1 :
吾輩は名無しである :
04/07/19 06:27 【作家紹介】安部公房(1924〜1993)
東京生れ。東大医学部卒。1951(昭和26)年、「壁」で芥川賞受賞。
'62年発表の『砂の女』が読売文学賞受賞、フランスの最優秀外国文学賞を受けた他、
戯曲「友達」の谷崎潤一郎賞、『緑色のストッキング』の読売文学賞等、受賞多数。
'73年より演劇集団「安部公房スタジオ」結成、独自の演劇活動を展開。
'77年には米国科学技術アカデミー名誉会員に推され、海外での評価も極めて高く、
急逝が惜しまれる。 (参考・新潮文庫カバー裏)
前スレ:安部公房005
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1079083297/
2 :
吾輩は名無しである :04/07/19 06:30
( ´D`)ノ< あざやかに2げろ♪
3 :
盛りのついた猫 :04/07/19 06:47
べつに僕は急逝を惜しんではいないけど。だって生きてても、あとはそ れほど変わった本書けなかったんじゃない? カフカのほうが、よりす っきりしてていいと思う。箱男しか読んだことねえけど。
4 :
吾輩は名無しである :04/07/19 07:49
1乙。
5 :
吾輩は名無しである :04/07/19 10:02
>>1 乙。
これから『けものたちは故郷をめざす』読みます。
>>3 カフカは長編が少ないし、完全な形になってないものばっかり。
やっぱり安部は職業作家だけのことはあって、きっちりと書いているよ。
急逝が惜しまれるのは、ノーベル賞がもらえたはずだったからというのもあるだろう。
もう一年生きていたら、大江じゃなくて安部に行ってたという噂だ。実際、安部のほうが海外じゃ独創性が評価されてるらしいし。
>あとはそれほど変わった本書けなかったんじゃない?
確かにこれはいえるかもな。
「カンガルー・ノート」なんて、明らかに道具立てが陳腐になっちゃってる。
「飛ぶ男」はまだ読んでない(いつか文庫になるのかな?)んでなんともいえないなあ。
まあ、でも「箱男」だけでいろいろ判断するのは性急だな。いろいろ読んでみ、面白いから。
べつに変わった本ばっか書く作家じゃねえし。
8 :
吾輩は名無しである :04/07/19 11:33
1おつ。 なんでいつもカフカが出てくるんだ。 「カンガルー・ノート」「飛ぶ男」など後期になればなるほど変わってる本だと 思いますけど。
わ〜い!『人間そっくり』読了! 「〜なんだなあ。」っていうフレーズ見ると《火星人》思い出しちゃうぜ。 安部にはまりつつあります。 今までに読んだ安部作品は『砂の女』のみ。 今、ブクオフで『壁』を買ってきた。 でもまだ読まないでおこう。昔、これまたブクオフで『終りし道の標べに』 (新潮文庫)を100円でゲトしたんだけど、これってなかなか運がよい?
10 :
吾輩は名無しである :04/07/19 12:30
>>9 俺も『終わりし道の標べに』をブックオフにて100円で買ったよ。
研磨機のせいでしおりの紐が切断されてたから100円だったんだな。
あれが新潮文庫のアイデンティティなのに。
>>6 安部が生きてればノーベル賞もらえた?その可能性はまぁあったな。
だが三島が生きてれば完全に三島に行ってたろう。
三島>>安部>大江かな。
>>11 三島は川端と競い合って、結局もらえなかったんだよ。
三島は「右翼だから」という理由がささやかれているが、よくわからない。
>>13 安部は晩年まで「左」だということをぬぐい去られなかった。
それと寡作だったってのが、ノーベル賞もらえなかった理由とか。
自称弟子の卒論や小説を読んでアドバイスしていた晩年の安部公房は
孤独で寂しかったんでないの? そのころは既に癌だったことに気付
いてた頃だろうし。
>>13 真相は違うよ。三島がわざわざノーベル事務局に、川端を推薦する手紙を書いた。
川端に自宅に来られて頼まれたんだよ。川端も卑怯な事した。でもそれを引き受けて
恩返ししたのはさすがに三島だ。三島の死後、三島父がそれをばらした。
>>14 安部は「ドストやチェホフなんて読んだ事ない」と言っていあるがそれは嘘で、典型的な
文学青年だったんだよ。
ワープロが20年早く発明されてたら、もっと凄い文学書いたとは思う。
つくづく運の無い奴だよ。
16 :
吾輩は名無しである :04/07/19 13:10
そうか三島由紀夫てそんなに凄いんだね
そういや、三島と安部公房と川端が中国の文化大革命に抗議の声明 発表したっけ。石川淳もだっけ?
18 :
吾輩は名無しである :04/07/19 13:18
>>17 そう。安部は満州育ちだから誰よりも支那に思い入れはあるだろ。
若い頃の左翼ポーズはしょうがなかった。でもいただけない。
三島ってそんなに凄いんですか? こんど読んでみよう。
>>18 しかし、なんで三島まで……石川淳は安部公房にかり出されたんだろうな……
ノーベル賞なんてどうでもいいよ。 自殺したヤツはもっとどうでもいいが。
>>14 左翼はノーベル賞取りやすいよ
安部よりはるかに左翼的な大江が取ったくらいだから。
そう、大江は辻褄合わせるために、取った今でさえサヨクポーズ取る哀しい道化。
24 :
盛りのついた猫 :04/07/19 23:07
でもさあ、こんなふうに言うと偉そうに聞こえるかもしれないけど、おれ思うんだ。 人と水は低きにながれるものっていうし、また実際に世の中はそうだよね。文学も 音楽も、みんなイージーなほうへ、イージーなほうへって流れていくよね。そんな 社会の風潮の中で君たちみたいに、よりによっておもしろくもねえ安部公房を選ん で読んでる人がいる。歴史って結局そうした暗くマイナーな、まじめな人の手によ って動いてきたんだよなあ。立ちしょんしちゃいけね、歩きたばこはやめませう、 女のケツなでんのなんてとんでもねえ。それらの好ましい変化は、結局赤川次郎な んかには見向きもしないで、安部公房を読むという、そうしたみんなみたいな人が いたからこそなんだよなあ。ほんとちんこ、……違う、頭下がるよ。緑の野にいて 枯れ草を食う牛のようだという言葉があるけど、ほんとにそういう人っているんだ ねえ。おれもまじめにやろ。書を捨てよ町に出ようじゃなくて、町を捨てよ書を読 もうだな、今後は。
25 :
吾輩は名無しである :04/07/19 23:48
何ごとも、安部から始めねばならぬ・・・
そういう意味で、
>>1 は変わらなくてよいのでは・・・
そういってはみたが、俺は何をいっているのやら・・・
おやすみなさい――――――ZZZZ
27 :
吾輩は名無しである :04/07/20 00:28
この人の本は読むのが疲れる
28 :
吾輩は名無しである :04/07/20 03:15
>>24 スレのレベルで安部公房を測るのはどうかと思うな。
砂の女、第4間氷期、密会あたりを読んでから言えば?
偉そうな態度で無知を晒す人間を見ると恥ずかしくてしょうがない。
29 :
吾輩は名無しである :04/07/20 03:55
/\___/ヽ /(('''''' '''''':::::\ .》| .:::|《 《《|(●), 、(●)、.:|》》 》》| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|《《 .《《《|. ┏-=ニ=-┓ .:::::::|》》》 デンドロカカリヤッ!!!!! 》》\ .┃`ニニ´ ┃::::/《《《 ぴょこぴょこ ぴょこぴょこ 《《《/ ┗‐--‐┛―´\》》 》》 || .《
30 :
吾輩は名無しである :04/07/20 15:16
一応、安部には93年のノーベル賞は内定するとこまで決まってたらしい。 で、残念ながらその年に亡くなってしまった。 そのため同じく候補として挙がっていた大江健三郎に受賞された。
31 :
吾輩は名無しである :04/07/20 17:46
32 :
吾輩は名無しである :04/07/20 19:00
別巻、そろそろ出さないの〜箱?
33 :
吾輩は名無しである :04/07/20 19:23
安部公房のSF色の強い作品を書き出せ!! じゃあ、私から。「鉛の卵」どうだ!!
34 :
吾輩は名無しである :04/07/20 20:48
カンガルー・ノートってどうなんだ? 正直漏れはつまらない作品だと思う。
35 :
吾輩は名無しである :04/07/20 20:49
SF読んだこと無いからわかりません、どんなのがSF色強いと言えるのか。
>>34 つまらないよね。
僕は一応、長編全部読んでるけど、やっぱりあれが一番密度が低い。
「こうやったら前衛的かな?」みたいな叙述が溢れている。
バナナの皮でくるみます。
38 :
吾輩は名無しである :04/07/20 21:05
ううん、俺は面白いと思った。 いくら読んでも読みつくせないよ。 それにピンクフロイドとか出てくるし。 日本尊厳死協会とか実在するしw 「こうやったら前衛的かな?」ってのは『壁』だと思う。
前衛的を狙ってようが、狙ってなかろうかは別にどーでもいいのだが、 何か構成力に欠けてると言うか、欠けてるどころか全くないような。 とにかく、漏れにはあわなかったな。
40 :
吾輩は名無しである :04/07/20 21:25
う〜ん、あれはわざとそういう風にしてるんだと思うけど。 構成させないように作ってる。 夢を見てるような感じのを目指して作ったとかどこかで言ってたし。
何も考えずひたすら書き続けたらどんなのが出来るか と言ってた気がする
大江との対談で 「これからはテーマ性のないものをどんどん書きたい」 とも言ってたと思う。 それとカンガルー・ノートは連載形式で書いたんじゃなかった? 5年とか7年かけて書いた他の長編と違って、短期間で仕上げた分 密度が低いのは仕方ないのかと。 むしろその未整理な状態でも楽しめるのが安部作品の魅力だと 俺は思うョ。
カンガルーノートのラストは凄いよね 「怖かった」
>>40 41 42
なるほど。
コード進行さえ決めてないジャズのアドリブみたいなものなのか。
鬼才だからこそできる芸当だな。
どこか形式を求めてしまう漏れには、合わないわけだ。
45 :
吾輩は名無しである :04/07/21 14:43
『飛ぶ男』で煮詰まった安部の気分転換が『カンガルー・ノート』。 発表当時、あまりの密度の薄さに「なんじゃあこりゃあ」、 と呆れたものだけれど、今読むと老境の安部が見たファンタジー世界、 という感じでけっこう親しめるね。 俺もこれでピンク・フロイドファンになりました。
46 :
吾輩は名無しである :04/07/21 18:54
カンガルーノートって、題名、意味あるの? また、ワラビーだっけ、灰色の、意味あるの?
句点 。 読点 、
baka
51 :
吾輩は名無しである :04/07/22 12:38
飢餓同盟って意外と人気ないのね・・・
53 :
吾輩は名無しである :04/07/22 16:41
別巻の情報、なにかありませんか?
54 :
吾輩は名無しである :04/07/22 23:26
情報1:安部スレの皆が欲しがっている。
55 :
吾輩は名無しである :04/07/23 00:10
どこかで、安部公房文学研究参考文献目録って買えないですか?
来月上演するク・ナウカの友達を観にいくことにした。 安部の劇は初めてだ。
57 :
吾輩は名無しである :04/07/23 16:33
青年座の『友達』に行くつもりだったのだが、来月にもあったとは。 どちらにしようかな
58 :
吾輩は名無しである :04/07/25 14:20
久しぶりにこのスレをのぞいた。 なんとまあ、デマが飛び交っていますね。 さすが、というべきか・・・
で、どれがデマなの? それを言わないでデマだと言うことこそデマだと思うよ。
60 :
吾輩は名無しである :04/07/27 03:38
読者を小馬鹿にしているようなところがいい
ウエッ
ウエエエー ウエー
63 :
吾輩は名無しである :04/07/29 05:55
人間そっくりを少しだけ読み直すつもりが全部読んでシマタ
>>15 遅レスだが、、安部がどこで「ドストやチェホフなんて読んだ事ない」なんて言った??
チェーホフに対する言及は知らんがドストエフスキーに対してはいくつか書いているだろ
>>64 むしろドストエフスキー読みまくりだしね。
>>15 はかなりいい加減なことを言っていると思う。
66 :
吾輩は名無しである :04/07/29 15:38
あまり関係ないかもしれんが、 読んだことないという発言は知らんが、 文学青年だったことはないという発言なら知ってる。 全集のどっかにあるのかもしれないんだから、 簡単にいい加減とか言うなよ。 大体公房自身が(ry もろに文学青年だったしな。
文学青年の定義があいまいという点で既にいい加減だと思う
箱男って自分が不細工でないと書けないよね。
安部はイケメンだけどな
安部が不細工だと思ってる人が信じられない。 俺の中でもかなりのイケメン。 イケメンというか、まじでめちゃめちゃかっこいい大人の男。
イケメンではないが、知的なおじ様という感じかな。
>>66 安部公房展行かなかった?
たぶん高校生くらいのときにドストエフスキーに夢中になってたと思うよ。
ともかく「ドスト読んだことない」なんて言わないと思うけどな。
「蜻蛉日記」を「とんぼ日記」と言ったのは知ってるがw
安部は相当カコイイよ。
公房展でみた写真はやばかったぞ。
「死に急ぐ鯨たち」にドストの事はバッチリ書いてあるので各自確認しる
しかし、講演会でワープロの話になって、 「憂鬱」って字みなさん書けますか?僕は書けませんよそんなの。 みたいなこと言っちゃう安部っちだから、 ドストエフスキー?読んだこと無いね。 とかどこかで言っててもおかしくないな。 平気でそういうこと言って相手を惑わす安部っちだから。
しかし、高校時代に図書館でドストエフスキー読みまくってたという エピソードは有名すぎて、そんな冗談誰も信じないか。
>>75 ドストを尊敬してそうだからさすがにそれはないさ!
>>77 ですよね。では結論として、安部公房は男前である。
ということで。
大江ノーベル受賞後、みんな、あの小難しい大江を読んでた。 安部が受賞してたらと思うと、ガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル
みんなってだれ?
>>75 結構皮肉屋っぽいところあるしね
戦時中に入ってきた実存主義哲学の本を読み漁ってたと書いてたしな
文学青年だったというよりは、哲学青年?
関係ないが漏れの居た高校の図書室の司書(?)の人が新潮文庫本に載ってる安部の写真に激似でびびったことがある
呼んだ箱か?
