司馬遼太郎「翔ぶが如く」斜め読みのススメ

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1ごわす!
「翔ぶが如く」全10巻はとにかく長い!
特定の主人公も決まっておらず(あえて言うなら川路利良)、無名の人物もたくさん出てきて混乱する。
無名の人物の生涯についての説明や、物語にあまり関係ない部分は斜め読みして大事な部分だけ読むべきではないだろうか?
そうすれば、征韓論、江藤新平の刑死、西南戦争についてよくわかる。
2吾輩は名無しである:04/02/12 06:13
お前氏ねよ
3吾輩は名無しである:04/02/12 07:06
3ゲット
4吾輩は名無しである:04/02/12 07:06
フォーゲット(forget)!
5吾輩は名無しである:04/02/12 07:37
某HPに「第3巻まで読めば十分だ」と書いてあったぞ。
6吾輩は名無しである:04/02/12 13:55
あんなに容易に一気読みできた
小説もないんだが……。
すこし国語力高めたらどうだ>1
7吾輩は名無しである:04/02/12 18:21
あまり有名じゃない人物河野主一郎に関する話が興味深かった。
薩摩軍の生き残り。10年の刑期を終えた後に事業を起こした。
そして青森県知事までになった。
8吾輩は名無しである:04/02/12 18:37
中学の時に読んだ
9吾輩は名無しである:04/02/12 19:12
>>6
世間は、あなたのように国語力がある人ばかりではない。
幕末の歴史に関して初心者だけど教養を深めるために「翔ぶが如く」を読みたい人もいる。
細かいところまでじっくり読もうとして、第5巻ぐらいで挫折した人もいる。
そのためには斜め読みだって必要ではないだろうか?
「翔ぶが如く」は間違いなく素晴らしい作品であり、最後まで読む事がまずは大事であると俺は考える!
10吾輩は名無しである:04/02/12 21:41
まあ、「竜馬がゆく」「世に棲む日日」に比べて読みにくいのは事実だな。
11吾輩は名無しである:04/02/13 07:22
あれだけ、たくさんの人物に関して、あれだけ細かく調べた司馬先生はすごい。
斜め読みなど司馬先生に対して失礼である!
12吾輩は名無しである:04/02/13 07:50
長いけど、飽きなかったな。
13吾輩は名無しである:04/02/13 12:17
斜め読みいいんじゃないかな
14吾輩は名無しである:04/02/13 15:39
歴史小説で教養かよ(w
酷い話だな。
15吾輩は名無しである:04/02/13 18:40
>>14
いいんじゃないの?人それぞれじゃない!
16吾輩は名無しである:04/02/13 21:46
「坂の上の雲」は
斜め読みしないでくれよ。
17吾輩は名無しである:04/02/14 06:20
6巻で挫折した・・・・・・。
18吾輩は名無しである:04/02/14 06:47
読まない勇気
19吾輩は名無しである:04/02/14 19:29
>>18
確かにそう言う考え方もあるな。
20吾輩は名無しである:04/02/15 18:06
「竜馬がゆく」「花神」は主人公に感情移入できるんだよな。
ところが「翔ぶが如く」は誰が主人公だか、よくわからないし、登場人物に感情移入があまりできない。
そのあたりが、あまり人気がない理由じゃないの?
21吾輩は名無しである:04/02/15 18:13
22村田蔵六:04/02/16 20:36
読みにくい本を
斜め読みするのは
当たり前です!
23吾輩は名無しである:04/02/16 21:00
>>22
よっ大村先生!
24吾輩は名無しである:04/02/17 06:37
「翔ぶが如く」は第9・10巻になると薩摩軍と政府軍の凄まじい戦いが描かれていて、べつに退屈しないし、斜め読みする必要はないと思うね。
25吾輩は名無しである:04/02/18 06:25
つまらんスレだな
26吾輩は名無しである:04/02/18 14:37
>>25
「翔ぶが如く」が司馬作品にしてはつまらないんだよ!
27吾輩は名無しである:04/02/19 06:56
農民あがりの政府軍の兵士が、薩摩兵の死体を全裸にして、男根を切り取って口に含ませる。
司馬はああ言う描写が好きだな。
28吾輩は名無しである:04/02/20 07:01
糞スレ
29吾輩は名無しである:04/02/21 00:57
欧米視察から帰ってきた木戸孝允が山内容堂に面会する場面があった
容堂は既に死んでるはずなのに、あれは幽霊か?
30吾輩は名無しである:04/02/21 06:59
>>29
司馬先生。ミスを見つけられてしまいましたなw
31吾輩は名無しである:04/02/28 22:16
斜め読みしやすいのが司馬小説の良さだ。
32吾輩は名無しである:04/02/28 23:12
33吾輩は名無しである:04/02/29 17:16
司馬遼太郎先生は、戦国時代、幕末の歴史をわかりやすく小説化して、庶民に日本史を教えて下さった功労者である。
斜め読みなど許されない!
34吾輩は名無しである:04/02/29 17:21
>>33
成る程、司馬遼の文章自体が既に、歴史の斜め読みなのですね。
35吾輩は名無しである:04/02/29 21:53
長すぎる。詩を理解する能力に欠けていたのだろう。司馬は。
36吾輩は名無しである:04/03/02 17:56
>>34
うまい事言うねえw
37吾輩は名無しである:04/03/03 07:44
早乙女貢の方がいい!
38吾輩は名無しである:04/03/03 17:51
>>37
パス!
39吾輩は名無しである:04/03/04 07:33
司馬遼太郎の小説は何だかんだ言っても
たくさんの人達に読まれてるじゃないか。
それは大した事だと思うよ。
40吾輩は名無しである:04/03/04 18:35
「翔ぶが如く」はダラダラしすぎ。
失敗作だろう。
41吾輩は名無しである:04/03/05 19:13
そんな事ねえよ!
42吾輩は名無しである:04/03/05 21:47
まず、大河ドラマの総集編全4巻を見ろ。話はそれからだ。
43吾輩は名無しである:04/03/06 08:31
西田敏行の西郷。
貫禄はあるが背が低いな。
44吾輩は名無しである:04/03/09 05:07
>>29
おお、ホントだ…『翔ぶが如く』で木戸が帰国したのは明治6(1873)年7月23日。
容堂が死んだのは明治5(1872)年。つうことは明らかにこの二人のやりとりは
司馬遼の創作ということか。『酔って候』では容堂の没年を正しく記しているという
のに…単純なミスなんだろうか。帰朝後の木戸の思いを小説的に吐露する場面
を描きたくてその相手に容堂を設定したんだろうが、二人のやりとりが面白かった
だけにちょっとがっかりだな…あれだけ膨大な登場人物では多少の錯誤は仕方
ないと思うけど。
45吾輩は名無しである:04/03/09 19:05
司馬さんは「大きな嘘」は書いても、「小さな嘘」は書かない人。
この一件は、話を面白くするための、大きな嘘なのでしょう(w
46吾輩は名無しである:04/03/09 22:59
>>29
>>44
気がつきませんでした。斜め読みした証拠ですね。
>>45
なるほど!
47吾輩は名無しである:04/03/10 10:59
山内溶堂との会話というと、ポーランドの悲惨さを語った場面だったかな?
座敷にいた芸者までが、涙を浮かべたという状況。
木戸さんの心情を描写するために必要だったのでしょう。
48吾輩は名無しである:04/03/12 09:32
木戸「日本もポーランドになれば、容堂公もさしずめ新橋駅頭で乞食をなさらねばならぬでしょう」
容堂「わしはその前に腹を切るさ」
木戸「容堂公を乞食せしめない政治が必要です」
容堂「わしはその前に腹を切ると言っておるよ」
木戸「失礼ながら容堂公が御腹を召したところで何の足しにもなりませぬ」
容堂「君は苦労性だ」

…このやりとりなんか笑えて好きなんだよなぁ。いかにも二人がしそうな会話だw
49吾輩は名無しである:04/03/12 12:55
苦労性だから、肺病が悪化するのであります。

失礼。日本史板の「花神」スレから出張してきてしまいました。
50吾輩は名無しである:04/03/26 08:20
「翔ぶが如く」は司馬が試行錯誤して書いた実験的な作品。
評価はあまり高くないよね。
51吾輩は名無しである:04/03/26 13:13
鹿児島では、評価高そう(w
52名無し:04/03/26 15:58
幕末ものの膨大な資料に耽溺するにつけ,
司馬遼はどうしようもなく「薩人」のユニークさにひかれていった。
勇猛無比,余計な議論はせず,将はあくまでも器が大きく危機にあっても動じない
しかしその一方で数字に明るく計算高く,進取の気性にも富んでいる・・・

そんな不思議な魅力を描くには,やはり「薩人群像」を描くスタイルが必要!

