1 :
吾輩は名無しである:04/01/03 12:29
ただの現代音楽歌だと思う無かれ。
彼の著作集が出ているが、鋭い感覚を持った名文である。
文章家としての武満徹を語ろうではないか。
2 :
吾輩は名無しである:04/01/03 13:22
音楽に携わっている人で鋭い感覚を持った明晰な文章を書く人って
結構いるよな。中村紘子なんかもそうだ。
音楽家で物書きといえばジョン・ケージだな。
誰? 武満て。
確か大江健三郎とも友達だったよな。
数々の著名な映画の音楽も担当している。
5 :
吾輩は名無しである:04/01/03 14:45
誰?<たけ・まんてつ>って。
たけみつ・とおる 有名だと思うのですが。
遡ること10数年前、どこかの国で行われた現代音楽の
フェスのリポートをラジオで聞いて大いにショックを
受けたのだが、あれは一体何というフェスだったのだ
ろう。
一流の芸術家やスポーツ選手などは我々とは明らかに異なった世界を感じ取っている。
その中でもほんの一握りの人達はさらにその感覚を文章によって言語化できる。
そういう文章に出会うと嬉しくなってくる。
彼が音楽や日本文化を論じた文章は、愛情に満ちていながら偏狭さがない。
ジョージ・オーウェルが英国を語るときのような地に足の着いた感じといおうか。
11 :
吾輩は名無しである:04/01/03 22:09
映画批評もやってたね。
ナカタは雑誌編集長してましたね!
新潮アッカ! でしたっけ?
いや〜、彼にしかできない仕事でしたよ!
ちなみに私は徹の著作は、ハスミとの共著しか読んだことがありませんが、
つまらなかったです!
音 沈黙と測りあえるほどに
15 :
吾輩は名無しである:04/01/04 08:59
天才高橋悠治(ジョン・ケージの弟子だっけ?)の文章もいいぞ。
小林秀雄の「モーツアルト」をくそみそにやっつけた文章なんか
読んでて溜飲が下がる思いだったね。
16 :
吾輩は名無しである:04/01/04 17:26
『音・ことば・人間』みたいなタイトルの対談というか
往復書簡みたいな本が面白かったね。
17 :
おさむ ◆UtjVc/v2e. :04/01/04 17:30
>>9
僕はきっとそれだけど、この人はどうかな?
18 :
吾輩は名無しである:04/01/04 17:43
「ジェモー」を聴いたときの衝撃はすごかった
時代が武満徹に追いつくまでに何年かかるんだろう
へ? ジェモーは初演から世界中で絶賛されているが。
20 :
吾輩は名無しである:04/01/06 14:37
武満氏は確か昔旧「宝石」誌に短編推理小説が載った事があるはず。
後年鮎川哲也か誰かが武満氏に長編推理を書かせようとしたとか。
21 :
吾輩は名無しである:04/01/06 17:02
篠田正浩の映画「心中天の網島」では、音楽以外に
脚本にも武満の名前があったように記憶している。
22 :
吾輩は名無しである:04/01/06 17:30
心中天網島の脚本は篠田・富岡多恵子・武満の合作という
ことになってますね。実際あの作品は音楽というか音響と
内容とが不可分の部分が多い。
23 :
吾輩は名無しである:04/01/06 19:35
>>15 悠治はイアニス・クセナキスの弟子。小林秀雄論は強烈だった。
25 :
吾輩は名無しである:04/01/07 08:34
29 :
吾輩は名無しである:04/01/07 13:41
>>28
醤油ならあるけど
30 :
吾輩は名無しである:04/01/16 21:46
現代音楽なんて殆どのやつは関心ないってことがよく分かるなw
なんかクラシックのコンサートの演奏前の音あわせって
前衛音楽に聴こえるよな。あれ録音したら売れそうだなw
32 :
吾輩は名無しである:04/04/21 12:14
>31
たしかそういう趣旨の曲が作曲されてた
ような・・・誰やったかな
シャイーがこのまえ全集出した・・・・
33 :
吾輩は名無しである:04/05/02 22:24
彼の本は文化人類学的な視点で読んで優れていると思う。
今、イスラム文化圏とキリスト文化圏があってみたいな問題が盛んにいわれているが、そこら辺のことに対して、彼の本は示唆的なメッセージが多く盛り込まれているよね。
今の時期にこそ読まれるべき。
新潮社に文庫化希望!
34 :
吾輩は名無しである:04/05/02 22:27
>>2 もー、どこから突っ込んでいいかわからない!
呆れてます。
もっと勉強汁!
ここここんなスレあったんだ。
鬼門だ。鬼門鬼門。
36 :
吾輩は名無しである:04/07/07 21:28
ageついでに文庫化きぼんぬ>新潮社
37 :
吾輩は名無しである:
武満自身の文章は滋味深いが、
武満に関する他人の文章はどれも芋っぽく見えるのは如何に?!!