◆◇◆翻訳文学総合スレッド◆◇◆

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1吾輩は名無しである
名訳・迷訳、文化的差異、翻訳理論、政治性、出版事情・・・
翻訳をめぐるさまざまな話題を扱いましょう。
2吾輩は名無しである:04/03/21 21:00
2get!
3吾輩は名無しである:04/03/21 21:26
同言語内翻訳については?
4吾輩は名無しである:04/03/23 19:24
ヤコブソンか・・・
5【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/23 19:37
渡辺利雄「『クレイジーな崖』ってどんな崖なのだろう」

カタカナ語の多用が気になった。・・・その「崖」を修飾する形容詞がcrazy。
それが村上訳ではそのまま「クレイジーな崖」とされている。
野崎訳では「あぶない崖」となっていて、これも芸がないと言えば芸がないが、
しかし日本語で「クレイジーな崖」とはどんな崖なのだろうか?
このcrazyという俗語の形容詞はさまざまな意味があって訳し分けるのはむずかしいが、
それをただ「クレイジーな」と訳したのでは翻訳の丸投げ方式と言われても仕方がないだろう。
それにしても「クレイジーな崖」ってどんな崖なのだろう。

 
6【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/23 19:51
>>5に同じ。

ホールデンは判で押したように「いきなり(all of a sudden)」と口走る。
・・・翻訳では単調さを避けるためか場面場面でその言葉を訳し分け、
読者には同じ言葉が使われていることが伝わってこない。
7【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/23 19:53
渡辺という人のこの意見はどうなのか?
ちょっと「ん?」と思ったので引いておきます。
8【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/25 21:06
この渡辺氏の意見に関し、思うことを書きます。

まず>>6で、原文で同じ言葉が使われている場合、
訳文でも同じ言葉を使わなければならないのかという点。
逆に日本語の小説を、英語に訳した例だが、漱石の『こころ』。
漱石のテクストには、次のような場面がある。

私は先生と一所に、郊外の植木屋の広い庭の奥で話した、あの躑躅の咲いている五月の初めを思い出した。
あの時帰り途に、先生が昂奮した語気で、私に物語った強い言葉を、再び耳の底で繰り返した。
それは強いばかりでなく、寧ろ凄い言葉であった。
けれども事実を知らない私には同時に徹底しない言葉でもあった。







9【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/25 21:20
>>8の続き。

これが英語(McClellan訳)では、こう訳されています。

Then I remembered our conversation in the tree nursery,
that day in early May when the azaleas were in bloom.
And I remembered his words spoken in agitation on our way back from there.
They had momentarily frightened me, but I, being ignorant of Sensei's past,
had not given them much thought since.



10【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/25 21:39
>>9の続き。原文ではまず、先生の言葉が「強い言葉」とされ、
次に「寧ろ凄い言葉であった」とされたあと、
更に「同時に徹底しない言葉であった」とされます。
ここで「言葉」は3回繰り返され、
また「〜言葉であった」という言い回しも、2回繰り返されています。
こうして、同じ事柄に繰り返しこだわり続ける感じが、
繰り返しのリズムからも、伝わってくることになります。
しかし英語では、ごく簡潔にまとめられてしまいます。この場合、
英語で同じように繰り返せば、リズム感が生まれるどころか、
逆に凄く稚拙な感じに響いて、あまり効果は期待できないと思われますので、
この処置は、仕方がないものだと感じられます。



11【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/25 21:43
あ…時間。このスレ、このまま落ちると勿体無い気がしたんで…
どなたか何とか、してくれませんか?
では。
12吾輩は名無しである:04/03/25 22:25
もしかしたら前スレ

良い翻訳家、悪い翻訳家
http://makimo.to/2ch/book_book/992/992803279.html
13吾輩は名無しである:04/03/26 02:05
柴田元幸はなぜ村上春樹とつるむのか?
14【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/26 21:09
翻訳論の本を挙げときます。

Contemporary Translation Theories
Edwin Gentzler
15【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/26 21:11
>>14の続き。

Post-Colonial Translation: Theory & Practice
Susan Bassnett, Harish Trivedi
16【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/26 21:12
>>15の続き。

Rethinking Translation: Discourse, Subjectivity, Ideology
Lawrence Venuti
17【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/26 21:19
>>16の続き。

