1901年 シュリ‐プリュドム(フランス) ・ 1902年 T.モムゼン(ドイツ)
1903年 B.ビョルンソン(ノルウェー) ・ 1904年 J.エチェガライ(スペイン) F.ミストラル(フランス)
1905年 H.シェンキェーヴィチ(ポーランド) ・ 1906年 G.カルドゥッチ(イタリア)
1907年 R.キップリング(イギリス) ・ 1908年 R.オイケン(ドイツ)
1909年 S.O.L.ラーゲルレーヴ(スウェーデン) ・ 1910年 P.v.ハイゼ(ドイツ)
1911年 M.メーテルリンク(ベルギー) ・ 1912年 G.ハウプトマン(ドイツ)
1913年 R.タゴール(インド) ・ 1914年 ――
1915年 R.ロラン(フランス) ・ 1916年 V.フォン‐ヘイデンスタム(スウェーデン)
1917年 K.ギェレルプ(デンマーク) H.ポントピダン(デンマーク) ・ 1918年 ――
1919年 C.シュピッテラー(スイス) ・ 1920年 K.ハムスン(ノルウェー)
1921年 アナトール‐フランス(フランス) ・ 1922年 J.ベナベンテ(スペイン)
1923年 W.B.イェーツ(アイルランド) ・ 1924年 W.S.レイモント(ポーランド)
1925年 G.B.ショー(イギリス) ・ 1926年 G.デレッダ(イタリア)
1927年 H.L.ベルクソン(フランス) ・ 1928年 S.ウンセット(ノルウェー)
1929年 T.マン(ドイツ) ・ 1930年 S.ルイス(アメリカ)
1931年 E.A.カールフェルト(スウェーデン) ・ 1932年 J.ゴールズワージー(イギリス)
1933年 I.A.ブーニン(ロシア) ・ 1934年 L.ピランデッロ(イタリア)
1935年 ―― ・ 1936年 E.オニール(アメリカ)
1937年 R.マルタン‐デュ‐ガール(フランス) ・ 1938年 パール‐バック(アメリカ)
1939年 F.E.シランペー(フィンランド)・ 1940年 ――
1941年 ―― ・ 1942年 ――
1943年 ―― ・ 1944年 J.V.イェンセン(デンマーク)
1945年 G.ミストラル(チリ) ・ 1946年 H.ヘッセ(スイス)
1947年 A.ジード(フランス) ・ 1948年 T.S.エリオット(イギリス)
1949年 W.フォークナー(アメリカ) ・ 1950年 B.ラッセル(イギリス)
1951年 P.ラーゲルクヴィスト(スウェーデン) ・ 1952年 F.モーリアック(フランス)
1953年 W.チャーチル(イギリス) ・ 1954年 E.ヘミングウェー(アメリカ)
1955年 H.K.ラクスネス(アイスランド) ・ 1956年 J.R.ヒメネス(スペイン)
1957年 A.カミュ(フランス) ・ 1958年 B.L.パステルナーク(ソ連,辞退)
1959年 S.クアジーモド(イタリア) ・ 1960年 サン‐ジョン‐ペルス(フランス)
1961年 I.アンドリッチ(ユーゴスラヴィア) ・ 1962年 J.スタインベック(アメリカ)
1963年 G.セフェリス(ギリシア) ・ 1964年 J.-P.サルトル(フランス,辞退)
1965年 M.A.ショーロホフ(ソ連) ・ 1966年 S.Y.アグノン(イスラエル) N.ザックス(ドイツ)
1967年 M.A.アストゥリアス(グアテマラ) ・ 1968年 川端康成(日本)
1969年 S.ベケット(アイルランド) ・ 1970年 A.I.ソルジェニーツィン(ソ連)
1971年 P.ネルーダ(チリ) ・ 1972年 H.ベル(西ドイツ)
1973年 P.ホワイト(オーストラリア) ・ 1974年 H.E.マルティンソン(スウェーデン) E.O.V.ユーンソン(スウェーデン)
1975年 E.モンターレ(イタリア) ・ 1976年 S.ベロー(アメリカ)
1977年 V.アレイクサンドレ(スペイン) ・ 1978年 I.B.シンガー(アメリカ)
1979年 O.エリティス(ギリシア) ・ 1980年 C.ミウォシュ(アメリカ)
1981年 E.カネッティ(イギリス) ・ 1982年 G.ガルシア‐マルケス(コロンビア)
1983年 W.ゴールディング(イギリス) ・ 1984年 J.サイフェルト(チェコスロヴァキア)
1985年 C.シモン(フランス) ・ 1986年 W.ショインカ(ナイジェリア)
1987年 I.A.ブロツキー(ロシア) ・ 1988年 N.マフフーズ(エジプト)
1989年 C.J.セラ(スペイン) ・ 1990年 O.パス(メキシコ)
1991年 N.ゴーディマー(南アフリカ共和国) ・ 1992年 D.ウォルコット(トリニダードトバコ)
1993年 T.モリスン(アメリカ) ・ 1994年 大江健三郎(日本)
1995年 S.ヒーニー(アイルランド) ・ 1996年 W.シンボルスカ(ポーランド)
1997年 D.フォー(イタリア) ・ 1998年 J.サラマーゴ(ポルトガル)
3 :
吾輩は名無しである:04/04/25 19:13
俺の名前がなんで無いんだよ
え?
続きは?
5 :
吾輩は名無しである:04/04/25 19:33
文学はこの三作読めば充分。
「物語の作り方」ガルシア・マルケス
「死海のほとり」遠藤周作
「悪魔と神」サルトル
クッツェーが面白かった
7 :
吾輩は名無しである:04/04/25 20:19
みんな、チャーチルの『世界の危機』は読んでおけ。
8 :
吾輩は名無しである:04/04/25 22:14
春樹まだー?(AAry
よんだことねーヤツいっぱいいるな
10 :
我輩は名無しである:04/04/25 22:18
こんな板を待っていた!
11 :
吾輩は名無しである:04/04/25 22:19
三島や安部がいないのはどうしてだ。
実際、全部翻訳されてるの?
そこんとこどーなのよ1
13 :
吾輩は名無しである:04/04/25 22:21
百年の孤独は読みました(自慢)
他は一切知りません。
14 :
吾輩は名無しである:04/04/25 22:23
安部にあげようとしたら死んじゃったから大江に回ったという話を聞いたことがある
これ全部読んだやついたとしたら、それこそノーベル賞もんだな。
翻訳されてない本多そうだし
16 :
吾輩は名無しである :04/04/25 22:31
高行健の「霊山」はよかった。
ケルテス・イムレの「運命ではなく」はイマイチだった。
翻訳者の文才の違いもあるのかな。
変な小さい出版社の編集者が翻訳すると、珠玉の名作も台無しかもね
18 :
吾輩は名無しである:04/04/25 22:35
大江が賞を取った時、ブームで読み始めた奴が多かったね。
んで、当然すぐに挫折と。
えっ、俺?
俺はもちろん『死者の奢り・飼育』一冊で止めたよ。(w
「洪水」か「万年元年」から読めば挫折しない。
普通にオモロイじゃん。
21 :
吾輩は名無しである:04/04/25 22:47
第1回のシュリ・プリュドムからして、現在、翻訳を読むのは困難だ。
とっくに絶版になった某全集にわずかに翻訳が載っている程度。
第1回でトルストイも、ゾラも受賞できずに、シュリ・プリュドムが受賞したと
いうのがノーベル文学賞の面白さだな。
22 :
吾輩は名無しである:04/04/25 22:48
村上春樹がとるんだべ。
23 :
吾輩は名無しである:04/04/26 00:13
そう言えば、ノーベル賞への日本人での推薦って
誰が貰えてるの?
非公開だっけ?
24 :
吾輩は名無しである:04/04/26 00:22
>>23 大学の教授などらしいが、非公開。ただ、ノーベル賞受賞者には推薦の権
限があることは確実なので、大江健三郎に推薦資格があることはまちがいない。
ただ、大江のことだから外国の作家を推薦していそうだ。中国、韓国あたりの
作家とか・・・
推薦状は、英語でかなりの量を書かなければならないので、推薦資格を持つ
人のうち半分くらいしか出してこないという噂があるな。
>>24 ギュンター・グラスを採った時、大江が推薦状を書いたのは
まず間違いない。
今は、クンデラあたりを書いてそう。
26 :
吾輩は名無しである:04/04/26 03:34
宮澤賢治、とってもおかしくなかった
27 :
吾輩は名無しである:04/04/26 04:54
>推薦状は、英語でかなりの量を書かなければならないので
作家先生となると、そんなの面倒臭くってやってられないのかな?(´・ω・`)
なんで、1998年でリスト終わってるの?
29 :
吾輩は名無しである:04/04/26 08:57
そもそも日本語で書いていて、どうしてノーベルの奴等にわかるのだ。
30 :
吾輩は名無しである:04/04/26 09:07
えっ・・・
>>28 98年を最後にノーベル文学賞は廃止されたから
32 :
吾輩は名無しである:04/04/26 14:50
な、なんだってー!?(AAry
33 :
吾輩は名無しである:04/04/26 16:30
J.M.クッツェー 63 南アフリカ 西洋文明の残酷な合理主義や見せかけのモラルに対して疑念を抱き、容赦なく批判した
2002 イムレ ケルテース 72 ハンガリー 歴史の野蛮な専横に対抗する、か弱い個人の経験を支持する著作を書いた
2001 V.S.ナイポール 69 イギリス 抑圧された歴史の存在を読者に示した
2000 高 行健 フランス 普遍的正当性、痛烈な洞察力、言語的精巧さにより、中国文学に新たな道を開いた
1999 ギュンター グラス
たかこうけんはフランス人であったか。
一瞬日本人な気がしたぜ。
しかも家柄は中国出身の人みたいだな。
>19
今年で25になったが、歳といえば歳だな。
35 :
我輩は名無しである:04/04/26 21:00
ノーベル賞取った作家ぐらいちゃんと翻訳出して欲しい。
ノーベル賞作家の作品を読みたいと思う読者もいるんだから。(例えば俺)
英米仏露圏の作家の訳はダントツに多いよね。それについで西と独か。
スウェーデンの作家とか、想像がつかんから、興味沸くよな。
36 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 21:05
37 :
吾輩は名無しである:04/04/26 21:12
↑違います。実力がないからです。
38 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 21:15
>>37 出典どこ?
わたくしは大学ゼミの控え室。
39 :
吾輩は名無しである:04/04/26 21:16
違うだろ 三島の康成への推薦文がよかったんだろ
40 :
吾輩は名無しである:04/04/26 21:17
逆じゃん。
41 :
吾輩は名無しである:04/04/26 21:18
ノーベル賞獲った後すぐにNHKでアナウンサー一人交えて、三島と川端が対談してますが?
w しかも、三島なんて川端の間接的な弟子じゃん。あほ?
42 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 21:23
三島も死んだから、(康成は)自殺したの。
だったかもしれない。
そのような会話だったのです。
ごめんなさい。(W
43 :
吾輩は名無しである:04/04/26 21:24
芹沢がノーベルの推薦は長いことやっていたようだな。
川端といえば芥川賞生みの親だ。
直木賞を作ることだけに熱心だった菊地寛は
芥川賞に関して川端に丸投げした。
川端は選考委員長として創設当初の賞運営に苦労したようだ。
奥様ちょっと、聞きました?
ガオ・シンジェンってば劇団やってるんですってよ。
45 :
吾輩は名無しである:04/04/26 21:33
また話すりかえやがった。八方美人は死ねよ、きもちわるいから。
46 :
吾輩は名無しである:04/04/26 21:34
ところで三島と川端の往復書簡集を読んだ人いる?
47 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 21:35
三島の子供って今何やってるの?
息子も娘も40代で働き盛りだよね。
49 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 21:37
>>47補
平成12年11月1日付で
新潮文庫化もされてる。
50 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 21:41
(独白)
うわー!
記憶が逆回転して参りました。
51 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 21:44
>>44 話聞きたいです。
50はさげるべき、
もとい書込不能。反省(W
52 :
吾輩は名無しである:04/04/26 21:48
三島と川端の往復書簡集ってどうなん?
>>51 話の流れ切っちゃうらしいので、あとで書きます。たぶん。
54 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 21:51
>>52 おもちろいおもちろい。
実生活上の書簡なので、
ちょっと要約などしにくいのですが。
438円(税別)
買うべし。
55 :
吾輩は名無しである:04/04/26 22:02
ノーベル賞がなんだっていうんだよ!
平和賞受賞ね顔ぶれみてみろ!
56 :
吾輩は名無しである:04/04/26 22:05
ありゃ、例外だ。>平和賞
57 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 22:07
>>55 よしよし。
それを言っちゃあ、おしまいなのよ。(W
いっしょに踊ろうぜ♪
閑話休題ってファルスマン氏?
59 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 22:17
........._| ̄|○
わたくしはファルロスマンのように万年生理中ではない。
…ってことはおさむですか。
>>60 誰それ?(W
このスレの話題からそれるから、
移動しない。
フォークナーって何の作品で文学賞とったの?
63 :
吾輩は名無しである:04/04/26 22:39
八月の光?
64 :
吾輩は名無しである:04/04/27 00:17
ノーベル文学賞は、特定の作品で受賞するものではないと思うが…。
65 :
吾輩は名無しである:04/04/27 01:03
そんなことはなかろう。作品が上げられるよ。
66 :
吾輩は名無しである:04/04/27 15:50
俺も、作品じゃなくて人が受賞するもんかと思ってた。(w
大江や川端は何で受賞したの?
67 :
吾輩は名無しである:04/04/27 16:05
大江はヒロシマ・ノートじゃないの
大江は「万延元年のフットボール」に与えられてる。
川端は「雪国」ね。
70 :
吾輩は名無しである:04/04/27 16:47
ここは為になるインターネットですね
川端の最高傑作は眠れる美女
72 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/04/27 22:36
73 :
吾輩は名無しである:04/04/27 22:45
>>69 ありがとう。
ここは為になるインターねっつですね。
川端は 伊豆の踊り子 じゃなかったのかえ?
ま、言い尽くされてはいるが
カフカもジョイスもプルーストも
受賞させて無い文学賞(w
75 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/27 22:58
川端康成「朝雲」は読まれました?
76 :
吾輩は名無しである:04/04/27 23:00
りさたんは当然とるよね。
>>72 The silent cry は「万延元年のフットボール」の英訳題。
79 :
吾輩は名無しである:04/04/27 23:25
フットボールという言葉も万延元年も含まれない
勝手な訳題だな。
だれが訳したのか知らんが、新たにタイトルを付け直したようなもんだ。
村上春樹の名が刻まれるのはもうすぐだ
81 :
吾輩は名無しである:04/04/27 23:29
だが有りがちな話だが死んでしまうのだ。
そして代わりにニンマリ笑うのが実はばなな。
82 :
弧高の鬼才 ◆W7fyJoqOQ. :04/04/27 23:40
あきらかに欧米を意識して書いてるからな。春樹は。
ドイツで「海辺のカフカ」が売れてるみたいだけど、カフカって固有名詞があざといし。
春樹が採るわけない。
ノーベル賞を採るには作家のスケールが小さすぎる。
マジレスだよ。
春樹が取れないなら誰が取れるって言うんだ
ドラゴン=豚
ばなな=不細工
りさたん=天使
りさたんなら取れるか
つーか、もうちょっとちゃんとした作家よめ(w
>>79 元号は固有名詞だから翻訳不能だろ?
外国人にわかるけないよ。
ダニエル・カールでもない限りナー。
>>74 カフカが生前に出版したのは「変身」といくつかの短篇だけで、「城」「審判」等
主要な長編は死後出版だった。プルーストの「失われた時を求めて」も生前
には途中までしか出てなかった。受賞させてなくてもまあしかたないかと思う。
ノーベル財団のオフィシャルサイト内にあるこの読み物。
http://www.nobel.se/literature/articles/espmark/index.html 文学賞を選考する委員の一人が書いたものだけれど、なかなか面白い。
シュリ‐プリュドム、オイケン、ハイゼあたりの代わりにトルストイ、イプセン、
ヘンリー・ジェイムスが獲るべきだった。初期の受賞者で文句なしと言える
のはキプリングくらいだ。30年代だとピランデッロとオニールの2人が合格で、
パール・バックじゃなくてヴァージニア・ウルフにやるべきだった、などなど。
文学賞の歴史を振り返りつつけっこう大胆なことを言っている。
88 :
吾輩は名無しである:04/04/28 01:18
トマスピンチョンは獲れるのか?
89 :
吾輩は名無しである:04/04/28 01:39
サトエリがとります
90 :
吾輩は名無しである:04/04/28 01:41
絶対ありえないが、もしマルケンがとって、大江の時みたいにブー
ムになったら藁えるな。
マルケンって翻訳されてるの?
92 :
吾輩は名無しである:04/04/28 09:13
え、トルストイってとってないの?戦争と平和
ドストエフスキーが取ってないのは知ってたんだけど・・・
>>92 採ってないよ。
ノーベルが嫌いだったらしいよ。
なぜなのかは知らないけど。
理由を知ってる人いる?
>>87 全部読むのは骨がおれるので、どのへんに書いてあるか
おしえてくれる?
>>94 人名のことろだけ字が変わっているので(他ページへリンク)、
それを手がかりに自分で探せよ。
96 :
吾輩は名無しである:04/04/29 12:06
高行健はちっとも話題にならなくてかわいそうだったなあと思ってたら
中国人だったのね。恥ずかす〜
97 :
吾輩は名無しである:04/04/29 12:48
>96
サラマーゴやケルテスだって似たようなものだろ。
非英語圏の作家はイマイチ注目されないからな。
>>94 小見出しで言うとこのあたり
International Neglect of the Change of Standards
International Criticism of the Literature Prize
100
>>97 いや、マルケスはかなり注目された。
「百年の孤独」が日本でも売れたから。
102 :
吾輩は名無しである:04/04/29 21:32
>>93 確か第一回をトルストイにあげようとしたけど本人が嫌がったんでしたっけ?
冗談抜きで10年以内に村上春樹が取りそうな予感が・・・・
爆弾成金の賞なんて欲しくなかったんだろ
104 :
吾輩は名無しである:04/04/29 22:24
春樹はたしかに面白いけどノーベルとは方向性が違う気が
2 :1901年〜1998年までの受賞者一覧 :04/04/25 18:58
1951年 P.ラーゲルクヴィスト(スウェーデン) ・ 1952年 F.モーリアック(フランス)
1953年 W.チャーチル(イギリス) ・ 1954年 E.ヘミングウェー(アメリカ)
1955年 H.K.ラクスネス(アイスランド) ・ 1956年 J.R.ヒメネス(スペイン)
1957年 A.カミュ(フランス) ・ 1958年 B.L.パステルナーク(ソ連,辞退)
1959年 S.クアジーモド(イタリア) ・ 1960年 サン‐ジョン‐ペルス(フランス)
1961年 I.アンドリッチ(ユーゴスラヴィア) ・ 1962年 J.スタインベック(アメリカ)
1963年 G.セフェリス(ギリシア) ・ 1964年 J.-P.サルトル(フランス,辞退)
1965年 M.A.ショーロホフ(ソ連) ・ 1966年 S.Y.アグノン(イスラエル) N.ザックス(ドイツ)
1967年 M.A.アストゥリアス(グアテマラ) ・ 1968年 川端康成(日本)
1969年 S.ベケット(アイルランド) ・ 1970年 A.I.ソルジェニーツィン(ソ連)
1971年 P.ネルーダ(チリ) ・ 1972年 H.ベル(西ドイツ)
1973年 P.ホワイト(オーストラリア) ・ 1974年 H.E.マルティンソン(スウェーデン) E.O.V.ユーンソン(スウェーデン)
1975年 E.モンターレ(イタリア) ・ 1976年 S.ベロー(アメリカ)
1977年 V.アレイクサンドレ(スペイン) ・ 1978年 I.B.シンガー(アメリカ)
1979年 O.エリティス(ギリシア) ・ 1980年 C.ミウォシュ(アメリカ)
1981年 E.カネッティ(イギリス) ・ 1982年 G.ガルシア‐マルケス(コロンビア)
1983年 W.ゴールディング(イギリス) ・ 1984年 J.サイフェルト(チェコスロヴァキア)
1985年 C.シモン(フランス) ・ 1986年 W.ショインカ(ナイジェリア)
1987年 I.A.ブロツキー(ロシア) ・ 1988年 N.マフフーズ(エジプト)
1989年 C.J.セラ(スペイン) ・ 1990年 O.パス(メキシコ)
1991年 N.ゴーディマー(南アフリカ共和国) ・ 1992年 D.ウォルコット(トリニダードトバコ)
1993年 T.モリスン(アメリカ) ・ 1994年 大江健三郎(日本)
1995年 S.ヒーニー(アイルランド) ・ 1996年 W.シンボルスカ(ポーランド)
1997年 D.フォー(イタリア) ・ 1998年 J.サラマーゴ(ポルトガル)
>>107 え、え??
全表示以外では「2」が見えなくなるでしょう。。。
109 :
吾輩は名無しである:04/04/30 01:26
候補作って発表されるの?
よく三島が候補になったとかって話を聞くけどさ。
これまでの候補作一覧みたいなものはあるのかな。
直木賞のすべて、サイトみたいな感じの奴。
教えて、エロい人。
候補は発表されるみたいだけど一覧は見つからんなー
112 :
吾輩は名無しである :04/04/30 08:24
流石に、文学賞だけは「ダブル受賞」ってのはないなあ。
>112
1904、17、66、74年。
霊山集英社文庫で出ないかな
115 :
吾輩は名無しである:04/05/03 01:16
>111
研究者とかにしか、許可されないらしいね。そういえば。
116 :
吾輩は名無しである:04/05/08 10:50
三島は右翼思想が邪魔したんじゃないのかな
117 :
吾輩は名無しである:04/05/08 10:55
「選考過程は50年間公表されない」というが、正式な選考過程のことだろうな。
ノーベル財団のメンバーが、たぶん非公式だろうけど、どうやって選んだかは言っている。
川端康成のときは、日本の団体(ペンクラブ他)から推薦があった3人の日本人の
うち、一番年長だった川端にしたと、スウェーデンアカデミーのメンバーがはっき
りと言っている。
そのときの3人には三島もいたが、三島は3人の中で一番若かった。
118 :
吾輩は名無しである:04/05/28 12:43
今年だれが取るかの予想。
っつても、最近取るやつ、得体の知れない国の得体の知れない奴ばっかだもんな。
「今年はナイジェリアのショインカです」、とかやられたら、対処できないもんな。。。
こないだのグラスなんてまあいいほう。
とりあえず、現代文学の生存中の巨匠をあげとくか。
ハロルド・ピンター 英 劇作家
ジョン・アップダイク 米 作家
パルガス・リョサ ペルー 作家
ボンヌフォア 仏 詩人
莫言 中 作家
ノーベル賞って、いくら巨匠でも、八十超えてても、やらない奴には徹底してやらないもんな。
オーデンとかホルヘスは、最後までやるつもりは無かったんだな。
逆に、カルヴァノとか三島、パウル・ツェランは、もう少し生きてたらわかんねえな。
ブレヒトが取れなかったのは何故だろう?
