【他者も】1人1行で最強小説完成!【ご機嫌】

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859吾輩は名無しである:04/01/10 21:32
二人は還暦を迎え、初めて愛してるとささやき合った。
860吾輩は名無しである:04/01/10 21:43
「ああ〜そんな結婚、アタシもしたい!」ピーコは言った。
861吾輩は名無しである:04/01/10 21:55
おすぎは言った。「ふん!、アタシが先よ。相手だって決まってるの!。有名コテの、
862吾輩は名無しである:04/01/10 22:08
ピーコが口をはさんだ。「え、アンタまさか『鳥がいるよ』スレの人!?」
863吾輩は名無しである:04/01/10 22:09
ピーコはりんごを食った。目が見えるようになった。よかったね。ピーコ。おしまい。
864吾輩は名無しである:04/01/10 23:04
ウルリヒとアガーテは、二人の愛が成就しないことを知っていた。
865吾輩は名無しである:04/01/10 23:06
二人が求めていたのは、成就しないことによって成就する結合だったから。
866吾輩は名無しである:04/01/10 23:58
よかったね。ウルリヒとアガーテ。おしまい。
867吾輩は名無しである :04/01/11 00:09
そして3年後・・・
868吾輩は名無しである:04/01/11 00:14
第5章の幕が上がる。
869吾輩は名無しである:04/01/11 00:48
幕が上がると、そこにはもうひとつの幕があった。
870吾輩は名無しである:04/01/11 05:38
その幕は、五層の膜でできていた。
871吾輩は名無しである:04/01/11 21:24
「彼女の身体は封印の負荷によって限界にきている」とライトノベルヲタ
872吾輩は名無しである:04/01/12 20:00
「美香オバサンのみじめさはトシの負荷によって限界にきている」とオバサンヲタ
873吾輩は名無しである:04/01/13 00:12
「文学者の身体は社会の負荷によって限界にきている」と文学ヲタ
874吾輩は名無しである:04/01/15 07:15
>>753舞妓はんの髪結い知ってはりますか?柚衣子さん?カチヱさん?>
875吾輩は名無しである:04/01/16 18:55
ウルリヒとアガーテはまだ愛し合っていた。
876吾輩は名無しである:04/01/16 23:50
ジギーはまだギターをひいていた。
877吾輩は名無しである:04/01/16 23:57
もちろん物語はまだ始まっていない。
878吾輩は名無しである:04/01/17 00:04
ウルリヒとアガーテが求めていたのは、成就しないことによって成就する結合だった。
879吾輩は名無しである:04/01/17 00:05
ジギーは音の出ないギターをひいていた。
880吾輩は名無しである:04/01/17 00:07
物語は始まらない終りを物語り続けていた。
881吾輩は名無しである:04/01/17 00:10
物語がささやく、「吾輩は物語である。名前はまだない。」と。
882吾輩は名無しである:04/01/17 00:11
「ぼくはまだ生まれていないのに、もはや生きてはいない」
883吾輩は名無しである:04/01/17 00:13
「ぼくを生み出すはずだったジギーとジニーはどこに消えたのだろう?」
884吾輩は名無しである:04/01/17 00:14
「まあいいさ。そろそろ終りを始めよう」
885吾輩は名無しである:04/01/17 00:16
物語は最後のセンテンスを考え始めた。
886吾輩は名無しである:04/01/17 00:17
「ジギーとジニーはいつまでも仲良く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。」
887吾輩は名無しである:04/01/17 00:21
物語は考え直してつぶやいた――「《川》は自らをも流した。」
888吾輩は名無しである:04/01/17 00:22
それよりも――「《城》は自らをも彷徨わせた。」
889吾輩は名無しである:04/01/17 00:23
あるいは――「《森》は自らをも霧に包んだ。」
890吾輩は名無しである:04/01/17 00:25
そのときだった、物語が気付いたのは。
891吾輩は名無しである:04/01/17 00:26
「既に最後のセンテンスは書き込まれているじゃないか。」
892吾輩は名無しである:04/01/17 00:29
それはとても驚くべき言葉だった。
893吾輩は名無しである:04/01/17 00:31
物語にはとてもそれを口にするだけの勇気がなかった。
894吾輩は名無しである:04/01/17 11:06
第1章:川、第2章:城、第3章:森、第4章:愛の中にはそれはなかった。
895吾輩は名無しである:04/01/17 14:35
ダブリンにも村にもコンブレーにもカカーニエンにもそれはなかった。
896吾輩は名無しである:04/01/17 14:42
「あしたま」にもそれはなかった。
897吾輩は名無しである:04/01/17 20:24
金曜日の次の日は土曜日ではなかった
898吾輩は名無しである:04/01/17 21:05
2月28日の次の日は29日ではなかった。
899吾輩は名無しである:04/01/17 21:42
長いためらいの後で、物語は最後のセンテンスをかすかな声でつぶやいた。
900吾輩は名無しである:04/01/17 21:43
「むかしむかしあるところに・・・」と。
901吾輩は名無しである:04/01/17 21:48
こうして第5章の重い幕がようやくあげられたのであったが、
902吾輩は名無しである:04/01/17 21:50
小さいマンコに恋をしたでかすぎるチンポの話
903吾輩は名無しである:04/01/17 21:54
「切ないわ〜。」ピーコは言った。
904吾輩は名無しである:04/01/19 22:20
むかしむかしあるところに物語がありました。
905吾輩は名無しである:04/01/22 02:00
つまらん。。
冷凍蜜柑」はおもろかったけどな
906吾輩は名無しである:04/01/22 10:28
おもろかった?。むふふ
907吾輩は名無しである:04/01/22 17:32
うん。も一回読みたいけど、金かかるし
908吾輩は名無しである
むかしむかしあるところって?