1 :
吾輩は名無しである :
04/05/20 21:49 ないから、立てるよ。
____ / ___ _x:":::::::::-'.r::::::':---__ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::::::::::::::/ ヾ:::::::::::::::::::::' /:::::::::::::::::::::::::/.! ' :::::::::::::::: .i |:::::::::::::::::::::::/ | ヽ::::::::::::::| |:::::::::::::::::::::::/ | _,,,-'':::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::|,,|,__. '" ___i::::::::::::::| |:::::::::::::::::::::::::| .| __~ :.. zてノ"'|::::::::::::| |:::::::::::::::;:::::::::|'.x|'てソ :::. ヽ:::::::::| ..|::::::::::::::::i:::::i: ;:... :::::. .|:::::::| もぐもぐ .|:::::::::::::: |:::::::: :::;::: ,, ;:. .;:::::| 犬彦のちんぽ、うまーー .|::::::::::::: |::::::::::i. ~.::_ !:::::| .|:::::::::::: |::::::::::::::!. :_,,-ニ''''' .':::::| ..|::::::::::: |:::::::::::::::::::'::.. ~~' ..:::;:::::: !__ |:::::::::: |:::::::::::::::::::|:. ... __...::::::::: ::: /8 ==--__ -''''|:::::::: |:::::::::::::::/:|::. ..::'::://:::::/∞ ) ~'''''-
3 :
吾輩は名無しである :04/05/20 22:52
父の名は犬麿、父の父の名は犬丸、そのまた父の名はキネクニ 初めましておじいさま、初めまして曾おじいさま 孫の麿子でございます、ひ孫の麿子でございます
4 :
吾輩は名無しである :04/05/21 01:55
この人の本ってどう?、最近やたら出てるけど?
5 :
吾輩は名無しである :04/05/21 22:38
確かにあんなに本出してるのになんでレス全然つかないんだろうw? ちょっとどうでもいい本出しすぎか?<ハイスクール関係 白土三平論なんか良さそうだが…。
6 :
吾輩は名無しである :04/05/22 00:45
いや徐々にレスつくのよ。この人のスレ。前あったやつもそだった。 今明治学院大学だっけ?講義もぐれるかな?誰か教え子いない?
>>5 めちゃくちゃ糞だよ白土三平論。
あらすじ紹介だけ。
こいつとか左翼が今の世の中悪くしてるよね。 たいした本も書かないから語ることもないし、こんな奴がちょっと有名 なのは日本の読者がいかにバカかわかるよ。
スカたんほどじゃないよ。
10 :
吾輩は名無しである :04/05/22 14:13
犬彦って、業界ではワリときらわ(ry
まぁ、嫉みがほとんどだから、あんまり気にする事もない。
12 :
吾輩は名無しである :04/05/23 00:40
白土三平論、ひどい・・・・つうかひどそう 買う気にもなれん 中上健次論のダメなところを薄めて反復してるようなもんだ (他のマンガ研究のレベルからすれば、面白い方だというのがまた哀しい)
14 :
吾輩は名無しである :04/05/24 01:16
>>13 斜め読み(所用時間2分)
父親の話からフォト&エッセーまで網羅して論じようっていう意気はまあよしとするとして
ちらちら読んだ限りでも
一貫した「生」の作家として捕らえようとして、
途中で投げ出してる感じがありあり。
「貴種と転生」の5章以後を読んでる気分
まあ白土三平って「地の果て」以前を書かなかった中上健次なんだから
しょうがないといえばしょうがないけど
で、いいっていう人いるの?
この人はいつもピントがズレてると思う。
>>11 本当に「嫉み」だけで「きらわ(ry」のかなあ。。。
けっこういい加減な発言やら表記が多い人だと思う。
ところで、『ハイスクール1968』を『新潮』で連載していた時に
矢作俊彦から(ry、といういきさつを知っている人、詳細教えて下さい。
>>16 鈴木晶とか矢作俊彦ってのはやっぱり四方田と同類なんだよ。結局、有名進学男子校的な自意識の戯れにすぎないというか。
>>12 >(他のマンガ研究のレベルからすれば、面白い方だというのがまた哀しい)
これはないw
19 :
吾輩は名無しである :04/05/24 20:58
>>14 また家族のこととか書いてるの?
最近自分史振り返りすぎ。
どーでもいいけど、公の場で松浦と対談したことあるの?この人
20 :
吾輩は名無しである :04/05/24 20:59
あとポプラビーチ終わっちゃってツマンナイヨー
>>17 何だかんだ言って仲間意識強いし、内輪ノリだよね。
22 :
吾輩は名無しである :04/05/25 02:16
>>16 ムカ
じゃあましな「マンガ研究」になんかある?
(「w」なしで答えよ)
ないと思うが
ええっ?俺?
書き間違いかな(ヨモ田みたいに)。
俺はほとんどマンガを読まないんだ。今年に入って『アサッテ君』しか読んでない。
だから「マンガ研究」についても知らないし、その分野の成熟度もわからない。
※「まし」だとか、まだそういうレベルなんだなということは今回分かりました。
『白土三平論』も興味がなくて読んでない。『漫画原論』も同様。
>>22 さんはどう読みましたか。
俺はこの人の本を何冊か読んだけど、映画評論は誤記が多いし、
映画以外の文章でも(またトークショーや講演でも)
自慢っぽいところが鼻につくんですよね。なぜだろう?
※しかし、立っては消え、また立ち上がるヨモ田スレは
『忍者武芸帳』の影丸的ですな。
ありゃごめん
改めて
>>18 その「ましなマンガ研究」を揚げて
(ないと思う)
>>23 研究者じゃないんで、「誤記」とかに興味がいきません。
だから四方田の本や発言は「偽史」とかの隣にあるようなものとして愉しみました。
「白土」「マン原」はつまんなそうなんで読んでないです(斜読みはしてます)。
取り上げる作品の趣味が「マンガ研究」っぽいのが理由かな?
そのせいか記述も「マンガ研究」っぽく、遊びがないわりに真剣にもなりきれてない印象。
ただ取り上げているマンガに負けないくらいには「読み物」として作ってしまおうとしている分、絶対その他のマンガ研究者たちより↑
25 :
吾輩は名無しである :04/05/27 18:26
だ れ か 24 の 言 っ て る こ と を わ か り や す く 解 説 し て く だ さ い
摩滅の本はどうですか?
27 :
吾輩は名無しである :04/06/01 01:54
とまってしまった なんかごめんねぇ
じゃあ、ネタ振り(寝たふり)ね、ハイスクール1968について突っ込まれていた雑誌のインタヴュー読んだ人いる?
29 :
吾輩は名無しである :04/06/02 13:09
>>28 どの、雑誌ですか?新潮の坪内との対談のこと?
30 :
吾輩は名無しである :04/06/02 13:15
四方田犬彦の『ハイスクール1968』(新潮社)が送られてきた。高校時代の回想録である。とくにバリケード封鎖の
前後のことが克明に書かれている。彼と私は中学高校ずっといっしょだから、当然ながら私も登場する。
あまり愉快な本ではない。四方田が大法螺吹きであることは、業界では知らぬ者はない。私も慣れている。
彼と私はともに由良君美門下生であるが、学生時代に、あるとき四方田から「相談ごとがある」と言って呼び出された。
何かと思ったら、「由良先生に、おれが鈴木に剣道を教えてやった、と言ってしまったので、そういうことにしておいてくれ。
頼む」というのだ。別にかまわないよ、と答えた。私は剣道部の部長だった。彼もたしかに一時剣道部に所属していたのだが、
運動神経ゼロなので、ぼかすか打たれているばかりだったため、一ヶ月くらいでやめてしまった。
万事がそういう調子。
「私は生まれる前から映画をみていた」とか書いているけど、中学1年のときに映画に連れていってやったのは、この私である。
同級生に取材して書いたにもかかわらず、その同級生たちのことをわるく書き、自分だけは憂いを帯びた哲学的な高校生
として描いているのだから、まったく呆れる。本人を知っている人なら、「また始まった」で済むのだが、知らない読者は信じてしまう
のだろうなあ。
昨年、文芸誌「新潮」に掲載されたが、その後、2年先輩の矢作俊彦から新潮社に「でたらめを書くな」と抗議があり、彼に関する
部分は全部削除したそうだ。同級生だった金子勝も怒っているらしい。
小説なら許せるが、あたかも実録のように書いているから、たちがわるい。ほとんど嘘なのに。しかし、もし小説家だったら、
自分がいかにカッコイイ高校生だったかを世間にアピールしたくて、こんなものを書いたりはしない。そんな小説家は見たことが
ない。こういうものを書く神経が、私には理解できない。
ttp://www.shosbar.com/diary/2004/diary0403.html
マンガ研究なら最近のユリイカを読めばいいのでは? 来月楳図かずおのようだし。 四方田は書くかな?
友人んだといいながら、ウェブにこんな事を書いてしまう神経も同じようなものでは...
>>30 スズキサン、大丈夫ですよ〜。
自分は『〜1968』、眉につばを(たっぷり)つけながら読みましたから(w。
>>32 「元同級生」という感じはするけど「友人」という感じは全くしない文章ですね。
勉強不足で申し訳ないけど、スズキサンはどこかで「彼とは今もいい友達である」と
書いているのでしょうか?
>>33 引用元には、こう書いてあるね。
>私自身も登場人物のひとりとして、まったく事実無根のことを書かれているのだが、
>友達だし、まあいいや。笑ってすまそう。
パソコンがフリーズして一日分の原稿が消えたとあるから、その腹立ちあるかも、矢
作、金子の話にしても、「〜らしい」「〜そうだ」と説得力のかけらもない。笑ってすます
んだったら、本当に笑って済まそうよ、友達なんでしょ。というのが正直な感想。
>>34 さっそくのレスどうもありがとうございます。
なるほど、どっちもどっちだなあ(w。
>>29 読書人でも対談はしたみたいだけど、インタヴュー?
37 :
名無しのジョニー :04/06/04 19:18
四方田スレ、また立ったのかと思ってのぞいてみたけど やはり伸びてないね。この人のスレはたいてい伸びないが。 >34 >矢作、金子の話にしても、「〜らしい」「〜そうだ」と説得力のかけらもない 一刀両断だね。 しかしおいらも、矢作登場のところは削除って聞いたけど、じゃああれってウソなの? 噂の域を出ない話なのか?まあ「新潮」と単行本を読み比べればわかるんだけどさ。 >説得力のかけらもない そうか?なんか無理して弁護してない?
