このへんで1に登場してほしいなあ。
猪木ボンバイエは、モハメド・アリ(尊敬される者)との対戦
の折に、アリのテーマを贈られたことからという事実を忘れて
はならない。ザイール(コンゴ)での興行の際に、興奮した観
客たちが、「アリ、ボンバイエ!」と口々に叫んだのがはじま
りだったという。語句に付された歴史をみれば、また別のメッ
セージが登場する。あたかも太陽の日差しで海の波間がそこか
しこと幾度となくきらめくに似て。
そう、馬鹿になれ、夢をもて。これらの言葉は、アリの人生
そのものから発せられ、猪木へと伝えられた魂の解読をせずし
て、私達の読解の旅に休息を与えてはくれない。
この83、88系統の読み(なんていうのか知りません。バルトみたいなやつ)
文を味わうには非常に有効だと思いますが、
でなんなの結局、みたいな点に限界を感じるんですが。
何なの、もなにももとはないからそれでいいっていえばいいのか。
シェイクスピア、アントニオ・猪木、モンゴメリ、トーマス・マン、サン・マルコ、
コンラッド、小野小町、オノ・ヨーコ、ヴィヴァルディ、バルト、バシュラール、
モハメド・アリ・・・巻末に人名索引も必要でつねっ。
>>92 印象批評より面白くない?
印象批評は化け物みたいな人にしか許されない批評だと個人的には思っているけどw。
こういう読解だと、とりあえず議論できるし、なにより面白い。
まあ、
>>1もこんな展開は予想だにしていなかったと思うけど。
え、こういうのを印象批評っていうのかと思ってた(全然知識なし)。
印象派っぽいから。単語からの印象で引っ張ってるように見えるし。
じゃ、こういうのはなんて言うんですか?
というか、じゃあ印象批評ってのを誰かしてみてくれ。
くれくれ君っていうのになっちゃったみたいでごめんなさい。
すっかり生徒気分になってました。
>>95 俺も知識はそうないけど・・・。
小林秀雄みたいな化け物が印象批評じゃないの?
これは批評ってか、読解ゲームみたいなものじゃない?
テケストの表の意味からどれだけ水面下の塊を取り出してみせるかっていう。
なんやかんやともうすぐ100か。
1はどういう展開を考えていたのだろうか・・・。
すべて
>>1の自作自演だったらすごい。
そして華麗に100
101 :
吾輩は名無しである:04/03/04 00:52
おいっ、「ボンバイエ」は商標登録されてるらしいぞ!
当然されてるでしょ? されてないの?
103 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:41
「1・2・3、ダァーッ!」も商標登録されてるんだと。
意外だな。
「ペニスの商人」と書いてる奴が1つしかない。
みんな本当は書きたいんだろ。
無理しなくてもいいんだよ。
ここで我々は
>>1を問いなおさなければならない。
「ベニスの商人がいいたいこと」。しかし、ここで問い直されるのは
「何を?」では無く「誰に?」をである。無論「ベニスの商人アントニオが言い
たいこと」があるのはユダヤ人シャイロックにであるが、『ベニスの商人』にお
けるシャイロックの立場が産業革命を経て浸透しつつあった資本主義下のドイツ
ロマン派によるシェイクスピアの再発見手続きにおいて反転し、第二次大戦後
シオニズムの運動の中で確定したパラダイムの中にあるということに注目しなけ
ればならない。
同様に「アリから猪木へと受け継がれた魂」がなんであるのかという問いもまた、
それが誰に向けられていたという問いに変形させられる必要がある。
猪木が燃やす闘魂に火をつけたのは新日本と全日本とが対峙する劇空間を構成した
文字通りの巨人、ジャイアント馬場であるのだが、ジャイアント馬場なき今、
ダビデの末裔、アントニオ猪木に立ちふさがるゴリアテ、ジャイアント馬場という
安易な構図は我々には許されない。
では迷走する猪木イズムの空疎な叫び
「馬鹿になれ、夢をもて、ボンバイエ、ボンバイエ」(
>>1)はフラクタルに再構成
されたこの構図においていかなる意味を持つだろうか?