120 :
吾輩は名無しである:04/06/09 21:56
作品に与えられるなら
神聖喜劇にあげてほしい
121 :
吾輩は名無しである:04/06/10 13:10
私の注目する作家は、かなりの確率でノーベル賞を取る。
候補
クンデーラ
トゥルニエ
アトウッド
122 :
吾輩は名無しである:04/06/10 15:10
三島の代わりに川端だろ?
で、安部の代わりに大江だろ?
じゃぁ俺の代わりはだれだろうな。
123 :
吾輩は名無しである:04/06/10 20:24
今の日本のにはいないだろと
マジレス
124 :
吾輩は名無しである:04/06/10 23:04
ドストエフスキー、トルストイは、1800年代の真ん中あたりで活躍してたぞ。
ノーベル賞がないときなの。
しかし、知らない作家が多いな。世界は広い。
トルストイにはチャンスはあったようだが。
126 :
吾輩は名無しである:04/06/11 00:32
ほんとだ。
トルストイは、1910年没だった。
何で、もらえんかったのかな?すごい疑問。
127 :
吾輩は名無しである:04/06/11 00:37
大江健三郎は、どのへんが評価されたんですか?
知ってる人教えてください。(独断でもいいです)
128 :
吾輩は名無しである:04/06/11 00:48
あいあまいさに決まってるじゃないか!
トルストイは教会の権威を否定する者と見なされたからだったと思う。
131 :
吾輩は名無しである:04/06/11 01:02
あいまいさ、なるほど。
たしかに、すごい文章なのか、訳のわからん文章なのか、あいまいだわな。
132 :
吾輩は名無しである:04/06/11 01:14
>>130 うまい訳ですね。
’現代における人間の苦難’とは、興味ありますね。
とりあえず、それがどんなものか、この英文メッセージにあるかもしれないので。
後日、ゆっくり読んでみます。
133 :
吾輩は名無しである:04/06/13 03:22
トルストイは第一回でシュリプリュドムに敗北。
これは当初の文学賞が理想主義文学に重きをおいたせい。
このせいで、トルストイ、イプセンという十九世紀最大の作家と劇作家が受賞できなかった。
大江健三郎は、日本側のプロモーターの執拗な売り込み工作。
何度はねられても、大江ばかりを推薦する執拗さ。
日本から受賞させようとしたら、大江がまず立ちはだかって、これを受賞させないとほかが候補にあがってこない。
134 :
吾輩は名無しである:04/06/13 12:25
118のボンヌフォア
121のトゥルニエ、クンデラ
あたりは有力候補かもね。
135 :
我輩は名無しである:04/06/13 18:44
ボンヌフォアって、イヴ・ボンヌフォア?
翻訳出てますか?アマゾンで検索しても出ないけど。
>>133 1901年の第1回のノーベル賞のときは、
トルストイを受賞させなかったことに対する抗議運動があったな。
>>135 >ボンヌフォア
じゃなくて、
ボヌフォア
が慣習表記です。
138 :
吾輩は名無しである:04/06/18 02:07
ボンヌフォア{ボヌフォア?}の場合それで検索したら、どこかのサイトで詩の翻訳全文が手に入るよ。
モンターレが亡くなってから、世界最高の詩人が誰なのか意見が割れてきた。
パスやブロッキーもなくなった現在、ヒーニーとボンヌフォアの二人が有力だな。
そんなに大江健三郎を売り込んでいたのか。
あんなおじんでも、権力はあるんだなあ。
すごいもんですわ。
だったら石原慎太郎でも今度は売り込むか。
137,138、ありがとう。
我が人生の〜はすごくいいからあれでなら石原慎太郎がノーベル賞取ってもいいと思うな
ヒーニーはいいな、確かに。シンボルスカじゃちょっと弱いか?
141 :
吾輩は名無しである:04/07/07 02:50
ただいまのオッズ
ミラン・クンデラ 2
イブ・ボヌフォア 2
プランティン・アナンタ・トゥール 3
ミシェル・トゥルニエ 4
パルガス・ジョサ 6
エドワード・オルビー 10
ハロルド・ピンター 10
アントニオ・タブッキ 10
莫言 12
アシュベリ 15
トマス・ビンチョン 19
古井由吉 19
ジョン・ルカレ 25
アーサー・ミラー 40
ジョン・バース 42
142 :
吾輩は名無しである:04/07/07 05:28
村上春樹 3
綿矢りさ 79
金原ひとみ 1890
143 :
吾輩は名無しである:04/07/07 05:32
144 :
吾輩は名無しである:04/07/07 05:43
>>83 スケールが小さい?
それはお前の無知もしくは日本における状況だろ。
外へ出てみろよ。春樹の評価は凄まじいものだから。
145 :
吾輩は名無しである:04/07/07 06:19
7.11の時に、あの「NEWYORKER」からコメント求められた日本人作家は、春樹以外にはひとりもいなかったね。
146 :
吾輩は名無しである:04/07/07 12:02
>7.11の時に、あの「NEWYORKER」からコメント求められた日本人作家は、春樹以外にはひとりもいなかったね。
9.11ならともかく、「7.11」なら春樹以外にはひとりもいないだろう。あれはすごかったね、7.11は。
147 :
吾輩は名無しである:04/07/07 12:29
↑
嫌われ者w
↑
オマエガナーw
149 :
吾輩は名無しである:04/07/07 13:10
バルガス=リョサが取ってないのは驚き
150 :
吾輩は名無しである:04/07/07 16:19
春樹が取るなら、あんな感じの小説の元祖のアップダイクがなぜ取れない。
ハーバード首席で世界中作家の中で一番頭いいのに
>>136 くわしくは知らないんだけど、受賞者も抗議していたってマジ?
まあ、トルストイだからなあ…。最大のミス。
152 :
吾輩は名無しである:04/07/09 21:19
ただいまのオッズ。ほかにこの人が入ってないというのはありませんか?付け加えますう
ミラン・クンデラ 2
イブ・ボヌフォア 2
プランティン・アナンタ・トゥール 3
ミシェル・トゥルニエ 4
パルガス・ジョサ 6
エドワード・オルビー 10
ハロルド・ピンター 10
アントニオ・タブッキ 10
莫言 12
アシュベリ 15
トマス・ビンチョン 19
古井由吉 19
ジョン・ルカレ 25
アーサー・ミラー 40
ジョン・バース 42
153 :
吾輩は名無しである:04/07/09 22:18
大江氏の場合問題なのは、氏の小賢しい処世術と創作活動が密接な関わりをもって
いることである。筒井康隆が断筆したとき大江氏は批判がましいことを書いていたが、
この人は日本に新聞が彼に関する批判を書けないことをどう思っているのだろう。
例えば、ある評論家がノ
ーベル賞授賞式の大江氏を描写した「満面の笑み」という言葉が、某大新聞には筆者に何の断
りもなく削除されてしまう。差別だの表現に自由だのの問題以前である。そうした庇護を当然と
思っているのかは分からないが、右翼から抗議を愛けた作品の文庫化を自分から拒否できるの
も、その程度の作家性しか持たないせいだろう。いずれにしろ、欲しくて欲しくてたまらなかった
ノーベル賞を手に入れて、その記念講演で「あいまいな日本の私」とは、皮肉でなく優れた自己
批評であり、大江氏の作家としての幕引きとして最良のものであったことは間違いない。
154 :
吾輩は名無しである:04/07/09 22:27
おすすめの作家おしえて
155 :
吾輩は名無しである:04/07/09 23:16
次日本人が選ばれるなら
春樹ではなく石原ではないでしょうか。
かなり納まりがいい感じ。
156 :
吾輩は名無しである:04/07/09 23:51
>>153 『ヤスケンの海』を読んで大江は本当に嫌なヤツだと思った。
157 :
吾輩は名無しである:04/07/10 00:26
>>152 なかなかセンスある。
残雪は・・・ないか。
158 :
吾輩は名無しである:04/07/10 00:51
大江は卑劣で臆病で残忍で空想家。
それに加えて生まれ持っての才能がない。
159 :
吾輩は名無しである:04/07/11 23:01
ここ大江さんの評判悪いですね。わからんでもないが。
大江さんは小説だけに専念して、しこしこ書き続けてきたのが強みかな。
石原慎太郎みたいに、いろんな事やってないもんね。「わが人生時の時」を読むとこの人が充分ノーベル賞を取れる才能をやっぱり持っていたことがわかるが、作品自体はたんなるトルソだから。。。
ああいう風に政治やヨットや映画と好きなことばかりやってきた人より、小説にこだわってそこに人生費やした人が有利になるんだな。こういう賞は。
この世代には開高健{釣り、グルメ}とか小田実{市民運動、反戦運動}とかそういう人多いね。
一番作家志望が多かった時代に、その中から選ばれたのに、才能を無駄にしてしまった感じがする。
マスメディアが世の中を動かしてる錯覚があった「昭和元禄」の罪?
大江さんは臆病で引っ込み思案な上に、陰湿で執念深いところがあって、トンマで笑いものにされやすいところもあるから、引きこもって小説だけ書き続けてたのが功を奏したんだね。
160 :
吾輩は名無しである:04/07/11 23:24
161 :
とっつあん ◆ccqXAQxUxI :04/07/12 15:20
夏目漱石って賞とってないんか?
162 :
吾輩は名無しである:04/07/12 20:29
日本人の候補って今までに誰がいた?
俺の知る限りじゃ
井伏鱒二
井上靖
三島由紀夫
谷崎潤一郎
阿部公房
ぐらいなんだが、まだまだいそう
今から名誉文学賞としてトルストイにやれ!
166 :
吾輩は名無しである:04/08/22 03:04
戦前の受賞者の中から五人選ぶと
T・S・エリオット
ベルクソン
フォークナー
ジッド
トマス・マン
167 :
吾輩は名無しである:04/08/22 03:05
戦後の受賞者の中から五人選ぶと
シモン
モンターレ
パトリック・ホワイト
セフェリス
ユーンソン
>>152 古井は釣りなんだろうな。リストから削るべき。
フィリップ・ロス、マーガレット・アトウッドを入れるべきでは?
169 :
吾輩は名無しである:04/09/09 22:31
古井ってあっちに翻訳されてないの?
アトウッドはカナダではすごいんだけど、日本ではあんまし聞かないね
170 :
吾輩は名無しである:04/09/10 06:55
アトウッドはすでに最終候補に残ったりしているらしい。
おいおい、今時ノーベル平和文学賞なんてどうでもいいだろ。政治色つよすぎ。
172 :
吾輩は名無しである:04/09/10 16:25:25
ピンチョン
クンデラ
バルガスジョサからだと思う、今年は
ピンチョンは確実に辞退しそうだが
173 :
吾輩は名無しである:04/09/17 09:06:35
パルガス・ジョサの名前はよく挙がるけど、
カルロス・フェンテスはどうなの?
>>173 カルロス・フェンテスも最終候補には残っているらしい。
>>162 亀レスだが、西脇順三郎もそうじゃなかった?
ぶっちゃけ、日本人では誰が獲りそう?
村上春樹なんて名前を各スレでよく見かけるが、
他には誰が居そう?
発表までに予習したいので、教えて下さいませ。
177 :
吾輩は名無しである:04/09/21 23:58:33
そろそろ発表あげ
ハムスンを読もうと思ってるんだけど
全然手に入らないよ……
やっぱ、ブレヒトが受賞するってのは絶対ムリポだったのかなあ?
180 :
吾輩は名無しである:04/09/22 23:28:34
バルガスジョサてもし大統領選とに出たりとか、
政治にクビつっこんでなければもう取れてた?
181 :
吾輩は名無しである:04/09/22 23:40:25
日本なら春樹しか思い浮かばん
中上が生きてたら、取れてたかもね
182 :
吾輩は名無しである:04/09/23 02:18:50
春樹がとる確率1/1225800000000000000000
>>182 同意 アジア枠で他にもっといい作家は一杯いるから到底無理だろうな
なるほど。あくまでも「ボヌフォア」と表記するのか。
文学板には、フランス語にこだわりのある人が多いようだ。
では、やはりノーベル賞の最有力候補らしいオランダのハリー・ムリシュ
はこの表記でいいのだろうか。「ムリッシュ」か、やっぱり。
「新潮世界文学辞典」だと、「ボンヌフォア」という表記だ。
ムリシュにいたっては、「ハリ・ムリス」だ。
この新潮の辞典がヘボいのか・・・それとも・・・
187 :
吾輩は名無しである:04/09/30 11:05:49
森鴎外だっけ?ノーベル賞辞退した人。
そろそろ、クンデラあたりが取りそうな予感。
>>133 大江はそれだけでかいそんざいなんだから当然。
ちゃんと読めよ。
ペーター・ハントケ、ジョイス・キャロル・オーツとかも
候補には挙がってたよなぁ。
>>180 リョサは回想録とか読んでも分かるけど、政治と文学と人生
を一体化させてる作家だし、政治性が批判されるのなら
絶対取れないんだろう…。
ボンヌフォアは良い:
白日は夕暮をのりこえる、それは
日常の夜に勝つだろう
おお われわれの力とわれわれの栄光、お前たちにできるだろうか
死者たちの壁に穴をうがつことが。
(「サラマンドルの場所」宮川淳訳)
192 :
吾輩は名無しである:04/09/30 13:54:30
白日は夕暮をのりこえる、それは
日常の夜に勝つだろう
おお われわれの力とわれわれの栄光、お前たちにできるだろうか
死者たちの壁に穴をうがつことが。
↑
意味不明。
SF、ファンタジー、推理の小説家が受賞するのは、やはり無理か・・・
ラーゲルレーブは「ニルス」を書いてたし、ゴールディングもSFといっていいだろう
195 :
吾輩は名無しである:04/09/30 22:36:34
ジョイスはさ、何で取れなかったの?
197 :
吾輩は名無しである:04/09/30 23:26:22
ホーフマンスタールが取っていないのが意外だ。
199 :
吾輩は名無しである:04/10/01 00:23:53
>>197 アドニスが受賞すれば、エジプトのナギブ・マフフーズ以来、史上2人目の
アラブからの受賞者になるな。
去年の平和賞のイランのおばさんといい・・・中東寄りか。
ナギブ・マフフーズが受賞したとき、「こんな年とってからもらってもすぐ
に死んでしまうので意味無い」などと感想を述べていたが、数年前、受賞か
ら10年以上たったのに90歳過ぎてしぶとく生きていてテレビに出ていた
ので笑った。
200
201 :
オッズ:04/10/01 03:56:27
1.5春樹
3.0慎太郎
3.5ばなな
5.0辻
5.0輝
8.0龍
8.5由吉
9.9源一郎
12.0島田
>>201 おい、芥川賞すら取れなかった奴がいるぞw
203 :
吾輩は名無しである:04/10/01 22:00:01
春樹はほんとに取るかもね
有力候補と海外の100人くらいの作家が突然死したら取るかもね
こうして見ると、大作家で老人で、早めに受賞させなければならない作家は
世界にいくらでも存在するわけだ。
「春樹」なんて寝言を言っている場合じゃないな。
アジアに限っても受賞しても不思議じゃないのはかなり存在するし。
206 :
吾輩は名無しである:04/10/03 01:24:33
ミラン・クンデラ 2
アドニス 3
イブ・ボヌフォア 3
ジョイス・キャロル・オーツ 4
プランティン・アナンタ・トゥール 4
ミシェル・トゥルニエ 5
パルガス・ジョサ 5
アントニオ・タブッキ 7
マーガレット・アトウッド 7
莫言 10
ハロルド・ピンター 12
エドワード・オルビー 12
アシュベリ 15
ハリー・ムリシュ 15
トマス・ビンチョン 19
古井由吉 19
ジョン・ルカレ 25
村上春樹 30
アーサー・ミラー 40
ジョン・バース 42
207 :
吾輩は名無しである:04/10/03 01:24:57
オッズ改定しました。正直アドニス、ムリシュは読んでないし{翻訳あったっけ?}
オーツは推理小説みたいなの読んだことはあったけど「これで?」って印象だったんで乗せ名方。けど外国では評価高いんすね。
アトウッド、春樹も無理だとは思いながらこれだけ要望があると・・・
これで外れたら叩かれそう。ショインカみたいなことはやめてね。
個人的にはエンタメでもルカレがイチ押しなんですけど。。。
208 :
吾輩は名無しである:04/10/03 02:13:16
実際受賞者のオッズはどんくらいだったか分かる人いる?
イムレなんかすごい高そう・・・
春樹がとるわけないだろ?
ファン心理もここまでいくと、怖いよ。
文学賞を取った作家の作品を一つでも読んだことある?
トルコのオルハン・パムクという作家が有力という噂もありますけど、
どういう作家ですか?
211 :
吾輩は名無しである:04/10/03 14:00:06
>>208 ギュンター・グラスはたしか「ブリキの太鼓」書いた30歳の時点で最有力候補だったんじゃ。
40年間最有力候補って・・・
ほとんど俊寛だな
>>210 すごい作家のようだぞ。
>彼はこれまで10冊の本を書いたが、1998年に発表した『私の名前は
>赤』が一番の成功だと語る。32カ国語で翻訳されており、現在までプラ
>ンス語版20万冊、英語版20万冊など70万冊以上が売られている。0
>2年フランスの「最優秀外国文学賞」、03年イタリアの「グリンザネ・
>カブール賞」、同年アイルランドの「インタ−ナショナル・インパクト・
>ダブリン文学賞」を受賞した。
フランスの最優秀外国文学賞って、安部公房も受賞した賞だな。
大江はたしか、受賞していない。
結局、文学賞の発表はいつなんだ?
>>213 もうそろそろ医学・生理学賞の発表だというのに、
文学賞の発表日程だけは公式サイトにもまだ出ていないね。
スウェーデンアカデミーが日程を発表するとしか
書かれていない。
>>214 まだ発表されないですね、受賞者も、発表日も…。
今年は該当者無かな?
216 :
吾輩は名無しである:04/10/05 17:43:23
正式に決まったようだ。
The Nobel Prize in Literature
To be announced Thursday, October 7, 1:00 p.m.
at the earliest (local time)
日本時間だと明後日木曜日の午後8時か?
217 :
吾輩は名無しである:04/10/05 18:09:56
ル・クレジオって下馬評にもあがってないんでつか?
将来的にはどう?
218 :
吾輩は名無しである:04/10/05 18:26:50
あさってか
219 :
吾輩は名無しである:04/10/05 19:25:28
昨日の生理・医学賞に続いて、本日の物理学賞も日本人ダメでした。
文学賞は最初から日本人の可能性がゼロだから、むしろ素直な気持ち
で「どこの国の、どの作家だろうな〜」と思いながら待てる。
旧ソ諸国か第三世界の作家だろうね
もう西欧・アメリカは大体受賞してるかんじがするし
221 :
吾輩は名無しである:04/10/05 22:52:36
今年のノーベル文学賞受賞者は
1.マリオ・バルガス=リョサ 22.ヒューホ・クラウス
2.ミラン・クンデラ 23.ジュリアン・グラック
3.カルロス・フエンテス 24.アントニオ・ロボ・アンツネス
4.ウンベルト・エーコ 25.ジョイス・キャロル・オーツ
5.ミハイロ・パヴィチ 26.セース・ノーテボーム
6.イスマイル・カダレ 27.ハリー・ミュリシュ
7.フアン・ゴイティソーロ 28.ヴィズマ・ベルシェヴィッツア
8.サルマン・ラシュディ 29.ヤーン・クロス
9.ウィリアム・スタイロン 30.アハロン・アッペルフェルド
10.ジョン・アップダイク 31.プラムディヤ・アナンタトゥール
11.ジョン・ファウルズ 32.鄭義
12.ジョン・バース 33.金芝河
13.アリス・ウォーカー 34.アントニオ・タブッキ
14.莫言 35.ドン・デリーロ
15.フィリップ・ロス 36.タハール・ベン=ジェルーン
16.ロブ=グリエ 37.イヴァン・クリーマ
17.ミシェル・ビュトール
18.ミシェル・トゥルニエ
19.ノーマン・メイラー
20.フィリップ・ソレルス
21.ぺーター・ハントケ
・・・の中からでそうです。
>>221 タブッキがとったら嬉しいけど、まあないだろうなぁ……。
ざっとみて
ミハイロではなくミロラドでは? あとスタイロンってまだ生きてたんだ
フエンテスもまだ取ってなかったんだ
224 :
吾輩は名無しである:04/10/06 00:15:37
>>221 この中から受賞者が出たら、
「文学板のスレで、見事に受賞者的中!!!」
と、ニュー速+あたりで自慢してやろうぜ。
物理学賞のスレでは神がいて、見事に当てた。
>>221 ジョン・バースがあるのに、
トマス・ピンチョンがなんで入ってないの?
226 :
吾輩は名無しである:04/10/06 14:45:21
アリス・ウォーカーが入ってるのか・・
最近ジョゼ・サラマーゴの「白い闇」読んだんだけど
まだこんなのがあったのかっつう傑作でした。
ある男が突然交差点で失明する。彼が接触した人々が少しずつ失明していく。
どうやら失明者に「見られた」人間が失明する可能性があるらしい。
政府はパニックに陥り失明者と感染者を精神病院に閉じ込める。
病院内での失明者同士のいざこざは殺人に発展し、
武装したグループが食料の独占をはかる。
彼らは食料と引き換えに女たちを要求しレイプする。文字通り女に養われる男たち。
いつしか病院を取り囲む軍部からの食料供給も止まり、失明者たちはもはや
世界中の人が失明していたことを知る。
人々は動物化してただただ日々の糧を漁る為に生きている・・・
何が凄いって一人の女性だけが何故か失明せず、どうしても描写は否応無く
彼女の視点から読まざるを得ない点。(他の人だとみな真っ白い闇で世界は全く分からない)
彼女がレイプされたとき、地下室で暗闇に包まれたとき、逃げ出す視点がない。
「蠅の王」を一捻りも二捻りもした、極限状況を疑似体験させる圧迫感を覚えた。
229 :
吾輩は名無しである:04/10/06 20:01:33
スペイン語文学の大きさに気がついたこのごろ
おすすめあったら教えてもらえます?
