【薔薇喰い】森茉莉【姫】

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1百合喰い姫:04/06/28 04:04
あの鴎外が虜になった恐るべき子供
永遠の魔少女(ファムファタアル)
森茉莉さんについて語りましょう!
あたしはドッキリチャンネルが最近の愛読書ですw
2吾輩は名無しである:04/06/28 10:40
↓一般書籍にスレありますよ〜
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1073205109/
3吾輩は名無しである:04/06/28 11:40
まあ、面白さから言えばドッキリチャンネルが代表作でしょう。
小説は耽美趣味が強調されて、男の漏れにはきついものがありますわ。
とは言え、貧乏サヴァランに触発されてブリア・サヴァラン「美味礼讃」を
購っていたりするので、この人の少女趣味は嫌いでないです。
4吾輩は名無しである:04/06/28 20:44
きっちり浮き世離れage
麺麭書よりはこっちに相応しいでしょう
5吾輩は名無しである:04/06/28 21:31
ねたがないね。
映画化でもされないかな。
6吾輩は名無しである:04/06/29 23:41
このひと、おフランスと鴎外と自分にたいして贔屓が激しすぎてどうも好きになれん。
自分語りも凄まじいし、ただ延々と私怨を書き連ねたようなヒステリックなエッセイも多いし、
女や自分をやたらと小悪魔的とか神秘的に見せようとしたり、女のイヤなとこを見せつけられてる気分になる。
森茉莉信者も森茉莉の痛いとこを受け継いだような奴大杉。
>>1みたいな文章を見ると吐き気がする。
7:04/06/29 23:49
あと、6みたいなこと言うと、必ず信者から
「マリアの良さが分からないなんて無粋なお方ですね。かわいそw」とか
言われるのもムカつく。
8吾輩は名無しである:04/06/30 14:39
>>6
自分語り排斥活動家の方ですか?
どこぞのコテハンの自分語りと、
茉莉の自分語りを同じレベルで考えるとは
ずいぶん乱暴な方ですねw
9吾輩は名無しである:04/07/01 01:00
美香来ないかなw
10吾輩は名無しである:04/07/04 10:39
でも、40歳以下の森茉莉のような女性が押しかけ女房志願をしてきたら、大歓迎だな。
11吾輩は名無しである:04/07/04 14:59
高校生の時、中島梓の『美少年学入門』を読んでその存在を知った。
高校の図書館で、さっそく新潮の日本文学全集「森茉莉」集を手に取り、
『恋人たちの森』を読み、そのイッちゃった世界の虜になった。
生徒が文学全集を読んでいるのに感激した国語教師が(三流高校だったので)、
「おっ、何を読んでるんだ?」
と声をかけてきた。
「森茉莉です!」
と元気よく答えたら、複雑な表情をしていた。思うに、知らなかったのかも。
当時から女に縁遠かった俺は、いっそギランみたいな相手と恋したい、
と心底思ったものだ。
12吾輩は名無しである:04/07/04 15:17
>>11
漏れが先生でも複雑な表情になるよ。
13吾輩は名無しである:04/07/04 16:26
>>10
年とったらどうするの?
14吾輩は名無しである:04/07/04 20:04
森茉莉の同性愛ものの小説って所謂801のはしりだよね
15吾輩は名無しである:04/07/05 22:11
>>10
でも森茉莉が筆を取り始めたのはばあさんになってからだよ。
それまでは単なる文豪の元令嬢で出戻りばあさんだった。
16吾輩は名無しである:04/07/06 00:27
熱烈な信者も熱烈なアンチも
なんとなく女に多い気がする
17吾輩は名無しである:04/07/06 23:13
男性読者じたいが少ないんじゃない?
自分は好きなくせに、男が好きなのはちょっと引いてしまう
(特に耽美小説系は)
18吾輩は名無しである:04/07/13 21:36
ごめん、男だけど茉莉さん大好きです。
『贅沢貧乏』の貧乏人にして精神的貴族ぶりに憧れた。
小説では『枯葉の寝床』に涙したなぁ。
19吾輩は名無しである:04/07/13 21:43
生活者としてのあまりの駄目っぷりに涙が出る。
20吾輩は名無しである:04/07/15 11:04
私は別に、男性が好きでも引かないなぁ。
ハァハァするために読むわけでもないだろうし。

6月6日にファンサイトが企画した森茉莉ツアー行ったけど、
男性もいたしね。
21吾輩は名無しである:04/07/15 11:07
感覚としては宝塚の男性ファンと同じようなもんか。
22吾輩は名無しである:04/07/17 22:36
恋人たちの森以下耽美的作品はやおい関係で語られちゃうことが
多いけど、文学的にはどーなんですかね。
論文は甘い蜜の部屋関係が多いみたいですが。
23吾輩は名無しである:04/08/15 02:43
>>22
恋人たちの森他の耽美作品は、作者自らが
映画や雑誌の切抜きからエッセンスを得て・・・と
2次創作的な要素を明らかにしているから、
論文にはしづらいんじゃないかな。

