200文字で完結させる小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
51吾輩は名無しである
>>50です。

ああ、文字と改行が変になってる。
打ち直します。


ぼくを取り上げた産婆が、その瞬間に言ったことを今でも覚えている。
「この子はどうしようもない子に育つね」
母は、羊水に焼けているぼくの肌を撫でつつ、
「それでもいいんです。わたしのところに来てくれただけで」
と答えた。それを聞いて、ぼくははじめて泣いた。
それが産声だった。