1 :
吾輩は名無しである:
2 :
吾輩は名無しである:04/09/07 21:05
新スレおめ
「水晶内制度」で「センス・オブ・ジェンダー賞」受賞おめでと〜!
4 :
吾輩は名無しである:04/09/09 11:07
スレ立て乙!
即死防止age
5 :
吾輩は名無しである:04/09/09 11:56
チーズの話が好きだったな
6 :
名無し物書き@推敲中?:04/09/09 18:30
☆☆☆ 恒例企画 ☆☆☆
【ちゃねらーは吉野家を救う(2ちゃんねる版・ホシヅルの日)】
吉野家。「大盛りねぎだくギョク」。2月22日(2chの日)に全国の『吉野家』
で繰り広げられたあの奇跡が、今度は2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一バ
ージョンで、「吉野家新メニュー」とともに降臨する。
【ルール】
@ 馴れ合い禁止。(一人で来る事)
A ☆☆ 吉野家新メニュー ☆☆ を頼むこと。
B 工藤伸一氏が敬愛する、星新一氏 or 阿刀田高氏の著作を持参すること。
(氏の愛読誌、「小説現代」 or 「群像」(いずれも講談社)でも可)
C 会場に指定時間厳守で現地集合。
【日 時】
平成16年(2004年)9月10日(金) 09:10 or 19:10 or 21:10
【会 場】
「吉野家 相模大野店」 神奈川県相模原市豊16−6
2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一氏ゆかりの吉野家。
駐車場がないので交通機関を利用すること。
(てめえの近くの吉野家でも可だよ、ばかやろう)
【交 通】
小田急線相模大野駅下車。北口商店街に出、伊勢丹百貨店前の県道を西に。
BOOK・OFF前、消防署前を経て、「南文化センター前」バス停近く。
【関連レポート(2chの日)】
http://www2.mnx.jp/carvancle/yoshigyu/
ほ
子犬たちは、ここもう見てないのか?
新作出たらもどってくるかな?
まあマターリいきましょ
11 :
吾輩は名無しである:04/09/13 11:06:24
最初はあんまりマターリしてると落ちるよ
とりあえず20まではレスつけろ
金毘羅の単行本を早く出してください
13 :
吾輩は名無しである :04/09/13 22:46:16
ちょっと高いけど、きっと買うよ
函入りかな〜?
頼タソの本は高くても損した気分にならないね。
2100円が高いとは失礼なやつらだな。
ファンやめろ。
17 :
吾輩は名無しである :04/09/14 20:45:23
幽界森娘異聞も同じくらいの値段だったから、函入り色濃厚だね!
国書刊行会価格に慣れたわたくしには屁でもありません
19 :
吾輩は名無しである:04/09/17 10:06:12
即死防止
うむ
むう
22 :
吾輩は名無しである:04/09/20 05:17:11
母の発達読んだけど平板でまったく面白くなかった。
他もあんなかんじ?
23 :
吾輩は名無しである :04/09/20 18:58:53
24 :
吾輩は名無しである:04/09/20 20:52:48
>>22 50音のお母さんのところが単調だったってことだと解釈しましたが、
たしかに母の発達、硝子生命論あたりは、ちょっと特殊な方だと思います
90〜92年頃の小説のほうが読みやすくおもしろいのではないでしょうか?
25 :
吾輩は名無しである:04/09/20 20:58:29
遅まきながら、「モイラの事」読んだ、辛い
この間突然逝ってしまった大事な大事な人とかぶった
おいらが最初に読んだのは松浦理英子さんとの対談「おカルトお毒味定食」
小説は「レストレス・ドリーム」だった
「本の雑誌」で豊崎由美さんが「西の天狗」を金井美恵子の新刊とあわせて絶賛してたよ
「新人賞めった斬りガイド」が売れたけどこの人の批評も面白いね
保全
新作まち
-
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/::::::::::/ノ::::::::ノ::::::::ヽ:人::::::::::ヽ:::::::::::::::)
(::::::::::/ ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
(:::::::::/ 彡 ノ ノ :: 彡:/)) ::::::::::)
(::::::::::/彡彡彡彡彡 ミミミミミミミ :::::::::::)
( :::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)
| =ロ -=・=- ‖ ‖ -=・=- ロ===
|:/ ‖ / /ノ ヽ \ ‖ ヽ|ヽ _________
|/ ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ. ..| | /
.( .(● ●) )ノ /
( ・ / :::::l l::: ::: \ .) < 似てる?
( // ̄ ̄ ̄ ̄\:\. .) \
.\ : )::::|.  ̄ ̄ ̄ ̄ |::: ::::(: /.. \_________
\ ::: :::::::::\____/ :::::::::: /
ヽ ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_ ノ
\丶\_::_:::::_:::: :::::_/:::: /
| \ \ ::::::::::: :::::::::: ::: :: __/ |
 ̄ ̄\ 丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄
ほぜん
33 :
吾輩は名無しである:04/10/03 23:08:27
金毘羅、帯の煽り文句がスゴイ。ワラタ。
ミルキィの装丁はいつもながら秀逸。
これから読みまつ。
ほぜん
金毘羅とカニバットや水晶内制度、どっちが良い?
おれは「〜西の天狗」読み終わって
「異聞森娘〜」読んでる。
笙野って、読むとなんか勇気わくんだよね。
37 :
吾輩は名無しである:04/10/06 09:35:51
>33
たしかに。(多分編集者の)キアイが感じられます。
すばるは後発だから、重なる部分があるんだろうな。金毘羅と
そういう意味でも、やはり記念すべき作品だよ
39 :
吾輩は名無しである:04/10/09 00:37:22
先生が推してた朝倉祐弥の白の咆哮読んだ?
40 :
吾輩は名無しである:04/10/09 01:08:50
>36
「勇気わく」のはどうして?
ちょっと書いてみて。
設定がへんなのに、読めるって書いてありましたな<白の咆哮
>>36 マッチョだから。
雄々しく生きている。
これは皮肉ではない。
何といっても腹を括って生きている者の清々しさ。
いま、文士と呼べるのは笙野しかいないよ。
>>39 読んだ。
妄想で突き進む作品。
作風は大江『万述元年〜』を思わせる。
細部の造り込みが偏執的でそれがある種熱っぽさになっている。
つか、文芸板では大騒ぎだよ。w
頼子タンにほめられるなんてロマはいいなぁ。
44 :
吾輩は名無しである:04/10/09 10:20:19
朝倉スレつくれよ。
45 :
吾輩は名無しである:04/10/10 01:13:38
白の咆哮、読了。本当に妄想小説だ。
そりゃ笙野センセが推すはずだわ。
感じたことのない種類の圧倒感だったな。
設定の齟齬はあまり気にならなかった。
俺もゲーム世代だからな。
この本は売れないだろうけど
朝倉氏は全く書けなくなるか、
指折りの実力者に登りつめるかのどちらかだろう。
46 :
吾輩は名無しである:04/10/10 10:42:02
「これは小説だ」
直球158km/hrくらいの胸元ボール球だね。>白の咆哮
ボールかよ! 悪球打ちの香具師にしか…
漏れは空振りだろうなぁ…
48 :
吾輩は名無しである:04/10/10 20:51:22
とりあえず読んでみ。
創作板では純文系書き手におおむね好評。
この板、このスレの住人なら!
っていうか、さすがに引っ張り杉では?
だな。朝倉スレを立てれ。
どうせこの国を背負って立つ人間に育つんだろうから。
ここってどれくらいのペースで保全入れればいいのかな
52 :
吾輩は名無しである :04/10/16 21:56:32
金毘羅は厚い割に軽くていいね。まだ買ってないけど!
厚くて軽いはさいきんの流行だそうです
ほぜん
頼子タンみたいな貴重な作家は国が保護して、
月に一回は定期健診受けさせたほうがいいよ。
そんな水晶内制度みたいなことはしちゃいけません
57 :
吾輩は名無しである:04/10/20 21:31:55
新潮45は読んだ?
小谷野敦が連載で笙野のことを書いてました。
ちょっと読んでくる
>>58じゃないけど、小谷野ってバカだな
経過を知りもしないのに、知ったかぶって。
笙野がなんて言い返すかが、楽しみだw
論争好き頼タンの復活
文壇の女性作家を非難しろなどと書いてあったが、
津島佑子と笙野とは、何年か前にやりあったことあるだろ?
そんなことも知らずに、なに口出してんだ。小谷野のやつ
そもそも、笙野は売られた喧嘩を律儀に買ってるだけで。
輝や高樹のぶこを叩けというのもまるでワケワカメ
62 :
吾輩は名無しである :04/10/26 21:13:02
津島は合評で金毘羅を絶賛してたね。
そう。だからあれは歩みより
なれあってるわけじゃないのだ
作者同士の反発と、作品に共感するしないは全く別物だろ。
>>64 別物と分かった上で62を書いたんですが、何か?
66 :
吾輩は名無しである:04/10/31 03:31:49
かっこいいな笙野は。すがすがしいもの
68 :
吾輩は名無しである:04/10/31 21:04:26
えっ、思ったよりブスじゃなかった。
なんというか・・かわいいじゃないか愛嬌があって!!
ファンになった。
69 :
吾輩は名無しである:04/10/31 21:06:23
ぬいぐるみみたいで愛くるしいよね
70 :
吾輩は名無しである:04/11/01 03:21:48
71 :
吾輩は名無しである:04/11/01 03:28:13
この人のエッセイでお勧めある?
72 :
吾輩は名無しである:04/11/01 09:29:18
>>70そういうところがかわいい。
つめの垢せんじて飲ませてやりたい女流作家がどっさりいる。
73 :
吾輩は名無しである:04/11/01 09:34:33
>>72 佐藤亜紀のことを悪く言うのはやめてください!
なんだか他の作家から愛されてる感じがするよね。
容貌のこと書かれるにしても。
佐藤亜紀って誰?
76 :
吾輩は名無しである:04/11/01 21:24:16
かわいい? マジでいってんのかよ?
笙野のルサンチマンに俺は
耐えられないよw
まあな、世の中の女の90%は彼女と似たり寄ったりだよ
78 :
吾輩は名無しである:04/11/01 22:51:00
自分がブスだと自覚してるブス 笙野頼子
自分がブスと自覚してないブス 佐藤亜紀
79 :
吾輩は名無しである:04/11/01 23:33:44
猫好きな作家というスタンス。
80 :
吾輩は名無しである:04/11/01 23:41:34
>>76 かわいいといっても、かつて渋谷のヤマンバがカワイイって言われていたのと
同じ意味だ。
82 :
吾輩は名無しである:04/11/02 16:04:19
珍獣って感じ
>>80 猫好きの作家って共通項が多い気がする・・・。
>>76=ルサンチマン厨
発見しました。女性作家スレにはだいたいいます
猫嫌いな作家(というか人)を探すのは難しいぞ。
せいぜい興味ない、くらいで。動物好きな人なんかめずらしくないし、
猫は身近だからな。
87 :
吾輩は名無しである :04/11/07 00:46:17
加賀乙彦と対談あげ。
キリスト者の加賀氏と、神について語ってた。
よく読んでないけど。
88 :
吾輩は名無しである :04/11/09 23:29:39
論争纏め本が年末に出るらしいが、気配がないな。
年末か。意外に早かったな
>>90 なんか相変わらずその「思想」にとりつかれてるね
すばるの対談はいいなあ
内向の世代だったら何でもいいのか、と思ったりすることもある。
うーん、どうかなあ。でも加賀・小川は内向のなかでも
立ち位置がちょっとびみょうでしょ?
>>88 早稲田文学の大塚への罵倒文によると、論争本は来年になるって書いてあったよ。
96 :
吾輩は名無しである :04/11/18 22:22:53
97 :
吾輩は名無しである:04/11/19 08:14:54
きょう、図書館で『金毘羅』借りてきた。
源一郎によると、すごいらしい。
まー、源一郎は、書評家としては信用できそう。
読むのが楽しみだ。。。w
99 :
吾輩は名無しである :04/11/19 21:09:44
丹念な二度読みをしてください
101 :
吾輩は名無しである :04/11/24 23:16:29
弘美たんは書評しか読んだことないけど好き。
102 :
吾輩は名無しである:04/11/25 17:58:46
>>77 それが事実だったら、俺はとっくに自殺してるよ(w
しかし、笙野が川上弘美みたいな作品を書いたら気持ち悪いだろうなァ。
「センセイ」とカタカナで書いたりして・・・おおっ、や、やばい!
想像してしまった。寒気が!
103 :
吾輩は名無しである:04/11/27 04:12:44
古典が得意だった友人が羨ましい。
今「金毘羅」読んでるけど、どうしても神社とかの記述で
理解がスムーズに行かない。古典とか歴史とか全然興味なかった
からなあ・・・・・。
古事記は去年橋本治の学生向け訳のを初めて読んで面白いなあ
とか思ってたら、件の友人は古事記の専門書を図書館で借りて
読んでた・・・流石。一度この友人に笙野頼子を読ませてみたい。
特に最近の。
自分はなんだか論理的に面白さを言葉で語れないんだけど、でも
笙野さんの小説は凄く面白いと感じる。こんなに面白いと感じた
小説は初めてだったし能動的に好きになった作家もこの人が始めてだ。
ただ最近のは昔の作品より読みにくく感じる。よりスピード感が増し
より「生(き)」が出てきてるような。昔の作品は多分編集者の手に
よって「届きやすい言葉」になっていたのだと思う。今の方が文章は
荒いと感じる。でも「好きにやってる」感はいいと思うのだ。このまま
どんどん行け!と思う。
104 :
吾輩は名無しである:04/11/27 04:23:52
>>103 笙野の顔写真を見ても同じことを言えるかな(ニヤリ
106 :
103:04/11/28 18:41:16
104にとっては笙野の顔が大問題なのでしょう。
まあ、どうだっていい話だよな。
109 :
吾輩は名無しである:04/11/29 19:03:36
笙野が自分の文学を「実験的純文学」って言ってるってのは本当?
111 :
吾輩は名無しである:04/11/29 23:26:43
631 名前:MJ ◆MJ/axTXDJk 投稿日:04/11/29 20:47:22
ヴァージニア笙野はネタか真実か。
ネタだったら大したものずら。
113 :
吾輩は名無しである:04/11/30 00:49:41
>>103 >古事記は去年橋本治の学生向け訳のを初めて読んで面白いなあ
>とか思ってたら
と、いうレベルの読者に面白いと思ってもらえるのはすごいね。
褒めてます。
「面白いと思ってもらえる」よりも「面白いと思われる」にした方がよかった。
そうすれば、最後に「褒めてます」なんて断る必要もなかった。
115 :
吾輩は名無しである:04/12/03 09:05:01
笙野頼子はエロカワイイ
116 :
吾輩は名無しである:04/12/09 19:26:33
初期の作品のほうがいい。
笙野が小谷野敦をコテンパンにこき下ろしておりますので必見。
早稲田文学
2005年1月号
●実名コラム
キャラクターだけ評論家の作り方、ツブし方
笙野頼子
(ノ∀`)アチャー
119 :
吾輩は名無しである:04/12/21 13:17:04
>>117 紀伊国屋で読んできた。
ちょっとパワーダウンしてるーー。
120 :
吾輩は名無しである:04/12/21 20:15:36
本人の痛さが傍から見ると芸になってるね
笙野が金原の蛇にピアスを評価したというのが意外なんだけど、なんて言ってたの?
痛いなんて言葉使ってるのは、
いまやおっさんだけだよ
122 :
吾輩は名無しである:04/12/21 22:32:14
バージンなのは、それはそれで結構だが、
なんでそんなのを作品やらでカミングアウトしなきゃいけないの?
>122
カミングアウトて。小説なのに…。
125 :
吾輩は名無しである:04/12/24 09:58:50
小説の主人公=作者と思い込んでるのだろう
そんなナイーヴな人もいるのね。
>小説の主人公=作者と思い込んでるのだろう
とは思わないけど、金比羅の中ではある雑誌で書けなく
なった理由を「自分を干した編集者が偉くなって帰って
きた」と書いてある。
これって群像&石坂編集長のこと?
文学板がIEで見られなくなってしまったので笙野先生が困ってたりして
編集者の方、読んでたら笙野さんに専用ブラウザ薦めといてください。
ドン・キホーテが図書館の文学の棚にないなーと思っていたら
エッセイのコーナーに並んでた。エッセイ…?
と、読み始めたら本当にエッセイだった。てんたまみたく小説かと勝手に思ってた。
直木賞芥川賞一本化しろと言ったのって「愛の流刑地」渡辺淳一だったんだ。
って遅すぎか。文学とか普段ウトイもんだから…もっと早く読んどけば良かった…。
リアルタイムで臨場感(?)味わいたかった…。
133 :
吾輩は名無しである:05/01/01 22:16:00
佐藤亜紀が2004年度のベストとして金毘羅を挙げています。
10年後のノーベル文学賞は頼ちゃんがとるに、10000金毘羅
あんま偉くならないでいいよw
偉くなるコースから全速力で離れて行ってるから大丈夫。
文藝待ちage
137 :
吾輩は名無しである:05/01/05 18:53:38
間違えた
30代半ばまで親からの仕送りで暮らしてた人が
いろんな社会的主題で怒っててもちょっと説得力ない。
フェミニズムとか、家族の制度性とかだったらよけいに。
でも好きです。
仕送りと説得力の関係を誰か説明して
少なくとも俺にはできん。初ナゾである。
141 :
吾輩は名無しである:05/01/07 01:03:45
>>138 だよねえ。
裕福なんだよ、結局。
居場所もなかったとか言いながら、
親を保証人にできるんだからさ。
ハングリーが決定的に足りない。本当に切実か?
142 :
吾輩は名無しである:05/01/07 01:11:35
>>141 保証人もいないほど本当に切実な人間は「文学」なんてものに関わらないかもね。
しかしもしそういう切実な生を生きた人間が(おそらくは「自分だけの境遇や体験」の特権性を信じて)「文学」に関わったとして、
出来あがった作品は女性週刊誌レベルの通俗的かつ愚劣極まりないものである可能性が高い気がす。柳美里的な、と言ってよいかどうか分かりませんが
143 :
吾輩は名無しである:05/01/07 01:54:54
なるほど、それも一理あるのかな。
切迫していながらも、ほんのり余裕の感じられる妄想にこそ
文学性がある、というような?
144 :
吾輩は名無しである:05/01/07 02:00:18
ショーノさんは小説家だよ
小説にとって「文学」なんていう偽物の価値基準は関係ないんだよ
「文学」なんか持ち出す香具師は、小説音痴としか言いようがない
145 :
142:05/01/07 02:04:09
146 :
吾輩は名無しである:05/01/07 02:35:12
こいつのかくもの全てがうそ臭い。
切羽詰まってないくせに、切羽詰まった振りをする。
居場所も無かった
だっけ、笑える。大仰なタイトルに期待したが、はずれだった。
147 :
吾輩は名無しである:05/01/07 02:47:01
145に補足。
144が「文学」に対して「小説」(という単語)に「特権性」を持たせたいならそれはそれでかまいません。
ただとげとげしい言い方はやめたほうがいいよ。
まどっちにしても、ショーノが小説(もしくは文学)に単なる娯楽以上のものを求めてるのはたしかだよね。
>>141 うーん、てか、ショーノって鳥羽(三重)の真珠屋?かなにかの娘なんだっけ?
それ知ると「結局ブンガクってぼっちゃんじょーちゃんのものなのかなー」って思ってしまわないこともない。
もちろん彼女の作品が高い水準に達してるのは認めるけどね。
148 :
147:05/01/07 02:50:33
149 :
吾輩は名無しである:05/01/07 02:58:19
大きな切実で仕切ったら、いまの文学にはなにも残らない
150 :
吾輩は名無しである:05/01/07 03:09:06
>>147 文学って目に見えないじゃないか。小説は字になって目に見える。
だから目に見えないものの話はよそう、とまあそういうこと。
151 :
147:05/01/07 03:14:24
はぁ?馬鹿かオメェ。
そんな自分だけの定義ヒトに押し付けんなよウゼェ!低脳!脳梅!勘違い!インポ!包茎!
ちなみに、ショーノの本を「これはブンガク」ってことにしたら文学も目に見えるだろ阿呆が。
>「結局ブンガクってぼっちゃんじょーちゃんのものなのかなー」
それがファイナルアンサーでしょう。
153 :
吾輩は名無しである:05/01/07 03:27:18
おぼっちゃんおじょうちゃんは、落選させるべきですね。これからは。
笙野は居場所に限らず「主人公は私ではない」って書いてるのに…
林真理子が「夫以外の男とのセックスはなぜこんなに楽しいのだろう(うろ覚え」
と書いても主人公と同一視されないのに何故。
155 :
吾輩は名無しである:05/01/07 03:29:59
156 :
吾輩は名無しである:05/01/07 03:44:29
>>154 それはもしかしたら、ファンタジーとリアルの違いじゃないかな
笙野はリアルが嫌い。真理子はリアルが好き。リアルが好きだとかえって嘘っぽくなるのかも。
157 :
吾輩は名無しである:05/01/07 03:54:36
いや、真理子は女の望むもの全部を手に入れた。だから人気がある。
有名になって、金持ちになって、結婚して、子供を生んで、ダイエットしてスリムになって、整形で美女になって、今は和服のモデルもやってる。
だからそのセリフは、女性読者にはリアルに感じられるのだと思う。
158 :
吾輩は名無しである:05/01/07 04:18:13
つか単に林真理子が書いてるのが娯楽小説だからだろ?
