>>12 >ピランデッロ
「作者を探す六人の登場人物」の作者ですね。
ショーのつぎに読もうかと思っています。
それにしても博識だな。なんで近代劇なんていうマイナーなジャンルに関心を?
わたしなんて古本屋で「ストリンドベリ名作集」を見てはじめてその存在を知ったのに。
そういえば木下順二がどこかで言及していたなとそこで思い出して。
イプセンとストリンドベリというのは並べられて論じられることが多い。
だけど、いま見るとイプセンは残って、ストリンドベリは見事なまで消えた。
つまりイプセン作品は現在多種入手可能なのにストリンドベリはほとんど入手不可。
なぜか。イプセンのほうが教育的なせいだと思う。常識的というのか、学校演劇になるというのか。
ストリンドベリはやばすぎる。取り扱い不可、精神病患者措置入院といったおもむきがある。
ストリンドベリは創作をしなかったら間違いなく犯罪者になるタイプだから。