1 :
吾輩は名無しである:
最近のおまえら、何だ?
気持ちの悪いスレばかり立てやがって。
文学板の看板が泣くぞ。
そろそろ真剣にりさの両作品をレビューしようぜ。
文学的にな。
ほら、テンプレだ。
【インストール】…
【蹴りたい背中】…
2 :
吾輩は名無しである:04/02/02 20:57
また勃てやがった
3 :
吾輩は名無しである:04/02/02 20:58
こいつの作品は(作品でもない。文字の羅列だ)目も当てられないよ。
4 :
吾輩は名無しである:04/02/02 20:58
【インストール】… 読んでない
【蹴りたい背中】… 読んでない
6 :
吾輩は名無しである:04/02/03 00:55
どっちも著者近影でせんずりこける
7 :
吾輩は名無しである:04/02/03 01:50
8 :
吾輩は名無しである:04/02/03 02:17
正直、綿谷りさの作品なんて読んでません
顔しか見てません
綿谷りさを語る際にはその程度の認識で十分なんじゃないかと
作品自体に対する評価なんぞむしろタブーではないかと思われ
9 :
吾輩は名無しである:04/02/03 21:26
顔だけじゃない、カラダも大事だ。
10 :
吾輩は名無しである:04/02/04 22:40
特にチチが大事だ。
11 :
吾輩は名無しである:04/02/05 01:26
論じる価値なし。消費されてポイ。それにきまってるでしょう。
うすっぺらい。うすぎたない。
なんでインタビューとか、いちいち京都弁なの。
2ちゃんねるのバカ親父にしかファンなんかいないよ。
12 :
吾輩は名無しである:04/02/05 01:47
【インストール】… 死んでも人のおもちゃになるな
【蹴りたい背中】… この方が耳元で囁かれてる感じがするから
13 :
吾輩は名無しである:04/02/05 08:43
11はもてないブス
14 :
吾輩は名無しである:04/02/06 23:39
真剣に評論スレ
15 :
吾輩は名無しである:04/02/07 00:58
真剣に論じようが、不真面目に論じようが、抜けるという事実にかわりはない。
いったいいくつ綿矢スレ立てれば気が済むのかと。
17 :
吾輩は名無しである:04/02/07 13:36
あなる
>>11 綿矢はどうでもいいが京都弁を馬鹿にするな。
19 :
吾輩は名無しである:04/02/07 23:49
これスレストなってないんだ。。
20 :
吾輩は名無しである:04/02/08 04:05
優良スレに認定されました。
【インストール】… 読んでない
【蹴りたい背中】… 読んでない
22 :
吾輩は名無しである:04/02/08 12:50
【インストール】… それなりに面白いが時間の無駄
【蹴りたい背中】… 読んでない
【インストール】… 薄っぺらで
【蹴りたい背中】… つまらない
綿矢のしゃべりはその京都弁も含めて一切がデマゴギーとしての表現の
部類に属するものであると僕は常々感じているよ。
その態度から書かれる作品たちはいうまでもなく、日本の国家最小団体である
ところの学校教育に向けられてもいるんだね。
しかもこの作品、とくに蹴りたい背中が優れているのはそうした問題に直截
向けられているのではなくって、主人公の思考の輪郭のない語りで作品の主題を
屈折させている点にあると僕は見ているんだよ。それは一見して自分の外の
世界と自分を分け隔て、毒舌で罵倒するだけのご都合主義的な作品主題とは
一線をするような外部を見ている自分の二重化というポストモダンなテーマ
をも内包していると言える。しかも驚くべきは、こうした重厚な問題定期が、
高校生らに流通する言葉を用いて通俗化しているという事実だね。
25 :
吾輩は名無しである:04/02/08 18:07
インストール読んで
まず、会話のテンポ。これは上手く書いている。
女子高生らしく、愛らしい表現。満点。
登場人物の心理描写については、もう少しがんばれ。
特に、母親2人。次主人公。
背景描写。形容詞多様。独特ではあるが、もっとうまく書けるはず。
全体のテーマ。「インストール」という題名が???
人間関係について、もう少し掘り下げてほしい。
YAHOOとか、平井賢などの固有名詞を上手く使っていて、よい。
「バガボンド」もポイント。
27 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/08 18:28
ヤフー、ウタダ、平井堅、バガボンドなどを出すと
年寄りにとっては「新しい」ってことになるのだろうか。
あとやたら話し言葉を使うこととか。
「バガボンド」が何なのかわからないと、
あの小説はちとわからない。
文庫本になったあかつきには、「注」で解説されることだろう。
29 :
吾輩は名無しである:04/02/08 18:32
文庫化されても、数年で絶版になってそれっきりだろうから、心配なし。
30 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/08 18:36
むしろバガボンドの方がいつまでも残るので
「注」の必要はなし。
実は昔、「きけわだつみの声」を読んでいて、
「バガボンド」ということばが出て来たのだが、
「天才バカボン」のことだと思ってスルーした。
綿矢の読者の中にも同じようなことを考えてやつは、
少なからずいるように思う。
32 :
吾輩は名無しである:04/02/08 19:25
いない。バガボンドは漫画の枠を飛び越えてあらゆる世代に、そして読者層に
読まれているからもはや知らない人はいない。
蹴りたい背中買ったよ。
漏れは内容読んでないけど、本広げてページの上に射精してすてちゃった。
たぶん、おれが拾ったのはそれだ。
35 :
吾輩は名無しである:04/02/08 20:36
ファンレターに精液塗って送ってみようかな
粉末にして送ったよ。
蹴りたい背中の一頁目読んで笑ってしまったよ。
面白すぎる。
笑えると言えば金原だろう。彼女の文章はすごい!本屋で吹きだして
しまったよ。俺の小学六年生の時のスタイル。俺の勘だが彼女はああいう
文体しか書けないぞ。あと小説内のエネルギー感もストレス発散、自分スッキリみたいな。
老成した審査員の方々には感じるものがあったのだろう。
>小説内のエネルギー感もストレス発散、自分スッキリみたいな。
この辺も中学時代の俺を思い出す。主義主張ばかりの頭が悪い文章。
ま、そこが魅力なんですが。
age
41 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/09 11:14
sage
読者の高評価ってあまり聞かないが賞は取る、ってことは
実は玄人受けしてるってこと?
そういうことだね。
あれを自己主張だとかストレス発散だとか、でもそんなことで批判
するのであれば綿矢に限ったことでもないはずだし、むしろそれ
を理由に作品を堕しているつもりになっているのだとすればそれは
その評価する側に問題があると見て間違いはないだろうね。
要するに読み手側のほうが劣っている証拠だ。
44 :
吾輩は名無しである:04/02/09 13:12
パソコンのことそこそこ詳しいやつなのに「インストール」のこと「インストゥール」って言って
る奴に、オレは突っ込みを入れられないでいる。
45 :
吾輩は名無しである:04/02/09 13:13
だって気の毒だし。
それに面白いだろ?「インストゥール」って。面白いから推奨。
レンタカーもレントゥオールカーでお願いします。
47 :
吾輩は名無しである:04/02/09 13:25
綿矢には女子高生の独白体じゃない文章が
書けるのかどうかだろ。
あの文体しかないとしたら、
まさにお笑いだね。ハッ。
>>46 江夏は指が短くてフォークが投げられなかったが、
フォークの握りで投げるカーブを有効に使ったらしい。
お前は多彩な文章が書けるのか?
それは何よりだな。
それでいて2ちゃんでくすぶっているのか。
まさにお笑いだね。
レス番も間違えて、面白かっただろ?w
どんなもんか読んでみようと思い、本屋で買ってきたよ。
読んだら感想書きます。
51 :
吾輩は名無しである:04/02/09 19:05
【インストール】…読んだ当時、同じく17歳だった漏れは敗北気分
【蹴りたい背中】…そして現在19歳となった漏れは全く負ける気がしない
ただ、最初の一ページだけは面白かった。
ハッ、ていうこのスタンス。
52 :
吾輩は名無しである:04/02/09 23:34
明日試験だろう
昨日の夜読了。
テーマは、美。それも日本的美だと思いました。
構成としてはなかなかいいと思ったけど、最後のところで時間の経過が早すぎて・・・
次は蛇にピアスを読んで、選考委員達の考え方を見抜く予定です。
あぼーん
*************************
予告! 2月11日午後6時〜深夜ぶっ倒れるまで
いつもナンチャッテなおれたちわたしたちだけど
マジモードでやれば、こんなにできるんだぜ、ってとこ、
見せちゃいます。だから名無しさんも大歓迎。
今ここで語る「わたしにとって文学とはこれだ!」
*************************
どうせならこのコピベ貼れ
【蹴りたい背中】…買ってない
【蛇にピアス】…勃起
重複厨も足並みが揃ってないようだね。w
59 :
吾輩は名無しである:04/02/10 21:33
今日、文藝春秋出たの?
60 :
吾輩は名無しである:04/02/11 11:23
一昨日じゃないの?
【インストール】…こんなんで賞とれるんだあ。
【蹴りたい背中】…飛ばし読みだけど、ちょっと好き
62 :
Amazon.co.jp:04/02/11 15:56
【13歳のハローワーク】…この困難な時に、この本に出会えるかどうかは、
その子の一生を決定するだろう。この本に出会えた子は幸運だ。
坂本龍一
子供から大人まで、この本をあいだに「心のエネルギー」を使って
対話してみてはいかがでしょうか。生きることの選択肢が広がって
いきます。
河合隼雄(文化庁長官)
全く新しいアプローチで、働くことをとらえている。
人生にとっての仕事の意味が変わる革命的な一冊だ。
石原慎太郎
63 :
吾輩は名無しである:04/02/11 16:43
文学界の藤沢周との対談読んだ感じ、やっぱり頭いいなと。多作の作家になるんじゃないかな?不倫とかガンとか売り物にしないはず。川上弘美系かな。
64 :
吾輩は名無しである:04/02/11 17:16
蹴りたい背中…高校生っていうより中学生の
話みたいだった
一年生の一学期の話だからな。
66 :
吾輩は名無しである:04/02/11 20:46
まだ垢抜ける前か
いや、中学生にとっても近い頃と言いたかった。
68 :
吾輩は名無しである:04/02/11 21:01
思ったよりはつまんなくなかったな
読む前はもっと独りよがりな小説書いてるのかと思ってたけど。
69 :
吾輩は名無しである:04/02/11 21:15
今日は1時間半かけて「インストール」を立読みしますた。
これで綿や2作品読めますた。
きらいじゃないです。近頃文学作品(といわれるもの)でも露骨な性描写
があって、なんかうんざりですが、このひとはエロ場面がないのがよかったです。
>>69 それはちょっと今まで読んだ小説に偏りがあったのでは?
71 :
吾輩は名無しである:04/02/11 22:01
>>69 文学で露骨な性描写なんて大昔からありますが?
72 :
吾輩は名無しである:04/02/11 22:24
え?でも芥川賞受賞作のもういっこのもすごいし、安部公房、大江健三郎
宮本輝だってけっこう露骨ですよね。
許せるのは谷崎潤一郎の痴人の愛まででつ。
理想は夏目漱石。やったかやらないか?好きか好きじゃないか?の微妙な
表現がよい。
73 :
吾輩は名無しである:04/02/11 22:25
え?でも芥川賞受賞作のもういっこのもすごいし、安部公房、大江健三郎
宮本輝だってけっこう露骨ですよね。
許せるのは谷崎潤一郎の痴人の愛まででつ。
理想は夏目漱石。やったかやらないか?好きか好きじゃないか?の微妙な
表現がよい。
74 :
吾輩は名無しである:04/02/11 22:26
あいやー、2重カキコすまん
75 :
吾輩は名無しである:04/02/11 22:48
確かに漱石の男女の距離感は絶妙
76 :
吾輩は名無しである:04/02/11 22:57
>>73 きみ、勘違いしてる
文学だからセックスを書かなければならないんだよ
文学の主題っていったら人間関係、男女関係しかないんだから
性のどろどろした描写を読みたくないんだったら
ミステリーとかクライムノベルとか、法廷物社会派小説など
エンタメ系に移ったほうがいい
あぼーん
78 :
吾輩は名無しである:04/02/11 23:56
>>76 う〜む、そうかいな?確かにおっしゃる通りですが、私的には近頃の作品は
やたら姓を強調してるなと・・。そういうのこそエンターテイメント?系
でやってくれればいいのに。人間のどろどろした部分を性描写でしか表せなく
なったのかなぁ。だんだん過激になってくるっていうの?その点、綿やさんの
インストールは必要以上にエロゲな表現がないとこが気に入りました。
79 :
吾輩は名無しである:04/02/12 00:15
アンニュイ綿矢
デカダンス金原
もうちょっと明るい作品も選べよ選考委員。
80 :
吾輩は名無しである:04/02/12 09:31
>>78 近頃の作品っていうのがよくわからん
だったら性描写が露骨で中身がなにもないのに
やたらともてはやされてる文学作品の具体例を挙げてみてよ
81 :
吾輩は名無しである:04/02/12 11:26
82 :
吾輩は名無しである:04/02/12 11:52
近頃のブンガクの特徴
無意味な性描写
暴力
馬鹿っぽい会話
83 :
吾輩は名無しである:04/02/12 11:58
綿矢の受賞に関する柳のコメントが聞きたい。
>>83 何で?
在日ということで金原について聞く、というのも変なような気が
するけど。あと、柳は嘘かホントか現代日本文学は読まないと言っている。
いや嘘だろうけど。綿矢は、可愛いから褒めると思う。
美少女好きだからなw
85 :
吾輩は名無しである:04/02/12 12:28
>>84 いや、柳好きだからさ。どう思ってんのかな、と思って。
読んでないのかー。最近あいつの発言みかけないよな。
金原は悪いが気にならない。つーか本当に在日なの?ま、どーでもいいが。
確かに美少女好きだよなw
柳にはぜひとも作品だけで批評して欲しいなぁ。
86 :
吾輩は名無しである:04/02/12 13:25
>>82 だから具体的に作家か小説の名前挙げてみろっつてんだよ
本当にどうしようもない作家ならいずれ淘汰されていくはずだろ
あぼーん
88 :
吾輩は名無しである:04/02/12 17:27
文芸春秋買って見た。イマから読む。
2時間半経過、
まだ読み終わんないの?
読んだ報告をするとまでは書いてない。
91 :
吾輩は名無しである:04/02/12 22:47
>>90 その通り。といったけど、せっかくだからなんかかこう。
前作よりはマシ。予想してたよりは読めた。
あと、性描写がどうのって話だけど、だらだらとセックスシーンを描くのでなく、
シュニッツラーみたいなやり方もあるし。
あれでも当時では露骨過ぎるって言われたらしいけど。
92 :
吾輩は名無しである:04/02/13 16:03
綿谷りさって父親居ないの?離婚?
それとも今の父権というか、父親の存在は視界に入ってこないみたいな印象持たせる為の演出?
演出っぽいな。
94 :
吾輩は名無しである:04/02/13 16:13
>>93 少女漫画では大体そういうことになってるから。
95 :
吾輩は名無しである:04/02/13 16:19
へー。俺は少女漫画と言ったらちびまるこちゃんしか読んだことないからなあ。
ちびまるこちゃんでは父親が結構活き活きしてたけど。
96 :
吾輩は名無しである:04/02/13 17:26
重複厨ってほんとう冴えない不細工童貞なんだろうね。
>>96 あまりにも父親の影が無いからつい。ただの妄想。
真剣に評論したいんだけれど、どうしても勃起しちまう。
102 :
吾輩は名無しである:04/02/15 03:33
綿矢りさの性経験はどのくらいなのさ
何人くらいの男と経験あるのさ
103 :
吾輩は名無しである:04/02/15 04:25
スレタイとカキコ内容のギャップにワロタ!
文学厨ってなんでもかんでも072なんだな(プププ
104 :
吾輩は名無しである:04/02/16 01:00
真剣に評論する
105 :
吾輩は名無しである:04/02/16 01:44
真剣にオナニーする
106 :
吾輩は名無しである:04/02/16 19:32
オマイらAERA買った?
107 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:47
りさは処女に決まっています。
日本国憲法に書いてあります。
108 :
吾輩は名無しである:04/02/18 21:50
↑御言宣が下りました。
>>102 はもうオゲレツな質問をしないように。
109 :
吾輩は名無しである:04/02/20 02:00
片やAERA、此方・・・
チトひいきしすぎ。金原カワイソ
>>103 他の板にもたくさん綿矢スレが立ったけどほかよりも
文学板のほうがその系のカキコは激しかったな
ここの人は「文学」にたいするビビリがないからかもな
綿やみたいな人にはそういう反応こそ「真剣」なのだということか?
111 :
吾輩は名無しである:04/02/20 03:19
文春買ってきて、先入観持たずに素直に呼んでみました。
金原さんは一見過激なSM描写が目立つけど、綿谷さんの方が、真に、
SMに対して敏感な感じがした。「蛇にピアス」の性描写は、あくまでも
時代のファッション性の域を出ていないように思う。一方、綿谷さんの
「蹴りたい背中」を呼んで、僕は、谷崎を連想しました。
蹴ってる方も蹴られてる方も喜んでるなんて不潔―これは、逆説的に
彼女のS宣言のようにも取れます。たとえ、無意識的にしろ。
太宰の一番の魅力、ユーモア感覚を継承して精進してほしいと思う。
長文、すみません。
112 :
吾輩は名無しである:04/02/20 03:22
上に書いたものです。綿谷さんでなく綿矢さんでした。失礼しました。
113 :
吾輩は名無しである:04/02/20 03:33
>>112 大丈夫だよ。最初はみんなやってしまうことだから。
114 :
吾輩は名無しである:04/02/20 03:37
115 :
吾輩は名無しである:04/02/20 09:08
「蹴りたい背中」の学校生活に関する視点が印象的。
グループから外れれば身分の低い者として扱われてしまい、加わるのなら
必死に適応することを求められる。でもどちらかを選ぶしかない。
こういうのって最近の社会のいたるところでみられることで、
サービス残業させられる正社員とフリーターとか携帯を手放せない者と引きこもりとか、
落ちこぼれるのはイヤだけど適応してもあまりうれしくないような
そんな二者択一をわれわれは選ばされる。
綿矢がこのへん意識していたのかは知らないが、「蹴りたい背中」には
現代社会の本質が書かれていると言っていい。とおもう。
>「蹴りたい背中」には現代社会の本質が書かれている
鼻でワラタ
117 :
◆GiTmRUKFvw :04/02/20 10:01
先日電車の通路で文藝春秋を拾いカナハラをざっと読んだ
続いてワタヤも読もうとしたが考えてみれば到着も間もないので
元あった場所においてとゆうか足元において電車を降りた
このあいだ、10年ぶりにサガンの
「悲しみよ、こんにちは」を読み返したんだけど、
これって作者が18歳のときに著したんだってね。
小悪魔サガン。
119 :
吾輩は名無しである:04/02/20 11:23
綿矢ブンガクは、作者(外見・言動・仕草)+作品+読者(萌え派、否定派)の
受容理論による三身一体で成り立つ世界。
故に作者の存在そのものが重要。今宵の燃料投下を待て!
OAされるかはともかく、2チャネラーやアイコラに関する質問は絶対にある。
120 :
吾輩は名無しである:04/02/20 11:28
>>119 >2チャネラーやアイコラに関する質問は絶対にある。
あるわけねぇだろ。
引き篭もってないで外に出ろ。
121 :
吾輩は名無しである:04/02/20 12:06
>>120 そんなに強く否定していいの?(^m^)するよ、むふっ!
122 :
吾輩は名無しである:04/02/20 12:09
綿矢はインターネットオタク文化の寵児だからね。
ちょっとSっけのある記者なら、非公式にでも訊いてみたいところ。
123 :
吾輩は名無しである:04/02/20 12:19
久々に放送系板から来ました。
みなさんのお嬢さんのハレ舞台は今夜ですね。
でも、ニュートラルに考えて「なにか」ないかぎり、
そんなにたいしたニュースソースじゃないような気配です。
発表の時は「W最年少受賞」でTOP扱いでしたけど、
その授賞式だけでは、20〜30秒枠の「〜がありました」程度。
インタビューの「つかい」はひと言、二言だろうと想います。
わかってないね。
125 :
吾輩は名無しである:04/02/20 12:52
少なくともNステは新聞のトップに載ってるから
2〜30秒ってことはないだろ。
126 :
吾輩は名無しである:04/02/20 13:06
文学板の皆様の期待を担うNステ!がんばれー(^^)*/
127 :
吾輩は名無しである:04/02/20 13:11
つーか、テロ朝が特集組んじまったから、
他局は傍観。。。てなことはないか、最近はどこも節操ないし。
ツクシのトコあたりも「突然スタジオにお呼びしました!」であるかな?
ね。みんな楽しみだね!わくわく?
128 :
吾輩は名無しである:04/02/20 13:34
平野はニュース23に出て筑紫と対談してたが
りさは断るんだろうな。
金原は出るのかな。
今月号のコスモポリタンにも金原のインタが載ってるようだね。
まあ集英社の雑誌だしな。
集英社と河出の力の差はいかんともしがたいね。
129 :
吾輩は名無しである:04/02/20 13:48
平野は塩野七生ともNHKで対談してたが、見ててひどく痛かった。
塩野さんが大人だから救われていたものの。
130 :
吾輩は名無しである:04/02/20 14:14
131 :
吾輩は名無しである:04/02/20 15:20
「世界の中心で愛を叫ぶ」をケチョンケチョンに貶していた40代の男性が、
「蹴りたい背中」に関しては「なかなか良く書けている」と誉めていた。
何だかなー。
132 :
吾輩は名無しである:04/02/20 15:24
>>131 自分の理解の範囲を超えたものに出会うと、おっさんは「うん、なかなかいいじゃない?」ととりあえず言う。
理解の範囲外だから、批判すらできないってことなのさ。
「理解できなかった」とは絶対いわないのが、おっさんの悲しい性でもある。
133 :
吾輩は名無しである:04/02/20 16:07
あれが理解の範囲を超える、っていうのが理解できないんですが。
どの辺が理解の範囲外なんでしょうか。
134 :
吾輩は名無しである:04/02/20 16:10
135 :
吾輩は名無しである:04/02/20 16:15
確かにあの文体は「稚拙だ」とそのまま言ってしまってもいいものか
あえて稚拙な印象を与える文体を選んでいるのか
ちょっと戸惑うところではあるな。
NHKのインタビュー見た限りでは、この子敬語が使えないんじゃ・・・
とも思ったが話すのと書くのはまた違うしな。
敬語が使えないのはアナウンサーの方だと思ったが。
137 :
吾輩は名無しである:04/02/20 16:37
あのアナウンサー、なんか頭の不自由な人を扱うように綿矢にインタビューしてたよね。
はらはらした。
頭の不自由…というか、まるで子供に接する態度だったよね。
そして綿矢の受け答えは、まるで子供だった。
139 :
吾輩は名無しである:04/02/20 19:53
そこがいいんだよ
140 :
吾輩は名無しである:04/02/20 20:03
あきらめないでがんばろう
141 :
吾輩は名無しである:04/02/20 20:06
大人ってなんだろう
142 :
吾輩は名無しである:04/02/20 20:25
そして綿矢自体も頭の不自由な人に見えた。
143 :
吾輩は名無しである:04/02/20 20:29
実際あたま悪いし。
頭悪いことが弱点になる職業でもないってこと知ってて言ってる?
145 :
吾輩は名無しである:04/02/21 01:20
弱点にならないのか・・・
しかし頭悪い人に歴史に残るような作品が書けるのか?
いや別に綿矢が頭悪いとは言わないけど。
>>145 歴史に残るような作品とか言ってる時点で、論点が全く見えてないようですな。
ヌー速+ならともかく、文学板のレスとしてはマズイだろう。
河出としてはどんな糞本でも売れりゃいいわけだし、
TVは話題の女の子の映像流して視聴率稼げるならそれでいいわけだし、
雑誌は話題の女の子載せて売れりゃそれでいいわけだし、
綿矢自身は、周囲にちやほやされて金もらえれば、それでいいんだろう。
みんなが幸せになってるわけだ。一部の本好き以外は。
147 :
吾輩は名無しである:04/02/21 21:30
>>146 いや別に綿矢のことを言ってるわけではなく、
一般的に、頭の悪い奴に歴史に残るような作品が書けるのか?
という意味。
148 :
吾輩は名無しである:04/02/21 21:38
ストーリーも、登場人物の感情も、
中学生日記レベルだよね。
高校生にもなって、仲間はずれ的なことで
ウジウジしてる奴や、夏休みの予定を埋めることに
必死な奴なんているの?今の高校生(といっても自分も卒業して
3年くらいだが)ってあんなに低レベルなことに悩んでるの?
149 :
吾輩は名無しである:04/02/21 21:41
今日のNHK教育の夕方のドラマ、
グループの和を乱さないようにするのに苦労してる
女子中学生の話だった。
はて?どっかであったような・・・
>>148 そうだよ、君の指摘どおりだよ。
なのに芥川賞を受賞したんだ。こんな世の中間違ってるよね。
世の中がおかしいんだよ。君は間違ってない。
君は間違っていないんだ。君は万能だ。
力を発揮しさえすれば、世界は君の思い通り。
さあ、パソコンの電源を切って、外に出てみよう。
君にさからうすべてのものが君の敵なんだ。
噛め、殴れ、刺せ、勝て!
世界は君の主観どおりに動くかどうか、強く確かめてみるんだ。
くだらないなあ。
152 :
吾輩は名無しである:04/02/21 22:01
>>145 例を挙げれば・・・三島由紀夫だって頭がいいとは思わん。
むしろ、頭よすぎれば面白い小説は書けんと思う。
153 :
吾輩は名無しである:04/02/21 23:23
833 名前: 日本ポコチン協会 投稿日: 04/02/10 02:30
キムタク>突然やけど聞かせてもらう 綿矢が一番感じるトコどこ!?
綿矢>あのね、あそこの、でっぱったところ。
キムタク>歯茎?
綿矢>やあだ
キムタク>歯茎
泣けた。一つ嫌な言葉を書かれるたびに、一つ嫌な言葉を書くたびに、歯茎が暑くたぎって崩れ落ちそうになり、歯茎が湿った。
綿矢りさ「インストール」より
154 :
吾輩は名無しである:04/02/22 03:07
破破歯
155 :
吾輩は名無しである:04/02/22 22:41
近々第3作発表。
どうして男ってこうすぐ女を苛めるの?
