ある。すならち文学論という奴。
でも、今の時代というのは、その一生懸命に先人が作った「文学論」というの
が意味を成さなくなったんじゃないか?
意味わかるかな?
具体的に説明すると、村上春樹の出現によって、従来の「純文学とはこうあら
ねばいけない」という形が、ことごとくぶっ壊れていってるんだよな。
どこそこで風景描写を入れなきゃ純文学じゃない、なんて既成ルールを春樹は
破ってるのに成功している。
文体についても、素人が書けるような簡単な表現をボンボン使う。
鴎外、漱石→芥川、谷崎→三島→・・・、というように、受け継がれてきた流れ
が、春樹で途切れて、突然変異を見せてるんだよな。今、結構、その春樹に影響
されて、春樹風なスタイルで書く作家が増えてきてるんだろ? やれやれ、だよ。
890 :
吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 23:56:46
難波ちゃん、いつもおんなじことばっか書いてるじゃん。
それから、三島のあとに大江や中上もいるんだけど。
Nは正直春樹しか読んでないんじゃないか。もうちょっと読んだほうがいいと思う
村上春樹はアメリカ文学の文体を取り入れた意味ではすごいが
>ことごとくぶっ壊す
とかいってるのは痛々しいな
892 :
N:2005/07/09(土) 00:53:17
>>890,891
やれやれ。
ま−、おっさんなんでな。何度も同じ事を言うのは癖よ。
春樹しか読んでないわけじゃない。島本りおも読んだし、角田光代だって
結構持ってる。でも「島本が・・」なんて例に出したところでピンと来ない
奴が多いだろ? だから春樹を例に出すってのもある。
君たちのボヤキもいいけど、自分の意見も(長文にして)出せよ。
1〜2行の、批判だけしてるというのも女々しいものがあるゾ。
893 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 01:02:05
難波ちゃんはおっさんなんか?
しかしパート12ともなるとネタもつきてきたんよ。
まあ文学と一緒っちゅーこった。
894 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 06:40:07
確かに今電車の中で本を読んでいる奴は多いが資格試験の参考書がほとん
ど。文庫本もビジネス系が多いね。小説読んでいるのは若いOLくらいじ
ゃないかな?結構京極とか読まれているね。
895 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 06:46:18
そういえば歴史小説だけじゃなく経済小説も若手がいないね。小説という
表現スタイルが既に衰退しているのかもしれない。既存の大家でもういい
って感じなのかもしれない。
896 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 07:21:15
>>894 甘いな。俺はよく他人の読書を覗き見するのだが
ここ数年、電車に乗ってて一番多く見たのが
「自己啓発ビジネス本」だったよ。メンヘル系が多い。
あとは非常識に金儲けるとかユダヤの悪魔の思想本ね。
心の病んだ日本人が拝金主義に走ると…。余も末ですね。
だいたい混雑した車中で資格試験の本なんて集中できない。
教材関係は、電車じゃ今時、英会話のヒアリングiPodでリスニングするくらいでしょ。
897 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 08:18:34 BE:49625142-###
漫画の方が面白い。
898 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 10:17:16
しかし、電車の中で漫画読んでる大人ってあんまいないんだよな。
いるよ。漫画雑誌だけど。
というか、電車の中で漫画雑誌読んでるオッサン大杉
ホント頭悪そう
文学なんぞ衰退してもらわなきゃ困る
少なくとも医療の邪魔だけはしないようにしてくれよ、文学屋どもは。
>901
「海辺のカフカ」の血友病の件ですか?
