1 :
吾輩は名無しである :
04/03/12 01:42 『阿修羅ガール』それは春樹の模倣なのか? 他の作品はどうよ。
2 :
吾輩は名無しである :04/03/12 01:47
噂の真相の休刊号で、若い時の写真が出ていたぞ。 今はけっこう太っているらしい。
3 :
吾輩は名無しである :04/03/12 01:52
>>2 ほんとか?
うそ臭い雑誌だなw
で、その雑誌ではどんな椰子だったの?
4 :
吾輩は名無しである :04/03/12 02:31
>>3 学生服を着て集団でうつっている写真で、ぼやけているのでよく見えない。
ただ、ブサイクではなかった。
5 :
吾輩は名無しである :04/03/12 23:59
誰か、福井の野村くんのフルネームを教えれ!
6 :
今はけっこう太っている舞城王太郎 :04/03/13 00:09
なんか盛り上がらないな。かくいう俺も読んでない。 とはいってもまったく読んでいないわけではない。 つまりどういうことかというと、読んだの、最初の2pくらい。 で、おもっちゃたんだなぁ。 あー、ちんこがちっちゃこいちっちゃこいってそういう話なんだろうなぁ。 でも、評価高いらしいし最後まで読もうと試みたわけなのだが、 いやでもなぁ、結局ちんこのはなしなんだろうなぁということで、よんでない。 つまり、俺がなにをいいたいのかというと、俺はちょっとしか読んでいないよと、 読んだ人は語れと、そういうこと。 でも語って貰ってもやっぱりちんこのはなしなんだろうなぁ。
ちんこのはなしって何でしょうか? ききたくないけど一応きいてみた
模倣ねぇ…まぁそこから個性をのばすきっかけには してるけどね。 こいつが『煙と土と食い物』で出てきたとき、 ちゃんとトム・ジョーンズの「蚊」が参照元だと 言い当てた批評家っていた? ファウストで舞城がトム・ジョーンズ訳して初めて 気づいた奴もいそうだよな。情けない。
10 :
吾輩は名無しである :04/03/13 16:25
女子高生のモノローグは最初面白いだけで、途中からは読むのが キツかったね。あちら側とこちら側って、村上がいつも使っている構図だし、 異界に踏み込んで戻ってくるっていうのもなあ(児童文学っぽい気もするが)。 過去の村上作品から抜き出したようなフレーズもいくつかあったし、 森とかその他のモチーフも未消化なような気がするん。 舞ちゃんは、もうちょっとがんばらないとダメじゃない? 村上の影響から抜け出していない感は強いね。
11 :
吾輩は名無しである :04/03/13 16:48
>>9 まあ、そのことにいちはやく気づいたixionが一番すごいけどな。
ミステリわからんのでそっち方向はなんとも言えんが 阿修羅ガールはタダでさえ自分語りの多い一人称なのに 死後の世界だのヘンチクリンな森の話だのラストの主人公の解釈だの 深層心理とか何度も説明しすぎでクドイ。 春樹のようにさらっとうまく説明してるわけでもないし。
自分語り以外の作品なんか読みたくない。
阿修羅ガールしか読んでないけど、べつにこれでいいんじゃないかと思った。 もうこれでいいのかな、とか… 保坂和志が最近の高橋源一郎なんかもちあげつつ語ってるけど 今小説を書くこと、例えばドストエフスキーを前にしてどういう仕方で書けばいいか って事にこの人は対峙してるかも知れない(意識してるかしてないかは別だけど)。 だから文字が急にデカくなろうが、「愛は祈りだ」だろうが仕方ない… もうこれでいいんだ、とりあえず作品の質のことは隣に置いておきたい…。 どっかのサイトにも書かれてたけど細部が弱すぎるっていうことは重大な欠陥だし 過剰さがほとんど足りてない、こういうのを過剰とは呼ばない(「過激」かな?…) けど、とにかくおれは舞城を消極的にかつ気分的に全肯定していきたい!!!!!!!
舞城って別に新しくないと思うけど… どこがいいの? どこが過激(過剰)なのか教えてくれ。普通に退屈だったのだが。
16 :
吾輩は名無しである :04/03/14 18:15
>>9 >こいつが『煙と土と食い物』で出てきたとき、
>ちゃんとトム・ジョーンズの「蚊」が参照元だと
>言い当てた批評家っていた?
それを指摘することに何の意味があるの?
ガキじゃあるまいし批評家がいちいちそんなことを指摘して
得意がるわけないじゃん。くだらない自作自演で自画自賛するのは
やめましょう。
>>9 =
>>11
舞城ってなんで文芸誌に書くようになったのかな? 『煙と土と食い物』で出てきたとき、って どこで騒がれてた?
>>16 だーかーらー、「新しい」とか言って賞賛するぐらいなら、
それこそ「新しさ」を証明すべきなのに、雰囲気だけで
「舞城村」とか言ってた馬鹿批評家は「情けない」ってこと。
「マザファッカー」や「総合病院のER」、突然の別エピソード
の挿入や文学作品の引用など、トム・ジョーンズの特徴を
備えていたし、春樹に関しては周知の通り。アニメなどの
影響も確かにある。で、そういう模倣や影響を認めたうえで、
「新しい」とか「世界が舞城村になる」の根拠を提出するべき。
また逆に、舞城に関しては「参照項」だの「模倣」だの言って
けなす奴もいるが、そんなものも意味がない。そこから
はみ出た魅力があるんだったら、それを認めればいいし、
そうじゃないんなら「別に新しくもないし面白くない」と
言えばいい。二次創作だから文学じゃない、とか言うのは
馬鹿げている。
あと、当然だけど自作自演じゃないから。
…って言っても、11を書いた奴が皮肉っぽく俺を貶してる
ってことさえ読めないようなら、分からんのだろうが^^;
>>18 で幾四音は舞城どう思います?
俺阿修羅なんて全然面白いと思わないんだけど…ドストとか引用とか言いたいことわかるけど
リアリティなさすぎだしクドイしヘンに意図がミエミエ(っぽい)で読んでて白けるし
どこが良いのかサッパリわからんのですが。
>>19 文学作品の唐突な引用ってのは、トム・ジョーンズのように思想的な背景
(彼はショーペンハウアーから「生の哲学」的なものを掴み出している)がある
ならいいけど、単に文体の意匠/衣装として利用するだけでは「目新しさ」も
まもなく薄れてしまう。
他のところにちょこっと書いた舞城評みたいなもの:
>が、最近の舞城がツマランと思うのは、目配せをしすぎなのだ。「なぜ人を
>殺してはいけないのか」「なぜ愛することができないのか」「なぜ生きているのは
>辛いのか」というような世間一般もしくは思春期少年少女様たちの疑問をちょっと
>取り入れて書いてみましょうもちろん「批評家」さんたちにも読んでもらいます
>いやぁでもストレートにこういう問題扱うのも気恥ずかしいしちょっとエヴァとか
>同人とかあぁでも村上春樹とかももちろんアプリケーションとして使いますよ
>どうでしょう。
>八方美人過ぎ。
俺は奈津川家ものは好きなんだ。「どたばたいいかげんアクションもの」として。
ただ、『阿修羅ガール』は面白くないし、短編で「w」ぐらいならまだいいが、
長いものは「いろいろやっているけど面白くない」という感想になってしまう。
19は、『阿修羅ガール』以外は読んだ?
>>18 『煙と土と食い物』がトムジョーンズやアニメや春樹の影響を元に
書かれているとして、それが作品の質と何の関係があるの?
誰だって誰かから何らかの影響を受けてるに決まってるじゃん。
無粋だからあえて指摘しないんだよ。
>雰囲気だけで 「舞城村」とか言ってた馬鹿批評家
そんな批評家はいません。
>あと、当然だけど自作自演じゃないから。
言うまでもないことだが、そんな事ぐらいわかってるよ。わかってて
あえて言ってみただけ。
そういう陰険なのはやめてくれ 見てて気分悪い (これも自演ていわれるかな?…)
だから、作品の「新しさ」について論じる際の問題点として、
先行するものとの影響関係は当然考えなきゃいけないの、
あんたみたいな「粋」とか「無粋」を振りかざす人はどーだか
しらんけど。「質」の論議じゃなくて「新しさ」に関して、ね。
>そんな批評家はいません。
「みんなが舞城王太郎を開くと、わかるんですよ。もう圧倒的」
「なぜか全員村から出てきて集会場になっている。もう舞城村」
出典は自分で探してみな。まぁこいつらが「批評家」かどうか
怪しいもんだが^^;
>>14 >保坂和志が最近の高橋源一郎なんかもちあげつつ語ってるけど
て、どんなこと語ってました?
あ、名前抜けた。↑俺です。
25 :
吾輩は名無しである :04/03/14 23:48
>>23 東浩紀と全く同じことを言っててびびった。
ixionが東だったらさらにびびる。
ん? 舞城って東一派だよね? 最近新潮がご執心なんだっけ?
>>23 ちょっと書き方悪かったです
保坂が舞城に言及してるのはみたことない
ところで舞城の文学論みたいなの読みました?
僕は読んでませんけど、
「文学という学問はない」とかだったかな…
舞城=偽悪ぶってる優等生?
>>28 そこまでは普通に見透かされてるので、
偽悪ぶってる優等生ぶってる普通の人だろう。
>>23 『煙と土と食い物』がトムジョーンズを参照元にしていて、それが「新しさ」を
論じる際の重要な問題だという事をあんたが主張したいのはわかったが、
参照元を得意気に指摘して、それに気づかなかった批評家を「情けない」
「馬鹿批評家」と罵ったところで、結局、屈折した文学オタクのオナニー以上
のものは何も感じられない。
あんたが2ちゃんで吠えることしかできない「馬鹿批評家」以下の
文学オタクだということはよくわかったよ。
その通りです… (´・ω・`)ショボーン なーんて^^ 俺は「文学オタク」ですよ、胸張って言えます。 内輪で「新しい」「すげぇ」と盛り上がって、説明のひとつ もできない批評家どもを貶すことが「オナニー」なら、俺は 何度でも公開オナニーします、喜んで。 …と、どうでもいいことは(つ´∀`)つ、 トム・ジョーンズの翻訳ですが、結構よくやってますよ。 Sone of a bitch, there's a cold snap and I do this number where I leave all the faucets running because my house, and most houses out here on the West Coast, aren't "real" クソったれのボケってなもんだ。急な寒波がやってきたから 俺はおらーっと水道を流しっぱなしにする。俺のウチは、 ウェストコーストのここら辺の大体のウチと同じように、 「本物」じゃないからだ。(舞城訳 「ファウストvol.2」より) トム・ジョーンズはカーヴァー以降の停滞気味アメリカ文学 で、結構独特の「声」を響かせている作家なので、それを 翻訳する舞城も彼なりの「声」を響かせようとしている。 (「おらーっと」とか「ウチ」とか、見た目の工夫は当然として) で、たぶんそういったところを源一郎は「新しい」と評価してる んだろうが、彼の「新しい」って評価は最近あやふやになって いるのでどうかしらん。
>ところで舞城の文学論みたいなの読みました? >僕は読んでませんけど、 >「文学という学問はない」とかだったかな… イクシオンじゃないですけど読みました コンペしろだの文学の作家は書く量が足らないだの言ってましたが 量産しすぎてどうもずさん、というのが舞城に対する印象です 変な長さもミステリ出身だから? それでも読んじゃうんですけど
関係なくて恐縮だが、ixionは自分で小説書こうと思った事はないの?
34 :
吾輩は名無しである :04/03/15 23:49
僕は、舞城は清涼院に多大な影響をうけた青年だと思うのです。 それ以上でもない。評論家が勝手に海外の作家持ち出してきて騒いでいるわけです。 ラノベを知らない世代が、新しい!と感じて、舞城に驚異をおぼえ、どんどん登り上がってゆくさまは、見ていておかしさを覚える。
舞城、虫も殺さなさそうな顔してるよ。 文学論をちゃんと語るのは、最近の作家としては「珍しい」けど、 それも「文学の外から見た視点」なんだよな。具体的にはラノベ視点。 舞城はただのラノベ作家でしょ。 本人は自覚してて、その上でどうやって引っ掻き回せるか考えてるように思う。
ライトノベルかどうかしらないけどこの人は「アニメ的な想像力」で書いてるんだろうか?
>>34 まったく同感。
一読して古いなーって思ったもん。
米文学を云々いわれても分からんけどね。
まだ、維新の方が好き。
金原より綿矢のほうがいいのとなんか相似形。
最近の舞城、マンネリじゃない? はじめから言われてることではあるが町田康的マンネリズム (文体、リズムで誤魔化してしまう?)に陥っているような気がする。。
舞城ってラノベなのか? どっからどう見てもミステリだと思うが。 ラノベって表紙に漫画が書いてあって馬鹿でも読める薄さで 剣とか魔法とか学園とか世界とか組織が出てくる奴だろ。 大塚風に言えば、漫画やアニメの影響を受けた記号的な想像力から発生した文学だろ。 文体の問題が出てくる時点でラノベではありえないと思うが。
ライトノベルっていうより なんかライトノベル好きそうな人が書いた小説、ってかんじがする
メフィスト系作家? なんかよくわからんが みんなこういう傾向なの? 東や源一郎が褒めてるから佐藤なんちゃらってのを読もうとしたのだが 表紙がキモアニメだったのでどうしても買うことができんかった。
>>34 >>37 「新しい」って騒いでるのは、まぁ一部の「文学」(なの?)関係の
人たちでしょ。海外の作家うんぬんは単に影響関係の話。
あと、ラノベ的に「古い」ってのは、逆にミステリや文学的な構成
や言葉遣い、あるいは(そんなものがあるとして)感性から、
勝手に「古い」としているんでしょ。
で、こういうところが舞城の「八方美人」なところなわけで。
…つーか維新と舞城くらべたら、そりゃ維新のほうがラノベの
フォーマットに則ってるから、ラノベ好きは維新>舞城に
なるんじゃないの?
ラノベの「アイテム集め」できるしね、維新なら。
いや実のところそんなこともどうでもよくて、 舞城は奈津川ものを書いてくれ 舞城は知ってるけどトム・ジョーンズ知らないやつは読んでくれ と、俺はこれだけ言いたい。別にいいんだけど。 あと、維新『ネコソギラジカル』は出るのか。
>>41 >表紙がキモアニメ
佐藤友哉と西尾維新を間違えてないか?
メフィスト系(?)だったら殊能将之とかはどう? 「鏡の中は日曜日」とか良かった。
舞城ってすごいコンプレックスがありそう。
>>44 なんか水没ピアノとか書いてる人のデビュー作。
妹?のレイプビデオがどうこうとかだっけ?
読んでないので知らんが。
あれを買う勇気が無い。
フリクリっていうアニメ見たんだけど舞城はああいうことが やりたいのかなと思った 他に見た人いる?
49 :
フリクリフニクラ :04/03/21 14:13
まあ、そういう要素も入ってるよね。 部分的に。 舞城氏は長く書かない方がいいのではないかと思いました。
『暗闇の中で子供』読んだ おおすげえ面白い!煙と土より面白い! と思ってたら最後あれれれれ 奈津川シリーズに関してはメタの方向に行かないでほしかった。
>>47 フリッカー式?
表紙は女の人の口元のアップで別にアニメっぽくはないけど
>>52 フリッカー式、重版分からは新装版になってる。
水没ピアノとクリスマス・テロルの表紙絵を描いた人と同じ人の絵。
自分は新装版のが好きだ。
54 :
吾輩は名無しである :04/03/25 16:31
舞城さんの九十九十九読んだんですけど、途中から意味不明…。そこが好きなんですけど(笑)
54さんってなんかすっごく頭悪そうなんですけど(笑)
(笑)ってすごくかっこいいんですけど(笑)
あなたたちって人のこと笑えるのかしら(笑)
「パッキャラ魔道」(群像5月号) 相変わらずダブダブのパンツのような舞城の作品であり、 「はきやすい!!」「だらしない!!」「スラウチ!!」などという反応を 周囲からひきだしそうなもの。デッドコースターばりの事故 のPTSDをそれぞれに抱える家族、の崩壊とか子供の暴力 とか優しさとかうぜーんだよとかそんなん詰め込みました。 舞城らしい状況とキャラ先行のsit-com凝縮版みたいな 作品だが、最後の四行は好きだパオパオパ。 あと「前衛」どうこう言ってる馬鹿は死んでくれ。
59 :
吾輩は名無しである :04/04/16 01:21
陣野俊史のバカ氏ねage
60 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/04/16 02:32
僕が初めて読んだ作品は『鼻クソごはん』です。
「九十九十九」って「エレファントマン」が「マルホランドドライブ」してたな。
阿修羅はそこそこ読めましたが、似たような主人公が出てくる中編 ピコーン!のほうがよくできてたかと。 それにしても、そんなに量産しなくていいのに。 語り口がとか、リズムがとしきりにいわれているみたいですけど、 町田にある詩的なテンションがこの人の文章には欠けていると思う。
舞城はむしろ講談や落語に近いかも。
今回の拉致事件みてて 普段ネットしかやってない馬鹿は「自作自演」とかいう考えを本当なんだと思い込んでいる という事がわかった
当初は政府側にも自作自演じゃないかという意見ががあったんだよ
舞城ってあんまりプロフィール明かしてないの? 私いま調布に住んでるんだけど、この人もそうなのかな。 阿修羅ガールでいきなり「たづくり」がでてきてうけた。 調布市民以外なんのことかわからないと思うんだけど。
67 :
吾輩は名無しである :04/05/04 23:10
今庄王太郎
68 :
吾輩は名無しである :04/05/08 15:01
阿修羅 今読み終わったけど、よく分かんなかった…。 で、「たづくり」って何なの?
最近は出版業界での舞城バブルも一息ついたようで、なによりです。
>>68 たづくりは調布の文化会館だよ。市役所に隣接されてるの。
調布駅のすぐ近くだよ。
阿修羅ガール、なんか春樹っぽいと思った。
うんこぱーん
73 :
吾輩は名無しである :04/05/11 02:41
俺が舞城について思うのはただ 自覚 ということ 世界とか愛とかし対する恥ずかしいまでの肯定と それらに対する覚めきった否定 まあどちらも村上レベルではあるわけだが 覚めきり方は村上より上で恥ずかしさも村上より上 (誉めてるわけではない) でもそれは全部舞城の自覚の中にあるから 舞城をけなした批評も誉めた批評も 何故か舞城を超えられないしくみになっている 自覚的な幼児退行を一種の 賭けと認めるならこいつが 三島賞をとったのは妥当だと思う
74 :
吾輩は名無しである :04/05/11 03:04
>>当初は政府側にも自作自演じゃないかという意見ががあったんだよ 政府の同じレベルなんだよ。実際、ネットで(まあ2ちゃんだろうけど) 出回ったデマにだまされたらしいし。ほんと馬鹿。
75 :
【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/05/11 04:04
「矢を止める五羽の梔鳥」(新潮6月号)読了
まず「現実」モードで初めて、それから「夢」の場面を入れて、
そのあとは「現実」じたいをも「夢」モードで語る、という構成を通して、
実際にはとんでもないことも、何でもないことのように流していく、
時間と空間の無化、という方法の生成過程を、自己言及的に開示した作品か。
この「実際にはとんでもないことも、何でもないことのように流していく」という方法は、
陣野の言う「前衛」どころか、現代文学の「保守本流」じゃないか?という気がする(
>>42 )。
現代文学では、例えばさりげない日常描写でも、この方法が使われる場合が多いですね。
76 :
【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/05/11 04:05
>>18 >「参照項」だの「模倣」だの言ってけなす奴もいる
>二次創作だから文学じゃない、とか言う
大塚英志「文学自動製作機械―舞城王太郎を一例として―」(群像2003年9月号)ですね。
>>23 >「みんなが舞城王太郎を開くと、わかるんですよ。もう圧倒的」
>「なぜか全員村から出てきて集会場になっている。もう舞城村」
陣野俊史・永江朗・田中和生「座談会・僕らにとって批評は必要だ」(群像2003年8月号)ですね。
あと
>>14 のは、保坂や高橋が直接、舞城を語ったという意味ではなく、
保坂が高橋に関し言ってることは、舞城にもあてはまるという意味に読めますが、
保坂や高橋が直接、舞城に言及した文章もあるのかな?あれば読みたいです。
>>27 愛媛川十三名義の「いいからみんな・・・」(『群像』2003年12月)ですね。
>>58-59 陣野俊史「文学の『前衛』のために」(群像5月号)ですね。
ライトノベルのことはよくわかりませんが、先にも書いた通り、「文学」として見ても、
陣野の言う「前衛」どころか、現代文学の「保守本流」じゃないか?という気がする(
>>42 )。
舞城くんって、ギャル男っぽいんですか?