>>37 このスレに限らず鈴木晶氏のサイトをソースに四方田たたきが横行してるんで、やや贔屓っぽかったかも
しれませんね。でも基本的には、34に書いたとおりなんじゃないでしょうか。
『ハイスクール1968』読まれたという仮定で、質問しますが、そもそも、矢作氏や金子氏、鈴木氏の書かれ
方って、鈴木氏がいう程ひどかったですか?金子氏なんか、逆に好感もてるとおもうんですが....。
39 :
名無しのジョニー :04/06/05 00:11
>38 ちょっと酔ってるから、訳が分からないかもしれないけど堪忍して。 『ハイスクール1968』は読んですぐ古本屋に売った(ついでに彼のほかの著作も手放した)。 おいらはこの作品が連載された掲載誌「新潮」を読んでいないから 矢作がどう書かれていたか知らないし(読もう)、鈴木がどう書かれていたか覚えていない。 金子に関してはちょっとひどいのではと思った(あ、おいらは全然当事者じゃないよ。念のため)。 しかしながら、そもそも矢作に「でたらめを書くな」と言わせ(しかもそれを削らなければならなかった)、 鈴木に「小説なら許せるが、あたかも実録のように書いているから、たちがわるい。 ほとんど嘘なのに」やら、「まったく事実無根のことを書かれているのだが」と 言われてしまうというのは、やはり異常だと思う。 彼らは、自分自身がどう書かれていたかを気にしているのではなく、 本作による事実関係に対する嘘、四方田による歴史偽造行為に対して 「抗議」しているように見える。 ※同時に、「嘘つきの友達」を「笑って済ます」よりも、 その対象になった友達を守ってもいるのではないかという友情も、 そこには見えるのだが、どうだろう。
40 :
吾輩は名無しである :04/06/05 07:01
要するに、四方田の書き物には品性の下劣なところがあってヤだね。 結局自分の自慢話がしたいだけなんじゃないの、こいつは。
41 :
吾輩は名無しである :04/06/05 12:48
中条省平は『invitation』で、なんとういう記憶力!とか言って 絶賛してたぞ。まあ良く書かれたやつは喜んで、悪く書かれたやつ は、嘘だ!と叫ぶ。要は書いたもん勝ちでしょう?
「なんという記憶力!」という言葉だけを読むと皮肉に思えてしまうから不思議。。。
書いたもん勝ち、たしかにそう、その書いたもん勝ちというぶっちぎり方が、
露骨に透けて見えるだけに気に食わないですね(
>>40 さんの言葉を借りれば「下劣」)。
矢作俊彦のくだりも、でたらめを直したというより
言いがかりつけてくる奴を斬り捨てたように思えてならないのですが。
そうかなぁ〜?金子はカッコ良い扱いだった気がするけど...。
44 :
吾輩は名無しである :04/06/05 18:14
「この野蛮な道化芝居の鍵はただ一人。オレが握っている!」 こんなこと唱えながら、渋谷の人混み歩く高校生って 絶対まともじゃないよな。
>>44 ボードレールだっけ?いまだとミスチルとかが頭の中で鳴っているって感じなんじゃん。結構いると思うよそういう人。
>43 いやいや、どう読んでもカッコ良くないよぉ(笑)。 「○○寄りのサークル」云々の記述、「歌と踊りだって学ばないよりはましなんだ」という(ような、 つまりうろ覚え)台詞を、相当冷ややかに書いていると思うよ。まあ、んなことはどうでもいいか。 『ハイスクール1968』の視点は、四方田自身の当時の心境と現在から見た視点、 および(世間が後年に下した)歴史的な評価がちゃんぽんになっていて、主人公はその結果論の間隙を 巧妙にすり抜けているように思えてならなかった。これも、鈴木をして「ほとんど嘘」と言わしめた、 本作の「詐術」の正体のひとつじゃなかろうか(「自分だけは憂いを帯びた哲学的な高校生として描いている」)。 つまり、当時からそんなことを思ってたのか、それともその意見は、後年の大人・評論家・四方田犬彦による 「哲学的思考の産物」、もしくは「評論」なのかどうか、というあたりの記述が本当に曖昧で、 おいらは読みながら何度も首を傾げたのだった。 この点は非常に書き方が紛らわしかったなあ。
>>46 たしかにそうなんだけど、
記憶っていうのは所詮自分の都合がいいように
作り変えられてしまうものだからしょうがないとも感じる。
当時、どう考えていたかなんてもう分かるわけがない。
でも、ちょっとこのナルシストぶりにはついていけなかった。
図書館で矢作俊彦が出てくるところを読んでみたけど、
怒るのも無理がないかな。
>47 レスありがとう。 >たしかにそうなんだけど、 >記憶っていうのは所詮自分の都合がいいように >作り変えられてしまうものだからしょうがないとも感じる。 その通りだね。で、まさしく、記憶は「作り変えられてしまう」という危険を孕んでいるからこそ、 四方田はもう少し慎重になるべきだったんじゃないだろうか。 作品中であれだけ「繊細であれた」(はずの)彼が、 後年の「繊細さを欠く行為」によって、保有する(はずの)「繊細さ」を 自ら台無しにするべきではないよ。 もっと違う書きようがあったのではないかと思えてならない。 >当時、どう考えていたかなんてもう分かるわけがない。 もし四方田がこの意見に賛同したならば、『ハイスクール』は書かれるべきではなかったと思うのだが、 どうだろう?
四方田はようするに三流作家なのだから、 矢作が徹底的にこき下ろしたのは大正解。
>>48 結局のところ、そういう書き方しかできないんじゃないかな。
四方田の本はあまり読んでないけど、自分の昔話がやたらと多い気がする。
しかも、自慢話のような。
誰かが言っていたけど、
自分のことが好きで好きでしょうがないんだろうね。
村上龍の『69』のように、
フィクションとして書くこともできないだろうし。
それは『ハイスクール』で四方田が嫌悪感を示していた
全共闘の某を知っているとかの自慢話(違っているかも)
と変わらない気がする。
>50 >結局のところ、そういう書き方しかできないんじゃないかな。 限界なのか…。しかし彼は、友達から「ほとんど嘘」や「事実無根」と言われ、 先輩からは「でたらめを書くな」と言われてまで、何を表そうとしたのだろうね? ※「新潮」連載時に書いたことが事実であったなら、彼は矢作の抗議と戦うべきであった 今、読んでる本に(たまたま)以下のような文章が引用されたのを興味深く読んだので、以下に再引用を。 「くうそうきょげん 空想虚言 病的虚言者ともいう。E・クレペリンのあげた精神病質人格(異常性格)の中の一つの型である。 主徴候は、異常に盛んな空想力にあり、空想と現実の識別に乏しく、あるいはそれが不可能にみえるが、 その他の行動においては一般に正常である。自己顕示的な性格と類似の性格と考えられたりもするが、 一見したところ社会的な適応にもすぐれ、文筆の才や巧みな辯舌で他人の信用を得ている場合もあって、 その話の内容の真偽を確かめるには、長期の鋭い観察による以外に方法のないことが多い。 『世界大百科事典』」 (『三位一体の神話』大西巨人 カッパノベルズ版) 世の中には上記のような人格・性格の人間がいる。私は彼がそういう人間ではないことを祈る。
↑などと偉そうに書いてしまった…。 >50 >四方田の本はあまり読んでないけど、自分の昔話がやたらと多い気がする。 >しかも、自慢話のような おいらも何冊か読んで、そう思った。それが鼻について、本を閉じたくなったこともたびたびだった。 途中で読むの止めたこともあったな。 >全共闘の某を知っているとかの自慢話(違っているかも)と変わらない気がする 激しく同意。
>>46 あなたが指摘したとこを読んで少し金子を見直したんだ。それまで、左版の竹村健一かちょっと小利口な佐高信という印象だったもんで、
>53 そう? それはおいらの「○○」(あえて名前は伏そう)という組織に対するイメージが悪いからだろうか。 (そして世間的なイメージも…。それを四方田はしたたかに計算しているようだ) ところで、>53氏は、「○○」がどういう組織であるか知ってるよね? あのくだりをどう読んでも、「左」というイメージは拭えないはずなのだが…。
↑に補足。 >54で書いた「○○」とはもちろん、おいらが>46で引用(?)した、「○○寄りのサークル」の 「○○」に他ならない。
ようやくまともな反応をしてくれる人がいた。 伏字を使うとこういう場合は余計マイナスイメージでつたわるので普段は使わないのですが、名無しのジョニー氏に合わせて伏字内は言及しません。 伏字の組織については私も良いイメージを持っているわけではありません。当時から、既に揶揄の対象であったはずです。 拭えたのは竹村健一イメージの方です。(笑)
57 :
吾輩は名無しである :04/06/13 01:11
「矢作は細身のリーバイスにモデルガン持って登校してた」とか書いてなかったっけ?
>56 レスが遅くなってごめん。 >拭えたのは竹村健一イメージの方です ああ、「左」は残るのか。しかしうーん、よく分からない(笑)…。意外と行動的だったということ? あ、おいらは(も?)あまり好きではないよ。 ちなみにおいらがあのくだりを読んで連想したのは大島渚の『日本の夜と霧』で(その冒頭近く)、 「党」の指導における火炎瓶闘争によってパクられた佐藤慶演じる坂巻と、戸浦六宏演じる東浦、 二人が出所してきたらその「闘争方針」が「歌と踊り」路線に変わっていた、ということを示す場面における坂巻の台詞、 「歌や踊りが革命とどういう関係があるんだ。ロシヤやスイスの民謡を女の子と歌うことが革命と何のかかわりがある!」 だった。四方田の台詞、「歌と革命でも勉強するのか」にはここで坂巻の投げかけた疑問が「仮託」され、 それに対する「学ばないよりはましなんだ」という(ような)彼の台詞には、吉沢京夫演じる中山の心境が「仮託」されて いるように思えた。「ん?『日本の夜と霧』の安手のパスティーシュかな?」と。(そこまで深刻ではないものの) ひどい扱いをされたなと思ったのだった。
>>58 > レスが遅くなってごめん。
レスサンクス、どうぞ気にせず。
> ああ、「左」は残るのか。しかしうーん、よく分からない(笑)…。意外と行動的だったということ?
説明が難しいけど、揶揄の対象であることも、運動の有効性に疑問符がつくことも
充分分かった上で、でも、だからといって、何もしないのが正しいとは言えないとい
うような、屈曲というのかな、金子については、そう言うものが感じられたんだよね。
だから、四方田氏がどう思って書いた知らないけど、,少なくとも単なる暴露とかとし
ては読まなかったんですね。
> あ、おいらは(も?)あまり好きではないよ。
まぁ、あんまり好きな人は、いないでしょうねぇ(笑)
> ちなみにおいらがあのくだりを読んで連想したのは大島渚の『日本の夜と霧』<以下省略>
おお、奇遇ですね、私もそう思いました。
> ひどい扱いをされたなと思ったのだった。
この部分が名無しのジョニー氏と56の感想が別れるところなんでしょうね。ひどいか
どうかは置くとして、そういうものだったんじゃないかなと思います。
別に四方田氏が書いていることが全部ただしいとは思わないけど、鈴木氏の書き方
というのは、自分の自己イメージにあわない他人からの視線を否定しているにすぎ
なくて、ある意味、四方田氏以上にナルシステックな感じが気になります。しかも、
否定するのに、有名人のだれそれもそう言っているとか、あいつはもともと嘘つきだ
というのはちょっとなという気がします。それだと、言わない者勝ちの後だしジャンケ
ンになってしまう。だから、金子氏、矢作氏がもし異論があるならきちんと書いても
らいなと思います。
めずらしくちゃんと話できてよかったです。長文スンマソm(_ _)m
60 :
吾輩は名無しである :04/06/15 13:58
坪ちゃんとの対談でも触れていたが、文学の転換期を迎えるこの時期の 時代性を捉えた記述だけでも評価できるのではないか? ある意味実名は本人を通り越して、我々が想像するキャラクターに近づき、 小説として成り立っているようにも感じるが。 まあ当の本人はそりゃ怒るでしょうが;;;
>>59 >>60 なるほど、さんざん四方田の悪口を書いてきたが、そう言われるとそんな気もしてきた。
まぁ、人の受け取り方はいろいろってことだね。
>59(=56)氏 もう少し話をさせて(笑)。 >> ひどい扱いをされたなと思ったのだった。 >この部分が名無しのジョニー氏と56の感想が別れるところなんでしょうね おいらの視点は金子の「書かれ方」に向いていたのに対し、>59氏の視点は金子の(心を含む)動きにあった、と理解する。 前者の見方に比べ>59氏の見方のほうは、うーん、真心がこもってるなあ(笑)。 おいらの場合は作中人物に対する真心の形成までには至らなかった、つまり感情移入ができなかった。 “躓きの石”がいくつもあって(例えば>46で書いたような点)、彼らが生き生きと見えてこなかったのね。 おいらが感じた「ひどい扱い」とは(聞いて卒倒しないでね)、四方田が打って出た 「暴露(ないしは示唆)」戦術・行為ではなくて, よーするにあの作品における金子は 四方田をカッコよく引き立てるための「ダシ」ではなかったか、ということなんだな(ゲゲッ!)。 だから「どうでもいい」と、かつて書いたの。 おいおい、こりゃ『日本の夜と霧』かよ、ひで〜なと。 ※ちなみにおいらは、金子が「○○」寄りに接近していたとか実際に入っていたとか、そういった事をもって 金子を批判しようとは思わない。 続く!