箱男など居ても居なくても大した意味はないさ
85 :
吾輩は名無しである :04/07/30 19:33
86 :
吾輩は名無しである :04/07/30 19:57
俺が高校時代の夏休み、初めて本格的な現代作家(?)の小説として 読んだのが、安部公房の「燃えつきた地図」だった。 俺にとって安部公房っつうといまだにこれや。 過去スレ読んでないんだけど、これの話はもう終った? (読んでてカッタルクテしょうがなかったなあ。 でも読み通した後の読後感は何とも言えんかった。 現実世界と半次元だけ違う世界に放り出され、もう二度と こちらの世界に戻って来れないと言う様な不思議な孤独感。)
>>86 語ってもいいが、オマイの訛りが気にいらない。
つか『燃えつきた地図』、My Favoriteにしてる香具師は多い。
燃えつきた地図読んで泣いた。安部凄すぎ。男前すぎ。
89 :
吾輩は名無しである :04/07/30 22:58
世田谷の公房展で島田雅彦の講演があって、それを見に行った人が公演内容をHPに載せてるよ。
なんでも、島田が安部にドストの話を振ったら、公房が「読んだことない」「そんな難しいの読んでる人いるのかねえ」
って答えた、というエピソードを話したらしい。
>>15 はそのことをいってるのかも。
90 :
吾輩は名無しである :04/07/30 23:16
萌えつきた(ry
91 :
吾輩は名無しである :04/07/30 23:36
俺のMy Favoriteは『第四間氷期』。
92 :
吾輩は名無しである :04/07/31 02:33
>>89 安部は島田雅彦のことをものすごく嫌っていたらしいですよ。
93 :
吾輩は名無しである :04/07/31 04:27
オウムの小説を書けるのは、箱舟さくら丸を書いた安部さんか、大江か、龍だろうと思っていたんだが、安部さんは死んじゃった。 オウムの話は、なんで誰も書こうとしないのだろう。
94 :
吾輩は名無しである :04/07/31 04:45
大江が書いてる。宙返り。壮大な失敗作の名に値する。
95 :
吾輩は名無しである :04/07/31 06:20
他人の顔が好きなんだけど、過去ログでもあんまり話題にあがらなかった。 みんな好きじゃないのかな。砂の女とかより共感されにくいと思うし。 作中でも共感され得ないのが主人公の悲劇なんだよね。孤独で見放された痴漢。 最後の行動に共感できてしまうおれは痴漢予備軍なんだろうか。 かわりに主人公はどんな行動をとればいいんだろう。
97 :
吾輩は名無しである :04/07/31 14:01
>>89 戦火のテヘランの街に、ドストエフスキーの本が舞っていたニュースの映像に、
こんな時にこれを読む者がいるんだ、ということに希望を持った、という公房。
太平洋戦争開戦の日に、図書館のドストエフスキーを借りに行っていたという公房は
島田とドストエフスキーを語りたくなかっただけなんでしょうね。
素朴な疑問なんだが、島田っていう作家の作品ってどうよ? なんつーか深みがないというか、発想だけで勝負しているようで気に入らない。 切実さ(内容)がないから、発想のみで勝負せざるをえないという感じ。 島田だけじゃなくて若手の作家には多いと思うんだけど、 カフカ的な手法や方法論に終始して中身が御座なりな作品を見かけると萎える。
読んだことない。そんな難しいの読んでる人いるのかねえ
100 :
吾輩は名無しである :04/07/31 22:36
>読んだことない。そんな難しいの読んでる人いるのかねえ このかわし方おもしろいな。 話すの面倒になったらおれもやってみる
島田はそれを本気で受け取ったの? 嫌味の通じないタイプか。
というか、島田という奴は、公房がドスト読んでいるのを承知のうえで話題を振ったんでない? しかしそうだとすると腹の探りあいみたいだな。
短編ではどれが好き? 俺はね、わかんない。水中都市とか。でもよく覚えてない。
漏れは厨房の頃R62号の発明を読んで なぜR62号があのようなことを最後にしたのか、それが何を意味しているのか、を考えさせられて あぁなるほど、小説っていうのはただあらすじを追うだけじゃなくて全体で何を表しているのか考えなきゃダメなんだ、、 と小説の読み方を知った 小説の読み方を教わったのが安部のあの短編だったなぁ
ほとんど全部好きだから何とも言えない。
この悲しみは俺にしかわからない・・・
107 :
吾輩は名無しである :04/08/01 07:46
夢の逃亡と笑う月に入ってる短編が好き。特に公然の秘密。 でも子供部屋とか嫌いなのも多いかな。 やっぱり長編のほうが好きだな。短編だと作品世界に入り込めないうちに終わっちゃう。
108 :
吾輩は名無しである :04/08/01 07:55
賭けが現代企業を皮肉ってて面白い。
109 :
吾輩は名無しである :04/08/01 09:36
サンチャってもの悲しい箱…
110 :
吾輩は名無しである :04/08/01 10:08
公房を読んでから他の小説がうさんくさいというかありきたりすぎて読めないんだが。 特に翻訳小説なんかは開いただけで読む気失せる。
111 :
吾輩は名無しである :04/08/01 10:54
>>110 でもカミュ、カフカ、ドストあたりは大好きだけどな。自分は。
あと村上春樹がライ麦を翻訳してるヤツはなかなか良いよ。
112 :
吾輩は名無しである :04/08/01 11:11
もうカタカナが疲れる
『公然の秘密』『仔象は死んだ』>>>>>『象の消滅』春樹
↑馬鹿かてめぇは? 安部スレでんなこと誰も聞いてねえよ。 春樹がでてくっとすぐこれだ。
>>114 113は「象の出てくる小説」ってどうでもいいカテゴリーでの比較だから、多分ギャグだと思われ。
ああ、小象は死んだって小説じゃなかった。 イメージの展覧会ってやつだっけ。象も出てこなかったような。 どうでもいいけど訂正。
>>93 『バベルの塔の狸』『飛ぶ男』『他人の顔』
この辺の作品のテーマもオウム事件に通じるところがあると思うよ。
彼の場合、事件に至る根源的なものを追求している。だから時代が変わっても色あせない。
オウムについての視点が近そうなのは宮台真司かな。板違いだしこの名前出すと荒れそうだが。
>>106 ああ、その文を読んだときは泣いたなぁ・・・
>>110 安部好きなら海外文学は面白いと思うよ。
安部は日本の作家よりは海外の作家に影響を受けているし、
外国語が分からないから翻訳家を尊敬していると言っていた。
ドスト、あとベケットとかどうよ。
119 :
吾輩は名無しである :04/08/01 21:43
ねりさんマダー? チンチン
120 :
吾輩は名無しである :04/08/01 21:53
燃えつきた地図が最高
砂の女以外の長篇ハァハァ
密会みたいな小さい女の子を飼いたい( ´Д`)
>>118 ドストは漏れも昔熱中したが…
今はもうだめぽ。
勅使河原宏の「砂の女」の映画見たけどやっぱ小説で読んだ方が 断然面白いね。でも映画としては凄いもんだと思う。 あのDVDBOXセット買って「他人の顔」「燃え尽きた地図」その他安部原作の映画も観てみたい。 「燃え尽きた地図」は出演者の名前だけでわくわくしてくる。 勝新太郎 市原悦子 渥美清…
124 :
吾輩は名無しである :04/08/02 00:10
125 :
吾輩は名無しである :04/08/02 00:30
「とても、きれいな、花」 副詞 +形容詞 + 名詞 弟子さんのコラムに書いてあったんだけど、「きれいな」って形容詞なの?
普通に形容動詞だろごるぁ>弟子さん
普通に形容詞だとする説もあるけどね。
>>123 原作まだ読んでないが、映画「おとし穴」が期待以上に面白かった。
個人的に不満なのが「燃え尽きた地図」の市原悦子。
もっと魅力的な女優を使えっての。
My ABestは「箱男」などと言ってみたり・・・ 漏れはこの作品を一種の詩集だと思ってる。
130 :
吾輩は名無しである :04/08/02 05:40
そこで箱男の登場ですよ ↓
 ̄  ̄ ̄/ 〃 /  ̄/ / // /\ ./ ―― / / / / \ _/ _/ /_/ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| 読んだことない。そんな難しいの読んでる人いるのかねえ . | `-=ニ=- ' .:::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
どんごろす じゃけん
133 :
吾輩は名無しである :04/08/02 10:45
135 :
吾輩は名無しである :04/08/02 18:39
>>135 形容動詞は形容詞と見なされることもあるんだよ
137 :
吾輩は名無しである :04/08/03 08:07
タモリの「世にも奇妙な物語」って作品によっては公房っぽいよね。
138 :
吾輩は名無しである :04/08/03 10:26
古本屋で【日本の貞操】(外国兵に犯された女性たちの手記)をGET 帯を見たら、平塚らいてふや野間宏らと共に安部が推薦人に名前を連ねている。
139 :
吾輩は名無しである :04/08/03 15:08
>>138 推薦文はないの?
ってか新日本文學会関連でせうな、それは。
140 :
吾輩は名無しである :04/08/03 21:49
またそういうキワモノを…
巣鴨かどっかの映画館で小林正樹特集してて 安部原作『壁あつき部屋』も見れますね。
142 :
吾輩は名無しである :04/08/04 06:36
>>138 お早うございます。残念ながら推薦文ついてない。
発行はS28 編者水野浩
他の推薦メンバーも書いときます。
松田解子 神近市子 水木洋子 久布白落実
帯には、【日本人は人間ではないのか!彼女らはかく訴える。新映プロ映画化。】
これ映画化されたのかしら?映画に詳しい方いますか?
親の目の前で犯されながら下腹部出血でショック死した娘とか
こんなのばかり、とても映像化は無理そうなんですが・・・
143 :
吾輩は名無しである :04/08/04 12:34
何かしている裸は、裸以上の素っ裸なんだ。 知らなかったじゃ、済まされないんじゃないかな。
ちぎれた首飾り
>>141 情報サンクス。
ぎりぎりスケジュール合って見れそうだ。
壁あつき部屋
(ニュープリント)
1956(新鋭プロ)
1時間50分●白黒●スタンダード
脚本:安部公房▲撮影:楠田浩之▲音楽:木下忠司▲美術:中村公彦
出演:浜田寅彦◎三島耕◎伊藤雄之助◎岸恵子◎小沢栄
◆長篇2作目として、巣鴨プリズン服役中のBC級戦犯の手記をもとに、
当時の新進芥川賞作家安部公房の脚本により53年に完成させた作品。
反米姿勢を恐れた松竹上層部が3年オクラにした。
*ニュー・プリント化に際し、東京国立近代美術館フィルムセンターの協力を得ました。
7/31(土)6:30 8/3(火)2:50 8/5(木)4:50 8/12(木)3:00
http://www.bekkoame.ne.jp/~darts/movie/pagejmovie01.html
『壁』あつき部屋 おもろいの? 今お金ないので行こうか迷っているんだけど・・・
書いた脚本って全集に入ってるのかな??
>>147 全作品には入ってないけどシナリオ選には入ってる。
全集にはそりゃ入ってるでしょ。
>>145 人間の条件だの東京裁判だのも一緒に見たいがさすがに
お金と時間が許してくれなさそうや。
150 :
吾輩は名無しである :04/08/05 05:00
なんか…思想くさそうだなあ
新潮文庫のプレゼントの腕時計、安部っちのが出来ないかな。 安部時計なんて想像するだけで(;´Д`)ハァハァ
人に見せてもほとんど誰も顔分からないだろうな・・・・
 ̄  ̄ ̄/ 〃 /  ̄/ / // /\ ./ ―― / / / / \ _/ _/ /_/ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| みんな僕の顔知らないのかな?アハハ。 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| ちょっぴり . | `-=ニ=- ' .:::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
155 :
吾輩は名無しである :04/08/05 13:40
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| 僕を誰だと思ってるの、作家だよ、安部公房だよ。 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
156 :
吾輩は名無しである :04/08/05 15:22
素マンコの顔
酢まんこ
上で海外作家の話があったけど、埴谷雄高と石川淳はどう? あんまり文壇の事情?って知らないけど、安部公房の師匠みたいなもんでしょ?
160 :
吾輩は名無しである :04/08/06 01:09
>>159 埴谷はちょっとドストすぎるなーと思った。
石川は途中で脱落した。
花田清輝もね
164 :
吾輩は名無しである :04/08/07 12:58
オウム事件の直前に『飛ぶ男』を出版できてればさらに文学的名声を得ただろうに。
165 :
吾輩は名無しである :04/08/07 15:22
NHKアーカイブスに放送希望メールはこちらへ
https://www.nhk.or.jp/archives/fr_iken.htm 1959【昭和34年】
芸術祭参加作品 日本の日蝕 75分
演出 和田勉
脚本 安部公房
音楽 小倉博
キャスト伊藤雄之助
1959年度(第14回)芸術祭奨励賞(演出・和田勉)受賞作品。
戦時中の事件を通して、人間社会の不条理を映像化。
事件は1945年2月、戸数50ばかりの雪深い東北の寒村で起こった。
近くの北山で耐寒演習をやっていた小隊から脱走兵が出たのだ。
町の憲兵隊から連絡を受けた駐在巡査大貫忠太は、
白い息をはきながら村長の家へ急いだ。
村は恐怖と不安に陥った。
本作品は関係者が記録用にキネレコにしていたため、消滅を逃れた。
168 :
吾輩は名無しである :04/08/09 11:59
短編集 無関係の死・時の崖を読了。 誘惑者・透視図法・無関係な死・人魚伝がとても良かったわ。
透視図法は俺も好き。 人魚伝もグロくて良いね。
170 :
吾輩は名無しである :04/08/12 11:43
別巻でないのか、電話して聞いてやる!!!
171 :
吾輩は名無しである :04/08/12 13:20
,
ベッカムでないの?電話してきいてやる。
173 :
吾輩は名無しである :04/08/12 21:11
つまんね
5年ぐらい2chしてるけど今までで一番つまらん>172
いや、春樹並みにつまらん。
角川春樹?
いや雨○春樹
>>174 5年も2chやってる箱か・・・。
正真正銘のオタ箱ね。
さすが公房スレ箱。。
180 :
吾輩は名無しである :04/08/13 14:24
「燃えつきた地図」の最後は一体なんだったんだよーわけわからん涙
俺もわけわからんかったが、泣くところは無かったような。 『燃え尽きた地図』と言えば、別れた妻が雇ってた助手の女の子がエロカワイイ
182 :
吾輩は名無しである :04/08/13 14:52
基本的にエロい
あれがわけ分らないようじゃ、ヤバイだろ・・・ そうか。夏休みか。
185 :
吾輩は名無しである :04/08/13 18:56
久々に「燃え尽きた地図」読み返した。
>>184 さん
最後の部分は失踪者本人でOK?
喫茶店の止まり木の彼女は夢幻をさまよっている
あの奥さんじゃねえよなあ。
>最後の部分は失踪者本人でOK? 誰のことをいってるの? 殴られた香具師のこと?それとも殴った犯人? 一応、最後は主人公が記憶を失っているという設定になっているんじゃないの。 主人公が尋ね人と同じ状態に陥って、話が堂々巡りに。 「環」になっているのが『燃えつきた地図』の構造なんじゃないのかな。 違うの?
メビウスの?
188 :
吾輩は名無しである :04/08/13 19:54
最後の町を彷徨う人は失踪者自身だよな・・あれは探偵が殴られて依頼者の家にいって・・それから後の話が失踪者の意識の記述だよな。
へ〜
ハードカバーの「燃えつきた地図」に「”燃えつきた地図”をめぐって」という 安部、佐々木基一、勅使河原宏、編集部による座談会の様子が描かれた冊子が着いているんだが(全集にもあるのかな?) そこから安部の発言を引用すると 安部 記憶喪失に陥ったという形をとっているけれども、本当は記憶喪失じゃないんです。 つまり、本当に目を開いてみたら、こんなもんであるはずなんだ、誰もがね。・・・・・・ぼくは、この男は非常に平均的存在だと思いますよ。 特に能動的な失踪者でもないし、特に受動的な失踪者でもない。 佐々木 平均人だな。 安部 日常的な・・・・・・自分がいちばんノーマルなつもりでいる人が置かれている、普遍的な内部構造だと思う。 と自身は言っている。非常に面白い。
>>188 そうだったのか。
とんだ勘違いをしていたのだな、自分は。
それを踏まえてまた読み直してみるよ。
サンクス!
最後のあれはやはり探偵か・・逝ってくる
193 :
吾輩は名無しである :04/08/13 20:10
あれ確か「時の崖」といっしょだよね。(違うかな?) 本の後書きみたいなところ読んだら、あれは安部公房の心象風景だそうだね。 医者と言う社会的に組み込まれた安定した道を捨てて 作家という訳の分からん不安定な存在になる時の心象風景だそうだ。 (納得いかない人、反論はご自由に)
今「他人の顔」を再読していてふと疑問に思ったこと。 主人公が仮面を付けて銭湯に行くシーンですが、 サングラスをかけたまま風呂に入ったのでしょうか。 (仮面と素顔の継ぎ目があらわになるため、明るい場所ではサングラスは外せない設定です。) 本筋と関係ないくだらないことですが…
てぬぐいで隠していたのかな。 でもじろじろ見ていたといって入れ墨男に因縁をつけられたのだし…
>>188 描写されているのは探偵だけれど、内部心理では探している失踪者とシンクロさせていると思うので、あながち間違いじゃないのでは?
取り敢えず「カーブの向う」を読めや。タコ。
2chとチリ毛公房とどっちが面白いですか?
鶴田欣也の「『燃えつきた地図』論―カーテンと地図の間をすべるローラースケート―」 も読んでから寝言いえや。
ちん棒の先にもかりを中心に隆起するタイプの仮面があったぞ。
203 :
吾輩は名無しである :04/08/14 03:59
205 :
吾輩は名無しである :04/08/15 19:52
今更、『燃えつきた地図』のラストシーンがわからんとかいうのは中学生か高校生なのか?
今更ってどの時点を基準にしての今更なんだよ。
207 :
吾輩は名無しである :04/08/15 21:03
>>205 頭良いんですね、あなた。
俺、良く分かんねえや。
推測めぐらせれば、こういう事かもしれん、と言うのはあるけど。
その「正しい解釈」つうのをお聞かせ願えませんかね。
>>207 上レスにもあったけど、
鶴田欣也の「燃えつきた地図」論は「なるほど」と思ったものさ。
忘れたけどなw
あれ読んで「燃えつきた地図」論書くのやめたもんだよ。
田中裕之の「砂の女」論も、よかったな。
「正しい解釈」って発言、安部公房生きてたら殴られてるな。
 ̄  ̄ ̄/ 〃 /  ̄/ / // /\ ./ ―― / / / / \ _/ _/ /_/ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| 殴ったりはしないさ。僕は平和主義者だからね。ハハ。 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
文学板の上の方に掲げてあるカミュの写真は… 安部公房と交友関係にあったフランスの写真家で先日亡くなられたアンリ・カルティエ=ブレッソンが 安部に贈ったカミュのポートレート。 安部っちはお返しに何か文章をブレッソンに贈ったとさ。
212 :
吾輩は名無しである :04/08/16 01:22
213 :
吾輩は名無しである :04/08/16 01:23
自分が読んだ時を基準としているのなら、池沼ですね。
全集で「日本にリルケの息子が来ている、そいつの酷い噂が入ってきている」てなこと短く書いてたように記憶しているんだが あれって多分バルテュスのこと書いていたんだよね?
215 :
吾輩は名無しである :04/08/16 11:34
 ̄  ̄ ̄/ 〃 /  ̄/ /
// /\ ./ ―― / /
/ / \ _/ _/ /_/
/\___/ヽ
/'''''' '''''':::::::\
. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
>>210 馬鹿にはしないさ。ぼくは安部公房だからね。ハハ。
. | `-=ニ=- ' .:::::::| + 例えばつまらない卒業論文にだってコメントするさ。
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
216 :
吾輩は名無しである :04/08/16 11:49
よう、きみふさ。 あの世でもおもしれえの書いてるか?
ダディー、カコイイ。 萌え。
今週五反田で友達だ。 楽しみだがセリフは同じなんだろうか。
220 :
吾輩は名無しである :04/08/17 11:08
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| ところでぼくの著作権継承者のねりは元気かい? . | `-=ニ=- ' .:::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
2ch に書き込めるぐらいなら手前で見に行け。
222 :
吾輩は名無しである :04/08/17 23:36
2chに書き込める=東京近郊在住 なんだな。へぇーへぇー
223 :
吾輩は名無しである :04/08/17 23:53
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| そうだな、ぼくにはやはり同じ図式が見えてくる。 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + シェルターを手に入れた途端、選別が始まるからね。 \ `ニニ´ .:::::/ + だから右脳がデジタルなんだよ。閣下。 ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. 都市を異端審問して正統が『第四間氷期』なんだ。 : | '; \_____ ノ.| ヽ i 雑誌には連載しないよ。『他人の顔』で喧嘩しちゃってね。 | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
_____ /:\.____\ |: ̄\∩(・∀・) <きもいAAはるな! |: |: ̄ ̄ ̄∪:| ________ |: ̄\ \ バタンッ!! |: |: ̄ ̄ ̄ ̄:| ________ |: ̄\ \ … |: |: ̄ ̄ ̄ ̄:|
> 2chに書き込める=東京近郊在住 > なんだな。へぇーへぇー 知らね。
227 :
吾輩は名無しである :04/08/18 22:24
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| オリンピックは嫌だね。豚の旗をあげてやろうか、ハハ。 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
おお、そうだな。 公房ファンなら、アンチ五輪で決まりだ。
>>227 これって、出典は何だっけ?