>>76 高橋は朝日の書評で「九十九十九」を取り上げたことがある。
もっとも、中身についてはほとんど触れてないが。
純文方面での作品について触れたことがあるかは知らん。
79 :
吾輩は名無しである :04/05/17 02:42
純文学の未来、に自覚的な良い作家だと思うけど、以外に評価低いねえ。
80 :
吾輩は名無しである :04/05/17 05:08
↑とか、「前衛のために舞城論」書いていたやつとか、 あえて周りを見ないようにしてるのか? 福田によるイチオシ、各雑誌の月評での毎回絶賛、三島賞ゲット もう名声は上昇しっぱなしだよ。なのにこれだけじゃ不当だ不当だとほざく。 舞城のめざしてる位置、パフォーマンスぶりからして、多数から称賛されることはまずいもんね。だからわざとそうやって文学側からは無視されてるように扱う。
イクシオンさん、矢部さん、
>>14 さん、>73さん、参考になったよ。乙。
あと>80さんに同意。
えっと、新潮6月号の「矢を止める五羽の梔鳥」ですが、
これはとても芸のある短篇だな、と思った。
言葉とマニエリスティックに戯れるパズルゲームだな、と。
タイトルもオチもなかなか効いている。
「吾唯足るを知る」ー「口」。そして、木・火・土。
保坂が新潮の短編で 最近一人称で語る作品が多いけどそういうのは ある「法」に従ってるだけのものでつまらない(うろ覚え)みたいなこと 書いてあったけどあれ舞城のことかな?
あんまり一人称の小説ばかり出てくると保坂の存在価値が下がるからな。
いや、「一人称」だけじゃなくて 一人称でだらだら語る、みたいな言い方で(うろ覚え)いかにも 舞城を指してるっぽかったから でも勘違いかも
だったらますます保坂の存在価値が下がるじゃないか。 「だらだら語る」ところに保坂の小説の根幹があるんだから。
春樹→舞城←保坂
だらだらじゃなくてするするだったかな もう覚えてない
語りに淀みがないことを指摘したんじゃないかね
一人称でしか書けない舞城さん。
現代詩手帖別冊 高橋源一郎 にマイジョーの名前がでてくるよん
92 :
吾輩は名無しである :04/06/13 00:37
イマジョー
93 :
弧高の鬼才 ◆auSqARo302 :04/06/13 00:46
まいしろたまたろうは ダサい。
94 :
クサリムナゲ :04/06/13 22:38
今更ながら『阿修羅ガール』を読んだ。 ビール飲みながらサクッと わたしは、『阿修羅ガール』良いと思いました 途中、森の話とかはいらないとは思うし ミステリー仕立ても、薄っぺらいとは思うけど 期待が持てる 過去の作品の引用云々よりも 今、現在に小説を書くという困難をわかっている作家だと思いました 春樹より、源一郎に似ているのではないか? 本当は、初期の源一郎みたいに書きたいのではないかと 感じた・・けど読んでる私はヒールでいい気持ちだったから よくわかんないけどパオパオパー!! ところで春樹とは全然似てないと思うけど どこが似てるの?
95 :
吾輩は名無しである :04/06/15 11:50
>>94 高橋源一郎は舞城王太郎を高く評価してるみたいだけど、
舞城が高橋みたいに書きたいと思ってるとかは別にないと思う。
春樹以上に高橋と舞城の接点が思いつかないのだが。
舞城が意識してるのは春樹じゃなくて、 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」と 「ねじ巻き鳥クロニクル」という二作品に限られてくるんでは。
やっぱり文学としてはたいしたことないよなー 別に純文学としても良い、みたいに評価する必要ないのに 雑すぎ。パワーがあるのとは違う。内面説明しすぎ。その内面紋切型過ぎ。 もちろん純文でもそういう面で酷いの多いけど。 ミステリで頑張ってください。
97のいってることすごいあってると思うんだけど なんか期待しちゃうんだよな
ストーリーテラーとしての実力が凄いんだよな。
ギョっとするような描写が上手くないか?例えば阿修羅ガールの森の話の氏ね氏ね氏ねとかさ。
森の怪物の描写はそれほどでもなかった。 愛子パートをうっちゃって書くにしては吸引力が足りない。
内面の説明があまりにありきたりなんだよなぁ。 描写とか展開とか、ミステリなら事件の解決方法や事件自体はパワーがあると思うし独自性も見えるんだが。 多くの場合テーマになってる家族愛の話がありきたりすぎて、舞城の独自性が見えてこなくて弱い
103 :
吾輩は名無しである :04/07/01 15:13
舞城の正体は太田っていう編集者だって 別スレで駆動くんがゆってた。
104 :
吾輩は名無しである :04/07/01 15:16
hfadsffhdahfdhafhdashfahfdashfdasふぁだssふぁdssふぁss
105 :
吾輩は名無しである :04/07/01 15:17
2get
107 :
吾輩は名無しである :04/07/01 18:46
だまされました
108 :
吾輩は名無しである :04/07/01 19:00
いくつか読んだけど本当にどこがスゴイのかぜんぜんわからんのですが… ミステリってこんなもんなのか?
ミステリではないです。 舞城駄目だとすると…普段どんなの読んでる?
110 :
吾輩は名無しである :04/07/01 19:17
>>109 純文学系ばっかですね。
古いのも新しいのも。批評とかも読んでます。ごくごくたまにエンタメも。
どういうところが「売り」というか、受けてるのか教えて。
俺の感性が古いのかも。
まずは独特のリズムを持った文体。擬音や言い回しに見られるユーモアが好き。 それからドラマが単なる記号に留まらず、力を持っている点。 「煙か土か食い物」では、傷ついた家族の物語をしっかり描ききった点に好感度大。 大風呂敷の広げ方も見事だし。ちゃんと収束してないけど。 「暗闇の中で子供」は、メタ小説であるという事実を明らかにした上で、 作者の分身たる主人公に、エゴやら自己嫌悪やらを壮絶にぶちまけさせてるのが芸として面白い。 ミステリ的な常套句を玩具にさせると天下一品。 特に「世界は密室で〜」の密室トリックには大爆笑させてもらった。 ノベルス以外は俺も大したことないと思う。
112 :
吾輩は名無しである :04/07/01 21:57
遅ればせながら「山ん中の獅見朋成雄」読了。 面白かったんだけど・・文芸雑誌にこれをのっけたら 色々と批判はあっただろうな。
>>111 俺も純文雑誌に載ってる舞城がさっぱり面白くなくて、
何でこんなに評判なのか理解できないものだから、ノベルスの方を
さらっと立ち読みしたんだけど、そしたら結構面白そうだと思った。
俺、本来ミステリは嫌いで純文の方が好きなんだけどなぁ?
とふに落ちない気分でいたんだけど、やっぱり舞城好きの間でも
純文の方に書いたようなのは、あまり評価が高くないの?
>>113 うん。はっきり言って、熊の場所が唯一評価されてる程度。
三島賞取ったやつは、ファンの間で最悪の評価を受けてる。
「ピコーン!」はどうなのよ。 あれは全然純文的じゃないけど。
って、あれは書き下ろしだったか。 でもまあ、純文作品と一緒にされてるってことで。
ピコーン!の漫画はどうですか?
熊の場所に収録されてる作品は、そこそこ評判という印象。 ピコーン!はノベルスでやってた、バカミスあるいはアンチミステリの一環だよな。
そこそこの評判ね。
舞城はポール・オースターからの影響を隠そうともしてないけど、 作家としての立ち位置もよく似てるんじゃないか? ミステリ作家なのか純文作家なのかよく分からない点とか。 ミステリ使って個人的な問題ばっか書いてたりするしな。
好き好き大好き超愛してるとかそんな感じがするよな。 群像の創作合評でも取り上げられてたけど、私小説性の高さは舞城の特徴だな
>>111 ミステリの方も正直苦手です。
なんか漫画っぽいのがどうも…あと内面描写も雑で紋切型な感じが…
そういうところが逆に魅力なのかな?
>>122 単純に好みじゃないってことかもね。
好き嫌いばっかりはどうしようもないし。
個人的には漫画っぽい荒唐無稽さの中に時々リアリティある心情を入れてくるところとか好きなんだけど。
124 :
芥川賞いくかも!!! :04/07/08 12:02
第131回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が8日、次の通り決まった。 選考会は15日夕、東京・築地の「新喜楽」で開かれる。 芥川賞候補になった舞城王太郎さんは2001年のデビュー以来、 公の場にまったく姿を現さず、顔写真も経歴も明かしていない“覆面作家”。 異色の存在で文壇の話題になっている。 【芥川賞】絲山秋子「勤労感謝の日」(文学界5月号)▽栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号) ▽佐川光晴「弔いのあと」(文学界5月号)▽舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号) ▽松井雪子「日曜農園」(群像5月号)▽モブ・ノリオ「介護入門」(文学界6月号) 【直木賞】伊坂幸太郎「チルドレン」(講談社)▽奥田英朗「空中ブランコ」(文芸春秋) ▽北村薫「語り女(め)たち」(新潮社)▽熊谷達也「邂逅(かいこう)の森」(文芸春秋) ▽田口ランディ「富士山」(文芸春秋)▽東野圭吾「幻夜」(集英社)(共同通信) [7月8日10時58分更新]
版元同士の駈け引きと談合ですさかいにWWWWW
126 :
吾輩は名無しである :04/07/08 14:32
受賞したらいっきにメジャーになり大物になるかもしれない 落ちても、前衛を理解できない審査員が叩かれこのことがむしろ話題になる よかったね
127 :
吾輩は名無しである :04/07/08 14:33
ありがとう。楽しみにしててk
128 :
吾輩は名無しである :04/07/08 18:08
舞城が選ばれたら、阿部和重がキレるよw
129 :
吾輩は名無しである :04/07/08 18:11
舞城=さとえり説 本当ですか?
>>49 たしかに引き出し少なそうだし。
自分が評論されることを極端に怖がってるフシがあって
主観で文章かけないタイプだし。
早めに賞取って評論する方に回った方が幸だろうね。
「大いなる助走」の主人公ぽいっちゃ言い過ぎかな?
131 :
クサリムナゲ :04/07/08 22:49
遅ればせながら【我が家のトトロ】を読んだ。 俺はこの人凄く好きなんだけど・・・・ 文楽してるよね、いいね♪
>>131 もう一度あの評論(愛媛川のやつ)を読んでごらんなさい。
そう複雑なお話はしていないから、3回も読めば理解はできると思うよ。
そして『文楽』ってどういう意味合いで書いてあるか気付け、クソが
133 :
吾輩は名無しである :04/07/09 19:20
舞城の正体は福田和也らしい。 だから福田は舞城評価するんだってどっかのスレで見つけた。
噂の真相に載ってた顔写真はどうなの? 本名野村っていうらしいけど。
135 :
吾輩は名無しである :04/07/09 19:41
顔ながすぎだよね。 あれじゃ出れんわな。
舞城って何で表に出ないの? 怜悧で緻密な戦略がそこにあるのかな。 あるいは単なる対人恐怖症?
そういや一時期、舞城の正体は山形浩生とか言われてたな(w
明らかに違うじゃん!
139 :
吾輩は名無しである :04/07/10 23:01
『煙か土か食い物』(ノベルス。講談社、2001.3)ISBN4061821725 『暗闇の中で子供』(ノベルス。講談社、2001.9)ISBN4061822063 『世界は密室でできている。』(ノベルス。講談社、2002.4)ISBN4061822462 『熊の場所』(単行本。講談社、2002.10)ISBN4062113953 『鼻クソご飯』2002年群像12月号掲載。 『阿修羅ガール』(単行本。新潮社、2003.1)ISBN4104580015 『僕のお腹の中からはたぶん『金閣寺』が出てくる。』2003年群像3月号掲載。 『九十九十九』(ノベルス。講談社、2003.4)ISBN:406182306X 『我が家のトトロ』2003年新潮6月号掲載。 『山ん中の獅見朋成雄』 2003年群像7月号掲載。ISBN4062121131 『川を泳いで渡る蛇』2003年新潮7月号掲載。 『W』2003年6月、En-Taxi No.2掲載。 『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』 2003年9月、ファウスト創刊号掲載 『私たちは素晴らしい愛の愛の愛の愛の愛の愛の愛の中にいる。』 2003年群像12月号掲載。 『スクールアタック・シンドローム』 2004年新潮1月号 『好き好き大好き超愛してる。』 2004年群像1月号 『コールド・スナップ』 トム・ジョーンズ 翻訳 2004年2月、ファウストvol.2掲載 『パッキャラ魔道』 2004年群像5月号 『矢を止める五羽の梔鳥』 2004年新潮6月号
140 :
クサリムナゲ :04/07/10 23:40
>>132 読み飛ばして"気分"しか残ってないから
あんたのいってる意味がわかんないわ
教えてそのあんたの言う「文楽」ってやつ!!
作家集団ってオチだろ 一つのペンネームで分業するのはよくあることだし
142 :
吾輩は名無しである :04/07/11 00:11
CLAMPか・・・。
シェイクスピアか・・・。
霧島…
そうやって詮索されて話題になる、ってのも商売上手なやり方だ。 偶然の産物だろうが。 俺は覆面を貫いて欲しい。 そして「覆面の告白」でも書くんだな。
『土と煙と食い物』を読んで思ったのだが、 舞城自身も奨学金の返還で苦しんでたのでは? その感じは実際に味わってみないとわからないだろう…
ネット上で「舞城のともだち」を名乗る人物に遭遇。 なんかうさんくさい奴だったよ。 「ぼくだからともだちになれたんです」みたいな事を語りだすし、ほとんどキチガイ。
虎の威を借る狐とは斯事也。
それも張り子な。
150 :
吾輩は名無しである :04/07/15 10:05
151 :
吾輩は名無しである :04/07/15 19:34
舞城とれなかったね。
ざんねん
残念だ…… そして、よかったぁ
154 :
吾輩は名無しである :04/07/15 22:39
まあこれで芥川賞まで一気に取っちゃったらさすがに話がうますぎだからいいんじゃないかな しかし覆面作家だと受賞インタビューとか受けなくていいのかな レコ大みたいに現場に来ないともらえないのか
モブの取った賞なんぞ意味がないでしょ。
芥川は取らなくていいだろ、もう新人でもないし。 奈津川ファミリーサーガ再開、はいいのだが「駒月万紀子」は あまり面白くない。みんなどうよ?
駒月読んで不安になった。 引っぱってくるモチーフが近頃やたら枯れてるんだけど、 そんな無理して老けこまなくてもなあ。 それから、初期作品にあった文圧は、 やはり舞城作品には不可欠なんじゃないかと。
老け込む、ってのは的確な表現だね。 なんつーか、無理して引っ張ってこなくてもいいもの (ラシュディとかハンニバルとか)を持ってきて、 文のドライブを損なっている。 と言うか、今回の語り手の視点が、妙に成熟した ものであることにすごい違和感が: 「でもわたしにとっては違う。二郎は人間のできる 範囲のギリギリのところを生きてるだけで、そこに 追いつめられたのも二郎の中のまさしく人間らしさ のせいなのだ」 分析のない横溢、ってのがある意味で舞城の魅力 でもある(あった?)と思うんだけどなぁ…。
ただの想像なんだけど、2ちゃんとかで いい歳こいてこの厨房っぷりはキモいとか言われてたのを 真に受けてる気がしてならないんだよな。まあそれはいい。 分析のない横溢が魅力だったと。分かる気がする。 もっとも、駒月真季子が舞城作品の語り手としては特殊なんで、 この作品で今の舞城を判断しなくてもいいと思う。 石原彰のエピソードなんかを見ると、ネタの質自体が落ちてるわけじゃない。 むしろ俺が心配なのは、明らかに書き込みが減っていること。 さらっと読めすぎてしまって、心に残らない。 読みやすくなったとは思うけど、舞城作品にはむしろ悪文の方が似合う。 肉体的な疲れがあるのかもしれないし、作品を書きすぎてるのかもしれない。 なんにせよ、寡作になってもいいから、もっと作品を煮詰めた方がいいのではと。
いや,いろんな文体で書けるんだぞっていうところを見せたいんじゃないの? 大塚英志しゃんが「舞城の文体は誰の内面でも文体が同じだ他者性がないからダメだ」 みたいに叩いてたこともあったし
やっぱり批評気にしまくってるのかなw
読まれることにすごく意識的だのは確かだよな。 「介護入門」読んでみて、まあまあ面白かったんだけど、口語の語りって部分では舞城と同じはずなのに かなり読みづらくて、舞城のあの読みやすさはきっちり考えて書いてるからなのだと実感したよ。
「読まれることに敏感」って、もちろん文体のことだけでなくね。
165 :
吾輩は名無しである :04/07/17 02:31
相変わらず、黒井は痴呆よのう。 内面の世代の最弱パート、真性勤め人作家が、文学等とシャラクサイわい。 一番、物欲しげな、モブにくれてやるとは。 舞城の方が、ずっとましだぜ。 「介護入門」?、御主は選挙前になると、母にむつきをあてる、 ますぞえよういち先生かい、えっ。
舞城も充分物欲しげじゃ、ないかい?
黒井は本人が介護されたいから 介護入門
168 :
吾輩は名無しである :04/07/17 18:43
169 :
吾輩は名無しである :04/07/18 19:56
>>166 舞城は、まだ、はずかしそうで。十分可愛げがあるよ。
「介護入門」は、物欲し過ぎる。
「バカの壁」なみに酷いと思う。
舞城さん、西尾や佐藤や滝本やファウスト周辺と縁切って、
東も後方に置き去りにして、錯乱してください。
以前、文学板にあった「阿修羅ガール」のスレって今は見られませんか? 先ほどこの作品を読み終わったので覗いて見たいのですが。
>>170 舞城のファンサイト「ケムリズム」に過去ログ置いてなかったかな。
あそこは管理人が2ちゃんねらーだからもしかしたら見れるかも。
前スレは三島賞受賞時に立ったこともあり、ごたごたしていて、特別建設的な書き込みはなかったと思うよ 阿修羅ガールについてならミステリー板の過去スレを当たったほうが良いかも
正直、初読者の手引きになるのはこのスレとケムリズムだと思う。
メフィスト系って舞城ぐらいしか読んだ事ないけど 他に面白いのってあるのかな?
>>175 メフィスト系はおもしろいもの小説しか存在しない。
と、マジレス
ハサミ男なんてどうだ。
舞城王太郎、俺には向いていないようでした。
舞城好きだけど、ハサミ男つまんなかった。 平凡な日常書いてるやつはあまり楽しくないね。
最近作品が何か漫画化されなかった?
じゃあハサミ男よんで見ようかな〜。
>>180 ピコーン!じゃないかな。
舞城王太郎とマイヨ・ジョーヌはちょっと似てるよね
184 :
吾輩は名無しである :04/07/23 23:09
黒井が説教臭いから、嫌いなだけさ。
185 :
吾輩は名無しである :04/07/25 02:03
この人の本はどれから読んだらいいですか?
186 :
吾輩は名無しである :04/07/25 03:06
>>1 あーーーーっ。わたしも立ち読みして、春樹っぽいって思った。
>>184 そうかな? 賞の行き先次第でコロッと変わる好き嫌いかえ?
短編集はいつ出てもおかしくない状況だよ。ね?
189 :
吾輩は名無しである :04/07/27 00:32
誰か185の質問 に答えて ください。
世界は密室でできている。
191 :
吾輩は名無しである :04/07/27 00:39
>>179 舞城と殊能ファンは二分するのかな
おれハサミ好きで舞城はあんまり。
というか殊能が今後の文学をひっぱってくれるのではないかと期待してる
>>1 >>186 え!?どのへんが?最初の数ページしか読んでないけど・・・
後半で似てくるの?
195 :
吾輩は名無しである :04/07/27 05:47
>>192 おれも大して春樹と似てるとは思わんが、てめえは最初の数ページ読んだくらいで
語るな沈下す!
