1 :
吾輩は名無しである:
あまり世に知られてないが、これは面白いと思う作家や作品
について、皆さんの意見を自由に書き込んで下さい。
作家が有名でも作品がマイナーな”隠れた傑作”も歓迎します。
2 :
吾輩は名無しである:04/05/21 19:35
3 :
吾輩は名無しである:04/05/21 19:41
山川健一。
4 :
吾輩は名無しである:04/05/21 19:47
>1
う〜。そういうのは、実は、教えたくなかったりするんだけどなぁ。。。
といいつつ「エセ・ロマンティック」。
ふふ、きっと誰も知らないでしょ?
5 :
吾輩は名無しである:04/05/21 20:59
>>4 「エセ・ロマンティック」および著者の「秋津伶」について簡単に
解説して下さい。
またどんな読者に「エセ・ロマンティック」はお薦めなのか教えて下さい。
6 :
吾輩は名無しである:04/05/21 21:01
>>3 結構、メジャーだと思うけど。どんな小説が一番面白いですか。
7 :
パチプー文学おやじ ◆TJ9qoWuqvA :04/05/21 21:14
池田得太郎「家畜小屋」
福島 次郎「バスタオル」
8 :
吾輩は名無しである:04/05/21 21:57
プラトンの「饗宴」を読んだことありますか。書名だけなら学校の教科
書に出てきますので誰でも知っているでしょう。ところが読んでみると
これが仰天のトンデモ小説なのです。とても文部省が推薦できる作品と
は言いがたい。
愛について哲学者たちが論じるという内容ですが、古代ギリシアでは兵
士と美少年との同性愛は日常茶飯事だそうです。異性間の愛は赤ちゃん
を作るという目的の手段に過ぎず、他に目的のない同性愛の方がより高
尚なプラトニックラブとのことです。
また人間はこの世に生まれる前、手足が4本、首が二つの生き物だったの
が、生まれると同時に体が半分に引き裂かれ、片方が男、もう片方が女
になるということです。この世では自分の体の残り半分であった異性を
さがし、見つけたら結婚するわけですが、これが本当のプラトニックラ
ブなのです。
プラトニックラブを肉体を伴わない精神的な恋愛だとするのは、あくま
で後世のフロイトの解釈。
とにかく「饗宴」は読んだら腰を抜かすこと間違いありません。
9 :
吾輩は名無しである:04/05/22 07:27
>>1 スポーツ、映画、音楽、漫画、アニメ、ゲームなんかに比較すると文学自体が
マイナーなサブカルチャーだ。ベストセラー小説でも読んでいる人の方が世の
中全体では少数派。
綿矢りさってお前ら知ってる?
まあミーハーな2ちゃんねらじゃ知らないか
11 :
吾輩は名無しである:04/05/22 07:49
>>6 山川健一のエッセーだったと思うが、よい小説のよい文章例として
「ジャガーに乗ってデニーズに行き、コカコーラを飲んだ」
というのがあった。
固有名詞を乱発させた方がイメージが湧くとのこと。だがジャガーに乗
った奴がファミレスに行くのか疑問だ。せめて「中古のジャガー」に
すべきではないか。自分だったら以下のようにする。
「ジャガーに乗ってホテルオークラに行き、ボジョレヌーボを飲んだ」
12 :
吾輩は名無しである:04/05/22 13:24
リチャード・コールダー
綾辻行人
13 :
吾輩は名無しである:04/05/22 13:49
アレックス・シアラー「13ヶ月と13週と13日と満月の夜」
半分しか読んでないけど面白いです。
14 :
吾輩は名無しである:04/05/22 16:05
森銑三(近世研究家?)と辻潤(文学者)はかなり面白い。
文学はどうしても権力との依存関係をつくってしまうが、
この二人の文章には、それが全くない。
この二人は、怨恨、劣等感、自意識と下手に関わっていない。
森銑三は、主に、世の中の役にたった変人(知られていない人が中心)を紹介している。
辻潤は、弟子たちに呼びつけにされ、時には殴られたりする変なキリスト。
両者ともおだてられる要素が全くないので人気もない。
ゴッドホルト・レッシングの「賢者ナターン」。
ボッカチオの「デカメロン」にもあったチムール帝国の
チムールとの会話はなかなかの秀作かもしれない。
俺
17 :
吾輩は名無しである:04/05/23 00:54
アレーの「悪戯の愉しみ」は面白かった。
別にマイナーでもないか。
18 :
吾輩は名無しである:04/05/23 00:56
>>16 どなたですか。有名な方でしたらヒントを下さい。
19 :
吾輩は名無しである:04/05/23 01:36
魚地大賢、だがそのうち有名になるぜ。
ロシアのイサク・バーベリ。「オデッサ物語」なんか読んでいると
ロシア帝国の酷いユダヤ人弾圧が滲み出てくるような思いがする。
22 :
吾輩は名無しである:04/05/23 08:15
>>19 まず酒を飲まずに車を運転してホテルまで行き、ホテルについてから中にある
バーで酒を飲み、その日は予約してある部屋に泊まる。翌日、チェックアウト
後、車を運転して帰宅しても酔っ払い運転にはならないのでは。
23 :
吾輩は名無しである:04/05/23 18:57
サキ
24 :
吾輩は名無しである:04/05/23 19:21
サキは普通にメジャーだろ。
エロシェンコ
26 :
吾輩は名無しである:04/05/24 21:59
>>23,24
サキを知っている人がいてうれしいです。誰かスレを立ててください。
ガルシン
ガルシンもメジャーだってえ〜
金史良 これならどうだ!
昔サキのスレあったね。
なくなっちゃってしまったのか。
>>30 朝鮮半島出身者で初の芥川賞候補だよ。
作品は読んだことないけど。
金史良って青空文庫にあった。
マイナーはマイナーだが読めるんだね。
へー。
自分の知ってる(読んだことのある)作家って中途半端にメジャーどまり。
知ってる人は知ってるっていう。
知ってる人でも知らないようなやつは自分も知らない。
なんだろう?頭を絞って名前出すとソローキンとか?
(これもマイナーじゃないよなあ)
ゴンチャロフとか?
(これもむしろメジャーだよなあ)
うーん…
コルタサルは?
(これもメジャーだと思う。岩波文庫入ってるし。)
読んだことのないのでよければ、イヴァン・クリーマとかは?
ちなみに何と読むの?>金史良
いちおう紹介。
ソローキンは代表作「ロマン」だろうか?
「ロマン」という名の若者が、主人公の、
始めは普通の恋愛小説。
しかし半分くらいまで来て、
いきなり「ロマンは斧を振り上げた。○○が死んだ。○○が死んだ。」の一本調子になる。
文学を完膚無きまでに破壊したと言われる小説、作家。
「ロマン」長いので、おすすめは短編集「愛」。
スカトロ好きさんは特に愉しんで読めるかも。
ゴンチャロフはドストエフスキーと同時代の作家。
寡作。代表作「オブローモフ」。
無気力、生活力ゼロの主人公オブローモフの
恋とその破綻。
あ、時間がないまた今度。
大鋸一正。
「春の完成」が良かった。
38 :
吾輩は名無しである:04/05/26 19:12
宮沢賢治の「ペンネンネンネンネネムの伝記」
39 :
吾輩は名無しである:04/05/26 19:47
米山公啓
40 :
吾輩は名無しである:04/05/26 20:43
小鷹俊光
41 :
吾輩は名無しである:04/05/26 22:06
上村仁『忘却という名のもとに』
42 :
吾輩は名無しである:04/05/27 06:15
タイ添乗員騒動記の岡崎大五、タイ買春の強兵で元淋菌持ちの変態オヤジ。こいつの話はほとんど嘘っぱち。純粋な読者を騙してる悪人です。
43 :
吾輩は名無しである:04/05/27 10:40
>>28 ソローキンってアマゾンにも出てきませんね。
文庫とか出てるんですか?
