「ハリネズミと狐」読んだけど面白い
>>823 カーシャ、いろんな種類のがあるんだよ、そば、ライ麦、小麦、大麦、きびetc.
もしかしてお米のもあるかもしれないけど、ドスト・スレでも書いたけどお米ってヨーロッパじゃ
お菓子の材料ってことで、ミルクと砂糖を入れて甘〜く煮たりするので要注意!
ロシアの食文化に興味ある人には、勉誠出版の小町文雄著「ロシアおいしい味めぐり」お薦め。
16世紀のイワン雷帝の宴会のメニューから現代ロシアの食料事情、文学に登場する料理にまつわる
話、チョウザメ、ウォトカの秘話など、ロシア料理をめぐる話題が豊富で面白いの!
この本のなかに引用されてるチェーホフの「誘惑」という短篇、がぜん読んでみたくなってきた。
スレ違いスマソ。
ところでさ、トルストイの最期の言葉って「私は、真理を愛している…非常に…真理を愛している」なんだね。
ドストの有名な「たとえ誰かがわたしに、キリストは真理の外にあると証明したとしても、そして真理がキリストの
外にあるということが事実であったとしても、わたしは真理とともにあるよりはむしろキリストとともに
留まりたいと思うでしょう。」 という言葉とは、対称的だよね。
838 :
吾輩は名無しである:05/01/14 21:28:58
トルストイってシェイクスピアをボロクソ叩いたらしいね。
ストーリーのくだらなさに辟易したとかなんとか。
全集には、その部分がちゃんと訳されてるってね。
読みたいけど、全集は買えないし、…図書館で探すかな。
839 :
吾輩は名無しである:05/01/14 23:09:07
ロシア情報として
トルストイの孫娘が人気作家になったため、ロシアではトルストイ再評価が盛ん。
ドストエフスキーはあまり人気がないそうだ。
840 :
吾輩は名無しである:05/01/14 23:49:28
世界最高の作家だもんな
蘆花の随筆にトルストイを訪ねた話があった
あと来日した息子に会う話も
842 :
吾輩は名無しである:05/01/14 23:55:50
トルストイで「戦争と平和」の次に傑作なのは何?
843 :
吾輩は名無しである:05/01/15 00:34:16
検索したんですが、わからなかったのでお聞きしたいのですが
トルストイの日本語翻訳本が初めて出版されたのは明治何年でしょうか?
>>845 明治19年(1886年)11月の
「泣花怨柳北欧血戦余塵」が最初です。
内容は「戦争と平和」の冒頭部分です。アンナ・シェーレル邸の夜会です。
訳は森体(←骨+豊)という人。岡山県の人だそうです。
作者名は「トウストイ」となっています。ロシア語からの直接訳っぽいです。
発行は忠愛社というところ。
>>828 >いや、きっちりと描写されていてもいなくっても
>とりあえず、559人分の一覧表か名簿(?)みたいなものがあればいいのですよ。
>心理描写の密度が主要人物と端役とで違うのは、そりゃ当然でしょ。
そんなんで満足しちゃうんだ?
映画のパンフレットの裏に、配役がズラーッとリスト化されてれば圧倒されるってことでしょ。
ますます文学でやる意義が見出せないな。
ていうか、俺は描写一般の薄いことを批判してるんだけどね。
これだったら上官A、雑兵B、貴族Cで済むじゃん、という人物が多すぎる。
アンドレイが擁護した勇敢な砲兵くらい描写しなければあえて名前なんかつくって重厚感を演出する必要なんてないでしょ。
こけおどしみたいでさ。
>それと、どこをとってもリアリズムとは縁遠いドストエフスキイを
>心理描写が執拗、だなんて、なんかもうそれだけで形容矛盾なような……。
というか、俺はリアリズムを崇拝した覚えはまったくないんだが。
心理描写と思考の変遷をネチネチと描くが故に日常的・現実的感覚のバランスが破壊されてしまうだけじゃん。
思考内容を忠実に追跡するのは、今のところ芸術の中では文学が一番得意とする文学ならではの特色だろう。
将来、脳の構造が今よりもっと解明されて、他人の味わった感覚や考えの道筋を脳内物質で誰もが味わえるようになるには
まだまだ時間がかかりそうだしな。
559人の人名リストが存在することがリアリズムを追求した結果だとも思えませんが。
もし本当にトルストイがそう思ってたのなら幼稚過ぎる。
リアリズムなんて社会学者に任せておけばいい。
独りよがりの脳内世界のリアリズムに何の価値があるんだろう。
そんなものは、長年受け継がれてきた人類の無数の神話群に敵うわけがないんですよ。
>>828 >でも、ペーチャの戦死のシーンなど、映像化すると案外つまらなくなるんでないの?