方舟さくら丸だったっけ・・・?
とんでもない思い違いだったらスマン。。
>>229 その通りですよ。
どっちにしろ仕事で五輪なんか見れないし。高校野球も。
見てないところで色々勝ち負け決まっちゃって、
どこかの国の政治みたい。
231 :
吾輩は名無しである :04/08/19 21:28
この各報道のオリンピック中継における絶叫は、ホント嫌だね。 安部公房全集の027や028を読んでいて同感するよ。
安部っちは何かスポーツしてたっけ?
なんだか変な、人と違うオナニーをしてそうだ。
水泳は浮かばないからイヤ、とは書いていたな
運動音痴の僻みだったのかよ。
文学者が運痴ってのは常識だ。三島もキャッチボールが下手だった。
今、ブクオフで新潮文庫『夢の逃亡』をゲットしてきた。 漏れと入れ代わりで安部の本棚をみていた椰子が背の小さな女性だった。 はじめてリアル女公房ファンを見たw
「中学時代はスポーツに熱中」とは高校でもらった国語便覧に載っているぞ。
みんな勘違いしているようだけど、安部っちはスポーツ得意だったんだよ。 水泳は浮かばないからいやなんてどこで言ってたん? 俺が知ってるのは、分析癖がひどくて泳ぎ方を分析しはじめると分析のしすぎで 逆に泳げなくなるぜみたいな文句だけど。
死に急ぐ鯨たちのだね。
>俺が知ってるのは、分析癖がひどくて泳ぎ方を分析しはじめると分析のしすぎで >逆に泳げなくなるぜみたいな文句だけど。 そういうのを運動音痴というんでしょうに 長嶋茂雄とは好対照だな
長嶋茂雄だってあの人なりに分析してるじゃん。 ピシっとしてパーンと打つとか 腰をグーッとガーッとパワーで持っていってピシッと手首を返すとか。 特に全裸で素振りをしてブツの揺れ具合でバッティングの調子を分析するなんて素晴らしいね。
自称弟子に腕相撲強かったことじまんしたんだろ
砂の女に出てくる「女」萌え 村人の前でセックスをせまられてぶちきれるところとか、 最後に、妊娠して運ばれるときの訴えるような目とか
みんなタレ目や
247 :
吾輩は名無しである :04/08/20 21:38
俺は根室波瑠。かわゆい。
248 :
吾輩は名無しである :04/08/20 22:11
全集別巻の件ですが、まだ出そうにないそうです。 編集に携わっている知人に聞きますた。 文献目録資料が溜まる一方だと、半ばあきらめ顔ですた。
249 :
吾輩は名無しである :04/08/20 22:18
安部は中学で陸上をやっていたそうだ。
250 :
吾輩は名無しである :04/08/20 23:58
そんな安部だが、大学では上陸をやっていたそうだ。
安部は会社の陸上部に所属していたそうだ。
根室夫人いいよなぁ 安部は誰か特定の芸能人でも想定してあんなに顔の描写を細かくしたのだろうか?
253 :
吾輩は名無しである :04/08/21 01:52
>>252 果林ちゃんに出会う前だもんねぇ。
俺はあの捉えどころのないのが好きだ。レモン色が似合うのも。
254 :
吾輩は名無しである :04/08/21 23:35
ここは安部公房作品に関してあんまり知らんヤツ多いな。 根室夫人のことにもからんでこない。ツマンネ
>>254 いままでのスレ全部見てきたか?
語り尽くされたようなこと語ってもだれも絡んでこないよ。
安部公房はけっこうスポーツマンだったらしいよ。 夜の。
257 :
吾輩は名無しである :04/08/21 23:46
>>255 根室夫人については語ってないだろ、オマエ、ねりだろ!!
>>256 知ってるよ。有名じゃん。桐朋の頃から。
>>254 ホムペ作っていろんな事教えてください。
259 :
吾輩は名無しである :04/08/22 07:20
俺は田代がおもろいなあ。 なんか、今読み返すとマンマやね。 で、何で自殺せにゃあならんの? 最初からあんなにくどくて馬鹿な真似しなきゃいいじゃん。 だます事に快感もつ人間ってのもいるんやろうけど。 ああゆうタイプの人間のねちっこい描写、面白かったけど。
笑う月の AA よろシック。
261 :
吾輩は名無しである :04/08/22 09:50
263 :
吾輩は名無しである :04/08/22 19:30
264 :
吾輩は名無しである :04/08/22 23:18
弟子のことになると擁護するヤツ出てくるなw なんでだろ?
クナウカの友達みてきました。 セリフもほぼ同じで演技も悪くなかったが 一人二役してる人が何人かいて、ちと混乱する。 ギャグ過剰、音楽のセンスもちょっと疑問。 まずまずだったが、後半だんだんダレてきた。 客席の椅子が座りづらくて疲れたというのもある。 正直、安部の台本読んでる方がおもしろいと感じた。
267 :
吾輩は名無しである :04/08/23 13:40
268 :
吾輩は名無しである :04/08/24 00:26
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| 保根治とは巫山戯た名前だったね。 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + 根室波溜と洋ってのはいいだろ? \ `ニニ´ .:::::/ + 失踪者は「根室」港から太平「洋」のように広い世界へ逃れようとし、 ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. 妻は夫の「波」を「溜」めようとするのさ。 : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
別巻マダー?
270 :
吾輩は名無しである :04/08/24 23:11
271 :
吾輩は名無しである :04/08/25 22:31
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| 困ったな。 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + ぼくのスレが上がってこないよ? \ `ニニ´ .:::::/ + 別巻には未収録のものも入るようだよ。 ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. 資料だけではないようだね。 : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
272 :
吾輩は名無しである :04/08/26 23:29
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| 都会に行けば、小便だろうと大便だろうと、 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + し放題だからな… \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
273 :
吾輩は名無しである :04/08/28 10:04
274 :
吾輩は名無しである :04/08/29 19:13
275 :
吾輩は名無しである :04/08/29 19:31
公房の文庫本(新潮文庫)って今のうちに買っといた方がいいですか? よく行く古本屋に15冊くらいあって 1冊150円くらいとやすいので、 全部買ってしまおうかと思ってるんだけど。 それにしても、 公房の新潮文庫って 最近ブクオフで見なくなってきているような気がする。
>>275 絶版・品切れになってるやつを中心に買っとけば?
家の近くのブックオフでは結構みかけるけどな。
277 :
吾輩は名無しである :04/08/30 00:03
◇ごぶさたです♪ 投稿者:管理人さん 投稿日:2004/8/12(木)22:44 [Profile 東京都に住む42才の男性の方] お元気ですか? 暑いですね。 正直言いますと、安部公房に関しては、自分以外に もう期待していません。 小説作法を完成させたら、今度は小説の創作で、 安部が目指した可能性を実証しようと思います。 頑張りましょうね。 ついに弟子、ご乱心発言ww
278 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :04/08/30 00:05
安部と石川淳の二人が俺は一番文学的だと思う。
279 :
吾輩は名無しである :04/08/30 00:43
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃 // /\ ./ ―― / / / / \ __/ / / \が作曲した曲って劇見ないと聴けないんでしょうか? 聴いたことある方、どんな感じの曲でした?
280 :
吾輩は名無しである :04/08/30 11:33
>>279 エレクトロニカだったよ
かわいかった・・・
ちなみに公房展で聴きました
282 :
吾輩は名無しである :04/08/30 23:36
koubou
>>281 ありがとうございます。
あの年代の人でエレクトロニカなんて冨田勲並みに凄いですね。
CD化は無いよなぁ…。
284 :
吾輩は名無しである :04/09/01 22:03
まじで、別巻はまだなのか!!!!! もう修了してしまうぞ!!!
ベッカン、ベッカンっていつも言ってるが、他に読むものいくらでもあるだろ。 安部しか読みたくないのであれば、読んだものを読み返せばいい。 俺なんか、常に手の届く床の上に公房文庫の山≠ェ積み重ねられてあり、 暇なときに適当な一冊を手にとって読んでるけどな。 人間って結構忘れっぽい生き物(まあ、俺だけかも知らんが)だから、 意外な発見があって面白いけどな。
287 :
吾輩は名無しである :04/09/02 21:02
>>286 別巻は「読む」ものではないと思われ。プ
288 :
吾輩は名無しである :04/09/02 22:10
>>286 詳細な参考文献目録が欲しいんだよ。評伝年譜のは雑すぎ。
図書館で相互利用で文献複写頼む時困る。
かといって、以前のスレにあった桑原氏のは手にはいらん。
290 :
吾輩は名無しである :04/09/02 22:53
291 :
名前はいらない :04/09/03 23:27
理科系らしい小説で、読みやすいというか、視点は気にいったような、 共有できそうな空間と、思いました。ずいぶん賞を頂いているのですね。 哲学的な小説と思っていますが。 読んでみましょう〜。
293 :
吾輩は名無しである :04/09/04 01:15
お前らみたいな臭い文学板住人に伝えとくけど ビョークのCOCOONて曲のPV、まんま赤い繭
294 :
吾輩は名無しである :04/09/04 01:22
>まんま赤い繭 ?????
赤い繭も知らないのか
知りませんでした。すいません。
297 :
吾輩は名無しである :04/09/04 01:39
お前らみたいな臭い文学板住人に伝えとくけど 壁くらい読んどけ
壁を読まずして安部スレ住民とはこれいかに。
299 :
吾輩は名無しである :04/09/04 18:10
逆に、293が恥かいてんだろがよw
自分の部屋の壁に何かが書いてあるのかと思って ちょっと壁を読んでしまった。
301 :
吾輩は名無しである :04/09/05 02:47
耳の値段、ちょっとおもしろいな。 安部が自分の小説で自分の名前出すのが意外な気がしてワロタ
302 :
吾輩は名無しである :04/09/05 02:57
なんか初期中期の安部の小説ってジメジメしてるよな。嫌な天気がよく似合う。 後期作品は乾いたイメージがある。
電車に当たってぐるぐるまわるという描写が面白い。
「手段」の方も読みましたか?
>>301
304 :
吾輩は名無しである :04/09/05 19:09
長い揺れだな
305 :
吾輩は名無しである :04/09/05 19:17
皆さんのベスト3教えろよ。ちなみに僕は 「砂の女」 「飢餓同盟」 「他人の顔」である。
306 :
吾輩は名無しである :04/09/05 19:55
短篇もあり? 「壁」 「密会」 「水中都市・デンドロカカリヤ」
本単位で言えば 「カンガルー・ノート」 「水中都市」 「方舟さくら丸」 かな。でも「榎本武揚」以外全部好き。 榎本は日本史苦手なので読めない。
たまにはこういう気軽な話題で息抜くのもいいか、 『S・カルマ氏の犯罪』 『水中都市』 『砂の女』 ちなみに、 『他人の顔』『方舟さくら○』は面白いが、俺の中ではちょっと落ちる。
「箱男」 「第四間氷期」 「人間そっくり」 だな。
新潮文庫から出てる「壁」の中の「壁」って短編集みたいな位置づけでいいのかな? オムニバス?
ねじ式 必殺、スルメ固め ヨシボーの犯罪
それつげ義春でしょ とマジレス
「燃え尽きた地図」 「箱男」 「他人の顔」 東京に来てから燃え尽きた〜がめちゃくちゃ好きになった・・
314 :
吾輩は名無しである :04/09/06 03:33
『箱男』 『密会』 『第四間氷期』 箱男は今まで読んだもののなかでも最高クラス。
1「箱男」・・・俺の中の小説の概念が激しく揺らいだ。 2「名もなき夜のために」・・・夜に対する観念的考証に若輩ながら同意。 3「無関係な死」・・・不条理なのに理屈っぽいアンヴィバレントな展開、俺は大好きだ。
316 :
吾輩は名無しである :04/09/06 15:34
↓次で「し、渋〜!!」言わせて!
317 :
吾輩は名無しである :04/09/06 15:38
渋谷
318 :
吾輩は名無しである :04/09/06 15:41
やすぶおおやけふさのみこと
安部が平安時代の貴族だったらと想像してみる。
あべのきみまろ
321 :
吾輩は名無しである :04/09/06 22:15
『箱男』が一番ダメな俺は逝ってよしなのか? いつ読み始めても途中で挫折してしまう
呼び子の笛だったっけ?望遠鏡から覗く話。あれの荒涼とした村の雰囲気がすき。あと、水中年、空中楼閣。初期の短篇は何度読んでも飽きない。無駄な描写ないからサクサク読めてイイ。
安部は1に評論、2に対談、3に戯曲で4に小説だな。
うそ〜ん
326 :
吾輩は名無しである :04/09/07 02:26
ちなみに三島は1に戯曲、2に評論で3に小説。(by開高) その開高健は1にルポ、2にエッセイ、3に小説との自説。
327 :
吾輩は名無しである :04/09/07 05:41
安部の評論ツマンネ
>>322 ダメなやつは何をやってもダメ
>>322 とりあえず文庫とかなら解説が載ってるでしょ。
それを道標にして、まずは一度読みきってみるといい。
(あくまで)一つの目安としての読みはできるはず。
べつに俺も安部の小説の中で一番は「箱男」じゃないし。
「箱男」が一番だめでも気にするな。
>>322 あんなに薄い本なんだから
とにかく1回通して読みきれば?
330 :
吾輩は名無しである :04/09/07 10:49
燃え尽きた地図の図書館の女子学生とのやりとりわろた
331 :
吾輩は名無しである :04/09/07 11:47
>>322 俺も。
読み易いんだけど、なんか途中で頭に入ってこなくなる。
>>328-329 いつものパターン
『箱』を読んでる→文章に入り込めない→寝転んで読んでみたりする→文章に入り込めない→
ふと積み上げられた未読の本の山に目が逝く→その山の一冊をとりペラペラ捲る→
のってくる→『箱』未読の山の一番上へ移動完了、乙。
>>324 対談が4に繰り下がりかと
そういや昔、電波少年で箱に入って日本各地を見知らぬ人に運んでもらうっていう企画あったな。
そうだな。その名もずばり箱男。 Tプロデューサーも『箱男』を読んでたのだろうか?
読んでいたんだろうけど、 あの企画の「箱」と安部の意味する「箱」は 全く別の物のように感じた。
そりゃ、あれは単なる元ネタというか、パロディだし。 電波の企画は小説のタイトルからでっち上げるの多かったし。
337 :
吾輩は名無しである :04/09/07 23:09
文學ト云フ事の「箱男」の葉子役の緒川たまきに萌え萌えだった……
338 :
吾輩は名無しである :04/09/08 12:14
箱男は必死で映像化しながら読め 混乱してくる。それを楽しめ。
339 :
吾輩は名無しである :04/09/08 21:35
ねりさん、箱男映画化マダー?
340 :
吾輩は名無しである :04/09/09 16:36
安部公房って、カフカのぱくりじゃないの? と『壁』を読んで正直思った。最後まで読むのつらかったし。 『砂の女』はそこそこ読める。
ルイス・キャロルのパクリなんですが…。 安部本人が『壁』はカフカじゃないキャロルだと自ら言ってるんだし。 知ったかぶりで恥かくのもそろそろやめようぜ。
またカフカか。
むしろ『砂の女』のほうがカフカっぽいんだけど、
ちゃんとカフカ読んでから言ってよね
>>340
343 :
吾輩は名無しである :04/09/09 21:30
>>342 密会もな〜。
さて、
>>341 はカフカの作品のどれと「壁」は似ているというのか聞きたいな。
344 :
吾輩は名無しである :04/09/09 21:37
345 :
吾輩は名無しである :04/09/09 22:33
このスレでカフカの名前出すと荒れる罠
デンドロをカフカ的とかいうくらいに間違ってないか
347 :
吾輩は名無しである :04/09/10 00:17
荒れる名前その2「三島」
三島もカフカも勿論安部も好きだから喧嘩はやめて・・・
春樹も出すと荒れる? 海辺のカフカw
安部譲二ってブブカのぱくりだろ?
352 :
吾輩は名無しである :04/09/10 22:50:29
惑星ソラリスって皆読んだ? 安部好きは好きじゃないこれ?
安部っちも他の戦後派同様、共産党員だった時期があったんだね。 ちょっとショック。 あと、『終わりし道の標に』の高と『けものたちは故郷を目指す』の高は 同一人物ですか?
でもチェコかなんかに行って、社会主義国の現状を知って転向したんだよね?