159 :
吾輩は名無しである:05/01/07 04:21:48
真理子について、154は「主人公と同一視されない」156は「かえって嘘っぽく」と書いてるのに
「女性読者にはリアルに感じられる」と書く157はバカか釣りかどっちですか?
160 :
吾輩は名無しである:05/01/07 12:15:52
> こいつのかくもの全てがうそ臭い。
青臭い
書かれたものなんか、うそが満載だというのに
どこでどう勘違いしているのやら、やれやれ
161 :
吾輩は名無しである:05/01/07 12:19:38
>>160 うそ臭い云々は釣り臭いのでどうでもいいが、
ただ、本人もすごくその時の自分にとって切実でリアルなものとして書いて、
読者にもそういう風に感じさせるように書いてるんだし
うそ臭いのはマズイんじゃないか?
俺もたまに、すごい入り込んで読んでたのに突然とーんと作品との距離を感じることがある。
まー小説っつー形体じゃしょうがないのかな、読者の能動性が大事なんだし。
「文藝」の「絶叫師タコグルメ」前篇読んだ?やっぱり面白いよこの人。
笙野頼子独特のラッパーが韻を踏んで敵をディスるような文章の濃さとスピードに浸ってしまうと
他のページの文章が優等生の書いた読書感想文みたいにうすっぺらく感じてしまう
柄谷行人の言う「近代文学の終焉」がたとえば石油資源の枯渇みたいなものだとしたら
笙野頼子はインドの日照りの村で飲み水のために井戸を掘ってるようなもの
堀り方も原始的だし,掘って地の底から出てくるものもただの水と言えばそれまでだけど
でもその水はある人々にとっては絶対に必要なものなんだ
やっぱりモチベーションを持ってる書き手は絶対的に強いよ。
ほとんどの小説家が書く動機を失って「僕たちはあらかじめ失われた…」
なんてぶつぶつ言ってる状況では特にそう思う
「年を取るとブスではなくババアになってしまう」とか深いなあと思いました
まだこれ前篇なんだよね
「30半ばまで親の仕送りで暮らしてた人間が…」については
日本で純文学にかかわってる人のかなりの部分がそうだったり
そもそも2ちゃんねるからしてニートだらけだったりするので今さらアレだけど
笙野さんの強みっていうのはあえてそれを聞かれもしないのに自分で言ってしまって
その「そんな人間が言うことの説得力のなさ」もちゃんと背負い込むことにあると思うな
書かずにごまかそうと思えばごまかせるわけだし
すばるの「一,二,三,死・・・」は載ってるの知らなくて読みのがしてしまった…
>>133の佐藤亜紀さんの文章がどこで書いてたのか知ってる人がいたらひまな時に教えて下さいです
>>164 群像の創作合評で取り上げられてるよ。三人とも絶賛してる。
本屋へGO!
168 :
吾輩は名無しである:05/01/08 00:11:38
>>157 >整形で美女になって
スレ違いを承知で異議を唱えずにはいられない!!
169 :
157:05/01/08 00:39:21
「整形で美女になって」はちょっとからかったんだよ。本人は、整形はしてないと言ってる。
でも最近の顔はどう見ても100万ぐらいかけた整形の顔。
で、彼女は小説を書いてるけど、文学は書いてない。ショーノさんも同じ。
170 :
吾輩は名無しである:05/01/08 00:42:07
体験してないことを書くな。説得力ない。
ノンフィクションでも読んでてくれ
170でびっくりした
173 :
吾輩は名無しである:05/01/12 05:04:03
・・・
「男がフェミニズムを語ったらとりあえず殺す」
「女性は人生のリセットが効かない」
しかし、笙野の人生はなんどもリセットが効いている。
親の力で。
「親の金で食ってる女が『人生のリセットが効かない』と語ったらとりあえず殺す」
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176 :
吾輩は名無しである:05/01/13 01:24:56
笙野さんってフェミなの?
林真理子のようなくだらない女と、一緒に並べるな。
むしろダンディズム
>178
ウケタ。でもそうかも。
180 :
吾輩は名無しである:05/01/18 23:03:49
単なる自己中かもしれない。
まあ自己中じゃなきゃ一流にはなれないだろうけど。
181 :
吾輩は名無しである:05/01/18 23:40:17
話を戻すけど、「金毘羅」の面白さは、自叙伝みたいな語り口でネタを書いてくところだな。
それに土俗宗教への理解の深さ。この方向でもっとたくさん書いてほしい。
理解というより曲解。現実を果てしなく捻じ曲げていく。
で、小説そのものへの問いかけも果てしなく続いていく。
ちょっと上の方で、「居場所もなかった」をまったく読めない人のレスがあったけど、
この作者はとんでもないことを当時からやってたんだと、最近再読して思った。
183 :
吾輩は名無しである:05/01/19 17:35:33
曲解というよりネタ。理解してるからこそネタにできるんじゃない。
それから、引っ越しシリーズですごいのは「背中の穴」だと思うけどな。
184 :
吾輩は名無しである:05/01/19 19:57:46
高橋源一郎とかは頼たんを過大評価しすぎだと思うこの頃。
ワンアンドオンリーの存在ではあるが、現代日本文学の最高水準!みたいなのは
的外れだと思うのだが。
同級生(群像新人賞)のよしみもあると思うけど、今ほかにいいのいる?
せいぜい川上弘美ぐらいじゃないか。
186 :
吾輩は名無しである:05/01/19 20:34:13
まあ庄野>>>>>>高橋であることは間違いないが
187 :
吾輩は名無しである:05/01/19 20:39:41
>>186 >まあ庄野>>>>>>高橋であることは間違いないが
そうですとも!
素晴らしいです庄野潤三
189 :
吾輩は名無しである:05/01/20 00:11:00
正直いって、高橋のほうが上だろうね。
でも笙野はそれに接近してると思う。
190 :
吾輩は名無しである:05/01/20 12:17:35
高橋は、島田と同じように露出機会が多いだけだと思われ
191 :
吾輩は名無しである:05/01/20 12:26:07
源一郎は現代作家の中では図抜けてるだろ。
春樹と源一郎は50年後も読まれてるだろうし。
笙野は後にも先にも繋がらない作家で、それが限界でもあり、勿論魅力でもある。
192 :
吾輩は名無しである:05/01/20 12:52:28
源一郎はテレビに出なくなったら消えるよw
>190 露出機会が多いだけ
だけ、ではないけど、それもあるだろうなと思う。
194 :
吾輩は名無しである:05/01/20 13:10:10
> 源一郎は現代作家の中では図抜けてるだろ。
とてもそんな風には思えない。
過剰な意味を投影しすぎでない?
なんだかんだいって源ちゃんって、
80年代作家のなかでも後進への影響力大きい人だよね。
196 :
吾輩は名無しである:05/01/20 20:48:10
高橋も笙野も、どっちかといえばアンチでやってきた。
アンチ小説とか、アンチ文学とか、既成の観念へのアンチ。
でも今はアンチの対象が崩壊しちゃってるから、この方向でやるのは大変だよな。
197 :
吾輩は名無しである:05/01/20 22:01:48
源一郎、最初の3作に関しては高く評価してもいいんじゃない?
その後の歩みは賛否両論だと思うけど。
198 :
吾輩は名無しである:05/01/20 23:21:53
ペンギン村w
199 :
吾輩は名無しである:05/01/20 23:25:29
笙野がアンチってるものは、
形がはっきりしないゆえに手強い
仮想敵は信夫だしw
>>200 なんかオモロイというかハイレベルっぽい意見なので、解説キボンヌ
202 :
200じゃないのにゴメン:05/01/21 23:30:45
ちょっと勝手に割り込んで解説すると、それ、「金毘羅」のテーマのことだよな。
日本的な心性を、春樹みたいに通俗的に利用するんじゃなくて、本気で斬り込んでるってことじゃないか。
一、二、三、死〜はよかったよ
204 :
吾輩は名無しである:05/01/22 04:13:46
一通り読んだけど(「金毘羅」)ところどころ頭に入ってない文章が
結構あったので(神社やお寺についての話とか)もう一度読んでる。
冒頭あたりが案外入りにくかったんだけど一度目よりは読みやすい。
笙野さんの文章の早さというのは、思考の早さと同じでとにかく
転がるはワープするは瞬間に直角移動したかと思ったらムーンウォーク
で笑いながら思考の舞台へ退場したり入場したり。
だからやっぱりついていくのが大変だけど面白い。作を追うごとに
そのスピードは「制限速度」とかを無視したものになってきてる気が
する。「ちょっとスピード出すぎ!制限速度オーバーしてる!」と
言ったって「あ、悪〜い、じゃあ制限速度に落としまちゅよ〜?」と
その運転は制限速度ではあってもアクロバット運転だったりする。
「けけけけけ」とか笑いながら。
で、窓の風景には御山様とかフードリとか人間の両親&弟とか行者とか
てかりーん、のおちから様とか猫とか祖父とか海とか金毘羅の背中の
麻畑とかカーテンから飛び出すリスとかお湯をかけられた男子生徒とか
が見えては流れていくのです。
笙野さんの運転で見た事のないものを、見た事ないのになんだか「思い出
し」ながら、目を丸くして乗っている。
「金毘羅」は気づきと赦しへの行脚譚なんだなーと思った。
「千と千尋〜」のハクが自分が誰なのかを思い出したシーンを
思い出してしまった。
205 :
吾輩は名無しである:05/01/22 04:21:04
>>204 我らが笙野頼子大明神を国民的ロリコン映画監督なんかと
並べるんじゃねえよ!
206 :
吾輩は名無しである:05/01/22 13:09:01
読み返したいとは思わないんだよな、面白いけど。水晶内制度は良かったが。
トリックスター的存在。
純文学の王道を担う作家がいないから、笙野に大御所感が出そうだが、それには違和感。
りさたんの成長だけが純文学界の希望だな(わりとマジ)。
硝子、てんたま、二百回忌、蟹鳩はなんど読み返しても面白い。S倉も。
208 :
吾輩は名無しである:05/01/22 17:40:55
このスレッドを見てrockin'onというなつかしい雑誌を思い出した。
笙野頼子とはすなわちロキノンだったのだ笑
詳細の説明が必要なレスとは思えないが
つうか文藝の話題はないの?
せっかく2chも出ているというのに。
後編が出ないことにはなんとも…
でも、あれだれのことなんだろ?
今回は「誰のこと」とかじゃなくて(それらしき部分もあるけど)
男性文壇によって「美人系女流文学」と「ブス系フェミ文学」に引き裂かれてしまった
日本の女性小説の統合に挑むっていうすごくおもしろい小説だと思うけどなあ
こんなことできるの笙野さんだけだと思う
おいらが誤読してるだけなのかな?
後篇楽しみです
「統合に挑む」じゃそのまんまタコグルメ一派のたくらみどおりみたい取られちゃうか?
前篇では美ヶ原キレ子が八百木千本という反体制派女性作家を併合して無害化しようとする意図と
それに対する八百木千本の拒絶と抵抗が繰り返し書かれてるので
後篇では逆に八百木千本が美ヶ原キレ子というタコグルメの偶像を乗っ取ってしまうのかなと思ったけど
外面しか見ないタコグルメにはあんり意味がないかもしれないのでこれは早とちりだったかもしれない
「小説でありながら批評でもあるのが笙野文学」ってよく言われるけど
とりわけこの角度・立場に踏みとどまって世界を見られる・書けるっていうのが
すごく稀少な作家だと思う
「負け犬の遠吠え」にしても一昔前の援助交際論争にしても
「美人なのになぜか結婚しない(体を売る)」っていうエクスキューズがつかないと商品として流通しない
80〜90年代には上野千鶴子を筆頭とするフェミニズムさえ戦略と称してそれに加担してしまった
その大きな空白を埋めてるんじゃないかなあ
笙野頼子の小説が教科書に載ることは当分ないかも知れないけど
文学オタクでない人たちの中にも笙野文学を読んで息苦しさが和らぐ人たちがたくさんいるような気がする
217 :
吾輩は名無しである:05/01/26 23:42:52
きわめて知的で論理的でありながら、しかも感情的でもある作家。だから面白い。
ほかに林真理子とか、山田詠美とかも。
218 :
吾輩は名無しである:05/01/27 03:20:48
この人ブスだと愚痴る前に痩せろよと思う
もっとお洒落なメガネにしろよ、とも思う
220 :
吾輩は名無しである:05/01/27 03:50:40
>>217 頼むからその2人と一緒にしないでほしい
おしゃれメガネといえば…w
塩沢とき。
223 :
吾輩は名無しである:05/01/27 04:00:33
そういえば、ここ2、3年で頼たん激やせしたよなあ…
体が小さくなって顔の迫力が云々っていうタコグルメの描写って、
さいきんの頼たんそのままなのでは?とオモタ
224 :
吾輩は名無しである:05/01/27 04:50:59
曙の正体は笙野頼子
だからあんなに弱い
タコグルメ、何となく「接続された女」
を思い出した。
>>39 超亀レスだけど、
朝倉祐弥の白の咆哮を読んだ。
面白かったわ。
久々に読んだ変な純文学だった。
最近の新人賞作品と違って「商業的に一発当てよう」
という気合いが全くない出来映え。
笙野ファンにはお勧めの作品。
商業的には可哀相なことになっているらしいよ、朝倉くん。
期待された芥川からも完全に洩れたし、同時期の
新人賞出版組は軒並みベストセラーで。
>>227 朝倉くん本人も商業的に欲がないからああいう作品に
なったんでしょう。
商業に縁がないのは、笙野的作品の宿命ではあるが、
そういう作品には賞を引っ掛けてあげるのが少し前の
文壇(?)だったような気がするんだが。
今は売れそうなものに賞をかぶせてる感じだね。
笙野さんもあっさり三冠取ったはいいが、谷崎が遠い遠い。
230 :
吾輩は名無しである:05/01/29 21:42:31
金毘羅で谷崎賞決定でしょ
そういえば、タコグルメの前篇って予想より短かったな
谷崎は実質丸谷才一賞だとどこかで読んだ記憶が・・。
よりたんは日本のジョイスだからなー。
「日本一怖いブックガイド2005」の
高橋源一郎×斉藤美奈子の対談で「金比羅」が絶賛
源チャンはもちろん斉藤美奈子さんも「今年のベスト1かも知れない」とのこと
中沢新一のカイエ・ソバージュとやらを引いて「対称性と非対称性」のタームから眺めると
笙野頼子と舞城王太郎と町田康が極めて近い位置にいるとかいうんだけど
そのへんは教養不足で何がなにやらさっぱり判りませんでした
各書評で絶賛された効果もあるのかも知れないけど
横浜紀伊国屋で平積みになった「金比羅」が売り切れんばかりの勢いで売れてます
隣に積んである「負け犬の遠吠え」よりも減ってる 純文学にあるまじき売れっぷり
当分は猫たちの食費には困らないかな?
>横浜紀伊国屋で平積みになった「金比羅」が売り切れんばかりの勢いで売れてます
あーあ。ほとんどがブックオフ行きだなこりゃ。
>>233 増刷したって、かいてあったよね
おれも、近所で平積みみかけたよ
236 :
吾輩は名無しである:05/02/03 10:02:58
それじゃコンピラと多和田の最新刊一緒に買ってこよっと
237 :
吾輩は名無しである:05/02/03 11:07:55
源ちゃんは仲良しの中沢を持ち上げたかっただけじゃん。中身読んだ?
238 :
吾輩は名無しである:05/02/03 11:52:50
笙野が栄養失調と過労でぶっ倒れるのは、いつのことか?
239 :
吾輩は名無しである:05/02/03 12:55:07
>>238 何ありえない事言ってるの?頭おかしいんじゃないか
栄養失調ってw
240 :
吾輩は名無しである:05/02/03 14:03:03
初期の作品はあまりに退屈すぎ、そろそろ絶版かもな
>235
なんかすげー>平積み
うちのほうじゃダレン・シャンくらいしかなってねー
>>237 読んだけど中沢新一さんの提唱する対称・非対称ってのは
80年代に流行ったスキゾ/パラノとか絶対主義/相対主義とどう違うのか判らなかった
斉藤美奈子さんがそのへん突っ込むかなと思ったけど源ちゃんに追随しちゃってたね
笙野さんは80年代的ポストモダニストに対しては
「お前ら相対的とか等価とか言いながら女の美醜だけは絶対差別化してるじゃねえかおうコラおう」
っていうスタンスでずっと来てたと思うので中沢新一的ニューアカ語でくくられちゃうのは何だかな〜と思いました
中沢新一うんぬんに関してはスレ違いなのでここまでということで…
ちなみに書名は正しくは「日本一怖いブック・オブ・ザ・イヤー2005」でした
間違えてスマソ
244 :
吾輩は名無しである:05/02/11 21:37:44
あげ
245 :
吾輩は名無しである:05/02/15 05:11:39
範馬勇次郎と笙野頼子、どっちが強い?
あの格闘マンガはほとんどSFだからなあ・・・
ナオコーラは笙野の後を継げるのか。
>>247 えーと、笙野作品読んだことないでしょ。
不細工な顔のことを言ってるのではないかと
250 :
吾輩は名無しである:05/02/15 23:00:18
マジレスかよ!
251 :
吾輩は名無しである:05/02/15 23:12:18
文学界の横綱 笙野頼子
ナオコーラは無自覚なブスだと思う。
253 :
吾輩は名無しである:05/02/16 05:17:40
笙野頼子は自覚的な武巣だと思う。
>>248 読んだから言っているのです。
タコグルメの直後にナオコーラ先生の写真が掲載されていたときの衝撃といったら。
255 :
吾輩は名無しである:05/02/16 22:01:00
>>233 >笙野頼子と舞城王太郎と町田康が極めて近い位置
笙野と舞城っていうのはわかるんだけど
町田はちょっと外れる気がする。
256 :
吾輩は名無しである:05/02/16 22:02:43
笙野は己の不細工に頼りすぎだと気付いてから読まなくなった。
弱者の居直りは批判を封じるが、それだけでしかない。
批判を封じるためにやっているとは思わないな。
「不細工描写する際の確認のためにだけ、顔を鏡で見るわけだが」って頼子カッコイイよ頼子。
258 :
吾輩は名無しである:05/02/17 06:59:57
つか、そんなにブスじゃないよ。言うほどブスじゃない。
中年相応の顔だし。
それにくらべてナオコーラは若いのにひどすぎる。
ぜったいに勃たないよ。
259 :
吾輩は名無しである:05/02/17 09:20:56
ナオコーラは、カメラマンが悪い。
会社勤めもしているのだから、飾り立てることもできない。
260 :
吾輩は名無しである:05/02/17 17:28:17
笙野頼子はむしろ美人だと思う
261 :
吾輩は名無しである :05/02/17 17:34:14
漫画家の方が向いてんじゃないのw
>255
丸ごと同意
町田は文体の点でちょっと共通するところはあると思う。
関西弁グルーブが通底している>町田&笙野
265 :
吾輩は名無しである:05/02/27 21:44:23
>>206 >りさたんの成長だけが純文学界の希望だな(わりとマジ)。
禿同。
りさたんは笙野頼子以来の純文学的存在の作家だと思う。
266 :
吾輩は名無しである:05/02/28 18:36:25
きんぴら(←なぜか変換できない)の感想を書いて
金平と変換出来てしまう件について
「金比羅」って信仰と信念についての小説というか
一神教ならぬ「一人教」のことを書いた小説だよね
もしかしたら精神を病んでいたかもしれない場所に生まれた主人公が
ある幻想を内側に抱え込むことによって現実に対抗していく
それは目の悪い人間にとってのオーダーメイドのメガネのようなもので
他人から見ればそれは歪んだレンズだけど
あるたった一人の誰かの傷ついた角膜と重なる時,世界は正しく像を結ぶ
それはもしかしたら健常者のつもりで人々がかけている色眼鏡の世界よりももっと正しくクリアに
大切なのは「だからみんなもこのメガネをかけて世界を見ろ」とか言うのではなく
ただ自分が人生をかけて磨き上げた金比羅というレンズを一人信じて,世界を見ていこうと決意するところ
笙野頼子の資質が完成度の高い形でパッケージされた小説で
笙野作品を読んだことない人にもすすめやすい一冊だと思う
外国で翻訳されたら反響を呼ぶと思うんだけどどうでしょう
笙野頼子にとっての「金比羅」は中上健次にとっての「路地」と同じだなんて言ったら
中上研究者の人には怒られるのかなあ
ひそかにおいらは中上健次のフェミニズム版だと思ってるんだけど
ちなみに横浜紀伊国屋の平積みはソールドアウトして再入荷してまた平積み
三ヶ月で3刷に突入してたよ〜
純文学不良債権理論を見事に完全粉砕おめでとう
10年ぶりのスマッシュヒット
古井氏の「仮往生伝試文」とどっちを先に買おうか迷ってるんだけど(貧乏)
269読んだら金毘羅読みたくなってきたな〜
両方買えっ
講談社文庫の「なにもしていない」をBOOKOFFでやっと手に入れた。
これって絶版なのかな。
道を歩いていると、小学生が変なおじさんと間違えて逃げていく女ってすごいな
自分でいってるし。
>外国で翻訳されたら反響を呼ぶと思うんだけどどうでしょう
あるかもしれない。
昔の作品に比べて文章は荒くなっているけれど、
内容的には面白くなっている。
よって翻訳お薦め。
初めて読んだ笙野作品が「なにもしてない」だったな。
女の作家にありがちな気取りが何もなくて、へーこんな人がいたんだーって
嬉しくなった覚えがある。
金毘羅はすばるを持ってるから単行本買うのに二の足踏みの助
ミルキィ・イソベの装丁も好きだし加筆訂正もわーってるんだけど
>>163 >「30半ばまで親の仕送りで暮らしてた人間が…」
文藝の角田光代インタビューを読んだら、
「ほとんど収入がない時に家賃17万円のマンションに
住んでいた。親の遺産があったから」ということを話して
いました。
「実家が裕福」というのも作家にとって一つの才能だと思うよ。
本がいっぱいある家庭に生まれたとか、
天賦の文才があるとか、
それと同列レベルの才能ですよ。
生活の心配をしないで書き続けられるという環境にいられると
いうのはすごいことです。
>>280 現在の生活の心配はなかったかもしれないが、
将来の生活の心配は人一倍大きかったのではないかと思う
282 :
吾輩は名無しである:05/03/12 05:52:26
万年男日照り
>>281 俺リーマンだが将来が心配だ…貯金ねーし読書する時間もねーし
土曜日曜なのに、今日も明日も出勤だし…
毎日仕事でヘトヘトになるので読むのに根気がいる笙野の小説、読む気せん…
ところで笙野の初期の小説はまったく頭に入ってこないんですけど
わけわからん。二百回忌とか、タイムスリップも。もっと後の作品の方が好きだな。
284 :
対抗癌:05/03/14 00:29:02
>>283 NAMに入らないか?