南米のほうに飛んでしまって本国あんま知らない。
231 :
吾輩は名無しである:04/10/06 20:18:00
231 は踏まないように注意
>>231 おまえ早く包茎手術してこいよ、根暗なやつ
大穴でメイラーが取るとみてるんだが
春樹の可能性は無くは無い
235 :
吾輩は名無しである:04/10/06 22:50:14
スペイン現代文学はロートルなれどセラじゃないすか 受賞済みだし
「二人の死者のためのマズルカ」はマルケスを越えるのでは
236 :
吾輩は名無しである:04/10/06 22:53:07
サルトルって辞退したんでしょ?なんで?
>>236 文学に等級を付けるべきではない、というかっこいい理由。
本当はカミュが先に取ったから嫉妬したとも言われているw
莫言先生が受賞と言いたいが、中国嫌われてるからな。
ラテンアメリカももうない。フェンテスもリョサももうむりぽ。
海外では女性が取るとか言われてるらし。
ので、ここであがってないドリス・レッシングに1票
次点でマーガレット・アトウッド。
アントゥーネスが好きだけど、もうサラマーゴが受賞してるから暫くはむりだろう。
個人的にはサラマーゴより好きなのだが。
理系全般板で、本人も当然、理系大学の院生なのだが、かなり鋭いやつ
がいて物理学賞を当てて、化学賞も個人レベルでははずしたが分野を当てた
ので、神となっているやつがいる。
そいつが文学賞も予想している。
アトウッド、クンデラ、ボヌフォア、バルガス=リョサ、ミュリシュ だ。
文学板のプライドにかけても、理系板のやつには負けられないな。
この5人以外で、このスレで名前があがった作家が受賞したら文学板の勝ち。
パヴィチが受賞してくれたらかなりうれしい
243 :
吾輩は名無しである:04/10/07 02:55:07
244 :
吾輩は名無しである:04/10/07 03:02:20
>>243 ただ、予想しているやつは文学板をたぶん見ていない。文学板の存在
すら知らないような雰囲気だ。
何を参考にして選んだのか謎だ。理系のくせにかなりのヤツだな。
一人の人物か分からないでしょ。
クンデラ、リョサあたりは固いから、彼らが決めても
理系のやつにおかぶを取られたことにならないのでは?
247 :
吾輩は名無しである:04/10/07 12:25:41
クンデラってどの辺がすごいの?
少なくとも大江以下なんだろ?
クンデラファンではないがその比較は不可解
発表は日本時間の何時頃よ?
明日の新聞まで待つか。
CESTで13時に発表なので、日本だと20時くらいかな?
クンデラが水を汲んでら
さぶ
253 :
吾輩は名無しである:04/10/07 19:51:33
あと10分くらいで発表だ。
なぜか緊張してきた。
今年はどこの国の、どなたが受賞するか、というのを考えただけでも
ワクワクする。
必ず世界中の作家の中で一人は受賞するわけだから。
今まで何冊も作品を読んできたおなじみの作家が受賞するもよし。
あれれ? という意外な作家が受賞するのもよし。
254 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:01:27
255 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:01:35
Elfriede Jelinek
だれー!?
ドイツ語圏で、女性か
258 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:06:21
エルフリーデ・イェリネクだ。
「したい気分」
260 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:08:03
映画の「戦場のピアニスト」の原作を書いたやつか??
261 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:09:09
しらねー
263 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:10:49
いや、「戦場のピアニスト」の原作はハーウッドだ。
単なる「ピアニスト」という映画の原作者がイェリネクだ。
まぎらわしいが。
264 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:14:46
>>221は、37人も名前をあげて見事にはずれたぞ。
265 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:19:21
「The Piano Player」ミカエル・ヘネケ監督
2001年カンヌ映画祭審査員グランプリ。
パルムドールが最高賞なのでグランプリは以前の審査員特別賞にあたる。
こういうのを見ると、同じようにカンヌで審査員特別賞だった
「砂の女」の原作者が受賞できなかったことが実に惜しい。
なんか強引に女流を押し込んでねえか?
267 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:44:33
ゲゲッ。なんだコリャ。これじゃ、来年春樹が受賞しても驚かねえよ。
リョサやクンデラは永遠に受賞できない予感
269 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:50:13
綿矢りさタン、ことしも駄目か。 ○l ̄l_
270 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:52:35
イェリネク >>>>>>> ノーベル文学賞を受賞できなかったトルストイ
271 :
吾輩は名無しである:04/10/07 20:53:49
綿矢りさ >>>>>>> 芥川賞を受賞できなかった太宰治
この感じだと、春樹よりばななの方がノーベル賞に近い予感…
273 :
吾輩は名無しである:04/10/07 21:16:21
フェミニストで、ジェンダー文学というくくりらしい。
自分の国ではかなりひどい目にあっているようだ。
>最近の論議の的となっているのが、エルフリーデ・イェリネクで
>ある。社会的抑圧に対してラディカルに反応する彼女の言動は、政
>治的にはもちろん、作家としての露骨な性表現の上からも、かな
>り過激な挑発に満ちており、オーストリアの保守層からの反発はと
>りわけ強い。「国家の敵」「オーストリアでもっとも憎まれてい
>る女性作家」「ポルノ・ピープ・ショウ」「左翼テロのシンパ」等々
>の罵倒に近いレッテルが貼られ、
274 :
吾輩は名無しである:04/10/07 21:17:02
今年はハリーポッターの作者だろ。
おいおい、これは救済処置としての受賞かよ
確かひたすらエロい文を垂れ流すポストモダンぽいやつだったよな・・・・・・したい気分
276 :
吾輩は名無しである:04/10/07 21:28:16
イェリネクの劇作品「スポーツだんぺん劇」は、長野オリンピックの
寸前に上演された劇で、スポーツを批判している。
イェリネクはスポーツというものを憎悪しているらしい。
選考委員は意識して、アテネオリンピックの年ということでわざと受
賞させたのだろう。
>>273 ふう〜ん、フェミニストならアトウッドでもよかったんでないの?
やっぱりジェンダー文学なのかいな。それもヨーロッパという括りの?
278 :
吾輩は名無しである:04/10/07 21:41:08
ダリオ・フォのような受賞なのかも。
フォのように、受賞して何年もたつのに日本で翻訳が一冊も出ない
のと違い、すでに何冊か出ていたのが幸いだ。
でも、小説より演劇が見たいな。オーストリア文学を教えている
大学では、原書を読ませるのと同時に、イェリネクの劇を録画し
たビデオも見せているという。
NHK教育テレビあたりで放送しないかな〜。
279 :
吾輩は名無しである:04/10/07 21:43:29
今ブックオフでピアニスト買ったよ。いい作家でありますように…
280 :
吾輩は名無しである:04/10/07 22:46:12
結局四つの予想はみんな当たらなかった
完全に、だれやねん型の受賞。
かつ、政治性強調型の受賞。近年の二大傾向を共に兼ねた受賞になった。
近年は左翼じゃないと文学賞と平和賞は取れないようだ。
純粋に小説を書く技術だけで行ったら、アップダイク、トゥルニエ、リョサ、あたりか。
保守で政治性も少ないシモンがそれでも受賞したのはさすが世界最高の作家棚
281 :
吾輩は名無しである:04/10/07 23:11:53
誰でもいい。まともに読んだ人間で俺が読みたくなるような紹介頼む。
せっかくノーベル文学賞取ったんだから楽しみたいじゃないか。
282 :
吾輩は名無しである:04/10/07 23:17:10
流石に今回は難易度高すぎだろう。イムレやダリオほどでないにしろ。
今からピアニスト読むから待ってくれ。
284 :
吾輩は名無しである:04/10/07 23:48:02
ノーベル文学賞は文学に「社会性」を要求する。
286 :
吾輩は名無しである:04/10/08 00:28:04
ていうか、イェリネクはせっかくの授賞式に出席しないのかよ!!!
病気って何だ? 若い頃にガイキチになったらしいが。
精神病を治すリハビリで創作活動を開始したそうだ。
交通事故で重傷を負ったリハビリでボートを始めて、ついにオリンピック
のメダリストになった選手がいたが・・・
287 :
吾輩は名無しである:04/10/08 00:39:04
飛行機恐怖症なんだってさ。2001年の時点でノーベル文学賞に最も近い一人と紹介されている。
少なくとも簡単にジェンダーって片付けられる作家でなさそうだな。
ドイツ語圏ではギュンター・グラスが取ったばっかりなのに・・・・・・。
他にも取るべき人は一杯いるよな。
289 :
吾輩は名無しである:04/10/08 01:12:03
平和賞みたくサヨさんの仲間内べた褒め同窓会になりそう
290 :
吾輩は名無しである:04/10/08 01:20:17
そんなに右翼の作家に賞取って欲しいのか?
そもそも今右翼でまともに評価されてる作家なんていたのか?
292 :
吾輩は名無しである:04/10/08 10:08:04
特にヨーロッパでは、インテリ=やや左翼なのはデフォだし、右翼が知性を重んじるのもらしくないから、現状は続くだろう。
啓蒙思想の伝統がない東アジアとは事情が違う。
とはいえ大物右翼作家も、エズラ・パウンドとか含めればたくさんいる。
ソルジェニーツィンだって見方によっては右翼。
キプリング
294 :
吾輩は名無しである:04/10/08 10:38:40
現存する「最高の作家」クロード・シモンは右翼じゃないけど、
かなり主張のハッキリした保守主義者のはず。
シラクの核実験の際でも擁護の先頭に立ってるし。
モーリアックのドゴール支持も有名。
スタインベックはベトナム戦争のときでもバリバリの愛国者だったし。
文系は世間を対象に仕事してるから常識的な保守主義者だが
物理学賞なんかではショックレーの「黒人は遺伝的に知能が低い」発言。この人自分の精子を冷凍保存するとこまで行った。
レーナルトの反ユダヤ・ゲルマン物理学も有名だけど、まあ、こういうのは保守とはちょっと違うね。
生理学賞のガイジュセクがカリブ海でお忍びバックパッカーで黒人少年をおカネでアレしてタイーホされたのは世界的に話題に。
あっと、これは右左関係ないか
メディア自体がリベラル的だから、受賞者の保守性は全部スルーして伝えたがらない傾向は見えるね。
些末な突っ込みばかりで恐縮だけれど…
>>294 フランスって国は、保守革新関係なく、自分たちの国はあの有名な革命に
よって作られたのだから…という思い込みはないもんでしょうか。
だから、祖国マンセーみたいな、ね。
>文系は世間を対象に仕事してるから常識的な保守主義者だが
ここから何となく窺い知れるあなたが誰かという裏をかきたい気持ちは
置いておくとて、まあ、かつての政治と文学が結びついていた時代の
こともこの際不問として、しかし、インテリぶりたい気分的には、左翼風を
吹かしておくというのが文系の立場かと思われ。
>メディア自体がリベラル的
これも内外のバラエティなど見れば、美しい幻想だね。少なくとも日本では、
保守党の政治家のところへ芸能人が訪ねていってネクタイの素敵さをほめるとか、
政治家の奥さんの料理本が出るとか。
文春はバリバリ保守だから、林真理子が小泉よいしょのエッセイ書くのは
当然としても…。
296 :
吾輩は名無しである:04/10/08 13:51:17
核兵器と右翼左翼は関係ないですよ
左翼が反戦平和だというのは日本の左翼のこじつけです
297 :
吾輩は名無しである:04/10/08 14:13:39
新聞に載ってました。
でかそうなおばちゃん。
298 :
吾輩は名無しである:04/10/08 14:50:39
結局上がってるのはほとんど昔の作家ばかりじゃん
あくまで冷戦終わった後のこの時代に権力マンセー、外国人排他とか考えてるやつが世界的に高い評価受けられるのか?
一体どんな主義主張持った作家に取って欲しかったのか知りたいんだが。
299 :
吾輩は名無しである:04/10/08 15:04:35
最近クンデラの『存在の耐えられない軽さ』を読んで、「ノーベル賞取れなきゃおかしい」と思ってしまった
『ピアニスト』読んでみるかな
平和な生活を送っている作家には与えられなさそうだね。
>>260 私は、映画「ピアノレッスン」の原作者だと思っていました・・・・orz
302 :
吾輩は名無しである:04/10/08 16:22:54
ノーベル賞受賞者の犯罪といえば大江が幼女に何かして若い頃警察沙汰になってたっていう噂の真相の記事はどうなったんだろう?
噂の真相だから信じ切れないんだけど。
大江の尊敬するドストエフスキーも、父親の領地内の農奴の幼女をレイプしたという噂が文壇で広まって逃げ回ってたな。
ドストエフスキーの場合あつかましいのはその体験を小説に書くところだな。
高校のとき「悪霊」読んでたとき、その場面の描写が妙に生々しいので印象に残ったが、後でそれが実話だと聞いてギョッとした
大江もやってたんならその体験をドストエフスキーに負けない作品にして欲しい。
303 :
吾輩は名無しである:04/10/08 18:05:07
>>301 貴殿に指摘されるまで、おれもピアノレッスンの人だと思っていた。
304 :
吾輩は名無しである:04/10/08 18:31:19
おい!! 木を植えただけでノーベル平和賞だってよ!!!
305 :
吾輩は名無しである:04/10/08 18:43:38
受賞理由にイデオロギーが求められるのは理解できない
文学はプロパガンダの手段ではない
ノーベル財団の発表した理由にはイデオロギーなんてないよ。
イデオロギー如何でなく、「行動」が評価されることはあるかもしれない。
文学が世界に成し得るものとして、と解釈した方が無難。
財団の建前もそんなところだろうし。
>>302 保守といえば、ドストエフスキーは当時右翼の大物だった。
これは意外に知れられていない。
文学賞はともかく平和賞に関しては社民福祉国家スウェーデンの武器になっている観はありますね
309 :
吾輩は名無しである:04/10/08 21:24:52
>>308 平和賞はノルウェー。議会が任命した5人の委員による選考。
おんなじ北欧の社会民主主義国家じゃん
>>301 ピアノレッスンの原題ってたしか「ザ・ピアノ」だから
外人でも間違えてそうだね。
これもカンヌのパルムドールだったよね。
312 :
吾輩は名無しである:04/10/08 23:14:20
北朝鮮に不正送金をして南北首脳会談を実現した金大中に
平和賞を与えたということが、この賞の本質を象徴している。
それわかったの後からでしょ。
ノーベル賞あげる方もまさかそんな事するとは思ってなかったんじゃないの。
金大中はさかんにロビー活動してたし。
しょせん、そんなもんでしょ。
平和賞はアフリカ人だね・・
>>302 それは大江じゃなくて田中さん
所詮ウワシンだから俺も信じてないが。
このスレも来年まで用なしってことで・・・
319 :
sage:04/10/11 10:53:09
>>318 予想スレじゃないからずっと使えるんじゃないか?
予想以外に話題になることなんてないだろ。
何の意味もないんだから。
このスレでadonisのことを知ったので有意義。
いやー、世界は広い。
>>280 芥川賞とかと一緒で、選考委員の傾向も左右するんじゃないか?
今考えると、ノーベル賞に一番縁が遠そうな
ベケットが取ってるのは奇跡に近い。
323 :
吾輩は名無しである:04/10/17 18:12:34
数十人の作家の名前を挙げながら、今年も当てることができなかった。
ヘボすぎ。
ノーベル財団がこのスレ見ながら決めてるからしょうがない。
>>321のように、一人でもお気に入りの作家が出来れば十二分に意味あるよ。
元々文学賞自体世に知られていない作家を世界に伝えるという目的なんだし、当たらなくても楽しめればいいじゃない。
>>324 あながち冗談とも言えないのがノーベル財団の怖いところだ。
一人の候補者につき、賞金よりも多い金を使って調査しているらしい。
北欧のスウェーデンからはるか遠くのアジアの日本の、地方中堅企業
平社員である田中耕一の職場の席の内線番号まで知っていて、正確に
電話をかけてくるんだから、怖いくらいだよな。
考えてもみろ。自分の机の上の、見慣れた古びた電話機に、スウェー
デンからいきなり電話がかかってくるんだぜ。不気味だよな。
村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」で、アメリカの家から日本の新宿の
歌舞伎町に電話してくるのか? といったセリフを連想したよ。
一人の受賞者決める為にに賞金以上、だよな?たぶん…
しかし、もう来年の候補者締め切られてるんだろ?
個人的にはここ数年、イムレ、ガオシンジェン、クッツェ、イェリネクとかなりのお気に入り作家をノーベル賞で知った。
リョサやクンデラが取れば嬉しいだろうが、知らない作家に出会えないって事考えるとむしろどんどん予想が外れ続けて欲しい。
328 :
吾輩は名無しである:04/10/17 22:56:49
329 :
吾輩は名無しである:04/10/17 23:18:52
>>327>>328 そうそう。で、その過程で例え予想当たらなくてもこんなやつが居るんだって未だ見ぬ作家の魅力を教えてくれればなおいいじゃん。
330 :
村上春樹:04/10/17 23:26:10
えーとですねえ、内実を言いますと、文学賞の選考というのは、
多くの場合わりかしいい加減なものです。
僕は裏のあれこれをけっこう知っているから、そんなものいちいち
真剣に取り合ってられないです。
賞の選考の依頼がきても、今のところすべてお断りしています。
ただし、いわゆる「新人賞」レベルに関していえば、これはだいたい
において情実や政治性抜きで選ばれるから、かなり公平であると言えます。
でもあとはねえ・・・・・です。
これについてはいろいろと話したいことがあるのですが、
話すと角がたちのでやめます。
作家がみんな芥川賞を欲しいと思っているわけではないと思いますよ。
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」村上春樹 p200
正直、ホロコーストはお腹一杯。
>>327 この中で、クッツェーは有名だよ。
取ってもおかしくない人だった。
後は・・・・・・・
>>333 僕もこの中でクッツェが一番好きだ。
でもその上で、イムレ、ガオシンジェン、イェリネクも取って納得できる人達だと思った。
同じテーマ扱ってる人は腐るほどいても、なお問題に対する異様に繊細な手つきはみな共通して突出していると思う。
>>326 もしとんでもない文才の2ちゃんねらーが名無しさんのままで貫き通しても、
ノーベル財団は個人情報を入手できるのだろうか。
>>335 たかが「電車男」が、太田出版ならともかく、なんと新潮社から出版される時代
だからな・・・。
2ちゃんねらーが将来ノーベル賞を受賞しても不思議じゃないよな。
引越しの荷物を解いていたら、一年前ぐらいにブックオフで100円で購入した
イェリネクの「トーテンアウベルク」が出てきた。当時はこの作家の名前さえ
知らなかったけど、恐らく帯の「アーレントが拳をふりあげ、ハイデガーが呟く」
という文句にひかれて買ったんだと思う。
今読んでいる。
読もうとすれば死ぬほど深く読める。
頻出する交換の比喩によって例えば自然賛美、親子愛、民族、故郷、哲学史などが徹底的に資本主義へと脱神話化されていく。
ハイデガーの単語がいきなり切り刻まれて出てきたり、よくもまぁこんなもの訳出したもんだと思う。
知らない人を知るのはうれしいけど、しらなすぎるのもちょっと
お笑いで賞を与えることになって、たけし、さんま、紳介あたりを飛びぬけて
今回はだいたひかるにあげたようなもんだ
それなら、劇団ひとりにあげて欲しい。
>>340 それだとイエローモンキーは受賞できません。
343 :
吾輩は名無しである:04/11/03 18:54:06
イェリネク イェーイイ
V.S.ナイポールがこんなこと言ってるらしい。
"Prizes like the Booker are destroying literature.
It looks for a good commercial, middle-of-the-road book.
It is supposed to rescue books from non-entity,
but books that are awarded the prize die very quickly,"
Naipaul said during an interactive session on the occasion of the launching
of his latest novel Magic Seeds at the Oxford Bookstore here.
今年もつかう。
347 :
吾輩は名無しである:05/02/04 01:14:57
なにを?
348 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/12 01:30:37
9
349 :
吾輩は名無しである:05/02/12 20:04:16
ロシア文学こぼれ話
トルストイとチェーホフが受賞できなかったので、かわりに彼らの弟子的存在のブーニンが受賞した。
ブーニンが受賞するとき、選考委員会はブーニンとゴーリキーを候補者と考えていたが、王室からの横やりが入って亡命ロシア人のブーニンが選ばれたらしい。
で、ノーベル賞を受賞したブーニン(当時六十過ぎ)は、その賞金を四十歳近く年下の同棲していた愛人(しかも人妻)に持ち逃げされたらしい。
350 :
吾輩は名無しである :05/02/14 21:16:56
今回の受賞者の作品はまだ翻訳されていないよね。
351 :
吾輩は名無しである:05/02/14 21:28:35
>>350 釣りかもしれないけど翻訳されているよ。
ピアニスト、したい気分、トーテンアウベルク。
352 :
吾輩は名無しである:05/02/14 21:29:51
高行健は中国では報道されてないらしいね。(台湾ではされた)
354 :
吾輩は名無しである:05/02/28 12:50:17
0
355 :
吾輩は名無しである:05/03/12 11:38:51
t
356 :
吾輩は名無しである:05/03/12 16:29:31
「青い目が欲しい」かなり前の作品ですが読まずじまいなので、読んだ方どうでしたか?
357 :
吾輩は名無しである:05/03/12 16:32:13
358 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 23:21:09
9
359 :
吾輩は名無しである:2005/03/26(土) 01:31:18
360 :
吾輩は名無しである:2005/03/26(土) 10:23:04
タレントの工藤由貴って
昔、インタビューで夢はたくさんありますって言ってた。
あれもやりたいこれもやりたいと無謀なことを散々言った挙げ句
『あとノーベル文学賞もとりたいですね』
( ̄ロ ̄*)ナニーッ!!
