もう救いがないようなのがいい
頼む
2 :
吾輩は名無しである:04/01/10 17:29
メルヴィル『ピエール』
ごめん、映画しかみてないや
太宰は?
4 :
吾輩は名無しである:04/01/10 17:35
レヴィナス。あることの恐怖。
田口ランディ
重松『疾走』
7 :
吾輩は名無しである:04/01/10 17:54
クチュクチュバーンの後ろのほうにくっついてた中編
「DEEPLOVE」。救いようがない。
自分で書いてみれば、たぶん、絶望的なのができますよ。
11 :
吾輩は名無しである:04/01/11 01:04
沙藤一樹「プルトニウムと半月」「D−ブリッジテープ」「X雨」
角川ホラー文庫に3冊ともある
ブックオフにもよく置いてあるよん
カフカ。『審判』とか。
13 :
吾輩は名無しである:04/01/12 10:03
あぁ、カフカは好きだ。その調子で外国文学でお願い。
ファインディング・ニモ
15 :
吾輩は名無しである:04/01/12 11:14
めだか文学賞
16 :
吾輩は名無しである:04/01/12 17:13
「レオーリャ・オイーソニャ」
気づく人は当方含めて一人もいませんでしたが…。
>1
2ちゃんねる文学板BARスレなど常時上の方にあるスレ
まあ「冗談抜き」はこれくらいにして
カフカクラスとなるとドストエフスキーかキェルケゴールあたりか
セリーヌの『夜の果てへの旅』、読んでねえな。墓碑銘が一言「non!」ってヤツw
嘉村磯多『業苦』
どんな悲惨な物語も救われないとまでは思わない
真に救われないのは読まれなかった物語だ
そうすると『失われた時を求めて』ということですね
22 :
吾輩は名無しである:04/01/14 01:23
『絶望的な文学作品教えてくれませんか?』
気づく人は当方含めて一人もいませんでしたが…。
23 :
吾輩は名無しである :04/01/14 02:32
コンラッド『西洋人の眼の下に』
カミュの『追放と王国』、とか。
25 :
吾輩は名無しである:04/01/14 18:13
倉橋由美子
『向日葵の家』
26 :
吾輩は名無しである:04/01/14 18:15
プレッジ
映画だけど、絶望的
ユイスマンス。『さかしま』や『彼方』はいかがです?絶望、とは少し違う
かもしれないが、ある種の倦怠感、救いようも癒しようもない孤絶感が濃
厚ですよ。重くて暗いのが好きな人にお薦め。
28 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:58
黒蜥蜴
29 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:15
x
30 :
吾輩は名無しである:04/01/19 03:18
歌だが、スーダラ節きいてみろ。死にたくなるぞ。
31 :
吾輩は名無しである:04/01/19 05:18
太宰 治『人間失格』
32 :
吾輩は名無しである:04/01/19 07:48
文学作品は絶望的なものばかりと思うが
33 :
吾輩は名無しである:04/01/19 09:29
綿谷りさ『蹴りたい背中』
芥川賞に絶望できます。
34 :
吾輩は名無しである:04/01/19 09:34
ゾラ「大地」
モーパッサン「ベラミ」
35 :
37歳無職童貞自殺志願者:04/01/23 19:38
さてと飯も食ったし、副作用で「自殺企図」のある精神安定剤「ジプレキサ」
でも飲んで寝るか、、はは 「自殺企図」か、、、(´・ω・`)
お や す み(^o^)丿
36 :
吾輩は名無しである:04/01/23 19:41
俺はジプレキサにいい思い出しか無い
初めてこれ処方された時、急に仕事ができるようになって、
全くできなかった仕事が普通にやれるようになった
37 :
吾輩は名無しである:04/01/24 20:27
メルヴィル「代書人バートルビー」
ああ、人間とは・・・
38 :
吾輩は名無しである:04/01/24 20:31
蛇にピアスって面白いのですか?
蹴りたい背中って面白いのですか?
39 :
吾輩は無名である:04/01/24 20:41
>>37 「代書人バートルビー」はにやにやしながら読んだんだけど…
>>1 「救いがないようなの」を読んで、救われるようなときもあるよね。
40 :
吾輩は名無しである:04/01/24 23:18
吉田知子「無明長夜」
最後の最後で救われない・・・
41 :
吾輩は名無しである:04/01/24 23:25
大江の『芽むしり仔撃ち』のラストとか
まあ微かな希望も描かれてるが絶望感のが
強烈ですな
42 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/24 23:26
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!
物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、
そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/ 僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)
孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、
☆キキ+キ゚Д゚♪に触れ、明日への一歩を踏み出すのだ!
43 :
37歳無職童貞自殺志願者:04/01/29 16:20
今日、病院行ってきました、やはり先生の話だと怪我は順調に回復してて
職種によっては就労可能という判断しか下すことはできないとのことでした
鬱の話もしたら精神科のほうでも相談されたらとのことでした。
来週精神科の通院があるのでそっちで相談してみます。
「先生、形成外科で傷病手当打ち切られそうなので鬱のほうで傷病手当
もらえませんか?」と。それで駄目なら自殺未遂前に通院していた
怪しげな精神科医に相談してみます。
44 :
吾輩は名無しである:04/01/29 16:43
マイケル・ギルモア
心臓を貫かれて
家族や宗教などの色々な問題がぐちゃぐちゃに混ざり合って
一人の殺人鬼を作り出している。ノンフィクション。おすすめ
46 :
吾輩は名無しである:04/01/29 17:36
シオランはどうよ?文学ではないが。
ノンフィクションなら、ジョン・クラカワーの『荒野へ』、『空へ』、
の、遭難ドキュメンタリーとか。
「夜が来る前に」。作者忘れたけど。
49 :
吾輩は名無しである:04/01/30 00:01
『フィネガンズウェイク』駄洒落ばっか
問題外科
52 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 00:03
・『りんごの木』ゴールズワージー/河野一郎訳(岩波文庫)
・『林檎の樹』ゴールズワージー/渡辺万里訳(新潮文庫) 他
ごたいそうにエウリピデスのヒッポリュトスから巻頭に引用。
ありがちなストーリー。
裕福な育ちのいい都会の青年が、
立ち寄った田舎で土地の娘に心を寄せる。
恋に落ちる二人。
都会に戻って我に返る青年。
将来性の冷静な計算。冷めゆく熱情。
三流メロドラマっぽく、救いようもない内容。
視覚的に読める。映画にもなった。
ノーベル賞なんてこの程度。(英文なのに)
53 :
閑話休題 ◆K9kCbDNrVU :04/04/26 00:10
大菩薩峠、まだ終わってない小説としてはこれに尽きる。
55 :
吾輩は名無しである:04/04/26 18:39
人間失格
56 :
吾輩は名無しである:04/04/26 18:47
田中角栄『日本列島改造論』
シェイクスピアは登場人物が最後に死んでおしまいでワンパターン
「この悲劇をもっともっと語ろう」
アホかと(w
58 :
吾輩は名無しである:04/04/26 23:16
カポーティ「冷血」
59 :
吾輩は名無しである:04/04/26 23:37
チェーホフ「ヨーヌィチ」
60 :
吾輩は名無しである:04/04/26 23:44
小説ではないけど、キュルケゴールにわからない自分に絶望
あの手のは、皆さん読んでわかる?
私やっぱ、バカなんか?