資本主義を止揚してみない?
285 :
吾輩は名無しである:05/03/14 06:18:22
柄谷行人はかえれ!
WALOS
287 :
吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 23:36:53
最近の図書新聞一面にこの作家の名前を見た。
「文学とは戦いだ」とかなんとか。
読んだ読んだ メラメラと燃えてるねえ
しかし「金比羅」とか「権現」とか本人も言うようにあくまでも文学上の比喩であって
オカルトとは無縁のものなんだけど
パッと字面で見ると誤解を招きまくるなあ
あえて誤解をまねいてやるくらいの勢いなのかも知れないけど
289 :
吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 13:32:56
ファンサイトの掲示板見たら巽孝之が書き込んでてびびった
無問題ですそれは
>287
仲俣暁生がはてなで「誤読の弁明」を書いていたが
やっぱりなんかズレていた。
金比羅読んだら、水晶内を読み返したくてたまらなくなり、
さらにどんどん遡って今レストレスまで来た。
292 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 09:51:12
笙野頼子はブスであることに甘えすぎ
一度きちんとダイエットして普通の容貌になって欲しい
あんたは痩せれば並みの容姿になれますから
その上で何が書けるか、興味ある
ブス描写は一種の宣言
>>292 あんたに興味があっても関係ないだろ。よけいなお世話だ。
やせろというなら、せめて健康が心配だ、といえ。
嫁入りの心配してる親か?
295 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 13:18:32
>>294 俺は笙野文学の新たな可能性を開いて欲しいと願ってるだけだ
横レス
そういう違和感の表明方法に飽きてきたってこと?
しかし「あんたブスじゃないですよ」ってのは笙野の怒りを
煽ることになりそで、新境地を望むならむしろ逆効果っぽい。
笙野がダイエットしたって作中では多分「ブス」のまま。
ある程度意思的にブスを指向したような描写が金毘羅になかったっけ
(もちろんもともと美人とは言えないが)肯定的に容貌を評価される
ことでシステムに組みこまれることへの嫌悪の表明と言うか。
容貌だけの話じゃないカギ括弧付きの「ブス」。
私小説を書いているわけじゃないんだから、
実際の容姿と作品は関係ないとなぜ分からないのじゃ。
それより文藝発売日でした。
実際の容姿と作品はけっこう関係あると思うがな。
今の世の中にいて、それが作品に関係しないとしたら
そんな作家のほうがにせもんだろう。
>292と>298は微妙に違うことをいっているようでもあるが
ブスと書いてあるからってブスのことじゃないだろうと
それに痩せたくらいで治る性根かと
ましてやそれは本人でない誰かの興味のある題材にすぎないと
それじゃ未婚の母になってその体験を(ry
文芸買ってきた。
タコグルメ、ここ10レスぐらいのブス話とも相俟って面白い
某文芸誌には(一応)復帰準備中とやら
笙野頼子に「痩せればブスじゃなくなる」というのは
マルコムXに「色素整形でマイケルジャクソンみたいに白くなれますよ」とか
在日文学者に「日本国籍取れば差別しないであげますよ」というのと同じで
何の意味もないですYO〜
タコグルメ面白すぎ 凄すぎ
まだあんまりネタバレしない方がいいのかなあ
タコグ、すげー
こうつながるとは…
この前後編に加筆して単行本?
それとも間を埋めるようなものを更に書いて
もっと大きくするのかな?
近況は読んだけど加筆してもちょっと短くない?
どんだけ加筆するのかは確かにわからないけどw
間を埋めるっていうのは前後編の間じゃなくて
これとあれの間を。
タコグルメはちょっと大人しい感じ。
やっぱ、こばと会に比べたら普通の男は大人しいって
ことかなとオモタよ。
カニバットは草柳大蔵がモデルだったけど、
タコグルメは大塚英志でよいのでしょうか?
おとなしいというか
旧式なオヤジ主義であるカニバットに対して
新型のオタク趣味であるタコグルメってことじゃない?
今までフェミニズムは「おたく」の問題を扱いかねてきた
それに乗じて「ぼくらは古い男性主義とは違う少女フェミニズムのホワイトナイトなのです」という美辞麗句で
「おたく」がその領土を無自覚に拡大し続けた
「タコグルメ」はそれに対してフェミニズムの側から初めてはっきりと宣戦布告した作品で,日本の中でこんな小説はほかにない
おたく先進国(あるいは発症国)の日本にないということは世界でも初めてと言うこと。
ともすると「ああまた笙野頼子が論敵を小説で叩いてるのか」と処理されがちだし
事実「嫌がる少女に残業代 無理に握らせ五千円」なんて
大塚英志マニア以外誰にもワカンネーよ!というくだりもあるんだけど
実はきちんとした構造を持ったクリティカルな小説だと思うよ〜
気になったのはなんか体調の悪い描写が多いことかな お体は大切に
中上健次の倍くらい生きて「ブスは100年生きると神になる」ってところを見せてクレヨン
>>305 なるほど。変な顔文字コテだからって、侮れないなw
308 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 21:54:29
>>305 と、いうことは、(O^〜^) ◆eP/SxCooCQ は
大塚マニアなの?ふーん。
ほんと健康には留意してほしい。ナンシー関のように若死にしたら勿体無い。
そういや金比羅でもやたらにロリコンオタクをあげつらっていたっけ
笙野はんの作品は、あちゃこちゃ飛んでるなーと思ったら
意外なところからつながって展開していくから、
ついつい追っかけてしまうわ
311 :
吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 12:33:41
大塚なんて、ゲームのストーリやマンガの原作書く人でしょ。
そういう物差しで文学の批評はやめてほしいのだが。
312 :
吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 12:46:15
大塚と体型が似てる
おれは笙野頼子のSFぽいとこと他人を攻撃するとこと誠実なとこが好きなだけで
実は読んでてなに言ってんだか判らないことも多いので
あまりいい読み手ではない
群像は笙野さんと関係が悪い編集長が更迭。
そこで笙野さん群像復活予定。
>313
いや、それはそれで大変正しい読み方と思いますよぅ
>313
自分が書いたレスかとおもた(w
理屈で理解できるところを超えた体質とかリズム感みたいなもんは、
ちょっとわからないところがある。
317 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 17:15:24
笙野頼子の敵を作ることを恐れない、ケツをまくったような文章が好きだ。
男には出来ない。あと難解と下世話が一体になったところもね。
でもこの人はいつも怒ってるな。貴重な存在だ。
純文学って貧乏だし、批判されがちだし気持ちは分かるが。
318 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 17:26:21
大塚は中高生相手にライトノベルのキャラクター小説を書いていればいいのに。
名誉が欲しくなったのか、調子に乗って口を滑らし、純文学批判を
やって馬鹿を露呈していまった恥ずかしい男。
319 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 17:27:30
誤植です
露呈していまった
露呈してしまった
>>318 ライトノベルや漫画の原作を書くには年齢的にキツく
なってきたから、新しい商売としての「評論家」を
始めただけ。
大塚の本を読んだけど、どっかで読んだような古くさい
純文学論を述べているだけの時代錯誤な内容。
田舎の秀才のなれの果ての典型例。
オロナミンCってそもそも純文学を理解してるのか疑問なのだが。
今月の群像ではホリエモンが純文学について語っているよ。
大塚とかホリエモンとか胡散臭いぶ男が好きだねえw
323 :
吾輩は名無しである:2005/04/30(土) 22:44:17
文藝、しりあがり寿特集ですねえ。
しりあがりも笙野さんもどちらも好きなので買いました。
でもなんだかタコグルメ後編はすぐ読む気になれなかったので
しりあがり特集の方を先に読んだんですが、そうね・・・
なんかしりあがりさんの世界を面白いな〜って読んでると
笙野さんの世界に入りにくくなってしまった。何故か。
笙野さんの文章ってすごくスピード感あるし、爽快感も
疾走感も小気味良いんだけど(例えて言うなら十傑衆の走り
と言えば良いのか)、しりあがり寿のは瞬間移動なのね。
点から点へ移動するのね、あの人。漫画も文章も。むしろ
文章になるとその感がはっきりする。
だからしりあがり文章を読んだ後に笙野文章を読んだら
えらく遅く思えてしまって「あれ?」って気がした。
なんかすごく真面目だなっていうか。「キモオタ」とか
「ロリコン(ロリオタだったか?)」っていう単語が
何度か出てくるけどあのあたりが特に失速してる感じが。
しりあがり寿は笙野さんをもってしても速いのか?それとも
存在次元が違うのか、対抗できる書き手としては西原理恵子の
存在があるけど彼女もほんなこつ真面目だしなあ。
しりあがり寿に唯一相対せていたのはいとうせいこうだけのような
気が・・・。2人の対談読んでたら、ますますタコグルメ後編が
読めなくなってしまった。なんでだろう・・・?
むしろ「しりあがり寿最高!対抗できるのはいとうせいこうだけ」というビックリハウスセンスの持ち主にまで
笙野頼子の小説が読まれていることに驚くばかりです
「マシュマロとショートケーキってどっちが甘いかな?それに比べるとハンマーなんて硬くて食えたもんじゃないね」
みたいな比較もいかがなものか。
あと「爽快感も疾走感も小気味良い」という日本語はいくらなんでもナシだと思います。
>>323みたいな文章を読むと橋本治を源流とするサブカルチャー批評の功罪について考えてしまうよ
橋本治にはちゃんと論理があるんだけどそれを読まずにあの文体だけをパクると
「何も考えてないのに取りあえず分かったようなポーズが取れる」という文章がいくらでも量産できる
blog書評とかほんとにこんなのばっかり。「そんな個人的印象論を聞かされてどうしろと?」っていう
326 :
323:2005/05/01(日) 02:01:00
>>324 いやあの、別に「だから笙野さんがダメ」とか言ってなくて
しりあがり寿がマンセーとも言ってなくてどっちも好きなんだけど
自分の好きな2人が同じ誌面に存在してて、その食い合わせっていうのか
そういうのが非常に意外な印象だったもんで・・・
う〜ん、いとうせいこうのことお嫌いのようですけど、私この人も
結構ずっと注目し続けてるし・・・ビックリハウスセンスの何が
お気に召さないのでしょうか?てかビックリハウスセンスってさ…。
それもまたなんか偏見に満ちた括り方だと思いますがね…。
>>325 確かに肝心の本文を読みもせずに印象だけの稚拙な例え
ばっかりの文章ですよね…でも印象語ったらいかんですかね?
あ、まずは本文読んでからですよね、すいません。
本文読んでないのかよ!
まあ、いとうせいこう、出してくる時点であれなわけだが
いとうせいこうは90年代のシティボーイズとの共演は素晴らしい。
あと司会者としてもかなり優秀。以上。
いとうせいこうは早稲田文学の奥泉光との漫談での
ツッコミ役として良い仕事している 以上
つーか、ドキュンの書き込みまともに相手にすんなよ。
それよか今日発売のすばるに頼たんが書いています。
今日!?
ドキュンの書き込みとは、
サブカルに絡めて語る人か、
それの功罪を語る人か、どちらか・
334 :
吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 20:42:52
すばるの4,5,6今から読むよ。
とりあえず書き出しに痺れた。
仮想敵が折口信夫からまた大きくなってるw
おれも買ってきちまったよ。明日読も
今春発売っていってた新刊はいつですか?
来月までにはでます?
明治政府ちゃん
339 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 21:44:39
めでたい
341 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 18:36:39
やったじゃん!!
おめでとーございますー
何らかの賞は獲ると思ってたけど、すごいね!おめでとうございます。
344 :
吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 17:55:31
笙野です。みなさんどうもです。
本気でビビるからよせ
本人名乗るならどうもですなんて言ってんじゃないよ
347 :
吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 05:17:40
348 :
吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 05:24:22
笙野ですブヒー
349 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 00:24:31
ガハハハハ。金毘羅サマにむかってななななにをぬかすかっーてなことで。エヘヘヘヘ。
つ、つ釣られないぞっ・・・
>>349の、びみょうに笙野節からずれてるかんじが、逆にリアル
まじで降臨したらビビって誰も書き込めなくなりそうですw
あ、忘れてた。伊藤整文学賞おめ!
もうこれで大きな賞は大体とったんかなあ?
355 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 22:33:34
金比羅で「オカルト信じててパクりで」と言われてる作家って誰のこと?龍?
そんなフレーズなかったと思うが?
あったけど。ちょっと違うが。確か
「オカルトを肯定し、他人のオリジナリティを侵害する
ような作品を発表している作家」じゃなかった?
竜じゃないだろう。自分は、文脈的に、相手は女だと思ったが。
他人のオリジナリティ云々っていうのは、
他人のオリジナリティを侵害する作品を認めるわけにはいかないと
大勢の前でいわされたってあたりのことでしょ?
心当たりはあるけど自分で調べてw ちなみにその人のスレは2ちゃんにはない
それと、オカルト肯定派っていうのは、学者かなんかじゃなかったっけ?
359 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 07:02:41
あげちゃったorz
こないだ朝日新聞夕刊に島田雅彦の書いてる書評が載っていて、笙野頼子がとりあげられていた。んで、顔写真が載ってたんだけど、これがお化粧してる。でもって、ちゃんと化粧の分キレイに見える。誰かに勧められたのかなあ。
>>362 それは文芸時評ではなく、書評ですか?>朝日夕刊
364 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 00:30:52
あ、文芸時評ですね。すいません。
365 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 00:33:15
その時評で「小島信夫に似てきた」と書いてあったんだけど、どのへんが?
「抱擁家族」しか読んだことない。
366 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 00:44:50
妄想と現実が混濁(しかも作者が制御しきれていない)。
文法や言葉遣いがおかしいがそれを指摘するのが憚られるほどの境地。
そんなところじゃない?ひとことで言えばキチスレスレ。
まあ小島御大のレベルにはまだまだ及ばないと思うけどなあ。
最近のとか凄いもん。芸術。良くも悪くも。
367 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 15:39:53
父の発達
俺は闊達
五限は学活
論争まとめ本。6月下旬、河出より
371 :
吾輩は名無しである:2005/06/10(金) 23:21:39
買うったら買う
拡大したほうが可愛いな
思わず拝みたくなるような、迫力の微笑みと黒いバロック
新刊画像でてるね
377 :
吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 10:00:57
文庫化が遅いっ!
文庫化しないんじゃねえの?
北海道まで行ったのか!大変だったろうな。
新刊が待ち遠しい……もはや怒りが爆発しそうですよ、笹野先生だけが頼りです
誰だささのって。
図書館で『文藝』読んできた。
「知感野労」という当て字、いいです( ̄∀ ̄)ニヤリッ
384 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 21:28:33
遅ればせながら、『母の発達』読んだ。もうサイコー。
385 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 18:21:55
「徹底抗戦!」入手。すげえ厚い。
ええのう。おれは早くても明日以降じゃよ
新刊、平積みされていたのでつい買ってしまった。
3000円ぐらいしたけどしばらく楽しめそうな厚さ。
抱腹絶倒ゴミ掃除( ̄∀ ̄)ニヤリッ
390 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 12:13:42
ポップすごすぎ
モアイラっていうのは、モマイラの読み違いだよな。
島田雅彦って失礼なやつだな。
396 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 22:26:51
>>390 小林よしのりみたいだw
面白いので買ってみるか。
397 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 02:38:25
その昔「茶の間の男」(島田雅彦インタビュー本)の中で
笙野さんのことあんまり良くは言ってなかったよな…島田雅彦。
(そしてそのインタビュアーが、作家になる前の星野智幸だから
面白い・・・共著だけどね)
失礼ってのは、先日の読売新聞の書評で、
金原ひとみの部分で名前を出した、その出し方のことだろう。
島田雅彦って強いの?
笙野さんと戦ったらどっちが勝つかな
400 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 22:45:16
401 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 23:19:45
>>399 笙野に決まってるだろ
パワーが違うぜ!
402 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 23:21:04
笙野頼子とベン・オクリって、オレの中では、ダブってくるんだが、
みんなの中ではどうだ?
403 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 23:51:52
知らない
404 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 23:53:59
ミスターオクレなら知ってる
ヲタクは日本文化で世界経済で力が圧倒的なのに、
それを罵倒してるのにボーベル賞あげるとおもう?
ノーベル賞
407 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 00:10:45
オタクを罵倒してるわけじゃないと思うけど。
>>407 胴衣。禿げ上がってピカピカになるほど同意。
>>405 世界経済で力が圧倒的って、何の何パーなんだ?
って、これを言うと頼子先生的にはやってはいけない
戦術だけど。
409 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 01:45:26
>>407 同意。
あえて単純化すれば、405みたいな、経済効果をかさにきた
オタク文化開き直り者を罵倒しているのではないかと。
411 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 10:45:42
金毘羅、を借りてきた。
この作家さん初めてなんだけど、一体これは何?
うわ言みたいな独白がえんえん続いていくだけで面白くない…(まだ全部読んでないけど)。
一般的に見れば
笙野ってめちゃめちゃコアなオタクだが…
というか、今までのオタクバッシングって、オタクについてまーったく
わかってねえ奴が外側からみて頓珍漢なこと言ってただけ。
笙野はオタクではないが、かなり近いところにいるから、オタクの
ダメなところもはっきりわかるのではなのか。
415 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 20:48:01
>>413 笙野は、口が悪いんだから、「山形さん」はないだろうと思う。
山形ほどの男であれば、当然のことながら、呼び捨てが相応しい。
「山形けっ」くらいが適当
416 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:17:00
>>413 長い上に背景が黒で読みにくかった…。
大塚英志とやりあってるのって14年も前からなんだね。
ここ数年の話だと思ってた。
大塚なんてまともな文学読んだことない馬鹿なんだけどな。
417 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 22:20:13
大塚英志と笙野頼子は同一人物でしょ。
見た目が同じじゃん。
自作自演。
あっ、訴えないで!
>>408 山形の「わざと」同一は若干でも一般の共感を擦らせる
意義があったと(本人100倍で)思うが、
大塚=笙野は意義っつうもんが、陰謀史観みたいで
反感しか擦らないかも。
419 :
吾輩は名無しである:2005/06/30(木) 23:06:49
418が何を言っているのかわからない…。
山形の訴訟問題は知ってるの?
