933 :
OPS:2007/01/13(土) 16:48:46
正直思うが翔ぶが如くは無名の人物が多い。
934 :
吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 14:22:07
功名ヶ辻
935 :
吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 19:14:51
たしかふくろうの城で直木賞受賞したんじゃない?
936 :
OPS:2007/01/17(水) 19:56:40
功名が辻は読んでみて少し物足りなさを感じた。
937 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 10:05:36
夏樹タンのような人生を送りたい
938 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 18:36:09
司馬遼太郎も土方は最初、嫌いだったらしいよ。
だけど、五稜郭まで行って最後まで戦ったあたりをとらえて
書くことができたらしい。
戦争経験者の世代には降伏しないで最後まで戦うってことに
意味があったんじゃないのかな。
だから近藤勇を主人公にしなかったんだと思うけどね。
939 :
904:2007/01/18(木) 19:25:59
>>938 面白いですね。ひっかかるのが、軍隊嫌いの司馬さんが、
新撰組を仕切っていた土方を、鉄の組織を作るために全力を
あげていたと評価している書き方です。
昭和軍人が極右で嫌いなだけでしょ
軍隊嫌いってことはないだろう
941 :
吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 10:20:54
司馬がノモンハンを書こうとして書けなかったのは
精神論だけで無駄に人を死なせる無能な軍人が嫌いだったから。
戦場で生き残るには有能で現実的な下士官が必要だと思ってたみたい。
土方って有能な下士官のイメージなんだろ。
942 :
吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 22:38:20
坂の上の雲、あの衝撃が忘れられない
943 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 12:05:45
司馬遼太郎(福田某)って結局右翼か!!産經新聞元社員だからな!!
日本は日露戦争までは良かったなんて言っているバヤイじゃない。20世紀前半の日本は戦争だらけ!この戦争観を
払拭しなければ真の平和はこない。右翼は師ね。
944 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 15:55:13
「燃えよ剣」は、幕末の動乱期に、武州三多摩を
基盤に発生した百姓あがりの、幕府テロリスト部隊の
新撰組を、ここまでの読み物にしたのは、作家の力量に
依るところ大というのが、この作品の評価。
史実にはない事を書いているという人が多いが、
そもそも人を殺す稼業のことを史実に忠実に基づき
書いたら誰も読まない。それを活劇シーンや
隊士を魅力的なキャラクターに仕立て、日本人に
今も残る忠義のエートスで構成を作ったから、
これだけの人が読めるものになっている。
ただ、最高傑作といえば「坂の上の雲」だろうな
945 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 21:57:11
戦雲の夢。最後の場面マジ感動した。史実か否かはどうでもいい。
947 :
吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 18:01:38
「関ヶ原」。
「関ヶ原」→「城塞」と読んで、今は「覇王の家」読んでる。
この人って本当に家康嫌いなのね。俺も大嫌いだから苦にならないけど。
948 :
吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 13:59:28
ある若造が
「司馬さんの作品で燃えよ剣が一番好きです」
と本人に言ったところ、
「そうやな、あれはいいな」
と答えてくれたが、本人は浮かぬ顔だったという。
個人的には項羽と劉邦、世に棲む日々、坂の上の雲が好きだな。
話かわるがこないだNHKで初めて司馬の声聞いた。
すごいダミ声w
司馬の家康嫌いには怨念がこもってるような気がする。
大阪の人は、半島が日本を嫌うみたいに江戸を嫌っているらしい。
覇王の家は司馬の悪いところが悉く出尽くしていた。
人物を類型的に捉え、いちいち行動をこじつけていく。
これは明らかに本末転倒であるし、いくら歴史上の人物とはいえ、評価の手法として誠実でない。
人間を機能としてのみ捉え、それを行動で色づけていくのが司馬の手法であるが、
結果として小説家になりきれない力量をさらけ出してしまった。
951 :
吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 21:00:01
>>950 >司馬の家康嫌いには怨念がこもってるような気がする。
そうかもしれない。しかし、人は全員を好きになれない。
作家としてそれー嫌いな人物・出来事ーが強く出る作品も
あるということでしょうね。それをもって、
>結果として小説家になりきれない力量をさらけ出してしまった。
までの評価は、的外れのように思う。
それから、
>人間を機能としてのみ捉え、それを行動で色づけていくのが司馬の手法であるが、
新鮮な視点の印象を受けた。でも、それが出来ているなら
それはそれでー司馬さんがそんな作家だとは思わないがー立派な
小説家ではないの?
