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吾輩は名無しである:
ドストの小説中の金銭関係のおおよその抜書き〜その3
(注:帝政ロシアでは銀貨1ルーブルは紙幣1ルーブルの3倍半の価値で流通していた。
例)銀貨5ルーブリ=紙幣17.5ルーブリ)
「白痴」
ロゴージンの父の遺産…250万ルーブル ダイヤのイヤリング…1万ルーブル以上
トーツキイ→ナスターシャへの「慰謝料」…7万5千ルーブル 将軍からのムイシュキンへの小遣い…25ルーブル
ナスターシャのためロゴージンが半日で調達した金…10万ルーブル はりねずみ1匹…50コペイカ
ムイシュキンが受け取った遺産…当初150万といわれたが中盤では13万5千ルーブルに
レーベジェフの甥の月給…25ルーブル ホルバインの絵の模写の評価額…350〜500ルーブル
錫の十字架…25カペイカ 鹿の柄のナイフ…60コペイカ 拳闘指南料…15ルーブル
パブリーシチェフ氏がムイシュキン養育にかけた総額…1万ルーブル以下
パブリーシチェフ氏の養女の持参金…1万5千ルーブル ケルレルのたかり…25ルーブル
ラドムスキーの伯父の公金横領推定額…35〜50万ルーブル
盗まれたレーベジェフの財布の金…銀貨400ルーブル