421 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 00:56:42
擦らせる、本人100倍とかいう言葉使いがいまいちわからん。
島田雅彦が読売に何時何を書いたのか詳しく教えてくれまいか・・・
423 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 23:42:07
高橋源一郎が完全にやる気をなくした今となっては単純にこいつしか
選択肢がない
>>422 島田は読売夕刊に月イチ(?)で文芸時評をのせている。
六月は27かな? そこで金原ひとみを取り上げていて、
そこにちょっと笙野頼子の名前を出している。だけ。あとは新聞見て。
朝日じゃなかったっけ?
すんません。まちがえますた。
427 :
422:2005/07/02(土) 14:04:53
>>424-426 朝日の六月二七日(頃)の文芸批評ですか
教えてくださり感謝いたしますですー
428 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 22:13:49
てゆかモマイラって・・・
トリプル・ラムレーズン・ワロス
>390 読んだ。
この内容・・・ぜったいにちゃん読んでりゅYO
笙野がちゃねらだなんて信じてなかったが…これはw
今日ちょうど論争本買ってきたので今から読むわ
433 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 00:06:09
プゲラだのハゲワロスだの出てくるよ。
しかし巻頭で緊急出版未整理と断っているだけあって誤植多いなw
あとこのスレにも「論争だけファン」っているの?
「私的言語の戦闘的保持」ですからね〜
頼子たんファイト!てか大丈夫か
>433
三校とったって書いてあるがそうなのか〜>誤植
2ちゃんは読んでるが、書いては絶対ない。作家であるのだからそれだけは守る。
とも書いてあったじゃん
437 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 03:35:56
このスレを読んでるかどうかはまた別問題だな
いちお以前の作品にはこのスレのことも書いてたけどね
今も読んでるかは知らん。
いや、「2チャンネル」だから。このスレじゃない。「徹底抗戦…」参照。
440 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 23:27:42
× 2チャンネル
○ 2ちゃんねる
441 :
吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 23:44:19
図書新聞3月号を偶然見かけて読みました。かなり戦闘的かつ理論的です。
それも徹底抗戦に載ってるからぜひ買ってね
笙野頼子って、吉本隆明の「共同幻想論」あたりを批判し、
乗り越えようとしているの? マルケスとかブニュエルとかを
意識しているのかも、知りたい。
444 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 16:12:43
「水晶内制度」はブロッホの「ウェルギリウスの死」と関係あるんだろうか、
とか考えるんだが、本人に聞いても、外国文学、けーっ、とか言うんだろうな。
マルケスはもちろんありだと思うんだが。
>>440 小説に出てくる架空のサイトが「2チャンネル」ってこと。
436 :吾輩は名無しである :2005/07/04(月) 00:19:57
2ちゃんは読んでるが、書いては絶対ない。作家であるのだからそれだけは守る。
とも書いてあったじゃん
>> 作家であるのだからそれだけは守る。
「無料では文章を書かぬ」 という決意? w
「匿名発言しないことで成立する職業を選んだのだから」という決意でしょ。
448 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 14:55:33
笙 の文字と意味をググッたら、中国の楽器なんだ。竹でつくった楽器。
竹から生まれる楽器で 笙 なのか?
竹かんむりに生まれる・・・といえば かぐや姫もだね
小谷野が栗原のblogに書いてるね〜
>>447 「匿名発言しないことで成立する職業を選んだのだから」という決意でしょ。
例えば、ピンチョン(Thomas Pynchon)の小説は匿名発言と変わらない。
>>451 だから何?
その人と笙野氏と文学観を共有しているはずだ!とは
誰も言ってないし。
>>451 そもそもきちんと名前さらして本書いてるピンチョンをなぜ匿名扱いするのかがわからんな。
エンタクシーで匿名批判しかできないのが評論家
それはレスのどれかへの反論なのか?? 意味不明。
比較的近年までパソコンも持ってなかったはずなのに、
ネットに繋いでから、2ちゃん用語を自家薬籠中のものに
するまでの速さはやはりさすがだと、さっきトイレに入りながら考えた。
ところで今、「金毘羅」読んでるんですけど、ここ見てますか?笙野さーーん。
私さっき、お昼くらいに本文中の、デジタル時計の4:44から「死死死」
と連想するとこ読んでたんですよ。それでさっき、ふいっとトイレ行きたくなって、
トイレ行く途中に置いてあるデジタル時計を見たら、「4:44」だったんですよ。
いえ、だからって何か偶然の一致とか意味があるとかないとかユングの共時性
ってこれだよねとか笙野さんに嫌われそうなこと言うつもりはないでーす。
とか書くとウソっぽいけど、ホントです。
457 :
↑:2005/07/07(木) 19:00:54
何だか楽しそうだなw
金毘羅って、読むとナチュラルにラリれるんだ。読んでみるか
「匿名発言しないことで成立する職業を選んだのだから」の解釈としては、
小説家一般についてではなく、
笙野の職業=「身辺雑記や随想に尾ひれをつけた私小説を書く職業」
についての発言と納得
>>459 私の記憶では、プルーストの作品も
まあいってみればそういう内容だったが。
>>458 そうそうナチュラルにラリれるっていうかハイになれるよアナタ鋭いね。
言霊のパワーっていうか例の笙野頼子の語りでラリれる。
読んでいるうちに既成の文章も既成の世の中もクソだったんですね、
という確信とヨロコビがわいてくる。さらによいトリップができれば、
ああこれで私にも希望と勇気がわいてきました、これからは私も毒を
振り撒いて生きていきます・・・という気分になれるかも(⌒ー⌒)にんやり
徹底抗戦でもラリれるよ(・Д・)
今日の日経新聞朝刊に笙野さんがでています。カラーの顔写真付きで。
この人ブスを売りにされていますが、普通じゃないですか。普通の50前の女性。
最近、自信に裏付けられたええ顔になってきた・・・
と思わないでも無くは無いが多分ファソだからだとも思う
>>461 金毘羅読むとたしかにラリるよ
わたしはそれで、2ちゃんで自説に固執して暴れたことがあります
匿名なんでヘタレにすぎませんが、あれは麻薬です
>>466 ここで言及されることは少ないけど、ファンならだいたい知ってると思う。
>>464 「ブスを売りにしてる」っていう言い方は感じが悪いですなあ。
たしかに、この世の中に女として生まれ、
しかもその上にブスという役割を引き受けさせられると
どういうことになるかっていうエピソードはよくお書きになりますが、
それをして「ブスを売りに」と表現する神経はいかにも鈍感かつ粗雑ですな。
471 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 13:46:50
この人ちんちん大きそうだね
男気溢れてはいるが、ちんちんは生えてないよ
473 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 01:06:55
『金毘羅』をよむと、笙野頼子という作家の不遇(???)の最大の理由は、
高機能自閉症(アスペルガー)なんじゃないかという気がしてきたよ。小説と
本人は違うのかもしれないが、たぶん、本物のアスペルガーだと思う。
こういうのは、作家の評価というか、理解にとって、どういう意味があるのか
わからないんだけれども・・・。
474 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 01:38:23
>>470 売りにしてるとは思わないが「ブスに頼ってる」とは思う。
そして作家にとってそれが悪いとは思わない。
ただ、こういうこと言うと一部のファンとフェミが猛反発するのは
少しずれてるとも思う。
>>474 どうずれてるんだよ。ちゃんと説明して。
476 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 04:11:13
ブスということを特権的な体験にしてると思うよ
いわば普通じゃない特別な根拠が”ブス”
477 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 05:00:27
ピンチョンの本名知ってるヒトいる?いたら教えてほしい。
478 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 06:03:35
480 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 11:00:21
w
>>477 Thomas Ruggles Pynchon, Jr.
>>476 「ブスだということ」を、ある与えられた運命のように
例えばなんらかの障害のように考えている人が多いようだけど、
(自分もそう考えていたが)、
「金毘羅」を自伝的なものと考えた場合、ちょっと違うことに
なると思う。あの主人公は自分から自分をブスに加工してるよね。
戦略的にか、どうしようもない防御の必要からか、
女と母を拒むために自己の「ブス」化を目指す少女の肉体改造物語。
>>473 アスベルガーではないと思う。
アスベは言葉の裏を読めないので、皮肉やあてこすりなどの高度な技は使えない。
つーかパソ導入して短期間で2ちゃん語マスターした人がアスベなわけねーだろ
彼女が同性にとても人気のある理由のひとつは、
自らをモデルにしているらしい主人公におのれのことをこれでもかというほど
ブスで醜いと語らせ、そこに居直っている潔さだと思う。
男の目を気にして美容に励んだことがあり、しかし(あーーバカバカしい!)と
思ったことのある女にとっては、これ以上スッキリする話はない。
それとあの素晴らしい毒舌♪
でもそれは、「ブスに頼っている」というようなもんじゃーないと思う。
「ブスであり、男に媚を売らない主人公」の前には、
正反対の「百人の危ない美女」があらわれて主人公を悩ますわけで、
世界を映し出す鏡の役割として、「ブスである私」を設定しているわけ。
男の作家が「ブサイクであることを特権化してると思うよ。いわば普通じゃない
特別な根拠がブ男であること」って言われる状況が、あるのかね。
そういうのが仮にあったとしてもそれはお笑いにしかならず、
「ブスである私」は確実に痛みをともなうものだという違いに、男の読者は
少しは気づいた上でものを言ってるんだろうか。
>男の目を気にして美容に励んだことがあり、しかし(あーーバカバカしい!)と
>思ったことのある女にとっては、これ以上スッキリする話はない。
帰りの電車で夕刊ゲンダイを読んでるおっさんと変わらんね。
486 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 20:13:58
>>483 翻訳家のニキリンコはアスベルガーなので、まったくあり得ない訳では
無いと思うんだが。ただ、私は病理学に解体しようというわけではありません。
むしろ、ナルシストという批判は、適切ではないと思っている。
笙野の悪口を言えば、くだらないことに時間かけすぎ。そうだろ、
早稲田の物理の先生の批判なんて、時間の無駄さ。
大塚某は、まあ、わかるが、でも、そんな暇あったら、吉本隆明でも批判したら。
>帰りの電車で夕刊ゲンダイを読んでるおっさんと変わらんね。
何が?
>486
ブスについては、私は482さんと似た見解で
ブスが必要なのではなくて戦闘服が必要なのだろうと思っているが
必要なのはむしろあの怒りエネルギーのほうなのではないかと思っている。
端から見てると確かに無駄とも思えるのだが。
無駄なことを排除する=売上文学論
だということに気付け
490 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 20:41:49
>無駄なことを排除する=売上文学論
いや、そうじゃなくて、資本の論理に奉仕すること。
数字や数学にしたら、「ベクトル」をだしたら、納得するような
感性になることだろう。
誰に喧嘩を売ろうと本人の自由なわけで、
傍から無駄だという必要はない。
本人の怒りのエネルギーが大きければ、
相手も増えるだろうさ。
>>489~491
同意。
「怒り」を書くことの原動力にしているからには、
あらゆる対象に対して平等に怒りをぶつけることが誠実さである、
と考え、そこに「無駄/有効」という要素を入れ込むのは不純とする。
ばかに見えても全てを平等に罵倒する。これは愛であり、
その愛の激しさに自分はしびれる。
文章を効率第一の伝達手段と考える人には分からないだろう。
効率だけを求めるから文学賞の選考も堕落していく。
笙野先生はひとつの作品のページ数より多い付箋を貼って選考に望むのだ。
494 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 01:35:14
ところで、ポストコロニアルフェミニズムのSpivakは、“原住民の情報提供者
(native informant)”という概念を持ち出す。あるいは、「サバルタン(被
抑圧者)は語ることが出来るのか」と問う。要するに、抑圧された原住民の女
などは、語ることができない、発話のポジションを確保することが出来ない。
彼女らができることは、せいぜい情報を白人の特権的記録者・書き手に提供を
書くことだけなのである。こういった問題は、西洋哲学や英語文学批評、英米
人類学のなかで論じられてきた。そして、それが日本に“直輸入”された。だ
が、そんなのは、西哲ちゃんの言葉遊びに変容してしまった。その点、笙野は
違う。
女が、しかもブス女というサバルタンが、対等に語る権利を確保する、すなわち、
「純文学者」として発話し、その権利を確保するという課題を、日本文化と日本の
現実の中ですごく具体的に明らかにしようとしたのである。(純文学への彼女の拘
りは、対等に発話する権利ということと無縁ではないだろう)。『発話の権利を確
保する』なんてのは、西哲ちゃんが書いたら抽象論議なんだ。だが、笙野は、居場
所を本当に確保しようともがき、無知で無理解な編集者と格闘しながら、ボツ原稿
と闘うという姿勢で、示してきた。普通ならば、適当な就職を見つけたりしなくて
は、生きていけなくなるのだ。特筆すべきは、アカフェミとは異なっており、簡単
な逃げ場がないという点である。
彼女の論争は、「彼女の発話の権利を確保する」という課題を、日本の文脈で
明らかにしようとしたことである。将来のノーベル賞候補と私が見なす所以で
ある。
495 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 08:30:42
ブスとユダヤ教は同じ
不当な迫害を受けていることから
自分たちが選ばれた特別な存在と思い込んいる
496 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 11:39:08
マルクス主義と(その子供である)フェミニズムは決して論破されない。
それはあらかじめ批判を排除することで成立しているからだ。
って言ってた人がいるけど、本当にそんなかんじ。
被害者意識を根拠にした思想は、どうしても限界がある。
二ーチェリアン(のはしくれ)を自認している俺には
この人の本(およびファン)はたえられましぇん。
福田和也の「クレイマー作家」って表現は至言だと思うよ。
498 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 12:16:21
>>497 でも福田はいい意味でクレイマー作家という言葉を使ってるだろ
499 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 12:23:14
面白いとは思うが「一番好きな作家が笙野」という人は理解できない。
500 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 13:03:27
しかし妙ないやらしさがあるのも事実。抑制された色気。
どうせ身体で仕事取ってるんだろ?
502 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 13:38:50
笙野は、いつまでブスで売る気だろうか?
若いときはそれでよい。だが、本格的なおばさんになってくると、
笙野も平均的な女でしかない。ブス度から言ってもともとナンシー関に
かなわなかったくらいなのだから、なおさらだ。
503 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 13:46:38
subaru.shueisha.co.jp/html/person/p0210s_1_txt.html
これで、ブス作家では、顔面の不自由な女性に反感を持たれるだろう。
自閉症作家とか、処女作家としたほうが、良いんじゃないのか。
(もっとも、60代で処女の人は多いと思う。だが、笙野の若さでは、ちょっと
だけ珍しい)。
>>494 >女が、しかもブス女というサバルタンが、対等に語る権利を確保する、すなわち、
>「純文学者」として発話し、その権利を確保するという課題を、日本文化と日本の
>現実の中ですごく具体的に明らかにしようとしたのである。
これには賛成。彼女が試み、なかば成功してきたことはこれだと思う。
対等に語る権利、発話の権利を女が確保するのは、純文学の世界に限らず、
いまだに困難。第一には、男たちによる無関心・侮蔑・中傷などが歴然と
存在するから。
505 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 15:20:36
そういう読み方しかできないと、バカフェミ御用達作家だと思われちゃいそう…。
純粋にテキストとして楽しもうよ。
同意。
なんか、ちょっと盛り上がると(スレの位置があがると)
「思想」の言葉を借りてしか他人の魅力を
語れないタイプの人が集まってくるみたいだね。
本人が言ってることそのままだろ。なにが「純粋にテキストとして楽しもうよ」だよw
ていうか、普通「テキスト」じゃなくて「テクスト」だろw
教科書じゃないんだから。
>>500 「金毘羅」によれば確かに、主人公は容姿に妙な色気があったからこそ
ブス化する必要があったように書かれている。
君みたいな人間がいるから少女の自己ブス化欲が加速する。
君は子供を不幸にする。将来親になるつもりがあるかどうかしらんが、
自覚したほうがいいよ。
509 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 15:55:57
>>505 バカフェミ御用達作家ねえ。
さすがに、そういうふうに読む奴は少ないんじゃないのか。
というか、あなたの言うバカフェミって、なんなのさ?
たんなるセクハラオヤジの発言に読めちゃうんだけれど。
510 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 16:09:22
>>507 >「テキスト」じゃなくて「テクスト」
冗談で言ってるんですよね?
>>509 >そういうふうに読む奴は少ないんじゃないのか
「そういう読者ばかりだと『思われてしまいそう』」ということです。
それとバカフェミってセクハラオヤジに膾炙した表現なのでしょうか。
私の実感としては、フェミニスト間でむしろ用いられていた気がしますが。
511 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 16:11:11
>>508 豊崎由美スレのコピペだよ。
双方甲乙つけがたい醜女なのは確かだが、笙野とは関係ない。
>>500 なーにが「どうせ身体で仕事取ってるんだろ」だ。死ね。
513 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 16:16:49
>>505 >>504の意見のどこが「バカフェミ御用達」なんだ?え?
いったいおまえは笙野頼子のどこをどう読んでるんだ?
笙野本人はこう言っている
>ポリネシア神話のフェミニズム的読み替えは別にフェミニズム限定ではなく、
>多くの問題の欠陥をつくものなのだ。
>ディフォルメされた「フェミニズム」はフェミニズムではない。
>女が自分について書いたことが、決して「女の個の問題」でないのと同じように。
515 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 16:21:24
>○○の××的読み替えは別に××限定ではなく、
>多くの問題の欠陥をつくものなのだ。
>ディフォルメされた「××」は××ではない。
>▲が自分について書いたことが、決して「▲の個の問題」でないのと同じように。
当たり前のことかと。
516 :
505:2005/07/16(土) 16:26:30
>>513 「え?」「いったいおまえは笙野頼子のどこをどう読んでるんだ? 」
貴女のこうした発言がいかにも象徴的だと思いますが…。
517 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 16:30:59
>>514 >ポリネシア神話のフェミニズム的読み替えは別にフェミニズム限定ではなく、
>多くの問題の欠陥をつくものなのだ。
ポリネシア神話のフェミニズム的読み替えを読んだことはないが、
ここで語られていることは理解できる。が、
>ディフォルメされた「フェミニズム」はフェミニズムではない。
>女が自分について書いたことが、決して「女の個の問題」でないのと同じように。
この言葉はすんなりと理解できない。笙野が言うところの、
ディフォルメされた「フェミニズム」とは何を指すのか、これだけの引用では
はかりかねますが、なに?メディアによって色づけされ、変形されて表現された
フェミニズムのことか?
>女が自分について書いたことが、決して「女の個の問題」でないのと同じように。
「女の個の問題」でないならば、女が自分について書いたことは、
常に「女全体の問題」を含む、という意味か?
518 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 16:35:54
513じゃないが、504の後半は笙野本人が言ってることそのものですが?
>>517 それ、水晶内制度の誤読について怒ってた時の文章じゃないかな
笙野頼子を語るなら、フェミニズムは避けて通れないはずですね。
ポリネシア神話のフェミニズム的読み替=ディフォルメされた「フェミニズム」
女が自分について書いたこと=ディフォルメされた「女」
522 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 16:48:32
お前ら頼むから下げ進行でやってくれ
過疎板で笙のスレと豊崎スレだけが盛り上がるのは異常だ
ここんとこよく荒れるけど、また、
候補にでもなってるんだろうか?
まあこういっちゃなんだが、笙野のフェミニズムなど
プロ市民の俗流マルクス主義と同じで思想的にはたいしたこと
ないんだよ。非常に公式的なものでね。
笙野で評価すべきは思想の内容ではなく、その異様な怨念の強さと
気狂いじみた文体ね。過剰なもの、人間ってのはたまらないエンターテイメント
なんだよ。奥崎謙三なんかもさしてオリジナルな思想の持主ではないけど
圧倒的にオモシロイでしょう? あれと同じですよ。
>>524 浅田彰のように「スマート」に語るのが思想なんだと勘違いしている
んじゃないのか。ただ、こういう馬鹿は、笙野を読まなくても良いのだよ。
笙野をフェミニズムとして論じるのは、たしかに、今一歩も二歩も足りないと
思う。フェミニズム思想として片付けられるような文学者ではないからだ。
だが、フェミニズム思想として論じるのは、比較的容易なんだよね。
だから、やや安易な人たちは、そういう側面をいじる傾向がある。
(私も含めてである。Spivakと比較したのは私)
しかし、フェミニズムみたいのを小馬鹿にする奴らは、問題外の低脳ちゃん
じゃないか。フェミニズムをちゃかしてしまえばよいと言うのは、情けない
反フェミニストの反動ではないか。いやんなっちゃうね。
フェミニズム内部でもフェミニズムの敗北が言われる21世紀において
「フェミニズムみたいのを小馬鹿にする奴らは、問題外の低脳ちゃん 」とはこれ如何に。
それともアカデミズムとは完全に切断されたジャーナリスティックフェミのレベル?
とフェミ談義はともかく、私も笙野さんてそこまで凄い作家ではない気がする。
金毘羅も面白かったけど、源一郎とか明らかに褒めすぎ。褒め殺し。
ファンの頑なさもちょっと異常。好きは好きだけど。
>異様な怨念の強さと気狂いじみた文体ね。
>過剰なもの、人間ってのはたまらないエンターテイメント
叩いてるつもりかもしれんが、完璧な誉め言葉だよ
そこまで到達できない糞作家の多いことといったら(ry
>>527 >アカデミズムとは完全に切断されたジャーナリスティックフェミのレベル?