952 :
吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 00:04:45
前髪の惣三郎
>>951 ダッシュダッシュ!
あんたも、もういい年して…
早くダッシュしまいなさい!
子どもじゃないんだから…
だから、風邪ひくってば!
954 :
吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 17:10:19
955 :
951:2007/01/23(火) 21:56:51
「ダッシュ」を「おちんちん」に変えて読むと意味がつながる、
過剰なダッシュ使用文に対する揶揄・暗喩。
燃えよ剣大好きです
創作だろうけどラストの土方かっこよかった
958 :
951:2007/01/24(水) 22:09:39
結局、ダッシュってアンカーのことを
じじいはいってるのか?
960 :
吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 23:51:58
やっぱり『項羽と劉邦』かな。『史記』読むのがメンドクさいので読んでためになった(笑)
ダッシュは―のことだと思う。――という風に二つ使用が原則だけどね。
やはり司馬遼太郎は戦国史
963 :
金原文則 ◆zd4TXSl0Js :2007/02/02(金) 14:19:17
test
964 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 01:12:01
峠。
いつの日か峠がNHKの大河になってくれないかと願っている。
空海の風景を映画化してほしい。仏教マニアは大喜びでみにいくはず。
うちの大学図書館の一般書籍コーナーにはなぜか峠がある
てか司馬作品は峠しかない
山本周五郎は樅ノ木は残った、ながい坂
吉川英治は宮本武蔵、三国志
山岡荘八は徳川家康、織田信長、異本太閤記
他の作家だと代表作はしっかり押さえてあるのに、司馬はなぜ?
せっかく知り合いに竜馬がゆくを勧めようと思ったのに・・・
要望出してみるか
967 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 09:41:45
>>966 どうせリクエストするなら司馬の全集買ってもらえよ。
>>966 乃木希典大将か伊地知幸介少将の一族の系譜の大学じゃないのか?
もしそうだったら、「坂の上の雲」は除かれるな。
969 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 13:45:31
>>967 大学図書館ってもともと専門書だらけで一般書籍ってほとんどないんだよね
だから有名作家の代表作は入れても、全集となるとなかなか・・・
970 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 13:50:59
うちの大学の図書館には司馬の全集あるぞ。
971 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 16:13:07
いいなあ
うちの大学には研究資料的な本が9割5分占めてるよ
文学部でも創設してくれたら変わるんだろうか
972 :
吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 01:08:58
二十世紀に生きる君たちへ
973 :
吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 00:49:25
竜馬がゆく。
人生のバイブル。
中学生時代に読んでおけば、いい子になるのでは?
974 :
吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 01:20:41
梟の城
忍者のバイブル。
ニンタマ時代に読んでおけば、いい忍者になるのでは?
975 :
吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 02:56:30
いい子ってのも難しいな
俺は工房の頃読んだ竜馬がゆくに影響されて自分なりの夢を持った
実現するために大学もちゃんと選んだし努力もした
必要な資格もとれた
最後に両親に将来の夢と今までの軌跡について語った
そしたらなんて言われたと思う?
「そんなことさせるために育てたんじゃない!」だとさ
それから説得しようと試みてはいるんだが、母親は毎晩泣いてるよ
父親も会話してくれなくなった
本棚の歴史小説は出かけてる間に全部捨てられた
両親はもう俺をいい子なんて思ってないよ
976 :
吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 09:42:01
船乗りにでもなりたかったのかい?
977 :
吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 18:57:24
>>976 職業は別に問題じゃないっぽい
家から出る、という点が嫌なんだと
両親としては俺に公務員にでもなってもらって孫とのんびり暮らしたかったらしい
そういう夢を描いて俺を育ててきたから、家を出たいなんて認められないんだろう
確かに歴史小説読まなかったらそういう人生もいいかなって思ってただろうな
978 :
975:2007/02/06(火) 19:00:18
関係ない話だからスルーしてくれ
すまんかった
本を捨てられたのは酷いな
980 :
吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 21:36:28
今まで読んだ小説の中で一番長いのは「竜馬がゆく」だな。
おれは全集で読んだけど、文庫だと8冊だっけ?
面白かった、って印象だけでどんな話だったかまるっきり覚えてないけどw
981 :
吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 21:38:06
ダッタン疾風録か、項羽と劉邦
国盗り物語