>>156 綿矢を貶したり馬鹿にしたり否定するレスの大半は女が書いているんだが
158 :
吾輩は名無しである:04/02/22 23:18
作品より、外見の方が良い。
この一言で言い尽くせる。
159 :
吾輩は名無しである:04/02/22 23:27
>>157 もしそれが真実なら、女を敵に回した女は、これからが大変だなあ。
160 :
吾輩は名無しである:04/02/23 00:02
>>159 うん、大変だと思う。
しかし、意外に綿矢はそういう嫉妬を意に介さないかもしれない
京都特有(?)の日常的な厭味、陰口、村八分体質の土地(これは半端じゃない)で育った女だから
忍耐力はありそう。
同性からの嫉妬にさらされたら金原のほうがまいってしまうんじゃないかな。
綿矢がしたたかだという事は、福田和也も認めている。
162 :
吾輩は名無しである:04/02/23 00:05
福田の意見なんか何の参考にもならないよ
165 :
吾輩は名無しである:04/02/23 00:38
166 :
吾輩は名無しである:04/02/23 06:25
167 :
吾輩は名無しである:04/02/23 12:47
蹴りたい背中
現在4周目。小説で3周以上いったのは初めてかも。
面白いところ
ハツのちょっと危ない感情と奇行 ハツの例え方など面白い言葉 にな川の変なオタクっぽいところ ハツとにな川のささやかな交流
ここらへんがさらっと読んで一番楽しい。そして、一番うけた理由だと思う。
見事なところは、実に人間が人間らしく書かれていること。一人の人間の人生が小説という枠を超えて貫かれていること。誰も見ないようなところまで、丹念に極限まで妥協なく精緻化されている。
上の目立つところに目を奪われて気づかなかったけど2周目以降に唖然とさせられた。人間が深い。感想を書いたノートのページは15ページぐらいに達し、10時間以上書いたと思う。
本当の人間の人生を環境を洞察すればそれぐらい短い小説からでてくる。
168 :
167続き:04/02/23 12:48
普通、小説というのはフィクションとして物語として読む。現実とは違うという了解。だから、人間として変なところがあってもあまり気にしない。マンガの絵が現実と違っても気にしないのと似てる。
それがこの小説では人間になっている。これほどの小説は記憶にない。あまり小説読まないし、とくに古典といわれるのを読んだのは昔の話で、よく考えないで読んでたから、
実際はそういう小説に出会ってたのかもしれないけれど。とにかく記憶にはない。どんな名作にも。
確かに、この作品は高校生が日常の高校生活を書いたという点で、現実の大人が、魔法学校の子供を書いたり、新聞記者が大学病院の人間模様を書いたりするのとは異なる。
つまり、著者の力量がどうとかというより、題材が簡単だったという面はある。そして、短いストーリーに1年という期間をかけて推敲して仕上げられているということ。力量というより、慎重さみたいなもので生み出されたのかもしれない。
ハツの一人称の視点で全て書かれているが、ハツが自分にはわかってない感情、そして、ハツに見えてなく、それゆえ読者にも普通の小説のように読んでいたのではわからないあるいはとんでもない勘違いすることになるまわりの人間の様子。
そして、99%の読者がわからなかったり、全てハツ視点にしてしまったがゆえに勘違いしたりするようなところまで、手を抜かず極限まで精緻化されている。
これはあたかも人間国宝のパン職人が捨てられるパンの耳にまで、絶対に妥協せず、それゆえ1日3斤しかつくれないというような感じをうける。
職人とか芸術とかいうレベルじゃない。求道者の姿勢。、
169 :
167続き:04/02/23 12:48
ハツが勘違いする。ハツが気づかない。そして、ハツ視点なので、読者も気づかない。そこまで一人の人生というのが徹底されている。神の目もない。自分の様子も見えない。都合のいい説明もない。
まさに、氷山の一角しか見えない見えてない人生。その下に巨大な氷が広がっている。深遠な海が広がっている。
普通の小説はそうじゃない。まさにまわりの人間の感情も行動もだいたい見える。底が浅い。単純。
小説が他人の人生を体験するだと阿刀田高氏のようにいうのなら、この作品を通してそれを体験させてもらった。深い意味でなら初めて。
分野にもよるけれどこのような誰も見ないようなところまで、絶対手を抜かないような人間は必ず大成する。
ていうかすでに大成してる。人間国宝、オレの中で。
ハツの特性を見てみると、まとめると、「いつも鋭い目をしてるけど、何も見えてない」(陸部の先輩の言葉より)。
これは、ハツ視点によるハツ世界を乗り出して、自分だったらどう考えるか、自分がまわりの人間だったら、どう思うかというような視点から見ていくと、実はハツの考えというのがはしからおかしいことに気づく。
まず、人間の表面しか見ていない。
同じ班の人が実験中に、プリントを千切っているという行為がどれだけ耳障りで目障りな行為かわかってない。
無邪気に観察を楽しんでると表面だけ見て思っている。同じ部活の仲間で話しているときに一緒に遊ばないと1人いる子に声をかけたら、その子が赤くなってパクパクしてるという様子がどれだけのものかわかってない。
みんなは私に声をかけたことを忘れてる?忘れられないよ。とてもじゃないけど。にな川への観察でこれは頂点に達している。
170 :
167続き:04/02/23 12:49
基本的に無礼な人間である。
クーラーつけて涼しい部屋で、一人窓を開けてるクラスメート。しかもカーテンの中入ってるよ。早く気づかないかな。暑いんだよ。ようやく意を決して、そいつに気づいてもらえるよう近づく一人の男子。
注意したら、なんかふてくされてる。というような光景がその人間の中ではどのように正当化されているか、とらえられているのかというのがわかる。逆ギレして、あやまりもしないで、なんかとんちんかんなこと考えている。
放送委員に注意されたときもそう。にな川母との対面時もそうか。
他人をばかにしたり、見下したりするのが癖。心の中でもそうだし、絹代のグループへの評にも伺える。
衝動的な行動が多い。
他人を否定的にとらえすぎている。たとえば、陸部の男子が先生に甘えないのは女子だけのほうが手際がいいという打算からだろうとかよく考えてみるととんでもなくズレてること考えてる。
その一方、悲観的な考えが多い。見下されてるとか考えがち。うるさい、つば本と突然いったときのまわりの人間の様子の読み取りがそこに伺える。
塚本だったら、あ、オレ今まずいこといった。と考えるかもとか、みんなで仲良く話していたのに、突然冷たい発言をして、まわりがしらけてしまったとか今日は機嫌悪いと思って退散したのかもとか考えてない。
うるさい、つば本ってうちのグループで、はやってるよとか、クラスの派手な子はみんな呼んでいるあだ名だとかそういう情報もあまり考慮されていない。
おまけに、気にしてるあだ名を地位の低い子に突然呼ばれながらもうまく取り繕った塚本は自分と比べてどうだろうとかも考えてない。
窓閉めてといわれたときもそう。
171 :
167続き:04/02/23 12:51
おまけにステレオタイプで鈍感なようだ。
男子が瞳孔を広げて自分を見たとか、男子の家に招待されたとか、2人きりでいろいろなところへいったとか、男子に絆創膏はってもらったとか、
男子にキスしたとか、男子に一緒にライブにいこうといわれたとか、男子が女の子がとまりにきたときに、風呂に女の子の後にも前にも風呂に入らないとか、
暑すぎてぐったりとしながらも、文句ひとついわず、女の子2人が寝ている部屋に入ろうとしないとかそういったもろもろが鈍感な人間の中では、どう処理されているかがわかる。
自分の気持ちに気づいていないという面もある。ここらへんは、絹代や、にな川のハツとの発言で見えてくるが。
また、上のようでいて、あまり自分が本質的にイヤな人間と気づいていない一方、感情が揺れたときはそれが気づかれる様子。
作品は、こういうような歪んだ?視点で満たされている。そして、驚くべきことに、そのまま放置なので、深遠な海は誰にも見られることなく横たわっている。
ハツ以外にもいろいろあるんだけど、ま、このぐらいにして。ハツの行動として似たものとして気になったところとしては、みんながグループで弁当食っているのに、一人で食っているのが、なんか嫌だというなら校庭で食ってりゃいいと思う。
10分休みが長いのなら、校舎をブラブラ散歩すべし。小便したくないのに遠くのトイレにいくべし。のど渇いていないのに、一口の水を口に含むために、遠くのウォータークーラーまでいくべすし。あるいは、本でも嫁。と思う。
ただ、実際ハツみたいな行動をする人はいるわけで、彼らもハツと同じことを考えているのなら、なぜハツと同じ行動をとるのだろうと少し不思議かも。
167−171
>1も草葉の陰で感涙してるだろ・・・
173 :
吾輩は名無しである:04/02/23 14:19
「蹴りたい背中」は個人と組織、あるいは派閥、世間、などを描いた
作品と理解した。ハツと絹代の関係と言うのは極めて個人的な関係だが、
絹代とそのグループ、あるいはハツとグループの関係は日本社会の人間関係
(アジアにも当てはまるかも)に特有のものだと思う。集団の中で個人を
確立するという傾向は欧米社会のそれと対を成すものだが、「個人」の
意識に目覚めつつある日本人にとっては、このような集団に違和感を覚える
のは当然であり、逆に「個人」の意識が希薄で、派閥にうまく適応できる
人間は自然とそこに埋没する。こういう人間関係は学校の友人関係だけでなく
日本社会に多々見られ、そのあたりが選考委員の評価を得た理由ではないか
と思った。確かに文章力や独自のスタイル、小説の背景となる世界の狭さなど、
いろいろ不満はあるが、それでも個人的に芥川賞にふさわしいと思う。
174 :
吾輩は名無しである:04/02/23 14:34
>174
173さんのような見かたを作者自身が自覚していないとしたら・・・素晴らしい
176 :
吾輩は名無しである:04/02/23 14:40
>>174 ・・・いや、そうかもしれないけど。でも、読み手が好きなように
解釈すればいいんじゃないかな。作者が日常生活の上で無意識に
息苦しさのようなものを感じた上で、こういう文章を書いたのかも
しれないという可能性もあるわけだし。逆に意識した上で、背景を
学校生活と言う狭い世界を選んだのかもしれないし。いづれにしても
今後の作品に期待を持てる要素は十分にあると思う。
177 :
吾輩は名無しである:04/02/23 14:44
綿矢って、文壇というますます狭い世界に閉じ込められちゃって、これからどう活路を拓くのか。
世界がどんどん狭くなるような気もする。
その分、深くなればいいんだけど。
どっちみち、読者を選ぶ作家にはなっていくだろうね。漏れはパスだ。
感性といったらかっこいいが、リズムがあわなすぎる。
178 :
吾輩は名無しである:04/02/23 14:47
>>168 >それがこの小説では人間になっている。これほどの小説は記憶にない。
167にとっては、等身大の小説だったからだよ。
自分は、絵空事にしかおもえなかったもの。
167は、綿矢さんに選ばれたってことだ。それとも、167が綿矢を選んだのか。
いずれにしても、おめでとう。
179 :
吾輩は名無しである:04/02/23 14:48
当選おめ〜
180 :
吾輩は名無しである:04/02/23 14:56
太宰治をはじめて読んだ十代。
自分も168と同じように感じた。
「太宰作品ほど人間になっている作品はない。これほどの作品ははじめてだ」
それから、うん年。
太宰治の小説を読んでいたことすら、人には内緒です。
181 :
吾輩は名無しである:04/02/23 15:15
蛇にピアスの方が面白いって言ってる奴多いけど
舌にピアスを開ける、刺青をほる、男とやるなどの
短絡的な行動より背中を蹴りたいという奇妙な願望の方が
俺は面白いと思った。確かに綿矢の文章は稚拙で、金原の方がうまいけど
視点が面白いのは綿矢だな。だからこれから伸びるのは綿矢だと思う。
>>176 いや、
>>173さんの意見は楽しく読ませてもらったんですよ。
いろんな読み方があるもんだな、と思って。
>182
冒頭の描写で既にそれは暗示されている
アウトサイダーの設定は十分意識されていたと思われるが
作者が主題としていたのかどうか・・・必ずしも明確では無い
少なくとも重層的に読み解けるという点は精緻な構成と感じたね
184 :
吾輩は名無しである:04/02/23 15:50
>>167 すごいねきみ。15ページ以上か。
全部載せてみ。
主人公が言ってることがおかしいってのは確かにそうだね。
う〜ん
186 :
吾輩は名無しである:04/02/23 17:52
w
167、文章ヘタで内容も曖昧だけど、スレタイに沿ってて素直。
180は、168の意見を笑ってるようだけど、俺も太宰読んでそう思ったよ
(今はそんなの隠してるけど)っていうのはすごい綿矢評価。
180がどう思ってようが太宰になればすごいんだし、
ゲーテも最初はそういう作家だった(ウェルテル)。
test
167、長いから飛ばしてたけど、よく読むといい。
かなりいい。うん。私もそう思うよ。169から171の読みで、
そこから167や168の結論にいくところに読者としてのセンスを感じる。
173みたいな「いきなり大局的」なのより、こっちのほうがいいね。
167はすごいかもしれない。この板で初めてそう思った。
センスがあるなどという偉そうな言い方をして申し訳なかった
(自演などと言わないように)。なんとなく言い回しから子供かと
思ったので。しかし子供であってもすごい。本気で15ページ全部読みたいかもしれん。
191 :
吾輩は 1 である:04/02/24 01:10
ようやく軌道に乗ってきました。他の方もどうぞ。
レスに対する評論になるけれども、
174が173を「深読み」というのは、基本的に間違い。
173は「蹴りたい背中」はこのように読める、ということを言っているのであって、
綿矢りさはこのような問題意識のもとにこれを書いた、と言っているのではない。
綿矢りさが「結果的に」そう読めるものを書いた、ということ。
そして結果的にそう読めるものを書いてしまう、という
ところに作家の資質はあり、173氏はそこを評価しているわけだ。
この批評家による「そう読める」の部分を深読みといってしまっては、
批評は成り立たない。
>>189 そうですね。たしかに「大局的」かもしれません。まだ1回しか
読んでいないので、とりあえずの印象を書いてみました。おそらく
2回目読んだ後は、また印象が変わるかもしれません。個人的には
「にな川」と「オリちゃん」、または「ハツ」の関係などは意味が
分かりにくくて、そのあたりについてもいろいろ考えてみたいと
思っています。それにしても「ハツ」と「にな川」はクラスメート
達からは同じような扱いを受けているのに、私は基本的にまったく
対極的なキャラクターに思えます。おもしろい設定だと感じましたが、
みなさんはどうお感じになったのでしょうか?
194 :
吾輩は名無しである:04/02/24 08:11
>>181 おお。激しくドウイ!!
現時点のテクニックは金原があると思うが、
伸びるのは綿谷だとおもうね。
金原は龍2世にしか見えない。
どちらかというと、綿谷のほうが表現しにくい心理を書いているかなと。
それが現時点で成功してるとは言い難いが、芽は出てるかなと。
ただ。
「ハッ。っていうこのスタンス」
これまずいだろ。
編集何とかしたれや…
河出だから無理か。
196 :
吾輩は名無しである:04/02/24 09:00
エヴァに影響されて母親を惨殺した男の判決が出たね。
いや、綿矢作品とエヴァは共通点があるっていうカキコミを以前見たから。
読者を選ぶという点と、選ばれた人物はいろいろな補助思考を用いて深く綿矢作品を理解しようとする点が、エヴァと似ていると。
よく分からんが、理解できなかった人と理解できた人の温度差がこれほど違うってところは、エヴァに似ているなとは思った。
ああいう心理表現って、ある種の人間にはたまらない快感なのかもな。
漏れは理解できない派だが。
いや、綿矢作品を否定しているわけではなく、ただ、分からんということ。
だから、いつまでたっても、平行線だ。
197 :
吾輩は名無しである:04/02/24 10:48
>>194 自分もはじめは綿矢のほうが将来性あるかもって思ったけど、今は「金原のほうが根性座っている分、いくかも」と思いなおした。
小さいときから小説書くことを日常に取り込んで、毎日小説と向き合っているその姿は、いつかは生まれながらのセンスさえも凌駕するだろうと思った。
努力すればしただけの結果が得られる、それは間違いない、とある小説家も言っていた。
198 :
吾輩は名無しである:04/02/24 10:55
『感性』ってやつがものをいうのは、若いときのしかもはじめだけだもんな。
やっばり、あとは努力だよ。古臭い言葉だけど、どんな芸術家だって日々の研鑽を怠らない人がいい作品を残す。
199 :
吾輩は名無しである:04/02/24 11:08
高橋源一郎みたいに30になって、たまりにたまってた感性が噴出すこともありうるのだよ
>>198
200 :
吾輩は名無しである :04/02/24 12:28
10代で高校生活の中での自分の孤独感を描くというのはわかる。
だけど、彼女このまま作家生活に突入だと更に狭い世界のこと
しか書けなくならないかなあ。
平野みたいに時代や海外に題材を求めて書けるというタイプでも
なさそうだし。どうするんだろ。
妻子ある編集者と不倫してそれを書くとか…。
いずれにしても身辺的な題材しか選べないなら、ネタ切れも
時間の問題だな。
201 :
吾輩は名無しである:04/02/24 12:39
>>199 それは、その高橋ナニガシが、それ相応の努力をしたからだよ。
202 :
弧高の鬼才 ◆W7fyJoqOQ. :04/02/24 12:40
いいねえ〜〜ぜひぜひ、彼女には私小説の王道を極めてほしいねえ。
私小説だけでやっていくのは大変だ。
綿谷にはぜひぜひ、女版ブコウスキーになってほしいねえ。
無理だけど
>>200 高樹のぶ子の場合。
1作目:自分と小学生の娘の話。
2作目:短大生時代の話。
3作目:高校時代の話。
こんな感じだったけど、日本経済新聞に連載小説を持つようになったね?
お前が心配するには及ばないと思うのだが。
204 :
吾輩は名無しである:04/02/24 12:58
>>220 綿矢の場合同世代の共感と、上の世代(40代以降のおじさん)への若い世代の代弁者という
ポジションで成り立ち、支持されている作家である。
だから身近な問題をテーマに小説を書けばよいわけで、ネタ切れの心配はないのではないかと
おもう。
例えばこの先1年後、あるいは2年後に次回作を書くのならば、不況下の厳しい就職活動をテーマに
自分探しについて書いても良いし、もっと軽く自由な大学生活を謳歌する学生生活について恋愛を
絡めてお得意の心理描写で書くことも出来ると思う。
マーケティングセンスがある作家なので、女子大生という立場をフルに生かした次回作を発表するの
ではないかな。
そういう意味でここ2〜3年は安泰だと思う。
彼女にとっての転機は女子大生という肩書きが外れたときにくるでしょう。
最も社会勉強のために就職するのであれば、OLの立場から同世代に共感されるテーマで
作品を書けばよいし、その後結婚、出産、公園デビューをすればそれをテーマにまた書けそう
なので、同世代への共感をテーマに地道に作家活動を続ければそれなりに安泰かもしれない。
金原のほうがこの先むしろきついんじゃない?
206 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:05
>>204 >自分探しについて書いても良いし
つか、いまだに自分探ししてるんすか?文学では。
ふーん。
207 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:07
↑あたりまえやん。太宰をもう一度読みなおせ。生きてる限りは永遠に自分探し。
208 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:09
>>204 就職しても結婚しても子育てしても、あの孤独ごっこの『スタンス』は不変な気がするな
公園デビューしたって、「雑草のような母親たちが」とかやるんだよ。
どんなに世界が狭くてもいいんだ。
でも、自分の思考に深みを持たせようと積極的にならないことには、いきつくところは入水自殺しかない。
そういう意味では、自分は金原のほうが作家として伸びると思う。
209 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:11
>>207 そんなこといっているから、純文ヲタは馬鹿だっていわれるの。
自分探しする前に、人をおもいやることを知れ。
自分の隣にいる人が何を考えているのか察する想像力を持て。
210 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:12
だから太宰は素敵なんだよなあ。ほんとに自殺しちゃうくらいの心情吐露って
なかなかできないじゃん。
金原みたいなやつが逆に、普通のやつと普通に結婚しそう。
綿谷のほうが実は「自分を追い込める」系だと思った。
211 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:14
>>207 いいかげん、太宰から卒業しろ。
そして、世間を見渡せ。
「自分とは取るにたなないもの。以上」
これが答えだ。
212 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:16
自分探しって、バブル時代、馬鹿な女がよく口にしていたな。
あれ、一種のブームだ。真に受けるな。真に受けたら、頭がおかしくなるぞ。
213 :
弧高の鬼才 ◆W7fyJoqOQ. :04/02/24 13:16
一言。
自分を探すという行為は必然的に、他者との関わりや、世界との連結、社会との対比の中で
経験的に見出すための現実への自己投棄だと思うよ。
太宰は、ギリギリのジレンマの中で、作品をつむいできた。
馬鹿だろうが馬鹿じゃなかろうが、そんなことは問題外。
214 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:17
×「自分とは取るにたなないもの。以上」
○「自分とは取るに足りないもの。以上」
間違えたよ、すまん。
215 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:20
>「自分とは取るにたなないもの。以上」
でも、太宰って今読むと、ただの演技人格だったのでは?と思えて仕方ないよ。
周囲が迷惑するだけ。
世の中は自分と無関係に動いてる・・・
217 :
弧高の鬼才 ◆W7fyJoqOQ. :04/02/24 13:21
まあ、誰でも一回は、自分とは取るに足りないもの
って悟るんだけど、悟れば悟るほど、余計に人生の虚無感やらなんやらが
増幅してきて、やっかいになる。
下手に知恵を入手したばかりに、それの廃棄手段を見出せず、時に困惑するわけだ。
218 :
弧高の鬼才 ◆W7fyJoqOQ. :04/02/24 13:31
まあいいや。
とりあえず、ワタヤって、ネットやりまくってるわりには、感性がアナログなのね、って思った。
カネハラのほうが感性がデジタルで、俺もデジタルだから、読むのに抵抗はなかったよ。
まあ、いずれ、俺が芥川賞とってやるぜ (激笑い
219 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:33
>>208 いや、いつまでも孤独ごっこに固執するとは限らないぞ。
インタビューを読むと綿矢は作品の登場人物を突き放して書いているそうなので、テーマに沿って
登場人物を描いているだけだと思う。
それがたまたまインストールと蹴りたい背中では疎外感に悩まされる孤独な少女だったわけだ。
次回作が出てみないとわからないけれど、作風を変えて今までの作品とは違う人物像を描くこと
ができれば素晴らしい作家になれると思う。
220 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:36
自己投影されてない作品なんて、、、、初期の大江みたい。つまらん。
221 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:36
>>204 綿矢には普通のOLは無理だと思う。
綿矢ってトロそうだし、一般企業でテキパキと仕事をこなすOLネーチャンには
向いてないと思う。そのくせ、顔だけは可愛いので仕事でミスっても許して
もらっちゃったりして、同僚のOLからは妬まれる。
そんな綿矢が目に浮かぶようだ。
もし、普通に就活するなら、女子アナぐらいしいか向いてる仕事がないと思われ。
女子アナは半芸能人だし、作家と兼業でも不自然じゃない職業だからな。
222 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:41
>>221 OLになって逆境を味わってこそ、人間性に深みが増して作品に反映されるのではないかな。
綿矢は人並みの苦労や挫折をしていないでしょ。
たとえ短くても一度は社会にもまれたほうが良いのではないかな。
女子アナは確かに一番向いていそうだね。
共通語をちゃんと喋れるようになれば、なれる可能性は高いだろうな。
女子アナ→ワイドショーコメンテーターなら苦労はないかもしれない。
でも作家としては堕落してしまうかもしれないね。
安い推測ですね
224 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:43
普通のOLに成り下がる意味わかんね。お前らみたいなありきたりなリーマン目指す学生には
なんないでね☆彡 (*^_^*)
225 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:45
>>213 >太宰は、ギリギリのジレンマの中で、作品をつむいできた。
綿矢のそういう作品を読んでみたい。
・・・でも彼女はそこまで自省していないだろうな。
226 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:45
表現の仕方とかの方を細かく見ていくと
まず、ちょっと気になったところとして、視覚的な情報がわかりにくいことが多かったというのがあったかも。読み取り不足なのかもしれないけど。
オリチャンが、どんな顔なのかいまだに想像がつかないし、まあ、顔を言葉だけで表現するのは難しいっていうのなら、一体、どれくらい美人なのかもよくわからなかったってとこもあった。佐々木オリビアのもっさりした髪ってなんだ?とか。
あまり、顔で勝負するタイプのモデルじゃないということはわかったのだけど。
あるいは、少なくとも顔に関してだけはそれも、思い通りなのかな。ハツには本の表紙がある。
やせてて、いかにもコレステロール値が低く、セロトニン不足。冷たく、協調性がなく、幸福感が薄く、衝動的というハツの性格と合致。そんなとこも勉強しているのか、あるいは社会的なステレオタイプからなのかはわからないけど、両方とも顔が見えない。
227 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:46
>>224 >普通のOLに成り下がる意味わかんね。
なるとしたらあくまでも社会勉強。自分の肥やしにする覚悟でなるだろうね。
綿矢にそこまでの根性があるかどうかはわからないけれど。
228 :
226の続き:04/02/24 13:47
髪質から判断するに、悪くはないと思うのだけど、とにかく見えない。何か象徴的な気がする。作者は目が悪いうえに性格から人の顔をあまり見ないのだろうか。実はオレもそうなのだけど。
それから、比喩の仕方は巧拙はともかく、バラエティーにとんでて面白いっていうのはあった。状況とか雰囲気の描写についてはよく伝わってきた。ようなきがする。
例えば、ファン、さらりとした言葉。新しく発売された清涼飲料水の名前のよう。とか、新鮮な表現で、でもああなんかわかる、ちょっと面白いっていうののオンパレード。ちょっとオンパレードすぎてくどいきらいもあるのかもしれないけど。ここらへんは若い感覚なのかな。
女の子たちは笑顔でキャーなどといいながら信じられない強さで押してくる。とかおもわず「フフッ」(オリチャン風)っていってしまうような、何気ない描写もあるし。
あとは、にな川とクラスメートのことを話して、なんか落ち着いたというハツの気持ちがその直後の桃を食べたときの「生ぬるい、したを包み込むような甘さが口に広がった」っていうので、食感を交えてうまく伝わってくるというか。
ここらへんは基本的な表現技法なのかもしれないけど。五感に訴えるっていうのかな。そういうのも多彩。まあ、全然オレはそういうの全く知らないんだけども。
ハツの心の言葉もちょっと毒っぽくて面白いのが結構あるかな。「「一人は、いる。君」集中力低すぎる。私以下だ。」とか。
はまる人っていうのは少ないのかもしれないけど、面白さの多重性っていうことでは、これはなんか評論で読んだ言葉だけど、誰にでも楽しめてわかりやすいっていうのはあると思う。これも阿刀田氏の言葉だったか。ちょっと繰り返しだけど上のほかにも昨日最初に書いたので
例えばハツの気持ち。あんたのことなんかオリチャンはちっとも見てないよと囁きたくなる。とか。
確かに金原のほうが感性は新しいかもしれないが所詮は親が金持ちのお嬢様であって
最終的に戻るべき場所のある甘ったれじゃん。伸びないね。
230 :
226の続き:04/02/24 13:48
>>196 実はエヴァにもはまってたたちです。昨日ちょうどエヴァとの対比について考えてた。自分で能動的に作品を楽しめる喜びっていうのは確かに共通してるのかも。
エヴァでは、設定でも人物の思考でも何が謎か、何が疑問なのかわかっているというのはある一方で、この作品ではハツの考えに隠されて見えてこないっていうのはあるけど。
エヴァも、二重性というか、あや波がどうとか、ロボットがどうとかといったわかりやすい要素の一方で、心理がどうとか、謎がどうとかいろいろ他の楽しさもあったと思う。
20冊謎本を読んでも満たされることがなかったのは、蹴りたい背中と違って、エヴァには時間がなかったからだと思う。あらかじめあるけど、出してないというよりかは、まだあまりないというような(と舞台裏や気持ち悪かった映画とか見て今では少し距離をおいて分析)。
物語をつくるにしても、こういう時間とかもろもろとの妥協が必要っていう分野も多いよね。
それから、作者を「インターネット時代の寵児」と書いてるのをどっかこの板で読んだし、そういう感覚がこの作者にたいする「若い〜」といった評論の山とリンクしてると思うんだけど。
それを細かく見ていくと、なんていうか面白さが現代っぽいっていうのかな。ウィットにとんでるとか爆笑問題のネタが面白いとかそういうのじゃなくて、2chのコピペの面白さみたいな。上品とか下品とかじゃなくて、ちょっとサイコな。
あの、育ちよさそうな、優等生っぽい文学少女でも、2chで「モルァ!!!」とかいっているかもしれないというようなたぶん日常の人間関係ではあまり見えない。しかし、内面にはぐくまれている現代のサイコっぽさみたいなのを作品から感じる。ような気がする。
231 :
226の続き:04/02/24 13:49
>>190 子供ではないんですが、キーボードで叩くと何故か日本語がダメになるタイプです。こっちがどうとかというより作品によって出てきてる面が強いと思うかな。どんな人でも奥深いものではまったことには、一晩中それについて語り明かせるように。
内容は、別に高尚なこと書いているんじゃなくて、一体、オリチャンという人間はどういう人間なのかとか、
「生のオリチャン」って何だとか何故ハツの中で、ああいう印象を形成してしまうかとかハツにとってで、オリチャンって何だか考察したり自分の経験と照らし合わせたり、っていうようなあまりありがたくない内容なので、勘弁してください。ムダに長いし・・・。
232 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:52
>>226 インストールの漫画のインタビューで
「小説を書いているときは、登場人物の性格くらいしか考えていなくて、容姿のイメージはそれほどでも
なかったんですね。」と答えている。
登場人物の容姿についての描写を避けることで、読者に自由にイメージさせようとしているのではないだろうか。
登場人物の顔がわからないので、ハツ=綿矢と勘違いして私小説として深読みしてしまう読者もいるようだが。
>>227 綿矢を採用する会社なんてあるわけねー。
会社辞めた後で小説のネタにされたらたまらんからな。
大体、早稲田教育なんて教師にならなかったらプータロー確定だろ。
ハツ=綿矢でそ
>>233 広告塔として採用したい企業ならありそうな気がする。
>>234 インタビューを読むとそうではないようだ。
少なくとも自己投影はしていない。反映はしているようだが。
237 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:58
>>203 高樹のぶ子って、私生活で結構すったもんだがあったじゃん。
そういうのも小説の中に生かしてかいていると思うよ。
まあ、綿矢にそれをやれって言うつもりはないけどさ。
このままだと、箱入りお嬢で終りそうな予感がしたからさ。
河出もあまり綿矢をお嬢扱いしてるとダメポになりそう。
>219
全然突き放してなんかいないだろう。むしろ本人。
一作目も二作目も、主人公の性格が基本的に同じ。
外界の出来事を「ただ眺めている」という立ち位置。
それを自分の性格の欠陥だと、一作目では自覚すらしていないが、
二作目では体育館でコードにつまずいたり、
外界の出来事がテレビのようにただ流れていくというふうに、
自分で分析している。人に言われたのか、自分で気づいたのか知らないが。
彼女は、かなり心根の暗い人間と思われ。
公的な場で、あれは自分だとはさすがに言えないだろう。
だってインストールとか、半分ポルノなわけだ。
インタビューなんかであれは自分でないと言うのは、
単なる常識的な対応。しかし、確実に主人公が自分だと思われる
小説で「濡れた」とか、かなりの度胸だ。
自分でそのほうが良いと思ってるんだろうが、
本当に孤独なんだろうなあと思うよ。普通の女では
まず出来ない気持ち悪さを、平気でやってのける。
金原のは父親と共作であると思われるので読んでない。
239 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:00
金原のあの女主人公は金原の投影だよね??