44 :
吾輩は名無しである:04/05/27 11:05
ソローキンって去年だかのNHKTVロシア語講座で
毎週ロシア文学案内みたいなコーナーやってたよね。
はじめてみたときは、まさかあのソローキンが???って思ったけど
そのまさかだった。
外套とか白痴とか巨匠とマルガリータとか
非常に面白く鋭いコメントで楽しめた。
どこかでもう一回放送してくれないかなあ。
>>43 アマゾンで検索したら、ちゃんと出てきたよ。
「ロマン」と「愛」が国書刊行会から出てるみたい。
46 :
吾輩は名無しである:04/05/27 11:27
>>43 今アマゾン検索死んでいるから。国書刊行会から二冊。
>>44 その話、信じていいのか。もう騙されたくないんだよ。
本当なら本当で、見逃したことを悔やみきれないし、ああ。
彼、写真見るかぎり沼野氏が言うような美青年ではないと思うんだが、
どうだった?
47 :
吾輩は名無しである:04/05/27 11:33
いや、くだらないことを訊いてしまった。美醜だなんて。
国書の二冊(正確には三冊)のどちらかに収録されている
インタビューが創作じゃないか、という指摘があったはず。
ナボコフがテレビ出演に際してまるっきり台本を用意した、
それに完全に従うようにしてくれなければ、出演そのものを
辞さなかった、なんてエピソードもある。
そこらへんどうだったのかなぁって。あと声、キショそう。
日本語めちゃくちゃです。ごめんなさい。>「辞さなかった」
死にます。
私も大げさなこと書いちゃったけど、
実はソローキン読んだことありません。
名前だけは知ってたんですが、国書刊行会から翻訳がでるような作家が
ロシア語講座に出てる、と驚いたのが正直なところ。
去年じゃなくて2、3年前だったかもしれないけれど
ソローキンのコーナーはロシアで録画されたものだったはず。
語学講座ということで時間は短いけれど、
非常に簡潔でわかりやすいロシア文学入門といった感じだった。
これ見なかったら多分ブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」は
読まなかったと思う。
ソローキンのロシア文学案内か…
まぁ、基本的な部分をキチンと押さえているから
ああいった作品が書けるんだろうけど。
でも、もうちょっとイメージを大切にしようよ。
前衛の大家(とは言い過ぎか?)なんだからさ。
51 :
吾輩は名無しである:04/05/27 20:59
ソローキンで盛り上がっているようですねえ。今度、読んでみます。
52 :
吾輩は名無しである:04/05/27 20:54
ソローキンのスレを立ててください。
53 :
吾輩は名無しである:04/05/28 17:25
藤枝静男は知らないでしょう
55 :
吾輩は名無しである:04/05/28 17:54
>>53 『空気頭』『田紳有楽』まんせー!
ロバート・クーバーなんて皆さんご存知ですか?
藤枝静男スレ、なかった?
ロシアならヴィクトル・エロフェーエフとか
アンドレイ・ビートフとかは…
マイナーでもないか。
『プーシキン館』は好き。
58 :
VON・トーマス・マン:04/05/28 20:01
シメリョフあたりは完全にマイナーかもしれない
すごい重い
60 :
吾輩は名無しである:04/05/29 19:32
海野十三「海底都市」
61 :
吾輩は名無しである:04/05/30 21:29
ただマイナーなだけでなく、読んで面白いと思う作家を紹介して下さい。
できれば小説の内容(どこがどう面白いのか)、本の入手方法も教えて下さい。
書評などに出てこないけれど、読んでいない人にはお薦めの一冊がありました
ら、簡単なレビューをとともに、お願いします。
62 :
フェイク ◆rPjlGb6FyM :04/05/30 23:34
>>5 秋津伶の『エセ・ロマンティック』を読んだことありますが、
面白いかどうかというと、うーん微妙・・・(なので積極的には薦めません)
ゾーオン社というマイナーな出版社から1998年に出てる。
で、どういう作品かといえばなかなか形容しがたいんですが、
まずタイトルをいじってくと作品の雰囲気がにじみ出てくる。
ロラン・バルトに『エッセ・クリティック(批評的エッセー)』がありますが、
それをなぞれば『エセ・ロマンティック』とは「小説的エッセー」、
つまり、小説ともエッセイともいえないような間ージャンル性があり、
(といってもやはり小説だとはいえるわけですが)
自らの言葉に意識的なメタフィクショナルな作品とはいえます。
別の角度からタイトルを眺めると「似非ロマンティック」、
つまり、「贋の小説」と読めることも、それを裏付けています。
哲学的小説がわりと好きな人は読んでみてもいいかも。
(出版社の在庫はまだある様子)
63 :
吾輩は名無しである:04/05/31 00:10
藤沢周・・・は芥川賞作家だから結構知られてるか。
藤沢周平に名前が似てるんで何かと損してる作家です
64 :
吾輩は名無しである:04/05/31 19:15
>>62 レビューありがとうございます。前衛小説オタクの私としては興味を
そそられました。なんとか探して読んでみます。読んだら感想をこの
スレに書きます。
65 :
吾輩は名無しである:04/05/31 20:40
66 :
吾輩は名無しである:04/06/02 23:44
龍胆寺雄。
自伝「人生遊戯派」は川端康成の悪口ばかり出てくる奇書。
67 :
吾輩は名無しである:04/06/04 20:54
ロープシンはマイナーかもしれない。テロリストの犯行声明を日記にした作品
だけに異色のロシア文学だと思う。
>奇書
あはは、ほとんどストーカーだよね。
あ、そうか!
『人生遊技派』はストーカー日記文学の一大金字塔だったのだ。
すごい。大発見。
71 :
吾輩は名無しである:04/06/06 00:00
ストーカーというより「死人に鞭打つ」感じだな。
一応、川端が死んでから出た本だし。
あと、NHKラジオの生放送で菊池寛の悪口を喋った話や、
引越しの時に、蓄音機で「蛍の光」BGMに流しながらいらない名簿類を燃やした話なんかも載ってた。
「彼の人格の基礎は僻みと嫉妬と猜疑心」ってくだりが何度も出てくるYO
恨み辛みの積もりに積もった晩年最後の毒を吐き尽くした感がすごいね。
まさに死人に口なしの独擅場(笑
あ、浅原六郎、楢崎勤、久野豊彦他、今となってはマイナーな名前も
多数出てくるね(スレ趣旨尊重
73 :
吾輩は名無しである:04/06/06 10:42
刑務所に入った倉田啓明みたいな奇人変人もいるぞお。
なかなか才能もあったみたいだあ。
以前紹介したロープシン。
読むうちにこの犯罪者たちの緊迫した心理が理解できるようにも思えてきた。
しかしながら偽造旅券で入国したこのテロリストには、縛られているだけの生存
領域しか見ることができない萎縮した生活空間があるのみであって、決して崇高
な意識を持った人間ではないことがわかってきた。
テロリストのなかには、ある意味崇高な社会を求めてこれまでの自分の行動への
正当化を図った者もいた。しかし彼らの行為にはその終着地としては暴力での
解決という、決して喜ばれない結末しかないことは自明の理である。
本当は暴力を肯定するよりは、もっと地道な努力をして非暴力の改革を実現する
べきだったのではないか。
テロのために尊い命を犠牲にすることしか頭にない精神構造には、逼塞した思考
能力の欠如した人間の悲劇にしか思えない。
もしもここまでの覚悟があったならば、きっと別の世界でもそれなりの成功を
収めるだけの成果を発揮しただろう。今更ながら考えることには、テロという
短絡的な手段しか考えられない本当の人生の墓場というか蟻地獄というか、兎に角
もそれまでの鬱憤や欲求が満たされない自分をもっとも零落した状態にしか
導けなかった人間像を見たように思えた。
75 :
吾輩は名無しである:04/06/10 01:47
永田助太郎と楠田一郎。
76 :
吾輩は名無しである:04/06/10 01:49
龍胆寺雄
読んでる人いる?
中村星湖は?
78 :
吾輩は名無しである:04/06/10 14:41
ドリスレッシングは?
