1 :
吾輩は名無しである :
04/01/26 03:13 漱石ですら海外ではほぼ無名って聞いたけど, 日本の作家とか作品って世界的にはどれぐらい知名度あんの?
3
綿矢りさは今世界中で大人気です
4 :
吾輩は名無しである :04/01/26 03:30
三島は好きな人多いみたいだよ
5 :
吾輩は名無しである :04/01/26 03:35
ミシマとムラサキ(式部)は一般にも有名みたい
6 :
吾輩は名無しである :04/01/26 03:39
ミシマとムラサキ(式部)は一般にも有名っぽい
7 :
吾輩は名無しである :04/01/26 03:42
グレン・グールドが夏目漱石の『草枕』を愛読していたのは有名だな。 あと海外の書店覗いたことがある人ならわかるとおもうけど、村上春樹 の翻訳が滅茶苦茶多い。ミシマ好きな外人っては日本のオリエンタリズ ム云々に惹かれてるだけか?
8 :
吾輩は名無しである :04/01/26 03:56
川端とか大江も読まれてるんじゃないの?当然。 『細雪』とか、『伊豆の踊り子』とか、いかにもって感じ。 外人の先生から名前が出てたような気がする。 あと三島の名前も。 オリエンタリズムではないと思うよ。耽美だからなんじゃないかな、単に
9 :
吾輩は名無しである :04/01/26 03:59
外人にうけるコツってやっぱ東洋趣味?
10 :
吾輩は名無しである :04/01/26 04:10
漱石の作品は人間の心理を描くことには優れてると思うけど, 海外の文豪にみるような鋭い社会性がない。 そこが,漱石を海外で広めるのにむずかしい点では?
11 :
吾輩は名無しである :04/01/26 04:15
ばななの「キッチン」は欧米で売れたんじゃなかったけ? ソースは漏れの脳内の片隅の残りわずかな記憶だが
12 :
吾輩は名無しである :04/01/26 04:23
漱石の『文学論』と『文学評論』の海外的評価はどんなもんなの?
>>11 ばななっちはイタリアで特に人気で、
賞も取ってるよ。
14 :
吾輩は名無しである :04/01/26 04:53
鴎外の記念館がベルリンにあるけど, ドイツでは有名なの?そうであってほしい・・・
ちなみにトムヨークは春樹のファンだが
16 :
吾輩は名無しである :04/01/26 11:14
日本文学の英訳って、訳者による註釈が全くないものが多いんだが、 あれで外人は理解できるんだろうか?
amazon売上だと、アメリカでの日本文学は 春樹>川端>三島>>>>超えられない壁>>>>>その他大勢
>>16 欧米人もあちらの文学作品の日本語訳について同じようなこと思ってんじゃないの。
19 :
吾輩は名無しである :04/01/26 11:35
ていうか文学における翻訳ってどう捉えられてんの?
残念ながら春樹なんだわな
何で残念なの? 外国にも知られてるってことで、同じ日本人として春樹を誇りに思えばいいじゃない。
だって嫌いなんだもん♪
あえて同じ日本人として感じるとすれば 誇りよりは恥ずかしさだな
安部公房は海外でも評価高いんじゃねーの?
>>15 _/ ̄|○
25 :
吾輩は名無しである :04/01/26 17:04
かなり高いよ、公房は。 ボルヘスもほめてた。 逆にもっと評価されてしかるべき武田泰淳は無名。
武田泰淳は日本でも無名
27 :
吾輩は名無しである :04/01/26 17:09
春樹がロシアでブームになってるってNHKでも特集してたな。 残念ながら見逃したけど。
28 :
吾輩は名無しである :04/01/26 17:22
春樹の何が、そんなに、高く、評価、されて、いる、の、です、か?