196 :
吾輩は名無しである :04/07/27 08:22
今日の朝日みて舞城王太郎が 正体明かしたのかと思ったら違う覆面作家だった。
殊能は今後の文学をひっぱっていくつもりはありません。
ひっぱっていくどころかw ひたすら落ちこぼれていくだけ
>>185 読む必要なし。
ドストエフスキーやカミュを嫁。
ドストはともかくカミュはどうでもいいよ。
201 :
吾輩は名無しである :04/07/27 14:18
>>192 わたしも本屋で立ち読みした程度だけれど、
名前の付け方のセンスとか同じ単語を繰り返すところとか。
関係ないけど、「世界の中心で〜」とか綿矢の著作って、
自分語りがキモくて、読めないんだけど。。。
ドストもカミュも古臭い作家だからどうでもいいよ
舞城や佐藤友哉らが発信するメッセージを極端に圧縮すると 「ラブ・アンド・ピース」で、春樹の読者が二人に流れるのは時間の問題―だそうだ 島田雅彦 朝日新聞夕刊「文芸時評」(7月26日)
204 :
吾輩は名無しである :04/07/27 16:53
つまり舞城は21世紀の村上春樹という訳ですね。
205 :
吾輩は名無しである :04/07/27 17:28
ぶっ・・w
まあ、スクール・アタック・シンドロームは愛のポジティヴヴァイヴスにあふれてたけどな。
ラブだのピースだの なんか窪塚クンとシンクロしてる気がするんですが…
208 :
吾輩は名無しである :04/07/27 21:36
209 :
吾輩は名無しである :04/07/27 21:39
21世紀の三島(平野)が偽者のように21世紀の春樹(舞城)
という概念もだめぇ
>>204 だれかの「再来」なんてたいてい「糞」です
210 :
吾輩は名無しである :04/07/27 21:40
「糞」というより、ただの「宣伝文句」 読者はそれに踊らされないように。
浜崎あゆみの再来だが、なんか聞きたいことあるか?
212 :
吾輩は名無しである :04/07/27 21:44
やっぱり同じように身体障害者をいびるんですか?
‐-;-.,_ "''=;- .,_\ \\
"‐ニ‐-> "`"'-' \
______二) \ ヽ `:,; ’, ・ ; . ',.. ∴.'
( ̄ ̄ヽ ̄"'''─-、 ヽ `:, ' .‥ ∵ ・ . ∵ ,、;><`;:,";:,`,・,、
.⌒ヽ ヽ -─ ヽ, ∧Ec∧―= ̄ `ヽ,;:`;:";+,;:"`";:,`;";:,;・
∧_∧ ヽ三 ≡ ヽ’,;∴.'(___, 〈__ > (;・;:`,;:"";:+,;`;:*,;:
( ・∀・) ノ _ - ― = ̄  ̄`:, |’,;' . ,. ', .:(/ , ´ノ`"・;:`,;;・*
/ デッシュゝ-''´―'' ̄ __――= i’,∴ ;. ‥ , / / /__
/ ヘ / ̄⌒ヽ―  ̄ ̄ ̄"'" . !∴' ./ / ,' ─
.〈 〈 ヽ、 / /ヽ ) ヾ、 _、 |`:,; / /| | ←
>>212 ヽ ヽ ヽ_ ノ ) ノ ヾ./_ _ //.`:, !、_/ / 〉 二
巛ゝ  ̄ ( ヽ 、ー`、-、ヾ、、, 、, /i/.`:, |_/
ヽノ // ./// /
くらいやがれぇ!! / / / /
なんかの惹句で、「まさに20世紀のピカソ!」ってのがあって、あれには笑ったなぁ。
215 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/07/27 23:02
他の作家もだいたい発するテーマはラブ&ピース。 それをおもしろおかしく屁理屈で歪曲すると、あら不思議、批評家のできあがり。
217 :
吾輩は名無しである :04/07/27 23:18
ベランダから転落した後、窪塚くんの生霊が舞城にとりつきますた
218 :
吾輩は名無しである :04/07/27 23:56
>>187 ど阿呆。舞城が賞とうろうが、とるまいが、どうでもええんじゃ。
舞城ごときは、すぐ消える。
問題は黒井じや。
あの真性、勤め人作家が、めざわりなだけじゃ。
阿呆。
219 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:08
>>191 殊能が引っ張るわけないやろういがい。
もそっと、勉強して出直せ。
文学を引っ張るてああた、よ〜く、脳味噌に血液を充填して、
もの考えてこい。
>>218 はぁ??
黒井千次が富士重工の勤め人だったのは1955年〜1970年。
その後は34年間ずっと専業作家だけど?
しかもすでに72歳なんだけど?
221 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:24
>>218 =
>>184 >184 :吾輩は名無しである :04/07/23 23:09
>黒井が説教臭いから、嫌いなだけさ。
説教されたことなければ、別に臭くはないと思われ。
勤め人作家は、掃いて捨てるほど居るわけだが、
とりわけ黒井がめざわりなのは、どして? どったのン? w
ルサンチマンか? きついね?w
222 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:36
>>220 あほ。
勤め人気分が抜け取ったら、嬉しそうに新書で、本出して、
「勤め人」賛歌を歌うか。
223 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:42
>>222-223 えらいこだわりでつな? どうしました、感情丸出しで?w
みっともないがな
225 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:48
ぼけ。 酒飲み過ぎやがな。 敬具
226 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:50
ageはげ
227 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:52
舞城王太郎は、学歴コンプレックス。 知ってた?
228 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:53
知らん、教えて。
>>227 あ、知ってます、その話。
・・・内密に。
230 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:54
231 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:55
君たち、 高度資本社会における、稀有なオアシスに住む、 2CH同士に、秘密はいけないよって。 教えて。
233 :
吾輩は名無しである :04/07/28 00:57
2CHで仁義って、 君ら、そういう事いうん。 教えて。
234 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:02
235 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:03
覆面作家やからね、バレるまでは覆面しとかな・・ 了解。
236 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:05
企業秘密なら、しゃぁない。 でも誰への仁義なんやろ、と謎が謎を呼んで、 酔いがまわる。
237 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:07
238 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:10
お守って、何やろ。 舞城のお守しるろ人っって、どいつや。 とさらに謎は深まり、酒もつき始めました。 草々
239 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:12
福井県の水害に、 心からお悔やみ申し上げます。 みんな、ボランティアに行こう。
240 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:13
オマエモナー
241 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:17
舞城、成朋はおもろないぞ。 ひゅん、ひゅん、ひゅん、どすっ。
242 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:18
243 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:47
お〜い?w
244 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:49
?w ?w ?w あれっ?w
245 :
吾輩は名無しである :04/07/28 01:58
誰か〜?w いねえのかい。秘密は何処へ行ったやら?w
基地外コワー
島田雅彦しゃんは「舞城は21世紀の村上春樹」と言いたいんじゃなくて 単に「村上春樹なんてもう終わり!ってかお前ら春樹つぶせ」と言いたいだけちゃうんかと 福井水害で実家が沈没していないかな 関係ないけど王太郎しゃんの漫画というか絵がけっこう好き
確かに、いいかげん春樹を潰すくらいの気概を持った作家が出てきて欲しいころだな。 それが舞城かどうかは別としても。
なんでみんなそんなに春樹が大好きなの? わたしはあの人の本読んでると、イライラむかむかしてくる。 語り口がきらい。
書き方や、書体の好き嫌いはどうしようもない。
249だけど、そういうことじゃなくて、 別に理解なんかできないだろうしするつもりもないんだけど、 どこがそんなに好きなのさ。
このスレの人は別に大の春樹好きってわけじゃないと思うけど・・・
>251 何でそんなに喧嘩腰なのさ。
254 :
吾輩は名無しである :04/07/29 13:01
>>249 いや別にチミだけじゃないよ。
おれは舞城は結構好きだが、春樹は嫌い。
理由はチミも言ってるが、語り口。あとは気取った登場人物、安っぽいトレンディドラマ
のような設定etc・・・。
けど、春樹の翻訳本は結構良いの多いんだよなぁ、不思議と。
「心臓を貫かれて」なんて読んでみろ。えらいノワールで感激した。
新刊発売あげ
↑撤回します・・・
ズコー
黒井1000次てw
井上ひさしの写真も、何だかなあw
261 :
吾輩は名無しである :04/07/30 13:10
1000次ワロタ
舞城ファンはミステリー板が本丸なのね
>>227 学歴コンプならJDCトリビュートなんか書かんだろ。
清涼院流水は「学歴だけは」一応京大卒だからな。
中退。
作家なら卒業も中退も似たようなもんだろ
似たようなもんなら間違ってもいいってことはないと思うが
っていうか中退だってソースはあるのか? 単行本の帯には京大在学中にメフィスト賞をとってデビューとしか書かれてないし。 もっとも卒業したというソースもない。その点については非を認める。
ググればでてくるよ。
何かで「21世紀初の京大中退者」って自慢げに語ってた覚えが。 コズミックのマンガ版だったかな。
>>271 京大在学中の1996年にメフィスト賞受賞したのに、
21世紀に京大を中退したっていうのもありえないと思うが。
まあずっと留年or休学をしていたっていう可能性はあるが。
清涼院流水って京大でも文学部じゃなくて理系学部じゃなかった? 文系より卒業は大変かも 普通その経歴だったら瀬名秀明みたいに理系専門用語で付加価値つけたくなるもんだけど 「神通理気」とか小学三年生みたいな方向に突っ走るのはすごいとしか言いようがない あの清涼院流水相手に「あいつは京大卒でインテリだし・・・」とか思うやつはあんまりいないでしょう
舞城好きなんで群像にのった佐藤友哉を 初めて読んだんですが変な紋切り型に我慢できませんでした あまりにひどくないですか やっぱりこの辺読者は重複してるんでしょうか
「聞いた話」では、京大経済に論文入試で入って、21世紀最初の中退者となった、と。
あ,経済学部だったか 浅田彰が読んだら何て言うんだろう
>>274 ユヤたんは自分の小説の中で突然
「ボクはホームズも読んだことないのにミステリー作家になっちゃってもうダメなんだよ!」
とか泣き言を言い出しちゃうおちゃめな24歳だから許して上げて
ま、最近のユヤたんはの作品には目を見張るものがあるがな。
>>244 群像・新潮のユヤたんは純文学のユヤたんだから、舞城読者とはちょっとちがうだろーな。
ファウストの色シリーズのユヤたんは舞城読者とも重なるだろうけど
いや、「死体と、」は本当にひどかったぞ。
>>279 舞城はノベルスと群像・新潮のでそんなに違わないの?
よく佐藤みたいなのが群像とか新潮とかに乗るよな どう考えても若者に対する迎合 と言いながらも読む価値があるものがあれば読んでみたいので 教えてください
>>280 死体と、良かったぞ。
エンタメばっか読んで脳みそ腐ってんじゃネ?
>>283 俺も「死体と、」は割と良いと思った。
それ以外の佐藤の作品は好きじゃないけど。
>>282 文章の上手い下手は目をつぶってやってくれ。
取り合えず新潮1月号の「慾望」は非常に興味深い指摘をしている。
新潮6月号「死体と、」は何の面白みもないが良作。
↓とまぁ、何事もなかったかのように舞城トークへ↓
オレは水没ピアノが好きだ。
舞城は講談社の最年少編集長太田氏ってのはほんと?
絶対福田じゃないと思うけどなあ そんな暇じゃねえだろあいつ
>>287 それは誰だったかが
「まいじょう太田ろう」とギャクで言ったのを真に受けたヤツがいただけ。
ほかにも山形浩生説、高橋源一郎説があったけど
卒業写真スッパ抜かれてそこらの普通の兄ちゃんだったことが判明しました。
何故か俺は、舞城とファミ通で四コマ漫画描いてる人は同一人物だと思ってた。
桜玉吉?
>>290 でも噂の真相だからなぁ……どこまで信じていいものやら。
写真がデコイで本当は福田だったら笑えるな。
今調べてみたらユウジローって人だ。 舞城とは作品に福井弁使ってる事しか共通点ないけどね。
ユウジローなつかしいな 今でもやってんの? 関係ないけど
ユウジローは広島じゃろ。
299 :
吾輩は名無しである :04/08/05 18:19
舞城王太郎(220枚)『みんな元気。』 家族なんて入れ替え可能だっつうの。『阿修羅ガール』以来の爆発的想像力で 親子の終焉と再生を描く新・代表作。
芥川! 芥川!
301 :
吾輩は名無しである :04/08/05 18:20
/\ /\ /:::::::ヽ____/::::::::ヽ、 丿 ::.__ .::::::::::::: __ ::::ヽ_ / /。 ヽ_ヽv /: /。ヽ ::::::ヽ -┼- 丿~~~| / / ̄ ̄√___丶  ̄ ̄\ ::::| ■ ■ -┼- /~~~~/ ━━━ | .:::::::::: / / tーーー|ヽ ..::::: ::|━━━━━━ ▼ ▼ .| 丿 | .:::::. ..: | |ヽ ::| ● ● | ::: | |⊂ニヽ| | υ :::::| \ / /| : | | |:::T::::| ! .::| \ \\ / / \: ト--^^^^^┤ 丿 \\\ \\\
>>299 >家族なんて入れ替え可能だっつうの
そんなんとっくにガイシュツ、様々な手法で試行済みじゃん。
なんたる貧困な想像力<もの欲しげな舞城。
まっ、未読なんだけどねw
まあ、新しさは舞城には期待してないんだけどな。
読んだことないけど、この人の本ってどうなの? 「新しい感性」だとか「新時代の幕開け」とか 本当にそう呼べるような質のものなの?
春樹にかなり影響受けてると思う。 文体は下品極まりないがw
舞城が影響受けてるのは春樹じゃないぞ。オースターの本歌取りやってる。
なんか・・・あまりと言えばあまりな・・・
やっぱり覆面作家でも賞とか欲しいのかなあ 編集がそそのかして書かせるのかなあ
まあ、何だかんだで芥川取ると取らないとでは 売り上げが違うからねえ。 しかし本当によく書く人だ。
つーかSWITCHに載ってた絵にも 「きらくにね。 芥川賞狙い」 ってのがあったじゃん(笑) 舞城はアメ文を結構読んでる。デビュー作から ずっと「やー文学好きだねぇ、君は」って感じが してたしね。 でも正直、芥川賞なんて取らなくてもいいじゃ ねーか、と思う。分かり易い「倫理」とか 相手にしてる作品とかもうウンザリだから。
オースターと春樹の影響を隠そうともしないところがいい感じ
春樹の影響ってよく出てくるけど、 ネタをパクってるだけの気がしない? 指摘してみてほしいんだけど
世間(世界)から逸脱した主人公と虚構的な周辺人物
「みんな元気。」ってセンスのねえタイトルだな。
>>313 それ言ったらオースターやラノベ一般、
本格ミステリほか種々のサブカルチャーにも当てはまる。
今気付いたんだけど、舞城はオースターも春樹も漫画もラノベも、
同じ感覚で読んで吸収してるのかもしれんな。
春樹のパクりっていうかオマージュは何箇所か見られる。
・四郎がユリオに勧める本が、春樹とオースター
・暗闇〜のオカチが車の中で歌いながら呆然自失に
・ドリルホール〜がモロ。
けど、これらはおちゃらけ程度の引用で、大した意味はなかった。
元ネタはがんがん曝してやろうという、一種の偽悪趣味が働いたのかもしれん。
316 :
吾輩は名無しである :04/08/07 07:34
317 :
吾輩は名無しである :04/08/07 09:47
>>314 センス無いっつうか、この「。」やめろと。
「好き好き大好き超愛してる」には「。」より「!」の方があってる気がする。
「好き好き大好き超愛してる。」より「好き好き大好き超愛してる!」。ダメ?
しかし、ここ数年「。」のつく題名の本が多い。「モーニング娘。」の影響?
>>317 だろーね>>「。」
パッキャラ魔道とかスクールアタックシンドロームとか、センスあるタイトルもあるんだけど……
みんな元気。はねーだろ……。
>>315 313の指摘っていわゆる青春小説(NOT成長小説)ってこと?
それなら、オースターも春樹もラノベも適当に吸収してるってのはよく分かるんだが。
どんなときも。
「みんな元気。」いいじゃん! なんか妙な悪意を感じるよ。
>>317 「。」も大概にして欲しいが、「!」はもっとありえない。
つーかお前がセンス語るな。恥ずかしい。
「みんな元気。」・・ムカムカしてくるタイトルではあるw
魔女の宅急便のキャッチコピーを思い出した。>「みんな元気。」 主語が違うけど。
>>317 個人的に「!」はありえない。
「超愛してる」とか言いつつモー娘。的に「。」がついているところが本気でなさげでいいと思うので。
325 :
吾輩は名無しである :04/08/08 12:31
326 :
吾輩は名無しである :04/08/08 13:17
「みんな元気。」は 後半(10年後)になってからの舞城節炸裂 が良かった。構成とか考えずに思うがまま 突進したときに舞城は一番面白い。 こういう作品が好きか、と訊かれたらたぶん 嫌いだろうけど、でも否定できない魅力は ある。 「そんなところに癒しなんてねーぞ」 ホントあざといよなぁ、と思うけどね^^;
あざといでしょ? というか説明しすぎで 俺はそれが苦手。 荒々しく本能のまま突き進むぜ! というポーズなのに 説明しすぎなのがどうも…エンタメってよくしらんがこんなもんなのか?
批評をひどく意識しているくせに そうでないフリをしているから 「あざとい」ような印象を受けるんだろうな。 こういうのも「文学青年」の一つの徴候なんですか?
「文学的」を意識しているからこそ、それを迂回したがる ってのが「文学青年の徴候」だとすれば、確かにそういう 徴候はある<「文学青年」の一つの徴候 また、「家族(内の空白)」「セックス(と癒し)」「選択(と 成長)」のような《トピック》で切り取られてしまう。 そんな脆さがところどころ剥き出しになっているのも、 荒削りの魅力と言うよりも作家としての弱点だろう。 でも「さ、選べよ」(p.66)以降の数行のようなアホ臭くて 魅力的な文を書けるからこそ、舞城はダメだと言い切る ことはできないんだわ^^;
331 :
吾輩は名無しである :04/08/09 01:48
自分、福井に住んでるから、この人の著作、本屋でプッシュされてたよ
昨日書店行ったら、新潮もう売り切れてた。 代わりに先月号の売れ残りが並んでたよ。これが舞城の力か。
>>332 それは店員が今月号を並べてなかっただけですな。
ごめんもしかしてこれネタだった?
売り切れと言っても文芸誌なんて多くて3,4冊しか入れないだろ まあ枚数もあるしファンもネットで語りたがる層が多いだろうし
338 :
吾輩は名無しである :04/08/10 19:32
>>337 おまえな、3、4冊と言うが、それすら売れ残るのが純文雑誌の現実である。
こんなに早くさばけたなら舞城のチカラが大きいだろ。
ちなみに先月号は十冊くらい売れ残ってたので、 大した売れ行きの模様。
偉そうにしてるわりにたいしたことなかったな。 読んだ。
341 :
吾輩は名無しである :04/08/11 04:13
332はネタだろ。 くどくどと書いたからには、本屋の場所と名前、 先月号が十冊残り今月号が売り切れていることがわかる写真をupしろ。
342 :
吾輩は名無しである :04/08/11 04:32
普通に、先月号が10冊ものこったから 入荷数を減らしたんでしょ
文芸誌を10冊も入れるような馬鹿書店がよく潰れないな
新潮は公称六万部だから、まあ売れてるほうだろ。 ファウストの実売で六万部だからな。
「好き好き大好き〜」の芥川賞の講評には驚いた。 石原は露骨に嫌悪感を表していた。 宮本は完璧に無視。 山田・池澤だけが推した模様。 残念だけど石原・宮本が選考委員でいる限り、舞城の芥川賞受賞はありえないね。 まぁ、既に三島賞とってるんだから、今更、芥川賞なんかいらないとは思うけど。 惜しむらくは、いつの間にか選考委員辞めてた村上龍の講評が知りたかった・・・。
清涼院流水の学歴が」どうとか言ってたけど、結局舞城はどうなの? 国立っぽいけど……
347 :
吾輩は名無しである :04/08/11 21:55
「みんな元気。」読んだけど、個人的には面白かった。 でも、ますます芥川賞から遠ざかってく感じだな。 石原と宮本は絶対に認めんだろうなー。
石原と宮本が認めなくても他の選考委員が推せば通る 今までにもそういった例はあるしね 池澤と山田の支持は大きいし心強い てかやはりこいつの作品は若い世代にしか理解できないんだろうな という感じが老人どものバカさ加減をあざ笑っているようで逆に心地よい
「若い世代にしか理解できない」ってキャッチフレーズ 本当に白痴的だから止めようよ
「白痴的」ってフレーズ本当に白痴的止めようよ
白痴的だからorz
っていうか若い世代って何歳ぐらいまでさ。 池澤夏樹の年齢までは含めないといけないんだぞ。
353 :
吾輩は名無しである :04/08/12 23:24
作品に力がないことを「若い世代にしか理解できない」と 言い換えるのはやめよう。 読んだことないけど、せいぜい島田レベルなんじゃないの? どういうレベルで面白いって言ってるの?