ハンター・S・トンプソン
「ワントゥークが特急をひっくり返す積み石だ」自分オリジナル
思いだしたが、ニコライ・カラムジンなんてマイナーかもしれない。
どこへ行ってもほとんど見つからないし、読んだ本だってフランス革命直後のパリ
の感想。
81 :
吾輩は名無しである:04/06/11 23:01
上田清次郎のことを誰かが話してるのかもと思って開いてみたけどつまんないな、
「地上」とか、いろいろありますが、あまりにも古い上に戦後に復刻されてないようなので、知ってる人たちがいなくなったのかもね。
私は1970年頃に機会があってほぼ主要な長編は読みましたが、当時もまわりのひとたちは誰も知っている人はいませんでした。
当スレはマイナアであれば何でもありと思ったので、つい、、、
82 :
吾輩は名無しである:04/06/11 23:28
上田清次郎って知らないな。
島田清次郎なら知ってるけど。
島田清次郎も「地上」を書いてます。
島清ならスレもあったはず。
83 :
吾輩は名無しである:04/06/11 23:57
すみません。島清でした。
84 :
VON・トーマス・マン:04/06/12 00:14
綿矢りさ
ゲーテ、マン、シラーに匹敵する作家ではないか
85 :
吾輩は名無しである:04/06/12 00:21
いいね、綿や
>84 VON・トーマス・マン
偽物でしょ。
本人だったらふざけてるか。
>>84 そうしてオレをこき下ろす理由はなんなんだ?
オレじゃないよ。なんだってここのところ他人を騙る輩が多いんだ?
>>87 名前のあとに「#好きな文字列」でトリップが付けられる。
マイナーとは言い切れないけど原抱一庵。
豚小屋に住み豚の餌を換金して小遣いを得たが、
徐々に豚が痩せ細ったため家主に感付かれ追い出された逸話がある。
90 :
吾輩は名無しである:04/06/12 17:18
佐江衆一はどうですか
それは普通にメジャーといえるとおもう
漏れはあまりすきでない>90
92 :
ひとりガタリのウオノメ:04/06/13 20:57
スーザン・ソンタグは批評家としては知られていると思うんだが、
小説家としてはほとんど話題にならないと思うけど、どうなんだろう?
死の装具、わたしエトセトラ、火山に恋して、などの翻訳はあるが、
あまりたいした作品はないということなのか。。。
>あまりたいした作品はないということなのか。。。
あの、その3作だけでそこいらのへたれ小説家の何百の
作品よりもマシだと思うのですが^^;
アメリカでもきちんと評価されてますよ。そんなに売れない
けど。In Americaも評価は高かった。
しかし、このスレって「俺こんなにマイナーな作家まで
読んでるんだよすごいでしょう」自慢になりそうな悪寒。
>>93 どんなスレでもお前の場合、いっつも自慢話じゃん♪
はいはい。きおつけます
96 :
吾輩は名無しである:04/06/19 09:26
>>93 もともと自慢話をするためのスレだと思います。
パウストフスキー「森林交響曲」
ピークリ「おキヌさんの物語」
前者は最初のほうに作曲家チャイコフスキーが登場するのと、
後者は某妖怪コミックのヒロイン名繋がりで手してしまったモノ。
わりと泣ける場面も在り、読後感は悪くなかったな。
98 :
吾輩は名無しである:04/08/12 19:53
大江春泥
99 :
ひみつの検閲さん:2024/12/13(金) 01:36:33 ID:MarkedRes
100 :
ひとりガタリのウオノメ:04/08/12 21:06
>>93 あーレスあったことに今気づいたっ。
>アメリカでもきちんと評価されてますよ。
あーじゃあちょっと読んでみようかな。
でもどのあたりで評価されてるんだろ?
I’ve heard nothing about it yet.
>そんなに売れないけど。In Americaも評価は高かった。
いい作品が売れるとは限らないからねえ。
日本で小説家ソンタグを評価してる人はいるのかな?
101 :
吾輩は名無しである:04/08/12 21:30
俺
102 :
吾輩は名無しである:04/08/12 23:04
103 :
吾輩は名無しである:04/08/12 23:06
白川京二
104 :
吾輩は名無しである:04/08/13 22:38
「サナトリウム」の庭、瞑。(ほとんど同人誌ですけど・・・)
105 :
吾輩は名無しである:04/08/13 22:39
>>99 本題との関連がよくわかしません。荒しですか。まあ、誰も書き込む人
がいなくなるんだったら、荒しでも歓迎です。
106 :
吾輩は名無しである:04/08/17 21:07
106get
107 :
吾輩は名無しである:04/08/22 18:38
野町祥太郎
108 :
吾輩は名無しである:04/09/02 23:44
伊藤人譽、この人はスゴイ。
109 :
吾輩は名無しである:04/09/02 23:47
リザ・テツナー「黒い兄弟」
110 :
吾輩は名無しである:04/09/03 23:00
堀井梁歩
作家じゃなかったっけ
「異本ルバイヤット」
112 :
吾輩は名無しである:04/09/28 03:22:24
オーウェル、ピンチョン、ポー、ヴォネガット、ピンチョン、
バロウズ、カルヴィーノ、PKディック、スティーブンキング。
文学板でざっと拾ってきた。あっちも面白そう。
内容はちょっとずつチェックしますw
他にも好きな作家のスレ見つけたし。
誤爆すみません・・・
おわびに、伊達一行って言っておきます。
114 :
吾輩は名無しである:04/11/12 01:07:11
ジョージ・マクドナルド。
「北風のうしろの国」「ファンタステス」など、死と再生を描くファンタジー作家。
存命時は親友のルイス・キャロルに劣らぬ人気作家だったらしいのに・・・。
C・S・ルイスやトールキンにも絶大な影響を与えている、割にマイナー。
115 :
吾輩は名無しである:04/11/26 19:28:11
ノブ・モリオ&王城舞三郎、だとよ。
Cというアホコテだけが知っている作家。
伊井直行、いいよ。
「湯微島訪問記」ってのがおもしろかった。
あ、念のため言っとくけど旅行エッセイじゃないよ。
アゴタ・クリストフ
「悪童日記」など。
118 :
吾輩は名無しである:04/12/01 23:10:38
「悪童日記」むしろメジャーじゃん。
119 :
吾輩は名無しである:04/12/02 05:24:44
「作家としての」邱永漢。
まあ『香港・濁水渓』は今でも中公文庫から出てるけど。
邱を「作家」として認識するかどうかの問題だよ。
虫明亜呂無
「夜明けの豹」の、延々と続くテニスの描写が好きだ。
124 :
吾輩は名無しである:05/03/08 15:34:28
吾輩は名無しである
村上龍樹
126 :
吾輩は名無しである:05/03/08 22:12:36
野呂邦暢
久世光彦
松本賢吾
宮沢章夫
飯島耕一
山田美妙
川上眉山
広津柳浪
北条民雄
宮内勝典
アンリ・ベロー「でぶの悩み」
まんま、でぶが悩む話。単純にオモロイよ。ゴンクール賞もらった人だが
日本ではこれ1作しか翻訳されてないらしい。誰か仏文行って他の作品を訳してくれたまい
128 :
Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/02(月) 17:34:37
日比工「魂の言葉」いまは絶版。
永井するみ「大いなる聴衆」
読んだことある方はいませんか?