240 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:04
2作品とも投影だが対象化が出来ているから
他の若い人が書いたものとは違うんだってさ。
>>238 >全然突き放してなんかいないだろう。むしろ本人。
そういう見方も一理あるね。
作中の人物のどこまでが自己投影で、どこからが自己反映なのかは本人以外はわからないと
思うけれど、確かに2作とも同じような主人公なので突き放しているつもりでそうではないのかも
しれない。
>普通の女では まず出来ない気持ち悪さを、平気でやってのける。
だからこそ作家になれたのでしょう。
242 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:05
女子大生の生態やOL生活、主婦の生活を書くというスタンスだと
純文学の唯川恵になりそうだ。
>>240 同意。
対象化できていなければ、私小説になっちゃもんね。
244 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:07
>>240 どういうこと?対象化って。わかんにゃぃ
245 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:09
普通の日記とかエッセーとかは私小説の要素が多いとはおもいませんか?
蜻蛉日記とか。でも文学の王道は私小説でそ??????
>>239 むしろ、金原の方がルイを突き放して書いてるようなところがある。
親が学者である金原はもともと上流社会の人間。
本人は堕落した日々を過ごしていても、小説のルイとは違って
いつでも帰れる家があるお嬢様。
>>237 芥川賞まで取って目立ってしまったので、暫くは箱入り状態が続くだろうね。
お嬢様としてこれからも売っていくことになるのだろうから、後は綿矢自身が以下に流されずに
努力し続けるかにかかっているでしょ。
授賞式の記者会見を見る限り浮かれているようには見えないので、少し安心した。
248 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:12
>だってインストールとか、半分ポルノなわけだ。
>インタビューなんかであれは自分でないと言うのは、
>単なる常識的な対応。しかし、確実に主人公が自分だと思われる
>小説で「濡れた」とか、かなりの度胸だ。
綿矢って、「これを書いたのは自分ではない」とすら思っている感じする。
だから、ペンネームを友人の名前から借りたとか…とそこまで考えるのは深読みしすぎ?
っていうか、綿矢の作品読んでいると、なんか人格障害の症例を読んでいる気分になるんだよ。
自分を突き放しているとか、他人がモノに見えるとか。
249 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:12
対象化ってなに??????????????
250 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:14
>小説で「濡れた」とか、かなりの度胸だ。
>自分でそのほうが良いと思ってるんだろうが、
同人を読み倒している腐女子なら、全然平気なんだけどね。
ドリーム系のサイトにいけば、小学生が『濡れちゃう〜』とか書いているよ。
251 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:15
庵野さんなんかも分裂気質だよね。綿矢なんか及ばないよ。
だから主要キャラの振り分けができた。
252 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:15
253 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:16
>>249 自分を客観的に見れるとか、俯瞰から自分を観察できるとか、自己批判できるとか、そんなところじゃないでしょうか?
>>249 要するに作者が登場人物を突き放して自分自身としてではなく、あくまでも作中の他人という対象として
描くことを意味しているものとおもわれ。
255 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:17
>>252 同人板とか難民の「こんな管理人に誰がした」レスにいけば、腐るほどリンクがあるよ。
256 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:17
じゃあ質問。いわゆる私小説ってやつは、自己批判がないんですか?
「赤頭巾ちゃん気をつけて」とかあのへんも・。
257 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:21
>>256 よく分からんが、客観的な私小説を書けた…ってことが評価されたんじゃ?
なので、私小説とはある意味客観的でないと成り立たないのでは。
なのに、それが最近間違って認識されている。私小説=オナニーって。
つまり、綿も金もオナニーではなかったと、評価されているんだよ、きっと。
258 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:23
私小説ってそもそもなによ?誰か定義してよ。
259 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:24
自己批判のない私小説なんか存在しない。
260 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:24
ばかばっかり。、、、、、、、、
261 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:27
自己批判のない私小説なんか存在しない。
262 :
3度目の正直:04/02/24 14:29
自己批判のない私小説なんか存在しない。
263 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:30
264 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:31
綿矢って、自己批判どころか、他批判のほうが目立つんだけど。
だから、私小説じゃないかもな。
265 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:33
ねえ、みんなほんとに私小説って何かわかってんの?
266 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:34
田山花袋の布団を読め
267 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:39
>>264まぢ???それじゃあ2ちゃんのカキコとおなじぢゃん。言いっ放しってことぢゃん。
かっこいい!!!わたやさん。
268 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:42
てか自己批判なんて小説の中でできないでしょ。自分のこと自分で突っ込むの?????
269 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:44
赤川のあの書き方は、わざとやってるとしかおもえないんだけどな。
意識的に改行や会話を多くして文章を軽く見せているのも感じられるし。
処女作のあれは……、幽霊列車だっけ?
あれとか見てみなよ、改行の少ない、普通の文章なんでびっくりするよ。
作家が読者のレベルに合わせて文体を作って、
結果を出したのだとしたら、赤川次郎は天才。
で、いいよな?
119 :無名草子さん :03/12/25 01:53
マーケティングの秀才ってことでいいんじゃないの。
120 :無名草子さん :03/12/25 03:34
赤川次郎の文章、すげーテンポで読めるもんな。
とっつきやすくして、実際子供でも抵抗なく読めるようになってる。
児童文学と、普通の小説のスキマを埋めて実際成功してる。
あれだ、リアルファイトと、興行プロレスの違いみたいなもんだ。
どっちもプロだけど、狙ってる層と楽しませ方が違う。
269うざいしね。
てか自己批判なんて小説の中でできないでしょ。自分のこと自分で突っ込むの?????
この質問に誰か答えていただけませんか?
271 :
吾輩は名無しである:04/02/24 14:48
たしかに、「蹴りたい背中」読み直してみると、主人公が周囲の他人に対して抱く
「むかつく、くそくらえ」っていう感情が露骨なのがわかる。
綿矢って、日本文学史におけるカート・コバーン(NIRVANA)のような存在かも。
>>271 >>カート・コバーン(NIRVANA)のような存在かも。
あり得なーーーーーい!!!
そうなるためには、あと2年以内に自殺でもするしかないな。
きぃぃぃぃぃぃ自己批判ってなに???主人公が自分のことを批判しなきゃいけないの????
私が一番なのよ!!でもいいぢゃん。三代目魚武みたいに。。。。。。。。。。。。。。
>>273 >三代目魚武みたいに
あれはイタイネ〜
何か勘違いしてるんじゃない、って誰か言ってあげてよ
ネネは別れて正解
275 :
吾輩は名無しである:04/02/24 16:49
>>271 綿矢って、まんま2ちゃんねらー気質の香具師だ。
他者批判が光る。
本来は毒舌キャラとか文句キャラのほうがふさわしいと思うし、才能も発揮できると思うんだが、
あの容姿が邪魔してその路線は周囲が認めてくれないだろう。
外見が清楚に見えるっていうのも、いろいろと大変ね。
綿矢の見た目可愛い、中身2ちゃんねらってのが、
現代的に見えて出版界のおじさん達には新鮮だったのだな
>>277 これでもかわいいといえますか?
歯茎
下半身デブ
ニキビヅラ
鼻声
姿勢が悪い
キョドってる。
>>276 どうでもいいけど、「授賞」って字間違ってないか?マスコミもバカになったのかな。
>>279 賞を授けられた作品だから、「授賞」で正しい。
282 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:06
「他者批判」という意見が多数あるようですが、それはそれで表現のひとつの
手段ではないでしょうか。小説は問題を提起するものなのですから。そこで解決法
が描かれていないとか自己批判が無いとかいうのは、作品に対する批判としては
違うのではないかという感じがします。
>>281 >高校生の時、小説『インストール』で「文芸賞」を授賞し、
>2年後、日本の最高権威ともいえる文学賞を授賞した綿矢りささん(19、早稲田大教育学部)のことだ。
ここでの「授賞」の使い方は間違っているだろ。
もてはやされて数年後、映画監督に進出して撃沈、その後行方不明に・・・
あ、りさタンのことじゃないよ。椎名桜子のことだよ。
>文学賞を授賞した綿矢りささん
これが君の目には正しい用法に映るのかね!
>>285
287 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:30
授賞の「授」は「授かる」じゃなく「授ける」では?
288 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:34
>>282 >「他者批判」という意見が多数あるようですが、それはそれで表現のひとつの
手段ではないでしょうか。
いや、だから、『それも表現のひとつだ』と言っているだけで、誰もそれを批判しているわけじゃないよ。
ただ、それが人によっては「人を見下している感じがする」「選民意識を強く感じる」ってだけだよ。
ただの感想だ。
289 :
プリン体 ◆fXcF9nI1Qo :04/02/24 19:36
りさたんはふはふ
290 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:40
授賞式は「賞を授ける式」ということで合ってるが、
>文学賞を授賞した綿矢りささん
は、おかしい。綿矢が文学賞を誰かに授けたことになる。
291 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:41
>>287 じゃあ、賞を授けるときはなんと言うのかね?
292 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:41
>>288 なるほど。私も特に誰に対する批判をしたと言うわけではないのです。
雰囲気的に書きこんでしまったので誤解を与えてしまったかも・・・
おかしくないと言ってるやつは、韓国人翻訳家を擁護しまくり。
294 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:43
つか、
>>290が全面的に合っていると思うんだが。
「授賞」を必死で擁護しているのはいったいどんな理由からだ?
295 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:44
>>291 287に書いたとおり「授賞」でいいんだよ。だから290さんの
意見に同意します
>>292 いや、自分もちょっと勘違いしてたかもな。すまそ
おまいらには受動態という概念がないのか?
298 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:49
>>297 たぶん、受賞と授賞の違いが分かってないのは、その記事を書いた記者だけだ。
だから、「〜を授賞した」を擁護しているのは、該当記者だ。
>>298 誰も本気で擁護するやつなんていないだろ
ネタにまじレスもうやめろー
>>295 うん?お前は287か?授けるときも授かる時も授賞なら、どう区別つけるのだ?
輸出した商品、輸出された商品の使い分けは出来る。
授賞した作品、授賞された作品もありうるのだが、前者は使わないよな。
献金という意味で、「募金して来た」なんて言い方は、
口語では意味が通じないでもない。
304 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:59
じゅしょう ―しやう 0 【受賞】
(名)スル
賞をもらうこと。
「ノーベル賞を―する」
じゅしょう ―しやう 0 【授賞】
(名)スル
賞をさずけること。
305 :
吾輩は名無しである:04/02/24 20:01
>>300 授けるときは授賞。授かるときは「受賞」。
306 :
吾輩は名無しである:04/02/24 20:02
>>303 どうも「痩せ形」と同じような特殊なマスコミ用語らしいな。
が、
>>304の辞書にあるように日本語としてはおかしい。
>>305 >授賞の「授」は「授かる」じゃなく「授ける」では?
と矛盾するんだが?
マスコミが馬鹿になったっていうか
書いたのは(ry
312 :
吾輩は名無しである:04/02/24 23:28
りさは美貌の塊だね
313 :
吾輩は名無しである:04/02/24 23:42
美人って得だよなホントに
314 :
吾輩は名無しである:04/02/25 00:07
かわいけりゃ作品なんてどうでも良い
一日でやけにレス数のびたと思ったら、つまらん。
評せ、っていうのに「根性座ってるから」とか「センスあるから」とか。
綿矢りさを評せって言ってるんじゃないと思うんだけど。
そういう雑感なら他に書くスレがいっぱいあるだろうに。
>>315 とはいえ「結局さ〜」なんてところからレスする
断定人間がいないところは真っ当
317 :
吾輩は名無しである:04/02/25 09:42
美人は得か、という点については、心理学的に作品のレベルが高くなるほど、美人の影響度がなくなるということが知られている。
そして、容貌の影響というのは判断者の専門性が高くなるほど、弱くなる。
芥川賞を競うような作品で、選考委員もプロで、時間と名誉かけてやっているっていうのに、美人がどうとかってことは客観的に見て無理だと思う。
美人だってことで、マスコミが取り上げたとか、出版社がとりあげたとか、話題性があるっていうのはあるけどね。
オレが彼女の立場だったら耐えられないな。
でも、とにかく、金原さんも今回は受賞したでしょう。アレはよかったんじゃないかと思う。彼女にとって。
一人で風をうけると2人で風をうけるっていうのは全然違うんだよ。心理学的にも。
2chならともかくさ、文人まで、馬鹿のひとつ覚えてに若いだの本人の性格がどうだの、おいたちがどうだの。もまいらも文人のはしくれなら、もっと作品について語れ。といいたい。
そんなこといわれたって、本人どうしようもないじゃん。先輩なら先輩らしく、後輩の腕に磨きがかかるようなアドバイスでもすべきだよ。
マスコミがやってきて、よく読んだわけでもない本の感想を求められるっていう面もあるのかしれないけどさ。
この板だって、そうだよ。彼女を批判するにも、ああ、こんなところがよかったんだな、とかこんなところがいたらないんだなと思えるような内容で議論すべきでさ。
ブリっこがどうの、歯茎がどうのっ名前の欄に違う名前入れても全然通用するような内容ばかりでさ、批判するほうもほめるほうも、文学板の名が泣くよ。
あおりあってる本人たちにとっても不快で、非建設的なだけなんじゃないかと思うし。
正論だけど、道理が通じない相手ばかりであるとは限らない。
おれだって、たとえば「谷亮子」とか大嫌いなんだが、
わざわざ掲示板に彼女の悪口を書こうとは思わないもの。
アンチの心理なんて窺い知ることなんて不可能なんじゃないのか。
にな川が作者にとって王子説っていうのはどうかな。
>>171に書いたように、にな川の行動っていうのは客観的にいってすごい王子っぽい気がする。
恥ずかしい裸体写真の作品を出され、カナーリ動揺しなかったはずはないと思うが、それでも怒りもしないし、動揺したそぶりも見せず、乗り切ったとかね。
まあ、ハツが表面しか見ない人種で助かったという面はあるにしても。
ハツとのつきあいでも、終始ハツをリードしているし。
チケット代はもちろん全額おれがだすとはっきりいったり。
コンサートでハツの腕をつかんだり。
ハツが見舞いに来たところを「すげーな」で乗り切ったとか。
来た。ブラジャー外されるかも、っていうシーンも象徴的。
何考えているかわからない男の子が、いやらしいそぶりも見せず、逆に女の子のほうが変なこと考えてたっていう、そして紳士的であると。
おまけに、人の趣味がいいって最高に悪趣味じゃない?と屈託なくいったり、いうべきところはいうとか。
自分だってクラスの中で地位が低いのに、他人の悪口を言わないっていうのかな。
さらに、まわりに無頓着というのは、ハツの中で昔の自分とともに、良いイメージだし。
女性のほうに、全く気づかせない飾らない上のような特性っていうかな。
自分のテリトリーで水を得たり、いろいろ話せちゃうっていうのはなんか共感だ。
にな川って中村俊輔のイメージ。前髪のせいか。
321 :
吾輩は名無しである:04/02/25 19:40
個人的には「にな川」のキャラクターはハツとある部分で共通点があるが、基本的には
対照的な存在だと感じた。二人に共通の部分は、お互いに派閥にうまく適応できて
いないという点なのだが、ハツが自分の個性ゆえに派閥に属せないのに対し、にな川は
自分の個性を他人(オリチャン)の価値観と同調させているがゆえに派閥における自分の
位置さえ計りかねているという印象だ。ハツが「独立した個人」という意識を持って
派閥(グループ)に対して反感を持ち、一方でその派閥に属することが出来ない事に
ディレンマを持っている事は、例えば理科室での「誰か余っている人いませんか、
と聞かれて手を挙げたあのみじめさ」や「でも人のいる笑い声ばかりの向こう岸も、
またそれはそれで息苦しいのを、私は知っている」や「どうしてそんなに薄まりた
がるんだろう。同じ溶液に浸ってぐったり安心して、他人と飽和することは、そんなに
心地よいもんなんだろうか」などの表現で分かる。そして「私は余り者も嫌だけど、
グループはもっと嫌だ」と意志表示する。
一方、ハツから見た「にな川」は「傷口を見るのが怖いから絆創膏を貼るんだよ」
や、『あの人、私の脚を見て、速く走れそうだねって言った』「あぁ、だから陸上部
なんだ」・・・『私は自分で走りたいと思ったから、走ってるの」、「彼の社交は
幼稚園時代くらいで止まっているのかもしれない」、「にな川はこういう”オリチャンか
ら与えられるオリチャンの情報”だけを集めているんだ。実際の生のオリチャンを知らずに」
など自分の価値観を他人の価値観に委ねている「独立した個人」からは程遠い存在に
描かれている。ハツはそんなにな川を好奇の目で見ているが、「好きという言葉と
今自分がにな川に対して抱いている感情との落差に・・・(P121・L9)」とあるよう
に好意的には見ていない。「私はオリチャンを見つめているにな川が好きだ(P123L11)」
は一種のカタルシスだろう。その後「そして私にはそんな彼が、たまらないのだった。
もっと叱られればいい。もっとみじめになればいい(P126L7)」との文章がそれを
表現している。
この本は基本的にハツという「ひとりの独立した個人」の対極として「価値観を
他人に委ねる」にな川、そして、その中間に一般的な日本的人間関係のあり方で
ある「村社会的人間関係」を描いているように読めるのでは無いかな?と感じる。
「村社会的人間関係」は絹代や部活の先生などの言動が象徴として描かれている。
90万部売上ってすごいね
【インストール】… 月姫
【蹴りたい背中】… Fate
うりゃっ
∧_∧ ∧_∧ ニ
Σ (*。-(::⊂ヽ ∀` ) ニ
(⊃⊃` ゝ \_ ニ
\ ⊃⊃ヽ Y__) ))
~ ̄ (_ノ
"""""""""""""""""""""""""""""""""
∧_∧ オラオラ。
(´∀` ) 自分がかわいいから許されると思ってんだろ。
グリグリ⊂へ つ この自意識過剰め。
∧_(((_ノヽ ヽ
⊂(>,o<メ); :つ )(__)
""""""""""""""""""""""""""""
327 :
吾輩は名無しである:04/02/27 18:55
評論無くなっちゃったな。
ンじゃあここから
【綿谷りさ新作を真剣に予想するスレ】
綿矢がもし完全な美人だったらこんな作品はかけなかっただろうな。
歯茎というネックは、作品でも影響があるはず。
この本を読んでみて思ったことは
世の中、やはり顔が良ければ全て良しなんだなということです。
330 :
吾輩は名無しである:04/02/29 10:51
印税どのくらい入るのかな。
にな川は、写真がなくなったのは気づいていたんだな。
部屋で何かがなくなったときにそれをいじっていた人に疑惑を向けてしまうのは自然だと思うから、あるいは、にな川も準備はしていたのかな。
>>322 ハツはにな川に好意的な気持ちを抱いていることは間違いないんじゃないかとオレは思ったよ。
それは冷えのぼせとかの話でもそうだし。相当な意識はしている。
異常な感情にカモフラされている気もするけど、見舞い、なめにいったこととかも。
ああいう感情を向けてる対象から切り離すというのは、難しいんじゃないかな。
にな川が好きだ。というのもどさくさにまぎれていっているだけに印象的だったし。
コンサートいってずっと見てるとかね。心の中でにな川が相当な比重をしめている。どういう風にかはともかく。
絹代のにな川についての繰り返しの言、さらに、ハツも絹代の言葉を最後には否定しなかったところ。
あそこは、作者としては、やっぱりきちんといっときたかったんだと思う。
絹代と、にな川の言っていうのは、ハツの心の言葉以上にハツについての重要性を持っていることがあったと思うし。
ハツの陸上部入部のきっかけも気になったな。
あれはにな川に言われずとも、回想のエピソードのあとに、初の陸上部の風景を挿入したことからみても、ああだから陸上なんだと思うよね。
動揺しているとか、ハツはそうは考えていないけど、はっきりどちらとは作者もいっていないのかな。ま、そういうことはあるよね。
自分でもよくわからないという。
表現として、繰り返しっていうのが、結構効果的に使われていたんじゃないかなと気づいた。
あまり、目立たない感じで、しかし、アクセントをつけるという風に。
やっぱり、これも阿刀田氏の言葉だったけど、
よく書き方について勉強している、それから人間が自然に描かれているっていうのはあるような。
あとは、最後の余韻についてもいろいろ思うことがあった。
終章っていうのがない。
にな川とハツは?にな川のオリチャンに対する思いは?ハツの今後は?
っていう。今後については、ハツの不吉な予感という形で語られていたのかな・・・。
まあ、1人っていうのもなれれば誰にとってもたいしたもんじゃない、と思ってくれるといいけど。
最後の2pはわからないことも多かったのは、一層余韻を強めている。ような気がする。
そもそも、なんで、そんなにクラスメートが自分がファンをやっているモデルにあったというだけで、そんなに電撃なんだろうという気もしたし。
プライベートな接触っていうのは。そういうもんなのか、あのとき、すでに、他ならぬハツが見たということがにな川の中で、重要性をもっていたのか。
はく息が震えたって?とかね。
あとは、その人の立場にたってみるっていうのは、学生連中ならまだしも、大人については、ぼやっとしててできなかったような。
にな川母の気持ち。にな川母ってどんなヤツなんだ?っていうのもあった。
いくら息子の変な友達だからって、2度にわたってああいう対応ってあるのかなとも思ったし。
陸上の先生の気持ちはわからないけど、多分あれと同じような行動をとっている人に聞いても、何もハツみたいなこと考えてやっているわけじゃないと言いそうなことは予想ができる。ような気がする。
で、やっぱり、連載で書くっていうのは、推敲って意味でも大変なんじゃないかと、この作品読んで思った。
漱石も連載は限界があるって言ってたんだよね。
もちろんこの書き込みも面白い。でも167の良さは、
この書き込み自体より、こういう疑問点まで読ませる、
ということを理由に綿矢りさを評価していること。
334 :
吾輩は名無しである:04/02/29 20:10
>>333 とても細部まで精読されていることが伝わってきますね。私も
興味深く167さんのレスは拝見しました。
335 :
吾輩は名無しである:04/02/29 20:12
ところで、「蹴りたい背中」をいくら読んでも、にな川が「ぶさいく」だという
記述は見当たらない。
にな川は、顔はイケメンなのかもしれない。
336 :
吾輩は名無しである:04/02/29 20:14
337 :
吾輩は名無しである:04/02/29 20:17
関西の人、今ABCラジオで綿谷が叩かれています。
338 :
吾輩は名無しである:04/02/29 20:19
>>336 イケメンなのか知らないけど、雰囲気は貧相っぽいよね。
だから俊輔だってば。骨格は大きそうだし。
340 :
吾輩は名無しである:04/02/29 20:22
341 :
吾輩は名無しである:04/02/29 20:22
顔のよしあしを書かなかったのは、作者の意図的なものだと思う。
「したたか」というのはそういうことだろう。
342 :
吾輩は名無しである:04/02/29 20:30
>>339 俊輔がW杯に漏れたときの、写真が一面でどっかのスポーツ新聞に出てたけど、ちょっと死相出てたなんてものじゃなかった。
幽霊がついてた。どういう写真の撮り方をしたんだろうと思った。
顔のよしあしって、すごく突出してるんじゃなければ
(お金取れるくらいに)、年とるほどほどどーでもよくなってくる。
歯並びがたがたとかにきびだらけとか、そういう不潔感以外、
どーってことない。
例えば、一重は二重より下と考えてる中学生がいうところの「顔の良さ」
なんかは、大人からみれば全然意味ない。ひじの大きさのほうが大事。
中村俊輔川原亜矢子にストーカー行為発覚。室伏猛抗議。
けっこうリアル。
345 :
吾輩は名無しである:04/03/01 00:07
個人的にはインストールより蹴りたい背中の方が抜けたな。彼女は抜きどころをしっかり押さえている。
不意に襲うエロティシズムがよい。
346 :
吾輩は名無しである:04/03/01 01:07
男は黙って団鬼六
347 :
吾輩は名無しである:04/03/01 01:57
>>347 童貞はそんなもんだ。生温かく見守ってやれ。
童貞の方が妄想入ってる分、同じ小説でもエロく読めるのは確か。
童貞は「蹴りたい背中」で抜けないのでは。
「ブラはずされるかも」で三発抜けるのが真の童貞。
352 :
吾輩は名無しである:04/03/01 20:06
>「ブラはずされるかも」
処女の感覚
「ハツ」のような内向的で大人しい少女が
いきなり「にな川」の家へ行ってしまうのは不自然だと思った。
理科室で初めて話をした男子の家へ、その日のうちに行って、
しかも彼の部屋で二人きりになるなんて。ちょっと有りえない。
あと、「にな川」も性格的に女子を自宅に招くということは考えられない。
そんなこと言ってたら話が進まない、と言われればそれまでだけどw
354 :
吾輩は名無しである:04/03/01 20:34
ドン小西のイケてるファッション・チェック/筆のセンスを服にも
綿矢りさ、金原ひとみ
週刊朝日(3/12)
355 :
吾輩は名無しである:04/03/01 20:39
356 :
吾輩は名無しである:04/03/01 20:41
ドン小西自身、服というか人間のセンスゼロじゃん。
357 :
吾輩は名無しである:04/03/01 20:43
>>356 ファッション評論家なんて、どいつも自分のことは棚に上げている。
そんなの気にするな。
でもさあ……あのぴちぴちのシャツはいかんよ。
今にもボタンがはじけそうになってるし。シャツがかわいそうだ。
>>353 ハツが短パンで歩き回るのも、
絹代と一緒ににな川の部屋に泊まるのも、
その他、都合のいい展開はたくさんあるよ。
でもさあ……あのぴちぴちのシャツはいかんよ。
今にもボタンがはじけそうになってるし。シャツがかわいそうだ。
361 :
吾輩は名無しである:04/03/01 21:04
>「ブラはずされるかも」
処女の感覚
362 :
吾輩は名無しである:04/03/01 21:05
ωミ
ω ω
∧ ∧ ゛ チンチン
ω (*゚ー゚) ω チンチン
ミ ⊂ つ 彡
⊂´ωノ〜 ホイ ホイッ!
,,  ̄U,,,
+
+ /⌒\
( ) +
+| |+
+ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( *゚ー゚∩< マラマラage
)つヽノ \________
.し(_)+
ドン小西のイケてるファッション・チェック/筆のセンスを服にも
綿矢りさ、金原ひとみ
週刊朝日(3/12)
「都合がいい」とか「不自然」とか、
なんだろね。よっぽど部屋にこもった子供時代を送った?
別に、あるよ、そういうこと。
人の家に勝手に入ったり。水着で道歩いたり。
365 :
吾輩は名無しである:04/03/01 21:19
>>364 もまいは、田舎者か。
少なくとも、首都圏ではそんなことはやらない。
だってこれ京都だろ。
自分がやんないからってすぐ「不自然」とか
「ご都合主義」といってしまう感性が田舎もの。
368 :
吾輩は名無しである:04/03/01 21:33
>>366 あ、そうか。納得。
京都では、水着で道歩く香具師がいるってことだな。
369 :
吾輩は名無しである:04/03/01 21:34
都合よく風邪ひいて、お見舞いにいって…というのはご都合主義を通り過ぎて、王道だよね、少女マンガの
370 :
吾輩は名無しである:04/03/01 21:36
水着で歩くくらいなら、いっそマンコ丸出しで歩け
>>367 短パンとにな川の家に泊まるエピソードに関しては、
綿矢りさ本人が「おかしい」と対談で述べているのだが?