ジャン・コクトー『恐るべき子供達』
あのラストは、、、。
63 :
吾輩は名無しである:04/05/02 07:02
P・K・ディックの全作品。
一つ挙げるなら『暗闇のスキャナー』
64 :
吾輩は名無しである:04/05/02 08:35
藤村操の辞世を一度読んでみてください。。
死にたくなりますよ。
と言うよりは、「あ、死ななきゃ!」
って思う。
スレ違いスマない。
65 :
恭子 ◆8AQRk736aY :04/05/02 08:42
>>64 違います
その死によって
他を生かしてしまった
ゲーテとは反対ですの
ウェルテルを読んで
「ァ、死ななきゃ」
と思った日本の若者たち
(今の若者偏差値70以下はウェルテル読んでも
何を言われているかすらわかりませんので
ご安心をという二律背反)
詩と真実を若者の血であがなったヴァンパイア
たとえシラーは許すとも我は許さじ
歓喜の歌は鳴り響いているか
ああ人生は不可解なり
66 :
63(HN:檄):04/05/02 09:12
>>64 レスありがとうございます!!
しかし、ウェルテル症候群があったように、
藤村の「後追い自殺」(適切な表現ではありませんが)も続出したわけで、
その点、ゲーテと藤村が相反するとはあながち言えないものと感じます。
というのは、ここの論点は「人を絶望させる」作品であり、
そういった意味ではむしろ同格と言い切ってもいいのではと思いますが。
67 :
吾輩は名無しである:04/05/03 01:17
田中英光『地下室から』
田中光ニ氏の父君。太宰の墓前で自殺。
絶望的な人を書いた作品と
人を絶望させる作品はちょっと違う。
前者の方をを読むとブルーにはなるけど、
絶望はしないなぁ。
「人間は反抗しうる、これこそが20世紀の偉大な教訓だ」
とか言ったのはE・ジェルピだったけ?
私はアルチュやフーコーもそんな風に読んでるから
生きている限りは絶望なんかしませんよ。
A・モラヴィア「無関心な人びと」
これは無気力な人たち。
巴金「家」
苦しい人たち。
太宰治「人間失格」
繊細かつ弱虫。
69 :
吾輩は名無しである:04/05/03 14:41
オーウェルの1984。
70 :
吾輩は名無しである:04/05/03 15:09
J.ケッチャムの作品のほとんど
71 :
吾輩は名無しである:04/05/03 15:18
72 :
吾輩は名無しである:04/05/03 15:19
久米正雄「受験生の手記」
73 :
吾輩は名無しである:04/05/03 15:21
74 :
吾輩は名無しである:04/05/08 10:57
ゴーゴリの「外套」「狂人日記」
ドストエフスキーの「貧しき人々」「二重人格」
75 :
吾輩は名無しである:04/05/11 02:05
福永武彦 『死の島』、『草の花』 絶望した後の人のお話
E.M.シオラン 『絶望のきわみで』 文学作品ではないけど
76 :
吾輩は名無しである:04/05/11 02:44
ドストエフスキーなら「白痴」じゃないかな
77 :
吾輩は名無しである:04/05/11 23:27
最近出た、高井一彰の『無為の景物』(文芸社)に収録された、
「パスファインダー」という散文詩には、
「広島の原爆ドームを小型水素爆弾"スペードのジャック"で消去しちゃいますよ」という、
全人類に対する作者からの声明文が載っている。
現実にムシャクシャしている子どもたちよ、郵便局を脅す前に、君たちの妄想を一度、
不特定多数向けのBBSではなく、君たちだけの言葉の世界、虚構の中に託してごらん。
それは現実世界を破壊することと同等の破壊力を持つ爆弾となるのだ。
高井一彰も書いているではないか。「生活よ、幻となれ。妄想よ、現実となれ」と。
そして「すべてが虚妄であり、すべてが真実なのだ」と。
79 :
吾輩は名無しである:04/07/21 21:04
保守
80 :
吾輩は名無しである:04/07/21 22:19
とりあえず「ツァラトストラ」の永遠回帰思想は絶望的
セリーヌはとりあえず。
82 :
吾輩は名無しである:04/07/22 06:00
「ピエール」メルヴィル
83 :
吾輩は名無しである:04/07/22 06:10
84 :
吾輩は名無しである:04/07/22 06:13
太宰
85 :
吾輩は名無しである:04/07/22 10:06
『死のフーガ』パウル・ツェラン
86 :
吾輩は名無しである:04/07/22 10:56
福永武彦なら「世界の終り」でしょう。
もうドグラ・マグラ以上にクラクラします。
87 :
吾輩は名無しである:04/07/23 11:57
ニジンスキーの手記なんてどう?
>>77 高井一彰さん、物好きにもあなたの本調べちゃったよ。あちこちで宣伝の書き込みしてるみたいだけど、みっともないからよしなよ。アクセス規制くらってるサイトもあるみたいじゃない。
それに宣伝するなら、もう少し人が興味をそそられて買いたくなるような文じゃなきゃだめだと思うよ・・・。
89 :
吾輩は名無しである:04/07/23 18:07
死に至る病
「不思議な少年」マーク・トウェイン
「歯車」芥川
「深夜の酒宴」 椎名麟三
94 :
吾輩は名無しである:04/07/24 23:46
若槻千夏「110点!」
95 :
吾輩は名無しである:04/07/24 23:55
「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ
96 :
吾輩は名無しである:04/07/25 01:25
先日、実家に1週間ほど帰ってたんだが、JR駅を降りてからはバスを利用す
る。そのバスの中で、いやに清楚で可憐で美人の奥さんが正面に座っていた。
その間20分ほど。チラチラというか、相手がこちらを見てないのをいいことに、
わたしの方はずーーっと奥さんの美しい顔に釘付けになってしまった。よく見ると
ボディもスラリとしてる割におっぱいも大きく、最高にそそられるもの。
<もしも降りる場所が同じなら付けていっちゃおうかな>といけない妄想が頭を
支配し始めるも、それは現実となった。私はこういう偶然は大切にしたいというか、
偶然から「よし!」っとパワーをもらう方なので、実行に移ってしまった。
バスを降りると自販機で買いワンクッション置く。で、奥さんを見失わないように
後を付ける。後から眺める歩き方も優雅でセクシー。165センチくらいだろうか
割に長身で均整の取れた若者のような動き。
家に入った。そこは一戸建てで、いちおう表札だけ確認しといた。と、その時、
浴槽側の後にスペースがあり、広々と人も来ないであろう事を発見した。
夜、フト動く。
風呂の電気が
97 :
吾輩は名無しである:04/07/25 01:26
なんで「奥さん」だってわかるんだよ(w
98 :
吾輩は名無しである:04/07/25 01:27
続きマダー?
99 :
165センチの人妻:04/07/25 01:45
>>96 やだ! やっぱりあの時見られてたんだあ! やだあ! 最初から知っ
てましたよ。あなた乗ってきた時から目つきが変だったじゃない! 私
恐ろしくて恐ろしくて、……言っておきますけど、あの時私が入った家、
知らない人の家ですからね! エロガキ! 変なことしたら即消防署に
通報しますからね! ドキドキが止まらない……。
100
よかったね、ト書き!
早く立ち直って。ファンより(はぁと♪
保守
ストリンドベリってニーチェと知り合いだったらしいね
三島由紀夫
sage
仮面の告白
「文学作品」を広い意味で取れば、北村透谷の妻あて書簡(最後の)。
絶望的なことが書いてあるというよりは、いろいろ身につまされて絶望的な気分になるという感じです。
そう感じるかどうかは、人によるでしょうが…。
109 :
吾輩は名無しである:04/12/19 13:23:07
夏の花、かな?