>59氏 続いて、以下の部分に疑問を感じたので書きまする。ちょっと長くなるよ。 >鈴木氏の書き方というのは、自分の自己イメージにあわない他人からの視線を否定しているにすぎなくて、 これは>30で紹介されていた文章(3月3日の日記全部、以下、あの文章と書く)に限ったことなのかな? それとも他所で、同書について触れているのだろうか。 おいらは(前者であると仮定したうえで)あの文章を読む限り、そんな感じは受けなかった。 で、「自分の自己イメージ」ってのがちょっとわからなかったんだけど、 これは「自分が抱いている自分自身のイメージ」ということだろうか、 それとも、「自分が抱いている自分自身、および他人のイメージ」ということだろうか。 ちなみにあの文章において、鈴木自身が『ハイスクール』にどのように書かれていたかについて言及している点は 「当然ながら私も登場する」と「私自身も登場人物のひとりとして、まったく事実無根のことを書かれているのだが」 という所であって、この箇所のいずれにも「イメージ」批判は存在しないと思う。 また、他の登場人物に関する記述でも「イメージ」という観点からの批判はなされてはいないと思う。 唯一「イメージ」批判されているとすれば、主人公であり書き手である四方田のそれに対してだね。 例えば「憂いを帯びた哲学的な高校生」という姿は、鈴木の持つ四方田の「イメージ」とは違うらしい と察することができる。 ※鈴木が他所において同書に触れているのであれば、読んでみるから教えてね! さらに続く!
>59氏 >しかも、否定するのに、有名人のだれそれもそう言っているとか、あいつはもともと嘘つきだというのは >ちょっとなという気がします。 否定するなら細かく、詳しく、というのはおいらも同感。 ただ「有名人のだれそれもそう言っている」というのは、たまたま同じ学校で学んだ連中が 有名になっただけのことじゃないかな。 で、漏れ聞こえてくるのは彼らの声のみ、実はさらに、その後ろには声なき声が数多くあると思う。 書かれっぱなし、という「有名」じゃない人々の声が。 >ある意味、四方田氏以上にナルシステックな感じが気になります 鈴木の有せる「ナルシステックな感じ」が「四方田以上」なのかどうか、おいらにはわからない。 例えばどういう点でそう思うのだろう? >だから、金子氏、矢作氏がもし異論があるならきちんと書いてもらいなと思います。 そだね。彼らの「異論」も細かく聞いてみたいね。また、矢作からどういうクレームがついて、 それをなぜ四方田は削除したのかも、きちんと書いてもらいたいと思う。 ということで、長々と失礼いたしました。
アラシガツレマシタネ
69 :
吾輩は名無しである :04/06/18 13:44
70 :
吾輩は名無しである :04/06/19 01:13
文芸誌の書評欄で「ハイスクール1968」の書評についてなんだけど、 雑誌名も何月号かも忘れてしまったが、佐藤〜〜という20代若手の作家だか批評家だかが「ただの高校時代のマイブームを書いてるだけ。みうらじゅんみたい」てな感じでサクッと小馬鹿にしていた。 「あッ。」と思うた。
71 :
吾輩は名無しである :04/06/19 22:34
臨時ニュースです。 <矢作俊彦板より>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 848 名前:無名草子さん 投稿日:04/06/19 22:02 25日(金)三島賞のパーティーがホテルオークラで18時から。驚いたことに出席するらしい。ああいうパーティーはみなりをちゃんとして名刺を出せば簡単に入れるぞ。大挙して押しかけみんなでシュプレヒコールというのはどうだ? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 犬ちゃんは行って真相を追求すべきだよ。
73 :
吾輩は名無しである :04/06/20 22:30
>>74 「敵の敵は皆、友達だ。世界に広げよう、全共闘の輪」(藁
四方田犬彦先生の人生、楽しませていただいております。
四方田先生にお逢いできる日を、楽しみにしています。 滝の人生に光栄あれ!
78 :
吾輩は名無しである :04/06/23 00:12
>>77 滝の人生における光栄について、
ご説明をいただきたいものですな。
79 :
天人女房 本多絹江 :04/06/23 01:38
>>78 滝の人生における光栄について、
ご説明をいただきたいものですな。
雪崩れる人生としての滝
赤い滝
わたくしの夢は、四方田先生の頭上に天人五衰花を
飾ってさしあげる事でございます。
ヨモタンの場合、滝は滝でも滝伸次
むかしエッセイで自分のことを松田優作にちょっと似てると 書いてて「ヨモタ大丈夫か?」と思ったよ ギャグで書いたトーンじゃなかったし・・・
82 :
吾輩は名無しである :04/06/23 13:10
どう見積もっても、小朝師匠だろ。
83 :
吾輩は名無しである :04/06/23 13:16
ヒゲと変な帽子は健在ですか?
>>80 「あ〜あ〜、やんなっちゃった、あん、あんあ、おどろいた」ですか?
>>85 >
>>80 > 「あ〜あ〜、やんなっちゃった、あん、あんあ、おどろいた」ですか?
オマイ、ソリは牧伸二だろ!!
87 :
吾輩は名無しである :04/06/24 07:48
>1 下がってたから、あげるよ
88 :
吾輩は名無しである :04/06/24 13:53
>>79 -本多絹江 殿
よければ四方田先生との出会いについて
教えていただきたいものですな。
本の話題が進行しているわけじゃなし、 くだらないボケとツッコミが私を笑わせてくれるでもなし。 議論は尻つぼみで盛り上がるわけでもなし、 あげる奴も特に話題を振るわけじゃなし。 実にくだらないスレッドですね。
90 :
吾輩は名無しである :04/06/24 14:23
スレの主題がどうにも。 黒子もなんとかしろ 白土三平論は買いなのか? 否定意見が多いようですが、 「ハイスクール〜」よりはマシだろ
あがってたから過去の書き込みを読んでみただけで私には何の義理もないのですが。
別になんともならなくてもいいです。
ところで
>>59 以降の議論はちょっと面白く読んだんだけど、あれで終わりなのでしょうかね?
>白土三平論は買いなのか?
結局同じ話題の繰り返しかよと。
話の種に読んでみたらどうですか。
またはスレをなんとかしたいと思っている人の書き込みを気長に待つのがいいかもしれませんが。
書き込みも90を超えたのに出てきた本の正式タイトルが3冊だけ、というのは
悲しいというか笑えますね。
92 :
吾輩は名無しである :04/06/24 20:08
ホクロはさあ、 作品・人物についてなんか述べなよ。 59以降の議論に続きがあると思うなら、 レスしなよ。 スレの感想述べたってしょもないだろ?
>>92 例えば新たなスレッドが立ったとき、そして
>>1 が「立ててみました」とか「ないから、立てるよ」とかの簡便な、
さらに言えば他力本願的な一行で済ませてなんら自分の切り口を提示しなかった場合に、
>>2 (以降)が「なんか話題を振れよ」とか「お前がリードしろよ」といった反応をするような板を
多く見てきた私は、
>>2 (以降)の書き込みは至極当然のことであるよな、と眺めてきました。
それがスレを立てた者の、またリードしたいと思う者の責任であると思いますから。
あの反応はまずかったのでしょうかね?
>作品・人物についてなんか述べなよ。
『Bon appetit』っていつ連載終わったんですか。
『モロッコ』はつまらなかったですね。彼の文章は結局自分に行き着いていくような気がして、
非常にしらけるんですけど。クスクスを食べても彼の味しかしないなんてつまらないですよ。
>59以降の議論に続きがあると思うなら、
続きがあるなら
>>59 の胸の中にあるでしょう。
私は横レスしたくないし、事の成り行きを眺めていたいのですが、だめですか。
94 :
天人女房 本多絹江 :04/06/24 23:44
>>88 よければ四方田先生との出会いについて
教えていただきたいものですな。
四方田先生へお伝え下さい。
これからは、韓国に逃げても無駄ですと。
朝鮮天女(ムーダン)や韓国の統一教会員に、四方田先生を朝鮮流によろしく
と頼んでありますから。
95 :
吾輩は名無しである :04/06/25 15:11
うーむ。
>>95 に対してとりあえず私は二つの答えを提出しましょうか。
>>95 =
>>92 の場合
>素直なやつだよな。
それだけですか。
このスレッドには話をはぐらかす方が多いようですね。
>>95 ≠
>>92 の場合
>素直なやつだよな。
過剰反応して。ばか正直。生まれたて。
などという言葉を連想してしまい、素直に喜べないのですが。
以下共通の問いとして。
>「あの人のボナペティ」、終わり知っとる奴おらんのかー
最終回は誰を取り上げてました?
