司馬遼太郎「翔ぶが如く」斜め読みのススメ

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276吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 07:44:50
中学生の時に卒業したな
277吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 23:34:39
      ____
    /__.))ノヽ
    .|ミ.l _  ._ i.)
   (^'ミ/.´・ .〈・ リ  >276
   .しi   r、_) |  何を卒業したんや
     |  `ニニ' /
    ノ `ー―i´
   / ,    .ヽ   
  ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄
  |\`、: i'、
  \ \`_',..-i
   \.!_,..-┘
278吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 23:47:58
279吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 08:16:48
『翔ぶが如く』は、筆者が主人公なんですよ。だって評論エッセーですから。
280吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 19:30:30
司馬ファンでも、さすがに『翔ぶが如く』を完全読破する人は、
あまりいないということですか?それとも、ファンなら、
必ず読む人気必読書なのでしょうか?
281吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 20:45:36
現在、7巻目でラスト100ページを切ったところです。
クライマックス序曲というところなのかな。
282吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 14:14:41
翔ぶが如くは、面白いよ。ななめ読みするのは、もったいない。
「竜馬がゆく」は、完全に時代小説だけど、こちらは、
歴史評論的エッセーなので、司馬さんの思考に付き合って、
司馬ワールドを堪能するのが、この本の醍醐味かな。
私の印象では、前半から後半に進むにつれ、司馬さんの
西郷に対する評価が、じわじわ辛くなっていくような
感じがします。書きながら、考えてるでしょうね。
283吾輩は名無しである:2009/04/02(木) 20:10:02
とうとう、最終巻の10巻目に到達。面白い。
284吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 06:48:35
晋どん、ここんへんでよか
285吾輩は名無しである:2009/04/06(月) 18:35:12
最終巻は、さすがにクライマックスなので面白い。
286吾輩は名無しである:2009/04/06(月) 23:28:03
>>284
今日電車の中でそこまで読んだ。
287吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 21:34:04
やっと読み終えたぁ! 中断しながらも約3ヶ月で読破しました。
やっぱ印象的なのは一蔵どんの対清交渉のくだりですね。
傍証的文章ながら、一蔵どんと清側官僚のヒリヒリするような交渉の
やりとりが、その後の戦闘場面より緊迫感があって引き込まれました。

つーことで、これから『街道をゆく3 陸奥のみち、肥薩のみち』に
とりかかります。
288吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 18:54:09
私も昨日、全巻読み終わりました。昨日から、早速、「坂の上の雲」を
読み始めました。「竜馬がゆく」「世に棲む日々」「翔ぶが如く」と
読んで、「坂の上の雲」を読めば、幕末〜日露戦争までは、もれなく
カバーかなと思って順番に読んでます。途中に司馬さんの処女作?の
忍者モノも、途中で読みましたけど。
289吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 18:56:32
えらか〜。
おいどんはこれから読むでごわす。
290吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 22:42:01
跳ぶが如くは今年の年末年始に読みます…
291吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 07:37:54
仕事しながら読むと、1冊読破するのに、早くて1週間位はかかりました。
292吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 22:01:44
やっと十巻まで読み終えた。短期間に一気に読み終えるのは最初から無理だと分かって
いたので、司馬さんの別の本を何冊か並行させて気長に読んだ。
前半から中盤ぐらいまでは読んでいて退屈なところも時々あったが。後半の戦いが始まって
からはかなりのめりこんだ。面白かった!
 司馬さんはこの前の大戦で戦車隊の下士官をやっていただけあって、“坂の上の雲”でも
そうだが、戦術、戦略、戦闘シーン等戦いの具体的内容に関しての考察が玄人的なのがいい。

>>288 忍者モノ・・・私も読みましたが、梟の城 はかなり面白かった!!
293吾輩は名無しである:2009/04/17(金) 18:09:38
そうです、私が読んだのも「梟の城」でした。こちらは、単純に面白かった。
294吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 00:25:21
昔 翔ぶが如く に出演した俳優が人を殴って傷害事件になって、
新聞に「パンチも翔ぶが如く」という見出しになっていたな
295吾輩は名無しである:2009/05/02(土) 19:59:17
坂の上の雲を今、読んでるけど、もう一つ、面白くない。
現在、2巻の途中ですが、これから面白くなるのかな?
スレ違いですいません。
296吾輩は名無しである:2009/05/02(土) 21:43:59
斜め読み=飛ばし読み
だったのか
裏読みとか穿った見方、みたいな意味かと思ってた>斜め読み
無知で恥ずかしい
297吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 08:03:26
物事を斜に構えて捉えるとか、そういうイメージですね。
わかる気がします。
298吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 23:24:48
>>295 人それぞれだけど、やはり日露戦争が始まってからのほうがおもしろい
    と思う
299吾輩は名無しである:2009/05/22(金) 23:54:35
今全集で半分読み終えたところです。
街道を行くから等エッセイ集から読み始めた俺としては
翔ぶが如くの方が竜馬がゆくよりも面白く感じるのだが。
読むのを苦痛に感じるのは翔ぶが如く。
就寝前に読んでいつの間にか寝ているし、不人気というのも判る気がする。
ただ無責任ヒーロー的な坂本竜馬よりも
鬱屈とした灰色の時代の木戸孝允の方が好きになりました。
300吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 08:23:37
坂の上の雲は、3巻で一時挫折中ですが、私も「翔ぶが如く」の方が、
読み終わってみたら、「竜馬がゆく」よりも好きだな。会話体が入っていて、
冒険時代劇小説みたいな「竜馬がゆく」の方が読みやすいというか、初めての人にも
とっつきやすいのは、歴史評論エッセーの形態を取った
歴史小説なので、文中に会話体があまりなく、筆者の司馬遼太郎の存在が
大です。その意味で、「翔ぶが如く」の主人公は、明らかに司馬遼太郎です。
301吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 22:49:20
なんで司馬遼太郎が文学なんだよwww
302吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 23:11:59
「坂本龍馬の愛人のひとりが高知の小学校長として九十近くの高齢で現存していた」
と『稲垣足穂全集』に書いてありましたが、これは何という人物なのでしょうか?
また他の「坂本龍馬の愛人」だった男性には、どんな人たちがいるのですか?
303吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 00:51:20
月刊日本 2009年10月号
福井雄三 国家意識の希薄化と司馬史観
ttp://www.fujisan.co.jp/product/1224061/

