1 :
吾輩は名無しである:
日本の文学を救うのは彰。
・・だと思いません?
3 :
吾輩は名無しである:04/01/18 23:55
浅田+誰かが欲しいところだな。
4 :
吾輩は名無しである:04/01/18 23:57
5 :
吾輩は名無しである:04/01/18 23:58
>3
柄谷…。
6 :
吾輩は名無しである:04/01/19 00:01
乳垢
浅田の石原、平野に関する痛烈な批評は当を得ていて爽快だった。
8 :
吾輩は名無しである:04/01/19 00:11
>>7 あと長嶋有の芥川賞受賞も痛烈に批判してた。
今回の受賞はどう考えてんだろ?
9 :
ファルスマン ◆yxnU6MROKk :04/01/19 00:29
こいつってたぶんインテリの理想的存在なんだろうな。
10 :
吾輩は名無しである:04/01/19 00:31
彰イイ!アイクリ解約したけど
浅田はところどころ反論したくなるところがあるけど、
全体を見れば貢献度も能力も優れてるからな。
こういう人がいなくなったら終わりだよ。
今回の芥川賞も、こいつが肯定するなら、俺はもう文壇を見なくなると思う。
14 :
吾輩は名無しである:04/01/19 01:11
俺は彰だけには嫉妬を感じるぜ。
ゲイものに関する評価がやや甘いような気がするが、彼の評価は一級品。
信用に値する。
>>10 『平野啓一郎のアナクロ芸術家小説
「小説」と「ファンタジーノベル」の区別もつかない連中が選考委員をつとめて
いるために間違って芥川賞をとってしまった平野啓一郎が、第3作「葬送」の第1部
前半を「新潮」に発表した。ショパンとサンドとドラクロワをめぐる芸術家小説らし
きものだが、たんに退屈というだけでなく、旧制高校風の青臭い芸術談義がえんえん
と展開されるのには閉口するほかない。もっとも。およそ2000枚に及ぶという
全体を通してみれば実は傑作だったという可能性も……あるわけないか。』
i-critique (2000年)からの抜粋
19 :
吾輩は名無しである:04/01/19 01:50
20 :
吾輩は名無しである:04/01/19 01:53
小説にまったく興味がない彰が、
ここにきて大フューチャーされてしまうとは・・
時代の狡知ですね
それくらい切実だということだろ。
誰もがこの状況を打破する人物を待ち望んでいる。
何人かは打破しようとして、行動を起こしてる奴らもいるだろ。
その結果如何に関わらず、そういう行動が良い方向に回るなら悪くないと思うよ。
>>20 「小説にまったく興味がない彰」
苦しい知ったかだな。
彰は文学界新人賞の最終予選通過作品が手元に届く度、どんな作品に出会えるか
どきどきしながら封を切っている。
23 :
吾輩は名無しである:04/01/19 02:50
まあ、今回の芥川賞に対する大方の反応は、
?@りさタン、ハァハア
?Aこんなものは客寄せだ、文学は終わった
?B文学ははじめからこんなものだから驚く必要はない
の3パターンしかない。
いずれも、簡単に予想できる紋切り型だから、
浅田ともあろうものが、このどれかのパターンでコメントするとは
思えない。
俺は、浅田は今回の件について、なにがしかの意味で、
好意的コメントを出すと予想するね。
24 :
吾輩は名無しである:04/01/19 02:56
>>23 すげえな。浅田とそれを拝聴する連中ってのは。
20世紀の天才の一人と自己評価しただけの事はある。
25 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:03
>>23 もし好意的なコメントをするとすれば、綿矢の場合、比較的自意識を排除して
いる点、文章のセンス、ユーモアあたりだろうか。
・・・って芥川賞だからなぁ。長嶋有が芥川賞を受賞したとき「猛スピードで
芥川賞は」と芥川賞の衰退を嘆いていたけど、綿矢の作品は長嶋のものとある
意味同列にあるような気がするな。俺は個人的にはまだ綿矢の方が優れてる
と思うけど。
金原の蛇は読んでない。
26 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:05
>>23 >俺は、浅田は今回の件について、なにがしかの意味で、
>好意的コメントを出すと予想するね。
好意的かどうかは疑問だが、批判はしないと思う。
27 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:09
>>22 それも苦しい知ったかですね。
「僕もたまたま文学界新人賞の選考委員というのをやっていて、
ふだん小説も読まないくせによくやっていると我ながら思いますけれど」
共同討議<新たな批評空間のために>から引用
28 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:12
浅田彰には選考委員をぶった切って欲しいな。柄谷は・・・どうだろう?
こういうのは浅田彰の仕事だよな。
30 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:16
>>27 >>22に賛同は出来ないが、それは浅田氏特有の物言い。
小説に興味が無いのでは無く、単に読むに足りうる小説の不在を言っている。
31 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:19
「―こんなくだらない作品のためになんでこんなに―というほど
熱心に議論しているんです、決まった瞬間に全部忘れますけれど(笑)。
しかし、文壇の状況との関連で戦略的に選ぼうなどと
馬鹿なことをいうやつがいるんですよ。
こんどの三島賞なんていうのは、その典型です。」
同共同討議から引用
32 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:22
>>27 そこだけ読んでコメントするなんて・・・。
彰ほど小説を読んでるやつはなかなかいないし、フランス語の小説など
翻訳される前に原書で読み評価するという離れ業をやってのけている。
たとえ批評のためであれ、小説に全く興味のない人間がそこまでするか?
それに彼の評論等を読んでいれば、小説に対する静かな情熱を感じ取れる
はずだ。
彰は、小説に限らず自分の中の二面性を器用に使い分けているような気がする。
33 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:23
>>30 もちろんそうだけど、彼は基本的に小説に興味はないと思うんだよね。
アイクリ見てても、だいたい音楽、美術、建築、映画の話題ばかりでしょう。
34 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:29
>>26 >好意的かどうかは疑問だが、批判はしないと思う。
俺もそう思う。案外なにもコメントしないんじゃないか?もっとも今回の芥川賞
がまねいた波紋・現象に関してはややシニックなコメントをするかもしれないが。
35 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:30
>>18 やっぱはっきりいう批判者って大事だな そうか? な?
哲学版からのコピペ:
浅田の才能はあくまでも評論において発揮される。
天才を光らせることで、浅田自身が光るのだ。
しかし、フーコーもドゥルーズもサイードも消え、
賞味期限切れのデリダと呆けはじめた柄谷、小粒のジジェクに
子犬の東くらいしかいない現状では、浅田の才能も発揮しようがない。
そろそろ、誰かがでてこなくては。
>>35 近日中に石原に関する批判も部分抜粋してやるよ。
はっきりいう批判者がいかに大切かが分かる。
38 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:39
>>33 基本的に・・・。
確かにそうかも知れない。
少なくとも書き込まれている音楽etcのジャンルに対するような
接近のしかたは明らかにしていないですね。
ただ、彼を惹きつける小説家が存在することは認めざるをえない。
もちろんそれは、浅田氏の小説に対する興味を明示するものではありませんが。
39 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:40
しかし、浅田からポリーニやブーレーズや池田亮司への
思いは強く感じるけど、哲学・思想系の人間への、
愛というか賛美の姿勢を、最近感じないね
40 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:46
>>36 消えってところがいかにも唯物論っぽいのは気のせいか
>>37 そうか。うpよろ
41 :
吾輩は名無しである:04/01/19 13:26
アレナスに関してはえらく絶賛してたね。
ほとんどアレナスに恋しているように感じたのは俺だけか?
石原慎太郎――作家と政治家
石原慎太郎の『太陽の季節』(新潮文庫)を実際に読んだことのある人は意外に少ないのではないかと思う。
ぜひ読むべきだ――いかにひどい小説であるか知るために。
高校生のボクサー竜哉は、勃起したペニスで障子を突き破るという
を突き破るという蛮行で女性への欲望を表出し(時代錯誤としか言いようのないTVドラマ化でこの悪名高い場面を演じさせられた滝沢秀明は本当に気の毒だった)、相手の英子は読んでいた本を投げつけておきながら、結局は求めに応ずる。
こうして始まった関係の帰結は、妊娠、そして中絶手術の失敗による死だ。
英子の葬式にやってきた竜哉は、「馬鹿野郎っ!」と叫んで焼香のための香炉を遺影に叩きつける。
作家は、ハンドバッグを投げつけるシーンと香炉を叩きつけるシーンが呼応して「決まったぜ」と思っているのかもしれないが、どちらも許容範囲を超えて悪趣味というだけだ。
これが書かれた時代にはこういう生々しい欲望と行動の直接性が新奇に映ったのかもしれないにせよ、いま読むと村上春樹ならずとも「やれやれ」と言いたくなる。
この小説は1955年に文學界新人賞、翌年に芥川賞を獲得したが、いま文學界新人賞の選考委員を務める私なら、絶対に受賞に反対しただろう。
その石原慎太郎の初期の小説を集めた短編集『完全な遊戯』の増補版が新潮文庫から出た。
これがまたすごい。
たとえば、冒頭の「完全な遊戯」では、二人の若者が精神障害のあるらしい娘をクルマに連れ込んで強姦し、さらに家族の別荘に監禁して、他の五人の仲間ともども何度となく強姦したあげく、売春婦として売り飛ばそうとし、結局は海に突き落として殺してしまう。
そのすべてが、利害とも善悪とも関係のない「完全な遊戯」としてなされる、というわけだ。
江藤淳は、文庫に再録された解説(1960年)で、この小説に対する「道学者」的批判に反対し、そこで「純粋行為」がダイナミックで直裁な文体によってとらえられていることを評価している。
無償の遊戯としての純粋行為?だが、それは、暇をもてあます金持ちの不良少年たちが、性的な喜び、支配の喜び、
そして、共通の女性を陵辱することでホモソーシャルな連帯を確認する喜びのために犯した、不純で低劣な――少なくとも作者の意図したであろうクールなダンディズムをいささかも感じさせない行為ではないか。
ともあれ、最近この種の衝動的犯罪が急増しているという報道を信じている人たちがこの小説を読めば、昔も今もほとんど変わっていないと思うだろうし、被害者やその関係者が読めば、そういう低劣な犯罪を作者がいささかも断罪しようとしないのに愕然とするだろう。
むろん、文学と道徳は別なのだし、そもそもデビューしたての作家は政治家になろうとは思っていなかっただろうから、いまや東京都の治安に責任を負う知事がかつてこんな小説を書いていたといって非難することはない。
しかし、この政治家がかつてそういう作家だったということは覚えておくべきだろう。
折しも、北朝鮮との交渉にあたってきた田中均外務審議官の自宅に爆発物がしかけられ、北朝鮮に宥和的だとされる野中広務自由民主党元幹事長の事務所に銃弾入りの封筒が送られてきた。
(むろん、外交官は汚い裏交渉もするだろうし、現に田中均はそうやって北朝鮮による拉致被害者5名の帰国を実現したわけだ。
それが、北朝鮮と交渉するようなやつは「国賊」だと言われるのだから、外務省にいささかの同情も抱かない私でさえ、一体どうなっているのかと驚かずにはいられない。)
そこで石原慎太郎は何と言ったか。
自由民主党総裁選挙の街頭応援演説で、「田中均というやつ、今度爆弾しかけられて、あったり前の話だ」と言い放ったのだ。
仮にも公職にある人物が公の場でテロを煽るような発言をするとは。
それも、アメリカの始めた「テロとの戦争」の尻馬に乗って、治安強化(特に外国人に対する)や北朝鮮バッシングに邁進してきた人物が。
石原慎太郎の応援を仰いでいた亀井静香は、彼は文学者だから文学者らしい表現をしたまでだろう、と盟友をかばった。
むしろ、文学者だからこそこんな乱暴な言葉使いは問題外だと言うべきではないか。
しかし、石原慎太郎の小説――特に初期作品を読んだ者は、彼がそもそもそういう乱暴な作家だったのだという事実に気がつくだろう。
低劣な作家が低劣な政治家になり、大衆迎合的なアジテーションで人気を博す。言い古されたことではあるが、やはり世も末と言うほかはない。
タッキーに同情してるところワロタ
>いま読むと村上春樹ならずとも「やれやれ」と言いたくなる。
ワロタ
47 :
吾輩は名無しである:04/01/19 17:02
>>5 柄谷って中上健二を拾い上げた人物だっけ?
彼のことはよく知らないけど、浅田と対(つい)という印象がある。
48 :
吾輩は名無しである:04/01/19 17:07
どっちみち彰がコメントするのは選考委員の選評が文春で発表されてから
だろうね。作品そのものというより、選考委員のコメントに対するコメント
はあるかもしれない。
>>42 お?俺の仕事を肩代わりしてくれてサンクス。
何度読んでも痛快な批評だ。
50 :
吾輩は名無しである:04/01/19 17:23
>>36 サイードって凄いんでつか?
あんま知らないんだけど
>>50 すごいよ。死ぬタイミングがあまりに悪すぎだと思ったよ。
阿部に対する最近の評価はどうなんだろ?
53 :
吾輩は名無しである:04/01/19 23:09
でもさ、他スレで誰かが書いてたけど、今回石原って綿矢も金原も押さなかったらしいね。
そればかりか平野の時は他の選考委員に反して平野の作品一蹴したり、逆に町田康
の時には龍が全否定した彼の作品を支持したりと、ある意味まともな判断を下してきて
いるらしい。そのへんどうなのかな。
彼の場合はそういう「臭い」の嗅ぎ分けがうまいんでしょう。うまいだけ。
「叩かれる」行動は避け、「賞賛される」行動を選んでる。
言説については別問題。「考えてない」で、口先で喋るとボロがでる。
55 :
吾輩は名無しである:04/01/20 13:04
失言って結局その人間が普段考えていることが表面化するだけだからな。
石原もすごいけど森もすごいよな。
それこそ「クールなダンディズムをいささかも感じさせない」政治家連だ。
彰ちゃん早く芥川賞についてコメントしてくれないかな。
そうすればきっぱり芥川賞のことは忘れられるんだが。
57 :
吾輩は名無しである:04/01/20 19:58
彰の力借りんなよ!しょっぱい野郎ども
だから、綿矢や金原なんかにもってかれんだ
58 :
吾輩は名無しである:04/01/20 20:07
芥川賞には誰がふさわしいだろう?
俺が注目してるのは星野智幸に清水博子。阿部和重は読んでないからわからん。
59 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/20 20:28
42〜44
石原慎太郎「太陽の季節」はのちの保守派論壇の大御所となる福田恆存から
「これは浪花節の世界だ。斬新でもなければ奇抜でもない。」とカラ口の批
評をされました。私も読んでみてもっともだと思いました。福田恆存は既に
石原慎太郎が後に大衆的タカ派政治家になることをも予測していたのかもし
れません。
浅田彰は「生々しい欲望と行動の直接性」を「太陽の季節」から感じ取って
いるのですが、それは石原慎太郎がおそらく表現したかったことなのでしょ
う。したがって、それにのってしまっている時点で批評家としての能力に?
をつけざるを得ません。
書き手の全く意図していないものを嗅ぎ付ける力がなければプロフェッショ
ナルの批評家とは言えません。
イトヤマ秋子「海の仙人」はインターネット版で露骨に表れていた自意識が
新潮版ではきれいに消えています。自意識を極力消し去る事がいい作品だと
いう風潮は浅田彰がつくったと思われますが、もともとそういう作品をわざ
わざ自意識をけづってつるつるに加工する必要もないのではないかと思いま
す。
そろそろ三島由紀夫のような臭い小説家が誕生してほしいものです。
60 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/20 20:42
浅田の坪内祐三の「靖国」の書評を読んだとき、極めて陳腐な左翼的党派
むき出しの批評であり、案外彼もたいしたことはないな、柄谷のように世
俗の事に口出ししなければ論壇の大御所になれるのにと思った。
61 :
吾輩は名無しである:04/01/20 20:55
>>60 いや、彼は「大御所」になる気なんてまるでないでしょ。
そういう見解は、彰の動きがまるで見えてない証拠だよ。
62 :
吾輩は名無しである:04/01/20 20:58
浅田が絶賛してる小説読んで外れたこと、はっきり言ってない。
長野まゆみだけはちょっとほめすぎかな、と感じたけど、彼女のも
印象はよかった。
浅田が最近絶賛した小説、誰か知らない?
阿部とかどうなの?
63 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:01
阿部は『アメリカの夜』は素晴らしいよ。
あれを柄谷や蓮實や彰が褒めたのも分かる。
あとの作品に関しては、個人的に首を傾げざるをえない。
64 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:01
65 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:04
>>63の個人的意見なんかどうでもいいんだけど「シンセミア」については
確かにまったく触れていないよね。読んでないのかな、長いから。
東もそうだし。
66 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:05
誰かシンセミア読んでみた?どうだった?
67 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:17
>>65 >個人的意見なんかどうでもいいんだけど
文学板の住人って何かこういう引っかかる言い方するよね。
へんな「プライド」ばっかり高いんですかね。
で、「シンセミア」に関しては、可もなく不可もなく、
ってところで、多くの人が論評してるし、
特に批判するところも見当たらないから、
発言する必要を感じないんじゃないのかな
(あるいは、発言したくなるほど特に感銘を受けなかった、というか)
確かにシンセミアって長いからなかなか読む気にならないんだよね。
浅田あたりが評価してれば、ん?読んでみようかな、と思うんだけど。
高橋源一郎は絶賛してたみたいだけど、彼の絶賛してた「フトン」
読んでみて、少し時間の無駄をしたような気がしたし・・・。
>>68 蒲団って田山だっけ?
あれは、柄谷が読まなくていいとかいってたな。
70 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:39
>>69 その蒲団のパロディーの「フトン」(中島京子)。
そこそこおもしろいんだけどね、何も残らない。
71 :
吾輩は名無しである:04/01/20 22:11
柄谷が何いったがしらんけど「蒲団」はそれなりに立派な作品だとおもうよ。
ただの色物的な作品とは違うんじゃないの。
浅田は吉田修一を褒めてたよ
「最後の息子」の帯書いてた。
73 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/20 22:19
昔浅田彰に京都のジュンク堂書店で会ったことあるよ。
漫画コーナーの地べたに座り込んでニヤニヤしながら少女漫画を読んでいた。
ちゃんと買って喫茶コーナーで読めばいいのにと思った。
本当の話です。
花村萬月をこきおろしてたな。筒井の断筆(教科書)のときは、「この三流SF作家」だったか。
一貫して大江健三郎は評価してるな。愛情を込めた揶揄を交えつつ。
「取り替え子」の中に「新世代の文化英雄」の名で自分が攻撃されてるのを、
くすぐったそうに喜んでた。(憂国呆談)
75 :
吾輩は名無しである:04/01/21 00:38
>>73 それ浅田が何歳のときくらい?
なんか気持ち悪いな・・
いやそういう奴か
76 :
吾輩は名無しである:04/01/21 00:40
>>74 よしながふみを絶賛してたし・・・ありえる。
77 :
吾輩は名無しである:04/01/21 00:41
美香QNW語録
「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」
( ゚д゚)・∵.
こいつ本質的にオタクでしょ。無理して言葉の鎧でとりつくろってる
ようだけど、ところどころオタク的な弱さがでるときあるよね。
79 :
吾輩は名無しである:04/01/21 01:02
彰のこと「こいつ」とか言うなよ
失礼なやつだな。
80 :
吾輩は名無しである:04/01/21 01:05
>>78 オタクかどうかは分からないけど、脆さはあるよね、絶対。
でもそういうところに人間性を感じる。
他スレで誰か書いてたけど、自分が自殺しないのは母親のためだ、
と彰が何かで言ってたらしい。
81 :
吾輩は名無しである:04/01/21 01:08
彰は実は相当ナイーブでしょ
82 :
吾輩は名無しである:04/01/21 01:17
>>81 かなりね。そして案外詠美のような強気な女に弄ばれる(性的にじゃないよ)
ことに心地よさを感じているとみた。
83 :
吾輩は名無しである:04/01/21 01:44
傷つきやすい彰・・
守ってあげたい彰・・・
おまいら本当に彰が好きなんですね。
86 :
ファルスマン ◆yxnU6MROKk :04/01/21 05:05
こいつの小・中時代ってどんなんかな?
ヤンキーもどきのいちびりにケツ蹴られてたりしたんかな。
87 :
吾輩は名無しである:04/01/21 05:47
小、中の段階で相当量の古典を読んでいたのは、当然として。
中学生の段階で当時無名の柄谷のサド論(うろ覚え)を評価していたって話はマジ?
88 :
吾輩は名無しである:04/01/21 07:05
評価したというより、素直に「すごい」と思ったらしいよ。
10代の前半で、ニーチェの「最後の人間」を自分だと思った、
というのは、あまりにナイーブというか、鋭い感性だよな
>>88 ありがとう。どういう中学生だよw。
>10代の前半で、ニーチェの「最後の人間」を自分だと思った。
これは、すごいな。普通の奴は「自分は超人、もしくはそれに近い人間。
強者を弱者から救わなければ云々」と読む傾向があるのに・・・。
ちゃんと社会を見る目があったって事か。しかし、どういう環境で育ったんだか
>>89 (以下、俗論で申し訳なく、実際には厳密な検討を必要とするだろうが)、戦後(あるいは戦前から)
の日本の学校教育は、ただの受験エリートと、勘違いした万年文学青年の二種を量産してきたと思う。
たまに才能を出すにせよ、基本的に知識人を生む環境ではない。だから素直に下世話に、
浅田のような人間の生育環境には興味が湧く。学校は灘だと聞いたけどな。
ところでここ2・3年は読んでいないが、浅田はウワシンの文学欄や、巻末近くの「撃!」コラム
の匿名執筆者の1人なのか? バッサリとした皮肉めいた文体が似てるんだけど?
91 :
吾輩は名無しである:04/01/21 08:34
浅田は灘じゃないと思う。確か洛○高校。
彼は産婦人科医の息子ですね。
92 :
吾輩は名無しである:04/01/21 08:43
浅田は当時の京都屈指の名門洛星中学・高校出身。
全国区の学校だから匿名にすることもないだろう。
あそこは各教室にイエス・キリストが貼り付けられた十字架がある
ばりばりのカトリックの学校なので、無意識にキリスト教的世界観
を会得したのかもしれない。思春期における反抗期=アンチ・キリ
ストだった可能性もあるかもしれない。
所謂上流階級なんじゃないの、本当の意味での。
文化レベルが違う。
94 :
吾輩は名無しである:04/01/21 13:00
ピアノもプロ並だっていうし・・・。彰は18、9世紀あたりのドイツの法学者達を
なぜか彷彿とさせる。
感覚ばかり肥大した小人に見える。
96 :
吾輩は名無しである:04/01/21 14:04
>勘違いした万年文学青年
島田雅彦とかね。
98 :
吾輩は名無しである:04/01/21 15:29
より教養のある者がより良いものを書けるというなら浅田がより良い作品を書けるということ?