自分がやるからってすぐ「自然」とか
「ご都合主義じゃない」といってしまう感性は都会的なの?
まあ、別にいいけどさ。
でもな、都会人。
黙って人の家に入ったり、水着で外を歩かない方がいいぞ。
綿矢擁護のヲタはこれだから・・・。
373 :
吾輩は名無しである:04/03/01 21:40
チンコ出して歩くオヤジなら全国的にいるぞ
都会人は今となりの敷地に水着姿で勝手に入り込んで、
何やらごそごそやっているようです。
馬鹿!
現役バリバリの引きこもりのお前らに何がわかる。
この世には「夜這い」っていう制度があって、
女の部屋に忍び込んでやっちゃうのは伝統文化なんだよ!
田舎もんのお前らにはわかるまい。
えっ、おれ? 都会の宮崎県在住さ、えっへン♪
フン!! ブリュリュ! ブリリッ
∧ ∧、.,、.,、 ハ ハ チィチィ♪
(゚ぺ*,,) )〜. ('(゚ワ゚*)')
`UU''''"`J:.・;;∴,,.;・;;:,.;,。c(⌒,o)
""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""
∧∧ シィノ ウンチサン オイシイ?
(*゚ー゚) 。゚。 。゚。クッチャクッチャ
ノ | (( ハ,,ハ ,,,,ノ ))
〜O,,UUつ .;;:∴;::・:;;:,(。。*),,,,)
""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''
∧ ∧ ママノ コリコリウンチサンハ サイコウニ デリシャスデチュョ♪
(*^ー゚) ハ ハ
ノ | ア゙ε=(゚ワ゛*)
〜O,,UU つ c(⌒ou
""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''
なんつーか、物の読み方を知らないんだね。
そんなんじゃ、もの読んでも全然楽しくないのでは?
無理に小説読まなくていいんじゃないの。新聞とか読んでれば。
まあ同年代の子が有名になったので気になるんだろうけど。
ちなみに電車から弁当のふたを投げ捨てる人もいます。
>>377 お前のようなヤツを夜郎自大っていうのだが。
綿矢の発言を紹介したのが、そんなに気に入らないの?
2ちゃんなんてやってて楽しいの?
早く隣りの敷地に水着姿で入って行けば????
引きこもりとは正反対の外向的なそこのキミ。
PCに向かってないで、外で遊びなよ。
なんか、厨房って言葉の意味がすごい分かった。
なるほど、これか。
三月だからか。
>>377 読んだらたまたま「ご都合主義」だったんだよ。
しかも超安易だったんだよな。
読む前からわかっていれば読むもんか。
385 :
吾輩は名無しである:04/03/01 22:07
老婆心ながら言わせてもらうが、若いうちはこういう
軽く読めてしまう現代ものよりも、古典を読んだほうがいいよ。
読書する体力がつかない。脊髄的な短絡的な読みしかできない人間が
こういうもの読んでも、いたずらに感情を刺激されるだけ。
全然ためにならない。
読書なんて好き勝手に読んでればいいのさ。
若い頃古典を読んで、意味がわかるわけでもなし。
∧∧ ハニャ! イイワヨ マアマ チィ ウンニョ シタイデチュ
(*゚ワ゚) ウンチサンヲ ハ ハ シテイイデチュカ?
ノ | ダシナサイ!! c(゚ー゚*)n
〜O,,UUつ c(⌒o )
""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""
∧∧ ワクワク
(*゚ー゚)
ノ | ヽ,,,,,,, ハ ハ チィィィ
〜O,,UUつ {{ (,,)u(*>0<) }}
""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙
∧∧ ハニャ!?
(;゚ 0゚) マアマ ウンニョ デナイデチュヨウ ノ | ,,,,,,, ハ ハ
〜O,,UUつ ~(っu(゚0`;)
""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙
わからないものを読むのが大事って話なんですが。
自分の背丈でわかっちゃう範囲で読むのは読むって言わない。
そう。
おれはおっさんだから、もう引き返せないや。
残念だねえ。
まあ、電車の中で英語の本でも読んでなさい。
気になっていたんですけど、光化学スモッグで部活が途中で
終わりになる事ってあります?
自分は学生時代帰宅部だったんで、よく解からないんですけど。
無い
言葉の快楽がない
幼さ、狭さのハンデを克服するには
あの頃の感性と、それを表現できる言葉の選び方のセンス
なのだが・・・
さびしさは鳴る。
しょっぱなから瞬発力無さ杉
>>391 それを言うとまた「都会的」な人が出て来るよ。
394 :
吾輩は名無しである:04/03/01 23:40
四の五の言わずにチンコ出して歩いてこい
いろいろ言わずに投稿作品を書こう。
まずは完成させなきゃ賞ももらえないよ。
396 :
吾輩は名無しである:04/03/02 00:23
だからセテムブリーニやナフタの個性で彼等の事をしめるためにサナトリウムに
ヒステリーを蔓延させるお膳立てが必要だったんだろ?だから二人が簡単にヒステリー
に煽られすぎって突っ込みはナンセンスだぜ!俺は雪の章も良いと思うが。最後の二人の
決闘の語りあいもすきだぜ!
397 :
吾輩は名無しである:04/03/02 00:38
>>395 女なら小説を書く前に、まず鏡を見た方がイイよ。
ぺろぺろ
ベビチャン コレナラドウ?
. /⌒∧ ∧,,,,,, ハ ハ チィ・・・
〜(⌒,,(*-o(っu(゚-゛*)
""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""'
∧∧
(;゚ -゚)
U | プルプル
〜| | ヽ/⌒ハ ハ ハナーン!!
U'''J {{ (,,)u(*>0<) }}
""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"゙""''"
399 :
吾輩は名無しである:04/03/02 00:47
コーンフレークをぱくつくハツが可愛い。
「蹴りたい背中」読んだ。
でもなんか、形容の仕方が無理矢理で素人っぽい。
比喩表現も、そうか?と思うところが多いよね。
でもまだ子供だし。
仕方ない。
>>400 それは単純な物語を芸術作品へと昇華させるための手法。
「異化」とか「変体」などの手法が効いているのだ。
最近やっと芥川受賞作を読んだ。
3行読んで、天才だなと思った。
記者会見の写真のボーとした顔を見た。
こいつ何か書いてるなと思った。
以上
ハツの最初のにな川家の訪問は興味深いシーンなんじゃないかと思ったよ。
あそこはおかしんじゃないかなという意見は結構聞いたけど、
あそこはハツの自分の気持ちへの鈍感さ、他人の様子への鈍感さ、に続くハツの本能の「ズレ」みたいなのを説明したところなのでは。
その意味ではむしろ一貫性があるんじゃないかと思うけど。
そもそも、同性やSMを不自然と感じるようにハツみたいな人間が不自然というのならあると思うのだけど。
異性と2人きりになるというのは、普通ヒトならば本能的にか、反射的にか避けたくなくてはならないはずなのだが、ハツは絹代に大丈夫かなあとかいっているものの、あまりそこらへんに敏感じゃない。
そんで、いざにな川が服を着替えるにいたって、急にそこらへんの危険を察知しだすというか。
にな川に対する奇妙な感情と並んで、ハツの本能のズレがあらわされている。と思う。
まあ、すでににな川に最初の最低比べで勝利して、かなり安全に感じた面はあるのかもしれないけど。
他人に声をかけることができなかったのがにな川相手でできたというのがあとでもでてくるけど、最初の理科室のシーンでもそれはすでにでてる。
にな川が自分より下という感情と似たもの同士という感情からきてるのかな。
まあ、仲良くなる相手を予測するのに、一番いいのは、どれだけ近いとか接触が多いとかという要因と、自分との一致度が高いというのがあるから、そこらへんともうまく符号してるのか。
さらに、ハツがにな川家にいくことになってしまったのは、にな川に押されてうんといってしまったというところにあると思う。
人間は、うんと一度いってしまうと、なかなかあとで、不利な条件がついてきても断れないとか、うん、というのに、かなり縛られる。
この自動車買います、と一度いってしまうと、値段間違ってました、ちょっと高かったと店員に言われても取り消せない。
男2人、女1人で遊ぶことになってて、男1人が用事でこれなくなったというのでは、最初から、男1人女1人で遊ぶのよりずっと断りにくい。
とかまあ、そういうのに枚挙がいとまがなく、むしろ、ハツがなんかいやなんだけどにな川家にいくことになってしまったのは、ハツの性格からすれば、自然という気もする。
にな川の気持ちのほうがむしろ難しく、そもそも、オリチャンの様子を聞くのも、地図を描くのもわざわざ家に連れ込む必要はないのではと思う。
にな川家には歩いていってるし近いのか?とか、後のシーンでも見えるように、学校での2人というのがむしろこの2人にとってはイヤなのか?とかあるけど、
それ以上に、にな川の理科室での様子はかなり飛んでいるというのがわかる。
そんで、まあ、にな川みたいなのが誘えたのは、後のにな川の態度からもむしろ不思議ではないものの、
やっぱり、なんで、ハツがオリチャンにあったというだけで、そんなに彼は飛んでるのだ?というところに問題が戻ってくる気がする。
ここらへんは瞳孔が開いているというのも気になるし、絹代のほれられたんじゃない?という言葉もあるように、すでにこの時点でなんらかのハツへの気持ちもあったんじゃないかという疑いを強くしている。ような気がする。
まあ、オレにはよくわからないのだが。
異性と2人きりになるというのでは、出会い系とか、援助交際でもそうだし。
そもそも、高校生の半分が性交経験があるって本当かよと。
よくそういうアンケートにありがちな、誇張?とか。
しかし、男性が成功回数を誇るというのはヒトにおいて広く見られるものの、女性が誇るというのはきいたことないし。
わからないんだ。最近の高校生の考えることは。
406 :
吾輩は名無しである:04/03/02 11:38
どうでもいいが、167にはいいかげん疲れた。
もはや、漏れ以外にはもう誰も読んでないのでは?
漏れも、ここで失礼します。
しかし、167は疲れ知らずだな。
さすがは、エヴァ信者だ。
407 :
吾輩は名無しである:04/03/02 11:38
別に同級生の家に行く事ぐらい全然おかしくないだろ。
1人暮らしの家に行くわけでもないし。
お前ら、何時代の人間だ?
408 :
吾輩は名無しである:04/03/02 11:39
167は幾つなんだ?
409 :
吾輩は名無しである:04/03/02 11:42
>>407 いやー、どこかで軽蔑しているキモヲタの部屋には行かないよ、少なくとも。
410 :
吾輩は名無しである:04/03/02 11:43
でも、綿矢本人はにな川に近いって自分で言ってから、誰かに部屋に来て欲しかったのかもな。
その願望なのかも。
411 :
吾輩は名無しである:04/03/02 11:46
>>409 にな川はキモオタではないんだろ。
しかし不毛な議論なような。普通行かない、と言ったって
行く奴もいる、と言われればそれまで。
私167読んでますが。
こういうしつこい記述のことを「真剣な評論」というのでは?
「変」「変じゃない」の不毛な応酬こそよそでやればよい。
要するにこの論争が起きたのはハツがなぜにな川の部屋へ行く気になったのかという説明が
不十分だからなのではないか。
もう少しハツのにな川に対する心境の変化を書く必要があったのではないかと思う。
別に論争じゃないし。くだらないな、ほんとに君ら。
416 :
吾輩は名無しである:04/03/02 12:53
>>411 だから、『行く』にしても、その動機がよくわかんないってことじゃないか?
ハツがどんな男の部屋でもほいほい上がりこむというキャラクターという設定ならまだしも。
そういうキャラ設定なのかもしれんが、少なくとも作品からは読み取れない。
ハツがオリちゃんと偶然であうのも、ハツがにな川の家にいくのも、唇をなめるのも
「そういうシーンを描きたいから」都合よくキャラを動かした、というふうにしか読めない。
その点は綿矢本人も認めているわけだから、次回作はこの辺のご都合主義を克服してくれるだろう。
417 :
吾輩は名無しである:04/03/02 13:08
しかし、167はすでに、蹴りたい〜の枚数を軽く超えているよな
418 :
吾輩は名無しである:04/03/02 13:10
>>416 ああ、そういうことね。
それは確かにそうだね。切り貼りだって本人も言ってるし。
しかし、論理的なものは読むのも苦手(村上龍レベルのものでさえ)
と言っているぐらいだから
なぜそういう行動を取ったのかという説得的な心理の論証なんて
綿矢には出来ないと思うけどね。
なぜそうしたのか、どう感じるかは読む人の勝手なので私は何とも
いえへんけど。と言ってるし。
419 :
吾輩は名無しである:04/03/02 13:16
name: 上角
い、いつの間にかどこぞのサイトの話しに・・・。
まあいいや、斎藤・芝村さんの長い長いご意見に関して書きます。
・・・あのー、なんだかんだ言って結局は大卒・高卒を肯定する一般論ですよね。
「本をたくさん読んでるから大丈夫です。な、わけはない。」
すみませんが、僕は本をあまり読みませんよ? その辺の小説とか買って読む気がないし…。
「他の中卒のアンちゃん(有職者)はその技術を血を吐く思いで体得してきたわけ。それだけの根性があるか?」
や、その努力とか根性は全ての小説家に求められるんじゃないですか? 中卒以外も・・・。
つーわけで、結局はどんぐりの背比べだと思います、東大卒だから書けるんじゃないしw
[2003/08/11 18:20:41]
--------------------------------------------------------------------------------
name: イワンのカバ
花村萬月も松本清張も中卒。他にも中卒作家は何人もいる。
ただし彼らは中学卒業後、一生懸命働き、その体験が作品に生きている。
中卒⇒パラサイト⇒作家という例は、外国にはあるかもしれないが、
日本には前例がないんじゃないかな?もっとも最近は高校生作家もいることだし、
駄目とまでは言い切れない。
学歴はない、手に職(技術)はない、ではやはり厳しい。
どちらかはあったほうがいい。
[2003/08/11 19:22:28]
420 :
吾輩は名無しである:04/03/02 13:27
作家陣による講義
小説を読むことのクリエイティビティ
1. 講師 奥泉光 5月30日(金) 803教室(こどもの城)
2. 講師 星野智幸 6月27日(金) 802教室(〃)
3. 講師 横田 創 7月25日(金) 外苑前・ココデシカ(中会議室)
4. 講師 齋藤愼爾 9月26日(金) 802教室(こどもの城)
5. 講師 大道珠貴 10月24日(金) 802教室(こどもの城)
6. 講師 角田光代 11月21日(金) 903教室(こどもの城)
7〜10回は島田雅彦、角田光代などを予定しております。
421 :
吾輩は名無しである:04/03/02 13:33
>>418 綿矢はミステリーも読むと聞いたような。
そんなんで、ミステリーは読めるのか?
つか、よくミステリーで「この作品は人間が描かれてない」という評価を聞くが、綿矢作品がまさにそうだと思ったよ。
心理推移がよく分からんのじゃ。
422 :
吾輩は名無しである:04/03/02 13:36
>>418 >なぜそうしたのか、どう感じるかは読む人の勝手なので私は何とも
いえへんけど。と言ってるし。
それって、作家として最も大切な要素をはじめから投げ出しているような気もするけど。
そんな志なら、やっぱ、漏れは綿矢は買わない。
ま、よくまとまってはいるが。
423 :
吾輩は名無しである:04/03/02 13:46
綿矢とそれに群がる擁護さんたちをみてるいると
裸の王様
を思い出す。
>>422 >なぜそうしたのか、どう感じるかは読む人の勝手なので私は何とも
いえへんけど。と言ってるし。
これは別に悪いことじゃない。作家の手から離れた作品は、
読者がどのようによもうといいとおもう。
>>421 以前このスレか別の綿スレで綿矢腐女子説があったよな。
もしかするとキャラ萌えを楽しむために
ミステリー読んでたんじゃないかな? 京極とかさ。
いや、妄想に近い推測なんだけどねw
425 :
りーちゃん親衛軍世田谷方面隊:04/03/02 14:17
ハツって度胸あるよね。内向的な女の子には、思えない。
確かに、都合よく、ストーリーが進んでいると思うけど、
読者に、「こういう高校生活を送りたかった」と思わせる力が
あると思う。高校生活の一つの理想を提示したという点では、この
作品は成功していると思う。
同意。
思うに、ご都合主義を持ち込んでまで
書かなければならないものが自分にあるというのが、表現者として大事なこと。
ご都合主義だ、といって鬼の首を取った気でいるような人種は、
そこまでして表現したいものがあるということが分からない子供だろう。
綿矢の作品を批評すると、田舎者で子供ってことになるの?
綿矢本人が田舎モンでガキだと思われ。
429 :
吾輩は名無しである:04/03/02 15:52
インストール読みました。
前半に頻繁に出てくる、軽く〜何々という表現がボキャブラリーの
貧困さを露呈してあまり好きになれない点。
とはいえ、発想は面白い。
日常に倦怠感を覚え登校拒否にはしった女子高生と、頭はいいがママ母に違和感
を持つ思春期のマセた小学生のコンビが、風俗チャットを営むというところ。
漫画的でサラサラと読める。あんな小学生はいないという意見もたまに
聞くけれど、キャラクター性を前面に押し出して物語を組み立てるとああな
ってしまうのかなと思う。それも漫画的な手法ではある。
この作品は押し入れにポイントがあるんだろうか。
四方を囲まれた閉塞空間の中で行われる非日常行為。
これは個人の心の壁(殻)を表しているのか。そう思うと部屋から家具や
ピアノ、その他一切のものを投げ出して自室を少し大きな押入れにして
しまっている朝子の衝動は納得できる。
まぁ、家具を置いても閉鎖空間に変わりはないが、一人でいる時間を意識
し過ぎることはない。
最後に一人で生きていない(母親に愛されていた)ことを自覚する朝子が、
捨てたものをネットで検索するところで、物語が終わる。
批判もあるけど、17歳の前向きな作品としてはよく出来ているのでは
ないのかな。
430 :
なかむらすんしゅけ:04/03/02 16:19
「蹴りたい背中」って、時代設定が古いのかな?
携帯電話がまったく出てこない。
オリチャンのライブに行こうと言われたハツが絹代を誘うのも
「キッチンの横に置かれた」固定電話だし。
そのライブの日に待ち合わせ場所にハツが遅れる場面や
ライブの後で遅くなってにな川の家に泊まったりする場面でも
今だったら普通に携帯で連絡するでしょう。
携帯が普及してから、簡単に連絡がついてしまうために「すれ違い」の情緒が描けず
ドラマや小説が書きにくくなったと言われるけど、
現代の作家である綿矢にはその辺の難しさにも挑戦してほしかったな。
431 :
吾輩は名無しである:04/03/02 16:20
単純な話さ……綿矢が携帯持ってないからだよ。
>>430 本人がケータイ使わないそうだから小道具に出来ない
433 :
吾輩は名無しである:04/03/02 16:31
そうかな?
本人がスカトロやってなくても、ネタにできるじゃん。
434 :
吾輩は名無しである:04/03/02 16:36
でも現代の高校生を書く上で携帯電話は不可欠だよな?
携帯電話が登場してないってだけでリアリティに欠けるとは言わないけどさ、
もっと現実を意識した方がいいのではないか?
435 :
吾輩は名無しである:04/03/02 16:50
>>426 >ご都合主義を持ち込んでまで
書かなければならないものが自分にあるというのが、表現者として大事なこと。
それはそうだ。
だが、綿矢批判のほとんどが指摘しているように、その「書かなければならないこと」が見えてこないこと。
テーマはそれぞれの読者で探してくださいってところだ。
そりゃ、手抜きだろうって。
>>424 >これは別に悪いことじゃない。作家の手から離れた作品は、
読者がどのようによもうといいとおもう。
これも同意。が、それ以前に、作者が提示する「テーマ」がないところに、胡散臭さを感じる。
はじめから『テーマ』を提示しないで、読者まかせなんて、小説書く意味あるのかな?って思う。
というか、卑怯だよね。小説はプラモデルじゃないんだから。
436 :
吾輩は名無しである :04/03/02 16:56
しかし、風邪ひいたのから、ハツがオリチャンにあった初期設定まで都合いいってそんな無茶な・・・。
437 :
吾輩は名無しである:04/03/02 16:59
まあ、都合のいい展開ってのは少女漫画かコバルトノベルの技法だな。
>>407 「蹴りたい背中」は英訳しても、多分、欧米では理解されないと思う。
高校生にもなって、女が男の部屋についてくということが、
セックスしてもいいという意志表示とみなされないのは、
先進国では日本ぐらいのものだ。
蹴りたい背中読んで、サリンジャーの「対エスキモー戦争の前夜」(うろ覚え)
をなんとなく思い出した。
単純に、自意識過剰の主人公が、主人公が囚われてる全てのものから自由で
あるように見える男子に抱く複雑な気持ち?ってとこが。
でも自由であることも苦痛かもしれない、っていうことも書かれていると思うし
なかなか面白く読みました。
440 :
文春のインタビュー読んだ:04/03/02 18:07
京都弁、いいね。ことばが文化的に成熟してる感じする。京都は人間関係も成熟してるのかな?東京なんかに比べて
441 :
りーちゃん親衛軍世田谷方面隊:04/03/02 18:16
>>438 高校生だからこそ、男の部屋にいっても、セックスにならないのです。
ハツもにな川も地味な人間。二人の性格を考えれば、セックスしないのは、
あたりまえ。
高校生全員がセックスしまくっているわけではありません。
また、ハツと絹代がにな川の部屋に泊まるときに、
「ハツ一人で泊まりに行ったら、にな川の両親がびっくりしそうだね」
と絹代に言わせている。一応、セックスのことが三人の頭にあるが、
だれもそれをしようとは思っていない。普通の健全な高校生の思考でしょう。
>>441 だから、そういう感覚は日本人だから理解できるのであって、
欧米人には理解できないだろうと言ってるの。
そもそも、日本の女は無防備すぎる。
オレのアメリカ人の知人には日本人の彼女がいるが、
そいつは彼女と知り合って間もない頃に、部屋に呼ばれたのでビックリしたそうだ。
日本人なら部屋に呼ばれたくらいでは、ヤらせてくれるとは思わんけどさ。
アメリカじゃ違うんだよ。
「先進国では日本だけ」みたいな言い方で物事を語る人間は、
ある種の国粋主義者なんだから相手にしない方がいいよ。
道理が通じる相手ではなってこと。
444 :
吾輩は名無しである:04/03/02 18:40
日本のこと書いてるんだからさ、理解されなくての当たり前ってか。それに外国受けがよい小説が面白かったり文学的に価値があるって訳でもあるまいし
445 :
吾輩は名無しである:04/03/02 18:43
日本と欧米じゃ人間関係や社会構造まるで違うだろ。同列に扱うほうがよっぽど変
だからって、欧米の翻訳作品を日本人が理解出来ないわけじゃないしね。
たけしの映画を見て、「目の見えない男が人を切れるか!」なんて
カンヌの連中は苦情を言ったわけでもない。
447 :
吾輩は名無しである:04/03/02 19:21
もちろん、世界の人が理解できる、作品の感動の質なり普遍性はあるさ。だけど、たけしの映画だって、欧米人は、日本人のもつ微妙なニュアンスまで理解してる訳ではないだろうし。
448 :
吾輩は名無しである:04/03/02 19:22
異文化に対する姿勢ってのは、共通項うんぬんよりも、異なるものを異なるものとして受け入れ理解するっていうほうが健全だと思う。綿矢の作品にそういった普遍性があるかどうかは別問題だが。
蛇にピアスの方が海外に翻訳すれば受けそう。
ひとみタンは英文学者を父に持つ帰国子女だからね。
綿矢とは育ちが違う。
∧∧ ウンコシチャウノ!!
(*゚ー゚) プリプリ! ∧_,,, シ…ィ…
_と ヽノ__ (゚-;;゚#)ダ・・・ダチュ・・コ・・チテ・・・
/ (⌒ノ: /\ ⊂;; ;|
/| ̄#(/.  ̄.|\/ |;; ;; |〜
|## ノ.|/ U"U
 ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧ ∧
(*゚ー゚) ギュ〜
U∧U___
/ (゚-;;゚#) /\ ・・・・シィ・・・・ィィイイイ?・・?・・・??
/| ̄#;; ̄ ̄|\/
|## ノ.|/むにむにむに
 ̄ ̄ ̄ ̄
451 :
吾輩は名無しである:04/03/02 19:42
>>449蛇ピ、海外に翻訳したい人っているんかい?(藁)いること心よりお祈りします
「蹴りたい背中」は日本文学が生んだ奇跡であり、
その普遍的な価値は決して衰えることはない。
ただの「芥川賞受賞作品」ではないということだ。
もし、彼女がこれを超える作品を書いたとしたら、
私たちは史上最年少のノーベル文学賞作家と
同時代を生きることとなるのだ。
453 :
りーちゃん親衛軍世田谷方面隊:04/03/02 19:49
でも、大江健三郎みたいに、白人のうんこ食べて、日本人に威張っている
作家もいるから、海外の評価にこだわるのは、あまり、感心しない。
そもそも、日本語の微妙なニュアンスが翻訳で伝わるはずがない。
僕も、ヘミングウェイを英語で読んでから、日本語で読んだら、まったく別の
作品のような感じを受けた。
454 :
吾輩は名無しである:04/03/02 19:58
「白人のうんこ・・・」すばらしく的確な表現!そういう輩って、綿矢がもし海外で評価されたら、急に寝返えるんだよな。
日本語が理解出来ない外国人が、翻訳で俳句を読んで、
自分でも母国語で俳句を作ったりしているけど、なかなかのもんだ。
それを読み取る私の語学力があやふやだと言われればそれまでだが。
異なる言語での相互理解が難しくても、そのこと自体は無意味ではないと思う。
456 :
吾輩は名無しである:04/03/02 20:03
ピアスって欧米じゃ単なるファッション・・・蛇ピって欧米で受けるんきゃなー?
457 :
吾輩は名無しである:04/03/02 20:08
>>455 異文化理解は難しいけど、それ以上のこといってないよ。たとえ理解が十分でなかったり誤解だったりしても、そこから生まれるものって逆に価値があるとさえ思うよ
>>457 そう。
だから綿矢の作品を読んで、「普遍性」を感じなくても、
そこから生まれる何らかの価値があればいい、てことになりませんか?
459 :
吾輩は名無しである:04/03/02 20:41
>>458 おまえ、綿矢の顔が島本理生だったらそんなこと言わねえだろうなw
460 :
吾輩は名無しである:04/03/02 20:51
↑ちと違う。作品そのものの価値と、それを読んで生み出されたもの(例えば外国人が俳句をつくる)の価値って別じゃない?
>>459 にな川との距離の取り具合、クラスの男子からの扱いにリアリティを感じ、
より絶賛していたかも知れませんよ。
ただ、島本に関しては、彼女がそれほど重要視していないような些細なことを、
綿矢はきっちり書き込んで評価を得たのではないか、という点を指摘したい。
「子供の頃は毎日なにかしらの絶望や発見があって、
きっと自分は大人になる前に死んでしまうという妙な確信を抱いていたことも
今となっては笑い話」
島本が大人の振りをして書かなかったこのような小さな心の動きを、
目の前のプリントを小さくちぎるような精密さでこだわったのが綿矢なのでは?
あなたが小さい頃に感じていた絶望や発見を、笑わないから書いてみせてよ。
そんな気持ちになりますわいね。
>>460 そうです。
でも、繰り返すならば、
「異なる言語での相互理解が難しくても、そのこと自体は無意味ではないと思う。」
462 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:08
ワタル氏のこの異様な綿矢熱は、嫉妬の裏返しにしか見えん。
∧∧ オナラサンデ オソラヲトブヨ!
(*゚ー゚)
∬ と つ
〜(,,_つつ ∧_∧
( ⌒`::///::) (・∀・ )
(::⌒` ///::⌒::) ( )
(::⌒///⌒`) ∫ | | |
(⌒:::`从⌒:.) (__(_)
ブオオオオォォッッ
∧∧ヤメテ-!
(*>0<)
∬ と つ
〜(,,_つつ ∧_∧火をつけてみよう
( ⌒`::///::) (・∀・ )クサー
(::⌒` ///:: (。)━と )
(::⌒///⌒`) ∫| | |
(⌒:::`从⌒:.) (__(_)
464 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:16
>>461 > より絶賛していたかも知れませんよ。
綿矢と比較してそれ以上に褒め称えるのもおかしな話だよな
465 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:20
>>461 >あなたが小さい頃に感じていた絶望や発見を
いまさら「絶望」?