903 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 12:53:20
ズンは引退したんじゃないのか
904 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 18:35:11
活字を読ますだけなら小学生からしてますが。
どうしてもマンガに流れてしまう。
905 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/07/09(土) 18:52:54
906 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 01:53:11
学校の国語の授業がつまらなさすぎるからいけないんだよ。
907 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 02:07:14
マンガ=くだらない
マンガ=非知的
漫画を馬鹿にして成り立つような文学趣味は下品だ
>>906 むしろ国語の授業で芸術ばかりやるから良くない
芸術に偏りすぎたものばかりやるから、それを教えるのもまた芸術にばかり走る馬鹿どもが集まり、
馬鹿の拡大再生産だ。
文「学」というからには理屈で行かなきゃダメだろ
くだらん本もあれば漫画もあり
素晴らしい漫画もあれば本もある
ただ本は、書き手が混じりっけなしの自分の十八番を
出し惜しみなく投入してるケースが割と多いので
信用性が高く、情報の質も深く高い「場合が多い」。それだけのこと。
盲目的に本嫁!本は大事!本は素晴らしいみたいな風潮(洗脳?)は危険だと思う。
どうも近年の子供たちは、本=答え だと思って
書いてあることを疑おうともしないからね。
本はテレビなどと違って一緒に見るものじゃないからね
浸透力がすごい
テレビは即効性はあるけど、本ほどには、一気にその人の深い部分にまで
語りかけることはできない。
今でも共産系の洗脳教室では、読書会が一番効果あるっていうしね。
911 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 14:27:19
>910
鋭いところを突く
本はその特性上情報の遮断が極めて容易なので
個の精神とその情報源との間で隔離性の非常に高い空間を作り出す可能性がある
特にある種の心理描写等で我が心を読まれたかの様な物に出会うと
一時に心の友を得たように錯覚し、遂にはオカルト宗教団体やスーパーフリーにも劣らぬ
内部規制が絶対というような、小さくてしかも絶対という閉鎖世界を作り出す
一度そうなってしまうと抜け出すのは容易ではない
何故なら彼らの「自ら作り上げた心の秘密はその心のうちに育てられる」ので
表面上現れるのは精々幾らかの排他性程度に収まり、或いは全く健常な生活者であり続ける場合すら十分に考えられる
勿論映像・音楽作品その他によっても観賞の仕方によっては同様の効果が生まれることは否定しないとしても
具体的には太宰治や尾崎豊がこの様な術に長けていた
前者は戦後という不安定な時代背景の中で矢張り不安に絡められた青年の心に
スルスルとすべるような文体を以って侵入し「彼らの世界」を作り上げた
実際太宰は彼に魅せられた青年を集め閉鎖性の高い集会を開いていたという
後者はバブル期と言うこれもある角度では非常に不安定な時代に
孤独性を高めていかざるを得なかった少年少女の心に侵入することに成功した
リズミカルで感傷に満ちた音楽と「盗んだバイクで走り出す」と言う反社会的な
フレーズが同時に流される状態の異常さを思われたい
こう言ったものを時代を超えて普遍的な云々と言う大人が溢れる様な時代が現代であるとすれば
そこから生まれてくる弊害は言わずもがな
912 :
名無し:2005/07/10(日) 16:50:13
昔は小説を才能が 80年代は漫画に、 90年代はゲームかラノベに行ってるかも試練。
913 :
すいません:2005/07/10(日) 16:59:53
を→に
914 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 18:28:21
もっと大衆向きの新人を増やすべきだ。
一部の内輪受けの作家ばかり増やすから駄目になる。
大体文学賞受賞作がまともに読めなかったりする。
誰に読ませる気でいるんだ?
915 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 18:48:51
大衆向きの新人ならあふれてるZO!
916 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 19:01:34
誰か暇な人パート1からの集計とって
917 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 19:05:36
正直、ネットの影響による書籍離れが深刻なのが問題じゃないかと思う。
本って場所とるしね。
ネットに素人のタダ小説とか大文豪の著作権切れとか溢れているのに、
わざわざ金払って購入する価値が、今の文学界にあるのか??って話。
918 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 20:33:17
つい十数年前まで購入する価値はあった。
919 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 20:48:43
吉行淳之介とか、安岡みたいな作風が好きなんだけど
あの手の深読み可能な作家で有望な新人って出た?
どうも最近読む本全部キャッチーすぎてつまらないんだけど。
なんだこれは!って作家に出会ってない。
文体だけなら奇をてらったようなのがばんばん出てきてるけどさ。
あ、文章力なくてすいませんね。
920 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 21:48:27
本屋に行くと気づかないが、中古本屋に行けば文学の慣れ果てが見えますよ。
時代小説はすぐ売れる。過剰在庫のベストセラー。回転率のいいサスペンス。
文学と位置づけていいものは、まず並んでいない。並んでいたとしてもベストセラー過剰在庫
そもそも入ってくる量が少ないから売れてるように感じても実際は違うんですよ。働いてましたから。
サスペンスを買うおじさんおばさん、時代小説を買うおじいさんおばあさんがいなくなったら
ほんとに本ってどうなるんだろうか。
普通の本屋でも売れてる作家以外はあまり仕入れがないような気がする。
やたら国語で本を読め。そしてテスト。国語=文学では必ずしもないのに
そう思ってる人が自分の周りにも多い。
だから本は読みたくないのだろうか。大学柄、将来の夢柄、自分は読んでるだけだと思う。
立ち読みで若い人が文学コーナーで立ち見する姿は少ない。
村山コーヒー嬢については人気あるっぽいけど、恋愛主体じゃないとみないっぽい。
大学でも、週に一度短編小説を研究して来い。
小説家等々の志望じゃなければ、その場限りで本を読む。
そして卒業間近の卒論。研究する作者の本全部読め。
苦労して書いたはいいもののそれで彼らの本の歴史は終わる。
自由に本を読んで、その本を自由に考えられる状況がたりない。
それがあってこその論議→研究→結論になるんだとおもう。
そういった意味でこのスレはすばらしい。
921 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 22:47:10
文学の解体→再構築
今は、「→」
922 :
吾輩は名無しである :2005/07/10(日) 23:36:57
今は昔に比べて、時間の流れが早くなってる気がします。
なにかをじっくり取り込んで、それについてゆっくりと考える時代じゃない、というのか…。
なにもかも効率重視で、「ぐだぐだ語っている暇があったら、とっとと結論言えよ」
みたいな世の中になっちゃってないですかね?