Translation, Rewriting, and the Manipulation of Literary Fame
Andre Lefevre





18【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/26 21:20
>>17の続き。

Theories of Translation: An Anthology of Essays from Dryden to Derrida
Rainer Schulte, John Biguenet


19吾輩は名無しである:04/03/27 00:05
>>1

 じゃここの皆様といろいろ議論したスレッドのリンクなど。
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/movie/2592/1049541910/10-

 ここでやるのもいいんですが、この板、ユニコード書けないんです。

 外国語板なら書けるんですけどね。
20白石昇 ◆T9hpXq3U/6 :04/03/27 00:06
 しまったごめんなさい>>19はあたし。
21吾輩は名無しである:04/03/29 19:10
すみません。テクスト・サイトって何ですか?
どこかに説明はありませんか?
2221:04/03/29 19:11
>>19でつ
23【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/29 19:49
>>18の続き。

Difference in Translation
Joseph F. Graham

24吾輩は名無しである:04/03/29 22:18
>>9
矢部さん、お久しぶりです。
ひどい訳ですね。簡略化されているだけではなく、大幅に意訳していて
下手すると誤訳ともとれます。
 
 >しかし英語では、ごく簡潔にまとめられてしまいます。この場合、
 >英語で同じように繰り返せば、リズム感が生まれるどころか、
 >逆に凄く稚拙な感じに響いて、あまり効果は期待できないと思われますので、
 >この処置は、仕方がないものだと感じられます。

ということですが、英語でも忠実に訳そうと思えば訳すことができるはずです。
この訳には全く誠意が感じられない(というか技術の問題?)のですが、
なぜこの文を引用されたのですか?
25吾輩は名無しである:04/03/29 22:34
クレイジーな崖っていいね
詩的で。
想像する余地を残す村上春樹らしい訳だと思うよ。
26【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/29 22:36
とりあえず25いくと、脱兎落ちしないんでしたっけ?
前スレの愛読者だったんで、何とか残って欲しいです、このスレ。

あそこを引用したのは、訳者個人の態度、能力の問題とは別の、
構造的な要因が読み取れるのではないか、と思ったからです。
問題は忠実に訳した場合、原文におけるのと同じ効果が得られるか、
ということだと思いますが、この場合、なかなか微妙なところかもしれません。

>お久しぶりです。

けっこう最近はよく来てて、ここのほか、
  ・がんばって生きてる人って、見てると笑っちゃう
  ・ラカン派精神分析と文学 
  ・「私小説」って何ですか?
  ・ジョイスって面白い?
などに現れてます。今、ジョイス・スレに長文書いてて、時間になったので、落ちます。
27【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/03/29 22:39
>>26>>24へのレス。漱石の英訳の件。

>>25 かなり同感。渡辺氏の言う「丸投げ」ではなく、
いちおう、効果も計算されてるように感じました。
28白石昇 ◆T9hpXq3U/6 :04/03/31 22:26
>>21

 ほぼ一年前、ここ文学板でこのような↓
http://book.2ch.net/book/kako/1039/10398/1039889911.html
イベントなどがあったわけです。

 主旨とか目的とかよくわからなかったのですが、とりあえずネタ振られてるみ
たいなんであたしもボケてみたわけです。

 で、その残骸が一年経った今、わたくしの本の誤訳その他突っ込みスレッドと
して機能しているわけなのです。
29吾輩は名無しである:04/04/03 14:47
モンテクリスト伯を読んでみたいのですが、
岩波文庫版(訳・山内義雄)と岩波少年文庫版(訳・竹村猛)では
どちらがお薦めとかありますか?

