41 :
吾輩は名無しである:04/05/09 18:11
点じゃなくて座布団の枚数で評価しよう。
10枚たまったら町内一週旅行。
42 :
吾輩は名無しである:04/05/09 19:24
長くないと文章と言わないと思う。1文しかないと文章ではなく
文。一体何文から文章になるのか。それはわからない。
43 :
吾輩は名無しである:04/05/09 20:08
lim{Σ(1/n)^n}と
44 :
吾輩は名無しである:04/05/10 12:56
「遙か昔に想ひを馳せつヽアルバムを開いてゐるうちに遠きかへらぬ子供の頃の憧憬に目が潤み何時しか畳にひとしづく。」
…旧仮名風に書いてみたとて俺の力量では単なるこけおどしにしかならんなぁ。
45 :
吾輩は名無しである:04/05/10 13:40
私の自尊心は崩れ去ってしまった。
46 :
吾輩は名無しである:04/05/11 13:25
お、おれのトイレが!
47 :
吾輩は名無しである:04/05/11 13:32
き…君が超高校級の給食当番かね!?
48 :
吾輩は名無しである:04/05/11 13:37
するとそこにいた学級委員長が
「トイレ、給食などどうでもいい。トイレに行きたいやつはいけばいいし
雑談したいやつはすればいい。ただ、当番をまっとうしない事には
いつまでも昼休みに入れないぞ。」
そう言うと委員長は毎日使われて多少汚れた給食の白衣を着た。
学級委員長はその時には分からなかった。
自分が発した正義感溢れる一言が、黒い憎悪を目覚めさせてしまったことを。
50 :
吾輩は名無しである:04/06/17 17:54
51 :
吾輩は名無しである:04/06/18 18:43
「おじさん・・・これってやっぱり売れ残り・・・?」
最近よく見かける様になった露店で、いつもはあまり気にもしていなかったん
だけど、何の気にその露店で売られている商品をみてみると、ちょっと
変わった生き物がうられていて興味をひいた。プラスッチック製の四角い上だけが
あいた箱の中に4匹くらいのその生き物が入っていて、寝ているやつや中の匂いを
嗅いでいるやつ、外の通りを歩いている人をキョトンとして見つめているやつがいた。
猫とは言えないんだけど犬でもない不思議な風貌をしていた。猫の様な無邪気さと
犬の様な忠実さを併せ持っている性格のようにもみえた。大きさはまだ子供なのか
成長しきっているのか定かではなかったが、自分の手の平に乗るくらいの小型で
耳がツンと立っているのに愛着を持てた。
「んなことねえよ。bet落ちのスレから持ってきた最高級のギコさ」
と、そこの露店の店主が答えた。この露店はこの店主が一人でやっている様だった。
茶褐色の長く使っているような帽子をかぶり、上下に灰色の作業服を着ていた。目は
細く歯はタバコを吸っての事か黄色がかっていた。この商売が長いのか話に説得力
があった。かつて使われていたスレにそこで売られている生き物の「ギコ」と言うのが
いてその中から飛び切りのを選んで持ってきたと言う。
52 :
吾輩は名無しである:04/06/18 18:44
53 :
吾輩は名無しである:04/06/18 18:52
54 :
吾輩は名無しである:04/06/18 21:38
http://aa4.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1084883406/12 次の日は日曜日だった。昨日はギコ関連をネットでいろいろ調べていて
夜遅くまでおきていた。ネットによるとギコは猫化の動物らしいことまでは
わかっているみたいだが、はっきりとした生態は未だ解明されていない
と言うことだった。あんな露店に解明されてないような生物が売られている
なんていかにも怪しい感じだ。こんな動物はみたのがはじめてだしギコを
飼っている人なんて見た事すら無い。もしかすると自分は大変な物を飼って
しまったのかもしれない。
部屋においてある箱の中をみるとギコはすやすやと眠っていた。猫のように
まるくなり、ギコの短い毛の生えそろったお腹だけが呼吸の度に動いていた。
ギコは見られている事に気がついたのか目をパチリと開けた。そしてゆっくりと
体を起こし、大きな伸びをしてこちらの方を見た。ちょうど起きたところだし箱の
中からギコをだしてやった。ギコは床をクンクンと匂いをかぎながら昨日の様に
あたりを伺っていた。尻尾ゆらしながら鼻を床に近づけながら歩き回っていた。