110 :
吾輩は名無しである:04/12/20 10:21:45
マルテの手記
111 :
スリッピーNUXX ◆ZS9f7iD.es :04/12/20 10:55:25
高橋和己の小説全部。
黒沢清の回路
113 :
吾輩は名無しである:05/01/13 03:35:42
9
114 :
吾輩は名無しである:05/01/13 03:44:14
ぜんぜんないね、最近。ポジティブ小説にうんざり。
115 :
MJ:05/01/13 08:58:41
カフカ「掟の門」。
これに尽きる。
116 :
吾輩は名無しである:05/01/13 14:13:58
骨餓身峠死人葛
葛西善蔵
子を連れて
邱永漢「濁水渓」
日本統治時代の台湾人の苦しみもさることながら、
「軍政下でのインテリ」のつらさもよくわかる。
119 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/17 00:59:56
8fff8
120 :
吾輩は名無しである:05/01/17 01:01:49
ぜんぜんないね、最近。ポジティブ小説にうんざり。
ぜんぜんないね、最近。ポジティブ小説にうんざり。
ここに挙げられたのは絶望的に下らない駄作ですか。
122 :
吾輩は名無しである:05/01/17 17:29:06
島尾敏雄・死の棘
芥川・蜃気楼
太宰・如是我聞
123 :
名無し:05/01/17 19:29:30
絶望の虚妄なること、希望の虚妄なることと同じ…って魯迅が書いてなかったっけ?
124 :
吾輩は名無しである:05/01/17 19:32:43 ,
レオン・ブロワ『絶望者』
どこまでいっても救われない話。
125 :
名無し:05/01/17 19:42:05 ,
カフカ読んでも、絶望的気分にならない僕は文学と無縁なのかな?
ある種の絶望感を本を読むことによって疑似体験したいのですね?
>>1はきっと恵まれた境遇にいるのでしょうな・・・羨ましい限り。
人それぞれだから別にいいんじゃないの?
>>125
セリーヌ『夜の果ての旅』はガチ。
128 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/27 00:46:44
tr
俺の小説読むか?
130 :
吾輩は名無しである:05/01/27 12:40:51
嫌われ松子の一生
クライストの諸作(っていうほど知らねえや)
トーマス・ベルンハルト
「石灰工場」
133 :
吾輩は名無しである:05/01/28 09:38:33
「素粒子」
134 :
吾輩は名無しである:05/01/31 19:15:29
ドストエフスキー作品全般。
でも、読後は希望をもって生きることが
罪ではないという心境に至る
135 :
吾輩は名無しである:05/02/03 19:16:01
ドストエフスキーの根底に響き渡っているのは生の讃歌でしょう。
絶望的というのは、ゴンギツネみたいな作品のことをいうのだと思う。
136 :
豚 克也:05/02/04 22:27:11
「一杯のかけそば」
因みに、作者は無銭飲食で逮捕されましたな
137 :
吾輩は名無しである:05/02/05 02:35:18
フラナリーオコナーの作品全般
アルツィバーシェフ「サーニン」「最後の一線」
読んでいると死にたくなる。
黒澤明の兄貴がこの作家の大ファンだったらしくて27歳で自殺
した。
139 :
吾輩は名無しである:05/02/05 18:14:04
キルケゴール『死に至る病』
カフカ『審判』
ユイスマンス『彼方』
セリーヌ『夜の果ての旅』
倉橋由美子『向日葵の家』
カミュの『追放と王国』
嘉村磯多『業苦』
セリーヌの『夜の果てへの旅』
太宰 治『人間失格』
メルヴィル「代書人バートルビー」 「ピエール」
大江の『芽むしり仔撃ち』
マイケル・ギルモア『心臓を貫かれて』
E.M.シオラン『絶望のきわみで』
福永武彦『夏の花』
北村透谷の妻あて書簡
高橋和己
邱永漢「濁水渓」
島尾敏雄『死の棘』
芥川「蜃気楼」
太宰「如是我聞」
レオン・ブロワ『絶望者』
トーマス・ベルンハルト『石灰工場』
フラナリーオコナー
アルツィバーシェフ『サーニン』『最後の一線』
↑このへんで絶望してるなんてまだまだ。もっとスゴイのないか?
あるよ。武者小路。
141 :
吾輩は名無しである:05/02/10 00:52:46
徳南晴一郎『孤客』
142 :
吾輩は名無しである:05/02/10 01:08:06
どうせなら『なしくずしの死』もノミネートして欲しかった。
ゾラを読んどけば間違い無いだろう。
『大地』が既出だが、俺は読んだことが無い(再版が出るので買う)。
『居酒屋』がゾラ入門としてもお薦め。
145 :
吾輩は名無しである:05/02/10 16:00:51
>>139 『夏の花』は原民喜。福永武彦は『草の花』
146 :
139改定:05/02/10 23:42:20
キルケゴール『死に至る病』 、カフカ『審判』 「掟の門」
ユイスマンス『彼方』 、セリーヌ『夜の果ての旅』 『なしくずしの死』
倉橋由美子『向日葵の家』 、嘉村磯多『業苦』
カミュの『追放と王国』 、太宰 治『人間失格』「如是我聞」
メルヴィル「代書人バートルビー」 「ピエール」
大江『芽むしり仔撃ち』 、マイケル・ギルモア『心臓を貫かれて』
E.M.シオラン『絶望のきわみで』 、レオン・ブロワ『絶望者』
福永武彦『草の花』、北村透谷の妻あて書簡
高橋和己 、フラナリー・オコナー、邱永漢「濁水渓」
島尾敏雄『死の棘』 、芥川「蜃気楼」 、ベルンハルト『石灰工場』 、
アルツィバーシェフ『サーニン』『最後の一線』
徳南晴一郎『孤客』 、ゾラ、原民喜『夏の花』
葛西善蔵「子を連れて」、野坂『骨餓身峠死人葛』
リルケ『マルテの手記』、三島『仮面の告白』
ローレンスダレル『黒い本』
148 :
吾輩は名無しである:05/02/11 02:32:23
文学読んで絶望したい。
149 :
吾輩は名無しである:05/02/11 02:37:16
既出だったらごめん。
ボリス・ヴィアン「日々の泡」
150 :
吾輩は名無しである:05/02/11 03:01:29
バルビュス「地獄」
井上光晴の「地の群れ」は出てたかな?
あれもかなり絶望的な話だ。映画化もされているから一度は観た
方が良い。「部落問題」に触れた箇所は上手く処理されていた
けれど。
色川武大『狂人日記』
>>152 色川武大『狂人日記』はオイラの貧しい読書歴の中でも最愛の書だな。
オイラも一冊挙げるとするか。
エーリッヒ・ケストナー『ファービアン』
154 :
吾輩は名無しである:05/02/13 02:17:21
高橋和巳は「憂鬱なる党派」
チェーホフ「六号病室」
156 :
吾輩は名無しである:05/02/28 00:20:43
te
157 :
吾輩は名無しである:05/02/28 00:36:02
魯迅「阿Q正伝」
158 :
吾輩は名無しである:05/02/28 01:28:10
読んだ本の内容が全く理解できず、自分に絶望した事なら多々あるぞ。
160 :
吾輩は名無しである:05/03/10 16:06:27
ミラン・クンデラ「冗談」
江戸川乱歩「芋虫」
しばらく立ち直れなかった。
163 :
吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 13:01:27
t5
164 :
吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 14:39:04
お約束だけど「ドグラマグラ」
文学作品でいいよね?