99 :
吾輩は名無しである:04/01/21 15:33
>>97 そんなことを言うなんて、あなたは彰か雅彦にちがいない。
100 :
吾輩は名無しである:04/01/21 15:34
彰って、なんでこんなに人気あんの?
101 :
吾輩は名無しである:04/01/21 15:34
>>98 ヘルメスの音楽に彰の文才はすでにあらわれている。
102 :
吾輩は名無しである:04/01/21 15:46
秀才だと思う。
104 :
吾輩は名無しである:04/01/21 17:59
>>ちゃんと社会を見る目があったって事か。しかし、どういう環境で育ったんだか
数学者森毅のエッセイに出てくる。ミロの絵が飾ってあり、サテイが流れている
ような家庭で育った。
新しい小説家に素早く目をつけたり(高橋源一郎とか)、ピアノの練習曲を
サラっと書いてきてくれたり、とにかく何でも知ってて森センセイは重宝
したらしい。
自分もこの文学が愚弄されてる状態を救うのは浅田しか思い付かなかったの
だけど、森敦の「意味の変容」の解説書いてる一方で
くりこ姫(ボーイズラブの作家)の小説の解説も書いてるからな・・・
105 :
吾輩は名無しである:04/01/21 18:37
彰って女が書くゲイもの好きだよね.
微妙な心理を描いているからかな。
なんか少女ちっくなんだよ、彼。
106 :
吾輩は名無しである:04/01/21 19:17
浅田に対する疑問は坂本を誉め過ぎるってことくらいか。
誉めるなとは言わないけど、駄作もあるんじゃないの?と。
っていうか、浅田の遺伝子残さなくていいのか?世の中的に。
ただ育ちがいいだけでは、浅田みたくならないだろ?
107 :
吾輩は名無しである:04/01/21 19:27
あと五年後に女の子を産む予定だから、それに合わせて男の子をもうけて
下さい、浅田さん。
男にしか興味ないんじゃなかった?
110 :
吾輩は名無しである:04/01/21 20:08
浅田って実は浅いんじゃないの?
>>106 たとえ過去の天才と呼ばれる人達の子供もいい結果にはならないらしい。絶えたり。
そういう人達は遺伝的に弱いという話を聞いたが。
でも浅田は秀才か
111 :
吾輩は名無しである:04/01/21 20:31
やっぱ天才の血って絶えていく運命にあるのかね。
112 :
吾輩は名無しである:04/01/21 21:10
浅田彰は端的に、知りすぎてしまった男なんだよ。
知りすぎた人間は、殺される運命にある。
113 :
吾輩は名無しである:04/01/21 22:15
しかし、DQNほど繁殖力があるというのも如何なものか。
114 :
吾輩は名無しである:04/01/21 22:19
115 :
吾輩は名無しである:04/01/21 22:21
116 :
吾輩は名無しである:04/01/21 22:25
117 :
吾輩は名無しである:04/01/21 23:00
>>115 D→どうして
Q→急に
N→殴るの?
っていうか、マジレス?
DQN = ドキュン(不良、ヤンキー等の知的生命体の事を指す)
118 :
吾輩は名無しである:04/01/21 23:08
119 :
吾輩は名無しである:04/01/21 23:27
>>118 ホントだよ。
D→どうがんばっても彰には追いつけないかも知れない
Q→急に必死になっても今までの蓄積が違い過ぎる
N→仲間由紀恵が好きだ
↑此処はネタだけど。
120 :
吾輩は名無しである:04/01/21 23:48
亀レスだが
>>80 >自分が自殺しないのは母親のためだ
これは浅田本人が言ったの?
こんな事を言葉で取り繕うんだから
相当母親に大事にされなかったんだろうな。かわいそうに。
122 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:03
>>121 いや、彰は今母親の介護をしてるから、その母親を残して死ねないってことだと思う。
123 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:06
何かこのスレにひどいアンチ浅田が一人微妙に混じってないか
124 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:08
>>123 山形かな。
でも哲学スレにいくとわんさかいるよ。
125 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:10
哲スレに過激なアンチはもうあまり見当たらないけどな。
126 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:16
微妙にいるね。やっぱ山形かな。
東も実は彰ぎらいと俺はにらんでいる。彰との対談を執拗に
こばみ続けてるようだが、やっぱ敬遠してんのかな。
128 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:24
山形ってそんなアホかな?
彼はでも、彰に敬意は払ってるよ
129 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:27
>>126 オレはたぶん、東は彰にビビってると睨んでる。
前の「はてな」閉鎖の時、もう破門されたかもしれない、
と危惧を唾抱きながら、彰の弟子を自認してたから。
130 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:27
>>128 ごめん、実は山形のことは彰の憂国でしか知らん。
ちょっとちゃちゃ入れたかっただけ。
131 :
吾輩は名無しである:04/01/22 01:29
>>129 東はそれっぽいね。でも誰だって彰と対談っていったらビビるよな。
132 :
吾輩は名無しである:04/01/22 02:34
133 :
吾輩は名無しである:04/01/22 02:48
134 :
吾輩は名無しである:04/01/22 02:52
>>132 わからないけど、5年前っていったらちょうど平野が受賞したときだね。
135 :
吾輩は名無しである:04/01/22 02:53
平野啓一郎は東より頭いいよ
137 :
吾輩は名無しである:04/01/22 03:30
138 :
吾輩は名無しである:04/01/22 12:34
他スレからのコピペ:
>今朝、週刊新潮を立ち読みしたら、福田が、
>19歳、20歳という若さが注目されているが、17歳の三島由紀夫や18歳の森敦、
>あるいは、ランボー、ラディゲのような天才は感じられない。
>若いというよりあどけないといった方がいい。
>同じあどけないといっても、金原のそれはむしろつたないと言えよう。
>「蛇にピアス」はスカスカの作品だ。
>一方、綿矢のあどけなさにはしたたかなものを感じる。
>「蹴りたい背中」は、すぐれた作品である。
>今回の候補作で最もすぐれた作品は、絲山秋子の「海の仙人」である。
>絲山と綿矢の二人受賞がフェアな選択であった。
>というようなことを書いていた。
139 :
吾輩は名無しである:04/01/22 13:04
福田は全く信用できん俺は
辻人生を評価してる時点で信用できない。
141 :
吾輩は名無しである:04/01/22 13:29
>>140 つじ・・・・?
でも、ま、デビュー作だけはまあまあだと思ったけど・・・つじ・・・か。
専門の経済の領域での評価はどうなんだ。
143 :
吾輩は名無しである:04/01/22 13:58
結局、東も福田も作品について細かくコメントしてない。
両方にほのかに逃げを感じる。
彰のまともなコメントを待ち望むのみ。
145 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:07
彰は今回の芥川賞に関し、何も発言しない可能性あり
彼も天邪鬼なところがあるから、自分の発言に期待が集まってる
社会的空気を察知し「あえて」何もコメントしないかも・・
といいつも、憂国かアイクリのコメント待ってます
146 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:10
もういいじゃないか芥川賞など。もう文学など終わったのだよ
147 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:12
彰も逃げの天才だからね。
彼の文章を借りると、小悪魔的な。
148 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:19
>>146 いや、芥川賞が本当に終わるのは、彰がそう宣言してからだ。
と、フリークぶってみる。
でも、彰は芥川賞を見捨てはしないと思うな。東のようには。
149 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:21
福田は信用できん。
片一方をけなして、片一方をほめてバランスとってるなんてセコイ
どっちもクズとはっきり言えよ。
150 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:25
>>100 そんなことを言うなんて、あなたは彰かあずまんに違いない。
お前らあれだろ?
福田がのさばりはじめたのを
「まあこれでまともな作品が出るようになればいいか」
とか思って大目に見てたけけど、今回の芥川賞で堪忍袋の尾が切れた口だろ?
福田は使えねえし柄谷や吉本はボケボケだし東や大塚には期待できない
だから浅田。もう信じるに足るのは浅田しかいない。
「浅田さん、最近の若いのちょっとシメてやってくださいよ〜あいつら調子乗りすぎっすよ」
と卒業した先輩に言い寄るヤンキーのような構図。
152 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:26
153 :
吾輩は名無しである:04/01/22 16:31
>>142 経済学研究していないんじゃない?
ドゥルーズ翻訳の財津さんだって経済学部でゼミやっているし。
そういえば筒井の「文学部唯野教授」で彰と思われる人物について言及していたような・・・。
可愛そうだけどあの人は永遠に助教授だろう云々みたいな。
154 :
吾輩は名無しである:04/01/22 16:38
なんかこのスレって彰への愛でいっぱいだな。
よし、常駐しよ。
155 :
吾輩は名無しである:04/01/22 16:43
坪内の「靖国」に対する書評、読みたいです。
なんてかいてあったんですか
>>153 「永久に助手止まり」
実際は、そういわれてすぐに助教授になったわけだけど(この時点ではかなり速い出世)。
157 :
吾輩は名無しである:04/01/22 17:00
逆に教授になんかなってほしくないね。助教授あたりで自由にやっててほしい。
158 :
吾輩は名無しである:04/01/22 17:17
>>156
助教授になったのも、それから教授になれないのも
それってやっぱ「構造と力」を書いたせいかなあ?
まあ、俺も助教授あたりで自由にやってほしいけど。
あと個人的にもっと対談をガンガンやって、本に纏めて欲しい。
熊野大学に参加すれば彰の文学講義を受けられるはず。
中上中心の講義になってしまうが。
そういえば同じ京大には、生涯に一本の論文も書かずに助教授のまま停年退官
した倫理学者がいたな。浅田彰氏もたぶんそんな感じになるんじゃないかと。
>>158 教授になれないのは、単に経済学の分野で研究業績がまったくないからだと思う。
162 :
吾輩は名無しである:04/01/22 17:35
誰か彰の講義受けてる人いる?
どんな感じ?
彰の講義は超スゴイ。超ヤヴァイ。
164 :
吾輩は名無しである:04/01/22 18:19
>>160 京大には3本の論文だけで教授になった森がいる。
しかもそのうちの一本は数理研かなんかの考究録だから正式な論文は2本。
>>158 たしか、経済研で一番偉い人に気に入られているらしい。
それで論文書かなくても助教授になれて、食い扶持には困らない。
だから好きなことをやれるんだそう。
何で論文書かないの?
「構造と力」は、本人も言ってるけど、現代思想のマニュアル本なわけでしょ。
同じように経済学をネタにしてマニュアル的にポンポン書けばいいだけなのに。
頭はいいんだし、勉強もしてるだろうし、大学の論文なんて先行研究の引用と編集
みたいなものがオーソドックスなわけで、そういうの得意だろうに
たぶん先端の経済学を理解するだけの才能はないと思う。
だから、胡散臭い思想や音楽や映画に逃避してるのでは?
先端の経済学を理解するのに、才能なんかいるのか?
頭が良いからこそ、実績が無くても
森毅やら経済研の親玉に気に入られたりしているわけで。
>>167 いや、単純に怠惰ゆえにです。
しいていえば、矮小な範囲で物事が明晰に見えてしまう小利口かつ小器用な人間なので、大いなる盲目をもてず、したがってどうしても書きたいという欲望ももてない。
要するに、本当の才能がないということですね。
書くことに選ばれる人間と、選ばれない人間がいるんで、ぼくは選ばれなかったというだけのことですよ。
と、今言ったことすべてが逃げ口上にすぎないということも、明晰に意識していますけれど
「逃げ口上にすぎないということも、明晰に意識していますけれど」という逃げ口上だが、上記が何も書かない理由だそうな。
171 :
吾輩は名無しである:04/01/22 20:55
いま一番信用できる批評家は彰ってことでOKなの?
172 :
吾輩は名無しである:04/01/22 20:58
信用できない人間を消去していくと・・
173 :
吾輩は名無しである:04/01/22 20:58
それは、とりあえずokだと思う。
批評家なんてほとんどあらすじとか作品の構造とかだけを並べて
満足するだけなんだから。彰が書かないのはそれが無駄だってわか
ってるからだよ。めんどくさいしね。めんどくさがりなんだよ。
174 :
吾輩は名無しである:04/01/22 21:03
175 :
吾輩は名無しである:04/01/22 21:06
浅田彰がマンキュー・クルーグマンを論じてくれればおもしろいが。
>>170 それは何かの対談で、「何で書かないの、人類を馬鹿にしてるから? 」
って聞かれたときの答えだよね。
でも、それは批評についてのことだったはずだし、もちろん批評についてはそれでいいんだろうけど、
経済学者として論文を書くか書かないかとは別の問題なのでは?
エッセイなんかはそれなりの密度のあるものをたくさん書いてるわけで、
そのエネルギーをもってすれば、仕事としての論文書きもそれなりにこなせるんじゃないのってことなんだけど。
まあ、かつて大学受験勉強もほとんどやらなかったそうだし、その種のことはやらないっていうより、
できないってことなんだろうね、性格的にも信条的にも
>>170 これって
自分が書くことで何かを表現する、その可能性の全てが見通せてしまうから
何も書く気にならないってことか。
反対に、書いていくことで何かを発見できる、
逆に言えば書かないと何も見えないのが、「多いなる盲目」で、
その何かを発見しようとする試みが書く原動力に繋がっていくと
178 :
吾輩は名無しである:04/01/22 21:40
ちょっと話がそれて申し訳無いんだけど、福田は「インストール」が
三島賞候補にあがったときから綿矢の作品を評価していたから、綿矢
のことを本当に評価してるんだろうね、多分。
でも芥川賞と三島賞の重みの差ってなんだろう?
綿矢が三島賞になるなら別に納得するが、芥川賞というのには納得でき
ない、って自分だけだろうか?
東は芥川賞なんてどうでもいいようなことを言っているけど、やはり
芥川賞は日本を代表する文学賞(そういう意味で彰の方がずっと誠実)。
例えば、綿矢の作品が芥川賞を受賞した作品としてフランス語に翻訳され
売り出されたとして、ひどく恥ずかしく感じるのは自分だけだろうか?
> できないってことなんだろうね、性格的にも信条的にも
できないって、そっちの意味ね。
それなら納得。
つーか、教授になんて、別になりたいとも思ってないんじゃないか。
181 :
吾輩は名無しである:04/01/22 23:38
>>178 なんでフランス語なのかよくわからんけど、まあ、フランス人は
日本の作家が好きなのは確か。文部科学省が翻訳を推進しているのもあるけど、
仏語訳されてよく本屋に平積みになっている。
つじじんせいとか大人気だよね。
彼は人間にさえもなりたくなかったんだよ。
183 :
吾輩は名無しである:04/01/22 23:40
>>176 大いなる盲目か。さっき実例を見てきた。
>>183 聞きたい、何で、あんなに人気なの?
元ナントカといってもナントカ自体たいしたことなかったみたいだし。
186 :
吾輩は名無しである:04/01/22 23:50
文学的だから。
白仏とかエキゾチック・ジャポンじゃん。
187 :
吾輩は名無しである:04/01/22 23:52
エキゾチック・ジャポンってほんと迷惑なんだよね。
>>186 フランス語に訳すとそういう、ニュアンスが消えてるのかも
189 :
吾輩は名無しである:04/01/23 01:39
浅田の言う「大いなる盲目」ってのは、大事な概念だね。
つまり、いくら「お勉強」したって、「知識」を集積したって、
それで本を書けるというわけじゃないんだから。
だから、ただ「知識」のみで塗り固めたようなスノビッシュな駄本を、
浅田は書かないのだろう。それはとっても倫理的な姿勢だと思うね。
190 :
吾輩は名無しである:04/01/23 01:40
蓮実の「愚鈍」みたいなもんか?
空しいね
191 :
吾輩は名無しである:04/01/23 01:42
いま自分が本を書いたとしても、何だかスノビッシュで
空虚な本にしかならないであろうことを、浅田はよく分かっているんだろう。
同じ馬鹿でも、
自分が馬鹿だと解ってる馬鹿のほうがマシってことか。
どっちにしても馬鹿には変わりない。
193 :
吾輩は名無しである:04/01/23 01:46
は??馬鹿なんて一言も言ってねえだろ
だから秀才なんだろ。
195 :
吾輩は名無しである:04/01/23 01:56
秀才とも言ってない。
196 :
吾輩は名無しである:04/01/23 01:59
スノビッシュで空虚なんでしょ。
197 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:00
大体、浅田って単独で本出してないぞ。
そんな奴に期待してるお前らは、馬鹿なだけ。
198 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:01
>192
くだらねえ。
引っ込め。ポチ。
199 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:02
浅田に意味なんてね〜よ。
ちまり論じる価値なし。
おめーらはそれでにこたらまんまん。
200 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:03
スノビッシュで空虚。
201 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:05
チクチク嫌味たらしくこまめに叩いてるだけじゃん。
クラインの壺の際も、オナニー道具を取り上げられた眼鏡猿みたいにキーキー言って(ぎゃはは
202 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:05
203 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:05
空虚なのはお前らも一緒。
だから、浅田なんつーのもまだ、かろうじて
話題になってる。
知ってる?こいつの代表作「構造と力」
20年以上まえだぜ!
がはははは。おまえらは逝ってよし。
ムノウは価値なし。
わかったか?
204 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:06
>>203 お前、浅田の何を読んだ? 言ってみろ。
205 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:07
スノビッシュで空虚。
206 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:07
たぶん、「構造と力」1ページさえ理解できなかったんじゃないのw
ゲラゲラw
207 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:11
スノビッシュで空虚=金井美恵子とその周辺
208 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:13
スノビッシュで空虚=彰信者
ということが、このスレを読むとよくわかる。
209 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:14
210 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:14
スノビッシュで空虚=日本で哲学・思想を「好んでる」やつ全般
まあ、こういう連中も、可愛いもんかな
>>208 お前の紋切り型の批判こそが
スノビッシュで空虚
212 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:15
213 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:17
スノビッシュで空虚=なんか無性に「ラカン」や「ジジェク」が好きなやつ
不思議なことに、ヘーゲル好きには、こういうやつはあまりいない
あれ、これってすごいアイロニー?w
214 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:17
と、何も彰と彰の著作については語れず、
他人を叩くか排除するしかできない信者だったとさ。
215 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:19
では、まず信者にはクラインの壺について、
どのような理解をしたか語ってもらおう。
これだけ偉そうな口をきいているのだから、
さぞかし(ry
216 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:32
>>215 お前が先に語れ。それにおれはクラインの壷になんて興味ない。
浅田=クラインの壷と思っているお前、浅田の何を読んだか答え
ろって言ってんだよ。
どうせただの山形信者だろ
218 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:38
あ、そう。
じゃあ興味のあることから語っていいよ、坊や。
219 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:39
>>217 あんな奴の信者になるかよw
浅田は才能が欠落していることを自覚した猿だが、
あいつはただの電波だ。
>>213 ラカンもジジェクもヘーゲリアンだから
両者はしばしば一致しますが?
>>219 お前その電波以下のレスしてるぞ
どうでもいいからさげろ
222 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:42
>>219 お前、話にならないよ。
時間の無駄だから寝るわ。
223 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:43
紋切型が炸裂w
>>176 >かつて大学受験勉強もほとんどやらなかったそうだし
いわゆる「受験勉強」をせず、幼い頃から培ってきた教養だけで京大に入ったってことですか?
やっぱ凄いですね・・・。
ところでスレ違いだけど、68年生まれの上山和樹というひきこもり経験者の書いた
『「ひきこもり」だった僕から』という本は、古典的な教養主義にもニューアカにも
間に合わなかった遅れてきた哲学・現代思想青年の煩悶として読める。
いや、途中で東の論文にもハマった、とちらっと書いてあるもので。
本人のサイトを見ると、まだ抜けきってないみたいだ。まあスレとは関係ないんだけど、
「京都」「東浩紀」というキーワードで思い出したもので。
ttp://d.hatena.ne.jp/ueyamakzk/ 余談だが中途半端に早熟な自意識を持て余すと、かえって生きにくいものだよね。とくに80年代以降は、
大人になる、自立する、ってのがどんどんムズくなってきたよなあ、と思う。
225 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:44
語れない信者。寝るとしか言い残せない信者。
226 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:45
>>220 いや、ヘーゲルって、「ラカン」や「ジジェク」と違って、
「悪役」にされてるきらいがあるでしょw
あ、でもそういうヘーゲルを好んで読むオレは、もっとスノビッシュ?(藁
227 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:48
浅田が感想送ったボーイズラブ小説「さあ元気になりなさい」とかいうのを読んだが、
そのテの小説としては文体がしっかりしてて悪くないと思った。
どこにでもあるような、セックスへの手続きのために書かれたブツではなかった。
228 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:57
>>228 俺は、彰が昔絶賛した「ラヴリー」を読んだが、田口賢司の煌く才能に
眩暈を覚えた。
229 :
吾輩は名無しである:04/01/23 02:57
230 :
吾輩は名無しである:04/01/23 07:35
231 :
吾輩は名無しである:04/01/23 09:38
232 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :04/01/23 13:07
なんか削除依頼でてたぞ、このスレ。
経済学者だから板違いとかで。
233 :
吾輩は名無しである:04/01/23 13:17
>>232 経済学者だけど、文学や思想にも深く関わっている人間なわけだし。
凡百の文芸批評家より小説を読めるわけだし。
何より、文芸批評家の柄谷と親しいわけだし。
「あややがどうした」とかいうネタスレを昔見かけたが、「ハロプロ−文学」間の差異と「浅田−文学」間の差異を比較すれば、このスレは全然まともなわけだし。
俺、この人いままで避けてきたけど、なんかこのスレで興味持ったんで、
「歴史の終わりを超えて」買ってきた。なんつうか普通に面白いな。
237 :
吾輩は名無しである:04/01/23 14:00
238 :
吾輩は名無しである:04/01/23 14:48
スレタイいいじゃん、素直で。
239 :
吾輩は名無しである:04/01/23 17:28
アイクリの更新っていつだっけ?
240 :
吾輩は名無しである:04/01/23 18:01
241 :
吾輩は名無しである:04/01/23 18:31
242 :
吾輩は名無しである:04/01/23 18:37
「10ミニッツ・オールダー」見ないとなあ。
1/4の朝日新聞「天声人語」で触れられてたんだけど、意外だったね。
245 :
吾輩は名無しである:04/01/23 20:57
246 :
吾輩は名無しである:04/01/24 00:26
247 :
吾輩は名無しである:04/01/24 00:37
248 :
吾輩は名無しである:04/01/24 06:12
このスレを読んではじめて知ったけど、さんざ石原慎太郎を批判しているんですね。
でも柄谷行人の方は確か石原慎太郎と対談してたけど、どう思ってるんだろう。
249 :
吾輩は名無しである:04/01/24 06:13
ごめん、勘違いでした。
してないね、対談。
250 :
吾輩は名無しである:04/01/24 06:57
あれ、してなかったっけ?