・・・というわけで,西郷,大久保という二大「恒星」を取り巻きめぐる「衛星」群を可能な限り網羅的に描こうとしたのが,
『翔ぶが如く』なのでしょう。
そして当初の予定において,その魅力的な「衛星群」の代表格に想定されていたのが,桐野利秋と川路利良。

・・・ところが執筆を進めるうちに,筆者にはその2人の「あら」が耐え難いものとして映ってきた・・・
「颯々として風が吹き抜けるような」男であるはずの桐野は,ただの粗暴な馬鹿野郎に,
西郷への恩義を押し殺して職を全うするはずの大警視川路は,腹黒で陰気な冷血漢にしか見えなくなってくる・・・
そうなると,そんな連中の頭目であった西郷すら,バカの親玉に見えて仕方ない・・・
そこで,「狩猟中に転んで頭部を強打してから,おかしくなっちゃった」説を繰り返し挿入してみたり・・・
結局,作者が当初想定した「収まり所」に収まらなかった,いびつな大河小説,になってしまった。

53名無し:04/03/26 16:07
>>52 (つづき)

でも,当初の予定から外れた「失敗作」だとしても,
そこに他には求められぬ「魅力」が詰まっていることも事実!

この小説がなかったら,村田新八,大山綱良,篠原国幹なんて人物に興味を持てるか?
谷干城(土佐人だけど)だって良く描けてるし・・・

まあ,一度は読む価値のある「壮大な失敗作」だと思います。
斜め読みなんていわず,興味ある人は読んでみてください。

『坂の上・・・』だって,これを読んでからの方が味わい深く感じられるはず!

54名無し:04/03/26 20:42
>>52
「衛星」でなく「惑星」でした・・・

 作者としては,とくに西南戦争の資料を漁っているうちに,薩軍のあまりの無謀無策と
 西郷のほったらかしぶりに愛想が尽きて,素材に対してどんどん冷めていったんだろう・・・

 でも,そんなぐずぐずの展開に一本の鮮やかな軌跡を残しているのが村田新八!
 この人こそが,この小説の影の主役かも・・・

 ・・・でもその辺の機微も,斜め読みじゃ見えてこないんじゃないか?

 10巻とはいえ中身は驚くほど「薄い」から,斜め読みするより全部読む方が手っ取り早いよ,きっと
55吾輩は名無しである:04/03/26 22:44
>>52-54
大変気合いが入ったご意見をありがとうございました!
56吾輩は名無しである:04/03/28 14:42
司馬はよく「話が冗長」と批判されるが、それが一番よくあてはまる駄作だな。
あの程度の話で10巻も引っ張るなよ。
ほとんど同じ素材でも、
児島襄の『大山巌』前半2巻の方がはるかに文体の密度が濃く、
軍事関係叙述も詳細(児島はヲタだから当然だがw)に処理してる。
どうみてもこっちの方が読み応えあるし、勉強にもなる。
57吾輩は名無しである:04/03/28 18:09
>>56
それじゃ教科書になっちまう。

児島のクリスプさもいいが、司馬の際限なく脱線を続ける
炉端話のよさも捨てがたい。
58吾輩は名無しである:04/03/28 19:24
「翔ぶが如く」は、明治維新よもやま話として読むべき小説。
発表の時期を考えたら、本当の意味での無駄話はない。
59john:04/04/01 17:31
でもNHK大河の「翔ぶが・・・」は徹頭徹尾すべてが無駄のかたまりだったな
「翔ぶが如く」というタイトルで語って欲しくない!

あの屑台本をものした小山内はほんとに逝ってよし
60吾輩は名無しである:04/04/04 12:43
「翔ぶが如く」を忠実にドラマ化すると、台湾出兵や北京での交渉まで映像化せねばならないし、
登場人物が男ばっかりになってしまう。
女性キャラをからませるには、ああするしかなかったのでは?
61john:04/04/04 18:20
>>60 ・・・それは確かにそうかな,と思うんですが,
    ただ,宮崎滔天の兄貴(名前失念すまん)を「矢崎八郎太」とかいう訳わからんキャラにして
    出したり(まじめに演じる堤真一が気の毒だった・・・)

    何より西郷と大久保の関係を,安直な友情物語に無理矢理読みかえてるあたりが
    許せん! あれで鹿賀が大っ嫌いになってしまった(勿論カガのせいにあらず)
    西田の拙演も目を覆うばかり・・・
62吾輩は名無しである:04/04/04 19:22
大河「翔ぶが如く」が、ホームドラマ的になっているのは同感。
幕末から話を進めて、女性キャラをからませた結果だと思う。
原作通り、明治維新から始める勇気がなかったんだろうなぁ。それとも、幕末モノという前提で
原作を探したら、適当なのが「翔ぶが如く」しかなかったということだろうか?
個人的には「花神」や「峠」も好きなんだけどね。
63吾輩は名無しである:04/04/09 23:11
ないもてなぁ。こんスレは伸びもサン。
日本史板の花神さぁは、まっこて、伸びもんで、オイはぶったまげたぁ。
64吾輩は名無しである:04/04/18 14:09
泣くよか、ひっ飛べ。
65吾輩は名無しである:04/04/19 19:23
でっのような、鉄砲バカの村田。
66吾輩は名無しである:04/04/21 12:37
フーシェを尊敬した川路。
67吾輩は名無しである:04/04/23 12:29
桐野は薩摩兵児。
68吾輩は名無しである:04/04/24 12:52
山県有朋は味噌徳利。
69吾輩は名無しである:04/04/26 12:26
気鬱の桂小五郎。
70吾輩は名無しである:04/04/28 12:39
副島種臣は、漢文の天才。
71吾輩は名無しである:04/04/30 12:44
名前を忘れたけど、当時の京都府知事は傲慢。
72吾輩は名無しである:04/05/04 12:27
保守
73吾輩は名無しである:04/05/05 13:27
下瀬博士と有坂博士は、日本を守った学者。
74吾輩は名無しである:04/05/06 16:48
age
75吾輩は名無しである:04/05/06 16:55
アーネスト・サトウってハーフなん?
76吾輩は名無しである:04/05/06 23:33
スウェーデン系英国人だよ。
苗字のSatowは佐藤と勘違いされやすいけど、実は無関係。
77吾輩は名無しである:04/05/07 00:16
>>76
ありがと。
候文読んだり、方言も理解できるならハーフと思うわな。
78吾輩は名無しである:04/05/07 03:13
方言が出てくると、ダニエル・カールを連想しちゃうよ
79吾輩は名無しである:04/05/08 18:48
|-`).。oO(誤爆かな?)