悩める天才ピアニストと、彼を取り囲む秀才達の構図は
さながら現代版アマデウスとサリエリ。
おおかたの人間がそうであると思うが、真の才能の持ち主と出会い
「打ち負かされた」ような感情を覚えた経験のある者にとっては
ヒロイン、そして犯人の心情が痛いほどわかることだろう。
最後まで読み終え、タイトル『大いなる聴衆』に込められた残酷な意味を
理解したとき、これが天才と秀才の間にある決して埋められない差なんだと
悟った。
無意識の罪。
それが天賦の才能を持ったものだけに与えられた特権だと思うと
なんだか嫉妬心が芽生えた自分は『凡人』という烙印を押されたようで
それを描いた作者に憎ささえ感じてしまう。
だが最後のピアニストの台詞を聞いて尚、惹きつけられるような魅力が
この登場人物にはある。
芸術を志す人、クラシックが好きな人、札幌という都市が好きな人
必見。
それ以外の人も是非。
131 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 11:10:19
トマス・ウルフは読んでないだろう。もう忘れられているからな。
132 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 12:38:48
ロール読んでなきゃバタイユは語れないだろ。
133 :
吾輩は名無しである:2005/08/31(水) 23:33:01
トマス・ウルフやバタイユにしたところで、あんたらだけが知ってるほど
マイナーじゃねえじゃん。少なくとも俺も知ってるもの。
「天使よ故郷を見よ」なんて歌謡曲もあるしなw
135 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 18:50:27
アラン・シリトー短編集『長距離走者の孤独』(新潮文庫)
表題作「長距離走者の孤独」と、「漁船の絵」は、
かなりの名作だと思う。
136 :
ルナマリア:2005/10/19(水) 19:41:30
宇野こうじみなさん読んだことありますか?
137 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 00:21:30
>>135 それは読んだ。かなり有名なんでないか?
洩れがたまたmゾッキ本で買ったのは橘外男の「コンスタンティノープル」。
かなりおもしろ〜。昔は流行作家だったみたいだが、全然知らんかった
>>137 橘外男は直木賞作家。10年くらい前、ハードカバーの選集が出てた。
短編がホラーのアンソロジーに再録されてるのもある。
実はうちのじーちゃんの患者だったw
石黒達昌はもう書かないのかなあ。
139 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 03:37:30
ピスケン
雑誌「BURST」の初代編集長。今何やってるんだろう?
単行本の名前も「BURST」だった。個人的には凄く良かったよ。
140 :
139:2005/11/17(木) 03:50:47
あ、ごめん。
正確には単行本の名前は「BURST DAYS」だった。
141 :
鼎:2005/11/17(木) 04:02:42
シリトーの漁師の絵は切ないですよねえ。恋人と別れたあとに男が述懐するんだよね。・・・僕たちは愛しあっていた。でも、その愛のために何もしなかった。・・・だっけ。ずいぶん昔に読んだっきりなのにそこだけは覚えてる。
142 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 17:41:50
橘外男の名前が出てるな
うーん、マイナーなのか
ポスターの方しか覚えてない。
つー事で、全然マイナーじゃない。
144 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 21:49:55
松村栄子「僕はかぐや姫」「至高聖所」「セラヴィ」
何気に忘れ去られてるね・・・いい作品なのに
マイナーというより生前はそれなりに有名だったけど
死後は忘れられちゃった人で芝木好子。
円地文子辺りと多少被るからそれで無視されがちなのかも。
円地文子ほど女性のイヤな部分が匂ってこないし
「湯葉」や「面影」など職人的な女性を書かせると上手い。
146 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 13:23:32
「長距離走者の孤独」て十分有名な作品ではないの??
知る人ぞ知るマイナーな作品じゃないと思う。
148 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 14:27:23
三浦哲郎「みちづれ」の中の「ねぶくろ」がよい
149 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 05:36:49
>>142 そのマイナー作家の橘外男は「基地外オトコ」ということなんだってね。
文庫の解説かどこかで読んだけど、知らなかった。
150 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 14:23:41
木村紅美
151 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 15:52:10
牧逸馬はどうよ?
152 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 15:56:15
有名すぎ。誰でも読んでるよ。文庫にもはいってるし。
キルゴア・トラウト
154 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 16:16:15
佐藤亜紀タソ
デレク・ハートフィールド
156 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 16:18:24
誰だよそれ。
おめーだけが知っているそんなマイナーな作家なんて俺らには興味ねーよ。
157 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 16:33:33
っこまんぞ・・・
つっこまんぞおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!
158 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 16:36:20
つっこ まんぞう
159 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 16:43:20
村上春樹
160 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 17:11:58
鈴木大介
161 :
吾輩は名無しである:2006/05/05(金) 23:09:39
耕治人
図書館行ったら全集があったが、全然知らない名前だったのでパラパラと
読んでみた。電気代の集金人が来たが、金が無いので居留守を使ったとか
書いてあった。
162 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 02:39:34
それ有名です。
163 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 02:40:32
佐藤亜紀タソ
164 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 09:06:47
>>162 ホント?ググったら516件しかヒットしなかったよ。純文学やるひとの中では
有名なのかな。
165 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 09:56:12
海老沢泰久もこの板的には「マイナー」なんだろうな...
一応直木賞作家だけど。
豊島与志雄とかはどう?
翻訳とか太宰との交友で名前は知られてても、あまり作品は読まれてない
ような…
と思ったら、最近は「青空文庫」で結構読めるようになったんですね。
これで少しは知名度上がるかな?
167 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 10:18:45
ブリア・サヴァラン「味覚の生理学」
詳しく覚えてはいないけど
「君の好きな食べ物を言いたまえ、私は君の性格を当ててみよう」
見たいなことを”アホリスム”で言ってたよ
加能 作次郎 【乳の匂ひ】
蘭光生
170 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 19:47:47
有名だよ
171 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 19:50:39
芥川龍之介
172 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 19:51:37
しらねえなあ。
夏目金之助とか森林太郎とか島崎春樹とか
174 :
吾輩は名無しである:2006/06/14(水) 15:59:56
野中真治
175 :
吾輩は名無しである:2006/06/14(水) 20:12:05
国枝史郎
176 :
吾輩は名無しである:2006/06/14(水) 22:02:53
末弘喜久
177 :
吾輩は名無しである:2006/06/15(木) 09:56:26
都井邦彦
178 :
吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 17:16:44
峰岸尚登
>>164 516件ヒットなら充分マイナーだ。安心しろ。
180 :
スメルジャコフ:2006/08/19(土) 00:24:28
林えいだい
福岡県田川市
『海峡の女たち』など、北九州港湾労働者、筑豊(田川、飯塚)の炭鉱への朝鮮人
強制連行の歴史発掘作業。ドキュメンタリー小説家
なかなか当時の事は語りたがらない半島出身者への聞き取り調査は想像を越えた
困難がある、と伺いました。
日韓関係に興味がある方は是非読んでみてください。
181 :
吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 00:13:03
Laura Rowland
182 :
L:2006/10/07(土) 00:39:09
アレクサンドル・ジャルダン
183 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 02:25:46
あなただけが知っている(と思い込んでいる)マイナーな作家を挙げてる人が多いね
184 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 19:46:18
マイナーではないかもしれないが、小沼丹ほど「自分だけの作家」と思える人
はいないのじゃないか?
185 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 21:39:25
アモス・オス
186 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 00:57:10
ヤーコブレフ
187 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 02:52:18
神栄二
ヤフで20件くらいしかヒットしないのだが
自分これ結構好きなのだが
マイナーなのか?
188 :
吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 02:51:53
北上秋彦
189 :
吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 03:01:37
組曲「太陽を四十八時間見続けて失明した男」
著者:成林 倫直
先日ブックオフで見つけて、ちらっと立ち読みしたんだけど、
これはかなりイタイよw 読んでてめまいしたいもんw
遅れてきたポストモダンなのか、はたまたビートニクを気どりたいのかは知らんけど、
はっきりいって単なる電波系としかいいようがない。
この板にも若干名いるけどね、
似たようなのが。
190 :
吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 07:24:01
オルハン・パムク
191 :
吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 07:50:56
カルトス
192 :
吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 09:08:32
ええと、
二三枝俊!
193 :
吾輩は名無しである:2006/10/14(土) 20:06:37
若合春侑大好き。芥川賞何度も候補になったりして文学界ではかなり有名なのにスレがない。つまり2ちゃんではマイナー?
>>144 「至高聖所(アバトーン)」は読んだけど
面白かった。
でもちょっと衒学的で選民意識が強い部分があって
それが受けなかったんでは?