春樹は格国の甘えん坊に人気
30 :
吾輩は名無しである :04/01/26 17:32
いや、まじで何が評価されてんの? ノルウェーの森読んで以来、読む気がしないんだが。
アダルトチルドレンなところ
世界の終わり読んでから読む気がry…
33 :
吾輩は名無しである :04/01/26 21:34
春樹が読まれてるのはわかったけど, トルストイとかトーマス・マンなんかと同列に扱われてる日本の作家は いないだろ やっぱ日本文学のローカル性はぬぐえない
34 :
吾輩は名無しである :04/01/26 21:35
春樹が読まれてるのはわかったけど, トルストイとかトーマス・マンなんかと同列に扱われてる日本の作家は いないだろ やっぱ日本文学のローカル性はぬぐえない
35 :
吾輩は名無しである :04/01/26 21:43
フランスの読書誌Lireが選んだ2000年の収穫ベスト10。 ○第一位: Ebene par Ryszard Kapuscinski ○第二位: Ingrid Caven par Jean-Jacques Schuhl ○第三位: Le portail par Francois Bizot ○第四位: Dans ces bras-la par Camille Laurens ○第五位: Mes soldats de papier (1933-1941) par Victor Klemperer ○第六位: La correspondante par Eric Holder ○第七位: L'abolition par Robert Badinter ○第八位: Lignes par Murakami Ryu ←注目 ○第九位: La memoire, l'histoire, l'oubli par Paul Ricoeurリクール ○第十位: Bleu par Michel Pastoureau
36 :
吾輩は名無しである :04/01/26 21:43
「砂の女」は旧ソ連をはじめ当時の共産圏各国でベストセラーを記録した、と何かで読んだ記憶がある。
37 :
吾輩は名無しである :04/01/26 23:48
芭蕉は人気高い。英国出身作家志望の知り合いと 洋書コーナーうろついてたら芭蕉があって、 OH、BASHO!だって。あとミシマ、カワバタはよく聞く。 公房はあんまし周りでは聞いたことない。 結局ミシマカワバタシガらの「和」なところが少し興味を 引く程度で、大して眼中にないって感じだった。 英語で読める作家でミシマやカワバタをしのぐ作家っつったら 腐るほどいるからな。わざわざ読むまでもないのかもね。 ちょいとブルーだ。
38 :
吾輩は名無しである :04/01/26 23:55
サルマンラシュディーやカズオがブッカー取って結構重要なポストを占めてるのを 見ると人種よりむしろ英語を利用して書くか書かないかが注目されるか否かの分かれ目じゃないか。
39 :
吾輩は名無しである :04/01/27 16:23
カズオイシグロは質的には春樹と同系だよ。 軽い感じで受け入れられてる
40 :
吾輩は名無しである :04/01/27 19:52
三島、川端、谷崎が三強。
大江のおじさんはどうでつか?
42 :
吾輩は名無しである :04/01/29 11:14
古井っちは????
ごん狐 ゆうめいですか
GON FOX になるんでしょうか
foxy gon
>>38 人種だろ、、
あの人、5歳までしか日本にいなかったんでしょ?
辻仁成
48 :
吾輩は名無しである :04/01/30 00:01
海外では三島が一番評価されてんじゃない?
シンイチ・クドー「文学なんてうんざりだ」は海外で評価されてる
50 :
吾輩は名無しである :04/01/30 00:08
ビョークがミシマ読んだって言ってた気がする。
三島が一番読まれてるんだろうね。大江って辻より読まれてないん じゃない?