「翔ぶが如く」に登場した外国人は英国の医師・ウイリアムズだったような気がする。
80吾輩は名無しである:04/05/09 01:01
>>79
サトウもでてんべ?
81吾輩は名無しである:04/05/10 12:50
テレビ東京の「奇兵隊」では、デープスペクターが、サトウを演じてた。
なんか、イメージが違う。別の局の「維新の目撃者」を見たからかなぁ?
82吾輩は名無しである:04/05/12 12:34
大警視
83吾輩は名無しである:04/05/13 12:45
鹿児島にあるバス停
84吾輩は名無しである:04/05/16 12:44
大山はガマ坊
85吾輩は名無しである:04/05/18 12:27
伊地知は役立たずの軍師。
86吾輩は名無しである:04/05/21 12:50
大隈はホラふき。
87吾輩は名無しである:04/05/23 12:31
台湾出兵
88吾輩は名無しである:04/05/24 12:33
マラリア
89吾輩は名無しである:04/05/25 12:37
谷干城と児玉源太郎は、熊本防衛の英雄。
90吾輩は名無しである:04/05/27 00:21
おもしろいから斜め読みなんてしなくたってすらすらよめるぞ
91吾輩は名無しである:04/05/29 13:16
宮崎八郎
92吾輩は名無しである:04/06/01 09:01
司馬センセ、
「おれはいつ将軍になるのだ?」
と言ったのは島津久光なのか毛利敬親なのか・・・どっちなの
93吾輩は名無しである:04/06/01 18:57
島津のほうじゃないの? 毛利さんは「そうせい候」だから、将軍という地位に魅力を感じてないと思う。
94吾輩は名無しである:04/06/02 05:17
司馬は毛利敬親も言ったと書いてる
ご都合主義
95吾輩は名無しである:04/06/03 23:11
資料が充分じゃなかったんだろうなぁ。
96吾輩は名無しである:04/06/05 02:03
読み始めたけど面白いね
97吾輩は名無しである:04/06/05 03:03
俺も読んでみよーっと。テヘ
98吾輩は名無しである:04/06/05 12:37
たった10冊ほどだから、本気で読めば、すぐに読める。
99吾輩は名無しである:04/06/07 12:31
明治の創成期がよくわかる。
100吾輩は名無しである:04/06/09 13:07
ガス灯とポリスが文明の証しだった時代。
101吾輩は名無しである:04/06/12 12:48
電信も明治から。
102吾輩は名無しである:04/06/14 12:45
桐野は伊達男。
103吾輩は名無しである:04/08/28 15:37
今読んでる。
割りと読みやすいと思うけど。
104吾輩は名無しである:04/08/29 16:38
印象的なのは最初のウンコ投げシーンだけ
105吾輩は名無しである:04/11/29 15:54:18
二年前に一挙に読んだ。
最後の方でバタバタ人物が死んでくのが好きだったな。
106吾輩は名無しである:05/01/16 08:37:55
川路が日本に帰ってきて大久保に会ったのは、
明治六年の何月?
107吾輩は名無しである:05/01/17 08:42:08
6月くらいじゃなかったけ?
5月には戻ってたって記憶があるし
夏には、人に会うのを嫌って紀州あたりを旅してたように記憶
108吾輩は名無しである:05/01/20 22:16:07
正直、全5冊ぐらいにしてほしかった
あまりに話の進め方が丁寧すぎる
明治初年の雰囲気は十分に味わうことはできるが
二度目は読む気しない・・・
でも良作ではあるかな
109吾輩は名無しである:05/01/20 22:41:05
川路→中原の下りはすごいね。
史記の刺客伝よりいいと思う。
110吾輩は名無しである:05/02/08 13:21:42
西郷が下野するまでの
廃藩置県や征韓論をめぐる派閥抗争や政治家同士の
激しいやり取りは面白かった

ただそれ以降は、個人的には退屈で苦痛だった
111吾輩は名無しである:05/02/11 10:33:34
西南戦争が始まってからの方が面白い
彼らの最期を知ってるだけにね
鹿児島に行きたくなる
112吾輩は名無しである:05/02/16 19:26:44
無名の人物が主人公。それもまたよかと!
113吾輩は名無しである:05/02/16 21:00:52
西南戦争は複雑だな
不平士族の反乱、って簡単にまとめることもできるんだけど
そんな単純なことだったら全十巻の小説は書けないよね
ということでどなたか西南戦争が日本史において
占める位置を解説してくれ↓
114吾輩は名無しである:05/02/18 06:05:55
明治政府を作る。それを妨害する邪魔者たちがいなくなった。
115吾輩は名無しである:05/02/19 06:34:08
川路は毒殺された。
大久保を見殺しにしたからだ。
116吾輩は名無しである:05/02/24 18:06:13
鎮台兵が薩摩兵の遺体から男根を切り取って口にくわえさせる。
惨い。
117吾輩は名無しである:05/03/04 23:04:30
司馬小説はどれも面白いです。
118吾輩は名無しである:05/03/05 11:57:12
つまんね。
119吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 06:17:10
「坂の上の雲」の方が読みやすい。
120吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 04:28:43
西郷が登場しない巻もある。
121吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 13:52:07
習作って感じやな。
122吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 00:24:03
今「翔ぶが如く」読んでるが、10巻もある割には話がなかなか進まないからなかなか辛いな。
現在4巻半ばあたりだが、今のところ面白かったのは征韓論最終決定の会議に
西郷が乗り込んでいくところと佐賀の乱くらいだ。
でも、佐賀の乱は「歳月」で十分に読めるしなぁ。
ま、気楽に頑張ります。

既読の人、この作品のピークはどのへんかよかったら教えておくれ。
123吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 19:07:45
西南戦争始まってからの方が面白いと思う
作品を通じての著者の西郷および薩摩人に対する
考えの変化も面白い・・・
124吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 22:55:51
>>123
そうだね。前半はつまらない。
125吾輩は名無しである:2005/04/06(水) 21:20:39
『憂國の至情 桐野利秋遺稿』(川崎久敏編 朝日書房 1934年)を読んだことがある。
遺稿ではなくて聞き書きだった。
『翔ぶが如く』にでてくる桐野みたいに「こいが愛琿条約よ」とかまくし立てているのか
と思えばさにあらず。征韓論不採用にいたる経過の証言集みたいなものでした。
しかし、あの桐野の直話だと思うと萌えてしまう。
126吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 21:44:39
さにあらずか。
127125:2005/04/21(木) 22:08:18
>>126
岩倉具視の策謀によって征韓論が覆された件について
「嗚呼、長袖者流、事を誤ることここに至る」てな感じでした。
128吾輩は名無しである:2005/05/01(日) 18:48:09
岩倉は度胸が座っている。
さすがカジノのオーナーをしていただけの事はある。
129吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 14:37:26
司馬遼太郎の本はみな読みやすいから、斜め読みしなくても自然に
速読になっているだろう、ちょっと本をかじっている人なら。
130吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 07:31:35
ごめん。俺斜め読みじゃないと無理。
131吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 05:56:12
斜め読みも時には必要さ。
132吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 05:48:23
司馬小説。最高。
133吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 05:36:16
134吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 02:05:26
逆さ読みしてるのは俺だけだろうな。
135吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 20:49:13
>>134
いいんじゃねえの?
結末を知ってから読む。
帰納法だぜ。
136吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 20:52:46
本を上下逆さで読んでると思った漏れは
逝ってきます
137吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 22:32:40
いくな
138吾輩は名無しである:2005/09/08(木) 16:15:26
司馬遼太郎の本では、結末を先に述べ、あとからその顛末を語ることが多い。
いちど、見とおしいいように全体を俯瞰して、然る後にその細部を見ていくというスタンスなのだろうか?
139名無し:2005/09/14(水) 19:54:55
飛ぶが如く結構面白くて今7巻まで読んだ。ただ俺歴史小説でちょっと苦手
な点があって、それは人物がどんどん出てくること。こいつどういうやつだ
ったっけっていうのが多すぎでいちいち戻んなくちゃだから大変です。皆さ
んはどうですか?ちょっとした登場人物でもけっこうきちんと把握できてた
りしするんですか?
140吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 01:09:29
>>139
把握する、ってどれくらいのレベルで言ってるのかわからないが、
俺は1回しか出てこない人物名までは覚えてない。