ポール・ボウルズとのツーショット写真には笑いました。
>「モロッコ流謫」の書評
書評はともかく、どう読みましたか。みんな読んでなさそうですが。
>…はさあ、
この口調を読んで、
>>51 において名無しのジョニーさんが「引用せられていた」作家大西巨人の、
代表作『神聖喜劇』の登場人物の一人を鳥肌とともに想起しました。
モロッコの風物と歴史、市井のムスリムたち、ボウルズにショックリー、ジュネ 旅の王様たるあなたを通し魅せられし ナカガミとミシマ、ミシマと叙事詩、叙事詩とピーター・ブルック メニッペアとガリバー。不可視の通底 教えられたことは多い
(承前) 傲岸不遜な人柄と今は亡きヤスケンに書かれ、大昔のSPA!ではヤスオちゃんにからまれ、ここでは瑣末な行跡をそしられても 何構うことはない あなたは私にとっての唯一無二のentertainmentになりつつあるのだから 「いつか私は について再び書くことがあるだろうか」
99 :
吾輩は名無しである :04/06/27 02:53
ほくろよ。
95=92こと「吾輩は名無しである」だ。
はぐらかしてスマン。
ボナは知らんし、モロコは読んどらんしさ、
せめてレスつくようにちょっと調べてみた。
書評のせといたのは、作品紹介とスレ展開のためだ。
こんなこと言えた義理ではないが、言いたいことがふたつある。
ひとつ、
ほくろのレスはペダンチックにみえちゃうんだよなー。
知らない人のためにもソースをたっぷりかけてください。
ふたつ、
>>96 内「〜生まれたて。」
になんとなく照れたりもする。
*****
図書館でいろいろ読んでレスするからさ、よろしく。
返事が遅くなりました。
>>99 そうだったのですか。いろいろと言い過ぎ(書き過ぎ)てしまいました。ごめんなさい。
>ボナ
自分もあれから調べてみたのですが、どうやら昨年の12月号で終わったようです。
今年の1月号からは川本三郎の連載が始まっています。
>モロコ
>>97 (98)さんのような意見もあるようですから、読んでみてはいかがですか。
>ほくろのレスはペダンチックにみえちゃうんだよなー。
わざとそう書いているので。。
>図書館でいろいろ読んでレスするからさ、よろしく。
どの新聞だったかで、「今年は毎月のように(四方田の)新刊が出る」と書かれていました。
どんな作品が刊行予定であるのか詳らかにされていませんでしたが、2、3挙げられていた書名のうち、
板違いですが『吉田喜重論』のタイトルが、私の目を引きました。
もしかしたらこれは編著なのかもしれませんが、少し期待しています。
ということで、今年は書店や図書館で彼の名前を多く目にしそうです。
>>99 さんも多く読まれるとよいのではないでしょうか。
私は、四方田がかつては好きでした。『月島物語』とか。
ただ最近は内容などに失望させられることが多くなってしまって。
今も新刊が出ると手にはとるのですがね。
最後に。。。
「くろこ」と呼んで欲しかった(W!
101 :
吾輩は名無しである :04/06/28 11:35
元月島住人から言わせてもらうと、 「月島物語」は最低だ。 四方田の記述がなぜ関係者に嫌われるのか、 あの時よくわかった気がする。
102 :
吾輩は名無しである :04/07/03 02:48
くろこよ、 もういないか、、、 だって四方田犬彦といったらホクロ? って感じがするじゃない?あごのさ。 図書館でボナ最終回は読んだ、 というより老けた吉本隆明をみた。 というか芸術新潮という雑誌自体に興味は有る。 今時間ができたらか、近代文学批評あたりを広く 読みながら、海外文学入門初級ということで、 ドイツ文学を読んでます。 ところで、くろこはシネフィルか。 蓮實スト?
戻ってきました。 >だって四方田犬彦といったらホクロ?って感じがするじゃない?あごのさ。 最近では、そのあごはむしろ鬚のほうが目立ってませんか? 私にはその印象が強いです。もう剃ってしまったのかしらん。 >図書館でボナ最終回は読んだ、というより老けた吉本隆明をみた。 月島の、ですね。なかなか美味そうでした。吉本…。 >というか芸術新潮という雑誌自体に興味は有る。 号によるのですが、書店で見かけたらとりあえず目を通したいと思う(稀有な)雑誌なので がんばってもらいたいですね。 『太陽』がないので、その分も私の無聊を慰めて欲しいものであります。 最終回が掲載されていた12月号の特集は確か「ロシア・イコン」で、 私はあまり興味がなかったのですが(新潮社扱いの)バックナンバーは品切となってます。 ちなみに「外国の、うさぎの絵で有名な人」の特集号は買いました。 >今時間ができたらか、近代文学批評あたりを広く読みながら、海外文学入門初級ということで、 >ドイツ文学を読んでます。 お。誰とか読んでるのですか。よければ教えてくださいな。 近代文学といえば、後藤明生の『日本近代文学との戦い』は面白かったですよ。 >ところで、くろこはシネフィルか。 映画好きですけど「シネフィル」では全くないですね。 観る本数も最近じゃ少ないですし、非常に偏ってますし。 とりあえず邦画が好きなので『吉田喜重』には敏感に反応してまった次第です。 >蓮實スト? 一時期はよく読んでました。おお!と思うものもあったし、全然ピンとこないものもあったし。 最近の著作は全然読んでませんが、今でもアテネフランセでのトークショーなんかがあったら スケジュールを見るなど、反応してしまいます(W。あの人の語り口は好きですね。
105 :
吾輩は名無しである :04/07/06 22:56
106 :
吾輩は名無しである :04/07/08 15:47
くろこおかえり 最近の読書‘偏’歴はこんな感じ。 批評関係は、文芸誌で浅く広くといったところかな。 三浦雅士の批評のスタイルには恋心すらおぼえる。 良き文学ガイド役となってくれている。(のでやや現代詩へシフトも) 江藤淳・吉本隆明・柄谷行人・中条省平・蓮實重彦なども たいてい対談やなんやらを通じてから読んでるけど、 読んで「スゴイ」で終わっている現状。 あと批評といっていいのか、高橋源一郎・福田和也・大塚英治とかも 今までの文学が解体する現場をon timeで見れるのかなと。 なのでライトノベルの舞城王太郎・佐藤友哉・西尾維新あたりも さらっと読んでるが、やはり装幀に漫画は照れる。 ドイツ文学は、ゲーテは「若きウェルテル」だけ、トーマスマン「ヴェニス」 「トニオ」を実吉訳で読んだ。あとカフカのいくつかとヘッセ「車輪の下」 リルケの詩集を読んだ。一応残りはホフマン、マイエル、ノヴァーリスの 代表作を読む予定。あとマンの「魔の山」も。 今更ながら「車輪の下」すごいね。 「ファウスト」は読むべきかな? そして次はアメリカ文学にいこうかと。 優れたガイド(三浦・村上・柴田・高橋源)が多いし。
>>104 中島貞夫行きたかったんですよ。。
しかしこれで当日の雰囲気がよくわかりました。ご紹介くださってありがとうございました。
…やっぱり行けばよかった。
>>106 自分もかつては「ガイド役」を介して作家・作品と出会っていました。
うーん中野重治は退屈だな、と思っていたら江藤淳の「ガイド」でその良さを知ったり。
>「トニオ」を実吉訳
小さい時(?)に書店で岩波版と新潮版を比べて「新潮=高橋訳のほうがわかり易いかな」と思い、
買って読んで紛失してそれっきりでした。
近年、大西巨人の『神聖喜劇』を読み、そのなかで同作がきわめて印象的に引用せられている
(大西自身の翻訳による)のに触発され、再び読み返そうと思ったとき手にとったのが
実吉捷郎訳でした。味がある訳で好きです。原典が読めれば言うこと無し、なのですが。
>「ファウスト」は読むべきかな?
私は読んでないです。池内訳で行きますか。
>次はアメリカ文学
カーヴァーには、はまりました。まわりに薦めたけど誰もその良さを判ってくれなかった(w。
今はとにかく和食が食べたい、そんな舌になっています。
ただいま現代俳句へシフト中。
>>107 関係ないけど、蓮實の日に浅羽通明が来てたよ。
映画はちゃんと観ていったんだろうか・・・
109 :
吾輩は名無しである :04/07/12 23:55
ageとけ
110 :
吾輩は名無しである :04/07/13 16:02
>>108 浅羽通明ってどんな人?
かすかな記憶に澁澤のあとがき書いてたの見たような、、、
111 :
吾輩は名無しである :04/07/13 16:03
こいつは名前がダサい
112 :
吾輩は名無しである :04/07/28 03:01
黒子のためにあげとこう...。
このひとって、ハングル語こうざのひと?
114 :
吾輩は名無しである :04/08/04 20:18
いいんじゃん
115 :
吾輩は名無しである :04/08/04 20:30
>111 いや、効果的というべき
116 :
吾輩は名無しである :04/08/05 00:38
京大の学生サークル主催の講演会に呼ばれたとき、その講演会終了後 四方田は謝礼が少なすぎると激怒した。 曰く、「俺を誰だと思っているんだ!」
でもそういうこと言いそう、この人なら。
120 :
吾輩は名無しである :04/08/05 01:32
学生サークルの集会なら安くて当然。 そんなことは百も承知で引き受けてる筈。 怒った理由はほかにあるんじゃない?
121 :
吾輩は名無しである :04/08/05 03:19
犬彦って在日だろ。 なんでこういう名前にしたんだろ? 犬食いの習慣と関係あるのかな?
122 :
吾輩は名無しである :04/08/05 08:57
>>116 >曰く、「俺を誰だと思っているんだ!」
これは四方田ならホントに言う。
123 :
吾輩は名無しである :04/08/05 11:23
そんなに偉いの?この人
普通に会話してても選民意識が臭う。 矢作みたく芸になってれば楽しいけど、四方田は単にイヤミ。 自分語りさえしなきゃ面白い人だとは思うけど。
125 :
吾輩は名無しである :04/08/23 16:39
age
>>124 あのしつこい自分語りは
劣等感の裏返し。
内心に潜む深いコンプレックスが選民意識臭の源。
ヨモタ先生ってホントにそんな人格破綻者なの? 対談とか読むと、たしかに性格は悪そうに見えるけどさ。
実際の人格がどうかはよくわからないけど、 友達がいないのは事実みたい。
自分の本の中では、海外作家を含めた友達との交流を良く書くけど、 あれはもしかしたらウソなのか?
表面的な社交、手紙のやりとりはできるだろう。 けれど「ともだち」は一人もいない、これ悲しいけどマジ。
132 :
吾輩は名無しである :04/08/31 11:40
>>130 そのくせSPA!で康夫ちゃんとケンカしたとき
おまえも30過ぎたら心を許せる友達を持てよ
とか嫌味ったらしく書いてたね
なんかかわいそうだな。
>>130 だね。
あまり悪口はいいたくないが、大学内での生徒の評判の悪さもかなりのもの。
ま、評論家として優れていれば生徒から嫌われててもいいんじゃないかとは思うけどね。
135 :
吾輩は名無しである :04/09/06 20:24
坪内祐三はやたら四方田の著作を褒めてるな。 確かにエッセイの類は面白いと思う。
本人の性格なんてどうでもいいんだけど
それは本人の性格がとりあえず一番の話題になるような 程度の仕事、ということなのでは。
138 :
吾輩は名無しである :04/09/07 19:32
まあ、その程度なんじゃない? 何読んでもこれといって感じるものはないな。 スレッドあるのが不思議
139 :
吾輩は名無しである :04/11/09 23:07:58
文章はうまいとおもうんだけどな。
結構愛読者です。
>>134 そんなに嫌なやつなの?