何処かの右曲りよりはましだろ
あくまで思想的に、共産主義は 名前だけで嫌われるべきでは無いと思う。
共産主義、理想が高すぎるんだよね・・・ 人間を信じすぎている。 まぁ俺は左寄りなわけだが。
>>357 人間を信じたいって気持ちは良く分かる、
しかし現実の世界は「正直者はバカを見る」だからな。
安部は「箱男」で、別に箱男の事を書きたかったわけではないと思う。 すべて手段として使ってる感じ。でも洗練されてるよね。 「箱男」は「吾輩は猫である」に匹敵するくらいの書き出しだと思うけどな。 描写の細かさとあのユーモアセンスには感服するのだけども。 「箱男」最初読んだとき、実際に箱生活をしてた狂人の書いた本だと思った。
360 :
吾輩は名無しである :04/09/11 23:13:42
中野重治に「バベルの塔の狸」をめちゃくちゃ批判されてるのいワロタ。 あれって、「人民文学」「新日本文学」がらみだよねw
361 :
吾輩は名無しである :04/09/12 10:29:19
燃え尽きた地図を読んで鬱… 漏れも蒸発したい…
燃えつきた地図
363 :
吾輩は名無しである :04/09/12 18:06:22
ラースフォントリアーって安部公房好きなのかなぁ? 「ヨーロッパ」って映画に 「箱男」に出てきた魚になった夢を見るエピソードがまんま出てくる。 これはなんか古典的な諺かなんかで偶然なのかな。 あと、「エレメントクライム」って映画がなんかもう 砂の女の悪夢感なんだよな。
>>363 懐かし映画板で相手にされなかったからってこっちで構ってちゃんとはな。
ヨーロッパ観たことねぇ
ホノルルの州立図書館に置いてあった「方舟さくら丸」 見返しに署名が入っていたのだけれどあれは本物なのだろうか・・・
「燃えつきた地図」はいいね。まさに現代の都市。当時はこれをわからないっていう評論家がいたらしいけど ちょっと信じられんよ。
>>367 本当に良いよね。終わり方も何とも言えない。
安部の視線は鋭くて的確だな。
369 :
吾輩は名無しである :04/09/19 10:02:31
370 :
吾輩は名無しである :04/09/19 11:02:24
371 :
吾輩は名無しである :04/09/22 21:23:02
さて、今あえて『他人の顔』でも再読するとしようか。
安部は何であんなダサいメガネしてたんだろう 公房展のメガネはずした写真見ると結構渋い顔なのに
おどけた眼鏡でユーモアたっぷりに
374 :
吾輩は名無しである :04/09/24 11:28:37
安部が法学者みたいに生きかえる展開キボン 「笑い事じゃない!」 あるいは 「僕の弟子」「あったことない」「そんな奇特な人いるのかねえ」
 ̄ ̄/ _/___ 。 / 〃 ____ / / _/ / l l / /― ____ ___ / / // l _/ / ____ ____ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| . | `トェェェイ ' .::::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + /`'ー‐---‐一'´\ / ::::i ヽ | | :::;;l |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _+ /◎/ + /ロ/ +  ̄
376 :
吾輩は名無しである :04/09/28 19:56:15
別巻について新潮社社員のコメントを聞きたい
377 :
340 :04/09/29 09:57:08
亀レスですみません。 「壁」はカフカの「城」と似ているかなぁー、と。 寓意な内容なので。 いや、それだけですが。いや、それだけで。 知ったかぶりで、すみまそん。
378 :
吾輩は名無しである :04/09/29 11:12:35
>>377 「壁」は「密会」だろ、さすが、知ったかぶりだ。
壁くらいしか読んでない奴がなにを偉そうに語るか
380 :
吾輩は名無しである :04/10/01 20:19:15
知り合いに別巻に所載予定の文献目録、無理矢理見せてもらいますた。 研究者が喜ぶだろうから、はやく出してあげて。
381 :
吾輩は名無しである :04/10/02 00:47:38
unn
382 :
吾輩は名無しである :04/10/02 03:09:06
青年座の『友達』の公演どうするよ? 観る価値ありますか?
それを報告するのが君の任務さ
384 :
吾輩は名無しである :04/10/03 00:07:54
>>380 これってネタ? それとも本当?
こんどの文献目録は谷真介さんではないのかい?
385 :
吾輩は名無しである :04/10/03 00:14:31
安部って酒は何飲んでたの? そうゆうこと書いてあるのあんまり見ないけど
386 :
吾輩は名無しである :04/10/03 00:20:17
>>385 大酒飲みだよ。全集にも出てきたと思うけど。月報だったっけ?
387 :
吾輩は名無しである :04/10/03 00:20:25
発泡酒とかチューハイだよ。
388 :
吾輩は名無しである :04/10/03 00:34:22
飲むときはとことん飲んで飲んで飲みまくる。 少しだけ飲むくらいならむしろ全然飲まない方がいい。 そういう飲み方しかできない、みたいなことどっかに書いてあったな。
そうゆうとこは石川親分ゆずりなのね 煙草も大好きだったみたいだし
390 :
吾輩は名無しである :04/10/03 13:39:27
>>384 ここのやつはおれもふくめて目録などに興味ない。どうでもいい。
安部公房レトリック辞典が手に入るところをどなたか知りませんでしょうか? 古本屋でも古本を扱っているサイトでも構いません。 東京都在住の者です。
392 :
吾輩は名無しである :04/10/04 19:07:37
>>391 なにに使うの? 安部公房評伝年譜ではだめなのかい?
>>392 年譜を知りたいのではなく、彼のレトリックを中心に読んでみたいのです。
廃刊らしく大手サイトでは中古も見つかりませんでした。
394 :
吾輩は名無しである :04/10/04 20:56:27
>>393 時々ヤフーオークションででるから、見れ。
>>394 ありがとうございました!
マークしておきます。
速度の違う風が擦れあう音
399 :
吾輩は名無しである :04/10/04 22:47:03
>>396 ,397
( ;Д;) うぉぉーみんな優しいですねーー!!涙
ありがとうございました。
401 :
阿呆の一生て? :04/10/05 22:28:56
「壁」+no quater/天国への階段(LED ZEPPELIN)+ウィスキー、これ最高の組み合わせ。 特に、バベルの塔の狸で天国の階段のさびが流れると、しびれることまちがいない。
402 :
吾輩は名無しである :04/10/05 23:18:10
/  ̄/ / ./ ―― / / _/ _/ /_/ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| . | ´トェェェイ` .:::::::| + \ |,r-r-| .::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、`ニニ´ーノ゙-、. /^) : | '; \_____ ノ.| ヽ iヽ __ ‐┘( | \/゙(__)\,| i |´⌒ )二 ト、
403 :
吾輩は名無しである :04/10/06 01:52:37
カンガルーノート+ピンクフロイドも捨てがたい
404 :
吾輩は名無しである :04/10/06 01:54:01
アルベール・カミュだろ!
406 :
吾輩は名無しである :04/10/06 03:39:10
>>404 アンリ・カルティエ=ブレッソンの撮ったカミュだろ。
しかも彼が友人の安部公房にプレゼントした写真だ。
女を抱きながら闖入者を読む
カイワレ大根を食べながらカンガルーノートを読むのも捨て難い。
脛のカイワレ大根が荒廃したのは、生活と自然の荒廃という 解釈で良いですか?
410 :
吾輩は名無しである :04/10/07 16:50:50
411 :
吾輩は名無しである :04/10/07 20:21:32
カンガルー・ノートって実際にあっても全くの役立たずだね。 ユープケッチャみたいなもんだね、役立たず。
ユープケッチャは役に立つよ。
413 :
吾輩は名無しである :04/10/07 21:39:11
414 :
吾輩は名無しである :04/10/07 21:50:42
>>412 一日24時間回っていることはないので、時計にはならないよ。
誰が時計に使うなんて言った?w
416 :
吾輩は名無しである :04/10/07 22:21:07
砂の女ってどこで大便してるのかな?想像した人いる?
ユープケッチャって食べたら糞の味がするのかな。
419 :
吾輩は名無しである :04/10/08 11:44:42
おめこぼう:オメコ棒:あべこうぼう
420 :
吾輩は名無しである :04/10/08 23:54:12
公房がいたころの成城高校ってやっぱすげー進学校だったのかな。 東大理Vだもんな・・
421 :
吾輩は名無しである :04/10/09 00:06:40
当時の東大医学部ってどれほどのモノだったんだろ
まあ日本一の医学部ではあったのかねぇ 安部公房の字は素敵だな
もしも子供が出来たなら尊敬する安部公房、平岡公威、町田康のように立派になって欲しいという思いをこめ 公と名付け、本名おおやけ、普段はこうと呼びたいと思います。 皆さんも町で見かけたらきみちゃんと気軽に声をかけてくださいね。
425 :
吾輩は名無しである :04/10/10 00:48:15
>>420 昔の成城高校は東大合格者を多数輩出した高校だよ。
板違いだけど敢えて言ってみた。
確か大岡昇平も成城高校出身。自信ないけど小林秀雄もだっけ?一時中原中也も在籍してた筈。
426 :
吾輩は名無しである :04/10/10 00:55:25
へえ・・いまでいうたら開成や筑駒かいな
427 :
吾輩は名無しである :04/10/10 00:57:08
自ら数学は好きだし得意でもあると言ってたもんな・・
つか成城って普通にいいべさ
>>423 マジレスするが「おおやけ」なんて畏れ多い読みの名前は止めとけ。
「天皇」という名前を付けるようなもんだよ。
430 :
吾輩は名無しである :04/10/11 10:02:45
当時の高校の制度がいまいちわからん。旧制高校とか予科とか
やっぱり、科学とかに詳しくないとああいう小説はかけないのかな。 科学はあまりわからんのだが、ああいう小説を書きたいのだが。 本とかインターネットとかで蓄えたような知識で、それらしい雰囲気を出しても、 読む人が見ると分かってしまうんだろうか。
よくわからんまま、書いたら知の欺瞞でバカにされた人たちのような小説になってしまう。
まず医学部に入ろう。
>>431 けど理系の用語を駆使してるってわけではないよね。
韜晦なのか、それとも読者に配慮してるのか。
固有名詞を出すと雰囲気が壊れるってのもあるのかしら
というか脳みそからしてちがう気がする。 本当に嫉妬するね。 写真、演劇、小説、映画、数学、発明。 右脳左脳が行き場なくしたからあんなにでかい頭してたんだろ。
あの発明はいいよね。ネーミングも。 キーン氏の本で 「本当の天才だったから何をやっても成功しただろう」 みたいな事が書いてあるが、その通りだなぁ。 でも医者は向いてないな。
438 :
吾輩は名無しである :04/10/19 18:30:35
もっと読まれろあげ 失敗原稿を燃やさずに床に捨てていたら一メートルの小山ができたという・・・
439 :
吾輩は名無しである :04/10/19 19:02:43
ブックオフで『裁かれる記録』潮出版社 ゲット。
440 :
吾輩は名無しである :04/10/19 21:37:24
>>437 医学部を二年留年して、
卒業の時の試験で『俺は医者になるつもりは無い』と言ったら、ようやく卒業できたらしい。
442 :
吾輩は名無しである :04/10/19 23:10:07
>>440 学会員てブックオフ側のことじゃなくて買った俺なの?
443 :
吾輩は名無しである :04/10/20 10:10:14
青年座が下北沢で『友達』上演するね。 東美恵子の祖母役はちょっと観てみたい。
444 :
吾輩は名無しである :04/10/20 13:10:19
どれだけ頭よかったんだろうねえ 三島よか上?
445 :
吾輩は名無しである :04/10/20 18:42:15
というか頭の構造がそもそも違うから比べようもないんじゃない? 頭がいいというより天才ですから
446 :
吾輩は名無しである :04/10/20 19:28:47
昔、この人の本を読んでいた家の姉が 原因不明の湿疹が体中にできて 治るだろうとそのまま放置していたら 翌朝、もう白い肌が見えなくなるほど、隙間無く ニキビのような湿疹が体中に覆っていって そのまま救急車で運ばれていきました。 見舞いに行った時にはすっかり治っていました。 子供ながらに不思議で不思議でしょうがなかったです。 なんだったのだろうかと、、、、、
やはり自然科学的な安部の作品は、 人体になんらかの信号を送っているのか?
初期は「塩化鉛色の空」みたいなしょうもない表現も多かった。 後になって、小説の構造が複雑化すればするほど 表現は簡素に、一見すると通俗的に見えるほど簡素になって逝った。 書き手として育って逝く過程をまっとうに歩んでいたわけで、 天才だからどうこう、とはまた違う話だと思う。
449 :
吾輩は名無しである :04/10/21 14:25:41
このしとは満州に特別な想いはないって言ってたけど、うそくさい
450 :
吾輩は名無しである :04/10/21 19:49:44
アレンタソ、ハァハァ
451 :
吾輩は名無しである :04/10/23 01:12:10
他人の顔、読了です。 初めての公房だったのですが、非常に難しい! ただカフカやベケット読んだときのような不思議な読後感は味わえました。 次は有名な壁、砂の女あたりを読んでみようと思いますが、 もう少し初心者向けのわかり易い作品あったら教えてください。
初期の短編集を読んどくと長編の見通しが立ちやすくなるぞ。
453 :
吾輩は名無しである :04/10/23 02:27:55
短編集があるとは知りませんでした。 それを先に読めばよかったです。
いや、先に読んでしまうとかえって理解が浅くなる。 いい順番だ。
>>451 べつに「難しい」とか思わなくていいと思います。
人それぞれの接し方で小説に向かえばいいのだから。
それが公房の小説に対する姿勢でもあるのだし。
気になるものからどんどん読み進めていったらいいのでは?
僕は、有名どころでは『燃えつきた地図』『砂の女』『箱男』『第四間氷期』が好きですが。
ある意味高橋源一郎とかの方がずっと難しい。と思う。
457 :
吾輩は名無しである :04/10/23 21:37:01
別巻マダー!! もう博士後期になっちゃうよ!!
>>457 公房は全集がでてるだけ、まだ恵まれてるじゃないか。。
459 :
吾輩は名無しである :04/10/23 21:56:39
ノーベル文学賞・・・
460 :
吾輩は名無しである :04/10/24 00:11:42
〃〃∩ _, ,_ ヤダ ⊂⌒( `Д´) ヤダ `ヽ_つ ⊂ノ ヤダ ジタバタ _, ,_ 〃〃(`Д´ ∩ < 別巻刊行未定なんてヤダヤダヤダ ⊂ ( ヽ∩ つ ジタバタ 〃〃∩ _, ,_ ⊂⌒( つД´) < 学部生だったのにもう博士後期入試だなんてヤダー `ヽ_ ノ ⊂ノ ジタバタ ∩ ⊂⌒( _, ,_) < CDも付けてホスィ… `ヽ_つ ⊂ノ ヒック...ヒック.. ⊂⌒( _, ,_) `ヽ_つ ⊂ノ zzz…
461 :
吾輩は名無しである :04/10/24 01:52:25
ジタバタするなよ
462 :
吾輩は名無しである :04/10/24 01:55:16
〃〃∩ _, ,_ ヤダ ⊂⌒( `Д´) ヤダ `ヽ_つ ⊂ノ ヤダ ジタバタ 別巻出してよ〜 何年待ってたら出るんだよぅ
463 :
吾輩は名無しである :04/10/25 06:42:09
⊂⌒( _, ,_) 眠いスレだ… `ヽ_つ ⊂ノ zzz…
カンガルーノートが一番と思うが……怒られる?
465 :
吾輩は名無しである :04/10/25 19:52:33
>>464 〃〃∩ _, ,_ ヤダ
⊂⌒( `Д´) ヤダ
`ヽ_つ ⊂ノ ヤダ
あのノートって意味ないからヤダヤダヤダ
卒論で公房をやろうと思うんですが、いまいち具体的なテーマが 決まりません。どなたか案を出していただけませんか?
卒論ぐらい自分でやれ。
468 :
吾輩は名無しである :04/10/26 00:25:47
テーマが無いなら他の作家でやれ 終了
この世で人生をやろうと思うんですが、いまいち具体的なテーマが 決まりません。どなたか案を出していただけませんか?
____ ./ ,/ /|)) ガタガタ (( | ̄ ̄ ̄ ̄|. | ガタガタ | |/ ))  ̄ ̄ ̄ ̄ __ ミ / /.| ミ | ̄ ̄|/| ゴトッ ミ | |ヽ |_ | |/ /  ̄ ̄ __ /\_\ / /ノノハヽ とりあえず箱でもかぶってみてはいかがかしら \/_つ∂_∂'ルつ....
箱に住むのに敷金とか礼金とかはやはりかかるのですかね。 二年毎の更新料も気になります。 持ち箱だったらだったで色々税金もかかるだろうし。
そうか! メタルギアは箱男ゲームだったのか!!!
「人魚伝」好きだわアゲ
講談社文芸文庫の『砂漠の思想』を読んでいる途中。 面白い。 3匹のサルの話だけは嘘っぽいが。
478 :
吾輩は名無しである :04/10/30 01:06:14
>>477 あの文庫版砂漠の思想って「モスクワとニューヨーク」とか、いくつか削っている
から嫌い。ちゃんと文庫でないのを読めよ。
魂のない作家。
いい褒め言葉だ
>>478 「事件の背景」
「北海道二つの顔」
「羽田空港」
「局外者の発言」
「ジプシー部落訪問」
「モスクワとニューヨーク」の6篇が削除されてるね……なぜだ。
これらだけ図書館でコピーしよう。
482 :
吾輩は名無しである :04/10/30 07:08:47
へー、知らんかった。 全集には入ってるのに。
483 :
吾輩は名無しである :04/10/30 10:39:31
阿部作品は全て読んだ。 読み尽くした。 にもかかわらずなにも覚えていない。 読んだことすら思い出せない。
>>483 読んだことすら覚えてないのに何故読み尽くしたと言えるのだろう・・・・・・?
阿部和重かな?
実際、箱で二日暮らしましたが、なかなか良いものです
487 :
吾輩は名無しである :04/10/30 19:30:28
>>483 真知夫人と講談社が相談した結果、とあるね。
分量が多くなるせいかも。
「ジプシー部落訪問」なんか、抱腹絶倒の面白さなのにね。
489 :
吾輩は名無しである :04/10/30 20:37:58
>>487 分量が多くなるにしても、例えば「モスクワとニューヨーク」なぞ、
『燃えつきた地図』のモチーフについて語っているものだしな。
まぁ、差別的発言に繋がる恐れがあるとかいうことかな?
ジプシーにしても、局外者にしても、他も。
「死に急ぐ鯨たち」文庫欲しい人いる? 2冊持ってるから。
491 :
吾輩は名無しである :04/10/31 00:35:45
安部公房ってカメラ好きだったのかな?「箱舟さくら丸」読んでて、作者がカメラ好きなんじゃないかと 思われる描写が随所に出てきた。芸術としての写真というより、機械としてのカメラが好きそう。 自分もカメラが好きだから、安部氏と同じ物を共有しているようで嬉しかった。
>>491 今年やった安部公房展でカメラが数台(6、7台?)展示されてたよ。
ミノルタα−7000?やコニカOM-?とかあった気がする。
ちゃんとメモすればよかったな。
>>491 「方舟〜」しか読んでいませんか?