そしてギコは大きく体を伸ばして「コルァア」と鳴きながら地面に寝転がった。
「かわいいなぁ・・・」
足を曲げて尻は床に付けず、手は膝の前に組んだカッコウで自分はギコの
動きをながめていた。
TVなどのマスメディアでは、女性平等の為と言う理由で、男女差の
賃金を同等にしろだの、管理職に男が多いので30%女がなるように
義務付けろだのと報道している。ほかにも女性という意味が含まれている
看護婦だのとかいう職業の名称などにも、看護師、保育士と名称を変
更させたりと女性平等の為の改革のようなものが進められている。
女性平等と言われている背景には、男女の能力差はそもそもなく
男と女同等数が上に上がってこれてないのは女性差別が原因の結果
であると言う事らしい。
体力は各スポーツをみれば明らかに男女の体力
差があるのがわかりこれにはだれも否定してない。明確にはっきりとわか
っていることなのでこれについて特に言いいようがないのだろう。
ただ、頭脳・仕事について男女差があるのか無いのかと言うのはスポーツほど
わかりやすくはっきりとした差が見出せない。頭脳のスポーツの様な競技
といえば将棋、囲碁などがある。その将棋囲碁のトップの人たちをみてみると
ほとんど男で女はまばら程度しかいない。こう言う事を考えると女は男より頭が
悪いのかと言えそうだ。これについて女が言うには女は将棋囲碁などには興味
がなく男と同じだけの層がいればトップも同じ数になるだろうと言いだしてくる。
小学生の段階でも将棋の全国大会で優勝するのは男ばかりでこの年齢でも
すでに男女の頭の良さの差がみえているようにも思える。同等な頭脳があると
すれば今まで一回でも名人とかのタイトルをとる女性がいてもいいはずであるが
それすらいない。未だにスポーツのように、頭の勝負である将棋、囲碁などにすら
女流があるのはただ層が薄いだけでわけられているのか甚だ疑問だ。
>>13 「おたくさんもエヴァ好きなんですか?」
2ヶ月近く前の書き込みにレスをする自分がいた。
なにか悲しい気持ちになる。
そうだ出前をとろう。
57 :
吾輩は名無しである:04/07/03 18:52
そんな文章とかさ、肩凝った野嫌いなんだよね。こういうのって
描写したがる奴が多いんだけどさ。そんな描写して何になるの?
激しく問いただしたいけど、いいです、僕が悪かったです。
ICBMの鍵持ってるんだよ。昔いじめられててさ、プラスチックの
鍵のホルダーにICBMってカッターで掘られて、「ICBM発射しま
す。かちゃ」って僕と杉山君でタイミング合わせて鍵を回すんだよね。
するとみんなやってきて、ほらICBMだって僕らをけったり殴ったり
するんだ。一日に10回以上ICBMの鍵まわしたよ。懐かしいな杉山君、
彼ホモだったんだよね。一回だけ最後にお願いって行ってフェラチオさ
れた。こちょばくってさ、顔面にけりいれたよ。そのうち、無抵抗だから、
ひたすら蹴りまくったね。ああ、僕のこと覚えているのかなあ。
ICBMを発射します。かちゃ。
生活(学校)
生活(仕事)
生活(家庭)
生活(近所づきあい)
生活(友達づきあい)
生活(親戚づきあい)
生活(一家団欒)
「金が無くて生活ができるか!」
生活の片手間に恋愛ができるなら
その恋愛は ほんものじゃない
生活が楽しい人は恋愛に向かない
生活が嫌い
仕事や学校が嫌い
親戚や近所や世間が嫌い
人間("人"の"間"で生きる者)が嫌い
嫌い嫌い嫌い
『生活は恋愛の敵!』
でも独りで死ぬのは寂しすぎる
だから見つける
自分を放り込めるただ一人だけを
だから求める
自分を受け止めてくれるただ一人だけを
――ずっと愛し合っていたい――
――ずっと愛し合っているだけでいたい――
――この愛を失うなら死んだほうがいい――
――生活なんて臭くて汚らわしくて卑俗で厭だ――
――ただ好きという気持ちがあるだけでいいんだ――
生活を捨てたい
自分を束縛するあらゆる「有益なもの」を捨てたい
体にへばり付いているすべての薄っぺらいモノを捨てたい
四肢に勝手に取り付けられたオモリを捨てたい
59 :
58のつづき:04/07/04 21:19
生活崩壊(登校拒否)
生活崩壊(出社拒否)
生活崩壊(家出)
生活崩壊(鼻つまみ者)
生活崩壊(孤立)
生活崩壊(絶縁)
生活崩壊(勘当)
さあ、これで一つの愛以外に何も残らない
「金が無くて生活ができるか!」
生活がしたいかい?何のために?