そう言えば昔『映像の召喚』という本を読んでフムフム納得していたが 産業機械の一営業マンとして生計を立てる今となってはなんであんな 本読んでたのか著しく疑問だ
141 :
吾輩は名無しである :04/11/14 20:02:55
>>140 いい話じゃないか。
近代以降、職業は職業、個人は個人ですよ。
ほしゆ
ま、エッセイストですね。
玩具屋に行くと、キティちゃんやポケモンと並んで、カーキ色の制服を着た女兵士がウィンク していたり、物思いに耽っていたりする、可愛らしい人形がシリーズで並んでいる。きっと日本 のアニメオタクが見たら、「かわゆい!」と叫ぶような表情と姿勢をして並んでいる。 〜『心は転がる石のように』 「かわいい少女兵士」 P259より 残念!! 「かわゆい!」× 正解は、 「萌え!」○ 「少女兵士たん(;´Д`)ハァハァ」◎ サヨナラ、ヨモタン
146 :
吾輩は名無しである :05/01/20 22:51:46
ひゃ〜 月島物語、月島住民から嫌われてるんだ…どうして? 月島を貶めるようなこと書いてあったかな〜? 「下町でもなんでもない、まだ出来てから百年ぽっち」 みたいのが嫌だったとか…
最悪の種類のナルシシズム。 および土地の我有化。 俺は元佃住人だが、 あれを決して許してはいけない。
本の雑誌ベストで2,3位だったよ。 それだけでもう読みたくネー
149 :
吾輩は名無しである :05/02/11 13:35:46
四方田ほど人徳が低い香具師も珍しい。
チョンの飼い犬
犬鍋ボシンタン食って「こりゃ共食いだな」と笑いを取ろうとして滑った ってほんと?
チョンにも失礼だなこりゃ
153 :
吾輩は名無しである :05/02/18 18:07:58
ヨモタの文章は良いと思うが。 わかりやすいハスミンとでもいおうか。 ゆえに俺的には ヨモタン>ハスミン
軽薄すぎ
155 :
吾輩は名無しである :2005/04/15(金) 13:35:37
>>30 ワロタ。韓国人に惹かれるのは似た者同士だからなんだろうな。
愛すべきおおぼら吹きからはほど遠いな。
>>155 四方田も糞だが、お前も糞だな。10ヶ月前のレスにレスをつけるなんて。
何でも韓国と結びつけるのも典型的な2ちゃんねら。むしろお前と四方田が
似た者同士に見える。
>>153 文章の読みやすさだけで優劣をきめちゃいかん
何だかんだ言って蓮実のほうがずっと上
それなのによもたは蓮実を罵倒。
>>156 今日ログ取って上から見てきて目に留まったから書いただけだよ。そんなに前だったのかw
何でも結びつけるって言われても、四方田と言えば韓国と映画以外はあんまないだろ。
典型的な2ちゃんねらじゃないあんたは居場所を間違ってるよ。
159 :
吾輩は名無しである :2005/04/18(月) 04:05:18
>>157 四方田が蓮実を罵倒している? どこで?
>>158 ん?文芸批評も漫画批評もやってるよ。知らんのか。無知だなw
ていうか、おまえみたいに韓国人を一つの鋳型に当てはめて
嫌悪する態度は正直ウザイ。日本から出て逝け。竹島に特攻しろやw
さて。 新年度が始まったことだし、誰か四方田の授業をレポしてくれ。
162 :
吾輩は名無しである :2005/07/04(月) 19:01:39
さて。 前期が終わったことだし、誰か四方田の授業をレポしてくれ。
164 :
吾輩は名無しである :2005/07/14(木) 23:04:24
「電車男」に出てねぇ?気のせい?
>>159 『星とともに走る 日誌1979-1997』(七月堂・1999)を通覧すると、
時々蓮實重彦批判が入ってるね。蓮實は蓮實で四方田を批判してたが。
どんな批判?
167 :
吾輩は名無しである :2005/07/28(木) 04:16:00
四方田君が本名でしてる若い頃の仕事を探すのも乙なもの。 たとえば荒俣宏君の『世界幻想作家事典』に執筆してたりする。
168 :
吾輩は名無しである :2005/08/06(土) 10:54:35
よもたんはずっと新書は書かないのが自慢だったのに 日本映画100年史でふっきれていらい 最近は平凡社新書でお笑い韓国語講座みたいな本まで 出してんのね。
ごく初期の『リュミエールの閾』だって新書フォーマットじゃん
そうなんだけどね。「週刊本 映像要理」だって新書サイズ。 新書と書いたのは判型の問題じゃなくて、 岩波新書とか中公新書みたいな 大衆的でかつ権威主義なメディアで書くかどうかってこと。 蓮實や柄谷や浅田や中沢や松浦は いまだに新書判では書いてないでしょ。 山口昌男は書いてるけど。
蓮實は対談本出してるじゃん たしかに一つの目安ではあるけど
誰かがつっこむと思っていたので放置しておいたけど、 もう1つ抜けているので、指摘しておくと、浅田彰も 中公から一冊出している 四方田は、もう1つストレンジャーもハードから新書落ちしている
173 :
吾輩は名無しである :2005/08/08(月) 18:23:24
そうそう。山内さんとの対談。
浅田君はあれでしょ、科学的思考なんとかっての。
中沢君に関しては
>>170 まちがってる。
わりと最近だけど
「僕の叔父さん網野善彦」で新書デビューしますた。
しかし長らく新書を避けてたのはたしかに。
中沢の新書は良かった。 あれは単行本だと逆にきつかったし。
ほしゅ
四方田は在日じゃないはず。
帰化しているってことですか
よもたんかわいいよよもたん
179 :
吾輩は名無しである :2005/11/11(金) 05:28:05
age
よもたんのほくろなめなめしたい
181 :
吾輩は名無しである :2005/12/14(水) 22:03:54
ここにいるのってほとんど大学の生徒? なんか・・・嫌われてるんだね>四方田
友達がいないことで有名だしな 例の本が教駒の同級生から総スカンだったし、 かといって弟子に慕われるでもなし。 優秀だけどね。
183 :
159 :2005/12/17(土) 04:25:05
スーパー亀レスだけど、165さん、ありがとう。
184 :
吾輩は名無しである :2005/12/28(水) 23:29:13
★ ちくま新書(筑摩書房) 1/5 四方田犬彦 『「かわいい」論』
185 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/29(木) 06:40:21
かわいーかわいー♪
かわいーかわいー☆
188 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/01(日) 02:07:52
こいつ朝鮮人なんでしょ?
189 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/01(日) 20:23:00
>>188 2CHらしいレスですね。
本を読みましょう。
190 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/22(日) 09:58:18
ボウルズ本読もっかなどうしよっかなアゲ 何であんな焼けやすい紙つかうのよw
191 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/03(金) 04:15:25
どこかの文芸誌に重信房子さんの 裁判と文学活動について書いていた。 このこだわり、同時代の人間として 好きですね。
192 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/03(金) 20:28:56
『かわいい論』に載っている四方田さんの写真。 …なんか年食ったな。知らん間に。
193 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/03(金) 23:47:22
もう50超えてるからね。
194 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/06(月) 10:41:02
この人って何ヶ国語喋れるの?英、伊、仏、韓ってとこ?
196 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/08(水) 22:00:17
198 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/11(土) 13:00:01
文学界読んだけど、要は「大塚の類書を参考しろよ」ってことだったね。平々凡々。 そういや四方田って新人類世代の論者とはあまり絡まないよね。 ポストモダンとおたく論が結びついた一連の連中と絡み出したらキリがないのはわかるけどね。
199 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/11(土) 17:58:38
この人の「クリティック」という本が欲しいのですが
>>199 オレは図書館で借りたが、絶版なのかね?
『見ることの塩』は素晴らしいですよ。 パレスチナや旧ユーゴスラヴィアに興味のある方は、一読を勧めます。
202 :
吾輩は名無しである :2006/02/19(日) 10:09:39
ニューアカ第三の男
203 :
吾輩は名無しである :2006/02/19(日) 16:26:32
去年の偽韓流に乗って韓国で商売してた人だから胡散臭い奴なんでしょ。
204 :
吾輩は名無しである :2006/02/24(金) 17:55:54
この人、ライブドアの平松さんと似てなくね?
だって平松だもん。批評家はサイドビジネス
それある意味尊敬できるな。
uso wa ikang yoh uso wa!
208 :
吾輩は名無しである :2006/03/04(土) 03:53:46
>>192 俺も見たけど、老けたというか、何か勇ましかった。
眼鏡かけてなかったし。
映画村とか文学村でトグロを巻いている村人。 その中の選民意識。性格の悪い貧乏人。
『送還日記』のトークショー観て来た。面白かったよ。 韓国北朝鮮と誕生年が同じパレスチナやパキスタンの問題にも触れるにあたって、 前置きとして、 「韓国について語ることはもうありません。 韓国映画の8割が日本でも放映される現在、 私は韓国についてもう言い尽くしてしまいました。」 と言い、続けて 「だからもっとマイナーなパレスチナとかイラクの勉強始めたんです」 とぶっちゃけてきたのには笑ったなあ。
211 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 09:28:21
『クリティック』の91年改訂版を古書店にて950円で発見。
212 :
吾輩は名無しである :2006/04/08(土) 10:48:46
この人の映画論で石井總互を特集していたとき、逆噴射家族の脚本が小林よしのり だってことには触れていなかった。
213 :
吾輩は名無しである :2006/04/08(土) 21:26:32
そういえばあの二人ってSPA!関係でケンカしてたっけ?
214 :
吾輩は名無しである :2006/04/25(火) 00:13:40
湾岸戦争のとき、田中康夫ちゃんに難癖つけてたのが印象に残ってる イヤミたらしさではイイ勝負
215 :
吾輩は名無しである :2006/05/09(火) 03:30:06
216 :
吾輩は名無しである :2006/05/11(木) 07:51:05
四方田も滑った発言してるが、内田のそれもすっげえ揚げ足取りだな。
内田ほんとにしょうもねえな。頭悪。 すれ違いゴメ
218 :
吾輩は名無しである :2006/05/11(木) 21:27:25
>それに、地上にはレヴィ=ストロースが教えるように無文字社会がいくらもある。 レヴィ=ストロース引っ張るほどのネタじゃないだろ。
ほんとな。 あと”父の不在”て言いたいだけちゃうんかと。
論文「ヨン様とは何か」で四方田は「冬ソナ」と春樹文学の共通要素として“無国籍性”を指摘して、それだから外国でもうけると書いていたな。 内田の“父の不在”よりは人気の理由として説得力がある。
221 :
吾輩は名無しである :2006/06/18(日) 17:43:46
僕からしてみれば、彼らは難しいことを簡単な言葉で語るプロだと思います。 多少バイアス掛かりますけど、内田や四方田の文は読みやすいですし、、、、、。 ただある程度教養のある方からしてみればばからしいのも当然ですけどね。 僕は好きですよ。
222 :
吾輩は名無しである :2006/06/20(火) 01:42:01
ちょっと前のポレポレ東中野での講演行ってきたけど、 すげー古臭いことしか言ってなくて正直失望した(絵画関係ですが) 柄谷はこいつのこと嫌いそう
223 :
吾輩は名無しである :2006/06/20(火) 17:13:59
日本文学の犬。
90年代と共に知識のデータベース使い切った人ですから。
225 :
吾輩は名無しである :2006/08/03(木) 05:31:17
結局自分の自慢話がしたいだけなんじゃないの
ハイスクール1968文庫まだ〜?