福井氏が以前、『「坂の上の雲」に隠された歴史の真実―明治と昭和の虚像と実像』の中で
司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』を論じたところ、読者から手紙が寄せられた。
それによると、沈寿官が旧制鹿児島二中(現・甲南高等学校) に入学して最初の日に、
朝鮮人だということで上級生に呼び出され、凄惨なリンチを受けたエピソードについて、
沈寿官が大嘘吐きか司馬が作り話を書いているかのどちらかであると言う。
イジメどころか、当時、 沈寿官は喧嘩三昧に明け暮れた番長クラスのボスだったそうだ。
それで、同中の同窓会では、司馬を名誉毀損で訴えたいという怒りが湧き上がっていたそうだ。


だいぶ前、週刊新潮も、司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』で描かれた沈寿官への日本人の
凄絶なイジメの話とかは実は嘘で、沈寿官の親類筋の証言として、実は先輩の彼女に手を
出してリンチされたとか、彼は有名になってからも料理屋の女将に襲い掛かったとかの話の
記事を載せていた。あと、「薩摩焼宗家」という称号も事実に反し、薩摩焼関係者からクレーム
が出されていると。
304吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 13:12:14
詩および候文はある程度理解できるが
薩摩弁は分りもはん
訳注願ひ申し上げ候
305吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 23:42:42
翔ぶが如くは確かに重たかった。
余談に加えて西郷や桐野など、登場人物の人物像が
繰り返し描かれているのが印象的だった。
とはいえ、作品には満足。
対象的にアームストロング砲や新選組血風録なんかは
短編集だけに簡潔かつ巧みな文章で纏められているなと思った。
個人的に各話外れが無かったよ。
306吾輩は名無しである:2009/10/30(金) 17:53:44
津本 陽の巨眼の男西郷隆盛と併読しているが
津本は征韓論の知るためにはおびただしい記述を要すと
あえて征韓論には触れずに流しているが
このおびただしい記述を詳細に記しているのが
翔ぶが如くで
さすが司馬史観と言わざるを得ない
307吾輩は名無しである:2009/10/31(土) 23:58:58
西郷は巨嚢の男
308吾輩は名無しである:2009/11/03(火) 07:57:04
翔ぶが如くが長くて難解だと思う人は、先に歳月を読めばいいのに。
これはミニ翔如とも言える作品だよ。
309吾輩は名無しである:2009/11/13(金) 13:26:37
2週間で完読
可愛岳〜山中小林までの行軍は地理院の標高図と照らすと
よくぞ険しい行軍を行ったかが窺い知れる
by
西郷ドンの駕籠かきが一番大変でごわした
310吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 05:56:56
最後うどんはもっとダイエットすべきだった。
311吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 19:47:07
2週間で読破したというのは、脅威。ななめ読みでなければ、仕事してたら、
余暇時間をすべて読書に費やさないとむずかしいと絶対に思う。
312吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 12:25:14
俺は初めて読んだときは2カ月かかった。
今、1巻からまた読みはじめてる。
313吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 09:56:29
坂の上の雲ですら途中でだれた自分には読むの無理かな?
314吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 15:57:00
(`・д・´)  無理です!「梟の城」をお薦めします。
315吾輩は名無しである:2009/12/22(火) 19:41:00
作者自身もあまりの長さにぶれてるよな
316吾輩は名無しである:2009/12/23(水) 13:08:59
余談ながら岩崎弥太郎が台湾征討、西南戦争
で三菱マル儲けを織り込めばあと2冊はいけたな
317吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 15:18:59
海音寺氏が、西郷隆盛の史伝に関しては、
あとは天才の司馬(遼太郎)君に書いてもらおうと思っていると
言っていたにもかかわらず、いざ司馬氏の『翔ぶが如く』
が新聞紙上に発表されると、西郷隆盛の真の姿がちゃんと
書けていないという事で、西郷の真の姿を書き伝えるのは自分しかいないと
自ら筆をとる覚悟をした
と言うことで

海音寺の西郷隆盛から始めよう〜
318吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 16:30:43
>>317
鹿児島人には客観的な西郷評は無理でしょう。
思い入れが強すぎる。
319吾輩は名無しである:2010/02/19(金) 23:31:59
とは限らない。
320吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 02:29:32
西郷吉之助は江戸260年の封建時代が生み出した巨大な仁者
近代の政治家、官僚、軍人とは相容れない人物だ
321吾輩は名無しである:2010/03/12(金) 18:31:13
>>320
なぜでしょうか?
322吾輩は名無しである:2010/03/19(金) 12:18:05
巨像いや虚像
323吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 14:08:54
よかと。
324吾輩は名無しである:2010/04/29(木) 05:30:44
巨根
325吾輩は名無しである
巨玉
金玉が腫れ上がる病気だったんだよな。
それが西南戦争での死体を西郷のであると鑑定する決め手になった。
そういう特徴があってこそ、影武者の活用のしどころがある訳で、
案外、それは影武者の死体だったかもしれないんだよなw