こんな言葉、死語かと思った。
だって、そもそも「希望」がないじゃん。
>>462 私が候補になった時に、綿矢がいなくてよかった!
そんな安堵感から来る礼賛なのですね。
>>464 「リトル・バイ・リトル」のあの作者が! ということです。
綿矢の「インストール」は芥川賞受賞後にようやく読みました。
467 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:25
>>466 >私が候補になった時に、綿矢がいなくてよかった!
>そんな安堵感から来る礼賛なのですね。
違うだろう。嫉妬をあからさまにしたらカッコ悪いって思ってンだけだろう?
で、激褒めの立場にまわっているだけだろう?
そのほうが、『自分は嫉妬するような醜い香具師じゃない』と安心できるから。
ま、無意識なのかもしれんが。
創作志望者は業が深いなあと思うよ。
>>465 あなたに希望が見いだせないとしても、
それは島本の責任ではないでしょう。
今NHKでやってる番組でも見なさいって。
469 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:27
ワタル氏が心底綿矢を認めているなら、
>>452 のような褒め殺しはやらないだろう。
なんか、痛々しいよ。
おれは埋もれて行く作家志望者でしかない。
綿矢は天才なんだよ。きっと歴史に残る。
嫉妬なんておこがましいよ。
471 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:34
ワタルさんって作家なんですか?誤解だったたら笑ってください
472 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:34
そりゃまあ芥川とっちゃったんだから名前は残るだろう
天才?
マジでそう思ってんなら、キモヲタ認定。
473 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:39
>>470 まあね、はじめは嫉妬から入って結局身も心も相手に絡めとられるっていうのはよくあるよ。
嫉妬の念が強ければ強いほど、相手に心酔するんだそうだ。
カルト宗教の熱心な信者も、はじめは反抗的らしいよ。
作家じゃないし、綿矢は天才だよ。
NHKを真剣に見るので、またね!
475 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:42
ベビチャン、玉砕シナサイ
∧∧ ∧_∧
(*゚−゚ハハ チィ! ( ・∀・)
| つ*゚0゚)O ( )
〜| ~(,,uu 人 Y
し`J し'(__)
ソレッ!
∧∧ ハハ ∧_∧
(,, *゚0)三⊃ ≡ ≡ ~(,,(*゚-゚) ( ・∀・)
ヽと ノ ビュッ ( )
⊂,, ノ 人 Y
し' し'(__)
476 :
吾輩は名無しである:04/03/02 21:43
ぐしゃっ!
ヤッタ! ` 、 . , ' ,;
∧∧ ハ 从∵_∧ ,
(*゚ー゚) ≡~(,;;(*゚※ζ∀゜)
6 |っ ,; ' W ゙;,.つ つ
〜(つ ノ / / /
(/ (__)_)
>>435 こういう人に「テーマがある」ってすぐ分かるような作品は、
多分テーマ臭くって鼻について読めん気がする。
きっと自分でテーマを読み取る能力がないのだろう。
作家に分かりやすく書いてもらわないと。
NHKを見終わってふと思ったんだが、
中島みゆきはデビューした時、札幌在住の女子大生で、
歌が下手だの何だの言われていたことを思い出した。
綿矢よりもふてぶてしかったけど。
479 :
吾輩は名無しである:04/03/02 22:04
>>477 >こういう人に「テーマがある」ってすぐ分かるような作品は、
多分テーマ臭くって鼻について読めん気がする。
だからといって、はじめからテーマもなくパッチワークした作品っていうのも、なんだかなあと思う。
本物のパッチワークにだって、それなりのテーマはある。風景を表現しようとか、花を織り込むとか。
作者自身が「テーマは読者それぞれ考えてください」なんて作品は、萎えるよ。
文学のカラオケ化というのは、こういうことなんだろうね。
こういう作品が支持されるっていう。
ま、それも時代かもしれないな。
>こういう人に「テーマがある」ってすぐ分かるような作品は、
多分テーマ臭くって鼻について読めん気がする。
作者がテーマを提示していない場合、どこからテーマを読むんだよ。
読んだとしたら、それは妄想だよ。
ああ、なんかやっぱり、エヴァだよ、これw
480 :
吾輩は名無しである:04/03/02 22:06
>>478 >歌が下手だの何だの言われていたことを思い出した。
漏れは、いまでも下手だと思っているが。
それとも、ワタル氏には上手く聞こえるのかね?
>>480 そこそこ聞けるようになったよ。
荒井由美も。
482 :
吾輩は名無しである:04/03/02 22:12
結局この子も「感情ベタベタの垂れ流しナル系」女流作家の末裔
なんだろうな。
ハァハァスレのことが、アサヒ芸能に書かれているらしい。
あのスレの4分の1の書き込みはおれなんだが。
ちょっと待って欲しいよなあ。
>>466 >>私が候補になった時に、綿矢がいなくてよかった!
そりゃ、ワタル君がどんなに美青年でも、話題性では19歳の美人女子大生には勝てまいって(w
485 :
吾輩は名無しである:04/03/03 00:05
どうでもいいが、
ここのスレタイ、
「綿谷りさ二の腕を真剣に評論するスレ」
とどうしても読んでしまう。
486 :
吾輩は名無しである:04/03/03 00:57
今日読んでみました・・・。綿谷は俗人ではないか!ただ自分のフェチや願望
を単純に書いているだけだろ・・。内容が単純だから読む側に認識力がなくても
書く側に表現力が無くても、理解(共感か?)が簡単に得られるわけだ。だから、
読みやすいし、誰の暇つぶしにもなる。しかし、読んだ後に残るものは無い。
考えさせられる部分が無い。綿谷ちゃんは多分【月光の囁き】に影響を受けてるな・・・。
まあ今の同年代では文章を書くことすらままならない香具師が多いって現実から
言えば、その分人より能力があったのかな?容姿は良いが、それだけのただの少女
だな・・・・。
487 :
吾輩は名無しである:04/03/03 00:59
488 :
吾輩は名無しである:04/03/03 01:26
綿矢りさ・・・その辺の中学生でも書いてるような駄文を書いている女の子。
問題はこの子を担ぎ出して一儲けしようと企んでいる業界の腐敗ぶりかと。
ある意味、今の時代の腐敗・退廃ぶりを反映した現象ではありますな。
しかし、歴史を振り返れば古代末期の院政期〜鎌倉初期にかけて、
物語はいわゆる擬古物語の世界では源氏模倣または亜流の駄作が続出した。
江戸時代の末期でも同じく洒落本の後から出てきた、
いわゆる人情本の世界では、出版業界の商業主義があまりにも優先した結果、
際立った作品は出現せず、これまた駄作が続出した。
擬古物語も人情本も研究対象としては興味深いものがあるけど、
文学史的な評価としては、まあ上記のようなものかと。
要するに綿矢りさが出てきて、「世も末かな」と。
っていうか19や20は大人じゃないのか?
少女幻想持ち過ぎ。
490 :
吾輩は名無しである:04/03/03 01:42
>>488 うん。この板みてても文学が末期状態なのがよくわかるよね。
ここでテーマ提示してますよー、と言われないと、読み取れない人って
ほんとにいるのか。
492 :
吾輩は名無しである:04/03/03 02:57
「タレ乳、寄せ上げ」に騙される童貞がここにも・・・
493 :
吾輩は名無しである:04/03/03 08:35
読んで考えるものがないのは、読者としてのレベルの問題。
その辺の中学生が書いている駄文と、芥川賞とったミリオンセラーの差がわからないのもね。
文学の現状がわかるのは誰のことだか。なきたくなるよ。
494 :
吾輩は名無しである:04/03/03 08:59
読んでいて作者が文学の表面的な部分、
例えば彼女は芥川龍之介の作品が好きだと
おっしゃっていたそうですが、その作品の
一般的に言われる評価に対する部分から
文学全般に対する先見的な価値観を汲み取って、
その価値観を現代の問題に反映させたいといった
意思が見て取れたのですが、やはりそういったものでは
彼女の年齢や人生の体験から考えても、
必ずしも芥川賞に値するだけの様々な思想や世界観へ
到達しているかという点について疑問を感じずにはいられないのです。
と、言うのは芥川賞が現在までに持っていた時代や価値観の問題については、
ある程度は既存の文学史から受け継がれたものがあり、
そういった価値観から新たな時代への価値観へと引導が
為されるのですが、そういった一連の行程にはまだ作者自身が
達していなかったのでは、と感じるのです。
しかしそういった作品が焦る様に評価に晒されるのは
作者の向上の芽を摘むことにもなり、本来備わっていた
可能性が打ち消されてしまう事にもなってしまう。
そういった事は現在の日本の文学世界全般に言える警告なの
ではないだろうか?
495 :
吾輩は名無しである:04/03/03 09:33
>>491 読み取れる、読み取れないって問題は、ちゃんと作品にテーマがある場合な。
綿矢の場合は、テーマそのものがないわけ。
それは本人が言っているから間違いない。
そこにテーマがあると読み取った人は、その人だけの思い込み。
恋愛妄想にも近い一種の電波だよ。
こういう作品は、電波を生み出す場合が極めて高い。エヴァがまさにそうだろう?
中学生の作文よりひどい文章力だなおまえは。
494へのレスな
498 :
吾輩は名無しである:04/03/03 10:17
499 :
吾輩は名無しである :04/03/03 10:33
テーマ論みたいなのは173の書き込みでも話題になったよね。
そのときまとまったのでいいんじゃない?
500 :
吾輩は名無しである:04/03/03 10:36
>>498 そうか?
いわんとしてることはわかりやすいけど。
だから、綿矢は若い。だから、いろいろなのが足りない。だから、芥川賞ははやすぎる。
こんなところじゃないの?よく読んでないんで間違ってたらごめんな。
読み直したが、まとまってなんかないよ。
502 :
吾輩は名無しである:04/03/03 10:41
>>500サンク。つか、文下手すぎで読む気なくしただけ
503 :
吾輩は名無しである:04/03/03 10:45
>>501 そうだっけ。ごめん。
作者が書いたものに、結果として現れたものを読み取ってもいいみたいなこと誰かいってなかった?
綿矢がそんなこと考えてなくても書かれた作品に、現代社会の縮図を読み取るというのは自由なんでないかと。
別にそういうことを識者がいうのは日常茶飯事なんじゃない?
この作品に明確なテーマがあると主張しているわけではないけど。
×引導が為される
○引導が渡される
しかも、文脈にあわない使い方。難しそうに言いたいだけの厨。
権威主義者。自分の言葉で語れ。
505 :
吾輩は名無しである:04/03/03 10:58
お前等、トーマスマンの魔の山読んでみろ。考えさせられるぞ。
506 :
吾輩は名無しである:04/03/03 10:59
>>486が正しい。綿谷はただのかわいい少女ってだけだ
私は自分の文章はよく書けていると確信している。
私の知性にあなた方が理解をされないだけだ。
君たちは頭が悪い文章などと感じるだろうが
それは自分の能力の低さを象徴している。
君たちは自分の理解の範疇にないことは
すべて誤った一人合点のような考えで括ってしまう、愚かだ。
504での指摘はその例だ、非常に恥ずかしい限りである。
引導が為されるという表現は正しい。文脈にも合っている。
難しそうに言いたいだけと考えているようだが、よくある
誤解から来る批判だ、短絡的でさえある。
君たちは自分勝手な判断で私の文章を否定する事も出来るだろう。
しかしどんなに否定をしたとしても君たち自身の稚拙さは
どうしようもない。
こういった誤解や偏見の中で君たちは自分を満足させているに過ぎないのだ。
508 :
吾輩は名無しである:04/03/03 11:47
私は55歳のおばさん。場違いなところきてしまったけど。
蹴りたい・・・読んだよ。ここに来てる人たちはきっと若い子が多いんだろうね。
書店で立ち読み45分で完読。全部体になんの抵抗も無く入り込みました。
書店を出るときはすっかりずっと昔の高校生の頃の自分に戻ってて不思議な気がした。
私は猫が好きで飼ってるけど、餌を一心になって食べてる時のあのまーるい背中を
見てると、いつも何となく蹴りたくなるんです。ぎょっとして振り向く猫の顔ががまた
なんとも言えずかわいい!。あっ、ごめんごめんっていつもごまかしますが、
あの何とも言えず蹴りたくなる気持ちと綿谷さんの表現が同じとは言わないけれど、
読みながら、見事だなと思った。後ろから蹴りたくなるときの気持ちってうまく
言えないけれどあるんだよね。ホントに。
509 :
吾輩は名無しである:04/03/03 11:49
>君たちは自分の理解の範疇にないことは
>すべて誤った一人合点のような考えで括ってしまう、愚かだ。
同意。
>私の知性にあなた方が理解をされないだけだ。
そうでしたか。ごめんなさい。
511 :
吾輩は名無しである:04/03/03 11:54
馬鹿も休み休み言え。
いんどう ―だう 3 【引導】
(1)人々を導いて仏の道に入れること。正しい道に導くこと。
(2)葬儀の時、僧が死者に解脱(げだつ)の境に入るように法語を与えること。
(3)導くこと。案内。
――を渡・す
(1)葬儀の時、僧が死者に迷いを去り悟りを開くよう説き聞かせる。
(2)最終的な宣告をしてあきらめさせる。
「今後一切面倒をみないと―・す」
非常に恥ずかしい限りである。
514 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:02
>>507 ・・は絶対に自分のことを・・だと思わない物です。あなたも例外なくその
範疇に入る人間。
長文だとやっぱり読みにくいよね。オレもあまり他人の長文読もうとしない。
でも、自分が他人の長文読まないのに、どうして他人がお前のを読むのだと不合理な考えをして、読んでみる。
昨日のはわかりにくかったかな(ていうかいつも?)。
オレは、ハツはにな川の家に行く気にはなってないと思うんだけど。
そのなんか、やだなあっていう感じが、あの2人きりで無言で距離をおいて、進む。伸びる影をふむハツ。
というシーンでビンビンに伝わってくると思うのだけど。
あそこ、確かハツの心理が書かれていないけど、かわりに風景の描写で言葉以上に見事に伝わってくる。
気がする。基本的な技法かもしれないけど。
でも、考えてみると、やっぱりウンと一度いわすのは難しかったのかな。
あそこシーンが飛んでいるよね。おきたら、にな川の顔が目の前にあって・・・次には絹代と話している。
作者の苦労が現れている。気がする。
風邪についても話題でてたけど、アレってそんなに不自然だったかなあ。
統計はわからないけど、オレこの1年で3回風邪引いたし、気になる異性も風邪で長期休んでいたのが一度あったし。
しかもこの場合、にな川はチケットのためにならんでた。何故そうまでして?っていうと熱心なファンだから。
しかもこのチケットを使って、物語が進むっていうところだよね。
普通、風邪引くって、そんなに自然に引くもんじゃないよ。
掃除してたら、ほこりのせいで、くしゃみが出まくって、放置してたら、熱まででてきたとかさ。
いつも人ごみにいくのに、その日はなんか知らないけど、帰ったら、咳が・・・とかさ。
悪いもんくったら、なんか息苦しくなって、寝てたら翌日、熱が。とかさ。
そういうなんの脈絡も意味もなく、引くもんじゃないの?
オレ、かなりこの作品について、贔屓目に見てるかもしれないけどさ、これが不自然だというのはどう色眼鏡かけても無理だと思う。
ツーチャンネルでは五桁以上の文章は読まれない
517 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:05
>>507あわれだね(笑)きっと友達なんかもいなくて、本当のこといってもらえんのだろ。
>>508おばさん
俺はあんたの背中を蹴りたいよ。
519 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:16
>>507 「私は自分の文章はよく書けてると確信している」それが一番危ないところ。
そんな自信のかたまりが、じぶんを破滅に追い込みます。もっと寛容に・・・ネ。
人間は君だけじゃないんだから。君程度の人間は五万といるんだから。
520 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:16
↑以上、本屋の店長からでした。本買えよ、ババア、ゴラァッ
521 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:18
>>518 蹴ってください。少しぐらい蹴られてもびくともしません。
唇なめたのシーンもかな。
普通性的衝動っていうのは、小説でも現実でもあまり脈絡がないものじゃないかと。
例えば、意識してる子が自分のいすに何気なく、手をかけたら、次の瞬間自分の手をおしあてて、つぶしてたとか。
二人きりで部屋で弁当くってたら、スカートからはみ出たももが目に入って、次の瞬間2人で床に転がりまわってえたとか。
信号刺激→行動っていうのが普通だと思うのだけど。多分。
それが、このシーンだと、ハツの側は、痛そうな唇が見えたから。
しかも、ハツの性格は衝動的、痛めつけ好きで。衝動的な性格は、他のハツの性格、体格とあわせ、セロトニン欠乏、コレステロール不足で一貫して説明されている。
にな川のほうは、なんで、痛そうかっていうと唇の皮がはがれてて、なんで、はがれているかっていうと、風邪ひいているからで、なんで風邪ひいているかっていうと(以下続く)
で、この前のシーンで、ハツの心が和んでいるわけでしょう?
このあとのシーンでは、にな川、急になんかいつもと違うこと話しだして、ライブに誘って。
にな川に現れた影響が描写じゃなくて、行動であらわれているっていうかな。
現実でさえ、こんなに流れるようなものなのかと感嘆するところ。・・・だとおれは思うのだけど・・・。
でもやっぱり、そのなめたいっていう感情が共感しにくいものなのかな。
オレもそんなにこういう感情ってソフトなものなのか?とか思ったり。全然知らないんだけど。
あと、うそやった。さわりたいなめたい?あれか・・・?あそこは作者も何度も考え抜いたところだと思うけど、普通衝動っていうのは、無声でおもむろにというのじゃないのか?
と思ったけど。うそやった?
523 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:22
>>520 立ち読みで充分です。君たちも参考書以外は立ち読みに切り替えなさい。
>>508 ああ、そういう気持ちなんですかね。わかりやすい。
確か、にな川の表情が猫に例えられたところがあったような。
それで、あと、輪状体験っていうのかな、その場のハツになりきった感じで気分が体験デキルシーンとか。
にな川に絆創膏はってもらうシーン。ハツがえさを外人のえさを食べるシーン。
あたかも、その場のハツを追体験するかのよう。
×輪状
○臨場
526 :
もっと蹴ってぐれ!:04/03/03 12:31
おばさん、蹴られると脳内麻薬ドビュンドビュンしちゃうよ。高校生に戻った気分じゃよ
527 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:35
最後の場面でにな川が言うよな。
「はめられたって、なにに? 」
「なんか、大きいものに・・・巨大などっきりプロジェクトに。」
このにな川のとらえ方は、ハツと全く同質であって、ここまで読んで
綿矢の脳内妄想的な作品だということがはっきりわかった。
528 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:42
∧∧
(゚ー゚*) ハニャ
∧∧ ●と |
100グラムクダサイ (*゚ー) | )〜
| つ◎ U"U シィノ ウンチヤサンダヨ♪
〜( | ∧∧
∧∧ U"U (*゚ー゚) ∧∧
(^ー^*) ワーイ と | (ヮ゚ *) ハニャーン♪
つ●と 〜( | | U
| )〜 し`J | )〜 ∫
(/"ヽ) U"U ..,,・;,,∴●∴:.,,;
529 :
吾輩は名無しである:04/03/03 12:44
530 :
おばさんに:04/03/03 12:50
萌え!じゃなかった、ウェー・オゲー
531 :
果物も人間も:04/03/03 12:59
腐りかけた頃が一番おいしい。腐りかけのおばさん、がんばって(笑)!
532 :
吾輩は名無しである:04/03/03 13:16
>>531 おこちゃま相手もこれぐらいにしときます。みんな出世するんですよ!。
533 :
吾輩は名無しである:04/03/03 13:17
それはそうと、おまいら
「バガボンド」パクリ疑惑だにょ!
吉川英治版マンガ宮本武蔵(1)神田たけ志、講談社+α文庫
を読めれ!
コマ割りから構図からデザインまで
何もかもそっくり!
どーなってんの?
512の言いたい事は分からないでもない。
つまり、辞書などの活用例を示して引導を渡すと
いう書き方が正しいといいたいのだろう。
それはまさにその通りである、しかし引導を為すと
いった表現も同時に正しいのであるのだから
君の指摘は適切ではない。
また文脈にあっているかどうかは、どのようにしてその判断を
なすのであろうか。そういった確かな基準はない。
たとえ、自らにとって不自然に見える語句の使い方があっても、
それは今まで読んだ本や自分の持つその語へのイメージで
あって、決して他人を正す事は出来ないのではないか。
それから自分の文章がよくかけていることに関して
確信している事に多少意見があるようだが、
自ら確信できないような文章を他人に公表する意味はない。
私が書いたものは間違いなく、私の考えや人格を反映しているもの
であって、自らが現段階で行える思考の最高到達点、それ以外のものではない。
私は決して他人の意見を排他しているわけではなく、
その意見から得られる情報を汲み取って判断しているので、
もし自分の意見が誤ってとられていると感じるのなら、
それはこの掲示板に見られる特有の曖昧な言葉の使い方に問題があるのであり、
わたしの理解力に問題があるのではないということを指摘しておく。
>>534 読みにくい。もっと短くまとめなされ。
慣用句とは別にこういう表現も可能だよ、ぐらいでいいじゃないか。
あと、スレ違いだからそれくらいにしときな、双方とも。
なんでもえばえば、って出したがるあたり、
その人の文化的環境が感じられて興味深い。
538 :
吾輩は名無しである:04/03/03 15:31
>>534こんなによい文章読んだことありません(爆)バカに何言っても無駄! せっかく皆が教えてあげてるのになあ
539 :
吾輩は名無しである:04/03/03 15:54
学校の派閥って、ほんとブルブルうんこですね。
無目的の中でのチーム、ってことと思います。
なにか目的に向かって進むためだったら、
個を殺し集団の手足になるのも喜んで、という気がありますが、
学校ではねえW
僕もハツやにな川みたいになってました。
540 :
吾輩は名無しである:04/03/03 16:31
綿谷を責めるな。彼女はただの少女だ。選行員が悪い
541 :
吾輩は名無しである:04/03/03 16:50
っていうか、当初のタイトル「ファンの不安」から分かるように、蹴りたい〜のテーマは「アイドルに夢中になっているオタクのゆらぎ」みたいなもんだろう?
それがどう間違ってか、綿矢自身も想定してなかったテーマが読者によって次々と深読みされた。
ひょうたんからコマっていうか、電波発信小説というか、ちょっと危ない作品かもな。
542 :
吾輩は名無しである:04/03/03 16:59
>>541何がか?オタクを哀れな人間にして、それに快感を感じるって
だけの話ではないか。これは個人の性癖だよ
543 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:04
>>542 あの作品って、もとは「にな川」主人公だったんです。
にな川=綿矢
で、気になっているクラスメートに「目をさませよ」ってつっこみを入れて欲しかった。それだけの話です。
544 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:12
>>538社会人になるともっとスゴいかな。「個」にこだわりすぎると失敗するよ、日本的集団のなかでは
545 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:14
546 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:19
>>539 >僕もハツやにな川みたいになってました。
漏れもそうだったけど、特に困ったことないなあ。
ひとりで行動するのが好きだったから、周囲が無視してくれてむしろラッキーだった。
ハツがなんであんなにいじいじいじけているのがよく分からなかった。
漏れにとっては、最高の状態。
漏れなんか、いまでも、小学校〜高校までのクラスメートには感謝しているぐらいだ。
放っておいてくれて、ありがとうって。
547 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:21
「文春」の芥川賞選評をあらためて読んでみると、
10人の選考委員の「蹴りたい背中」に対する評はざっとこんな感じ。
宮本輝・・・今はまだ世界が狭いが、これからまだまだ伸びるはず。
古井由吉・・・題名が内容をよく表しており、作者の感覚に共感できる。
石原慎太郎・・・まったく言及なし。
黒井千次・・・内容と題名が見事に結びついている。高校生の男女の屈折した距離感を巧みに捉えている。
村上龍・・・破綻のない作品で、推しもしないが受賞に反対する理由もない。
池澤夏樹・・・「高校における異物排除のメカニズムを正確に書く」技量に関心。人と人との仲を書き、小説の王道をいく。
山田詠美・・・もどかしい気持を言葉にする難しさ。それにトライする健気さに心魅かれる。
河野多惠子・・・(「蛇にピアス」と共通する評価として)表現力に富んでいる。
三浦哲郎・・・文章に不可解なところがあり、幼さばかりが目につく作品。
樹のぶ子・・・あくまで人間と人間関係を描こうとする作者の姿勢を高く評価。人間は複雑で割り切れない存在だということを証明する作品。
この中で、「蹴りたい背中」を一番に推した、とはっきり書いているのは樹だけ。
宮本、村上は「蛇にピアス」を受賞作に推している。
三浦は明らかに酷評、石原は放置・無視。
黒井、河野は好意的ながら、「蛇にピアス」の方を高く評価していることが窺える。
山田も特に強く推している感じはない。
結局、「蹴りたい背中」を積極的に評価したのは樹、池澤、古井の3人だけなんだよね。
これで受賞できるとは、何ともハードルの低い選考であるような。
548 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:35
>>546周囲の人が君のことを「個」と認めたうえでの放置と、集団から除外された「除け者」としての放置には、決定的な違いがあると思う。「除け者」は人間として扱ってもらえない。そんな状況のなかで本当に自由に生きられるのかな?
549 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:43
>>548 除け者でもいいじゃんって思うよ。
人間として扱われなくてもいいじゃん。
そんな状態でこそ、本当の自由はあるかもよ?
…って感じのものを、次は書いて欲しいな、綿矢。
550 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:46
>そんな状況のなかで本当に自由に生きられるのかな?
集団にいたほうが不自由な気もするけど。
携帯ってまさにそうだよね。みんなが持っているから自分も持っているけど、正直面倒くさいよ。
24時間縛られている感じがして。
返事をまっている自分そのものが、すでに拘束されているようで、いやだ。
携帯を叩き壊したくなることはある。
でも、勇気がなくてできない。
水泳の時間の着替え。
パンティを脱いでマン毛が見える場面。
勃起した。
552 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:52
↑人間として扱われなくてもいいなんて、本気で考える奴いるんかな?まあ、次の作品ではこの辺りの問題がどう書かれるかが見どころだな
553 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:52
>>546 >>僕もハツやにな川みたいになってました。 漏れもそうだったけど、特に困ったことないなあ。
ひとりで行動するのが好きだったから
って、
孤独のミジメさがよく描けてたと思います。
読み始めてすぐドストエフスキーの「地下生活者の手記」を思い出してました。
それとはぜんぜん別物でしたが。
そういう作品に挑んでほしいです。
554 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:55
無理です。
555 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:55
なんで、孤独が惨めなのかな?
惨めって思わなきゃいいじゃん。
556 :
吾輩は名無しである:04/03/03 17:57
>>550そうだね。集団にいても不自由、孤立しても不自由、それぞれ違ったキツさがある。
557 :
吾輩は名無しである:04/03/03 18:01
孤独そのものはみじめじゃないよ。が、周りが人間扱いしないのはみじめだと思う。みじめじゃないって思う人は、余程鈍感か強いんだな
558 :
吾輩は名無しである:04/03/03 18:07
>周りが人間扱いしないのは
極度のMにとっては、もってこいの状況なんだが。
559 :
吾輩は名無しである:04/03/03 18:14
孤独と言えば、中国文学か。
その辺に対するコンプでもあるのかな。
560 :
吾輩は名無しである:04/03/03 18:22
>周りが人間扱いしないのはみじめだと思う
剥同。
僕など、誰も居ない教室で一人ぽつんとしていた時、人が入ってきて
「なんだ、誰もいねえのか」と独り言言って出て行きました。
グサッとし、泣けました。
>>560 そのエピソード、もらいます。
おいらの小説で同じ場面が出て来たら、泣き寝入りしてね。
562 :
吾輩は名無しである:04/03/03 18:30
パクリしかできないもんね。最近のワナビーはw
>>562 掲示板で独り言のようなことばっか書いて、
ほとんどいつもスルーされる男も登場することになりました。
題名は、『蛇を蹴るピアス男の背中』です。
565 :
吾輩は名無しである:04/03/03 18:44
題名は、『蛇を蹴るピアス男の背中』です。 ←独り言
566 :
吾輩は名無しである:04/03/03 18:44
>>547 金原の単独受賞であるべきところを、
+ルックス評価で同時授賞にしたという疑惑が
確信に変わりました。
やっぱ、顔で獲った芥川賞だったんですね。
>>566 しかし肝心の顔だってこうだ
はぐ・・(以下略
568 :
吾輩は名無しである:04/03/03 18:56
>>560 漏れだったら、「漏れがいるじゃんっ」ととりあえずつっこみ入れるんだけど。
そいつも、突っ込んでほしかったんじゃないか?