文章うまいか? 自分は下手だと思う サイードの和訳、あれはひどい
228 :
吾輩は名無しである :2006/11/09(木) 17:15:49
こんなスレあるのか。 普通に話す分には良い人だけどね。 学生の頃に映画のチケット貰ったよ。
「普通に」と「だけどね」の辺りに含みを持たせてるね。 まあ、「性格」の良し悪しと「仕事」の評価は分けて考えないといかんからね。 「仕事」は今も頑張ってると思うよ。
230 :
吾輩は名無しである :2006/11/15(水) 11:50:30
四方田って結婚しているの? なんか学生時代に中沢新一と女の取り合いをやって 絶交状態になったて噂きいたけど
20代のうちにしてます。
232 :
吾輩は名無しである :2006/11/20(月) 16:18:37
age
>>221 >>224 このタイプの人は恐ろしく博識で多産で啓蒙的だけど、専門論文を書いたりそういう世界には安住できな
いんだよね。そこが評価の分かれるところか。
エッセイとかでも大学ムラの住人を揶揄したことを書いていたし、四方田本人は紀要や学会で
その中でしか通用しないことをネチネチ言っているような人間は軽蔑しているんだろうな。
ただ、四方田本人も明学を拠点に中途半端に学会ムラを作ってはいるが・・・。
234 :
吾輩は名無しである :2006/11/24(金) 11:45:06
『かわいい論』 慶應の推薦で出た・・・
ムハメッド・バクリの記述はおもしろかった。それだけでこのヨモダという人を認めるのは危ういが…嫌いじゃない。
236 :
あああ :2006/12/15(金) 01:16:41
中沢新一さんと三角関係?。もうちょっと詳しく知りたいです・・・。
多作だけどそれだけ。
238 :
吾輩は名無しである :2006/12/16(土) 00:21:16
ヨモダは修辞学
239 :
吾輩は名無しである :2007/01/24(水) 12:47:25
age
241 :
高山宏 :2007/02/11(日) 09:32:21
東大の教員に狂ったのが多いのか、それを示す例 由良氏の頭がどうにかなって、駒場の教場をわめいて回ったということを 西部進が例の中沢騒動のときに書いていたが、精神を病んでいた人ではないのか。 そのことを書かない四方田や高山宏はどうかしているぜ。 それにしても留学生に天皇陛下万歳を三唱させる教員というのは、 比較文学のあいつだろう。
四方田犬彦は、江藤淳に「〜と私」って題名が多いと揶揄してたよね。 「アメリカと私」はまだしも、「犬と私」「妻と私」って、 江藤淳にとっての妻とは犬とならべられるものだったのか、なんて。
四方田犬彦の『ハイスクール1968』(新潮社)が送られてきた。高校時代の
回想録である。とくにバリケード封鎖の前後のことが克明に書かれている。彼
と私は中学高校ずっといっしょだから、当然ながら私も登場する。
あまり愉快な本ではない。四方田が大法螺吹きであることは、業界では知らぬ者
はない。私も慣れている。
彼と私はともに由良君美門下生であるが、学生時代に、あるとき四方田から「相談ごと
がある」と言って呼び出された。何かと思ったら、「由良先生に、おれが鈴木に剣道を
教えてやった、と言ってしまったので、そういうことにしておいてくれ。頼む」という
のだ。別にかまわないよ、と答えた。私は剣道部の部長だった。彼もたしかに一時剣道部
に所属していたのだが、運動神経ゼロなので、ぼかすか打たれているばかりだったため、
一ヶ月くらいでやめてしまった。
万事がそういう調子。
「私は生まれる前から映画をみていた」とか書いているけど、中学1年のときに映画に
連れていってやったのは、この私である。
同級生に取材して書いたにもかかわらず、その同級生たちのことをわるく書き、自分だけ
は憂いを帯びた哲学的な高校生として描いているのだから、まったく呆れる。本人を知って
いる人なら、「また始まった」で済むのだが、知らない読者は信じてしまうのだろうなあ。
昨年、文芸誌「新潮」に掲載されたが、その後、2年先輩の矢作俊彦から新潮社に「でたらめ
を書くな」と抗議があり、彼に関する部分は全部削除したそうだ。同級生だった金子勝も
怒っているらしい。
小説なら許せるが、あたかも実録のように書いているから、たちがわるい。ほとんど
嘘なのに。しかし、もし小説家だったら、自分がいかにカッコイイ高校生だったかを
世間にアピールしたくて、こんなものを書いたりはしない。そんな小説家は見たことが
ない。こういうものを書く神経が、私には理解できない。
http://web.archive.org/ http://www.shosbar.com/diary/2004/diary0403.html
>>243 今頃それを「えっ、そうなの!?」って言う奴あいないよ。
イタリア留学時代のエッセイは書かなかったのかな。
247 :
吾輩は名無しである :2007/02/18(日) 19:17:21
わざわざ『新潮』買って「先生とわたし」読んだけど 普通につまんねーぞ… 誰だよこんなもん持ち上げてるの
単なるゴシップ記事感覚で面白がられてるだけじゃない?
週一回更新の、ネット上のエッセイが終わっちゃったね。
250 :
高山宏 :2007/03/06(火) 09:28:05
>>247今朝の朝日新聞での鶴見俊輔との対談で、「日本文学で比べられるのは 鴎外の渋江ちゅうさいくらい」といってるぜ。
>>250 え、つーかあれ「文学」として書いてたの?
比較対象は普通に考えて去年春樹が文藝春秋に出した告発文だろ。
でも春樹のほうが悪意の見せ方に断然芸があるね。まあ当然だけど。
新潮3月号 四方田犬彦『先生とわたし』P154 (70年代末、、オックスフォードへの留学を取り止め、韓国の 建国大学校で客員教授を務めることになったのを、三人の師の うちの1人に、報告したときについて) 「わたしに最初にフランス語の手解きをしてくれたある教師の反応は 冷淡なものだった。「不愉快ですね。きみはてっきりM君やS君などと いっしょにパリに行くものだと思っていました。韓国にも映画は あるんですか」この言葉はわたしを深く失望させた。もし先生で あるならば、弟子が最初の海外渡航を、それも当時の日本で蛇蝎の ように嫌われていた国への渡航を決意したときに、何らかの励ましの 言葉をかけるのが本筋ではないだろうか。この教師は東大の仏文で 大江健三郎の1年下の学年だった。だが当時、金芝河の救援活動に 関わっていた大江とは対照的に、とにかく身近で韓国なりアジアという 言葉が口にされるのを嫌がっている様子がありありと感じられた。 ああ、もう子の人は自分の先生でも何でもないなということが、 わたしにははっきりとわかった。」
「先生と私」だけど、駒場の二級市民の中で更に非嫡出(KO出)であることに鬱屈した
師と、
>>253 で挙げられたM(松浦だろ?)だけが灯台に残り自分は明学という厳然た
る事実に鬱屈する弟子という、ただそれだけの話だろ。由良の作品への言及が無いの
はやっぱり四方田は、この師に怨みを抱いており、皇民党事件みたいな褒め殺し的
手法で意趣返しをしてるんでないの?
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20070213 四方田犬彦の「先生とわたし」(『新潮』三月号)って、由良君美の思い出であることを、さっき書店で見て知って買ってきた。
あと、岸田秀も出てくるが、その義妹の船曳由美が、船曳建夫の姉だとある。ということは岸田夫人が船曳先生の姉ってことか。意外な閨閥である。
192 :無名草子さん :2007/02/15(木) 14:05:53
岸田秀の奥さんは、心理学者で元短大教授。
違ったかもしれないけど、たしか橋本治とも縁戚じゃなかったか?
193 :無名草子さん :2007/02/15(木) 18:25:46
岸田夫人は、岸田朱實元洗足学園魚津短大教授。
256 :
高山宏 :2007/03/18(日) 13:09:19
「一年生の語学から大学院まで教えなければならない駒場の教員というのは、 今なお激務であって、既に過労死者が三人出ているとも言われ、佐藤良明は この三月で駒場を去る。」この三人って誰ですか。
dog
>>243 リンク先、化けて読めないんだが。おれだけ?
260 :
吾輩は名無しである :2007/04/07(土) 02:56:11
>>1 元気しとんの?
261 :
吾輩は名無しである :2007/04/11(水) 06:24:59
>>243 これは「下男の見たレオナルド」の典型例ですね
262 :
吾輩は名無しである :2007/04/11(水) 06:27:00
>>253 引用者はどういう立場で
何を目的として引用したか
263 :
吾輩は名無しである :2007/04/11(水) 23:34:33
犬みっーっけっ!ゲラゲラ
>>243 >中学1年のときに映画に連れていってやったのは、この私である。
このくだりはワロタ. 外野には楽しい読み物では?
>>3 見て初めて気がついた。
押井守の御先祖様万々歳の主人公は四方田犬彦のパロディだったのか。
266 :
吾輩は名無しである :2007/05/15(火) 12:41:19
266
267 :
矢印くん@ボインにターッチ ◆Ripvkk4JmM :2007/05/15(火) 13:07:01
この人がパゾリーニを必死に擁護する姿が痛々しくてほほえましい。
蓮實あたりのパゾ批判こそ、とんだ時代遅れじゃないか。
269 :
高山宏 :2007/06/30(土) 13:07:03
先生と私」の単行本も出たことだし、この先生の評価もやっと定まるだろう。 なにしろ、駒場でこの先生に英語の単位をもらった人は多いのだから、その 人格破綻振りが語られはじめるのでは。四方田や高山は、持ち上げるが、 大学に入っていきなり狂人に出会った学生で面食らったのはどれだけいるか。 四方田らが客観的に物事を語れないのは誰でも知っているぜ。
270 :
吾輩は名無しである :2007/07/10(火) 00:11:43
271 :
吾輩は名無しである :2007/07/10(火) 00:20:53
ところで、2002年に放送された四方田教授主演のNHK人間講座の『私が好きな韓国』を見ていた奴は?
274 :
試し腹聖人 ◆Z/6Nwkh35Y :2007/08/07(火) 09:18:27
ああ、みたよ。
ニセモンだら。 鶴見俊輔が朝日紙上で『先生とわたし』を激賞してたかな? 日本文学で匹敵するのは鴎外の「渋江ちゅうさい」ぐらいとか?
四方田ブーム来るんじゃね?