結論についてはもう言い尽くされてしまっている感があるし、過程と言うか、単純に見てて楽しい
という点では、やっぱりTV、映画、漫画、ゲームは強いのではないですか。
だって、やってる事は本質的にあんま変わんないですよね。
使っている道具が違うだけで。
アナログレコードがipodと張り合っているようなものじゃないのかと、不遜にも思ってしまいます。
ただ、やりようはあると思いますが…。
マンガは女の話のようにくだらない、だから読んでしまうのかな
よし洒落たコト言った!
924 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 02:13:02
俺は映画も好きだしTVも好き、漫画も読むし音楽も聴く。
ただ小説も好き。小説と映画、最近ときたら関わり深いけど俺の中じゃまったく別のジャンル。
小説も立派な娯楽。ただ、
>>922が言ったようにアナログかもしれない。
けど、その原因は文学の教え方と単に活字読むのが面倒くさい人が増えてきただけだと思う。
活字を読む苦労さえしないようになったら脱アナログ娯楽になるんじゃないかな。
簡単に楽しめるという点では活字というのはアナログから脱することはできないと思いますが。
ただ読んでる人とそうでない人では語彙や言葉に対する細心の注意が圧倒的に違う。
925 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 04:49:47
時代が求めて無いかなぁとか思う。今と昔の言葉の表現方法が違うのとか、描写なんかも時代がって感じがする。なんだか、ただただ不幸話してるだけって感じで・・・
>>917 書籍そのものから離れてはいないと思うけどな。
いわゆる君たちが文学だと思っているものから離れただけ。
書籍・活字から離れたのなら、新文芸があんなに売れもしないし、
ラノベだって、ちと古いがハリーポッターだって売れないんじゃない?
927 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 18:20:15
要するに現在流行の物こそが、文学なんだろう。
それをしないから、時代に取り残されたように感じるわな。
928 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 21:43:48
>>927 いえてる。昔から文学があって、今古典と呼ばれるものを好き好んで文学文学と申している輩は少ない。
文字を古典文体にしたって大当たりはしないだろ。
今の文学も、やがては古典になる。
その移り変わりはその時代の話し言葉、平均的な語彙によって左右される。
(まぁ今の文学は平均値を超えたものをさしているが)
その平均値を大きく上に超えてしまうと。物好きか、専門しか読まず。
平均値にあわせる、もしくは下回ってしまうと文学じゃないと罵られる。
今の文学の低迷は昔は通用したその平均値の上にかじりついてる文学のお偉いさんが勝手にまいた種。
確かに読めて語彙があると優越感には浸れるが、このままでいいのかと思う次第。
文学がビジネスであるなら平均値に合わせるべきだし、文学が芸術であるならば伝統に成り下がってもいい覚悟が必要。
俺は前者の意見。
929 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 22:01:05
>>927 中学でいきなり漱石を読ませるよりも、
流行のものを読ませるほうが興味はもてるでしょうね。
あんなの文学じゃねーよ。ブンガク
931 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 22:25:23
中学生が興味を持てるのは、勧善懲悪に見えるような
得心できる内容なんです。
映画の「いま、会いにゆきます」を観て感動した中学生が
原作を読んで本に興味を持って、夏の100選に辿り着いて、
坊ちゃんを読んでもすっきりしないんです。
坊ちゃんを読んで得心できる人間は一部です。
わかる人間とわかると思い込もうとする人間だけです。
わからない人のほうが圧倒的に多いです。
わかる人は楽しめますが、わかる人が先導してはいけないのです。
わからない人のほうが圧倒的に多いです。
わかる人が文学ではなくてわからない人が文学なんです。
建築業から転職したいんですけど誰か雇ってくれませんか?