持つだろうか、まで書いたなら、結論はよ書け。
上に見たアントニオを含む二つの劇のパラレルな変遷を踏まえて、
>>1を解釈していこう。
1.馬鹿になれ:全日本vs新日本の劇空間の内部でその最後に馬場が
立つプロレス史を否定し、
2. 夢を持て:新しい時代の到来を告げる
3.ボンバイエ:我こそは、アリから受け継ぐ闘魂のイデアを具現する者。
この1. 2. 3.はアントニオのもう一つの言葉に対応している。
曰く、「1.・・・2.・・・3.・・・・ダァーッ!!!」。
1. 2. 3.の段階において未だ馬場の作り出した全日本vs新日本という劇空間に
含まれる「アントニオのいいたいこと
>>1」は
「ダァーッ!!!」
この言葉にならない叫びによってこの空間を突き破り、さらには観客と舞台
の間の空隙さえも突き破って我々を巻き込むのだ。
ここで当然思い起こされるのはダダイズムであるが、ダダの叫びが
それが歴史を否定する否定のための否定、新しさのための新しさでしかなか
ったのに比して、1. 2. 3.と経過を数え上げるアントニオのそれが明確に
異なっていることはいうまでもない。
上に見たアントニオを含む二つの劇のパラレルな変遷を踏まえて、
>>1を解釈していこう。
1.馬鹿になれ:全日本vs新日本の劇空間の内部でその最後に馬場が
立つプロレス史を否定し、
2. 夢を持て:新しい時代の到来を告げる
3.ボンバイエ:我こそは、アリから受け継ぐ闘魂のイデアを具現する者。
この1. 2. 3.はアントニオのもう一つの言葉に対応している。
曰く、「1.・・・2.・・・3.・・・・ダァーッ!!!」。
1. 2. 3.の段階において未だ馬場の作り出した全日本vs新日本という劇空間に
含まれる「アントニオのいいたいこと
>>1」は
「ダァーッ!!!」
この言葉にならない叫びによってこの空間を突き破り、さらには観客と舞台
の間の空隙さえも突き破って我々を巻き込むのだ。
ここで当然思い起こされるのはダダイズムであるが、ダダの叫びが
歴史を否定する否定のための否定、新しさのための新しさでしかなか
ったのに比して、1. 2. 3.と経過を数え上げるアントニオのそれが明確に
異なっていることはいうまでもない。
つまんね
>>110 確かに、確かに
>>106の「パラレルな変遷」を踏まえてないしな。
とんでも臭もでてないし。
上でやっていた名無しさんの再登場を待つ。
つまんないっていうより、論旨が明確でない、という感じ。
「こういう評論文って、結局何いってんのか分かんない」ということの
パロディとして解釈すれば良いか。
>>112 論旨としては、
『ベニスの商人』においてのユダヤ人の変遷と
プロレス界の構造変化を対置して、(ここまでが
>>106)
「1.・・・2.・・・3.・・・・ダァーッ!!!」が
>>1を
発展解消しているってこと。
後半は
>>106書き込んだあとに思いついたもんでね。いかなる意味を持つだろうか
と振っておきながら、
>>108の「
>>1の意味」が前半を受けてない。
114 :
吾輩は名無しである:04/03/07 00:41
とりあえず1bにしてはよくやった(w
コテハンを内容で属性じゃなく個別認識してるのって、
あんまり大いばりでいえることでも。
「内容で属性じゃなく」→「属性じゃなく内容で」。間違えた。
>>117 >コテハンを属性じゃなく内容で個別認識してるのって、
>あんまり大いばりでいえることでも。
ちょっと意味が分からんです。説明してほしひ
ああ、名前入れ忘れた。
>>117はあたしです。
それにしても、あの名無しさん来ないね。
多分\(・∀・)ノウンコースレやってた人だと思うんだけど。
あの名無しって誰のこと?