文章になってるの読んでも別に面白くないし…。
まぁこれは流石に主観の相違だろうが。
例外的には、映像に還元することで意味のなくなるシーンはあるかもしれない。
が、全体的にトルストイの叙述はサラッと流していく平明簡易なあっさりした描写が特徴だし、
作者の意図するところも割と饒舌に読者の想像にゆだねたりしない。
そういうところが文学であえてやる必要があったのか???と思わせるので。
>キアロスタミってトルストイより古かったんだ。
おいおい、俺は遅く生まれてたらトルストイは映画監督目指していただろうことを言ってたんだぜ。
だとするならここは「トルストイの文学的とされるエピソードでも、映像化することは可能だとキアロスタミが証明している」と解釈する以外ないだろうが。
別にキアロスタミがトルストイより古く生まれる必要はない、トルストイがキアロスタミの手法にキアロスタミ以前に気づけないと積極的に主張する必要はない。
映像化することが可能であるか、万人が不可能であるかそれだけを問題にしている。
850 :
吾輩は名無しである:05/01/17 03:02:52
世界文学の最高峰「戦争と平和」を読もうと思います。
>>847 やれやれ。
まあ、いいか。
漏れは、文学うんぬんの話ではなくて、「559人てホントなの?」
という話がしたかっただけだ。
もっと言えば、「誰かちゃんと数えたのか、あの数字?」
ってことを聞きたいだけだ。
それくらい、
>>824 から理解してくれよ。いやだなあ。
ついでに、
>>828 では、(と、意地悪く言ってみる)を取上げて
「余計なお世話だ」くらいのレスが欲しかったな。
>>848 > 別にキアロ〜している。
「可能か、不可能か」で十分だろうに、なんで「万人が」なんて入れるんかね???
漏れに映像化が不可能なことくらい、考えなくても分かるだろうに。
(いや、そういう話ではない)
「映像化不可能」とだけ言っても、よほどのことがない限り、
この世の誰にも出来ません、の意だ、くらいは分かるじゃん。
まあ、いいけどさ。
それより、だれか、559人分の名簿なんてもの、ご存知ないですか?
トルストイはクリミア戦争に出征したと聞いた。
しかもセバストポリ要塞かよ! スゲェ
満州に骨をうずめたうちのじいさんの方が凄いわ。
こっちは平和だあね
平和がいちばんだね
858 :
吾輩は名無しである:05/02/06 02:43:07
戦争と平和を読もうと思っているのですが、
岩波と新潮、どちらがお勧めでしょうか?
とりあえず、新潮文庫に1票。
さて、このまま人気投票になると面白いのだが、そんなに人いないしな〜。
俺も新潮に一票。
まあ、新潮でしか読んで(ry
岩波で揃えたい
>>861 岩波の『復活』も持っている俺はちょっと自慢してみる。
それはうらやましい
12月と1月、2ヶ月を費やしてこの人の作品を読みました。読んだのは、岩波文庫に収
められている全てと昨年ちくま文庫から出た『文読む月日』です。
説教臭いのが鼻につきます。特に『懺悔』以降は。
『光あるうちに光の中を歩め』なんて読めたものじゃありません。
また、『人生の道』と『文読む月日』を続けて読んだのもつらかった。同趣向の本ですか
ら。
初期の作品、『幼/少/青年時代』や『コザック』や『セワ”ストーポリ』は結構面白いん
ですが。
やっぱ最高傑作は『戦争と平和』ですかね。ただ、最後のエッセイは意味不明です。盛り
上がりに欠けるラストをごまかした、としか思えません。「あの2章にこそトルストイが
この小説を書いた意義がある」なんて事を言っている人もいるので、私にはうかがい知る
ことの出来ない何かがあるのでしょう。
『アンナ・カレーニナ』はアンナとウロンスキーにちっとも同情できなくて困りました。
カレーニンが不憫でなりません。
『復活』は、『アンカレ』よりは面白いのですが、誤審による入獄というのが少し安易な
気がします。
戯曲を2作読んだのですが、『生ける屍』の方が『闇の力』より楽しめました。解説によ
ると、後者の方が評価が高いみたいです。
『文学論集』ではシェークスピアやフランス象徴派をボロクソに言っていて、余りにボロ
クソなんで、ちょっと気の毒な気がしました。
で、勝手にベスト3を選ぶと、
1.『戦争と平和』
2.『幼/少/青年時代』3部作
3.『コザック』
865 :
吾輩は名無しである:05/02/13 04:57:39
>>862 白葉訳だっけ?