165 :
吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 22:13:05
マッカラーズの作品殆ど(あまりないけど)。
166 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 01:12:39
「失楽園」渡辺淳一じゃないほう。
167 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 17:44:10
ドストエフスキーの「白痴」かな。
高校時代に読んでトラウマになりそうだった。
168 :
吾輩は名無しである:2005/03/25(金) 00:25:31
ジャン・コクトー『恐るべき子供たち』
なんだか妙に厭世的になった。
169 :
wtt:2005/03/25(金) 00:57:11
イリヤの空UFOの夏
文学じゃないが。
読み始めたら最後がきついんだ。
あれはありか?作者を怨んだ。
170 :
吾輩は名無しである:2005/04/04(月) 23:09:51
@
小田仁二郎の、なんだっけ、
主人公が妄想モノローグで「お母さん」って語りかけるやつ。
172 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 11:39:20
o
173 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 15:28:01
綿矢りさ「蹴りたいなんとか」
この子何も考えてないなあと思いまちたとさ。
174 :
吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 01:24:13
絶望的な文学作品なんて出会ったことないな
暗くておもしろいっていうのなら芥川の歯車か
人間失格なんて明るいし大げさな上に甘えてるなって感じるよ
175 :
吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 01:47:56
あれは、人間に甘えることができない
人間を信用できない人間のどうしようもなさを
書いた作品でしょ。本当に甘えられる人だったら
自殺なんて考えることもしないよ。
甘えることができないってことは、
つまり他人を信用しきれないってことであって
太宰はどうしても女を他人を信用して
身を委ねることができなかった人だと思う。
もうそういう傾向の人は、どうしようもないんだよね。
死ぬしかない人っていると思う。
176 :
吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 09:04:20
↑太宰の思う壺。
177 :
吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 21:43:47
今読んでる小説では山田悠介の「リアル鬼ごっこ」ですかね。
文学と言えるのか疑問なところではありますが、
正に絶望的≠ニいう言葉が相応しい内容ですよ、あらゆる意味でw
178 :
吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 21:52:48
太宰治「如是我聞」
太宰の晩年を自ら綴ったブログです。
人間失格は読者のことをけっこう考えてる
魂の叫びという感じはしない
がいしゅつだけどゾラの「居酒屋」は絶望的な気分になったな。
でも気分だけ。絶望はしなかった。
絶望したのは安部公房の「箱男」「第四間氷期」二作。
あまりの暗さに
…
まあいろいろあって救急車呼ばれましたが何か?
安部公房つながりで「砂の女」
でもあの雰囲気苦手だわ・・・
182 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 11:35:37
h
183 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 05:04:35
ベタだが「高瀬舟」かなぁ。
184 :
Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/14(土) 03:20:48
185 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 04:06:43
正宗白鳥『生まざりしならば』
186 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 10:07:13
こ こ ろ
187 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 23:22:00
セリーヌの翻訳は
高坂の訳がベスト。
生田のは、古臭くて、硬くて全然味わえない。
188 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 00:27:35
事実は小説よりも絶望的だ!!!
189 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 12:54:01
f
190 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 16:01:20
ゾラの居酒屋は絶望的だった。夜寝る前に読むと、悲惨な夢を見たし、鬱な気分になりました。
アゴタ・クリストフ 悪童日記三部作
192 :
吾輩は名無しである:2005/06/14(火) 02:22:23
マルカム・ラウリー 『活火山の下』
Malcolm Lowry: Under the Volcano
翻訳は絶版だが、大きな町の図書館になら入っている。
原書を読めるなら原書のがオススメ。
193 :
吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 00:22:49
谷崎の陰翳礼賛だな、現代日本に絶望する
194 :
吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 13:07:07
トニ・モリスン「青い目がほしい」
黒人文学の傑作、父親によりレイプされる白人に憧れる少女の話。
絶望の中に全く救いがない。
195 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 12:40:58
さよなら糸色望先生
196 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 12:50:48
「素粒子」M・ウェルベック、筑摩書店、野崎歓訳
まだこれがでてなかったとは・・・
でも美しい小説だよ
198 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 00:19:16
ネット小説の絶望の世界…
ごめん、文学じゃないぽ…
199 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 05:25:50
太宰の晩年とかは?あと桜桃とか、
200 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 05:29:16
後、斜陽の直治の遺書のとこ!痛いほど共感できた。
201 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 07:49:18
太宰はベタやなぁ
202 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 12:06:57
ほんとに絶望してたら本読むエネルギーなんて消え失せてまっせ
203 :
吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 12:56:18
文学よりもネットの中に絶望なんて溢れてるよ
ブログとか巡回してみたら?リスカの実況中継とか
シャブやりながら、彼女とセクースしてるのをそのまま
動画で流したり、ヤフーオークションでも
素人女が自分のエッチビデオ撮って自分で出品したり
大の男が自分の下着やユニフォームををゲイに売ってたり
スーフリの集団レイプだの産婦人科の外科医の麻酔レイプだのの
本物の映像が1000円そこらで誰でも購入して見られる。。。
これが絶望の世界なんじゃないの?