「コテハンを属性で認識」
→例えば、美香さんは早稲田の人。おさむ君は絵を描く。など。
これらは普通に読んでれば知識としていつのまにか知ってしまう情報。
それに対し、
「1bにしてはよくやった」というのは、個々のコテハンのレス
を追跡している感じ、変な身内意識を感じさせる。
2ちゃんねるのコテハンのレス内容に詳しく、彼等が「がんばった」ことが
分かり、「よくやった」と「ほめてやれる自分」でいることは、
果たして「よくやった」などとえらそうに言えるようなことなのか??
そういう自分をこの人はどう思っているのだろうか?
というような意味です。
>>119 > あの名無しって誰のこと?
>>83,
>>88,
>>91のひと。ネタスレを愛着するしかたが
「\(・∀・)ノウンコー」スレで「スカトロ教授」をやってたひとのような気がする。
どうやら、わたしもコテハンを内容で追跡しているようですね♥
まとめてうぜーってことでしょうがネタスレなんだしまったりしましょ。
>120
91は俺です。83,88とは別人だよん。
ぼかして書いたのをはっきり説明させておいて、「まったりしましょ」とは
勝手な言い草。だから分かりにくく書いたんだろうに。
>>123 いやいや
>>120でようやく意味が分かったんですよ。
属性というのが雑談コテ云々というあれかと思ってましたんで、
ちょっと理解ができないなと思ってお尋ねしたのですよ。
図らずも、1bにはあまり読解力がない、ということは認識。
127 :
吾輩は名無しである:04/03/11 21:17
しかしどうして
「1・2、ダァーッ!」
でも
「1・2・3、4、ダァーッ!」
でもなく
「1・2・3、ダァーッ!」
なのか???
猪木のきめ台詞がそうなんじゃないの、良く知らないけど。
>>127氏がその可能性を指摘する「4.ボンバイエ」を見ていこう。
ここでトリスタン・ツァラが発した「ダ」が、「ダ」「ダ」と繰り返されて
「ダダ」をなしていることに注目して欲しい。これに対応するのは勿論、
>>1の「ボンバイエ ボンバイエ」である。
繰り返されるべき「ボンバイエ」を「ダーッ!!!」という「ダ」に
音的類似性を持つ語に置き換えることで「4.ボンバイエ」は
「ダダ」の歴史に目配せし、ボンバイエボンバイエイズムという
不在の歴史を哄笑する。
「1.・・・2.・・・3.・・・(不在の4.)・ダーッ!!!」
はボンバイエボンバイエイズムの否定であり猪木イズムの完成であるのだ。
>>126 どうもこういうの書けないんですよね。バルトの本は昔一冊読んだ覚え
があるんだけれども。
そういえばウンコースレでアリストテレスのカタルシスの語源を排泄として、
日本語の「スカッとする」の語源がスカトロジーであるというのを書いた
んですけど、勿論嘘です。
最近読んでた本にカタルシス=排泄というのはヤコブ・ベルナイス
という人が十九世紀に定義づけたと書いてあったのを読んで思い出しました。
131 :
吾輩は名無しである:04/04/16 20:25
ベニスの商人ってどんな話?
132 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :04/05/23 08:05
133 :
吾輩は名無しである:04/05/23 10:05
あ、ニーチェ久しぶりじゃん。
仕事の調子はどうよ?
これって当時ユダヤ人が演劇を見て泣いたそうです。
これこそ喜劇ではなくてユダヤ人の悲劇を描いた作品なんだと。
>>134 当時のイギリス人は演劇を見てゲラゲラaa略だったそうです
これはユダヤの本質と末路を描いている、と
136 :
吾輩は名無しである:04/05/23 11:44
>>134 当時、演劇鑑賞ができるユダヤ人はいないに等しい
>>133 お久しぶり。調子はあんまり。
新潮文庫の福田恆存の解題によれば19世紀のロンドンのご婦人方も泣いたそうです。
その文脈でシャイロックへのロマン主義的な感情移入を諌めてましたが……。
138 :
吾輩は名無しである:04/08/29 16:50
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ミ ヾヽ :::;;;;;;;ヽ
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ゝ /  ̄|γ/ , ヽ
 ̄ \ ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
\ ^ ヽ |
こういう絵みたいなやつ、
顔の描写のオタクっぽさはなんとかならないものか。