>>864 >カレーニンが不憫
ホントだよな。アンナとウロの子供まで引き取るハメになるわ。
>>864 >盛り上がりに欠けるラストをごまかした、としか思えません。
>「あの2章にこそトルストイがこの小説を書いた意義がある」
>なんて事を言っている人もいるので、
いや、トルストイが言ってるんだ。
それにしても、「ごまかした」ときたか。
いやあ、素直な感想だこと。
物語は最高のラストだったな。ナターシャがポイントだね。
俺はエピローグはニコライとマリヤ、アンドレイの遺児の部分が特に好き
ところでこの後に起こるデカブリスト事件に、彼らはどう関わるんだろうか
ガンディ宛
一九一〇年九月七日 カチュトイにて
貴方の雑誌『インディアン・オピニオン』を落手いたしました。そして私は、無抵抗の掟を
守っている人々について書かれているすべてのことを知って、実に嬉しく思いました。そこ
で私は、この雑誌を読んで私の内部に呼び出された感想を、貴方にお伝えしたく思ったの
であります。
長く生きているに従い、特に、死の間近であることを感じている今、私はほかの人々に
自分が特別生き生きと感じていること、そして私の考えるところでは、大いなる価値を持っ
ていると思われること、就中、無抵抗と呼ばれているけれども、その実まやかしの講釈に
よって引き歪められない愛の教えにほかならぬことを、しみじみと語りたく思うのであります。
愛──即ち人類の心の融合一致への願望──と、それより生ずる活動とが、人生の最高
にして唯一の掟であるということは、各人がその心の中でひとしく感知するところであります。
(われわれが児童において何よりもはっきりこれを認むる如く)そしてわれわれは、まやか
しの平和の教えに迷わされない間は、これを感知するのであります。この掟はひとり印度
のみならず、支那・ヨーロッパ・ギリシヤ・ローマのあらゆる聖人達によって、唱道されて
来たのであります。そして私はこの掟がキリストによって、ほかの誰よりもはっきりと表白
されたと思うのであります。ただこの掟一つにほかのすべての掟と預言とがみんな含まれ
ていると、キリストは端的にいいました。いや、そればかりではなく、この掟が現に遭遇し
ている『引き歪め』を見、更に遭遇するかもしれない『引き歪め』を預見した彼は、浮世の
利害関係に生きている人々に特有な『引き歪め』の危険を、特に、そうした利害関係の
保護を『力』によって決せんとする危険、即ち、彼の言葉に従えは、打撃をもって打撃に
答え、捕獲されたる物質を暴力によって奉還せんとする云々の危険を、端的に指さし示
したのであります。あらゆる聡明な人間が知らずにいられないように、彼もまた、暴力の
行使が人生の根本的な掟としての愛と共立し難いこと、いかなる場合にも暴力が行使さ
れると同時に、愛の掟の不足が認められること、従って掟そのものが否定されることを
知っていました。表面ばかり燦然と輝いているキリスト教的文明は、こういう顕著な、そし
て奇怪な、時には意識的なこともあるが大概無意識的な、誤解と矛盾の上に成長したの
であります。実際、愛と同時に抵抗が許容されるや否や、人生の掟としての愛はもうなく
なりました。あり得なくなりました。暴力、即ち、より強い者の権力以外、いかなる掟もな
くなったのであります。かくしてキリスト教国民は十九世紀を生きて来ました。事実、あら
ゆる時代において、自己の生活を構成する場合、彼らは暴力によってのみ導かれて来
たのであります。キリスト教国民の生活とほかのすべての国民のそれとの差異は、キリ
スト教の世界においては、愛の掟がほかのいかなる宗教にも表現された例のないほどの
明白に確然と表現されてあったという点だけです。彼らはこの掟を大びらに受け容れ、
それと一緒に暴力なるものを許容し、暴力の上に自己の生活を建立した。従って、キリ
スト教国民の生活は彼らが奉信している教えと自己の生活を建立している基礎との間に
おける間断なき矛盾撞着である。人生の掟と認められた愛と、政府や裁判所や軍隊の
ような、承認され、賞讃されているようないろんな施設に必要と認めらるる暴力との間に
おける、間断なき矛盾撞着である。──ここに彼らの他より異なる差異が存するのであ
ります。この矛盾撞着はキリスト教世界の人々の発達につれて増大し、最近にはその
極度に達しました。で、この問題は明らかに斯うでなければなりません。即ち、われわれ
が如何なる宗教上の教えをも認めずに、われらが生活の組織において強者の権力にのみ
左右されるか、もしくはわれわれの、暴力によって集められるすべての租税、裁判や警察署
の如き施設、特に……存在が廃止さるべきものであるか、二つの中の一つなのであります。