文学ってのは、芸術の世界だから
204 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 19:13:28
生きることが絶望
死ぬまでが絶望
ケッチャムの隣の家がいぃってみんな言うけどね。
途中まではホント完璧に近かったけど、あのラストがなぁ・・・。
なんかいかにもアメリカ的って感じがするなぁ。
>>203 そういうのは文学作品じゃないじゃん。スレ違いも甚だしい。
文学ではないかもしれないけど、
『ブッダのことば』(中村元・編訳、岩波文庫)。
日本仏教とかはともかく、
原始仏教、ブッダの思想というのは、
なんとも救いがない。
208 :
無名草子さん:2005/08/31(水) 11:07:12
-
209 :
吾輩は名無しである:2005/08/31(水) 11:09:55
絶望的なバカ・増田達哉
210 :
吾輩は名無しである:2005/08/31(水) 16:11:56
悪徳の栄え
211 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/11(日) 12:18:41
誤読
>>207 原始仏教で言うと、
『仏弟子の告白』より『尼僧の告白』(共に岩波文庫)の方が落ち込む。
>>212 『尼僧の告白』は落ち込むというより萌えるというのが定説だが。
214 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 00:39:08
草間弥生の、「すみれ強迫」
読んだ直後、手首切って七針縫ったね。思い出ですな。
それで、メンヘル卒業いたしました。
215 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 00:43:31
メンヘルは、卒業できない。
一生地獄を背負って生きる。
216 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 00:53:51
卒業できるような甘っちょろいのはメンヘルじゃなくてメルヘンだったんだよ
と、友人を見てると思う。リスカなんて超ダサいことしてないけどね。
恥ずかしいことに、そういう奴は絶対喋りたがる。
深刻な話と思ってもらいたがる。傷を見せる。
217 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 02:27:44
鈴木いずみ
218 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 03:24:31
ベタにメリメの『カルメン』
カルメンはよかった。狂鬱的になった。
なんちゃって自殺はそれを吹聴しないとやった意味ないからね
222 :
無名草子さん:2005/10/04(火) 13:17:16
^
223 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 14:07:58
─映画作品だがインターネット掲示板の体裁を用いた原作本も良い『リリィ・シュ・シュのすべて』(映画作品&原作とも岩井俊二)なんか希望ない時代が膚に迫って来たけどなあ。ラストの主人公の結語“人間は、飛べない”も凄いリアル。
224 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 15:15:00
歯車 最強
225 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 16:39:56
歯車はたしかに凄かった。読んだ当初まるで理解できなくて幸運だった
歯車、すごく惹かれるんだけど
あれを好きなのは幸福なのか不幸なのかどちらなんだろうと考えてしまう。
227 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/24(月) 11:52:43
海に投げ込まれるようなものだ
大菩薩峠
229 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 00:30:20
日本の作家は絶望できないようになってる。
何か救いがあるか、もしくは絶望にあこがれてるだけか。
やっぱりこういうのは毛唐か共産圏の本だろう。
230 :
吾輩は名無しである:2005/11/08(火) 13:00:20
絶望かはわからないが、日本近代文学の有名どころはどこか闇があるね。
土臭いのが多い。コンプレックスの塊みたいなのが。
>>229 俺は宗教観が少ない分、日本の方が絶望をリアルに描いてると思うけど。
232 :
吾輩は名無しである:2005/11/08(火) 14:35:32
宗教は絶望を体系化するからな。
あと、鬱病系と絶望は微妙に違うような・・・
233 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 07:29:15
同じ。健康的な絶望など、この世にはない。
>>232 その通り。
鬱病系の背後には必ず病理があり、
一般的絶望の背後には、一時的視野狭窄による感情鈍磨と知的活動の停止がある。
235 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 08:25:22
鬱病にも色々ある。遺伝性、脳科学系、心的要因などで起こる。
一時的視野狭窄による感情鈍磨と知的活動の停止は、心的要因で起こる鬱の初期症状。
「鬱病系」は「一般的絶望」を含む。
236 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 08:36:57
鬱病に関する知識が全くない人はよく、鬱病の人に叱咤激励を施すが
あれは逆効果。最悪の場合は、自殺にまで追い込むことに結果的にはなることになる。
鬱病の人にはそのようなことはせずに、坂口安吾の本でもさりげなく置いておくと良い。
237 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 08:41:18
そりゃそうだろ
一時的視野狭窄による感情鈍麻と知的活動の停止まで言ったのなら気づいてほしいけどな
病理だよ病理
てことで
『ブルックリン最終出口』
ってのはどう?
>>235 いくら文学板でもウソを書いてはいけない。
遺伝性?脳科学系? いったいどこの馬鹿が書いた?
鬱病はかつては身体因性、内因性、心因性に分けられていたが
現在では「重度のうつ」と「軽症」の2種に分けるだけ。
誰でもかかる可能性があり、20人に1人は一生の内どこかで罹患する病気。
きちんと治療すれば必ず治る病気でもある。
239 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 09:07:46
オイオイ・・・・お前馬鹿だろ?
俺の挙げたのは飽くまで要因。
お前の言ってる>現在では「重度のうつ」と「軽症」の2種に分けるだけ
っていうのは要因じゃなくて症状の分類だろうが。。
240 :
吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 14:10:59
korn
241 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 12:38:51
トリイ・ヘイデン
ひまわりの森
242 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 18:50:48
オイディプス王
243 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 09:16:32
>>241 トリイ・ヘイデンて子供たちをたくさん助けてるわりには自分は全く救われてないんだね
244 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 11:30:32
ひかりごけ
245 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 12:26:15
テロはいけない
246 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 15:22:56
あのさ、もっと絶望を感じさせる作品ないのかな? ページを捲ることを躊躇させるような、どす黒い作品。
光が見えちゃだめなんだよ。わかる?
247 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 15:32:59
なんでお前そんなに偉そうなの?
248 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 15:39:14
主役のつもりかよ厨房
自分で探せよ。
252 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 22:38:32
幸運だった
253 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 23:32:15
安部公房「密室」
スティーブン・キング「ペット セメタリー」
筒井康隆「佇むひと」
The Bible.
255 :
253:2006/01/30(月) 03:08:13
安部公房「密会」だった。
256 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 07:47:11
全然絶望しないよ
257 :
名無しでない:2006/02/04(土) 22:39:36
259 :
弧高の鬼才:2006/02/04(土) 22:50:50
三島由紀夫の小説。
あまりにも退屈すぎて。
260 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 17:18:34
オスカー・ワイルド
「ナイチンゲールとばらの花」
「すばらしいロケット」
「王女の誕生日」
261 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 19:30:05
クヌット・ハムスン「飢ゑ」
262 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 21:18:07
堅すぎる車掌さん 文:渡辺淳一
先日、北九州市に講演に行った帰り。一旦、小倉から福岡に戻り、そこから飛行機で東京に帰るつもりで新幹線に乗ったのだけど。
自由席の切符で乗っていたら、たまたま車掌さんが来て、「ここは指定席だから、自由席に移ってください」とのこと。
「でも、わずか十数分のあいだだから、 それくらい見逃してくれてもいいじゃないか」といったけど、「駄目だ」とのこと。
「それじゃあ」と立上ったら、隣りはグリーン席。
そちらのほうがはるかに楽、と思って乗っていたら、先程の車掌がまた来て、「ここはグリーン車」ですと。
そんなことはわかっているけど、 いまさら自由席に行くのは面倒くさい。
それに広い車輌に乗っているのは二人だけで、あとはガラ空き。
「もう直ぐ着くから、ここにいても、いいじゃないか」といっても、 「駄目だ」の一点張り。
そこで、「君きみ、これくらいは大目に見るものだよ、本当に融通がきかないね」と説教して立上り、 デッキに出たら、途端に福岡に到着。
この車掌さん、職務に忠実といったらそのとおりだが、 過ぎたるはおよばざるがごとし。
もう少し時と場所を考えて、自在にやって欲しいものですね。 JR西日本さん。
http://watanabe-junichi.net/archives/2005/11/post_8.html
263 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 22:41:18
野獣死すべし・復讐編
264 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 00:55:12
島尾敏雄 死の棘 途中で気分悪くなり読むのやめました。
265 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 01:09:09
カミュスのレトランジエエ
266 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 01:34:27
深沢七郎 楢山節考
町でいちばんの美女
百億の昼と千億の夜
268 :
吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 02:22:34
ジョイスの「ダブリン市民」特に最後の「死せる人々」
登場人物が救われて読者は全く救われません。
269 :
吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 03:12:41
車谷長吉の小説全部。
270 :
吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 06:26:24
セリーヌの『またの日の夢物語』
全編愚痴です。
271 :
吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 14:19:52
272 :
吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 16:05:00
ツルゲーネフの『父と子』
ニヒリストの生と死
主人公が人間関係を破壊しまくり
273 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/06(月) 13:08:45
歯車
274 :
吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 02:08:59
夏目漱石の『道草』
佐藤春夫の『田園の憂鬱』も絶望的かも。
276 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 11:47:11
近いブルー
277 :
吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 13:21:27
丸山健二の「夏の流れ」
読み終えた瞬間、ぞっとした。
278 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 09:49:10
井上靖の「補陀落渡海記」
ここでいう絶望とはちょっと違うかも。
279 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 11:01:02
ファッションで絶望するスレはここですか?
280 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 11:05:34
文学作品の五割は絶望的だ
281 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 11:15:03
地下室の手記は?
