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333吾輩は名無しである
種村季弘氏が死去 異端の世界を紹介

 幻想文学の評論などで知られる
ドイツ文学者の種村季弘(たねむら・すえひろ)氏が8月29日午後8時25分、
胃がんのため静岡県内の病院で死去した。71歳。東京都出身。
葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。喪主は妻薫(かおる)さん。

 1957(昭和32)年、東大独文科卒。
出版社の編集者、都立大助教授などを経て、フリーで評論、翻訳を開始。
博学を基に、魔術、吸血鬼、贋作(がんさく)など欧州の異端の世界を日本に紹介した。
映画や美術にも詳しく故土方巽氏、渋沢龍彦氏らとの交友でも知られた。
国学院大教授も務めた。

 著書は「ビンゲンのヒルデガルトの世界」(斎藤緑雨賞、芸術選奨文部大臣賞)
「謎のカスパール・ハウザー」「怪物の解剖学」など多数。
全8巻の著作集で泉鏡花文学賞を受賞。

ソース:http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004090101005090

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1094058424/