トーマス・マンだよ、全員集合!又はママン

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155ニート833
名無しと騙りの誰かさんw が、いつになく熱いエールを送ってくれています。
きっと私のビール片手な糞文がそのハートを震わせたのですね。よ〜し、もっと頑張っちゃいますね♪

『引き篭もりバカ一代』 その3 ポンチ地獄変    〜実録:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2〜

某月某日―○○刑務所にて
「おう、チンカス。肩揉めや」
「は、はい。もみもみ、い、いかがですか?」
「ダボ!ワレ、何様のつもりじゃい!イワすぞ、ボケェ!!」

 ミステリ板住人は塀の中の臭い面々の一員となっていた。学生時代からのイジメの副産物として
信じられないが”不良”とのレッテルが彼には貼られていたのだ。曰く、「変態」「露出狂」「未成年喫煙」
「万引」「未成年の飲酒」等々。もっとも、それらはイジメによる強制の結果ではあるがw
おかげで、幼女に対する暴行及び女性下着窃盗等で起訴された時には情状酌量の余地は無く、執行猶予のない
懲役刑が科せられたのである。
 同房の方たちはいずれも筋金入りなのが、ポンチの不運を物語っている。
○○組系○○会の若頭、その構成員、傷害の前科六犯等、普段ではお目にかかる事のできない面子の中に
叩き込まれたのである。生来のいじめられっ子で、幼女暴行でお世話になっているポンチは即座に奴隷の地位を得た。
あだ名は”チンカス”、同房の○○会系舎弟のネーミングである。運動場で一同の爆笑の後、即採用となった。

「チンカス、口開けろや。肩揉んだ褒美くれてやるわ」
「は、はい…」
「目ェ、つむれや。ええか、いくで」
拳銃で対抗勢力の構成員に三名、重症を負わせた○○さん(32歳)が声をかけると、ポンチの口内に暖かい液体が満たされる。
ポンチはその液体が何なのかわかった。が、吐き出せば就寝時間に袋叩きにあう事は今までの経験で身に染みている。
ご褒美の小便を飲み干すチンカスこと、ミステリ板住人。目は瞑ったままである。
「よっしゃ、嬉しいやろ、なあ?」
チンカスがコクコク頷くと、一同から押し殺したような笑い声が湧き上がる。まさに生き地獄であった。