てか「翔ぶが如く」7巻まで読んだんなら、歴史小説苦手とは言わないぞ。
141吾輩は名無しである:2005/10/17(月) 10:17:27
10巻まで読もうぜ!
142吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 06:22:11
斜め読みして全巻読破しよう!
143吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 20:26:50
司馬先生の最高傑作。
144吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 20:41:10
おかあさんが飛ぶが如しは中だるみしてつまらんとさ。
そうさねぇTVで司馬の顔みてあーツマラン顔かなって思っていた矢先だった。
145名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 19:19:10
あげ
最近は、日本の大河ドラマよりも、韓国の歴史大河のほうが普通に面白いよね。 
日本のは展開が糞過ぎて今一なのよ。登場人物のキャラもなんか薄っぺらいし。


【地上波用】チャングムの誓い20【ネタバレ厳禁】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/tv2/1136348418/
【日韓】「チャングムの誓い」を使ったNHKの受信料キャンペーン、日本ネチズン論難[11/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1132065114/
【大長今】宮廷女官・チャングムの誓い2【李英愛】
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1133864415/
【七転八起】チャングムの誓い第2話
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1131985940/
チャングムの近いだけはガチ
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1136716028/
【歴史を】 チャングムの誓い 4 【クリエイト!】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1134025409/
【韓国】アニメ『チャングムの夢』通常の三倍の額で日本に輸出 NHKで来年四月より放映(画像アリ)★3〔12/22〕
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1135520639/
【萌え朝鮮アニメ】チャングムの夢
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime/1135253874/
147名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 13:50:44
会津の恨み。思い知れ!
148名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 17:19:28
西南戦争でそれを利用した大久保。
149名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/10(金) 21:12:29
いいじゃねえか。
150吾輩は名無しである:2006/03/19(日) 16:13:04
151吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 15:57:29
7巻まで読みました。司馬先生の作品は初めて読んだのですが
とてもおもしろいです!
152吾輩は名無しである:2006/04/03(月) 23:12:08
>>151
お前さんは稀な読者だ。
ちょうど本スレでも「翔ぶが如く」の話題をしてるから、ためしに覗いてみるといい。
153吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 03:35:52
5年前に4巻まで普通に読んで放置していて、半年前から
外出したときにのみ文庫持って行って外であまった時間で読む。もう7巻終わりそう。
桐野篠原辺見タイプの人間って本当に会話にならないね
154吾輩は名無しである:2006/04/28(金) 15:45:10
木戸が病気がちじゃなかったら、大久保じゃなく宰相になってたかな。
西南戦争はそれでも起こっただろうけど。
155吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 17:22:33
156吾輩は名無しである:2006/06/04(日) 10:20:42
いいね!
157吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 16:24:54
桐野の評価が前半と後半で大分違うと感じた人いません?
前半は桐野が典型的な薩摩隼人で、武士の理想像に近い存在のように感じたが、
後半は戦争がまるで分かっていない馬鹿って感じの印象を受けたよ。
158吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 03:56:32
>>157
挙句の果てに桐野テロリスト呼ばわりされてたよな
159age:2006/07/29(土) 06:59:17
age
160吾輩は名無しである:2006/07/29(土) 07:45:31
>>121
おまえの存在自体が習作なわけだがw
161吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 16:49:32
亀レス乙w
162吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 05:15:40
せごどん
163吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 21:46:22
駄作。
無意味な長さ。
無名の人物のエピソードが多すぎる。
ダラダラした小説。
164吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 03:42:51
お前の感性がそれだけ腐ってきておるのだ
165吾輩は名無しである:2006/08/25(金) 18:50:24
そうでごわす。
166吾輩は名無しである:2006/08/30(水) 05:44:28
ちぇすとお!
167吾輩は名無しである:2006/08/30(水) 11:33:30
翔ぶが如くは駄作。司馬の小説作法と思考の限界が見える。坂の上の雲がこのひとのピーク。
けど好きだよ、翔ぶが如く。
168吾輩は名無しである:2006/08/30(水) 20:42:17
竜馬が翔ぶ
169吾輩は名無しである:2006/09/03(日) 08:07:21
先週CS入ったんで今朝早起きして初めて大河ドラマみたけど
1話丸々原作にはないシーンだった。35/48話でまだ征韓論の
議論にもなってないし。
170吾輩は名無しである:2006/09/04(月) 11:23:54
明治維新や西南戦争を描いた作品は多いけど、その間を丁寧に描いている
という点では貴重じゃないかな。維新の時には端役のキャラが立派に成長
してるし。

この作品は維新系の作品を読み尽くして餓えてる歴史ファンがニヤニヤする
ためのものだろw 素人は竜馬が行くから始めろってことだ。
171吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 17:27:14
翔ぶが如くを駄作だとかいっているヤツが多いが、頭悪いから理解できないんじゃないのか?俺は普通に全巻読めたぞ。きちんとした教養を身につけてから読め。
172吾輩は名無しである:2006/09/30(土) 11:32:37
>171
文章の論理構造がおかしいが…
頭悪い上に、きちんとした教養が無いんじゃないか
173吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 03:11:51
結局西郷がなぜ征韓論にあそこまでこだわったのか分からんかった・・・
教えてエロイ人!!
174吾輩は名無しである:2006/10/10(火) 02:40:07
>>173
頭打っておかしくなったからだろ
175吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 00:33:08
これは政治の何たるかがわからん奴には確かに退屈だと思う。
俺は、維新後の混沌とした時代の中でそれぞれの置かれた立場立場と
身の置き方を丁寧に書いてる作品だと思うけどね。
やんちゃな幼少時代から成り上がったり、道半ば斃れたりという
マンガチックなのが好きなやつには向かないわな。
趣味の問題。といいつつ、俺も「燃えよ剣」が大好きだけどね。

ただ、「無名」の云々とかいうのだけはまったく理解し難い。
お前はお前が思う「有名人」の小説だけ読んでろってことだな。
176吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 06:39:44
ある程度社会人経験をつんで読んだらまた理解が違う。
特に、西郷と鹿児島県の武士のような失敗はよくある。
むちゃくちゃすごい特許や特殊技術を持っている会社が
それだけにこだわることで、潰れるのをいやというほど見てきた。

コンだけすごい技術やノウハウ持ってるから大丈夫だろ。
と思って投資したら、逆にその技術が原因で倒産するとか
日常茶飯事。おもしろいですわ。
177吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 09:57:28
司馬マニア以外にはオススメできんな。
本人も「私の書いてるものはいわゆる『小説』とは違う」という
自覚があったようだけど、この作品はとりわけその傾向が顕著…w

小説としての体をなしてない。
178吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 18:08:36
これまでに読んだ本の中で,
もっとも興味深い本でした。
西郷先生に惚れてしまった。
179吾輩は名無しである:2007/02/13(火) 18:19:20
 西郷が挙兵するあたりから俄然面白くなってくるな。
180吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 13:40:34
「竜馬が行く」も「坂の上の雲」も一気読みした漏れ様だが
「翔ぶが如く」は一巻の2/3あたりで挫折したOrz