安部は本の中などでいくつかの写真作品も小出しにしたり写真展が催されたりする
ほどの写真家・カメラマニアですよ。腕は相当なものだったらしいです。
愛用機といくつかの写真作品は安部公房展の図録に載ってます。
ちなみに安部の作曲した音楽も武満徹に認められるほどだったらしいです。
ほうほう、やっぱり。 「方舟〜」を読んだ後に彼のエッセイかなんかでカメラに関する話みたいなのが、出てきた時から 自分の中でピーンと線がつながったんだよなあ。 「方舟〜」の中の描写だけで彼がカメラ好きであることを読み取ることが出来た自分を褒めてあげたい。
存命なら今頃は赤瀬川原平たちと路上観察でもしていたのだろうか。。。
496 :
吾輩は名無しである :04/10/31 19:10:41
>>492 >今年やった安部公房展
どこで?
>>493 >安部の作曲した音楽も武満徹に認められるほどだったらしいです
違う違う。そう言わないと駄目な雰囲気だったんだよ。マジレス。
写真も廃棄物とってて、あんまり意図を感じない。
それを「シュール」と呼ぶのだったらしらんが。
旭川で
>>496 >写真も廃棄物とってて、あんまり意図を感じない。
>それを「シュール」と呼ぶのだったらしらんが.
は?
500 :
吾輩は名無しである :04/10/31 20:08:34
死に急ぐ鯨たちにはモノクロだけど、彼が撮影した写真が何点か掲載されてるよ 安部公房全集にも掲載されてなかったっけ? 廃棄物の無機質で排他的な佇まいに何か彼は惹かれるものがあったんでしょう 何かに自分が撮影する写真についての話しが掲載されてあったけど 出典は覚えてないわ
>>500 が普段どんな写真を見てどんな音楽を聴いているのか知らないが
自分の好みに合わないだけで否定的な意見を書くのはどうかと思う。
>>500 あんたにとってはつまんない写真がほかのある人にとっては面白い写真であると感じられ
高い評価を受けているというこの現実を認めてもいいじゃありませんか
文人の写真の「高い評価」はアテにならんよ。 安部公房の名前がなかったら、まあそこそこ巧い写真という以上の評価が 得られたかは甚だ疑問。 そもそも写真というジャンル自体にそういう部分はあるがね。
505 :
吾輩は名無しである :04/11/01 18:15:58
別に本人はうまい写真を撮ろうと思って撮ってるわけじゃなくて、 なんとなく惹かれたから撮りましたって感じなんだし 技術的、芸術的にどうこうなんていう他人からの評価なんて全然考慮してないでしょ。 こんなところでうまい・下手について議論してるのを安部公房が見たら 馬鹿ばかりだなと失笑するでしょう。 文人が高い評価をしようが、低い評価をしようがどうだっていいじゃん アホらしい。
安部公房が死ぬ前にノーベル賞とってたら、今頃お札になってた可能性もあるんじゃなかろうか。 安部公房の1000円札なんて、かっこよすぎだろ。ああ〜残念。
昭和以降の作家がお札になる可能性は限りなくゼロに近いと思われ 一葉ですらフェミに考慮して無理に選んだだけだし。
配慮して
>安部公房の1000円札 うああ〜〜〜かっこよすぎて恥ずかしい〜〜
欲しい〜
511 :
吾輩は名無しである :04/11/02 00:11:29
ぼくが1000円札にだって? あっはっは、そいつはおかしいよ、君。
なるわけねーだろ。どーころんでも無理。
>>505 >別に本人はうまい写真を撮ろうと思って撮ってるわけじゃなくて、
>なんとなく惹かれたから撮りましたって感じなんだし
>技術的、芸術的にどうこうなんていう他人からの評価なんて全然考慮してない
ソース希望
514 :
吾輩は名無しである :04/11/02 00:32:54
うまい下手とか誰も議論してないしw
515 :
吾輩は名無しである :04/11/02 00:34:44
安部公房のお札、なんて素敵なんだ…。 今後政府に希望。
まあ喧嘩するつもりは全くないと前置きして言うけど、 安部の写真見て何ともないつまらぬものだと思うタイプの人がいるとしたら、 そういう人、安部の小説読んでて本当に面白いのだろうか。 彼の小説読んでも表面的なこと以外読みとれてなさそうだし感じてもなさそう。 それでいて偉そうな口きいてるような人なんているんですか〜?安部ファンにはいないだろうなぁ。
別に下手とか何の興味も感じないとか言ったおぼえはないが、
>>493 みたいにマンセーするようなものでもないと思うぞ。
まぁ要するに共感の問題でもあるかもしれんねえ。 逆に安部の作品に強く引き込まれる人が別の作家の本をうまく深く読みとれない ということだってもちろんあるわけだし。 それからたとえば表現者がなんの意図も持たずに表現したものでも、表現者の意図とは無関係なところに 鑑賞者が反応して引き込まれる場合だって多いだろうし。 こういうの議論するのはほんと難しいですよ、ましてやウェブ上で。
まあ、あれだ。 野球選手は野球で勝負、小説家は小説で勝負。
少なくとも切手ぐらいになってもいいで生姜
あ、それならいけそう
522 :
吾輩は名無しである :04/11/02 13:21:32
>>506 ピンクフロイドがお札になるくらいありえない。
523 :
吾輩は名無しである :04/11/02 18:36:06
>>513 安部公房全集ぜんぶ読んだら?
出典覚えてないけど、どこかに書いてあった。
生誕百年で2024年? 先は長いなあ。
526 :
吾輩は名無しである :04/11/02 21:11:20
別巻もうすぐー?
没後百年を記念して刊行される予定です
528 :
吾輩は名無しである :04/11/02 21:21:18
529 :
吾輩は名無しである :04/11/03 02:19:18
高校の国語の授業で赤い繭を読んだ時は、衝撃だった。 その日の帰り道で見た夕日の赤さに何故か身震いがした。 元々星新一が好きなこともあったが、それに足りていなかった隙間を全て埋められた気がして、現実と非現実の境界線が溶けていった。
530 :
吾輩は名無しである :04/11/03 12:27:22
>>529 お・・おまいは俺か!!?
全く同じだ・・・あの日人生変わったもんなあ・・・
適応性、普遍性があるともいえるな
つまり棒みたいなもんだ。
535 :
吾輩は名無しである :04/11/03 13:53:30
479 :吾輩は名無しである :04/10/30 02:17:59 魂のない作家。 いい言葉だ・・
536 :
吾輩は名無しである :04/11/03 20:40:23
 ̄  ̄ ̄/ 〃 /  ̄/ / // /\ ./ ―― / / / / \ _/ _/ /_/ /\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| ぼくに弟子なんかいないよ、ハハ、冗談はよしてほしいよ。 . | `-=ニ=- ' .:::::::| + \ `ニニ´ .:::::/ + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||
537 :
吾輩は名無しである :04/11/03 20:49:29
>535 わたしは寧ろ逆で、安部さんほど魂を感じる作家はいないんですが、 そこが好きなんですが
539 :
吾輩は名無しである :04/11/04 06:51:38
540 :
吾輩は名無しである :04/11/04 13:47:54
やっぱり安部は満州でしょう
541 :
吾輩は名無しである :04/11/04 21:47:14
_____ |\ \ | | ̄ ̄ ̄ ̄| | | ・∀・ | | | | \|____| 人 Y し (_)
>>537 のレトリック事典、非常に欲しい。だがYahooに個人情報登録するのは抵抗があるんだよな。
プレミアム会員というのにもなって金払わなきゃならんし。しかしこの機会を逃したら・・・
543 :
吾輩は名無しである :04/11/05 02:33:41
>>542 でも増刷しないし、絶版だし、新潮社に残部ないよ。
別巻でないし。
544 :
吾輩は名無しである :04/11/05 19:00:09
復刊ドットコムにも登録されてるね・・・ でも、100票なんて何年後やら・・・
このスレ見てる人間全部あわせても100いないのではないだろうか・・・ でも気になるので、とりあえず「番号、1」
546 :
吾輩は名無しである :04/11/05 20:46:15
2−チェ!!
3 『安部公房レトリック事典』は古本屋をネットでチェックしていれば、 たまにみかけることがあるよ。 気長に待つ気分で探していれば、かならず手に入る。 小説や戯曲とは違ってマニア・研究向けのアイテムだから、 復刊しても潜在的な購買者はそんなに多くはないと思うのだが。
548 :
2ーチェ :04/11/05 20:58:13
そういや最近古本屋で石の眼を見つけたんで、 買って読んだ。 なんか、龍ちゃんの「藪の中」を読んでるような気分になった。 あれって安部好きの間ではどうなの? まあ俺も安部大好きなわけだが。
4 今日図書館に行って へるめす46号(もぐら日記が収録されてる奴)を借りてきた。
550 :
吾輩は名無しである :04/11/05 22:46:56
5 別巻マダー?
551 :
吾輩は名無しである :04/11/05 22:51:34
6 石の目の評価 読んだことない
552 :
吾輩は名無しである :04/11/06 04:23:41
7 前地元の図書館でレトリック事典ハッケソした。 なんだこれは?と思った。
8 10人くらいか?
(´・(ェ)・`)Hマー ちょっと昔、自己顕示欲のお強い、自称心理屋≠チて人がいたが… 今でも潜伏してるのかなw
555 :
吾輩は名無しである :04/11/06 16:50:34
10 これ書くのやめようよ。
11 まあいいんじゃない
557 :
吾輩は名無しである :04/11/06 17:44:55
5再び 別巻マダー!!!!!!!! どうしたらいいの? 評伝年譜のほうで我慢したらいいの????
>>557 3再び
レトリック事典
文学語彙辞典
評伝年譜
この3つでなんとかならないの?
559 :
557 :04/11/06 19:01:49
>>558 天下の新潮社が出す、本家本元の別巻を拝みたいんでつ。
評伝年譜より以下のものは出せないはずだから!!
560 :
吾輩は名無しである :04/11/06 19:05:45
>>558 マジレスすると、それで事足りるのであれば、もう別巻ウレネ
全集欲しいけど、古本でも10万円前後するね。 ここで別巻マダーって言ってる人は全集持ってるのだろうか。 公房の全集だけは、いつか手に入れたい。 たしか公房の作品って何回か手直しされてる作品ってあると聞いたけど。 全集にはそれらのヴァージョンが全て収録されてるの?
562 :
吾輩は名無しである :04/11/06 19:24:23
>>561 よくわかんないけど29冊全部で10万ってこと?
こつこつ1冊ずつ買っていっては?
563 :
吾輩は名無しである :04/11/06 19:42:21
>>561 はい、全部もってまつ。カタログは3冊もってまつ。
異本が入っているものとないものがあるよ。
初収されたものがベースになってるはず。後ろに「作品ノート」があるから
詳しくはそこ見れ。
鉄のプレートが付いてるのと付いてないのはどう違うの? 全集って 2 種類あるんですか?
12 れとりくじてんたいしたことないおもしろない
13 漏れ公房そっくりさん
以上、合計3名ですた。
568 :
吾輩は名無しである :04/11/07 09:10:09
>>564 「全作品」と「全集」の違い。
全作品なんて銘打ってるけど、んなことない。存命中の作品集。
全集は、死去後に編集されたもの。ほとんど網羅。
だから、別巻マダー?
14 ここ、思ったよりいるじゃないか!
570 :
吾輩は名無しである :04/11/09 03:45:21
人魚伝マンセー!!
571 :
吾輩は名無しである :04/11/09 19:25:49
564は聞き逃げかよ!!!!!!
最後の行が気に入らなかったんだと思われ
573 :
吾輩は名無しである :04/11/10 20:51:48
名刺は廊下のつきあたりの物置の前で振返り、荒々しく言いました。 「別巻マダー?」
なんか最近地震も多いことだし、 そろそろ水棲人の母親になる準備でもした方がいいかな?
575 :
吾輩は名無しである :04/11/10 22:19:43
第四間氷期
577 :
吾輩は名無しである :04/11/10 22:55:05
>>576 わかっとる。そでなくて、水棲人の母親になれるの箱?
>>573 笑っちゃったじゃないかこの野郎( ´∀`)σ)∀`)
579 :
吾輩は名無しである :04/11/11 20:12:01
安部公房ファンは他にどういう作品を読んでるの? 好きな作家とかおもしろかった作品名をよかったら挙げてみてください。 若干スレ違いな気がしますが、とても興味があります。
>>579 カフカ、カミュ、ドストエフスキー
小島信夫、後藤明生、種村季弘、澁澤龍彦
> カフカ、カミュ、ドストエフスキー ちょっとベタすぎてネタと言いたくなるな
582 :
吾輩は名無しである :04/11/11 21:20:24
ギュンターグラス、トーマスマン、ザミャーチン、中勘助、石原吉郎
安部公房も絶賛のガルシア=マルケスとか。
ロブ=グリエ、ユイスマンス、倉橋由美子、高橋源一郎
内田百間、安部に近い作家はあまり読まない
JPサルトル、マン、ドストエフスキー、カフカ 国内では逆に随筆読むね 幸田文とか
ドスト。キングも。 実はラノベも少々……
あ、内田百間も割と読む。 最近はやってるらしいね。
何を?
百閧フ「のらや」はまじ泣けたんだけど、 安部ファン的に 2 冊目は何がおすすめですか?
>>581 折れも安部に近い作家は余り読まないな。
何故かヘッセとか多いな。大江健三郎も何故か多い。倉橋由美子も好きだ。
最近、流行ってるって事だろ?
倉橋由美子も流行らんかのお。。。
高橋由美子なら読んだな。
ところでお前たちのコンピュータはWinかMacかLinuxかどれだ? 俺はWinだ。本当はMacが欲しいが。
Win。 マック使ってたが、仕事にも使うし、ウィンの方が便利。 まあ、最近ウィザードリィしかやっていないわけだが。
ベタで悪かったなw でも、上記した外国人作家を読んだあとで、その何年か後に 「偶然」公房を読み始めたわけで…。。
FreeBSD。 その三つしか選択肢ないつーの何とかならんのか。
600 :
吾輩は名無しである :04/11/12 20:48:02
別巻まだなのか! おい、新潮社! 出すきないなら、そういえ! 予約したままだぞ! 藻前は東京堂・テクスト事業部か!
石川淳、埴谷雄高、トルストイ、トーマス・マン・・・とかかなあ。 百關謳カは面白いよね。
602 :
吾輩は名無しである :04/11/12 22:13:34
赤瀬川原平はどーよ。尾辻克彦。
>>599 確かに限定的な書き方で悪かったけど、
LinuxはUNIXとかも含めてっていうニュアンスのつもりだった。
だったらUNIXって書けよ 包括関係が逆だろ
本当にゴメンナサイ。
606 :
吾輩は名無しである :04/11/13 21:41:08
正直どうでもいい箱
安部は日本の小説に厳しいね。 安部の理論に当てはめると私小説とか自然主義読めなくなっちゃう。 安部はやたら外国作品誉めてるけど日本の小説じゃどんな物読んでたの。 文学史的には戦前から中上の死あたりまでリアルタイムで見ていたはずだよね?
>>607 全集17巻「ぼくのSF観」読んでみたら?
昨日「Dr.コトー」見て志木那島に次第に取り込まれる五島医師と「砂の女」の主人公を重ね合わせたりした。
話遮ってすいません、 どこかに安部公房の年譜載ってるサイト知りませんか? 急用で明日までに調べないといけないのですが 図書館は休みだし、八方ふさがりなのです・・。 何方かご存知でしたらお願いしますm(_ _)m
610 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:04/11/15(月) 17:11:33 話遮ってすいません、 どこかに安部公房の年譜載ってるサイト知りませんか? 急用で明日までに調べないといけないのですが 図書館は休みだし、八方ふさがりなのです・・。 何方かご存知でしたらお願いしますm(_ _)m
全集スレのこのカキコも、このスレの610くさいなw 364 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:04/11/15(月) 16:36:46 安部公房全集欲しいです。 価格はプロパーの5分の1位で譲っていただけるとうれしいかもヽ(`Д´)ノウワァァン!! 当方論文提出控えた学生っす。誰かいましたらお願いいたします。
まあそういうわけで その手のレスは論文提出が終わる春先まで なま暖かい目で見守りながらスルーしましょう
「精神的強姦」ってなに?
>>616 誤爆かと疑うよな流れ無視でいきなりな質問だが、
とりあえずどういう文脈で使われてたのか書いてみ。
618 :
吾輩は名無しである :04/11/16 20:44:26
>>616 答えてあげよう。
肉体的に実際に強姦されたわけじゃないけど、それと同じくらいのダメージを精神的に
与えられたってことなのでは?
強引に犯された。精神的に崩壊してしまいそうなくらい。
>>618 まあそういう意味だけど、そういう通常の使われ方だと
かなりのバカでも読んでてわかるんじゃない?
妙なかたち(現代詩の一部とか)で使われてたのかと思って
文脈訊いてみたんだが…。
…スマン、暇だったんでむりやりいじろうとしてたかもしれん…w
620 :
吾輩は名無しである :04/11/16 21:26:24
全集は全部揃ってるんだけど、カタログまで。 1/5で買い取るっていうあたり、なめとる。
>>620 いつか全集を買うときのために聞いておきたいんですが、
(全集本体、月報、カタログ)がフルセットなのですか?
月報は各巻についているのか、とか、カタログは何枚あるのか、
なども知りたいです。
622 :
吾輩は名無しである :04/11/17 11:38:27
>>621 え? ぼくの持ち物について聞いているのかな?