「あなたは○○は読んでいるの?」っていう聞き方から始まる、 坪内祐三との対談気分悪ッ。絶対リアルで会いたくないタイプの教師
漏れは80年代に駒場で由良の英語の授業受けたけど全然面白くなかった。 非科学的でドンデモっぽかったし。 ほとんどさぼっていた。 朝の井の頭線で紙のように表情のない白い顔をしていかにも「学校にいくたくないよー」ってな雰囲気でつり革にぶら下がっている 由良を見たときには、落ちこぼれで「学校にいくたくないよー」だった漏れは少し同情した。 テストが終わってから由良の本を図書館で見つけて読んで「この先生案外物知りなんだなあ」とはおもたけど 偉い先生として尊敬するほどの人ではないとおもた。
先日『見ることの塩』を読み、ファンになりました。 ルポとしても面白いし、内省的でもある。 バランス感覚にすぐれた、すばらしい本だと思った。 著者のことも好きになりました。 で、「四方田さんって、どんな人?」と思ってこのスレに来てみたんだけど、 本人の評判は悪いんですね。 だまされてるんかな、私。
80年代、先生が「無知は恥だよ」といったその声にしびれた。 でも、そのころから、「無知」について無自覚な東大生は多かったね。 クラスの80%は落ちこぼれと、先生は言ってた。
四方田さんは、ラディカルなふりしてる俗物でしょ。 由良先生とは、根本が違う。
>>280 だまされていますw
四方田さんは、まさに「俗物」以外の何者でもありません。
佐藤忠男さんの著書を、 信じ難いほど陰湿な言葉遣いで批判しているのを読んで 四方田が心底嫌になった。
どこで読めます?>佐藤忠男批判
初期に出た、「人それを映画と呼ぶ」という本所収の文章だったかな。 (たぶん絶版。図書館で探せばあるでしょう)。 佐藤の溝口論を執拗に批判して、 最後には、「佐藤の著作に安マーガリンを塗りたくっても、誰も止めるものはいまい。 むしろマーガリンの方がもったいない。」とか何とか。 批判の仕方に品格がないんだw
>>286 さん
どうもご丁寧にありがとうございました。
288 :
吾輩は名無しである :2007/08/16(木) 08:43:49
「シンポジウムに佐藤といっしょに出席したときに、引きつった顔で自分の顔を見ていた」と日記風の著書で言っていた。
いかにも犬の書きそうなことだな。 そうやって自分を格好良く見せることしか考えてないもんな。
つーか家のしつけがなってなかったんだな。 マーガリンをそこらに塗っても誰も坊ちゃんを怒らない家の子。
四方田マーガリン犬彦
ほら吹き
294 :
正義の味方 :2007/08/22(水) 03:11:10
しかし、由良のまともに残された学問的業績ってのは 結局何なの? 外国の最新流行人文学をつまみくいして おわり、というのは悲しくない。この種「輸入学者」は 多いが。
295 :
吾輩は名無しである :2007/08/22(水) 07:49:51
高校時代にコリンウィルソンにハマったのは 誰にも言ったことのない恥ずかしい過去なのですが、 「この人はもういいや」と思って打ち止めにした『至高体験』が 由良、四方田師弟の訳書と知って、ほろ苦い気持ちになりました。 小説家奥泉光の研究者時代の訳書『古代ユダヤ社会史』も なぜか知らずに読んでいたことがあります。 ちらしの裏失礼いたします。
ところで、小倉紀蔵先生と韓国でルームメイトだったという話は事実?
>>294 コールリッジとかイギリス・ロマン派論。
停年後、本格的にやり直すはずのところへ、死が訪れた。
由良先生の英語の授業は、背筋が伸びる緊張感があって良かったよ。 まあ、あのころは、「無知は恥」「バカは死ね」と言っても、学生からクレーム出たりしない時代だったが。
299 :
吾輩は名無しである :2007/09/14(金) 23:30:47
まさかとは思うが、今は東大にもその手の馬鹿が居るの?
コールリッジ知らない東大生は少なくない
301 :
吾輩は名無しである :2007/09/15(土) 12:50:45
嗚呼我、コールリッジの鬼才なく、バイロン、ハイネの熱なきも ・・では歌いにくいからダンテに差し替えられちゃったんだよね
鉄幹知らない東大生も珍しくはない
303 :
吾輩は名無しである :2007/09/15(土) 21:36:58
ま、与謝野鉄幹も、竜棋士07は知らないだろうから 目くじら立てるほどのことはない
304 :
吾輩は名無しである :2007/09/15(土) 21:37:21
騎士
目くじらは立てないだろう。 ただ軽蔑するのみ。
306 :
吾輩は名無しである :2007/09/16(日) 09:11:34
旧制高校あがりのジジイの愛唱歌を若造が知らんからと 軽蔑するのも大人げないぜ
与謝野鉄幹を、旧制高校あがりのジジイの愛唱歌とくくってすませられると考えるあたりが、無教養の極みだな。
308 :
吾輩は名無しである :2007/09/16(日) 10:03:04
軽蔑するのも大人げないぜ、が本体だ 枝葉に拘泥するのは無教養だぜ
309 :
吾輩は名無しである :2007/09/16(日) 10:05:33
また、旧制高校上がり云々が、真であれ偽であれ、 ちゃんと共通の認識の土台になっているだろうが? こういう架橋能力を教養というのだよ
大バカが「偽であっても共通の認識の土台」を架橋できればいいなど、ただのネラーの戯言w
311 :
吾輩は名無しである :2007/09/16(日) 13:57:55
逆ギレ、レッテル貼りに逃げるのは無教養の証明だぜ?
東大同士の口喧嘩って、なんか将棋みたいだね。
はじめから詰んでるよ
314 :
吾輩は名無しである :2007/09/17(月) 06:48:01
_,、、、、、、、,_ ,riTl|l.il|..ll..|ll.i..lli、 ril l!|.|l|.l||!.l|.|l|lil.l|l|l ||l!i!|州l|l|ll||lllミillll|l| !|||ラ''' '´!|ll||l!lソ|||l|| こ `t'_,,,ヽ i´l州 の ゙iー '' /i',ノ'゙入 荒 ス `ー'、´ /,r'´ ,>、 れ レ ,イy' / /,r ヽ, 見 て ,r'// / /,i' ' i ゙、 え い /,/li,/ ,/,i',i' ,r ,r7' ヽ,i. 奥 る る 〃,//l/ .// ,' /'´ / ハ. が が. よ /,' / l./ ,i'i l// / / l 深 う / ,i ,i ,!/ ,i' l // ,/ ,/ l. い 案. に ,/ l l i l./ !i .l / _,/ / l! . ・ .外 ,r'=‐、_ll_!j'_,_、-‐、‐' __,,. !l. . ・ /ノ /´/ ``ヽ、 ` ``''''"´ ,! l ・ /´ ,/-/ `` ``ヽ、、___,, i l / ,.イl / ,.r‐ ``ヽ、,__ ,! ./!l / jly' - '´ i i !.|
315 :
吾輩は名無しである :2007/11/02(金) 15:53:27
東京国際映画祭 アジアの風 キム・ギヨン(金綺泳)のトークショーで 久しぶりに見た。少し老けた感じ。 最近はインドネシアのホラー映画を研究していたそうだ。 韓国映画研究は他にも研究する人が出てきたから引退するそうだ。
論座で鈴木晶が書評してる さすがにちょっと皮肉をいれてる
317 :
本多絹江 :2007/11/02(金) 19:44:22
四方田先生にお伝え下さい。 モロッコに逃げても無駄です。と モロッコのメーソンに、四方田先生を「ヨロシク」と頼んでありますから。
学生にたかる体質はよろしくない
320 :
age神様 ◆37BCRcex66 :2008/02/10(日) 14:21:13
こっちもあげておこう。
321 :
吾輩は名無しである :2008/02/10(日) 15:54:28
naruhodo
322 :
売国マルハン :2008/02/10(日) 21:09:54
323 :
吾輩は名無しである :2008/02/11(月) 00:06:04
じゃらじゃら 犬日子先生はパツンコするのかな。
324 :
吾輩は名無しである :2008/02/14(木) 18:44:22
由良の古書ネットで高騰しとるな
325 :
本気で書かれてない四方田の本 :2008/03/02(日) 16:04:17
四方田ほどの才人も多筆におぼれて、一作一作が本気で書かれてない。 生涯を賭けて、本気で打ち込んだ作品が、いったい四方田の本で 何冊あるのかと考えれば、心もとない気がする。あまりにも多すぎる 著作の中で、まともに人間と人生と哲学と芸術を真摯に考察したものは、 あまりにも少なすぎると言わねばならない。 これでは週刊誌のレベルにすぎないではないか。 もっと大事に自分の才能を使うべきである。 現状は、くだらないおしゃべりにすぎない。 たしかに才気煥発だが、現状では人の心を打つほどの作品を 書いていない。
>>325 自分では痛いほどそれわかっててあえてやってる気がするけどね。
俗塵にまみれて生きる決意をした、みたいなこと
よく書いてるし。
かといって本気で打ち込んだら結果出るかっつたら
また別だけど。
327 :
おもしろいけど、ただそれだけ :2008/03/10(月) 19:46:03
つっこみが足りない。分析不足。方法論を鍛えようという気がない。対象に対する愛がない。 単なる話題提供家にとどまっている。膨大な話題と知識を放射状にくりだして、 おもしろい話はするが、浅薄すぎる。人生と芸術は、四方田程度のおしゃべりでは救われないだろう。 人生と芸術にはバルトも言うように答えがないから面白いのだが、やはり面白くあるためには、 良い問いが問われねばならないが、四方田はあっさり答えを出してしまっているので、 その点、問いの質も低ければ、それへの答えもありきたり。 これでは四方田は頑張れば頑張るほど、単なる週刊誌記者の上質なレベルにとどまりつづける。
328 :
吾輩は名無しである :2008/03/10(月) 21:11:19
人生の乞食とか摩滅の賦とかそのあたりとちゃんと読んでから
書こうね、おばかちゃん
>>327
話題提供者でいいと思うけど。 むしろ今それがいないような。
330 :
吾輩は名無しである :2008/03/27(木) 09:52:18
由良の娘に手を出したって ホントかな
331 :
吾輩は名無しである :2008/04/18(金) 12:52:47
332 :
吾輩は名無しである :2008/07/15(火) 01:48:07
草森伸一さんの追悼文書いてた。こーゆーところ、いいね!
>>332 お前のそんなところもいいと思うけど、「紳」一です><
一緒に対談本出してたよな
その中で相米が好きとか言ってて、ヘェ〜って思ったよ。
死ぬ間際でもハチクロ読んでたり感性若いよナァ
草森さんがいいのであって四方田がいいのじゃないよ
でも草森取り上げる人少ないから助かるよ
336 :
高山宏 :2008/08/18(月) 20:51:11
しかし結局は週刊誌のライターとどう違うのか、よくわからん。著書百冊になってそのアンソロジーを作ったといっているが、まさに週刊誌のライターではないの。もうちょっと才能の使い方を考えたほうがいいとちがう?
ユリイカの草森追悼文には泣いた。 四方田は書いてなかったけどW
近年アジアを売りにしている四方田氏が、じつは韓国、シンガポールその他、肝心の東アジアの文化研究者、とりわけ院生やポスドクから人望がないのはなぜか、教えてください。
339 :
吾輩は名無しである :2008/10/04(土) 05:59:25
↑嘘書くからだよ。このスレも,犬本人がたてたんじゃないのか。
340 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 22:34:00
今から考えてみると、「豊饒の海」が最後に突入していったのは、物事のすべてが「存在の耐えられない軽さ」を生き、 ノスタルジア(懐旧)とパスティッシュ(模倣)の原理のもとに操作されてゆく、ポストモダンの薄明のことだったような気がしています。 わたしが大学生活を送った1970年代は、10年間を通して、あなたの名前(三島由紀夫)が忌避され、排除されてきた時代でした。 大学院の研究室でも、同級生どうしの会合でも、あなたの死のみならず、その作品について言及することは場違いであり、 できればあなたのような文学者が戦後日本に存在していなかったかのように振舞うのが、暗黙の了解であるような日々が続いていました。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
341 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 22:34:36
日本のポストモダン社会は、三島由紀夫の不在によって、安心して自己実現を達成したのです。 70年代と80年代を代表するイデオローグであった山口昌男と蓮見重彦を考えてみたとき、それは明らかとなるでしょう。 山口はあなた(三島)が悲劇的なもの、崇高なものに魅惑されていたのとは対照的に、それらから意図的に距離を置き、喜劇的なもの、道化的なものに焦点を当てました。 …一方の蓮見は、あなたと同じ学習院に学び、皇族と人脈的な関係をもつことにきわめて野心的な人物でしたが、一貫してあなたを嫌っていることを公言していました。 …あなたの全集が再び編集され、刊行されていなかった日記や書簡が公にされたり、…あなたの行動の全体が次の世代によって再検討の対象となるようになったのは、 2000年代に入り、先の二人の知的扇動家の影響が消え去ったことと、軌を一にしているのは、けっして偶然ではありません。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
四方田はいつも「父親探し」ばかりだな・・・ 由良伝も蓮実言及を見ても、否認の逆説性ばかりを感じる
かつては神童と呼ばれたものだ
344 :
吾輩は名無しである :2009/03/15(日) 23:51:31
四方田の悪評に驚いた。 海外の研究者にたかるのやめてくれよ、恥ずかしいよ。 昔からあんなやつだったのか、どっかで人格確変したのか。
345 :
蓮實 :2009/03/16(月) 00:56:02
彼はもともと所詮キワモノですから
346 :
柄谷 :2009/03/16(月) 00:59:17
でも中上論は良かったでしょ
347 :
吾輩は名無しである :2009/03/16(月) 09:53:24
本業は映画研究者じゃないの?