>356
さてどうでしょう・・時代背景を少し知っておいた方が面白い
かもしれません。
何も知らずに読むとあまり良い解釈はできません。
363 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 18:12:42
364 :
吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 23:32:24
k
365 :
吾輩は名無しである:2005/04/13(水) 00:36:26
366 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 11:53:46
8
367 :
吾輩は名無しである:2005/06/02(木) 01:45:37
黄ル瑛にノーベル文学賞、大江健三郎さんが「予言」
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=200505280809371 【ソウル28日聯合】
日本のノーベル賞受賞作家、大江健三郎さんが、
韓国人作家の黄ル瑛(ファン・ソクヨン)さんが
ノーベル文学賞を受賞する可能性があるとの見方を示し、関心を集めている。
これは、24〜26日に開かれた「第2回ソウル国際文学フォーラム」に出席するため
韓国を訪れた大江さんが、個人的な場で述べたもの。
大江さんは、有力なノーベル賞受賞候補として、
黄ル瑛のほかフランスのル・クレジオ、中国の莫言、トルコのオルハン・パムクの名を挙げた。
大江さんの「予言」が的中するかは未知数だが、
黄さんが韓国の作家の中で最も有力なノーベル賞受賞候補の1人であるとの見方は強い。
韓国戦争を西欧の理念と宗教による戦争としてとらえた長編小説「客」をはじめ、
「武器の影」「古い庭園」などは最近欧州で相次いで出版され、注目を集めている。
大江さんは27日、板門店を訪問後、
「今回のフォーラムで各国の作家に再会できてうれしかった。
黄ル瑛先生が(訪朝事件と投獄いう)大変なできごとの後、
どのように過ごしているか分かってうれしい」と話すなど、黄さんに対しただならぬ関心を示している。
368 :
吾輩は名無しである:2005/06/02(木) 01:47:24
日本での表記は「黄 晰暎」となっているのが多い
369 :
吾輩は名無しである:2005/06/03(金) 14:04:51
ノーベル文学賞って永年書き続けた人がもらえるっていう
イメージが強いけど、新人がいきなり『白鯨』や『嵐が丘』クラスの
傑作でデビューしてあとは一切書かなかったとしたら
やはり貰えないんだろうか。
370 :
吾輩は名無しである:2005/06/03(金) 14:10:24
371 :
吾輩は名無しである:2005/06/03(金) 14:19:50
>>370 じゃあやはりメルヴィルのように一作だけが、
とてつもない傑作で、それ以外の作品がいまいちの場合は。
というか、ノーベル賞って基本は研究評価で、賞金は研究費だろ。
書き続けないと、研究し続けたとみなされないのでは?
>371
メルヴィルは詩もいいぞ
>>371 それは一作しか読んでないから、もしくは
知名度からそう判断しているのか?
短編も長編も詩も傑作ぞろいだぞ。
知名度からです。
世間一般の感覚からすれば生前の不遇と白鯨だけというイメージ
が多分にあるので、サンプルとして出してみました。
話が逸れますが、死んでから評価されてもノーベル文学賞の
対象とならないのも、少し不合理に思います。
『ピエール』はヤバかったな、うん。
大江にやるくらいなら、小島信夫にやれや。そしたら、この賞、少しは見直してやるよ。
378 :
吾輩は名無しである:2005/06/11(土) 07:25:17
小島信夫って誰? 子連れ狼の原作者?
379 :
吾輩は名無しである:2005/06/11(土) 08:14:56
小島の文章は驚くほど非論理的
それがいいという意見もあろうが、翻訳して理解されるのは困難
380 :
吾輩は名無しである:2005/06/12(日) 00:56:58
大江の世界的評価は「万延元年」と「M/T」が高い模様。
大江の文章がいいとも思えないんだが・・・。とゆうか、翻訳はうまくされてるんかい?
翻訳は悪くないよ。
かといって、巷でろくに翻訳も読んでいない奴が
「翻訳がいいからノーベル賞とったんだ」
と言っているほどでもない。
>>382 あんがと。
>>379 ああ、いいたい事は良くわかるぞ、うんうん。
まあ、日本語は翻訳しずらいんだろうけどさ。
384 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 10:10:08
>>140 石原新太郎ガノーベル賞? 馬鹿もやすみやすみ、言えよw
彼の書いたものの、どこに普遍性があっか?
心を動かす文が、1行でもあっか? 1行もねぇヨw
385 :
千鳴ほうずき:2005/06/22(水) 10:22:01
宇野鴻一郎と川上宗薫 はノーベル賞候補にのぼりましたか?
これから推薦される見通しは?
386 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 18:57:11
あるわけねえだろうが。
どういう受賞理由になんだよ。
>>382ixion ◆ySh2j8IPDg様
僕は最近また翻訳というものがわからなくなってまいりましたが
いかがお過ごしでしょうか? 黒いスープのクワイヂャップを食べ
度にあなたのことが思い出されます。
ところでそろそろボブ・ディランさんが獲りそうだと思うのです
がこの賞。
ナショナリストだからダメだよ>ボブ
ヨコレス、スマソ
>>387 白石昇 ◆ywq0.8TYV6 様
うーん、俺も雑誌の翻訳が佳境に入っております。
「〜です/ます」「だ/である」「でしょう」などの呪縛から
何とか逃れようとしてもがく日々。まぁ、文芸翻訳よりは
遥かに楽だけどね。
ボブ・ディランがありなら、ジョニ・ミッチェルもあり。
引越し身辺整理(捨てる本売る本が多すぎて大変、アメ文
の洋書はほとんど捨てようか…)のついでに出てきた
ハルドール・ラクスネス、なかなかイケますね。
英訳はソンタグが序文書いてる。
390 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 15:23:10
9
391 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 23:06:03
そういえば次は誰が獲るの?
392 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 07:39:33
平野啓一郎
393 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 18:01:56
クンデラは、そろそろ取るころでしょう。実力的にも。
394 :
吾輩は名無しである:2005/07/28(木) 01:55:46
多分クンデラはスルーされる。
396 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 20:29:06
高行健を知ることができてよかった。
397 :
吾輩は名無しである:2005/08/08(月) 08:34:40
>>396 高行健という名前をはじめてみたとき、開高健と見間違えてしまっておどろいたことがある。
398 :
吾輩は名無しである:2005/08/08(月) 08:35:35
>>397 × おどろいたことがある
○ おどろいた
399 :
吾輩は名無しである:2005/08/26(金) 14:45:30
age
400 :
吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 07:58:24
高行健の本はなぜ中国では発禁になっているのですか?
少なくとも「霊山」、「ある男の聖書」、「母」の3冊を読んだ限りでは、
それほど過激に中国政府を批判しているようには思えないのですが。
>>400 さん
平凡社ライブラリー『現代中国短編集』とか、
晩成書房『高行健戯曲集』とか読んでみると、
ちょっと納得できると思うよ。
402 :
吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 11:18:41
大江は春樹に獲らせたくないんだろうな
404 :
400:2005/08/29(月) 12:48:14
>>401 ありごとうございます。
どちらか手に入りそうなほうを読んでみたいと思います。
ちなみに、体制批判というのも一因だろうけど、
高行健の書くものが「人民向け」ではないという理由とか
もある。
>>401に挙げた前者のアンソロジーに収められた「逃亡」
なんかは、背景が天安門事件だから分かりやすいと思う。
結構このスレで大江は批判されているね。
俺は始めて大江を読んだ時は衝撃的だったけどね。これがノーベル賞か、と。
村上春樹が主人公の愚痴をぐずぐず描写しているだけのちっぽけなものに感じたよ。
大江は思想的に左派で、
2ちゃんには、ネット右翼が幅を利かせていることが批判の原因ではなかろうか。
大江は、左派の本多勝一にも批判されてる。
409 :
吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 15:26:09
>>406 だよね!!春樹ってなんかフワフワしてるだけやん。
健三郎は新潮の「死者の驕り・飼育」詩か読んでないけど、
あんなに短いのに人間の嫌なとこがぎゅうぎゅうに詰まっててスゲーと思った。
左翼っぽいなとも思うけど、それだけじゃないっしょ?
世代的なものもあるんと違う?
俺は春樹も大江も好きだけど、この両者のファンの世代って
他の文化やスポーツなどの話題でも対立してる気がする。
411 :
吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 18:35:40
偏見かも知らんが、春樹ファンって二、三十代だろ。
大江ファンは幾つぐらいなんだろう?
412 :
吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 19:01:58
>>411 大江ファンの場合、年はあまり関係ないと思う。
413 :
吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 22:17:23
そろそろノーベル文学賞の季節がやってきましたが・・・
414 :
吾輩は名無しである:2005/09/08(木) 03:19:57
>>133 >大江健三郎は、日本側のプロモーターの執拗な売り込み工作。
>何度はねられても、大江ばかりを推薦する執拗さ。
日本側のプロモーターって誰??
415 :
吾輩は名無しである:2005/09/08(木) 03:29:53
>>406 大江健三郎はどうしても好きになれない。
本は何冊か読んだけど息子の扱いとか左翼的
ウソがありありと感じられて。
416 :
吾輩は名無しである:2005/09/08(木) 07:51:58
その春樹もノーベル賞獲るかな
417 :
無名草紙さん:2005/09/08(木) 09:52:31
何度でもいう。大江光は、作曲家としては無能だ。
親の七光でしかない。音楽なんか何もわからん馬鹿サヨクが
「父ちゃんも光ちゃんもえれぇべ!」とサヨクどうしで内輪ボメしとるだけじゃ。
サヨクかどうか知らんが浅田アキラも批判的だったな
419 :
吾輩は名無しである:2005/09/08(木) 23:34:20
大江ネタはもういいよ・・・
420 :
無名草紙さん:2005/09/09(金) 15:23:27
大江が北朝鮮に移住するまで大江を罵倒し続けよう!
421 :
吾輩は名無しである:2005/09/09(金) 15:32:54
くだらない。よそのスレでやってくれ。
思想的、あるいは政治的にどうお粗末だろうが、
大江の小説は面白いと思う。
三島や安部が死んだ後では、大江くらいしか
日本でノーベル文学賞を獲れるやつはいなかった。
これは事実。
422 :
吾輩は名無しである:2005/09/09(金) 15:34:01
とはいえ、大西巨人はやっぱり獲れないのだろうか、
と最近ふと考えたりもする。「神聖喜劇」はすげえ。
423 :
無名草紙さん:2005/09/10(土) 20:39:29
「大江くらいしかいなかった」? 笑わせてくれるね!あははははははは。
それに大江の小説なんて面白くなんかないよ。
424 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 13:48:36
だったらノーベル賞なんていらないのに。
国辱もの。
425 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:30:35
大江健ちゃんの話題しか出ないのは
それしか呼んだ事が無いからとか。
ノーベル賞作家はもっといっぱいいます。
翻訳されてるかは知らないけど
426 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 18:37:27
大江批判の多くは、結局国威発揚の事しか考えない香具師かよ
予想通りで萎える
428 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 19:51:51
そろそろ日本人がノーベル文学賞取りそうダネ。
大西サンらしいよ。
429 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 19:54:22
文学賞の発表は十月?
思想はどうであれ、大江は彼自身が言うところの「きらきらした表現」だけでも
ノーベル賞の価値があるよ、横断的に見て。
431 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 20:26:29
安部公房と比べたらかなり落ちるが大江は大江で良い作家だと思う。
432 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 20:49:20
なんでノーベル賞って小説だけなの?
文学理論とかでもよくね?
どうして安部ってそんなに賞賛されているの?
取れそうで取れなかった判官びいき?
確かに安部はすばらしい作家だったと思うけど、、それでも大江の方が上だと思うよ。
434 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 21:32:50
意外と大岡昇平ってのはでてこないね。
435 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 21:35:06
>>432 あげあしをとるようだが、’小説’だけではない。
文学理論専門の人間はたしかに受賞していないが。
436 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 21:41:55
エッセイで受賞できたらすごいよね
437 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 21:49:23
大江の話ばっかりするなよ〜
この一週間で俺が読んだノーベル賞受賞者の作品
アイザック・バシェヴィス・シンガー 『ワルシャワで大人になっ
ていく少年の物語』
ナディン・ゴーディマ 『ブルジョワ世界の終わりに』
シンガーのはすごく面白くてびっくりした。『敵、ある愛の物語』
よりよっぽどおもしろい。
ゴーディマのはイマイチ。ゴーディマは『バーガーの娘』の上巻を
読んでいていつも半分もいかないうちに挫折する。
今週はユージン・オニール集を図書館から借り出した。『楡の木陰
の欲望』を読んでいるところ。
438 :
吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 07:20:41
>>428 嬉しいこと言うなよ。
>>432 過去には哲学者もいれば歴史学者もいたな。
前者ではベルグソンとかサルトル(受賞拒否)とか。
後者ではモムゼンとか。西洋古典学研究者の受賞は
なかなか珍しいと思う。
>>434 大岡は糞。西洋の猿真似で、おまけに嘘吐き。
俺は大嫌いだ。
今ソルジェニーツィンを読んでるけど、マジで面白い。
『ガン病棟』も『煉獄のなかで』も重厚で素晴らしい!
439 :
無名草紙さん:2005/09/13(火) 16:32:06
ノーベル賞なんてものを有難がること自体、馬鹿げてませんか?トーマス・マン、
ロマン・ロラン、ヘミングウェイなんかが受賞してたころは有難みがあったが、
平和賞と文学賞に関していえば、佐藤栄作や大江なんかが受賞したせいですっかり
怪しげな賞になってしまっている。選考の仕方だってそうとううさんくさいでしょ?
プルースト、ジョイス、D.H.ロレンス、S.モームらは受賞してないしな。オレが今
名をあげた4人より大江たんは偉い作家なのかい。
440 :
吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 17:26:07
>>439 偉いとか偉くないでノーベル文学賞って取れるもんなのか?
ちなみにここでの議論に欠けているのは、翻訳の問題ということだとオモウ。
川端みたいな人が受賞できたのは、まぁ、ある種の異国趣味という面が強く働いたのだと思う。
三島、安倍といったような作家の作品はそもそも翻訳に際してあまり困難がない。
だから何度も受賞が囁かれていた。
言い換えると、翻訳のムズカシイ日本人作家は、どれほど優れた作品を書いても、ノーベル賞受賞はありえない。
例えば埴谷なんかは、そういった面でワリくった作家じゃないかと思う。
そういった面から言えば、今の日本で一番ノーベル文学賞に近い作家はやはり春樹なのではないかと。
441 :
吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 20:57:13
>>437 俺はナディン・ゴーディマは短編ですら挫折した。
442 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 07:08:48
>>439 偉い偉くないじゃなくて、良い作品を書いたかどうか、だろう?
個人的には、モーム『月と六ペンス』、ロレンス『チャタレイ夫人…』よりは
大江『万延元年』『飼育』『芽むしり仔打ち』の方が優れていると思う。
ノーベル文学賞は大衆に大きな影響を与えたものに与えられる賞だと思う。
僕もジョイスやウルフやボルヘスに与えられていないのは不満だけど、
彼らの作品が生前どれほどの人々に読まれていたかを考えると仕方ないのかも。
443 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 09:11:10
トルストイの悪夢は勘弁して欲しいな。
公正な判断を頼みますよ。選考する方々。
444 :
無名草紙さん:2005/09/14(水) 10:39:59
439です。オレは「偉い作家」という言葉を「よい作品を書いた作家」とほぼ
イコールの意味で使いました。「人格者」とか「ヒューマニスト」とかそういう意味
で使ったのではないんですよ。誤解を招いたのであればすまぬ。オレが大江の作品で
スゴイと思っているのは、「飼育」「セヴンティ−ン」などの初期の短編だけです。
あとはセックス描写が汚らしかったり、古典からの引用がありすぎたりしてついていけん。
オレが日本人で受賞してほしいのは北杜夫。2003年には最終候補にあがったらしい
のですごく残念。「楡家」だけが突出して有名だが「輝ける碧き空」も傑作だと思う。
それとどうして辻邦生の偉大さに気がつく人が少ないんですかね?「春の戴冠」は
オレにとって至高の一作だし「西行花伝」もすごかった。
北杜夫はさ、大江みたいに「賞盗り物語」的な運動を世界中でやってたら大江より
早くノーベル賞もらってたのでは?ただ北さんは大江たんよりも恥を知る心という
ものをもっていたわけで・・・・中国に行って「北京にはハエが一匹もいませんね!」
大江センセイ言ってて恥ずかしくなかったんですか?
445 :
名無し募集中。。。:2005/09/14(水) 10:48:09
選考基準の理想主義的傾向なるものの意味を選考員が意図的にとりちがえてるのでは?
ある種の政治的傾向をもった作家を受賞させるためのエクスキューズとして働いてるのでは?
これ以上みなまで言わんが
446 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 10:51:47
まあ、左だろうが右だろうが慎太郎が受賞することはないから安心していい。
447 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 11:12:05
>オレが日本人で受賞してほしいのは北杜夫。
>2003年には最終候補にあがったらしい ので
本当かい、それは?
うーん、正直微妙なチョイスだな。
だれが推薦したんだろう……。
北が候補に挙がるくらいなら、
大西巨人にはぜひ獲ってもらいたいな。
448 :
無名草紙さん:2005/09/14(水) 12:40:14
445さんにはみなまで言ってほしかったですねぇ。
449 :
名無し募集中。。。:2005/09/14(水) 16:43:40
ノーベル賞ってのはユゴーみたいに一つの時代や民族の精神を代表するような
大文豪のための賞のはずだったのでは
こんなことならハルキが受賞してノーベル賞なんてなんの意味もないってことを知らしめて欲しい
実際イエリネクなんてのもドイツ人にとっては、日本人にとってのハルキかあるいはそれ以下の存在なんだろ?
読んだ事ないけど
450 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 16:54:47
>>440 実際問題として、翻訳の難易や良し悪しで決まる程度の
表層的な選考をやっているのかな? んなこたあ無いと思うぞ。
実際、川端康成は受賞したけど、彼の作品の翻訳は難しいらしいよ。
ドナルド・キーんが『雪国』を英訳したとき、
冒頭の情景描写の「夜の底が白くなった」というパッセージで
かなり苦しんだらしい。
やはり文章云々翻訳云々でなく、ある種の文学的な達成によって
評価されていると思うし、そうあってほしいものだ。
>三島、安倍といったような作家の作品は
阿倍とは「なつみ」のことでつかw
451 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 23:53:20
>>450 いや、どうも翻訳の難易がノーベル賞受賞にはかなり響いてくるってのは事実らしい。
452 :
吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 01:27:37
春樹全作品読んでるけど
ノーベル賞なんてギャグで言ってるしか思えん
序列的にはまだまだ後ろだろ
まずはリョサ、クンデラにあげてからだ
453 :
吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 01:30:28
タゴールとかベケットみたいに自分で英語版をつくりゃいい
454 :
吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 02:02:28
つーか大西巨人亡くなっていますが……
455 :
吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 02:09:55
存命中だよ。びっくりさせるな
456 :
吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 10:13:18
春樹が候補に挙がるぐらいならミステリやSFの作家を候補に入れた方がいいと思う。
457 :
吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 14:28:04
そうだよなあ
いつまでも階級意識持ってても仕方ないし
ソラリスなんか当時画期的だったわけでしょ
権威ある賞から率先してジャンル跨いで欲しいもんだ
>>456 超同意。レムやバラードは受賞してもいいと思うんだがなあ。
>>450 翻訳の良し悪し以前に、そもそも翻訳すらされてなかったら評価もしようがない。
川端、三島、安部、大江、遠藤あたりはかなり翻訳されている。
村上春樹も。
上にあがっている北杜夫は一応「楡家」「幽霊」の英訳はあるみたいだけど(他の言語は知らん)、絶版になっているみたいだし、候補になったなんて本当かね?
いずれにせよ、ノーベル文学賞にそれほど意味があるとは思わないけど。
460 :
吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 14:18:37
大西巨人の『神聖喜劇』はどうなんだろう。
2ch訳でも出して、ネットで流通させるか?
”divine commedy”じゃ『神曲』と間違えられるかw
村上春樹の作品はどれもこれも作者の中の世界で終わる
「君の考えだけはわかったよ」としか感想が出ないんだな
従って、絵本作家に包括的な賞は与えられず
462 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 17:52:55
ばななにだけは絶対、受賞して欲しくない。
ま、しないと思うけど。
ていうか
世界から一人の名誉ある賞なんだから
審査員は全部原書で読めるだけの語学力を身につけておけ
と言うのは言い過ぎですか
>>450 >冒頭の情景描写の「夜の底が白くなった」というパッセージでかなり苦しんだらしい。
The earth lay white under the night sky.
訳したのはサイデンステッカーというひとだそうですが、
主語の有無等の問題から考えると、翻訳は世界観の変換といえる気がします
なんで地球なんだ
under the night became white じゃ駄目かな?駄訳?
そろそろノーベル賞の時期だね。
文学賞だけはまだ日程が決まってないみたいだけど。
去年の流れからすると、
>>210で挙がっているオルハン・パムクが来るかなと予想。
最近、トルコのアルメニア人虐殺を告発したら、国家侮辱罪に問われたらしい。
それとも、普通にクンデラやリョサ、アトウッドあたりが受賞するのか…
468 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 07:13:59
>>466 主語がどこにあるのか分からない。underは前置詞だし。
倒置かと思ったけど、それでも変だと思う。といっても
俺の英語力も大した事ないけどね。
bottom of the night sky has become lightened.
とか、そんな感じだと思ったけど。
ixionだったらどういう風に訳すんだろう?
クンデラってどのへんが偉大なの?
みるからに小説家って気がするけど。
471 :
吾輩は名無しである:2005/09/26(月) 13:16:46
>1 を全部読破したやつ、
語れ。
ラシュディっはいつとるかしら
ラシュディが取ることは、ないと思うよ。
イスラム諸国が黙ってないだろ。
474 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 21:00:23
ラシュディには是非とってほしいが、既に機会を逸したんじゃないかと思う。
オルハン・パムクのような、まだ日本にあまり知られていない作家がノーベル
賞をきっかけにもっと翻訳されればいいんだけど・・・サラマーゴや高行健
なんかが典型だけど。
475 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 02:29:20
クヌート・ハムスンがおもしろかった
ノーベル賞が近いのに、あまり盛り上がらないね。
477 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 05:56:30
去年、「今回の受賞者を予想する」ということで、みんなが30人くらい
の名前を予想していたが、一人として当てることができなかったな。
文学板の住人、ヘボすぎ。
物理板や化学板や経済学板では当てている人がいたのに。
478 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 07:54:31
理系と文系の違いとか習わなかった?