それとも、自分が探している香具師が「誰もいない」ってだけとか。
いずれにしても、そんなことでは、漏れは泣かないぞ。
569 :
オレの次の小説の題は:04/03/03 19:25
「あさひ橋をたたいてワタろうとしたら、壊れちゃた!」です
570 :
吾輩は名無しである:04/03/03 19:39
>568 「何か声がしたな・・・気のせいか」って言って去る
>>560 >「なんだ、誰もいねえのか」と独り言言って出て行きました。
独り言じゃないだろ、それ。
おまいに聞かせようとしてわざと言ったんだよ。
コウビ・・・ ハニャ♪ ハヤク カワッテー
∧∧ ∧∧ ∧∧
(,, *゚) ∧∧ (*゚ヮ゙) )) (゚ー゚*)
| つ (l|l゚Д゚ノ∪ つ | ∪
〜 | と (( / ノ )) ∧∧| 〜 コウビ〜
(/`J ヽ(/_つJ と(ー゚*と⌒`つ
\ キョウモ コウビダ ハニャニャニャ〜ン♪ /
∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧
(*゚ー゚) (*゚ー゚) (*゚ー゚) (*゚ー゚)
∫ と つと つと つと つ
〜( つ 〜( つ 〜( つ 〜( つ
⊂ ̄と(l|l。Д。)つ (/ (/ (/ (/
V V
573 :
吾輩は名無しである:04/03/04 00:07
周りに合わせるのは嫌、でものけ者も嫌。
それってただの我儘ジャン。
そんなエキセントリックな私って可愛い。
そんなオナニー小説なんぞキモイだけ。
574 :
吾輩は名無しである:04/03/04 01:34
↑「嫌」ってほどハツの立場はっきりしてないよ。集団に違和感覚える自分に素直に行動したら、いつのまにか孤立していたって感じで。自分と周りの状況を冷静に観察している視線がそのまま小説になっているんじゃないかな。自分が可愛いなんて思ってる描写じゃないな。
575 :
吾輩は名無しである:04/03/04 01:42
あと後半で、ハツの、集団をある種見下すような視点をにな川に否定させてるしさ。
576 :
吾輩は名無しである:04/03/04 01:47
>>575 それが、100ページのこと言ってるんだったら
否定はしてないだろう。
ハツは周りの人間と自分のことを明らかに違う人種と決め付けたがっている。
ハツって嫌なヤシだな
ネタと思われるかもしれないが、
某社に勤める編集者の友人がいて、
久しぶりに会って飲んでいた席で、
「綿矢りさ、最高だよな。ビジュアル系作家だもんな。
出版業界も立派になったものだ」と、
皮肉混じりの冗談を言ったら、
酒が回っていたのか、友人が、
「仕方なかったんだよ。すまなかった。すまなかった」と、
顔を下げて、泣き出した。
彼からは出版不況のことは前々から聞かされていたし、
学生時代は、真剣に文学論議をした仲だったから、
冗談とはいえ、本当に悪いことをしたと思った。
本を売って、それで家族を食わせていくサラリーマンの数を考えたら、
作品の出来はどうであれ、綿矢みたいな存在を使うしか、
なかったんだろうな、と思うと切なくなるな・・。
ちなみに、友人はK出ではないです。
出版にかかわる人間として、情報を聞いたりして、
自分にも責任の一端があると思ったんだろうな。
僕はマスコミ関係の人間だけど、
音楽や映画にしてみれば、
レコード○賞、日本ア○デミー賞なんかは、
出来レースが当たり前で、
文学はまだクリーンだと信じていた人が多くて
(幻想を抱いたり、そうであってほしいと願っていた人が多くて)、
落胆してしまったのもありでのブームなんだと思う。
文学をそう信じていた心は美しいものだと思う。脆弱だけど。
元文学青年の汚れた大人はそう思いましたw
>>578-579 いま小林一博著 出版大崩壊を読んでいますが、本の売り上げが落ちているのに
返品の山を築いても新刊ラッシュで自転車操業をしなければならない出版業界は
かなり悲惨な状況みたいですね。
「五体不満足」で400万部を売り上げた当時の講談社でさえ書籍部門は赤字だった
そうですから、今回の芥川賞のようなことでもしないと出版社は息もつけない状態
だったのでしょう。
でも話題につられて受賞作を手にした読者が最近の文学はこんなものかと落胆
して離れてしまったら、かえって逆効果になるかもしれませんね。
文藝春秋が売り切れた後も近所の大型書店では蹴りたい背中が飛ぶように売れていて、
山済状態だったのが数日の間に売切れてしまったので、まだまだ売り上げは伸びて
いるのでしょうがその後の反動が怖い気がします。
現在古典になってるようなものは、ジャンル問わず、
古今東西けっこうそれに似たような言われかたをしていたような記憶が。
勿論、これを古典的名作とまでいう気はないが、
出版社の勤め人が芸術的価値を信じて出せる程度のインパクトって、
それ、あんまり大したことないんじゃない。
というか、その友人、アホくさすぎ。本気でやってるとしたら
うっとおしい奴。そんなことするくらいなら会社やめろといいたい。
>>584 友人がやったんじゃないっしょ?
まあまあ、感情的になるなw
>出版社の勤め人が芸術的価値を信じて出せる程度のインパクトって、
信じてないから泣いてたんでしょ?
文学板はこんなものか・・・・・・。
587 :
吾輩は名無しである:04/03/04 06:40
>>576文春だと411ページなんだけど。にな川にハツの集団に対する視点のイビつさを指摘させてるよな。否定ってのは、にな川の発言とうより、作者の意図としてなんだけど。視点の相対化といってもいいが
588 :
吾輩は名無しである:04/03/04 07:22
にな川の行動は思春期によくありがちな行動。
オリちゃんのコンサートにつきあい、オリちゃんに近づく・怒られる。
589 :
吾輩は名無しである:04/03/04 08:03
それより、579あたりをマジメに受け取るようだと2chにはいられない。
ジエン?
590 :
吾輩は名無しである:04/03/04 08:08
>>588論点ズレてない?じゃなければ、もっとしっかりカキコする
591 :
吾輩は名無しである:04/03/04 10:03
りさタンは僕らの味方。死なないで良かった。
593 :
吾輩は名無しである:04/03/04 11:23
綿矢は初の2ちゃん系作家なのか?
蹴りたい〜の冒頭の文なんて限りなく2ちゃんっぽいんだが。
594 :
吾輩は名無しである:04/03/04 11:43
付和雷同がどうのって高尚なレベルじゃなく、
宴会とかの刺しす刺されつは嫌い、
集団と距離とって自分を保っていたいという考えがあるけど、
自分って何よ?
そんなもんあるの?
相手あってのセックスだし、
自分がモーターとしたら、
他人は電気だったり、タイヤだったりすると思うんだけど。
つまり構成部品になるのは嫌といっても、
そうしなかったら只の埃かぶった廃棄待ちの部品じゃないかな。
作者は成長しきってないって評されるけど、
自分の城にこもってて成長あるの?
ばか?
596 :
おめでとう!!:04/03/04 11:53
芥川賞受賞作が快進撃(共同通信)
史上最年少の芥川賞受賞作2作が売れに売れている。
綿矢りささん(20)の「蹴りたい背中」(河出書房新社)は100万部が確実。金原ひとみさん(20)の「蛇にピアス」(集英社)は50万部を突破。
2作を掲載した月刊「文芸春秋」も、118万5000部と同誌の最多発行部数を記録。
芥川賞受賞作が、100万部を超えるのは1976年受賞の村上龍さん「限りなく透明に近いブルー」の、131万部以来28年ぶり。
[共同通信社:2004年03月04日 08時14分]
598 :
吾輩は名無しである:04/03/04 12:00
>>593 ┐(´д`)┌ ハイハイ
綿矢は2ch系作家だし、処女だよ。男を知らないよ。ヨカータネ(プ
579,580の「友人」
作品評価がどうの以前に、大人の行動として恥ずかしいが、それは場のノリかもしれん。
むしろ、そういう行動を「責任の一端があるとおもったんだろうな」
などと得意気に書き込むやつがどうかしてる。どっちにしろ
類は友を呼ぶというのの典型。
たぶん、プロジェクトXを見て泣くのが気持ちいいタイプ。
601 :
吾輩は名無しである:04/03/04 12:15
602 :
吾輩は名無しである:04/03/04 12:23
>>579-580 でもさ、たった100万部ぐらいで、文芸が持ち直すともおもえないよ。
限りなく〜は100万部突破したが、はっきりいってあれを境に文芸(純文)離れが顕著になったような気がする。
売れた同じエネルギーで、離れていくような気がするんだよ。
今回の騒ぎは、純文崩壊のとどめかもしれんぞ?
……っていうか、なんか世間的に見ると、そんなに騒ぎにもなったないし、ブームにもなってないような。
限りなく…のときは、もっと国を挙げてブームになっていたような。
そりゃ時代が違うから。
国全体が一体になるなんてことはもうそうそうないよ。
604 :
吾輩は名無しである:04/03/04 15:04
>>574 「自分は他の人とは違う特別な人間」という発想には自分が可愛いという
部分もあると思うけどね。
605 :
吾輩は名無しである:04/03/04 15:39
俺は綿谷と付き合いたいのだがどうだろう?綿谷のウンコなら食えます
606 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:06
>>604ある、と認めてもよい。が、その程度のことを、自分を可愛いと思う部分がある、とみなすなら、自分が可愛くない奴などいるのかな?あえて指摘するほど特別な思いではあるまい。
607 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:13
>606
もちろん皆自分が可愛いさ。
ただハツの場合は「それが甚だしいから」違和感を持たれる
わけさ。行動が矛盾だらけなのにそれに全く気が付かない。
鈍感なところがウザがられるわけ。
608 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:13
文芸と純文学って
物理学と数学みたいなもんか?
それとも化学と生理学?
わけわからんかな?
609 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:17
化学と冶金工学と俺は思っている
610 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:20
理系はさっぱりわからないからこそ
ブンガクに逃げ込んだ逃亡者のたわごとでよければ、
算数と素粒子論
どっちが高度とかいう話じゃない(これって逃げと理系は思うか?)
611 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:31
難しい話はかんべんしてくんろ。
高次元の論理を自在に使いこなせるなら、理系か法学部に逝って文学は片手間で触れてるよ。
感性っていう何でもありの主観的世界だからこそ、みんな好き勝手なことがいえて自分の王国が築けて傷がなめあえるんじゃないか。
本気(現世)の世界の人が来ると興ざめだよ。
612 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:33
割り切ろうとしたらダメだよ
家族と夫婦
614 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:35
俺と5分前の俺の精子
615 :
吾輩は名無しである:04/03/04 18:39
ドラえもん1
_,,,、-‐''''゙゙゙゙、‐‐-、゙゙゙゙゙゙'''ー、,,_
、-''゙゙ / ヽ ゙゙ー、_
. / __,,,,,,,,,,| ◎ |_、-‐‐-、 ヽ
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. ,-‐‐-( \ `;-‐‐-、/ ◎ | ヽ
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| `-、_. ヽ、____ノ\__ .__/ヽ、 丶
|\ ゙゙'''ー-、_ / . ̄ \ 丶
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. | |ヽ、 / ゙゙゙゙''''''ー‐--、,,,,,,, 丶 l
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l lヽ \/ \ /. / /
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\ ト-、,,,___ `ー‐-、________,,,-‐'''''゙゙゙ .ノ /
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616 :
吾輩は名無しである:04/03/04 18:39
/ \| `''''''''''゙ \ \_
/ │l ̄ ゙゙゙゙̄''ー--、_ l ト-─-、
| | | `l | ____ ./ l
| │\ ノ | /゙゙゙''ー( |
.. ヽ /ヽ ヽ、_ ___/ ノ / / ̄ヽ\ /
. \. / \  ̄ ̄_/ / ̄ヽ__ノ  ̄ ̄
. \____/ー─-/ /-----‐'゙゙ `< ̄`‐、
/ /ー-、__ ) l
□■□ `ー-、_ / |
. ■□■□ `ーy--イ |
□■□ | ノ
\ 丿
`ー---‐'''゙
人 ∫
(*゚ー゚; (、、,.,
(;;:;:;;;;;ソ( ゙∧∧ ウーーン
(;;,;;:;,;ノ て U(*>-<)
人 ブリブリ
アッタカーイ (;;;;;;) (、、,
/⌒ヽ(;;;;;;;;ン( ゙ヽ∧∧ ウーーン
〜(⌒) (*^ー^) て_ U(゚ー゚*)
ウンチャン♪ 〜・ ∫ タベテ♪
∧∧ ∬ 人
(*゚ヮ゚)∬ (゚ー゚*;:)・〜
| つ(;,;;:) 〜・ ,,.);;,;;:;,;) ∬
〜O_;;,つ ,.;,. , (;,;;,;;:,;;;:,;;;,;).;
>>608>>610 メチャクチャ簡単に言うと、
数学は規則の体系で、物理学は実験で確かめられた法則の体系
だからその根本がすでに違う。
数学は物理学よりも論理学の方により近い。
621 :
吾輩は名無しである:04/03/05 01:34
>671程度がはなはだしいとは思えんけどと意見したのわからんのかなあー。前レスもう一度読み直しぃーな
622 :
吾輩は名無しである:04/03/05 01:37
>617じゃなかった、>607
同意。普通人間の行動は矛盾だらけ。普通いちいち気が付かないだけ。
607は気が付かない人なんだろう。
この話ってすごく単純に「孤独」と「嫉妬」で説明つきそうな気がします。
「さびしさは鳴る。」って言ってるんだから、ハツは慣れあいを嫌って
そういう状況を自分で選択してるとしても、孤独なことには間違いないと。
そんな時ににな川を見つけて、孤独を共有できる(ここらへんはハツにとっては無意識かも)かと思ったら
オリちゃんオリちゃん言ってるんで、なんか違う。
そしてあの決定的な、にな川特製のオリちゃんコラージュ。
自分の孤独とにな川の孤独の決定的な違いを感じる。
軽蔑の心が沸き上がる。
ちょっとでもにな川に期待した自分に腹がたつ。
そしてオリちゃんへの嫉妬。
その他もろもろの感情によって、にな川の背中を蹴りたくなる。
そんな感じでしょうか。
言葉では説明しきれない、微妙な感情を伝えることには成功していると思うんだけど、
ただ全体的に文にリズムがないのがあまり好きじゃないです。
最初の7行はいい感じなんだけど、
「気怠げに見せてくれたりもするしね。」の部分で決定的にリズムを欠いてます。
この部分があと2文字少ないだけで、もっと良い流れになると思うんですけど。
626 :
吾輩は名無しである:04/03/05 14:12
ハツをはぶる側にもそれなりに理由があると思われ。
627 :
吾輩は名無しである:04/03/05 14:48
どぴゅ ○
/⌒ヽ O
(_ _) 。
| | , .‐ 、 ∧∧
ヤッタワ ! .| | (~^~^)゚ヮ゚*)
. (*゚ワ゚) (*>_) と |
| ) | |〜
U U U''U
精通ワッショイ
\ 精通ワッショイ / ⌒ 。
/⌒ヽ /⌒ヽ . O ピュー
(_ _) (_ _) ○
| 三、 ,ミ |
ヽ 三 / , .‐ 、 ∧∧
ヽ ノ ノ (~^~^) ミ (゚- ゚;) ・・・
(*^ヮ^) (゚ヮ゚*) と と |
(_) ) | |〜
U U''U
628 :
吾輩は名無しである:04/03/05 22:10
>>624 「孤独」がテーマのひとつというのは確かにそうだなと感じました。
私自身は、ハツの「にな川」に対する感情というのは、単純に博物館に
展示されているような奇妙なモノを見ている感じと思っているのですが、
624さんの「そんな時ににな川を見つけて、孤独を共有できる(ここら
へんはハツにとっては無意識かも)かと思ったらオリちゃんオリちゃん
言ってるんで、なんか違う。」というのもうなずけます(というか
オモシロイ見方だと思いました)w
629 :
吾輩は名無しである:04/03/05 22:29
長嶋とかいう死にかけのオッサンwなんかどうでもいいから綿矢りさ姫の画像流せや。
過去の栄光にしがみついて生きてる年寄りなんて何の価値もない。
これからの時代を背負って生きる人間が、もっと注目されるべきだろーが。
てゆーか長嶋なんであんなに偉そうなんだよ。
>>629 残念だが,りさタソより長嶋の方が人を感動させることが出来たんだよ。
>>630 でもそれっていつの話?
それをリアルタイムで感動した人は今いくつ?
このスレの年齢幅は結構ありそうだね。
ちなみに
>>629は別スレの回答を間違って張っている模様。
>>631 多分、40歳以上だろう。
30代半ばのオレでさえ、長嶋の現役時代なんてロクに記憶にない。
633 :
吾輩は名無しである:04/03/06 00:20
どうでもいいけど、あちこちのりさスレに長島ネタがあるのはなぜ?
そこまでして、綿矢スレを上げているのか。なんだか健気。
どのみち、綿矢話題なんて、オリンピックまでだろうけどね。
昨日ビジネス板に立った綿矢スレも、もう地下に潜ってしまったよ。
>>632 やっぱそうだよね。
どこかの綿矢スレで自称50代も来ていたし、綿矢スレは色々な世代が書きこんでいるようで
なかなか面白いね。
ちなみに俺は物心がつく前に長嶋が引退したのでその活躍は全く記憶にありません(笑)。
635 :
吾輩は名無しである:04/03/06 01:43
長嶋の現役時代の記録ってたいしたこと無いでしょう。
王>>>>>>>>長嶋
がホント。
王は中国人、長嶋は上層部に取り入った、そこが違うところ。
636 :
吾輩は名無しである:04/03/06 10:17
長島は監督としては四流だったけどね。
637 :
吾輩は名無しである:04/03/06 13:56
数字でしかモノを見れないというのは不幸だよね。
638 :
吾輩は名無しである:04/03/06 20:08
長嶋の現役時代を知らない者にとって長嶋信者ほどウザイものはないよな。
俺の場合は、マラドーナだな。
あとマイケルジョーダン。ここぞというときに決めることに対する感動は
リアルタイムで観てないと分からないからな。
長嶋がマラドーナ、ジョーダンのレベルだったのかは知らんけど。
639 :
吾輩は名無しである:04/03/06 20:55
か・な・は・らー
640 :
吾輩は名無しである:04/03/06 23:10
第一20年も40年もワタヤを追いかけるわけ? あほ?
おまえが40くらいになったら、どーせ20才くらいのガキの少女小説読むんだろ?
あほ。
641 :
吾輩は名無しである:04/03/07 00:39
>>607 つまりハツの真理は、好きな女の子を苛めてしまう小学生男子の気持ちを表したものだと。
ゴセンエンモシチャッタ!
∧∧ しっぽに
(*゚ー゚) パーマあてたの♪
⊂ | カワイイでしょ?
| @
U"U
∧∧ ∧__∧
(゚‐ ゚*) ( ´∀`) プッ
| ∪ ( )
| @人 Y
U"U し(__ノ
643 :
吾輩は名無しである:04/03/07 12:05
644 :
吾輩は名無しである:04/03/08 03:00
645 :
吾輩は名無しである:04/03/08 23:24
まぁ、大方の意見は出尽くしたかんじだな
こういうまとめ屋さんってどこから出てくるのか、いつも不思議。
647 :
吾輩は名無しである:04/03/09 01:01
抜けりゃいいんだよ抜けりゃあ
648 :
吾輩は名無しである:04/03/09 01:19
「にな川」が「蜷川」っていう表記だったら全体のイメージ変わるよね。変な見方だとは思うが、このへんに扇子感じる。
∧_∧
(;;;;; )∧_/
(;;; )゚*)/|
| | |  ̄| , |
(_(__) |/
 ̄ ̄ ̄ ̄
縫い目がイマイチ・・・
∧_∧
(;;;;; ) /\_∧_∧ __/
(;;; ) \/ (゚xx゚*) ,/|
| | | | ̄ ̄ ̄ ̄| , |
(_(__) | しーの |/
 ̄ ̄ ̄ ̄
「にな川」って料亭の名前みたいだなあ。
651 :
吾輩は名無しである:04/03/09 01:42
「にな川」でなく「ナニ皮」だったりしたら、また違った作品になった。
たぶん「はせ川」とのバランスだと思うけどね。
653 :
吾輩は名無しである:04/03/09 05:34
「にな川」と「ハツ=長谷川初実」は、「おなにーっ子」と「させ子だけど初物(処女)」を無意識のうちに連想させて緊張感を保っていると思う。
オリチャンで「ヌク」ことだけが生きがいの「にな川」と、彼を見つめ続け「処女」を卒業したい「ハツ」。
風邪をひいた「にな川」を「ハツ」が見舞った描写のところに、雑誌のオリチャンで「おなにー」をしていた「にな川」を見つめる「ハツ」の股間が潤い、セックスしたい状態を桃の白い果汁が流れ出ることで表現している。
655 :
吾輩は名無しである :04/03/09 11:31
22の甥が「蹴りたい背中」を読んで言った一言。
「つか、ハツって別にハブられてるじゃないジャン。
自分で他の香具師らと合わないから一人でいるだけだろ。
んなもん、自業自得。甘えてんじゃねえよ」
で、コバルトレベルのガキの甘え垂れ流しの作品が
芥川取るとは思わなかったそうでつ。
皆に謝りたいことがある。
俺はまったく文学に興味がなかった。
活字など読むより、音楽を聴いたり、映画をみている方が
好きな人間だった。
しかし、綿矢をTVで見た瞬間、読もうとおもった。
マスコミと出版社の思惑に見事にはまってしまったワケでつ。
657 :
吾輩は名無しである:04/03/09 12:14
にな川は絶対に美少年なんだよ。
ヲタでも顔さえ美形ならモテルんだよ。
658 :
吾輩は名無しである:04/03/09 12:28
↑なんもわかつてない小童
659 :
吾輩は名無しである:04/03/09 20:15
660 :
吾輩は名無しである:04/03/09 20:17
普通は1作家1スレなんだよ!
| タスケテ…
| ∧_,,, ∧ ∧
|(#゚;;-゚) _(゚-;;゚*)_
|⊂;;ノ と)/ ハヽ(つ
| / ∴ )/腸/( ∵
|∪ )ヾ8ノ;(∴
| U;^8)U
| 8(
| ∞
……
| ∧ ∧
| _(*゚;;-゚)_ ズルズル
| と)/ ハヽ(つ ∧_,,,
| )/腸/(∴ (゚-;;゚#)
| )ヾ∞∞∞∞⊂⊂;; )
| U;^)U ∴ /;; ;;ノ〜
| (. ∪∪
>>655 甘えてるか?別に人のせいにしてるような描写は無かったと思うが。あったっけ?
誘ってくれる友達も居るしハブられてるとも書いて無いっしょ。
663 :
吾輩は名無しである:04/03/11 20:28
>>655 てかコバルトってこういう作品が多いの?読んだ事無いからしらんのだが。
664 :
吾輩は名無しである:04/03/11 20:40
クラスメートを「雑草」呼ばわりしてるし、
「自分は特別」臭がくどくてうざい。
少なくとも綿矢りさ作品は、軽い外観にも関わらず、再読に耐えうる。
何度も読む人間がわりといる。ことがこの板の書き込み内容から伺える。
自分を特別だと感じる、ということが、文学の普遍的なテーマ。
誰かにとってそれが「くどい」というのは技術的な問題。
しかし、どうも、人が「自分は特別だ」と感じていること自体に
アレルギーを起こす人がいるようだ。その反応に現代を感じる。
>>665 再読に耐えうるという以前に、軽く簡単に読めてしまう小説だからね。
薄い内容だから一度読んだら再読するまでのものではないんだけれど、俺はあら捜しの
ために思わず再読してしまったよ。
こういう人も結構いるんじゃない?
668 :
吾輩は名無しである:04/03/12 17:35
669 :
吾輩は名無しである:04/03/12 17:46
>>666 文学って言うか思春期だろ。大学生の綿谷が素でこういう事思ってそうに
読めちゃう所が人によってキモく感じたり技術の高さを感じたり
色々と反応の分かれる所なんだと思う。
i!;:;/;:;:;彡 ,,;;;;;;;!!!!!:、 ヽ、;:;:;:;;::、
!i;:;:;:;:;:;:;| ,,;;;!!!!;;;;:::: :::. '"" _ ノ i / |
ヾ;:彡/ _ _ ::: :::: ,,.ィゝ-''ヽー ' ヾ/ゝ |
!;:;:;:| ゝ_,.-''"ゞ-'ゝ,;: ::::;:;:;::ー= '" :::ノ |
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ゝ、 ..::::: ゝ - 、 ,:-‐-' `ヽ、 .. :|
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ヽ `::: `ーゞL:L:L:Ll.-'~ノ .:: /
\ ` `⊂(゚0T*) ,.:'' .:: ,ィ"
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ー:、 .....8,,,,,,.... ,.::'"
|8 |
(_(__)
思春期っていうか、近代の青年期まで含むと思う。
文学を、書かないまでも好む人間は、そういう思春期、青年期の
持ち主だったでしょ、これまで。常識的に言って。書く側にしても、
年取ってからのテーマは分かれるかもしれないけど、
最初はみんなそこを書くもんだし、それを書かなくて済むタイプなら
何も書かない。そこをきもいと感じてしまうなら、何も読めないよ。
672 :
吾輩は名無しである:04/03/12 20:24
>そこをきもいと感じてしまうなら、何も読めないよ。
だから漏れは、純文学には手を出さない
673 :
吾輩は名無しである:04/03/12 20:27
尾崎豊の「卒業」を聞いて、
「窓ガラス壊してまわるなんて、DQNな犯罪だよなー」と突っ込んでいる自分に、
「ああ、大人になったな」と感じた20歳の春。
DQN都市広島では、バイク泥棒が多過ぎて、
警察も反省文を書かせただけで犯人釈放。
何度も盗まれた私が、
「盗んだバイクで走り出す〜♪」と歌う尾崎に
「死ね!」と呟いたのは事実だ。
だから、尾崎が死んだわけではないと思うが。
675 :
吾輩は名無しである:04/03/12 20:58
そういう思春期の浅はかな思い込みを書くのが文学ですか、そうですか。
そういうのはコバルトの守備範囲と思っていたよ。
>>675 タイムマシンに乗って、過去から書き込んだのか?
もう聞き飽きたんですけど。
\ 革 命 無 罪 ! 造 反 有 理 ! /
_ _ ._ _
(⌒★)_.|毛| (⌒★)_|毛| (⌒★)_.|毛| (⌒★)_.|毛|
(*゚ー゚)/) ̄ (*゚ー゚)/) ̄ (*゚ー゚)/) ̄ (*゚ー゚)/) ̄
/__, : ノ /__, : ノ /__, : ノ /__, : ノ
|二|ニ| |二|ニ| |二|ニ| |二|ニ|
∪∪ ∪∪ ∪∪ ∪∪
>>675 そういう青年期を持つのが近代なんだよ。
少女小説的なものはそういう近代のあとに生まれる奇形近代。
それに対して、青年期を「きもい」で片付けるのが、
非コバルト的な今時の現代人なんだろう。
彼等にはいわゆる文学は必要ないのだと思うので、672は正しい。
679 :
吾輩は名無しである:04/03/12 21:43
テーマは別にそれでもいいんだけど
内容が薄い。そこが問題。
>679
それは残念だったねえ。
681 :
吾輩は名無しである:04/03/12 21:47
薄いというか、浅いんだよな。
それでも、薄くて浅い現代を写し取っていれば、文学になるのかも知れないが
自分の半径5mぐらいのことしか分からないような作者が書いたのでは、それも無理。
結局、前近代的な少女小説なんでねーの?
自分の半径5メートルって、結構広い気がするが。動くし。
基本的には「自分を書く」ことが出来ていればいいのでは。
自分のことが書けないのに、社会ばっかり語るほうがうざい。
684 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:06
いや、自分のことだって書けてないし。
685 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:09
君等、それぐらいのこと言えるんやったら本出したら?