  読めども読めども好漢が出てこないというか・・・
181吾輩は名無しである:2007/03/09(金) 04:33:57
重複文多すぎ。形容詞が極端から極端に飛ぶし、なんか突っかかる断言も目立つ。
これ連載物かな?半分ぐらいに再編してくれりゃ良かったのに
182吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 16:33:03
>>181
司馬のは新聞連載多いから重複は仕方ない
連載である事差し引いても繰り返すのは司馬の持ち味でもあり欠点でもあるが
文庫1〜3巻までとそれ以後が全然違うのはある意味坂の上の雲とかぶるね
宮崎八郎の所はそのまま明石
開戦以後の作戦参謀的な描写もまんまだし
183吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 23:48:13
なんか、資料横目にしてやっつけた宿題レポートみたいだった
司馬ドン、もうここいらでよか

184吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 02:07:40
ちょっと乱暴過ぎたな・・。半分以上が資料の羅列にしか見えず、良くも悪くも、他の作品に見られるような
消化作業の形跡が少ない。ほんと、もう2、3度濾すと、いい塩梅で仕上がった気がするのう。
185吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 20:50:09
突然すみません。司馬遼太郎さんの本で、織田信長の小説ありますか??
私、素人なので、どなたか教えて下さい。お願いします。
186バカボンの親父の友達:2007/03/30(金) 17:58:23
司馬遼太郎って結局右翼なのか?産経新聞に勤めていたようだし。太平洋戦争の遂行の原因が天皇制そのものにあるのではなく
統帥権の独立にのみにあったと言う説は誤っている。天皇制にこそあったとすべき。天皇制,皇室は廃止すべき。日本国憲法第1章廃棄。
187吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 14:59:26
また変なのが来やがった・・・
188吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 19:46:42
主人公不在、ってのも面白くない理由の一つだと思うけど、時間軸が前後しすぎ、ってのもあるよね。
189吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 20:54:09
「翔ぶが如く」は結局何が言いたいわけ?
190名無し募集中。。。:2007/05/05(土) 21:13:33
信長は国盗り物語の後編だね
191吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 06:58:34
>>190
前編だけ面白い。
192吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 07:01:07
193吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 09:45:39
懐かしい…浪人時代読みふけったぞ
つうか俺は司馬小説でこれが一番好きなんだけど(あとは関ヶ原と城塞)
西南戦争よりも2巻から4巻あたりまでの新政府作りの話が燃える
国士とは、国家建設とは何かについて考えさせられる

東大に受かったのもこの小説が動機を与えてくれたおかげだと今でも思ってる
194吾輩は名無しである:2007/05/16(水) 13:31:11
司馬の愛読者なら、灯台を出てからどうしているか、が重要だな。
195吾輩は名無しである:2007/05/28(月) 01:54:56
>>1
この俺の目の黒いうちは、その方が好きなようにしようとオモっても、
そうはさせんわいっ!!
196吾輩は名無しである:2007/05/30(水) 22:16:31
馬と鹿。
197吾輩は名無しである:2007/06/13(水) 20:56:06
ここで余談
198吾輩は名無しである:2007/06/14(木) 08:35:48
オイラは崎陽軒のシウマイが好きなんだがオマイラはどう?
199吾輩は名無しである:2007/06/16(土) 13:15:44
以上、雑談糸冬了
200吾輩は名無しである:2007/06/19(火) 22:13:32
この小説は過大評価されすぎ。
はっきり言って、最後まで読むのに根気が要りすぎ。

これほどの忍耐力を必要とされる作品、素直に言って駄作だろ。

本当の名作は、気がつけば読み終わってたと思わせるくらいでないとダメだ。

201吾輩は名無しである:2007/06/20(水) 00:26:57
>>200
例えばこのジャンルだと そんな作品?
202吾輩は名無しである:2007/06/20(水) 12:48:11
>>200
司馬遼太郎の殆どの作品で忍耐が必要だったことはないな。
(冗長という意味では「峠」とかの方が…)
実際すらっと読めるのがこの作者の人気の理由の大半でしょ?
203吾輩は名無しである:2007/06/22(金) 18:25:51
つーか、>>200は国語力がないだけだろwww
204吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 19:03:44
ようやく「翔ぶが如く」を読む決意をした。
とりあえず、昨日1巻〜3巻を買ってきて読み始めた。
まだ1巻の半分くらいしか読んでないが、3ヶ月くらいかけて読もうと思う。
このスレに常連している猛者たちは、どれくらいの期間で読破した?
最短だと一週間くらいか?
205吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 21:08:56
司馬遼太郎の小説って面白くない
みんなもそうなんじゃないか?
206吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 21:30:28
司馬の問題意識を共有しないと、あまりおもしろい小説ではないな
征韓論における士族の不満には日露戦争後の大衆暴動が重ねられている
この近代化におけるフラストレーションみたいなもんが
司馬が一生書くことをためらった昭和の前半を解く鍵とみればいい
207吾輩は名無しである:2007/07/02(月) 02:50:45
>>204
オレは2〜3ヶ月ぐらいかかった。
読むのが遅くってなあ。司馬さんぐらい速く読めるといいんだが、なかなかそうもいかないや。

ちなみにオレは第3巻(文庫)が好きだな。
208吾輩は名無しである:2007/07/02(月) 12:46:25
>>204
1,2巻ずつ買ってきて3週間くらい

この時代に興味あったから面白かった
小説のつくりとか余り気にならん
「この時代で〜だけであったかも知れず」みたいな断言とか重複箇所とかも余り気にならなかった
209吾輩は名無しである:2007/07/03(火) 18:38:15
司馬遼太郎の西郷隆盛が主人公の作品ってこれ以外にないの?
210吾輩は名無しである:2007/07/03(火) 19:42:44
>>207
俺は2巻のラストから3巻序盤(征韓論争)だな。
2巻ラストの西郷が不気味すぎて最高にいい。あそこだけは坂の上の雲の8巻並みに震えたよ。

>>209
ナイ。
脇として出演してるのは多々あるが。
竜馬がゆくではギャグ担当やってるw
211吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 23:35:34
>>210
3巻の「挿話」の章が好き。
征韓論に敗れた西郷が、東京を去るにあたって大久保家を訪れるくだり。
212列島縦断名無しさん :2007/07/09(月) 20:23:11
でも、話しの始まりが汽車の中でう○●だもんなあ・・・。川路さん。
213吾輩は名無しである:2007/07/09(月) 20:24:13
司馬遼太郎は関ヶ原の話が面白いな。
忍者ものねw

あとはちょっとw
214吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 11:27:47
>>209
西郷なら海音寺潮五郎だろ
215吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 08:18:00
俺は征台論で、大久保が清国で外交するのが好きだ。
お、大久保やるじゃん!って思っちゃう。

それと、ベタだが、8巻以降の西南戦争は、何度読んでもスゴイと思う。
216吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 09:53:47
>>215
いま丁度そこを読んでるよ!
清国に渡った大久保が李鴻章を黙殺するあたり。
217吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 21:31:49
このスレまだあったんだね、懐かしい
ちなみに>>29は俺が書いたんだ、凄いだろ?
218吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 12:43:34
何が凄いのか30字以内でkwsk!
219吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 13:36:35
>>217
あれはご本人もエラーを認めていたようだ
220吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 01:40:13
>>215
あれは本当に大久保らしい。その大久保らしさというか真骨頂みたいなのを
司馬さんは上手く書いてると思う。
221吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 01:48:49
50万テールは清国に返そうと思う・・・・
222吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 03:15:42
w←文の末尾にこれ付けてる奴ってなんなの?
223吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 05:39:05
この小説は小物取上げすぎなんだよw
西郷や大久保が知りたいのにどうでもいい奴取上げて話しそれすぎる
224吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 09:54:32
「w」を付けてるのは、昭和時代に生まれたオジサン・オバサンでしょう。
伝説では、遠い昔に「(笑)」の代わりに嘲笑を込めて「w」などを
文末に付けるのが流行したらしいですよ。