今春、モスクワの或る女学校の神の掟の試験の際に、そこの神学の教師と、それから更に、
そこに列席せる主教とは、かの山上の垂訓について、特にその第六戒について、生徒達に
質問しました。そして、それに関する正しい答えに対して、主教は更に訊くのでした。「如何
なる場合にも常に神の掟によって殺人は禁じられてありますか?」で、こういう教師達によって
堕落せしめられる気の毒な女学生達は「いいえ、あの、いつもそうではございません、戦争
と罪人を罰する場合に限り、殺人は許されてございます」と、答えましたし、また答えざるを
得なかったのであります。が、しかしながら、これらの不幸な女学生の一人に、彼女の答
えに対して、(これは私の思い付きではありません、その目撃者が私に伝えた生きた事実
なのです)殺人はいかなる場合にも禁じられている、旧約全書にも新約全書にも、固く禁
じられている、殺人のみではない、兄弟に対するあらゆる悪が、固く固く禁じられている、と
断固たる信念を以て答えました。その結果、美辞麗句を並べ立てる巧みさと『お偉さ』にも
かかわらず、主教はぎゃふんとなってしまい、この娘さんは勝利者として退場したのであり
ます。
そうだ。われわれは新聞雑誌で、航空の成功や、複雑な外交関係や、種々の倶楽部や、
発見や、あらゆる種類の同盟や、いわゆる芸術品などについて談義し、この少女がいった
ことについては沈黙を守ることができます。しかしながら、これを黙殺するわけには行きま
せん。なんとなれば、程度に多少の差こそあれ、キリスト教世界のすべての人が、既に失業、
益々増長する富者の気狂い染みた贅沢三昧、貧者の赤貧、恐ろしい勢で増加する自殺者
の数、これらはすべて、解決さるべき、否、解決されるにはいない前述のような内的矛盾の
現われであります。そしてその解決が、愛の掟の認識とあらゆる暴力の否定という意味で
なければならないことは、いうまでもありません。従って、われわれには世界の端れのように
思われるトランスワールにおける貴方の御活動は、現在世界に行なわれているあらゆる
仕事の中で一番中心になる、一番大切な仕事であって、ただにキリスト教国民のみならず、
全世界の人々が早晩必ずこれに参加するに違いないのであります。
わがロシヤにもこうした活動は兵役義務の拒絶という形式で迅速に発達しつつあり、年々
歳々そういう拒絶が多くなって行くということを知るのは、貴方にとって愉快だろうと思います。
貴方の方では無抵抗の形をとっており、わがロシヤでは兵役義務拒絶の形をとっているこれ
らの人々の数がいかに少数でも、この両者は敢然といい切ることができるのであります、わ
れわれは神と共にあるのだ、と。そして神は人間より威力を持っていられるのであります。
現在キリスト教国民の間に奉信されているような引き歪められた形におけるキリスト教を
承認することと、それと同時に、……の際大掛りな……をせんがために兵器と軍隊の必要を
承認することの中には、きわめて明白な、歴然たる矛盾が蔵せられておりますから、それは
早晩、否、恐らく非常に近い将来において、摘発されるに違いなく、そして権力の支持のため
に必要な似而非キリスト教の承認を滅ぼすか、権力にとって前者に劣らず必要な彼らの支持
する暴力と、……の存在を滅ぼすに違いないのであります。この矛盾は、貴方の方のブリテン
政府にも、われらがロシヤ政府にも、あらゆる政府によって痛感されております。そして自己
保存の自然な感情から、この矛盾はあらゆる政府によって、ほかのすべての反政府的活動
よりも、更に一層念入りに追究されているのであります。政府は彼らの一番大きな危険が
なんにあるかを知っています。で、この問題においては、ひとり自己の利害関係のみならず、
存不存の問題をも、眼敏く警戒しているのであります。恐惶謹言。
レフ・トルストイ拝
南亞アフリカ、トランスワールなる
ガンディさま
>>869-872 重要な書簡だってことは分かるけれど、
ただここにうぷしただけでは、
正直、邪魔なんだが
というか、ひどい訳だな。
トルストイが可哀想。
NHKの映像の世紀で引用されたときの訳は良かったのにな。
875 :
吾輩は名無しである:05/02/16 17:54:26
869-872にござる。
>>873すまそ。友人のパソがクラッシュし、
ネットカフェでプリントアウトしたいと言ったので、
ここを媒介にしたのよん。
>>874 原久一郎の訳。ちなみに本にあったのは旧カナ遣い。
876 :
吾輩は名無しである:05/02/17 03:03:52
トルストイ主義という言葉がソルジぇニーツィンの収容所群島に出てくるが。
トルストイスト?