若い世代にしか理解できないとか新しいだとかさ 商売するための言葉なんだから 読み手までがそんな言葉遣いしなくてもいいと思うんだけど。 そう口に出した時点で説明できた気分になって、作品について何も考えなくなることだってあるし
355 :
吾輩は名無しである :04/08/13 05:26
>>353 作品に力はある。
グイグイ押してくる。鬱陶しいくらいにな。
新しいというか、既成の文学を小馬鹿にしたような感じは壮快でさえある。
島田なんかと比べる前にとりあえず読んでから語れ。
356 :
吾輩は名無しである :04/08/13 06:49
>>353 舞城云々以前にさあ、おまえ、読んだこともないくせに、よくスレで
偉そうなこと言えるよな。
おれなら、未読の奴のこと〜くらいだろ?なんて恥ずかしくて言えないぜ。
おまえ馬鹿だろ?
俺はだいたい読んだけどまったくおもしろくないですよ。
358 :
吾輩は名無しである :04/08/13 07:22
舞城はべつにどうでもいいんだけど その後ろにいる黒子、太田やら大塚やらJやらが気に食わないから読む気がしない 残念だったな、舞城
大塚英志しゃんは舞城批判の急先鋒なんだけどなあ
んーでもミステリ板では大塚は、多分舞城は純文から猛反発受けるだろうから擁護してやろうと思ってたのに あっさり受け入れられたどころか妙に持ち上げられてるもんでそれなら自分がってんで批判にまわった感じと言われてたが。 それはともかく、どうでもいいバックグラウンドに気を取られて読まないことに決めるってのはどうかなあ。
あのふざけてるのか舐めてるのかよくわからん語り口がイヤ オレは他とは違うよ、みたいな間抜けな自意識を持った厨房には受けがいいんだろうけど 内容もたいしたことないし >作品に力はある。 >グイグイ押してくる。鬱陶しいくらいにな。 >新しいというか、既成の文学を小馬鹿にしたような感じは壮快でさえある。 >島田なんかと比べる前にとりあえず読んでから語れ。 こういう奴ばっかなんじゃねえの
デビュー作の頃から、真面目な人には嫌がられるかもなあって感じではあったけどね。 最近の作品はなんかパフォーマンス臭も強いしそこが自分もあんまり好きじゃない。 なにより最近の作品はあんまり面白くないし。 ノベルスの頃みたいに悪ふざけ全開で書いてほしい。多分もう無理だろうけど。
今、北斗の拳読んでて、舞城は好きなんじゃないかとおもた
>多分もう無理だろうけど。 そうかね? やろうとすりゃできるんじゃないの?
>364 だって誰はばかることなく悪ふざけできそうなファウストで、 しかも悪ふざけ満載だった奈津川の続き(の一部)のはずの 「駒月万紀子」があんなだし、かなり不安。 「スクールアタック・シンドローム」はかなり良かったんだけどなあ。 文壇というか芥川狙いのうちは、なんか「悪ふざけしてるけど本当は 真面目なんですよ」みたいなアピールがテーマの選び方とか語り方に 出そうでそれも嫌だ。「みんな元気。」はまだ読んでないけど……。
>365=362ね。342じゃない……。
367 :
吾輩は名無しである :04/08/15 01:35
遅レスだが 「みんな元気。」は 「ニューシネマ」撮ってる監督の映画タイトルだろ。 年老いた父親がイタリアの地方に散らばって住んでる子供を訪ね歩いて 訪ねてみればみーんなそれぞれ問題かかえまくりで 全然幸せな感じじゃなくてそれでも帰ってきて 最後に奥さんに「みんな元気だったよ」っていうやつ (うろ覚え) 舞城は今時恥ずかしげもなく 、かつ力一杯裏の裏を返す 文学をやってる貴重な作家だよ。 あの家族が交錯するところはかっこいい。
368 :
吾輩は名無しである :04/08/15 01:40
tutti beneだな。
369 :
吾輩は名無しである :04/08/15 02:54
>>345 村上龍はただいま新作書き下ろしのために山ごもり中なんだよ。
ワタクシも龍がなんて言うのか期待してたのに残念です。
370 :
吾輩は名無しである :04/08/15 04:17
舞城が音楽とかサブカルに例えられがちなのは わざとらしすぎるジャンクさの他に 毎回「前の作品のテーマをひっくり返す」感じがあるからだと思う。 話はそれるが自分のスタイルが一回売れると、 それをコピーして拡大再生産してる ミュージシャンや作家を見てると正直萎える もう日本文学はサザンでしかない。 「こういうの好きでしょ、安心でしょ」っていう 舞城にもそういう媚びがないとは いえないのだが・・ 他に比べると大分確信犯なだけマシなんだろうな 結局
舞城こそ自分のスタイルを再生産し続けてる
ように見えるんだけど。
>>332-339 とかみてると新潮の編集長は舞城と佐藤を
使い捨てにする気なんじゃないかと思えて心配になる
しょうもないの書いても全部載せたりとかさ
372 :
吾輩は名無しである :04/08/15 05:45
つい先日通りすがりの本屋で「阿修羅ガール』をみつけてそういえば三島賞獲ってたんだっけって
めくりもせずにうっかり買っちまって電車に乗って3ページ目をめくった時点でぶち切れですが・
つーかキャシー・アッカーの『血みどろ臓物ハイスクール』とか『アホダラ帝国』とか邦訳されてから
もう十年以上経ってるんだよ(さっき確かめた)トム・ジョーンズ云々に妙になっとく(はあと)
まあ大塚愛をデレッデしたような餓鬼んちょガールは(自分にイタタタ・・・)この世に実在する、
んだが(大塚愛悪かった)フランク・ザッパが娘に書かせてもこんなの書かねーよっつーか
舞城はaikoとかCoccoとかあややとか(あえて娘。は秘す)ちゃんと聴いてんのかって
一目見たとたん消化できてねえだろゴルァ!!!
で、
>>367 「みんな元気。」の「。」ってな〜に?
と聞くまでもなく調べたら
モ娘。1997/9/14 ASAYANにてユニット命名
Cocco/ブーゲンビリア 1997/5/21発売(「首。」「遺書。」「星の生まれる日。」収録)
でCoccoのほうが一か月ちょい早かった、という微妙で興味深いデータが得られますた
綿 矢 と か 金 原 っ て ・ ・ ・ ? ? ?
現時点で
アッカー姐さん(死亡)>>>(ウンコパ〜ン)>>>金原(開発中)
なのはまあど〜しようもないし佳しとしよう、
で、えヴぁんげりおんよりましなとこってあるの・
373 :
吾輩は名無しである :04/08/15 05:54
舞城の「。」は含羞なのだ。そっとしておいてあげよう。
つーか「。」くらいでそんなに騒ぐなよ。
>>372 舞城はトム・ジョーンズもアッカーもオースターも
エリクソンも…と、いろいろ読んでいるのだが、
その文飾や文体の取り入れ方はあからさまで
あり、「新しい」とか「前衛」とか騒いでいる奴ら
はただの読書量不足なわけだ。まぁどーせ
福田和也だってアッカー知らんだろうしさ、いいん
じゃないの三島賞、その程度^^;
舞城の問題点は、記述に「批評(もしくは政治)性」を
持ち込もうとすると、そこが説明的に浮いてしまうところ。
例えばアッカー姐さんのように、たとえたいしたことが
ないものでも血肉のものとなった政治や批評っつー
のは強力なわけだ(まぁ、晩年はアレだったわけで…
残念!!)。舞城はそこが薄くて小手先なのがねぇ。
まぁ、アッカーはアッカーで、「パンクで愛して(はあと)」
と「コントロールなんてウンコ」ぐらいの主張しか
なかったかもしれんが、でもその文の多面性が=
批評性という「芸」がなりたってるんだよね。
翻訳が日本文学を作った、ってのは結構あるから ねぇ…藤本和子のブローティガンがなかったら、 村上春樹や高橋源一郎はなかったわけだしさ。 その点に目くじら立てるつもりはない。 独り身のハート、第二のハートを貫くのはナイフ。 このハートはアブホールなしのおれだ。そのナイフ と同じくらいでっかなくちばしを持った鷲が、ナイフの 柄にウンコ座りして、こう言ってた。「クソに屈するより 死んだ方がまし」 刺し貫かれて貫かれて貫かれまくり、おれたちの心は 死んだ。死んだハートは赤い薔薇となった。おれたちの 死体または薔薇には、まだナイフが突っ立ってる。何も 岩魚にヘビが、鎌首をもたげ、開いた薔薇に巻きついて た。これが第三のハート。これはマンコ。 (キャシー・アッカー『アホダラ帝国』山形+久霧訳) 『阿修羅ガール』一冊に対して、こんなアッカーの 一節でさえ同じだけの「重さ」がある、そーゆー「薄さ」 がラノベ云々言われちまう原因じゃねえのか、とそこを 問いたい。つーか 「ハートと、書くことに、何の関係があんのよ」(同上) そこをもっと突っ込め>舞城
ラノベ馬鹿にするのはよくない。
ラノベやたら擁護するのはよくない。
薄いのが良いのに。 んな重いもんばっか食ってらんないすよ
>>380 みたいなのがライトノベルの現実なんだろう。
しかも「薄いのが良い」とかの意見をはっきり駄目って言えない雰囲気が
この周辺には強烈にある。
ちゃんと読めば薄められたものでしかないことが判るのに
一部の読み手にバイアスかかってるから変に評価されてるとしか思えない
自分から振っといてなんだが、その手の話題は
>>379 のスレでやってくれ。
わかった ごめんね。
軽い重いじゃなくて批評的に読まないと全くおもしろくないのが問題なんだよ
385 :
吾輩は名無しである :04/08/15 17:48
批評のための文学なんていらん 舞城王太郎の登場によって 大塚英志とかの中途半端な批評家の存在価値が九割方 無くなったとは思った。 それだけでも貢献してるよ
>>385 大塚なんかにわずかでも価値認めていた奴が居たなんて・・・オドロキだ罠。
漫画同人誌オタクの胴元に過ぎんだろ、もともと。
舞城とは無関係。っても、舞城は漫画出身かもしらんが
舞城が漫画出身ってのはなぜ?
「みんな元気。」読んだ。 つまらなくはないけど、なんかこう、大真面目に家族というテーマだけを書いてるから 鼻につくんだと思った。 煙だって家族を書いた部分は割と大真面目だけど、ミステリー部分に多々含まれる 悪ふざけというか馬鹿馬鹿しさのせいでうまくそれが薄められて鼻につかない感じに なってたような気がする。 関係ないけど久しぶりに本屋に行ったんで今日初めて好き好き〜の単行本を見たが、 微妙に後ずさってしまった。なんなんだアレは。
批評家の目を意識しだした小説家がどれだけ悲惨であるか、のいい見本です。舞城さん。
文学なめてるのと、文学を笑い飛ばそうとしてるのと、 批評家の目が気になってるのとが入り交じってると思う。
本人は文学なんてクソ食らえな勢いでやってるつもりが 書いてる内容が文学オタ向けなので間抜けさが際立つ なんかいいとこのお坊ちゃんが頑張って不良になろうとしているような そんな感じ
作家自身が考えていた以上に文壇から優遇されてしまったことが不幸の始まりなのかも
393 :
吾輩は名無しである :04/08/16 17:41
でも、なんだかんだいっても 春樹以降いっぱい彼のフォロワーが 出てきたわけだけどもその中じゃ 初めてヒットした人じゃんね。
は?
春木春樹っていってるけど どの辺をパクったり影響受けたりしてんのか 具体的に教えてよ
は?っとかやめろよ
(゚Д゚)ハァ?の方がいいよな。
でも(゚Д゚)ハァ?の方が傷つくよな
やっぱり(;´Д`)ハァハァの方は傷つくよな
自分もどこが春樹に似てるのか全然わからない。 ねじまき鳥以前の春樹作品は大体読んだんだけど、舞城を読んだ時にまったく似てると思わなかった。
具体的にどこがどうとは言えないけど、舞城は絶対春樹読んでるし 好きなんだろう。だから、春樹臭さを嗅ぎ取ろうとするこっちが はめられてるだけの気がする。実際、石原慎太郎だって作中に 出てきてたけど、似てるのか?という疑問を抱く。 むしろ、このスレでixion氏が指摘したような作家のが、 舞城と「似てる」と言えるだろう。 しかし、似てるってなんだろうね。 真に似てたら、真似だしね。
英米文学をお勉強しているのが結果的に似てるように見えるんじゃないの? 春樹よりはむしろ源一郎で、春樹と源一郎が参照しているのは大体同じようなとこじゃないかと思う ところでいつも芥川賞の楽しみといったら古井先生がどんな選評を書くかという一点だけなのだけど 今回最初に出てきたんでこれにはびっくりした。選評の掲載は到着順だから、モブを強力に 推したってことだと思うけどそれってつまるところ舞城には絶対とらせまいってことなんだろうと 思ったな(受賞作を読んでいないのでこれも勘だが)。仮往生伝試文の名にかけて阻止すると思う。 (ちなみに福田がアッカーを読んだことないってのはどうかな。デッドケネディーズのビアフラに 会いにいったほどのパンクかぶれで、舞城を推すのはなんか社交臭い。大塚は音楽も漫画もわからんウンコだが) そう一度思ってしまうと二番目の石原の選評が一番真っ当に見えてしまって悔しいのだけれど (宮本の選評も非常に真っ当に思えた。...場が読めていないのか) 石原もその次の河野もモブを選外と言い切っているし 舞城を推した詠美、夏樹がお伺いを立てるがごとく終いに追いやられているのを見ると (というかこの二人って一寸莫(以下略
舞城がトム・ジョーンズ訳したんで興味もってSonny Liston〜読んでみて、確かに 似てると思った。英語と日本語だから何が似てるのかって言われると難しいけど。 あと春樹が「月曜日は最悪だとみんなは言うけれど」(だっけ)でトム・ジョーンズ訳してるけど、 その文章が舞城にすごく似てたんでびっくりした。
405 :
吾輩は名無しである :04/08/20 12:44
福井県今庄町出身 本名 ヒロシ 中学の先輩
ヒロシです…
>>403 的を射た評批評。とくに
>仮往生伝試文の名にかけて阻止すると思う。
わろた。おまい、気に入ったぜよ
>>405 が事実なら、やはり野崎博志が舞城の分身だったかと納得。
”グルグル魔人、作者がモデル”説も信憑性を帯びてくる。
つーか酷評されて落とされるっていうよりほとんど無視されてるよね芥川賞選評 「推したけどあっさり却下されちまったよ」という山田詠美のコメントから見ても 舞城のスタイルであの拒否反応をくぐり抜けるのは不可能じゃないの 特に都知事 モブ・ノリオみたいに好青年の皮でもムリヤリかぶるか?
411 :
吾輩は名無しである :04/08/20 22:39
>>409 誰? 有名人?
ググってみたけど全然それらしき名前は無かったけど…
412 :
吾輩は名無しである :04/08/20 22:43
タイトルの「超」って字余りみたいですわりが悪いね
>>413 読んだけど覚えてない。
ので、パラパラ読み返したが、要するに医大卒かどうかはともかく、
ネクラなヒッキーっぽかったということですかね。
グルグル魔人もたしかそんなだったよね。
>>410 都知事? 都知事は、逝っちまってる罠。
オリンピック代表選手らが出発時に「楽しんで来ます」て言ったのに、
「楽しんでとは何だ、国の金で行かせてもらうのに」と怒った。
選手やコーチ陣が、プレッシャーに潰されないようメンタル面の調整を
どれほど工夫しているか・・・そんなことすら洞察できない貧しい想像力の
底の浅い人間に文学がわかるはずもないw
もの書きとしても首都の首長としても、なってない罠。
かたや
「超きもちえぇえ〜〜!!」と叫んだ北島、
2個の金は日本水泳史上初と称えられても
「そんなことより今日を楽しめたのが嬉しい」と澄まして言った都民北島。
ざまぁみろ都知事、少しは自分のDQN度を痛感したか!
文学賞の審査員など即刻辞めて、逝ってよし!
言っておくけど、オリンピックの全費用は君らの大好きなイラク三バカにかけた金より高いですよ。
>>415 じゃないが、別にかまわんよ。
「文化」、即ち芸術・文学・スポーツetc....に金をかけることを惜しむのは貧しさの証だろう。
先進国としての当然のたしなみ。
日本のそのへんの意識レベルはまだ発展途上国並みだな。
何故に
>>416 のようなアホレスがつくのか不思議だ
420 :
吾輩は名無しである :04/08/21 19:41
「○○○い」って、mail欄かね。
暗闇はラフマニノフ、ラフマニノフ五月蝿くて萎えたなぁ。
424 :
吾輩は名無しである :04/08/22 19:51
舞城さんって、じつはユリイカの編集人ってうわさを聞いたんですが 誰か知ってるひといます?
425 :
吾輩は名無しである :04/08/22 20:07
基本的に専業作家でしょ? じゃないとあんなに作品量産できないよ。
426 :
ユリイカのソースです :04/08/22 20:25
「個体発生は系統発生を繰り返す」――ひとつの生物は、さ まざま名生物の段階を通り過ぎながら誕生する。いろんなも のに似ているようでなにものにも似ておらず、いまだ「あわ あわ」と「のほほん」としたたたずまいを見せる川上的動物、 およびその物語は、つまりはこの世にまだ生まれていないも のであるのかもしれない。これからもさまざまな擬態を遂げ ていくなかで、不意に猛獣として覚醒し、観察者をなんのた めらいもなく喰らってしまうこともあるかもしれないが「あ るいはその逆も)、そのとき、地球の最初期、原初の生命を 生存さしめ、いや、さらにその前、そもそも地球そのもの を成立させたのやも知れぬ、絶対的に晴れやかな虚無の風が 吹きわたる。川上弘美を読むことは、決して単なる神話的 元型などにふれ癒されるということではなく、その基底につ ねに/すでに吹く風のあくまでも「物理的」な音に身をゆだ ね、そこに空っぽの爆発的な歓喜を聴き取ることにほかなら ない。TATA TATATAH!! (舞)
427 :
吾輩は名無しである :04/08/22 20:28
↑ コレ、ユリイカ03年9月増刊号(川上弘美特集) の編集後記なんですけど、(舞)って署名が気になり、 かつ、「あわあわ」とか「のほほん」とか、TATA TATATAH!! という意味不明な締めくくりとか、舞城さんっぽい。 「動物」っていう表現もドゥルーズというより東って気がするし。 どうでもいい話で申し訳ないです。
(舞)は編集者の名前の一字でしょう いくらなんでも自分で名乗るくらいだったら覆面にする意味ないじゃーん
429 :
吾輩は名無しである :04/08/22 22:38
でもにてるよ〜文体が
文体模写っうーか、シャレでやってみたのでは?
編集者だったらそんなに何年も投稿を続けるだろうか もっと楽な道を探しそうだけど
遅ればせながら『煙か土か食い物』を読みました。初めての 舞城王太郎です。甘ちゃん坊やが語る「俺の家族ってスゲエんだぜ!」 物語(ほのぼの系)ですね。まあ、実際凄い家族ですけど。ラストで 四郎が2時間泣いたり阿帝奈に電話したりする 場面は、それぞれ『羊をめぐる冒険』と『ノルウェイの森』のラストを 思わせて微笑ましかったです。とりあえずそれなりに面白かったので 他の作品も読んでみます。何かお勧めはありますか、 家 族 小 説 と 恋 愛 物 以 外 で 。
433 :
吾輩は名無しである :04/08/23 00:46
九十九十九がやっぱり一番重要な作品って気がする
>432 『熊の場所』はいかがか。
436 :
吾輩は名無しである :04/08/23 18:05
>>425 それを言ったら森博嗣とかどうなっちゃうのさ?
>>426 そもそもそんなに似てると思えないんだが。
ヒロシはあまり勉強できなかった
438 :
吾輩は名無しである :04/08/23 19:30
>>436 読んだことないのでググってみた…すごいなー
440 :
吾輩は名無しである :04/08/24 01:16
3人きょうだい
>>436 や、にてる! 川上弘美を「動物」とか「喰いもの」とかにしちゃう
強引なセンスというか、、
覚せい剤でもやってそうなくらい異常に躁な感じとか、
サイコパス的な無顔貌性とか。。
だって編集後記にTATA TATATAH!!だよ?
あと、擬態(ミミクリとルビがふってある)って言葉遣いは小説家的なものだね(とくにミステリを書く人)。
きっと違う人なんだろうけど、さっと流さずもうちょっとなんか言って欲しいデス
しつこいな。 パスティーシュだろ。
ってことは(舞)って署名もパスティッシュ? なんで川上弘美特集の編集後記でよりにもよって舞城のパスティッシュ?
パスティッシュだとしたら才能ある人だと思う ぼくもああいう文章かけるようになりたいからこだわってしまう
447 :
吾輩は名無しである :04/08/24 22:35
448 :
吾輩は名無しである :04/08/25 02:34
CLAMPみたいに複数なんでしょ?