他人を見下げることで自分のプライドを保とうとするんですね。
こういうタイプの人は、いまだに「漏れ」「kwsk」「氏ね」とかも平気で使います。

いま街中で「チョベリグ」を使うのと同じくらい恥ずかしいことなのに、
脳内時計が老化でストップしているので、気が付かないんでしょうね。
225吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 10:08:36
ナウでヤングな俺だけどwは使うよwww
226吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 13:22:44
釣りならもっと流行ってるスレでやればいいのに・・・
227吾輩は名無しである:2007/07/29(日) 21:58:39
>>225
何を! 俺のほうがイカしてるぜベイビー
228吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 15:46:31
重複が多い
229吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 05:44:47
おーい!竜馬
230吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 05:46:42
231吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 16:29:05
竜馬がゆくは駄作。
232吾輩は名無しである:2007/08/30(木) 07:22:00
貴様に小説を語る資格はない
233吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 22:28:19
>>231
どの箇所が駄作かを書いてた漏れ
234吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 22:56:40
文学板にスレ立てるような作家じゃねえだろ
235吾輩は名無しである:2007/09/05(水) 07:58:34
No234でつけるレスでもない。
236吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 08:22:50
征韓論の目的は革命の輸出を通しての東アジア共栄圏の構築であり、
西郷自身は遣韓大使として自ら捨石になる覚悟だったとされている。
それを考えると、当時征韓論潰しに奔走した伊藤博文が後年、
日韓併合という形で、結果的に西郷の望みを果たすと事になろうとは、
(伊藤自身は併合に反対であったにせよ)歴史の皮肉を感じるな。
237吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 15:45:18
島津久光という人物は、とにかく妥協知らずで融通の利かない、頑迷な人物として描かれていて、
まるでどっかの半島人みたいだと思っていたところ、
「この種の、いわば本来的な意味での思想家的体質は、ヨーロッパや中国、
もしくは日本の隣国の朝鮮などに輩出する土壌があるように思われるが、
たとえばキリスト教の伝統を持たない日本にあってはその条件は希薄といえるであろう。」
という記述を見て「確かに」と思ったw
238吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 11:33:09
島津久光の場合は、彼個人の性格なんだろうね。
239吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 00:30:03
司馬遼太郎って右翼?
240吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 10:02:07
右も左もない。是々非々の人だ。
241吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 11:31:22
大河ドラマでこの作品が放送されたとき、俺は小学校6年生だったが、
親に無理言って、原作の文庫本10冊買ってもらった。
まだ小学生だったので、もちろん全部読めなかったけど、
1巻の最初の、うんこを我慢してる場面だけは面白く読めましたね。
242吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 03:12:02
司馬先生は下品な描写が好きだからなw
243吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 14:56:07
下品なとこでもどこかほのぼのしてるのが司馬先生
244吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 19:47:05
今1巻の終わりを読んでいるんだけども
並行して『竜馬がゆく』も読んでいる。
どちらかというと『竜馬がゆく』よりも
『翔ぶが如く』とか、『街道をゆく』の論評っぽい文章が好き。
245吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 14:22:59
以上、余談である。
246吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 15:20:36
司馬にほかの読みやすくて面白い作品がなかったらこんなに読まれなかっただろうな。
247吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 17:29:30
西郷隆盛は「竜馬がゆく」、「翔ぶが如く」の両方に出てくるから
西郷好きな人にはたまらんだろうな
248吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 12:43:55
>>242
「燃えよ剣」でもそういうのあったね
腐女子が怖いからこれ以上言えないけどね
249吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 13:29:16
“斜め読み”を自分流に解釈すると西郷が好きな人は彼が一番活躍するところから読めばいいんじゃない?
250吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 14:32:57
司馬の小説は、何でもじっくり読み通したほうがいい
そうすれば、必ず得られるものが多い
「世界の名作」みたく、完読しても「結局、なあーんだ」と
いうふうにはならない
251吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 09:36:31
ここに書き込む話題が必ず見つかるのは確か
252吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 12:11:52
「翔ぶが如く」の加賀丈史に負けまいとする
「篤姫」の原田泰造の大久保はそれなりに面白い
253吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 15:30:06
自分探しをする現代風大久保には閉口した…
254吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 01:57:25
鈍重愚昧で軽薄凡庸な原田大久保、ミスキャスト以前の問題だろ。
255吾輩は名無しである:2008/07/20(日) 07:56:48
岩倉「薩摩の人間なら何故ジャドンとかゴワスとか言わぬ?」

大久保「郷に入らば郷に従えと申しますので」

・・・

岩倉「もう一度聞く。お主ほんまに薩摩の人間か?」
大久保「はらわたの底から薩摩の人間です」


鹿賀大久保と小林岩倉の初対面シーンが忘れられません。
大久保の底知れぬ恐ろしさに初めて気付かされた名シーンだと思います。
256吾輩は名無しである:2008/07/20(日) 08:59:52
西郷役の小沢征爾の息子もどこがいいのか分からん
ただセリフを棒読みしているだけ
コネの最たるものだろこのキャスティング。

257吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 19:09:53
司馬遼太郎「崖の上のポニョ」

こうするとなんだか格があるように見えてしまうから不思議だ。
258三橋智樹:2008/08/07(木) 20:17:12
8.7は司馬遼太郎氏の誕生日です。司馬氏の戦国ものの代表作が「国
盗り物語」ですが、現代の作家が類似した題名で現代人を主人公にし
た小説があります。(水野麻里著「超・国盗り物語」・林真理子著「ト
ーキョー国盗り物語」)。その他、司馬氏の戦国ものですぐれたものに
、「妖怪」(主人公・熊野源四郎)・「尻啖え孫市」(主人公・雑賀
孫市)等があり、雑賀門徒の1人・雑賀市兵衛を描いた「雑賀の舟鉄砲」
という作品もあります。ノン・フィクションの歴史書では、藤木久志著
「日本の歴史15・織田・豊臣政権」が、"石山戦争"にかなりのウエイトを
置いていて、斎藤道三・織田信長の会見も、「信長が真に対したのは、
道三ではなく、一向宗寺内」と、会見した聖徳寺が一向宗の寺であった
ことを強調しています。司馬氏「国盗り物語」発表ののちに、道三の
国盗りは父親と2代で行われたことや濃姫生存説が発表されていますが、
小説の魅力はそのまま維持したいものです。
259吾輩は名無しである:2008/08/24(日) 21:43:23
司馬遼太郎の講演CDが新潮から出てますが、聴く価値ありますかね。
260吾輩は名無しである:2008/09/04(木) 19:21:20
西南戦争の高田露、かっこよかった。
261大村益次郎:2008/09/05(金) 22:54:43
俺が村田蔵六だ。
262吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 23:03:28
そうです。
263吾輩は名無しである:2008/09/07(日) 04:47:51
「旅の上のほにょ」もあるぞ
264吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 23:54:07
台湾出兵にはほぼ1巻を充てたのに
江華島事件には4行しか言及しないのはあ然とした。
265吾輩は名無しである:2008/11/05(水) 20:11:59
4巻まで終わった。
何とも読みづらい。