対談していてもおかしくはない、というか柄谷は
バカにしていても石原のことをときどき
そこらのドアホウよりは話せる奴、みたいな
評価の仕方をしていたと思うが。
251 :
吾輩は名無しである:04/01/24 07:04
おまえらさ、ああいうスタイルが世間でどれだけ嫌われているのか
社会に出て確認した方がいいよ。朝出氏本人はそのこと分ってて
やってると思うけど、読者がそのことに気が付いてないんだよな。。。
普通の人にとって役立つことってのは、ディテールを無視する
語り口なんかではないからな。
>>233-234,
>>236 削除人もスレを見てから消すんだし問題ないはず。
削除依頼スレでの反論はスレ違いらしいので、そういうことは出来ません。
253 :
吾輩は名無しである:04/01/24 13:02
254 :
吾輩は名無しである:04/01/24 13:08
いや、
>>253は尊敬と愛情を込めて言ってるんです。
なんかゲンダイ思想系ってこの先十年ぐらいで全滅するような
気がする。
256 :
吾輩は名無しである:04/01/24 13:57
>>251 なかなかいいとこ突いてますね。
柄谷や浅田の語り口が、一部の「マニア」にしか
通じないようなら、それは普遍性を欠いているということですからね。
浅田は確かにそのことを分かってると思う。
しかし、たとえばフーコーやドゥルーズの言説は、
フランスの「世間」でも嫌われているのかな?
257 :
吾輩は名無しである:04/01/24 14:21
美術鑑賞板から来ました。
美術方面でも、
ダメな物に、きちっとした理由付きで、ダメだと言う。
そこそこの物に、否定理由と肯定理由の両面から、論じる。
本人の趣味的判断部分には異論のある部分もありますが、こっちでもまともな論客です。
文学系の判断で、明らかな判断ミス/微妙な判断ミス、は過去にありましたか?
また、文学系の論客(作家・批評家・編集者・問わず)で、まともな人は、他にどなたがおられますか?
浅田彰だけですか?
258 :
吾輩は名無しである:04/01/24 14:28
ixion
260 :
吾輩は名無しである:04/01/24 15:00
大杉しげおかな。彼は天才だよ
261 :
吾輩は名無しである:04/01/24 15:13
>>
文学に関して言うなら、やっぱり、浅田の前に柄谷先生の名前挙げとけよ、モラルとしてw
262 :
吾輩は名無しである:04/01/24 15:33
クラインの壺の引用の間抜けさ加減について
浅田を論破した山形浩生はどうよ?
批評眼は浅田なんかより抜群に鋭いぜ。
264 :
吾輩は名無しである:04/01/24 15:40
>>262 憂国やアイクリぐらいは読んでおこうね。
君のような粘着には他スレからのコピペを送っておこう:
>浅田のクラインの壷の議論は山形が非を認めたのにそれを知らない人が多いね。
>「知の欺瞞」で批判された人々
>ラカン、ボードリヤール、クリステヴァ、ヴィリリオ、ドゥルーズ、ガタリ。
>デリダ、レヴィナスとかは批判されてなかった。
>デリダなんかあんな意味不明なこと書き散らしてるのに意外だったなー。
265 :
吾輩は名無しである:04/01/24 15:55
ソーカル事件って結局、何だったんだろう?
267 :
吾輩は名無しである:04/01/24 16:01
>265
すいません冗談でした
あぼーん
269 :
吾輩は名無しである:04/01/24 16:09
>>267 いや、正直に打ち明けてくれてありがとう。
あやうく図書館に走るところだった。
270 :
吾輩は名無しである:04/01/24 16:25
>269
スガ秀美なら読む価値十分ある
271 :
吾輩は名無しである:04/01/24 16:32
>>270 スガはいくつか読んだ事ある。スガは鋭い。
少なくとも渡部よりいい批評ができると俺は思う。
272 :
吾輩は名無しである:04/01/24 16:49
>>271 糸圭はDQNすぎること言っちゃうから…
なんで田山花袋の『蒲団』が天皇制と関わるのかと小一時間…
こう言うのはどうかと思うが、まぁ、一般的な文学史でも浚って
から読むならイイとは思うが、いきなり読むのは余り薦められない
んじゃないか?
やっぱり講談社文芸文庫から出てる浅田や柄谷の「近代日本の批評」
あたりを読んでからのほうが無難かと
耄碌爺さん加周も結構いい本あるよね。
274 :
吾輩は名無しである:04/01/24 17:04
スガは顔が不潔。
275 :
吾輩は名無しである:04/01/24 17:12
どなたかNAMのながれを簡単に説明してくれませんか?
よく分からなくて。
277 :
吾輩は名無しである:04/01/24 18:07
放送大学見てる?なんでいきなり出だしたんだろね。
278 :
吾輩は名無しである:04/01/24 18:29
>>277 出てるの?何曜日の何時?
見れるから見るよ。
スガさん、生でみると結構男前。
281 :
吾輩は名無しである:04/01/25 02:21
最近の顔写真だれかうpしてくれ!!
282 :
吾輩は名無しである:04/01/25 02:33
283 :
吾輩は名無しである:04/01/25 02:48
ところで、2〜3年前の「早稲田文学」のヌーボーロマン特集に、
彰がフランス文学の野崎歓と対談したらしいんだけど、
どんなだったのかな。誰か読んだひといます?
彰はちゃんと付いていけていましたか?
>>282 さんきゅ!
やっぱこの前見た人だ、今の写真みて確信した。
ジャケットじゃないと雰囲気でないんだよね…
285 :
吾輩は名無しである:04/01/25 02:58
>>284 え?どこで見たの?ニタニタしてなかった?
286 :
吾輩は名無しである:04/01/25 03:06
>>283 残念ながら読んでない。批評空間で宣伝だけ見た。
野崎歓についてはなにかでほめてた記憶があるな。
あとアイクリ等でヌーボロマンに何度か触れてるね。最近のでは
クロード・シモンとロブ・グリエが中心だったな。
電車。口は真一文字にしまってたよ。足を組んで一点を見つめてた。
ネタじゃなくておれたまたま「逃走論」持ってたんだけど
どうしたらいいかわかんなかったよ。
とにかく邪魔しちゃわるいなって思った。
↑
×286
○281
>>287 あーサインもらいたいとこだけどねー。
でも確かにその状況だとどうしていいかわからなくなると思う。
ほんと近づきにくい、というかそっとしておいてあげたくなるだろうな。
サインするような人でもサインをもらうような人でも
ないと思うけど。頭の悪い読者はあっちいけって
言われておわりでそ。
291 :
吾輩は名無しである:04/01/25 07:33
浅田氏はフィジカルには子供っぽくとも
メンタルに大人だから
そんなちぃーせー威張り方はしない。
292 :
ダンシングダルシム:04/01/25 08:34
293 :
吾輩は名無しである:04/01/25 08:42
なんつうかガンダムのことをネタに話し出すやつは
何ゆえこうおしなべて水準が低いのか・・・
逃走論なんて大昔の著作出されてもいい気はしないかと。。。
ところでグロタンディークという名前を何度か挙げている彰くん。
グロタンディークの代数幾何はどれぐらい理解してるのかな。
フランス語できるしヲタクだし、一度くらいはSGAに目を通した
だろうけど、数学能力はどれぐらいあるんだろう。
まさか政治的パフォーマンスだけで名前だしてるわけじゃないよね??
柄谷行人は数学に関してはロジックについてしか言わないけど、
浅田彰は純粋数学についても少しはできるのかな、と。
でも数学みたいな、付け焼刃ではまるで歯が立たない分野は
半端な知識で近寄るようなことはしないに限るけどね。
295 :
吾輩は名無しである:04/01/25 09:17
291の意見、おもしろく読みました。
子どもっぽくても大人な彰ちゃんの実物に
あってみたいです。
専門の経済もあやしいよ。
297 :
吾輩は名無しである:04/01/25 11:57
>>294 メールアドレス公開してるんだから、こんなところで書かないで、
直接質問したら?
>>294 浅田を見てるとあの辺りはすぐに理解しそうな気がする。
自分は数学の学部生に過ぎんので良く分からんけれども。
299 :
吾輩は名無しである:04/01/25 12:09
>>283 野崎の次の言葉だけ引用する。これだけで十分でしょう。
野崎「浅田さんはやっぱりよくフォローされてらっしゃるなあ。」
>>297 どこに公開してるの?教えてくださいませ。
301 :
吾輩は名無しである:04/01/25 12:18
なんか彰って底知れないというか、恐ろしい。。。
で、経済の何を聞くのよ。
>>151の言っているとおり、
私も「浅田さんなんとか言ってやってくださいよ」という気分。
東みたいなことを言いやしないかと怖ろしくもあるけれど、
なんか言ってくれるはず。
>>287 浅田って免許もってなさそうだと思ってたらやっぱり持ってないのか
コンサートホールなんかでたまにお見かけします。
あ、浅田さんだ!と心の中で呟き、じろじろ見るのも
失礼なのでそのまま目線をはずします。(涙)
311 :
吾輩は名無しである:04/01/25 19:15
>>309 いや、ヒュンダイ乗ってるんじゃなかったっけ?
314 :
吾輩は名無しである:04/01/25 23:03
2年くらい前、経済板で浅田さんがボコボコに叩かれてたの思い出した。
京大COEのリストからもしっかり浅田さん外されてるね。
315 :
吾輩は名無しである:04/01/25 23:14
316 :
吾輩は名無しである:04/01/25 23:20
317 :
吾輩は名無しである:04/01/25 23:53
外されているのではなく、もとから入ってないのです。
もともと人文研やし。論文も書いてないし。
それでも彼のためのポストが用意されている、
ということを考えたら彼の優秀さがわかるだろー。
浅田は経済研を辞めるべき。
辞めてもどっかの大学が拾ってくれるだろうし
319 :
吾輩は名無しである:04/01/25 23:55
>>316 情報どうもありがとう。
Center of Excellentってすごい名称だね〜。
特権階級の臭いぷんぷんする。
学者の世界も大変そうだなぁ。
>>318 康夫ちゃんとの対談で、首になっても大丈夫なように自分を
磨いてる、みたいなことを言ってたね。
321 :
吾輩は名無しである:04/01/25 23:58
そう言えば、浅田って昔調子こいて専門はゲーム理論だとか言っていたが
ある時期から言わなくなったなw
322 :
吾輩は名無しである:04/01/26 00:00
島田とか渡部なんかがいる近畿大学ならすぐ拾ってくれそうだね。
323 :
吾輩は名無しである:04/01/26 00:02
>>320 彰は大丈夫だよ。
問題は島田雅彦。彼は今いろんなところに顔をだしてるね。
作家でやっていけなくなっても・・・ってあながち冗談じゃないかもしれない。
島田って映画かなにかの撮影に入ってたよね。
俳優デビューするつもりかな。
325 :
吾輩は名無しである:04/01/26 00:46
>>321 あやしいレギュラシオン理論なんかやってなかった?
326 :
吾輩は名無しである:04/01/26 01:54
浅田がしていることは経済学の達成以上のものなんだから、
経済学での業績など持ち出すこと自体、間違ってるだろ。
まあ、そんなことは高校生にはわからないだろうが。
2ちゃんにはくすぶっている院生崩れが多い。
おそらくアカポスが取れない数理系の僻みだろう。
論調が常に人文否定であることからも自明。
328 :
吾輩は名無しである:04/01/26 02:20
>>326 >経済学の達成以上のもの
といって浅田のした事の比較に経済学を持ち出しといて
>経済学での業績など持ち出すこと自体、間違ってるだろ。
というのは矛盾してないか?
329 :
吾輩は名無しである:04/01/26 02:27
>>327 数理系のやつはこんなとこに来ないだろ。僻んでいる奴は現実では負け犬なやつ
で、浅田礼賛の奴は現実には負け犬だけど浅田を自分と重ねて頭の中で勝手に逆
転勝利しちゃってる奴ら。どっちもどっちだな。
330 :
吾輩は名無しである :04/01/26 02:32
他スレで見つけた花村萬月と金原との対談
http://seidoku.shueisha.co.jp/hanamura_kanehara.html この対談を読んでると、金原がむしろまともに見えてくる。
花村は小説もどうしようもないけど、本人自体救いようがないね。
「自分でやるのは嫌だけど、誰かにやる分にはやぶさかではない(笑)。
相手がOKなら、喜んで植木ばさみでプッチンなんてやりたいじゃん。
梶井基次郎の小説で、切符を切る鋏で猫の耳に穴を空けたいっていう
のがあるんだけど、ああいうの、やってみたいってとこあるんだよな(笑)。」
スプリット・タンを自分でやるのは嫌だけど、誰かにやる分にはやぶさかではない?
猫の耳に穴をあけたい?
心の中でそう思っているとしても、作家としてそれを半ば得意げに公言する
なんて。こういうモラルのかけらもない人間が芥川賞作家とは・・・。
今回の芥川賞劇には正直失望したし、綿矢の作品が芥川賞にふさわしいとは
思わないけど、花村にくらべれば、小説自体も綿矢の方がずっと優れている
と思う。
ちなみに綿矢はエンタメ系として数年後に直木賞を受賞するのが妥当だった
ように思う。
金原の小説は5ページで読むのを諦めたのでなんともいえない。
スレ違いでごめん。
>>329 数理の奴が暇つぶしに煽るのは、2ちゃんではよく見られる構図。
もちろん無能なヒキーに限るが。
332 :
吾輩は名無しである:04/01/26 02:39
綿矢の芥川賞受賞は妥当だよ。
彼女が30代くらいでキャラ立ちが弱い方が、作品の価値は正当に評価されただろうね。
属性をとったら何も残らないのは平野みたいな奴。
あいつが30代だったら、受賞はおろかデビューできていたかどうかも危ういものだ。
>>332 綿矢はセンスあると思う。描写力もここ数年のほとんどの芥川賞作家達より
上だと思う。ただ、前にも書いたけど、彼女の作品が外国語に翻訳され
日本の代表的な文学賞を受賞した作品として海外に紹介された場合、ひどく
はずかしく感じる。ある意味、吉本ばななの作品よりはずかしく感じる。
それはいわゆる文学作品としての決定的な何かが欠けているからではない
だろうか?そしてそういった作品が芥川賞にふさわしいとは思わない。
>>332 「属性をとったら何も残らないのは平野みたいな奴」というのに激しく同意。
ちなみに綿矢は平野より断然上だと思う。
335 :
吾輩は名無しである:04/01/26 08:54
「描写力」なんて語彙が臆面なく跋扈するあたりが
芥川賞のことを話題にするやつの錯誤ぶりがでとるなあ。
阿部でも読んで、散文というものの持つ出鱈目さの魅力について
考えてみたらよい。
阿部弘?
まさか、安部公房のことじゃないよね?
338 :
吾輩は名無しである:04/01/26 09:50
まさか安倍晋三のことじゃないよね?
なるほど、彼にも著作はあったな・・・。
340 :
吾輩は名無しである:04/01/26 13:47
341 :
吾輩は名無しである:04/01/26 13:51
日本文学の最前線wが
芥がわ賞とはぜんぜんちがう場所にあるってことに
そろそろ気付けよな。
和重でも読んでだらだら昼寝するか・・・
>>341 お前が語っているのは文学ではなくて、
引きこもりの愚痴でしかないってことにそろそろ気づけよな。
343 :
吾輩は名無しである:04/01/26 16:55
「セプテンバー11」(映画)に関する彰のコメントって何に載ってたんだっけ?
アイクリ?
344 :
吾輩は名無しである:04/01/26 22:35
>>328 矛盾してねーよ、バカ。ちゃんと文章読めよ。
バカのために分かりやすく解説してやる。
ようするに、
浅田が思想および文化の領域においてしてきた仕事の社会的意義が、
経済学という学問領域自体の社会的意義に勝っているということ。
だから、浅田が経済学者として業績があるかないかという議論は、
浅田そのものの社会的意義を論ずるにあたって何の役にも立たないということ。
もちろん、こういう見方に批判はあって良いが、
言っていることくらい理解しろよ。
345 :
吾輩は名無しである:04/01/26 23:04
>>343 それって同時多発テロのやつ?
だとしたら愛栗に載っていたよ。
サミラ・マフマルバフとアモス・
ギダイとケン・ローチとイドリッサ・
ウェドラオゴの各作品を評価しながらも、
しかしショーン・ペン作品を一段と誉めていた。
346 :
吾輩は名無しである:04/01/26 23:26
>>345 そう、それ。サンクス。
昨日ビデオ借りて見たもんだから。
アイクリチェックしてみる。
347 :
328ではないけれど:04/01/26 23:31
>>344 まあ、落ち着いて。
俺は君の意見に激同だから。
348 :
吾輩は名無しである:04/01/27 00:01
浅田は武田泰淳が生きてたら殴られてただろうな
おまえ、ここにまで・・・。
村上龍のコメントが出たよ。
私は金原の作品を推した。すると文藝春秋に記者会見を頼まれた。
記者会見は嫌いなので一度断った。しかしピアスが主題なので村上さんなら
対応できると思うので、と再度頼まれた。どういう意味だ?と怪訝に
思いながらも引き受けた。
記者会見の最後の方で、候補作に若いのを並べたのは出版不況対策ではないか?
と聞かれたが、候補作を選んだのは私ではないので、そういうことは
文藝春秋に聞いてくれ、と答えた。
現在の出版不況は構造的なので若い女性二人がデビューしたぐらいで好転する
はずがない。
この若い女性二人の将来にどういう期待をするか、と最後に聞かれ、
他人には期待しません、と私は答えた。
352 :
吾輩は名無しである:04/01/27 03:28
>>344 まあ浅田は国からの給与及びに研究費は経済学の学問的貢献に対し
て与えられているわけだから、経済学者としての仕事について評価
されるのは仕方ないだろう。幾ら詭弁を吐こうがこの問題は避けれな
い。もっとも、浅田自身はそういうことをもちろん自覚してるだろ
うし、だいたい浅田の性格からいって批判する連中よりは、下手に
擁護してくる連中の方を気持ち悪いと思ってるだろうな。
>>344 要は発言の無意味さを知れってことを言いたかったってことだ。
浅田彰が思想・文化の領域で影響力のある仕事をしたのは認め
るが、それを「経済学の達成以上のことをやった」とかいう無
意味なことを言っても滑稽なだけでしょ?経済学の達成って何?
意味不明。説明できるもんならそこ説明してよ。まあ経済学の事
たいして知らない奴が口を滑らしただけってことなんだろうが(
あと、いらない心配かも知れないけど、本当に彰の思想的な仕事
もちゃんと理解してるの?)まあ異なる学問間の成果を比較して
云々言う事の愚かさと無意味さを知っといてね。まあ趣味でやって
る分にはいいんだけどね。
>>350 これ何のコメント?
やっぱり龍は選考委員の器ではないね。
「この若い女性二人の将来にどういう期待をするか、と最後に聞かれ、
他人には期待しません、と私は答えた。」
ってバカ?
山崎のコメントもなんともお粗末。
ますます彰のコメントへの期待が高まるな。
355 :
吾輩は名無しである:04/01/27 18:22
>>353 このレスは古賀潤一郎を連日フィーチャーしているマスコミをなぜか彷彿とさせる。
なぜ?
356 :
吾輩は名無しである:04/01/28 11:49
357 :
吾輩は名無しである:04/01/28 12:59
ヴォーグニッポン3月号のダンス特集で
ギエムへのラブレター書いてます
らしい。
>>354 物事の裏が見えると思うが。
>出版社が煩いから受賞させたが、二人とも糞だ
というメッセージが隠れてると思うが。
浅田の直截だが、浅薄で難解なコメントとは違う。
>>358 >浅田の直截だが、浅薄で難解なコメントとは違う。
これよくわからないんだけど
360 :
吾輩は名無しである:04/01/29 16:06
>>358 なるほど。でもそれであればなおさらバカとしか言いようがないね。
何も言う必要ないと思うけどな。
最近やたらとあずまんが彰につっかかってくるみたいだな。
彰、彰は逃げたのか?逃げてないよね、ね。
叩くんなら、柄谷だと思うんだけど。
彰は編集の人なんだから。
あずまんのは、私怨としか思えない。
365 :
吾輩は名無しである:04/01/30 14:24
>>335 阿部もいいんだろうけど、昨日中上健二の初期作品を読み返してみて改めて
彼は天才だと感じた。中上を読んだ後、今回の受賞作などとても読めたもの
ではない。綿矢の文章は実にキュートで上手く書けているとはいえ。
すでに誰かが言ってるだろうが、岡崎京子が頭に浮かんで、
「蹴りたい背中」は途中でもう読まなくていいやって気持ちになったなぁ。
367 :
吾輩は名無しである:04/01/30 15:23
>>366 ン?岡崎京子の漫画となにか類似性があるの?
368 :
吾輩は名無しである:04/01/30 15:29
>>364 あずまんはなんか私怨を抱え込んでるよね。彰に限らず何かと。
どこか頑なさを感じる。ケインコスギのような。星野智幸にも
ある種のちょっと痛々しい、けれど応援したくなるような頑なさ
を感じるな。
綿谷さんは数年前にデビューしてれば、
きっと、J文学と分類され、ひとくくりにされて消えていたと思う。
>>365 現代の文学は、中上の文学とは求められているものが違うんだよ。
372 :
吾輩は名無しである:04/01/30 16:22
いやはや、蓮實が「難解な小説」だといっておったが
「ニッポニアニッポン」はなかなかよいじゃないか。
後半、佐渡で出会った少女が弟の死について語るとこなどほろりとさせられるし
あの少女と春生の別れの場面など阿部にしてはナイーヴでリリックぢゃあないか!
373 :
吾輩は名無しである:04/01/30 16:27
>>373 階級?上流階級の彰に嫉妬してるってこと?
柄谷の家だって、それなりに裕福だったんじゃないの?
何で最近彰ばっかりで柄谷に絡まないんだろ。
376 :
吾輩は名無しである:04/01/30 17:04
水玉模様の靴下
中上が生きていたら、絶対東は殴られてる。
そしたら東は中上に私怨を抱くだろうな。
中上は「何だ、あの気持ち悪いやつは」と言ってまたぶん殴る。
中上カコイイ
中上は確実に殴るだろうが、それで恨みを買うかとはないような気がする。
相手がたとえあずマンであろうとも。
>>371 文学には何も求められて無いよ。
だから芥川賞なんかも、今回のような選択しかなくなる。
381 :
吾輩は名無しである:04/01/30 21:04
>中上カコイイ
プっ
382 :
吾輩は名無しである:04/01/30 21:26
坂本一亀も殴られたらしい
383 :
吾輩は名無しである:04/01/30 22:39
なんか哲学板の彰スレってフマスレになってしまってるな。
>379
いや、東だったらあり得る。
中上は自分より弱そうな相手を選んで殴っていたらしい。
それはヤクザの鉄則
389 :
吾輩は名無しである:04/01/30 23:45
佐藤洋二郎の前では大人しかったという話。
390 :
吾輩は名無しである:04/01/30 23:45
佐藤洋二郎ってことか
392 :
吾輩は名無しである:04/01/31 00:10
中上が生きていたときの評判はどうだったのですか?