ここで、フェミニズムを小馬鹿にしているのは、それ以下でしょう。
たとえていば、田嶋陽子は嫌いだ!とかいっている愚民レベル。
>私も笙野さんてそこまで凄い作家ではない気がする。
ベン・オクリには敵わない。余計な説明が多すぎる。
高橋源一郎が褒めすぎなのは別に笙野頼子に限らないからなあ
ほとんどありとあらゆる出版物を絶賛してる人だから
531 :
吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 05:56:47
「思想的にはたいしたことない」って話があったけど
笙野頼子のスタイルというのはむしろ極めてクラシックというか
ボクシングで言えば頭を下げて猛烈に踏み込むようなブルファイターだから
確かに新しくないと言えば新しくない
ただ笙野頼子が注目されるのはそのクラシックなスタイルで
「最新式」のポストモダンなアウトボクシングで逃げ回る男たちを
次々とリングに沈めてしまうところでしょ?
たとえば大塚英志氏の批評というのは論壇の判定システムから逆算したボクシングで
チョコチョコっとジャブを突いては効果的なカウンターブローを出したように見せかけ
相手のパンチには「いや打たれてないですよ」「むしろあえて打たせてるんです」みたいな風を装う
カウンターが嫌な批評家や文学者がためらっているうちに
なんとなく大塚英志が判定勝ちしたかのようなムードを作ってしまい
あげく「すごいテクニシャンだ」「彼は蝶のように舞い蜂のように刺しているのだ」みたいな絶賛まで始まってしまう
でも笙野頼子が打たれることを恐れずに前に出て徹底的に打ち合うと
二〜三発ボディーブローを食ううちにみるみる大塚英志の顔色が変わって
フェミニスト気取りで「女の子」と呼んでいた笙野頼子を「女流作家」と罵り始めるような失態を晒してしまう
上野千鶴子に対しては褒め殺しと馴れ合いであっさり丸め込んだ彼のスタイルがまったく通用しない
笙野頼子が面白いのは本人のスタイルの新しさではなくて
むしろ最新式と信奉されている流行のポストモダンスタイルの裏に隠された
「頭のいい」男たちの生臭い肉体を暴いてしまうところにある
「文学売り上げ論争」でのスタンスとは裏腹に
きわめて客の呼べるスタイル,金の取れるボクシングなんだよね
もう一つ
「徹底抗戦」で面白かったのは大塚さんとの論争以上に
その短さに対して極めて的確な舞城王太郎批評
文脈的には大塚英志のバッシングに対抗した批評なんだけど
どんな反則を使っても舞城をけなしたいみたいな大塚さんの文章より
結果的に笙野頼子の方が舞城王太郎の痛いところを突いてる
あの圧倒的な文体があまりにも多くの誤解を招いてるけど
巻末の文学賞委員としての選評文を読むと笙野頼子がいかに「公正」であるか
または常にそうあろうと自戒してるかよく判る
(作家による選考というのは自己顕示や政治になりがちなんだけど)
早稲田文学で大塚さんが「笙野頼子なんてただの自己肯定・自己顕示だ」と書いてたけど
それはむしろ「おれは悪役だから反則してもいいんだ」「でも本当は正義の味方なんだ」
みたいなプロレスラーとしての仮面を使い分ける大塚さん自身の方に当てはまるんで
笙野頼子がずっと書いてきたことは「私とあなたとそれ以外の人の間に成立するルールとしてのフェアネス」であり
それが今活字を覆うポストモダンの皮をかぶった「利己主義的プロレス弁舌」と相容れない部分なんだろう
その時代遅れな「フェアネス」はきっと笙野頼子にとっての「フェミニズム」と同義語なんだけどね
たださんざん言われていることだけど
あまりにも相手に深く踏み込みすぎるために
作品の普遍性・完成度が損なわれてしまうっていう問題は常にあって
たとえば笙野作品のいくつかを他人に勧めるときに
「大塚英志とは誰か」みたいなことから説明しなきゃならないという逆説が生まれてしまう
(もちろん初期の小説をすすめることもできるわけだけど)
ウィルスと差し違えてでも相手を滅ぼすみたいな「白血球的小説」がここのところ多いけど
金比羅・水晶内制度みたいな「赤血球的小説」も書ける人だけにもったいない気はするんだよね
あと高橋源一郎は褒めすぎとか提灯持ちとか言うより
褒めることで対象から逃げ回るというのに近くて
ある意味大塚英志以上にタチが悪いのではと思わなくもない
536 :
吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 09:16:49
なるほど。
537 :
527:2005/07/17(日) 12:50:57
>>529 なんだか私の言いたかったことと正反対に受け取られてる気が…?
>田嶋陽子は嫌いだ!とかいっている愚民レベル
私はこれを愚民とは思わない(そして愚民なんて言い切る姿勢に疑問を持つ)。
田嶋さんはそもそもフェミとしては異端(婉曲表現)だし、知的でもない。
田嶋さんを男性(に限らないけど)が叩くのはむしろ当然だと思う。
内容を問わずフェミを標榜すればいいってもんではない。
そして同じことがある程度、笙野作品にも言えるということです。
当然ながらこれはアンチとかそういう次元の議論ではありません。
538 :
吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 15:36:05
なにかどこかに本物のピュアなフェミがあるみたいな言い方だね。
> 私はこれを愚民とは思わない(そして愚民なんて言い切る姿勢に疑問を持つ)。
> 田嶋さんはそもそもフェミとしては異端(婉曲表現)だし、知的でもない。
> 田嶋さんを男性(に限らないけど)が叩くのはむしろ当然だと思う。
田島自身が知的ではないかどうかは問題ではないでしょう。田嶋という人が
演じるパフォーマンスは、大衆向けの啓蒙作業なのですから。(早稲田の大
槻教授の反オカルト啓蒙パフォーマンスと対比できるでしょう)。私は、田
嶋も大槻も、啓蒙家としてそれなりに評価に値すると思っているのです。普
通の巷の「フェミニスト」(馬鹿フェミ)は、田嶋の啓蒙レベルに到達して
いないのですから。むしろ、田嶋レベルの発言をするフェミニストは、かな
りマトモと評価しなくてはならないでしょう。
対する低レベルの反フェミのほうは、西尾 幹二・八木 秀次『新・国民の油断』
の劣化コピーみたいなもの。ネット右翼のお友達ね。こういうのが田嶋を嫌うん
じゃないだろうか。もう少し知的な反フェミならば、田嶋さん(大衆啓蒙家)を
露骨に嫌ったりはしないと思うんですが、違いますか。
笙野にもどれば、笙野が大槻教授(大衆啓蒙家)を揶揄したのは気に入りません。
どうみても大槻発言(20年日本文学を読んでいないが、日本文学はダメだ等の発言
)が間違っていると思うけれど、こういうのを相手にしてはいけない。
>>503 全然ぶすじゃない。むしろ感じのいい顔だと思う。
歳を取れば、性格が顔に出てくるのですよ。
>>524 >まあこういっちゃなんだが、笙野のフェミニズムなど
>プロ市民の俗流マルクス主義と同じで思想的にはたいしたこと
>ないんだよ。非常に公式的なものでね。
>笙野で評価すべきは思想の内容ではなく、その異様な怨念の強さと
>気狂いじみた文体ね。過剰なもの、人間ってのはたまらないエンターテイメント
>なんだよ。
うっわー、この大上段から振りかざしたような「エラソー」なモノの言い方はなに?
あなた何様学士様大学の先生様それとも有名な評論家様かしらまあたぶん
こういうものの言い方を先天的にできると信じきってるあたりが男様ですわね
たぶん けーーーーっ!
プロ市民の俗流マルクス主義と同じとかいう言い方聞いただけでこっちは全身に粟粒が
わいてきますあーやだやだ不潔!ほらもう皮膚がかぶれてきた。
>542
物真似なうえにその芸風匿名でやるとカコワルイ。
>>543 うるせえんだよ、じゃあ違う芸風で何かおまえがやってみろよ
ほらほらやってみろって言ってんのもっと上手な芸を早く見せてね
期待してるんだからさあほらほらほら。
笙野頼子は結局自分を冷静に認識してしまえるので
ナチュラルな脂っ気の脱けた顔になってしまって本当の「ブス」には到達できない
本当の凄さに到達するにはグイン・サーガの栗本薫みたいに
二次元じみた美意識に陶酔するナルシズムと自己批評の欠如が不可欠
あの著者近影のまんまの化粧で買い物とか対談とかどこにでも行くけど
まわりの編集者も誰一人「あんたそりゃないわ」と突っ込めないんだぞ
546 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 22:54:41
ちんこもつっこめない
いきなりですみませんが、ちょっと気になっていることがあるので質問してよろしいでしょうか。
夏の夕、網戸に凭れてビリー・ハーパーを聴き、ビールを飲みつつ
「とうとうこの境地に達した」と主人公が涙する一節・・・がいずこかの作品にあったと思うのですが、手元にないようで特定できません。
思い当たる方、いらっしゃったら教えてくださいませ。
私は笙野は好きなんだが、彼女の純文学論を読んでも、いまいち何が純文学
なのか、わからなかったよ。誰か解説してくれ。
それから「フェミニズム批評」でネット検索すると、まず笙野文学論がでてくるのは、
どういうわけなのでしょうか。日本には、フェミニズム文学というのが、あんまりないの
でしょうか。というのは、笙野のような異端的作家が日本のフェミニズム文学を担う
というのは、どうにも納得できないのです。むしろもっと普通の日本人女性の生活に
根ざしたフェミニズム小説がもとめられていると思うからです。たとえて言えば、
アメリカ黒人女性にとってのアリス・ウォーカーみたいな人。笙野にもとめられているのは
フェミニズムというのとは、ちょっと違うような気がするんだが。
題材
つまりブスって、一般的な男からセックスの対象に見られる年齢範囲に
位置している、もしくは年齢外だが対象にされたいとしがみ付いている、
にも拘らず、対象外になる女に被せられる冠なんだな
もうちんこたてる必要ないと思ったら安心してブスじゃないと言える
笙野の若い頃の写真をみたいと思う俺は、不謹慎か?
講談社文芸文庫『極楽・大祭・皇帝』の解説で
25歳スリムなお嬢さん時代の姿が拝める
その写真の真下では43歳使用後のお姿が拝見できる
他はしらない
>>549のいうことも一理あると思うんだけれど、だとしたら、
笙野の作品が扱うテーマも、大きく変貌を遂げることが
予想される。フェミニズムという枠組みからも、かなり自由になる
はずです。どういう方向へ?
>>552 「ブス」というレッテルを貼る男が少なくなったら、
フェミニズムという枠組みから笙野は自由になるはずですって?
あなたは単純だなあ。「私の読者はなぜか都会的で知的な美人が多い」と
書いていた理由も、どうやらわかってないんだろうなあ。
フェミってのはどっちかといえば、「男に受けたい」気持ちが強い
若い女よりも、「あーあたしもそろそろオバサンだわ、これでもう男の目なんか
あんまり気にしなくていいんだ。嬉しい!楽よねー」っていうオバサンのための
もんなんですぜ?簡単に言うと、「ああ、あたしもウラミズモに引越したい!」
って強く思うのは、若い女よりもオバサン。
男社会への怒りと怨念があれだけ強い笙野が、そう簡単に転ぶわけないじゃん。
そういうのがどうでもよくなる日が来るとすれば、老人になってパワーダウンし、
いつ死んでもいいや、となったときくらいだと推察しますね。
>>548 つまり、日本には「女で」「作家で」しかも「フェミニスト」を自認してる
人が非常に少ないから、彼女がフェミニズム批評のトップに来ちゃうんじゃ
ないでしょうか。日本のアリス・ウォーカーなんているのか?
まさか落合恵子だったり・・・。富岡多恵子もフェミを自認してたはずだが。
クソフェミと言い返すことしか出来ない糞オヤジには
笙野言語が理解不能なのです。
だから生き延びている。一時やっつけられそうにはなったが。
amazonで笙野の書評をしている江崎リエという人は翻訳家みたいだが、
こういうのは、どんな女でしょうか? 都会的で知的な美人ですか?
あ、でも553の人の見解は間違いだらけ。オバサンのためにフェミニズムがある
なんて、絶対にうそだから。
557 :
553:2005/07/19(火) 16:14:30
>>556 江崎リエという人が都会的で知的な美人かどうか知らないのでわかりませんね。
笙野の女性読者の一人だけを取り上げてどうですかと聞いて、
そこから何かわかるとでも思ってるんですか?
それから、553の見解が間違いだらけだと言うなら、どこが間違いだらけなのか説明
する責任があんたにはあるね。説明しなさいよ。聞いてやろうじゃないの。
だけど言っとくけどね、誤読すんじゃないよ、フェミは「どっちかといえば
男に受けたい気持ちが強い若い女よりもオバサンのためのもん」というのは、
「フェミはオバサンのためだけにある」という意味とは違うからね。
それをちゃんとわかった上で、ものを言ってもらいましょうか。
絶対に嘘だというその根拠を聞かせてもらおうか。
>>555 糞オヤジだけではなく、糞青年男子や馬鹿少年にも笙野言語は理解不能なので、
おかげで生きのびているのかも知れませんw
>>557 > 絶対に嘘だというその根拠を聞かせてもらおうか。
誤解しないでね。「嘘」じゃないんだよ。間違っているだけなんだから。
なんでそういうふうに誤解しちゃうのかなあーー(笑)
> 男社会への怒りと怨念があれだけ強い笙野が、そう簡単に転ぶわけないじゃん。
> そういうのがどうでもよくなる日が来るとすれば、老人になってパワーダウンし、
まず上の文章によると、笙野の作品が男社会への恨み節であるということ
になっています。これは、あまりにひどい矮小化です。次に、「フェミは
どっちかといえば 男に受けたい気持ちが強い若い女よりもオバサンのた
めのもん」というのは、まったく証明されていない論断です。さらにいえ
ば、「男に受けたい若い女」というのは、くだらない反動男の物言いです
ね。男というよりは、社会的に正統な位置を確保したいだけなのですから
。
男社会への恨み、つーよりも男の「思想」確立癖への
苛立ちはあるんだろうなー。あとフェミニズムというと
どうしても「社会」相手だと思っちゃう人もいるだろうけど、
笙野は現実の社会だろうが幻想の世界だろうが
文学だろうが思想だろうが、結局「私」にこだわること
には意味があって、その男でも女でも「私」と言うこと
に意味があるからこそ、はじめて複数の視点が成立
しうるんだ、と言いたいんじゃなかろーか。そーゆー
のが、彼女にとっての極私的純文学の森の根拠
に思える。矮小化しすぎ?
男/女の社会における地位やらなにやらというより、
男/女が「私」と言う、その言葉に対する背景や裏づけ
の必要性が男と女で全く違っていることに苛立っている、
というか…。
笙野はフェミニズムどうこうというより、男/女の「私」
成立をグチャグチャと考えているようなので、時には
フェミをひっくり返すようなことも書くわけだ。そこが
また良いんだけど。
281 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2005/07/19(火) 18:53:47
>>279 1:全ての創作は、それを受容する側にネガティヴな影響を与える事は「有りうる」という可能性
2:然るに、ゲームやホラー等を擁護する側は、「影響は無関係」「むしろ抑止になっている」といった論調
3:そしてクリエイターは、そういう「擁護」に無反省なまま守られる事を選んでいる
4:真贋はともかく、「影響がある」「トリガーになりうる」という可能性(または社会のそういう認識)に自覚 的になるべき。
5:それを引き受けた上で、自由に創作する
という態度の問題を言っているだけ。
ネガティヴな影響を与えるものは書くな、創るなとは言っていない。
もし、懸念が拭えなければ、ゾーニングも考えていくべきだという事。
この曖昧な言葉遣いでわかるだろう
>>554 >フェミを自認する作家
三枝和子とか…まあアリス・ウォーカーじゃないだろうが。
ixionのカキコ、まとまりが悪いような気がする
287 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2005/07/20(水) 23:19:05
笙野の新刊をちょっと立ち読みしたんだが、まずその本の分厚さにたじろいでしまった
内容はさらにたじろぐものだったが・・・
よくわからんが、文学の論争ってあんなものなのかね・・・
小谷野敦が便所で吼えてるね
金毘羅さまのお膝元で犬虐待事件だって
自称デザイナー男って、なんか作中人物並に胡散臭い肩書き
569 :
553:2005/07/21(木) 19:32:28
>>559 おちょくってもだめだね。あなたは
>>556で
>オバサンのためにフェミニズムがあるなんて、絶対にうそだから。
と書いたくせに、「誤解しないでね。「嘘」じゃないんだよ。間違っているだけなんだから。」
とか言って、卑怯な逃げを打たないように。
私は
>>553で
>>男社会への怒りと怨念があれだけ強い笙野が、そう簡単に転ぶわけないじゃん。
と書いたが、それに対しての返答が、
>まず上の文章によると、笙野の作品が男社会への恨み節であるということ
>になっています。これは、あまりにひどい矮小化です。
なんだ、これ?
私がいつ、笙野作品が男社会への恨み節「だけで」出来上がってる、と言いましたか?
違う。「男社会への怒りと怨念があれだけ強い笙野が、そう簡単に転ぶわけないじゃん」
を、「笙野作品=男社会への恨み節(だけ)=矮小化」と勝手に脳内変換したのは
あなたですね。
570 :
553:2005/07/21(木) 19:36:19
>>559(続き)
>次に、「フェミはどっちかといえば 男に受けたい気持ちが強い若い女よりも
>オバサンのためのもん」というのは、まったく証明されていない論断です。
証明されていないから間違ってる、嘘だと言いたいわけ?あっほくさ。
そんなこと言われたら意見なんか言えないじゃん。
だいたいあなたが「なぜ間違ってると思うのか」の説明に全然なってないし。
だいたいこんなの証明できるのか?せいぜい複雑なアンケートでもとって、
「女性の年齢とフェミニズムに対する意識変化」みたいな統計が作れるくらいで、
「証明」なんかできる話か?それだってせいぜい「傾向」がわかる程度のもんだろが。
私が聞いたのはあなたの個人的意見であって、それに答えられないからといって
こういうこと持ち出してくるのを「逃げを打つ」と言う。
>さらにいえば、「男に受けたい若い女」というのは、くだらない反動男の物言いです
>ね。男というよりは、社会的に正統な位置を確保したいだけなのですから。
ほー。「男に受けたい若い女」という表現はアカ・フェミ代表みたいな女性も使うが、
それが反動的男の物言いになっちゃうのか、あなたにかかるとw
で、>男というよりは、社会的に正統な位置を確保したいだけなのですから。
って何これ?どういう意味?
571 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 20:00:43
ええと、会社で仕事してますとこの論争のような経緯を持つ
出来事をよく目にするし、自分自身も体験するわけです。
で、笙野氏の言うことがもう非常によくわかるわけです。
つまり、こちらの立場を愚弄し脅かすようなことをした相手が
明らかに(誰の目にも)自分が招いたトラブルであるにも関わらず
「誰も悪くない」だの「あんたの連絡の仕方が悪い」だの
「(あんたが)早めに対処しないから悪い」だの屁理屈をこねた挙げ句
冗談まじりな「なぁなぁ空気」に持ち込もうとしたり、トラブルの
もう一方の当事者とは飲み屋で馴れ合い、そして「俺は悪くない」と
いう雰囲気を持たせてフェイドアウトに持ち込もうとする。
別件の問題を持ち出して「あんただって××じゃねえか」と
逆切れする。大声出せばひるむと思っている。
もう単純にこの論争は常に強者でなくてはならないと思い込んでいる
ものと、強者を強者たらしめている装置として存在させられているもの
のとの縮図なので(単純に男対女じゃないんだよ)革新的な意味を持って
いるのだと思う。
もう共感して膝打ちまくり。「痛い、膝が。」(byナンシー関)
572 :
571:2005/07/21(木) 20:03:59
> もう単純にこの論争は
すまそ、ここの「もう単純に」ははずして下さい
大塚は自分がどこへ行っても強者ではないことを誰よりよく知っている。
だから逆ギレして大声出すんだよ。
嫁なんかすかたんに殴られてるんだろうな。
笙野の本読んでからは、大塚の写真見るたび恐怖が増してくる。
いい人そうだな〜と思ってたんだが、この笑顔は自分がどう映ってどう印象付けられるか
細かく計算されてるんだなと思うと……ぶるぶる
むしろ、大塚のあの顔がいい人に見える人がいることに驚いた。
576 :
吾輩は名無しである:2005/07/22(金) 13:10:10
典型的なデブオタだよな
577 :
吾輩は名無しである:2005/07/22(金) 13:38:46
それをいったら頼たんだって典型的なブスフェミなわけで。
容姿の話を持ち出すのはイクナイ。
純文学っ?