あいつはこう思ってる、
こいつはこう思ってる、
みたいな感じで、しかも登場人物が多い。
動きが少ない。
でも、読破したときに何か得られるような気がしてきた。
266吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 15:12:57
とりあえずふりがなの振り方がおかしい。皿(さら)にふりがながついてて高田露(あきら)にふりがながないとは何事ぞ?
267吾輩は名無しである:2008/11/12(水) 23:31:11
>>
ガンガレ。自分はいま8巻後半を読んでいるけど、
7巻後半の出師の決議あたりからがぜん面白くなった! 
5巻あたりで対清外交ダラダラやっていた頃はいまいちだったけど。

それにしても、いざ戦争が始まると、桐野利秋や篠原国幹といった
勇猛なだけの大幹部より、永山弥一郎や野村忍介といった
智勇兼備の将のほうに魅力を感じるなぁ。

>>266
着流しで突撃する「小ナポレオン」高田露カッコヨス。

268267:2008/11/23(日) 20:04:56
約3ヶ月弱で全巻読了。記念カキコ。

膨大な資料を消化してこれだけの小説にまとめた司馬先生の筆力に脱帽。
有名無名の人々の無数のエピソードが盛り込まれていたが、飽きることなく
読み進めることができた。

印象に残る場面は多々あるが、なんといっても、城山陥落時の薩軍幹部遺体
検分の場面が忘れがたい。哀切の極みですね。
あの瞬間、日本の千年の武士社会が終わったのだと実感。

さて、次は『坂の上の雲』だな。
269267:2008/11/27(木) 00:47:39
読み終えて数日。まだまだ読了後の余熱は冷めそうにない。

文庫本10巻の295から315ページ辺りを毎日読み返している。
薩軍最後の戦闘の描写はまことに圧巻であり、幹部それぞれの死の描写と、
戦闘が終了した後の遺体検分のくだりは、まったく哀切の限りである。

この長い長い小説をここまで読んできて、深く心を打たれない者は人間じゃないな。

ちなみに、自分は、別府晋介が西郷を介錯した刀の実物を10年前、京都で見たことがある。
当時は霊山歴史館に展示してあった。大刀ではなく、長脇差程度のものだった記憶がある。

つい熱くなってしまった。連投すまん。
270吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 11:12:44
飛ぶが如くが3か月弱なら、
坂の上の雲は一か月で読めるぞ。面白すぎる。
俺は関西在住だが、坂の上の雲にはまって横須賀の三笠記念公園まで行ってきた。
271吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 13:08:18
「坂の上の雲」 放送予定

第1部 2009年秋
第1回 「少年の国」
第2回 「青雲」
第3回 「国家鳴動」
第4回 「日清開戦」
第5回 「留学生」

第2部 2010年秋
第6回 「日英同盟」
第7回 「子規、逝く」
第8回 「日露開戦」
第9回 「広瀬、死す」

第3部 2011年秋
第10回 「旅順総攻撃」
第11回 「二〇三高地」
第12回 「敵艦見ユ」
第13回 「日本海海戦」(最終回)
272名無し募集中。。。:2008/12/20(土) 17:35:26
これやったら季節ごとでもエエんやと思うんやけどな
273名無し募集中。。。:2009/01/10(土) 13:10:22
NHKは菜の花の沖みたいな原作レイプを平然とするから
坂の上の雲を見るのに勇気が要りそう
274正岡子規:2009/02/02(月) 23:20:49
「翔ぶが如く」は、面白く感じる人と駄作と感じる人と分かれる思います
が、当方は壮大なエッセイと思っております。例の大久保の冗長な台湾出
兵の後始末の部文を読破すると「坂の上の雲」のような劇的場面はありま
せんが、何となく読み終えることが出来ます。読後感は、「坂の上の雲」
のような山あり谷ありではなく、思いつくまま書かれたなエッセイでした。
しかし、今は再度読み返しています。やはり何か引きつけられるものがあ
ります。ところで、司馬は薩摩嫌い(官軍所属の薩摩を除く)、長州好き
なのでは?
275吾輩は名無しである:2009/02/02(月) 23:43:13
あっ、射精論の正岡子規が光臨している。
276吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 07:44:50
中学生の時に卒業したな
277吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 23:34:39
      ____
    /__.))ノヽ
    .|ミ.l _  ._ i.)
   (^'ミ/.´・ .〈・ リ  >276
   .しi   r、_) |  何を卒業したんや
     |  `ニニ' /
    ノ `ー―i´
   / ,    .ヽ   
  ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄
  |\`、: i'、
  \ \`_',..-i
   \.!_,..-┘
278吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 23:47:58
279吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 08:16:48
『翔ぶが如く』は、筆者が主人公なんですよ。だって評論エッセーですから。
280吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 19:30:30
司馬ファンでも、さすがに『翔ぶが如く』を完全読破する人は、
あまりいないということですか?それとも、ファンなら、
必ず読む人気必読書なのでしょうか?
281吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 20:45:36
現在、7巻目でラスト100ページを切ったところです。
クライマックス序曲というところなのかな。
282吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 14:14:41
翔ぶが如くは、面白いよ。ななめ読みするのは、もったいない。
「竜馬がゆく」は、完全に時代小説だけど、こちらは、
歴史評論的エッセーなので、司馬さんの思考に付き合って、
司馬ワールドを堪能するのが、この本の醍醐味かな。
私の印象では、前半から後半に進むにつれ、司馬さんの
西郷に対する評価が、じわじわ辛くなっていくような
感じがします。書きながら、考えてるでしょうね。
283吾輩は名無しである:2009/04/02(木) 20:10:02
とうとう、最終巻の10巻目に到達。面白い。
284吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 06:48:35
晋どん、ここんへんでよか
285吾輩は名無しである:2009/04/06(月) 18:35:12
最終巻は、さすがにクライマックスなので面白い。
286吾輩は名無しである:2009/04/06(月) 23:28:03
>>284
今日電車の中でそこまで読んだ。
287吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 21:34:04
やっと読み終えたぁ! 中断しながらも約3ヶ月で読破しました。
やっぱ印象的なのは一蔵どんの対清交渉のくだりですね。
傍証的文章ながら、一蔵どんと清側官僚のヒリヒリするような交渉の
やりとりが、その後の戦闘場面より緊迫感があって引き込まれました。

つーことで、これから『街道をゆく3 陸奥のみち、肥薩のみち』に
とりかかります。
288吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 18:54:09
私も昨日、全巻読み終わりました。昨日から、早速、「坂の上の雲」を
読み始めました。「竜馬がゆく」「世に棲む日々」「翔ぶが如く」と
読んで、「坂の上の雲」を読めば、幕末〜日露戦争までは、もれなく
カバーかなと思って順番に読んでます。途中に司馬さんの処女作?の
忍者モノも、途中で読みましたけど。
289吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 18:56:32
えらか〜。
おいどんはこれから読むでごわす。
290吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 22:42:01
跳ぶが如くは今年の年末年始に読みます…
291吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 07:37:54
仕事しながら読むと、1冊読破するのに、早くて1週間位はかかりました。
292吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 22:01:44
やっと十巻まで読み終えた。短期間に一気に読み終えるのは最初から無理だと分かって
いたので、司馬さんの別の本を何冊か並行させて気長に読んだ。
前半から中盤ぐらいまでは読んでいて退屈なところも時々あったが。後半の戦いが始まって
からはかなりのめりこんだ。面白かった!
 司馬さんはこの前の大戦で戦車隊の下士官をやっていただけあって、“坂の上の雲”でも
そうだが、戦術、戦略、戦闘シーン等戦いの具体的内容に関しての考察が玄人的なのがいい。