トルストイアン
878 :
吾輩は名無しである:05/02/17 19:15:52
879 :
吾輩は名無しである:05/02/18 23:08:51
>>878 第一巻、二章「わが下水道の歴史」、文庫だとP83。
「二十年代にはかなりの数のトルストイ主義者が、・・・」
との記述がある。
881 :
吾輩は名無しである:05/02/19 01:52:53
光あるうち光の中を歩めがすごく好きだよ。
最後のきずいたら死んでたってゆうとことかね
882 :
吾輩は名無しである :05/02/19 02:00:32
闇あるうち闇の中を歩め
883 :
吾輩は名無しである:05/02/19 03:36:39
闇あるうち闇の中で転べ
ピラーノ
885 :
吾輩は名無しである:05/02/19 03:57:12
>>880 >толстовцев
これが、トルストイ主義者か。
ロシア語って宇宙人の言葉みたいだな。
886 :
吾輩は名無しである:05/02/19 04:50:04
толстовцев は複数生格
単数主格だと толстовец
「タゥストーヴェッ」
……ちょっと無理があるかな。
887 :
吾輩は名無しである:05/02/20 13:09:03
トルストイって頭いいの?
888 :
吾輩は名無しである:05/02/20 14:22:46
浪人の頃、河合塾の東大オープンで偏差値76を出したはずだ
76か。じゃあ頭いいね。
作家の才能だけじゃなく知性もなきゃ偉大なる文豪にはなれないって事か。
偏差値って、知性か?
つっこむところは、そこか?
893 :
吾輩は名無しである:05/02/23 19:44:15
社交界では女をたぶらかす天才だったの?>トルストイ
894 :
吾輩は名無しである:05/02/23 20:16:26
895 :
吾輩は名無しである:05/02/25 18:34:50
女をたぶらかしていたのはプーシキンじゃ?
プーシキンが全くもてなかったのは有名な話。
何でもアジア系が4分の1ほど入っていたそうで、
色黒、毛深い、ちびな人物であったらしい。
トルストイはモスクワから領地までの各村に愛人がひとりはいるってくらい
性欲の強い人物であったらしい。
トルストイはもてなかったし自分の容姿はよくないと考えてた
若いころの放蕩は金や貴族の特権を利用したものだろう
ちなみに彼の顔はアイヌに近いらしいが
899 :
吾輩は名無しである:05/02/28 20:14:59
若いころは男前だね。「戦争と平和」のアナトーリ・クラーギンみたい。
タタールも少し入っているかも。>顔
>>896 ちゃうちゃう。プーシキンは母方の曽祖父がアフリカのアビシニア人だったから
アフリカの血が入っているんよ。その他は合ってるかも。恋は多かったけど成就は
しなかったこととか。
900 :
吾輩は名無しである:05/03/02 20:00:05
>>896 新潮世界文学の「トルストイT」の写真見てみ。
901 :
吾輩は名無しである:05/03/02 22:11:57
なんであんなクソキリストの教義で正しい人生観が養えたのか
なんであんな偉大になったのかわからん
大文豪にして超一流の芸術家
('A`) <シットスルゼ
そう言えば、岩波文庫の「芸術とはなにか」を持ってるんだけど、
読んだことある人いる?
感想を聴きたい。
芸術って何なの?
トルストイって世界で何番目に凄い文豪なの?
906 :
吾輩は名無しである:05/03/16 22:37:23
ki
岡本太郎じゃないんだから
幼年時代〜青年時代。
読みたいんだけど古本屋回っても見つからないです。
909 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 20:47:06
図書館に行ったら?誰も借りてないとおもうよ
910 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 22:38:47
ああ。世界文学は常にそこにあるものさ
ここにいる人ってみんな原文で読んでるの?
敷居が高そうだ
>>911 ロシア語で読める奴ってそんなにいるか?