「井の中の蛙、大海を知らず」
686 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:10
>>685 へぇ物知りだね。
そんな諺初めて聞いたよ。
能だって、つまんない人にはつまんない。
688 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:12
>>685 綿矢ヲタって、いつもそうやって逃げるんだよなー。何でだろ。
それと、井の中の蛙って、綿矢そのものじゃん。
689 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:13
「嫌いも好きのうち」ぷっ
690 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:14
>>689 綿矢そのものは、別にどうでもいい。
綿矢ヲタを観察するのはおもろいw
691 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:15
そりゃ19歳だもの、大海を知ってたら逆に怖いわな
692 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:16
りさタソは凡庸な19歳なのでつね
693 :
吾輩は名無しである:04/03/12 22:17
もう20歳。
694 :
吾輩は名無しである:04/03/12 23:07
俺達は蛙をオカズにおたまじゃくしを放出しているのか。
695 :
吾輩は名無しである:04/03/12 23:52
>>678 >非コバルト的な今時の現代人なんだろう。
>彼等にはいわゆる文学は必要ないのだと思うので、672は正しい。
でも、今って全体的に文学って必要とされてないよな。
今回のヒットだって、大衆レベルで「ブーム」になっただけで。
漏れもみんなが読んでいるから、なんとなく読んでみた口。
推薦図書を読んでいる感じだったよ。
同じ推薦図書だったら、昔読んだ「アシュラ」って作品のほうがずっしりきた。
マンガだけど。
696 :
吾輩は名無しである:04/03/13 00:28
「杳子(ようこ)」(昭和45年)で芥川賞を受賞した古井由吉
が推したのここで知ったよ。「蹴りたい背中」今日読んだが面白
かったよ。古井の作品読んでみな。石原とか村上なんか漫画だよ。
697 :
吾輩は名無しである:04/03/13 00:35
古井と豚矢を一緒に論じないで下さい。彼は彼女のマンコを誉めただけなのです。
>>687 能は「型」で構成されている世界だから大抵の人は理解できない。
「型」なんて現代では廃れちゃってるんだから。
だから大抵の人にとって能はつまらないものだよ。
能を本当の意味で楽しめるのは一部の人だね。
699 :
能を理解する奴が:04/03/13 11:33
↑のよーな、カキコするとは思えんな ワハハ
うん。だって能わからないしつまらない
↑名前698のまちがいね
702 :
吾輩は名無しである:04/03/13 14:30
>>698は、何にしろ見当違いのレスですな。能も型も、何も分かってないし。
それにアフォの旭橋は、能=権威、という以上の意味では使ってないよ。
旭橋の馬鹿ぶりも、よく分かった。
スマソ。言い訳をさせてもらうと
「型」ってのは所作という「形式・様式的な動作」のことを言いたかった。
で、その様式的な動作は現代人の共通認識にないから
一般人が見ても本当の意味で理解できない、つまらないって事を言いたかった。
>で、その様式的な動作は現代人の共通認識にないから
>一般人が見ても本当の意味で理解できない、つまらないって事を言いたかった。
このへんの認識がだめだめなんだよ。
これ以上言っても、おまえには理解不能な文化論の範疇の話になるから言わないが、
その程度の認識で型を語るな。
能楽堂で屁でもこいてろ。
706 :
吾輩は名無しである:04/03/13 15:17
能楽堂で下痢便を垂れ流す綿矢
能楽堂の食堂で、「うどんが売り切れた!」って泣いてろ。
702=704って、態度がでかいだけで、
内容のある発言は何もしていない。
ただし、屁は臭そうだ。
709 :
吾輩は名無しである:04/03/13 15:32
能楽堂の売店でウンコ垂れ流す綿矢ヲタ
>その程度の認識で型を語るな
698で「型」って書いたから
>>702は「楽型」と捉えてしまい、
誤解が生じたのだと思ったのだが、そうじゃないみたいだね。
所作に型ってあったかなあ?
能楽堂のトイレで長蛇の列に泣いてろ。
712 :
吾輩は名無しである:04/03/13 16:01
能楽堂に行こうとして、間違えて神宮球場方面に行ってしまい
ファールボールに頭蓋骨粉砕されて氏ぬ綿矢ヲタ
713 :
吾輩は名無しである:04/03/13 16:19
それ以前の問題として、能楽堂がどこにあるのか知らないので
しょうがないので、帰りに近所の蔦屋に寄って
堤さやかの旧作ばかりを3本借りてしまう綿矢ヲタ
能楽堂の近くの「龍樹」でギョーザ定食を食った後、
「そういえば、松田聖子の歌で、ロックンルージュってあったね」
などと口走り、世代の違いを強烈に味わえ。
能楽堂の近くの千駄ヶ谷駅の便所で小便したあと、
「そういえば、淡谷のり子の歌で、別れのブルースってあったね」
などと口走り、脳内20代(実は棺桶に片足突っ込んでるジジイ)ということが
ばれてしまう綿矢ヲタ。
能楽堂には大江戸線が便利なのだが、
そんなことも知らず、ずーっとJRばっか利用でもしてろよ。
717 :
吾輩は名無しである:04/03/13 16:50
実は鉄ヲタでもある綿矢ヲタの部屋には、
小岩界隈を走るJR113系の勇姿の写真と、
綿矢の大股開きのアイコラ画像をプリントアウトしたものが
並べて飾られている。
ダイヤ改正で頭が混乱してんだろ?
無理しなくていいよ。
>鉄ヲタでもある綿ヲタ
実際にいそうだw
早く九州新幹線にでも乗りに行けよ。
721 :
吾輩は名無しである:04/03/13 17:26
次のNHK朝ドラの主役の女って、モロに綿矢ヲタが喜びそうなタイプだな。
綿矢も早く次作を書かないと、天花チャソにヲタを取られるぞw
722 :
吾輩は名無しである:04/03/13 17:30
天花 名門高松高校→上智
綿矢 DQN高校→一芸入試
負けてるし。
723 :
吾輩は名無しである:04/03/13 18:18
>>722 げ、そうなんだ
綿矢マジ勉強しろよ
得意の英語でハリウッド逝け
■ この事件の裏側の衝撃的な真相
■ ヤフー460万人データ流出事件の犯人は、
■ 池○大作S価学会の闇の謀略部隊だった
--------------------------------------------------------------------------
大新聞は流さないがこれは疑惑の宗教法人S価学会の腐敗した恥部を再び示した
偉そうに清潔なフリをしてこの国の政治のキャスチングボートを握って
いるように振る舞っている公○党の支持母体の暗部が突然明るみに出た一部始終
--------------------------------------------------------------------------
日刊ゲンダイが1面で特集 (ヤ○ーBBとS価の関係)
1面(カラー)
http://ahiru.zive.net/joyful/img/901.jpg 2面
http://ahiru.zive.net/joyful/img/902.jpg 創○学会元幹部: 竹○誠○(55)
現在、聖○新聞広告部長。
また、共犯のY浅輝昭(61)も○価学会信者
との報道(1面記事参照)
布教活動や選挙活動に使用できるのでYBBの名簿に目をつけた(記事より)
死ね、馬鹿、アフォって言われて大変です。
726 :
吾輩は名無しである:04/03/14 14:54
>いま若い人たちは単純でストレートな強さに反応し感動する。
しかし人間はもっと複雑で割り切れない存在だということを文学は証明してみせる
という高樹のぶ子氏の批評について
人間を単純に割り切ることはできないと言っておきながら、
今の若い人を単純でストレートな強さに反応し感動する存在としてイメージしていることに割り切れなさを感じる。
割り切れないようなニュアンスで描いて見せながらも、大人が登場人物を若者の姿として納得して受け入れることのできるような、
自分の中の本来の若者イメージに合致するような人物描写を、もし等身大というのであれば、
馬鹿にされているようにすら感じる。
「蹴りたい背中」は悪くないと思うが、この批評はすきじゃない。
高樹のぶ子は人のものを読めない。今に始まったことでなく。
この評は結局「自分みたいだからいい」しか言ってないもの。
728 :
吾輩は名無しである:04/03/15 11:57
Contradiction in terms ってやつだな。
この評読んだだけで高樹のぶ子が馬鹿だということが分かる。
ばばばばっっっ!!
∧_∧
__ (*゚ー゚) _シィーーーー♪
⊂ L/(ニ . . ニ)\l ⊃
( | | )
)_/ * |_(
∪ ∪
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
・ 速読
・ 論理的思考
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731 :
吾輩は名無しである:04/03/19 19:11
100万部突破はすごいな
732 :
吾輩は名無しである:04/03/19 20:17
大金持ち
733 :
吾輩は名無しである:04/03/21 01:59
10%くらいはもらえるのかな?としたら億は行くな。
早くも人生勝ち組だな
735 :
吾輩は名無しである:04/03/22 21:20
りさたんレイプしたい
つかまれ。
737 :
吾輩は名無しである:04/03/22 23:09
警察がんばれ。
738 :
吾輩は名無しである:04/03/24 00:33
誰も真剣に評論してませんね
739 :
吾輩は名無しである:04/03/24 11:56
これまでの話をまとめると、こういうことだな?
1・20歳 2・本が売れた 3・彼氏持ち 4・秒気持ち
さあ、再び思う存分語って見れ!!!!!!!!!!!!!!!!
740 :
吾輩は名無しである:04/03/24 16:02
あーーーーーーーーーー疲れた。読んだ全部1〜739。
その大半の男の子、最近の女の子には珍しく初々しく見える綿谷、しかも京女に
胸きゅんかな?。だめだめ、京女は見かけと中身全然ちがうから。そこの君、綿谷
ちゃんなんて気安く声かけたら、「あんた、どこの馬の骨や!」とさげすまれます。
それが京都どす。言葉はたおやかやけどもうきついからね。
741 :
吾輩は名無しである:04/03/24 16:52
最年少って言うだけのことで終わり?
最年少は奇跡ではないのか。
二人授賞だからかな。
742 :
吾輩は名無しである:04/03/27 12:19
この子育ち悪そう。
「うんこ」とか書いちゃってるし、下品だよ・・・。
743 :
吾輩は名無しである:04/03/27 12:36
うんこは下品か否かは文学に
おいては永遠のテーマです
/
 ̄\
#゚ ∀゚)
_/
│ \
∧ ∧∩
#゚∀゚)/ .
∧ ∧∩
#゚∀゚)/ コンナブタノエサニハシィチャンノ
.〈 . ∧∧ウンコヲアゲルワ、ヨロコビナサイ
,,/\」 〜( (*゚ー゚)メイブツニグガイッピンフエタワヨ
プリプリ .:U''"UU"コレガホントノクサイタマネ。
\_/
>>44 新しいPC買いに行ったら、そこの店員がデスクトップのことを「ディスクトップ」って
いってた。かっこよさげに言ってた。最初聞き間違いかと思ったけどやっぱ言ってた。
2冊とも読んだ。この作者の特徴は、
一人称で書かれているのに、その文章とは裏腹に
主人公に対して突き放したような醒めた視線が感じられるところ。
女の人の書くものって大抵、自分の感覚に強いこだわりを持ってる場合が多いけど
この人のはもっと端的で、ねじれているように思う。
賞を取らなければ、もっと地味ーな存在になってたんじゃないかな。
747 :
吾輩は名無しである:04/04/12 01:46
りさたんでどっぴゅんこ
えっと、蹴りたいは関西風のノリが際だっていて、
けっこうがんばっちゃっていると思う。
不器用は罪と主人公に言わせた、インストールのクールさを考えると、
綿谷自身けっこう苦労して書いていそうだ。
とまれ安定感はない。展開がどっちの方に行くのかひやひやして
危なっかしい綱渡りを見せられているようだった…。
けどぎりぎりのところで引っ張るんだけどね。ってことはさすが!ってことだろう。
よっ!芥川賞!
植草教授が調子に乗っちゃったのは、綿矢現象も影響している気がする。
品川駅なんか・・・、最近警察うろうろしてんのに・・・、、
植草は間違いなく綿矢作品を読んでいるな。
751 :
吾輩は名無しである:04/04/12 22:19
ようやく蹴りたい背中を読んだが確かに上手いな…年齢を考えれば。
ただ内容がどうしても子供向け過ぎるので、今後どういうの書くのだろうか。
これ書くのに1年かかったとか言ってたような気がするので、
だとすれば?だが、でも未知数だな。
金原とは違うね。
ま借金でもしない限りおそらく一生食うに困らないだろうし羨ましいなあ。
上司に罵倒されたりしないんだろうなあ。羨ましい。
上司に罵倒されない変わりに2ちゃんでハァハァされまくりです。
その方が可哀想でなりません。
754 :
吾輩は名無しである:04/05/05 19:46
金原たんハァハァ
755 :
吾輩は名無しである:04/05/09 20:33
111 名前: 【'д'】 ◆NCX.ewNjqA [sage] 投稿日: 04/05/09 11:38 ID:1iSF2x6A
綿矢りさの本.....
ナニが面白いのあれ?
「蹴りたい背中」 「インストール」って...
一応見てみたけど全然面白くねぇや
難しい言葉とか使ってるようだけど言葉の意味理解して使ってんのかなあれ..?
無駄に飾らなくていいから主旨をはっきりと表現しろと
表現の仕方が下手すぎる,人間の感情をバカみたいに直に書きすぎと...
ストーリーに独特製がない,個性がない,新感性がない....
まぁ俺が綿矢さんより面白い作品書けるわけではないけどね...
芥川賞も年々経つ毎にショボくなってきてるな.......と思たよ
綿矢ファンの方すみません...リア房なんでスルーでお願いします...
756 :
吾輩は名無しである:04/05/09 21:17
インストールは途中でダレたけど、蹴りたいは最後まで読めたよ。
この人は普通に普通の小説書かせたら上手いんじゃないかな。
口語体でダラっと書いてるのもなんか新鮮でいいんじゃないの?
ポップソングの流行歌みたいなもんだ。
757 :
吾輩は名無しである:04/05/09 21:49
そう、目指せELTって感じだなw
あの口語体は町田のぱくりっぽくて嫌だ
759 :
吾輩は名無しである:04/05/13 23:22
口語体でだらっとしかかけないんだろ?これは。
あえてやってるようには思えないんだけど
口語体でもりさタンが萌えなことに変わりはない!
俺は2作とも読んでねぇけど(笑)
761 :
吾輩は名無しである:04/05/19 18:39
まだ、読んでない。。。
蹴りたいほうを読んだ。
ギャグとしてなら非常にいい出来だ。二回も声を出して笑ってしまった。
惜しむらくは女性キャラの感覚が没個性化していることか。より異質な性格を望む。
763 :
吾輩は名無しである:04/05/20 03:52
恋愛小説かと思って読んでない
765 :
吾輩は名無しである:04/05/20 07:32
綿矢にしても金原にしても多分高橋源一郎や阿部和重の作品は読解不能だろうな。
まあ読解不能でもべつにいいけど
766 :
吾輩は名無しである:04/05/27 06:50
読んでない
767 :
吾輩は名無しである:04/06/17 03:48
>767 読んだまんまだと思うが。
ハツのにな川に対する感情は歪んでいる。ロリコンが小学生に暴行を加えるのと似ている
衝動的な歪んだ感情。>意地悪
作品上では読者に対して「恋愛小説」として読ませる、ミスリードを誘う内容>意地悪
ミスリードして「恋愛小説」としての筋を読んでしまったら佳作止まり>意地悪
769 :
吾輩は名無しである:04/08/04 00:25
本筋としては、ハツの衝動的で歪んだ情動の推移を描いている。
ちなみにロリコンに限らず変態は「自分も被害を受けた事が有る」ことが多い?です。
「コンプレックス」がトリガーになったりします。
770 :
吾輩は名無しである:04/08/04 00:27
裏の著者近影で
芥川賞
ゲット!!
早稲田に友達けっこういるけど、
注目度0らしいよ。
「清楚」「ルックスがいい」とかは、週刊誌の宣伝文句だってみんなわかってるってさ。
見てみたかったから大学に行ってみた。
似たようなの たくさんいるじゃん。
小説書いて写真載ったら、案外みんなうけるかもな。
「清楚」っていうけど、あんま垢抜けてないだけじゃん。
773 :
吾輩は名無しである:04/08/05 17:50
だいぶまえ、朝日かどっかで「綿矢りさに続け!」って記事が載ってた。
紹介された文芸サークル(?)の女子学生どもは
正視できないほどのメガネっ子でした。
実はメイクが濃くて実物は顔がブツブツでも、
笑うと歯茎が出ても、太りやすそうな体質でも
綿矢りさのが何十倍も「美少女」だと思いました。
>>767 さすがにこの二人はちゃんと読めてるね。感激した。
美少女作家として名を馳せたあの綿矢が、
ハツとオリちゃんとの資質の差をえげつないまでに際だたせて書いている。
この作品は、そこを取っかかりとして読まれるべきじゃないかと思う。
「蹴りたい背中」は不気味な存在感放ってると思うよ。
775 :
吾輩は名無しである:04/08/05 19:27
>美少女作家として名を馳せたあの綿矢が、
>ハツとオリちゃんとの資質の差をえげつないまでに際だたせて書いている。
太宰フリークにありがちな描き方だと思うケド。
太宰君は、みじめな人間書かせたら日本一。
綿矢りさ作品のあとに太宰治を読んだら「綿矢りさめ……( ´,_ゝ`)プ」ってなる。
美少女作家なんて肩書きは安っぽいね
天下の芥川賞作家なんだし
周りがもっと持ち上げて崇めないと駄目だと思うよ
綿矢がなんらかの心情をハツに仮託しているとすれば、
自分の女性としての限界を生々しく自覚してると見ることもできるんじゃないかな。
インストールでは器用な高校生だった主人公が、
この作品では泥臭い情念を露わにしている。
紫野高校→文壇そして早稲田大学と世界が広がっていく過程で、
綿矢が失っていったもの、そして獲得したものがこの「蹴りたい背中」に現れている。
万能感→無力感。この落差を見ただけでも面白い。
蹴りたい背中が恋愛小説に発展していかなかったのは、
にな川が、ハツに資質の絶望的な違いと言うものを教え込んだ
オリちゃんのファンだったからだよね。外見がしょぼいくせにオリちゃんが好きで、
絶望的な違いに無頓着なにな川を、ハツは蹴ってしまう。
この背中を蹴るという行為によって、綿矢は一言では言い表せない
混沌と絡み合った感情を見事に表現しきった。
このシーンの巧みさだけ見ても、古今の文豪になんら引けを取るところがないと思うよ。
書くのに一年かかるのも無理はない。
こんな小説を一年に何作も書いてたら、心身がもたないだろうよ。
ちなみに
>>780は作品発表後すぐのインタビューだから、
芥川賞を受賞する前。
おかしなフィルターを通さずに読めば、・・・ん?と思える内容。。。
782 :
吾輩は名無しである:04/08/05 20:08
> 紫野高校→文壇そして早稲田大学と世界が広がっていく過程で、
> 綿矢が失っていったもの、そして獲得したものがこの「蹴りたい背中」に現れている。
> 万能感→無力感。この落差を見ただけでも面白い。
りさヲタきも!
ちょっと大げさに書きすぎたな。
そのインタビューを読んでも考え方は変わらなかったけど、
ハツよりにな川寄りの人間だという発言にはマジかよと思った。
どっちも綿矢なんじゃないかなーと思うけどね。
世間の広さに気付いてしまった綿矢と、無頓着なままの綿矢。
話はずれるけど「蹴りたい背中」、
にな川のビルドゥングスロマンとして読んでも面白い。
綿矢りさ姫の容姿が醜悪だったらそこまで語ることなんて出来ないです時間の無駄です
「インストール」の舞台って埼玉だっけ?
あれなんで埼玉にしたの?
786 :
吾輩は名無しである:04/08/05 20:31
綿矢のじいちゃんが埼玉に住んでるからじゃなかったっけ?
>>784 醜悪ではないけど美人かといえば?がつく。
中途半端な美形だったために祭り上げられてしまった不幸と、
綿矢は正面から向き合って、作品にフィードバックしてると思うよ。
だからおもろいんだって綿矢は。
788 :
吾輩は名無しである:04/08/05 20:37
まぁオモシロ顔だよな。
寄り目だし。
ガチャピン?
磯山さやかが書いたと思って読むと二倍面白い
谷亮子が書いたと思って読むと
悶絶死しちゃう!
外人の手からコーンフレークをついばむ亮子
綿矢りさが、つまらない、あるいは底が浅い、という人に今
何を言っても分からないだろう。
あと三十冊世界の名作を読んで、何人かの
異性とつきあって、それからもういっぺん読んでみることを
おすすめする。これは、そうするに足るいい作品だよ。
795 :
吾輩は名無しである:04/08/06 10:57
思ったんだけど、にな川って「おたく」のわりに淡白っぽくない?
自室でのハツとの受け答えの場面とか。
本物のおたくってもっと奇異な感じじゃないのかなと。
何だか、ただの鈍っぽい変わった高校生のようだ。
>>794 世界の名作なんて読んだこともない童貞にいわれてもなあw
797 :
吾輩は名無しである:04/08/06 11:56
古井のヨウコと読み比べるだけでも「なんか違う」と感じる
外見や年齢、様々なブランド力に惑わされてるような気がしてならんが。
まだ二作しか出てないから想像に任せるしかないという面もある
8000
気になったから文春立ち読みした。
写真は小さいのがひとつ。芥川賞受賞時のもの。
あとはダラダラと文のみ。
・Gパン、キャミソールなど、普通の格好で大学に通ってる。
・自転車に乗っている姿をよくみかける。
・広末と違って、ちゃんと講義に顔を出している。
・遅刻もする。
・文学関係の講義では、綿矢が芥川賞作家っつーこともあって
教授が色々質問するものの、的を射た答えが返ってくることはない。
・太宰のなんとか言う短編について訊ねたら、「読んでませんわ」と京都弁で答えた。
こんな感じかな。とりあえず、買う価値はない。
803 :
吾輩は名無しである:04/08/12 16:35
綿谷のは女は殆ど興味を持っていないのが
興味深い。
自分の周囲では、だろーが。
26歳男だが20ぐらいの子が何を考えてるのかはもはや見当もつかないという状態
にあったし今もやっぱりわからん。綿谷の話は実体験や実際の感覚を下敷きにしてる
だろうから20ぐらいの子の頭の中をのぞけて参考になった。俺らのときとそんなに
生活や価値観は変わってないなと、なんだ安心という部分と、やっぱ俺らより全然
感覚が新しいという感じと両方を感じた。うそでできたつくり話でないところがいい。
「蹴りたい背中」という題名はキーワードなのだろうがまんどくさいので今度書き込む。
その感想を否定する気はないが、
ふーん。同年代の考えてることは分かるのか。
「俺ら」とか、言える感じって、幸せだね。
807 :
吾輩は名無しである:04/08/13 18:13
綿矢りさは、あの年代の少女が抱えている問題を
弱冠19歳にして色鮮やかに描き出した。
他の10代作家には到底真似出来ないだろう作品の深みに
大人はただ舌を巻くしかない。恐ろしい才能である。
>>807 アマゾンで嘘臭いレビュー書いてるのお前か?
参考になりました票が10人中0人の。
文学新時代の幕開け, 2004/08/11
レビュアー: カスタマー 千葉県
こんな若い人がいるとは将来が楽しみです。これを読んで過去の名作を思い出しました。
詰まらないと言う人は小説を知らない人です。要するにひがみが有って、常日頃安い「金儲け小説」しか呼んでいない人です。
これを評価しない人は「まがい物」だと思います。
807はただのコピペでは?
そんな過剰反応して、ネット上の綿矢関係を粘着にネットストークしてることを晒さんでも良いのでは。
ネタ自体がかなり前に賞味期限切れてるのにネットストークしてる、ということを晒す行為がリアルに気持ち悪いよ。
>>810 全くだ。わざわざコピペを貼り付けてまでして、
哀れなキモヲタの仕業だな。
812 :
吾輩は名無しである:04/08/13 19:24
>>809 確かに気持ち悪い
今まで本なんて読んだことない声優ヲタだろうな
813 :
吾輩は名無しである:04/08/13 19:25
蹴りたい背中のレビューん中で809は最初の方に出てくんだけど
俺のそーゆー設定になってんのかな
814 :
さゆ14歳:04/08/13 19:28
>>809 綿谷ヲタの知性の低さが如実に表れているレビューですね。
816 :
吾輩は名無しである:04/08/13 19:49
コラム「忙しい合間に見つける読書の世界が新鮮!」
しかしその他の場所では、その場所を縄張りにしている友人がいないと遊べない。
慣れない場所に一人で行って、緊張しながら遊ぶのは、暇以上の苦痛だからだ。
情けない。ま、あんたを相手にするのは、私だけでしょ。という感じで、本はいつ
も通り、私をじっと待っている。・・・忙しすぎる生活のなかで、不意に訪れたオ
アシスのような暇、一瞬の休息でなければならないのである。たくさんの遊びのな
かから、あえて本を選ぶという、このスタンスの重要さ。私は・・・
817 :
吾輩は名無しである:04/08/13 19:50
コラム「忙しい合間に見つける読書の世界が新鮮!」
本と二人きりにされると、泣きたくなるときがある。暇すぎるときだ。遊
ぶ予定や、やらなければいけないことが、一つも無い日。そんな日に図書館
で借りた本だけが、部屋のすみで私を待っているのを見ると、泣きたくなる。
私の友達は、これか。外はハイキングであろうが、ショッピングであろうが、
どんな遊びでもどんと来い! という感じで晴れているというのに、私は
背中まるめて読書なのか!?
まあ、そんなことを思うなら本を放り出して・・・
酷いコラムだ。
何言ってんだ、芥川賞作家の若さ溢れるコラムでいいじゃないか。貴重だよ。
え?これ綿矢のコラムだったの?
気 付 い て く れ よ
自意識過剰女の気持ち悪いウェブコラムかとオモタorz
図書館教育ニュース
やっぱり気持ち悪い。
ちょっと齟齬が生じてるようなので補足すると、
俺が”気持ち悪い”と指摘しているのは粘着にネットストークしてるアンチ。
ファンが粘着なのは自然といえるから別にどうでもいい。
ネットストーカー・アンチは、嫌いだったら放っときゃいいだけのところを執拗に追い続けてる。
受賞前後の盛り上がってる時なら楽しみ方として理解できるが、他にいくらでも現在進行形で盛り上がってるスレがある中、
かなり昔に賞味期限が切れてるものを必死に中傷し続けてる。
その不自然さが”気持ち悪い”と。
ま、おさーんとかおばはんの考えることは俺にはまだ分らんてだけのことかも知れんが。
>>825 いちいち粘着して解説してるお前の方がキモイよ。
827 :
吾輩は名無しである:04/08/13 21:38
キモヲタ降臨age
>その不自然さが”気持ち悪い”と。
綿矢りさの文体のことをいってるのかとおもた
829 :
吾輩は名無しである:04/08/14 16:28
474 :無名草子さん :04/08/14 12:11
・・・彼女が文藝賞をとったとき、文学界は大変な騒ぎだった。テレビでは特集番組まで出来、大御所・筑紫哲也とも共演。
彼女の通う京都市立紫野高校ではファンクラブが出来、校門前には他校の生徒達の人だかり。極めつけは、精液にまみれた
彼女の著作が毎日ポストに届くようになったことだ。「大学は、地元を離れて静かに通いなさい。住まいは見つけてあげるから」
出版社のその申し出を快諾したのは当然とも言えよう。
もともと英語はネイティブレベルの彼女、大学でもその特技を活かしESSなどに所属するか、とも言われたが、やはり大物は違う。
彼女が選んだのはなんとパンクのロックサークル。聞けば、世界のコンクールに出場しても引けをとらないピアノの腕前。彼女は
現代に生み落とされた美神、そして神童に違いない。・・・
へー。そんなにピアノ上手いの?
>極めつけは、精液にまみれた
>彼女の著作が毎日ポストに届くようになったことだ。
マヂですか?