>>288 忍者モノ・・・私も読みましたが、梟の城 はかなり面白かった!!
293吾輩は名無しである:2009/04/17(金) 18:09:38
そうです、私が読んだのも「梟の城」でした。こちらは、単純に面白かった。
294吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 00:25:21
昔 翔ぶが如く に出演した俳優が人を殴って傷害事件になって、
新聞に「パンチも翔ぶが如く」という見出しになっていたな
295吾輩は名無しである:2009/05/02(土) 19:59:17
坂の上の雲を今、読んでるけど、もう一つ、面白くない。
現在、2巻の途中ですが、これから面白くなるのかな?
スレ違いですいません。
296吾輩は名無しである:2009/05/02(土) 21:43:59
斜め読み=飛ばし読み
だったのか
裏読みとか穿った見方、みたいな意味かと思ってた>斜め読み
無知で恥ずかしい
297吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 08:03:26
物事を斜に構えて捉えるとか、そういうイメージですね。
わかる気がします。
298吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 23:24:48
>>295 人それぞれだけど、やはり日露戦争が始まってからのほうがおもしろい
    と思う
299吾輩は名無しである:2009/05/22(金) 23:54:35
今全集で半分読み終えたところです。
街道を行くから等エッセイ集から読み始めた俺としては
翔ぶが如くの方が竜馬がゆくよりも面白く感じるのだが。
読むのを苦痛に感じるのは翔ぶが如く。
就寝前に読んでいつの間にか寝ているし、不人気というのも判る気がする。
ただ無責任ヒーロー的な坂本竜馬よりも
鬱屈とした灰色の時代の木戸孝允の方が好きになりました。
300吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 08:23:37
坂の上の雲は、3巻で一時挫折中ですが、私も「翔ぶが如く」の方が、
読み終わってみたら、「竜馬がゆく」よりも好きだな。会話体が入っていて、
冒険時代劇小説みたいな「竜馬がゆく」の方が読みやすいというか、初めての人にも
とっつきやすいのは、歴史評論エッセーの形態を取った
歴史小説なので、文中に会話体があまりなく、筆者の司馬遼太郎の存在が
大です。その意味で、「翔ぶが如く」の主人公は、明らかに司馬遼太郎です。
301吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 22:49:20
なんで司馬遼太郎が文学なんだよwww
302吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 23:11:59
「坂本龍馬の愛人のひとりが高知の小学校長として九十近くの高齢で現存していた」
と『稲垣足穂全集』に書いてありましたが、これは何という人物なのでしょうか?
また他の「坂本龍馬の愛人」だった男性には、どんな人たちがいるのですか?
303吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 00:51:20
月刊日本 2009年10月号
福井雄三 国家意識の希薄化と司馬史観
ttp://www.fujisan.co.jp/product/1224061/

福井氏が以前、『「坂の上の雲」に隠された歴史の真実―明治と昭和の虚像と実像』の中で
司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』を論じたところ、読者から手紙が寄せられた。
それによると、沈寿官が旧制鹿児島二中(現・甲南高等学校) に入学して最初の日に、
朝鮮人だということで上級生に呼び出され、凄惨なリンチを受けたエピソードについて、
沈寿官が大嘘吐きか司馬が作り話を書いているかのどちらかであると言う。
イジメどころか、当時、 沈寿官は喧嘩三昧に明け暮れた番長クラスのボスだったそうだ。
それで、同中の同窓会では、司馬を名誉毀損で訴えたいという怒りが湧き上がっていたそうだ。


だいぶ前、週刊新潮も、司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』で描かれた沈寿官への日本人の
凄絶なイジメの話とかは実は嘘で、沈寿官の親類筋の証言として、実は先輩の彼女に手を
出してリンチされたとか、彼は有名になってからも料理屋の女将に襲い掛かったとかの話の
記事を載せていた。あと、「薩摩焼宗家」という称号も事実に反し、薩摩焼関係者からクレーム
が出されていると。
304吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 13:12:14
詩および候文はある程度理解できるが
薩摩弁は分りもはん
訳注願ひ申し上げ候
305吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 23:42:42
翔ぶが如くは確かに重たかった。
余談に加えて西郷や桐野など、登場人物の人物像が
繰り返し描かれているのが印象的だった。
とはいえ、作品には満足。
対象的にアームストロング砲や新選組血風録なんかは
短編集だけに簡潔かつ巧みな文章で纏められているなと思った。
個人的に各話外れが無かったよ。
306吾輩は名無しである:2009/10/30(金) 17:53:44
津本 陽の巨眼の男西郷隆盛と併読しているが
津本は征韓論の知るためにはおびただしい記述を要すと
あえて征韓論には触れずに流しているが
このおびただしい記述を詳細に記しているのが
翔ぶが如くで
さすが司馬史観と言わざるを得ない
307吾輩は名無しである:2009/10/31(土) 23:58:58
西郷は巨嚢の男
308吾輩は名無しである:2009/11/03(火) 07:57:04
翔ぶが如くが長くて難解だと思う人は、先に歳月を読めばいいのに。
これはミニ翔如とも言える作品だよ。
309吾輩は名無しである:2009/11/13(金) 13:26:37
2週間で完読
可愛岳〜山中小林までの行軍は地理院の標高図と照らすと
よくぞ険しい行軍を行ったかが窺い知れる
by
西郷ドンの駕籠かきが一番大変でごわした
310吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 05:56:56
最後うどんはもっとダイエットすべきだった。
311吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 19:47:07
2週間で読破したというのは、脅威。ななめ読みでなければ、仕事してたら、
余暇時間をすべて読書に費やさないとむずかしいと絶対に思う。
312吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 12:25:14
俺は初めて読んだときは2カ月かかった。
今、1巻からまた読みはじめてる。
313吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 09:56:29
坂の上の雲ですら途中でだれた自分には読むの無理かな?
314吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 15:57:00
(`・д・´)  無理です!「梟の城」をお薦めします。
315吾輩は名無しである:2009/12/22(火) 19:41:00
作者自身もあまりの長さにぶれてるよな
316吾輩は名無しである:2009/12/23(水) 13:08:59
余談ながら岩崎弥太郎が台湾征討、西南戦争
で三菱マル儲けを織り込めばあと2冊はいけたな
317吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 15:18:59
海音寺氏が、西郷隆盛の史伝に関しては、
あとは天才の司馬(遼太郎)君に書いてもらおうと思っていると
言っていたにもかかわらず、いざ司馬氏の『翔ぶが如く』
が新聞紙上に発表されると、西郷隆盛の真の姿がちゃんと
書けていないという事で、西郷の真の姿を書き伝えるのは自分しかいないと
自ら筆をとる覚悟をした
と言うことで

海音寺の西郷隆盛から始めよう〜
318吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 16:30:43
>>317
鹿児島人には客観的な西郷評は無理でしょう。
思い入れが強すぎる。
319吾輩は名無しである:2010/02/19(金) 23:31:59
とは限らない。
320吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 02:29:32
西郷吉之助は江戸260年の封建時代が生み出した巨大な仁者
近代の政治家、官僚、軍人とは相容れない人物だ
321吾輩は名無しである:2010/03/12(金) 18:31:13
>>320
なぜでしょうか?
322吾輩は名無しである:2010/03/19(金) 12:18:05
巨像いや虚像
323吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 14:08:54
よかと。
324吾輩は名無しである:2010/04/29(木) 05:30:44
巨根
325吾輩は名無しである
巨玉
金玉が腫れ上がる病気だったんだよな。
それが西南戦争での死体を西郷のであると鑑定する決め手になった。
そういう特徴があってこそ、影武者の活用のしどころがある訳で、
案外、それは影武者の死体だったかもしれないんだよなw