月報「贋月報」は各巻についていますよ。全集はビニルカバーを破っていない
ものもある。
カタログは何枚、というのがよくわからないですけど、3部持ってます。
これは非売品で、全集が出る前に書店で配られていたものね。
僕のことを聞いているんでない場合、
月報は全巻についています。カタログは非売品です。としか答えようがない。
>>622 >月報は全巻についています。カタログは非売品です。
いや、このことが知りたかったのです。
混乱させてしまったようで、申し訳ないです。
古書店で探して買おうと思っているのですが、
いままで全集買ったことないし、せっかく買うならなるべく
付属品の揃ったものを、と思いお聞きしました。
レス有難うございます。
624 :
吾輩は名無しである :04/11/17 13:54:55
>>623 そりゃあ、月報と広告チラシが入っているものとそうでないものとは
値段が違うようになりますからね。
あと、27巻だったか、28巻だったかには、全集刊行遅延のお知らせ
が挟み込まれています。
心配するな、どのみち当面「全部」は揃わないw
626 :
吾輩は名無しである :04/11/17 15:17:03
インタビューで格下相手にしてるときの適当感がたまらん
628 :
吾輩は名無しである :04/11/18 12:34:35
安部公房って背高かったって本当?
あげて聞くこっちゃないです キ−ンと並んでる写真では同じくらいですからキ−ンが小さくない限りは 外人クラスの上背はあったみたいですね
630 :
吾輩は名無しである :04/11/22 11:53:12
安部は学生時代神経症に罹ったらしいけど、それは今で言ううつ病か?
はいそうです
632 :
箱男 :04/11/23 19:03:51
別巻情報ってないの?
はいないです
神経症は今でも神経症だぬ。 メンヘル板でウツウツ騒いでるのはたいてい神経症だぬ。
別巻別巻いってる奴 まちがいなく神経症
636 :
箱男 :04/11/24 20:33:53
はは、研究者でなくては分からない? ばかだねえ
全集頼りかよ。へぼい研究者もあったもんだな。 ホントは学部生とか?
639 :
箱男 :04/11/24 22:03:24
>>638 ほう、定本を全集としないなら初出を当たれるのか、クソ野郎。
え? 研究者なら、自前で初出を探せて当然でしょ。 既に全集があっても安易にそれを底本とせず、初出にさかのぼるべきだし。
636はあまりにイタい発言だった。 院生だとしたら、多分すごいとこなんだろうなあ。。
論文に 「別巻が出なかったので参照出来ませんですた」 とか書いてあったら面白杉。
643 :
箱男 :04/11/24 23:04:22
>>640 ほう、国会図書館にもないぜベイベー。実際に足を運んで見たら該当箇所だけ
欠号ってことがあるね。チンカス。
「自前で初出を探せて当然でしょ」笑わすねプ
いいぞ、もっとやれ
645 :
吾輩は名無しである :04/11/24 23:19:18
>>640 >既に全集があっても安易にそれを底本とせず、初出にさかのぼるべきだし
無理あるぞ。
284 :吾輩は名無しである:04/09/01 22:03 まじで、別巻はまだなのか!!!!! もう修了してしまうぞ!!! 研究者、ねえ
647 :
吾輩は名無しである :04/11/25 01:16:52
文学なんか研究して自分探しもたいがいにしろよ
>>643 ・
>>645 本当の研究者なら、図書館に頼らず、古書で蒐集するよ。
そんな研究者たちが存在しなければ、ちゃんとした全集だって作れないわけで。
おんぶにだっこでは研究者として半人前でしょ。
どうしておまいらは馬鹿が1人出て来ると寄ってたかって生け贄にしますか。 ここは優しくないインターネットですね。
>>649 えっ??
だって、ここになら自分の居場所があると勘違いされて
居座られると厭じゃん…。
犬でも猫でも叩いて教えないと人間をなめてろくなこと
しないよ。優しいインターネット=即隔離スレ。
651 :
吾輩は名無しである :04/11/25 08:56:10
くだらない個人攻撃でスレを汚すな
652 :
吾輩は名無しである :04/11/25 11:13:09
別巻マダをやりすぎたんだよ。それこそスレ汚しだ。 しばらく引っ込んでろ。
>>653 永遠にでてこなくてさしつかえない・・・
居場所なんて皆ないだろ
箱男は当然目立つべきものじゃないと思っていたわけだが…… このスレのは違うようだな。
抽象的に安部公房へつながりましたね。
>>652 え? 初刊本だけでなく初出紙誌に当るのは研究のイロハだろ。
古書店・古書展で単行本だけ買ってる奴ぁ研究者として未熟者。
659 :
吾輩は名無しである :04/11/25 21:22:43
>>658 あのさ、論文書くのが目的なのか、雑誌・新聞を集めるのが目的なの?
初出に当たればいい論文が書けるの?
>>659 「研究のイロハ」って言っとるやんけ。
イロハどまりかその先へ進むかは、研究者次第だろ。
イロハも知らないのは論外だし、初出が意味を持つか否かも調べなきゃわからん。
661 :
吾輩は名無しである :04/11/25 21:57:00
>>660 初出が意味を持つか否かは調べなければわからんのは確かだ。
「デンドロカカリヤ」なんてのは初出の「表現」に載ったものと
初収のものとは違いすぎるからな。初出は「表現」としながらも
初出にあたらず、初刊本からもしくは安部公房全作品から引用して
論じているものもたくさんあるわな。改稿したということは、
まぁ、初出に価値は見出しにくいがな。
でも
>>648 で言っていることは
「図書」に限定しているよ。
662 :
吾輩は名無しである :04/11/25 22:01:01
イイ論文を書く前に、集めることに熱中してただの古書マニアになるヤツって勘弁
>でも
>>648 で言っていることは
>「図書」に限定しているよ。
してないよ。
私は648だけど、初収でなく「初出」にさかのぼるべきって文脈で言ったのだから。
あと、改稿しても必ずしも改善でなく改悪になり得るから、初稿に価値があることもある。
664 :
吾輩は名無しである :04/11/25 22:13:31
665 :
吾輩は名無しである :04/11/25 22:14:28
>>663 じゃあ、「世紀群」の「魔法のチョーク」をお持ちで?
666 :
吾輩は名無しである :04/11/25 22:17:51
オレの親父より上であろう年齢時の近影の髪の量が オレより明らかに多い。 公房を否定する理由はそれで十分だ。
667 :
吾輩は名無しである :04/11/25 22:24:55
>>666 散髪は年に1回だったんだからそりゃ仕方ない。
668 :
吾輩は名無しである :04/11/25 23:47:39
別巻マダってのは一人ではないぞ。
669 :
吾輩は名無しである :04/11/25 23:53:33
>>665 「魔法のチョーク」を研究する人だったらば、
図書館か古書か個人蔵かの初出を探して見るべきだね。
見つからないうちは、研究は不完全で、いつか見つかる日までの暫定結論てことになる。
研究ってのは、そんな風に積み重ねてゆくもんだろ?
671 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:14:20
672 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:15:09
おいおい、全集は研究者でなくても読むがな。
>>671
674 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:17:25
>>673 研究者は全集があるのに初出にあたるのか?
>>672 文学作品だって時が経てば古文書だよ。フーコー風に言ったらアルシーヴ。
>>674 世の中、信頼できない全集が多いからね。
初出との校異がついて無かったり、校異があっても一部だけだったり。
掲載紙誌の他の記事との関係があるのに解題で触れてなかったり。
真面目な研究者なら、自分でやるしかないと気づくよ。
677 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:22:14
>>677 時が経って稀少なものなら、立派に古文書だろ? 古文書としたら何がいかんの。
679 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:24:28
>>676 それは安部公房全集が駄目ってことでオK?
一人の作家を専門にしてて初出に当たらない 「研究者」なんて聞いたことがない。 そもそも駅弁大学の卒論か修論でやってみてますつーだけのヤシが 2ちゃんでだけ研究者ぶって恥かいただけなんだからそろそろ終了しる
681 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:25:31
>>678 稀少なのは作品内容なのか? それともガリ版刷りなのかってことさ。
682 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:26:24
>>680 >そもそも駅弁大学の卒論か修論でやってみてます
詳しく
>>679 ちゃうちゃう。
全集は全集であってそれ以上でもそれ以下でもない。
>>681 作品内容は、資料を探し当ててから判断することだぞ。何を混同しとるのかね。
685 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:28:05
>>683 俺は安部公房全集の解題を参照して初出にも初収本にも所収本にもあたったが、
立派な全集だと思う。だから、全集からの引用で十分だと思われ。
686 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:29:27
>>684 >見つからないうちは、研究は不完全で、
安部のもんでこんなもんあんのかよ?
687 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:32:28
>>686 必要なものは全部見つけてあるんだ? なら結構、何も問題無いやんけ。
>>685 「立派な全集」であることを確認するには
やっぱり初出や所収本に当たらなきゃならないよね。
まあそういうことでつ。
690 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:35:39
>>688 俺がそうでも仕方ないだろ? オマエ誰と話してるともりなんだ?
>>690 名無しなのに誰だか知るわけあるか。知ってほしけりゃ名乗れ。
研究者なら、全集でも確認できない稀少な資料を見つけた場合、公表すればよい。
一読者なら、独りでたのしむか、研究者や全集編纂者に教示してやるか、好きにしろ。
692 :
吾輩は名無しである :04/11/26 00:44:48
>>691 だからな、俺は初出にあたらないといけないなんて考えてないし、
アンタにケチつけてないんだよ。名乗るとかいってんじゃねえよ。
オマエは初出にあたらないと駄目なのか? と聞いているヤツに
レスしてろってんだ。
俺にレスしてどうするって書いてるんだ。
なんで「なら結構、何も問題無いやんけ。」とレスがつくのか教えろ。
>>692 君は
>>686 で、安部公房には初出が見つからぬものなどないのでは、と反問したわけではないのか?
安部公房そのものには何の関係もない 不毛な争いを続ける莫迦どもみんな出てけ! と思っているのは私だけではあるまい。
ここはいつからさくら丸になったんだ
いいぞ、もっとやれ
そうだ、もっとやれ
荒らし終わりましたか?
699 :
吾輩は名無しである :04/11/26 11:49:58
別巻はまだ出ないんだろうか?
>>695 ユープケッチャの平和など、幻想にすぎないのだヨ・・・・なんちて
702 :
吾輩は名無しである :04/11/26 20:47:42
山口果林タソについてと里沙タソについて教えてちょんあべ
703 :
吾輩は名無しである :04/11/26 21:28:09
340 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 02/08/17 21:25
>>339 別巻が残ってんだよ。完結はしてね〜んだよ。素人はひっこんでな、タワシ頭。
341 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 02/08/17 22:16
>>340 してね〜んですね。玄人は大変な知識のようで。
342 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 02/08/18 00:13
>>341 別巻発刊に情熱をもって待ち望んでいる大学生や院生もいるんだよ。
343 名前: かをる@半可通 ◆no.OXOXo 投稿日: 02/08/18 00:43
ほんと出ないですね、全集の別巻。
こんなに待たせるんだから、附録として検索CD-ROMでもつけて欲しい…。
まぁ、全集が完結まで何年もかかるケースはないわけじゃないけど、
待っている人にとっては、何とももどかしいですね。
「総索引」がないせいで、必要な文章を捜すのにも一苦労です(泣)。
344 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 02/08/18 02:06
>>343 参考文献とかもスゴイんでしょうかね?別巻は。
谷真介の『安部公房評伝年譜』出た後だからなぁ。
もう数年前から「別巻マダー」っていってるんでつね。
704 :
吾輩は名無しである :04/11/26 21:29:16
355 名前: かをる@半可通 ◆no.OXOXo 投稿日: 02/08/19 00:29
>>344 谷さんの本、立ち読みしたけど何だかなーという感じです。
前スレで紹介された、院生(確かDに在籍)の作成した本の
足元にも及ばないと思いました。(データ的に)
ここまで「別巻」が出ないとわかっていれば、私もそっちを買ったのに。
しかし”天下の新潮社”が、一院生の調査に劣るものを出せないというわけで
ここまで時間をかけているというのも、わからないではないですね。
この「一院生」ってのやっぱり駅弁なのでつか?
705 :
吾輩は名無しである :04/11/26 21:42:59
たまにユープケッチャの主人公の真似して、 ビールにチョコをつまみに食べてます。 美味しいと思いませんか?
706 :
吾輩は名無しである :04/11/26 22:00:03
子供の頃の落書きもないと 完全じゃないな
便所の壁の落書きも必須
709 :
吾輩は名無しである :04/11/26 23:26:15
そういや、かをるさんて最近見かけなくなったね。
710 :
吾輩は名無しである :04/11/27 00:20:13
なんか伸びてんなと思ったらやっぱりムキーってなってただけだった( ´,_ゝ`)
んなことやってる間に論文進めりゃいいんだけどねw
712 :
吾輩は名無しである :04/11/27 01:08:07
安部公房の弟子の件について
713 :
吾輩は名無しである :04/11/27 06:14:47
弟子なんているのか?前NHKで山口薫が安部公房の話してたな。
714 :
吾輩は名無しである :04/11/27 07:45:46
安部公房でぐぐれば、弟子のページが見られるよ 安部の焼き直しを安部システムとかほざいて本出したり 推敲の跡もろくに見られない小説うpしたり、息子の自慢したり 安部のストイシズムのかけらも見られないよ
716 :
吾輩は名無しである :04/11/27 23:55:48
>>715 同意。あのサイトの立ち上げの時は素朴でよかったんだが、
いつの頃からか、傲慢な発言が目だつ。所詮東京経済大学。
直線だけでいたずら描きをしたような、しわだらけの小男。
718 :
吾輩は名無しである :04/11/28 08:47:02
言葉がこれだけ氾濫している時代に、 何で君たち、安部や三島を越えるものを書けないの?
作家に聞いてちょ
721 :
吾輩は名無しである :04/11/28 19:22:29
構成でこの人くらい読ませてくれる先生をおしえてください。
まるけす
723 :
吾輩は名無しである :04/11/29 23:49:35
12月になったら新潮社に行ってこようかなぁ。
724 :
吾輩は名無しである :04/11/30 22:11:15
 ̄  ̄ ̄/ 〃  ̄  ̄/ _ /_ 〃
// /\ ./ ―― / /
/ / \ __/ / / \
/\___/ヽ
/'''''' '''''':::::::\
. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
>>723 地下鉄東西線に乗るんだよ。間違えちゃ駄目だよ。
. | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
安倍が盗作したらしいよ
これでノーベル紅組賞も夢と消えたな
安部は倒錯したらすい
この掻き入れ時に盗作で謹慎は…終わったろ。 もうこのスレも不用じゃないの?
729 :
箱男 :04/12/03 22:25:19
別巻の参考文献目録を期待age
730 :
吾輩は名無しである :04/12/03 23:20:41
sageてんじゃんw
731 :
素人 :04/12/04 04:08:57
質問なんですけど 「壁」という作品で作者は何を伝えたかったのですか? 抽象的すぎてイマイチはっきりしません。 助けてください
733 :
素人 :04/12/04 05:23:23
>>732 名刺たちが反乱を起こして、主人公が もがき回る話です。
実はそこまでしか、まだ読んでいません
>>731 作者の意図なんか無視して、読むことをたのしみなさい。
たのしめなかったら、安部公房以外の本を読みなさい。
>>734 そう言い切るのもどうかと思うが・・・
安部はあまりに分析的な読み方をされるのは嫌っていたね
理屈だけで小説は書けないので、感覚的な要素を入れているとも書いていた気もする
>>731 教科書的な答えかもしれないが、作品において「壁」というものがどのようなものとして描かれているのか
壁、というものを通じて作者がそこにどういった意味を、意図をこめて伝えたいものがあるのか読み込んで考えましょう
裁判の様子とかは個人的にやっぱりルイスキャロルの影響を強く感じるね
736 :
吾輩は名無しである :04/12/04 17:48:59
完璧?な評論とか読むと本当に作者はそこまで考えてるのかと言いたくなる
737 :
吾輩は名無しである :04/12/04 18:13:04
作者の考えてないことまで読み解くのが真の評論である。
738 :
箱男 :04/12/04 20:57:12
>>731 卒論をスレ住人に手伝って貰おうとは情けないぞ。
739 :
箱男 :04/12/04 20:58:44
>>736 じゃあ、デンドロカカリヤは「極悪の植物」だとする某氏の論文読むといいよ。
腹抱えて笑うよ。
740 :
吾輩は名無しである :04/12/05 01:07:28
評論なんてなんの意味があるのかわからん
よい評論があれば作品なんか要らないね。
知識しか欲しくない奴にとってはそうなんだろうな。
よい評論は作品だね。
普通によい作品がありゃええがな…
千里の馬あれどもってこともある そういえば安部っちってあまり批評に登場しないね。 評価されてないからではなくて本質的に批評に乗せにくいからだろうけど、 結果として死後の再評価が今一つ盛り上がらない原因になってる希ガス
作品という母体を前提としない評論なんて知識だけでしょ だいたい評論=知識なんて一言も言ってないしな バカは評論だけ読んでろw
あいたたた
>>748 作品を前提としない評論にどんな意味があるのか言ってみな
作品は母体ではない。ダシに過ぎない。
信じられないほど愚かな発言が続くが、あえて忖度するなら 安部公房があまり批評に取り上げられない恨みがそうさせているのだろうか…
安部が批評に取り上げられないのは、評論を生業にする人にとって、苦労が報われない作 業になりかねないからではないかな。 彼の場合、特に初期の作品群は哲学を土台に構築していくモノが多かった為、いわゆる日 本文学の流れ、それまで純文学・私小説的評論ばかりやってきて慣れた人たちには扱いに くいうえ、そもそも門外漢に近いモノを読み違えでもしたら、著述家として命取りにもな りかねない懸念のようなものがあったのではないだろうか。危険は犯すまでもないだろう と。私たちのような素人なら、そういったプレッシャーが少ない為に気軽に発言できる分、 こうして捉え所の多い彼の作品に魅力を感じてあれこれと言っているような。そんな読者 の思いに比して批評が少ないと感じるのかな? このスレの先の方で『壁』を読んでもいまいちピンと来ない、という方がいたが、初めて 私も壁を読んだ時は、おもしろいし独特の雰囲気が楽しかった、ぐらいの印象しか今思う となかったような。そのあとに、彼の作品群を読むにつれて、ああ、そういうことだっ たのか≠ニ、納得したもんです。そうとなった今では、安部作品、特に『壁』に関しては 他人の批評なんて読みたくないな。自分の解釈で十分。 余談、また他のスレで安部と三島を並べ立てて批評している奴がいたので、つっこんでこ ようとしたのですがミャメました(笑。
安部自身言ってたけどいわゆる日本の文壇、からは離れていたしね 後は無国籍主義だったり、政治的な要素も多分にあると思う 個人的に埴谷、大江、安部の三人を昭和の左派三羽烏って漏れは呼んでるw 安部は共産党を離党しているし、個人主義の傾向が強いからちょっと違うけれど埴谷は共産党員だったしなぁ 大江も左派っていうだけの理由で右派の人から叩かれたりするよね
大江はサヨク、般若は左翼、安部はアナ−キー、
安部は理論的にアナーキーだっただけで、心の底ではずっと左だったと思うな
>>731 「壁」は「壁にぶつかったら発想を切り替えろ」ということが
テーマで、「砂の女」は「砂漠では水が生死をわける」ということを
いっている w
名刺だけが存在証明となった世界では大量生産のマネキンも人間も
区別がない。
マネキンと人間が変換可能なら、ラクダだって針の穴を通れる道理。
そういう世界で「私の存在」はどういう姿をとるのでしょーか。
「荒野における一個の壁」?