かくいう自分は「森茉莉論」として人物中心に書こうと
学生時代挑戦はしたものの、好きすぎて客観的視点が得られなくて
あきらめました。
マンセーマンセーの提灯持ち文章じゃ、単位はとれない
・・・と当時思ったから。
24吾輩は名無しである:04/08/15 02:58
森茉莉はどうしても単体では見てもらえない悲劇を背負っているからね。
「甘い蜜の部屋」に論が集まるのは、そのせいではないかと。

かくいう自分も、「父の帽子」が好きなんだが。
25吾輩は名無しである:04/08/23 00:48
ああいう毒舌家のバァさんがいつでもひとりはいて欲しい(二人はいらない)。
26吾輩は名無しである:04/08/23 12:45
私も「父の帽子」「記憶の絵」が好きだな。
毒舌全開も面白いけど、マリアの気まぐれ書きとドッキリチャンネルは
同じ話が多くて冗長に思える。
27吾輩は名無しである:04/08/24 23:47
冗長になるのは歳のせいではないか。
うちの祖母も同じ話ばかりするw

森茉莉は物語性に薄いと思う。
お人形遊びの延長で、小説を書いているとしか考えられない。
だが女は儚くて美しいものが好きなんだろう?
28吾輩は名無しである:04/09/15 22:48:51
「ドッキリチャンネル」だけは好きになれんなあ…。

「巴里にいた時、今の数え方で16歳だった私」ウソをつきなさい、ウソを。
29吾輩は名無しである:04/09/24 14:53:28
いままで騙されてたけど、
経歴読み直してみると、
渡欧は19歳の時ですねw
30吾輩は名無しである:04/09/24 16:23:07
この人の場合、衒いと記憶混濁が両方あるように思えるがw
31吾輩は名無しである:04/09/24 16:25:15
>>29-30
末尾にwを付ける必要があるのかな? 
32吾輩は名無しである:04/09/24 22:25:47
ま、笑いながら喋るのが相応しい話題だしな
33吾輩は名無しである:04/09/27 01:39:49
記憶を、自分の楽しくなる方向に
作り直してしまうんだと思います
34吾輩は名無しである:04/09/30 16:23:44
パッパの留学も実際は2年だけど、晩年の森茉莉の脳内では
8年ということになってたらしい。
でも脳内編集を割り引いても、すごい記憶力だと思う。

>>27
私は森茉莉に物語性は求めてない。文体に浸るというか。
小説はそんなに好きじゃないけど、お人形遊びの延長であの文章は
書けないと思うのだが。

初期の歌舞伎評とか書簡集(ぼやきと怒りのマリア)と比較すると
代表作とされているものは、出来が良いなと思いました。
森茉莉が世に出たのは七光りのおかげもあるけど、スタート地点が
同じだったはずの萩原葉子や室生朝子は森茉莉ほどにはなれなかったし。
35吾輩は名無しである:04/11/15 08:58:30
age
36吾輩は名無しである:04/11/15 13:10:32
幸田文の足元にも及ばないわな。
37吾輩は名無しである:04/12/02 15:32:07
「“あの”鴎外に溺愛された娘」ってことで過大評価されすぎな気がする。
最も過大評価してるのは森茉莉本人。
38吾輩は名無しである:05/01/07 00:20:09
文体に鋭さはないものの独自の世界観を持っていると思う。
想像ではないある種の実世界は茉莉自身が育った環境が大きく影響しているし、
それを外からでなく中が書いた作品はやはり貴重だと思う。
単調だと思いながらも読むとなかなかおもしろい。
39吾輩は名無しである:05/01/12 13:00:08
ジャンルは違うが、ケイト・ブッシュとよく似たものを感じる。
40吾輩は名無しである:05/01/14 23:09:59
正直、萌える。
41吾輩は名無しである:05/01/14 23:26:32
茉莉にじゃなく、キャラ萌えですよね?
42吾輩は名無しである:05/01/15 00:03:45
そうです。
43吾輩は名無しである:05/01/15 00:47:11
とくにだれが好きなんですか?
44吾輩は名無しである:05/01/31 18:54:14
自分は喪いらが好きですage
45吾輩は名無しである:05/02/01 01:28:53
愛の肉食獣ですからね
46吾輩は名無しである
贅沢貧乏が好き。
「貧乏な贅沢」と「贅沢な貧乏」は買い物するとき常に心に留めている。

分相応ということについても、語外にそれなりに語っているのに、
どうして自分にはああ手放しなのやら。
まったく自分を客観視できないわけじゃなかったようなのに。

「特別なパッパ」の「溺愛された娘」という自負の、表現方法の一つだったのかなぁ。