282 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 11:43:36
武器さら
283 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 14:30:11
>>278 ちょっと趣向が違う気もするが、俺もあれは好きだ。
>>281 俺は、ドストは嫌い。
>>282 ヘミングウェイなら、
『フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯』とか、
『キリマンジャロの雪』の方が、完成度も絶望度も高い。
>>1 本当に救いようがないのは、大江健三郎『遅れてきた青年』
ありゃ、どうしようもないね。
284 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 19:47:18
「ドグラ・マグラ」。読後に残ったあのどうどうめぐりのめくらましの
迷宮に閉じ込められた感じ。
285 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 19:53:17
絶望度が高いということは絶望を認識できるほど希望があるということだろ?
そういう意味じゃyoshiみたいのが平積みされてるのは絶望的な光景だわ。
286 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 20:28:13
285の言葉は確かに絶望的
287 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 20:31:39
絶望の無い希望ほど絶望的なものはない。
288 :
ミスター・ブレイナ ◆mIfzMv0Hlw :2006/03/27(月) 21:37:18
地下室の手記読んで思ったが、
あまりに救いがたくて、
喜劇に反転してくるところってあるな。
289 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 21:46:25
大学のとき学校も行かずに家に引きこもって読み耽っていたのが梶井基次郎。
なので自分的には梶井基次郎かな
291 :
吾輩は名無しである:2006/04/05(水) 16:21:44
サークルに作家志望の男がいるが本は全然よまない。たまに安部公房とか読んで悦に入ってるが
新歓にきた新入生の女の子に作家志望の子がいたんだけどその子はすごい本読んでてホントに本が好きみたいだったんだが
その男は陰で女の子の悪口を言っていたな。読んだからって書けるわけじゃねーよ、プみたいに
292 :
吾輩は名無しである:2006/04/05(水) 16:22:37
↑誤爆した
戦争と平和スレ
カミュの異邦人
294 :
吾輩は名無しである:2006/04/05(水) 20:58:54
作品の質という点では渡辺淳一の作品らしい、とのことw
295 :
吾輩は名無しである:2006/04/06(木) 16:00:00
つ「メリーポピンズ」
296 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/20(木) 12:58:12
異邦人
297 :
吾輩は名無しである:2006/04/21(金) 00:14:21
どん底
「ベル・ジャー」は?
夢野久作『瓶詰地獄』
300 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 23:51:54
なんで中島敦がないの?
301 :
吾輩は名無しである:2006/04/24(月) 12:59:09
開高 健『夏の闇』
302 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 12:11:50
「ドン・キホーテ」
鬱になる
ゾラの一連の作品。
304 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 12:43:27
絶望的にってとこの解釈が2つに分かれてるなw
漏れは
1/白鯨、アラバマ物語、ロミ&ジュリ、オセロー
と
2/マディソン郡の橋、蹴りたい背中、人間失格、DEEPLOVE、ネット小説
団鬼六 肉の顔役
遠藤周作「沈黙」
私はここに描かれている宗教観には興味はないけれど
日本人の習性をよく捉えていると思う。
結局作家が言いたかったのは
「みんなキチジローを軽蔑してしまうけど
そんな君も私も実は101人目のキチジローなんだよ」
ってことだったんだろうな・・・。
苦笑いしてしまうけどある意味絶望的。
あぁ、この>306の絶望の感覚って寺山修二の初期映像作品の
ぶら下がってる牛肉を前に「みんなタローなんだよ」の台詞の後、
やりきれない哀しみがどうしようもなくて
笑い出してしまう感覚にダブるかもしれない。
絶望が深すぎてやりきれなくなると
何故か人は心の哀しさとは裏腹に笑っちゃうんだよね。
でさ、それを現代のここ(にちゃん)に置き換えると
「みんな名無しなんだよ」ってなったりするという仕組み。
そう考えると絶望という価値観は皮肉と表裏一体なのかもしれない。
でもその絶望も時を経てやがては甘い回想という希望へ回帰する。
そしてその繰り返し。
思索しているうちに浮かんできたので
独り言的に4連投してしまいました。失礼しやした。
意味わかんね
意味わかんね独り言を「妄言」ていって
統合失調症の症状なんだと
312 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 20:05:01
こういう統失の人、間違いなく出口のない絶望的な状況なんだけど、
当人は、「絶望的な自分」像に、うっとり酔っちゃってるから可哀相。
自己肯定のための盲言もすさまじすぎ。
日本人なら君も私も101人目のキチジローなら、
一億総負け組。
こんな格差社会にはならないって。
絶望的あほ
313 :
吾輩は名無しである:2006/04/28(金) 00:36:42
小説じゃないけど、
ルドルフ・へス『アウシュヴィッツ収容所』講談社学芸文庫
収容所長が処刑される前に書いた。
人がいかに他人ごとのように自分の人生を語れるかに絶望する
ゾラの居酒屋
既出だろうけど
ドストの地下室からの手記
これも既出だろうけど
太宰はそれこそ既出だろうから、敢えて書かないw
あーやっぱどっちも既出か・・・
絶望の虚妄なるは、希望の虚妄なるに等しい。
317 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 12:36:49
ダブリン
318 :
吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 12:48:42
自分の書棚から
クービン 「対極」
ヤーン 「鉛の夜」
ノサック 「死神とのインタビュー」
ボルヒェルト「戸の外」(戯曲)
319 :
吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 23:15:54
絶望な、人によってやっぱ違うから
わたしは、と言わなきゃならんが。
ウィリアム・ゴールディングの「蠅の王」は
どうですか?
320 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 14:22:29
「蝿の王」
あれ読むと、人間なんか、存在していること自体が間違いって気になるな。
僕は、フラナリー・オコナーの諸作品。
人間の愚かさばかりで、救いがないよ。
超キツイ!キリスト教文学。
321 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 14:27:00
ドリス・レッシングの「破壊者ベンの誕生」
これを読むと「子どもは天使」とか「親が愛情を注げば・・・」
などという温い価値観が吹っ飛ばされます。
人間の存在が揺らぐ一冊!オススメ
読んだのだいぶ前だからイメージだけで語るけど、あの勁さ、
けっして宗教的感情には収斂され得ないものだ。
俺にはむしろ、彼女の作品の存在自体が救いに思える。
オコナーは凄いよ。
323 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 15:41:08
ブラドベリの刈り入れの話の題名、なんてったっけ?
324 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 22:08:32
>>322 有刺鉄線で編んだ荊の冠。
素敵だけど、怖いな。
325 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/30(火) 13:05:32
甘い回
それから
歯車 芥川
絶望というより
こんなに読んでて疲れる小説はほかにない。
328 :
吾輩は名無しである:2006/05/31(水) 15:33:56
>>327 『闇中問答』もやばいよな。
「芥川龍之介、芥川龍之介、お前の根をしっかりと張れ!」
とかいって、あんな心理状態になったら、まともな人生は送れないよな。
329 :
吾輩は名無しである:2006/05/31(水) 23:57:25
いのちの初夜
330 :
吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 05:26:23
ジョニーは戦場へ行った
悲惨過ぎる
(`・ω・)
// ) 成功には何のトリックもない
/ ̄ ̄《 ̄ ̄\
| ・ U |
| |ι |つ
U|| ̄ ̄ | |
332 :
吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 14:26:13
>237
すごい亀レスだけどこれはガチだと思う。
ヒューバート・セルビー・Jrつながりで「レクイエムフォードリーム」とか。
小説じゃないけど、サラ・ケインの「4.48サイコシス」という戯曲もすごかった。
絶望した!