932 :
吾輩は名無しである :2005/07/11(月) 23:44:30
学校が教えるものは、いつだって「過去のもの」なんだって誰かが書いてたな。
シェイクスピアが劇を書いていた時、演劇は一般のひとには受けていたけど、
学問的にはまだ程度の低いものとされていて、偉い先生なんかにはあんまり評価されなかったらしい。
夏目漱石が出てきたはじめの方だってそんな感じじゃなかったっけか?
それに、小説ってのは、授業でああいう教え方をするようには出来てないよなぁ
いまから50年たったら、海辺のカフカとか、世界の中心で…とかが教科書に載るのかね。
933 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 23:58:13
辻仁成はすでに載ってるらしい
934 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 00:23:21
ええええええええええええええええええええええええええええええええ!
山田詠美も既に載っている
936 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 00:25:59
詠美は 僕は勉強ができない がおもしろいけど
基本的にエロスだろ?
これが文部省のゆとり教育か…質を落としただけだろうが!
938 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 00:36:30
僕が勉強ができない、は教科書に載せちゃダメやろ。少子化に歯止めがかかるぞ。
おれがセンター試験受けた時、現代文の問題が「僕は勉強ができない」だったんだよ。
問題を解きながら、こんなんセンター試験の問題にしていいんか?
って思ったよ。もっと遊べってことか?
大学文学部の連中も馬鹿ばっかやってるからダメなんだよ
文学では食えないからと言って、
他の分野を批判して飯の種作ってるわけだしな。
その煽りを大きく受けてるのは医療分野
氏ね、文学屋ども。
940 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 04:06:14
教科書に載ってる本って良く見えるんだけどなぜだろ?権威?
941 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 09:31:01
捏造教科書に権威なんてもうない
942 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 09:40:05
隠蔽教科書にならまだ権威が残ってますか?
943 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 15:29:46
日教組の民主党への多額の政治献金に関して
944 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 15:52:41
日教組に発言権なし。
945 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 21:15:40
文明が発展して、社会が成熟したからもう書くネタがないんだろ。
今更文学なんてものに期待するのはナンセンス。
賢い奴は自分の好きな事して生活するか、金を稼いで遊ぶだろう。
他人に期待してるような奴はダメだな(プ
しかも文学なんて完全に終わってるものに期待するなんて愚の骨頂(pupu
946 :
吾輩は名無しである :2005/07/12(火) 21:30:33
でしょうね
楽しみ、でしょうね
947 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 21:32:36
昭和45年:三島由紀夫死去
昭和46年:志賀直哉死去
昭和47年:川端康成死去
さようなら、日本文学。
>>948 昭和??年:オマエ誕生
こんにちわ、日本文学。
950 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 10:43:14
文学が衰頽するのは、「男色文学」や「衆道文学」が
書かれなくなったがためじゃ!!!!!!
951 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 11:06:03
ボーイズラブになっちゃったからな。
BLものってたまに男も立ち読みしてるね
>>1 教養俗物 Bildungsphilister どものせい。
954 :
N:2005/07/18(月) 00:07:09
たとえばさ、みんなよー、芥川賞ってあるけど、ここ数年の見てると、本当
レベル低くなったと思わねーか?
「ボーダーライン」が異様に低くなってると俺は思ってるんだが。
ずっと以前は大江と開高が争ったなんて年もあった。それに比べれば「なんだ
このレベルの落ちようは!」って感じだ。
ということはだな。作家志望のキミらにとってもの凄くチャンスだ、ということ
も言えるんわけで。「我こそは」と思う奴はイッチョやってみたらどうだ?