52 :
吾輩は名無しである :04/01/30 00:17
ヨーロッパ人の友達が三島の本に夢中になってて、三島はすごい、すごい、 とよく本を振りかざしていた。そしてその頃「潮騒」しか読んでなかった俺は 大恥をかいた。
53 :
吾輩は名無しである :04/01/30 18:52
ロシアの友達(女)春樹すきだって言ってた。 台湾の友人(男)柳_がすきだって。
まあ今は欧米でも文盲が増えてるし(特にアメリカ) 春樹や辻が売れるのも不思議ではないな
宮本輝がフランスだかドイツだかの何かの催しに招待され、パーティーで 向こうの連中が、Mr.ミヤモトはミシマをどのように評価していますか? と、質問されたので「あんなクドい文章のどこがいいのか私にはわかりません」 みたいなこと言ったら、場が一気に白けてしまいましたとさ。 てなくらい三島マンセーなのだ。馬鹿なやつらだな。
浅田彰
『少年カフカ』ね。『海辺のカフカ』の読者から寄せられた質問や感想に村上春樹が
答えたのをまとめたっていうんでしょ。
ぼくは、村上春樹って、あの田舎くささと貧乏くささに耐えられなくて、
どうしても最後まで読めないから、田中康夫流に「読まずに評する」しかないんだけど、
率直にいって最低のものだと思うよ。
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』だって、旧来の野崎孝訳『ライ麦畑でつかまえて』
は、やや古臭いものの威勢のいい語り口で、なかなかよかった。
村上春樹はそれを去勢しちゃったわけね。
たとえば、お得意の「やれやれ」っていう言い回しで、外に対する怒りを内なるあきらめ
に転化して流しちゃう。小説だって同じでしょ。
でも、たとえばノーベル文学賞が次に日本に回ってきたとき村上春樹が受賞する可能性は高いよ。
海外でものすごく翻訳されてるから。
彼は、アメリカのミニマリズムを日本に持ってきて、いわば翻訳小説を書いてるんだけど、
それをまた向こうに持っていくから、わかりやすいんだな。
そこはかとない日本的あきらめムードみたいなのをアメリカのミニマリズム風味で
書く、と。
ttp://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/200308/index.html
春樹―オースター―フィッツジェラルド―カフカ―サリンジャー―アーヴィング これが最悪のラインなんですよ
58 :
吾輩は名無しである :04/01/31 05:05
>>57 まあ浅田はカフカ好きみたいだけどね。確か『プレイバック高校時代』
とか言う本に書いてた。あとそこに初めて読んだペーパーバックがサリン
ジャーのらい麦ってのも書いてたな。
59 :
吾輩は名無しである :04/01/31 05:10
浅田彰なんて過去のしかも少しの価値もない野郎は死んで良し
61 :
吾輩は名無しである :04/02/29 00:52
欧米キリスト教圏の評価はマスコミで時折みかけるけれど インド圏、イスラム圏、漢人圏、小乗仏教圏、異なる文化 圏ごとの報告をインターネット使用者が書き込んでくれな いかな。
63 :
吾輩は名無しである :04/03/17 22:13
漫画家なら、 ・藤子不二夫 ・士郎正宗 ・鳥山明 てところかな。
64 :
吾輩は名無しである :04/04/03 19:51
芭蕉、啄木あたりは有名。 小説よりHAIKUが注目度高いよ。
芥川は意外にも知られていてノーベル賞受賞者になかにも愛好者がいる。
くだらんオリエンタリズムのおかげで評価されるだけの作家たち
よしもとばななは作家部門での知名度のみならず海外で有名な日本人の一人だよ
68 :
吾輩は名無しである :04/06/20 01:06
>>63 米国で、セーラームーンが200万部売ったらしいね。
正直、文学は日本で売れることが先決だと。
マンガは1億部越えとか、めちゃくちゃだよなw
69 :
吾輩は名無しである :04/10/11 13:20:01
age
70 :
吾輩は名無しである :04/10/12 04:54:52
旅行してたとき毛唐の娘が吉本ばななの「キッチン」持ってたから どうだった?ってきいたら 「Not good not bad」 だってさ 面白いけどそれだけってのは同感だった。
71 :
吾輩は名無しである :04/10/12 11:02:23
評価されてるかどうかと知名度はべつものだろ 日本でゴーゴリ知名度低いけど評価はされてるじゃん
72 :
吾輩は名無しである :04/10/12 11:03:33
評価されてるかどうかと知名度はべつものだろ 日本でゴーゴリ知名度低いけど評価はされてるじゃん
73 :
吾輩は名無しである :04/10/12 23:54:00
74 :
吾輩は名無しである :05/02/14 01:25:49
あげ
春樹米アマのLiterature & Fictionで売上11位。 嫌いだけど凄いな。
76 :
吾輩は名無しである :05/02/14 03:20:29
このスレでは同じ事を二回書くのが流行ってるのか?