333 :
吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 23:56:47
フローベールの『感情教育』、バルザック『従兄ポンス』あたりか。どち
らもささやかな希望も許さないが、素晴らしい。
絶望コンテストの有力候補だと思うけど。
334 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 21:27:02
スティーブンキングのゴールデンボーイなんかどう?
強迫神経症患者的な地獄の世界に近い。
335 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 21:34:15
佐野元春が言ってたな
悲しい気持ちになるのは簡単だって
人間なんて8割は嫌なことばかりだよ
残り2割を他人に共感させる人のが凄いと思う
336 :
50:2006/06/03(土) 13:21:07
337 :
吾輩は名無しである:2006/06/03(土) 13:35:51
ギリシア神話 メディアとイアソンのくだり。
338 :
吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 01:59:04
モーパッサン「女の一生」
もう読んでて気がめいる。
パピーニ 「病める紳士の最後の訪問」『逃げてゆく鏡』 1907年.
Papini, Giovanni. "L'Ultima Visita del Gentiluomo Malato". Lo Specchio Che Fugge. 1907.
<
http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/B0000E7WUW/ >
その病める紳士の名を知る者はない。忘れがたきあの微笑みだけを
われわれの記憶のなかに残して、彼は忽然として姿を消してしまった。……
「私は現実の人間ではありません。夢のなかの人間にすぎないのです。
私がこうして存在しているのは、私を夢見ているひとがいるからなのです。
そのひとはいま眠りながら、私が行動し、生活し、動くのを夢見ている。
そう、まさしくこの瞬間にも、私がこうして喋っているのを夢に見ているのです。……
ところで、私を苦しませるのはそんなことではありません。
私を夢見ているそのひととはいったい誰なのか。名前もわからないまま私を所有し、
目醒めともに私を消し去ってしまうこのひとはいったい誰なのか
――こうした考えに、私は憑かれてしまっているのです。……」
340 :
吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 07:43:30
オスカー・ワイルド
「ドリアン・グレイの肖像」
「幸福な王子」←ブラック童話集。希望有り
341 :
吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 08:07:12
>>338 でも、最後は希望が見えるじゃん?
あ、でもやっぱ人生っていいかもね?みたいな終わり方。
342 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 00:09:57
>>341 でもその先も不幸はジャーヌに付きまとうと思うな。
なぜってその不幸の原因はジャーヌ自身にもあると思うから。そいで自分を捨てた息子が、
女が死んだくらいで自分のものに返るとは思えない。そもそも子供は母親のモノではない。
ロザリもうるさそうだ。いつか見捨てるだろう。息子は金を持って消えちゃうだろう。
孫も持ってかれるだろう。ジャーヌは狂気して死ぬんだ。
343 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 00:17:26
おいらの日記
344 :
吾輩は名無しである :2006/06/24(土) 11:54:16
付きまとう
345 :
吾輩は名無しである :2006/07/04(火) 13:03:04
願いしま
346 :
吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 13:16:34
「ひかりごけ」武田泰淳読んだ?
347 :
吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 15:09:49
人肉くらい、食ったって、なんてことないさ
348 :
吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 15:29:13
泰淳が焦点を当ててるのは、それを裁く人間のほう。
349 :
吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 15:33:01
ペルー山中、飛行機遭難、人肉食ってサバイバル事件
350 :
吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 15:36:32
ペルー? アンデス山脈…
351 :
吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 15:38:49
泰淳は人肉を食うのが究極的な悪だなんて思ってなかった。
ちょっと思ってたのは、大岡昇平。
352 :
吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 22:08:54
セリーヌは絶望的か?セリーヌ自身は絶望してるけどもさ
小説では遊んでるほうじゃない? 傑作というかケッサクだよ。
ラディゲの「ドニーズ」なんてどうだい
354 :
無名草子さん :2006/07/24(月) 12:39:07
ひかりごけ
355 :
吾輩は名無しである:2006/07/24(月) 13:11:19
渡辺淳一の作品。も、救いようのない老醜。
356 :
吾輩は名無しである:2006/07/24(月) 14:37:36
>>334 ゴールデンボーイは一線を完全に越えたある種の爽快感がないか?
俺はむしろスカッとしたけどw
357 :
吾輩は名無しである:2006/07/26(水) 02:41:02
梁石日「闇の子供達」
358 :
甲月の詩虫:2006/07/26(水) 23:57:31
カフカ「ある戦いの描写」
絶望的な迷宮。
359 :
吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 02:59:27
どん底…ベタw
360 :
吾輩は名無しである :2006/08/09(水) 12:49:01
言っておこう
361 :
吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 12:58:58
ミ" ,〃::.. ヽ: : : トゝ" __' "ノ;'.:/ 私のソフトクリーム食べて?
ミ''" ミ;、,..,.、,.y''",ィヽ、:.ゝ、 `ー´,.彳:/
"''-'-==-''゙"´ノ ``ゞ` r<彡'"-、
/ ___ ゙ ,:-'´ 、 i
/´ ヽ` ̄ ー-゙:.、 おっぱい吸ってね
i - 、 `ヽ_
l: 、.: ヽ ゙i"
! i ; n .:c.: ', _..ハ
| ハ/ { _,..-ァノ 、r‐、>ー ヽ
| ト./ ` ̄__,.:=彡 :.ヾ、ニ二 /
. | |ノ -=< ゙=tラ'"
| / ,-一'" ̄´ i
|:/ / \:. !
| ' / ヽ:. :、 \
゙、 ノ .i:. ` ヽ
`ー' _:/__:. `ー---─ ''"´ ̄ ̄`` ー- 、
/´ `ヽ、. .: `ヽ、
/ `ヽ、 ゙i
i まんこも なめてね :; ,!
! ‐-、 :. ;: .:' /
ヽ ヽ ; j:! " __..:-‐'"´ ̄ ̄` __ノ
\ ! .:' 〃 ,..:---─‐'"´ __.. -──── ''"´
`ヽ、 ヽ、 ノ-く⌒ヾ:.:'ー--ァ'"´
`ヽ、 >:)..( );;;;;;}:/` ̄i
....:::::::::::にニニイ:: /;;;;;;;/K._.ノ、
....::::::::::::::::::,! _ i!: l;;;;;;;;.ゝ.:、__/ ミ、::::::::::::::::.........
362 :
吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 21:47:48
「蝿の王」
最後の聖域ともいえる子供まで
下劣な存在として描いた。
363 :
吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 02:31:48
ごん狐
364 :
吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 15:49:17
ごんぎつはむしろ前向きじゃん?
365 :
吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 15:57:44
白夜行
ウブメの夏
366 :
吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 20:19:45
筒井康隆『霊長類 南へ』
ジュブナイルだけどね。
ドストエフスキー
地下室の手記
はぐるま^^;
どんな名作よか俺の人生の先行きの方が絶望的だぜうひゃうひゃうひゃ
370 :
吾輩は名無しである:2006/08/29(火) 01:58:05
「闇の子供達」梁石日
372 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 11:12:06
ある戦
373 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 02:03:55
「マチョーラとの別れ」
もし読んだ人が一人暮らしの老人とかだったら絶望するかもしれん
374 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 18:01:09
>>1 小林多喜二「人を殺す犬」「蟹工船」
筒井康隆「旅」
宮沢賢治全作品
そしてミラーマン改めサワリ−マン植草教授の人生
避暑地の猫
376 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 20:08:56
キャッチャーインザライ
377 :
吾輩は名無しである :2006/11/07(火) 09:33:40
南十字星共和国
378 :
吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 14:34:41
このスレタイが既に絶望的だな
380 :
吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 16:10:59
ひかりごけ、じゃない?