案外イイ線いくかもよ。
955 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 00:10:32
956 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 00:11:28
芥川賞がちゃちくなったのは純文学の読者層がちゃちくなったからで
す。
俺の近代日本文学史観では、小林秀雄以来純文学者はすべて小説家か
ら文芸評論家→社会評論家になったという認識だ。だから戦後デビュ
ーした小説家は全員近代日本文学の系統では無い。
最近の芥川賞受賞者低学歴が多いことに気づいた
昔は東大多かった。
>957
選考委員、全員東大卒という時代もあった。
959 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 07:47:15
960 :
N@携帯より:2005/07/18(月) 14:48:08
芥川賞に関しては、該当者無し、をボンボン
やるべきなんだよ。
というより、年に一回でいいな。
芥川の名を汚しちゃってるんだよなー、糞出版社に
糞選考委員どもが。
無理遣りに新しいスターをこしらえなくても
いいよ。
961 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 18:34:04
要するに、有名作家にだけ賞を与えればいいんだ。
売れるために与える賞じゃなくて、売れてから与える賞にしろ。
962 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 19:07:04
それは直木賞
963 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 19:52:09
あと30年もしたら春樹賞が出来ると思われる。
売れる、かつ文学っぽい空気をにおわせながら
純文学派読者からは痛烈に批判される文学賞。
964 :
N:2005/07/18(月) 22:21:47
>>963 お言葉だが、俺は、春樹は死ぬと忘れられて作品がどんどん絶版になる作家
だと思う。仮に今後ノーベル文学賞を取ったとしても。
もし、(本当にもしだが)春樹賞なるものが出来ても、権威は高いんだろうか?
それなりに高い「権威」になるのも難しいゾ。
芥川賞に谷崎賞に川端に三島・・・、それに泉鏡花や芸術選賞、読売文学・・・、
数限りなく「賞」が既にあるんだから、春樹賞が新設されれば、この内のどれかが
蹴落とされるくらいの価値がなけりゃー、意味が無いしね。・・・・。やれやれ。
俺も辻みたいに春樹の作品でおちょくられたいよ。
役得って感じだな。
966 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 23:24:38
>>964 春樹は死にません。サリンジャーみたく失踪するだけです。
でもたしかに権威にはならないでしょうね。
春樹賞は「他の文学賞なんてやれやれだよね。」というスタンスなので
どれとも対立しません。むしろ遠目ににやにや眺める感じです。
967 :
N:2005/07/19(火) 00:14:49
>>966 ふんふん。
でもさ、春樹賞だからって、「賞の性質」まで春樹の小説の主人公みたい
な性質(性格)になるとは全然限らないんじゃないの?
たとえば三島由紀夫賞なんか、「阿修羅ガール」が取ったりして、三島由紀夫
のイメージに全く反しているんだからさ。三島が草場の陰で怒ってるんじゃない
かな? だから、春樹賞とて、遠目ににやにや眺めるようになるとは限らないんでは?
まア、推測で討論してるのもヤボだから(俺は)以上って事で。寝る。
しかし何で最近の東大には小説家目指すやついないの?昔よりは立派な職業として
社会に認識されてるじゃん。「猛勉強して入ったのに、そんな博打みたいなこと出来るか。元取らなきゃ」
みたいな感じなのかな。それとも受験勉強に忙しくて、小説読んだり物書いたりすることもなく
文才伸ばす機会に恵まれないんだろうか
角川春樹賞かと思った。
970 :
吾輩は名無しである:2005/07/19(火) 16:46:54
名前の感じが賞にうまく馴染まない賞はすたれる
アクタガワショウ
ナオキショウ
の響きの重厚さ 名字が独特じゃないとね
村上春樹賞でいいんじゃないの?
なんなら二人で共同出資して村上賞でも作ればいい。
角川春樹と強力してもアレだし
村上龍と強力してもアレだと思うんだ、僕は。
973 :
吾輩は名無しである:2005/07/19(火) 19:02:07
やれやれ。
やれやれだぜ。
じゃあ角川博と角川春樹ならどうだろう。
龍イラネ
売国のレッテルはられたらたまったもんじゃないし
春樹単独の賞がいい
977 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 00:18:47
正直文学と言えば三島とか大江とか言ってるからダメだと思う。
大江とか三島って文学というには一貫性がありすぎる。
川端くらいにぶっちぎりで狂ってる方がマシ。
あとスレタイに話を戻すとやっぱり映像が力を持ってきたからじゃないかな。
1000ページの力作よりたった1枚の写真が受け手の心を引きつける、ってのは
20世紀以降の現象だと思うけどどうだろうか。
978 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 01:01:04