195 :
吾輩は名無しである:2006/11/21(火) 13:55:44
佐野洋「赤外音楽」
マイナーじゃないけどスレなかったからここに
古川日出男面白い
197 :
吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 18:00:32
松村栄子「紫の砂漠」はめちゃくちゃよかった・・・。あと、その続編も。
198 :
吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 18:16:18
原田康子。
『挽歌』は戦後のベストセラーのひとつ。
199 :
吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 14:43:42
若一光司
京阪電車の駅に貼ってある沿線の名所旧跡の紹介ポスターに直筆
(もちろん印刷だが)で寄稿している。なんとも特徴のある字。
200 :
200の貴公子:2007/01/20(土) 08:32:14
もらっていくぜ。バカども。
これでオレは幸せになれるぜ。
201 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 11:36:48
中山可穂
結構マイナーなんジャマイカ?
同性愛をテーマにしてる。
202 :
吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 02:52:17
羅稲香(字が違うかもしれんが)
おもしろいぞ原書で味わうとたまらんよ
203 :
吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 11:03:20
佐藤泰志は、有名?
204 :
吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 11:16:39
ロマン優光
第一回中原昌也賞受賞作『音楽家残酷物語』
TVブロスにて「ドーンと生きてみよう!」連載
先物買いで
205 :
吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 11:44:53
松村栄子『僕はかぐや姫』
山崎俊夫ってマイナー?
207 :
吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 12:03:35
佐藤泰志は良かったよな。なんで自殺したのか?残念だ。
こちらの方々にお尋ねします
小学生の女の子が主人公
彼女の友人(同じく女の子)が芦屋在住で象を飼ってて、その象に乗って
登校する…という小説、児童文学のような、、
タイトルもしくは作家がおわかりになる方、ぜひぜひ教えてください!
あらずじだけでは検索もできず、誰かに尋ねたいのです。。
209 :
吾輩は名無しである:2007/04/23(月) 23:55:06
ageておく
>>208 小川洋子「ミーナの行進」では?
象じゃなくてコビトカバだけど。
211 :
吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 08:30:50
サローヤン
212 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 19:36:30
マイナーかどうかわからんが、小野正嗣は結構好きだ
ユンドンジュ
214 :
吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 23:34:09
江尻立真 最高
215 :
吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 23:36:06
諏訪三郎
216 :
吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 23:47:47
小尾十三
217 :
吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 23:56:21
二葉亭四迷のライバル、嵯峨の屋おむろ
218 :
吾輩は名無しである:2007/05/10(木) 00:51:45
219 :
吾輩は名無しである:2007/05/22(火) 00:24:51
あげとくよ
220 :
吾輩は名無しである:2007/05/24(木) 05:57:58
誰も
いない
(ノ_・。)
221 :
吾輩は名無しである:2007/05/24(木) 12:29:02
たとえば、結城信一や十和田操を評価してるのは、荒川洋治くらいかな。
以前、中島梓が、結城信一って誰だ、って文芸雑誌に堂々と書いてるのを見て、唖然としたことがある。
若手の駄作と洋物しか知らない自称評論家が多すぎるな。
222 :
吾輩は名無しである:2007/07/08(日) 11:20:41
立花隆も好きだと言ってた、ジョルジュ・デュアメルって知ってる?
「サラヴァンの生活と冒険」しか読んだことないんだけど、いい作家だとおもった。
ただ、ほとんど手に入れることが難しくなってるんだけどね。
223 :
吾輩は名無しである:2007/07/08(日) 11:55:03
ブジェレバ
224 :
吾輩は名無しである:2007/07/08(日) 15:25:09
ローリ・フォスターって知ってる?
「密やかな約束」と「一夜だけの約束」読んだけどかなり好き。
あと有名か知らないけど大石圭の「飼育する男」はかなりドキドキして
面白かったな。
津村信夫
226 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 12:36:20
佐藤泰志のハード・カバーの本は、古本屋でけっこう買ったな。
「そこのみにて光輝く」
「移動動物園」
「大きいハードルと小さなハードル」
「そこのみ」が、一番好きだけどね。41歳ぐらいで、自殺しちゃったんだ。
松村雄策が、絶賛してたな、、、、。
227 :
吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 17:55:10
age
228 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 23:56:52
山口泉って知ってる?
80年くらいに期待の新人だったけど、マイナーのまま?
229 :
吾輩は名無しである:2007/10/12(金) 01:52:20
test
230 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 17:36:57
新井千裕
231 :
吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 02:26:22
小山清って知ってる?失語症になる作家。
D・ラニアン
俺は40年間知らずにきた。
映画化された作品が多いのでそっちの方で有名。
新潮文庫の加島訳も悪くない。
どなたか、引間徹さんを知りませんか?
「19分25秒」とか「地下鉄の軍曹」を書いてる方なんですが。
236 :
吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 12:26:07
有為エンジェル。鈴木いずみ。
ロック、セックス、グルービーを題材に。本人も過激?
237 :
吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 14:39:49
カリンティ・フィレンツ「エペペ」」
筒井康隆の「みだれうち涜書ノート」で紹介されていたので、
読んでみたら面白かった。
すげー消極的な訳者あとがきじゃなかったっけw>エペペ
239 :
吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 13:09:15
あの長い論文みたいな後書き真面目に読むだけで偉いなあ。
オレは読んでいない。
訳はいかにも学者が翻訳したような読みづらい日本語だったな。
面白かったのは原文の力だろう。
筒井の褒め文句は、確か「カフカの三倍カフカ」だったと思う。
たしかにそんな感じの小説だったな。
この作者は「ブタペストに春が来た」という作品で有名で、
よく知らんがシリアスな内容らしい。、
「エペペ」以外に不条理小説みたいなのは書いていないのかな。
ゲオルク・ハイム、ジョヴァンニ・パピーニ、ジェイムズ・ブランチ・キャベルとか。
エペペは筒井康隆の紹介で知ったひとが多そう。
241 :
吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 22:42:52
鴫澤秋生(しぎさわ・あきお)「再びの、我が青春のイングリッド」
マイナーかしら?