ワラカス。
まんが?エロゲー?
キモス。
憲法力なるものを敵は出したそうな
デブスは、なにをやっても説得力がない。
デブオはどうするの…
デブオは恋愛モノとか書いたら死刑デス。
デブスとデブオの論争(?)を掛け合い漫才=エンターテイメント
として楽しむ。これが余裕のある人間ってものですよw
夏休みになるとレベルが低くなるな。
某氏のファンは学生に多いのでのでので
長文書いてる奴もどこかで聞いたことあるような凡庸な
こといってるだけだけどな
588 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 03:47:03
589 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 11:54:06
>>587 そうやって腐すことで何かを言った気になってる手法も
もう見飽きたしね。
某氏のファンって、バiのこと?
あの、ちょっと聞きたいのですが、純文学って今でもあると思いますか?
あんたの目の中にはないかもな。
595 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 01:01:54
久しぶりにのぞいていみると、くだらない文章が多いですね。
560とか571には同意ですが。
>>533 「徹底抗戦」で面白かったのは大塚さんとの論争以上に
その短さに対して極めて的確な舞城王太郎批評
文脈的には大塚英志のバッシングに対抗した批評なんだけど
どんな反則を使っても舞城をけなしたいみたいな大塚さんの文章より
結果的に笙野頼子の方が舞城王太郎の痛いところを突いてる
同意。
綿矢りさ評「恋愛未満の恋」は的外れだけど、
その後の「存在自体の攻撃性」という一文は素晴らしかった。
早く芥川賞選考委員になってほすい。
「大塚」顧客は買うだろうし、一見にもちゃんと届く内容にしてある。
ポイント絞って、オミットするところは諦めてオミットしてあるし、
憲法関連の書籍では相当いいと思うよ。
なにより「新書」のチャンネルに乗せる事に意味がある。
っていうかここには「論争だけファン」しかいないのか?
最近の刊行が論争本だからしかたない
スレ最初のほうから読んでみればいろいろ話出てると思うよ
本人が半精神病なら、読んでるヤツも似たようなもんみたいだな。
601 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 18:49:25
半精神病とは思わないけど、聞きたい意見しか聞かない人ばかりだ このスレ
全然コミュニケーションが成立してない
フェミニズムとかマルクス主義の信者ってのはみんなそうなんだよw
だから凋落したんだけど……
>フェミニズムとかマルクス主義の信者ってのはみんなそうなんだよw
>フェミニズムとかマルクス主義の信者ってのはみんなそうなんだよw
>フェミニズムとかマルクス主義の信者ってのはみんなそうなんだよw
こいつバカ? 信者なんてものはおまえの脳内にしかいないよ
310 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2005/07/24(日) 13:11:13
「届かない」とか言って、何もせずに世の中の空気にただ染まっている奴らが
多すぎるから、大塚が目立つんだよ。
>>603 おいおい、自分で
>>601-2の書込みの正しさを
証明するようなレスを返してどうするんだよw
本当にイタくて客観性と常識を欠いたやつが多いな、ここ。
簡単にレッテルを貼ろうとする者に、客観性・常識と言われても…
ハァ? それは俺じゃなくて
大塚のファンは低脳だとか田嶋をとぼすやつは馬鹿だとか
西尾や八木の著書を読んでる奴は「ネット右翼」だとか
言っている奴に言ってやれよ。
大塚の本て、読んだことがないのだが、どうなの?
面白いの。
うやむや言語を読み通せるのは、マゾに近い
あとはドゥマゴ賞だね
>西尾や八木の著書を読んでる奴は「ネット右翼」だとか
>言っている奴に言ってやれよ。
レッテルをはろうとすると批判されたのはおまえ。
ほかの人の話を持ち出すのは筋違いだろ。
コミュニケーションできないのは、荒らし本人w
ナンシー関と笙野頼子で検索をかけてみたら、北原みのりというセックス教育研究家
の名前が出てきたよ。ナンシー亡き後、ブス武闘派として名乗りを上げようか、でも
きれいになりたいと、日和っていたので笑った。北原は、セックス体験は豊富だからな、
ブス舞踏派にはなれても、笙野や関とは一緒にはできないな。(関は知らないが、たぶん)
むしろ、ブス舞踏派として北原がタッグを組むのは、アジャコンダあたりがいいかな。
黒人混血ーブスー悪役ー女と、いい線いっているからな。(アジャのセックス体験は、
数年前のテレビによると3人だった)
ところで、世の中のふつうのブス女を代弁するのは、
日本ではほとんど無理なんでしょうかね。
笙野は普通の女じゃ全然ないし、林真理子は反動エリート主義だし・・・。
実は私の小学校2年生のときの担任の先生は、笙野頼子と顔が似ていて、
40代独身でした。(教員をやっているくらいだから、本当の意味では普通の
ブス女じゃありませんが) そういう女性のための文学的主張はないの?
漫画や落語でおちょくる対象でしかないものね。
昔、私が若かった頃、映画カラーパープルをみて、ブス黒人女性が映画の主人公
だったことに、大いに感動したことがあるんだが、日本ではそういうのは、
あるの? お笑い以外に。
ブスからも美女からもホモからさえ見捨てられた
哀れな存在がこのスレにとり憑いているようです
あの……コミュニケーションが成立しないとか、2chなんですし…ここは
その場その場の気分で言ってるのはそちらですね。
そういうと、2chでもいいスレはあるとか言ってくるのが荒らしの手口ですが。
またここは笙野スレでもあります。単なる大塚口調に似た罵倒はスルーするであります。
しかしこのスレの笙野ファンって本当に差別的な書込みを
して平気な人間が多いよな。驚くよ。
笙野の差別的な苦しみに共感を覚えても、自分が差別することには
何の痛みも感じないんだな。
笙野はキチガイじみた文章を書いても、決して差別的なことは
かかないが(ある程度の教養があれば当たり前のことだが……)。
頭の悪い、ルサンチマンでこりかたまったアホは「差別し返す」
ようなことをして平気だからたちが悪いよ。
まあ笙野ファンの全部が全部、こういうアホではないと思うが…
しかしこのスレ見る限り、相当数の程度の低い輩が存在するのは
事実のようだなw
あの……コミュニケーションが成立しないとか、2chなんですし…ここは
その場その場の気分で言ってるのはそちらですね。
そういうと、2chでもいいスレはあるとか言ってくるのが荒らしの手口ですが。
またここは笙野スレでもあります。単なる大塚口調に似た罵倒はスルーするであります。
あの……コミュニケーションが成立しないとか、2chなんですし…ここは
その場その場の気分で言ってるのはそちらですね。
そういうと、2chでもいいスレはあるとか言ってくるのが荒らしの手口ですが。
またここは笙野スレでもあります。単なる大塚口調に似た罵倒はスルーするであります。
そういえば、楽しい夏休みでした
>>607 おいおい、君のことをネット右翼だとか、田嶋陽子叩きをして喜んでいる
程度の低い愚民だとか、断定した覚えことはないぞ。ましてや保守反動論客のファン
だとは決めつけたことはない。もしかしたら、図星だったかもしれないが・・・。
いずれせによ、ここにいても、コミュニケーションすべきことなんか
無いと思うんだけれども。
コミュニケーションが意味ないとかいってるやつらは
よーするにガス抜きしてるだけなんだろ
>>614 前にアリス・ウォーカーを評価してた人?
独身の女教師が普通で笙野が全然普通の女じゃないと断言できる根拠は何?
荒らしたあげく、コミュニケーションだってさw
ここは冥土カフェじゃないんだ
私もダンプ松本になりたい。いやダンプは私よりずっと若い。
それにずっと可愛い。 『居場所もなかった』より
まったくの思いつきだが、笙野頼子とちょっと比較してみたくなったのは、
泉麻人である。そう、笙野と同じく1956年生まれだが、もっと軽い作家の泉。
なぜこんなことを思ったのかといえば、泉は『東京23区物語』のような作品で
東京の地域ガイドを描いた。笙野も、東京近辺や伊勢について、独特なガイドを
作成している。それに泉は独身女性の生態も描いている。
でも、全然違うよな。どこが違うのかな。東京育ちの軽やかなお坊ちゃま、慶応卒の男と
伊勢育ち2浪のブス女、不遇な20代30代。そんなところかな。
ブスブスと笙野に言いまくるが
大塚や小谷野などの愚か者たちもかなりブオトコだが
彼らが外見で叩かれることはあまりまない。
外見に甘えてるなんても言われない。
こういうところも実に批判されるべきだ。
あたりまえだろ。
小谷野や大塚はブオトコであることを売りになんて
してねーんだから。
彼らが外見でたたかれることはあまりないって
あたりまえだろうが。そもそも外見の批判をするやつは
小学生レベルのバカにきまっている。
笙野がブスブス言われるのはブスを自分の売り=アイデンティティー
にしていることへの皮肉だろうよ。
小学生レベルのバカ、が、
笙野に向かってバカバカ言ってるのは誰でも承知です。
そのバカ達が、男に向かっては同じことをしない。
それが男社会を如実に表してるってことを言いたかったのです。
笙野だってブスを売りにしてるわけではありません。
時々そういうこと言うのは、そういう言動に対しての、皮肉です。
>笙野に向かってバカバカ
笙野に向かってブスブス、でした
633 :
吾輩は名無しである:2005/07/27(水) 18:12:49
大塚「おい、デブ」
笙野「なんだ、ブタ?」
大塚「調子こいてんなよ、ブタ」
笙野「うっせーやんのかこら、デブ?」
大塚「ああん?やってやろーか?デブ」
笙野「やってやるよ、ブタ」
大塚「かかってこいやあ!ブタ」
笙野「いくぞ、デブ!」
>そもそも外見の批判をするやつは
>小学生レベルのバカにきまっている。
文学板を見ても、容姿についてアレコレ書かれてるのは
女性作家・批評家ばかりだしねえ。
そいつらが全員小学生レベルのバカだとしても、
それが文学青年の大多数であることを否定できる者がいるだろうか。
むしろ小学生の方が、右畜マッチョじゃないぶん、マシだな
世俗的解放神学としての笙野の純文学
笙野の本を読むと、鼎談(?)で葉山という人が徹底的に叩かれてい
る。言葉がどうのこうのと議論(糾弾)がなされているが、要するに
、信仰の有無が問われているように見える。あるいは、本当は信仰心
がないのに外来思想を振り回す西洋哲学者が批判されているように見
える。
そんなことを考えているうちに、笙野が純文学にこだわっているのは、
現代的な神学のようなものを希求しているからではないかと考えた
。おたく小説だとか、サブカルチャーではなく、もっと普遍的なだか
ら純文学であり、神学なのである。ただし神学といっても、笙野自身
が開祖様になるのではない。あくまでも小説家だから世俗的神学であ
る。つまり、純文学=世俗神学なのである。
この神学は、もちろんキリスト教神学ではなくて、日本の土俗に根ざし
ている。日本的中世に根ざしている。だから西洋哲学だとキリスト教の
論理では説明がつかない。むろん、キリスト教世界のモダンとポストモ
ダンといった図式、あるいは、近代的自我とその解体といった図式から
はまったく自由である。そもそも、「自我が解体しました」とうそぶく
評論家的な言葉「遊び」を敵視する。
さて、この神学は、極私的なものから取り出すことができる。私小説=サブ
カルチャーではなく、私=普遍性だからである。あるいは、私の奥底をさぐ
ると、普遍的なものにぶち当たり、幻想的なものが現れる。加賀乙彦の言葉
を借りると、「人間にはもう少し心理学でもって描けるような、あるいは普
通のレベルの小説家がイマジネーションで描けるような、そういうものを超
えたもうちょっと不可思議な魂の世界いうものがあ」(『文士の森』322ペ
ージ)る。これは、笙野の幻想小説=純文学や、ベン・オクリのめざすモノ
と繋がるものである。
評論でも、漫画でも、信仰心といえば、西洋。
神学の人、笙野頼子は、上野千鶴子のようなアカフェミに違和感を覚える。
「女の側からものの見方や書き方は政治的に正しいから必要なんじゃない。
安易なまとめ言語(=アカデミズム!あるいはアカフェミ!)よりも正確だ
から、あるいは判りにくい程に新鮮な可能性だから、そして政治的に正しい
かどうか以前に思いがこもっているから、だから必要なんです」(同上300
ページ) 極私的でありながら普遍性を目指す笙野の魂と、魂なき西哲ちゃ
んとの違いを示唆しているのだろう。笙野は、オカルト主義だとか、客観性
や長期的歴史認識がない観点には、大反対だ。だが、魂なきアカフェミや西
哲ちゃんとは、一緒にするなよ!と言っている。
笙野の柄谷批判は、保坂がいう「今後の小説の可能性/生きてる以上は肯定的な方向に向かうのが自然である」
と低通してるキガス。
笙野の方は、西洋哲学では掬えない「祈り」のようなものを手がかりにしてるようだが。
「分子の森」は、闘いよりも、加賀乙彦とかのキリスト者の文学者との
話がおもしろかった。「祈る」人ならば、好きなんだと思う。
祈らない製鉄ちゃんは、嫌い
そういえば大塚は憲法憲法言うのに一切祈らないな
祈らない奴の典型は、やはり、浅田彰とかだろうな。
小賢しい奴だ。自分だけは別みたいに思っているんじゃないのか。
本当はせこいことを祈っているのかもしれないが、へへへ。
しかし、浅田なんかはどうでもいいと思う。吉本の共同幻想論を
笙野以降の現代において読み直す作業が必要なんじゃないのか。
柄谷批判なんてのは、次に吉本批判にいくんじゃないのか。
644 :
吾輩は名無しである:2005/07/31(日) 01:17:34
笙野が評価する評論家は誰よ?
初期の東
昔の斎藤
647 :
吾輩は名無しである:2005/07/31(日) 02:10:06
20年後の大塚
648 :
吾輩は名無しである:2005/07/31(日) 02:21:45
清水良典の評を読み、分かってくれる人がいる! と、
どこかで感激していたはず。
649 :
吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 16:47:27
笙野の作品を取り上げないと
女性差別だ抑圧だ黙殺だ
批判しても文句を言われる
肯定することしか許さない
これがフェミニズム
プ
批判したら文句言うの当たり前だろ
批評家は自分が批判されることを知らん、これだからいかん
>>649 具体的にだれがそういったのかおしえてもらいたい
428 名前:吾輩は名無しである[age] 投稿日:2005/08/01(月) 23:51:20
軍事板からきますた
海外作家の戦記小説とかは読んでたが、日本人の文壇作家の戦記物はヒドイねぇ…
福井も村上龍も全く戦争とか軍事にリァリティ無く、人物描写も浅い
はっきりいって詐欺だと思う、読むんじゃなかった…
それと最近の私小説ってやつも最低な出来でございますな
かつて山本夏彦がこんなタイトルのコラムを書いていた
『健康な人は本を読まない』〜新潮文庫、夏彦の写真コラム傑作選2〜
大塚英志が文学は不良債権といってたが、やんぬるかな。
現在の日本文壇と文学は滅びよ!
655 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 14:09:18
女子プロ入りはまだ?
656 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 16:15:41
「文士の森」を読むと
「カンパッネラ」(←なぜか変換できない)
の理解が深まるね
657 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 17:39:06
この作者の名作ベスト3は何?ベスト5でもいいけど。
658 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 18:13:40
ファンだが、「母の発達」はただの悪ふざけにしか思えなかった。
ベストは「水晶内制度」。
次点は「金毘羅」か「片付けない作家と西の天狗」。
「母の発達」も悪くない。
笙野の本は、メルロポンティだとかガタリの隣に置いてはいけないそうだ。
折口や熊楠の隣でも、ダメだそうだ。そう言う人は、笙野の良さが分からないから。
じゃ、誰の隣に置いたら良いんだ? 清水義範じゃ、ダメだろうな。
筒井康隆なら良いかな? みんなは、誰の隣に置いている?
今見たら、俺は源一郎の横にあった。
折口って読んだこと無いが、なんで敵視してるん?オカルトなのかな
662 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 23:18:49
笙野の本と大塚の本を並べて本棚に置いといた。
朝起きたら2冊とも床に落ちていて
なぜか本が両方傷だらけだった。
唐沢俊一と田中啓文のあいだにあった。
金井美恵子と大島弓子(少女漫画)の間。
居心地よさそう、かな。
澤地久枝といとしこいしの間にあった。
どこもかしこもむちゃくちゃだ。
源チャンと山田風太郎にはさまれてるよ
課長バカ一代と古川日出夫の間に。どうなんだこれw
色川武大と小川未明の間だ。
670 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 01:32:49
俺は持っていないのだが、我妻ひでおとは相性がよさそうに思う。
あとは、根本敬とか。
本棚の相性としては悪く無さそうだけど、
そういえば根本敬に会うのは敬遠してたっけ。
根本の著作は好きなのかな?笙野さんは。
672 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 14:09:03
我妻は従来のナンセンス漫画を廃業することにしたらしい。というのは、縮小再生産
でネタがいきづまるから。この点、笙野は、妄想だとか夢の力があるし、神を祈るパワー
があるので、ぜんぜんネタには困らないと思う。
吾妻みたいな短編系のナンセンス漫画はとにかく数出さなきゃならないし
小説家のやり方とは比較できないのではなかろうか。
674 :
吾輩は名無しである:2005/08/09(火) 00:43:33
>>673 比較できないといわれればそうでしょう。しかし、引きこもり系だとか、
夢・幻想等がでてくるところとか、資質とか共通点もあるんじゃないのでしょうか。
ただ、笙野のほうが霊能力とかありそう
もっとも、オカルト禁止という方向にしたので文学になるわけで、霊能力を
そのまま描いていたら、三流作家になっていたでしょう。いや、マンガの原作者か(笑)
675 :
吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 21:44:25
笙野「あなたの神を信じなさい、ホレ信じなさい、ホレ信じなさい。あなたは私を信じなさい。ホレ信じなさい…」
クレイジーケンバンドか……
笙野さんの隣は当然、花輪和一ですよ
678 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 18:25:26
笙野頼子=福田和也=大塚英志
そのうち東浩紀も加わる予定
679 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 18:30:59
笙野頼子=福田和也は納得
今週号のアエラの「スローセックス」って記事になぜか
笙野頼子の「タイムスリップコンビナート」が取り上げられている。
何だその記事。詳細きぼん
健康な人は本読まねーし(嗤
アホヨリーコって何と戦ってんのかね?
早くぷん死の雑木林に逝き給え、ヨリーコとその一味はそこで殉死し給え
683 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:28:27
笙野頼子が寝返りをうって大きな穴ができた。
寝小便をしたら其処にたまった。
それが今の琵琶湖である。
684 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:50:23
神話的存在
>>683 洗足池も奴の足跡に水がたまって出来たんだっけ?
エッセイで山岸凉子の名前をみかけたけど
神話や童話を題材にした作品群を
すこし意識してたりするんだろうか
同性で猫飼ってて作品テーマが一部被ってるのに
女性としてのあり方とオカルトへの志向が
ぜんぜん違う二人なのが、おもしろい
徹底光線読んだ。小谷野敦ワラタ。
で、笙野の柄批判というか「近代的自我」批判はどれだけ妥当性があるんだろうか、
製鉄理解のよわい俺は、いまいちよくわからないんだけども、どうなのでしょう?
(座談会(おもしろかった)で葉山に食って掛かるとき、
複数性やら多神教いいながらも「言葉の光」とやらを「限定して」捉えて
わめいているのは笙野のほうで、そのカウンターとやらも随分あやしいのは置いといて)
一神教に対する多神教、カウンター神、カウンター宗教、反権力など
なんでもいいが、笙野の掲げるコードって既存のコードに抗うかたちで
依存してるだけなんじゃないのか(だから「仮想敵」のように見える)、と思った。
(二項対立って馬鹿がすることなんじゃなかったのか?)
役目を終えたら捨てられる思想のように、笙野のカウンターがヒットしたとき、
カウンターという行為によって保たれている笙野的自我の同一性はどうなるのだろう?
もちろん反権力として権力に依存している限りは、笙野的自我の同一性は安寧と維持されるのだけど。
カッコがメチャクチャ
だからそうやって近代自我だの同一性だのコードを用いて
何でも語ろうとするやつらを批判してるの
野間文芸新人賞選考委員/奥泉光・川村湊・佐伯一麦・笙野頼子・久間十義・山田詠美
このメンツに向かって二ヶ月前に「あ,もういいです」とは凄いね
たぶん畑違いの編集者が文芸部の重要ポストに配属されてやらかしちゃったのか
また事件か…kdn社とはしばらくつきあわなくていいよ
>>694 群像も新しい編集長になってもパッとしないしね。
これは大江健三郎賞が出来たことと何か関係あります?