479 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 08:25:10
このスレで度々名前がでてくるクンデラはどうなのかな。
480 :
479:2005/10/02(日) 09:28:17
「今年はとれるのか」という意味です。
481 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 13:55:53
>>478 ああ、経済学は文系ということは習ったかも。
482 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 19:01:24
化学賞とか物理学賞とかは分かりやすいけど、文学賞の予想なんて無理だろ。
世界のどの国の人が大江健三郎が獲るなんて予想したよ。
483 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 20:04:09
物理学や経済学のようなちゃんと学問として整備されたものなんかは論文の引用数
のようなある程度客観的な「学問に対する貢献度・インパクト」を測る指標があるから予測はしやすい。
というかそうなんだよね。誰々の理論が論文だけではなく教科書に載るくらい浸透しているのを
見て、「あ〜そろそろこの人とりそう」とかって感じでね。
正直それくらいの精度を文学賞予測に要求するのは酷でしょう。
文学賞は地域バランス込みだからね。
トルストイも取っていないし、偉大であれば取れる賞ではない。
だからこそ予測しがいがあるのだが。
悪く言ったら文壇政治の最大規模。
でも読んで外れな作家はいないなあ。
翻訳では理解できないとされる詩の分野でも。
ネルーダかっこいいぞ!
>>483 でも"インパクトファクター"を基にしたトムソンの予想は外れまくっているけどね。
487 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 17:20:47
それでもかなり重要な指針になっているのは確か。
488 :
無名草紙さん:2005/10/03(月) 18:17:43
歴代受賞者の中で最強の作家は、トーマス・マンだとオレは思っている。
「ファウスト博士」はかなり難解だが骨折って読む価値はある。
489 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 19:54:44
ゼーバルトってとったっけ?
>>490 その倍率。
Adonis 2 Ko un 6 Thomas Transtromer 6
Joyce Carol Oates 7 Hugo Claus 9 Claudio Magris 11
Antoni Tabucchi 12 Milan Kundera 12 Cees Nooteboom 16
Jean Marie Gustav Le Clezio 25 Philip Roth 25
Don DeLillo 33 Eeva Kilpi 33 Inger Christensen 40
492 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 21:33:24
うんこには取って欲しくないなあ
493 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 21:44:56
494 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 01:41:15
シリアのアドニスは、去年文学板のスレで予想している人がいたね。
ixionですら「アドニスって初めて知った」と言っていた。
495 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 02:54:07
>>488 『ファウスト博士』は確かに面白いけど、楽理の部分をアドルノに負っている。
というか、丸写しの部分すらあるので、最強とは言い難い。
芸術家を扱った小説というと、ヘッセのガラス玉演戯の方が優れていると思う。
彼は詩で受賞したんだけどね。
496 :
無名草紙さん:2005/10/04(火) 14:06:01
488です。シェーンベルクにはもっと負ってませんでしたっけ?
でもアドルノ丸写しの箇所があるってことは知りませんでした。
しかし全作品で勝負するなら彼が最強という私の思いは変わりません。
フォークナーもすごい作家だと思うけど。
最強・・・
498 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 19:17:21
>>490 文学賞だけはなぜか発表日が事前に公表されないのが恒例
大体木曜日だったかな
499 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 19:36:12
モムゼンのローマ史がついに翻訳されてる。
19世紀後半最大の歴史家でベルリン大学総長、国会議員などを歴任。
歴史家としての受賞だけど、たいていの受賞作家よりも文章は上なのが・・・
古今無数にある「ローマ史」のなかでもニーブーアの「ローマ史」とこれが金字塔。
ギボンの衰亡史はコレに比べると通俗読み物。
500 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 20:14:07
全くの偶然だが、排便中に高銀の名を知った。
501 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 20:24:43
>>496 だからアドルノはアルバン・ベルクの弟子で
新ヴィーン楽派の理論を美学的に位置付けることに
貢献があったんだって。
マンは主にアドルノの新音楽の哲学に負っていて、
だから間接的にはシェーンベルクに遡ることができる。
ただし、その美学的解釈はアドルノそのもの。
しかも、マンはアドルノと違って作曲技法にそれほど
通じてなかったようで、多少の勘違いも見られる。
勿論丸写しが悪いとはいわない。もっと重要な思想を
あの作品は含んでいると思われるから。
ファウスト博士を引き合いにマンを最強と言ったから、
気になっただけ。それだけの作家じゃないから。
音楽を扱った小説ならヘッセの方が好き、というだけの話。
502 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 00:43:29
>>499 モムゼンのローマ史を読もうとしても、どこの図書館にも無いのでなぜだ
ろうな〜と思ったことがあったが、以前は翻訳されていなかっただけか。
ヨーシ。読むぞ。たしか、未完に終わったんだよな。
503 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 01:20:21
ノーベル賞って何で世界一の賞なの?
504 :
無名草紙さん:2005/10/05(水) 05:55:15
503氏へ。世界一の賞だと思い込んでる人がやたら多いからですよ。
受賞してない大作家なんていくらでもいるし、もう忘れさられてる受賞者
だって沢山いるのにね。
他の世界的な賞はニュースでもやらんし知名度の問題だわな
506 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 10:23:49
詩人ばっかか
そんなこと言ったら賞なんてみんな怪しいわな。
芥川賞だって日本一の賞だと思い込んでる奴が多いだけだし。
ま、一応新人賞だけどね。
>>1、
>>2、のなかで、
100年後、教科書に名前が残っているのがチャーチルだけにならないことを祈る。
509 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 21:27:20
明日発表なのに盛り上がらんな。
510 :
無名草紙さん:2005/10/05(水) 21:52:54
第一回受賞者のシュリ・プリュドムって今読んでる人いるのかね?
トルストイ・・・
512 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 23:16:58
509>>やっぱり誰かが予想をたてないとね・・・
513 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 00:42:06
去年はずした者の一人です
クンデラがとるといいですね、とだけいっておきませう
514 :
513:2005/10/06(木) 01:13:51
はずしたお詫びに
>>510のシュリ・プリュドムの小さな詩を上田敏訳「海潮音」から完全版で
「夢」
夢のうちに、農人曰く、なが糧をみづから作れ、
けふよりは、なを養はじ、土を墾り種を撒けよと。
機織はわれに語りぬ。なが衣をみづから織れと。
石造われに語りぬ、いざ鏝をみづから執れと。
かくて弧り人間の群やらはれて解くに由なき。
この呪い、身にひき纏う苦しさに、みそら仰ぎて、
いと深き憐れみ垂れさせ給へよと、祷りをろがむ。
眼前、ゆくての途のただなかを獅子はふたぎぬ。
ほのぼのとあけゆく光、疑ひて眼ひらけば、
雄々しかる田つくり男、梯立に口笛鳴らし、
絵の具の踏木もとどろ、小山田に種ぞ蒔きたる。
世の幸を今はた識りぬ、人の住むこの現前に、
誰かまた思ひあがりて、同胞を陵ぎせむや。
其日より吾はなべての世の人を愛しそめけり。
515 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 01:27:04
今年のノーベル文学賞受賞者は
1.マリオ・バルガス=リョサ 22.ヒューホ・クラウス
2.ミラン・クンデラ 23.ジュリアン・グラック
3.カルロス・フエンテス 24.アントニオ・ロボ・アンツネス
4.ウンベルト・エーコ 25.ジョイス・キャロル・オーツ
5.ミハイロ・パヴィチ 26.セース・ノーテボーム
6.イスマイル・カダレ 27.ハリー・ミュリシュ
7.フアン・ゴイティソーロ 28.ヴィズマ・ベルシェヴィッツア
8.サルマン・ラシュディ 29.ヤーン・クロス
9.ウィリアム・スタイロン 30.アハロン・アッペルフェルド
10.ジョン・アップダイク 31.プラムディヤ・アナンタトゥール
11.ジョン・ファウルズ 32.鄭義
12.ジョン・バース 33.金芝河
13.アドニス 34.アントニオ・タブッキ
14.莫言 35.ドン・デリーロ
15.フィリップ・ロス 36.タハール・ベン=ジェルーン
16.アラン・ロブ=グリエ 37.イヴァン・クリーマ
17.ミシェル・ビュトール 38.J・M・G・ル・クレジオ
18.ミシェル・トゥルニエ
19.オルハン・パムク
20.フィリップ・ソレルス
21.トマス・トランスローマー ・・・の中からでそうです。
516 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 01:31:49
そろそろ村上春樹の順番です
2と8しか読んでない…。
せめて、受賞者の出身国(地域)、性別だけでも当てようぜ。
性別は男。
520 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 02:17:01
そして無職・住所不定
521 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 02:21:13
へその横に銃創がある
コーカサス系
パリ在住のアジア系男性が携帯電話を片手に落ち着かない様子
隣には乳房をさらけ出して赤子を抱える元女優の妻
ジョイス・キャロル・オーツが入ってるってマジ?
>>515 ウンコは?
金芝河は韓国の民主化という意味合いが強いから、
金大中がノーベル賞を取ったからないと思うがな。
それよりも、バースが入ってるのにピンチョンが入ってないのはおかしい。
>>523 中山美穂のおっぱい?
>>525 「ウンコ」という名前の文学者がいるのですか?
韓国の詩人の高銀(コ・ウン)のこと。西洋風に言えばウン・コさんです。
528 :
526:2005/10/06(木) 19:17:50
>>527 なるほど。
これまで読み方を調べないまま「こうぎん」と読んでいました。
どうもありがとうございます。
529 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 21:45:24
発表まだ〜?
530 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 21:46:49
現地時間で7日の11時だったはず
それは平和賞
池田大作先生か!
533 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 22:38:37
で、本当はいつなのよ?
公式サイトみても、文学賞の発表日時は後で、ってなってるし
あわてなくても2〜3日の内にでるだろ。
>>490の朝鮮日報によると
10月6日のはずなのにw
今気づいたが、
俺って、現存する作家は日本人作家しか読んだことない。
537 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 23:27:21
サリンジャーはまだ生きてるぞ
サリンジャーはノーベル賞取ってないよ。
今年は、ベローとシモンがなくなったのかな?
539 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 00:03:30
>>525 ピンチョンは受賞しても出席することはありえそうもないので、
選定委員会も最初から除外しているのでは・・・
540 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 00:26:16
>>538 シモン死んだの?
デリダも死んだし、世界は暗くなったね。
541 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 00:28:08
バラードやレム、ル=グィン、クラーク、オールディス、ヴォネガット
等SF作家が受賞することもアリ?
レムは確か80年代に候補になったんだよな。
>>539 レコード大賞じゃないんだから、
そんな了見の狭いことはないのでは?
544 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 12:27:02
過去にはベケットが受賞したとき、確か出席せず雲隠れだったような。
まあベケットだからね
545 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 14:29:12
今回村上春樹だったら一年間オナニーしません
546 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 17:25:05
文学賞だけ発表延期
547 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 21:10:08
で、誰になったんだ?
春樹はあるとしても10年後くらいだろ
549 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 23:26:25
>>542 レムが候補だったとは知らなんだ。ディックは生前候補だったと
なんかの本で読んだ気がする。あと、クラークは文学賞ではなくて、平和賞で
候補だったと聞いたことがある。
資料が公開されている50年以上前の分は別として、誰それが候補だったとか
なかったとかいう話はすべて眉唾と思ってよろしい。
少なくとも確かなソースのある話ではない。
眉唾というのは分かってるよ。
韓国限定だけど、ウンコなんか毎年有力候補になってるし。
でも、ノーベル賞の選考委員や推薦人とかから情報が
漏れないとも言い切れないと思うけどな。
552 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 00:17:19
なして文学賞だけ発表延期?
1例によって相当思想的に問題のある候補が選ばれようとしている。
2金大中の平和賞みたいにまたアメリカが韓国人候補を強引にプッシュしてもめている。
3スウェーデン人がまた世界的にあまり知られてない北欧の大物を押してもめている
553 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 00:25:43
1だな。
554 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 00:46:37
今回は、阿部和重の受賞とになりました。
別に延期されたわけではないな。発表日が発表されてないんだから。
しかし、通例は10月の最初の木曜日に発表があるようだ。ただ、必ずというわけでもない。
13日に発表がなければいささか異常事態と言ってもいいだろうけど、現時点では
騒ぐほどのことでもないような。
556 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 00:55:02
この掲示板の看板の写真は、カミュだよね。
カッコいいよね。
文章もカッコいい。
俺的には「異邦人」は世界史上最高傑作です。
フランス人はカミュがノーベル賞を取ったとき、
冷ややかだったんだよな。可哀そうなカミュ
559 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 01:30:51
せっかく若くしてノーベル賞を受賞したのに、わずか3年後に死んだ
というのもかわいそうだ。
しかし、まるで死ぬのを予見していたかのように早いうちにノーベル
賞を与えたスウェーデン・アカデミーはすごいな。
wikipediaのカミュを見たら、間違ってるね。
カミュが史上最年少でノーベル賞を取ったって書いてあるけど、
キプリングの間違いだよ。英語はちゃんとなってるのに。
561 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 02:38:11
俺もカミュが最年少ってずっと思ってた
あと
ソルジェニーチンのデビューして八年後にノーベル賞ってすごいな
今から八年前の1997年って吉田修一あたりがデビューした年だろ
562 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 02:51:31
>>561 そうそう、いくら政治的な意図があったにせよ、デビューして10年
以内に受賞ってすごすぎだと思っていた。自然科学分野の賞だって
15年くらいかかるのが普通なのに。
タゴールの、ギタンジャリをヨーロッパで出版して次の年に受賞という
のもすごいとは思うが、ノーベル賞の初期だし、インド人だし、ちょっ
と普通の受賞者とは比較にならないからまあ別枠と考えるべきだな。
563 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 04:00:48
カミュで一番知られてるのは「異邦人」、一番評価が高いのは「ペスト」だが
「転落」が一番の名作ではなかろうか
傷つき疲れ果てたカミュの行き着いた最後の境地。
564 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 04:12:40
韓国のコ・ウンとかいうのには取ってもらいたくないな。
本人は悪い人じゃなさそうなのだが、韓国人がギャーギャー大騒ぎ
をすることを考えると・・・。
多くの韓国人なんて、ふだんは詩人なんて「ごくつぶし」とバカに
しているくせに、いざノーベル賞をとると、まるでオリンピックの
メダルと同列で喜ぶんだろうな。
そして、「韓国もインド・日本についでアジアで3番目の文学賞
受賞国になった。化学賞だけの台湾を抜いた」などと、まるで
経済的な競争で勝ったかのように、勝ち誇るんだろう。
「詩人」とか「詩」って、そういう経済的競争などとはもっとも
遠いところにある存在のはずなのに・・・・。
つくづく韓国人ってタチが悪いよな。
565 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 11:14:44
ボブ・ディランはどうなった?
候補になったことあるんだろ
566 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 12:04:54
ブロンドオンブロンド
最初にゴールドCDでたとき4000円もしたっけ
567 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 13:41:41
ノーベル賞なんだから現時点じゃなくて
功績であげてほしいな
その点去年の人は物足りない
568 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 15:44:39
2005年、ノーベル文学賞
仏国、フィリップ・ソレルスに決定
569 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 15:46:44
ソレルスには「女たち」や「秘密」なんかがあったよな
ウェルベックの小説にでてくるソルレスが受賞
571 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 17:52:32
ソレルスって、クリステヴァの旦那じゃなかったっけ。
おいおい、ソレルスかよ。候補にあがってたっけ?
>>571 その通り。
573 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:02:26
どこ見てもソレルス受賞なんて出てないな。
ルモンドとリベラシオンも見てみたけど。
575 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:11:40
大物の受賞だな。久々に。
フランスからの受賞だな。久々に。
でも文才は嫁のほうが明らかに上。「プルースト」論を読めば明らか。
昔みたいに作家以外も受賞でき他のなら確実に嫁のほうが先に
576 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:12:33
ドラフト会議と同じように、ソレルス、なにかのまちがいでは?
577 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:16:08
た、確かに、ソレルスだった!
疑ってわり〜
びっくりしたぜ
578 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:16:18
つーか釣りだよな?
580 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:16:56
マジなの ねたなの ソース〜
釣り。ノーベル賞委員会のHPにも出ていない。
582 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:22:40
絶対に嘘じゃないです。
だって、細木和子に占ってもらったんだもん。
583 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:26:49
釣りの意味がわからん ソルレスなんてまた中途半端な・・・
俺もひとつやるか
2005年、ノーベル文学賞
ペルー、パルガス・リョサ氏に決定
584 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 18:28:23
>>583 いくら知性が豊かでも、郷に入るにはまず現地言語を覚えねば。
「釣り」=他者が飛びつくようなガセネタを振る。
展開・・厨房は「釣れた釣れた」とバカ喜び。釣りに釣られて楽しむのは
泳いでいた鯛焼きクン。釣師とひとときを分かち合う。
586 :
583:2005/10/08(土) 18:58:59
>>585 いやわざわざソレルスで釣りをする意味がわからんということが言いたかったのだが・・・
それよりソレルスをソルレスと打ち間違えたことに呻吟してたところだ。
弁解の機会を作ってくれてかたじけない
ミスタッチ訂正レスも書けないバカが新銀するなんざ千年早い
588 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 20:08:42
しかし、みなさま、わたくしは、さっき、「ソレルス」で、
釣りを楽しませてもらったものですが、いや、どうも、その節は、
ありがとうございました。
で、冗談はこのくらいにして、いよいよ、本気でかんがえてみませんか。
今回はだれが受賞するのか、また、いつ発表になるのか、を。
589 :
588:2005/10/08(土) 20:12:52
追記ですが、
だれに受賞してほしいか、ではなしに、だれが受賞するのか、をです。
純粋に、推理予測です。では。
590 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 20:14:44
さっき発表されたね。今年はミラン・クンデラ。
ニッポンの小説!
593 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 23:02:58
このころは文句のつけようのない受賞者
1946年 H.ヘッセ(スイス)
1947年 A.ジード(フランス)
1948年 T.S.エリオット(イギリス)
1949年 W.フォークナー(アメリカ) ・
594 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 23:31:03
>>593 1945年にポール・ヴァレリーが受賞していればもっとよかったな。
ヴァレリーはほとんど受賞が決まっていたんだけど、正式な内定
の寸前に死んでしまった。
そのかわりに急遽受賞したのが、チリのどうしようもないクズ、
カス、バカのメスブタだった。
ノーベル文学賞の歴史で、最悪の受賞者のひとりかもな。
第二次世界大戦で受賞者が4年いなかったのが良かったようだな。
596 :
588:2005/10/09(日) 01:23:16
>>591 まだかなりさきなのですね。
やっと落ち着きました。
597 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 09:20:29
>594
ミストラルってなにかあったのか?
単純に作品がカスなの?
ゴールディングの「蝿の王」は、
何度読み返してもすばらしいね。
>>594 受賞者にミストラルが2人いると思ったら、
G・ミストラルがF・ミストラルから名前を拝借したんだね。
そういえば、ネルーダもそうだし。
600 :
600:2005/10/10(月) 00:42:35
600
601 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 09:39:09
98年でノーベル文学賞廃止とか大ボラ噴いた奴一歩前へ出ろ!
602 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 11:52:10
呼んだ?
603 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 13:43:25
コ・ウンだってよ
俺嫌韓じゃないけど
詩人はあんまり嬉しくない
翻訳じゃわからんし
604 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 14:30:20
村上春樹だってよ
俺在日じゃないけど
春樹はあんまり嬉しくない
やれやれじゃわからんし
606 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 16:43:37
無理して一年に一回でなくてもいいでないの。
80人以上の人、名前も作品も知らない。
これでも純文学派何すけど。
607 :
にんじん:2005/10/10(月) 17:48:02
608 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 21:38:41
木曜日の午後8時頃に発表ですよ
>>606 歴史家、哲学者、劇作家、詩人とかも受賞しとるからな。わからないのも
いて当然じゃね?
>>609 去年は思い切り、政治的な選考だったからな。
しかも、飛行機が嫌いとか言って授賞式は欠席するしさ。
これだけ虚仮にされたら、怒るのも無理はないわな。
今ごろ辞めるというのは、今年も政治的な受賞だったのかな?
やはり、コ・ウ(ry
612 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 13:48:25
ありうるね。金でつられた委員と抵抗する委員が真っ二つで発表延期。
615 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 18:42:14
やっと明日だ 今年は延ばしに延ばしたな
616 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 02:35:44
アップダイクとのことです。
ソレルスといい、アップダイクといい、微妙な人選だな。
618 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 10:16:48
自伝出したからボブ・ディランでいいよ。
619 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 12:46:54
綿谷りさが受賞したそうです。
古井由吉氏受賞
621 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 13:26:34
で、誰になった?世界的な芥川賞だから楽しみ!
622 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 16:45:49
本日午後8時発表(日本時間)
きっと村上春樹だ
河野多恵子が受賞したら、うれしい
624 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 19:17:46
こうなったら誰でもいいから日本人きぼん
625 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 19:28:49
リービ英雄でもいい?
ジョン・ルカレ
リービ英雄は駄目
Harold Pinter
629 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:02:29
The Nobel Prize in Literature 2005
Harold Pinter, United Kingdom, b. 1930
630 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:09:58
[edit]
Plays
The Room (1957)
The Birthday Party (1957)
The Dumb Waiter (1957)
A Slight Ache (1958)
The Hothouse (1958)
The Caretaker (1959)
631 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:10:45
A Night Out (1959)
Night School (1960)
The Dwarfs (1960)
The Collection (1961)
The Lover (1962)
Tea Party (1964)
The Homecoming (1964)
The Basement (1966)
Landscape (1967)
Silence (1968)
Sketch: Night (1969)
Old Times (1970)
Monologue (1972)
やたっ ピンターか?
それとも又釣り?
633 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:11:24
誰これ?