個人的にはゴーリキー「鼻」の露骨な援用に物凄い衝撃を受けた。
ゴーリキー「鼻」との比較でレポート書いた
生前はともかく、死後あまり取り上げられないのは 安部のテクストに内包されている(かのように見える)思想が 折悪しく時代の要請とは逆になってしまったことが 原因の一つのような気がする。 人は何かを見付けたと思うとそこで探すことをやめてしまう。 見た目の難解さを抜ければすぐに757のように「意味」が発見できてしまい それを綴り合わせれば756みたいなもんになっちまうけど 無論テクストとしての真価はそのカーブのもっと向うにあって、 それを明確に言葉にすることに性交した香具師はまだいない希ガス。 「漏れはわかってるんだ」と口でだけ言う香具師は多いんだけどね。 (人のことは言えんなw) 誰かがそれをやらないとこのまま 「ちょっと難解だけどブンガクっぽい昔の小説家」で終わってしまうので 自称安部研究者のしとはがんがってまだいない本物の安部研究者になってくれ。 頼むぞ。
760 :
箱男 :04/12/07 17:39:59
飯島耕一の安部公房論や、座談会チックなものを読んだ記憶があるが 訳わかんないww箱
この作家は批評家とか小説家とか著名人が読め読め言ってればいい 読まれることだけ望んだ作家だし
安部〜はぁ〜読めぇ読ぉめぇ〜 読むぅ〜なぁらぁば〜♪
しかし、そうなると安部をテーマに選ぶ国文の院生てのは 悲惨な存在でつな
764 :
箱男 :04/12/07 20:34:24
>759 自分の発言で自分の首を締めていませんか? 安部という一視点に自分がとらわれて、周りが見えてないような。 私にはここにわざわざ自殺しに来たとしか思えないが、 まあ、あとは自分で考えてみた方がいいです。 ちょっかいだされたから、ちょっとちょっかい(笑。
766 :
箱男 :04/12/07 21:50:45
> 箱男 ウザイ、死ね
ある作品なり作家なりが批評では汲み尽くせないことを示すことこそが 批評の最大の仕事なんだけどね。 安部という井戸を汲もうとする批評があまりないのはやっぱり淋しいよ。
769 :
箱男 :04/12/07 23:45:40
>>759 「無論テクストとしての真価がカーブのもっと向うにあるような」作家
ではない、と云っているわけです。
意味が発見できてしまい、というより、そういう「意味」が歴然と
「テクスト」に書いてあるw
あえて「カーブの向こうにあるもの」を言葉にするなら
「イメージの濫用」とか。
間違っても「箱男」の重層的な語りが「テクスト」なる概念と関係ある、
なんてことはなかったりするw あれは単なる主題の隠喩だ。
いや阿部公房好きなんです。好きなのだが...
今読んで、良いところ...ドライな後味、とかw
「箱男」とか結構ウェットだけど。
でも「箱男」というモチーフなんかは風俗的な意味で今輝きを増して
たりするですか?
771 :
箱男 :04/12/08 00:15:10
>>770 マジレスすると、安部公房のことが好きなら、阿部公房などと打たない箱
>>770 そうだ、喪前は断じて安倍公房好きなどではない
要するに箱男死ね。
774 :
箱男 :04/12/08 16:52:01
いやだ箱
「使者」を1年ぶりくらいに読んでみた。 そうしたら、急に朝鮮人のことが以前の安部の小説で記憶に出た。 在日朝鮮人と日本人。そっくりだけど、全て違う。相違はあるけど、傍目には 分からない。そして火星人なる朝鮮人を理解してもらう活動を開始する・・ 思い込みだろうか?
776 :
箱男 :04/12/10 22:34:20
箱男死ねというが。 君達こそ完全に匿名の自分の箱に入って PCという窓から外を除き見ているじゃないか。 それでも自らを箱男でないとでも言うつもりかね?
777 :
吾輩は名無しである :04/12/10 22:43:13
/\___/ヽ /'''''' '''''':::::::\ . |(●), 、(●)、.:| | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| . | `-=ニ=- ' .:::::::| アパム!アパム!弾!弾持ってこい!アパーーーム! \ `ニニ´ .:::::/ /`ー‐--‐‐―´\
ならなぜ箱男を名乗る必要があるんだよ
779 :
吾輩は名無しである :04/12/11 02:18:43
コテハンはともかく、語尾の箱でキャラ付けをする安易さと自意識を前に だすのは、箱男を名乗るにしてはいただけない。
781 :
箱男 :04/12/11 20:40:43
むしろコテハンでなしに誰が名乗ってもいいことにした方が 元のコンセプトに近くていいんじゃね?
うーん・・・ 俺、何気に「〜箱」っていう言い回し好きなんだけどな。 かわいらしくていいじゃん。 で、別に箱男「氏ね」っていうのも、それはそれで構わないと思うが、 「死ね」はあまり好ましくないかと。
小さな巣の中でなかよしこよしの小鳥さん♪
784 :
箱女 :04/12/11 21:24:24
と女性参加者は名乗るべきか否か
785 :
箱男 :04/12/11 22:31:57
>>784 ノシ 名前は葉子です箱? 安部公房ファンの女性ハァハァ
やっぱり別巻待ってる箱?
786 :
箱猫 :04/12/11 22:50:01
デスガナニカ? ∧ ∧__ /(*゚ー゚)/)/\ /| ̄∪∪ ̄|\/ | 猫箱 |/  ̄ ̄ ̄ ̄
これで良いかのぅ
むしろ性差別、国境を越えてBOX PERSONと
790 :
箱男 :04/12/12 02:35:43
荒らすな 箱男名乗らなきゃ済む話だろ てめえのダンボールの内側にでもかいてろ
792 :
吾輩は名無しである :04/12/12 16:35:34
いやここがきっと彼のダンボールの裏
つまり、わたしたちも箱の中? ↑ ていうより わたしたちは箱の中の落書きとして、いきいきと存在してはる 走りつづけたが 追いつけなかたぁ人々の 贋のごぉーーる さっぱりしたあなたから、すっぽりしてるあなたへ。「現代はカメラ社会やさかいに」 …この中 臭い
794 :
箱男 :04/12/12 18:22:18
自宅に電化製品などのでかい空き箱があると 大人になった今でも絶対一度は入って 居心地を確かめる。 捨てるのはそれからだ。 だって好きなんだもん、狭い所。
796 :
箱男 :04/12/12 23:46:12
箱男(小説)の話になると 決まってスレが工房レベルになるのはドリュアスだろうか
お前が言うな。
>>771-772 ......反省文を書くから許してくれ。
俺は阿部公房というコピーに引かれ、安陪公房になるためにはどうすれば
よいのか考えた
安倍公房なのだからどんなこともできる
手始めに全裸で姉の部屋にジャケツ!、ジャケツ!とつぶやきながら
飛び込む
タンスをこじ開けドンゴロスを腰に巻き段ボールを頭にかぶる
姉が呆然としながら見ているが阿陪公房なので気にしない
姉のベッドに潜りこみ「タノム、タノム、タノム」と絶叫、姉は無言で
部屋から立ち去る
だがまだ公房には不十分、次は妹の部屋にムッシュ公房ムッシュ公房と
叫びながら飛び込む
妹はショパンを弾いている最中だったが阿倍公房なので無視
半裸で逆立ちをしながら
「ジャケツ………ジャケツ!」と絶叫
妹は大泣きで退散、確実に安陪公房に近づく
タルタランよりもいさましく世界の果に飛び込み便座を外し首に掛ける
ブルトン先生の真似をしながら母の部屋に突撃、タンスを開けると一冊の
書籍を発見
安部公房と書いてあった
俺は泣いた
799 :
箱男 :04/12/13 23:53:36
>>798 安部の小説、あんまり読んでない箱ね。全集でも買ったらいいのに箱。
箱箱言うな。キショクワルイ
802 :
箱男 :04/12/14 15:17:51
箱男とはずれがあって、似合わない。 女の尻をパーンと叩いたたりする、モグラと改名しなさい。
>>799 消防の頃に読みまくって太。なんか評論集とかも。
でも長い間読んでないのよスマ祖
キ出かも知れぬが岩波文庫のミハイル・ブルガーコフ
「悪魔物語・運命の卵」って、ちと公房ぽかった気がしなくもない。
806 :
もぐら :04/12/14 21:31:42
807 :
箱男 :04/12/15 19:04:03
じゃ、俺が箱に入って……
808 :
吾輩は名無しである :04/12/15 20:02:12
>>807 もぐらと箱男とキャラが増えてしまったorz
809 :
吾輩は名無しである :04/12/16 00:19:27
密会の冒頭が狂ってて衝撃だった。箱男のマニュアル冒頭も楽しい。こんなに面白いのになしてみんなよまんのかいな?
死後10年経った作家としては十二分に読まれてると思うが
811 :
吾輩は名無しである :04/12/17 23:15:02
全集は晩年に至るほどスリリングで面白くなっていく印象だ。
812 :
吾輩は名無しである :04/12/17 23:22:19
このスレの住人は石川淳も読むのかな?
石川も般若も泰淳も椎名も梅崎も島尾も三島も川端も第三の新人も大江も読む。
箱男大分前に読んだんだけど、よーわからんかった。 あれ、結局色んな人が書き手になってるってことでOKなの? 第四間氷期はすごいおもしろかった。
↑箱男荒らしの布石か
816 :
吾輩は名無しである :04/12/18 20:11:24
インターネット社会の到来を安部に見せてあげたかったなぁ。
公房もちゃねらーになってたかな?
818 :
吾輩は名無しである :04/12/18 21:12:07
 ̄  ̄ ̄/ 〃 /  ̄/ /
// /\ ./ ―― / /
/ / \ _/ _/ /_/
/\___/ヽ
/'''''' '''''':::::::\
. |(●), 、(●)、.:| +
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
>>817 え、ぼくがにちゃんねらーだって? ハハハ、逝ってヨシだよ、きみ。
. | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
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| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
コテハンつけて論陣張ったら チョン呼ばわりされて最悪板にスレ立ちそう 2ちゃんじゃバリバリの左翼に位置したろうね
820 :
吾輩は名無しである :04/12/21 22:04:19
>>819 安部先生なら自分で板作りそうだね。「箱男」板
///ALICE in CHAINS/FACELIFT〜ふと中古で安かったので懐かしくて購入。 MAN IN THE BOX 冒頭より 俺は箱の中にいる、しかも自身の糞に埋れてさえいる おお主よ、どうしてここにいらして、俺を救いだしてくれないんだ 俺を充たしてくれ、どうして主は奴らが閉ざされていることから目をおそむけになる 主よ、知らないふりはよしてくれ、奴らがこころみ、そして無駄に過ごしていることから 俺は充たされない、とうとうあなたは奴らさえ閉ざされていることを見てしまうのに ///ボックスマン、アリス(ルイス・キャロル)とか表題だけとると安部っぽいかなと。 しかも次の2ndがDIRT。ボーカル、ヤク中。 ///ところで、安部を熱心に読むような人たちは、今の北朝鮮に対する経済制裁をどの ように考えるのだろうか?私は絶対にすべきでないことと考えるんだが、報道によるとほ とんどの日本人が行使すべきと、この国に何の得がある?もちろん先行きのことは誰にも 分からないが。マスコミの煽りで迎合をしいられ、迂闊に物言えぬ雰囲気さえ漂い始めた。 大丈夫か日本国民。
亡命すればいい
824 :
吾輩は名無しである :04/12/23 15:46:45
経済制裁→一番割り食うのは子供→その子供に「今苦しいのは日本のせい」→ 大人になった奴等また反日感情で好き勝手やる→最初に戻る 安部公房ならどう考えたべ? あと話し変わるけど底にバネ仕込んだ靴実現したみたいね。 ホビーとして売り出されるみたい。 クローンとか遺伝子治療とか安部センセの喜びそうな時代の到来ですよ。
825 :
吾輩は名無しである :04/12/23 21:01:37
第四間氷期面白かったけど いまだによくわからない安部はあれを通して何を伝えたかったんだろう・・
826 :
箱男 :04/12/24 01:03:12
> あれを通して何を伝えたかったんだろう・・ 国語・現代文で小説扱うのはいい加減やめるべきだぃね (本当に比率は下がりつつあるらしい)
825は水棲人間にはなれないよってことだろ
第四間氷期は安部の著作の中では比較的読みやすく、分かりやすいほうだと思うが・・・? ある種のロマンチシズム?のようなものも入っているし 壁・Sカルマ氏の犯罪のほうが難解に思えた
830 :
吾輩は名無しである :04/12/24 19:31:51
公房の作品をあらかた読みつくしてしまった私は 次に何をよめばいいんでしょうかねぇ。
833 :
吾輩は名無しである :04/12/25 08:02:06
死霊ねえ…
834 :
吾輩は名無しである :04/12/25 19:15:07
>>830 勅使河原宏の世界 DVDBOX買いなされ
マジレスすると安部公房が好きなら 彼の推薦する小説読んどけば大抵ハズレ無しです このスレの人は読書家としての安部をどう思いますか? 彼は小説を読むというより、読める角度を探していく人だったと思うんですが
> このスレの人は読書家としての安部をどう思いますか? 90年代以降の作品はほとんど読んでいないらしいのが残念
837 :
吾輩は名無しである :04/12/27 16:38:52
リーマン「おい、おまいら!!積分できない関数発見しますた。集合しる!」 ジョルダン「詳細キボンヌ」 リーマン「上積分と下積分の値が違いますが、何か?」 ジョルダン「積分不可能な関数キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 カラテオドリ「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 ルベ−グ「リーマン積分ごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」 カラテオドリ「オマエモナー」 ジョルダン--------終了------- リーマン --------再開------- ジョルダン「再開すなDQNが!それより積分の改善うpキボンヌ」 ルベ−グ「外測度うp」 リーマン「↑誤爆?」 カラテオドリ「ルベ−グ可測集合キボンヌ」 ルベ−グ「ほらよルベ−グ可測集合age>関数」 リーマン「神降臨!!」 カラテオドリ「可測集合の別定義age」 ルベ−グ「糞定義ageんな!sageろ」 カラテオドリ「より抽象化した測度論age」 ジョルダン「抽象概念uzeeeeeeeeeeee!!」 ルベ−グ「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN」 グロタン「イタイ名前の数学者がいるのはここですか?」 カラテオドリ「氏ね」 ルベ−グ「むしろゐ`」 カラテオドリ「可測集合age」 グロタン「空 手 踊 り 、 必 死 だ な ( 藁 )
839 :
吾輩は名無しである :04/12/28 22:39:13
作者のメッセージが込められた作品を読むとき、 読み手がそれを受け取って、 自分なりに解釈しようとするのは当然じゃないか?
メッセージに還元できる内容しか含んでいないなら 別に小説にする必要はなかったわけだ。(そういう小説家いるよね) 小説を小説にするものは常に他にある。 ちなみにこれは後世に残る作家とそうでない作家の試金石の一つでもある。
841 :
吾輩は名無しである :04/12/28 23:34:18
別巻の情報つかんだ!
はなした!