またこれによって、群像にエースが戻る件もナシになる可能性もありますか。
群像には戻ると思う。根拠はない。
文学界で書いてほしい
後任の顔ぶれ…フレッシュすぎるとおもう
あのー、野間文芸は独自のメンバーが特徴だったんじゃないのか、
今の選考員って新潮と雰囲気いっしょのような。新潮と同じ傾向になっちゃうんじゃないか。
そっくり首をいれかえた結果があれだと思うと呆れ返る。
プロ認定の賞なのに評論家がいなくてもいいものなのか?
論争エッセイによく出てくる「読売新聞のデータベース」ってどこ?
ネット上でただで見られるとは限らない
704 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 14:38:11
ノーベル文学賞を受賞したそうで
おめでとうございます!
705 :
吾輩は名無しである:2005/10/15(土) 08:22:30
爆弾成金の賞なんていらないよーだっ。ふっふーん。けっー!
角田光代、町田康、川上弘美、江国香織、阿部和重か
それぞれ名のある作家とは言えこういう文脈で見ると
「選考委員を選考した人たち」の思惑がはっきり見えてしまうね
パチンコでいうと釘のゆるそうな選考委員というか優しい同業者と言うか
現選考委員たちの厳しさと比べれば一目瞭然
この新選考委員であるカリスマ作家たちの太鼓判を押されて華々しくデビューする「若き文学スター」の原稿も
もう用意されてるんじゃないの?って感じ
山田詠美・笙野頼子の最凶批評コンビが「門番」として目を光らせていると色々まずいわけだ
少なくとも間違いなく日本純文学の第一線である現選考委員たちに
最後のコメントや総括を述べる場すら与えず電撃解任するという大胆さにもかかわらず
笙野・山田の抗議に対してまったく編集部のサイドが悪びれたりうろたえたりする様子がないってことは
これは編集部レベルじゃなくもっと上からの「営業方針」なんだろうな…
前にも書いたけど,笙野頼子の選評はとてもいい仕事だった
駄作に対しても愚作に対してもそれ自体がひとつの創作に対する創作と言ってもいいくらいちゃんと批評してた
日本の文学賞選考委員であんなにくそ真面目に候補作をいちいち読み込んでる人は他にいないよ
またどこかで選考委員やってほしいね
>またどこかで選考委員やってほしい
(すばるってもうおわりなんだっけ?)
三島賞って、いまの顔ぶれになってからずいぶんたつよね?
そろそろ委員を入れ替えて、笙野をいれてほしい…
群像の上の人って、もしかして移動したあの人……
あ〜そう言えばまだすばる文学賞があったか
711 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 21:10:03
自分はもう40代前半だけど、笙野さんのように
闘うべき時に闘うことができるだろうか、と考える。
なんらかの問題があった、それを発生させた側は自覚していない
あるいは微小な問題だとして無視しようとしている場合
声を挙げることができるだろうか?と思う。
問題や自分自身を矮小化して「これは泣き寝入りではない」と
自分に納得させることで問題自体が存在しなかったように
振舞ってしまうのではないか、という恐れがある。
でも声を挙げることは勇気がいる。
冷笑、無視、罵倒、子供扱い、馬鹿扱い・・・・
踏んづけられた側は「踏んだわよ?」と言うだけのことに
始まってさらに何度も踏みつけられることを覚悟しなければ
ならない・・・
だから笙野さんの小説にも行動にも本当に勇気をもらうし
心を奮い立たそうとも思う。
これを機会に笙野の選評まとめて読みたい。
星野智幸評とか良かったなあ。
笙野さんの星野評っていつどこのやつ?
徹底抗戦で読めるではないかい
今の群像の編集長は、もとメフィスト編集だったようで。
何か関係ある?
新選考員は若手ばっかりだが。
>>706に
> 山田詠美・笙野頼子の最凶批評コンビ
なんて書いてるけど、この二人って「凶」なの?
選考が大きく変わるようには思えないんだけど
.
>>716 あなた、ちゃんとどちらかのでもいいから、選評よんでます?
>>716 「凶」というのは言葉のアヤで極めて厳しいレベルの文学批評という意味だぞう〜
新選考委員の作家活動はそれぞれに評価しているつもりだけど
批評・受賞に関してはある意味で前委員より寛容であることは予想できるし
次回からの選評と前回までを読み比べていけばだんだん見えてくると思うぞう〜
もっとも笙野さんが釘を800本くらい刺していったので
編集部もすぐにあんまりうかつなことはできないかもしれないけど
「文学は売れない」というフレーズが大塚英志氏との純文学論争の軸だったんだけど
その後の舞城・綿矢現象とあいまって
むしろ今や「今,文学が売れる!」という雰囲気になってしまった
「文士の森」をチェーンソーで切り倒して都市開発しようとしたのが大塚さんだとしたら
今の若手文学ブームは森に観葉植物やお花畑を植えて
エコロジー観光スポットにするようなものかな
文学のすそ野が広がるという意味でなら否定はしないけど
山田・笙野・奥泉的な「文学の青木ヶ原樹海」はやはり存在して欲しい
>>718 笙野や奥泉の厳しさも分かるが
町田康も新潮の選考を見るとかなり非寛容だと思うけど。
この解任劇の報を知ったあと「どうせ角田あたりもってくんじゃねーのw」
と思ってたら本当にそうだったので余りの安直さにビックリ。
笙野頼子の選評の厳しさには、文学に対する真面目な愛情を感じたけど、
山田詠美はただ好き勝手なことを言って暴れているようにしか見えない。
>>721 それは少し山田に対する私的感情が入ってやしないか?
一見好き勝手してるようだけど真摯な部分もあると思うが。
まあ山田詠美も笙野みたいに記者会見するほどの積極性
はないわな。さすがw
川上も意外と頑固だな。今回のすばる読むと。
ここは町田と川上に期待しましょう。
724 :
716:2005/10/20(木) 21:00:34
>>717>>718 山田詠美の選評は貶すときは楽しそうに書いてるけど、
文学界新人賞のころはなんか読んでたら、
絶対に○をつけない浅田、時に無茶してでも○をつける奥泉、
不作でも匙を投げない辻原、時に何かを企む島田、というような委員たちと比べると、
一番バランス取れてたように思えたんだよ。
吉田修一とか長嶋有とか吉村萬壱、あと絲山とか褒めてたし、
川上弘美なんかよりは評価する作品の幅は広い気がする。
笙野頼子の選評はほとんど読んだこと無いけど、
島本理生を佳作の受賞させるのに頑張ってたし、
「難解派の皆さん!安心してください。絶対私が拾い上げるからね」
みたいなこと書いてなかったっけ?
そういうの読んだ記憶があったから非寛容というのが意外だった。
笙野頼子って厳しいの?
二人とも、狭いというイメージがなかったから意外だった。
笙野さんの批評が評価されている割には
笙野さんの推した新人賞受賞者って、なかなか芽を出さないんだな。
前回すばるの朝倉某も二作目を出さずに消えたし、それ以前も
笙野さんの打率は悪い。
鹿島田真希が一番出世したな。新人賞受賞作からの
ファンだから嬉しい。
スケジュールを空けていた、は、なんか哀しいなあ。
でも拒否した森健も消えたよ
駄目なやつは勝手に消えるよ。
どう生き残っていくかは新人作家自身の問題。
>>724 寛容っていう言い方が誤解を招いたのかな…?
山田詠美も笙野頼子も授賞に対してシブチンというわけではなく
むしろ他の委員が反対する作品に可能性を見出して推したりすることもよくあったけど
批判する時の厳しさや辛辣さは類を見ない
山田詠美・笙野頼子ってかなり基準として正反対な部分もあって
この二人が批評の極右・極左だとしたら
新選考委員は流行の「中道右派」みたいな傾向があるなあ…と
売れっ子作家ばかりだしね
例えば自分が小説を投稿する立場で前の委員と新しい委員を見比べたら
新選考委員の方が全然ゆるくて書きやすく感じない?
読む側としては山田・笙野のダブルチェックをくぐり抜けた作品の方が期待できるけど
文学界新人賞での例を出してたけど,あの基準でやるならまだよくて
この突然の交代劇を見てるとそれこそ「メフィスト賞」みたいな仕掛けを
講談社が文学という枠組でたくらんでるんじゃないかって
ちょっと邪推しちゃうんだよね
>>729 オマエも馬鹿だねえ。そういうこと言ってるんじゃないし
732 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 09:20:14
選評っていえばそんなになにもかも選者にわかるわけ
ないじゃんか最終選考に残った物の半分わかるのはいいほうだろ
その点わからないものはわからないと書いた
石坂洋次郎先生は偉かった
733 :
716:2005/10/22(土) 21:20:30
>>730 噛み付いてるみたいになって、しかもスレ違みたいになってごめんよ。
そうじゃなくて笙野頼子が厳しいのかどうかよく知らなかったから、
(島本理生のときの選評がすごく印象に残ってたもんだから)
ついつい、「笙野って厳しいの?」尋ねてしまっただけなんだ。
ただ、新選考委員が特別ゆるいとは思えないなあ。
むしろ、「前の選考員だったら拾ってもらえたのに…」なんて小説の方が若干多いぐらいだと思う。
例えば、友達がすごく斬新な小説書いて、
「前の委員と新しい委員の賞のどちらに応募すべきだと思う?」
なんて相談されたけど、それを読んでも良いのか悪いのか判断できないような場合、
山田・笙野のいる(それに加えて奥泉も)、
前の委員の方に応募した方が良いと思う、と答えるよ。
結果が悪くても納得できそうだし。
とはいえ、そういうのと関係なしに笙野さんが怒るのはもっともな話だと思います。
ごめんね。流れ邪魔したみたいになって。
>>733 まったくその通りだと思いますよ
少数派の感性やマイナーな実験性を拾い上げるなら
前の選考委員の方がずっと優しくて寛容だと思うし
ある種の凡庸さというか通俗的な感情に対しては反対に徹底して厳しいと思う
(もちろん新選考委員の中にもそうした「文学」としての基準を維持してる人もいるだろうけど)
ちゃんと説明できなくて申し訳ない
新選考委員は、なんというか俗っぽい。
有名人ばっかじゃん
ああ……これで森健みたいなのが、受賞しまくるのか……
まあいろんな基準があっていいんでしょうけどね。
737 :
ルージュ:2005/10/23(日) 16:16:35
てんたまおやしらずどっぺるげんげる
を読んだことある人いますか?
どこの書店にも図書館にも置いてないんです。
エッセイ風?短編集です。てんしのたまごっちがどうたらこうたら。
>>738 教えてくださってありがとうございます。
笙野さんの作品なんて半分以上がエッセイ風じゃん!
大塚スレで大塚の乱闘が報告されています。
事実展開をご覧になった後、
「徹底抗戦!〜」の大塚某のしくみを読むとよりいっそう楽しめます。
頼子たんが電波じゃなくて、大塚が電波だったんでつね!
実感できました!大塚スレ必読!
589 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/10/21(金) 02:11:36
>>585 笙野が山形を馬鹿にした理由は、小谷の件がメインじゃないよ。
純文学を効用ではかるとか言ったからだろ。
そりゃ山形が悪いとおれは思う。
590 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/10/21(金) 03:14:09
>>589 うーん、的確かなあ。
『笙野頼子氏 論説
女、SF、神話、純文学――新しい女性文学を戦い取るために』
http://enjoy.pial.jp/~fdi/frame_ms_shono.html 591 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/10/21(金) 15:30:30
>>590 ただの電波フェミニストじゃんw
女の書く文章って枕草子からちっとも進化してないな。
講演だか何だか知らんが同じこと。
非論理的でダラダラダラダラ・・・。
徹底抗戦の64ページに、マンガ部門に移動して3年後くらいに群像に戻る、東大青年への
批判があって、フクシューされるかもと笙野さん書いています。
もしかしてこの人が戻ってきて早速野間新をクビにしたとか?
一人ウザイ奴が居るって理由で全員降ろすもんかね。強行措置だな。
>東大青年
笙野が書かなければ、O氏が群像に乗り込んでくることもなかったのだ
って泣いた人だっけw まだそんなに偉い人ではないと思うがねえ…
>一人ウザイ奴が居る
そんな子どものいじめみたいな理由じゃないだろう。
会社の都合と個人の思惑が複雑にからみあった結果ではないかと…
590 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2005/11/03(木) 12:13:50
大塚にとって勝敗は関係ないから。
勝負することによって得られる対価(観戦チケット)のみが
彼の一番求めるところだからね。
だから、リングに上がらずに粘着してくる笙野みたいなのが
一番困るわけ。
彼のいう「シュート」はPRIDEのようなリングの上でこそ
成立するシュートなので、政治力の効かない場でケンカ
する気などない。彼の護憲なんてその程度のもん。
592 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2005/11/03(木) 19:55:54
>>590 何がやりたいのかわからないけど、本気でそんな認識だとこれから大変だよ。
>会社の都合と個人の思惑が複雑にからみあった結果ではないかと…
その内情がよく分からんから非礼で子供じみた行為に思えてくる。
いやまあ社会なんてそんなもんさ、というノリで決着して欲しくはないね。
いや、笙野氏の言葉をそのまま信じればだが、
オレは東大でてるんだぞ、というような人物ですから、
子供じみた行為も平気で出来るんではないでしょうか。
第27回野間文芸新人賞は青木淳悟さんの「四十日と四十夜のメルヘン」(新潮社)
と平田俊子さんの「二人乗り」(講談社)
笙野がいたら、青木は受賞できただろうか?
あと講談社がちゃんと受賞してるし。
まあ笙野曰く、作家の決めたことにケチはつけないが。
平田俊子のことは推したんじゃないかと思う
752 :
吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 13:06:03
ネット通販で水晶内制度買ったら初版だったよ
売れてないのかね…
どれもほとんど重版なしです
金毘羅、母の発達、タイムスリップコンビナートは重版してるかと
それだけ
重版処女
河出書房新社・河出文庫
12/02
愛別外猫雑記
笙野頼子
683yen
処女なのは重版だけではあるまい
>>757 久々の文庫キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
でも外猫か……。猫好きにちょっと売れたのかな。
のってんじゃん
あ、ほんとだ
スクロールしてなかったごめんよ
外猫を文庫化するのは判るけど、もっと他にあるだろうよ、と思った。
硝子生命論とかカニバットとか……。
話蒸し返して悪いけど、
川上弘美・町田康も、新潮のとき青木に対して×つけていたが
やはり阿部が推したのだろうか。それとも2作目のほうを評価したのか。
選評待ちですな。
蒸し返すも何もスレ違いでね
766 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 12:09:21
明日が公式発売日みたい>愛猫
群像の広告にドーンと来た
キターーーーー
群像のトップに笙野頼子!
これぞ群像の正しい姿。
おまけに例の野間新人賞の発表も同時収録。
こりゃ買わねば
よりりんってVIPPERだったのか
770 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 20:52:04
兆候はあったけど随分イタくなってきて…
771 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 20:53:48
2ちゃん語連発でさすがに萎えた
これは頂けない
772 :
吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 14:12:28
このスレもみてるのかな?
773 :
吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 19:34:12
途中からデムパ出まくりなキャラに…
松浦理英子とは対照的。
そうかな?基本あんまりかわってないと思うけど
ただ最近ギャグがすべり気味というかあんまり内輪ギャグなのはよくない
775 :
吾輩は名無しである:2005/12/17(土) 12:34:56
>>774 最近ギャグがすべり気味というかあんまり内輪ギャグ
それって致命的じゃないかなあ?
ただの電波と前衛小説としての完成度とのギリギリの綱渡りをしてきたのが
本格的に電波駄文になっちゃた気がする。
群像に出てるの? 和解したの?
群像とも、講談社とも、いろいろあったろうに
>>775 そうだな
そのへんの緊張感は大事かも知れないね
778 :
吾輩は名無しである:2005/12/20(火) 22:47:05
モイラ死んでたんだね
ギドウとルールーはきょうだい
きょうだい同士で交尾して子供生んだ
ってこと?
親子でもするし
町田康が日記で群像の新作褒めてる。一言触れているだけだが。
昨日の読売夕刊に町田康とならべて批評してあったな
783 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 15:41:02
群像今読み終わったけど面白かったー。
784 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 15:56:48
小説家に1個主観的価値を取ったらそれで良くて
作家の人間性云々だらだらいってても永遠詰まらないけどずっとずっとそうやってください
群像の、今日(厳密には昨日)の朝日夕刊の文芸時評で
島田雅彦に取り上げられてたよ。
786 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 11:53:13
大塚「文学プwww」
笙野「おい、そういうこと言うお前、気に入らねえな」
大塚「いえ言い方がお気に召さなかったなら言い直します、僕が言いたかったのはただただこれこれこいいうことで
それに対してこういうふうになさったら生産的なんじゃないでしょうか」
笙野「んなこと聞いてねえんだよ、そんなの他の人にも言えるんだからお前が言うなってことだよ、
こっちはテメエの存在自体、メンタリティが気に入らねえんだよ」
数年遅れて論争を追ったけど、つまりこういうこと??
787 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 20:35:31
途中から笙野が発狂した挙句勝手に勝利宣言しちゃったせいで
「どっちもどっち」みたいな印象を周囲に与えたのが残念。
788 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 00:30:10
最初から話が噛み合いようがなかったんだよ。
だから大塚がずっと発狂しているだけっつーの
790 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 01:24:37
無神経で鈍感な男の使う生産的という言葉に対して
女は相手の人格を問いつづけた。
おまえは、おまえは
しかし男は鈍感すぎて、操られすぎてて、女の言うことが最後まで理解できなかった。
791 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 09:49:24
男豚「文学は死んだ」
女豚「私が文学だ。勝手に殺すな」
男豚「実は文学はわからないんです」
女豚「だったら初めから口出すなアホ」
男豚「作品の価値は売上で決まる」
女豚「決まるかボケ」
男豚「そんなことは言っていない」
女豚「こう書いてるだろ証拠もあるわ嘘抜かすな」
男豚「リッセトしましょう」
女豚「お前の頭がリセットされてるのだろ白痴」
793 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 10:24:19
男豚「うちのフリマで手売りしませんか」
女豚「..........」
794 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 11:24:26
笙野の大塚への人格攻撃があまりにも幼稚で、読んでて引いちゃった。
もとは大塚が悪いんじゃないか!とかそういうレベルの問題じゃない。
やっぱり笙野は小説しか書けないんだな、と思った(褒め言葉)。
幼稚としか感じられないのか
大塚の言動が幼稚だと思う
796 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 12:34:11
>>795 幼稚としか感じられないのか
お前の言動が幼稚だと思う
797 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 17:35:59
>>794 元ロリコン雑誌の編集長という過去を持ち出して
攻撃するのはアンフェアだと思った
いくら倫理について書いても倫理的に間違ってるが
それが面白いのだが作家本人にとっては本意ではないが
読者にとってはそれでいいのだが
>>797 別にそれはアンフェアじゃないだろ。事実だし。
進んでやった仕事だし、大塚だって恥じてないだろうし。
800 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 21:19:37
それを恥じろと言ったのが笙野
801 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 21:27:15
779 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2005/12/26(月) 21:40:00
オナニーも教えれば覚えるしな
802 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 21:29:24
なにそのビックリアンカー
803 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 00:39:07
質問でス。論争家笙野さんの実力は
わかったつもりですが、
作家笙野さんを知るのに最適の
入門書は何なのでせうか?
804 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 01:10:13
居場所もなかった
カニバット
母の発達
807 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 09:07:16
水晶内制度
808 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 12:56:39
大塚ファンは大塚のことを大塚さんと呼ぶのがキモイ
810 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 18:04:06
高嶋彩アナが大塚さんって呼ぶからジャマイカ
811 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/31(土) 00:06:59
大塚娘♥
「おんたこ〜」まだ読んでない。
今までならむさぼるように読んでたし読めてたんだけど
なんでか、どうしても読みづらい。
ちょっと前の「文藝」(しりあがり寿特集)での小説も
読みにくくて何がこんなに読みにくいのか良く分からない。
笙野さんのスピードに追いつけないってことかな・・・。
でも最近ちょっと文章が粗いというか判りにくいままどんどん
進んでしまう感があって、そういう所にいちいち引っかかって
しまうってのはある。
そうね、文学論争じゃなく、純粋に文学ができるようになると
いいね。文学論争でどれだけ作家としての時間を使っただろう?
それは必要な時間であり作業だったと思うけどね。それなくして
前に進むことはありえなかったのだろうし。
ただ刻々と時間は進んでいるわけで、どうぞ体をお大事に…と
祈るばかり。
のどに小骨がささってるようなすっきりしないかんじがあったな…>おんたこ
F市のおたいの口寄せはおもしろかったという某最近の芥川賞作家の発言には同意
814 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 02:54:47
トランスあげあげ!!!!!!!!
うぇwwwwwwwwwww
去年「すばる」に出た2編、早く本にならないかな。読み逃した。
hoshu
実は、貨幣論を展開する時に限り近代女。
<9>キタ!