634 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:12:57
No Man's Land (1974)
Betrayal (1978)
Family Voices (1980)
Victoria Station (1982)
A Kind of Alaska (1982)
Sketch: Precisely (1983)
One For the Road (1984)
Mountain Language (1988)
The New World Order (1991)
Party Time (1991)
Moonlight (1993)
Ashes to Ashes (1996)
Celebration (1999)
Sketch: Press Conference (2002)
635 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:13:56
候補者リストの中に名前が見あたらないんだけど・・・
636 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:15:13
これはマジ。
"who in his plays uncovers the precipice under everyday prattle
and forces entry into oppression's closed rooms"
637 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:15:20
Prose
Kullus (1949)
The Dwarfs (1952-56)
Latest Reports from the Stock Exchange (1953)
The Black and White (1954-55)
The Examination (1955)
Tea Party (1963)
The Coast (1975)
Problem (1976)
Lola (1977)
Short Story (1995)
Girls (1995)
Sorry About This (1999)
God's District (1997)
Tess (2000)
Voices in the Tunnel (2001)
639 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:16:20
とっても不思議ではない人だが、
>>515 こんだけ出しといて名前があがっていないとは。
ピンターだとすれば大物中の大物だっ
今生きてる世界最高の劇作家っ
今度こそ釣りでないことを願ウ
641 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:17:03
ハロルド・ピンターはイギリスの劇作家で、ロンドンのイーストエンド近くHacneyに
ユダヤ人の洋服屋の息子として生まれる。第2次世界大戦中には疎開し、
14歳の時にロンドンに戻ってくる。ピンターはそのときの様子を
「爆撃された状況はいつも頭に残っている」と述べている。
1949年には兵役を拒否し、危うく投獄されそうになるが罰金で許されている。
若い頃にはカフカやヘミングウェイの作品に惹かれたというピンターの
最初の舞台劇は1957年の「The Room」。
喜志哲雄などの翻訳で新潮社から「ハロルド・ピンター全集」が出版されている。
642 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:17:19
美香さんの出番では?
643 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:18:22
戯曲?
644 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:18:43
英文の業績リストはwikiから。
もう、ノーベルの記事がUPされている。
645 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:18:48
去年の一番最初の予想である
>>118の一番初めに
ちなみに俺のレスだった 去年は外したが・・・
646 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:19:29
647 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:27:17
>>645 そして解説よろ。
しかし邦訳は今絶版か?
648 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:31:03
>>647 と言っても俺も新潮から出てた三冊セットの全集を読んでいただけだから「誰もいない国」〔No Man's Land (1974)にあたる〕 の後の展開はあまりよく知らないのだが・・・
649 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:37:31
基本的には不条理演劇の巨匠で、
ベケット・イヨネスコの跡を継いだ世代としてアラバールと双璧
不条理演劇の世界で神的な存在のこの二人が取ってないのに、同じジャンルでは末席に位置する高行健なんかがなぜ取るのかと疑問に思ったものだった。
ピンターの作品の中で一番抽象度の強いのは1967年の「沈黙」。
読んだがとても劇作とは思えない。
650 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:46:05
それにしても最近はV・S・ナイポールとかクッツェーとか
英連邦圏が隔年でとってますね。
651 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:50:05
pinterはユダヤ
652 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:50:09
やはり英語は読まれやすいのかな?
653 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:50:56
>>651 はぁ?日本人にはなんだって同じだろ?
レヴィナスだってユダヤだぜ?
654 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:55:46
去年はさんざんだったが、今年は
>>118=645が当てた。
数人挙げているが、まあ、見事に当てたといっていいだろう。
でかした文学板住人。
これで胸を張って歩けるな。
655 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 20:59:49
656 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:04:12
Harold Pinter (ハロルド・ピンター)
出演
テイラー・オブ・パナマ(2001)
脚本
トライアル−審判−(1992)
侍女の物語(1990)
リユニオン 再会(1989)
ラスト・タイクーン(1976)
召使(1963)
脚色
フランス軍中尉の女(1981)
恋(1971)
できごと(1967)
さらばベルリンの灯(1966)
女が愛情に渇くとき(1964)
657 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:05:58
韓国人は死ねよ、もう。
毎年、毎年、こんどは必ず受賞するみたいなことばかり言いやがって。
いつ受賞しても不思議ではないレベルの作家が欧米だけでも軽く二ケタ
はいるだろう。
658 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:06:02
去年は外したので、それで今年は予想たてなかった。
ピンターは初めて読むと何がなんだかわからないと思う。
ベケット以上にストーリーが解体されてるから。
前衛演劇の代表格で昔、演劇青年が今度ピンターを演るんだと自慢げに仄めかしてたのを見たことがある
ジョン・ギールガットとラルフ・リチャードソンの共演による「誰もいない国」のロンドン初演は伝説的な名舞台。
659 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:10:46
ベケットはノーベル賞を受賞した(授賞式には出なかったけど)
なぜ、イヨネスコは受賞できなかったのですか??
韓国人?日本だって「春樹」と言うじゃぁないか。
大体は冗談だが時折まことしやかに言うヤツもいる。
国内作家に「獲って欲しい」と思う事は何ら不思議な事じゃないだろう。
それにコ・ウンは外国でも有力と報じられていた
661 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:22:07
662 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:23:26
ハロルド・ピンターは安部公房も戯曲で取り上げてるな。
たしか全集で何か言ってた気がする。
663 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:23:37
664 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:29:20
>>663 グッジョブ! ペーパーバックスなら山とある。
邦訳で入手可能なものは、下記くらいか?
「ピンター戯曲集」喜志哲雄・小田島雄志訳 竹内書店刊 1970
「ハロルド・ピンター全集/全3巻」 新潮社刊 1977
「現代演劇no1 特集ハロルド・ピンター 」 英潮社刊 1979
>656
そうなんだよね、映画で名前知ってたぐらい。
というか、こっちで戯曲のところで本が山積みで値段も
下がってなかったし、人気があるんだなぁぐらいにしか
思ってなかった・・・しかしすげーな、ちょいと驚きの受賞。
667 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 21:46:08
>>656 映画の方が有名だけど、昔日本での戯曲上演もあったみたい。
1
970年代、俳優座が『管理人』『誕生パーティー』『帰郷』を上演。
1988年 高平哲郎演出 竹下景子主演で ピンターコレクションを上演。
669 :
660:2005/10/13(木) 22:10:22
えー、こんなスレにまで国籍持ち込むヤツがいたから言っただけなのになぁ……
ま、スルーしてください
↑
たぶんレス読んでないから気を取り直せ
671 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 22:13:38
ハロルド・ピンター の政治的発言。イラク戦争勃発時のもの。
<国際総合> 英与党からイラク空爆に批判続出
【ロンドン18日共同】米英両軍による対イラク空爆をめぐり、
ブレア英首相の与党労働党内からも「不当で忌まわしい決断だった」などの反発が噴出、
18日付の英紙インディペンデントは、総選挙を控えたブレア政権にとって思わぬ誤算に
なりかねないと報じた。5月にも想定される総選挙を前に、労働党は16日からグラスゴーで
春の大会を開催。18日には党首のブレア首相が演壇に立ち、事実上の決起集会となる予定だった。
しかし空爆から一夜明けた17日には、労働党の重鎮ダリル議員が
「正義のない空爆は逆効果だ」と強く批判。
「父親の失敗をばん回しようとしたブッシュ大統領の個人的なものであり、
同調する必要はなかった」(マカリオン議員)などの声が相次いだ。
ブレア政権の熱心な支持者である著名な劇作家ハロルド・ピンター氏も、
同紙に
「非道で卑劣、犯罪的な空爆だ。ブレア首相はわれわれ支持者を裏切った」と語るなど、
波紋が広がっている。
672 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 22:17:12
ピンターか・・・かなりいい受賞者だな
674 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 23:34:38
>>674 日本で皆無の散文紹介もされそうだしな。
しかしホント相当な大物なんだな・・・・
これを機にピンター全集を復刊してくれないかな
676 :
吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 23:42:13
ロンドン東部のハックニーでユダヤ系の両親の下に生まれる。1947年王立演劇
学院に入るが中退。旅回りの劇団に加わり俳優となる。「管理人」の成功に
より劇作家としての地位を確立。作風は初期の「THE DUMB WAITER」
のような脅威の喜劇と呼ばれる一種の不条理劇から、「THE BETRAYAL」
のような過去の風習喜劇の系譜につながるものまで幅広い。
平凡な日常という表層のもとに隠された恐怖と不安を描き、我々の心を
深いところで揺さぶる衝撃力を備えており、映画の台本作家としても
活躍している。
つか戦争に対して文句を言った事が最大の受賞理由だろうに
678 :
美香 ◆ESCVVanDCU :2005/10/14(金) 02:16:58
新トリップです。
>>642 呼びましたか?
しかしまさかピンターとは!
いくつか手もちの戯曲はありますがどれもまだ未読。
受賞作はなんになるのでしょうか。
正確には受賞作というものはなく、代表作というのかあれは。
「管理人」でしょうかね? だけどなんでいまさら?
ピンター。そんなたいした劇作家というイメージはなかった。
ベケット、イヨネスコにはじまった不条理演劇。
大戦(原爆・ナチ)後の複雑化した社会状況から生れ落ちたもの。
日本では別役実、アメリカではオールビー、イギリスではウェスカー、ピンターが影響を受けた。
その程度の認識しかなかったです。ピンター。
かれの戯曲は白水社の「現代世界演劇」やちくま世界文学大系にも入っています。
「ピンター戯曲集」喜志哲雄・小田島雄志訳 竹内書店刊 も第一巻だけ持っている。
さっそく読んでみたいと思います。そんなすごいのかなピンター。オニールほどに。
679 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 02:19:24
受賞理由は
>>677が言ったとおり。
ノーベル文学賞なんか作家として飾りにもならないと思う。
680 :
美香 ◆ESCVVanDCU :2005/10/14(金) 02:35:41
<情報>
ピンター全集以外に収録されている作品。
ほかにもあったらご教示を。
「現代世界演劇7」(白水社)→「管理人」
「今日の英米演劇4」(白水社)→「帰郷」
「筑摩世界文学大系85 現代劇集」→「昔の日々」
681 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 02:45:30
さすが美香さんです!
僕の読みどおりこのスレに素晴らしい道筋をつけてくれました。
盛り上げていきましょう〜
>>664 >「ピンター戯曲集」喜志哲雄・小田島雄志訳 竹内書店刊 1970
これ、第1巻の巻末には全2巻と広告がありますが、
第2巻目は出版されたのですかね?
ネット古本屋を調べても売られているのは第1巻のみ。
紀伊国屋書店HPにはそもそも竹内書店版の記載がない。
第2巻目が出版されたかご存知のかたがいましたらぜひ……。
新潮社の全集。田村書店が17000円なんていうふざけた金額をつけていますね。
>>681 いまネットで調べてみたらピンター。
カワード系列でもあるらしい。
つまり風習喜劇。ウェルメイドプレイ。
はっきりいって不条理演劇は嫌いですわたし。
だけどこれを知って俄然読む気が!
カワードは好きですし。ラティガンも。
683 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 03:37:46
新潮社の全集の内容は
一巻
「部屋」「バースディ・パーティ」「料理昇降機」「かすかな痛み」「管理人」
二巻
「夜遊び」「ナイトスクール」「こびとたち」「コレクション」「恋人」「帰郷」
三巻
「ティー・パーティ」「ベースメント」「風景」「沈黙」「夜」「昔の日々」「誰もいない国」
定価は8000円。今は古書店で17000円もするのですか・・・
685 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 09:13:43
118はすごいね。
電車男よりも偉いね。
盛り上がっているスレに、長々と駄文
>>678-683を連ねてすみませんでした。
レスの書き方も心得ないバカなので、反省し短くまとめました。
まさかピンターとは! 代表作は「管理人」でしょうか?戯曲どれもまだ未読。
全く読んでもいないで超生意気ですが、
そんなたいした劇作家というイメージはなかったです。
ーーベケット、イヨネスコにはじまった不条理演劇は
大戦(原爆・ナチ)後の社会状況から生れ落ちたもので、別役実、オールビー、ウェスカー、
ピンター等がその影響下にあるーー誰でもご存知の常識でしょうが、
私の知識はせいぜいそれぐらいなので。
竹内書店刊の「戯曲集」だけ持っているので 早速読んでみたいと思います。
<ネットで調べた収録作品情報>
「現代世界演劇7」(白水社)→「管理人」
「今日の英米演劇4」(白水社)→「帰郷」
「筑摩世界文学大系85 現代劇集」→「昔の日々」
>>664 >「ピンター戯曲集」喜志小田島訳 竹内書店 1970
第1巻末に全2巻と広告がありますが 2巻目は出版されたのですか?
調べても不明なので、ご存知のかたがいましたらぜひ……。
新潮社の全集は田村書店が17000円なんてふざけた金額をつけていますね。。
>>681 いま調べてみたら、カワード系列でもあるらしい。つまり風習喜劇、ウェルメイドプレイ。
私は個人的に不条理演劇は嫌いです、だけどこれを知って俄然読む気が!
カワードは好きですし。ラティガンも。…他の方にはどうでもいいことですね、すまそ。
687 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 21:49:23
とりあえず図書館で予約してきた
688 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 22:03:15
ピンターは二通りの意味で難しいと思う。
ひとつはベケットの系譜を引く「難解な前衛演劇」という側面。
もうひとつは
>>686にあるようにシェリダン「悪口学校」からワイルド「真面目が肝要」を経てカワード「私生活」に至る「洗練された英国風俗喜劇」の系譜にもつながる側面。
ひょっとしたら、こっちのほうが厄介かもしれない。
舞台にかけられたものを観る分には、周りの客の笑いで「ここは笑うところですよ」と教えてくれるが、一人で台本を読んでたら多分わからないから
689 :
吾輩は名無しである:2005/10/15(土) 02:35:05
ピンターでは、
『部屋』
『バースデイ・パーティ』
『かすかな痛み』
が好き。どれも背筋が凍りつくような思いがした。
上演舞台は『ダム・ウェイター』しか観ていないが。
(3バージョン観てる)
ダムウェイターは安部スタジオでもやってたな。
去年もシアタートラムでやってたんだっけ?
691 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 00:08:55
ここは予測スレ化した模様
いま691なら来年も使えそう
それまでサラバ
保守人頑張って
692 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 03:16:56
693 :
吾輩は名無しである:2005/10/17(月) 02:47:57
すぐ韓国・朝鮮ネタを貼る馬鹿がいるな。よっぽどコンプレックスがあるんだろう。
川端康成読んだけどよくわからんかった。
もうちょっと年を取ってから読み直そうと思ふ。
あれ好きな人どこがいいの?やっぱ文章なのかね。
川端の「眠れる美女」はいいと思う。他のはあまり好きじゃないが。
698 :
美香 ◆ESCVVanDCU :2005/10/17(月) 06:30:48
>>686 なにこの偽者? 生意気にわたしの文章を添削しているつもりなんだから。
>ネットで調べた収録作品情報
はあ? うちにあるものを列挙しただけだけど?
ばかじゃない。死んでくれないかな。
>>689 >ピンターでは、
>『部屋』
>『バースデイ・パーティ』
>『かすかな痛み』
>が好き。どれも背筋が凍りつくような思いがした。
どれもたまたま家にあるので読んでみます。
ピンター。まさか読むとは思わなかった。
一生、積ん読していたと思う。
もしノーベル文学賞を取らなかったら。
ウェスカーのほうはピンターと比べてどうなのだろう。
その劇壇(イギリスではあるんでしょ?)での位置。
スレを建てようかな。
「ピンターかウェスカーかラティガンか」。
バーナード・ショーは邦訳されているのはほとんど読んだけど、
「ピグマリオン」以外はどれもあくびがでるほど退屈。
なんでショーごときがノーベル文学賞を取れたのか。
賞金でストリンドベリ全集をだしたことは評価するけど。
ストリンドベリは大好きゆえ。
699 :
吾輩は名無しである:2005/10/17(月) 12:45:03
笑えるなw
701 :
660:2005/10/17(月) 19:43:56
美香のいつもの冗漫な書き方じゃなくて人好きのする文章だなぁと思っていたら偽者か
偽者のほうが知的なのはちょっと…
686はGJだなw
704 :
吾輩は名無しである:2005/10/17(月) 21:52:41
>>701の自演に見られないようにとのセコイ配慮が・・・
>>698なにこの偽者? 生意気にわたし騙っているつもりなんだからw
いくらわたしが便所豚と呼ばれる学歴詐称のバカでも
>>696みたいなひどい文章じゃないよ。
わたしの名前を貶めようと騙るのはわかるけど、
あんまりバカ過ぎで大藁w
バカついでに、いっぺん氏んでくれないかな?
訂正よ〜♪ 語りは
>>698 ♪
いくらわたしが便所豚と呼ばれる学歴詐称のバカでも
>>698みたいなひどい文章じゃないよw
わたしの名前を貶めようと騙るのはわかるけど、
あんまりバカ過ぎで大藁w
バカついでに、いっぺん氏んでくれないかな?
そこでアンカーをミスるか。
708 :
吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 01:34:07
>>686が傑作だっただけに・・・ 今回は滑ったな
美香添削スレあったら毎日チェックするかも。
本人釣られるだろうし面白いな。
710 :
美香 ◆ESCVVanDCU :2005/10/19(水) 23:55:23
「部屋」「バースディ・パーティ」「料理昇降機」「かすかな痛み」「夜遊び」
を読みました。ええ、今日一日で。
せりふが短文なのではやく読めます。
おもしろいかって?
あはは、残念ながら……。
感想は別途にまた書きますが。
まあ、結論はまたあとで。うちにあるピンター作品をすべて読んでからでも。
ノーベル文学賞とは????
>>710 そういえば、気軽に読み飛ばす読書は俺の習慣にないね。
なぜかと言うと、そういうのは漫画で済ませてるから。
未だに電車でジャンプ読んでます。すみません。
712 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 00:16:25
私がどの本を持っていようが何年かかって読もうが
誰にも何の関心もありませんよね、
>710で別トリップでまた愚かな自己露出しました スマソ。
2CHで自己顕示してるつもり=妄想病です、許してください>All
ピンター作品
「部屋」「バースディ・パーティ」「料理昇降機」「かすかな痛み」
「夜遊び」…だけ読了した時点でのバカな私の感想は
「ノーベル文学賞とは???? 」 バカですね我ながらw
>>713 美香さん。
正直申し上げて、病気だと自己認識しているのであれば、なるべく書き込みは自粛した方がよいと思います。
あなたの認識通り、2chであなたの読書内容について興味を持っている人はいない(いたとしても極わずか)し、
それよりは自己顕示を不快に思っている人の方が明らかに多いと私は考えます。
なおこれは私の意見で、従おうと従うまいとあなたの自由ですが、
それゆえ、あなたから何らかの反論があろうと、対応するつもりはありません。
715 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 21:14:19
ageとくか
716 :
死神参上:2005/10/23(日) 21:19:44
私は美香の書き込みだけは丹念に読んでおります。
717 :
美香 ◆ESCVVanDCU :2005/10/25(火) 22:55:44
>>716 ありがとうございます。
ピンター戯曲。
「部屋」「バースディ・パーティ」「料理昇降機」「かすかな痛み」
「管理人」「夜遊び」「ナイトスクール」「帰郷」「昔の日々」
を読みました。すべてに感想文も書きました。
もし読んでやってもいいとおっしゃるかたがございましたらここに書き込みますが。
それともピンタースレッドを建てて、そちらでやったほうが?
「ピンターかイヨネスコかオールビーか」
「ピンターかラティガンかシェーファーか」
先日、スレを建てたばっかなので、わたしには無理なのですが。
718 :
死神参上 :2005/10/25(火) 22:58:02
丹念に読んだあと、嘲笑しております。
なれないと思うよ
722 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 20:25:06
例え、どんなに好意的に書き込まれたにしろ、2ちゃんはいつもトラブルの
元になるので、アクセスが増えたとしてもそんな無意味な読者は迷惑だし、
第一、荒れる原因になるような所にわざわざ自分で書き込むようなことは
対にしません。 そして、しょうもないなぁと思うのは、何年もずっと
粘着してる人の存在。 僕は自分のサイトに好きなことを書いているだけで、
それがムカツクとかキモイとか生理的に受け付けないのならば、見ずに
放って置けばいいのに、そうしない人が実在するのです。誰よりも熱心に
読んで、事あらば騒いで、どうにかして又三良を辱め、貶めて、笑いものに
したいらしいのです。 人生の貴重な時間を無駄に使ってまで……
うー、気色悪い。それだけの強い感情を、僕は知らずに与えて
しまったんでしょうね、その人に(笑)
http://idealstamp.blog2.fc2.com/blog-entry-308.html
723 :
美香 ◇ESCVVanDCU :2005/10/26(水) 20:36:49
;;
>>720 なんだか、永山則夫みたいだね。
でも、大江健三郎に推薦してもらったら、候補者になるんだよな。
文学賞じゃなかったけど
ノーベル賞受賞者で少年に性的暴行をして、捕まった人がいたよね。
ノーベル賞候補って言うのは自慢にはならないんだよな。
有力候補だったっていうのも確たる証拠があるわけでもないし
そうだな。これも「支持者が推薦」しただけだからな。
727 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 00:37:41
d
候補になるような人って
作品だけじゃなくて、生き方や思想もポイント高いよね。
クリップスやブラッズは…
最盛期には危険過ぎて、警官の40%近くが辞職したという伝説のギャング団。(うろおぼえ)
その頭が改心して啓蒙的な児童書書いたとなれば、まあセンセーショナルではある。
もともとギャングって白人支配に対抗して出来たもんだし
ノーベル賞的といえばノーベル賞的。
729 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 22:54:03
@
730 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 17:43:48
>>728 すごいはなしだな。それをそのまま本にすればいいのに。
731 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 17:58:06
読んだことないから大江の良さがいまだに分からん。
732 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 17:58:20
733 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 17:58:42
いやにゃ。なんか賞とると遠い。
大江の再評価って誰かやってるのかな。
川端は相変わらずだけど、大江ってまだ生きてるわりに中途半端な気がする。
死なないと評価しにくいんじゃない?大御所ですから。
736 :
吾輩は名無しである:2005/11/08(火) 20:05:21
もうオーエとカワバタとミシマとハルキはええから、ちゃうやつの話せえよ。
んじゃ野坂昭如でも語るか?
本人はノーベル賞候補だったって言っていたが
死ぬまで待ってもゼッタイ話題にのぼらんやつもおるしのお…枯稿ちゅうたっけ?
739 :
吾輩は名無しである:2005/11/08(火) 21:00:42
この板は叩きの割には身贔屓連中しか寄ってこんのか?
740 :
吾輩は名無しである:2005/11/08(火) 22:59:37
>>736 そうそう。日本人の受賞者と受賞しそうだったことで有名だったやつと
受賞するだろうと勝手に考えられているやつの話題はもうたくさんだ。
ショインカが受賞したときケニアのグギ・ワ・ジオンゴとかなり接戦
だったとか、興味ぶかい話はいっぱいあるのだが・・・
このスレは予想スレみたいなもんだから別にいいじゃん。
有名な受賞者なら別にスレが建ってるからそっちで語ればいいし、
無名の作家は読んでないから、語りようがない。
742 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 23:19:27
4r
743 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 22:20:14
このスレに価値はあるのか?