しかしこう考えると今までの女流作家がいかにブスばっかりだったかわかるなw
833 :
吾輩は名無しである:04/08/14 18:10
ごめん、829(もとい474)はネタなんだ。
本気にしてくれてありがとう皆。
夢を見させてくれてありがとよ
コラムみて改めて思ったけど綿谷の文章って特徴あるね。変なところでテンション
高くみえたり。それで一瞬読む気なくすけど、ちゃんと読むといいたいことは伝わって
くるんだよね。これは蹴りたい背中に対する感想でもあるんだけど。
古井さんだっけ、三浦さんだっけ、芥川賞の選評で「オオカナダモ、は、てこのスタ
ンス」て部分をとりあげて、幼さだけが目につく作品だったと書いてたけど、あの
人にはもう引退してもらおうか。
それは三浦。他も似たり寄ったり。石原シンタロウは論外。
古井由吉はあの中でほとんど唯一、「蹴りたい」をちゃんと読んでる。
世代や性差を言い訳にせず、愚直に自分の読みを出す潔さに
自分はかなり感動した。
837 :
吾輩は名無しである:04/08/18 04:39
この前「蹴りたい背中」読んだけど、文章の才能はあるし独自のものがあると思ったけど
読み返したくなるような感銘はうけなかった。芥川はやっぱ疑問だな。
売れてるらしいけど買ってまで読むほどのもんじゃないと思う。
言いたいことはよくわかるし、どこがいいかとか意見もわからんでもないけど、
つまらん。
「蹴りたい」より「インストール」のほうが文章レベルは低いけど
ヨミモノとしてはまだいいかもしれない。漫画っぽくて。
838 :
吾輩は名無しである:04/08/18 04:54
839 :
吾輩は名無しである:04/08/18 07:16
>唯一、「蹴りたい」をちゃんと読んでる。
おまいなんでそんなにえらそうなんだよw
840 :
吾輩は名無しである:04/08/18 07:20
綿矢と同い年の男があれ書いても芥川どころか文藝賞も貰えねえな
こういうの書いてる男はいるがなやはり芥川は貰えんかった
何せ、自分で画いた絵が自分でわからむというひとなのですから、他人の仕事のよさなど
わかるはずがなく、いやもう、けなすこと、けなすこと。
そんな仮説を「科学的事実」として教え込まれ、それを全く現実として受け取り、恐怖し
ていた昨日までの自分をいとおしく思い、笑いたく思ったくらいに、自分は…
私は平凡なのだ。見せかけだけさ。僕の悪い癖でしてね。はじめて逢ったひとには、ちょ
っとこう、いっぷう変わっているように見せたくてたまらないのだ。
私は固くなって、へんな応えかたをした。ひどくりきんでいたのである。馬場は軽く狼狽
の様子で、
遅筆はかえってわたしの楽しみでさえあるのだが、そのことではなく、私の世界観、芸術
というもの、あすの文学というもの、いわば、新しさというもの、私はそれらについて、
まだ愚図愚図、思い悩み、誇張ではなしに、身悶えしていた。
喉まで出かかった絶叫を、私の弱い卑屈な心が、唾を呑みこむように、呑みくだしてしまった。
気弱く肯定する僻んだ気持が頭をもたげ、とみるみるその卑屈の反省が、醜く、黒くふく
れあがり、私の五臓六腑を駆けめぐって、逆にむらむら憤怒の念が炎をあげて…
841 :
吾輩は名無しである:04/08/18 09:37
「蹴りたい背中」褒めちぎってるやつは、己の恥ずかしさに気づいた方がいいよ。
特に小難しい文学理論まで援用してマジに語るやつ。
金原は即受賞決定、でも綿矢はなかなか選考委員がうんと言わなかった。
その程度の小説を、何を改まって有り難がっているのか。
りさタンハァハァの方がはるかに潔いよ。
842 :
吾輩は名無しである:04/08/18 09:38
841は在日韓国人。
843 :
吾輩は名無しである:04/08/18 12:55
842は山田梨沙20歳本人
844 :
吾輩は名無しである:04/08/18 14:09
845 :
吾輩は名無しである:04/08/18 17:43
綿矢りさにも何%か印税入るんだろうな
どこまで金稼げば気が済むんだ
846 :
吾輩は名無しである:04/08/18 19:22
太田出版かよ。w
内容的には宝島社の「美少女萌え文学」と同レベルな悪寒。
848 :
吾輩は名無しである:04/08/18 20:18
「文学新時代の幕開け」なんてタイトルを銘打ってるから
どんな高尚な事が書かれてるのかと先を読めば、
なんて事はない、頭の悪い俗物そのものでした。
太宰は文章から何かが滲み出るような作風なんだけど、
綿矢の文章って読んでてスッカスカなんだよな。
空っぽ臭い。
細部だけじゃなくて描写を見てやれ
ばななぐらいのスカスカな描写力だとむしろ清々しいんだが
綿矢のは中身スカスカなのに無理して描写に肉づけして
いかにも"ブンガク"してる臭いがする。
本人は"芸術"してるつもりらしいけど、あれはブンガクだよ。
錆びた薬缶に必死になって金メッキ貼ってるっぽくて
嘘臭いんだよなぁ。
853 :
吾輩は名無しである:04/08/18 22:54
綿谷の文章はかなりいいと思うが。最近の奴らにしては。
最近のは読みやすいだけ、という文だけど、
綿谷は読みやすくなおかつ高度な表現をしている。
2ちゃんねらーは珍しいものを叩きたいだけだろ。
あんなキモイ文章は今まで読んだことなかったな。
単行本で買わなくて良かった。
856 :
吾輩は名無しである:04/08/18 23:22
>綿谷は読みやすくなおかつ高度な表現
どのあたりが高度かと(ry
857 :
吾輩は名無しである:04/08/18 23:28
「みてみてあたしスゴイでしょこんな表現をさらっと使える
大人には無理かもしれないだってあたしたちの世界わかんないでしょ
てゆーかあたし太宰も上手いなって思えるくらい本読んでるけど
まだまだ大学生ですし世の中?そんなもの知らないから
甘えても許されるはずそうさせてもらうわ」
こんな匂いがぷんぷんしとりますな
なんだこのアンチ。
ただの言いがかりならよそでやれ。
インストールのときはまさしく
>>852程度の作家だったと思うけどな。
文学板のアンチはレベルが低い
というのは定説。
860 :
吾輩は名無しである:04/08/19 00:27
文学板に登場するキモヲタは、
綿 矢 り さ 本 人
だという説がありますが、いかがでしょうか
861 :
吾輩は名無しである:04/08/19 00:28
「なんだこのアンチ。
ただの言いがかりならよそでやれ。」
ランディのスレでも言ってやりなさい。
862 :
吾輩は名無しである:04/08/19 00:29
綿矢のヲタは気持ちが悪い。
見てて吐きそう
864 :
吾輩は名無しである:04/08/19 00:30
でも何が一番キモいっていったら、あんなもんを
狭い知性と乏しい読書体験を武器に必死になって擁護してる綿矢門徒。
865 :
吾輩は名無しである:04/08/19 00:31
吐きはしないが「容姿も才能のうち」というのがありありと感じられてキモイ
866 :
吾輩は名無しである:04/08/19 00:34
蹴りたい背中127万部のうち115万部くらいは裏表紙の写真目当てで買った人じゃないかなあ。
867 :
吾輩は名無しである:04/08/19 00:34
ポイ(ノ ̄ー ̄)ノ :・’.::・>+○┏┛焼却炉┗┓
誉めてると「門徒」とかっていう謙虚な感覚は新鮮だなあ。
ほめるのは上から見てる人間のすること。
綿矢りさを冷静に上から見られない
綿矢りさ嫌いは、誉めてる奴よりよっぽど綿矢りさに興奮している。
ということがレスを見ていると読み取れる。
869 :
吾輩は名無しである:04/08/19 07:25
>>868 >ほめるのは上から見てる人間のすること。
ひょっとすると、おまえの感覚のが綿矢より新鮮で斬新かもな。
小説書いて文藝におくれや
というか本気で綿谷より金原が上だと言ってるやつがいることにびっくり。
金原は下、綿谷は中レベル。大した作品じゃないが悪い作品じゃない。そのことを
わかってんのかな。
あと金原も綿谷も文学オタには書けないものを書いた。文学として価値があるか
分からんが読む価値がある。
加えていうと俺はふたりとも好きじゃない。あの世代というものも好きじゃない。
糞だと思ってる。吐き捨てたくなるほど餓鬼な世界観だ。
金原のは純分オタには書けないエンタメ系小説だが、
綿矢のは高校の文芸部でよく見かける話だ。
873 :
吾輩は名無しである:04/08/19 12:49
>>870 選考委員にいってやれ。な。
金原のが高い評価をもらってんだから。
874 :
吾輩は名無しである:04/08/19 18:48
芥川ってのは奇をてらったものが評価されんだよ。
山田のデビュー作みたいにな。
875 :
吾輩は名無しである:04/08/19 19:44
綿矢の発言きくかぎり
馬鹿
876 :
吾輩は名無しである:04/08/19 19:45
>874
山田?
リアル鬼ごっこ?
それとも普通に山田梨沙のことか?
>875
卓球の愛ちゃんのが中身のある話をしてくれるよ
アレだろ?山田詠美の事だろ?
>>876 >卓球の愛ちゃんのが中身のある話をしてくれるよ
ワロタ。禿同。
わろたとか書いてれば冷笑的でかっこいいと思ってるんだろうなあ。
批評したいので、
誰か少しでも引用して書いてみてください。
著作権に触れないように適度にカタカナ等交えながら
881 :
吾輩は名無しである:04/08/25 23:08
( ´_ゝ`)
882 :
吾輩は名無しである:04/08/25 23:56
買って読む価値のある本だから買えって。
>>880 まんどくせ。誰かどっかから文章とってきて貼り付けてください。
それをみんなで批評しませんか。
880=883
図書館では長蛇の予約待ち。
辛うじて金原さんのだけ立ち読みしてきました。
辻系な気がしたな。
普通に面白かったけど、こう、自分に反映できるものは何もなかったな。
886 :
吾輩は名無しである:04/08/26 18:04
887 :
吾輩は名無しである:04/08/26 18:05
>>879 >わろたとか書いてれば冷笑的でかっこいい
おまいすげえイイ感性してるぜ
小説書いて文藝に送れや
888 :
吾輩は名無しである:04/08/26 18:12
>>879 独り言送信すれば冷笑的でかっこいいと思ってるんだろうなあ。
結局ウンコなのにな。
890 :
吾輩は名無しである:04/08/26 20:26
( ´∀`)プ
891 :
吾輩は名無しである:04/08/26 20:31
●あの"無印良品"は実在した! 『綿矢りさのしくみ』
(2004.08.25/編集部 村上)
Install This&Kick Your Back!!! 本書は、あの100万部以上売れてなおかつ面白かった小説『蹴りたい背中』、そして綿矢ワールドに関する、ありそうでなかった研究本です。綿矢ファン&新世代小説家志望者&読書感想文やってない人、ぜひご一読を。
贅沢な執筆陣による中身は以下のとおりです。
●第1章 ルポルタージュ:「綿矢りさ」と、同世代の文学少年・少女たちby吉本謙次(元早大生)
●第2章 徹底吟味 『蹴りたい背中』の技術水準by渡部直己
●第3章 「にな川」の欲情する背中ーー『蹴りたい背中』を尋常に読むby小谷野敦
<特別付録>
1)綿矢ワールドを歩く:『インストール』『蹴りたい背中』のモデルになった場所はここだ!
2)綿矢りさキーワード小辞典
3)第2の綿矢りさをさがせ! :文学少女ポートレイト集
たとえば、
・ よく「文章が上手い」って言われてるけど、具体的にどこがどう「上手い」のか?
・『蹴りたい背中』の名物キャラ、「にな川」君が意味するものとは?
・ブーム? 同世代文学? 大人の若者研究? 実際のところ、彼女はどう読まれていたのか?
・・・そんな疑問に答えます。
おまいら買ったか?
892 :
吾輩は名無しである:04/08/26 20:47
胃袋に手が引きこもるくらいいらねえ
893 :
吾輩は名無しである:04/08/26 23:08
てゆーかあの無印は京都の近鉄に入ってるアレだろ
で、影をつないで歩く、とか言う商店街はアレだ
どの商店害?ていうか焦点害なんかでてきたっけ?
895 :
吾輩は名無しである:04/09/01 18:00
あの本を理解できないのは腹が立つを通り越してかわいそう
あれだけわかりやすく書いているのに
情景描写がすばらしい
主人公を中心に、情景を書くことによって登場人物の気持ちを見事に表現している
とにかく無駄がない。無駄がない分、読みやすくなっているのだと思う
一見何気なく書かれている情景も、全て何らかの意味があって書かれているんですよ
なにより「背中を蹴りたい」というある種以上とも言える気持ちを、女子高生の物語の中で自然に描かれていることが凄い
自然であるがゆえに、この小説を「ただの日記みたい」という風に評価してしまう人がいるのだと思う
「背中を蹴りたい」気持ちは、誰もが持っているものだと思う
ただそれは、無意識の世界の奥底にしまわれているのではないかと思う
選考委員の人で反対した人も、年配の方がただ文章になじまなかっただけで、内容そのものを批判している人はいなかったような気がする
なんでもかんでも批判すればかっこいいというものではありません
一度読んでもわからなかった人は「背中を蹴りたい気持ち」に注目してもう一回読んでみてください
それでもわからなかった人は、もっと勉強してください
ちなみに、この投稿に噛み付いてきても返信するつもりはありません
これっきりです。あしからず
なあ、コピペなんだろ?
897 :
吾輩は名無しである:04/09/01 18:32
ていうか綿やってわりとデブだよな。肉付きよい
898 :
吾輩は名無しである:04/09/02 07:45
綿矢っておしゃれはしないのに整形はするんだね
>>805 記録写真的な資料にはなるって事か
>>806 分かるべ。それを好こうと嫌悪しようと、
奴等の考えている事は(表面的な部分なんてもう)おんなじ。
勿論当方は嫌悪しまくり。
「当方」って同人関係の板でよく使われてるよね。
「べ」とか「しまくり」もやだな。「奴ら」も。
>>895 「風景の発見」って奴だね。
見つかって良かったね。
903 :
吾輩は名無しである:04/09/17 16:16:51
漫画だったらわりと好きな作品だったかもしんないけど、
文章が気持ち悪くて面白くなかった。
『蹴りたい背中』今日読み終わった。
ちょっと小説読むのにどのくらい時間がかかるか調べたかったので、ストップウォッチで計ってみた。
約1時間55分かかって読んだ。
内容に関していえば、比較的よくできた女子一人称小説だと思う。少なくとも、二十年前の同ジャンルである堀田あけみの『1980アイコ十六歳』よりは気持ちよく読める。
この読みやすさは、一つに語り手である主人公が自分を客観的に見るクールな人間であることが大きい。そしてにな川や主人公の友達などがただの馬鹿な人間じゃないとこもいい。
この手の一人称青春小説は主人公だけが目覚めていて、回りの人間は目覚めてない馬鹿ばっか・・・みたいになりがちだから。
あと、文学界の対談で藤沢周もいってたけど、全体の空気感が魚喃キリコの漫画に似てると思った。
905 :
1@CLIE ◆GodOnnDc.o :04/11/27 09:39:33
ところで神です
∬ ノ〈ヽ ∬
∫ 〜・ ,,,i.,ξ,}.,./:;;';`;:゙、 ・〜
〜∞ /'";゙糞;`;同;;人;`、 ∞〜 ハニャーン♪
∬ /;#∴;゙;,’虫;゙猫';、;゙;;:';ヽ ∬
∫ l';,:..,:;○┌──┐○;:;:i ∬ ウンチサンと 一日中 ダッコ♪
∬ ';;;゙#';゚;';;;,. /;;;#';/ ∫
〜∞ ヽ;゙゚,;';,:';.,;,:';.__,ノ;;:':ノ ・〜 ウンチサン は ギャクサツチュー じゃ ナインダネ♪
∫ i,';-─-、 ;:人;:;:;r'''ヽ ∬
∬ l,;;#;,';,;:;';)(;;;:;;:):〈;:';;':;} ∞〜 ヨカッタ〜♪
〜・ |;;'::-一'´:(;;:;;;;:;;):ヾ,;;ノ ∫
∫ ノ;,';,$::;,.;;,';,::;,.;:;:#:;:::;ヽ、,,_,,..-‐-、 デモ ウンチサン を 食ベルト ドージンオンナ さん ガ
,.-‐-、.,,,_/⌒ヽ;,';,#,。,;゙;゚∴;キ;;.;;';;;::#;::;,;';;,';,;;:;:)
(;;;゙;;'';;;;';; i ;;0:' ;|,,;;',;',,';.;;;*;。';:.;:。;';';.,,;';;;ノ ギコくん バッカリ ダッコスル …
`゙゙゙`''''‐'゙ヾ;;;ソ‐'''"~'゙`';゚;゙'´`'"゙'"´ ̄~´
;;"゚∴;、’;;;.;:..,.
907 :
?a´?y?I´?1/4?3?μ?A°?�?e´:04/11/27 20:52:53
>>904 埼京線つかってますか?
人目をきにしながら「蹴りたい」読んでたサラリーマンをみつけてしまったのですが・・・
909 :
吾輩は名無しである:05/01/13 13:13:50
9g
910 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/17 12:18:06
79
911 :
話題提供。:05/03/01 18:32:03
飽くまで真面目にいえば、『蹴りたい背中』を一読すると、文学賞受賞の公式が発見される。それはつまり、あっ一体何をljjづyhんン;vmんsんsmkdk、m
912 :
吾輩は名無しである:05/03/04 01:51:44
大好きな太宰の100分の1の才能もねーな、この人
つーか軽すぎなんだよ。それなりにおもしろいんだが・・
最近の芥川賞だめぽ・・介護入門とかありえん
913 :
吾輩は名無しである:05/03/06 17:45:04
>>912 じゃあ誰がいいのか挙げてみろよ
否定だけ=厨房ニートだぞ
面白い事は否定しないけど、
芥川賞って言われると??だな。
物足りない感じがする。
吉田修一のときも、綿谷りさのときも、モブノリオのときも、阿部和重のときも、
石原慎太郎が一番まともな選評をしているのが気に入らない
そりゃ彼は一千万都民の一般的良心を代表する長だから。
それをまともと感じる君はまともな都民、ってことで。確かに
それは文学板にいる君にとって「気に入らない」事態かもしれないけど
しょうがないよ。
917 :
吾輩は名無しである:05/03/07 23:09:55
>>913 912じゃないけど「杳子」なんていいじゃないか。
913がいっているのは、じゃあ、今誰にやればお前は納得するんだよ!
ってことだと思う。
919 :
吾輩は名無しである:05/03/08 00:17:30
絲山の「袋小路の男」がノミネートされなかったのはおかしいと思う。
921 :
吾輩は名無しである:05/03/18 12:04:07
8
才能ありすぎ。あとは人生経験だ。漱石超えるね。
923 :
吾輩は名無しである:05/03/18 16:31:25
924 :
吾輩は名無しである:05/03/18 18:33:12
雨にも恨み 風にも呪い
雪にも夏の暑さにも妬む
丈夫なエラをもち 慾は果てしなく
決して静まらず いつも大声でどなってゐる
一日にコーリャン四合とキムチと少しのコチジャンを食べ
あらゆることを自分の勘定に入れ
半ば見聞きし分かったつもりになり そしてすぐ忘れ
半島の禿山の陰の小さな萱ぶきのあばら家にゐて
東海に日本の竹島あれば行って旗を立てて威張り
西に宗主国あれば行ってそのご機嫌を伺い
南に死にそうなベトコンあれば武器を向けてこわがらなくてもいいと殺し
北に旱魃や飢饉があればつまらないものですがと日本の米を送り
日照りの時は謝罪を求め 寒さの夏は賠償を求め
みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず 尊敬もされず
そういうものに わたしは なってるニダ
∧__∧ ________
<丶`Д´>/ ̄/ ̄/
( 二二二つ / と)
| / / /
925 :
吾輩は名無しである:2005/03/27(日) 23:22:14
みんな考えてることだと思うけど、第三作品が期待される。
926 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 01:50:11
石原慎太郎氏の選評の発言はどういう内容だったんですか?よろしければ、おしえてください。最近の芥川賞作品を読んでいないので。
927 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 07:19:10
作品(作家?)の質は、よしもとばななと同じ部類か?
時が過ぎ去ってしまえば、ただ感性だけがみじめったらしく残っているような。
25歳、30歳、35歳、40歳。
綿矢りさは何を書いて、何を表現したいのか?
あるいは、表現したいものはないのかもしれない。
とりあえずそれらしい作品を書いてみよう、というスタンス。
まさかね。
928 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 09:11:43
ありがとうございます。
929 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 10:21:51
>>927 >綿矢りさは何を書いて、何を表現したいのか?
別にお前が心配しなくても良い。
930 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 12:34:03
感性ーこの言葉は神聖で犯しがたい領域なの?なんだかこの言葉の前で。。。よく戸惑う。そう言われてしまえば、実も蓋もなく会話も途切れる。
>>929 進藤 小説の素材の選び方がキャッチーだし、上手いですね。
綿矢 ありがとうございます。ただ、筋はあまり無いですけどね。
っていうスタンス。
綿谷の作品に創価学会の考え方が反映しているのか?
さっき他スレで知ったんだがちょっとキモイ。
933 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 12:20:12
o
934 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 14:24:14
インストールと蹴りたい背中ではまったく作風が異なる。まだ、彼女の作風というものが決定づけられていない証拠だ。
935 :
吾輩は名無しである:2005/04/10(日) 00:10:29
まだ2作しか書いてないし、若いからね。
これからの人だし。
936 :
吾輩は名無しである:2005/04/10(日) 00:12:55
>>935 これまでの人だよ。
石川利光みたいな末路を。。
937 :
吾輩は名無しである:2005/04/10(日) 00:14:40
まだ二作品のみだけど、あんまり物を考えてる感じはしないなあ。
特に書きたいもの(書けるもの)はないんじゃないか。
「学校もの」以外は。
「ものを考えてます」とすぐ分かるようなのを書ける
のはバカだけだろう。
939 :
吾輩は名無しである:2005/04/10(日) 11:22:51
散策芽が出たらすごい話題になるだろうな。
940 :
吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 21:33:13
世界文学の二大巨峰を生み出した天才作家か。
942 :
吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 10:22:00
二作品はともに学校という手っ取り早い素材があったわけだが、
彼女が学校と縁が切れた時、果たして書くものがあるのか非常に興味深い。
おそらく社会に出ることもないだろうから、
あの狭い世界をそのまま引きずるものと思われ、などとマジレスするのも虚しい。
>938
インタビュー読んでても考えてなさそうなのが伝わってくる
そこがいい、という人間が多くいる
友人などは、普通っぽくてかわいくて控えめで処女っぽいから好きだそうだ
>939
どんな写真を出してくるかが問題
吉本ばななの「かなしい予感」に雰囲気が似ていると聞いてブクオフで購入し読んでみたが
父親の鉛筆削りがどうとかいうエピソードはこの本からきたのかもな
ベランダの描写とか
944 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 15:35:19
>友人などは、普通っぽくてかわいくて控えめで処女っぽいから好きだそうだ
つまり作家としては認めてないわけだw。
945 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 20:19:23
そ の と お り
ま、どんな作家でも「あんなの作家じゃない」という
人が世界に一人はいますから。
947 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 22:00:11
先日、同じゼミの男子学生が
綿矢りさの場合、書いてるものはどうでもいいんだよね。
かわいいから言動が気になるっつうか。
と言っていた。気持ちが悪かった。
最近出してるのか、本。
「インストール」はくだらないサブカルだと思ったけど、
「蹴りたい背中」は日常をサバイブするという感覚を
持っている人間にとって、真実必要とされる作品だと思う。
生きる力を与えられた。
そうかあ?
解答が無くてどうしろっつうのって感じ。
アレで生きる力を与えられるのって、一体どういう感覚なんだろ。
綿谷りさもはぶられ経験あるんだ!!僕も私もそうなんだ!!
みたいな慰めなの?
951 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 12:36:27
9
952 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 18:09:47
本出して賞とってる人にしては若いしかわいいだけで、
普通に一般人の中で見たらかわいくないだろ。
ブサイクでもないが。
つーか歯グキでてる。
こないだサガンのインタビュー集読んでたんだけど
19才、処女作バカ売れ、ルックス良し
っていうデビューの状況は似てたりすんのかな
サガンは世界レベルで売れてたみたいだが
954 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 02:01:18
綿矢りさの場合、書いてるものはどうでもいいんだよね。
かわいいから言動が気になるっつうか。
サガンよりワタヤのほうがいい。和物の場合特に、
「世界レベルでいきなり売れる=いい」ではない、
ことはいうまでもない。
956 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 17:46:12
日本レベルでいきなり売れる=いい
てのも違うし。どうなのよ。
サガンになりたかった山田詠美
どうなのよ
958 :
吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 12:00:21
e
959 :
吾輩は名無しである:2005/06/08(水) 18:18:51
葉緑体?オオカナダモ?ハッ。っていうこのスタンス。あなたたちは微生物をみてはしゃいでいるみたいですけど(苦笑)、私はちょっと遠慮しておく、だってもう高校生だし。・・・。
これに噛み付いてた糞批評家笑えるな
ただの冗談だってのに
でもなんかこの言葉の軽快さは痛快だ
960 :
吾輩は名無しである:2005/06/08(水) 20:11:29
りさたんは本気で書いてる。
馬鹿にすんな。
インストールしか読んでないけど、読みやすさはあるよね。
内容はまあいいじゃないか。これから化けるよ。
若いのに、読みやすいだけで内容がないのは痛い。
新人の場合、普通、逆なのに。
963 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 11:45:02
痛い
964 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 13:41:19
【社員募集】
キラーン+.. ..∧_∧ 文章のうまい下手は気にしなくていい
(-@∀@)彡 コピペ・捏造すれば記事はかける
(φ 9m 駆け出しの頃、サヨクのおじさんから聞いた言葉です
人 Y 。 一記者の仕事は文章を書くところから始まるのではありません
。し (_) + 連想と想像力・・
+ 、、、、、、其の中から使えるネタを探し出す
仲間を待っています
965 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 05:46:26
一年以上だれも書き込んでないスレに書き込んでみる。
スレ間違ってますよ。
りさたんのこと悪く言うな
968 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 05:49:55
/⌒|___/⌒ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○。 | .| ヽ /。/ < 立たない!
<| .| |ノ/ / ・\_____
。・ | 丶 ヽ./
ヽ ヽ
\ \ 【注意】
\ \ このAAを見た人は肝心なとき
/ つ \ ち○こが立たなくなります。
/ /\ \
/ / \ .\
/ / \ ヽ
丿⌒ ̄ ̄ ̄⌒ / ノ⌒ ̄ ̄ ̄ 丿
|_つ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_つ
変な方に騒がれてる感はあるけど
個人的には面白いし
変に難しく書かないところが良いと思う。
そろそろパクリで騒がれそう。。。
すでに過去の人になってるのな。文芸賞の最年少記録も更新されたし……。
賛否両論、騒がれるだけ騒がれてあとは音沙汰なし。
こういう作品、作家はこれからいくらでも現れるんだろうなー。なんだか空しい。
ミリオンセラーとかなんとか賞とかドラマ化とかはいいからさ、
何十年たっても地味に本屋の片隅に置かれ、細々と読み継がれていくような作品がいいよ。
972 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 23:31:31
エロ小説
973 :
吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 10:18:26
さて
そろそろ本気で作品論に入ろう
だれか知恵貸してください。
蹴りたい背中で読書感想文書こうと思って。
んで、クラス内で孤立している彼女と俺とを投影させて、自分が心地よいように繰らせばいいじゃん!
あえて孤立を選んでるんだから。みたいなノリで書きたいんだけど、何かアイデアをくれ。
具体的な。
文学板の秀才方お願いしますょ
「孤立」についてなら『無頼伝・涯』でも読め
976 :
吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 02:40:37
赤門前で聞け
977 :
吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 02:49:07
>あえて孤立を選んでるんだから。
本当にそうか? もう一度よく考えろ。
私はクラス内で孤立しています。それなので共感を持って読むことができました。
でいいじゃん
>>974 そういう感想文どっかで読んだな。
題は「野ブタ。をプロデュース」だったな。
世界最高の文学を二作連続で出す天才作家。十代の時点でこれだけ才能に恵まれた人も
世界で彼女くらいだろうね。
981 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 18:09:45
【インストール】… 「ラブ&ポップ」のパクリ
【蹴りたい背中】… 「僕って何」のパクリ
特に「背中」は、「僕〜」の男女ひっくり返し、
現代版に焼きなおした(学生運動→アイドルの追っかけ)だけのような・・・
あとこの女、
文体、キャラともに
「あたしって頭いいのよ!」感を匂わせているのが鼻につく。
明らかに、女子高生の一人称にはふさわしくない言葉使ったり
> 「僕って何」のパクリ
さすがにこれはねぇべ。
僕って何の僕は、他人任せでふらふらと翻弄されるダメ男
蹴りたいの主人公は、興味本位で自分からにな川に近づく好奇心旺盛な女子高生
この時点でだいぶ違わね?
983 :
吾輩は名無しである:
どこかのスレに書いてあったけど
蹴りたい背中は、よしもとばなな「哀しい予感」の影響が感じられる。
ブクオフででも買って、一度読んでみそ。
あ、なんか似てる、と感じるよきっと。