>>977 そのおかげで
イメージだけで騙される馬鹿が急増したわけだが…
プロパガンダ全盛時代。。。
また個々がちゃんと読んで調べる時代がインターネットのおかげで
到来したと思うよ
これほどまでに言葉が日々読まれ書かれ(打たれ?)る時代は
人類史上なかったわけで、文学が衰退したんじゃなくて
文学ビジネスが不況、というか優秀な人材が集まらない
魅力がないってことでしょ。文壇だかなんだかしらないけど
妖怪みたいな人間に検閲されて媚びうってセコセコ作品書くのなんて
ウンザリでしょ。プロの漫画家のシステムに絶望して
同人の世界に良い人材が逃げ、ネットの直販システムのおかげで生計も
なりたち、プロの世界は人材不足であえいでる。どの業界も
システムが破綻してるだけだと思うが。
979 :
977:2005/07/20(水) 02:03:39
>>978 >イメージだけで騙される馬鹿が急増したわけだが…
今、古代史を読んでるんだが、イメージだけで騙されるってのは古今東西変わらないよ。
特定の時代、特定の地域でプロパガンダに巻き込まれない賢明な人々が居たってのは無いと思う。
>これほどまでに言葉が日々読まれ書かれ(打たれ?)る時代は 人類史上なかったわけで
これは同意。
思うんだけど旧制高校の奴らはカント・デカルト・ショーペンハウアー(デカンショ)を読んでたって言うけど
本当に理解して読んでたかどうか怪しいもんだと思う。
それが「権威」だからかっこつけて読んでただけじゃないかと思うんだが。
現在ではそうした思想や文学の権威が地に落ちてるけど、それは良いことだと思う。
芥川の仕事を読み直してるんだが、後期のエッセイとか読めたもんじゃない。
まだ人気のあるブログの方が読み応えがあったりするし、そういう意味で良い時代なのかも。
文学の定義を仮に「読み手に世界や人生についての新たな側面を示す(その結果としての思索や感動)」
とするならばこのネット時代、何も紙の出版物だけに限らないわけだしね。
どこかに、他の人にとって意味がないかもしれないが、自分にとっては意味のある「文学」があるかもしれない。
あるいはごくごく少数の、どこにいるかも判らないピンポイントの対象に自分が文学を発信する立場になったりして。
文学が特定の場所に偏在するのではなく、様々な場所に隠れてる時代だとも考えることが出来る。
ただ、個々人がそれを見つけられてないだけで。
そういう意味では従来の文学界は衰退してるだろうけど文学自体は表現方法を変えながらも必要とされ続けると思うけど。
980 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 23:54:55
文学の概念が変容しつつあるってわけか。
981 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 13:44:23
村上軽樹症!!受症!
982 :
吾輩は名無しである :2005/07/21(木) 15:34:24
人生の楽しみから程遠いからでがんしょ、
983 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 18:19:32
つまり文学の定義を変更する時期が来ていると思う。
文学を支持する人が文句を言おうが、今流行の文章が文学になる。
それこそが現代を代表する文学だ。
ただし、流行ってもいないのを宣伝して売ろうとする姿勢は共感できない。
そんな作家は生き残れず、すぐに駄目になっている。
984 :
吾輩は名無しである:2005/07/22(金) 02:22:50
日本語って価値あるの?
英語やフランス語やドイツ語に比べて
価値は君の中で作られる。
986 :
N:2005/07/23(土) 00:20:43
新人作家の寿命もヒタスラ短くなって、せいぜい5年もてばいいほうだしな。
書き続けるに厳しい時代って要素もあんのかもしれないな、
単に作家の質が落ちたという理由以外にもさ。
今、何の分野でもスーパースターが出ない時代じゃん。
馬鹿マスコミがすぐにバッシングして引きずり降ろしもするしで。
作家稼業も遣りにくいのかもな。
987 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 01:25:46
仕事にたいしての考えの甘い幼稚な作家が増えているからねぇ。
だからどんどんデビューしては消えていくのかもね。
楽しんでできる仕事なんてあるわけないじゃん、何やったってしんどい
からせめて自分の好きなことを仕事にしようというのが作家の前提。
988 :
N:2005/07/23(土) 01:56:15
モブノリオは、一生作家でなくてもいいじゃん、ダメになったらなったで、他の職業就けばいいじゃん!
て言ってたな。
確かに、現代人は考え方まで軟弱になってるな。
そういうの、ドライって言わないんだよな。甘ちゃんだよ。
離婚をバツイチといったり、元来恥ずべきかことが
やわらげられる時代になったのは良くないよ。
純文学に命なんか掛けられるかよ、って今の作家連中
は思ってるんだろうな。
そんなら駄作しか書けなくて消えて当然だ。
天才でないなら不断の努力が必要だ、と俺は思う。
今の作家はハングリーさが無いもんな。
989 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 02:01:45
あっ、そうか。だから私小説と日記を勘違いする輩がふえるのね
甘ちゃんをデビューさせる出版社はよくないな