744 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 22:20:35
つ夏目漱石
745 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 01:52:58
陰謀か。パゾリーニ殺して誰にメリットがあるんだろう・・
パゾリーニは共産党員
749 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 07:28:35
そこで名探偵コナンですお。
750 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 07:32:57
謎は解ける!
751 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 12:38:48
大江健三郎の『飼育』は何を伝えたかったのか、みなさんのご意見お伺いしたいです。よろしくお願いします。
752 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 13:38:28
宇宙
じゃないでしょうか?
753 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 13:38:44
宇宙そして愛。
754 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 13:39:10
いつも思うんだけど夏目漱石の小説の出だしって絶妙だよね。
756 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/01(木) 14:12:58
p
757 :
吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 01:46:36
>>754 うん。彼がノーベル賞でも良かったのにね。
758 :
吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 03:35:51
>>755 復刊はありがたいけど9000円は高い
やっぱり図書館で済まそ
760 :
吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 14:21:21
政治的判断なのかな?
あたらまえです
762 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 01:26:07
当たり前です。夏目漱石の受賞を。
死人はもらえない
764 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 13:01:12
外国で評価されるのは谷崎・川端・三島の系統。
漱石はクズ扱いされてる。芥川も評価低め。鴎外も後期の文体が翻訳不能。
基本的に日本の近代化・欧米化の苦悩が主要テーマの人は向こうでは受けない。
765 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 14:33:11
漱石を日本語で読める日本人は幸せだと思う
たかだか十年の執筆活動であの量と質を残したのは敬服に値するよ
でも、漱石全作品読んだけど、「草枕」は一番読みづらかったな
漱石では近年やっと評価されだした「抗夫」が・・・
シュワちゃん・・
769 :
無名草子さん:2005/12/24(土) 12:27:07
一部の作家
770 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 14:03:06
谷崎を蹴落として受賞した作家って誰ですか?
スタインベック?
771 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 00:38:26
敢えて言いたい
文学は俺の人生の役に立たなかった!
中学生高校生のとき読むべきではなかったよ
>>771 判断はええww
まあ、死ななきゃ分からないこともあるからね。
僕は史上最年少で貰うぞっ
じゃあ、まず世界平和について考察してくれたまえ
775 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/03(火) 16:13:08
右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ
778 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 00:22:59
セース・ノーテボーム(オランダ)
パー・オロヴ・エンキスト(スウェーデン)
オルハン・パムク(トルコ)
ラース・グスタフソン(スウェーデン)
ハリー・ムリシュ(オランダ)
779 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 01:04:03
>>778 おお。かなり鋭いところを。
去年は当てたやつがいた。今年も当てるやつがいるだろう。
780 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/12(木) 00:00:14
有名な作家より、あまり知られていない作家がノーベル賞を獲った方が、
何冊か代表作が翻訳されることがあるので、得した感じがします。
(例えばジョゼ・サラマーゴ)そういった意味では
>>778のような作家が
翻訳されると嬉しいな。
J.K.ローリングでいいじゃん。
新書としては世界で一番売れているんでしょ。
新書って新刊本のことか?
ノーベル賞の選考過程でも、僻みってあるのか。
>>782 いやさ、単純な売上部数でいえば、たぶん聖書だから。
毛沢東語録も負けてないよ
786 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 18:45:23
夏目漱石。
787 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 13:44:36
頭、お大事に。
789 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 17:54:18
ああ、ボクの悩みを聞いてくれる人はいないんだー。
といって悩んでる人がとる賞でfa?
っていうかノーベル賞に何の意味があるんでしょう?
賞金一億
たしかにw
サルトルも貰っておけば、晩年に極貧生活を送らなかっただろうに。
サルトル極貧だったのか。
実存関係で一番儲けていそうだけどなぁ。
しかも賞取っても売り上げには影響無いような感じ。
794 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 01:08:19
ノーベル文学賞受賞時の年齢が一番若かった人って誰?
>>794 キップリング。42歳。ちなみに最高齢はモムゼン85歳。
797 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 22:59:38
>>778 スウェーデンの二人はシラネ。有名なの?でも最近北欧から
ノーベル出てないからあり得るかもね。
798 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 10:07:52
砂凛邪亜にあげて
799 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 17:19:50
まだあまり知られてないけどコアな人気があって
これからノーベル賞とるぐらいにブレイクする可能性のある
作家の一人として俺は
ジャック・ケッチャムを挙げる。
800 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 17:24:26
ジャック・ケッチャムか。アップダイクが絶賛してた人だね。
春樹もこの人の真似してるよね。
801 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 18:58:36
マジでトラウマになる。悪いこと言わないから、心臓弱い奴は
読むのやめたほうがいいよ。
802 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 19:37:06
>>801 そんなに凄い作家なのか。
ドン・デリーロ以降の世代で、
アメリカで最も注目されてる作家だと聞いたが。
803 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 19:58:03
「ジャック・ケッチャム」ね。よし憶えた! 読むぞ
804 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 21:27:30
「隣の家の少女」と「オフシーズン」は確か実話がベースだったはず。
それを考えるとほんとに鬱だ。
805 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 22:06:50
806 :
吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 23:17:51
一作も翻訳されてないじゃんかよ!
俺は英語がまるでダメだから読めん。
ブコフに105円で並んでるが
808 :
吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 05:40:09
ケッチャムは好きだが、正直ノーベル向きではないと思うが。
809 :
吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 08:45:40
ことしもとれなかったorz
810 :
吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 19:39:35
>>808 最近アメリカで異常に注目され始めてるから、これからだろうね。
811 :
吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 19:49:51
そんなに注目されてるの!?
悪趣味ナスティホラーのつもりで読んでいた自分としては先物買いみたいで嬉しい。
812 :
吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 23:17:18
世界一悪趣味な作家だよな。
あれだけ悪趣味な作品書くのは、天才じゃなければできん。
まったくもってスレ違いの話題だな
ル=グウィンは?
そこらへんの作家よりは、よっぽど深い作品作っていると思う。
ゲド戦記の人?
ノーベルとらなくても翻訳あるしなぁ
816 :
吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 06:42:21
ケッチャムは10年後あたりはノーベルとってるだろうな。
ケッチャムっていわゆる文学っぽさが無かったと記憶しているけど
最近の作品では、本人も意識的なの?
818 :
吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 21:31:31
ル・グウィンは十分に資格はあると思うけど、SF系の作家の受賞は
難しいのでは?
819 :
吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 16:05:24
>>817 分かりにくいだけで、昔から十分文学的だよ。
SF系だめなら、アイザックも無理か?
821 :
吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 23:32:52
死んでますので・・・
822 :
吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 23:50:46
SFではレム、ル=グウィンぐらいが対象になるのか?
バラードは作風的に違う気がする。
クラークは平和賞にノミネートされてるってどこかにかかれて
いた気がする。
823 :
吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 13:40:19
21世紀の大文豪のなるだろうジャック・ケッチャム。
皆、今のうちに読んどけよ!!!!
824 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 00:07:32
825 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 14:42:21
>>823 彼の作品の「オフシーズン」と「隣の家の少女」を読んでみた。
正直絶句・・・・。この作家絶対頭おかしいよな・・・。
ん?
なんでケッチャムの作品、原著とかいんの?
827 :
吾輩は名無しである:2006/02/22(水) 23:01:16
ここの書き込み見て
ケッチャムの「隣の家の少女」立ち読みした
それなりに覚悟して読んだつもりだったけど
途中で吐き気してきて止めたよ
あれ何度も読める人凄いと思う
俺は再読するか悩み中…
45万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾
『嫌韓流2』発売中
駄作か傑作かは、買って自分で確かめよう
829 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/12(日) 11:39:59
ケッチャム
830 :
吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 13:06:53
漏れは2回文学賞受賞したけど
どうってことないよ。
思い出にはなるけどな。
831 :
吾輩は名無しである:2006/03/19(日) 17:19:05
ケッチャム ケッチャム
832 :
吾輩は名無しである:2006/03/19(日) 17:21:24
>>827 再読検討してる時点でケッチャムの虜になってんじゃんw
833 :
吾輩は名無しである:2006/03/19(日) 17:43:27
恥ずかしい男、大江健三郎^^
834 :
吾輩は名無しである:2006/03/19(日) 17:48:51
ケッチャム! ケッチャム!
835 :
吾輩は名無しである:2006/03/19(日) 18:49:47
ワッフル!ワッフル!
100年の孤独 は飲みました。
あとはまだ飲んでません
ノーベル爆乳賞とかその内出来ますかね?
↑ノーベル低能賞ができたら君も候補になれるよ。
839 :
吾輩は名無しである:2006/03/20(月) 17:56:04
大江がノーベル受賞っていうだけで、この賞のインチキさが分かる。
840 :
吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 18:24:54
あげ
841 :
吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 18:36:13
VC-3000喉飴賞
理系部門みたいに複数人にあげればいいのに。
英語圏1人・非英語圏1人にするとか小説家1人・詩人1人にするとか。
843 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 00:19:48
昔は複数名のときもあったけど、確かひとりに授与するようになった
んじゃなかったかな?あと、ハルキはフランツ・カフカ賞受賞で
また一歩ノーベル賞に近づいたって感じだね。
844 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 01:17:38
カフカって言葉の入ったタイトルの小説を書いた人には
もれなくフランツ・カフカ賞がついてきます。
845 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 02:36:32
じゃあ次は平野啓一郎の番だな
846 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 16:54:24
ケッチャムは確かにすげーな。
ケッチャムはB級。ノーベル取る器じゃない。
B級のままのケッチャムが好きさ。
翻訳あるし、他の知られてない作家でいいずら。
848 :
吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 17:32:25
村上春樹の場合、日本語圏内の評価が下落した時に、過去の名作を評価され、ノーベル賞受賞というところ。日本帰国以来の小説群は日本語のわかる人間であれば評価できない。『クロニクル』までの作家だ。
849 :
吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 17:41:39
【ノーベル賞確定】村上春樹がフランツ・カフカ賞
村上春樹氏にカフカ賞
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060323014.html プラハからの報道によると、チェコのフランツ・カフカ協会は23日までに、プラハ出身
の作家フランツ・カフカにちなんだ文学賞「フランツ・カフカ賞」を、日本の作家、村上春樹氏
(57)に贈ることを決めた。授賞式は10月30日にプラハの旧市庁舎で行われる予定。
同賞は2001年に創設、今年が6回目。これまで04年にオーストリアの女性作家
エルフリーデ・イェリネク氏、○五年には英国の劇作家ハロルド・ピンター氏が受賞。
両氏はいずれもその年にノーベル文学賞を受賞した。
同賞は民族文化の重要性を喚起することなどに貢献した作家に贈られ、賞金は
1万ドル(約120万円)。地元紙プラーボは、村上氏の代表作として「ノルウェイの森」
「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」を挙げ、約20カ国語に翻訳されて世界で
ミリオンセラーとなっているなどと紹介した。
経済紙ホスポダージュスケー・ノビニは「村上氏は(ノーベル文学賞授賞式が行われる)
スウェーデン行きの航空券を手配しなければいけないだろう」と伝えた
ケッチャムあげている人は、殺人犯の心理を描いた「パスクアル・ドゥアルテの家族」と比べてどう思う?
カミロ・ホセ・セラはノーベル賞とっているんだから、これ以上の作品なら取れると思うんだが。
たまたま去年、一昨年と受賞者が被っただけなのに、ノーベル賞確実と言われてもな〜
852 :
吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 16:00:03
>>850 ケッチャムの登場人物って急変するんだよね。
そのへんは異質だよね。
人間の負の部分をここめで克明にかける作家は、他にいないんじゃないかとも
思える。
このスレの住人の文学を見る目は確かだろうから、ケッチャムがノーベル賞取れる
可能性は高いんだろうね。
853 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 07:22:26
a
854 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 19:44:24
ケッチャム工作員がいるようだな。
855 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 22:12:41
もうネタだとしても、ケッチャムはいいよ。ツマンネ。
856 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 22:48:15
ケッチャム!ケッチャム!
857 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 22:50:06
::| /ヽ
::| イヽ .ト、
::|. / |.| ヽ.
::|. / || ヽ
::|-〈 __ || `l_
::||ヾ||〈  ̄`i ||r‐'''''i| |
::|.|:::|| `--イ |ゝ-イ:|/
::|.ヾ/.::. | ./
::| ';:::::┌===┐./ ウルトラマンがケッチャムに
::| _〉ヾ ヾ二ソ./ 興味を持ったようです
::| ̄ゝ::::::::`---´:ト_
::|:ヽ ヽ:::::::::::::::::ノ `|:⌒`ヽ
::|:::ヽ ヾ:::::/ ノ:::i ヽ
::|:::::::| |::| /:::::::|ヾ:::::::::)
::|::::::::|. (●) |:::::::::::|、 ::::〈
859 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 10:30:54
ピンターもノーベル賞取ったら
復刊してくれたんで
リョサ取ったら、復刊してくれるよね<新潮社
860 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 13:38:49
>>858 ネタかと思ったらマジかよ… orz
しばらく立ち直れねえ。
さようなら、私のレムよ!
861 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 04:49:34
>>839 でも毎度の事ながら大江さんは笑わせてくれる
「満面の笑み」事件
某雑誌の編集長が、ノーベル賞を受け取る瞬間の大江の様子を「満面の笑みを浮かべて」と表現したことに激怒。
抗議をおこない、圧力をかけ、撤回させたかなんだかした大人気ない話は有名。
編集長は怒りのやりどころがなかったらしく、目立たないマイナーなサブカル誌でぶちまけた。(読ませて笑わせてモラタ)
あれは俺もテレビを観ていたが「満面の笑み」以外の何者でもなかったような・・・・・・
862 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 11:32:00
中上だっけ?
「大江、悪い奴」って言ったの
863 :
吾輩は名無しである:2006/03/31(金) 01:03:37
>>862 第一回の三島由紀夫賞の選考委員会でかなり中上が大江の文句言いまくってたらしい、
と宮本輝が言ってたらしい。その宮本輝は江藤淳と筒井康隆に止めてもらおうと必死だったとかw
864 :
吾輩は名無しである:2006/03/31(金) 01:16:26
やっちゃえ、やっちゃえ
865 :
吾輩は名無しである:2006/03/31(金) 13:31:35
ベローの「この日をつかめ」を新潮文庫でゲットしました
866 :
吾輩は名無しである:2006/03/32(土) 00:05:58
大江はまじで日本の恥だ・・・・・・・
絶対安部公房のほうが良かっただろ・・・・
867 :
吾輩は名無しである:2006/03/32(土) 00:23:34
確かに安部だったらどこに出しても恥ずかしくない作品群だが
後期大江はなぁ〜
32日??
869 :
吾輩は名無しである:2006/03/32(土) 00:39:42
ヤスケンがおこした最も大きなトラブルは大江健三郎を怒らせてしまった事件であろう。ヤスケンはアルバイトで「レコード芸術」という雑誌にコラムを書いていた。
このコラムの中で、大江健三郎の「状況へ」と小田実の「状況から」をとりあげ、ケチョンケチョンにやっつけてしまうのである。
小田実は知らんぷりの態度でやり過ごしたが、大江健三郎は怒って抗議の手紙を書く。宛名は島中鵬二様、「海」編集部安原顯様とある。
“僕は安原氏による小田・大江罵倒が不当だとは考えません。ただ、「大手出版社」によってのみ仕事をする人間という批判に、僕はこう答えます。
そして自分の態度をあきらかにします。僕は「大出版社」だから仕事をするのではなく、そこに自分の信頼する編集者を見出すからこそそこで仕事をしてきたのです。
さて、僕は中央公論の編集者安原氏のこの罵倒に対して、今後いかなる仕事も、やはり「大手出版社」の中央公論ではしないと言明して自分の立場をあきらかにします。
もちろん「圧力」を安原氏に加える意志はありません。ただ、自分が引き下がるのみです。
なぜならば、このような考え方の編集者とは仕事を共にしたくないからです。僕の申出は次の二点です。
一、谷崎賞 委員をやめます。
二、中央公論社からの手紙、電話、訪問をすべて拒否します。この件についての御問い合わせにも答えませぬ。さようなら。
1974年10月24日 大江健三郎”
870 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 11:27:09
村上のどこがいいんだ?大衆文学で賞向きじゃない。
大衆作家っていうとマルケスなんかもダメ?
872 :
吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 15:00:30
>>869 ヤスケン……
筒井康隆に「クズ作家!」と書いたら、目の前で「クズ評論家!」と罵倒され、
村上春樹の生原稿を流出させてしまい、大江健三郎を激怒させてしまう……
典型的なトラブルメーカーですw
873 :
吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 11:30:48
グリーンやウォーが取れなかったのはたぶん大衆作家と見られたからだと
技術的には頂点に近いのに
874 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 03:23:46
>>871 ノーベル文学賞は大衆とか関係ないんじゃないかな
もっと大きな視点だと思う
ヘミングウェイだって当時通俗的な作家だと当時は見なされてたらしいし
当時も今も
876 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 04:47:51
審査員はどんな人達なの?
877 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 08:14:38
ハマーショルドとか
879 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/25(火) 13:57:52
恥ずかしくない作品群
880 :
吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 14:40:10
大江でも取れるんだから。
881 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 20:53:29
アイザック・シンガーの短編を読んでみたけど
あまりよくわかんなかった
話の展開や人物の心理描写があまりにもおおざっぱな感じがする
そして宗教
欧米の人が好みそうな感じの作家だと思った
やっぱそういう作家がノーベル賞とるのかな
882 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 20:55:11
俺は筒井康隆先生に受賞してもらって、壇上で放尿して欲しいなw
883 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 18:21:38
前のスレでノーベル賞候補者としてリストに挙がっていた
インドネシアの作家、プラムディア・アナンタ・トゥール氏が
亡くなられたそうです。インドネシアの代表的作家で、「人間の大地」
等の作品で国内がで高い評価を得ていたそうです。
・・・合唱・・・
884 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 23:04:53
>>883 有力候補が一人消えました。翻訳もされてたけど結局読まずじまい。
885 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 23:58:56
春樹がとるならピンチョン、ヴォネガットはどうなる?
886 :
吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 16:27:08
これでアジア枠は春樹とパムクに絞られた。
そろそろアジアの順番だし、まじで春樹が筆頭候補なんじゃない?
あっ、シリアにも有力な詩人がいるんだっけ?
887 :
吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 16:37:51
>1955年 H.K.ラクスネス(アイスランド)
この人どんな人? 訳分からんよ。
ビョークのこと調べていたら引っかかったんであるがw
888 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 00:42:11
ゴールズワージーと川端康成には共通点があるとよく言われるけど、どう?
>>888 ゴールズワージーには川端ほど官能性はないと思う。
890 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 00:56:44
● 牛の涎の如く雑談を垂れ流すが好い
36:827 名前: 無名文士 ◆m0yPyqc5MQ [sage] 投稿日: 2006/03/32(土) 12:58:02
じゃあびっくりさせるために多少はバラしますが、
何しろ僕の短期修整目標は史上最年少ノーベル文学賞受賞です。
芥川賞なんて屁の河童。余裕綽々釈由美子で抜群ぶっちぎり1位でしょw
36:832 名前: 無名文士 ◆m0yPyqc5MQ [sage] 投稿日: 2006/03/32(土) 13:36:09
なにしろ僕は天下捕りですからね。無名ながらノーベル賞が短期目標ですからw
少なくとも後8年以内には100%僕のもとにスウェーデンの日本大使館からTELが掛かってくるでしょうw
そして僕はしばらく沈黙のあと
堂々と断るのですw
37:569 名前: 無名文士 ◆m0yPyqc5MQ [sage] 投稿日: 2006/04/14(金) 16:29:57
ところで史上最年少ノーベル文学賞目指してます。
何歳でギリすか?知ってる人は教えて下さい。
何しろ女の綿矢なぞに負けてはいられません。
はるきち抜きの使命感もありますし。
無名文士 ◆m0yPyqc5MQ ブログ
http://blog.livedoor.jp/victorystyle/
891 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 12:38:59
谷崎の「細雪」の英訳が出版されたとき、確かゴールズワージーの「フォー
サイト家物語」が書評で引き合いに出されていたと思う。ちょっと、ピンボケ
って感じだけどね。因みにゴールズワージーはノーベル賞取るほどの作家
ではないというのが、欧米の一般的な見方らしい。
892 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 12:51:07
ロブ=グリエは駄目なの?
>>892 候補にはなってるんだろうけど、サルトルが受賞拒否して以来
フランスには冷たい。シモンだけなはず。
高行健は国籍は一応フランスだけどさ。
894 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 18:03:49
ヌーボーロマンの作家は、ベケットとシモンがノーベル獲ったので、
ノーベル賞の対象からははずされているんじゃないの?