77 :
吾輩は名無しである :05/02/14 03:39:04
このスレでは同じ事を二回書くのが流行ってるのか?
78 :
吾輩は名無しである :05/02/19 00:52:49
≫≫o(-0-o)スゥ・・・(o゚□゚)o≪≪≪ハヤッテルヨオオオオオオ!!
>>63 パリの書店で、
まつもと泉「きまぐれオレンジロード」
平積みされてたよ。
大友克洋は昔から普通に人気あるし評価も高い。
今は「20世紀少年」も売れている。
f
81 :
吾輩は名無しである :2005/04/25(月) 22:04:28
作家の知名度と言えば大学のときに美術史家の若桑氏がダンテの新曲を 指して「誰でも知っているが、誰も読んだことのない作品」と言っていた ので山川訳で読んでみたが訳が古く、別のところで苦労した。
パリの本屋にマンガコーナーがあるのが笑った。日本じゃないんだから。 イギリスの図書館で働いていたが、日本っぽい作品は 売れるけど、日本人作家の作品は出てかない。 あまりにも出なさすぎて売られてしまったよ、吉本ばなな。 遠藤周作はたまに出て行ったが。
84 :
吾輩は名無しである :2005/05/15(日) 11:26:12
r
85 :
吾輩は名無しである :2005/06/06(月) 21:22:15
「とはずがたり」みたいな古典が一部では読まれていること知ってるか。
86 :
吾輩は名無しである :2005/06/07(火) 11:54:55
当たり前だけど海外のアマゾンで夢野久作を検索したら一件もヒットしなかったorz 誰かドグラ・マグラを英訳する奇特な翻訳家はおらんかえ〜
>>87 おお、サンクスです。
「チャカポコチャカポコ・・・」や「トットの目玉は可愛いよォ」はどう訳されてるんだろう・・・
フランス語が全く読めないのでますますorz
90 :
吾輩は名無しである :2005/06/08(水) 06:29:00
ピアノのグレン・クールドが「草枕」を愛読していたことは有名。
91 :
吾輩は名無しである :2005/06/08(水) 20:28:41
毎日新聞かなんかに海外の漱石研究者が「漱石はトルストイを超えた文豪」とか書いていたな…。
92 :
吾輩は名無しである :2005/06/08(水) 21:33:23
そして海外では無名だから価値がないという日本評論家
93 :
吾輩は名無しである :2005/06/10(金) 14:09:40
数年前フランスでもっとも読まれている日本文学の 一位はたしか谷崎潤一郎の陰影礼賛だった。 まわりでは小川洋子とか村上春樹、村上龍、 川端とか漱石、井上靖、三島、宮沢賢治あたりが よく読まれてた。あと偶然見つけた和歌とか俳句の訳も面白かった。 日本語学科でテキストとして使われてるみたい。
94 :
吾輩は名無しである :2005/06/18(土) 20:36:34
世界的評価を受けている日本人作家は何人もいるのに、どうして 世界的評価を受けている日本人オナニストは誰もいないのだろう。 世界に通用するオナニーをするやつはおらんのか。
村上春樹が、中国で人気らしいね。 ようするに中国も一部がブルジョワ化してきてるってことやね。
96 :
吾輩は名無しである :2005/07/11(月) 11:39:51
-
97 :
吾輩は名無しである :2005/07/25(月) 19:33:02
安部公房>三島>大江>川端>春樹 あたりが妥当かな?
98 :
名無し物書き@推敲中? :2005/09/05(月) 12:01:12
0-
大江って海外であまり読まれていないのかな。 まあ、日本でもあまり読まれていないが。本屋覗いても3冊ぐらいしか置いていないからな。
ひゃくげとー