生きていたいかい?何のために?
『幸福の青い鳥は最後には逃げる
逃がすくらいなら殺して死にたい』
愛を捨ててまでして生活を守ってなんになるのさ
絶望しか無い中でどうして生きるのさ
生活生活って大義名分のように言うけどさ
生活が一体なんになるのさ
もういいじゃないか
愛するもの同士の胸の中で
愚かで素敵な灼熱の炎がごうごうと燃え上がっているときに
それが衰える前に愛する者と共に死んでしまおう
そうすれば炎は止まった時の中で燃えつづけるのさ
>>58 4点
そのように叫びながらも、しがみつい放せない「現実」の切実さこそ
綴るに意味もあるんじゃないの?個人として
投稿した勇気に4点ね
62 :
吾輩は名無しである:04/07/05 21:01
ICBMを発射します。かちゃ。
>>61 そうですか。
ほかの人の感想も聞きたい。
あ
>>58 2点
情熱的な愛というのはそれだけで現実を粉砕する力を持っているんであって
まず現実を無視して「さあ、恋をしよう」なんてのは見当違いも甚だしい
67 :
吾輩は名無しである:04/07/25 11:36
68 :
吾輩は名無しである:04/07/25 11:51
>>66 「恋をしよう」なんて書いていないし。むしろアンチテーゼだろう、この詩は。
現世忌避がまず先立ってそれをまぎらわす方法として愛が提示されているのだと思ったのだけど
違う?
アンチテーゼだとしても逆に自覚的過ぎて面白くないと思う
↑は66な
72 :
吾輩は名無しである:04/09/18 13:18:47
救世主
さあ 川に飛び込もう 世も末だから
人間の体たちが生殺しにされている
森と大気はまっしろ
枯れたと庭に光はさすのをやめた
そんな中 神々しい存在が
地上に落ちた
それが私だ
サラダの上に乗っけるかりかりのベーコンが作りたくて、
ベーコンを焼いた。
脂たっぷりのそれは、熱したフライパンに乗せると
じゅわじゅわ言いながら自分の油に焼かれた。
段々赤くなって、縮んで。何であんなにかりかりになるのか。
やっと分かった。自分の油に揚げられているんだ。
人間もいつかはあんなふうに焼かれてしまう。
私もいつかはあんなふうに焼かれるんだろうか。
油が炎を上げて燃える?次第に黒くなって、そして真っ黒に炭化して、
白い灰になってしまう?後に残るのは熱い熱い骨だけだ。
骨壷に入った骨は、箱の外からでも分かるほど温かい。
人の最後の温もり。一度失った温度を、消えてからのひと時に人は手に入れるのだ。
その温もりが消えたときが、本当のさよならの時だと私は思う。
熱いうちにフライパンを洗って、コンロにかける。
冷たかった筈のフライパンの温度はあっという間に100℃まで跳ね上がって、
表面の水滴はじゅっと音を立てて次々に儚く消えた。
わたしはどうでもいいくらい綺麗におちました。
それをみてわあわあ笑っていたにんげんが居ました。
嗚呼なんておもしろいんだろう、と思いながらおちたそうです。そんなことわたしは知りません。
そんな馬鹿なことをわたしに言わないでください。軽蔑しますよ?
何故って、ぼくがいたことなんて三十分の間に否定されるようなものなんだから。
これ以上混乱させないでくれたまえ。
そう言いながらなんてわたしは散ってゆきたくありません。
だれだってきっと似たようなものだ。
ラピュタ?