所詮教養主義的映画史研究
guest/guest
350 :
吾輩は名無しである :2009/03/28(土) 21:20:47
池袋行ってきたよ バルトとかゴダールは飽きたってさ 今は東南アジアのC級ホラー映画だとw 正直時間の無駄だった
351 :
吾輩は名無しである :2009/03/28(土) 21:48:37
四方田の方法論は、今の映画研究から決定的に遅れをとってしまった。 マンガ研究ならまだ通用するのかな。
なんだこの筆名は?お笑いの人?
四方田先生を知らないなんて、無教養なやつは板から出てけ。
客観的な由良の伝記は出ないのでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
355 :
吾輩は名無しである :2009/04/19(日) 21:00:02
http://www.kousakusha.co.jp/NEWS/weekly0407.html 5月の新刊『歳月の鉛』 四方田犬彦、書き下ろしエッセイ四方田犬彦氏の書き下ろしエッセイが5月に刊行する。
タイトルは『歳月の鉛』。東京大学に入学した1972年から、修士論文を執筆した1979年までの自伝的内容だ。
しかし、この70年代という時代は、(68年を頂点とする反体制運動の)上機嫌な破壊の季節の後に来た
「鉛のように重く意気消沈した歳月」だった。そして四方田氏自身も、内省的な時期だったという。
356 :
吾輩は名無しである :2009/05/03(日) 01:50:42
四方田先生が被差別部落がどの様にして描かれてきたかを書いた本は 何という書名でしょうか? 教えてください。
もう自伝とかいらねー
何故この程度の人が自伝的内容の書物を 次から次へと上梓するのだろう。 「ハイスクール1968」は、余りの嘘臭さにドン引きしたな。 あんなものを有り難がって読む奴の気が知れん。
なんていうか、 いじめられっ子だったんだよね。 まだその呪縛が解けていない。
360 :
吾輩は名無しである :2009/09/13(日) 22:16:43
>>360 薬物使用を擁護するとは四方という人物は正気かね?
こんな記事を掲載する産経にも呆れた。
362 :
吾輩は名無しである :2009/09/13(日) 23:58:59
この人もシャブ中なの? 警察は内偵した方がよくねえw
ノリピーが欠損家庭の子女であるから覚せい剤をやっても同情しろ、 という論調は百歩譲っても頂けない。 不幸な生い立ちの人は五万といる。 その人たちが一斉に薬物を使い出したらどうなる? 実際は、生い立ちが不幸でも薬物に手を出さない人が大半だ。 ノリピーはこれから厳しい更生の道が待っているのだ。 そんな彼女を、薬物を正当化する象徴にすれば、彼女は二重、三重に傷つく。 こんな卑劣な記事を載せる新聞社はどうかしているとしか思えない。
無頼派を持ち出して「お前ら、こいつらの業績が否定できるか?」と凄んでも 怯むのは今でも文学に価値を見出してる輩で今は(悲しいかな)少数派 大多数は、じゃあのりピーと一緒に文学者も否定しましょう、と、こうくるね まったく大学教授は世間との温度差に鈍感だよ
365 :
吾輩は名無しである :2009/09/14(月) 02:09:38
「芸能界は悪をめぐる魅惑によって成り立ってきた」って 結局は袋叩きしてるマスコミと同じ立場じゃねえか。 アホかこいつ。4流私大の馬鹿学者め。 高須基仁レベルの下世話なネタをたてやがって。 反吐が出るとはまさにこのことだ。
366 :
吾輩は名無しである :2009/09/14(月) 07:04:46
ほんと「無意味」だよね・・・ なんでこんな文章が載るんだ? 何が言いたいのか疑問
>360 その記事の次のくだりは暗に薬物を肯定しているとも受け取られかねない↓ 『覚醒剤を絶対の悪と見なすなら、彼らの業績を「国文学界」は全否定しなければなるまい。』
大げさな割には中身がない文章だなw 「悪ピー」が言いたかっただけかと
四方田ポチ彦
突然ですが、四方田犬彦によるマイルス・デイヴィスのモントルーライヴ評って何て本で読めますか?
Could the country be so lucky? ,
If you do not pay the accrued interest, it will be added to the loan principal balance when the loan enters repayment after the six-month grace period. ,
このスレ読んで、ハイスクール1968を投げ出しちゃったよ。
374 :
吾輩は名無しである :2010/03/09(火) 23:30:14
事件の翌日から、あらゆるメディアはあなたの行動を醜聞として描くことに情熱を傾けることになりました。 …TVでは「右翼評論家」なる人物が高説を垂れ、政治家たちは狂気の沙汰だとあなたを批判していました。 日本共産党はファシズムに対する警戒を説き、新左翼の学生たちは唖然として言葉を喪失していたように思えます。 わたしにはそうした政治的発言のいっさいが愚劣に思えていました。わたしは書店に行って、そのとき第三巻まで 刊行されていた『豊饒の海』の連作を買い求め、十日間ほどで一気に読み終わりました。しばらくして最終巻の 『天人五衰』が刊行されると、これも勢いに任せて読破しました。(中略) わたしはここに仕掛けられた巨大なアイロニーに眼が眩む気持ちを抱きました。と同時に、自分の死後に遺された 者たちはすべからくこのアイロニーを生きるべしという、あなたの呪いめいた遺言に、さて、その呪いを どのように受け取り、自分の文脈のなかで理解してゆくことにしようかと、呆然たる気持ちを抱いていました。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
375 :
吾輩は名無しである :2010/03/09(火) 23:30:55
今から考えてみると、「豊饒の海」が最後に突入していったのは、物事のすべてが「存在の耐えられない軽さ」を生き、 ノスタルジア(懐旧)とパスティッシュ(模倣)の原理のもとに操作されてゆく、ポストモダンの薄明のこと だったような気がしています。わたしが大学生活を送った一九七〇年代は、十年間を通して、あなたの名前が 忌避され、排除されてきた時代でした。大学院の研究室でも、同級生どうしの会合でも、あなたの死のみならず、 その作品について言及することは場違いであり、できればあなたのような文学者が戦後日本に存在して いなかったかのように振舞うのが、暗黙の了解であるような日々が続いていました。日本のポストモダン社会は、 三島由紀夫の不在によって、安心して自己実現を達成したのです。七〇年代と八〇年代を代表するイデオローグであった 山口昌男と蓮見重彦を考えてみたとき、それは明らかとなるでしょう。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
376 :
吾輩は名無しである :2010/03/09(火) 23:31:35
山口はあなたが悲劇的なもの、崇高なものに魅惑されていたのとは対照的に、それらから意図的に距離を置き、 喜劇的なもの、道化的なものに焦点を当てました。そしてすべての知識が位階制度を超えて並置される地平を、 ユートピア的に実現しようと企てました。 一方の蓮見は、あなたと同じ学習院に学び、皇族と人脈的な関係をもつことにきわめて野心的な人物でしたが、 一貫してあなたを嫌っていることを公言していました。もっとも事物の表層を好むというニーチェ伝来の哲学を 喧伝するという点で、彼はあなたの屈折した後継者であったといえなくもありません。 あなたの全集が再び編集され、刊行されていなかった日記や書簡が公にされたり、…あなたの行動の全体が 次の世代によって再検討の対象となるようになったのは、二〇〇〇年代に入り、先の二人の知的扇動家の影響が 消え去ったことと、軌を一にしているのは、けっして偶然ではありません。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
377 :
吾輩は名無しである :2010/03/09(火) 23:32:17
(中略)三島さん、裕仁はあなたよりも十八年と二ヶ月ほど生き延びて、一九八九年に身罷りました。 彼が支配していた昭和という時代は、六十四年をもって終了しました。けれどもすでにそれ以前から、誰もがもはや (公文書ででもないかぎり)昭和という年号などもはや存在していなくなったかのように振る舞っていました。 なるほど昭和も三十年代、四十年代までは、それなりに口にされると実感めいたものが浮かび上がってきました。 けれども昭和五十年代というのは、たとえその表現に過ちがないとしても、もはやいかなるイメージをも人々に 喚起しなくなっていました。ましてや短かった昭和六十年代など、そう書き記してみたところで、どのような イメージも浮きあがってくるわけではありません。それは一九七〇年代、一九八〇年代という表現がいかにも 人口に膾炙しているのと、好対照です。わたしは、こうした年号の喚起力の衰退の原因のひとつは、三島さん、 あなたの割腹自殺にあったのではないかと睨んでいます。あなたは生命を賭けることで、裕仁の時間支配に 修復しようのない楔を打ち込もうとしたのではないでしょうか。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
378 :
吾輩は名無しである :2010/03/09(火) 23:33:08
わたしには、一九七〇年十一月二十五日にあなたが日本人の一人ひとりに死を送り届けることで、これまで 暗黙のうちに日本を支配していた時間の神学的秩序に、凶悪にして不吉な楔を打ち込んだような気がしてなりません。 思い出してみれば、わたしの世代は機会あるたびに、あなたが割腹をしてもう何年が経過したとか、何十年が 経過したと口にしながら、時間をやり過ごしてきたのです。死の御降臨。死の分節。 あなたによって考案された禍々しい暦が、日本の時間秩序を攪乱し、神聖なる時間の起源を禍々しい紛い物へと 摩り替えてしまうことを可能にしたのだと、わたしは考えています。 (中略)親愛なる三島さん、わたしたちはいまだにあなたの影のもとに生きています。もしあなたが今生きて いらしたとしたら、このような年少者たちを前に、また高笑いをされるかもしれません。その姿が目に浮かびます。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
379 :
吾輩は名無しである :
2010/06/10(木) 12:58:31 俺は彼の中高の1級下の学年だったが、確かにそのころからタダものじゃなかったね、彼は、 タダものじゃなかったという意味は、ピッチャーに例えれば、 直球勝負狙いじゃないんだよ、いつも変化級、それもゆっくりとしたのネ、