主観に左右される部分が大きいのは承知の上で、
どなたか意見を聞かせていただけると嬉しいです。
30吾輩は名無しである:04/04/05 13:02
小笠原豊樹が最高の翻訳家
間違いない
一番大きな問題となるのは、生活必需品の描写が難しい。
畳の生活と床の生活。
またロシア文学には必ず登場するサモワールという食器
の描写など。
海外旅行などで多くの宮殿の内部を見た人には、想像に
は難くないものも多いが、そうした経験が少ない人には
難解かも。
本当はヨーロッパ文学理解のためにも、迎賓館などは
もっと一般公開すべし。
32吾輩は名無しである:04/07/26 21:38
デヴィッド・ハンドラー読んでる人いる?
訳に「マジで」って使ってあってちょと違和感。
今はいいかもしれないけれど、五年後、十年後に「マジで」っておかしくないかい?
33吾輩は代理である:04/07/26 21:56
>>32
「まじめ」の略の「まじ」は、随分古くからあった言葉。
「まじになる」など、日常的に使われていた。
最近の再流行で露出度が増し、
カタカナ表記されるようになっただけ。
34吾輩は名無しである:04/07/26 21:58
>33
w だれの代理でつか?
35吾輩は名無しである:04/07/26 22:01
>>32
随分古くっていつくらいから?
36吾輩は名無しである:04/07/26 22:04
>>34
さっき代理でユリシーズスレ立ててくれた人だよ
37吾輩は名無しである:04/07/26 23:00
>>33
古い「まじ」は真面目な、の意味でしょう?
現在の「マジで」は「本当に」「真剣に」に意味合いが強く
ニュアンスが違うと思われ。最近の新語として別扱いの辞書もあります。

>>35
用例「お梅はしじうまじで居る」「気の毒そふなかほ付にてまじになり」
(江戸時代の洒落本『にやんの事だ』より)
洒落本だから、明和〜天明期(1764〜1789)頃に江戸で日常語だったと思われ。
38吾輩は名無しである:04/09/26 08:10:28
(・ε・) ニフニフ http://ruku.qp.tc/dat2ch/0405/12/1082683634.html ヲチスレを読むための予備知識。(三部作まとめ保存版)

Fhonyaku(通称 Nif、ニフ)は英語翻訳者の掲示板。以下の4人(自称「テクノラート」集団)が中心に運営しています。
● B、愛称=禿げ、抜海、自慢好きのタコ社長
● S、愛称=お局様、ヒス女、フェミ女、(楊貴妃?)
● 小野仙内(HN)、愛称=小○仙○、汚染ちゃん
● ネコ、愛称=ネコ糞、検索男、幹部の威を借るJoe Pesci [452]このサイトの管理人さん、出番とちゃいますか?

一見、民主的に開かれているような印象を与えるため、この掲示板には気軽に迷い込む人がいます。
日英バイリンガルの「ST初心者」も間違って入ってしまいました。

ちなみに、英語・翻訳の知識・能力は:
ST >> Tan >>>>>> S >>> B=平凡な翻訳者 >>>> ネコ、O=素人

自分より英語ができる人間は許さないS,Bは即座に STに嫌がらせを始めます。
S,B(ネコ)は、慇懃無礼な嫌がらせを、徐々に強めるのが巧妙です。

「■翻訳者の無駄話■」スレッド では、イジメられて STがうろたえるさまを、楽しくヲチしていました。
Oは以下の発言で、ついにSTを罠にかけることに成功します。

> ところで、中3の娘の英語の教科書に、
> We can contact each other either by e-mail or the Internet.
> という文があるんですが、これ、わたし絶句してしまいまして(^^;)
> 訳せなかったんですよ。このthe Internetは果たしてなにを指しているのでしょう。

この質問に、うっかりと答えてしまったSTに「テクノラート」集団の4人が嫌がらせの集中砲火を浴びせます。

T=Tanyaも初めはSTに加勢していましたが、かえって事態を悪化させて、卑屈に謝罪をはじめます。

第二部 http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/english/1062055943/176 ヲチスレでのハイライト

第三部 http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/english/1062055943/178 (補足)サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ
39吾輩は名無しである:04/10/12 13:37:59
この英語なら山形と似たようなもんか? こんな痛い英語を書いてる人間でも英>日の翻訳ならマトモに出来てるらしいのだから翻訳って面白い
http://www.ltokyo.com/yanasita/index-e.html
2 Who is Garth Yanashita ?
Garth Yanashita is one of the multi personality of Kiichiro Yanashita (There's another split personality called Morihiko Magari). The name is deprived from the famous duo Wayne Cambell and Garth Argar of the movie Wayne's World.
Every Garth has his Wayne and Garth Yanashita has Wayne Machiyama. Wayne Machiyama's real name is Tomohiro Machiyama and he's doing the magazine editor at YOSENSHA.
When Wayne and Garth come together they'll make the other more stupid, and they become the super stupid film critic,Fabulous Barker Boys. Their film review can read in the theatrical booklet for the 007:Casino Royale and so on.