>1
鏡をのぞいてみろよ。
382 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 00:22:27
アランシリトー
383 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 07:29:56
質問なのですが、絶望的で、なおかつ老人が登場する作品はありますか?
特に、老いることの現実的な有り様、たとえば痴呆とか高齢によって体が動かなくなる状況が描かれた作品を探しています。
ご存知の方、教えてください。
384 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 15:04:11
老人と海
>>383 老人というか中年だが石原慎太郎「生還」
眠れる美女
>>383 癇癪老人日記。
本人は楽しんでいるが、こういう老人にはなりたくないと思った。
>383
佐江衆一「黄落」
389 :
383:2006/11/15(水) 22:54:56
小説が多かれ少なかれ現実を反映するものであれば、
現代の(近い将来の)小説家は高齢者に何らかの形で関わる小説を書くのではないでしょうか?
歴史上初めて大量に存在する高齢者、経済的事情によって介護を満足に受けられない高齢者、
身内の介護を担う子や孫、過疎により高齢者しかいなくなった村、etc‥
390 :
吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 23:36:51
1993年『鏡の影』
1998年『日蝕』 ←「鏡の影」と内容が酷似している
平野さん、もう認めましょうよ。
391 :
吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 23:54:01
寺山修司「少女詩集」
392 :
吾輩は名無しである:2006/11/17(金) 22:44:49
大江健三郎の初期の作品。「芽むしり仔撃ち」がお勧めです。
>>374 「蟹工船」はラストは物凄くサワヤカじゃないか!!
393 :
吾輩は名無しである:2006/11/17(金) 22:48:36
絶望的に書いて、絶望的なのはまあよくあるけど、
さらっと書いて、それでいて絶望的ってのはある?
394 :
吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 00:41:57
Happy Days
>>393 文学作品とは違うけど「ハサミ男」。
最後の一言をよくよく考えると絶望的。
田嶋陽子の全て
398 :
吾輩は名無しである :2006/11/20(月) 22:51:29
「マチョーラとの別れ」
自分は消え行く世代であり若い世代とは相容れないみたいな
プルースト「失われた時を求めて」
原文で読破できるかどうか考えてると絶望的になってきます
有島武郎「カインの末裔」
401 :
吾輩は名無しである :2006/12/21(木) 22:22:12
ソローキン「ロマン」
402 :
吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 22:25:43
『銃』
403 :
吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 22:59:19
美しい国へ
ぜつぼうなんて、もぉなぁあぁぁぁぁぁい!
405 :
吾輩は名無しである :2006/12/27(水) 21:21:13
遠藤周作の「侍」「沈黙」
とぼけたイメージの狐狸庵先生って
どぎつい小説が多いな
>「幸福な王子」←ブラック童話集。希望有り
ワイルドも悪趣味だねえ。あんなドス黒い気分にさせられた短編集も珍しい。
406 :
吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 22:42:10
沈黙ってハリウッドで映画化されるらしいな
ロシアの絶望作家ドストエフスキー。
地下室の手記の第二部。
アーサー・マッケン
夢の丘
綺麗だがとてつもなく暗い…
年始一発目に読む話じゃなかった…。
星新一 「ボッコちゃん」
の中に入ってる『月の光』
411 :
吾輩は名無しである:2007/01/15(月) 02:29:54
はぐるまがすげー多いと思って本買って読んだわけよ。
でもあほの一生の方がきてない??
解説でもはぐるまが一番問題の作品みたいなこと書かれてるけどさー
俺はあほの一生の方が読んでて重くなった。。
412 :
吾輩は名無しである:2007/01/15(月) 05:11:32
ナボコフ『ロリータ』
愛することが罪
そして成就することのない愛
愛することがすなわち絶望
ギャグとして捉らえるなら良スレ認定印 byセ チガライ
414 :
吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 05:46:36
セチガライってなんなんだ?
415 :
吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 06:39:42
Yoshi
こいつの作品を2ページめくれば背中に鳥肌が立つぜ
416 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 02:51:57
ふぉうくなあ
417 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 02:57:20
Oヘンリー『運命の道』
418 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 17:56:54
>412
ロリコンに人権はないってことですか
419 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 18:04:12
俺が一番絶望的と思った話は、
ヒロインが妻を失って狂った父親に性交を強要され、
父親を抜け出した先で主人公とフォーリンするんだが、
実はヒロインは死んでいて、心臓だけが姉に移植されていた。
一時の幻想の人格みたいなもんで、姉の人格が目覚めるとともに消えてしまったという。
俺の中でソーニャを超えた。
420 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 19:47:48
死の棘
421 :
吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 07:19:03
家畜人ヤプー
422 :
吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 15:18:44
女の一生 女の人生なんていかにつまらないものか教えてくれる
423 :
吾輩は名無しである:2007/02/12(月) 14:40:02
コレット『シェリの最後』もある意味絶望的かも。
居酒屋、ナナ、、、ゾラは大半が絶望的な作品だ。
芥川龍之介「玄鶴山房」
426 :
吾輩は名無しである:2007/02/12(月) 19:33:51
>419
それって「世界ノ全テ」じゃね?
リルケの「マルテの手記」
「歯車」最強だろ。
429 :
吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 19:39:32
>408
絶望しかねー。
>426
文学好きエロゲーマーか
430 :
吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 12:21:50
この世でもっとも救いのない文学はおそらく、
「聖書」
431 :
吾輩は名無しである:2007/02/27(火) 03:59:45
歴史小説しか読まない、エセからの推薦としては佐藤賢一の「赤目」かなぁ。下手に事実に基づいてるから心底フィクションと思えず、胸悪くしてくれるという意味で感動作。
432 :
吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 16:51:26
自分の人生が絶望的。
433 :
吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 19:04:11
カフカの変身
434 :
吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 20:56:11
人間失格
435 :
吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 22:48:59
旧約聖書のヨブ記
鬱すぎ ユダヤ人小さい頃からこんなん読んでると思うとかわいそすぎ
幼少期に少年ジャンプを読む権利を全ての子供に
436 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 00:13:21
独歩の源叔父
437 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 00:54:37
暗夜行路
438 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 01:04:26
文学は戦争の対義語たり得ると思いますか。
439 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 07:52:42
戦争の対義語になりえる文学はあるけれど、戦争の同義語と言える文学もある
440 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 10:23:25
ひかりごけ
441 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 10:25:51
我が闘争
442 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 12:59:26
今にして思えば、ドラゴン○ールって救いのない漫画だった。
どんなにがんばって強くなってもキリがない。
「オッスおら悟空、もう疲れちまったよ。」
443 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 13:24:14
アンパンマン
オラにシンナーを分けてくれ
444 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 14:14:57
TSエリオットは荒地で(1つには戦争による)退廃を描いたが、
そんな彼もファシズムに傾倒(ユダヤへの敵対心を表す)する過程
を観ると、文学っていいきっちゃうんじゃなくて、〜主義で考えた
方が意味が通ると思う。
ただ、何にしても、そんな2言論は共存して始めて成立する。ヘミング
ウェイの作品は第一次世界大戦が無ければ書かれなかった。
445 :
吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 14:19:58
武器よさらば
446 :
吾輩は名無しである:
日はまた昇る