すばるを買わねば。
すばるの「羽田発〜」読みました
どっちかというとこっちのオフビートな文体の方が好きだなあ
次はまた激しい作品のような気がするけど…
どうでもいいことですがトリップのキーが漏れちゃったので変えました
絶叫師タコグルメと百人の「普通」の男笙野頼子著
河出書房新社4月14日税込価格:1,680円ISBN:4309017584
気が付くと私は若く美しく、有名になっていた。誇り高く野太いブスの
八百木千本の身に何が。闘い続ける作家の誇り高きブス小説。
823 :
吾輩は名無しである:2006/03/22(水) 00:19:26
age
「百人」←この「」が素敵
825 :
吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 13:58:41
貶されてる、群像合評のメンバーが知りたい。
玄月がいたのは覚えてる。
玄月の他は田中和生と高井有一。
田中は笙野作品をよく読んでる感じ。高井はたまにズバッと一言。
いかにも最近の作品読めなさそうな人ばかりだねー。
玄月が特に酷かったから、覚えてる。
田中は批評家だし読んでなくちゃ駄目でしょうw
玄月はどちらかというと軽い読み物っぽい作風だし
笙野とは文学観合わないだろうね。
というか笙野と合う同業者の方が珍しいかも。
でも玄月は被害妄想甚だしいと思った。勝手に辛がってろと。
830 :
吾輩は名無しである:2006/04/05(水) 22:27:34
すばるの選考も今回で終わりだそうです。
じゃあそろそろ芥川賞の選考委員になってもらおう。
けっきょく、高専の子どもと、朝倉とかいう糞の役にも立たない奴を
発掘しただけだったなあ
は・は・は・
鹿真田を忘れていきがって
834 :
吾輩は名無しである:2006/04/06(木) 01:47:07
秋山さんとキャラが
かぶるんじゃない、この人?
笙野さんに営業はとても出来なさそうだが
836 :
吾輩は名無しである:2006/04/06(木) 04:13:39
>>828 笙野と合う同業者がごろごろあふれ出したら
俺は笙野を読むのやめるぜ
>>833 「鹿真田」って誰だよ?w
鹿島田さんは文藝新人賞の選考委員全員が推した秀才だからね。
笙野と合う若い同業者というとこの人かな。
おんたこ読んだけど、
ウラミズモの対比として描かれてるのがおんたこ(オタク)で、
にっほん(日本)は男権的おんたこ(超男尊女卑のロリコンオタク)の国だって内容なんだが、
ウラミズモの最大対抗がキモロリヲタってなんかえらい矮小化しちゃってないか?
まあこれなら評論家受けはいいだろうけど。
839 :
吾輩は名無しである:2006/04/19(水) 01:05:00
この人のオカルトへの否定、
信仰には科学の言葉や数字(モドキ)が入るべきでないって主張は
偶像崇拝を忌むクリスチャンと似ていてそこがちょっと苦手だ。
迷惑かけないなら、つまり社会化しないならオカルトでいいじゃん、と思うんだが。
よくわかんないけどカッコイイものを組み合わせて拝むのも土俗を生みだす原動力の一つだと思うんだけどね。
笙野頼子の「信仰」というのはつまり「ことば」「文学」のことだから
「私の小説には借り物の科学用語や数字もどきや
自己中心的なオカルト思想は入れさせませんよ」
と言ってるだけのことだよ
「私が書いて,誰かが読む」というのが笙野頼子にとっての祈りであり教義のすべて
河出HPの新刊宣伝でアエラ御用達腐女子ライター杉浦を批判しとりますな
>>841 探したけどみつからん……URL教えてください
アサシは失礼にも程があるな。
トリッパーで大塚某が
「百万が正しいとは一度も言っていない」
とほざいてます。
ちゃんと読んでるんだねー。お可愛いこと。
846 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 14:58:15
笙野を「セックスレス女」の一言で神輿に上げようとするなんて
恐れを知らないんだかなんなんだか。本当にファンなのだろうか。
しかし「ばかー!」とどやし付けるのかと思ったら丁重にお断りするんだ。
847 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 15:00:31
ただ、笙野の要求する基準で言葉を使ったら活字業界、とくに雑誌のかなりの部分は成り立たなくなるだろうから、
この駆け出しライターも大変なのかもしれないと思わないでもない。
848 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 15:32:49
新刊のゴダール、ジジェクのところで爆笑した
849 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 18:15:42
でもAERAって昔からけっこうタチ悪いよ。
これが新潮やら文春みたいなオヤジ雑誌なら笑い話だけど
リベラルとフェミに片足かけておいて恐ろしくずさんな記事書くから余計怖い
>>845 読むのは当然では? 評論活動するなら。
えっ!ちゃんと読んでるの!?
つまり分の悪いところは無視してるわけですか。
で、ヤツは無視だらけなのですが…
852 :
吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 22:28:35
池袋のリブロで新刊本山積みの中、
笙野さんの本だけビニールがかかっていた。
何故?何か理由があるのかな。
新刊、爆笑、面白すぎ。
サイン本だったとか。
854 :
吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 04:16:08
笙野頼子って芸人でいえば江頭2:50みたいなキワモノのポジションだと思う
まあ、面白い作品かいてるし、面白いことやらかしてるけどねw
でも周囲の評価はそうじゃなくて何か偉大な純文学の人ってかんじだよなあ。
そこらへんのギャップがなんか気になる。
本人はどう考えてんだろ。
856 :
854:2006/05/01(月) 01:35:51
>>855 そこら辺、笙野頼子本人がどのように自分を位置づけているのかがいまいちよく判らない。
よく似たタイプでは筒井康隆がいるけど、彼の場合はあくまでも「文壇の問題児」を演じてる匂いがする。
だから、筒井の場合、演じているだけだから全く違う作風に転じたりと器用に立ち回れる。
でも、笙野頼子の場合、一貫して一つのスタイルを貫いているわけで、そこら辺で創作に苦しむ事態に陥るかもしれない。
ただ、才能はあるし、熱狂的な読者がいるから、それぐらいのことは乗り越えられるでしょうし、それだけのタフさもあると思うし。
そりゃ笙野頼子は才能はあるよね間違いなく。
ただ、書評とかでこれこそが本当の文学だ!みたいなの見ると、おいおいおいとツッコミ入れたくなるなあ。
858 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 02:30:52
>>857 才能はあるよ。まあ、俺は食傷気味だけどw
ただ、この人の文学観とかに「?」が付くよな。
自分自身の創作スタイルがかなり異端なポジション
であることをわかってないのかなぁ、と。
まあ、ああいう人ですから、変に周りが見えてしまうと
駄目になるかもしれませんし……このままでいいんじゃないっすかw
読者はそれに突っ込んだりして楽しめばいいわけで。
笙野さんは自分が定義する(目指す)「文学」が世間のそれに対して
狭窄なことは充分自覚してると思うけど
860 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 03:44:45
>>859 俺はあまり自覚がないように感じるんだよねぇ。
でないと、ああいう爆発的なエネルギーは出てこないと思うんだよ。
まあ、そんなこと、俺はどっちでもいいけどね。
笙野頼子が怒るかもしれないけど俺は純文学もエンタメも区別してないし。
大体、純文学だろうがエンタメだろうが駄目なものは駄目でしかないわけで。
861 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 03:53:51
スタイル?
作家の自意識以外の何物でもないところから文章を書く。
ド直球文学じゃん。
>>860 >純文学だろうがエンタメだろうが駄目なものは駄目でしかないわけで。
そこんとこ禿胴。笙野に興味は無いけども。
なんで、作品ではなく、作家のスタイルを評価し合ってるのか。
評論かもどきが来てるのか。
864 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 09:12:16
>>845,856,858,860
君の思う異端じゃない文学がどういう人たちか言わなきゃ話になんないじゃん。
おれは作家論なんてほとんど意味無くて、
まったく作家性とは切り離されたところで作品論が
なされるべきだと思うけど、笙野さんに関しては
そうもいかないみたいねえ。
>おれは作家論なんてほとんど意味無くて、
>まったく作家性とは切り離されたところで作品論が
なされるべきだと思うけど
まちがえた。
>おれは作家論なんてほとんど意味無くて、
>まったく作家性とは切り離されたところで作品論が
>なされるべきだと思うけど
こういうのを笙野さんは「西哲ライター」と呼んでるんじゃないの。
そんなのは知らないけど、大江が売国だろうとサヨクだろうと
9条大好き人間だろうと、右よりの俺は大江作品が大好きだよ。
大江自体はどうでもいいし、何を言っていようと関係ない。
つか、俺の好きな小説家はだいたい左に寄ってる。小説家は
左の方が多いのだろうけど。だから日頃の主義主張なんて
どうでもいいのだよ。作家論に意味はない。小説が面白ければ
それで結構。
じゃあその作家のエッセーやエッセーもどき小説語るときはどーすんだよ。
ここは作品専用スレッドじゃないんだぞ。
エッセイなんて語る必要はないと思ってるけれども、
エッセイもどき作品を書いてる笙野さんの場合は、
作家論というのも意味があるのかもしれないね、と言ってるの。
だからと言って不美人とかバージンとかはやっぱり無意味だなあ。
つか、何度か会ってるけどそんなに不美人じゃないし。
872 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 08:09:18
>>871 何故、女の作家に話になると美貌とか男関係とかの話が飛び出すんだろうな
これが男の作家だったら(私小説作家でなければ)、まず、出てこないだろうに
文学板は男ばっかりってこと
874 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 10:18:58
>>863 ブサイク・バージンなどで語るのを
笙野は貶してると思います
>>872 いや、めちゃくちゃ出てくるわけだが、男の場合でも。
たとえば男の作家で、男はこうあるべき、女はこうあるべき、みたいなのを恋愛とか絡めて主張しまくるような作風なら、
当然そいつの人生がどうであったかは問われまくるよ。
女性作家でも、そういうのとは無縁に粛々と企業小説描いたりサスペンス描いたりしてて、
さらに経歴においてバックに男がついてたりしなければ、
美貌がどうとか男がどうとかなんてほとんど問われない。
「ほら今まさにすごいことが書かれつつあるんだ!」
みたいなのはちょっと読んでて心配になったな。
そういうのはいくら笙野頼子だとしても自分で
言うことじゃないだろう。書けなくなってきているとみた
玄月、半月、凡月w
>そういうのはいくら笙野頼子だとしても自分で
>言うことじゃないだろう。
いちいち言うのが笙野作品の面白さだと思うのだが。
>書けなくなってきているとみた
なんでよw
本当にすごいのならなんで自分で言う必要があんの?
その前後の箇所で書く動機、負のエネルギーみたいなもの
が尽きてきてるというおきまりの趣旨の文章もあっただろ?
882 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 18:09:46
笙野が噛み付いた純文学否定論が大塚によるものだったっていうのは運命すら感じる。
笙野は大塚の作品を読んだのだろうか。
作中に民俗学の言葉を材料として適当に扱う大塚と自分に引きつけて使う笙野。
真摯すぎて児童買春シーンを直接書けない笙野と、欲求不満のようにチープな猟奇をてんこもりにする大塚。
なんか
>>882読んで、ジョイスの「若い芸術家の肖像」を思い出した。
でもあれはただ婉曲に書いてるだけか。
884 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 18:49:24
大塚のことは編集者としてしか言及してないと思う。
でも大塚原作の作品も読んでほしいなーなんて言うかなー
大塚って、小説家だったの? 素で初めて知った。
現代小説家をまったくよまない弊害だなあ。
編集以外は漫画原作者がメインなのでは
887 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 02:43:05
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4199051562 >少女は歌う、七つの声で。彼女のこの街での名はロリータ℃。
>本当の名前? 誰もが多重人格者として生きる時代に何の意味がある? これは、少女が成長し、世界と出会う物語。
タコグルメやおんたこでは
この辺の小説のことまで含めて揶揄してるんだと思う。
笙野は読まずに批判するようなことはしない人だと思うんだが
読んだのかな。げーっ、とか言いながら。
ちなみに私はこの本の存在は知っていたが読んでない。
大塚の作品は風呂敷を無責任に広げるばっかりなので読む気が無くなった。
喪女板住人から遊びに来ました( ^ω^)笙野先生いいよね
タコグルメは序章みたいだったから、おんたこ完結(3部作予定)が待ち遠しいな。
ま、単行本出るまでには、3部作全部読み終わってそうだけどね。
書き直しして単行本3話収録してほすぃ
>>885 ラノベ畑だから、そういうのに縁がない人は知らないだろうね。
次から、大塚某は、プロフィール欄に、「ロリータ℃の素敵な冒険」と書いてください
>>893 大塚某ならそんなことでは動じないと思う。
そろそろ文藝で特集してくれないかなーー。
こんな感じで。↓
【ロング・インタビュー】聞き手・内藤千珠子
笙野頼子自身による全著作解題
自筆年譜&アルバム
【対談】×斎藤美奈子
×不破大輔(渋さ知らズ)
【Q&A】鹿島田真希・島本理生・多和田葉子・星野智幸からの43の質問
【エッセイ】金井美恵子/町田康/松浦理英子/横田創
【評論】木村カナ/小谷真理/清水良典/前田塁
【書き下ろし短篇】「越境師エイジングと100℃の素敵なロリータ」
アンチ・エイジングを強いる大塚娘たちとの果てしなき戦い
−−最凶のアンチ=アンチ・エイジング・ホラー
俺も文藝なら笙野頼子特集やってくれるんじゃないかって思ってるんだけど。
898 :
吾輩は名無しである:2006/05/16(火) 00:24:31
>>895 なにげにかなり上手いね。
英志-エイジ-アンチエイジング-ロリータ
大塚-美容整形外科
あと群像の詠美と源一郎の対談にゲストでとか。
901 :
吾輩は名無しである:2006/05/17(水) 05:48:26
ただ「大塚娘」は東海地方の人間にしかわからんと思う。
関西でもCMやってるぞ大塚娘
隣のあの子は大塚美人だったのにな。
大塚ネコ萌え(*´д`*)ハァハァ
905 :
吾輩は名無しである:2006/05/17(水) 23:06:55
>>895 この予想どうりになったら面白くも何ともないなw
大塚と福田をもってくるか
聞き手 大塚英志&市川真一
対談 福田和也 小谷野&栗原
Q&A 渡辺淳一 林真理子 高井有一 玄月
評論 東浩紀 田中和生 富岡幸一郎
なんつーかイジメのようだ
笠井潔(評論)も入れとくか
ニュー評論家の
栗原・永江・小谷野がお伝えします
910 :
吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 00:41:48
911 :
吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 04:33:31
中俣が抜けてるな。
仲俣暁生も「ニュー評論家」だよ。
>>910 村上隆なんだろうなーと思って読んでたけど
オタク「アート」ってここまできているのか…吐きそう。
っていう反応も折込済みなんだろうけど。
>>910 ワハハ、これはひどい!
Mr.はまだ許せるけど、後の二人はなんだってこんな面白くないものを作ろうと思い至ったのか……
914 :
吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 23:30:34
>>913 悪意のある物言いだと、
「こいつら、アニメ業界とかマンガ方面に行こうとして失敗した輩じゃねえのか?
それを芸術しか知らない奴らにアートとして押し付けて……」
などといった風になる。つ〜か、モノホンのオタクは見向きもしないだろう。
ちなみに、村上隆も含めたアートの状況を細野不二彦が『ギャラリーフェイク』で
揶揄してたなぁw
>>910 アートの文脈でそれをやるってところに意味がある…んだけど
これじゃあなあorz
村上はさすがにトリックスター。
オタクにもアーティストにも嫌われてるけどね。
ギャラリーフェイクは『絵には描けない現代美術』という宿命があるから
一割引して読んどいてホシス
村上は正反対の姿勢で活動しても必ずオタクに嫌われた
オタク文化というのはそこに没入して楽しむものであって
批評性を求められるアーティストがノコノコ近づいてったら絶対嫌われる
というのが、一オタクとしての見解
>>914 一度自身のオタク性にシニカルな距離を置いちゃった以上
そして、それでも自分が根っからオタクだと悟った以上
アニメ業界とかマンガ方面にホイホイ参入するには心理的障壁が高いでしょう
國方真秀未とかは、これをやったことに一応の意味はあると思う
920 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 03:12:52
六ヶ所村のことはどう思ってるのかな。
タコグルメって柄谷?
特定の一人じゃないだろう。たぶんお前も俺も含まれてる。
以前の本で、大塚をタコ刺しに調理しようとかいってたよ
924 :
吾輩は名無しである:2006/06/11(日) 02:47:10
何で売れないんだろ?
ロリコンが多いから
926 :
吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 11:14:06
927 :
吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 21:39:11
【母の発達】は、寺山の詩とか、母殺しモチーフのぱくり。
928 :
吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 21:44:11
929 :
吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 21:46:43
金毘羅>>>タイムスリップ>>母の発達>>居場所もなかった
これ以外の作品はカス
930 :
吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 22:00:09
レストレスは人気ないね〜
ギャグもわからんのか
932 :
吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 22:33:37
↑誰に言ってるの?
レストレスドリームがギャグ?w
ちくまは99円なんだからお前らも買え。
新連載「おはよう、水晶――おやすみ水晶」
935 :
吾輩は名無しである:2006/06/13(火) 01:24:28
水晶水晶古臭いんだよ
なんか
936 :
吾輩は名無しである:2006/06/13(火) 19:17:54
民話くさい
937 :
吾輩は名無しである:2006/06/15(木) 23:22:50
S倉迷妄通信:けーっ これ最初に読むんじゃなかった
居場所もなかった:どんな話だっけ?たしか洗車半年に1回の四駆が・・・
水晶内制度:きったない女人国えがった
金毘羅:オレも金毘羅かもしれない。つか脳内キター
タコグルメ:今楽しく読んでおります
938 :
ズバッ:2006/06/16(金) 02:15:17
マゾヒストには人気があるんだろうけどさ、
なんかね、匂うんだよ、言葉がね。クサヤっぽくてね。
言葉にこの作家の体臭がしみこんでいるね。
まあそれを個性として持ち上げられないこともないが、
蓼食う虫も好き好きってところだろうな。
つーか昨日からお前の匂いでいっぱいで
鼻につくどころじゃない。
940 :
ズバッ:2006/06/16(金) 12:40:37
ははん、さては甘く麗しきプワゾンに酔わされたくちか。>939
これだからフランスバカは。
タコグルメを読みつつ保守
943 :
吾輩は名無しである:2006/06/19(月) 05:20:44
。。
サイコがアメリカで映画化だってさ
笙野頼子『愛別外猫雑記』(河出書房新社)
パス。買うのではなかった。悲惨な状態の捨猫を拾って世話して千葉に家を買って引っ越して……。文体だけが頼りの、内容には何の意味もない小説(だよね?)だが、文体もどうというのでもなく、凄みに欠ける
だいにっほん おんたこめいわくし 笙野頼子著
講談社7月21日税込価格:1,764円ISBN:4062135248
ロリヲタ、オタク文化、そして文学。個人と世界の繋がりを鮮烈なイメージと
炸裂する言葉で飛翔的に描き出す現代文学の旗手・笙野頼子の傑作。
帯にはぜひ町田康を。売れますよ
佐藤Y智くんの劣化が心配だな。
仏教的自我のネタ元告発(?)にしてもあの枚数であの展開じゃ、
なるほどとはならないですよ。おんたこどもにいびられて転向?
タコグ各紙誌書評、伊藤氏貴と町田康のがよかったでつ
豊由美www
952 :
吾輩は名無しである:2006/07/07(金) 15:11:17
この人が売れないのはね
万人受けしないからだお
母の発達はまだわかりやすかったから、アマゾンでも微妙に売れてるけどね
母の発達以外は
とてもとても読めないですお
スレごと (゚听)イラネ
そうだ そうだ!!
ついでに
>>954も(゚听)イラネ
そうだ そうだ!!
ついでに
>>955も(゚听)イラネ
そうだ そうだ!!
ついでに
>>956も(゚听)イラネ
そうだ そうだ!!
ついでに>>1-
>>957も(゚听)イラネ
-------------------------------終わり---------------------------
バカがきた
群像買ったさ。一緒にちくま7月号買おうとしたら、
店員が「ちくま……がどうかしましたかっ」とか言って。
横からベテラン店員が渡してくれた。先月は99円で買ったんだけど、タダだった。
ベテラン店員かっこいい!
さいきんの書店のレジうち店員は馬鹿でいかん。
じぶんの無知に開き直ったあげく客を馬鹿扱い
昔のレジうちは天才だったんだ
時給800円のバイトに専門知識を要求するのは酷だっちゃ
志高い店員さんもいるはず…稀にしかいないだろうけど
新作はさらに混濁してるな…うーん
だれが語ってるのかが、ずれにずれてわからなくなる小説だったかな…
おんたこ三部作は鼻っから賞はねらってないのだろうね。素材も素材だし
970 :
吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 17:08:27
チーズの話が好きだったな
「時ノアゲアシ取リ」の最初の話だな。あれこそ文庫化してほしいよ。
ろんちくは、最後のろんちくおげれつ記の部分がよかった
973 :
吾輩は名無しである:
ほ