3 What Kiichiro Yanashita thinks ?

柳瀬とか柴田など一流とされている英>日の翻訳者でも、英文を書かせたら、この程度でしょ。
村上春樹は少しはマトモが英語が書けるのか?
この程度の英文しか書けない人間には、英語を読む方も細かいニュアンスが解らないのだろう。
40吾輩は名無しである:04/10/18 05:37:56
柴田元幸<<「Gravity's Rainbow」も読んでないのに(2002年時)「アメリカ文学者」を名乗ってる柴田元幸は普通の人間とは別格の偉さなのだろう

Vonnegut は易しいから好き。
Pynchon は難しいから読まない。
映画は聞き取れないから見ない。 ・ ・ ・ ということでは?

188 「映画は見ない」発言は東大の「表象文化系」に対する反発があるのでは。よくわからないけど。

「フィラデルフィア」は良い映画だった。4回くらい見た。
こういう現代的な話題は軽視して、カビが生えたような 「若き Holden Caulfieldの悩み」 には興味があるという事か。
41吾輩は名無しである:04/11/08 02:28:14
(・ε・) ニフニフ http://ruku.qp.tc/dat2ch/0405/12/1082683634.html ヲチスレを読むための予備知識。(三部作まとめ保存版)

Fhonyaku(通称 Nif、ニフ)は英語翻訳者の掲示板。以下の4人(自称「テクノクラート」集団)が中心に運営しています。
● B、愛称=禿げ、抜海、自慢好きのタコ社長
● S、愛称=お局様、ヒス女、フェミ女、(楊貴妃?)
● 小野仙内(HN)、愛称=小○仙○、汚染ちゃん
● ネコ、愛称=ネコ糞、検索男、幹部の威を借るJoe Pesci [452]このサイトの管理人さん、出番とちゃいますか?

一見、民主的に開かれているような印象を与えるため、この掲示板には気軽に迷い込む人がいます。
日英バイリンガルの「ST初心者」も間違って入ってしまいました。

ちなみに、英語・翻訳の知識・能力は:
ST >> Tan >>>>>> S >>> B=平凡な翻訳者 >>>> ネコ、O=素人

自分より英語ができる人間は許さないS,Bは即座に STに嫌がらせを始めます。
S,B(ネコ)は、慇懃無礼な嫌がらせを、徐々に強めるのが巧妙です。

「■翻訳者の無駄話■」スレッド では、イジメられて STがうろたえるさまを、楽しくヲチしていました。
Oは以下の発言で、ついにSTを罠にかけることに成功します。

> ところで、中3の娘の英語の教科書に、
> We can contact each other either by e-mail or the Internet.
> という文があるんですが、これ、わたし絶句してしまいまして(^^;)
> 訳せなかったんですよ。このthe Internetは果たしてなにを指しているのでしょう。

この質問に、うっかりと答えてしまったSTに「テクノクラート」集団の4人が嫌がらせの集中砲火を浴びせます。

T=Tanyaも初めはSTに加勢していましたが、かえって事態を悪化させて、卑屈に謝罪をはじめます。

第二部 http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/english/1062055943/176 ヲチスレでのハイライト

第三部 http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/english/1062055943/178 (補足)サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ
42吾輩は名無しである:04/11/16 16:28:54
ほしゅ
43白石昇 ◆qQTNJoOiQQ :04/11/17 12:46:27
 すみません皆様に質問なのです。

カール・ギェレルプ (Gjellerup, Karl Adolph) 1857-1919

の作品って日本語で読めますか? 現代、っていうより近代かもしれませんが。
44吾輩は名無しである:04/11/17 22:47:47
>>43
『ノーベル賞文学全集. 3』 (主婦の友社 1972年)に
ギェレルプの「ナクローネ・その他の物語(林穣二訳)」が収録されています。
45白石昇 ◆qQTNJoOiQQ :04/11/18 19:46:29
>>44
 ありがとうございます。やっぱり絶版ですかえーん。