242 :
吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 01:18:11
小林美代子
立花種久
APE LITTLE FOOL
読んだ人いますか
わたしはすごく好きな小説です
244 :
吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 13:30:51
あげてみた
245 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 23:56:08
マイナーなだけに盛り上がらんわけで・・・
このマイナー作家はここが面白い、というのでなければ
単なる名前の羅列になってしまって、ツマラナイ。
外人にとっては、梶井や中島なんかだってマイナーなんだろうがね。
247 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 17:15:27
郷ひろみ
248 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 21:47:54
>>243 都市生活をおくる主人公が
ウサギムササビという謎の生き物に導かれて
地獄、煉獄、天国をさまよう(ダンテの神曲をもとにしたのか)不可思議なお話。
ジタンの箱、あの鮮やかな青空が印象に残っています。
ジャックプレヴェールの詩の引用も良いですね。
249 :
売国企業マル韓:2008/03/06(木) 17:49:49
250 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 22:25:32
「犬の心臓」
ロシアの作家
ブルガーコフを知らん奴はいないだろ
252 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 20:22:25
>>251 失礼しました
とてもシュールで面白くて恐ろしい作品です
私は古本屋で見つけました
『犬の心臓』買えたのか・・・ウラヤマシス
『巨匠とマルガリータ』と岩波の『悪魔物語』以外はなかなか手に入らないよ
254 :
250:2008/03/11(火) 22:25:36
ずいぶん前ですが
古本屋で700円で買いました
ソフトカバーのものです
犬の一人称の章や三人称の章、
日記で綴られた手術後の記載等
実験的な表現と読みやすさのバランスが良く
たいへん面白かったです
255 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 10:06:52
みなさんがメジャーだと思っている作家も
世間ではマイナーなのかもしれませんね
たとえば「石蹴り遊び」とかは
世間というのがベストセラーしか読まないような層のことを指してるなら、
そりゃブルガーコフやコルタサルは知らんだろう。
プーシキンとかガルシア・マルケスだって知ってる奴は何割いるか。
でも海外の現代文学に興味ある香具師なら、たいがい知っているはずと思うんだが・・・。
257 :
吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 20:56:42
知られざる傑作
258 :
■D大■:2008/03/25(火) 13:52:36
反崎徹
259 :
吾輩は名無しである:2008/03/25(火) 14:08:45
映画監督としては高名だけど、作家として知る人は少ない。
ジャン・ルノワール
『ジョルジュ大尉の手帳』『イギリス人の犯罪』
どちらも、そんじゃそこらの作家の小説より遥かに面白い。青土社。
260 :
吾輩は名無しである:2008/03/25(火) 14:20:04
>>259 ジャン・ルノワールはオーギュスト・ルノワール(印象派の巨匠)の息子
261 :
吾輩は名無しである:2008/03/26(水) 07:54:25
ねえ正行、あなただけは違うわね。ほかの男みたいに、つまらないことを考えないもの。
だからあたし、あなたが好きなの。ちっとも生臭くないんだもの。兄弟と居るみたいに安心していられるのは、
あなただけだわ。……そうなのよ。本当にあなただけだよ。子供の時から、父にだって母にだって、
こんな打ち解けた気持ちで接したことはなかったわ。だからあたし、自分に判るの。あたしはあなた以外には、
自分を存在させる場所がないのよ。合宿所のみんなは、あたしの事を、自惚れの強い奴だと思ってるらしいけど、
本当は反対なの。あたしが気が強いのは、もう、どうともなれというわけで、破れかぶれになっちゃってる
せいなんだわ。あたしはね、誰からも好かれないのよ。自分で、ちゃんと知ってるわ。
262 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 22:57:50
「青空」
263 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 01:53:32
武田麟太郎「釜が崎」
廃ビルに連れ込まれた女娼に当てずっぽうで男だろみたいなこと言ったら
ホントに男だった、みたいなシーンがなんか妙に艶かしかった。
久野豊彦(龍膽寺雄と川端康成の両方に褒められたモダニズム作家)
狩久(式貴士ほどではないがどこか微妙に変なミステリ作家)
飛火野耀 (原作を改変しすぎてえらい小説になるラノベ作家)
とりあえず思いついた順。もう言われてるけど山崎俊夫や小沼丹なんかも好き。
265 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 00:23:27
マイナーすぎて
レスがつかないなぁ
266 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 00:21:01
知られざる
面白い作品を
もっと紹介してほしいのだが・・・
267 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 07:13:55
夢野京太郎
268 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 10:52:24
マイキャッスルキングタローって知ってる?三島賞受賞したらしいよ。マウンテン田詠ビューティフルとかいうやつが芥川賞選考委員。マネーキャッスルワン紀とかいう在日コリアンが直木賞受賞。
たいら野K1ローが結婚
島田雅コンドームがスピーチしたんだって
ごめん、なんか全然おもしろくないんだが。
270 :
吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 19:14:07
「魔法の庭」
イタロ・カルビーノの中で好きな短編集です
271 :
吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 22:52:17
桐山襲の「パルチザン伝説」読んだやついる?
右翼がらみでそーとー騒ぎなった作品だけど。
272 :
吾輩は名無しである:2008/04/15(火) 12:49:59
普通に松下竜一が書いた「狼」のルポの方がおもしろいよ。
まやかしの日々 藤里真琴
川上弘美や長野まゆみのような読感。
でも上記よりまだ、世界がグラグラしてない。
短編集。
274 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 21:35:30
別分野の有名人が意外なことに小説を!?ってのを
山上龍彦
鈴木いずみは出たので殿谷みな子
有為エインジェルは出たのでハロラン芙美子
本国ではメジャーだが日本ではほとんど知られてないのは含まれる?ブラジルのアマードとか
275 :
吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 01:28:51
>>243 どこまでも澄んだ(まぶたの裏にある)青空の下で
物語の主人公が(一人称に変わり)
そこで出会った女性にはじめはなかったセリフを与え、
やがて別の物語を作りはじめる・・・
うまく言えませんが、そんなお話ですよね
276 :
吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 02:26:04
フランツカフカ
多分皆知らないだろうけど凄く興味深い
277 :
吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 21:24:21
「ある流刑地の話」
未読ですが面白いですか
アイザック・ディネーセン「アフリカの日々」
女性におすすめ。
279 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 00:24:43
C・L・パーキス
280 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 03:26:20
アラルコン
281 :
吾輩は名無しである:2008/05/05(月) 06:14:06
鈴木いずみって、ポルノ女優だったとか
ハートに火をつけて、読んだんだけど
つたない・・表現、稚拙。内容はスキャンダラスだけど。
金原ひとみも、このタイプか・・
282 :
吾輩は名無しである:2008/05/06(火) 23:54:48
ペレーヴィンやソローキンは少し結構知ってる人が多いと思う
イスマイル・カダレ、この人はどうですかね
中上健次と古井由吉と混ぜた感じで驚いた、形式的にはだけど。
だから濃さではそれぞれのほうが濃いのは当然なんだけど。
それをマジックレアリズムというならガルシアマルケスにも敵わないけれど
マジックレアリズムではない感じがする、やはり中上的で
運命を宿命として捉え直すという倫理、生と死の脱構築
283 :
吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 22:46:52
「蝿」ル・クレジオ
オラシオ・キロガ
彼の人生が壮絶すぎる
285 :
吾輩は名無しである:2008/05/15(木) 00:21:32
J.ウインターソンはメジャーですかね
286 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 23:06:54
からあげ
287 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 00:09:21
夢枕摸
たぶんだれも知らないだろうけど俺のNo.1
ネタにしてもひどい
289 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 15:04:08
藤沢清造つて知ってる?俺はしらないけど……。
290 :
吾輩は名無しである:2008/06/04(水) 21:47:03
薦められた作品を
読んでみた人はいませんか?
291 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 14:48:28
いません。名前自体捏造ですから。
アンジェラ・フースとかロバート・ヘメンウェイとか
293 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/10(火) 00:24:37
李箱。
韓国じゃ有名だけど。
日本語でも書いたことある人だ。
オッサンダロ・ポニョロフスキー
>>293 李白。
中国じゃ有名だけど。
日本語では書いたことのない人だ。
中国じゃなくても有名だろw
わいは黒旋風李逵や。ブラック・リー呼んだって。
298 :
吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 21:23:25
あげてみた
299 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 03:38:35
平成の芥川龍之介
トリップまで付けてる基地外。書き込みは馬鹿丸出し。根性無しだから、これからは名無しで来るなW
300 :
吾輩は名無しである:2008/07/09(水) 22:09:14
たたら足踏
301 :
我輩は白猫である:2008/08/02(土) 22:39:21
荻原雄一。20年前くらいに出た「消えたモーテルジャック」には圧倒されて、一気に読み終えた。
302 :
吾輩は名無しである:2008/08/03(日) 00:08:00
マイナーとメジャーの線引きが難しいけど
この間読んだ松尾由美さんの
いつもの道ちがう角〔光文社文庫〕
是非一読を・・・
303 :
吾輩は名無しである:2008/09/16(火) 11:13:25