私は死んでから彼を知ったのです
393 :
吾輩は名無しである:04/01/31 00:18
生きてたときの方が作家としての評判はよかったよ。
しかし、酒癖悪く酔うと暴力癖があるので周囲によ
けいな緊張感を与える存在だったようだ。
三島や中上が今生きていたらどんな小説を書いただろう?考えても仕方の無い事だが、
つい考えてしまう。(彰って三島嫌いだったっけ?)
395 :
吾輩は名無しである:04/01/31 01:03
>>380 作品として前衛的であるというのが終わったってことでしょ。
その意味で中上の岬三部作は本当におもしろい、というより緊張する、読む時に。
きっと綿矢や金?とかいう人たちは中上とか読んでない(読めない?)
んじゃない? 読んだらナイーブには書けないだろうし。
それがいいのか悪いのかもわかんないけど。
村上龍も「肩に力が入ってない」って言ってたよね。
そもそも求められるってなんだろうかと思えてきた。
396 :
吾輩は名無しである:04/01/31 01:05
中上についての嘘の捏造がこのスレでは通用してるみたいですねw
>作品として前衛的であるというのが終わったってことでしょ。
こういうのって経済的な不況が文化的にも反映しているんですかね。
>>398 作品として前衛的である試みはフランスでは執拗に試みられていて
成功しているみたいだが・・。
日本では作家達の間でも全ては書き尽くされてしまったという意識が
先行しているみたいだが・・。
要するに俺には何もわからん。
>>400 そうか、柄谷も嫌いなのか。むしろ柄谷が嫌いだから彰も嫌いになった
って可能性もあるのかな?
402 :
吾輩は名無しである:04/01/31 02:37
>>397 中上健次という人は基本的に運動神経全然だめだったひと
彼の野球の腕前を見ればわかるけど
故に彼が喧嘩が強いというのはありえない。
みなはったりで
三田正広みたいな見るからにひ弱な虚弱体質を、ゴールデン街などで
張り倒しては、そういう虚構をさもありなんと宣伝して捏造しただけ。
このような弱いものイジメの体質は、中上以降の文壇にも根強く残り
典型的なのはスガ秀美スタイルみたいなの(まあ彼が実際に手を出すほどのことは
できるはずないが、誰か弱そうな奴にターゲットを絞っては、イジメを構成して
文壇政治をする。それでもって、
こういう弱者ルサンチマン政治の手法の責任者が、柄谷だったりすることは、
まあ必然的な流れなのだが)
基本的に中上はただの「嘘つき」だから。彼についての情報を読み込むときは
一定のバイアスをかけて見る必然性がある。
まず「高校時代相撲部屋からスカウトが来たとか」そういう逸話は
間違いなく嘘(w
403 :
吾輩は名無しである:04/01/31 02:45
>>402 確かに。
「文学・芸術を、私は理解している」ってポーズの、スポーツマンを考えてみると良くわかる。
そんなクソ嘘吐きだって時点で、死んでるなあ。
404 :
吾輩は名無しである:04/01/31 02:45
>>402 やめとけ!あほが勘違いするだろ!!
綿矢なんて読まずに中上嫁!
んでもってポストモダンよ来たれ!!
ちんぽ!
405 :
吾輩は名無しである:04/01/31 02:53
406 :
吾輩は名無しである:04/01/31 02:54
嘘吐きは小説家の始まり
ファンは強がってる中上が好きだったんだろ。
>>407 正直、中上の私生活は何も知らない。
ただ彼の作品に眩暈を覚えた。
409 :
吾輩は名無しである:04/01/31 03:09
臆病と嘘吐きは小説家の条件?
臆病であるのも嘘吐きであるのも全人類共通だと思いますが。
程度の差こそあれ。
411 :
吾輩は名無しである:04/01/31 03:23
>>410 その程度の差が、問題になっているのでは?
このスレは伸びがいいですね。もう一つの方が嘘のようだ。
414 :
吾輩は名無しである:04/01/31 07:42
中上も阿部も「文学の最前線走ってます」ってオーラ出したがるタイプのようだけど、
そういう彼らは、良い意味でも悪い意味でも、綿矢や金原の数倍ナイーヴだと思われ
415 :
吾輩は名無しである:04/01/31 14:10
>>414 阿部はそうかもしれないけど、中上の場合、自分の中にあるものを書かずには
いられなかったって感じだと思うけどな。若書きの散文詩のような作品など
ランボオを彷彿とさせるものもある。
新しいものを求めるというのは作家ならほとんど誰でもが意識する事だろうし
中上もそうだっただろうが、中上の場合、その点ばかりに比重を置くべきでは
ないと思うな。
浅田彰がよくチェックしてるサイトは
声感ちゅっぱ隊♪
だと聞いたのですが。
417 :
吾輩は名無しである:04/01/31 15:09
>>417 あなたも騙されたくちですか?わたしも騙されました。
みなさんは騙されないように。
え???
声感ちゅっぱ隊はどこにでもある、つまらん無料動画サイトですよ?
どうしてそれを宣伝する必要が?
純粋に事の真偽を訊きたかったんだけど。
でも浅田に直接訊ける人はいないようなので、
聞いた人に次会ったら詳しく聞いてみるよ。
>>401 柄谷は矛盾した感情を持ってるみたい。宣長とかに対してもそうだけど。
魅了されつつも、それじゃ駄目なんだみたいな。
彰の方は心底軽蔑してる感じ。両者とも、日本的なポストモダニズムの代表者、
あるいは官僚的秀才馬鹿みたいな感じで三島をとらえてるみたい。
二人とも橋本治については直球の教養人として評価してるんだけど、
その橋本治はポストモダンとか、秀才馬鹿としてじゃなく、直球の教養人としての
三島を評価してるんだよね。
金井美恵子も、東大→大蔵省ライン的秀才馬鹿としての三島って捉え方をしてたけど、
彰に
>若くしてデビューした頃の彼女はきらめくような才能を
>もった作家で、少女小説をそのまま現代文学にしたよう
>な作品を書いていた。彼女がそのままのびのびと書き続
>けていたらどうなったかはわからない。問題は、彼女が
>インフェリオリティ・コンプレックスの塊で、精一杯虚
>勢を張ってすべてをバカにしてみせながら、実は、日本
>でいちばん賢くてセンスがいい(と田舎者には見える)
>おじさまに依存せずにはいられないということだった。
こんな事言われたお前が言うなって感じ。お前はそれ以下のカッぺだろうがって。
422 :
吾輩は名無しである:04/02/01 00:36
来週のダイアモンドにも憂国掲載されないようだね。
アイクリの更新って火曜日だっけ?
423 :
吾輩は名無しである:04/02/01 02:04
uzeeeee!!
>>422 康夫が入院してたから、それが影響してるんじゃない?
私生活はともかく、中上は大江・三島と並んで、近代文学を代表する大作家だったと思う。
426 :
吾輩は名無しである:04/02/01 07:18
私生活はともかく、三島を大江級の作家と水準でゴッチャにしてはいけない。
427 :
吾輩は名無しである:04/02/01 08:04
>>426 それをいうなら中上を大江三島級とゴッチャにしちゃいけないだろう
428 :
吾輩は名無しである:04/02/01 08:10
文学は団塊世代以前、以降と分かれるような気がする。
429 :
吾輩は名無しである:04/02/01 08:16
「団塊の世代」などという架空のカテゴリーに翻弄されてはいけません。
団塊の世代は流行が好き。そして、それを下の世代のせいにする。
>>427 生前は、中上と大江は三島よりも偉いということになってたみたいだけど。
蓮實が「三島賞の選考員の人選はおかしい。あの中に三島よりも優れた
作家が二人いる」っていって、
源ちゃんが当然のように「僕もそう思います」
みたいなことを言ってたから。
432 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:13
>>431 蓮実と源のそれはジョークだよ
なんであなたはそういうのをコンスタティブに取れるのよ?
パフォーマティブでしょうもちw
そうなの?
蓮實、柄谷、浅田、吉本、江藤、渡部、スガ、みんな中上を三島以上としていたから、そう思われてるのかと思ったよ。
三島といえば「偽物らしさを徹底することによって、自分の自意識を守るポストモダン」みたいな言われようだったし。
中上についてはよく知らないけど、このあたりのキッチュ趣味というのは、妥当な評価だと思ったし。
434 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:23
仲間同士で言い張ってるだけだよ。
435 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:24
中上は三島みたいにどうしてもなりたかったのに
なれなかった
という事実と結論をもってして
中上は唯物論的に正しいというコンセンサスが文壇には機能してる
というだけでしょ
436 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:26
中上はやっぱどう見ても不器用系だからねえ
顔もどちらかといえば不細工系だし
あと20年くらい生きれてたら
もうちょっとは器用で知的な文章が書けるようになっていたのかもね
少なくとも村上龍や春樹の向こうを張れるくらいにはw
437 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:32
後年は文体もスカスカだし内容も薄かったよ。
438 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:35
癌でやられてたからでしょう
病気で最悪の状態だったから
もう死ぬことを当然の前提として無理して書いてた
晩年のフーコーのスカスカと同じだと思う
浅田は三島のことを本気で馬鹿にしてたと思うよ。柄谷はある程度認めてたと思うけど、浅田の読みは
柄谷の三島読解よりも全然浅いもの。あれは多分まともに読んでない。
「豊饒の海」について、柄谷は全部の主人公を偽物としていたけど、浅田は1,2巻の主人公は
本物としていたから。本物は清顕の父親みたいなもので、雅な行動とはどんなものかとか、
純粋な生き方はどんなものかとか、悩まない。
もっとも、こういう風潮から、金井みたいな人までが「三島なんて大して頭よくない」みたいなことを
いうのは、明らかに行き過ぎだったと思うけど。
441 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:45
>浅田は三島のことを本気で馬鹿にしてたと思うよ。
これも浅田のパフォーマティブでしょう。
浅田は右翼左翼問わずに貴族趣味だから。
みんな技術屋としての三島には敵わないというのがわかってるから、
なんとか色んな洒落を遇してはそこをなかったことにしてきたんじゃないの
まあ技巧屋以外の思想的味噌については確かに三島は全くの陳腐で
語るにさえ劣らないばかばかしい低レベルであったのは事実だと思われ
442 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:49
三島と坂本龍一くらべたら一体どっちが馬鹿なんだろうか?
吉田健一と三島が合わなかったようなものでしょう。
本物の教養を持ってる人が、三島みたいなのを見たら、憫笑を禁じ得ないんじゃないの?
柄谷はヨーロッパ文明を抵抗なく吸収し、漱石を馬鹿にする吉田が嫌いで、
それに遠慮してか、あんまり彰は吉田について語らないけど、どう考えているのか知りたい。
> みんな技術屋としての三島には敵わないというのがわかってる
「金閣寺」をプラモデルといってたけど、これは鋭いと思った。
444 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:58
逆に本物の教養とか抜かすオタや学者連中をいつも見下せるだけの
テクニックを自負していられたのが三島の粋だったわけ
なんといってもお前ら芸能人スターの所有する快楽と権力には
かなわなだろうという。。
しかし結局自害して死ななきゃならなかったくらいだから
三島の内面はよっぽど病んでたんだとは思うよ
445 :
吾輩は名無しである:04/02/01 15:59
>逆に本物の教養とか抜かすオタや学者連中をいつも見下せるだけの
>テクニックを自負していられたのが三島の粋だったわけ
今でいえば鎌田のとこのグループの連中みたいなのね
446 :
吾輩は名無しである:04/02/01 16:02
>>444 > オタや学者連中をいつも見下せるだけの
> テクニックを自負
本当にそれだけの自負があったなら、鉢の木会の解散はなかったんじゃないの。
元はといえば、三島の吉田に対するコンプが原因ならしいから。
三島が豊富な語彙をのぞけば、よく言えば素直、悪く言えば平凡な文章を書くというのは
同時代では寺田透がしてた。この批評は三島自身も納得してたらしい。
江藤なんかが、「小説を書く才能がない。三島さんは戯曲の人」
ってのはそういう意味でしょ。もっとも、晩年の中上はもっと酷かったみたいだけど。
448 :
吾輩は名無しである:04/02/01 16:15
お、いつもまにやら三島の話題が
449 :
吾輩は名無しである:04/02/01 16:21
>若くしてデビューした頃の彼女はきらめくような才能を
>もった作家で、少女小説をそのまま現代文学にしたよう
>な作品を書いていた。彼女がそのままのびのびと書き続
>けていたらどうなったかはわからない。問題は、彼女が
>インフェリオリティ・コンプレックスの塊で、精一杯虚
>勢を張ってすべてをバカにしてみせながら、実は、日本
>でいちばん賢くてセンスがいい(と田舎者には見える)
>おじさまに依存せずにはいられないということだった。
↑これちょっと納得しちゃったんだけど、誰の発言なんでつか?
浅田氏が金井氏を評していったの?
武田泰淳と仲が良かったのが不思議→三島
あ、これこの間の武田オタじゃないよ。
中公新人賞の頃から付き合いがあったみたいだし
>>450 三島は思想のちがいを人間関係に持ち込まなかったらしい。
ただ、文壇に友達はいない、と言っていたようだけど。
452 :
吾輩は名無しである:04/02/01 16:28
>>449 そう。中上や蓮實を後ろ盾にした彼女の勘違い発言は、本当に酷かった。
スガや渡部も、つっこまずヘコヘコして、みっともねえったら無かったよ。
>>450 三島の死に、もっとも狼狽したのが武田だったよね。
教養(吉田みたいのじゃなく、完璧な東京弁をしゃべるとか)に惹かれた面もあるみたい。
453 :
吾輩は名無しである:04/02/01 16:32
インフェリオリティ・コンプレックスか、いい言葉をきいたな。
これ、当てはまる人かなりいそうだね、一般文学少女にも、2chにも。
ところで何用語なんだろ。精神分析?定義教えてください。
454 :
吾輩は名無しである:04/02/01 16:38
455 :
吾輩は名無しである:04/02/01 16:42
アドラーか。ってなんだっけ英語圏なのだっけ
まいっかありがと
456 :
吾輩は名無しである:04/02/01 18:08
三島の偉いとこは、自分に大江ほども小説家としての才能がないと、
うすうす気付いていたところだろう。
457 :
吾輩は名無しである:04/02/01 18:22
三島の川端論(己を知ったワーグナー(スケールの小さい芸術家))を、あれは三島自身の
ことを書いたんだって喝破したのは誰だっけ?
野坂?石原?
俺もその指摘は正しいと思う。最も三島の場合は自分がスケールが小さいと知りつつ、
あえて大芸術家を演じてみせるって感じだけと思うけど。
小説家としては全く評価していない彰だけど、三島が秀才であったことについては
最大限の評価をしてるんだよね。確か大江との対談で、「戦後最大の批評家
小林秀雄は、むしろ詩的な才能を持ち、持っても明晰であった文学者
出逢った三島由紀夫が小説を書いた逆説」みたいな感じで。
中学生の頃「自分は末人だ」との自己認識があっただけに、ちょっと
近親憎悪が入ってるかも。超人を演じる末人である三島と違って、
彰は優れた才能をサポートする方向に回ったわけだけで。
458 :
吾輩は名無しである:04/02/01 18:27
三島はパフォーマンスを生きてしまった人でしょう
彰は、自己のパフォーマンスを冷ややかに対象化する
まなざしを持ってるわけで。
それが、モダンとポストモダンの差異じゃない?
>>458 まあなんだ。21世紀にもなってこんなことを素で言ってる奴
がまだいたことに素直に驚いたな。でんでんタウンでも行け。
460 :
吾輩は名無しである:04/02/02 02:48
今日、彰おすすめのミスティックリバー見てきた。
泣けた。が、おかげて今日一日重苦しい気分だった。
461 :
吾輩は名無しである:04/02/02 07:39
彰おすすめ、というより
蓮實が30年前から大絶賛のイーストウドだからな〜。
敢えて「お薦め」してしまう彰の啓蒙主義者ぶりに感心する。
>>458 浅田のことはよくしらんが、
あんたの文章読んでイヤな奴だと思った。
463 :
吾輩は名無しである:04/02/02 08:52
モダンとポストモダンに差異を見出して何か発言した気分になってしまうあたり
ちゃらちゃらしたうわべだけの奴という印象はまぬかれません。
>>462 なぜ?
ずいぶん傲慢な人なんですね。
あなたのような人が最も「差別的」な人種ですね
465 :
吾輩は名無しである:04/02/02 11:06
イーストウッドといえばこの前はじめて
「マディソン郡の橋」見たのだが、
マジ泣けた・・
54 名前:名も無き冒険者 投稿日:01/12/14 12:33
ちょっと前、あるネットゲームで出会った外人との会話。
外人 『Japanese! Japanese!』
俺 『うっせえよ毛唐、英語が世界の共通語とかナチュラルに思ってんじゃねえよ』
外人 『hmm…』
俺 『Fack you』
外人 『oh』
外人 『miss spell』
外人 『Fuck you』
俺 『Fuck you』
外人 『good!』
その後、一緒に冒険に出かけ、友人になった。
467 :
吾輩は名無しである:04/02/02 11:38
微妙にワラタ
468 :
吾輩は名無しである:04/02/02 16:01
綿矢の蹴りせなやっと読んでみたけどさ、なんだありゃ?一体?
高校生の日記だにゃーか。読んでるこっちが恥ずかしくて赤面
するべ。俺はものすげー寂しいにゃ。
469 :
吾輩は名無しである:04/02/02 16:12
だから芥川賞なんてそんなものでしょう。芥川賞は
文学の最前線(自分で書いても赤面するこの語彙だが・・・)とは無縁で
文学には縁もゆかりもなく暮らしているがアカデミックなこと憧れて
たまには文化的な空気にふれてみたい、と思っているひとに
コレがそうなんですよ、と優しく作品を提示する。
いきなり阿部和重なんぞを読ましても
なんだこりゃ、無粋でいかがわしい文章で、どこがいいんだ!
これが文学なのか??と思われてしまうわけですから
>>468 まあセンスはいいと思うよ。文藝から大量放出された若手女性作家の中じゃ
ぴかイチなのでは?
阿部のアメリカの夜、読み始めた。
言葉の一つ一つの意味に疑問を持ち追求するという意味で哲学的と
いえるかもしれない。が、まだ5ページ目だからな。
全体的にどんなものが見えてくるかちょっと楽しみだ。
472 :
吾輩は名無しである:04/02/02 16:18
まあ読む人の自由ですからね
綿矢を面白いと思う人はそれでよいし、
つまらないと思う人はただつまらないと思えばよい。
そこに「優劣」もないんじゃないかな。
>>469 にゃるほど、芥川賞とはそんなものだったのか。が、しかしあれを文化的
なものだと提示され、納得する者達がどれほどいるものか?少なくとも
詠美のPAYDAYを読んで感動したり、村山由佳を読んで涙するほどナイーブ
でなければなるまい。
>>470 センスいいとはよく目にするコメントだにゃ。だがぜいぜい一クラスに一人
か二人のセンスだと言っておく。
474 :
吾輩は名無しである:04/02/02 16:41
>>472 そうだね。だいたいみんな騒ぎすぎだよ。
ま、確かに今回は(も?)ちょっと寂しい思いはさせられたけどな。
仏文学嗜好者の俺としては。
475 :
吾輩は名無しである:04/02/02 17:49
なんやねん、仏文嗜好とは?ツーサンとか懸命に読むことですか?
フランスには無印良品がないので、きっとむくれているのだ。
477 :
吾輩は名無しである:04/02/02 17:59
>>475 474だけどワラタ。痛いところをつかれたよ。
>>478 臭い臭い、おフランス野郎の登場ですな。
481 :
吾輩は名無しである:04/02/02 19:48
>>478 たぶん、そんな意味ではないと思うが・・・
>>480 普通は、「フランスにもあるよ(イギリスにも)」とか書く。
「行ったことないんだ」は、本当に臭い。バタ臭い。
483 :
吾輩は名無しである:04/02/02 20:33
>>482 なにも行ったことがないからって・・・。安心しろ。俺も行ったことないニャ。
484 :
吾輩は名無しである:04/02/02 20:41
>>465 マディソン郡見て泣くなんてあなたも相当ナイーヴですな。
いや、わたしも泣きましたが。
486 :
吾輩は名無しである:04/02/02 20:48
>>485 じゃあ今回の芥川賞にも冷淡ということか、なるほど。
コメントが出ないはずだ。
いや、マヂソンについて。
あれに群がる椰子は…みたいなことを呆談でいってた。
このスレもなんとなく旬を過ぎたな。
もちろん映画の方ね。小説についてはいうまでもないでしょうw
490 :
吾輩は名無しである:04/02/02 20:57
>>487 ばかばかしいってのはよくわかってるんだよね。ほんといやなんだよ、あの話。
にもかかわらず思わず鼻をつんとさせた自分をひどく恥じてはいるんだが・・
むにゃにゃ。
俺は好きなんだけどねw
たしか、イーストウッドの条件が、メリル・ストリープを使うことだったらしいんだけど、それも頷ける感じ。
イーストウッドの映画は基本的に泣ける。
ミスティックリバーはもう一度見たい。やっぱ最後のシーンの
ショーンペンに最も深い意味が込められていたのだろうか?
494 :
吾輩は名無しである:04/02/02 23:48
>>484 そう、あれを見て泣いてしまう自分はひどくナイーブ、
という自己意識は強くあるのに、それでも涙が出てしまうという・・
特に雨のシーンにやられた
495 :
吾輩は名無しである:04/02/03 00:39
ウ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ !
彰ってボーイフレンドとかガールフレンドいたことあるのかな?
もちろん恋人という意味で。
497 :
吾輩は名無しである:04/02/03 08:06
そりゃ出尽くした話題なので哲学板の倉庫で探してみれ・・・
(下世話な話題は哲学板にある、というのも妙なはなしだが、まあそんなものです)
498 :
吾輩は名無しである:04/02/03 08:13
>>482 バタ臭いって、どちらかといえば肯定表現じゃなかったっけ?
どたばたしていてクサクサだぜーという意味じゃなく
ヨーロッパの風合(ふうあ)いを感じさせる、みたいな・・・
バターの香りがする、という意味ですから。
>>498 じゃあ、お前だけ「バタ臭い」と言われた時、ひとりで喜んでいろ。
ぬかみそ臭い田舎者はこれだから困る。
誉めことばかどうかは知らんが、「西洋風」という意味だわな。
502 :
吾輩は名無しである:04/02/03 09:44
結局、ぬかみそ臭いイナカモノは
>>500だったということで決着ですか。
503 :
吾輩は名無しである:04/02/03 18:32
お互いコンプレックスの投げ合いはやめないか?
ーぬかみそ臭い都会人よりー
NHKで昔彼が司会したグールドに関する番組ってあったよね。
なんかグールドの作曲したフーガを浅田さんが訳して
4声で歌わせたり・・・
子供の頃みたんでどういう流れだったのかはさっぱりだけど。
あれ、もう一回みたいなあ。
505 :
吾輩は名無しである:04/02/03 18:53
そんな革命的な番組をやっていたとは。
なんだかんだいっていいよね、NHK。
彼はタートルネックに大きな眼鏡。
そのときは浅田のあの字も知りませんでしたが
なんというか魅力的な人だと思ったよ。
次の日バッハのゴルドベルク変奏曲を探しに行きました。
>>506 今、ちょうど聞いている。グールドのアルバムを五枚くらい持ってるけど。
きっかけは浅田彰だった。
508 :
吾輩は名無しである:04/02/03 19:36
グールドは浅田彰か木村拓哉がきっかけとなって聴きはじめる人が
多いみたいだね。
510 :
吾輩は名無しである:04/02/03 21:03
グールドはビデオも二本持ってるけど、いい!