449 :
吾輩は名無しである :04/08/25 07:55
川上弘美にくらべたら、無駄が多いよねえ。まあハッタリなんでしょうけど。川上弘美には追いつけない。
>>415 ほんと?石原たまにはいいこと言うな・・・
楽しんでくる奴、自分の為に行く奴は、
自 費 で 行 け や!
451 :
吾輩は名無しである :04/08/28 13:06
age
452 :
吾輩は名無しである :04/08/29 13:50
テンプラ
453 :
吾輩は名無しである :04/08/30 03:54
「好き好き・・」 どうよ?
>453 まっとうでキュートな本。
455 :
吾輩は名無しである :04/08/30 17:21
王太郎とセックスしたい。
456 :
吾輩は名無しである :04/08/30 22:04
『煙か〜』と『暗闇の〜』を読んだ。最後に主人公が明るく朗らかに 救済されてる様な感じがなんか気に喰わない。もっと憂いや屈託を 感じさせる終わり方を期待してたのに。こういう風に思うのって 非文学的?
457 :
吾輩は名無しである :04/08/30 22:09
>>457 あまりに文学的すぎて腹筋100回してみようと言ってみたくなるtest
レスは456ね
459 :
吾輩は名無しである :04/08/30 22:35
電車男とおんなじくらい、どうしようもない世界観だよね。。この人、最初の2作品ぐらいで終わってる。。
九十九十九は割とひねくれた終わり方なんじゃね?
461 :
吾輩は名無しである :04/08/31 00:18
九十九十九って、清涼院読んでなくても読めるの?
俺の場合、九十九十九読むために無理してコズミック読んだら そっちまで読む気力がなくなってしまった。
私は清涼院の存在すら知らずに九十九読んだよ…。 九十九がとっかかりで舞城読み始めた。
俺九十九十九読む前にそっち読まなきゃいけんのかとコズミックについて調べてたら ものすごいオタッキーな作品なんだね、それで嫌になったんだけど 読まなくても九十九十九読めます?
468 :
吾輩は名無しである :04/09/02 15:00
阿修羅ガール、ようやく読んだ。 最初のアイコのところまではまだいいけど その後からの夢の話とかシャスティンとかはつまらないな。 意味ありげで無意味にすぎないというか。 その無意味さに意味をつけようとラストで自己分析してたり寒い。 アイコのまま、ラストまでいってほしかった。
>>467 スレ違いだけど、コズミック、ジョーカー、カーニバルは文庫とノベルスで違うの?
というか、
>>469 の感想はきわめて普通だと思う。そして正しい。
473 :
神様 :04/09/12 22:38:09
調布アルマゲドン実況スレはここですか?
474 :
吾輩は名無しである :04/09/13 16:51:33
ageるよ つーか何でこの作者、ポスト村上春樹とか言われてるんだ?
そんなこと言われてる?
島田雅彦が(なんていうとまた荒れるか) 朝日の文芸時評で春樹ファンが流れるのは時間の問題 っていってたのもあるかもね
純粋さで安心させようとしてるとこは似てるね そのために用意する細部は春樹よりイヤらしくないからいいんじゃないか
三郎はベリーマッチョでございます。 ↑これ、なんだかわかる? 友達が(笑)っていうタイトルでメール送ってきて、本文が上の。
ほぜん
舞城ってどれくらいの年齢の人が読んでるの?
中高生。
じゃあ、ここにいる人も中高生?
中高生。
中高年だったりして
487 :
吾輩は名無しである :04/09/22 15:18:01
好き好きのイラストの 結婚オメだよ林(8ヤ死)って何?よくわからなかった。
私信?てことは誰かが結婚して林(8ヤ死)が舞城でおめでとうって?
ラリアット・ポイントのタイトルだろうから、特に意味はないんじゃね?
ラリアット・ポイントって何だ? 特に意味ないならいいや。
高校生1。
舞城まじつまらん。 保坂の小説読んでたほうがまだ暇つぶしになる。
文章ほんと無駄多いね、ちゃんと推敲して整理すれば どれも三分の一ぐらいになりそう。
496 :
吾輩は名無しである :04/09/23 22:13:08
激しくガイシュツかもしれんが 石原慎太郎が芥川賞の選評で大バッシングしてたな。 山田詠美だけが「いいんじゃないの」みたいなバカなコト書いてて失笑した
そろそろ芸風の転向を考えねばならない時期に差し掛かったぜ、舞城さんっ! あと、石原はいい事を言った。
____ 〆::::::::::::::::::::::::~~'丶 /\ミ:::::::::::::::::::::::::::::::ノノ_ /::::::::彡⌒ ̄ ̄ ``^^'''ヽヽ |:::::::::::彡 ヾ| |:::::::::/ │ |:彡/ ┏━━- -━┓| /\::| ____ヽ / __ │ | 6|/ヽ ~ ┗ ~' '~┗~│ 「そんな事はアナタにいちいち ヽ__| / _/ | ノ│ 言われる事じゃないんだよ。」 || ./へ__亅ヽ | | ノ ヽ___j___ヽノ / /\ヽ / ヽ─‐′ / / 丶 \ \ / \ ~ヽ  ̄二 イ| ̄丶 \ ~'' >--<~ | \ /ヽ___||/ \ | | \|
499 :
吾輩は名無しである :04/09/24 15:41:37
舞城のどの作品も「太陽の季節」よりはマシですが、何か
500 :
俺 ◆h44CS/9yz. :04/09/24 15:42:20
123
つまらない
池澤夏樹も推してなかったか? 選評は立ち読みしただけなのでうろ覚えですが。 いかんせん(選考委員の中では)若い2人なので、 受賞に持っていくまでには至らなかったのだろうな。 欠席してた村上龍がどう評するだろうかが知りたい。
503 :
吾輩は名無しである :04/09/25 01:17:17
504 :
吾輩は名無しである :04/09/25 01:20:44
池澤夏樹も推してたよ。 「多勢に無勢」で落とされたと言っていた。 俺は石原の 「そういった上っ面だけの風俗が一瞬にして風化してしまうことを 物書きたらんとする者は自覚しなくてわならない。 (中略) 『好き好き大好き・・』に至っては閉口の極みである。」 だったかな、そんな考え方を支持したい。 まあ石原は、選者としては鋭い目を持ってると思うが 作家としては一発屋だった気がするが なにか?
507 :
吾輩は名無しである :04/09/25 01:27:06
508 :
吾輩は名無しである :04/09/25 01:30:19
>>506 舞城こそ眼糞手糞だが、なんでそんなに必死なの?
509 :
506 :04/09/25 01:35:24
>508 石原は眼低手低だが、舞城はそれ以下眼手無と思われる、何か? わかってること書くな
レスが欲しいだけでそ。吠えるなよ、深夜でそ。
511 :
吾輩は名無しである :04/09/25 01:42:52
好き超愛読んだけど なんかピュアすぎて居心地悪かった
舞城って本当の長編は書いたことないね 連作短編ばっかり。
「阿修羅がーる」は一応長編と言える。三年遅れてきたJ文学です。
515 :
吾輩は名無しである :04/09/25 22:34:19
5年じゃねーか
阿修羅ガール
ブクオフで買ってきてさっき読み始めました。
風邪気味なんで頭痛いが、意外に読んでいける。
純に感じるという(
>>511 )意見は今のとこ同意。
といってもまだ第二部にはいったとこだが
518 :
吾輩は名無しである :04/09/25 23:53:40
ずーと王城舞太郎だとおもってますた。
ずーと舞茸踊っ太郎かとおもってますた。
煙、暗闇、世界の次に読むならどれがオススメですか?
521 :
吾輩は名無しである :04/09/26 01:13:38
煙→暗闇→世界じゃないの。少なくとも煙→暗闇は守るべき。 ノベルスのことならミス板で訊いた方が良いと思いますよ。
>>521 その三冊は読みました。
で、次に読むのはどれがオススメですか?
521じゃないけど「熊の場所」
もう読まなくていいと思う。
読みたいつってんだからそう言うなよ
昨夜読み始めたと書いたものですが、「阿修羅ガール」、 今読み終わりました。 昨日は一部の語り口で少し萎えてたのですが、2部以降 あわせて結構よかったです。 この前新潮に載った「みんな元気。」がはじめて読んだ舞 城作品でそんなに良い印象をもてなかったんですが、これ を読んでまた他の作品も読みたいと思いました。 で、なんかお薦めあったらお願いします。
>>526 「煙か土か食い物」か「世界は密室でできている。」か「熊の場所」ならどれもハズレはないと思う。
煙と世界は講談社ノベルスね。
>>527 Thx
いま古本屋まわって帰ってきたところですが舞城の本は
どこにもなくてとりあえず他の本を買ってきたとこです。
ノベルスはいってるなら見逃してたのかも知れないけど。
その三冊こんど本屋で探してみます。
なんか初期作品のほうが人気高いようですね。
>>523 レスどうもです。
本屋にあったのですが、カバーの上の部分がぐちゃぐちゃになってたので
ネット通販で買おうと思います。田舎ってやだなぁ。
MFDoomってこと?
531 :
吾輩は名無しである :04/10/06 07:36:19
リーダー格の男一人と女の子三人を 合わせて“舞城王太郎”なんだって夢を見た。 でもいろいろあってモブノリオの覆面だってことになった。 なんだこりゃ。
>531 r==、、 ,.. ---- 、 :.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、.,.::'":::::::::::::::::::::::::`ー-、 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:::::::::::/γ、;;::::::::::::::::::ヽ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,/〃~`ーヽ::::::::::::::::::i :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l〃 ヽ:::::::;;::::::l :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l/ __,,...」::l;::l_;;::::! :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lニ ''〒テ-l:l:::;'-ヽi ここはあなたの日記帳じゃないのよ。 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l斗 , └'‐ '!l;;/).ノ:! :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l 〈! l l/-くト、! チラシの裏にでも書いてなさい。 :,:,:,:.:.:.:.:.:.:.:,:,:.:ll:.l 、- ッ ノl //トl ヽ :,:,:,:,:.:,:.:,:,:,:,:,:,!,l:l;`ヽ、 = ./// .lニー、 :,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,l=l;l‐^ヾニヽ二-ニ-' /`==`_ー-、、 ね! :,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:l l! \二ll二_/  ̄==、、ヽ :,:,:/l:,:/!:,/l:l || / l l ! :,:/_l/-!/ l:l || / l l ! ;/-l'-/'‐ヽl、 ,,.. -ー-、. || __ / l l ! ' `/_ ,.. --‐''ヾ.l \/ i l' / l l l .し'/ ,r--ーヽ-------―\ / l.l l (_/ ,,.-r::-ヽ---、_ / / ll l ヽ='‐''"__ lヽ `ヽ、_ ll l l `ー'''" l ll=、、  ̄`ヽ. ll l ! l--くノ ``==、、 ヽ.ll l
そのAAの方が
制コレISMに載ったやつ読んだ人いる?
535 :
吾輩は名無しである :04/10/29 15:54:55
舞城ファンだけど、石原の言ってる通りだとおもう。 つか、アンチ石原は理解していないようだが 石原は、自著の太陽の季節を必ずしも 文学としては肯定していないんだけどね。 風俗小説を「文学」であると勘違いしているのは 日本の文壇のレベルが低い証拠だよ。 同じく、限りなく透明に近いブルーなんかは文学とは関係ない代物 舞城は自分が「文学」やってるなんていう 自意識あまり無いんじゃないのか。 山田や池澤のほうがバカだと思う。 つか山田は本当にバカだけど
>>535 石原の場合、いわないことそれ自体が肯定と取れちゃうので曖昧。
あれだけボカスカ言えるんだから、「俺の小説なんかで喜んだ奴らって馬鹿じゃないの?」くらい言ってもらいたい。
新刊出しすぎだね。ちょっと抑えた方が良いよ。 なんか浜崎あゆみみたいな感じになってきた気がする。 どんなんでも出しゃー売れる、みたいな
この人は伸びれば凄い作品を書くかもしれないという期待度だけで ここまで引っ張ってきてしまったね。結局デビュー作が最高傑作で、80点止まり。 まあ俺は信者なのでいつまでも待つけどね。
540 :
吾輩は名無しである :04/10/30 19:15:55
>>535 って
思いっきり文学的なイメージに依存してるのにコイツの悪ふざけ具合に惑わされてる典型だな
飄々として文学なんて知らないフリしてる舞城ってカッコイイねっていう感じか(w
>>539 いや、煙か土か食い物のこと。
80点は低かったかな? 85点くらいかもしれないけど。
なに新刊の表紙・・・
543 :
吾輩は名無しである :04/10/31 20:22:34
>540 文学はイメージじゃないって言ってるのに 文学的なイメージにだまされてるだって(プ バカは文章が読めないようだ。
はずかしくてレジに持っていけない
545 :
吾輩は名無しである :04/11/01 01:40:06
どう読んでも文学的ってことを意識しながら書いてるようにしか読めん 「こういうのって文学だろ?」と作者の声が聞こえてきまつ あと文学はイメージじゃないってどういう意味でつか?
>「こういうのって文学だろ?」と作者の声が聞こえてきまつ あー、なんか解るな。 意識的か無意識的なのかは判断できないが。 確かに自分にもその声は聞こえる、、、ような気がする。
文学ってのは絶えず文学自体をパロディ化していくもんだから それはそれでいいんじゃないか。 パロディでなく準拠になった時に批判すべし。 今はまだどちらとも言えんと思う。
パロディというより、サービスに近い気がするなぁ。 我は強いが良い青年なんだろうな。 褒められて、どんどんそっちのほうに流れていくって感じか。
おだてて乗せといてほいと梯子を外すヤシも多い世界だから 気を付けろよと言っておこう。
550 :
吾輩は名無しである :04/11/06 20:52:00
>545 文学はイメージじゃないってどういう意味かわからないってことは 君は文学の本質は、イメージだと思っているのか。 だったら舞城なんか読まないで、低脳女子中学生に大人気の 『Deep Love アユの物語』でも読めば良いんじゃないか? あれには、論理も技巧もプロットも哲学も何も無いが、バカ女受けしそうな 愛だの悲劇だのイメージだけはふんだんに盛り込まれている こんなバカが文学を語るとは、世も末だな。
551 :
吾輩は名無しである :04/11/06 21:08:15
俺はまったくダメな純文好きなのだが、 舞城ってミステリ的には評価高いの? 本当にどこがいいのかわからんのだが、 あれだけたくさんの人が褒めてるわけだし、なんかあるんかな?
553 :
sage :04/11/07 02:09:53
煙か土か食い物 が面白かったので、九十九十九を読んだけど ぜんぜんわからないし面白くないので舞城さんはごめんなさい。 という感じ。 このスレみてもやっぱりどこが面白いのか分からないし。。。 舞城ファンの薦める海外作家って誰かいますか?<暇な方
ぼるへしゅ
ごめんなさいあげちゃって。
ありがとうございます。 アングロサクソンではどうですか?
かねってぃ
あんぐろ。。。えーと、ぴんちょん
ありがとうございます。 すごい名前ばかり出てきますねー 「読めないヤツは読むな」ですよねー 王太郎っていい意味でボルヘスみたいな超前衛じゃないと 思うけど。。。(あとボルヘスの翻訳は読みやすかった) 私の個人的なポジショニングでは「家族」「暴力」軸で アーヴィングと同じポジションになってます。 ほかにいないかなーと思って聞いてみたので、もしその軸で あいそうなのがあれば教えてくださいませ。
カネッティ読んだことないので買ってみますね。でも読めないかも。。 ところで「煙…」のなかで、一郎さんとのファイトシーン(李連杰より すごいキックって見てみたい)と、三郎さんとの絡みが一番好きです。 ミステリとしては「???」と思いますけど。動物占い使わないでよ。 ではー
>>560 あれは多分ミステリを小馬鹿にしてる。
謎が現れるしりからシローがブライトマインドであっさり解決。
読者に考える時間を与える気が感じられない。
「世界は密室で〜」もそんな感じだし。
> あれは多分ミステリを小馬鹿にしてる。 パロディ化するのはなにも純文学だけじゃないわけでつな
563 :
吾輩は名無しである :04/11/07 16:53:13
>>561 ああそういうことだったのね…
こういう謎解き不能なのってミステリでは普通なのか?
と思ってミステリ読む友達に聞いてもんなこたないと言ってたし
あえてやってるわけね。
>>550 って舞城が文学やってる自意識ないって上で言ってるアホだろ
まあ作風考えればこういうのがいても無理ないか
こんなバカが文学を語るとは、世も末だな。
>561 すごく善意の解釈ですが、舞城としては ―超近代的に「謎の答えを求めるな」(答えはない)と思って 謎解きの答えを出すつもりはなかった ―でも出版社から「それでは読者が・・・」とプレッシャーを 受けた ―そこで、「本意ではない」と分かるようにふざけた答えを 足して見せた っていうストーリーはないかしら? どのみち、ミステリファンとしての私個人には響かなかったわけですが。。。 九十九十九を買った期待は別にあったので。 むしろ笠井潔ファンの私としては、これがミステリと言われることには 抵抗がありますね。 >562 ミステリのパロディってどういう意味? 素朴な質問です。 本格ミステリでは先人のパロディとか参照は、多かれ少なかれ常道 なのでは。 舞城のスタイルがだれかのパロディ(とその超克)をめざしている のであれば興味があります。
>>565 「誰かのパロディ」というよりは「ミステリーという形式そのもののパロディ」だと私は思いました。
好きだけどあんまり堅っ苦しいからついおちょくりたくなる感じみたいな。
>>566 なるほど。たしかに肩凝りますよね、本格ミステリって。
謎を解くことそのものが目的になってるみたいで。
本格ミステリをおちょくることが謎解きに固執する読者へのくすぐりに
なるという感覚は分かります。
にしてももうちょっとエレガントにいかないものかな。
謎に気づくのが文学の異化作用の目的だとしたら、
それをやってシローさんが愛に気づいて、ジローさんの存在に気づいて、
(さらに)そのさらに上にいけたんじゃないかーっ?? なんて、
つい熱く思ってしまいます。期待しすぎですかね(笑)
567の第3段落目で「謎に気づくのが」と書いたのは、意図としては 「謎解きの不毛に気づくのが」という意味でした。あわてて補足。 @Maniac
>>568 >>553 で九十九十九がよくわからんと言ってたが清涼院の本は読んだ?(読んでなくても大丈夫なはずだが)
あの作品を苦手とする人は結構多いが
文学だの愛だの熱く語っている人が苦手とするのは不思議だなーと思う。
メタ語り。名付け。リリシスム。世界の終わり。先行者の物語。 名探偵猫猫にゃんにゃんにゃん! わかりやすすぎて、かえって捉えどころがないの鴨。
571 :
吾輩は名無しである :04/11/08 22:17:17
572 :
吾輩は名無しである :04/11/09 01:23:03
最初読んだ時『さようなら、ギャングたち』かと思ったよ#九十九十九
天の声に記念カキコ
574 :
吾輩は名無しである :04/11/09 16:27:09
575 :
吾輩は名無しである :04/11/09 19:17:53
>>572 似てるんですか。似てるとしたらどの辺が?
>>574 どっちが天でどっちが地ですか。
ちなみに『九十九十九』は読んでません。
俺もどっちか気になる。 ゲンチャン好きとしてはギャングだとおも
天地つうより、あえて踏襲してるっぽいから そこに盛り込んだ新しいものは何か、を言った方が建設的と思われ
578 :
吾輩は名無しである :04/11/09 23:53:16
──何より問題はそれが「美談」とされているからだ。 舞城王太郎は、「権威ある」芥川賞の候補になった ──その「美談」が問題なのだ。 ヘイトな思考を持つ人物が、周辺ではなく、 「中央」に位置すること/しようとしていること、 それが問題なのではないか。 なぜ、他者への憎悪を増幅させるのか ──誰がそれに<加担>しているのか。 なぜ、このことが「人権問題」として「問題化」されないのか。 僕が知る限り、舞城の「憎悪=美談」を指摘した人物はいない。 それどころか、舞城を持ち上げているのは、 どちらかというと「リベラル」を自称する批評家たちなのではないか。 左/右翼が「合体」して、協同して一つの意志を持ったら、 それは「全体主義」と呼ばれるのではないか。
>──何より問題はそれが「美談」とされているからだ。 >舞城王太郎は、「権威ある」芥川賞の候補になった >──その「美談」が問題なのだ。 >ヘイトな思考を持つ人物が、周辺ではなく、 >「中央」に位置すること/しようとしていること、 これは村上龍どころかそもそも石原慎太郎あたりからとっくにそうだったような気がしますが・・・ 舞城もあっちこっちで叩かれてるなあ
なんかこう,不良をあえて生徒会長にしたがるような先生と生徒のノリっつうんですか そういうのが嫌だなあってのは判らなくもない でも舞城は村上龍や石原に比べればずっとマッチョじゃないと思うよ〜
アンチ舞城の人って何読んでるの?