843 :
吾輩は名無しである :04/12/29 17:15:10
>>840 そうかもな。
メッセージに還元できない内容もある・・・か。
そういうのは読み手に任されているのだろうか。
小説が、どんなに大きな、深い意味を含んでいたとしても、
俺が読み取れたのは言葉通りの表面的な意味だけなんじゃないか、
と何時も不安に思うよ。
特に、安部公房を読む時とか。
844 :
吾輩は名無しである :04/12/30 09:24:00
>>843 なに高校生みたいなことをやりとりしてんだよ。
>>829 俺も『壁』のメッセージ的なものがあるようでない、ないようであるみたいな
感じで、明確に理解できることはなさそう。
だからこそ、何回も楽しめるのかもしれんけど。
メッセージ
Media is mAssage
849 :
吾輩は名無しである :04/12/31 02:14:24
850 :
吾輩は名無しである :05/01/01 11:00:42
今年もまたーり進行安部すれっど( ,_ノ` )y━・~~~
851 :
吾輩は名無しである :05/01/01 15:30:46
今年も別巻は出ないのだろうか……
852 :
箱男 :05/01/01 15:34:16
棒はメッセージを伝えたい感の集大成だとおもうけど 第四の安部公房のどっちつかず的な描写が全然わかわん
割り切れないもんだよね人間 というメッセージじゃないのか
最近ケーブルTVで「砂の女」と「他人の顔」を見たんですが、 「砂の女」は作品に忠実なのに、「他人の顔」は原作とはちょっと違った作りで・・・ なんでちょっと作りかえちゃったんだろうなぁ。 いや、面白かったんですけどね。 その辺の話はDVD-BOXに収録されてるんですかねぇ。
856 :
箱男 :05/01/08 22:35:32
さあ第四間氷期について語ろうではないか。
858 :
吾輩は名無しである :05/01/09 18:37:38
>>858 確かに漏れは安倍公房については知らんし語れんな
第四の予言機械も結局タイムパラドックスにひっかかってるよな。 二次予言値の存在も意味わからん
861 :
箱男 :05/01/10 01:52:45
>>860 ある男を予言機械にかける話が無理ありすぎ箱ね
みんなひっかかってたのか… 俺だけ読めてないと恥ずかしいから黙ってたのに
863 :
きみふさ :05/01/10 14:58:40
 ̄  ̄ ̄/ 〃 /  ̄/ /
// /\ ./ ―― / /
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/\___/ヽ
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| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
>>862 読めないの? ハハハ、そんな人いるのかねぇ
. | `-=ニ=- ' .:::::::| +
\ `ニニ´ .:::::/ +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
>>860 予言された未来に対して起こる反応を予言して
それに対して起こる反応をさらに予言して・・・と無限に繰り返したときの
収束点と最初の値の平均は正確な値を示すということでしょ。
全ての予言に対して何らかの反応があると仮定した上での話だから、
収束点は予言に対して無反応になったときなのかな?
予言に対して無反応になったときのことも予言できます
予言機があるからこんなこんがらかるんだろうね。
867 :
吾輩は名無しである :05/01/11 16:09:27
すべてはまんこに収束される
しかし、安部ちゃんは人気者だね。Part3
>>865 予言に無反応になるというのは、予言通りになるということですよね。
だったらその時点で予言終了つまり収束と思ったんですけど・・・
本ではどうなってたんだっけ?
予言に反応しても予言通りになります
東北の雪かきしてる人間を見ると、砂の女思い出す。
俺逃げ込んだ兵隊探す短編思い出す
予言というのは演算の答えなんだろう スーパーコンピューターを使って100年後の地球の気候が分かるのと同じ 反応をフィードバック計算していき反応0で収束となる
874 :
きみふさ :05/01/14 00:44:45
>>873 演算の答え通りに勝見博士は動いたってことは、人間って大したことネーナ
876 :
きみふさ :05/01/15 00:12:49
馬鹿言ってないでGT4でもやれよ
878 :
吾輩は名無しである :05/01/15 04:40:43
きみふさタン。。。
879 :
名無し物書き@推敲中?: :05/01/19 12:35:20
e
880 :
安部〜ん :05/01/19 18:50:53
安部〜ん
常夜鍋が出てくる話があったと思うんですが、 誰か思い出せる方、教えていただけませんか?
882 :
きみふさ :05/01/21 21:46:25
常夜鍋なんて初めて聞いた
884 :
吾輩は名無しである :05/01/22 13:54:39
安部公房の現代性なんてあまりにも難しすぎて私には分からない。 ただ、おもしろいおとぎ話と思っておけばいいんじゃないか?
>>884 そない殺生な
公房の作品は確かにややこしく書いてあるけど、ちょっと見方を変えれば
自分の主張をすごくストレートに表現してると思いますよ。
たとえば「第四間氷期」
これは環境倫理学の絡みで考えると面白い。
現在が未来に対して負っている責任を考えるべきでないのか(環境問題など)
というテーマは、フランスで出版された「責任の原理」などで取り上げられて
世論が盛り上がるけど、「第四間氷期」はその10年前に書かれてるんですよね。
さらに安倍は作品のなかで主題を逆転させて、未来人から裁かれる現在人を滑稽なもの
として描いている。公房流ニヒリズムの炸裂ですわ。
やはり安倍は書く手段としてのSFに注目しとったわけです。
さらに大きな視点を持てば、ここで扱われた非現実にさえ論理があるっちゅう枠組みは
全ての安倍作品に通じてる、やっぱり凄いなあ公房ってことになるんです。
いや、是非なってください。
↑現在人ではなくて、現代人と訂正させてください。
安倍を安部に訂正する必要もあると思う。
安部を「安倍」とか「阿部」などに誤変換する香具師多いな。 カキコの内容そっちのけで、本当に公房ファンなのかと疑ってしまうw
「安倍なつみ」を入力した名残だったりして
今日は命日ですね。「飛ぶ男」でも読み返してみるかな
安倍は見なかったことにしておくとしても、 表面のパズルだけ解いて止まっちゃう人のいい例だね
892 :
きみふさ :05/01/22 19:30:37
>>890 また「あさひかわ」で安部公房特集するかな?
>>887-889 スマソ。阿倍幹事長の名残です。
>>891 こういう見方もありまっせ、というつもりだったんだけど。
だいたい安部を読み解くなんておれには無理な話さorz
やべ、昨日命日だったのか・・・ ちなみに誕生日はいつです?
3月7日。
>>891 恐がらずに自分の意見を書いてみればいいじゃん
>>895 d
去年が生誕80周年だったのか・・・
80歳になった安部がインターネット社会や今のアメリカに対してどのような鋭い分析をするのか本当に見たかった
898 :
きみふさ :05/01/24 21:08:42
>>897 安部は68歳で死んだのだっけ? もう12年か……あれから。
うん、中上も遠藤も埴谷もその前後年。 小説が寂しくなりだしたのも今思えばそこらへんだなあ
900 :
きみふさ :05/01/24 22:37:21
>>899 石川さんも近かったにょー。真知さんは半年後くらいだったっけ。
きみふさたん対談で第三の新人にいじめられて可哀想だ
902 :
きみふさ :05/01/24 23:11:14
903 :
きみふさ :05/01/24 23:49:55
なんだよこの糞コテ・・・ いい加減にしてくれ
905 :
おつを :05/01/25 00:59:33
安部公房の小説で古典力学の因果律(ラプラスの悪魔)が出てくる小説があるらしいけど、この本の題名を教えてください
906 :
きみふさ :05/01/25 01:04:53
きみふさたん普通じゃん 箱箱うるせえのは嫌いだけど
908 :
箱男 :05/01/25 20:29:52
呼んだ箱か?
909 :
吾輩は名無しである :05/01/26 23:41:37
緑色のストッキング・未必の故意の文庫は もう入手不可能なんですかね?
>>910 俺はブックオフで買ったから、根気よく探せば見つかるんじゃないか?
912 :
吾輩は名無しである :05/01/27 22:26:48
別巻の情報ないのかよぅ、書店に申し込んでいた全集の定期購読、もう時効だよね?
>910 文庫本は稀少かも。前スレか、現行のこのスレか忘れたけど、初版で絶版という噂。 単行本なら、別々に買えば結構でてくるんだが、これだと金がかかるし、 蔵書として保管して置くのにもかさばるんだよね。 ちなみに私は都心の古本屋で偶然、新品同様(やっぱり初版)のものを見つけ買ったけど (ちょっと自慢してしまう)。 探してみると見つからなかったりする(また疲れるんだ、これが)が、欲しい古本とかだと、 期待しないでふらっと立ち寄った時とかに見つかることが多い気が、個人的には。
それは陽水の第二法則です
915 :
吾輩は名無しである :05/01/28 00:05:10
救いなのは「あ」行で一番最初にあるから探し易いということだな。マメにブクオフ通おう
復刊ドットコムで投票してるよ
>916 ブックオフで安部の新潮版が、あ行&背表紙が水色っぽい、という意識で 棚に並んだものの中から探していくと、だいたい新井なんとかという作家の ものがずらりとあって、一瞬はっとした後、ショボンとなる場合が多い。
安部読者には珍しいのかもしれんが、漏れはなんとか素子も結構好きだ。 「ひとめあなたに……」は良くも悪しくも公房には書けない。
新井素子な。それ俺も読んだことある。グリーン何とかは読みはしたけど途中で嫌になったが。
スレ違いだが、何とかレクイエムは若書きでリリカルが勝ってるからツマラン
>>921 そうか、だから嫌になったのかもな。
砂の女、カンガルーノート、箱男、壁、水中都市・デンドロカカリヤ、
笑う月、燃えつきた地図、他人の顔
と文庫で集めたが、田舎じゃなかなか置いてないな。
まあ、見つけたときの達成感を味わいたいが故に、取り寄せてはもらわないわけだが。
>>923 それで全部そろえるってのは正気の沙汰じゃねぇな。
925 :
吾輩は名無しである :05/02/01 20:57:32
>>924 俺の知人は初版集めているよ。「終りし道の〜」はサイン入りだった。あと、薄っぺらい
「魔法のチョーク」と「事業」持っていたぞ。世紀群シリーズ。「カンガルー・ノート」は
途中でオビが変わったらしくて、2冊持ってた。書肆ユリイカの「飢えた皮膚」だっけ?
あれ、最高に綺麗状態だった。
神だなw
927 :
箱男 :05/02/02 00:49:49
>>925 確か「私小説」って言葉がオビから消える箱ね。
「〜箱」の箱男、何気に詳しいな。
箱の中の人ころころ変わるからな
930 :
箱男 :05/02/03 14:59:28
そりゃ、入ろうと思えば誰だって入れるもの。
誰か、最近の新潮文庫、よく改版するなぁ。
932 :
箱男 :05/02/03 16:29:14
>>931 意味不明な文箱ね。
改版は字ポを見やすくするために大きくするため箱。
『燃えつきた地図』なんて分厚くなりまくった箱。
933 :
吾輩は名無しである :05/02/03 19:06:20
>>932 改版って折れはあんま好きじゃないんだが…。大きすぎて読みにくくね?
読者層をどれくらいの年代に設定してるんだか。
ドストの作品も有名な奴は改版(表紙も)されてるよな。
934 :
箱男 :05/02/03 19:36:06
>>933 改版になったのは、「砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」「人間そっくり」あたり箱?
高校生〜大学生がターゲット1900だと思う箱。
935 :
箱男 :05/02/03 19:37:35
ちなみに、安部公房スタジオの会員通信全部持っている箱。
確かに、改版されて字が大きすぎの文庫は読む気しないね。 なんだろう、こう言っちゃなんだが幼稚っぽくて嫌だ。 作品の持つ重みや緊張感も、あの大きすぎの字のせいで薄れてしまうというか。 改版とかより、絶版やら売切れになってる公房の文庫を復刊させて欲しい。 文庫って古本屋やブクオフでも中々みつけられないから。。
>935 いい年じゃないか箱から出ようぜ
938 :
箱男 :05/02/03 20:38:50
>>936 版木が使い物にならなくなっているのかも箱。
>>937 ハヤカワSFシリーズの「第四間氷期」も持ってる箱。
箱男さん、こんばんは♪
940 :
箱男 :05/02/04 00:21:14
>>939 こんばんは箱。葉子さん箱?
青木書店の「制服・快速船・どれい狩り」(順序これでよかった箱?)カバーが異なる2種類持っている箱。
941 :
箱男 :05/02/04 01:05:37
字はでかくとも小さくとも関係ないね。中身がいっしょならいいのさ。
おらは大きくなった方が好きだ。 目の疲労がやっこくなるだ。
電子出版もしてほすいな。ぐりぐり検索。 # boiteって箱だけどおま○こでもあるな
944 :
箱男 :05/02/05 19:59:55
ところで別巻はまだ箱?
砂の女の仏訳は La femme des sables だが 箱男の仏訳は l'Homme de la boite ではなく l'Homme-boite らすい。
946 :
吾輩は名無しである :05/02/06 09:12:28
無性に全集揃えたくなってきた( ´Д`)
947 :
箱男 :05/02/06 11:08:17
>>946 1〜29巻まで持ってる箱。ビニール被ったまま箱。
数万円はくだらない『壁』の初版本を持ってる猛者はいるのか?
950 :
箱男 :05/02/06 16:21:23
>>948 持っている箱。芥川賞受賞する前の初版のものと、受賞後の重版もの箱。
オビが違う箱。
>>949 引き取ってくれるなら2割引でどう箱?w
すげえな 箱の中いっぱいだろう 俺が少し貰ってやろうか
952 :
箱男 :05/02/06 20:06:19
>>945 だって前者だと「箱の男」になっちゃうじゃん
別巻が校正段階とかいうのはマジ?
別巻クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! なのか(・∀・)??
957 :
吾輩は名無しである :05/02/08 22:16:45
あげてやらねば
958 :
箱男 :05/02/08 22:20:23
下げる箱。
安部公房はこのサッカーの盛り上がりをどう考えるだろう
960 :
箱男 :05/02/09 19:36:33
安部公房は運動オンチだったのか?
スポーツなんざ糞喰らえだが、だからといって自分が ウンチなのではない、と言い訳じみたこと言ってたのは この作家だっけか?
963 :
箱男 :05/02/09 23:01:13
>>961 陸上の選手だったとか箱。水泳ができない箱。
964 :
吾輩は名無しである :05/02/10 13:14:58
原稿プロセッサ
モンローのような女優さんがほしいですね
安岡章太郎のとこに真知が電話かけてきて 安部公房が水に浮いたことを感動しながら語った。 みたいなことどっかで書いてた。
967 :
吾輩は名無しである :05/02/10 17:15:40
まあ、サッカーと作家なんて結び付かない罠 村上とか島田とかいった馬鹿作家は抜きにして。
>>967 意味不明
べつにスポーツだろうがなんだろうが作家が他ジャンルと結び付いたらいけないなんて事はないし
結びついたらバカという事も無い。
安部はピンクフロイドが好きだったな。
はぁ?このノブタ野郎 サミュエルベケットはスポーツ万能の学生時代を送り、 サッカーの国際試合があるとかならずチェックしてたんだぞ
>>969 馬鹿っていうのが口癖ですか?コンプレックス?
>>968 のどこらへんがとんでもないバカなのか説明してもらいたいですね。
ちなみに安部はボクシングが好きで、その類の短編も書いてるんだが、
そんな事も知らないんで言ってるんでしょうか?
どうでもいいことだが、安部にボクシングとくれば、あの自称愛弟子を思い出すなw ところで古本屋にて『安部公房全作品』の全巻・月報揃えが1,5000円なのだが、お買い得なのだろうか。。
974 :
箱男 :05/02/10 22:04:30
>>973 なんだ箱 w井川比佐志のことでも、と思わせておいて、あの東京経済箱w
「師」「師」「師」……情けない箱。
全作品が、一冊1000円と言うこと箱? オビ付きなら買う箱。
975 :
吾輩は名無しである :05/02/10 22:09:32
>971 ほんと。 たしかその本には石川淳との対談とかいろいろ載ってた。 なんかの雑誌の別冊だったと思う。 特集安部公房みたいな。 そこに安岡が寄せてた文だったと思う。
安部は陸上選手でもあったしな。
まちがえた。全巻15冊揃え、箱・月報ありで10,000円ですた。 (今調べてみたところ、新刊の場合は一冊が1200円くらいで全巻絶版らしい…。) 帯が揃っているかどうか調べて、買うかどうか決めます。 箱さん、レスありがと。
978 :
箱男 :05/02/10 22:22:45
>>975 思い違い箱。安岡が安部公房に関して雑誌に書いたとすれば「波」くらい箱。
979 :
箱男 :05/02/10 22:30:27
>>977 初版で、オビ付きでないとだめ箱。解題なしの全作品は全集がでや今は
用無し箱〜ノシ
けど、全集は古本で買っても全巻で10万円前後するからな。 作品を読むだけなら、安値の全作品でも構わないかもしれん。 ま、全集買うのがオススメだが。
ここはなにげに研究者がいるわけ? 一万円くらいなら俺だったら絶対買う。好きな作家の全集が本棚に並んでるのは 全部読まなくても、眺めとしていいものだと思うよ。
982 :
吾輩は名無しである :05/02/10 23:04:02
箱も知らないなら期待できるかな。 明日図書館行くから見てくるよ。 思い違いだったらごめん箱。
983 :
箱男 :05/02/10 23:32:19
>981 過去の経緯を見るに、院生止まりの模様。
エッセイにタバコについて書いているのがあったが、そこまで本質をつくことが できるならタバコをやめるべきだったな。 タバコをいっさいすわず、仮にあと10年生きていれば、ストックホルムのコン サートホールのステージに立っていたことだろう。
本質って言うか、理屈の嵐。 まあ説得力がむちゃくちゃあるから世界に知られる作家なわけですが。 実際安部の理屈を実践していくとむちゃくちゃ生きづらいよ。 ファジーな部分が欲しくなる。
987 :
吾輩は名無しである :05/02/11 04:46:25
このくらいデジタルで合理的な思考で、 創る物はアナログ抽象的な不条理作品、 というのがカッコいいな、と思う。 初期の観念的なのも嫌いではないが……
988 :
吾輩は名無しである :05/02/11 09:17:50
全集って硬くて読みにくい… あんなデジタル思考でなんであんな小説ができるんだろう。 それともあの混沌(?)も計算されたものなのか
安部がミングスクールに行ってたことを書いた物を読んだことがあるんだが なかなか上達しなくてインストラクターに「あなたは泳ぐことを 理屈で考えすぎるからなかなか泳げるようにならない」 みたいなこと言われてて笑ってしまったよ。
すいません、訂正します
>>989 安部がミングスクール→安部がスイミングスクール
991 :
吾輩は名無しである :05/02/11 11:42:58
おい、箱男! そろそろ次スレたてろや!
けものたちは1000をめざす
>>989 安部だったら、アーチェリーのようなスポーツが合っていたかもな。
994箱
995 :
箱男 :05/02/11 15:38:38
996 :
吾輩は名無しである :05/02/11 15:43:19
997
998
999
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