彰が司会したって番組、ほんとみたい。
それにしてもそのころから彰はタートル好きだったんだね。
似合うからね、タートル。
何年か前、着物きて誰かと京都の料亭のようなところで対談してる番組見たんだけど
あれはなんだったのかなー。
テレビつけて「あっ!」と思った瞬間に終わったんだよ。
511 :
吾輩は名無しである:04/02/03 21:50
2chって三月いっぱいで閉鎖になっちゃうの??
衰退スレに書いてあったけど??
512 :
吾輩は名無しである:04/02/05 02:58
アキラックスは東大だかのゲイの集会で
高校のときにテニス部に彼氏がいたと言ってた。
アキラックスが女に浮気して破局したそうな。
513 :
吾輩は名無しである:04/02/05 12:19
フランス語はよくわからんが、xは発音しないんじゃないの?
514 :
吾輩は名無しである:04/02/05 12:38
アキラはハッタリが多い。
515 :
吾輩は名無しである:04/02/05 13:13
>>512 さすが彰。高校の時点でなんの臆面もなくカミングアウト。
しかもバイ!
>>515 高校の頃はセックスの事しか考えてなかったそうだ
517 :
吾輩は名無しである:04/02/05 14:14
俺も高校生のころはセックスのことばかり考えていた。
そして、夢は破れて、現在に至る。
今はオナニーのことばかりを考えている。
519 :
吾輩は名無しである:04/02/05 14:36
520 :
吾輩は名無しである:04/02/05 14:41
阿部和重のシンセミア今読んでるけどいいね、これ。
本読んでて久々に面白いと感じた。
まだ上巻の半分ぐらいだけどね。
--* インパクション71 1991年 ゲイ・リベレーション所収
浅田彰「ゲイ・ムーブメントのために」より:
4 あるエピキュリアンの思い出
以上、いくつかのポイントをヒントとして提示してきました。先に登壇されたア
カーの皆さんの大変真摯な話に比べると、われながらいかがわしい話だと思いま
すけれども、それは意図したことでもありますからね。
さっきいくつか、「それホント!?」といいたくなるくらい素朴な、しかしその
素朴さが抗いがたい力になっているアカーの皆さんの自分史が話されました。ぼ
くは自分の性的アイデンティティについて語る欲望も必要もかんじませんので、
とりあえず「彼」と呼んでおきたいある人物の性の歴史を語って締めくくりにし
たいと思います。「彼」の初恋は中学二年のときのことで、その相手は高校一年
の同性の「先輩」でした。「先輩」はテニスの選手で、背が高くて、しなやかで、
小麦色で、しかも優等生で、ちょっと単純だけれど、とても優しくて、本当に素
敵でした。二人は熱烈なプラトニック・ラヴに落ちた。プラトニックといっても、
その年頃の男の子のことですから、いろいろ性的なじゃれあいはあったみたいで
すけれど、それを含めてプラトニックといっておきます。しかしその関係は、一
種悲喜劇的な破局を迎える。というのは「彼」はホントに仕方のない奴で、「先
輩」とプラトニック・ラヴを演じながら、同時に何人かガール・フレンドがいて、
軽い遊びのつもりでガール・フレンドとも性的な関係があったんですね。あろう
ことかそれが「先輩」にばれちゃったんです。もちろん、「彼」は「先輩」だけ
を熱烈に愛してたんですよ。でも「先輩」は、おまえは汚い、といった。俺はお
まえのことだけを思ってこんなに純愛を貫いているのに、おまえは俺以外に女の
子とも付き合っている。おまえの顔なんか二度と見たくない。それが「彼」と
「先輩」の最後の別れだったわけです。ドラマチックでしょう?もちろん、「先
輩」はその後ちゃんと会社に入って、結婚して、子供も二人います。ホントに笑っ
ちゃいますよね。とにかく、ずいぶん楽天的なエピキュリアンだった「彼」も、
そのときばかりは泣き笑いを浮かべるほかなかった。女の子とのことを後悔する
以上に、「先輩」の単純さに腹が立ったけれど、実はそういう単純さこそが「彼」
を魅了してしていたわけだから。そういう何重にも悲喜劇的な状況の中で、「彼」
は、性的アイデンティティの神話がいかに人を呪縛するか、その驚くべき現実に
突き当たったわけです。ゲイ解放運動の文脈の中ではそんな「彼」のいささか軽
佻浮簿なエピソードなんかはどうでもいいことのような気もする。にもかかわら
ず、こういう話をするときに、僕はどこかで途方にくれて立ち尽くす「彼」の姿
のことも忘れないようにしたいと思っている。それが先ほどからの僕の話のひと
つの基調低音になっていると考えていただければいいのではないかと思います。
こんな話に熱心につき合っていただいて、どうもありがとうございました。
(5月26日、東大五月祭講演)
------------------------------------
523 :
吾輩は名無しである:04/02/05 17:49
>>521-522 コピペサンクス!!
すごすぎる・・・高校どころか中学じゃん。
しかも松山でしょ、そのころ・・・。
ふうっ。
ベッチョやっでっが?
525 :
吾輩は名無しである:04/02/05 17:59
阿部降臨 ↑
「シンセミア」のストーリーにも降臨して隈元光博にボコられていたな・・・
sageならぬabe進行ですな。
「彼」って浅田自身のことか?
そんなに彼女がいたなんてうらやましい。
何、おれだって金さえあれば吉原で待ち合わせて・・・
529 :
吾輩は名無しである:04/02/05 21:38
>>526 ボコられてたって?もう少し詳しく教えでげれ。
憂国もアイクリも更新にならないけど彰なにしてるの?
最近なんかコメントだしてる?
あずまんの方が精力的だな。
533 :
吾輩は名無しである:04/02/05 22:48
>>531 とりあえずバルトの本と関連文献を漁って
勉強中ってとこだろ。
そしてバルト展終わるちょっとまえにアイクリで告知と
いうバターンとみた。
イベントの前は嵐のようだからね。
手伝ってあげたいよ。バルトに関しては白痴同然だが。
なぜ彰はそんなに三島を嫌ってるのだろう?二人の間には同じ嗜好が見え隠れ
してないか?
三島ほどロマンチストではないよ。彰は冷徹だ。
>>535 別に嫌ってるわけでもなく、周りが過大評価し過ぎだっていう感じ
を彰は受けているんだろうな。
彰の言動の底にユマニスト的な人間愛が透けて見える事があるのだが、
あれは単に彰の計算尽くされたポーズなのか?それとも単なる僕の
気のせいなのか?
539 :
吾輩は名無しである:04/02/06 10:13
しかし彰がもてていたとは。ちょっとした計算ミスだったな。
540 :
吾輩は名無しである:04/02/06 10:24
浅田彰はもてると思うよ。
くだらない比較だけど、現物の話、坂本龍一はおじさんって印象だったが、
浅田彰は何ともいえない色気というかオーラがでてる。
写真とは全然違う。
あれはホモでなくても惚れる。
なるほど、俺がやられたわけだ。
542 :
吾輩は名無しである:04/02/06 12:48
>>540 同意しとく。初めて生で見た時は
「うん?.....あれ?...... なんかカコイイ..... 」と思った。
いや、マジで。
543 :
吾輩は名無しである:04/02/06 19:06
un.
mazi kakkoii
toiuka
osyare
otona .
544 :
吾輩は名無しである:04/02/06 19:42
週刊ダイヤモンド2月14日号(2月9日発売)
■田中康夫と浅田 彰の続・憂国呆談(20)/自衛隊よりサンダーバードを!
545 :
吾輩は名無しである:04/02/06 20:20
彰は銀座が好きじゃなさそうだな
田屋とかに入るのだろうか
>>544 Thanks for the information!
547 :
吾輩は名無しである:04/02/06 20:27
548 :
吾輩は名無しである:04/02/06 20:33
>何ともいえない色気というかオーラ
なんだろうねえ、それはやっぱり「知」の為せる技かね。
それだけではないと思うけど。でも、そういう「官能性」の
オーラって、絶対、バカには出せないわけでw
熊野大学誰か行った事ある?
550 :
吾輩は名無しである:04/02/06 21:10
彰には知と共に人間性がある。
一見そう見えないんだけど、言動の端々に彼の人間性がにじみ出る。
だから好き。
>550
彰は人間的には優しいと思うよ。
馬鹿な似非インテリには厳しいけどw
552 :
吾輩は名無しである:04/02/06 22:04
音楽の世紀末は・・・
554 :
とてつもなくできる男・浅田 彰:04/02/06 22:55
おれも自分で「伝説の男」っていうことにしちゃおうかな。
世間的にはただの馬鹿だけど。
556 :
吾輩は名無しである:04/02/07 00:37
その話、わらわも乗った!
557 :
吾輩は名無しである:04/02/07 16:48
彰が流行語大賞取ったときのコメントって誰か覚えてる?
558 :
吾輩は名無しである:04/02/07 17:10
中原昌也を批判したことに関して「浅田は中原に手をついて謝ったほうがいい」と書かれてあった。
(『噂の真相』2001年2月号)
559 :
吾輩は名無しである:04/02/07 17:31
>>558 中原に対し、彰はどういう批判をしたの?
浅田は文學界新人賞でアレナスのセレスティーノのような作品に出会いたいといいながら、
意外と下読み批判をしないな。
島田なんかは「こんな作品ばっかじゃ下読みは大変だろう」とまで言っている。
奥泉は下読みに落とされたのをたまたま中上に発見された人間なのに何にも言わないな。
皆自分の生活で必死なのだろう。
561 :
吾輩は名無しである:04/02/07 17:51
下読みって文学界の編集部員がやってるの?
563 :
吾輩は名無しである:04/02/07 18:22
>>557 流行語大賞とったのか。。。
まさかあれで?
564 :
吾輩は名無しである:04/02/07 19:47
ヤマモトヨシタカの書評とかコメントとか彰はだしてないのかよ。
565 :
吾輩は名無しである:04/02/07 20:36
http://www.jiyu.co.jp/gendai/shingo/frame01.html 第1回〔1984(昭和59)年〕
【新語部門】
☆金賞=「オシンドローム」
受賞者:ジェーン・コンドン(雑誌『タイム』フリー記者)
☆銀賞=「鈴虫発言」
受賞者:中曽根康弘(内閣総理大臣)
☆銅賞=「スキゾ・パラノ」
受賞者:浅田 彰(京都大学助手)
ニューアカデミズムの旗手といわれた浅田が、人間の特質を、スキゾ人間とパラノ人間とに分類した。
スキゾ人間とはいろいろなことに興味をもち、ひとつのことにこだわらない人。パラノ人間はひとつのこ
とに熱中して、ほかのことは全く考えない人。
☆特別賞=「特殊浴場」
受賞者:イルハン・オウス(トルコ大使館参事官)
【流行語部門】
☆金賞=「まるきん まるび」
受賞者:渡辺和博(イラストレーター)
☆銀賞=「くれない族」
受賞者:TBSテレビ金曜ドラマスタッフ
☆銅賞=「疑惑」
受賞者:『週刊文春』編集部
☆特別賞=「千円パック」
受賞者:森永製菓(株)
☆大衆賞=「す・ご・い・で・す・ネッ」
受賞者:所ジョージ(エンターティナー)
☆大衆賞=「教官!」
受賞者:堀ちえみ(歌手)
566 :
吾輩は名無しである:04/02/07 22:24
彰は文学、映画、音楽などの他にダンスにもそうとう詳しいね。
実際よく観にいくらしいし。フォーサイスやピナ・バウシュが好きらしい。
567 :
吾輩は名無しである:04/02/07 22:36
>>562 売れない評論家とかがバイトでやってるんじゃない?
新人賞受賞者がバイトでやってるんだよ。
>566
彰のバレエの知識は結構薄いよ。
569 :
吾輩は名無しである:04/02/07 23:27
>>560 批評空間で独自の新人賞を設ける可能性について言及していたとき、
下読みも自分たち(浅田や柄谷)でやってしまう構想持ってたかもね。
超速読の人だし、応募数も比較的少ないだろうし、レベルもそれなりに
高くなる可能性があったし、ね。
柄谷が最近絶賛した新人っているのかな?
というか、今何してるの?彼。
571 :
吾輩は名無しである:04/02/07 23:50
そくどくをあさだにおしえてもらいたい
572 :
吾輩は名無しである:04/02/08 00:31
「審査過程もぜんぶオープンにすれば、審査員がいちばん厳しく審査される
ことになる。ある種の双対性ですね」
「やはり雑誌というメディアは、新しい書き手、新しいつくり手を見つける
媒体にならなければ意味がないと思うんですね。先ほど話に出た「中上健二称」
というのは、最高の作品に与えられることになっていますが、別途、新人賞の
ようなものをつくることができるかどうかも検討していきたいと思っています。」
批評空間、本当に期待してたのに。彼らほど真摯でクリーンであろうとする
批評家がいるだろうか?
573 :
吾輩は名無しである:04/02/08 00:32
中上健二称 → 中上健二賞の間違い。
失礼しました。
574 :
吾輩は名無しである:04/02/08 00:43
彰はこうも言っている:
「(文学界新人賞の選考の席で)文壇の状況との関連で戦略的に選ぼうなどと
馬鹿なことをいうやつがいるんですよ。こんどの三島賞なんていうのは、その
典型です、映画監督の青山真治とミュージシャンの中原昌也を選んでおけば、
芥川賞には真似ができないだろう、と。細かく言えば、島田雅彦と福田和也が
そういう下らない戦略で中原昌也を推し、それに抵抗する保守派との取引で
青山真治も受賞することになったということでしょう。そうすると、日本の狭い
文壇の中で「今度の三島賞は盛り上がっている」とかいうことになる。実にくだら
ない。それは選考委員がいかに下らないかを天下に示しているだけです」
なんかもろ今回の芥川賞って気がする。
575 :
吾輩は名無しである:04/02/08 00:53
今回の芥川賞に関しては村上龍が推したとかなんとか
龍と彰ちゃんってつながってるんだっけ?
じゃあ、まともなコメントは避けるかもなー。
彰ちゃんってわりかし身内には遠慮するもんね。
JMMをおもっきし。
あと龍の経済知識についてもNHKでやっているような話のレベル
みたいに貶めていたような、ね。
578 :
吾輩は名無しである:04/02/08 02:56
まあ彰が身内に甘いと思わせるものは確かに持ってると思うよ
ただ、批判するときはやわらかい言葉で言うね 内容はピシリと。
坂本龍一の下手すぎるピアノを目の前でそのままピシリと言った時は
別にたいした発言だとは思わないが、坂本がアタフタしてたな
ま、いいんじゃないか?
坂本は曲は認めるが、ピアノ下手。
村上はいい小説もあれば、悪い小説もある。
康夫の行動性は認めるけど、ちょっと方向転換しすぎじゃないの?
柄谷は理論的な仕事は尊敬するけど、NAMはちょっとどうなの?
こういう風に駄目なところは駄目だときちんと言う。
でも、根本的なところでは、たとえばこの四人のような才能のある人間を尊敬しているから、あまりきつくは言えない。
最悪なのは、イエスマンになって、駄目なものも良いと言っちゃうようなやつらだよ。
580 :
吾輩は名無しである:04/02/08 04:16
浅田が料理店の話をするのをきいたことがない。
東京にいる間はどうしているのか。
581 :
吾輩は名無しである:04/02/08 07:34
食のハナシは結局「表象」になってしまいそれを超えない・・・
という柄谷に従って
彰はそういう話はしません。
(柄谷の小林秀雄と決定的にちがうところはココである)
西部・福田×柄谷・浅田のウヨサヨ対談で言っていたな。
「食」についてもプレジュディスはあるが
それを表現してしまうと違ったものに(表象に)なってしまう、とかなんとか。
ジャニーズや窪塚は「表象」を超えるの?
584 :
吾輩は名無しである:04/02/08 15:30
>>572 でもそれはすでに早稲田文学がやってるじゃん。
んでもって「絶対に他の大手文芸誌なら一次落ちの作品」を受賞させてるし。
本当にアタマ良い人には狙い目の賞かもね。応募者数少ないし。
585 :
吾輩は名無しである:04/02/08 15:46
>>584 早稲田文学って一次も最終選考の審査委員たちが下読みするの?
たしか一、二年前に審査委員が総入れ替えになったんだよね。
その顔ぶれがいかにも、って感じだけど。
586 :
吾輩は名無しである:04/02/08 15:56
>>572は2001年の批評空間での言説なんだけど、中上健二賞の構想の
途上には当然ながら渡部、スガがいただろうし、彼らを含めた有志
の間での構想だったんじゃないかな。(熊野大学も根底にあるか?)
早稲田文学の歴史は知らないが、リニュアルされた早稲田文学
(新人賞などを含め)もそういう流れを受けているのかもしれない。
中上健「次」だよ。
588 :
吾輩は名無しである :04/02/08 16:47
589 :
吾輩は名無しである:04/02/08 20:25
院の「社会経済論」
また、開かないつもり?
いつになったら軽罪研究所「教授」になるの??
>>583 ジャニーズや窪塚は、はじめから表象、というか
表象としてのみ存在してるのだから、喋っちゃって構わんわけです。
591 :
吾輩は名無しである:04/02/08 21:16
>>535 三島は音楽音痴。あと、三島はホモ、自分はゲイという話を、確かエイズについてのシンポジウム
でしていた。「社会的に認められないからこそ盛り上がる同性愛にとって、エイズは福音だ
みたいな話があるけど、こういうのは三島みたいでくだらない。むしろ免疫破壊からアイデンティティの
問題に話をつなげていくべきだ」てな感じ。ナルシストが嫌いなんだね。
593 :
吾輩は名無しである:04/02/09 06:41
ホモとゲイの違いってなんなの?
なんか暗くてジメジメしてるなここ
彰がアイクリ更新しないからみんなすねてんだよ。
597 :
吾輩は名無しである:04/02/11 14:29
浅田は「クイアー」という表現が嫌いだろう
直訳すると「おかま」だからね…
大江健三郎が、おすぎのことを
「オカマのできそこない」「ゲテモノ」と忌憚なく表現していた小説を
彰は絶賛していたわけだが・・・
599 :
吾輩は名無しである:04/02/11 14:42
ピーコだったっけな?どちらにしても
「おかまの片割れ・・・」みたいな書き方だった大江さん。
600 :
吾輩は名無しである :04/02/11 15:39
>>597 そうなんだ。でも彰が絶賛してた「オール・アバウト・マイ・マザー」
にはおかまちゃん達が登場するね。
601 :
吾輩は名無しである:04/02/11 17:06
べつに「おかま」という表現じたいがきらいなわけはなかろうて。
あぼーん
603 :
吾輩は名無しである:04/02/11 18:49
美香って誰?
でも浅田、島田との対談で苦しいながらもぎりぎりの肯定的な表現で三島をなんとなく評価するようなそぶりをしてた。
あぁ、気を使うこともあるんだって思った。
あとにも先にも唯一異質な三島評価。
605 :
吾輩は名無しである:04/02/12 08:25
>>443 吉田健一は漱石をバカにしていたのではなくって
むしろ、吉田自身は漱石に自分自身の姿を見ていた
気配がある。近親憎悪といってもイイのかもしれない。
それゆえ、師である河上徹太郎の薦めもあって、
却って鴎外賞賛という形になってあらわれたのだと思う。
柄谷の場合、吉田が嫌いなのは、そういった自身の姿を
漱石に見ていた吉田の、そこから距離をおこうとするための
彼なりの方法なり論理展開に不満を覚えている…
ではないのだろうかと、俺はオモータりした
606 :
吾輩は名無しである:04/02/12 19:04
浅田って安部公房を評価してた?
なにかエピソードがあれば教えて!
柄谷が評価してないからね。公房スレによると、左翼界隈の政治的理由らしいが。
でも、柄谷が「三島と表裏一体」というのは慧眼だと思った。
二人とも、割と直喩を極端な形で使うし。
>>605 作品からはあんまり伺えないけど、やっぱりヨーロッパ文化を吸収してく上で、
漱石が感じたような挫折感とか感じたのかな。
609 :
吾輩は名無しである:04/02/13 07:16
左翼界隈の政治的理由ではないよ、柄谷が安部公房を評価しないのは。
安部公房の身軽さが嫌いなんだよ。
610 :
吾輩は名無しである:04/02/13 10:27
>安部公房の身軽さが
どうでもいい理由だな。
611 :
吾輩は名無しである:04/02/13 10:59
安部も批評家をよくけなしてたからな、ユーモアがないとか言って。
両者相関せずって感じだったのかもしれん。
612 :
吾輩は名無しである:04/02/13 12:56
安部公房は生きていたらラノベに向かっただろう
そういう資質が柄谷には気に入らなかった
613 :
吾輩は名無しである:04/02/13 14:42
さすがにラノベには行かないんじゃない?
あんなのイメージで遊んでるだけやん。
614 :
吾輩は名無しである:04/02/13 16:11
610あたりからの流れをみても
浅田関連のスレでココが傑出して水準が低いことがよくわかる。
やはり文学板だからなのか。
615 :
吾輩は名無しである:04/02/13 16:21
>614
その通りだね
>>613 ラノベが好きかどうかは知らないけど、柄谷の安部評は、
> あんなのイメージで遊んでるだけやん。
こんな感じじゃなかった?
617 :
吾輩は名無しである:04/02/13 19:09
柄谷は実は太宰好きなんだよ
>>617 いくら何でもそれはないでしょ。
三島や春樹を実は好き、というのはありそうではあるけど。
619 :
吾輩は名無しである:04/02/13 19:14
柄谷は元コヴァと聞く。
620 :
吾輩は名無しである:04/02/13 19:22
>>618 『畏怖する人間』あたりを読んでると、
太宰嫌いじゃないだろうなって気がしてくる
まあ柄谷は70年代後半(たぶんアメリカ行って)から
変わった気がするね。でも初期の頃のエッセイなんか見ると、
相当ナイーブというか、まじめな人って印象を受けてしまう。
なんかめちゃめちゃ恣意的な見解でスマソ
WEB版憂国呆談に芥川賞についてのコメントが掲載されてましたよ
622 :
吾輩は名無しである:04/02/13 19:47
康夫ちゃんは彰から龍批判引き出そうと必死だなw
623 :
吾輩は名無しである:04/02/13 20:24
いやぁ芥川賞はもう終わってるよ。
っていうか、そんなことはずいぶん前からの常識で、
村上龍が受賞した頃を最後に、芥川賞なんて話題にも
ならなかったじゃない? それが、平野啓一郎の回に続き、
今回やたらに話題になることのほうがおかしい。
どうも最近の人――とくに若い世代は、異常に同世代を
意識して共感したり嫉妬したりするんで、若手に受賞させれば
話題になるっていう戦略にまんまとはまっちゃったんじゃない?