このスレあんまりアンチは住んでないような。
気分が落ち込んだときは舞城文体で日記を書くと心底ポジティブな気持ちになったりする。 ところが源ちゃんの文体で書くとポジティブっぽい描写が続くわりには気分がどんどんウツ方向へ沈んだりする。 虚人たち文体だと『日記を書いてる俺』の日記になってしまって日記から逸脱してしまう。 ……いや、だからどうしたって言われると困るけど。
こんばんわー 569> 清涼院って全然読んだことないです。九十九十九読んだところでは あんまり深追いする気がでなくって。 コメント見ると、文学とか愛とか好きな熱い人好みのする作品なのかな と思ってしまいますけど、ちょっと警戒。 572以降 私は高橋すごく好き。高橋のやんちゃな弟のような舞城も好き。 権威との関係はあんまりよくわからないけど。。 文学賞からむと むずかしいのね。まあ芥川賞とっても好きなのとダメなのとあるけど、 私みたいのが読むだけでも賞の効果ってあるんでしょうね。 日記あんま書かないけど583の感覚すごく分かる。1回ハッピーな気分で 悪乗りして「あだると」文体で日記書こうとしたら一気に元気なくなった。 町田康の時はそんなことなかったのにな(笑) ところでね、「ネゴシエーター」(邦題「交渉人」)のDVD見た。 ケヴィンスペイシーのテクニック、スーパークール。これだけでも 「煙…」のマイ価値あり。
なにかとスルーされがちな流水だが、舞城とは別方向の過剰さがあるので面白いよ。 舞城のミステリーが本編の過剰さに比べてあらすじは至極普通なのに対して、 流水のはあらすじが過剰に面白そうなのに本編は泣きたいくらい普通。 九十九十九は、『流水マジ最高!』『と思ったけど、やっぱり流水はバカ。死んだ方がいい』 『ても流水の過剰さ以外ではこの世界は語りきれない。流水は神』『でも流水の手法で書いた世界はニセもの』 『だが、それすら流水の意図』『でも実際、流水は何も考えてない。流水は天然』『でもやっばり流水が好き。超愛してる』 という舞城の流水に対する想いが炸裂して氾濫して大変なことになってるので 二人のファンにはとっては良くも悪くもたまらない出来。
585> こーんなご紹介を待っていた! とアマゾン繰ったら45件もヒットした。 清涼院はどれから始めるのがいいでしょう? 「暗闇」もカネッティも一緒に注文するし。どうもありがと♪
いや別に舞城は流水好きじゃねーだろ。
好きじゃないけど流水の皮を着て文章を書くことにはハァハァだった舞城さん。
いい加減スレ違いだと思うが、とりあえず古本屋でコズミックを100円で買っとけ。>流水 そして流水スレへどうぞ。
というか舞城はミステリ専門の作家じゃないだろ。 ミステリの定義にもよるけど少なくとも狭い意味でのミステリ作家ではない。 男向けの町田康。
591 :
吾輩は名無しである :04/11/29 19:39:14
舞 城 王 太 郎 『夜中に井戸がやってくる』 /\ /\ /:::::::ヽ____/::::::::ヽ、 丿 ::.__ .::::::::::::: __ ::::ヽ_ / /。 ヽ_ヽv /: /。ヽ ::::::ヽ -┼- 丿~~~| / / ̄ ̄√___丶  ̄ ̄\ ::::| ■ ■ -┼- /~~~~/ ━━━ | .:::::::::: / / tーーー|ヽ ..::::: ::|━━━━━━ ▼ ▼ .| 丿 | .:::::. ..: | |ヽ ::| ● ● | ::: | |⊂ニヽ| | υ :::::| \ / /| : | | |:::T::::| ! .::| \ \\ / / \: ト--^^^^^┤ 丿 \\\ \\\
夜中に井戸がやってくる、久々に傑作だね。
お、おもしろいんか。ファウストだっけ?
ファウスト。初の二段組みで、百枚前後あると思う。
井戸、いいけどひらがなの書体が激しく読みづらい……。
596 :
吾輩は名無しである :04/12/04 01:04:17
作品タイトルのネーミングセンスは最低
いや、最高だろ。
アニメオタクっぽいセンス
それはタイトルに限った話ではないような
600 :
吾輩は名無しである :04/12/04 17:56:53
確かにオタクだね。 でも、おもしろい。 普段ミステリは、まず読まないんだけどね。
601 :
吾輩は名無しである :04/12/04 17:59:11
>590 男向けの町田康ってのが、全然わからないス。 どこら辺が?
602 :
吾輩は名無しである :04/12/04 20:33:25
「天の声」
603 :
吾輩は名無しである :04/12/04 20:34:30
福井の王太郎は、勝木書店には行くのだろうか。
604 :
吾輩は名無しである :04/12/05 00:50:21
九十九十九、最後の方良かったわぁ
605 :
吾輩は名無しである :04/12/05 22:02:24
『夜中に井戸がやってくる』 このタイトルって当然スティーヴ・エリクソンの『真夜中に海がやってきた』 を意識してるんだろうなあ。 あいかわらずあざとい作家だw ま、そこが魅力のひとつでもあるのだけれど。
王太郎ちゃんに会いたいよ
607 :
吾輩は名無しである :04/12/06 21:05:58
ま、そうやって誤読することで舞城の文学的権威は向上するんだろうねぇ
『夜中に井戸がやってくる』は ゆでたまご先生がキン肉マンの次回作として ジャンプで連載し、あっという間にうち切られた 伝説の傑作『ゆうれい小僧がやってきた!』を意識した作品です。
舞城はアメリカ文学も読んでるし、誤読じゃないと思うぞ。 いじり方が足りなくて爺さんの喜ぶ範囲に留まってるのが痛いけどな。
610 :
吾輩は名無しである :04/12/06 21:23:48
アメリカ文学読めばいいって問題でもないけどな。
611 :
吾輩は名無しである :04/12/07 23:57:07
笠井がユリイカで少し舞城のことについて触れてたね。 セカイ系のセの字も知らないような審査員が舞城の作品を正当に 評価できるわけないとか何とか、書いてた。 笠井も大分お歳頃なのにいろいろと頑張るね。
612 :
吾輩は名無しである :04/12/08 00:56:19
オタク限定の文学的コードを料理してるんだから知らない奴が読めないのは当たり前 似たようなこと考えてる舞城オタいるんだろうな 正当な評価はおかずとご飯を一緒に食べさせてからだろ ご飯だけで勝負してるならともかくさ
この人には少なからず期待してるけど、 実体験とかの蓄えをあんまり持たずに 抽象的な世界で言及とかコード操作とかだけでやってる段階だから もうしばらくしたら五年・十年単位の大スランプに陥ると思う。 そこからどうやって脱出するか、が勝負だね。
実体験の蓄えなんてイラネ
実体験なんて蓄えざるをえないもんじゃないの?
勝手に貯まっていくんだよ。 垢みたいなもんだ。
なんか文学方面から評価上がってくると ラノベ方面からは嫌悪されてくるね。 けっきょく作品じゃなくて自分の支配下にあるか、で評論家は誉めるのね
618 :
吾輩は名無しである :04/12/13 10:21:18
野間新も落選あげ
スランプ到来
奈津川サーガまで待ってやれ
一郎が主人公の奈津川サーガ、読みたいね。 結構一郎ってどろどろしてそうだぜ。
622 :
吾輩は名無しである :04/12/14 01:25:34
文庫化されんのって今日?
623 :
吾輩は名無しである :04/12/14 14:32:51
文庫読了記念カキコ!
624 :
吾輩は名無しである :04/12/14 18:49:55
野間新人賞落選は妥当なり ミステリー誌に帰れ
講談社の文庫情報誌「IN POCKET」現在発売中の12月号の特集は舞城王太郎。 (1)全作品ガイド 舞城ワールドを駆け抜ける (陣野俊史) (2)私の好きな舞城王太郎 (豊崎由美 青木大輔 森絵里香 菅聡子 太田克史) 200円です。
それはいらねえなあ
> (2)私の好きな舞城王太郎 こんなタイトルなかなかつけられるもんじゃないな
そういえば「別冊宝島」シリーズで 「僕たちの好きな××」というタイトルのが いくつかあったなぁ。 「僕たちの好きな村上春樹」とか。
自民党発足って、1955年ですよね。 奈津川兄弟の祖父である大丸って、 8年間、自民党議員やってたと記述あるけど 計算合いますかね?
631 :
吾輩は名無しである :04/12/24 18:23:47
西尾維新ってなんであんな表紙なの?
本人があんなのにしたいから。
633 :
吾輩は名無しである :04/12/24 22:59:49
やっぱりアニメとか好きな層とリンクしてるわけ?西尾維新って人とか舞城とかは。 舞城とかは高円寺に住んでてマイナーな映画好きでECDとか好きな奴が読んでそうなイメージだったのだが。
「高円寺に住んでてマイナーな映画好きでECDとか好きな奴」になりたがってる 奴が読んでるんだろう。
私情を書いた群像の喧喧諤諤は舞城説
636 :
吾輩は名無しである :04/12/25 19:26:00
次の芥川賞は 舞城にあげるべきだ。 それ以外が酷いすぎる。
こいつに芥川賞やったら腐るの目に見えてるから やらん方が本人のためひいては読者のためと思われ
それ以外が酷いって…… 近年まれに見る激戦期だぞ。 純粋に作品だけで評価されるなら みんな元気なんて候補にもなれないよ。
ほかになにがあんのよ。 ナオコーラとか言ったらしめる。
『スクールアタックシンドローム』にあげたらどう? 俺は『みんな元気。』より面白いと思った。
ナオコーラなんてどこをどう考えれば出てくるんだ? 馬鹿を言うのもたいがいにしろよ。
「みんな元気。」はよかった? 自分的には真面目に 「人のセックスを笑うな」>「好き好き大好き超愛してる。」 なんだけど。 「みんな元気。」はまだ読んでない。
福井出身ってところが神秘的でいい。 茨城とかで覆面作家だとトホホって感じだから。
埼玉でもだな。宮城もか。
福井県って本当に存在するの?
648 :
吾輩は名無しである :04/12/27 18:28:25
あのさ、阿修羅ガールってどこがいいの?宮本輝同様俺にも良さが全く分からない なんで三島賞とれたの?教えてエロィ人!
649 :
吾輩は名無しである :04/12/27 20:47:38
650 :
吾輩は名無しである :04/12/27 21:09:52
651 :
吾輩は名無しである :04/12/28 12:33:17
>>644 >茨城とかで覆面作家だとトホホって感じだから
うわー なんかわかるわ。
ほんとう、三島賞選評での宮本輝は男だった。 福田(豚)和也と島田(天皇大好きっ子)雅彦は腹切って誌ね。 舞城は福井に帰って実家のコンビニ継げ。
三島賞ってのはこーゆーの拾うための賞だろ。 宮本が酷評したのに賞やっとけば間違いない。 舞城も舞城だ。 芥川賞欲しがるのはあまりにみっともないからやみてくれ。頼む。
で、やはり作品が面白いのかどうかが知りたい。 レビューを読むと、いいことばかり書いてあるから参考にならん。 作者の性格が作品に浮き彫りだったりして嫌われてるとか? 舞城に期待したいのか、作品を馬鹿にしたいのかわからん・・・。
まだ「新しい作家ならでは」の「抽象的」で「実験的」な小説を 書いてる段階だから本格的な評価はできないよ。 そうした魅力はふんだんにある作家だが、それは長くは続かない。 (盲目的なファンは別として)現段階では新奇さと生産力が評価されているだけ。 そういうのが書けなくなってから彼の評価は決まる。 いい作家になってくれYO!
「熊の場所」っつう短編集読んだ。 なんだかな、やはり手厳しい評価になるな。ま、でも、舞城の場合は平野とか島田 と違って「自分は実力者だ」ぶってないし、最初から「どうせ大した事ないだろう」 という低い先入観から入り込んでいるので、そのマイナスイメージがプラスに転ずる 事も大いにあり得る作家なのだが。 それでも、ちょっとダメだったな。 春樹出現で一気に「文体」が軽くなるという文体革命(文体衰退)が起きたが、今度は 舞城の登場で「内容」が凄く浅くなるという内容革命(内容衰退)の始まる予感がするよ。 春樹は一応、哲学チックな事書いたり、どこかから知識を引用してきたり、少しは「作家 たり得る特殊知識」を披露しているんだよな。自身も勉強しなければ出来ない技だ。 だが、舞城はそれすらもなくなった。いわゆる学生の作文になりさがっちゃった。 ある日の日記みたいになっちゃった。平成の若者言葉、乱れ言葉、風俗を駆使して斬新に 見せてるだけが売りだろ。 熊の場所。舞城の書くパターンだが、書き出しの1文は長く、読点(。)までなかなかいかない。 そして、内容は、「現在」の空間がまずあって途中から「回想」とか「聞いた話」などの引用を 加えた2段重ねの構図。 熊の場所で気になった箇所は、友達の家に遊びに泊まりに行き、その友人のお母さんの入浴後の 裸をちらりと見てしまう場面。ここからなにかつながる展開があるのかと思いきや何もない。 無駄である。唐突にこういう場面を書く無駄さ。全体を壊す蛇足となる。 美人の母の裸をちらりと見たんだから、もう少し展開めいたのが欲しい。ならばいっそ 書かない事だ。おまけに、その時の描写も下手すぎ。舞城の文体では色々限界があると思った。 あとは、この作家、全然頭いいわけでもないな。内容が薄っぺらい。 ま、ケイタイ世代が手頃に読める作家が舞城レベルなんだろうが、こういう人物を売り出しに かからねばならない現代文学界、しいては出版業界に嘆きを大いに感じるよ。 なにが三島由紀夫賞だ。三島が泣いておるわ。
657 :
吾輩は名無しである :04/12/30 11:36:04
>ま、ケイタイ世代が手頃に読める作家が舞城レベルなんだろうが 世代で区切るのよくない。 オッサン世代だろうがゴミは大量生産されてる。 しかし短編集一つでそこまで断罪できるおまえさんの見識に乾杯。
658 :
吾輩は名無しである :04/12/30 11:38:57
「煙か土か食い物か」読んだよ。 面白かった。「阿修羅〜」や「好き好き〜」みたいに賞欲しげなあざとさがないのも良い。 でもやっぱり春樹の影響受けすぎかな。 もしくは中期以降の春樹の元ネタの、アーヴィングやオブライエンの 影響を露にしてしまっている。 ところで「煙と〜」文庫版144頁2行目の「驚異」って「脅威」の誤植だよね?
659 :
吾輩は名無しである :04/12/30 11:45:25
>>657 こういうなんちゃって評論家の時代だからこそ舞上なのですよ!
660 :
吾輩は名無しである :04/12/30 19:03:24
舞城は別にぜんぜん過剰じゃないし、なんか普通なので面白くない
何をどう過激に思うかとか舞城云々は置いといて、 軽々しく「普通」などという曖昧で完全に個人個人で感覚の異なるものを 使って批評するのは、あまりにも頭が悪いですね。 こう言いましょう、 「舞城は僕にとっては過激なものではなかった。 なぜなら、僕はレベルやそれ以上の過激な場面を 多くの小説によってすでに体験しているから。 性や暴力の描写が少ない小〜中学生に薦められる ようなものばかり読んでいる人にとっては過激に感じる のも無理はないけどね。」
加筆訂正 僕はレベル → 僕はそのレベル
訂正するならもっと大事なものがあるだろうにw
冬休みだな。
665 :
吾輩は名無しである :04/12/30 23:42:03
やっぱ2chは駄目だな
666 :
C ◆7sqafLs07s :04/12/31 00:21:59
謎の作家、みたいな売り方で言えば 結局ピンチョンの二番煎じかよ、ってので終わってしまう。 過激な文学、みたいなレッテルは 三秒で剥がして旧約聖書の上に貼り直したほうがいいし、 そうやって舞城って語られるべき言葉を失っていくのよな。 舞城自体はもしかしたら凄い作家なのかもしれないけど、 (もしくはそうなる可能性を秘めているのかもしれないけど) 舞城周辺、というか舞城を語りたがる人間がひどく俗っぽいせいで どうも単純かつどうでもいいあたりに収斂されてしまう、 舞城文学とでもいうべきものが。みな一様に。 新しいワインには新しい皮袋が必要だ。 舞城が新しいワインなのだとしたら、それを容れる皮袋のほうは まだ発明されていないのかもしれないね。 俺は舞城なんてカスだと思うけど。
668 :
C ◆7sqafLs07s :04/12/31 01:43:36
僕に惨敗以降、粘着ご苦労さまです。
君のレベルじゃチラシの裏にでも書いてた方がいい。
670 :
C ◆7sqafLs07s :04/12/31 08:44:51
君を惨めに敗走させるにはチラシの裏で充分だってことだな。
君も訂正するなら年内にしとけw
672 :
C ◆7sqafLs07s :04/12/31 14:41:58
どうして勝者が訂正しないといかんのだ?遠吠えも大概にしたまえ。
どうして勝ち負けの話になるのかよくわからん。 他のスレからの流れ?
2005年、奈津川の年の運勢を占う
675 :
吾輩は名無しである :05/01/02 00:11:06
>>674 奈津川家サーガの次作は傑作。
定価は1809円とでましたか。ちょっと高いですね。
買うけど。
ポコ☆チン
デコ★ポン
678 :
吾輩は名無しである :05/01/11 01:36:04
来月、奈津川家サーガの新作が発売されるね。
大吉級の傑作ってことだな。なんやそれ
奈津川家サーガ新作なんて題名ですかー?
「蔵の中」
「ちんこ」
684 :
吾輩は名無しである :05/01/11 22:00:29
「哲学書を詩集として読み 形而上的な事柄や抽象的な事柄に対する深い思索の結論というものを 全く信じていない奈津川二郎のことを1998年の秋、 ニューヨークの市立図書館の書庫の中でサルマン・ラシュディが “永劫回帰そのもののような男だ”と言ったとき、 二郎はぷぷぷニーチェかよださと言って笑って聞き流したが、 誰かの言葉を笑うのは、それが意味するところを、 少なくともこの場合ニーチェないしラシュディほど考えてみたことがないからで、 私はそういう観念や心象を言葉としてしか捕らえられないことこそが、 現人神と振る舞う二郎の弱点ではないかと思う。・・・」
685 :
吾輩は名無しである :05/01/13 13:28:26
人間嫌い
ヨゲン イチネンゴ オマエラハ マイジョウニ アキテイル
モウ スデニ アキテイル
そっから先が勝負なのはみんなわがってんでね?
舞城、これからどうなるんだろうね?
わたしゃついて行きますよ
どうなるかわからないうちからついて逝くと言う、これ信者ならずや
次回は舞城と絲山のガチンコ
最近舞城にハマった新参ものです。 「熊の場所」 「煙と〜」 「暗闇〜」 「九十九〜」の順で読みました。 次は何を読むべきでしょうか?
「世界は密室でできている。」がどうかと。
>>694 奈津川家サーガ続編ですよね。やっぱそうか。ありがとうございます。
ただ図書館行っても無いし、ちょっと大きめの本屋行っても無いんで
どうなんだろう?と思ってたんですorz
とりあえずどっかで取り寄せて読みます。
696 :
吾輩は名無しである :05/01/18 12:24:40
そろそろまた文庫化されたりするんですかね。
697 :
吾輩は名無しである :05/01/18 12:52:09
だれこれ。うれてないねー。
舞城コンプレックスって言葉が今年は流行る
舞上まなみってどうよ
一人称が「まいじょ」になって「へもへも」とか言い出して 「まいじょの虫干し」みたいなほのぼのエッセイを出すのか
かわいらしいじゃないか
702 :
吾輩は名無しである :05/01/21 14:47:25
『暗闇の中で子供』を読んでるんだけどなんか納得できない点が。 橋本敬は三郎たちの前で吐瀉物をのどに詰まらせて窒息死していたはずなのに、あとの方では身体をバラバラにされて殺されたことになってる。 ……どういうこと?
過去ログ見ろや禿。 それとも仲俣さんですか?