ブルガーコフ
面白いですな
304 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 13:53:27
佐伯一麦
10年前に読んだ「ア・ルースボーイ」が好きだった。確か一度TVドラマ化された事もあったなあ。
305 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 22:40:09
レスがほとんどないのは、
マイナー過ぎるってことですか
306 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 23:19:12
椿實
三島、足穂、澁澤、柴錬、中井英夫等に絶賛された作家
文体が瑞々しく、正に才気溢れると言った感じで素晴らしい
立風書房から一巻の全集が出てる
神西清
チェホフやプーシキンとロシア文学の名訳で有名だが、
自身の作品も一筋縄ではいかない、癖のある作品を多く残しており、全集も刊行されている
ちなみに、バルザックの「おどけ草紙」の翻訳は、毒舌で有名な生田耕作に絶賛されている
渡辺温
「新青年」の作家の一人
谷崎に推薦されて世に出てきた夭折の天才、らしい
薔薇十字社等からわずかに作品集が出てる
まだあまり読んでないのだけど、文学青年らしい繊細な感性が、大正期のモダンさと合わさった感じ
ジャン・フェリー
散文詩のような完成度を持った短篇を残す作家
細かい経歴を失念してしまったが、澁澤、生田ともにその短篇を翻訳してる
マヌエル・ムヒカ=ライネス
本国アルゼンチンでは著名作家なのだろうが、翻訳が2作品しか出ていない
オルシニ公を題材にとった大作「ボマルツォ公の回想」
大魔王の指令をこなすべく、悪魔達が地球にやってくるユーモア小説「七悪魔の旅」
どちらも大変面白い
これらはあんまり読まれてないんじゃないかな
307 :
吾輩は名無しである:2008/10/28(火) 00:18:15
もうちょっとだけおすすめしたい
ジョイス・マンスール
本当に驚異的なシュルレアリスム小説を書く女性作家
「眼球譚」も「イレーヌ」も顔色を失いかねない、
「マリー、あるいは傅くことの名誉」(充ち足りた死者たち所収)は是非一読を勧める
ヴァレリー・ラルボー
自ら、「20世紀の忘れられた作家になりたい」と願った小説家であり、
ジョイスを初めにフランスに翻訳、紹介した人物
何年か前に岩波文庫に全訳された「幼なごころ」
そして、素敵な読書論「罰せられない悪徳、読書」等がある
ジョン・ファウルズ
これは有名作家だが、絶版も手伝って「魔術師」は「コレクター」に比べて、
さほど読まれてないような気がする
「魔術師」は上下800頁を越す大作だが、もう面白くて一気に読み終るまでやめられない
作中人物は、アレスター・クロウリーをモデルとしているらしい
そこまでマイナーとは言えないけど、どれも本当に面白いです
俺以外にも愛読者はいるだろうけど
足立巻一は素晴らしい
私的には虹滅記が好みだな
309 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 08:18:00
摂津茂和
読んだことないけど
>>308 『やちまた』は精読したよ。
あれは泣いたな。
311 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 03:54:28
詩人の黒田維理はいいよ
あの軽さがいい
312 :
吾輩は名無しである:2008/11/15(土) 00:06:02
安房直子 サン
タチヤーナ・トルスタヤ
ロシアではポピュラーな女性作家なんだそうですが
「魔女達の饗宴」というロシア女流作家達の短編集に入ってた
彼女の「夜」というのが良かった。
314 :
吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 23:41:49
APE LITTLE FOOL
面白いのに。廃刊なのが残念だ
315 :
吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 01:59:08
316 :
吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 00:20:56
スレからちょっとずれるが
小説を読む人が
マイナーな存在なのだろう
317 :
吾輩は名無しである:2009/02/02(月) 01:17:43
邦訳紹介が遅れてる作家って多い
内海隆一郎
>>306 渡辺温いいね。「可哀想な姉」しか読んでないけど…
十和田操
泉鏡花の弟子で芥川賞候補にもなった。ユーモアがあって好きだな。
比留間久夫であってるっけな
昔村上龍を読んでたときについでに読んでた
ヴァイオレンス?ハードエロス?作家
今何やってるんだろうな
321 :
吾輩は名無しである:2009/02/02(月) 03:14:45
>>164 耕治人 の検索結果(セーフサーチ) 約 136,000 件中 1 - 10 件目 (0.20 秒)
二年半でずいぶんメジャー化したな。。。一条の光くらいしか読んだこと無いけど
富ノ澤麟太郎 の検索結果(セーフサーチ) 約 714 件中 1 - 10 件目 (0.20 秒)
富ノ沢麟太郎 の検索結果(セーフサーチ) 約 526 件中 1 - 10 件目 (0.27 秒)
お、これは十分マイナーと言えるかも。横光の友人&佐藤春夫の一番弟子じゃなかったら名前残っていたかどうか
323 :
吾輩は名無しである:2009/02/02(月) 17:20:32
牧野信一
>>321 耕治人が詩人千家元麿について書いた小説が好きだな。
>>322 最近中山義秀の「私の文壇風月」を読んでたら横光や富ノ澤について書かれてた。
中山義秀、阿部知二、有馬頼義が好きだけど今は読まれてないのかな
325 :
吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 18:07:08
岡田あーみん
『お父さんは心配症』さいこー
渡辺温っていうと、最近では久世光彦がすごいプッシュしてた記憶
327 :
319:2009/02/04(水) 15:26:49
>>326 「久世光彦の世界」って本に渡辺温の小説も収録されてて読みましたよ。
渡辺温と言えば最近「アンドロギュノスの裔」が値崩れしてるな。
買うなら今と考えるべきか、それともどこかから復刊の情報でも流れてるのだろうか。
東京創元社の刊行計画はどうも頓挫臭いけど。
329 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 23:51:12
あげ
330 :
吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 00:21:10
坂井きくこさん
331 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/23(月) 23:24:29
西東三鬼の『神戸』
傑作!
藤本 泉
1971年に江戸川乱歩賞の候補となった「藤太夫谷の毒」は、最終候補にまで残って選考委員からも
すぐれた筆力が支持されたものの、部落問題をあつかった作品の内容が応募当時のタブーであったため、受賞を逃す。
1989年2月、旅行先のフランスから子息に手紙を出したのを最後に消息を絶つ。
一説に、共産国家崩壊期の東欧で取材中拉致され、処刑されたとも言われているが、真相は不明である。
333 :
吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 01:22:15
有名な作家かもしれないが、、、
アメリカの作家、レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」ハヤカワ
村上春樹が最近、「ロング・グッバイ」として訳したね。
私は清水訳の方が好きだ。
探偵小説です。主人公のマーローがカッコイイ。
人物描写がうまいし、緊張感がある文体。面白い。
334 :
吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 09:11:07
井東憲という人の本を偶然読んだのだが、けっこう面白かった。
中国に詳しく、プロレタリア作家だったらしい。
ぐぐると、そこそこヒットするから、あまりマイナーではないのかもしれない。
336 :
吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 21:44:00
ねたぎれあげ
337 :
名無し募集中:2009/04/12(日) 21:52:41
甘糟幸子なんてどうだろ。
鎌倉在住のエッセイストとしては有名だけど
小説家としてデビューしたのは69歳の時。
その処女作『楽園後刻』は鎌倉の貴族階級の没落と滅亡を描いている。
338 :
吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 21:53:08
葛西善蔵
339 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/04/12(日) 23:59:28
340 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 00:01:53
金城一紀
341 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 00:03:10
石田衣良
342 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 00:24:34
サラマーゴはどうですかい
押しも押されぬノーベル賞作家でございます。
344 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 00:50:20
山川信夫
345 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/04/13(月) 01:00:53
アルツイバーシェフ
子供んとき読んでいて吐きそうになったことがある。
変な小説ばかり書いてるロシアの作家。
『サーニン』は岩波文庫からもでている。
ちなみに私はこの作家が大嫌いだ。ドストエフスキーも嫌いだが、
こいつのは読んでるともっと不快になる奴。
346 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/04/13(月) 01:19:47
>>344 山川信夫?誰それ?
山川方夫なら知ってるけど。
347 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 01:25:18
山川信夫もしらねーのか豚!どうでもいいからもっと勉強しろよ。バーカ
348 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/04/18(土) 00:02:35
>>347 だから山川信夫って誰なんだよw
山川方夫なら知らないと多少(あくまでも多少ねw)恥ずかしいけど。
こんな聞いたことねえ山川信夫とかいう奴知らなくても恥でもなんでもねえよ。
オマエまともな現代文学観皆無w
みっともねえぞwバカはオマエ決定w
349 :
吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 00:12:59
芋姉ちゃんのくせに。
350 :
吾輩は名無しである:2009/04/19(日) 02:16:19
武林夢想庵は経済の停滞している今、もう一度読まれてもいいと思う
351 :
吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 20:02:20
やっぱり黒田維理!センスがあるってこういうこと。
マイナーどころか、むしろメジャーなはずのジュリアン・グリーン。
福永武彦編集の全集(全14巻)も出たのに今や絶版品切。リアルで名前を出すとグレアム・グリーン?と聞き返される始末。
フランソワ・モーリヤックに通じる重要なカトリック文学であると同時にルース・レンデルばりのサイコ・サスペンスでもある。
代表作の「モイラ」「レヴィアタン」「幻を追う人」「他者」は純文学としても娯楽小説としても第一級の逸品だ。
図書館等で見掛けたらぜひ手にとって確かめて欲しい。
ジュリアンとグレアムのグリーンを勘違いする挿話を
倉橋由美子が『城の中の城』で書いてたな。
APE LITTLE FOOL
十年前の作品だけど、耐久性あると思う
今読んでも面白い、ていうか
かなりいい
売れてないのはなぜ?