違うぽ。
77 :
吾輩は名無しである:05/01/06 02:42:17
↓これって凄くいい字面だとおもう。
あなたの健康を損なうおそれが
ありますので吸いすぎに注意しましょう
「あなたの健康」というのが凄く美しい。
あと最後の「しましょう」っていうのも。
78 :
吾輩は名無しである:05/01/06 04:01:44
繁華街の長い大通りを抜けると、そこはアダルトビデオ屋だった。
79 :
吾輩は名無しである:05/01/25 06:40:03
。
「はっははははははは ふざけるんじゃないよ このボケナスども 君達は自分の人生を自分で決められるとでも
思っているのかね? おこがましいにも程がある ろくに勉強もしない分際でよくそんなことが言えた物だな ミジンコ
の方がまだ主体性がある。いいか、君らの人生はもう決まってるんだ 何をしても無駄なのだよ 全て幻に終わるのだよ
この豚小屋よりも狭くて汚い箱の中でのたうちまわって肥え太って、30を過ぎたら首を斬られてタマネギよりも安く売られて、
物好きなグルメ気取りのゴミ箱のような胃袋に吸い込まれるんだ 君らの頭なんてそれだけの価値だ ほかの事は何にも
考えてはいけない それに大体、もっと未来に希望を持てばいいだけの話じゃないか 自分の頭を他人に食べてもらう、
これに勝る愛情表現があるかね? 人間が恋愛やセックスに励むのはどうしてかね?他人と一体になることが楽しい
からだろう?気持ちよいからだろう?君達はこれから見知らぬ他者に食べられ、彼の血となり肉となり、ある部分は排泄
されて自然と一体化して行くのだよ。こんな充実した無駄の無い愛が他にあるかね?」
そこをでると、とおりに人がたくさんいた
83 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 19:29:49
雑踏に紛れながら、ポケットにしまいこんだ手帳を出し、先ほど書いた
メモ、何か重要な手がかりがないか調べた
チヨコレイト、グリコ、パイナツプル、いつかの昔の合いことば、仲間外れはどれでしょう。
私はいつだってコンビニのお菓子売り場で笑ってる。穏やかな気分ならにやにや笑い、辛い時にはケラケラ笑う。赤と緑がきれいに見える、チョコレートはピンク。ララ。鼻うた。色鮮やかな多幸感。
外は雨だ。店の中はまだ曇りだけど、そのうち雨が来るかもしれない。雑誌コーナーからのぞいてる向こう側はお世辞にも快適とはいえない。不良たちが明日死ぬみたいな顔して座ってる。
店員は『黒猫のタンゴ』を歌っている。きみはかわいいい。ぼくのくろねえこ。
私は気付かれないように悟られないようにこっそり踊る。きみはかわいいい。静かにレジの前をすり抜けて、爪先立ちでコンビニを出る。ぼくのくろねえこ。ララ。鼻うた。
客を引き留める鈍重さで自動ドアは開く。私は足がもつれたみたいに踊る。それでオーケイ。不良たちよごきげんよう。
雨が冷たい。
>81
4点
最後にオチあると思ったら罵り言葉のまま終わってて新鮮だったのに最初の罵りが このボケナス
で スゲェ萎えた
88 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 10:34:44
age
89 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 11:12:52
1978年に飯田橋の書店で『都市と星』を買った人がいた。巻末の発行日は昭和52年12月15日だから1977年かもしれない。
294ページに挿んであった書店のしおりは一面にDimler-Benz Mercedes SSKと記されたクラシックカーのイラストと書店名、電話番号。もう一面には1978年のカレンダーがあった。
1977年に飯田橋の書店で『都市と星』を買った人がいた―のかもしれない。可能性はいくらでもあるから、いつだって勝手な推測は伸びすぎる。
846
名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:05/02/16(水) 16:41:55
性器と正義は一字違いだが、それはこれからの話とは関係ない。
風が吹くと桶屋が儲かるが、桶屋が儲かるとどうなるのか。ヒロシは就寝前の
まどろみの中、考える。ヒロシは十七歳。箸がころんでも勃起する年頃であるが、
彼の場合、勃起による脳内神経伝達物質の流動、すなわちA10神経の活性化
により、哲学的なメンタリティを獲得するに至ったようだ。桶屋は儲かり、彼はオ
ナニーする。
彼には好きな女子がいる。彼の空想の中で、彼女は暫定的に桶屋の娘になる。
たすきがけの小袖からのぞく二の腕はチラリズム的効果で色気倍増。ヒロシの
海綿体は硬化する。おっとっと、失礼なすってお嬢さん。彼は盲目の三味線弾き
になり、彼女に体当たりする。盲目だから、その振る舞いは粗雑で遠慮がない。
胸なんか触っちゃう、で、うなじから手を入れて、着物をはだけさせる。桶屋の娘
のストリップがはじまる。たちまち現れる、乳白色の乳房に、いちごみるくキャン
ディーみたいな、ちっちゃくてまあるくてさんかくの乳首。もうたまらん。A10神経
はみなぎり、桶のタガは外れ、彼の吐息で布団内の湿度は急上昇。
「もー、おにいちゃん、うるさい!」
突然、モーゼの破戒の海のように、彼の世界は分断された。彼の布団は、彼の
妹の手によってめくられた。
正義と性器は一字違いだが、それはほんとうにこの話とは関係ない。それだけは、
どうかわかってほしい。
↑ちょっと前に某所で見つけた