サロート、デュラス、ビュトール、ロブ=グリエ、パンジェ、オリエ、
みんなもらってないよね。南米のマジックリアリズム系の作家も
アストゥリアスとガルシア=マルケスのあとは誰も獲ってないよね。
コルタサル、カルペンティエール、ボルヘス、フエンテス、リョサ・・・。
ま
はるきち君には無理でしょうね。
無名文士 ◆m0yPyqc5MQ しかいないでしょwww
896 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 23:12:39
ピンチョン、バースその他も獲らないな
ぼくは密かに、受験勉強みたいにノーベル賞対策をしてます……www
まず、過去問を解きます。
出題傾向を知るためです。
すると日本人の場合は純和式の作風が好まれるのが分かります。
理屈として、西欧社会にとって日本などという三流文化の地に名誉を授けるには
平和の希求のほか「特別な理由」が必要だからです。これが極東文化なんですね。
次に、国外にも浸透するような普遍的理想性を含んでいることです。
これが無ければ受賞させて宣伝してやる価値がないからですね。
もちろん、西欧社会にとっての。つまり
文明観の批判になるような歴史の再認識を催す活動が極めて高い評価を受けるのです。
最後に、英文に翻訳されやすく、しかもある程度ひろく流行る作風でなければなりません。
完全に地味でしかも私的で、異言語に翻訳困難な作家では受賞させても平和寄与効果はありませんからね。
まとめると
1.文化の礼讃
2.批判的idealism
3.英文になり、読みやすい
以上のpointsを押さえて真面目に執筆していけば、それほど無駄な苦労をせずに受賞できるはずですね。
受験と同じように、賞与というのは『要領』なんですよね。実はね。
もちろんそれだけで日本語作家の誰もかれもが受賞しまくれるわけはないw
作品に芸術としての質の高さ、そしてある程度の量的実績がなければならない。
特に前者の質については昨今の受賞作傾向を観るにかなり上がってきてますね。
やはり政治的意図だけで選択されることへの世論の風当たりがキツくなってきてる。
たしかチューリッヒかどっかのアカデミーが選ぶらしいですが、
そのあたりで『世界的』と認められなければ受賞なし、という年もどんどん出てくると思います。
さて世界文学の最先端のレベルはといえば、おおよそ次のような手法の追求にある。
1.神話構造と私小説的内容の兼ね合いによる物語の掘り下げ
2.Textの分解と再構成
3.Genderや民主資本主義の内部矛盾など現代社会問題への論究関心
4.文芸ジャンルの越境
5.地球規模の大衆社会への対応
大まかにこういった点をきちんと抑えられる実力の作家にしか、
ノーベル賞への道は拓かれてこないでしょうね。
決して芥川賞とか野間文芸賞とかのレベルではありませんw
もちろん日本文学史のなかにも未だかつてそういった時代段階に挑戦しえた作家はいませんから、
日本だけでなく、世界文学史をリードする気概を持って書かなけりゃ受賞どころか候補も覚束ないw
それに加えて独自の文体や独特な感性も要求される。
世界的賞に挑戦するというのはこれだけの困難を伴うわけですね。
文士の道、艱難辛苦を臥薪嘗胆です。
ほんの一生の名誉のために、こんな苦労はなかなかすべきじゃないと思いますね。
やはり『選ばれた作家』しか挑戦できない次元です。
900 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 23:56:17
で、お前さんのもとには、少なくとも8年以内にスウェーデンの
日本大使館から電話が掛かってくるんだよな?
ロブ=グリエさんとやらはもちろん駄目だけど、はるきち君も駄目でしょうね。
常識で考えても、アジアの枠は無名文士の分しかありませんよ。
ちなみにぼくはいわゆるロビー活動はハッキリ、邪道だと思いますね。
大江さんについても多少の噂が出てますが、そういう大事な場面では死後も着いてまわりますね。
こういう種類の不透明感については。
人生は短く、芸術は長い。換言すれば
文学者にとって生前短く、死後は長いのです。
やはり期間の長いほうを優先させなければ真に伝説の文豪とは成り得ないでしょう。
これは受賞対策としてもぼくは、ハッキリと否定しておきます。
こういった活動が得意な方なら尚更ですね。やらないほうがむしろとりやすいと思いますよ。
分野は違うけれど千円札の野口博士が候補に上がったときも同じような「噂」が流れた。
ぼくはこれが決定的に受賞を遠ざけてしまったのではないか、と思いますね。
あたかも賞など眼中にないように全力で活動しなければならないのですよ。
そうやって初めて、正々堂々と名誉を受けられるのですから。
903 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 00:17:12
芸術が長いということは、その長い年月だけ
ありふれたもの、似た様なものが次々に現れてくるということなのです。
つまりノーベル賞を受賞するような文学作品というのには、
それだけ特別な独創性がなければならないんですね。
誰が為し得るか? ぼくは考えた。
腐敗した今の世の中にしっかりとした独立自尊心をもって独行し、
たとえ本人が望まなくともつい受賞させてしまうような作品を書くことができる人は、
もう無名文士しか残されていないんじゃないかと。
まあ見ていてください。彼は嫌でも受賞させられてしまうんですよ。
さて結論を言えば、
まず一般原則として
1.文化の礼讃
2.批判的idealism
3.英文になり、読みやすい
をきちんと押さえてから
1.私小説と神話構造の物語への統括
2.Text renovation
3.現代社会問題の解決
4.文芸ジャンル越境
5.Global大衆社会の表現
といった芸術的質を備え、
さらに独創的な文才を以てそれなりの量の作品を書く必要があります。
そしてロビー活動のような下世話は一切やらない。
ここまで貫いても受賞のTELが掛かってこなけりゃ回線の故障でしかないでしょw
さあこれで選ばれた作家たちは自信を持ってノーベル文学賞に向かって努力前進できる筈です!
けれど、ひとつだけ注意しておきますね。
飽くまでも賞というのは自分の作品を世界で読んでもらうための「方法」です。
文学の最終目的では決してない。
これを見誤ってはなりません。手放しの栄華などないのです。
高い地位を得るということは背理的に社会的責任の増大を意味します。
ノーベル賞作家の絵に描いたような没落を心待ちにしている俗亜は星の数より多いかもしれませんよw
執筆の環境をますます整えて、より素晴らしい作品を書くために尽力することです。
絶対に傲ってはなりませんよ。
905 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 00:27:25
独立自由の道を突き進む無名文士は、ノーベル文学賞を受賞することによって
結果的に自らを象徴的に縛ることになるんですね。
しかし彼は、いよいよ自由な創作活動をしていくことになる。
なぜなら束縛なき自由というのは放浪でしかないのですから。
つまりノーベル文学賞というのは、より素晴らしい作品を書くための方便なのですね。
907 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 00:47:16
仮に噂通りにはるきち君が受賞したとしましょうね。
彼はご存知のように俗物ですから、ますます思い上がってしまって
勿体ぶった評論を文芸誌に書きなぐり、売文業に現(うつつ)を抜かすことでしょう。
いくらMarathonで身体を鍛えたところで、精神が鍛えられていない作家は
ノーベル文学賞というものをひとつのゴールだと勘違いしてしまうんですね。
ま
低俗社会に蠢く愚衆とはそんなものです。www
ところが、いいですか?
独立市民である無名文士にとってはノーベル文学賞なんて、実にどうでもいいことなんですよ。[はあ←(りさの溜息
いやマジで。www
無名文士がノーベル文学賞の受賞を堂々と断るのは当然です。
なぜなら独立自尊の重要性必然性を知ってるからなんですね。
>>907 名無しで自演してもウザイなおまえは無名文士w
バカづら下げて なにやっとんw
>>881 それはあるかもしれないどうしても。
、
ノーベル賞なんか屁ですよ。
メタンガスですよw
あんなの、ダイナマイトという兵器で儲けてしまったノーベルさんが遺言で、
全財産を懸けて慈善にしようと願った、偉大なる地球平和希求の願いでしかありません。
ぼくはいりませんよw
戦争なんかノーベル賞でなくなりませんよ。慰めに過ぎません。
愚衆はお祭りだと勘違いして騒いでますがw
巨大な抑止力による相殺というのはノーベルの希望でもありました。
だが現実にはアメリカの情報戦略によって世界には大きな抑止力格差が存在します。
これを解決するには、極めて重大な軍事応用の効く研究を世界に自主公開していくしかないんですね。
国家社会主義者にはばかげて思えるかもしれませんが、現実です。
それには『学問への国家の不干渉』という原則を市民世論にまで浸透させねばなりません。
もちろん、ものがたり仕立てにしたわかりやすい文学も、その一助たりうるでしょうよ。
911 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 01:14:07
912 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 01:19:04
>>911 なんかはるきち君くさいんですが。www
そんなにノーベル賞とやらが欲しいんですか?www
次回作でも書いてろってんだ。
913 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 01:21:06
>>912 村上春樹は限定ホームページも閉鎖して、いよいよ次回作へ向けて
がんばるらしいぜ。
村上春樹の次回作は当然、ロシアをはじめとして全世界で売れる
だろうし、ますます受賞に近づくな。
>>910 >>912 名無しでも名入れても、うざいだけだな、妄想電波とばしまくり。
おまえいっぺんチンポ噛んで氏ねw 母ちゃんが喜ぶぞ
915 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 01:27:15
りさタン助けてー。ノーベル賞狂いのはるきち君がいぢめるよー。
916 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 01:30:52
>>915 そういえば綿矢りさは、芥川賞を受賞した後、文藝春秋のビルの廊下
を歩いていたら清掃業者の人に「あっ、あんた、’ノーベル賞’を
受賞した人だろ!」と言われたそうだな。
917 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 01:56:07
いっそ無名文士に選考の全権限を任せてみれば面白いんじゃないですか?
だって、あんな拙い作文しか書けない田舎大娘にこそ、ノーベル文学賞とやらが与えられてしかるべきじゃないですかwww
きっと尻を振り振り大喜びしますよw 実家も親戚縁者もお祭り騒ぎですよwww
あの異常に変色した髪も戻りますよきっとw
そもそも文芸というのは知的な作業なだけではなく、肉体労働なのです。
つまり体力的に見ても劣勢な女という性は、先天的に文学制作には向いていないと言えるんですね。
真の独創とは体力との勝負ですから、男にのみ許された才知なんですよ。
918 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 09:48:58
つりではなくマジレスなのだが
日本の作家のレベルは
村上春樹(ロビー活動無しでノーベル賞確実の天才)>安部公房>三島由紀夫>川端康成>大江健三郎(ロビー活動した汚い作家)
だと思う
来年のノーベル賞は村上春樹だろう
「ノルウェイの森」とか100年後まで残るベストセラーだし福田和也いわく現代の夏目漱石
村上春樹は世界でトップの作家だと思う
ドストエフスキーと肩を並べるくらい普遍性あると思うし
そもそも純文学で村上春樹ほど売れた作家もいないし、海外で評価された作家もいない
つーか、安部公房は村上春樹のパクリだと思うのは俺だけ?
マジでマジレスだったら、お前カワイソス。
売れただの海外で評価されただのは、経済の論理の話だろが。
それと、おめー海外で評価している馬鹿どもの著書はちゃんと読んだことあるか?
どいつもこいつも2chのレスみたいな糞ばっかなんだぞ。
920 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 15:53:04
>>918 お前、もう少し読書したほうがいいよ。
まあ、恥を晒すのが2ちゃんで済んでよかったな。
921 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 16:23:59
もしハルキが取るならノーベル文学賞は終わったな・・・・
まだ取ってないドレス・レッシングにあげろよ
922 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 17:22:55
はるきち君にあげたらいいじゃないですか。
大喜びしますよ、きっと。
澄ました顔して謙虚な英語コメント読上げますよ。
それに今から考えてるんだからノーベル賞あげなかったら、
そのコメント無駄になるじゃないですかwww
レッシングさんっていつも小難しそうな顔して野暮ったいじゃないですか。
だいたいエラそうなんですよ、あの人。
僕はああいう俗物はキライですねえ。
>>918 下手くそ過ぎる釣り氏、乙! もちっと工夫せな見えてまっせ全部(ry
>>918 川端康成の時は日本文壇挙げて懸命になったのを知らんの?
とにかく取ること、
なんとしても日本文学を世界的視野の中へ押し上げこじ入れること、
それがまず必須だったんだわ。
三島も誰も、その為には助力を惜しまず…
それに比せば大江のロビィ活動なんて話にもならん、時期も来ていたし
その時日本で大江以外に他に誰がいたか。
川端の時はそれでも取れず、
やっと日本が取れそうになった時には三島がすぐ後ろに追いついて来ていて、
川端か三島かと周囲は固唾をのんだが、
そこはやはり日本代表川端に落ち着いた・・・
925 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 18:06:09
まだ
>>918には安部公房云々というエサも残されているんだが……。
>>926 そんな餌に食いつく馬鹿はいないって、厨房板じゃあるまいに
929 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 21:28:37
谷崎がとれなかったのは不可解だな
マジで次日本人でノーベル賞獲るとしたらカズオ・イシグロでしょ!
931 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 20:39:44
春樹の力量はともあれ、大江のように「日本人枠」として候補になる可能性はあり。
安藤忠雄とか好きな外人は知ってるが、大江読んでる外人なんかあったことも聞いたことも無い。でも取れた。
ナイジェリアのショインカだって取れたんだから。(あれもアフリカ人枠)
アフロアフリカから誰か一人受賞させねばならんという必要に迫られて、アフリカで誰も知らない、在英経験のあるショインカが受賞。
(マフフーズが真にアラブ世界を代表する巨匠なのとは大違い)
羅生門がベネチアのグランプリ取ったとき、関係者が誰も向こうに行ってなくて、誰でもいいから街で日本人探せ、ということでベトナム人が賞を受け取った話に近い。
932 :
吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 00:47:43
だから春樹の前にリョサにあげろと何度いえば
933 :
吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 01:28:31
リョサ? それを言うなら「ショりさ」だろ。
シラネーノ? 今は「ショりさ」→「リョサ」。
応援スレでも「リョサおやすみ」って書くだろ。フツー。
935 :
吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 22:14:52
>>921 ドリス・レッシングってまだ生きてたのか?
「黄金のノート」読みたいけどどこにもないんだよな。
最近いろんな大老亡くなっているので、功労賞的でもいいから、
生きている間にこの賞をあげてあげたい。
936 :
吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 23:48:15
>935
あげてあげたい・・・天ぶらの二度揚げか・・
>>1を全部読破した奴は名乗りでろ
937 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 11:27:23
フーコー・ドゥルーズ・デリダは候補に上がらなかったのかな
938 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 11:30:46
文学者というより哲学者に近いからな。
ノーベル文学賞も初期は哲学者・心理学者・歴史学者に与えていたが、
やめたという。
サルトルは文学者としての仕事に限定しても優れていたということだ
ろうな。まあ、辞退しちゃったから受賞していないことにかわりないが。
939 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 17:18:33
>>935びっくりまだご存命だよ。
だからこそ自分も・・・・と思うのです。政治的意図と関係無く。
原書[GOLDEN NOTEBOOK]はアマゾンで手に入るよ。
・・・だからこそ自分も・・・
メモメモ…
941 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 18:37:25
ピンチョン受賞したら受賞式出席するかな
942 :
吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 02:53:19
ベケットは授賞式雲隠れだった
944 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/31(水) 13:32:20
不適切
945 :
吾輩は名無しである:2006/05/31(水) 23:35:14
正直に言って、文学史上、大江は村上春樹の相手にすらならない。
大江は日本文化史の教科書に名前は残るだろうし、
被爆者達からの感謝は時を超えて地球の何処かで響き続けるだろう。
だが世界文学史上に名前が残るのは村上春樹。大江健三郎ではない。
大江は文学的才能がない。
下手くそだからこそあんなに多作だし、結局村上春樹の才能を見抜き得なかった。
下手くそには下手くそな評価しかできない。
ノーベル文学賞なぞなんの価値か。浮き世の風聞に過ぎぬ。
大江さんはもののあわれを知らぬ無粋であられる。
その作品が永久性を獲得することは決してないであろう。
946 :
吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 01:42:52
ノーベル賞の価値なんか第一回がプリュドムが受賞している時点で高が知れてる。
だからといって村上の名前が文学史上に残るわけはないがねw
むしろ一般的にはそれほど有名ではないが、文学史で歴史に残るに当てはまるのは谷崎。
947 :
吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 04:23:39
扱った内容にもよるよな>>ノーベル
ドストはノーベルって感じじゃないと思うし
そろそろライトノーベル賞が出てくる予感
948 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 02:33:48
ん、ドストは第一回の時点で死んでるから権利ないよ。
第一回で受賞確実といわれて逃したのはトルストイ。
理由はノーベルがトルストイ嫌いだったとかいろいろ言われている。
でも、ドストが生きてれば受賞しただろ。
ドストとがノーベル賞の作品傾向と合わなかったら、世のほとんどの作家は合わないぞ。
はるきち受賞演説予測
翻訳:
演説『走れ、歩くな』
さて皆さん今晩は。
ハルキムラカミです。
僕は人間が抱える闇のsideに興味を持ってそれをしこたま追求してきました。
今でも発展途上です──それは疑い様がない。だから今回みたいな突然の賞与には正直びびっていますw
まぁ名誉ある賞だということで今夜はここに立ちますが、
いずれにせよ明日からも街中で僕に声かけないでくださいね。僕、臆病だしw
タフな肉体を持つことなしに深い物語を書くことは難しい。
そのように考えて僕は自己流で体をシェイプアップしてきました。
こう老いぼれた今でもつづけています。
そして僕は闇のsideの魔力みたいなものに燦然と立ち向かっていくフォースが欲しい。
日本で起きたテロリズムであった地下鉄サリン事件や、
僕の育った神戸で起きた大きな地震は僕に魂の震撼をもたらした。
それはビッグテリブルであり、また姿勢の転換でした。少なくとも、ふぉーミー。
僕はこれから先の新しい世界(new world)に興味があります。
新しい時代(New age)、新しい世代(new ages)、新しい世界(new world)。
僕の作文はそういった理想の世界秩序を社会実験としてテストするプログラムであり、RPGなのです。
走れ!走りつづけよ。
これが僕の真理です。
それでは皆さん、ご清聴サンキュー。よい宵を。
[2006ねん某月、チューリッヒにて。翻訳=鈴木大介]
950 :
吾輩は名無しである:2006/06/03(土) 22:28:20
プリュドム受賞もあの当時の雰囲気を考えるとわからんでもない。
当時世界の詩壇はフランスが中心で、フランスでは高踏派と象徴派が勢力を二分。
前者の代表がプリュドムやA・フランス。
高踏派の廃った今となっては後者の代表のマラルメやヴァレリーに受賞させておいたほうが良かったかも
951 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 12:28:15
良かった
952 :
吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 01:11:23
隣の家の少女読み終わった。
精神が消滅しそうだ。吐いてくる
953 :
吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 20:54:34
ピューリッツァー賞の受賞者一覧ってどこかにありませんか?
954 :
吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 21:34:59
>>953 教育社データベース「ピュリッツアー賞」でも買え!!!
絶版だろうから古本屋にしかないだろうけどな。
全部門の受賞者が書いてあって実に便利。
隣の家の少女読み始めた。メグの裸の描写に勃起して、オナニーした。
読み終わった。まあ後引くものは別にないなあ。ただ、女の子は大切にするよ。
957 :
吾輩は名無しである:2006/07/05(水) 23:30:14
今年は地域的にイスラエルの作家にノーベル賞がいきそうな気がする。
ということで、今年は
A・B・イェホシュア、アモス・オズ、デイヴィッド・グロスマンの中から
出ると予想します。まあ、ノーベルの季節にはちと早い気がしますが。
958 :
吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 10:54:50
、
959 :
吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 17:11:24
俺の名前がなんで無いんだよ
960 :
吾輩は名無しである:2006/07/23(日) 02:53:16
ふくだかず8ってのはさ、本当のクズだよね
ちょっと前までは「・・であるからして島田雅彦は春樹より偉い」云々と言っておきながら
春樹が世界的に評価されだした途端「春樹がノーベル賞は当然」みたいなこと書いちゃって
あーやだやだ 白豚はいやだね
961 :
吾輩は名無しである:2006/07/24(月) 14:20:56
え?
962 :
吾輩は名無しである:2006/07/24(月) 17:48:19
963 :
吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 07:20:26
別に知りたくない
964 :
吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 07:22:21
>>957 イスラエル軍が国連を爆撃したからもう無いよ。
ククク……
国際平和活動への自称・自主的な貢献のため自衛隊派遣が効いて
今年ははるきち受賞でまず、打診
まちがいなしですかw
きもきもぽりてぃくすpriseガンバ
クッツェーがオーストラリア人になっていたことを今はじめて知った。
967 :
:吾輩は名無しである :2006/08/08(火) 11:43:44
中軸
968 :
吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 12:28:10
椎名誠にノーベル文学賞をあげたいと思うのだがどうでしょうか?
「さらば国分寺書店のオババ」あたり。
969 :
吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 12:43:52
新橋烏森口青春編は名作だと思うよ。
日本文学のギルガメッシュ叙事詩さ。
970 :
吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 17:30:05
>>964 これまでの流れから、逆にこういう状況だからこそ、イスラエルの作家
にノーベル賞がいくことがあるのでは?
971 :
吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 02:38:39
文学賞が哲学者や歴史学者に与えられなくなった理由・事情を知っている
人がいたら教えてください。
972 :
吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 00:23:19
ノーベル賞作家ギュンター・グラスがナチ親衛隊に所属していたことが判明。
素晴らしいことだ。尊敬に値する。
>>971 世の中の流れとしか答えられない。
それに正式に選考外とされたわけではないから、
ノミネートはされてもおかしくない。
975 :
吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 23:06:54
>>971 1953年のチャーチルの文学賞受賞が賞の定義を巡って大きな論争を
巻き起こし、その結果スウェーデンアカデミーは文学賞は純文学
に限るとの結論を下した。
〜柏倉康夫著「ノーベル文学賞」より抜粋〜
976 :
吾輩は名無しである:2006/08/31(木) 11:58:47
マフフーズが死んだな。そのスレから誘導されてきた。
名実ともに中東文学を代表する巨人。「渡り鳥と秋」しか読んでないけど。
ショインカが「アフロアフリカからも一人受賞者を」という要請の下に選ばれた
アフリカで誰も知らない「イギリス留学作家」なのとは対照的・・・
このスレには遠藤周作の名が余り挙がっていないようだが、海外では非常に
有名。個人的には大江よりも遠藤周作にノーベル賞を取って欲しかった。今
だに、大江作品のどこがいいのか分からん。大江のノーベル賞は、川端、谷
崎の次の世代である、安部、井伏、遠藤、大岡らを代表してもらったという
解釈が正しいように思う。
川端は新人発掘がうまいので有名だった。大江のことを「恐るべき才能の持
ち主」と形容したこともある。ただ、大江にはそういう才能がなかった。
>>945に、「結局村上春樹の才能を見抜き得なかった」とあるが、あながち、
アンチ大江の戯言ともいえない。数々のトンチンカン発言に現れているよう
に、批評感覚、同時代を見抜く目というのが非常に貧しい。
高校時代に国語の先生が、島尾敏雄はノーベル賞に値すると授業中しゃべって
いたのを覚えている。大学時代には、寺山修二ノーベル賞説を唱えていた人が
いることを知った。今思い返すと懐かしい。
9月の声を聞くとまた今年もやってきたなという気分になりますな。
>>977 遠藤の評価はこれから上がる一方だと思うね。
評価どうこうは置いておいても、遠藤は好きだなあ。
作品も良いけど、エッセイも秀逸。
あの人の根底には、「人間は愚かだ。けれどその愚かさが愛しい。」っていう無条件の愛がある。
だから読んでいて本当に心揺さぶられるんだ。