>>704 仲俣の言まで知ってるとはあんた通だね。
仲俣発言には俺も驚いた
2004/12/24の発言 >橋本敬の死に方が前半と後半で不統一なのが致命的だと思っていた >(この問題を指摘した書評、舞城論などはまだ見たことがない。もしあったらご教示願いたい)。 > >が、舞城王太郎のその後の作品、ことに『九十九十九』以降の作品を読んだ後に、あらためてこの作品に向かいあうと、 >もしかしたら橋本敬の死に方が不統一なのは意図的だったのかもしれないな、と思えてきた。 遅。 これで批評家。
708 :
吾輩は名無しである :05/02/08 02:04:49
遅レスすまん
>>658 先程読了!で、ほぼ同意見なんだけども
>アーヴィング、オブライエンの影響を露に
ここんとこだけよく分からんもんだからよければ...
『長いお別れ』→『羊を巡る冒険』→『煙か土か食い物』
ってな具合の作品的な血脈は読中読後強く感じたよ
でも影響が露に、ってのも悪くないよね
面白かった〜
ageてしまったごめんなさい 逝ってきます...
荒れるだろ、こら
ドリホ読んだ。 これってメタ?
いつだってメタ
そっか、そうだよね。 いつだってメタだよね。 自分の中の他人の中に自分がいるっていう構造の作品、 「ドリホ」と安部公房「箱男」以外になにかないかな。 この設定にツボった。
メタフィクションってどういう意味?
自己言及のあるフィクションといったところか。 小説内小説とか、小説の中でその小説の別の章をネタにしたりとか得意でしょこの人。 でもこーゆーのはスグ飽きが来るからね。
O太郎っていうペンネームはQ太郎にひっかけてるんですか? だとしたらどういう意味があるんですか?
718 :
吾輩は名無しである :05/02/15 00:22:01
バケラッタのO次郎でしょ。
煙を読んだ。 思ったよりひどいもんじゃなかった。文章もそれなりにこなれてる。 で、少し期待しちまったが、半分過ぎから減速していくのがわかった。 やっぱりなあ、と思ったな。 力ある作家っていうのは、むしろここからなんだよ。 半分過ぎて三分二にさしかかる頃に、坂道を加速させる勢いがあるんだが、 あーあーこの分でいくと、辻褄合わせのドタバタか、と思ってるとその通りになっちまった。 暇があったら、あと一、二作目を通してもいいかな、と思うくらいのそこそこのものはあるみたいだが、 同じようなものばっかだと飽きられるのは間違いないな。
720 :
吾輩は名無しである :05/03/18 20:35:21
最近失速してるのか?
すごい作家が出たもんだ、と最初思っていたんだが ここまでなんだろうか。
また書いてくれYO〜
『駒月万紀子』を読んだ。 ラシュディが本当にあのとき皮肉を言ったのかどうかはともかく、二郎はたぶん永劫回帰の 中で満足しているはずだ。永劫回帰の中でも生きる目的、生への意欲を失わないことこそ 本当の解脱じゃないの?と私は思う。 おや? なんとなく、『二郎』を『文学』に置き換えて、もう一度読んでみる。 どうして『文学』は『文学』を殺すのだろう? 『文学』は他人を殺さないが、死んでるのと同じくらい酷い目には遭わせる。 『文学』がモンスターなら、もうモンスターは人間の内なのだ。(中略) そして『文学』のしてくれた話のいろんな断片から想像する限り奈津川の物語の中ではきっと すでにそうなっているのだ。 でも『文学』はモンスターなんかじゃない。(中略) 『文学』が傷つけたあらゆる人にとって『文学』は《怪物》なんだろう。 でも私にとっては違う。 『文学』は人間のできる範囲のギリギリのところを生きてるだけで、そこに追いつめられたのも 『文学』のまさしく人間らしさなのだ。 うはwwwwwww俺wwwwwwwww高橋源一郎のパクリ乙wwwwwwwwwwwwww
725 :
吾輩は名無しである :皇紀2665/04/01(金) 19:52:42
『熊の場所』読んだ。 こいつはどうあがいても社会人には受けないだろ。 まず内容が薄い。なんの思想も哲学もない。 もういいよ。こういう作家は、という感じだな。
726 :
吾輩は名無しである :皇紀2665/04/01(金) 23:38:22
舞城は漫画家に転身しました。
なんか最近物凄い勢いで飽きられつつあるな、をゐ
冗談じゃなく綿やりさの出現が大きいね。 阿修羅ガールとか書いて現代の中高生の風俗を書いてみたものの、それは、やっぱり男、それも30代以上(多分) の視点のリアリティなんだ。 そこに本物の現役女子高生のりさちゃんが出てきた。 現役にはかなわないよ。
729 :
吾輩は名無しである :皇紀2665/04/02(土) 02:02:59
そして舞城はメタに向かった、と。
ていうか、綿谷ももはや現役じゃないぞ。
綿矢は一発屋で桶だが、舞城はこれからが勝負。 何年かかってもいいから、変身を遂げて復活してもらいたいな。 (ただし、今までのまま量産してもダメ)
舞城に思想がない? 綿谷にはあるのかい? 舞城は若者言葉で若者が主人公の話を書くけど、 若者文化の描写をしたいんじゃないでしょ。 でたらめな文章、でたらめな人物の行動の合間から 舞城の、人間どうしのかかわりや生きていく上での 肝となる基本的な態度への考えが、ポロポロと 見えてくるのだが、その部分が「オサーン臭」と 感じられる読者層もいるのではないかなと思う。
舞城は努力屋。綿矢は天才家。
綿矢は思想がないという思想
ディスコ探偵水曜日キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
736 :
吾輩は名無しである :2005/04/07(木) 23:36:08
中の人が小沢健二だというのは本当ですか?
次から次と、よく噂を楽しめるな。 女だの、福田だの、ウンコだの…
満里奈が結婚したことでしんみりする舞城
739 :
吾輩は名無しである :2005/04/09(土) 15:46:21
ミステリじゃない純文の作品読みたいんだけど何がいいかな?
普通に「熊の場所」からはじめてみてはどうでしょう 短編だし
741 :
吾輩は名無しである :2005/04/10(日) 11:05:44
ラノベの方が良いね 純文意識するとものすごく説教臭くて童貞臭い
童貞臭いのはいいことだ。
743 :
吾輩は名無しである :2005/04/10(日) 22:21:14
ディスコ探偵水曜日 まだ最初の方しか読んでないのだけど、これ、いつもに増して手癖が強すぎるよね
手癖って?
746 :
吾輩は名無しである :2005/04/16(土) 02:58:37
阿修羅ガール読んでるんだけど、二章で限界。 何でグッチ裕三なんだよ。
747 :
吾輩は名無しである :2005/04/16(土) 03:04:13
春樹は楽しめるけど 舞上は楽しめない
やっと「ディスコ探偵水曜日 第1部」読んだ。 文学「的」な風景(探偵、アイデンティティ、 記述と記憶、時間論)や現代「的」な問題 (幼児性愛や多重人格)をガジェットとして使って、 さらにJDCとか高橋源一郎「的」なものも ぶち込んで書けるのは分かったから、 「書けるから書いちゃう」じゃなくて、「これしかない かのように書く」ってことをして欲しいなぁ。 あの愛媛川宣言とか別に忠実に守んなくても いいんだから、もっと驚かせてくれよ、と思う。
あ、そか。 幼児性愛を放り込んだのはグランドフィナーレへの冷やかしかもしれないね。
何年ぶりかできたけどixion健在にマジ日鐚
「イン・ポケット」に、舞城がもう一つの後書きコーナーにイラストを書いていました。
あとがきとか小説以外の文章は書かないのがこの覆面作家のポリシーなんじゃなかったの? 覆面作家でいるのにも、なんかもっともらしい理由を付けてたよね。
だからイラストだっちゅーの
この人臨死体験好きだね。 死にかけたことあるのかな。
友達がすすめるから初めて舞城読んだ。『煙か土か食い物』。 サクサク読めるから電車の中での退屈しのぎにはよかったけど、 そんなに大騒ぎするほどの作家か、この人? ダンテとかチャンドラーを小道具に使ってみたりエディプス・コンプレックス 絡めてみたり中上→龍みたいに句読点なし一気書きしてみたりと工夫してる のはわかるが、ぜんぜん凄いとは思えないのだが。「マザーファッカー」とかの スラングは単に読んでて恥ずかしいし。モブよりはマシか。 荒唐無稽ものとしては清涼院のほうがまだ長い時間楽しませてくれるし。 こんな俺の感想を一変させてくれるような舞城のマグナム・オプスって何ですか?
恥ずかしげもなく今更そんな長文が書けるおまえが好きだ。
758 :
吾輩は名無しである :2005/04/21(木) 14:49:58
ディスコ探偵、確かに前作すべてを含んでかつ ひっくり返してる感じはするが、もうここまでくると ミクスチャーでしかないというか 文学が純粋に音楽に思える。(ああ、思惑通りなのか) 舞城が出てから中原昌也にあまり興味がなくなったことを 考えるとやはり舞城はそれなりに何かをしているのかもしれない。 しょっちゅう出てくる「言葉は神で・・・」っていうのを目にするたびに 一体読んだ奴はこれをどう飲み込んでるんだとは思うが
>>758 > しょっちゅう出てくる「言葉は神で・・・」っていうのを目にするたびに
> 一体読んだ奴はこれをどう飲み込んでるんだとは思うが
そこで流水ですよ。
760 :
吾輩は名無しである :2005/04/21(木) 15:29:24
舞城が巧い(?)のは、 「文学」として「批評」することが、 構造上ムリなほどに(ハルキなど及びもつかず) 作品に批評と作品批評自体を内包させているところ。 舞城の小説より面白い舞城論を書ける奴が今のところいない ・・のか?
あの程度の自己語りを指して「批評」なんて言葉を使っちゃいけないんですよ。 文化レベルが著しく低下するからね。
関係なさそうで似てるのがこの人と平野。 二人とも技は持ってて色々書けるんだけど、小説読んでるというよりは 文体練習に付き合わされているような気分になってしまう。 器用貧乏というか、So what? の部分がないというか。
763 :
吾輩は名無しである :2005/04/23(土) 01:16:11
自己模倣はイラネ
764 :
吾輩は名無しである :2005/04/23(土) 17:53:21
765 :
吾輩は名無しである :2005/04/26(火) 23:29:25
阿修羅ガール文庫化したんで買ったよ。 最初は「うわあこれが三島賞かよおい」とか思ったけど、グングン引き込まれた。 しっかし文章読みづらいなあ。疲れた。
もう文庫化か。よし買ってみるべ。
767 :
吾輩は名無しである :2005/04/27(水) 02:11:30
ミステリー系より、阿修羅のほうが読みやすい。 ま、わかんないやつには一生わかんないんだろうケド。
>765 三島賞ってそういう賞。
769 :
吾輩は名無しである :2005/04/27(水) 02:17:03
ラノベしか読んでなかったから文学臭がウザい。つーか文学扱いなのかな。 もうラノベは書けないのかも。アシュラは、難しい。
770 :
吾輩は名無しである :2005/04/27(水) 03:26:36
阿修羅ガール退屈だった。 延々、一人語りだし。
俺も阿修羅ガール読んだ。 例によって読みやすかったけど、受賞するほどのものかな。 「天の声」=2ちゃんねるで集約・増幅された人々の悪意は 災厄や凶事に帰着する、けど善意だってあるんだよ、特に 誰かを好きになるって最高、みんなこういう気持ちを大事にして行こうねっ、 という舞城にしてもヌルい内容。個人的には煙も密室も同様に なんだかなあ、という印象。まだ30ページくらいしか読んでない けど「九十九十九」のほうが良さそうな予感がする。 まだ読んでないのは「暗闇の中で子供」、「山ん中の〜」、「みんな元気。」、 「好き好き大好き〜」なんだけど、この中だとどれが一番おすすめかな?
772 :
吾輩は名無しである :2005/04/27(水) 05:02:05
超愛してる
773 :
吾輩は名無しである :2005/04/28(木) 23:50:42
みんな元気もう発売してんだっけ? どんなだった?
舞城は擬音が独特でいい。 「チントーン」が特に好きだ。
775 :
吾輩は名無しである :2005/04/29(金) 07:36:02
>>773 みんな元気は、最近の中ではマシだけど。俺的にはあんま。
俺は舞城の擬音だけ苦手。 イタイタしぃ…。
なんでラノベしか読んだことない人がわざわざ文学板来て阿修羅にだめだししてんの
778 :
吾輩は名無しである :2005/04/30(土) 11:17:53
阿修羅ガールは主人公のメスがマンコすることしか考えてなくて笑えた。
779 :
吾輩は名無しである :2005/04/30(土) 11:49:22
舞城王太郎の最高傑作は、芥川賞選考会にて山田詠美と池澤夏樹に絶賛された 『好き好き大好き超愛してる。』だ!!
心配なのはそろそろ 「舞城? もう終わったな( ´,_ゝ`)プッ」 みたいな空気が生まれつつあることだな。 ここらで舞城を一過性のものにさせないためにも 誰かものすごくオーソドックスにガチで評論して欲しいものだが…… でも、大塚英志は単に「覆面なのがダメだ! そんなの卑怯だ! お前のアイデンティティはどこにある!」って説教してるだけだし、 渡部やスガは「前衛もどき」「ジャンク」で片付けて終わりだし、 かといって加藤典洋や仲俣暁生みたいな評論家の手に負えるとも思えないし 東浩紀や福田和也は評論の名を借りた誉め殺ししそうだし……
すこし優秀な作家がでてくると評論家どもがよってたかって消費にかかるのが よくないよね〜。評論家の顔ぶれは変わらないのに、作家は短命になるわな。
>>780 まぁこれからどうすんだろ、ってのはあるよね。
それなりに売れてやってけるんだろうけど、
もう芥川賞は無理だろうし、
てか三島以外の賞を受賞できるとは思えん。
ありえるなら直木賞かと。
でもそこまで大物になるとは思えないし。
新たな才能の出現は一つの事件になる、
とかゆーキャッチコピーも見てて恥ずかしい。
>782 芥川賞の可能性は0ではないんじゃない? ……と言ってみたり。
そうさ。ディスコ探偵水曜日が受賞するからね。
>>782 直木賞はありそうだね。
村山由佳ですら取ってるんだし。
芥川賞は駄目でしょ、 二、三年前はまだ文学臭さがあったけど、 最近は完全エンタだし。
直木賞のセンセがたが舞城を理解できるとお思いですか。 まだ芥川賞のが可能性あるよ。
某ドラゴンのようにエンタメの作家が芥川賞を貰ってしまう例もあるにはあったが あれは第一作だったからそれしか書けないのを斬新さと勘違いされたわけで デビューから相当経ってしまった舞城にはその可能性はあまりないと思う。 そもそも、純文学にすり寄る舞城はイヤだ。
789 :
吾輩は名無しである :2005/05/02(月) 07:26:06
舞城は「煙〜」のころから文学臭プンプンだったけどね。 あえて前面にださないだけで。
舞城オタって豊崎と同レベルなんだな 選考委員は舞城を理解できないだの ドラがエンタメしか書けないだの 文学にすり寄るだの あえて前面に出さないだの 舞城を読めるのは自分だけ、みたいな
ほら、こういう勘違いさんも出て来るから 芥川賞なんて欲しがらない方がいいよ。
793 :
吾輩は名無しである :2005/05/02(月) 18:23:59
高卒なんで、阿修羅ガールが意味不明でした。 みなさんどう解釈しましたか?
794 :
吾輩は名無しである :2005/05/02(月) 18:44:19
あんなの最後に自己解説自己完結してんじゃん それよか暗闇の中で子供のがよっぽど意味不明
795 :
吾輩は名無しである :2005/05/02(月) 18:45:20
>>793 阿修羅ガールは「ウンコぱ〜ん」って言葉しか記憶に残ってない
少年文芸っていう新しい文芸誌に
舞城王太郎のイラストが載ってたけどインパクト薄かった
>>793 わからないままでも楽しめましたか?
楽しめたのなら、無理にわかろうとしない方がいい場合もありますよん。
(その典型例が安部公房。まあ舞城とは格が違うけど。)
797 :
↑ :2005/05/03(火) 01:00:01
まあ、俺は舞城も安部も分かってるけど 君は無理しないほうがいいってことだな
798 :
吾輩は名無しである :2005/05/03(火) 01:52:22
結局『好き好き大好き超愛してる。』が最高傑作?
>>794 暗闇は意味不明だよな。
読み終えた後しばらくぼーぜんとしたよ。
>>798 最高傑作云々は主観だろ。
賞受けしたのは阿修羅と好き好きだったが。
まだ傑作を云々するほどの仕事はしてないというのが実際のところか。
ウンコパン三世のノリで展開していく長編を一作書いてほしいが さすがにずっとあのテンションが続いたら飽きるかな。
803 :
吾輩は名無しである :2005/05/03(火) 20:12:40
とにかく阿修羅は最低愚作。
愚作を書かなくなったらこの人は終わりという話もある
>>790 実際このスレの住人読めてないみたいじゃん。豊崎にも負けてる
文体以外は普通の文学青年が書いたありがちな意匠だよな 豊崎をはじめ信者はその辺勘違いしてるからイタイ
807 :
吾輩は名無しである :2005/05/05(木) 13:43:22
>>804 愚作を書き続けることが舞城のアイデンティティなのか?
808 :
吾輩は名無しである :2005/05/05(木) 20:29:55
そうです。 真面目に書いたら底が浅いのがばれるから。 愚作を書いて誰かが、「宮本輝にはわかるまい」って解説するのを 狙ってる・・・のかもしれない。
空振り三振が気持ちいいんだyp 表現の世界にアベレージヒッターはイラネ
そりゃ、層化には判ってもらいたく無いな
sheafification?
812 :
吾輩は名無しである :2005/05/06(金) 04:22:15
ちゃんとJASRACにお金払ってるのでしょうか?
>>809 どっちかというと、どうでもいい場面でバントして
「今のバントには意味があるんだ」と言ってもらえるのを待ってる感じじゃない?
無意味に思わせて細部や構造に意味を読み取らせるタイプの作家だからな。 中原昌也や町田康みたいに、意味ありげなんだけど実は どうしようもなく無意味で笑える作家(誉め言葉)とは、その意味では対極にある。
>>813 どちらかというと、すべてが2ストライクからの見せボール
舞城は度外視するとしても、宮本某は選考委員としてダメだろ。 現代小説の読み方自体を知らないとしか思えない。
そうか、そうか。
そうじょう、まいじょう。
むしろ宮本は一貫していてまだいいよ。 評判によって自分の評価もころりと変える選考員は……
現代小説の読み方ときましたか
そもそも、小説読むのにプロだとか尼だとかいいだすから わけわからなくなっての本離れでつよ。
それを煎じ詰めると、賞というものの存在自体がおかしいというところへ 辿り着いてしまうわけだが。 創価もな。
823 :
吾輩は名無しである :2005/05/07(土) 22:15:08
>>815 そのラインでいうなら、カーブもフォークもスライダーも投げれますよー、
みたいな雰囲気をかもしだしつつも、ひとつもストライクとれないみたいな。
そうかな。 それなりにストライクもボールも投げて2―3、 次が勝負玉って段階じゃないかな。アウト取れるか打たれるか。
826 :
吾輩は名無しである :2005/05/08(日) 17:31:45
ストレート一本で勝負していたが、自分がいろいろな球種を放れることに 気がついて、はしゃいでいろいろ投げてたらフォアボールで満塁。 迎えているバッターのカウントもノーストライク3ボール。
828 :
吾輩は名無しである :2005/05/09(月) 14:02:12
阿修羅ガール、もったいない作品だね。 前半快調だったのに、中盤は馴染まず、終盤は息切れ。 で、書いてあることを見ると、中盤以降はけっこう難しいことを背伸びして書いてる部分多く、苦笑するしかないところもある。 前半路線と中盤路線を別作品にするか、あるいはもっとうまくつないで終盤も充実させて全面改訂的な新作を書くか。 とりあえず、「823」の言うとおりこれまでストライクはないが、舞城の古臭いモチーフがある限り反作用のようにむちゃくちゃな展開は続けられるだろう。 舞城が芸人として書き始めるのはいつのことやら・・・・
829 :
吾輩は名無しである :2005/05/09(月) 18:23:51
>>828 へー中盤以降はけっこう難しいのか
前半で読むのやめたんで知らなかったよ
830 :
吾輩は名無しである :2005/05/09(月) 18:32:26
むしろ青臭い後半を読ませるための前半部分なのにな
順調なところでいきなりブツン!みたいな短編をキボン 古い説話みたいで舞城がやればいけると思うのだが
野球では、いくらストライクを取ってもアウトを取れなければ何にもならない。 それはさておき、この板でエンタメと言うと悪口に取られかねないんでアレだが、 この人の良質のエンタメ性はもっと評価されていいんじゃないか。 現代的な言葉遣いや発想や固有名詞を織り交ぜつつ、 破天荒な展開で読ませる。(脱落者も確かに出るがw) 純文学のフリをするより、深読みも可能なエンタメというくらいで 逝けばよろしいのではないかと。
破天荒というほどの展開には、出会ったことないんだが?