 しようがないから日本語以外でゲットする方向で行きますです。

 それでは。重ねてありがとうございました。
46吾輩は名無しである:04/12/05 09:20:04
hoshu
47吾輩は名無しである:04/12/09 20:26:45
保守
48【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/12/17 00:40:15
>>29
ずっと疑問に思ってたのですが、モンテクリスト伯は日本で、なぜこんなに評判なのでしょうか。
どういう経緯で人気が高まったのか、とか。
というのも、昔、ある人から物凄い勢いで勧められて読んだのですが、
いまいちピンとこなかったので。岩波文庫だったと思いますが。
49吾輩は名無しである:04/12/19 13:25:10
>48
モンテクリスト伯の人気が日本だけのものというわけでは
ないと思うのですが。

50吾輩は名無しである:05/02/24 21:29:39
「百年の誤読」ってどうなんすか?
51吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 14:37:39
y
52白石昇 ◆qQTNJoOiQQ :2005/04/22(金) 11:40:23
>>39
 そうそう、違うの。あとね、読む、と、訳す、ってのも厳密には同じじゃない
のよ。別の能力が存在するの。

 ちゃんと読む、と、ちゃんと訳す、と、ちゃんとした訳文を書く、ってのは個
人によってバラバラですしね能力が。客観的な判断をなされたりしなきゃならな
いときもあるし。
53吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 15:12:28
だれか、有名な外国の小説で、複数の翻訳があるものについて、
訳者の経歴やその訳の特徴、なんかをまとめてくれると嬉しいんだが。

あるいは、単なる好みでもいいので、
○○は岩波文庫より新潮文庫の方がいい!
とかいうのを、どんどん書き込んで欲しいな。
54白石昇 ◆qQTNJoOiQQ :2005/04/29(金) 16:00:10
>>53
 これ↓じゃダメなの?

『罪と罰』読むならどっち?岩波VS新潮
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1034255930/
55吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 16:24:39
>>54

サンクス。
でも、『罪と罰』だけじゃなくて、
他のも情報欲しい。

たちまち知りたいのは、ヘッセとアガサ・クリスティー。
56吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 12:51:29
飯島 淳秀 って評価どうなの?O・ヘンリーとか好きなんだが
57吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 20:00:51
ついに青山南が全国区に!喜べ皆の衆!

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050602-0004.html
58吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 20:10:35
おまい・・
59吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 11:03:22
どっちの訳で読んだ(おすすめ)?
という内容のスレッドを立ててもよろしいでしょうか?
もちろん翻訳者ランキングを作ろうという方向ではなく。
パール・バックの「大地」は新潮訳の方がいささか表現は古めだけど、
でも読めないほどではないし、農民の老父のセリフなどになかなか味があるので、
自分は新潮を選びました、岩波で読んだ方いらっしゃったら感想お願いします。
とか、そういう書き込みがたくさん集まるといいかな、と思います。

長々と失礼。
60吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 11:04:05
 
61吾輩は名無しである:2005/06/27(月) 17:05:01
「大地」私も新潮で読んだなー
62吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 04:38:09
63吾輩は名無しである:2005/09/03(土) 02:55:26
柳瀬先生最高
64吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 23:07:51
前々から感じていたが柳瀬さんは釣りをしているのか
65吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 01:06:16
春樹の翻訳ものが新書サイズの廉価版で出るようです。

ソースは村上モトクラシ

カーヴァー全集で半分くらい持ってるのにな。複雑だ(´・ω・`)
66吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 08:11:01
いつも誤訳してる馬鹿な奴(町山智浩)が、意味不明の訳文を提出してきたから、「また誤訳かな?」 と思ったら、やっぱりそうだった。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20041015 > マット・ストーン  僕らは俳優たちがテレビのニュース番組に出るのを追っかけて観た(ボールドウィンはCNNの政治討論番組『クロスファイア』に出演した)。

「追っかけて観た」って、テレビで見るのに追っかける必要は無いから、
「俳優たちがテレビのニュース番組に出るのを追求してテレビ視聴した」というのが町山の解釈か?

ちなみに原文は: We really went after actors who'd gone on news programs.

この原文の意味わかりますか? (ヒント:町山のは完全な誤訳)

リンク先にある町山の翻訳はシロートらしい悪訳だけど、前後の部分で完全に誤訳してるのは問題の一文だけだから、文脈を見れば正解がわかるはず。
67吾輩は名無しである