624 :
吾輩は名無しである:04/02/13 20:51
1・2月号って何だよ。
626 :
吾輩は名無しである:04/02/13 21:51
綿矢りさって昔の言葉で言えば「ぶりっ子」でしょ。
そういう計算はうまいんだろうけど、全然つまんないと思うよ。
他方、金原ひとみの「蛇にピアス」は、ピアシングなんかをテーマに
してるわりに、良くも悪しくも素直に書けてて、新人賞ならまあいい
かもしれないけど、それ以上のものではない。芥川賞は山田詠美から
赤坂真理までずっと拒否してきたのに、いまさらこんなナイーヴな
作品でもいいのか、と。だけど、石原慎太郎から花村萬月まで、とんでも
ないしろものが受賞してきてもいるんだから、実はいまさら驚くことも
ないんだ。
627 :
吾輩は名無しである:04/02/13 21:57
さすが彰。これで眠れるよ。
628 :
吾輩は名無しである:04/02/13 22:09
>>626 萬月はイイって。石原はアレだけど。
まぁ萬月も駄作のが多いけど。
629 :
吾輩は名無しである:04/02/13 22:09
さすが彰って、こんなん当然の認識だろー。
いまさら何言ってんだか・・・これだから文学板は水準が低いなどと
あっさり言われてしまうんだ。
まあ、浅田彰×田中康夫のコメントで盛り上がってる俺達にも彰は間違いなく
冷笑的なわけだが、それでもありがとうと言いたい。
631 :
吾輩は名無しである:04/02/13 22:24
>>628 何いってんの?
花村のことはぼろくそに言ってるよ。
>>631 筒井が純文学に来たのを批判したのと同じ文脈。
そういうジャンルでやってくれれば別に文句は言わないって感じ。
浅田の評価は、
詠美・赤坂>京極・江國>ジャクソン家>今回のガキ二人=石原・花村
ということか。
花村萬月なんて、ただの下手物だしね。
下ネタを書けば文学になると思ってるだけの三流作家。
それなのに勘違いして、自分の小説はインテリの読み物にしたくない、とか言ってる。
それで浅田に、お前の小説なんて間違ってもインテリは読まない、とバカにされて。
635 :
吾輩は名無しである:04/02/13 22:37
浅田彰は文学ってジャンルを全く評価してないだろ、そもそも
彼が好きなのはクラシック、ジャズ、オペラ、絵画、それに映画
青山の『ユリイカ』を史上最高の作品とばかりに褒め上げる感性だぞ
文学批評をする意思も能力もない人なんだよ
636 :
吾輩は名無しである:04/02/13 22:40
>>633 笑った!
でも多分これだろう↓
ジャクソン家>詠美>京極・江國・赤坂>今回のガキ二人=石原・花村
>>635 大江と中上に関しては評価してるよ。最近の小説を書こうとする人間は
大江と中上さえ読んでない、と何かで嘲笑していた。
海外ものに関しては絶賛してるものいくつもあるよね。
ちなみに青山の「ユリイカ」は小説の方はぼろくそ言ってた。
浅田さんの発言読んでほっとした。自分の感覚もまだ鈍ってなかった。
639 :
吾輩は名無しである :04/02/13 22:55
>>637 海外ので絶賛してるのって何だっけ?
ベケット、ジョイス、シモンとか?
>>636 いや、浅田は詠美のことをそれなりに評価してる。
文学板では詠美の評判が悪いから、それを認めたくない人も多いだろうけど。
ジャクソンより格下とは思っていないだろう……って、そもそも較べるのがおかしいw
あーあ浅田も駄目か・・・なんか親父の意見だなあ
>>841 浅田が評価してるのって、建築家、バレエ演出家、ダンサー、現代美術家
(ゴダールに限る)映画作家だけか
そこそこ評価で、自分の弟子みたいなポストモダン批評家
文学は完全無視だな
646 :
吾輩は名無しである:04/02/14 00:34
>>638 鈍いとか言ってるヤツがいるが、気にすることないよ。
まったく自明のことであっても浅田に言われると得心がいく、
という心理は理解できる。
じっさいこのスレ自体がそういう趣旨で立てられたものなんだから。
>>646 自明のことじゃなくてハズレてるんだよ・・・
ちょっと面白いなと思ったのはこれくらいかな
>小説を父親に見てもらうってことのほうが気持ち悪くない?
今回の芥川賞で浅田の醜態と信者の慌てぶりが見られるとは運がよい
いまから 647 が浅田の発言のハズレっぷりを説明してくれるそうだ。
650 :
吾輩は名無しである:04/02/14 01:43
>>647 君の考える「正解」を聞きたい。
綿谷の方がレベルが高い(と思う)とかそういう話か?
>>650 いや、理由付けがいまいちかな。
若い世代の嫉妬
親の世代のサブカルチャーへの迎合
ジャネット・ジャクソンの胸露出
あたりはアイタタタタと思った。
「ぶりっ子」や「田舎臭い」って評するところが彰っぽいな。
浅田は確か昔からカフカは高く買ってるな。中高生位の時、倉橋由美子
も楽しく読んだみたいに昔書いてたな。まあ少女マンガ好きだから、その
延長線上っぽいけど。
654 :
吾輩は名無しである:04/02/14 02:07
田中康夫は割と冷静だな。
田中康夫は記者や編集者に向けての適切な批判。
浅田彰はワイドショーと同程度の社会観。
彰の純文学の基準っていうのは、まず普遍的でかつ紋切り型に陥ってないって
ことだろうな。大衆小説なら楽しく読めればいいっていうスタンスっぽいし。
658 :
吾輩は名無しである:04/02/14 02:27
浅田の大衆文芸評価は、
職人に徹している限り、興味はないが尊重している。
むしろ妙な文芸気取りを叩いている。
筒井とか。
659 :
吾輩は名無しである:04/02/14 02:32
うーん愛栗読んでみたい。
あっあれ読んで意見送るやつとかいる?
なんかあのサイト一応双方向うたってるから
返答、あるいは彰に届いてるってことあるのかな…?
どうでもいいが、そろそろメガネ変えろよ浅田。ケチなのか?
661 :
吾輩は名無しである:04/02/14 02:37
綿矢と金原で対談してほしいな
そんで、田中康夫の「なんとなくクリスタル」を馬鹿小説の見本、とコケにして
浅田彰のサブカルへのスタンスをエリート意識丸出しで吐き気がするだとか
いろいろ罵倒してほしいな
どう考えても、言われっぱなしってのは公平じゃないだろ?
662 :
吾輩は名無しである:04/02/14 02:41
カフカについては昔好きな本のベスト10の一冊として「城」をあげていたね。
あと知ってるかもしれないけど「アメリカ」の帯にこう書いたらしい:
>20世紀はカフカに「不条理」を見た。冗談じゃない。残酷な笑いに満ちた
カフカの作品は、文学の21世紀を予告しているのだ。浅田彰
よくは知らないが、カフカにしろ中上にしろ次世代の「予告」をするどく直感
している点も評価しているのではないだろうか。
アレナスのセレスティーノのような作品のほかに、大江、中上を踏襲したそれこそ
次世代の「予告」をするどく直感したような作品に出会いたいと思っているのかも
しれない。
663 :
吾輩は名無しである:04/02/14 02:51
>>661 ある雑誌が二人の対談を企画し打診をしたところ、
金原は快諾したが、綿矢が一緒に括られるのを嫌って断ったらしいって、
噂の眞相が書いてた
>>663 まあそういうとこが「ぶりっ子」という感じだな。
読み返したんだが、
>>662の「次世代の「予告」をするどく直感 」って
なんか変だな。
「次世代を鋭く予告」もしくは「次世代を鋭く直感」かな。
つまらんレスでごめん。
666 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:13
>>662 なるほど。浅田さんっぽいね。
しかしよくもまあ世の中に沢山ある作品のしかも見えない部分から自分好みのモノを見つけるよね。
まいどまいど感心する。どうやって見てんだろ。
668 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:20
浅田は作品をちゃんと読めてるってことだね。
作品を読むという点では柄谷もすごい。よくもまあ、とあきれ返るほど緻密
かつ独創的な分析ができる人だと思うな。
669 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:29
>>662 「21世紀」と「次世代」も違うけどな。
670 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:31
もし浅田が作品を読めなかったら、
日本にハイソは存在しないことになってしまう
バロウズ、ジョイス、バラードが好きな彰。だいたい傾向掴めるな。
浅田は70年代のサブカル好き。
ただしロックやジャズを理解することができなかった。
クラシックの素養が邪魔になったのだろう。
673 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:46
>>671 バロウズは好きじゃないでしょ?ソースは?
674 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:48
>>672 おぼろげな記憶なんだけど、スクリッティ・ポリティのこと絶賛してなかったっけ?
675 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:49
>>674 それはまさか単に「ジャック・デリダ」という曲があるからではないだろうな。
676 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:51
>>673 確か「プレイバック高校時代」という本に書いてあった記憶が。。。(
今手元にないので確認できない)
浅田も親の介護をするようになれば考え方も変わるさ。
歳をとるということはそういうこと。
678 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:52
680 :
吾輩は名無しである:04/02/14 03:54
スクリッティ・ポリッティは何年か前に11年ぶりのアルバムを出したが、
見事に80年代の音だった。
最先端の音って、風化するのも早い。
グリーンの声はホモ受けしそう。
681 :
吾輩は名無しである:04/02/14 04:02
スクリッティ・ポリッティは昔よく聞いていた。
が、残念ながらもう思い出せない。
ディスクユニオンに行けば400円くらいで段ボール箱に入ってる。
また急に聞いてみたくなった。
684 :
吾輩は名無しである:04/02/14 08:12
凄い気持ち悪いなここ
浅田の好きな作家
ジョイス、ラシュディ、カフカ、ジュネ、アレナス
オーソドックスなものより過度な政治性や、同性愛的な要素を持ってる作家が好きみたいだね。
ジョイスは別格な感じみたいだが。
>>685 あとスピードのあるものとかね。
カフカやアレナスは俺も好きだ。
でもジョイスやラシュディは・・・わからん。
今日はバレンタインだね。
689 :
吾輩は名無しである:04/02/14 13:13
柄谷と浅田の違いは、柄谷はああ見えて子供に好かれる人だと思う。
逆に浅田は子供好きだと本人は思い込んでいるが実は子供が一番寄
り付かない人間だと思う。
↑ワラタ
浅田は子供好きというより少年好きだと思う。
◆子供はなぜ浅田に寄りつかないのか本気で考えて見れ!◆
次のスレタイはこれだな。
694 :
吾輩は名無しである:04/02/14 16:57
柄谷は相手が子供であろうがなんだろうが相手の水準を無視して
今考えていること(カントについてであろうがマルクスについてであろうが)
ぶつくさ(ときには怒鳴りちらしながら)喋りそうなタイプで
それはそれで(相手のことなどみていないにしても)いわゆる「誠実」と受け取られ
相手のレヴェルに下がってきてわかりよく解説してしまう彰は
うさんくさい、というか、なんだか信用できないなあ、この人!と
思わせてしまうのだろう。
695 :
ひとりの通りすがり:04/02/14 17:01
フフ
696 :
吾輩は名無しである:04/02/14 17:01
おしっこ
697 :
吾輩は名無しである:04/02/14 17:30
柄谷さんの運転する車に乗ってから中上健次に認められたって言ってたもんね。
おれなら恐くて絶対乗れない、すごそうだもんね…
698 :
吾輩は名無しである:04/02/14 17:31
>>694 柄谷は自分の考えてる事を結構丁寧に分かりやすく語ってると
思う。一方で、浅田は何でもあっさりとまとめて図式化しない
と気が済まないだろうな、却って分かりにくい場合もある。
699 :
吾輩は名無しである:04/02/14 17:43
>>698 若い頃のあらあらしい傍若無人ぶりを残す一方、
柄谷には啓蒙家として呼ばれることも厭わぬそういう一面も今では確実にある。
『倫理21』とか『日本精神分析』を読んだときは
あまりの親切さに「柄谷、精神的に弱ってんのかなあ・・・」などと思い
涙ぐんでしまった。
700 :
吾輩は名無しである:04/02/14 17:46
トランスクリティークで柄谷の言いたかった事は浅田の手にかかれば
10ページほどであっさりまとめられかねないな。
チョコはもらえなかったが、700get
あ、700すら・・・
703 :
吾輩は名無しである :04/02/14 18:22
>>694 こういう考え方はおかしいよ。
分かってもらうために話してるんでしょ。
相手を無視するようなら始めから話さず書いてればいいんだよ。
こういう難解なのがいいと思うのはどこからくるんだ?
書き言葉は固定されていて誰にでも芸もなく晒されているもので
話し言葉は相手に合わして発せられるものだよ。
ソシュールは関係なく、こんなのは当たり前のことでしょ。
池田亮二を評価するのが、よくわからない。
705 :
吾輩は名無しである:04/02/14 18:51
>>703 おかしいのは知ってるってば。
だから柄谷を絶賛しているわけでもないし彰を非難しているわけでもない。
また、その逆でもない。
柄谷については
話し言葉は相手に合わせて話されるもの、などという自覚が
社会的に流通している言語を誠実に用いれば
自分の語りたい内容が語れる、などという無邪気な思い込みと無縁で
この程度の語彙を使えばわかってもらえるだろう、などと
安易に思わないとこに、柄谷の誠実があるとすればある。
706 :
吾輩は名無しである:04/02/14 19:09
でも柄谷は学問的に確定している語とか文章の意味を勝手に変えて
使っているところがある。本人はそれでいいといっているけど。
内容的にはオモロイのが多いのでそこを正確に使ってほしかった。
今はモーロクしちゃったんですか?
アキラックスのスレだったね。下げる。
自己の思念が社会的流通言語に属していることを感じる人間、
あるいはその社会言語を用いるほかないにもかかわらず、そこに
満たされることのないしこりを意識に残留させていく人間を
詩人と呼んでもよい・・・
と言っているくらいですから柄谷さんは
文芸批評家でも哲学者でもマルクス経済学者でもなく
「詩人」ってことで、オーケィ?
小説家
このチビ、あらゆる面で気持ち悪いな。
プルーストについてはどういう評価?
あとセリーヌとか
>>711 それを2ちゃんねらーの要約で期待する心がまえが貧しすぎるぜ。
自分で彰の著述(というか書き散らしばかりで纏まったものはないが)を
調べるくらいのことはせよ。
ここに書き込まれているのを読んでフーンと思っているようでは・・・
スクリッティ・ポリティについては、龍と龍一との対談で語っています。
みんな彰に見下して欲しいんだろ?
715 :
吾輩は名無しである:04/02/14 21:51
そのとおり。
彰信者であることを隠したり厭ったりするのは
なんか底が知れてるじゃないですか・・・俺は騙されんぞ!ちゃんとわかってるぞ!
みたいなのって退屈だし彰に屈従する潔さって素敵じゃん。ナウな感じ。
716 :
吾輩は名無しである:04/02/14 21:54
皆でタートルネックを身にまとい
髪はスタイリッシュな7:3に分けて
おおぶりな眼鏡(スチールフレーム不可)を着用しようではないか。
スガ秀美が「浅田さんは喫煙者としての柄谷さんを必要としていたのでは・・・」と
いうようなことを言っていた(柄谷行人はいまは禁煙中らしいが)けれど、
浅田彰はかつて喫煙者であったことはないの?『朝日ジャーナル』の
「若者たちの神々」の写真では、机の上にショートホープが置かれていたが。
はい、わたくし夏でもタートルネックです。
719 :
吾輩は名無しである:04/02/15 20:46
最近のバレエの演出、振付家の中で金森穣は彰は評価してないの?
ちょっと前の話題だけど、スクリッティ・ポリッティは「構造と力」でも言及してる。
721 :
吾輩は名無しである:04/02/16 19:00
どうでもいいけど彰アイクリさぼりすぎ。
The End の一貫だから、他が更新されてればいいや、ぐらいに考えてる
んだとしたら大間違い。こっちは、最低2週に一回、アイクリが更新される
ことを条件に契約してんだから。
ちゃいますよね。とにかく、ずいぶん楽天的なエピキュリアンだった「彼」も、
そのときばかりは泣き笑いを浮かべるほかなかった。女の子とのことを後悔する
以上に、「先輩」の単純さに腹が立ったけれど、実はそういう単純さこそが「彼」
を魅了してしていたわけだから。そういう何重にも悲喜劇的な状況の中で、「彼」
は、性的アイデンティティの神話がいかに人を呪縛するか、その驚くべき現実に
突き当たったわけです。ゲイ解放運動の文脈の中ではそんな「彼」のいささか軽
佻浮簿なエピソードなんかはどうでもいいことのような気もする。にもかかわら
ず、こういう話をするときに、僕はどこかで途方にくれて立ち尽くす「彼」の姿
のことも忘れないようにしたいと思っている。それが先ほどからの僕の話のひと
つの基調低音になっていると考えていただければいいのではないかと思います。
こんな話に熱心につき合っていただいて、どうもありがとうございました。
(5月26日、東大五月祭講演)
------------------------------------
誤爆した
725 :
吾輩は名無しである:04/02/17 12:32
アイクリ更新! 「山口の池田亮司と高谷史郎」
726 :
吾輩は名無しである:04/02/17 14:57
727 :
吾輩は名無しである:04/02/17 15:46
スクリッティ・ポリッティが良いといっていたのは、本当。
「EV Cafe」という本に書いてある。
フライングリザードも良いと。
728 :
吾輩は名無しである:04/02/17 19:31
フライングリザード・・・空とぶトカゲ?・・・そんなのいたんだ・・・
730 :
吾輩は名無しである:04/02/17 20:31
浅田彰?
聞かない名だ
733 :
吾輩は名無しである:04/02/17 22:31
院生の人の修士論文の口頭試問?の担当が浅田彰やったらしく、
論文をカス扱いされたそうです。
別に京大自慢がしたい訳じゃないですよ(^。^;)ノ
浅田もびっくり! 羽田圭介君17歳の『黒冷水』も読んでね!
735 :
吾輩は名無しである:04/02/17 22:51
>>733 >院生の人の修士論文の口頭試問?の担当が浅田彰やったらしく
それきつすぎ!!
>>735 でも修士論文だろ?普通に学会に発表するようなもんじゃん。
浅田彰云々じゃなくて、ホントに論文がカスなんだろう。
737 :
吾輩は名無しである:04/02/17 23:09
それもそうだね。
738 :
メタル野郎:04/02/18 01:14
浅田彰って何でIRON MAIDENのアルバムのSOMEWHERE IN TIMEの
裏ジャケに名前書いてあんの?
メイデンと浅田彰って知り合いなの?
739 :
吾輩は名無しである:04/02/18 01:16
IRON MAIDENっていつの時代のどんなグループ?
740 :
メタル野郎:04/02/18 01:23
>>202 24年前デビューでそのアルバムは18年前。
メタルの大親分的存在バンド。
先日も日本でライブやって、さいたまスーパーアリーナに38000人を集めた
大人気バンドだよ!!!
741 :
吾輩は名無しである:04/02/18 01:28
743 :
吾輩は名無しである:04/02/18 01:30
率直に言ってダサいね
744 :
吾輩は名無しである:04/02/18 01:31
そうか! 18年前といえば洋楽(特にイギリスのバンド)に狂ってた頃だ
・・・がなぜIRON MAIDENを知らないんだろう?
記憶から抜け落ちているのかな。それともメタル系だからか?
それってアメリカのバンド? いや、なんとなくおぼろげながら思い出した
ような・・・そうでないような・・・情けない。
『構造と力』では『なんとなく、クリスタル』に触れ、
いまだに田中と対談する浅田。
スクリッティ・ポリッティやアイアン・メイデンという音楽も含め、
80年代初期で知能が止まったメガネザル。
746 :
吾輩は名無しである:04/02/18 01:34
>>744 IRON MAIDENはリア厨が好んで聴く音楽だから、世代がマッチしてなかった
とか?
747 :
吾輩は名無しである:04/02/18 01:44
わかった!アイアン・メイデンか!アイアンをアイロンと読んでたから
ぴんとこなかった。今は曲を思い出せないけど、メロディーを聞けば
思い出すと思うな。
748 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:01
IRON MAIDENって要するに童貞音楽ってことでしょ?
749 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:06
「RAINBOW」ってのもあるなwww
751 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:11
ブレードランナーのイメージじゃないですかね。
この変な日本語も。
752 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:12
浅田彰最大の名誉だと思う
754 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:14
755 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :04/02/18 02:16
>>748 鉄の処女だろ。なにか野暮なこと言ったか俺?
面白い。いろんな記号が散りばめられていますな。
レインボウは、ブラックモアのレインボウだろう。
マーキークラブはピストルズで有名になったライブハウスだな。
オートバンクってのは近未来イメージの演出か?
スペルが読めないものが多い。残念だ。
ハマーなんとかっていうのもライブハウスのことくさい。
遠くに見えるピラミッドのようなものはモロ「ブレードランナー」だな確かに。
「玉井」ってのは何だ? 温泉旅館にそんな名前があった気がするが。
757 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:17
ワロタっ!
758 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:19
>756
あんた普段から文学板住人?
759 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:20
MAIDENって単に未婚女性のことを指すのだとおもってた。
760 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:20
メタルってダサくてナンボのとこあるからいいんじゃない?
何でもかんでも田舎者呼ばわりするアキラがよく承諾したもんだ。
762 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:23
そういやメイデンに「War of Virginity(童貞の聖戦)」っていうのがあったな。
確か2ndとかそこら辺の時代。
763 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:23
>>761 してないんで無い?
多分勝手に使ってるよこれ。
764 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:23
765 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:24
>>764 だから単なるAA現象の余波(流行りもの)の一つだっつーに
766 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:27
むぷぷ。で、よりにもよって彰・・・。ある意味すごい、メイデン。
>>758 おうよ。横光利一と古井由吉はいいねえ。
最近立った幸田露伴スレには期待してるぜ世露死苦!!!
>>764 恐らく漢字であれば何でも良かったのではないかと。
それで手頃な日中の人名を探していたら、
当時人気の浅田を目にしたのではないかと。
ポストモダンを日本に紹介した人物ということで、
近未来イメージにも合わなくないということかもしれない。
確かに「松本零士」だと古くさい。
ダフトパンクがアナログシンセに合わせるまで20年かかっている。
768 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:34
まあ逃走論なんて、
まさにそのジャケットから受ける印象と同じだよ今読むと。
769 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:34
浅田は当時いろんなメディアに顔出してたからな
770 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:34
>>767 世露死苦・・・って同じぐらいの世代かも知れない。
771 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:35
まあ国内盤も出てるはずだから、
浅田は承諾済みだろうな。
日本盤だけジャケ差し替えなんてのはザラだからな。
772 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:38
そういえばこの頃ヘビメタブームだったよな。ビルボードで1位とったりとか
してたし。
「大友克洋」だとおしゃれ過ぎる。
「ブラッドベリ・タワー」に浅田彰の名前か。
深読みしようと思えばいくらでもできるジャケットだ。
775 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:43
ボンジョビって髪短くなったけど相変わらずいい男だよね。
ヘヴィメタ、スラッシュというのは、
服装や音楽性から見ても男根至上主義です。
浅田の視線と重なります。
777 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:47
>>776 じゃあ、彰の視点と三島の視点は似てるってこと?