エンタメとしてはいまいち。 全部諒解済みでやってますよどうよこんなの面白いでしょ? っていう作者のにやついた表情が透けて見える気がしてな。
阿修羅については、不覚にも期待した分 失望は果てしなく大きかった。
836 :
吾輩は名無しである :2005/05/11(水) 11:50:23
川村ゆきえを殺したから、ディスコ探偵水曜日は最低。
戸田恵梨香をパンダ風にしたから、ディスコ探偵水曜日は最低。
838 :
吾輩は名無しである :2005/05/11(水) 19:22:01
というよりああいう使い方をしちゃうのが最低
839 :
吾輩は名無しである :2005/05/12(木) 14:38:40
舞城アゲ
840 :
吾輩は名無しである :2005/05/12(木) 14:50:06
>>814 具体的に教えてほしい。きのう阿修羅読み終えたので、阿修羅をもとに。
この人の若い女が主人公の作品は、結末が気に食わない。
この人の読んで、女を侮辱してると思わないの?女の作家のひとたち。
なんでもそういう見方にするフェミは少数派なもんだから。
この作者、女?
「噂の真相」を信じるなら男
846 :
吾輩は名無しである :2005/05/18(水) 18:28:58
「世界は密室」は買いですか?
人によっては、(舞城作品の中でも特に)たわいないと感じちまう恐れはある
849 :
吾輩は名無しである :2005/05/20(金) 16:28:39
ブランニュー 普通に面白かった 「作家が漫画も書くのってどうなんだろう」とか そういう自意識があんまり感じられない。 最近むつかしい本を読み始めた 中学生男子みたいなわかりやすい自意識は常に感じるけど。 才能だな。あんまり認めるのもどうかと思うが
そうか、舞城は中二病の作家だったんだな。
そもそもサリンジャーが中二病だ
倉橋某の小説に、サリンジャーを卒論にした友人を 「バカだ」の一言で切り捨てる清々しいシーンがあったなあ。懐しい。
853 :
吾輩は名無しである :2005/05/24(火) 01:27:48
おまえら適当に感想書いてるだけっしょ。 トイレの落書きじゃん、便所よりも新しいっつーの。
854 :
吾輩は名無しである :2005/05/24(火) 01:34:00
って俺だけど。
855 :
吾輩は名無しである :2005/05/24(火) 12:54:19
>>165 ワロタ
「内面の世代」ではなく「内向の世代」じゃ、ボケ
こんなボケにグダグダ言われても、黒井は痛くも痒くもない。
なに この 亀レス(汗)
857 :
:2005/05/25(水) 13:58:36
漫画を書ける場も持ってるってことが本当にうらやましい。 もともと漫画家志望だったのではとも思う。
好き好きryのASMAって虫は、東くんとかけてる?
東×滝本トークショーで東が 「(舞城は)どうせ芥川賞取るんでしょ?」と言ってたけど なんかそういう動きがあるんかなあ。
つまらん。芥川賞はつまらん!
861 :
吾輩は名無しである :2005/05/25(水) 23:14:44
絶対に芥川賞は取っちゃダメ。 候補になって落選しまくることが大事。
直木賞での東野圭吾みたいなもんかw
島田雅彦だろ
島田はまがりなりにも代表作で候補になったからなあ。 一番いいので授賞/受賞しそびれて、その後の候補作がどれも 最初のを超えられなかったからそのまま授賞/受賞できずに終わった。 舞城の場合は認知が遅れて、候補になった時点でもう勢いのいい時期は 過ぎちまってたからな。 今から受賞したいとなるとよほど凄いのを書かないと難しいだろう。 (しかも舞城クン、純文学路線を狙うと作品がクソになるという大問題が…) まあ阿部っちみたいに、ずっと打率をキープし続ければ あまり出来のよくない作品に無理やり後付け授賞とかする可能性はあるが。 漏れとしてはこれ以上賞は狙わず、三島賞作家としてがんがっていってもらいたい。
阿修羅ガール、 熊の場所、 煙か土か食い物を順に買った。 やっぱデビュー作が一番面白いな。 あー早く好き好き大好きやみんな元気が文庫化せんかなー。
866 :
吾輩は名無しである :2005/05/28(土) 00:58:02
こいつの面白さがわからない奴はクズ。 好き好き、についているドリルも最高! マジ面白すぎ。
867 :
吾輩は名無しである :2005/05/28(土) 01:08:13
あたいあんま面白さがわからない・・・ 熊は最高だったが・・・阿修羅は・・・・
この人文章が粗雑すぎるよ 整合性がない
整合性のある舞城なんて誰が読みたがるんだか
この人芸風が広いと見せかけて、実は狭すぎ。
871 :
吾輩は名無しである :2005/05/29(日) 19:43:43
芸風とか言いやがってふざけんな。 芸風一番狭いのが村上春樹だろ。 舞城サイコーにおもしれー。村上ファンは舞城嫌いが多すぎ。
>>871 何をそんなにいきりたってるのか知らんが
芸風狭い=つまらんってもんでもないだろう。
逆に変に手広くないほうが一点集中で突き抜けやすいと思う。
ただ、最近の舞城は明らかに失速ぎみだけど。
ところでサーガまだー?
三郎……ユリオ……おふくろ……。 もうどうしようもねえよなアレ。
春樹も舞城も嫌いだ
おそらく 羊男ややみくろや綿谷ノボルを書けない春樹のように 二郎だっけか、書けないのだろう
舞城がすべてを破壊するな。
二郎物語
マジおもれー。高校の教科書に載せるべき。
879 :
吾輩は名無しである :2005/06/06(月) 19:18:34
阿修羅はマジでクソ。わざと中途半端にキチガイっぽくしてあるというかぐちゃぐちゃの思ったことを そのままブラインドタッチで思考と同じスピードで打ち込んだような文章。 意図してるんだよ、読み取れ。とかいうやつもいるかもしれないけど意図してやったからってどうかしたのか、 読みずらい、読む気力が失せるということが結果であることにかわりはないし。 ザイーガの面白くしようとしてるんだけど寧ろ完全にキチガイの文章、というかんじに似ている。
思考と同じスピードで書けるとしたら、それは既に一つの才能じゃないかなー。 あるいは思考がめちゃくちゃ遅いとか(笑)
わからん奴は何読んでもわからんだろ。 この面白さがわかる奴は才能がある。間違いない! 超おもれー。
>>881 おまえ、リア厨か工の匂いがプンプンするな。
>>882 お前舞城がわからんのか。かわいそうなやつだ。
884 :
吾輩は名無しである :2005/06/07(火) 00:36:30
好きだけど、面白いけど、 次回作が特に待ち遠しくもない、そんな作家。
舞城って切実さが無いよな。どの作品切り取っても、それはそれで成立してそれなりに見える。だけどそれだけ。
>>884 待て、奈津川家サーガだけは待ち遠しいぞ。
887 :
吾輩は名無しである :2005/06/07(火) 12:18:27
20代でこいつに心酔してるヤツは危ない。
80代でこいつに心酔してるヤツも危ない。いつお迎えが来るかわからん。
>>888 危ないの意味が違うw
つーか舞城に心酔して無くてもその年じゃ危な(ry
ご長寿クイズでボタンを乱打し 「う、う、ウンコパ〜〜ン!」と叫ぶ入れ歯の婆さんを想像しちまったww
まあ10代向けの作家だよな。かくいう俺も高校生。
892 :
吾輩は名無しである :2005/06/07(火) 22:56:47
阿修羅はある意味傑作だろ。 舞城の下手な純文学作品よかよっぽど勢いがある。
確かに推理小説の形を借りたjuvenileものと見れば一番わかりやすいな。 それを超えたものを持っているか、否か?
894 :
吾輩は名無しである :2005/06/09(木) 00:17:00
超えたってか、新しい傾向みたいな感じくさいっぽい
895 :
吾輩は名無しである :2005/06/10(金) 22:43:14
いいから黙って読めや。
名前が嫌
初め、王城舞太郎って覚えてた。 「お」で著作を探しても一向に見つからなかった‥‥。
おーまいがっ
899 :
吾輩は名無しである :2005/06/11(土) 11:06:15
阿修羅ガール買ってきた 今から読む。
900 :
吾輩は名無しである :2005/06/11(土) 17:46:55
今読み終わった なにこれ。つまんねぇ・・・ セカイ系くせぇ
901 :
吾輩は名無しである :2005/06/11(土) 21:18:33
おまえがイモくせえんだよ、バカ。
阿修羅はつまらないってのは定評。 やっぱサーガだよな。
903 :
吾輩は名無しである :2005/06/13(月) 14:30:00
どこがセカイ系だよ(プゲラ
904 :
吾輩は名無しである :2005/06/13(月) 14:33:38
くせぇ
たまには風呂入ったら?
「阿修羅」がつまんないってのは定評? ふざけんな、よく読めよ、おめえ、こんなとこで定評とか言って、 安易にマジョリティー形成してんじゃねーよ。 なあ、よく読めよ、わかんなきゃ繰り返し読めよ、 舞城は偽物をものすごく嫌ってるんだ。 定評という偽物の抑圧、物語の偽物の新しさ、リアルの偽物の切実さ。 そんなの全部嘘だと舞城は言ってる。 サーガが好き、とか言ってるうちは、舞城に騙されてるんだよ。 「煙・・・」と「暗闇・・・」は、サーガに見えて、順接の物語じゃない。 俺もまだ検証してないけど、「煙」にも「暗闇」にも、 先行する下敷きの物語がある。 そこまで読まなきゃ舞城は解けない。 こいつはすげえ頭のいい奴で、しかも確信犯なんだ。 ページに書いてある物語を追うだけじゃ、読んだことにならないぜ。 ひとつ心構えを言っておく。 小説のトリックは、犯人と探偵の間にある。 それと同質のトリックが、作者と読者の間にあるとしたら?
>>906 。・゚・(ノД`)・゚・。
愛だ、これは愛だ。
俺はそこまで舞城を信られない。
908 :
906 :2005/06/14(火) 02:03:26
愛だよ。愛しちゃったんだよ。だって愛するしかないじゃないか。 舞城は、先達を愛しまくった上で、作品を書いてる。 それだけでも充分、舞城を愛する価値がある。 しかも舞城が愛した先達は、愛するに値する人々だ。 村上春樹に、中上健次に、村上龍だ。俺が気づいただけでもな。
中上健次以外は嫌いな俺はどうすれば。
908の最後の一行で全てが反転しちまった。。アカン
911 :
吾輩は名無しである :2005/06/14(火) 15:46:38
最後の一行にポカーン
かつて読者だった舞城自身を作品内に忍びこませている様子はほほえましい まぁときどき見かけるあんまりロコツな登場に冷めることもあるが で、『阿修羅』ってそもそも女子高生口調が文学してるって点でウケてるんじゃないの? 太宰の『女生徒』が文学してたのと同じで。
913 :
吾輩は名無しである :2005/06/14(火) 16:37:08
舞城って、なんで顔みせしないんだ!?。ブサ男なんだろうけどな。賞もらったときぐらい、出てきて挨拶しろよ。
なんかの雑誌に出てなかったっけ? 読んだ人の証言だとブサイクではなかっただそうだが。
915 :
吾輩は名無しである :2005/06/14(火) 21:54:59
908、おまえアホか。このボケ。一回死んでこいや。 だいたい確信犯の意味も間違って使いやがって。おまえみたいなアホが 読んだ気になってんじゃねーぞ。 おまえの愛が偽者なんだよ、このボケ。 あ、おれは舞城作品好きやけどな。 お前みたいな勘違いバカはうぜえんだよ。
でも舞城にはちょっと確信犯っぽいとこはある。 漫画とか読んでるとそんな感じしない? まあ犯ではないかもしれんけど。
917 :
吾輩は名無しである :2005/06/14(火) 23:11:23
916、てめえも意味間違っとるんじゃボケ。 意味わからんなら辞書くらい引けや、うんこ。
918 :
吾輩は名無しである :2005/06/14(火) 23:49:29
916の誤用について。 センテンス最初の「確信犯」は→意図的、または意識的に。 二度目に出てくる「犯」は→上記二つの語彙か、または作為的でも可。 ただし、916が否定的な意味合いをこめて使っている限りでなら、こうした流用の仕方もまま見受けられるのが、昨今のドキュン国家国民語の特徴。
919 :
906 :2005/06/15(水) 01:27:43
915に。 おめえが使うような、いかにもな舞城的悪態は舞城的世界でしか通用しないよ。 いくら上手に口真似したって駄目だよ。 書いてる間はそれなりにカタルシスあるだろうけど、それが他者とのやりとりに そのまま使えるなんて、まさか思ってないだろうな。 舞城的悪態は、それが生きることのできる舞城的世界を創り出した舞城自身にしか、 使うことができねえんだよ。 それもわからねえ厨に、「勘違い」扱いされても別に何でもない。 それで「確信犯」の意味についてだけど、 辞書引いたけど、特に間違ってるとは思わなかった。 いや、ある言葉の意味が、昆虫採集の標本みたいに辞書の中にピンで留められてるならまだしも、 「喩」を導入すればまったく不自然じゃない。 つか、字義にこだわって「確信犯」的に問題を矮小化して、 俺の言い分にきちんと答えるのを回避してんが、おめーじゃねーの?
確信犯の意味間違えてるとか、頭固すぎ。
921 :
916 :2005/06/15(水) 20:46:33
俺はいわゆる「正しい意味」で使ってるつもりだよ。 ようは舞城って天然だよねってこと。 頭固いってのは同意だな。読解の面でも語用の面でも。 「正しい意味」というよりは「昔からある意味」ってとこだろうな今は。
>>912 橋本治の頃ならともかく、
本物の女子中高大生がポンポンと使い捨て作家デビューする現在
女子高生口調がさほど珍重されるとも思えん。
むしろ複数のバカ文体を使い分けられる能力の方が重要なんじゃなかろうか。
評価する側も、本当にバカなのか実は凄いやつなのかまだ迷ってる希ガス。
メフィストから出てきた作家ってどうも好きになれん。
最近はメフィストとはおよそ関係ないことばかりやってるけどな。
ちょっと困った投稿者だったんだっけ。 どこで化けたんだろう。
926 :
吾輩は名無しである :2005/06/16(木) 00:28:17
おい919. おれは日常生活でもこういう口調なんだよこのボケが。 舞城的とかふざけたこと言ってんなって。おめーいい歳こいてまだ確信犯の 意味もわかってねえのか。おまえは村上春樹でも読んでりゃいいんだって、 この勘違い童貞。
927 :
吾輩は名無しである :2005/06/16(木) 00:51:57
春樹は読んでるよ、だから?
なんかスレの流れが舞城っぽい。 みんな舞城が大好きなんだね…!
今、舞城への最大級の侮辱が発せられたように思えるのは木の精だろうか
931 :
吾輩は名無しである :2005/06/16(木) 15:38:17
ウッドフェアリーだ
>>922 文学から遠そうな、もしくは文学が相手にしたがらなかったようなバカ(いや本当は全然バカじゃないんだけど)が、
文章表現の世界の中を毅然と生き抜いている点、ってことでひとつ。言葉足らずですまんかった。
物語レベルでも作者レベルでもバカは大切な素養だと思う。
少なくとも、ワカッテル人間やその文章なんかよりはずっと。
その意味で、本当にバカで実は凄いやつであってほしいな、と。
933 :
919 :2005/06/17(金) 00:53:18
926へ。 勘違いかも知れないけど、童貞じゃないし。 つか、「スルーしてください」とか言われてるし。 「日常生活でもこういう口調」って、ありえねーし。
934 :
吾輩は名無しである :2005/06/17(金) 07:04:11
厨房uzeeeeee 晒しあげ
935 :
吾輩は名無しである :2005/06/17(金) 14:31:44
やれやれ
936 :
阿修羅レディー :2005/06/17(金) 16:57:30
ところで舞城氏が女子って噂があるらしいんですけど本当ですか?
937 :
吾輩は名無しである :2005/06/17(金) 17:35:45
野村裕子のスレはここですか?
938 :
吾輩は名無しである :2005/06/17(金) 20:34:03
舞城、なんかもう飽きた
939 :
吾輩は名無しである :2005/06/17(金) 22:09:44
おまえもしつこい。 学校の図書室にリクエストしたけど入るかな。図書館のは予約がすごくて……。
学校の図書室は現代小説は入れないのが普通という印象があるけど、 そうじゃないところもあるのかな。 舞城の場合、読者層を睨んで、ほとんどを安いペーパーバックで 出してるんだから買ってあげなさいな。 公立図書館にリクエストが殺到して大量購入された本は、 半年か一年後にはほとんどが処分されるんだぞ。
図書室って中学とか高校だよね?
現代小説の定義がいまいちよく分からんが。 うちの学校にはメフィスト作家とか春樹とか平野とかあるぞ。 ていうか文学よりエンターテインメント系作家の方が多い希ガス
中高の図書館なら、そんなに本のジャンルこだわらないんじゃ? 俺が通ってた学校もラノベから文学全集まであったよ。 ついでに雑誌のとこにアニメイトが(つД`) 司書さんの方針なのかな? 舞城の本全部リクエストして入れてから卒業した。
煙か土か〜しか読んでなくて、別に好きじゃないのに夢に舞城でてきた。 グラサン&ひげボー&悪い歯並びでどう見ても60代のジジイだった。 あれ?舞城て30代じゃなかったかなぁすげー老けてるなぁてオモタところで 目が覚めますた(´・ω・`)
946 :
吾輩は名無しである :2005/06/19(日) 15:08:27
ガンガンガンガンガン! ドン・ドン・ギャッシャァアアア! って描写が良い。
919=940 うざすぎ。 せっかく静かになったのにいい加減にしてくれよ。 マジうざい。
948 :
940 :2005/06/19(日) 21:22:34
はあああああああああ? わざわざ20レスも前の奴に返信するから「しつこい」と言っただけなんだが。 しかもその後図書館がどーのと話題を切り替えてんのに。 いい加減にするのは手前だ。
やれやれ。
そうしよう。
それがいい。
『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』を童貞男に貸したら、 「俺、エロいのダメ」と返されました。
955 :
吾輩は名無しである :2005/06/21(火) 16:17:55
舞城読んでるとたまに「本当は女なんじゃないの?」って思うときある・・。
>946 それは描写ではない。
957 :
吾輩は名無しである :2005/06/21(火) 16:43:50
958 :
吾輩は名無しである :2005/06/21(火) 18:12:55
>>955 舞城は現実ではそれほど強いタイプの人間ではないと思うよ…
たぶん劣等感とか、深く味わったタイプ。
>>955 じゃないけど、俺もたまに「女?」って思うときが‥‥。
文体というか全体の雰囲気というか。
言われてみると主人公像が女性視点の気がしてきた。
舞城つまらん。頃してばっかで全然せくーすしないんだもん。
962 :
吾輩は名無しである :2005/06/21(火) 22:01:01
女性説よりも童貞説の方が有力だな
女か男で、もと芥川候補で福井県で1973年?産まれっていないの?
> 女か男で、 すごい絞り込みだなw
売り専をしていたから顔をおおやけに出せない
つーか男でFAだぞ。 講談社の奴とちょっと話したときに聞いた。
結婚してるらしいから道程じゃないのでは。
969 :
吾輩は名無しである :2005/06/22(水) 00:24:19
女か男で ワロタ
972 :
吾輩は名無しである :2005/06/22(水) 08:39:53
まとめると、舞城は売り専の男でAFってこと?
舞城アニキに抱かれたい
975 :
吾輩は名無しである :2005/06/24(金) 10:03:43
my女王・太郎
976 :
吾輩は名無しである :2005/06/24(金) 10:41:56
スレ立ててえならお前が立てれや。
979 :
My Joe :2005/06/25(土) 15:36:55
みなさん仲良くしてください。
まあ文学板だし1000いってから次スレ建ててもいいくらいですね
981 :
吾輩は名無しである :2005/06/26(日) 01:12:28
舞城のこと、「教養のためのブックガイド」(東大出版会)で野崎歓がとりあげてたよ 東大のせんせいがとりあげるまでになったか
けろけろチャイムやSMスナイパーを取り上げるセンセイもいるのに何を呑気な
あ、980越えたら半日くらいカキコなしでdat落ちするそうだからそのつもりで
しらんだよ
次のスレタイは?
舞城王太郎どうだ!
987 :
吾輩は名無しである :2005/06/26(日) 17:12:04
988 :
吾輩は名無しである :2005/06/26(日) 17:23:16
ひでぇ次スレだ
991 :
吾輩は名無しである :
2005/06/27(月) 06:10:53 てすと