絶版で手に入らんわ
ウイリアム・リー
358 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 02:12:44
通過する異邦人
359 :
吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 15:20:54
田久保英夫
一般書籍板で彼の「解禁」という作品が挙がっていたので、読んでみたくなったんだが絶版になっていた。
絶版になったのは売れないから?
河合塾の模試で使われたり、センターで使われたりと需要はあると思うんだが。
360 :
吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 02:59:15
秋山鉄いいよ
石川達三
一時期はまって読み続けた
狗飼 恭子
もう立派な大人なのにまだまだ物事を割り切れない自分には染みる…
362 :
吾輩は名無しである:2009/08/03(月) 23:20:09
ふくながしん
クラウス・コルドン
世界史板ではけっこう有名だったみたい
ヴェージノフ
「消えたドロテア」よかった
366 :
吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 23:38:55
出版業界に
(利益重視ではない、
良質な作品の出版を)
もっと頑張って欲しいものだ
367 :
吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 03:04:35
「疾風魔法大戦」トム・ホルト
あ、それ読みましたw確かバイキングのやつ。
…ちなみに手に取った理由は、似たようなタイトルの
シューティング(ゲーム)があったからっ!ww
この板に疾風魔法大戦を読んだ人がいたとは(驚愕)
たいしてマイナーじゃないということですね
371 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 20:07:16
あげてみた
372 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 15:39:32
木水彌三郎
373 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 15:13:04
倉持正夫
375 :
吾輩は名無しである:2009/12/10(木) 00:27:11
北原綴
376 :
吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 23:27:43
>>375 検索して、金素雲の息子だと初めて知った。
377 :
吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 23:32:52
美少女奇譚の人か。
ちょっと興味を持って本を探してた時期に偶然アマゾンマーケットプレイスで安かったから買ってみた。
結構面白かったな。
378 :
吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 09:53:25
町田康かな。多分俺しか知らない。
379 :
吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 09:57:14
彼岸先生
380 :
ワラビー:2009/12/14(月) 12:05:58
桜井裕
381 :
吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 17:25:36
尾形亀之助
382 :
吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 17:35:51
383 :
吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 18:20:38
>>337 甘糟幸子の「楽園後刻」読中読後不快感増大、やっと読み終わって
読まねばよかったと心から後悔した。おばはん、何言いたいの?
タイトルやあらすじに誘われ、自分に合わない小説を読んだことを
つくづく反省した。
385 :
名無し募集中:2009/12/16(水) 22:56:09
鈴木信一
高校の国語教師だが小説も書いて発表している。
小説よりも文章指導の方で最近知られてきた。
386 :
吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 23:35:06
時々、私の所にへこへこやってきては、獲物やら木の実を貢ぐ猿がいる。
その猿の特徴というのは、まず体が黄色く、背丈は低い。その割に頭部や顔が大きくて足が短く、
その背格好のバランスのサマが非常に滑稽な猿なのである。
その猿たちが、なぜか自分に獲物やら木の実を貢いでくれる。
どういうわけか、その猿たちは人間である自分を同種の生き物だと思い込んでいるらしいのだ。
しかしながら、猿の中にも色々な性格の持ち主がいるようで、人間の私に貢ぐ事に否定的な猿もいるらしく、
貢いだ猿に対して批判の態度を取ったり、時には攻撃的な行為に及ぶ猿も少なからずいるらしいのだ。
ある研究者によると最近では、そのような対立はやや深刻化しており、両者は半ば決裂の様相を呈しているという。
それは世界の東の果てにあるJAPANという孤島に住む、人間の真似事をする猿達の話である。
これは誰の文章のものか分かる方いますか?
387 :
吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 21:56:21
鈴木三重吉
388 :
吾輩は名無しである:2010/02/09(火) 12:51:19
小山清
最近、後藤明生の小説でその存在を知った
エルデーイ・ヤーノシュやバールトファイ・ラースローはメジャーか
390 :
RRR:2010/02/09(火) 18:21:28
桐山襲
甲斐大策
黒島伝治
どれも大好き。
391 :
吾輩は名無しである:2010/03/05(金) 22:11:32
松崎天民
392 :
吾輩は名無しである:2010/03/05(金) 23:16:45
牧野信一
そこまでマイナーでもないか
あとは詩人だけど
ジェオ・ノルジュ
どうしてまとまった詩集が訳されないのか不思議
393 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2010/03/07(日) 03:55:33
バリ・ウッド
「殺したくないのに」
面白いから見つけたら読んでみて
395 :
吾輩は名無しである:2010/03/08(月) 12:35:02
矢山哲治
特殊事情とはいえ全集も出て、本格的ではないにせよ研究書が3冊はあるような詩人とは思えないマイナーさ
島尾敏雄・那珂太郎を経由して目にする人はいくらかいるだろうがGoogleで990件って…
一時期700件台だった富ノ澤麟太郎も今では2330件ヒットするのに。
詩人としてはネットで読める何篇かを見ても立原道造どころか原口統三にも幾らか劣るようにも思う。
でも生きていたら真鍋呉夫、小山正孝、一丸章あたりよるは日の当たる場所にいただろうなという気がする
短編を見ても同時期の島尾、とは資質が正反対だから比較できないが同傾向の阿川となら遜色無いレベル
あ、規制解除されてた。
こをろ周辺の研究は九大の花田俊典くらいしか見当たらなかったのにその花田先生も早死にしたしなー
おやはや(笑)武陽なんぞが登場しておりますねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
398 :
吾輩は名無しである:2010/03/08(月) 17:12:51
暇人の舞踊は 藁貸し増すねぇ〜(笑)
阿川レベルならたいしたことないな
400 :
吾輩は名無しである:2010/03/28(日) 16:50:52
東文彦みたいなものだろ
どうでもいいけど
1938年生まれの東峰夫と阿奈井文彦の名前が並んでるのが一瞬目に入って東文彦に見えた
402 :
吾輩は名無しである:2010/03/29(月) 02:04:44
穂高明。
あの賞だからバカにしてたけど、読んでみたらすごく良かった。
ちゃんと科学の素養がある人が書く小説。最近の女性作家では珍しい。
一人だけが知っておる作家なんぞほとんどいないはずなのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
武陽なんぞが言うようにかつて一世を風靡しておっても今はほとんど読まれていない作家はいます(笑)実はこれは多い(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
後は自費出版系作家、海外では読まれているけれど日本では、と言う作家、もともとマイナーだった作家が加わる訳ですが(笑)おやはや(笑)誰も知らない作家というのはほとんど居ないはずです(笑)
ある作家の短編のように頭の中で小説を書いておったのでなければ、ですよ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
404 :
吾輩は名無しである :2010/03/29(月) 02:15:55
小幡亮介
405 :
吾輩は名無しである:2010/07/19(月) 13:11:15
age
「ライオン」by高橋
↑
実際、こういう表記だった。
たぶん自費出版系だと思うのだが一般書店に並んでいたな。
「『どんな小説でも最初の3行を読むとあらすじは大体分かってしまう』
こう僕が話すと、彼女は…」
で始まり、延々と200ページ近くを費やして
「喧嘩上等!ウソぷ〜」で幕を閉じるメタフィクションもどき小説。
作者以外、何人の記憶に残っているのだろうか?
そういう意味ではマイナー作家だろうな、うん。
残雪はマイナーですか?
408 :
其日庵:2010/07/20(火) 23:11:49
モーリス・ルヴェル
モーパッサンと並ぶフランスの短篇作家。
戦前、「新青年」で多く翻訳された。
土居豊
玄月