778 :
吾輩は名無しである:04/02/18 02:50
>>776 浅田のどこが男根主義だ?石原的マッチョ主義とか浅田が最も嫌っている
類いだろ。
779 :
吾輩は名無しである:04/02/18 03:15
彰ってフェミニスト?
780 :
吾輩は名無しである:04/02/18 03:15
根っからの同性愛者だよ。
781 :
吾輩は名無しである:04/02/18 03:20
じゃあ、カリフォルニアで挙式だね。
このスレ、オヤジ臭がプンプンする
783 :
吾輩は名無しである:04/02/18 11:46
>>749 このジャケットの絵は、モデルになってる街は
新宿の歌舞伎町と
あと、渋谷の西武デパートのあたり
それを足して二で割った感じだと見たな
784 :
吾輩は名無しである:04/02/18 11:53
あし書房のHPでなんか書かれてるのはなに?
>>783 まさか道路の上の連絡通路で西武のA館B館と見たわけではあるまいな?
そんな浅はかな読みをする奴が浅田スレにいるわけがないよな。
>>785 アイアン・メイデンの音楽自体が浅いんだから、仕方あるまい。
>>733 何だかんだ言って、東浩紀はそこらの院生と比べれば、かなり優秀だったということが証明されたな。
浅田に本の帯を書いてもらえるんだから。
そりゃ表象だし
789 :
吾輩は名無しである:04/02/18 18:33
>>785 見たよ
浅田彰というくらい南無だから
あらゆるシミュレーションにおいて浅いのが正しいに決まってんだろーw
澁澤龍彦>>>>>>>>>>>>>>>>>>浅田彰
>>756 レインボウはクラブの名前だよ。
ハマースミスは劇場。
792 :
吾輩は名無しである:04/02/18 19:38
アイクリ大量更新!
アイクリってどこにあるのよ?
>>786 13枚全部きいたの?
voの人はかなりインテリだよ
メイデンの歌詞の元ネタを、思い出したものから一部あげてみる
オペラ座の怪人モルグ街の殺人デューン砂の惑星プリズナーbU異星の客長距離走者の孤独
>>795 ミスターアキラの著作はないの?
長距離走者の孤独って、まさかRUNNING FREE?
ジャケットに名前入れたってことは、あのジャケ、デザインしたの日本人なのかな?
>>793 i-modeのコンテンツ The End の中の i-critique。月¥300で契約が必要。
ピナ・バウシュ中毒、途中まで読んだ。
バーのピアノを弾くAquirax。シチリアの風と戦メリ。
流暢な英語で聴衆を唸らせるスピーチを展開。
>>798 そんな浅田さんと一緒だった楠田絵里子が羨ましい
800get
801 :
吾輩は名無しである:04/02/19 02:41
彰「よしっ!」
マフラーは彬巻きかしらん
えっ?
804 :
吾輩は名無しである:04/02/19 03:17
彰、くちづけしたね。
806 :
吾輩は名無しである:04/02/19 04:04
それはここの次スレに使えばいい。
こっちのスレタイの方が好き
805ッス。
900まで様子見ってことで。
>>794 旅客機のパイロットなんだっけ?
ニュー速で見た覚えがある。
つーかここで語られるメイデンについての情報量の貧しさに
ちょっとビックリというか唖然。学力低下の余波なんだろうな。
811 :
吾輩は名無しである:04/02/19 09:30
>>810 ま、確かに。
好きとかきらいという水準ではなく
社会常識みたいなものを知らないことに対する臆面のなさというか
あー、いかんいかん。
トゥルウパアのイントロぐらい直ぐ弾けてしまうようでないと・・・
812 :
吾輩は名無しである:04/02/19 09:33
エイセズ・ハイなら弾けますが、
ツルーパーは2本ないとへんです。
813 :
吾輩は名無しである:04/02/19 10:15
>>810 単純にここがメイデンのスレひいてはHM/HR板じゃないから。板違い。
814 :
吾輩は名無しである:04/02/19 10:17
815 :
吾輩は名無しである:04/02/19 10:37
アイアン・メイデンなんて知らなくたって別に教養疑われないだろ。
だいたいアキラとメイデンの関係なんか
とっくにがいしゅつなんだよ。
哲版の彰スレの過去ログでも読んでろ。
817 :
吾輩は名無しである:04/02/19 12:38
アイアン・メイデンって逆に公言するのが憚られるくらいに
恥ずかしい存在という価値観が方が一般的だと思われ。
818 :
吾輩は名無しである:04/02/19 12:48
↑まあそういわないでくれ。ここは文学板だから。
古谷が明日「蹴りたい背中」について触れるらしい。
820 :
吾輩は名無しである:04/02/19 17:11
古谷って誰?
821 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :04/02/19 17:13
稲中の作者?
823 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :04/02/19 17:19
>>822 VOCAにも入ってるんだね。なんか見たことあると思った。
絵画作品は何年も進歩がないなぁ。
たぶん本人もそれはわかっている。
だから最近では批評を雑誌に書くようになっている。
825 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :04/02/19 17:32
どこの雑誌?なら、そこそこには有名なんだね。
「映画芸術」とか。
それと小説の投稿もしているようだ。
827 :
吾輩は名無しである:04/02/19 18:07
ひきこもり画家古谷と彰とどういう関係があるの?
彰と仲いいんじゃないの?
知り合い。それにここ、元々今年の芥川賞に関するスレじゃん
830 :
吾輩は名無しである:04/02/20 06:15
831 :
吾輩は名無しである:04/02/20 10:28
てゆーかお前等まだ浅田なんかマンセーしてんのかよ・・・
832 :
吾輩は名無しである:04/02/20 10:55
古谷氏は今年37才ですか?
いい年齢じゃない
良い仕事してもらいたいね
833 :
吾輩は名無しである:04/02/20 12:14
834 :
吾輩は名無しである:04/02/20 12:34
151 :吾輩は名無しである :04/01/22 14:25
お前らあれだろ?
福田がのさばりはじめたのを
「まあこれでまともな作品が出るようになればいいか」
とか思って大目に見てたけけど、今回の芥川賞で堪忍袋の尾が切れた口だろ?
福田は使えねえし柄谷や吉本はボケボケだし東や大塚には期待できない
だから浅田。もう信じるに足るのは浅田しかいない。
「浅田さん、最近の若いのちょっとシメてやってくださいよ〜あいつら調子乗りすぎっすよ」
と卒業した先輩に言い寄るヤンキーのような構図。
835 :
吾輩は名無しである:04/02/20 12:47
>>834 だからそうだって何人もいってるじゃん。
>>830 今年の芥川賞は酷いから、浅田になんか言って貰いたいってスレじゃないの?
837 :
吾輩は名無しである:04/02/20 12:54
浅田はもう言ったよ。
>>836 うん、もともとはそうだったw
ラヴコールもその意味だもの。
でも、結局元々芥川賞はこんなもの、程度のことしか言ってくれなかったから、
古谷に期待してみた。いつもの事ながら、どんなに糞作品でも、くそ真面目に
事細かに分析してくれるでしょう。
841 :
吾輩は名無しである:04/02/20 13:08
ホントキモイよお前等批評家なんていらねぇよ
842 :
吾輩は名無しである:04/02/20 13:45
843 :
吾輩は名無しである:04/02/20 16:18
どこが批評だよ
844 :
吾輩は名無しである:04/02/20 16:46
スタイリッシュな人というイメージだったんだけど…。
なんか今回の芥川賞に対する対応は失敗だったような気がする。
ものすごく俗っぽい。まるで山形浩生みたいだ。
今回の芥川をどうスタイリッシュに批判するんだ・・
846 :
吾輩は名無しである:04/02/20 18:36
芥川賞などという
圧倒的に時代の最先端からズレてしまって長い年月たつものに
敢えて論評などしない、というのは基本姿勢だろー。
ウェブ版でないほうではまったく話題にものぼっていない。
847 :
吾輩は名無しである:04/02/20 20:15
さすがの彰も辟易って感じなんだろ。
平野や長嶋のときに言ってる事の繰り返しになるだけだし。
というか、今の芥川賞なんて、ハロプロのオーディションと同じだし。
芥川賞に真面目なコメントをするなんて、モーニング娘にコメントするのと同じ。
俺は芥川賞はどうでもいいけど
三島賞についてはもっと言ってほしいなあ。
以前はわりと期待してたのに、輝だの慎太郎だの選考委員に入れんなよ…
高橋源一郎が受賞できた賞だぜ?
源一郎がレベル高いとかじゃなくて、
ああいう賞からは最も遠い実験的な作品が取れるのが魅力だったのに
850 :
吾輩は名無しである:04/02/20 23:01
柄谷・蓮實・浅田・渡部・スガで賞やってほしい。
党派性ガチガチじゃねえかという批判はもっともだが、それでもやはりこいつらほど信用できる批評家はいないんだよね。
消去法で考えてもみろよ。
吉本なんかのジジ様連中はもうボケちゃってるし、福田和也や柄谷を批判してる子犬どもはアホすぎる。
で、残るのは……?
そもそもあらゆる文学賞は党派的な物だよ。
芥川賞や直木賞だって、文春がやっているのだから、
それ固有の党派性を帯びる。
重要なのはきちんとした「基準」がある賞か否かだろう。
柄谷一派による賞が一つぐらいあっていいかもね。
でもそれだと第一回は暗黙裏に東浩紀ということになるが。
854 :
吾輩は名無しである:04/02/21 02:42
浅田の一番俗っぽい反応は、10年くらい前の『諸君』でのインタビューだな。
筒井に対して感情的に批判したり、噂の真相に書かれた事について喋ったり。
その次が、これも10年ほど前の『諸君』だったかな?本人も今では失敗と
認める中沢新一とのオウム事件対談。
855 :
吾輩は名無しである:04/02/21 02:47
>>854 それをいうなら逃走論もちょっとはずかしいぞ。
でもみんなそういうものを積み重ねていって今があるわけだから。
最近の彰はなかなかいいと思う。
856 :
吾輩は名無しである:04/02/21 05:42
>>855 逃走論は結局『構造と力』の一部を敷衍したものだが、浅田
の言ってる事っていうのは、昔も今も実は『構造と力』で言っ
てる事の変種でしかない。これは浅田が成長してないという
よりは、もうあの頃で一貫した展望を持っていたと見た方が
正しいだろう。その完全と思われた浅田が、95年の中沢対
談でこけた。
いまだに浅田とかをありがたがってるアホがいるとは・・・・・・。
恥ずかしいからやめてくれ。頼むから(;´Д`)
858 :
吾輩は名無しである:04/02/21 07:53
>>853 暗黙りに東とはどういう意味かい?
3,4年前ならともかく、もう東なぞという子犬を
「柄谷一派」?は、相手にしていないだろう。
今まさに、あの連中のあいだで好評をかちとっているのは
アベくらいじゃないのか。
そもそもそういう意味での(批評空間とイコールの)柄谷一派なんて、何処にもない。
あれは東の被害妄想。
もともと蓮實と柄谷は、蓮實の一方的な片思いに近い状態
だし(80年代から、一方的に批判)。
柄谷は丹生谷あたりも軽蔑してるでしょ。
それでも能力的に評価すれば掲載するのが批評空間だったわけで。
861 :
吾輩は名無しである:04/02/21 08:17
862 :
吾輩は名無しである:04/02/21 08:25
彰タン「綿矢りさって〜中略〜、全然つまんないと思うよ。」
漏れも同感で読む気がしない。
863 :
吾輩は名無しである:04/02/21 08:35
馬鹿にできるほどこのスレの住人はメイデンのことを知らなくて
単なる情報量の不足というか、ワタヤとか金腹とかのことは
みっともなくも苛々しながら気にするくせに
メイデンの曲を聴きふけったことがないことへの羞恥、あるいは
聴きふけってしまったことへの後ろめたさをも表明できないところが
それがこのスレの痛ましさであり貧しさでもある。
ワラタ
865 :
吾輩は名無しである:04/02/21 08:54
ワタヤ・金腹をこっそり盗み読んでしまうことよりもなお先んじて
こっそりとメイデンに聴きふけってしまうことが
いま我々に真剣に求められているようだ。
メイデンに豊かに遭遇する自身がおのれならざるものへと変容する
その瞬間に立ち会うことで・・・
867 :
吾輩は名無しである:04/02/21 10:07
失業、低賃金、危機意識、神経症、社会不安・・・
メイデン1stアルバム一曲目のタイトルは「Prowler」つまり「浮浪者」。
今こそメイデンに耳を傾けざるをえないという気持は、一般大衆はもとより
文学、思想、批評に少しでも関心ある者にとって、その生活の不毛が自分自身を
絶えず「浮浪者」と感じさせる度合が強まるに応じて、もはや疑うべくもない事実となった。
>>854 オウム対談は、浅田の悪いところが出てしまったな。
惚れた人間には甘い、という部分。
中沢の才能を認めていたから、ああいう形で彼を消してしまいたくなかったんだと思う。
869 :
吾輩は名無しである:04/02/21 11:03
中沢の本ってなんかつまらんと思うのはオレだけ?
『構造と力』や『内省と遡行』はいま見てもおもしろいと思うんだが
870 :
吾輩は名無しである:04/02/21 11:18
大友克弘の「AKIRA」は浅田彰のアキラだ、なんていわれてたよね
80年代華やかなりしころ
もちろん単なる符合として楽しまれていただけなんだろうど
それくらい彰は特殊。
浅田は文學界の選考委員から降りてほしい。
代わりにりさたんを入れてください。
872 :
吾輩は名無しである:04/02/21 12:56
873 :
吾輩は名無しである:04/02/21 13:16
watayaに言及してしまうakiraなんて
マルチチュードとかほざいてる「善意の人々」と
そう変わらん気がする(ry
874 :
吾輩は名無しである:04/02/21 14:56
柄谷は群像の選考委員じゃなかったっけ?
875 :
吾輩は名無しである:04/02/21 15:10
ごめん。今見たらもういなかったわ…
876 :
吾輩は名無しである:04/02/21 19:33
浅田さんの私生活ってどんななんだろうね。
877 :
吾輩は名無しである:04/02/21 20:07
柄谷行人は"優秀"な批評家すべてで−選考過程を公開して−決める
「中上健次賞」(小説の賞)を構想していたね(「批評する者は批評される」)。
この発想は島田紳助のM−1グランプリの考えと同じですね。もっとも、M−1グランプリは
"選考"ではなく、"採点"だが。でも、採点方式の方が、"党派性"が反映されにくくて
よいのかも。ただ、小説の場合、ライブではないので、それも難しいが。つまり、
"談合"が可能である。
柄谷は「勘」がすごいからなー
俺ごときが言えることではないが、かなり誤読に曲解しまくってても
結果的にいい作品を選ぶし。
浅田はけっこー評価ぶれたりするよ。映画の『ユリイカ』も初め批判的だったのに
坂本が褒めてたら自分も褒めたりするし。
879 :
吾輩は名無しである:04/02/21 23:24
浅田彰の批評なんて、各分野の各専門家は誰も相手にしてないでしょ。
で、各分野の"実作者"と対談(して同調)するところが浅田彰のうまいところ。
批評家(専門家)と対談したら、ボロがでるもの。いくら浅田彰でも、全ジャンルに
精通するなんて、無理だから(精通しているように感じるのは素人だけ)。結局、
浅田彰の方法論は『逃走論』の頃から何もかわってないよ(チャート化)。では、
何故チャート化にいそしむかというと、"熱中"できるものがないから。いつも"相手"
を言い負かすためだけに日々チャート化にはげんでいるわけだ。そんな、彼の"空虚"さを
直接的に指摘したのは、知る限り鎌田哲哉ぐらいかな(確か『早稲田文学』で)。
柄谷行人は、ちょっと違うよ。彼は文学作品以外、滅多に他ジャンルの個々の作品
について、言及しないからな。批評家として生きていくことの厳しさを知ってるよ。
もちろん、それは浅田彰もわかっていて、彼は「文芸雑誌」で小説について、批評を
書いたりしないでしょ?文芸評論家には、"しつこい"やつが大勢いるとしっている
からだよ。で、音楽については書けちゃうのは、「文芸雑誌」からだし、
そこ(「音楽業界」)にはうるさいやつがいないからじゃないかな。
880 :
吾輩は名無しである:04/02/21 23:27
浅田の映画評でまともなものを見かけた記憶がない
>>879 そんなことは浅田自身もわかってるし、実際に言っていることだよ。
自分は才能がない、と。
だから、批評空間にしても、柄谷をサポートする側にまわったんじゃない?
鎌田や東はそれを共謀と考えたみたいだけど。
ただ、
>精通しているように感じるのは素人だけ
>言い負かすためだけに日々チャート化にはげんでいる
というのはウソだよ。
あの徹底したチャート化作業は、生半可な知識では不可能だし、ただ言い負かせるという目的だけでできるもんじゃない。
本当に好きでしかたないんだけど、結局自分に才能はなかったんだという諦めがあるんだよ、浅田には。
もちろん、全ジャンルに精通しているなんて思わないけど、世界で見ても非常に広く深い知識のある人。
えー、805です
続きは先行する浅田彰パート2スレへ移行でいいかと。
950過ぎたら誘導レス貼るつもりですが、反対の方が多いようでしたら
見合わせます。その際はあちらを停止/削除して、「ラヴコール2」を
本スレとして立てます
879は鎌田にシンパシーがあるのかな?
浅田彰は、崩壊して久しい日本における教養主義の最後の成果。
チャート=機械的作業という図式を崩したのが独創的。
鎌田は今のところ何の成果も出せていない。
小説を読む熱意が感じられないのが特に致命的。
884 :
吾輩は名無しである:04/02/22 00:58
>>881 "批評家"としての才能はないとは思っているだろうけれど、"時評家"としての才能も
ないと言っている(まあ、「呆談」だとは言っているが)?
巨人の清原和博(当時西武)がデビューした頃、ブーニンと並べて、パワフルなやつが
出てきたとか、浅田彰は言ってたでしょ?まるで、過去のアンチテーゼとして、
"意識的"に出てきたかのように。でも、少なくとも、スポーツ選手はそういうもの
じゃないでしょ。それに、当時一部評論家は清原和博をアベレージヒッターとして
みていた(いまもそうかもしれない)。・・・
浅田彰が「世界で見ても非常に広く深い知識のある人」だとは私もそうだと
思うけれど、それはどれらの分野(野球は含まれていないはず)についてそう言えるの
でしょう?
>>882 賛成です。
では、後はよろしくお願いします。
886 :
吾輩は名無しである:04/02/22 01:38
浅田が春樹―加藤―河合のグループを頑張ってる奴をあざわらう悪の枢軸としてとりあげた呆談ってどこですか?
887 :
吾輩は名無しである:04/02/22 01:51
そんなのあったっけ?
そういや今年の正月河合がテレビ出てたけど
「今は日本人が文化・芸術に興味を持っている。
そして、そういうものに興味を持たないと、良い商品が作れなくなっている」
とか適当な事言ってたなあ。
梅原は日本人はもっと働け!とか言ってるし。
いや俺のなかでこの辺がどうもかぶるので…
889 :
吾輩は名無しである:04/02/22 02:16
浅田のおでこの分け目のハゲっぽいのは、いつからなのだろうか。
デビュー時から。
891 :
吾輩は名無しである:04/02/22 03:05
>>886その三者を「最悪のライン」と呼んだのは正確に言えば浅田ではなく守中高明。
http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/200308/index.html ぼくは、村上春樹って、あの田舎くささと貧乏くささに耐えられなくて、どうして
も最後まで読めないから、田中康夫流に「読まずに評する」しかないんだけど、率直
にいって最低のものだと思うよ。『キャッチャー・イン・ザ・ライ』だって、旧来の
野崎孝訳『ライ麦畑でつかまえて』は、やや古臭いものの威勢のいい語り口で、なか
なかよかった。村上春樹はそれを去勢しちゃったわけね。たとえば、お得意の「やれ
やれ」っていう言い回しで、外に対する怒りを内なるあきらめに転化して流しちゃう
。小説だって同じでしょ。
でも、たとえばノーベル文学賞が次に日本に回ってきたとき村上春樹が受賞する可
能性は高いよ。海外でものすごく翻訳されてるから。彼は、アメリカのミニマリズム
を日本に持ってきて、いわば翻訳小説を書いてるんだけど、それをまた向こうに持っ
ていくから、わかりやすいんだな。そこはかとない日本的あきらめムードみたいなの
をアメリカのミニマリズム風味で書く、と。
全共闘世代転向組の加藤典洋なんかは、そこに乗っかって村上春樹論を書き、一種
の権威になっちゃった。あるいは、上の世代でいうと、村上春樹は河合隼雄と仲がい
い。詩人の守中高明が、この河合―村上―加藤というのが最悪のラインだって言って
たけど、それは当たってると思うな。河合隼雄に接近著しいジジイ・キラーの中沢新
一とか、村上春樹の翻訳のブレーンである柴田元幸とかも、そこに加えていい。それ
は、端的に言うと、反田中康夫的なものであり、反石原慎太郎的なものでもあるわけ。
つまり、闘ってるやつらを皮肉な目で傍観しながら、「やれやれ」と肩をすくめてみ
せる、去勢されたアイロニカルな自意識ね。いまやこれがマジョリティなんだなァ。
892 :
吾輩は名無しである:04/02/22 03:08
マルクスを読んでいない人のために、マルクスにとってコミュニズム
とはそもそも何であったのかを例証しておきましょう。マルクスに
とってのコミュニズムとは、国家社会主義ではあり得ない。その程度
のものなら、「馬上のサン・シモン主義者」であるルイ・ボナパルト如きでも
なし得るプログラムに過ぎない。マルクスにとってのコミュニズムとは、
「生産協同組合のアソシエーション」以外の何ものでもなかった。
「もし連合した協同組合組織諸団体が共同のプランにもとづいて
全国的生産を調整し、かくてそれを諸団体のコントロールの下に
おき、資本制生産の宿命である不断の無政府と周期的変動を終え
させるとすれば、諸君、それは共産主義、”可能なる”共産主義
以外の何であろう。」(カール・マルクス『フランスの内乱』)
「われわれは、協同組合運動が、階級敵対に基礎をおく現在の
社会を改造する諸力の一つであることを認める。この運動の大
きな功績は、資本に対する労働の隷属にもとづく、窮乏を生み
出す現在の専制的制度を、自由で平等な生産者の連合社会という、
福祉をもたらす共和的制度におきかえることが可能であることを、
実地に証明する点にある。(中略)われわれは労働者に、消費協
同組合よりは、むしろ生産協同組合にたずさわることを勧める。
前者は現在の経済制度の表面にふれるだけであるが、後者はこの
制度の土台を攻撃するのである。」(カール・マルクス「個々の
問題についての暫定中央評議会代議員への指示」)
「生産手段の共有を土台とする協同組合的社会の内部では、
生産者は生産物を交換しない。」(カール・マルクス『ゴータ
綱領批判』)
マルクスは「資本論」第三巻で「結合生産様式」なる社会装置の存在を示唆しているが、
それは協同組合工場の連合体(アソシエーション)のことだと言って良いでしょう。
893 :
吾輩は名無しである:04/02/22 04:35
そもそも、コミュニズム、要はコミュニティー、共同性を前提として措定するところが19世紀的テンションなんだよね。
ハバーマス学派なんかは、それでゴリ押ししてるわけ。
デリダのハバーマスへの対応をみるとそれは、かわしきれないんだよね。
そういう、原理性の種子がマルクスにもろにあるわけ。
それを、かわしながら活用しようとしたのが、戦前の小林秀雄だったりする。
これは、文学界のたちあげとか、唯物論研究会に名前を貸しながら、戸坂潤の科学主義にイチャモンつけてるところに、よくでている。
ところで、浅田は、戦前の小林のマルクス理解はかなりのものだと、柄谷にいたっては世界レベルだったとまで、いってる。
浅田は、思想史じゃなくて、経済学としてのマルクスをどう理解、評価してるのかね。答えたまえ。
あー、読まないで批判していいのか。
そうはっきり言ってるのか。最低だなあ。
しかし、こういう、対談してる人間同志がすごく仲良さげな対談って
なんの意味があんのか、全然分からん。
議論してる風な対談でも意味が分からないくらいなのに、
仲良し話にするとその意見が一般的なもののように見えるから?