913 :
吾輩は名無しである:2005/03/28(月) 23:41:46
自慢じゃないが、漏れは露西亜語は分からん!
あんな訳分からん文字は勉強する気も起きない。
原典で読めたら・・とは思うがな。
915 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 03:40:17
дфЗФ
こんな変な言葉勉強したくねえぜ。
古代ギリシャ語から作られたちゃんとした言葉だがな。
917 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 08:05:37
>>912 いや、なんか読んでそうな雰囲気だったから。
だとしたらすげぇなぁと思って。
一人か二人はロシア語分かってそうだよね。
時々、ロシア語の書き込みあるし。
でも、私もわからない。
ロシア語分かる人は名乗り出てください!
いろいろ聞くからww
ロシア語勉強できる大学ってどこ?
けっこういろんな所でできると思うが。
俺、ロシア語できるよ。
トルストイは原語で読んだことないけど。
『復活』読み始めたけど面白いなあ。他の二つの長編に比べて評価が低いから、
トルストイも衰えてるかと思ったら、トルストイ節バリバリだね。
改めて凄いと思った。復活が好きだという人が多いのも頷けるな。
>>922 サンクス!
早速買ってきたよ。基本情報ばかりだけど、
編集は新しいね。去年のロシアの写真(チェーホフ没後100年)
なんかもあるし。
ドストの「2段落ち」は贔屓の引き倒しみたいで、やだな〜。
それにしても、
今流行りの週刊百科事典もここまできたか。
でも、誰が書いたんだろ?
記事の執筆者名がないんだけど。
924 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 11:54:36
l
借りてきた岩波の結婚の幸福と懺悔読んでるんだけど、どっちも良いなー、全然色合い違うけど
ところで巻末のリスト見ると今はもう置いてないのが結構あるのね
みんなもっとトルストイ読まないかな
クロイツェルソナタってどんな小説?おもしろい?
>>926 電車の中の話です。
そんなに面白くは無い。
妻を殺して無罪になる男の話。
トルストイの言わんとする事はともかく、緊張感があるから一気に読めたよ、おれは。
そういやこの短編がきっかけでクラシック聴き始めたんだった。
>>927 漏れには面白かったなあ。
いや、性欲が云々、といふカゲキな思想は正直??なんだが、
狂気が正常を告発する(というのもおキマリかも知れんが)その迫力に
引き込まれたな。
主人公(名前度忘れ)が全世界を敵に回して、熱弁をふるって、謝って、
でもだれからも手をさしのべられないし、許しの言葉も得られない
というのは、強烈な疎外感だろう、きっと。
まとまりなくてスマソ。
930 :
ともまにあ:2005/04/10(日) 14:15:25
>>922 一応プーシキンは創始者ということで「神」扱いで、さすがにトルストイも以下にランクされている。ただし、国際的な評価は高い。
931 :
吾輩は名無しである:2005/04/10(日) 14:18:47
トルストイの恋愛についての一言。「世間一般的に言われる恋愛というのは、異性を強姦したいと思う感情のことを言うのであろうか。一応、世界三大恋愛小説(「アンナカレー二ナ」「嵐が丘」など)の作者
>>930 プーシキンがロシアで最も愛されているというのは聞いたことがある。
なんでも、最近のアンケートで、最も好きな作家に選ばれたと聞いた。
でも、それは小説家というより、詩人としてであるみたい。
日本の短歌を、外国語に翻訳できないように、
ロシアの詩も翻訳できないから、海外評価は高くない。
とまあ、スレ違いですが、なにか?
戦争と平和はイリアスに並ぶ叙事詩みたいに言われるけど、イリアスはそんなに凄いわけですか。
934 :
吾輩は名無しである:
*** 言葉の日めくり(一日一善) ***
「トルストイとドストエフスキー2巻 著者メレシコフスキー 雄 渾社 P127」より
――イヴァン・イーリッチに体験させた、この上なく種々様々な肉体的・精神的苦痛、
苛責、怨恨、恐怖などの 偏愛的な火刑 吊刑しゃく吊 拷問の念の入れ方、その奇抜
さは、たとえ、それが祝福さるべきキリスト教的な目的を持ったものであるにしても、
やはり、レフ・トルストイの先祖の一人で ピョートル大帝の巣の雛鳥で、秘密裁判官
の長官であった、有名なピョートル・アンドレェヴィチ・トルストイ伯が議長を務めて
いた神聖宗教審問所、もしくはプレオブラジェンスキー裁判所の拷問部屋を思
い出させるものである。