その姿勢、全然戦ってないじゃん、と思うんですけど。
マリアージュってもんがあるだろ。
>>895 お前があらゆる対談に意味を見いだせないだけだ。
898 :
吾輩は名無しである:04/02/22 09:37
呆談と名乗っているのだからいいだろう。
馬鹿ばなしであることに自覚的なのだから。
この種の「呆談」は、彰の言論活動の
ほんの一部でしかないものね。
ネットで読めるのがこれしかないというのが
偏った印象を与えてしまっているのかもしれない。
つーか、仲悪い同士の対談のほうがよほど非生産的だと思うが。
>>883 Kamata no Asada ron ha saigomade yomemasendeshita.
Yominagara nazeka "Kitanokunikara"no uta ga atama ni ukandekimashita.
「こんなに辛辣な会話ができるんだぜ!」
を一生懸命見せられても「はあ、そーですか」としか。
903 :
吾輩は名無しである:04/02/22 14:42
>>891 柄谷が「浅田は春樹読まないで批判してる」みたいなこと言ってたけど、
きっとそれはレトリックとして言ったたんだと思ってたけど、
なんだよ、ふつうに読まないで批判してたのか。
904 :
吾輩は名無しである:04/02/22 14:43
レトリックでしょ
レトリックしかない人間なので発言全部がレトリックである、
という風に読むなら、これをレトリックと取れるかもしれない。
906 :
吾輩は名無しである:04/02/22 15:19
春樹なんてそれこそ読むまでもなく批評できるだろ。
途中でやめようが最後まで読もうが、結局カフカの形骸みたいな
腑抜けたもんが延々と無駄に続いてるだけなんだから。
それが可能だとしたら、その批評は作品批評じゃなくて、
現象に対する批評じゃないですか?
なのに作品批評をしているように語るならそれは詐欺。
浅田彰がどうしてるのかは知らないけど。
908 :
吾輩は名無しである:04/02/22 15:27
ていうか、浅田彰の読む速度の尋常のなさを皆、知らんな・・・
彼にとって「読む」という語彙で表象される作業は
ポスト・イットを貼り付けたり
文面を記憶にとどめたり(ごく稀ではあるが傍線を付けたり)
というブリコラージュ(手作業)のことをいうのであって
一般的に皆が想像する「読む」という行為とは似て非なるものである。
村上春樹くらいだと恐ろしいスピードで、駅の伝言板でも読むように
読み下してしまうんだから。
味わって読めていないのではないか・・・
とかヌルイこと言うなよ、このブンガク板の奴は言いそうだから
釘をさしとくけど。
910 :
吾輩は名無しである:04/02/22 15:30
そもそも「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のような
分厚いくせに無内容な書籍を完読できてしまう鈍感さに恵まれた奴に
まともな批評が出来るとは考えられない。あるいは余程職業倫理に
厳しい人物か、重度のマゾっ気がある奴か。
古谷の分析を読んでなるほどと思いつつ、これをブリっこと一言で要約して見せた
彰は、やはり凄いのかも、と思った。
というよりも、古谷の読み方自体が彰に触発されたものなのか?
913 :
吾輩は名無しである:04/02/22 15:42
浅田信者怖いです
でも作品がそういう「鈍感な人」向けだとしたら、その部分を
読まなきゃ作品批評にならない。
作品批評でないなら、別にそれでいいけどね。
「くだらない」って言いたいとか、「趣味の良さ」の表明は自由。
ただそういう表明って
「なんで自分は村上春樹が好きなのか? 嫌いなのか?」
っていうことへの回答を批評家に求める人には全然価値がない。
その回答を求める人に向けられたのが批評だと思う。だから
浅田彰は批評を求める人の需要を満たしてないって思うわけ。
趣味の良さを競ったり、ある趣味への御墨付きを与えるだけなら、
別にタレントでもできるでしょ、と思うわけです。
914は910あて。
「それをブリッ子とひとことで要約してみせる」
って、ほとんど社交上の会話能力でしかない。
それが彼の本質なんだとしたら、
「失われた時を求めて」のオリヤーヌが傑出した批評家であるのと同じ意味で
彼は批評家なんだろう。
917 :
吾輩は名無しである:04/02/22 15:48
カマトトってぶりっ子ってことか?
ぶりっ子でさえ古臭いのになんだよカマトトって
918 :
吾輩は名無しである:04/02/22 15:51
カマトトって、ぶりっ子見たいな一時の流行語とは違ってかなり古くから定着した言葉なんですが
919 :
吾輩は名無しである:04/02/22 15:53
若い子にカマトトって言ってみ
(゚Д゚)ハァ?だから
>>918
920 :
吾輩は名無しである:04/02/22 16:02
ただお前の語彙力が貧弱なだけ。年は関係ない
921 :
吾輩は名無しである:04/02/22 16:11
語彙どうこうは別にして確実に死語と思われる
知らない大勢から見ればただの時代遅れの人間としか見られないだろうな
つーか他でやれ
922 :
吾輩は名無しである:04/02/22 16:12
ていうかブンガクというジャンルがあると仮定して
それにふさわしい身振りとして彰は
ジョイス、大江、中上は文学で
春樹、平野、腸や、金腹は少年少女コミックと言ってみせてるのだから
それはそれで立派でよいだろう。
923 :
吾輩は名無しである:04/02/22 16:16
カマトトは死語じゃないぜ
自分の基礎学力のなさにかこつけて
ピンボケなこというなあ。
「ふさわしい身ぶり」とかでしか判断してない感。
921と違って、本気でどうでも良いと思ってます。
文学板の住人って、くだらないことにこだわるね。
>>916 だから、その能力だけは傑出してるという人で、だからそれなりに
本物の批評家からも、敬意を払われてるんでしょ。
「皮肉家」がクラスでなんとなく怖がられてるのと同じ。
だから「それなり」ならいいよ。
520 名前:考える名無しさん[] 投稿日:04/02/20 00:19
私がもっとも軽蔑するのは、長所をほめ、しかるのちにそつなく
欠点を指摘するというやり方をするタイプの批評家である。そのよう
なことをするくらいならば黙っていればよい。ありうるのは、徹底的に
賞賛するか、徹底的に軽蔑するかのどちらかだ。むろん対象を賞賛する
とき、その欠点が、また対象を軽蔑するときには、その長所が見えてくる
ということもある。が、そのようなものにかかずらわずにはいられない
としたら、それは自己に対しての信がないことの逆証明でしかありえないだ
ろう。
私が、若手へのエールを送ったとか言っている人もいるようだか、勘違い
してはいけない。私が信じているのは、昔も今も自己に対しての信のみである。
523 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:04/02/20 00:27
> 長所をほめ、しかるのちにそつなく
> 欠点を指摘するというやり方をするタイプの批評家
彰のことか?w
524 名前:考える名無しさん[] 投稿日:04/02/20 00:28
まさに彰じゃんね(w
山形に対してでさえ、そういう戦術とってるし。
もっとも、批評家としてでなければ、本気で認めてる。
「浅田君と違って、僕は未だに神経症的だから、本を書き続けるんだ」
みたいなことを言ってたから。こう考えられるところが、東と柄谷の差。
批評家としてでなければって、クラスメイトとして?
>>884 彰が深い知識を持っているのは、芸術一般だよ。
幼いときから芸術に親しみ、教養を身につけてきたから、それらが身に染みついてる。
だから、新しい作品はすぐに整理・分類して、大量の作品をものすごい速さで処理できる。
たとえば、ドゥルーズだったらドゥルーズで、その方法論をさっと身につけて、あとはルーチン。
色んな人の色んな思想を、内部で整理し統合しているって感じがする。
「ここにはフーコー、あそこにはドゥルーズを使おう。これはラカンでもいいけど、ちょっとデリダで味付けしよう」みたいな。
逆に浅田の欠点は、新しい方法論を作り出すことができないことなんじゃないかな。
それを自覚して、浅田は自分には才能がないと言う。
おれが思うに、浅田にも評価不可能な作品が出てきたら、それこそ本当に凄いんじゃないか。
これだけ広い見識があっても、カバーできないような作品を書いちゃったって意味で。
浅田が普通に褒める作品は秀作ではあっても、傑作ではないと思う。
>>930 いや、本当に凄い奴は本なんか書かない、批評なんかしないという意味でしょ。
公家貴族の出で芸事に一言ある(と思ってる)きれいめなおばちゃん、にしか見えん。
たたずまいのせいか。藤色の着物着てそう。
>>930 そうだとしたら、それは嫌味だよね。
いや、例えば相手がマラソン世界記録保持者なら嫌味じゃないけど。
間違った。934は932へのレス。
いや、探究なんかで書き文字批判を書いてた頃だから、その文脈だと思うよ。
だから、それは結果的に自己批判みたいな形を取った嫌味になってるよね。
文字に関する学者なのに文字にならない「本当の凄さ」なんか、
なんの意味も実体もない。ヤクザの実体不明な恫喝能力を指して
「男のほんとの凄さ」とか言うのと大して変わんない。
あ、プラトンとかを例に出さないでね。
939 :
吾輩は名無しである:04/02/22 21:38
940 :
吾輩は名無しである:04/02/23 06:31
ていうか古谷なぞ本気で読むなよなー。
同人誌的な、ね、わかってよ文脈は、
浅田とは似て非なるものとして無縁だろ。
浅田は気に入ってるみたいだけど。
942 :
吾輩は名無しである:04/02/23 12:33
古谷は知的刺激としてはわりに面白い存在だが、
あずまんのように応援したい気が起こらないのは何故だろう
何となく「媚び」のようなものが透けて見えるからかな
「運動」しないからじゃないの?
ウェブクリティークやウェブ重力に文章書いたり、浅田や岡崎と付き合いがあったり、
柄谷の固有名詞の問題なんかに関心を寄せながら、NAMやQに関する
話は全然しないでしょ。騒動があったときも何もコメント無しだし、
まるでNAMなんか最初っから存在しないかのように振る舞ってる。
944 :
吾輩は名無しである:04/02/23 12:43
人が好いのかな
「No」を言えないタイプだよね
もう40に近いのにw
東や宮台のしている運動については、割と批判的に言及してるけどね。
NAMとQに関しては、肯定的にも批判的にも全くなし。
ちょっと勘ぐりたくなる。
たぶん保坂を気取っている。
なるほどw
俺さ昨日浅田がホモってる夢みちったよ・・・
949 :
吾輩は名無しである:04/02/23 13:20
俺は握手してる夢見た。
いい夢見ろよ!
951 :
吾輩は名無しである:04/02/23 21:51
いや、村上春樹、けっこういいよ。浅田彰はヴォネガットをほめてたじゃない?
やけくそのオプティミズム、だとか言って。『海辺のカフカ』のジョニー・ウォーカーや
カーネルサンダースなんてやけくそのオプティミズム以外のなにものでもないよね。
浅田彰、きっと好きだと思う。多分、浅田彰もそれを知っていてあえて読まないんだと
思う。いまさら、村上春樹のこと、ほめることできないし(その浅田彰の態度を私は否定しない)。
あと、芥川賞のことでいうと、綿谷・金原っていわばボードレール・ランボーだよね。
綿谷(=ボードレール)的自意識の球体を金原ひとみが破砕しているという意味で。浅田彰はかかるパラダイムで、
二人のことを−ダイヤモンドで−語っている?まあ、おいおいそのような角度で、この二人を
論じてくれると思う。また、小泉・永瀬の「円満離婚」についても、次号あたりで、
喋ってくれるでしょう。永瀬正敏って浅田彰が評価しそうな俳優でしょ(ミステリートレインの演技なんて
素晴らしいよ)。最後に、野球についても彼は今年あたり、やってくれるんじゃないかな。
だから
>>931のように「彰が深い知識を持っているのは、芸術一般だよ」なんて、あえて
言う必要ないんじゃないかな。「彰」が野球で本気をだしたら草野進なんて、多分、
しぼんじゃうと思う。G・馬場とA・猪木に関する評言でも、やっばり浅田彰は
鋭かったよ。後者より、前者が崇拝されるのが、日本の風土だってこと言ってた。これって卓見だよ。
最近、桜庭やミルコばっかりで、−たとえ、引退しているにせよ−A・猪木なんて
全然表舞台に出てこないものな。
>>951 ボードレール→綿谷
ランボー→金原
1000倍くらいに水で薄めたあと砂糖を大量に入れたら、そうなるかもな。
つまり、前者と後者は、ブラックコーヒーと砂糖水くらいの差だ。
955 :
吾輩は名無しである:04/02/24 00:56
彰にラブコールは届かなかったということで、このスレは終了×××
ちょっとは届いたんじゃない?
> G・馬場とA・猪木に関する評言
これ知らない。どんなこと言ってた?
あと、清原とブーニンの比較(テニスのベッカーとも)って、当時ナンバーの編集長だった、
岡崎満義が言ってたんだと思うけど(「ナンバーグラフィック桑田と清原」という本に出ていた)、
初出は浅田彰なのかな。
959 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:39
>>951 つりかいな
春樹がヴォネガットに影響うけまくりというのは有名なはなし
だから余計にけぎらいするんでしょ。劣化コピーされてんだから。
その気持ちわかるもん、ヴォネガットファンとして。
960 :
吾輩は名無しである:04/02/24 22:26
>>951 いまや、A・猪木は、「日本の風土」だからこそ「崇拝され」えている"日本"格闘技界の
名伯楽である。浅田彰の目測は、ずれていたということだ。浅田彰は「呆談」の有意味性を
説いているけれど、−山形浩生へのように−対応するのは、彼が"自信"をもっている「分野」でだけでしょ。
浅田彰のスポーツに対する「整理は『呆談』的に大雑把」でさえない、「トンデモ」ものだよ。
で、それを指摘されて、反論できなくても、"浅田彰の名前"が傷つかないからこそ、彼は気軽に
スポーツについて、言及できるんだよね。以上のことを踏まえると、浅田彰が反論可能な
分野(「芸術一般」など)についての意見でさえ疑わしくなってくる。浅田彰のセンスが
疑わしいのではなくて、彼が何かを発言するとき、それへの反論に対して
対応できる(無視しても評判がさがらない)かどうかを勘案している点が信用しかねるということ。
どうせ、「トンデモ」発言しかできないほどに−彼が無視しうるところの−スポーツについて無知なのなら、
いっそのこと、石原慎太郎のようにとことん−無視しえないぐらい−「放言」に徹してほしい。・・・
この発想(「いっそのこと、徹底的に〜しろ」)って浅田彰的でしょ。まあ、それを出来ないところが、
「才能」がない、ということなんだろうけど。
スポーツ関連のコメントはその辺の一般人のそれと大差ないレヴェルかもしれないが、
別に、トンデモないってことはないと思うけど
962 :
吾輩は名無しである:04/02/25 23:02
...何やってんの? ↑
964 :
吾輩は名無しである :04/02/26 01:25
文学板での盛り上がりはこんなもんだな。
ある意味象徴的な板だな。
古谷とおおでら喧嘩
古い話題だな。
KGVが古谷をチクチクやりながら、結局綿谷に関しては
同じような感想を抱いているのが、どうなのよって感じなんだが。
968 :
吾輩は名無しである:04/02/26 22:48
>>967 なかなかいいコメントだと思うな。でも綿矢りさちゃんとちゃん付けで呼ぶ
のはやめて欲しい。彼女達を馬鹿にしすぎ。
若い女ってことで口調を変えるコメンテーターやインタヴュアーが結構いる
けど、なんか浅はかでいやになるね。
3人を比較して、個人的には、抑制しているだけに余計にエロティックである
という、古谷の見方が面白いと思う(これこそがぶりっ子ってことなのか?)。
俺もちゃんと読まなきゃナーw
読まないことには何も語れない。
970 :
吾輩は名無しである:04/02/26 23:22
>>969 今読んでみたけど、古谷のコメントも結構おもしろいね。
基本的に似たようなところをついてると思う。
コメントそのものはおもしろいけど、作品自体は結局薄っぺらなお話
でしかないな。大江なんかを読んだ後では読めないよ。
浅田が1番つまんねぇな
>>971 基本的には、同じ見方だと思うよ。「ぶりっ子」って一言で片づけちゃうやり方は
>>916が言うように、批評としては駄目なのかもしれないけど。
ヘルシーさんの見方はこの中ではちょっと違うでしょ。
イス取りや恋愛といったゲームと、にな川との関係を、別のものとしてみてるから。
他の人たちは人間関係はすべてエロティックなものとしてみてるけど、
そうじゃないとヘルシーさんは(あるいはヘルシーさんの見たハツは)思ってる。
これは多分、柄谷を読んだ(読める)人か、そうでない人かの違い。
974 :
吾輩は名無しである:04/02/27 00:01
ヘルシーさんって誰?
967のリンク先。宮台や北田が好きなみたい。
KGVの寸止め、古谷のカマトトはぶりっ子に置き換えられるけど、
ヘルシーさんの感想のどこを見ても、綿谷のぶりっ子な点は、伺えない。
これはまあ、文章に多少なりとも興味のある人か、
そうでない人かの違いかもしれない。
977 :
吾輩は名無しである:04/02/27 03:21
978 :
吾輩は名無しである:04/02/27 12:35
>>971 浅田としてはあのコメントでよかったんじゃない?
あれをぶりっこと感じる人は、
やっぱり早熟だったんでしょうねえ。
高校一年生なんて、幼稚園児も同然だったよ。
980 :
吾輩は名無しである:04/02/27 13:13
次スレはどうなるの?
981 :
吾輩は名無しである:04/02/27 13:49
浅田彰
いやぁ思想哲学はもう終わってるよ。っていうか、そんなことはずいぶん前からの常識で、
ニューアカした頃を最後に、思想哲学なんて話題にもならなかったじゃない? それが、
東浩紀の登場に続き、今さらに話題になることのほうがおかしい。どうも最近の人――
とくに若い世代は、異常に同世代を意識して共感したり嫉妬したりするんで、若手に書か
せれば話題になるっていう戦略にまんまとはまっちゃったんじゃない?
じゃあこの人は結局何をしたいわけですか?
983 :
吾輩は名無しである:04/02/27 15:36
いっぱい本読んで、◯◯屋でコーヒー飲んで、まったりすたいんだろー
おれもそうすたいもんよー
984 :
吾輩は名無しである:04/02/27 16:32
>>981 あずまんのこと自分で猛プッシュしといてそりゃぁねえだろw
985 :
吾輩は名無しである:04/02/27 20:06
みなさん、
>>981は芥川賞へのコメントですよ。
>>981さん、3人釣れたようです。おめでとうございます。
986 :
吾輩は名無しである:04/02/27 20:50
さすがの彰も今回の坂本の曲は誉めるの難しいんじゃないの。
なんだあの悪趣味は。
987 :
吾輩は名無しである:04/02/27 20:51
>>985 バカ。浅田のスレにカキコするやつが、呆談のウエブサイト見てねえわけないだろw
988 :
吾輩は名無しである:04/02/27 20:51
M棄てだね。俺も見てた。これは酷い。
989 :
吾輩は名無しである:04/02/27 20:54
え、坂本、Mステ出たの?
ちょっとつけたらオレンジレンジが映ってたから
速効、チャンネル変えたのだが。
坂本、どんな感じだったの?
990 :
吾輩は名無しである:04/02/27 20:57
うーん……。何とも。
とりあえず演奏しながら揺れてた。
互いが互いを殺してるような。
991 :
吾輩は名無しである:04/02/27 20:59
でも、オレンジレンジの200倍くらいはマシじゃないの?
992 :
吾輩は名無しである:04/02/27 21:01
うーん……。まあそりゃあそうかもしれないけど。
何でわざわざアジアンヒップホップを……。
993 :
吾輩は名無しである:04/02/27 21:04
ああ、「アンダークールド」ね。
ニュース23で見たときは悪くないと思ったけどね。
(まあ坂本は相変わらずああいう音好きなんだなぁとは思ったが)
やっぱり小山田がギター弾いてた?
>>989 冒頭。坂本登場は7年ぶりですね、という話。
トーク。坂本はニューヨークにいるのに外にほとんど出ない。
タモリが意味ないじゃんとツッコミ。
むかし坂本とタモリは、酔って、町中で選挙演説ごっこをしてた。
曲が始まる。コーネリアスとm-floと二胡の何たらと韓国人ラッパーの何たらいうのが競演。
坂本がシンセで伴奏、小山田がギターノイズ、二胡がメロディ、ラッパーが「自爆テロをどうやって防ぐの?」などという陳腐な歌。
エンディング。坂本が「場違いですかね?」と発言。トキオのファンでニューヨークでドラマ見てる。
995 :
吾輩は名無しである:04/02/27 21:10
>>トキオのファンでニューヨークでドラマ見てる。
浅田が、池袋なんたらを褒めたからかな。
996 :
吾輩は名無しである:04/02/27 21:11
こねりあす気がつかなかったなあ。ラッパーばっかり見てた。
997 :
吾輩は名無しである:04/02/27 21:13
サンクス
「場違いですかね?」か。
見てないから何とも言えないが、アイロニーだな。
>>986 悪趣味???
おまえの趣味が一体どれほどのものなのか
999 :
吾輩は名無しである:04/02/27 21:23
1000 :
吾輩は名無しである:04/02/27 21:24
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。